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超!企業DB
日経平均64,214.48-111NYダウ53,686.11+624ドル円155.76-3NASDAQ26,584.06+366S&P 5007,747.71+81SOX 指数11,352.13+139/3終値

SCAT

SCAT Inc.3974 · Standard · 情報・通信業

美容業界向けICTシステムをワンストップで提供する企業。全国7拠点でサロン経営を支援。

概要

SCAT株式会社は、美容業界向けICTシステム、中小企業向け経営支援(BPO)、介護付き有料老人ホーム運営の三事業を展開する情報・通信業の企業である。1969年創業、2016年に東証JASDAQに上場し、2025年には名古屋証券取引所メイン市場にも重複上場した。連結売上高は約26億円(2025年10月期)、従業員190名、本社は栃木県小山市。

美容ICTとBPOと介護の三本柱

SCATは三つの報告セグメントを持つ。美容ICT事業では、美容サロン向けPOS・顧客管理システムや集客支援ツールを自社開発・販売し、全国7拠点で営業・保守を提供する。ビジネスサービス事業では、栃木県を中心に中小企業向けに経理代行や給与計算などのBPOサービスを提供する。介護サービス事業では、栃木・群馬・長野の3施設で介護付き有料老人ホームを運営し、ショートステイやデイサービスも手がける。2025年10月期のセグメント売上高は美容ICTが15.5億円、ビジネスサービスが3.2億円、介護サービスが7.3億円である。

美容サロン向けシステムが収益の中心

美容ICT事業は売上高の約6割を占める主力事業である。主力製品は美容サロン向けPOS型CRMシステム「Sacla PREMIUM Plus」で、予約受付・顧客管理・分析機能を標準搭載し、多店舗経営にも対応する。また、中小規模サロン向けにはクラウド型の「VIDシステム」を月額課金で提供する。これらのシステムに連携する集客支援ツールとして「Salon Appli」「予約マイスター」「LINEミニアプリ」などを用意する。さらに美容ディーラー向け販売管理システム「DEALERS+」もリリースしている。

介護事業は3施設で安定運営

介護サービス事業は、2006年に子会社化により参入した。栃木県佐野市、群馬県館林市、長野県小諸市の3か所で介護付き有料老人ホームを運営し、特定施設入居者生活介護を提供する。また小諸市では短期入所生活介護(ショートステイ)や通所介護(デイサービス)、居宅介護支援も行う。2025年10月期は入居者の逝去により施設稼働率が低下し、セグメント利益が前年比で減少したが、地域密着型の運営で新規入居を確保している。

全国7拠点と子会社で構成されるグループ

当社グループはSCAT株式会社と連結子会社のTBCシルバーサービス株式会社で構成される。2025年6月には子会社VID株式会社を吸収合併し、課金型クラウドシステムの強化を図った。販売拠点は仙台、小山、東京、名古屋、大阪、広島、福岡の7か所に設置し、各拠点に営業スタッフと保守スタッフを配置する。東京本社は東京都港区に置く。連結従業員数は190名であり、2025年7月には名古屋証券取引所メイン市場に重複上場した。

業界の中での役割は美容業界向けICTシステム提供者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
26億円
営業利益
2億円
営業利益率
7.7%
純利益
1億円
2025/10 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01美容サロン・美容ディーラー主力

美容業界向けに、POSレジ顧客管理システムや集客支援ツール、美容ディーラー向け販売管理システムを提供。ソフトウエア開発から保守までワンストップで行う。

主な製品・サービス6
Sacla PREMIUM Plus
美容サロン向けPOS型CRMシステム。予約受付、顧客管理、分析機能を標準搭載。クラウド対応。
VIDシステム
ASPタイプの美容サロン向けPOS型CRMシステム。予約受付、顧客管理、スタッフ管理分析に特化。全国500店舗以上で利用。
DEALERS+
美容ディーラー向け販売管理システム。サロン管理、在庫管理、受発注をサポート。
Salon Appli
スマートフォン向けアプリ。会員証機能や予約、ポイント履歴などを提供。
予約マイスター
Web予約システム。24時間365日対応。
メールマイスター
顧客向けメール配信サービス。POSシステムと連携。

02中小企業(経理・事務)準主力

ビジネスサービス事業として、栃木県を中心に中小企業向けBPOサービス(経理代行、事務代行など)と経営支援サービスを提供。

主な製品・サービス2
経理代行
会計基準に則った残高試算表(月次決算)を作成するサービス。
事務代行
原始証憑の整理、伝票起票、会計データ入力などのサービス。

03介護サービス利用者副次

介護サービス事業として、栃木県、群馬県、長野県で介護付き有料老人ホームを運営し、入浴・排せつ・食事などの介護サービスを提供。

主な製品・サービス1
介護付き有料老人ホーム
特定施設入居者生活介護サービス。入居者に日常生活の支援と医療機関と連携したターミナルケアを提供。

製品と技術

美容サロン向けPOS・CRM「Sacla」シリーズ

美容ICT事業の中核製品は「Sacla PREMIUM Plus - DX Partner for Beauty -」である。これは美容サロン向けのPOS型CRMシステムで、店舗のレジと連携し、顧客の来店歴、購買歴、施術内容を記録・分析する。予約受付、スタッフ管理、多店舗経営に対応するカスタマイズが可能。データはクラウドで管理され、リース販売が主体である。また、中小規模サロン向けにはASP型の「VIDシステム」を月額課金で提供し、全国500店舗以上のユーザーを持つ。

集客支援とディーラー向けシステム

美容サロンの集客を支援するツール群も提供する。「Salon Appli」はスマートフォン向けアプリで、会員証や予約機能を提供。「予約マイスター」はWEB予約システムで24時間受付可能。「LINEミニアプリ」はLINE上で予約やクーポンを配信する。また「cloud karte」は電子カルテでマルチデバイス対応。美容ディーラー向けには販売管理システム「DEALERS+」をリリースし、在庫管理や受発注業務を効率化する。これらのストック型収益の積み上げにより、システム販売の変動リスクを軽減している。

中小企業向けBPOと経営支援サービス

ビジネスサービス事業では、中小企業のバックヤード業務を請け負う。経理代行では月次決算書を作成し、事務代行では伝票整理やデータ入力を提供。給与計算や各種業務請負も行う。リモートサービスでは遠隔操作で経営指標を即時提供し、経営分析では収益性・安全性などを分析する。また、税理士や司法書士と連携し、事業計画作成や助成金申請、株価算定などのコンサルティングも手がける。経済産業省から「経営革新等支援機関」に認定され、安定した既存顧客との関係を強みとする。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

地方CATV基盤にクラウド拡販、小型独立系

SCATは、自社開発のデータセンターとクラウド基盤を強みとする独立系IT企業。業界内では、VRain SolutionやCocoliveなど同規模の競合が存在するが、SCATは地方CATV局向けソリューションで独自のポジションを築いている。売上高は横ばいだが、営業利益率は改善傾向にあり、収益体質の強化が進む。大手クラウド事業者と比較すると規模は小さいが、地域密着型のサービス提供で差別化を図っている。

強み

  • 自社保有のデータセンターを活用し、高セキュリティかつ安定したクラウドサービスを提供
  • 地方ケーブルテレビ局向けシステムで実績豊富、ニッチ市場でのシェア確保
  • 営業利益率が3.85%から7.69%へ上昇、コスト管理と高付加価値化が奏功
  • 大手に属さないため意思決定が迅速、顧客ニーズに柔軟に対応可能

課題

  • 売上高が26~27億円で停滞、新たな成長ドライバーが必要
  • 同規模の競合が多く、クラウド移行需要を取り込む差別化戦略が必須
  • IT人材不足の中、技術力維持・強化のための採用と教育が課題

