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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

アクモス

ACMOS INC.6888 · Standard · 情報・通信業

ITサービスを3つの柱で展開する事業持株会社。SI開発からインフラ構築、保守・運用まで幅広く手がけ、消防防災やGISなど特定分野にも強み。

概要

アクモス株式会社は、1991年に経営コンサルタント業として設立された後、半導体事業を経て、現在は情報技術(IT)分野に特化した事業持株会社である。2025年6月期の連結売上高は64億円、従業員数は490人。ITソリューション、ITインフラ、ITサービスの3セグメントで構成され、消防防災システムやネットワーク構築、第三者保守などを手掛ける。本社は東京都港区。

3つの事業セグメントで構成される収益構造

アクモスグループは、ITソリューション事業、ITインフラ事業、ITサービス事業の3セグメントで事業を展開する。2025年6月期のセグメント別売上高は、ITソリューションが40億23百万円(全体の62.6%)、ITインフラが10億46百万円(16.3%)、ITサービスが13億95百万円(21.7%)である。ITソリューションはSI・ソフトウェア開発、消防防災ソリューション、GISソリューションを含み、消防通信指令システムの全国展開を成長の柱と位置づける。ITインフラはネットワーク構築やクラウド関連、ITサービスは第三者保守や病院情報システム維持管理など、安定した収益基盤を形成する。

持株会社と5つの連結子会社によるグループ経営

当社は純粋持株会社として、連結子会社5社を統括する。子会社には、アクモス・アカウンティング株式会社(ASロカス株式会社を経て現商号)、株式会社エクスカル、株式会社フィールドワン、株式会社プライムシステムデザインなどがある。また、コンセーユ・ティ・アイ株式会社をその他の関係会社とする。歴史的に、株式交換や買収によるグループ化と、不採算事業の切り離しを繰り返してきた。2024年にはプライムシステムデザインを連結子会社化し、エンジニアリソースの拡充を図っている。

緩やかな成長と収益性の推移

財務数値は2012年6月期以降について開示されており、売上高は30億円から2025年6月期の64億円へと拡大した。営業利益は2025年6月期に7億円、当期純利益は4億円。近年は増収傾向にあるものの、人材投資の拡大により利益率はやや低下している。2024年6月期の営業利益は6億60百万円、当期純利益4億22百万円だったが、2025年6月期は営業利益5億83百万円、同3億86百万円と減少している。ROE15%以上を目標とする中期計画の達成には、収益性の改善が課題である。

業界の中での役割は情報サービス業(システム開発・インフラ構築・運用保守)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
75億円
営業利益
5億円
営業利益率
6.7%
純利益
3億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/6
事業売上構成比利益利益率
IT ソリュー ション事業40億円62.5%4億円10.0%
IT サービス 事業14億円21.9%1億円7.1%
IT インフラ 事業10億円15.6%2億円20.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ITソリューション主力

システムインテグレーション(SI)・ソフトウェア開発に加え、消防防災ソリューションやGIS(地理情報システム)ソリューションを提供。公共・民間向けに業務システムを構築する。

主な製品・サービス3
SI・ソフトウェア開発
顧客の業務に応じたシステム開発・構築。
消防防災ソリューション
消防・防災向けの情報システム。
GISソリューション
地理情報システムを活用したソリューション。

02ITインフラ準主力

IT基盤・ネットワーク構築、クラウド関連サービスを提供。企業の情報システム基盤を設計・構築・導入する。

主な製品・サービス2
IT基盤・ネットワーク構築
サーバー、ネットワーク等のITインフラ設計・構築。
クラウド関連サービス
クラウド環境の設計・構築・移行支援。

03ITサービス副次

第三者保守サービス、病院情報システムの維持管理、サーベイ・アンケート、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)など、運用・保守・アウトソーシングサービスを提供。

主な製品・サービス4
第三者保守サービス
特定ベンダーに依存しない機器の保守サービス。
病院情報システム維持管理
病院向け情報システムの保守・運用。
サーベイ・アンケート
調査・アンケートの企画・実施。
BPO
業務プロセスを代行するアウトソーシングサービス。

製品と技術

消防防災ソリューション:全国の消防通信指令システム

ITソリューション事業の中核となる消防防災ソリューションは、消防通信指令システムの開発・導入を手掛ける。2025年6月期までに北海道から鹿児島県にわたる入札に参加し、落札件数は4件。当期には高知県で1件が完了し、期末時点で仕掛・受注済み案件を4件抱える。地方公共団体の防災ニーズの高まりを背景に、全国展開を成長投資領域と位置づけ、集中的な投資を行っている。

ITインフラ事業:ネットワーク構築とセキュリティ訓練ソリューション

ITインフラ事業では、官公庁や民間企業向けのネットワーク基盤構築、クラウド関連サービスを提供する。中でも標的型攻撃メール対応訓練ソリューション「SYMPROBUS CoTra Enterprise」は、生成AIによる訓練メールテンプレート自動作成機能や見積自動発行機能を追加し、機能強化を図った。また、茨城県教育庁へのシステムエンジニア派遣を企業版ふるさと納税(人材派遣型)制度で実施し、教育データ利活用を支援している。

第三者保守サービス:レガシー仮想化エミュレータCharon

ITサービス事業の第三者保守サービスでは、レガシーシステムの仮想化を実現するエミュレータ「Charon」の販売が拡大している。パーツ販売も回復傾向にあるが、一部保守契約の解約や原価増加の影響を受けている。レガシー環境の維持需要は根強く、エミュレータによる移行支援が収益を牽引する。

病院情報システム維持管理:安定した運用業務

同じくITサービス事業において、病院情報システムの維持管理業務が堅調に推移している。2025年6月期の売上高は前期比6.5%増加したが、人員不足により受注できない案件も生じている。医療IT分野での需要は高く、人材確保が今後の成長余地を左右する要素となっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

情報サービスで国内首位級、内需依存度高め

アクモスは情報・通信業に属し、同社の売上高は2026年6月期に75億円見通しで、直近実績は64億円と拡大傾向にある。同業他社には売上高非開示のVRain SolutionやCocolive、L is B等が名を連ねるが、規模感ではアクモスが相対的に大きいと推測される。ただし、国内市場向けのシステム開発・運用サービスが中心で、海外売上比率は明確に示されていない。ライバルであるソラコムはIoTプラットフォームで急成長中で、ハッチ・ワークはHR領域に特化するなど、各社が異なる得意分野を持つ中、アクモスは幅広い情報サービスで安定した収益基盤を築いている。営業利益率は2025年6月期の9.38%から2026年6月期は6.67%へ低下見込みで、競争激化や投資拡大の影響がうかがえる。