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がSCAT

時価総額で並べると、掲載11社のなかで3番目にあたる。

#企業時価総額PER
14811ドリーム・アーツ36億円38.2倍
23727アプリックス36億円
33974SCAT35億円15.2倍
43967エルテス35億円
53917アイリッジ35億円5.5倍
63622ネットイヤーグループ35億円20.0倍
73753フライトソリューションズ34億円
8338AZenmuTech34億円57.1倍
95256Fusic34億円61.5倍
103710ジョルダン34億円9.2倍
113627テクミラホールディングス34億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 20件

栃木県で創業した1969年

1969年12月、栃木県小山市に当社の前身が設立された。当初はビジネスサービス事業(現・ビジネスサービス事業のルーツ)を営んでいた。1977年6月には合併により株式会社ティビィシィに商号変更し、社名が変わる。この時期は主に経理代行や事務代行などのBPOサービスを地元企業に提供していた。

美容ICT事業に進出した1981年

1981年3月、スキヤツト株式会社(後の美容ICT事業の中核)が設立された。これにより美容サロン向けシステムの開発・販売が始まる。1982年には小山市に販売拠点を設置し、1990年代には仙台、福岡、名古屋、広島、大阪と全国に販売網を拡大した。1992年には東京本社を渋谷区に移転し、首都圏での営業基盤を固めた。

介護事業に参入した2006年

2006年11月、TBCシルバーサービス株式会社を子会社化し、介護ビジネスに参入した。当時は高齢化社会の進展を見据えた事業多角化の一環であった。その後、栃木県佐野市、群馬県館林市、長野県小諸市の3か所に介護付き有料老人ホームを開設し、安定した運営を続けている。2025年10月期には介護サービス事業の売上高は約7.3億円に達した。

JASDAQ上場とスタンダード市場移行

2016年12月、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式上場を果たした。これにより資金調達と企業認知度の向上を図った。2018年3月にはVID株式会社を子会社化し、美容ICT事業のクラウドシステムを拡充。2022年4月の市場再編に伴いスタンダード市場に移行し、2025年7月には名古屋証券取引所メイン市場にも重複上場した。

商号変更とVID合併の2023〜2025年

2023年5月、商号をSCAT株式会社に変更。同年10月には東京本社を港区に移転した。2025年6月には事業再編の一環として、子会社VID株式会社を吸収合併し、美容ICT事業のクラウドサービスを強化。合併により「VIDシステム」のブラッシュアップと課金型ストック収益の拡大を進めている。2025年10月期の連結売上高は約26億円、営業利益は1.9億円であった。

年表20件を開く

1960年代

  • 1969年12月創業栃木県小山市に当社設立(現 ビジネスサービス事業)。

1970年代

  • 1977年6月M&A合併により株式会社ティビィシィに商号変更。

1980年代

  • 1981年3月創業スキヤツト株式会社設立(現 美容ICT事業)。
  • 1982年4月栃木県小山市に販売拠点を設置。

1990年代

  • 1990年2月宮城県仙台市に販売拠点を設置。
  • M&A合併により株式会社ティビィシィ・スキヤツトに商号変更。
  • 1992年12月東京都渋谷区に東京本社移転。
  • 福岡県福岡市に販売拠点を設置。
  • 1999年10月東京都中央区に東京本社移転。

2000年代

  • 2002年2月愛知県名古屋市に販売拠点を設置。
  • 2002年11月広島県広島市に販売拠点を設置。
  • 2003年7月大阪府大阪市に販売拠点を設置。
  • 2006年11月M&ATBCシルバーサービス株式会社を子会社化。介護ビジネスに参入。(現 介護サービス事業)

2010年代

  • 2016年12月上場東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
  • 2018年3月M&AVID株式会社を子会社化。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の株式市場再編に伴い「スタンダード市場」に移行。
  • 2023年5月商号変更商号を「SCAT株式会社」に変更。
  • 2023年10月東京都港区に東京本社移転。
  • 2025年6月M&A事業再編のため、当社を存続会社としてVID株式会社を吸収合併。
  • 2025年7月上場名古屋証券取引所(メイン市場)に上場。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/10期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 自己資本利益率(ROE)10%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    既存事業の構造改革と新事業創出

    中期経営計画に基づき、既存事業の構造改革と新しいサービス・事業の創出を実践し、不透明な経済環境下での成長と安定収益確保を目指す。

  2. 02

    収益柱のコンテンツ改善と新サービス開発

    美容ICT事業ではシステム販売に加え、保守・コンテンツ・課金型サービス等のストック収益を積み増す。他社とのアライアンスで新コンテンツを開発する。

  3. 03

    DX推進による社内外への価値創造

    社内業務のデジタル化・合理化を進めるとともに、お客様のDX推進を支援する「DXパートナー」へ変革し、新たな価値を創出する。

  4. 04

    人材採用と育成環境の拡充

    事業戦略に沿った継続的な採用を行い、人材育成プログラムの実践と次世代人材の育成に注力する。

  5. 05

    経営管理体制の強化とサステナビリティ経営

    コーポレート・ガバナンス体制を強化し、経営と業務執行の分離による的確な意思決定と監督を継続。サステナビリティ経営を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で190人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は514万円で、9期前と比べて3.7%平均年齢は44.4歳、平均勤続年数は16.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年10月196
2017年10月197
2018年10月209
2019年10月53443.816.1212
2020年10月51943.216.0214
2021年10月51644.016.1205
2022年10月51342.916.0200
2023年10月53443.616.1200
2024年10月54344.417.319651
2025年10月51444.416.9190105

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年10月期・提出会社(単体)
女性管理職比率9.8%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
みずき佐野 — 栃木県佐野市491百万円
介護サービス 事業
あすか小諸 — 長野県小諸市197百万円
介護サービス 事業
東京本社 — 東京都港区189百万円
美容ICT事業、全社共通
みずき館林 — 群馬県館林市104百万円
介護サービス 事業
賃貸等不動産 — 栃木県小山市49百万円
その他
小山本社 — 栃木県小山市3百万円
ビジネスサービス事業、全社共通
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    TBCシルバーサービス株式会社(注)2、4
    栃木県小山市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年10月期の売上高は26億円営業利益2億円前期と比べると増収増益で、売上が+0.0%、利益が+100.0%。

売上高
+0.0%
26億円
営業利益
+100.0%
2億円
純利益
+0.0%
1億円
営業利益率
7.7%
前期比 +3.8%pt

会社が出している今期の予想2026年10月期

項目会社予想前期実績
売上高26億円26億円
営業利益2億円2億円
純利益1億円1億円
1株あたり配当¥14¥14

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は13億円、営業利益は1億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+0.0%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q600.00
2023年2Q8112.51
2023年3Q6116.70
2023年4Q71
2024年1Q700.00
2024年2Q7114.31
2024年4Q1200.00
2025年2Q1317.71
2025年4Q1317.70
2026年2Q1317.71

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年10月期からの14期で、売上は26億円から26億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は7.7%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年10月2621
2013年10月2621
2014年10月3332
2015年10月2921
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
2016年10月2921
2017年10月2611
VID株式会社を子会社化。
2018年10月2621
2019年10月2822
2020年10月2511
2021年10月2521
2022年10月2621
商号を「SCAT株式会社」に変更。
2023年10月2722
2024年10月26123.81
名古屋証券取引所(メイン市場)に上場。
2025年10月26227.71

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年10月期

売上高26億円のうち、営業利益として残るのは2億円7.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の3.8%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金61.5%16億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金30.8%8億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.7%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
38.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.7pt
7.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.8pt
3.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比6.8pt
6.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 12期分

2025年10月期は営業CFが3億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は12億円で、売上の5.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年10月3−1−329
2015年10月10−1110
2016年10月3−1−1211
2017年10月2−12114
2018年10月3−2−1114
2019年10月3−1−1215
2020年10月1−11016
2021年10月3−1−1217
2022年10月31−3418
2023年10月3−1−8212
2024年10月2−1−1113
2025年10月3−2−1112

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年10月期の総資産は30億円。このうち返さなくてよい自己資本が20億円で、自己資本比率は67.2%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年10月2314957.9
2013年10月22121054.8
2014年10月30141647.0
2015年10月30151551.3
2016年10月30161454.6
2017年10月33201359.4
2018年10月34201460.0
2019年10月35221362.2
2020年10月37221560.0
2021年10月37231462.4
2022年10月35221362.7
2023年10月30181262.0
2024年10月29191066.2
2025年10月30201067.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年10月期の内訳
現金及び預金
12億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
23億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
10億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
85
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率15 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率605社中259位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中493位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.3%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.7%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
67.2%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
0.0%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.1%/中央値 2.6%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月3日の終値

直近の終値は¥672で、1年前と比べて+21.7%過去52週の値幅のなかでは94%の位置にある。

¥672+0.1%1ヶ月+1.5%1年+21.7%時価総額35億円
過去52週の値幅
安値¥496高値¥684

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.2倍
PER (会社予想)16.7倍
PBR1.01倍
配当利回り2.08%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で株価は10.76%上昇し、669円で推移。25日線(649.88円)を上回り、75日線・200日線も大きく超える。52週高値684円に接近しており、高値更新が視野に入る。出来高は7月下旬に1万株超の日があったが、8月に入り減少傾向で、直近は1000株前後と低調。需給はやや薄いが、上昇トレンドは継続中。RSIは52.08と中立圏で、過熱感はない。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER15.17倍、PBR1.01倍はいずれも同業界平均(PER48.57倍、PBR2.92倍)を大きく下回っており、割安です。配当利回り2.09%は平均2.64%より低いものの、ROE6.3%に対してPBRが1倍程度と妥当。直近の営業利益率は改善傾向で、2025/10期は7.69%と前期から向上。割安である一方、配当利回りは平均を下回っており、株主還元の面では物足りなさがあります。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.2倍47.6倍
PER (予想)16.7倍
PBR1.01倍2.98倍
ROE6.3%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

公共IT投資は景気の影響を受けにくく安定している。強気派は、自治体や官公庁を顧客とすることで高い安定性を持ち、PBR1倍前後で割安であることを評価する。弱気派は、売上高が頭打ちであり、今後の成長戦略が見えないことや、公共事業の予算削減リスクを指摘する。また、小規模で開発力に限界があるとの見方もある。公共需要の持続性と新規分野の開拓が焦点。

プラスに働く材料7
  • 公共依存の安定性

    売上の多くが官公庁向けで、景気変動に左右されにくい事業構造。

  • PBR1倍台

    株価は純資産とほぼ同水準で、資産価値から下値支援がある。

  • 利益改善の兆し

    2025年10月期の営業利益率は7.69%と前期から改善。

  • 営業利益率3.85%→7.69%に改善決算発表後影響

    営業利益は1億円から2億円へ倍増、利益率も倍

  • PBR1.01倍と純資産並み継続影響

    PBR1.01倍で下値が固く、資産価値を下回らない

  • 配当利回り2.09%を確保通年影響

    配当利回り2.09%と株主還元を継続

  • 株価1年で32%上昇、勢い継続継続影響

    直近1年で+32.61%と上昇トレンドが続く

マイナスに働く材料7
  • 売上高の伸び悩み

    直近2期の売上高は26億円で横ばい、成長性に乏しい。

  • 公共事業の削減リスク

    政府の予算削減や入札競争で受注単価が下落する可能性。

  • 小規模による限界

    開発人員が限られ、大型案件の受注や新技術への対応が難しい。

  • 売上高26億円で2期連続横ばい通年影響

    2024/10期と2025/10期はともに売上高26億円

  • 純利益1億円と伸び悩み決算発表後影響

    純利益は2億円→1億円、その後1億円で停滞

  • 来期予想PER16.6倍に悪化決算発表後影響

    実績PER15.17倍に対し予想16.6倍と利益減を示唆

  • 外国人保有1.17%と低流動性継続影響

    外国人保有比率1.17%と低く機関投資家の参入障壁

次の決算で確かめる点
公共分野の受注高
売上の大部分を占める公共事業の需要動向を確認する。
保守・運用契約の継続率
収益の安定性を左右する定期売上の動向を見る。
開発要員数
受注能力と今後の事業拡大可能性を示す。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり14で、前期から+7.7%いまの株価に対する利回りは2.08%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥14
1株あたり
配当利回り
2.08%
いまの株価に対して
配当性向
33.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2018年10月848.6
2019年10月913.031.4
2020年10月7−23.1102.5
2021年10月74.934.9
2022年10月921.464.0
2023年10月1123.523.8
2024年10月1323.849.0
2025年10月147.733.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥14

株主

有価証券報告書より

2025年10月期末の株主数は延べ5,497人。区分でいちばん多いのは個人・その他75.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が22.3%を占め、残る77.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年10月%2021年10月%2022年10月%2023年10月%2024年10月%2025年10月%
個人・その他85.571.582.285.478.475.7
自己株式20.611.521.043.241.835.9
事業法人1.912.54.12.57.712.4
金融機関6.711.910.610.09.49.8
外国法人5.13.40.91.11.21.1
証券会社0.80.82.20.93.20.9
外国人個人0.00.00.00.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社EPARK4.90
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.31
03富国生命保険相互会社(常任代理人 日本カストディ銀行)4.27
04株式会社RRK3.36
05株式会社エム・エイチ・グループ3.09
06安田 茂幸2.61
07SCAT従業員持株会1.81
08田中 秀幸1.35
09長島 秀夫1.01
10石塚 久美雄0.82

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-08-10
    株式会社EPARK
    新規の大量保有報告
    9.56%
    +1.01pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+45%、1株純資産は14期で−13%。直近期のROEは6.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年10月307474.116.5
2013年10月809338.87.9
2014年10月1451,11413.89.6
2015年10月871,1917.619.3
2016年10月1121,2949.021.6
2017年10月244505.719.545.7
2018年10月254695.516.448.6
2019年10月374987.611.931.4
2020年10月175063.327.1102.5
2021年10月285255.417.834.9
2022年10月245564.517.764.0
2023年10月536687.98.923.8
2024年10月366865.310.849.0
2025年10月446516.311.533.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/10期の役員報酬は総額74百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
長島秀夫代表取締役社長 執行役員6453,189
高橋栄取締役執行役員 経営管理本部本部長5528,494
福田博行取締役執行役員 美容ICT事業 事業部長5113,760
西尾忍取締役執行役員507,779
富岡和治取締役6710,740
森信文監査役(常勤)6332,775
山沢邦明監査役56
佐藤浩一監査役64
今村昭文73
高橋瑞穂取締役48

役員報酬の内訳2025/10

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)45125313
社外取締役411113
監査役1901010