強み

  • 売上高が2024年6月期の62億円から2026年6月期に75億円へ拡大し、継続的な成長を見込む。
  • 情報・通信業界で売上高規模が大きい部類に入り、国内顧客基盤を有する。
  • 2025年6月期に営業利益率9.38%と黒字を達成し、収益性を維持。
  • システム開発から運用まで幅広い情報サービスを手掛け、顧客ニーズに対応。

課題

  • 営業利益率が2025年6月期の9.38%から2026年6月期は6.67%へ低下見込み。
  • ソラコム等の新興企業が成長する中、差別化が急務となる。
  • 内需依存が高く、海外市場での成長機会を捉えきれていない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がアクモス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 45件

経営コンサルタントから半導体事業への転換(1991〜1994)

1991年、東京都千代田区一番町に株式会社アイ・エフ・シーとして資本金2,000万円で設立された。当初の事業目的は経営コンサルタント業であったが、1994年に商号をアクモス株式会社に変更し、半導体事業を開始した。この事業転換が、後のIT関連企業への方向性を決定づける第一歩となった。

連邦経営による持株会社化と多角化(1999〜2004)

1999年、経営戦略として「連邦経営」を掲げ、株式交換によるベンチャー企業のグループ化と持株会社化を推進した。同年12月に株式会社エルテックスを連結子会社化。2000年にはIC(半導体)事業とキャックス事業をそれぞれ子会社に譲渡し、純粋持株会社へ移行した。さらにデータ・ブリッジ株式会社を取得、人材紹介事業のアクシスコンサルティングを傘下に加え、モバイルインターネットコンテンツ開発にも進出した。

不採算事業の整理と再編(2005〜2010)

2005年から2010年にかけて、グループ内の事業整理が加速した。2005年には取得したばかりの株式会社インタービジョンコンソーシアムの全株式を譲渡。2006年には株式会社メリト(現エスピーシー)を買収する一方、同日にエルテックスを売却した。2008年には茨城ソフトウェア開発を吸収合併、データ・ブリッジを清算。2009年にはアクシスコンサルティングを譲渡、2010年にはマックスサポートやエスピーシーを手放した。この期間、IC(半導体)事業からは2003年に撤退しており、不採算事業の切り離しに注力した。

新たな買収と制度変更による安定基盤の構築(2010〜2022)

2010年、日本メカトロニクス株式会社(現アクモスメディカルズ)を買収し完全子会社化。2012年には子会社の商号変更を実施。2013年にはASロカスが昭文社デジタルソリューションの事業の一部を承継し、同年エクスカルの完全子会社化を完了した。2015年、全員参加型のマネジメント体制「ウィングシステム」を導入。2016年には監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行し、ガバナンスを強化した。2018年にはエクスカルを吸収合併した。

中期経営計画と市場区分変更を経た現在(2022〜2025)

2022年4月、東証の市場区分見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。同年、株式会社フィールドワンを連結子会社化し、アクモスメディカルズに商号変更。新たな企業理念体系を制定した。2023年、本社を港区虎ノ門に移転。2024年にはプライムシステムデザインを連結子会社化し、エンジニアの確保を進めた。2024年8月、中期経営計画2027を発表したが、2025年には最終年度を1年延長し中期経営計画2028に修正。売上高100億円、ROE15%以上を目標に掲げる。

年表45件を開く

1990年代

  • 1991年創業東京都千代田区一番町で事業目的を経営コンサルタント業とする株式会社アイ・エフ・シー(現当社)を資本金2,000万円で設立。
  • 1994年商号変更商号をアクモス株式会社に変更し、半導体事業を開始。
  • 1996年12月日本証券業協会に店頭売買有価証券(店頭特則銘柄)として登録される。
  • 1999年経営戦略として連邦経営(株式交換等によるベンチャー企業のグループ化と当社の持株会社化)の方針を決定。
  • 1999年10月定時株主総会で、将来の持株会社化と多角化をにらみ定款の事業目的を大幅に追加。
  • 1999年12月M&A株式会社エルテックスを株式交換で連結子会社化。

2000年代

  • 2000年M&AIC(半導体)事業をアクモス・シーディー株式会社に、キャックス事業をアクモス・アカウンティング株式会社に分社(営業譲渡)し(連結子会社化)、純粋持株会社化をはかる。
  • 2000年本社を千代田区神田神保町三丁目に移転。
  • 2000年10月コンセーユ・アクモス証券株式会社(現・コンセーユ・ティ・アイ株式会社)に出資し、同社を持分法適用会社に、また、データ・ブリッジ株式会社の全株式を取得し、同社を連結対象子会社とする。
  • 2002年M&A新会社で人材紹介事業のアクシスコンサルティング株式会社を連結子会社化。
  • 2002年12月コンセーユ・ティ・アイ株式会社を持分法適用会社から除外。
  • 2003年IC(半導体)事業から撤退。
  • 2004年株式会社アルティに出資し同社を連結対象子会社とし、モバイルインターネットコンテンツ開発事業に進出。
  • 2004年12月M&A株式会社インタービジョンコンソーシアムを株式交換で連結子会社化。
  • 2005年M&A持分法適用会社であった株式会社エクスカルの株式を株式会社エルテックスより取得し、連結子会社化。
  • 2005年茨城ソフトウェア開発株式会社と株式交換契約締結(株式交換日9月1日)。
  • 2005年M&A茨城ソフトウェア開発株式会社の完全子会社化。
  • 2005年株式会社インタービジョンコンソーシアムの全株式を譲渡。
  • 2006年M&A株式会社メリト(現 株式会社エスピーシー)を買収し完全子会社化。
  • 2006年株式会社エルテックスの全株式を譲渡。
  • 2006年12月M&A株式会社マックスサポートの株式を取得し連結子会社化。
  • 2007年1月M&A株式会社エスピーシーの子会社である株式会社ジイズスタッフの株式を取得し連結子会社化。
  • 2008年M&A茨城ソフトウェア開発株式会社を吸収合併。
  • 2008年連結子会社であった株式会社エスピーシーの株式の一部を譲渡し、持分法適用会社とする。
  • 2008年連結子会社であったデータ・ブリッジ株式会社の事業を引き継ぎ、データ・ブリッジ株式会社を連結対象子会社から除外。(同年12月清算結了)
  • 2008年10月連結子会社であるアクモス・アカウンティング株式会社の事業を引き継ぐ。
  • 2009年アクシスコンサルティング株式会社の全株式を譲渡。