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/10期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容4,755字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、SCAT株式会社(当社)及び連結子会社(TBCシルバーサービス株式会社)により構成されており、3つの事業(美容ICT事業、ビジネスサービス事業、及び介護サービス事業)を展開しております。 なお、連結子会社であったVID株式会社は、2025年6月1日を効力発生日として当社を吸収合併存続会社とする吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除外しております。 当社グループの事業内容は、次のとおりであり、以下の事業区分は、報告セグメントと同一の区分であります。 (1) 美容ICT事業 美容ICT事業では、美容業界(美容サロン、サロン顧客及び美容ディーラー)向けに、ICT(注1)を活用し経営のサポートやソリューション(注2)ができる商品・サービスを提供しております。 当事業では、ソフトウエアの自社開発、販売、サロン集客支援、システム及びハードウエア保守までをワンストップで行っております。全国に7拠点(宮城県仙台市、栃木県小山市、東京都港区、愛知県名古屋市、大阪府大阪市、広島県広島市、福岡県福岡市)を設置し、事業を展開しております。 なお、当事業における取扱いシステムは以下のとおりです。 ① POSレジ顧客管理システム 美容サロンのレジと連携し、顧客管理を行うシステムです。このシステムは、美容サロンの顧客の来店歴、商品購買歴及び施術内容等を記録し集計・分析できる機能を有しております。美容サロンはその分析結果と別途オプションにて提供される集客支援ツール(予約等)を利用し、来店顧客数増加やサービスの向上に繋げることが可能となっております。 商 品 名   商 品 の 特 長   ユーザー層 SaclaPREMIUM Plus - DX Partner for Beauty -   専用ソフトウエアインストールタイプの美容サロン向けPOS型CRMシステム。店舗POSレジシステムに、予約受付・顧客管理及び各種集計・分析機能を標準搭載。また多店舗経営サロンの多彩なニーズに対応すべくソフトウエアカスタマイズ(注3)を行うなど、幅広いユーザー層に対応したシステム。データはクラウドサービス対応。主にリースによる販売。   単店から多店舗経営の美容サロン※他業種対応可 VIDシステム   ASP(注4)タイプの美容サロン向けPOS型CRMシステム。導入時の簡易性やアフターサポートの効率性を確保。店舗POSレジシステムに、予約受付・集客等の顧客管理、スタッフ管理分析等を有したサロンワークに特化したシステム。全国500店舗以上のユーザーへの月額課金型システムのサービスを展開。   中小規模、単店等の美容サロン ② 集客支援ツール 「Sacla PREMIUM Plus - DX Partner for Beauty -」、及び「VIDシステム」と連携する美容サロンの集客支援ツールは下記のとおりであります。さまざまな集客支援ツールにより美容サロンの集客支援(囲い込み)のニーズに応えております。 品 目    内 容 Salon Appli(サロンアプリ)   スマートフォン向けアプリ。このアプリアイコンは美容サロンのオリジナルでも作成され、店舗でダウンロードサイトを提示し顧客にダウンロードしてもらいます。顧客が美容室コードをアプリに登録することにより会員証の役割を果たし、既存のツールである予約マイスターやマイページ(来店情報やポイント履歴)等が利用できます。 予約マイスター   スマートフォン、携帯、パソコン及びSalon Appliに対応したWEB上の予約システムで24時間365日の受付が可能です。 メールマイスター   美容サロンの顧客向けメール(来店促進)配信サービス。Sacla PREMIUM Plusと自動連携したメールが配信できるシステムです。お客様サービスにタイムリーな情報発信ができます。 ReserveWith Google   Google chrome(クローム)での検索結果やGoogle マップで表示される施設の情報からそのまま予約できるサービスです。 品 目    内 容 楽天ポイント連携   楽天ポイントを店舗で利用したり、またポイントを貯めることができます。美容業界で初めてシステムと連携し、他店との差別化が可能です。 LINEミニアプリ   WEB予約などのサービスを「LINE」アプリ内で提供するWEBアプリケーションです。美容サロンにおいて、POSシステムのCRM分析により抽出されたエンドユーザーのLINEに向けて、来店促進等のご提案が可能となるサービスです。 Lineup EC   美容サロンにおいて、美容商材等の店販商品をECショップとしてLINEミニアプリ内で開設し、新たな収益源の構築となるサービスです。 cloud karte   美容業サロンで使用するヘアスタイルや施術履歴等の電子カルテとして活用。マルチデバイスでの利用が可能で、いつでもどこでもカルテを保管できる利便性と、直感的に操作できるUI(注5)を備え、シームレスな顧客体験を提供するサービスです。 ③ 美容ディーラー専用販売管理システム「DEALERS+(ディーラーズプラス)」 美容ディーラー専用販売管理システム「DEALERS+(ディーラーズプラス)」とは、従来の主力製品「i-SCAP/EX」を機能強化したリニューアル版としてリリースした美容サロンにシャンプー等を卸しているディーラー(卸業者)向けの販売管理システムのことで、サロン管理や在庫管理、受発注システム等のあらゆるディーラーワークをシステムでサポートします。 具体的には、バックヤード業務の省力化により、営業担当者がさらに効率的に提案営業する時間を確保し、売上UP・利益の確保につながります。またサロン台帳(i-salon)機能を活用して、外出先からスマホ、タブレット等による美容サロンデータ照会でスムーズな営業活動を支援します。 また、クラウド型電子請求書発行システム「楽楽明細」を提供する「株式会社ラクス」(東証プライム、証券コード3923)と販売パートナー契約を締結し、当社提供の販売管理システム「DEALERS+(ディーラーズプラス)」より出力された請求書を「楽楽明細」に取り込み、美容サロン様へ請求書をオンラインで発送することが可能となります。 ④ セールス及びサポート体制 各販売拠点には、それぞれ専任の営業スタッフと保守サービススタッフを配置しております。これにより、システムが適正に稼働するようサポートするとともに、システム活用のコンサルティングを行っております。 さらに、お客様向けコールセンターを設置し、お客様のお問い合わせの第一報に、業務に精通した専任スタッフが丁寧に対応します。システムの操作方法はもちろん、お客様の業務に合わせた運用方法のご提案も可能です。 またシステムが動かないなどのトラブル時には、専任スタッフが、お客様先に設置している端末に、リモート(遠隔操作)による復旧作業を行い、顧客をサポートしております。 《用語説明》 注1.ICT(Information and Communication Technology):情報通信技術 IT(情報技術)に通話コミュニケーションを加えた、コンピューターやデータ通信に係る技術の総称。 注2.ソリューション 顧客が抱える問題点を分析しそれを改善するために必要なソフトウエア開発やITインフラの提案、運用をセットにしたソフトウエア投資を提案することにより、問題点を解決するサービス。 注3.カスタマイズ ユーザーの要望や使用方法に合わせて、機能・構成といったソフトウエアの仕様を変更すること。 注4.ASP(Application Service Provider) アプリケーションソフトウエア等のサービス(機能)をネットワーク経由で提供するプロバイダ(事業者・仕組み等全般)のこと。また、アプリケーションソフトウエア等のサービス(機能)を、それぞれのユーザーが個別のサーバーやデータベース等のシステムを利用する方式(シングルテナント)で提供する形態のこと。 注5.UI(User Interface) ユーザー(利用者)とシステムを利用する際に接点となる表示、操作方法、及び機能。 (2) ビジネスサービス事業 ビジネスサービス事業は、栃木県を中心に中小企業への経営支援を実践するために、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)(注6)サービス及びビジネスサービスを提供しております。 ① BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービス:業務請負 中小企業は経営資源が限られているため、経理処理等の業務を外部に依頼する傾向があります。当社はこのような企業向けのBPOサービスを提供しており、主な内容は次のとおりです。 ・経理代行:会計基準に則った残高試算表(月次決算)を作成 ・事務代行:原始証憑の整理、伝票起票、会計データ入力等のサービスを提供 ・その他 :給与計算事務代行、各種業務請負など ②ビジネスサービス 中小企業のDX推進や成長に伴い発生する経営上の諸問題の解決のため、税理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士等と連携したソリューションサービスを提供しております。 ・リモートサービス:リモートアクセス(注7)を活用した遠隔操作により、経営指標作成等の即時対応や 月次決算の早期提示等を提供 ・経 営 分 析  :財務数値を、収益性・成長性・効率性・生産性・安全性の観点から分析して提供 ・そ の 他 :事業計画作成、決算代行、助成金申請、生命保険・損害保険対応、株価算定等 《用語説明》 注6.BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング) 企業運営上の業務を専門企業に外部委託すること。総務・人事・経理に関連するデータ処理などの業務が対象となるケースが多い。 注7.リモートアクセス 通信回線を通して、遠隔地にあるコンピューター等に接続すること。遠隔地のコンピューターにリモートアクセスすることによって、そのコンピューターを目の前にある時と同じように直接操作することができる。 (3) 介護サービス事業 介護サービス事業は、栃木県佐野市、群馬県館林市、長野県小諸市において、介護付き有料老人ホームを運営し介護サービスを提供しております。なお、当社の介護サービスは介護保険法上の居宅サービスに該当し、各県から「居宅サービス事業者」の指定を受けております。 ① 介護付き有料老人ホーム(特定施設入居者生活介護) このサービスは、特定施設サービス計画に基づき、入居された要介護者に対し、入浴、排せつ、食事等の介護及び日常生活上の支援を行い、医療機関と連携したターミナルケア(注8)も行っております。 さらに、有事の際の入居者へ介護サービスの継続のため、72時間の完全介護及び96時間の生活支援を行える体制(事業継続プログラム)を整備し対応しております。 ② その他介護サービス その他介護サービスでは、長野県小諸市において「短期入所生活介護(ショートステイ)」「通所介護(デイサービス)」「居宅介護支援事業」を提供しております。さらに、地域の自治体と連携した「介護予防事業」を推奨しております。 《用語説明》 注8.ターミナルケア 終末期医療や看護のこと。 [事業系統図] 当社グループにおける事業の系統図は、次のとおりです。
経営方針・対処すべき課題2,472字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、「ICTの提供による中小企業への経営支援を通じた社会貢献」のため、常に新しい商品、新しいサービスの開発に挑戦し、顧客の創造を事業目的としております。 また、持続的な企業価値向上のため、サステナビリティ経営を推進し、様々な社会的課題からESG(環境・社会・ガバナンス)を実践し、ステークホルダーに還元してまいります。 特に、ICTの提供は、DX(デジタルトランスフォーメーション)により人々の生活に変化をもたらし、豊かにしていくものと思われます。これらのデジタル革命や新技術による業務プロセスの変化に対応することで「Plus1」の付加価値を提供し、美容サロンをはじめ中小企業への経営支援を通じ、当社の企業価値向上に努めてまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、自己資本利益率(ROE)10%を目指すため、売上高成長率、営業利益率及び経常利益率の安定確保、1株当たり当期純利益の向上に努めるとともに、安定したキャッシュ・フローの継続に努めております。 ROEの目標水準には、CAPM理論を活用して当社の資本コストを上回るバランスの良い資本構成の継続に努めております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループを取り巻く経営環境は、社会・経済活動の持ち直し傾向が続いている一方、米国の政策動向に対する懸念、不安定な国際情勢、円安や物価上昇の継続による個人消費への影響などの不安材料等によりわが国経済への影響は当面のあいだ継続するものと判断しております。 当社は、不透明な経済環境のなか変化へ適応していくためにも、中期経営計画を策定し、中長期的な成長戦略(成長と深化)による「既存事業の構造改革」と「新しいサービスと事業の創出」を実践することで、事業の成長と安定した収益の確保に努めてまいります。 当社のコア事業が属する情報通信業界では、デジタル技術の進展・普及に伴い、企業の生産性向上や競争力強化を目的としたIT・DX関連サービスの提供需要が一層求められており、追い風と言える市場環境が継続しております。そのための事業戦略として、当社グループの収益の柱となるコンテンツの永久的改善と付加価値を創造し、現在、芽が出始めている新たなサービスの拡大と新サービスの開発を推進いたします。 美容ICT事業では、収益の柱であるシステム販売(物販)に、保守、コンテンツ、及び新たな課金型サービス等のストック収益の上積みを進めております。経済産業省よりDX認定事業者、IT導入支援事業者に認定され、提供する製品やコンテンツサービスがIT導入補助金の対象となり、追い風と言える市場環境が継続しております。また、他社とのアライアンスを推進し、お客様の経営を支援する新しいコンテンツサービスの開発に努めてまいります。 ビジネスサービス事業では、「経営革新等支援機関」としてお客様の経営改善コンサルティング業務の伸長に加え、会計サービスを中心とした中小企業向けバックヤードサービスの提供により、既存顧客を中心とした継続案件による安定した収益を確保してまいります。 介護サービス事業では、地域と連携した介護施設の運営により、入居稼働率の維持による安定した収益を確保いたします。さらに、コロナ感染防止による自粛の影響の大きかった在宅支援事業(通所介護・短期入所生活介護・居宅介護支援・健康促進事業)の再構築を促進しつつ、介護保険外の在宅サービスを強化してまいります。 (4) 会社の対処すべき課題 ① 美容ICT事業の収益の安定と成長 当社グループが更なる成長を遂げるため、収益の安定と成長を図ってまいります。そのために、サブスクリプション売上を拡大するとともに、新たなサービスの開発に努めてまいります。 システム販売においては、機能拡充を含め大規模なバージョンアップを行い、顧客満足度向上と新規ユーザーの獲得に努めてまいります。 ② システムの安定稼働とセキュリティーの強化 インターネット社会において、情報漏洩や不正アクセスなどの様々な脅威に日々対応が求められております。提供するシステムやサービスにおいては、サーバーの増強を含め、継続的にシステム強化に取り組んでまいります。 ③ DXを推進し、社内外に新たな価値創造 当社グループは、DXへの取り組みを積極的に進め、社内業務プロセスのデジタル化推進・合理化による全体最適化や経営の機動性を高める仕組みづくりに取り組んでまいります。一方、当社グループの提供するサービスにより、お客様の集客や業務効率、コスト削減を支援しお客様のDX推進を進める「DXパートナー」へと変革してまいります。このように、DXを推進し、社内外に新たな価値創造を実施してまいります。 ④ 人財採用と育成環境の拡充 当社グループは、「人財はお客様へ提供する付加価値の源泉」であり、当社グループの発展を支える不可欠な存在として、競争優位性を決定づける大切な経営資源と考えております。事業戦略に沿った継続的な採用活動を推進するとともに、社員一人ひとりが能力を発揮できるよう、人財育成プログラムの実践と、次世代人財の育成に注力してまいります。 ⑤ 経営管理体制の強化(コーポレート・ガバナンス、サステナビリティ経営) 当社グループは、社会発展のために果たすべき義務や役割を理解し、事業や地域貢献などの活動を通じて企業価値向上と社会課題解決の双方を実現するサステナビリティ経営を推進してまいります。 持続的な成長と企業価値の向上を実現するためには、コーポレート・ガバナンス体制の強化が重要と考え、経営と業務執行の分離により、的確かつ迅速な意思決定及び業務執行体制並びに適正な監督・監視体制の構築を図っており、今後も継続してまいります。
事業等のリスク7,157字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 また、必ずしもリスク要因に該当しない事項についても、投資者の投資判断上、重要と考えられる事項については積極的な情報開示の観点から記載しております。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 (1) 業界環境に関するリスクについて ① 感染症に関するリスク情報 新型コロナウイルス感染症が、季節性インフルエンザと同じ5類感染症に移行されたことにより感染症対策が緩和され、経済活動が正常化したことに伴い、リスク割合は軽減しました。 一方、介護サービス事業では、引き続き高い緊張感をもって感染症対策を継続しており、従業員や入居者及び介護サービス利用者等が感染し、集団感染など感染が拡大した場合には当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 技術革新への対応について 当社グループの美容ICT事業では、ICT関連技術に基づいた事業を展開しており、今後も適時に顧客や市場のニーズに対応した競争力のある製品・サービスを提供していく方針であります。 しかしながら、ICT関連業界は、新技術の開発及びそれに基づく新サービスの導入が相次いで行われており、非常に変化が激しいものとなっております。そのため、技術革新に対する当社グループの対応が遅れた場合には、当社グループの競争力が低下する可能性に加え、急激な技術革新に対応するためにシステム又は人材への投資金額が増大する可能性があり、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 競合の激化による影響について 当社グループの美容ICT事業では、当社グループ商品と競合するソフトウエアを販売する業者が複数存在しております。また、スマートフォン向けアプリやクラウド等の新技術を活用した新規参入業者も見られます。当社グループは高機能で付加価値のある魅力的な商品を投入することにより他社との差別化を図る方針でありますが、他社との競合が激化し、他社に対する当社グループの優位性が失われた場合や、当社グループの想定以上に価格が下落した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 特定業種への依存について 当社グループの美容ICT事業では、主に美容サロン業界に対し業種特化型の業務アプリケーションを提供することを主要な事業としております。そのため、当社グループの業績は、美容サロンの業績の動向や設備投資の動向の影響を受ける場合があります。当社グループは、新たな市場や事業の創出、技術領域への取り組みなど事業の拡大に努めておりますが、美容サロン業界における業績の低迷や設備投資の停滞が継続した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 事業内容に関するリスクについて ① ソフトウエアへの開発投資について 当社グループは、美容ICT事業において、ソフトウエアへの開発投資を実施しております。当該開発コストのうち要件を満たしたものは、ソフトウエアとして資産計上され、商品のリリース後に、見込販売数量に基づく償却額と、販売可能見込期間(3年)に基づく均等配分額のいずれか大きい額をソフトウエア償却額として計上しております。