2010年代

  • 2010年株式会社マックスサポートの全株式を譲渡し、株式会社マックスサポート及びその子会社の株式会社マックスパートナーズを連結対象子会社から除外。
  • 2010年M&A日本メカトロニクス株式会社(ACMOSソーシングサービス株式会社)を買収し完全子会社化。
  • 2010年株式会社アルティの株式の一部を譲渡し連結対象子会社から除外。
  • 2010年株式会社エスピーシーの全株式を譲渡。
  • 2010年12月本社を千代田区神田小川町三丁目に移転。
  • 2012年10月商号変更アクモス・アカウンティング株式会社をASロカス株式会社に商号変更。
  • 2013年ASロカス株式会社が吸収分割により株式会社昭文社デジタルソリューションの事業の一部を承継。
  • 2013年M&ANational Technical Systems社が保有する株式会社エクスカルの株式を買い取り完全子会社化。
  • 2015年全員参加型のマネジメント体制「ウィングシステム」を開始。
  • 2015年12月株式会社エクスカルの事業の一部を譲渡し連結対象子会社から除外。
  • 2016年監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行。
  • 2018年10月M&A株式会社エクスカルを吸収合併。

2020年代

  • 2022年東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。
  • 2022年M&A株式会社フィールドワンの株式を取得し連結子会社化。
  • 2022年商号変更ACMOSソーシングサービス株式会社をアクモスメディカルズ株式会社に商号変更。
  • 2022年新たな「アクモスグループ企業理念体系」を制定。
  • 2023年本社を港区虎ノ門一丁目に移転。
  • 2024年M&A株式会社プライムシステムデザインの株式を取得し連結子会社化。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • グループ売上高2028年6月期まで100億円
  • ROE2028年6月期まで15%以上
  • 時価総額2028年6月期まで100億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業の拡大と高付加価値化

    消防防災事業の全国展開やネットワーク事業の首都圏・他地域への拡大、高収益事業へのシフト、外部環境に左右されない事業の確立を進め、収益基盤を強化する。

  2. 02

    人財の確保と育成

    経験者も含めた積極採用(3年間で200名以上)とAI対応人材の育成、社員のWell-beingとエンゲージメント向上を図り、収益貢献の早期化を目指す。

  3. 03

    製品・サービスの拡充

    自治体向けパッケージサービスの開発・展開、消防防災領域での新製品・サービス研究、クラウド製品の拡充など、デジタル化支援を推進する。

  4. 04

    営業力の強化

    消防防災の専門営業増員やネットワーク事業の営業体制拡充、アライアンス・WEBマーケティング活用により新規顧客開拓と受注増加を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で490人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は489万円で、9期前と比べて2.2%平均年齢は36.3歳、平均勤続年数は11.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年6月357
2017年6月370
2018年6月380
2019年6月50037.913.0387
2020年6月51237.812.8402
2021年6月50937.813.1405
2022年6月50337.613.0420
2023年6月51636.712.4411
2024年6月49136.412.2456154
2025年6月48936.311.8490122

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年6月期・提出会社(単体)
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)77.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 6 / 海外 0、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
ITソリューション事業、ITインフラ事業 — アクモス株式会社(東京都港区)239百万円
ITソリューション事業 — ASロカス株式会社(千葉県千葉市)21百万円
ITサービス事業 — 株式会社ジイズスタッフ(東京都千代田区)12百万円
ITサービス事業 — 株式会社フィールドワン(東京都新宿区)8百万円
ITサービス事業 — アクモスメディカルズ 株式会社(東京都港区)0百万円
ITソリューション事業 — 株式会社プライムシステムデザイン(東京都中野区)0百万円
主な関係会社
  • 国内
    ASロカス株式会社(注)2
    千葉県千葉市 · 連結子会社
    議決権81.0%
  • 国内
    アクモスメディカルズ株式会社(注)2
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社フィールドワン(注)2.4
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権80.0%
  • 国内
    株式会社ジイズスタッフ
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社プライムシステムデザイン
    東京都中野区 · 連結子会社
    議決権80.0%
  • 国内
    コンセーユ・ティ・アイ 株式会社
    東京都中央区 · その他の関係会社
    議決権24.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    「desknet’s NEO」及び「AppSuite」サービスの提供
    衆議院 · 2024-01-31
    727万円
  • 調達
    公正取引委員会内ネットワーク用電子ファイル転送機器の納入及び設定業務
    公正取引委員会 · 2021-01-26
    179万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は75億円営業利益5億円前期と比べると増収減益で、売上が+17.2%、利益が-16.7%。

売上高
+17.2%
75億円
営業利益
-16.7%
5億円
純利益
-25.0%
3億円
営業利益率
6.7%
前期比 -2.7%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高80億円75億円
営業利益7億円5億円
純利益4億円3億円
1株あたり配当¥25¥25

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は46億円、営業利益は5億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+24.3%、営業利益は−16.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q18316.73
2023年4Q160
2024年1Q1218.30
2024年2Q1417.11
2024年3Q22418.23
2024年4Q1417.10
2025年2Q2700.00
2025年4Q37616.24
2026年2Q2900.00
2026年4Q46510.93

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年6月期からの15期で、売上は30億円から75億円へ2.5倍に増えた。直近期の営業利益率は6.7%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
アクモス・アカウンティング株式会社をASロカス株式会社に商号変更。
2012年6月3000
National Technical Systems社が保有する株式会社エクスカルの株式を買い取り完全子会社化。
2013年6月2700
2014年6月3600
2015年6月40−1−3
2016年6月3911
2017年6月4121
株式会社エクスカルを吸収合併。
2018年6月4222
2019年6月4743
2020年6月4953
2021年6月4554
株式会社フィールドワンの株式を取得し連結子会社化。
2022年6月4653
2023年6月5974
株式会社プライムシステムデザインの株式を取得し連結子会社化。
2024年6月627711.34
2025年6月64669.44
2026年6月75556.73

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高75億円のうち、営業利益として残るのは5億円6.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の4.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金93.3%70億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.7%5億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比1.7pt
6.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.6pt
4.0%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年6月期は営業CFが3億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは3億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は28億円で、売上の5.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年6月100111
2013年6月1−1−1010
2014年6月2−10111
2015年6月103115
2016年6月0−1−2−112
2017年6月200214
2018年6月30−1316
2019年6月5−1−1420
2020年6月5−1−1422
2021年6月30−2323
2022年6月4−34127
2023年6月6−1−2530
2024年6月3−2−2129
2025年6月30−4328

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年6月期の総資産は54億円。このうち返さなくてよい自己資本が37億円で、自己資本比率は62.5%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年6月2216668.1
2013年6月2315864.4
2014年6月25151058.9
2015年6月26121444.2
2016年6月23131055.8
2017年6月26151155.5
2018年6月27161157.4
2019年6月31181357.4
2020年6月35211459.7
2021年6月35241168.0
2022年6月46281855.6
2023年6月51312055.5
2024年6月53351860.2
2025年6月54371762.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳
現金及び預金
29億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
14億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
17億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り605社中37位あたり、逆に低いのは営業利益率605社中364位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.7%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
17.2%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.0%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥499で、1年前と比べて-5.1%過去52週の値幅のなかでは31%の位置にある。

¥499-0.4%1ヶ月+4.0%1年-5.1%時価総額51億円
過去52週の値幅
安値¥462高値¥580

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.7倍
PER (会社予想)11.5倍
PBR1.44倍
配当利回り5.01%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は478円で、25日移動平均線の476.64円をわずかに上回っていますが、75日線の493.63円を下回っています。52週高値の580円からは約17.6%下落し、52週安値の462円からは約3.5%上昇した水準です。出来高は6月29日に11.1万株と膨らんだ後、8月4日に5.4万株と増加しましたが、その後は縮小しています。RSIは58.06と中立圏です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは13.46倍で業界平均の30.09倍を下回るが、予想PERは11.1倍と成長期待。PBRは1.41倍で平均3.53倍より低く、配当利回りは5.23%と平均3.38%を上回る。ROEは11.83%とやや低め。割安だがROE改善が課題。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.7倍47.9倍
PER (予想)11.5倍
PBR1.44倍2.96倍
ROE11.8%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、ソフトウェア需要の堅調さと、利益率低下の要因が一時的か構造的か。強気派は、システム投資需要の拡大で売上高が成長し、業績拡大が続くとみる。弱気派は、競争激化や人件費上昇で利益率が低下しており、成長が利益に結びついていないと懸念。

プラスに働く材料7
  • 売上成長

    売上高が2023年6月期の59億円から2026年6月期に75億円へ増加予想。

  • 需要基盤

    DX推進やシステム更新需要が中期的に続く見込み。

  • 配当利回り

    配当利回り5.23%と高水準で、株主還元に積極的。

  • 次期予想PER11.1倍と市場の増益期待決算発表後影響

    現在のPER13.46倍に対し、次期予想PERは11.1倍。アナリスト予想では増益転換が見込まれている。

  • 売上高75億円と2桁増収、規模拡大の効果決算発表後影響

    売上高は64億→75億円と前期比17.2%増と大幅に増加。固定費の吸収が進めば利益率改善につながる。

  • 株価が1年で9.6%下落し、バリュエーション調整完了不定影響

    過去1年間の株価変動率は-9.6%。下げ一巡感から短期の反発が期待できる。

  • ROE11.8%とPBR1.41倍の割安な評価継続影響

    ROEは11.8%、PBRは1.41倍。収益力に対して株価が割高でなく、下値は限定的。

マイナスに働く材料7
  • 利益率低下

    営業利益率が2024年6月期11.29%から2026年6月期6.67%へ低下予想。

  • 競争激化

    IT業界の競争が激しく、価格競争力が低下しやすい。

  • 予測の不確実性

    2026年6月期の経常利益が減益予想。需要変動に弱い。

  • 営業利益率が3期連続低下、6.67%と過去最低水準通年影響

    営業利益率は11.29%→9.38%→6.67%と低下。原価率高騰や競争激化で、さらに悪化する可能性。

  • 純利益の減少が続き、EPS低下決算発表後影響

    純利益は4億→3億に減少。今期もこの傾向が続けば、一株利益はさらに低下する。

  • 外国人保有比率0.24%と超低水準で流動性が極端に低い継続影響

    外国人保有比率は0.24%。浮動株が非常に少なく、大口の売りで価格が乱高下する恐れ。

  • 配当利回り5.23%は減配リスクを伴う継続影響

    配当利回りは5.23%、純利益3億円に対し配当総額は約2.6億円と計算され、配当性向85%超となり減配リスクがある。

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性の悪化が続くか、構造的な問題かを見極める。
受注高
今後の売上高の先行指標。市場需要の動向を反映。
社員一人当たり売上
生産性の変化を評価。人件費増加の影響を検証。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり25で、前期から+4.2%いまの株価に対する利回りは5.01%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥25
1株あたり
配当利回り
5.01%
いまの株価に対して
配当性向
70.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2018年6月323.0
2019年6月566.725.2
2020年6月11120.039.3
2021年6月9−18.235.8
2022年6月1344.442.1
2023年6月130.036.9
2024年6月2484.668.7
2025年6月254.270.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥25

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ9,462人。区分でいちばん多いのは個人・その他66.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が33.3%を占め、残る66.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
個人・その他68.276.177.569.167.066.3
事業法人17.818.520.428.029.433.3
自己株式5.04.54.34.23.52.6
証券会社7.53.91.41.62.20.2
外国法人4.50.90.50.61.20.1
外国人個人0.10.10.10.10.10.1
金融機関2.00.50.10.50.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01コンセーユ・ティ・アイ株式会社23.35
02光通信株式会社7.26
03アクモスグループ社員持株会3.69
04飯島秀幸3.26
05株式会社UH Partners 21.96
06金子登志雄0.94
07岡田主税0.79
08外池榮一郎0.70
09新居紀孝0.59
10佐藤博通0.56

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+1816%、1株純資産は14期で+117%。直近期のROEは11.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年6月21561.155.06.5
2013年6月−115430.0
2014年6月−115244.2
2015年6月−31121
2016年6月121309.325.1
2017年6月1514610.824.722.3
2018年6月1716111.224.923.0
2019年6月2618415.013.925.2
2020年6月3521417.417.639.3
2021年6月3724416.110.935.8
2022年6月3126112.311.342.1
2023年6月4329015.69.336.9
2024年6月4332114.112.568.7
2025年6月3933811.814.370.6
2026年6月32

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/6期の役員報酬は総額91百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
飯島秀幸代表取締役 会長 兼 CEO79333,400
清川明宏代表取締役 社長 兼 COO6538,300
深作耕一取締役 副社長 兼 CTO6332,300
小竹由紀取締役681,000
西山達男取締役(常勤監査等委員)76
板垣雄士取締役(監査等委員)65
松尾恭志取締役(監査等委員)68
金子登志雄取締役(監査等委員)7796,000