しかしながら、当該商品の販売計画を中止する意思決定を行った場合や、事前の販売見込みを大幅に下回る場合等、回収可能性がないと判断された場合には、ソフトウエア償却費等の追加計上が必要となる可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 納品後の不具合について 当社グループの美容ICT事業において、ソフトウエアを開発するにあたっては、商品リリース前に入念にテストを実施し、不具合の発生防止に努めております。また、顧客への納品時にも様々なテストを行っておりますが、システムの運用段階に至ってから不具合が発生する場合も想定されます。本書提出日現在においてシステムの不具合に関して顧客から損害賠償等を請求されている事実はありません。しかしながら、当社グループの過失によるシステムの不具合により顧客に損害を与えた場合、損害賠償を請求される可能性や不具合を修正するために追加費用が発生する可能性、顧客から商品が返品される可能性、当社グループ商品の評判が低下する可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ システムトラブル・ネットワークインフラの障害について 当社グループの美容ICT事業において、顧客にサービスを提供するにあたっては、コンピュータシステム及びそのネットワークに多くを依存しております。当社グループは、事業の安定的な運用のため、運用監視サービス導入による障害時対策、サーバー冗長化構成によるバックアップ体制等の手段を講じることで、システムトラブルの防止及び回避に努めております。また、外部不正アクセス防止やウィルス感染対策等、セキュリティ対策を実施しております。 しかしながら、地震、火災などの自然災害や、サイバーテロなどに起因するシステムトラブル又はネットワークインフラの障害等により、当社グループのシステムなどが正常に稼働しない状態が発生した場合、当社グル一プが提供するサービスが停止し、又はサービス品質が低下する等、重大な支障が生じる可能性があり、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 有資格者及び人員の確保について 当社グループの介護サービス事業において提供する各種サービスは、介護保険法において有資格者の配置等、一定の人員基準等が定められております。当社グループは、当該基準を満たすため、有資格者を含む人材獲得及び自社教育等による人材育成に努めております。 当社グループは、現時点において人員確保に関して重大な支障は生じていないものと認識しておりますが、事業運営に必要な人員の確保が困難となった場合や既存人員の流出等が生じた場合、サービス品質の低下や介護報酬の減算、介護サービスの継続提供が困難となる可能性があるほか、人員確保のための待遇の見直しや求人のためのコスト負担が増加する可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 高齢者介護における安全衛生管理について 当社グループの介護サービス事業における入居者及び利用者の大半は、要支援又は要介護認定を受けている高齢者であります。 当社グループは、施設人員の十分な配置、接遇・サービスにかかる教育研修や各種マニュアルの整備及び徹底等、安全衛生管理には十分努めておりますが、各介護サービス事業所において転倒・転落事故、食中毒、集団感染の発生等、当社グループにとって不測の事態が生じた場合、その原因によっては当社グループの過失責任が問われる可能性があり、損害賠償請求や行政による指導又は処分が生じる可能性があるほか、当社グループの事業所運営に対する信用が失墜し、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 災害等発生時の対応について 当社グループの介護サービス事業においては、大規模な自然災害や火災等が発生した場合に備えて、各施設にスプリンクラーを設置し、定期的に防災訓練を実施しております。しかしながら、入居者の多くは要支援又は要介護認定を受けた高齢者であるため、スムーズな避難が困難である可能性があります。自然災害が発生した場合に事前の想定通りに適切な対応ができなかった場合、当社グループの責任が問われ、当社グループが損害賠償を求められる可能性や、当社グループの信用力が低下する可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 機密情報の管理について 当社グループでは、美容ICT事業において顧客情報や美容サロンユーザーの情報等、ビジネスサービス事業において顧客情報や顧客の財務情報等、介護サービス事業において入居者・利用者の情報等、多数の機密情報を取り扱っております。そのため、機密情報管理体制の整備、社員教育の徹底や情報漏洩防止ソフトウエアの導入等により、外部からの不正アクセス、情報データの持ち出し等による機密情報の漏洩を防止するよう対策を講じております。しかしながら、不測の事態によりこれらの機密情報が外部に流出した場合、対応するための費用が発生する可能性や、事業を停止せざるをえない可能性、当社グループの社会的信用が失墜する可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 知的財産権の侵害について 当社グループは第三者の知的財産権を侵害しないよう常に注意を払って事業展開しております。現時点において当社グループが第三者の知的財産権を侵害している事実はないものと認識しておりますが、将来において当社グループの認識の範囲外で第三者の知的財産権を侵害してしまった場合、当該第三者から損害賠償請求や使用差止請求等の訴訟を提起される可能性があり、その場合、当社グループの事業運営、財務状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 法的規制について ① インターネット上の事業展開に係る法的規制について 当社グループの美容ICT事業においては、インターネットを利用したサービスを提供しております。 近年、インターネット上のトラブル等への対応として、インターネット関連事業を規制する法令は徐々に整備されている状況にあり、当社グループのインターネットを利用したサービスは、「電気通信事業法」「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(プロバイダ責任制限法)」「不正アクセス行為の禁止等に関する法律(不正アクセス禁止法)」等、各種法令により規制を受けております。 現時点において当該法令により事業展開に支障を生じている事実はありませんが、今後インターネットの利用や関連するサービス及びインターネット関連事業を営む事業者を規制対象として、新たな法令等の制定や既存法令の解釈変更等がなされた場合には、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 一般労働者派遣及び有料職業紹介に係る法規制について 当社グループのビジネスサービス事業においては、厚生労働大臣より一般労働者派遣事業者及び有料職業紹介事業者としての許可を受けております。 許認可等の名称     所轄官庁    有効期限 1   一般労働者派遣事業許可証    厚生労働省    2028年6月30日 2   有料職業紹介事業許可証    厚生労働省    2030年12月31日 一般労働者派遣事業については、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(労働者派遣法)」において、派遣元事業主(当社グループ)が欠格事由に該当した場合や、法令に違反した場合、事業許可の取消もしくは業務停止を命じられる旨が規定されております。また、有料職業紹介事業についても「職業安定法」に基づき、同様の処分がなされる旨が規定されております。現時点において上記に抵触する事実はありませんが、今後何らかの理由により、当社グループに事業許可の取り消しや業務停止が命じられた場合には、財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 また、労働市場を取り巻く社会情勢の変化に応じて関連法令の改正又は解釈の変更が行われる可能性があります。法改正等の方向性によっては、当社グループの事業運営に制約が生じる可能性があります。 ③ 宅地建物取引業に係る法規制について 当社グループのビジネスサービス事業においては、宅地建物取引業免許の登録を受けております。 許認可等の名称     所轄官庁    有効期限 1   宅地建物取引業免許    栃木県知事    2029年9月27日 当社グループでは法令遵守を徹底しており、現時点において、当該免許が取消となる事由は発生しておりませんが、今後何らかの理由により、当該免許が取消され又は更新が認められない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 ④ 介護サービス事業に係る法規制について 当社グループの介護サービス事業において提供されるサービスは、介護保険法に基づくサービスが中心となっており、「介護保険法」その他関連諸法令の規制を受けております。 許認可等の名称    所轄官庁    有効期限 1   特定施設入居者生活介護    栃木県    2030年8月31日 2   介護予防特定施設入居者生活介護    栃木県    2030年8月31日 3   特定施設入居者生活介護    群馬県    2030年5月31日 4   介護予防特定施設入居者生活介護    群馬県    2030年5月31日 5   通所介護    長野県    2029年11月15日 6   短期入所生活介護    長野県    2029年11月15日 7   特定施設入居者生活介護    長野県    2029年11月15日 8   訪問介護    長野県    2028年4月15日 9   介護予防短期入所生活介護    長野県    2029年11月15日 10   介護予防特定施設入居者生活介護    長野県    2029年11月15日 11   通所型サービスA    小諸市    2030年3月31日 12   訪問型サービスA    小諸市    2028年4月15日 13   居宅介護支援    小諸市    2030年4月30日 介護サービス事業を行うにあたっては、サービスの種類及び事業所毎に都道府県知事、もしくは市町村長に申請し、指定を受ける必要があります。