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)36010107023
社外取締役419195
取締役(社内)1222

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容404字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 2025年6月30日現在の当社グループは、事業持株会社の当社及び連結対象の子会社5社で構成されており、 連結対象会社のほか、その他の関係会社1社があります。セグメントは、情報技術事業のITソリューション事業、 ITインフラ事業、ITサービス事業の3種類で構成されております。 ITソリューション事業……   SI・ソフトウェア開発、消防防災ソリューション、GISソリューション ITインフラ事業……………   IT基盤・ネットワーク構築、クラウド関連サービス ITサービス事業……………   第三者保守サービス、病院情報システム維持管理、サーベイ・アンケート、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO) <事業系統図> (注) その他の関係会社 コンセーユ・ティ・アイ株式会社 コンセーユ・ティ・アイ株式会社は、上場会社が他の会社の関連会社である場合における当該他の会社に該当します。
経営方針・対処すべき課題3,964字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、社是と企業理念に従ったアクモスフィロソフィー(考え方、価値観、行動規範)のもと、持続的な成長と企業価値の更なる向上に努めてまいります。 (社是) 挑戦する心 挑戦を心の糧に、失敗を技術の種に 私たちは、社会や技術の進歩が私たちを簡単に追い越して置き去りにしてしまう、そういう変化の激しい時代に生きています。 一方、私たちは変化を好まず、今の生活を変えたくないと心のどこかで思っています。 私たちアクモスグループは、事業を通じて社会の進歩・発展に貢献することを使命としております。 その使命を果たすために、私たちは「挑戦する心」をもってプロフェッショナルなサービスを提供し続けます。 (企業理念) アクモスグループは、社会の進歩・発展に貢献するため、仕事を通して心の豊かさと技術の向上を追求し、お客様に感動していただけるプロフェッショナルなサービスを提供して、持続的な成長を実現します。 アクモスグループは「仕事を通して心の豊かさと技術の向上を追求する」ことを掲げました。 会社が持続的に成長していくためには、社員一人ひとりの物心両面の豊かさと技術の向上を得られる環境が必要だからです。 同時に「お客さまに感動していただけるプロフェッショナルなサービス」を提供することで、お客さまから信頼され、愛される会社でありたいという願いを込めています。 (アクモスフィロソフィー) 経営の原則 1.事業の目的と意義を明確にする 2.原理原則に従う 3.高付加価値サービスを生み出す 4.高収益の会社を目指す 5.情報共有で経営者意識を生み出す 6.成長を支える 人間力を磨く 1.人間として何が正しいかで判断する 2.自分事とする 3.聴く力をつける 4.感謝の気持ちを持つ 5.あきらめない心を持つ 6.認め合い、高め合う 行動の指針 1.プロフェッショナルとして責任を最後まで全うします 2.お客さまや仲間と協力して強いチームを作ります 3.正しいと思うことを愚直なまでに誠実にやり続けます 4.創意工夫して新しいサービスを生み出します 5.常に向上心を持って成長し続けます (2) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、2024年8月5日に発表した中期経営計画2027(2024/07-2027/06)について最終年度を1年延長して2028年6月期に変更し、中期経営計画の名称を中期経営計画2028に修正することといたしました。 2024年7月に、「Challenging Mind 社是「挑戦する心」をもって、事業の拡大と高付加価値化を実現し、新たな顧客を創造する」をビジョンとする中期経営計画2027(2024/07-2027/06)を開始し、Business(事業)×Members(人財)×Value(付加価値)3つの分野での挑戦を進めてまいりました。初年度である2025年6月期は前期比で3.1%の増収となりましたが、売上高・各利益項目ともに目標は未達となりました。主に以下に示した理由から売上高100億円を達成するには1年間の計画期間の延長が不可欠であると判断いたしました。2028年6月期までの今後の3年間で本計画を完遂し、最終年度の売上高100億円の達成を目指してまいります。 (課題1) 人財投資 本計画では、3年間で経験者採用を含み200名以上の採用を計画し、人員増による収益貢献を見込んでおります。2025年6月期の採用実績は、グループ全体で新卒採用が51名、経験者採用が11名の計62名となりました。人件費は前期比で10.8%増となる一方で、人員増による収益貢献は計画に比べてタイムラグが生じており、これらを考慮して収益貢献時期の見直しを行いました。 (課題2) トップラインの伸長 本計画上、2025年6月期の売上高は前期比の増加率として約12%増を見込んで計画を遂行してまいりましたが、結果は前述の通り3.1%の増収に留まり、トップラインが伸び悩む結果となりました。当社は、本計画で掲げた収益性、成長性の高い事業への集中投資を進行中で、事業分野ごとの施策の進捗に差異がある状況であることを踏まえて、当初の本計画で示した各年度の計画数値の達成時期をそれぞれ1年間繰り延べることにいたしました。 また、主として首都圏のBtoBのIT事業会社を対象に新規子会社となる企業の獲得を目指してM&Aを推進しておりますが、初年度での実現には至らず、2028年6月期までの間で2社の獲得を目標に案件の発掘を進めてまいります。 (中期経営計画2028の概要) ・Business(事業)×Members(人財)×Value(付加価値)3つの分野での挑戦を拡大し、2028年6月期のグループ売上高100億円を目指す ・2028年6月期のROE15%以上、時価総額100億円を目標に資本コストと株価を意識した経営を推進する 当社グループは、中期経営計画2028において『Challenging Mind 社是「挑戦する心」をもって、事業の拡大と高付加価値化を実現し新たな顧客を創造する』をスローガンとしており、基本方針は以下の通りです。 Good Business 事業の拡大と高付加価値化の実現 ・Growth(成長投資)領域 消防防災事業の全国展開およびネットワーク事業の首都圏、他地域での展開拡大 ・Core(維持伸長)領域 高収益事業へのシフト等、事業の伸長を実現し収益基盤を強化 ・Rebuild(改善)領域 外部環境に左右されない事業の確立を目指し、収益性、成長性を改善する Good Members 挑戦する心を育む ・事業戦略と連動した社員の自律的な成長と挑戦の支援 ・社員の物心両面の豊かさやWell‐beingを支える組織・働く環境の整備 Good Value 売上高100億円の達成、今後3年間の平均成長率15% ・利益を事業成長への投資や株主様、社員への還元につなげる価値の循環を目指す 経営目標(定量的目標) 中期経営計画2028における経営目標は以下の通りです。 第34期 2025年6月期(実績)   第35期 2026年6月期(計画)   第36期 2027年6月期(計画)   第37期 2028年6月期(計画) 売上高(百万円)   6,421   7,000   8,000   10,000 営業利益(百万円)   583   700   800   1,000 経常利益(百万円)   584   700   800   1,000 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)   386   450   520   640 ROE(%)   11.8   13.0   14.1   15.9 経常利益率(%)   9.1   10.0   10.0   10.0 経営目標は、経営環境の変化に対応するため、毎期目標数値を見直すローリング方式を採用しております。 (対処すべき課題) 当社グループは、理念体系(社是、企業理念、アクモスフィロソフィー)と部門別採算制度ウィングシステムを経営の両軸とし、事業活動を行っております。 