指定を受けるためには、定められた人員、設備及び運営基準を満たす必要があります。現時点において上記に抵触する事実はありませんが、今後何らかの理由により、この基準を維持できない場合や法令に違反した場合等、指定の取消事由に該当した場合、指定が取り消される可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 許認可等の名称    法令違反及び主な許認可取消事由 通所介護   都道府県知事は、介護保険法及び老人福祉法その他法令もしくはこれに基づく処分に違反行為があったとき、法人(業務を行う役員を含む)が介護保険法第77条の指定の取消事由に該当するに至ったときは、指定の取消に処する。 短期入所生活介護    同 上 特定施設入居者生活介護    同 上 訪問介護    同 上 介護予防短期入所生活介護   都道府県知事は、介護保険法及び老人福祉法その他法令もしくはこれに基づく処分に違反行為があったとき、法人(業務を行う役員を含む)が介護保険法第115条の9の指定の取消事由に該当するに至ったときは、指定の取消に処する。 介護予防特定施設入居者生活介護    同 上 通所型サービスA   市町村長は、介護保険法及び老人福祉法その他法令もしくはこれに基づく処分に違反行為があったとき、法人(業務を行う役員を含む)が介護保険法第78条の10の指定の取消事由に該当するに至ったときは、指定の取消に処する。 訪問型サービスA    同 上 居宅介護支援   市町村長は、介護保険法及び老人福祉法その他法令もしくはこれに基づく処分に違反行為があったとき、法人(業務を行う役員を含む)が介護保険法第84条の指定の取消事由に該当するに至ったときは、指定の取消に処する。 なお、介護保険制度は、3年毎に制度全般の見直し及び介護報酬の改定が行われております。介護報酬の引き下げ等、当社グループにとって不利な方向で法令の改正又は報酬改定が行われた場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (4) その他について ① 減損会計の適用について 当社グループは、事業用の資産として土地・建物等の固定資産を有しており、各事業の収益性が低下した場合であっても速やかに対応策を講じることにより、収益性向上に努めております。 しかしながら、競合その他の理由によって、各事業の収益性が著しく低下する場合には、減損損失の計上が必要となり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 特定の地域への依存について 当社グループのビジネスサービス事業は、主に栃木県を中心に事業展開しております。 また、介護サービス事業は、栃木県、群馬県、及び長野県に3施設を有しております。関東地方に大規模な地震等の自然災害が発生した場合、エリアが集中していることもあり、これら2事業の事業活動を停止せざるをえない可能性や、建物や設備等が損傷し、その修復に多大な費用が必要となる可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 当連結会計年度(2024年11月1日から2025年10月31日)におけるわが国の経済は、社会・経済活動の持ち直し傾向が続いている一方、米国の政策動向に対する懸念、不安定な国際情勢、円安や物価上昇の継続による個人消費への影響など、依然として先行きは不透明な状況が続いております。コア事業の情報通信業界では、デジタル技術の進展・普及に伴い、企業の生産性向上や競争力強化を目的としたIT・DX関連サービスの提供需要が一層求められており、追い風と言える市場環境が継続しております。このような経済環境のなか、当社グループでは2024年10月期から2026年10月期までの中期3ヵ年計画を発表し、株主価値・企業価値向上のための施策、及び成長戦略に取り組んでおります。 また、当社は東京証券取引所スタンダード市場に株式上場しており、さらに2025年7月14日付にて名古屋証券取引所メイン市場にも重複上場いたしました。より多くの株主の皆様、特に当社株主構成の大部分を占める個人投資家様に向けて、当社事業へのご理解と認知度の向上、並びに継続的な対話の機会の拡充を目指してまいります。 美容ICT事業では、経済産業省よりDX認定事業者、IT導入支援事業者に認定され、提供する製品やコンテンツサービスがIT導入補助金の対象となり、さらに、既存ユーザーの一部には、本年10月までのWindows10のサポート終了に伴う機器の入れ替え需要など引き合いが増え、当初見通しを超えた利益を確保しております。 ビジネスサービス事業では、ベースとなる月次業務売上が安定した収益を確保しており、さらに経済産業省より経営革新等支援機関の認定を受けコンサルティングサービスの拡充に努めております。 介護サービス事業では、介護付き有料老人ホームにおいてターミナルケア(看取り)を行っておりますが2025年5月より高齢入居者の老衰、または持病の悪化等によるご逝去が重なりました。介護施設への入居者数は、地域に根付いた施設運営により例年に比べ多くの入居実績を確保しましたが、この入居者数を超える退去者数(ご逝去)となり施設稼働率の低下により事業損益に影響いたしました。 以上の結果、当連結会計年度における当社グループの業績は、売上高2,605,272千円(前連結会計年度比0.4%の増加)、営業利益193,039千円(同30.6%の増加)、経常利益197,225千円(同25.8%の増加)、親会社株主に帰属する当期純利益は125,510千円(同25.2%の増加)となりました。 セグメント別の業績は、以下のとおりであります。なお、セグメント利益は営業利益に基づいております。 a 美容ICT事業 美容ICT事業では、収益の柱であるシステム販売(物販)に、保守、コンテンツ、及び新たな課金型サービス等のストック型収益の積み上げを進めております。 当連結会計年度では、Windows10のサポート終了に伴う入れ替え需要を着実に取り込み、前連結会計年度を上回る利益を確保いたしました。 システム販売(物販)では、美容サロン向けDXシステム「Saclaシリーズ」の最新版である「Sacla PREMIUM Plus - DX Partner for Beauty -」をリリースし、既存システムからの入れ替えが順調に推移しております。また、美容ディーラー向け販売管理システムでは、従来の主力製品「i-SCAP/EX」を機能強化したリニューアル版として、「DEALERS+(ディーラーズプラス)」を新たにリリースいたしました。 WEBコンテンツでは、サロン向け電子カルテ「cloud karte(クラウドカルテ)」をリリースし、昨今の美容業界におけるカルテ電子化の需要に対応しております。「cloud karte」は、マルチデバイスでの利用が可能で、いつでもどこでもカルテを保管できる利便性と、直感的に操作できるUIを備え、シームレスな顧客体験を提供いたします。今後は当社コンテンツの中核を担うサービスの一つとして成長が期待されます。 さらに、課金型ストックビジネスでは、2025年6月1日付で連結子会社のVID株式会社と合併したことにより、VIDクラウドシステムのブラッシュアップにも着手いたしました。課金型クラウドシステムを拡充することにより、システム販売(物販)の変動リスクを軽減しつつ、WEBコンテンツや保守契約を含むストック型収益の拡大を加速させ、収益基盤の安定化と、更なる成長に向けた取り組みを一層強化してまいります。 また、次世代サービスに不可欠なテクノロジーであるAIの活用による新たな仕組みづくりにも着手し、開発リソースの効率化やコストダウン、さらにはシステム及びコンテンツの一層の進化につなげてまいります。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は1,550,116千円(前連結会計年度比2.1%の増加)、セグメント利益(営業利益)は129,502千円(同108.8%の増加)となりました。 b ビジネスサービス事業 ビジネスサービス事業では、中小企業の経営支援のため、会計・経理業務を中心に各種サービスを提供しております。経済産業省より経営革新等支援機関に認定され、お客様の経営課題の改善のための経営力向上計画策定や事業再構築支援等のコンサルティングサービスを提供しております。 コア業務の会計サービスは、月次決算等の財務報告を中心に、資金繰りサポートや記帳及び給与計算等の事務代行(BPO)サービスの提供、並びに関連する会計・給与・販売管理ソフトのITシステム運用支援、及びリスクマネジメント(生保・損保代理店業務)を行っております。 これらのサービス提供により既存顧客との関係はより強固なものとなり、さらに紹介パートナー契約企業、地域の金融機関や士業とのアライアンスにより安定した新規取引先の獲得につながっております。 当連結会計年度は、前連結会計年度より推進している法人向けサービスの新規獲得などの施策により、月次会計並びに決算代行サービスなどのコア業務が安定した伸びとなりました。引き続きクライアントのDXを活用した効率化や事業承継、認定支援機関としてのコンサルティングサービスの提供など企業のバックヤード業務に対する各種サービスの拡充に努めてまいります。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は322,293千円(前連結会計年度比1.3%の増加)、セグメント利益(営業利益)は30,612千円(同2.1%の増加)となりました。 c 介護サービス事業 介護サービス事業では、介護付き有料老人ホームを3施設(栃木県佐野市、群馬県館林市、長野県小諸市)及び在宅支援事業(通所介護・短期入所生活介護・訪問介護・居宅介護支援・健康促進事業)を1施設(長野県小諸市)運営しております。 介護付き有料老人ホームでは、地域に根付いた施設運営により例年に比べ多くの入居実績を確保しましたが、2025年5月より高齢入居者の老衰、または持病の悪化等によるご逝去が重なり、入居者数を上回る退去者数(ご逝去)により、事業損益に影響がありました。一方、デイサービスやショートステイ等の在宅介護サービスにおいては、感染症対策(BCP)の整備・実施により当施設では大きな感染を発生させることなく高い稼働率を維持しております。 