当社グループは、中期経営計画2027の初年度を、『Challenging Mind 社是「挑戦する心」をもって、事業の拡大と高付加価値化を実現し新たな顧客を創造する』をスローガンとして進めて参りましたが、人財投資において人件費の増加を売上に反映することが困難になったことなどから、当初計画で示した各年度の計画を1年ずつ繰り延べ、最終年度を1年間延長することとし中期経営計画2028として新たにスタートすることにいたしました。 あらためて2028年6月期のグループ売上高100億円を目標とするため当社グループは、2025年6月期の反省を生かし下記の3点を対処すべき課題として推進してまいります。 ①多様な人財の確保と育成 ・中期経営計画2028での事業の拡大と高付加価値化実現のため、多様な人財の質と量の確保と、AIに対応できる社員の育成に取り組んでまいります。また、収益貢献時期を意識し、新入社員の現場投入時期を技能習熟度に合わせ適切に実施してまいります。 ・社員一人ひとりが物心両面の豊かさと技術(スキル)の向上が得られ安心して働ける状態=Well-beingを目指し、社員エンゲージメントの向上に努めてまいります。 ②製品・サービスの拡充 中期経営計画2028においても引き続き、製品・サービスの拡充に取り組んでまいります。 特に、自治体向けパッケージサービスの開発を進め、全国の公共団体へ広く展開してまいります。 ・グループ内外の企業との連携を深め、特にニーズの高い消防・防災領域での新製品・サービスの研究開発に取り組みます。 ・首都圏を中心に新規顧客を獲得するため、クラウド製品、サービスの拡充(リファービッシュ機器の活用含む)等、より多くのお客様のデジタル化支援の推進に取り組みます。 ③営業力の強化集中 ・消防防災事業では、全国への拡販の要となる専門営業の増員を、またネットワーク事業では、より広範囲のお客様に対応するため、営業体制の拡充を更に進めてまいります。 ・主要顧客との関係性を深め、当社グループ事業の訴求を図り、受注の増加を目指します。 ・アライアンスパートナーとの連携やWEBマーケティング活用等により新規開拓に努めます。
事業等のリスク2,081字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営環境の変動に係るリスクについて 当社グループの主要事業は、景気動向等経済環境の変化による顧客企業の情報化投資の変動の影響を受けやすい傾向があり、顧客企業の景況感の変化が業績に対し影響を与える可能性があります。 (2) 特定事業分野の顧客に対する売上依存度に係るリスクについて 当社のITソリューション事業については、特定の総合電機メーカー及びそのグループ企業の顧客に売上が集中しております。業種は分散しておりますが、顧客企業の業績や契約内容の変更などにより売上高が変動するリスクがあります。 (3) 契約の解除、中途解約に係るリスクについて 当社グループでは、小口から大口の契約まで様々な規模の業務を行っておりますが、特に大口の契約においては、契約期間の途中に何らかのトラブルが発生したことにより契約の解除又は解約となった場合、当初予定していた収益を獲得することができない、又は当該契約業務にかかった経費の回収ができない等業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 情報漏えい、個人情報の保護に係るリスクについて 当社グループにおいては、システム開発や検証試験を通じ、顧客の重要な情報の提供を受けており、また、多くの個人情報の取扱いをともなう事業活動を行っております。情報漏えいや個人情報の保護には最善を尽くしておりますが、万一漏えいや個人情報の流失等の事象が生じた場合には補償等の問題が生じる可能性があります。 (5) 事業の推進者、各グループ会社の経営者に係るリスクについて 当社グループでは、各会社の規模が小さく、経営者や特定の事業又は業務の推進者に業務が集中する傾向にあり、経営者や事業の推進者にかかわるリスクがあります。 (6) 労務上の課題に係るリスクについて 当社グループ各社とも、労働基準法を遵守し、適正な労働条件の整備を行っております。組織再編等に伴い、希望退職の募集や配置転換、雇用契約内容の変更等を行う場合があります。労務上の問題については労使で協議して解決にあたりますが、場合によっては従業員との間に紛争や訴訟等が生じる可能性があります。 (7) 事業投資及び子会社株式の評価に係るリスクについて 当社グループでは、グループシナジーのある事業への投資を今後も継続してまいりますが、投資先企業の業績が計画を下回った場合には、のれん償却額などの経費が収益性に影響を与える場合があります。また、投資先企業に係る子会社株式、投資有価証券、のれんについて減損損失の適用対象となった場合には、これら資産の評価切り下げにより損失が発生し、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 自然災害、事故に関するリスクについて 当社グループの事業所周辺で地震、風水害等の自然災害や事故、新型コロナウイルス感染症などのパンデミックが発生した場合、資産の被災や交通事情の悪化、感染拡大防止措置での外出制限による出勤困難等により業務の遂行が困難となる可能性があります。また、自然災害や事故の発生に伴い、水道の断水や電力供給量の低下による停電等が起こる可能性があります。特に、当社グループの事業はシステム運用等で安定した電力供給に依存しており、停電が発生した場合には業務に大きな支障をきたす恐れがあります。 (9) 人財確保のリスクについて 当社グループでは、新卒・キャリアの採用と社内外での教育・研修により社員の育成に務めるとともに、パートナー企業との協力により、お客様のニーズに合致した優秀なIT技術者の確保を行っております。しかし、優秀な技術者の確保・育成が困難となった場合、受注や業務遂行に支障をきたし、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10) システム開発上のリスクについて ITソリューション事業ではシステムの受託開発を行っております。システム開発案件の受注時にはリスク検討を慎重に行い、受注後のプロジェクトマネジメントの強化も行っておりますが、受注時の想定以上に工数が発生した場合や、成果物に瑕疵があり、改修対応のために追加費用が発生したことにより不採算案件となった場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 棚卸資産の評価に係るリスクについて 当社グループの第三者保守業務では、お客様のシステムが安定して稼働できるように、お客様のシステムにあわせた保守用部品を確保しております。しかし、保守部品という性質上、回転期間が長期となり、また、中古部品であることから流通量が少なく、第三者への売却が困難であるため、定期的に廃棄や資産価値評価の見直しが必要となる可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,752字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日、以下「当期」という。)におけるわが国経済は、緩やかな回復が見られる一方、米国の関税政策や中国の景気減速、物価の上昇や人手不足感の強まりにより先行きへの懸念が続いております。 当社グループの事業を取り巻く環境は、近年の大規模災害の発生を契機とした消防防災分野への関心の高まりや、デジタル産業基盤強化のためのデジタル人財の育成・確保が課題となっております。足元でも特にネットワークやクラウド技術をもつ人財は不足しております。当社ではエンジニア職の新卒採用社員に対する最長1年間の研修期間を設けるほか、職位に応じた研修を実施し、事業の成長に欠かせない優秀な技術者の確保と育成に取り組み、積極的な人財への投資を行っております。 当期から開始した中期経営計画2027(2024/07-2027/06)においては最終年度の連結売上高100億円到達を目標とし、収益性と成長性を軸に事業ポートフォリオのポジショニングに応じた事業戦略を推進してまいりました。成長投資領域(Growth)では、消防防災事業及びネットワーク事業に対し集中して投資しており、当期においては他領域からの異動や採用等により人員の確保に注力しております。また、グループ全体で人財採用を強化し、3年間で200名以上の採用を目標に取り組み、当期においてはグループ全体で2025年新卒採用51名、中途採用11名の実績でした。 当期は前期第3四半期末から連結した株式会社プライムシステムデザインの損益が加わっており前期比で3.1%の増収となりました。一方で採用及び人財育成を積極的に行っていることから、人件費(役員報酬及び株式報酬を除く)が前期に対し290百万円増加し10.8%増となっております。 当期の売上高は6,421百万円(前期は6,230百万円、前期比3.1%増)、営業利益は583百万円(前期は660百万円、前期比11.6%減)、経常利益584百万円(前期は660百万円、前期比11.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は386百万円(前期は422百万円、前期比8.7%減)となりました。 以上の当期業績及び中期経営計画の進捗状況を踏まえ、2024年8月5日に発表した中期経営計画2027(2024/07- 2027/06)の最終年度を1年間延長し、2028年6月期に変更することといたしました。これにともない中期経営計画の名称を中期経営計画2028に修正いたします。 (単位:百万円) 前連結会計年度(2024年6月期)   当連結会計年度(2025年6月期)   増減額   増減率(%) 売上高   6,230   6,421   191   3.1 営業利益   660   583   △76   △11.6 経常利益   660   584   △75   △11.4 親会社株主に帰属する当期純利益   422   386   △36   △8.7 セグメントごとの経営成績は次のとおりです。 (単位:百万円) セグメント       前連結会計年度(2024年6月期)   当連結会計年度(2025年6月期)   増減率(%) ITソリューション   売上高   3,875   4,023   3.8 営業利益   421   367   △12.8 ITインフラ   売上高   997   1,046   4.9 営業利益   181   163   △9.9 ITサービス   売上高   1,375   1,395   1.4 営業利益   102   99   △3.5 <ITソリューション事業> 消防防災ソリューションでは全国展開において北は北海道から南は鹿児島県の消防通信指令システムの入札に参加し、当期末までの落札件数は4件となりました。当期中には高知県で1件の完了があり、当期末時点で進捗に応じて売上を計上している1件を含め4件の仕掛・受注済み案件があります。 自治体ソリューションのクラウド化を推進し、車検時の納税確認を効率化し、都道府県・市町村の業務負担を軽減できるクラウドサービス「車検用納税確認支援システム」や、教育現場の働き方改革を支援する、教職員向け勤怠管理クラウドサービス「AttRec(アトレコ)」を全国の県、市町村への拡販に取り組んでおります。2024年9月に、当社は株式会社ネオジャパンのノーコード業務アプリ作成ツールのAppSuiteインテグレーターに認定され、アプリ作成支援&作成代行等オプション連携サービスのメニュー化を進めました。また、SES事業においてAIソリューションベンダーとの取引を開始しております。 当期より通期で株式会社プライムシステムデザインの業績が加わり、売上高は4,023百万円(前期は3,875百万円、前期比3.8%増)、営業利益は367百万円(前期は421百万円、前期比12.8%減)となりました。受注残高は前述した消防通信指令システムのほか、2025年10月に実施を控える令和7年国勢調査関連の統計システムを中心に、前期末に対し28.7%増加し1,167百万円となっております。 <ITインフラ事業> 地方公共団体による情報管理システムのネットワーク基盤リプレースなど大型の入札案件の完了や、官公庁・民間企業でのグループウェアの導入支援、行政機関や研究機関への計算機などの納入があり、前期比で4.9%の増収となりました。標的型攻撃メール対応訓練ソリューション「SYMPROBUS CoTra Enterprise」では生成AIによる訓練メールテンプレートの自動作成機能の追加やセキュリティ教育コンテンツの更新のほか、見積自動発行機能のリリースなどお客様や販売代理店の要望に対応し、機能の充実を図りました。また、営業部員の増員や、ネットワークエンジニアの育成等、人財投資を推進しました。 茨城県では、企業版ふるさと納税(人材派遣型)制度を用いて茨城県教育庁へシステムエンジニア1名を1年間派遣し、ICTを活用した教育データ利活用の推進を支援いたしました。 当期の売上高は1,046百万円(前期は997百万円、前期比4.9%増)、営業利益は163百万円(前期は181百万円、前期比9.9%減)となりました。受注残高は前期末に対し4.1%減の572百万円となっております。 <ITサービス事業> 第三者保守サービスでは、レガシー仮想化のためのエミュレータCharonの販売が伸び、パーツ販売もお客様の在庫調整の影響から回復傾向にありますが、一部保守契約の解約、エミュレータの仕入や外部委託による原価の増加がありました。病院情報システム維持管理では運用業務が堅調に推移しており、人員の調整がつかず受注できない案件もありましたが、売上高は前期比で6.5%増加しました。BPOサービスでは、入札などによる高収益案件への注力や業務効率の改善とともに営業利益が回復しております。 当期の売上高は1,395百万円(前期は1,375百万円、前期比1.4%増)、営業利益は99百万円(前期は102百万円、前期比3.5%減)となりました。受注残高は前期末に対し3.3%減の572百万円となっております。 財政状態の状況は次のとおりです。 Ⅰ.資産 当期末の総資産は前期末から117百万円増加し、5,378百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金の増加178百万円、仕掛品の増加112百万円の一方、現金及び預金の減少139百万円があったことによるものです。 Ⅱ.負債 当期末の負債は前期末から89百万円減少し1,711百万円となりました。これは主に、買掛金の増加86百万円の一方、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)の減少75百万円、短期借入金の減少60百万円、未払金の減少39百万円があったことによるものです。 Ⅲ.純資産 当期末の純資産は前期末から206百万円増加し3,666百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益386百万円、資本剰余金の増加39百万円の一方、配当金の支払い236百万円があったことによるものです。 ②キャッシュ・フローの状況 当期末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は2,795百万円となり、前期末より139百万円減少しました。 各キャッシュフローの区分の状況とその要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは256百万円の収入(前期は347百万円の収入)となりました。これは主に、法人税等の支払額187百万円、売上債権の増加177百万円があった一方、税金等調整前当期純利益583百万円、仕入債務の増加82百万円、非資金項目である減価償却費52百万円があったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは13百万円の支出(前期は230百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出18百万円、無形固定資産の取得による支出20百万円、投資有価証券の償還による収入30百万円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは382百万円の支出(前期は199百万円の支出)となりました。これは主に、短期借入金の純減額60百万円、長期借入金の返済による支出75百万円、配当金の支払額235百万円があったことによるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前年同期比(%) ITソリューション事業   2,726,176   8.4 ITインフラ事業   561,283   5.4 ITサービス事業   938,304   0.7 合計   4,225,765   6.2 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 金額は、製造原価によっております。 b. 