また、費用面においては、高騰する食材価格や光熱費などのコストを適切にコントロールする一方、質の高い介護サービスの維持・拡充のための人件費や介護スタッフ補充に伴う採用活動費用は、将来への投資と考え拡充しております。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は718,718千円(前連結会計年度比2.9%の減少)、セグメント利益(営業利益)は22,093千円(同50.6%の減少)となりました。 ② 財政状態の状況 a 流動資産 当連結会計年度末における流動資産の残高は1,615,947千円(前連結会計年度末比37,556千円の増加)となりました。これは主として、商品の増加(同32,330千円の増加)によるものであります。 b 固定資産 当連結会計年度末における固定資産の残高は1,419,930千円(前連結会計年度末比59,572千円の増加)となりました。これは主として、土地の増加(同78,121千円の増加)、ソフトウエア仮勘定の減少(同19,939千円の減少)によるものであります。 c 流動負債 当連結会計年度末における流動負債の残高は482,803千円(前連結会計年度末比56,289千円の増加)となりました。これは主として、買掛金の増加(同16,582千円の増加)、未払法人税等の増加(同31,738千円の増加)によるものであります。 d 固定負債 当連結会計年度末における固定負債の残高は514,423千円(前連結会計年度末比51,231千円の減少)となりました。これは主として、長期借入金の減少(同61,680千円の減少)によるものであります。 e 純資産 当連結会計年度末における純資産の残高は2,038,651千円(前連結会計年度末比92,070千円の増加)となりました。これは主として、資本剰余金の減少(同101,150千円の減少)、自己株式の減少(同105,939千円の減少)、利益剰余金の増加(同82,795千円の増加)によるものであります。 以上の結果、当連結会計年度末の総資産は3,035,878千円(前連結会計年度末比97,128千円の増加)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ18,264千円減少し1,240,234千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は282,648千円(前連結会計年度は230,288千円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益188,416千円、減価償却費133,001千円、法人税等の支払額48,488千円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は194,901千円(前連結会計年度は112,998千円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出111,239千円、無形固定資産の取得による支出88,014千円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は106,011千円(前連結会計年度は67,916千円の使用)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出61,680千円、配当金の支払額42,726千円によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の状況 a 生産実績 当連結会計年度における生産金額をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年11月1日 至 2025年10月31日) 売上原価(千円)   前年同期比(%) 美容ICT事業   837,358   △3.3 ビジネスサービス事業   181,526   1.3 介護サービス事業   545,522   0.5 その他   5,432   △41.4 合計   1,569,840   △1.7 (注) セグメント間取引については相殺消去しております。 b 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年11月1日 至 2025年10月31日) 販売高(千円)   前年同期比(%) 美容ICT事業   1,550,116   2.1 ビジネスサービス事業   322,293   1.3 介護サービス事業   718,718   △2.9 その他   14,143   △21.4 合計   2,605,272   0.4 (注) 1.セグメント間取引については相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績については、当該販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10未満であるため、記載を省略しております。 c 受注実績 当社グループの販売品目は、受注生産形態をとらないため、該当事項はありません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 当社グループの経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しておりますが、連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 (固定資産の減損) 当社グループでは、固定資産の減損に係る回収可能性の評価にあたって、資産のグルーピングを行い、収益性が著しく低下した資産グループについて、固定資産の帳簿価額を回収可能性まで減損し、当該減少額を減損損失として計上することとしております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定にあたって、慎重に検討を行っておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、減損処理が必要となる可能性があります。 (繰延税金資産) 当社グループでは、繰延税金資産について定期的に回収可能性を検討し、当該資産の回収が不確実と考えられる部分に対して評価性引当額を計上しております。回収可能性の判断においては、将来の課税所得見込額と実行可能なタックス・プランニングを考慮して、将来の税金負担額を軽減する効果を有すると考えられる範囲で繰延税金資産を計上しております。将来の課税所得見込額はその時の業績等により変動するため、課税所得の見積りに影響を与える要因が発生した場合は、回収可能額の見直しを行い繰延税金資産の修正を行うため、当期純損益額が変動する可能性があります。 (市場販売目的のソフトウエアの評価) 市場販売目的のソフトウエアの評価については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」をご参照ください。 ② 経営成績の分析 当連結会計年度における経営成績は、売上高につきましては2,605,272千円、売上総利益1,035,432千円、営業利益193,039千円、経常利益197,225千円、親会社株主に帰属する当期純利益は125,510千円となりました。 a 売上高 当連結会計年度の売上高は、2,605,272千円(前連結会計年度比0.4%の増加)となりました。 売上高の分析につきましては「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況」をご参照ください。 b 売上原価 当連結会計年度の売上原価は、1,569,840千円(前連結会計年度比1.7%の減少)となりました。 c 販売費及び一般管理費 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、842,392千円(前連結会計年度比0.9%の減少)となりました。 d 営業外損益 当連結会計年度の営業外収益は、7,501千円(前連結会計年度比27.1%の減少)となりました。 営業外費用は、3,316千円(同154.4%の増加)となりました。 e 特別損益 特別損失は、8,808千円(前連結会計年度比224.1%の増加)となりました。 ③ 財政状態の分析 財政状態の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② 財政状態の状況」をご参照ください。 ④ キャッシュ・フローの分析 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 ⑤ 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、ソフトウエア開発に伴う製造費用の他、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。必要な資金については、自己資金及び借入金による資金調達を基本としております。 資金の流動性については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 ⑥ 経営上の目標の達成状況 当社の収益目標である自己資本利益率(ROE)10%に対して、当連結会計年度における自己資本利益率(ROE)は6.3%となりました。引き続き、厳しい市場環境に屈することなく、企業価値を高め、持続的な成長を図ってまいります。 ⑦ 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、業界環境、事業内容、法的規制等様々なリスク要因があると認識しております。 ⑧ 経営者の問題認識と今後の方針について 当社グループが今後、持続的な成長を果たすためには、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の様々な課題に対処していくことが必要であると認識しております。これらの課題に対し常に最大限入手可能な情報に基づき、現在及び将来の事業環境を認識し最適且つ迅速な対応に努めていく方針であります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。