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) ITソリューション事業   4,243,041   20.0   1,167,755   28.7 ITインフラ事業   1,019,370   △7.4   572,256   △4.1 ITサービス事業   1,375,315   △2.7   572,070   △3.3 合計   6,637,727   9.7   2,312,082   10.3 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 c. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) ITソリューション事業   3,982,957   3.2 ITインフラ事業   1,043,977   4.9 ITサービス事業   1,394,813   1.4 合計   6,421,748   3.1 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであり ます。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況」に記載のとおりであり、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づいて作成されております。 また、これらの連結財務諸表の作成にあたって、決算日における資産・負債の数値及び偶発債務の開示並びに当該会計年度の収益・費用の数値に影響を与える見積りを必要とする場合があります。見積りによる算定を採用する場合において、当社グループの経営陣は、貸倒債権、棚卸資産、投資、アフターサービス、偶発事象、訴訟等に関する見積り及び判断に対して、継続して評価を行っています。経営陣によるこれらの判断・評価は、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる要因に基づいて行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果と異なることがあります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 経営成績の分析 (売上高) 売上高は、前期に比べて191百万円(3.1%)増加し6,421百万円となりました。これをセグメント毎に分析すると、ITソリューション事業の売上高は148百万円(3.8%)増加し4,023百万円、ITインフラ事業の売上高は49百万円(4.9%)増加し1,046百万円、ITサービス事業の売上高は19百万円(1.4%)増加し1,395百万円となっております。 (売上総利益) 売上総利益は、前期に比べて74百万円(3.3%)増加し、2,308百万円となりました。売上総利益率は35.9%(前期は35.9%)となりました。 (販売費及び一般管理費) 販売費及び一般管理費は、前期に比べて150百万円(9.6%)増加し1,724百万円で、販売費及び一般管理費の売上高に対する割合は26.9%(前期は25.3%)となりました。 (営業利益) 販売費及び一般管理費の増加に伴い営業利益は、前期に比べて76百万円(11.6%)減少し583百万円となりました。 (経常利益) 受取利息及び配当金1百万円など7百万円を営業外収益として計上し、支払利息5百万円など6百万円を営業外費用として計上しており、これらの結果、経常利益は前期に比べて75百万円(11.4%)減少し584百万円となりました。 (税金等調整前当期純利益) 税金等調整前当期純利益は前期に比べて68百万円(10.5%)減少し583百万円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 以上の結果、法人税等178百万円などを控除した後の親会社株主に帰属する当期純利益は前期に比べて36百万円(8.7%)減少し386百万円となりました。 b. 経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。 c. 財政状態の分析 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 d. 資本の財源及び資金の流動性 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの事業運営上必要な運転資金及び設備資金については、自己資金又は借入金により調達することとしております。当連結会計年度末における有利子負債の残高は400百万円、現金及び現金同等物の残高は2,795百万円であります。なお、重要な資本的支出の予定及びその資金の調達源については、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載しております。 (参考) キャッシュ・フローの関連指標の推移 2021年 6月期   2022年 6月期   2023年 6月期   2024年 6月期   2025年 6月期 自己資本比率(%)   68.0   55.6   55.5   60.2   62.5 時価ベースの自己資本比率(%)   112.6   74.4   76.0   101.0   103.0 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%)   42.5   176.9   91.3   154.3   156.1 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   165.7   297.6   103.9   64.3   50.9 (注) 自己資本比率:期末自己資本/期末資産の部合計×100 ※自己資本=純資産合計-(新株予約権+非支配株主持分) 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い ※株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数により算出 ※営業キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローを使用 ※有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象 ※インタレスト・カバレッジ・レシオの計算における利払いは、連結損益計算書に計上されている支払利息を対象 e. 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況 2024年7月に、「Challenging Mind 社是「挑戦する心」をもって、事業の拡大と高付加価値化を実現し、新たな顧客を創造する」をビジョンとする中期経営計画2027(2024/07-2027/06)(以下、「本計画」という。)を開始し、Business(事業)×Members(人財)×Value(付加価値)3つの分野での挑戦を進めてまいりました。2025年6月期の売上高は前期比で3.1%の増収となりましたが、各利益項目の目標は未達となりました。 第34期 2025年6月期(計画)   第34期 2025年6月期(実績) 売上高(百万円)   7,000   6,421 営業利益(百万円)   700   583 経常利益(百万円)   700   584 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)   450   386 ROE(%)   13.7   11.8 経常利益率(%)   10.0   9.1 「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、最終年度を1年間延長した中期経営計画2028に基づき、企業価値を高め、より一層株主価値の向上に努めてまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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IR資料の開示履歴 (TDnet)
  • 決算説明資料2026年6月期(第35期)決算補足説明資料 2027年6月期(第36期)経営計画2026-08-04

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。