概要
株式会社ドリーム・アーツは1996年12月に設立され、2023年10月に東証グロース市場へ上場した。大企業向けSaaSプロダクトを提供し、主力はノーコード開発ツール「SmartDB®」である。社内ポータル「InsuiteX®」、チェーンストア向け「Shopらん®」、個別開発型クラウドサービス「DCR」を展開する。2025年12月期の売上高は57億円、従業員数は293名。本社は東京都渋谷区に置く。
事業セグメントはクラウド・オンプレミス・プロフェッショナルサービスの三つ
当社グループは事業を「クラウド事業」「オンプレミス事業」「プロフェッショナルサービス事業」の3セグメントに区分する。クラウド事業はSaaSプロダクトの月額利用料がストック収益であり、SmartDB、InsuiteX、Shopらん、DCRが含まれる。オンプレミス事業はパッケージソフトウェアのライセンス料とメンテナンス料、プロフェッショナルサービス事業は導入支援やシステム開発のスポット収益である。2025年12月期のクラウド事業売上高は35億円(ホリゾンタルSaaS)であり、前年比19.7%増と成長を牽引する。
「SmartDB」を核としたBD市場への集中
同社は国内従業員1,000名以上の大企業約3,700社を「ビッグ・ドーナツ(BD)市場」と定義し、リーディングカンパニーを目指す。BD領域はERPなどの基幹系システムを取り巻く現場部門向けシステムであり、従来はシステムインテグレーターによるカスタマイズで対応されてきた。SmartDBはノーコード開発ツールとして現場部門の市民開発を可能にし、投資効率の向上と機動的な業務デジタル化を実現する。2025年12月期末時点の契約企業数は195社、MRR(月額利用料)は319,688千円に達する。
海外拠点を含む開発・運用体制
同社は東京・広島の2本社体制をとり、開発拠点として広島ラボ、中国大連の子会社夢創信息、沖縄県石垣市のクラウド監視センターを持つ。大連子会社は開発・テスト・サポートを担当し、石垣の監視センターは24時間365日稼働する。2021年には子会社のドリーム・アーツ沖縄を吸収合併した。海外拠点のDX需要に対応するため、SmartDBにはAI翻訳による20か国語対応やGDPR準拠の機能が追加されている。
経営方針とミッション
ミッションは「協創する喜びにあふれる人と組織と社会の発展に貢献する」である。スローガンは「協創力を究めよ Peak the Arts of Co-creation」、ビジョンは「BD市場のリーディングカンパニー」を掲げる。バリューとして「圧倒的な当事者意識」「自律とリーダーシップ」など6項目を定める。2024年9月にはセキュリティ憲章を制定しセキュリティ委員会を設置、同年12月には米国Fortanix社と技術提携しBYOKソリューションを提供開始した。
業界の中での役割は大企業の業務デジタル化を支援するSaaSプロバイダー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| クラウド | 45億円 | 78.9% | 18億円 | 40.0% |
| プロフェッショナルサービス | 7億円 | 12.3% | 1億円 | 14.3% |
| オンプレミス | 5億円 | 8.8% | 2億円 | 40.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01大企業(全業界)主力
大企業の業務デジタル化やDX推進を支援するため、ノーコード開発ツール「SmartDB®」や社内ポータル構築ツール「InsuiteX®」を提供。IT人材不足の解消や現場主導の業務改革を実現する。
大規模組織向けの高度な機能を備える
- SmartDB®
- ノーコード開発ツール。業務アプリケーションをプログラミング不要で開発でき、大企業の基幹業務周辺からERPフロントまで幅広く対応する。
- InsuiteX®
- 社内ポータル構築ツール。社内情報を集約・発信・共有し、大企業の組織運営を支援する。
02チェーンストア準主力
チェーンストア向けの情報共有ツール「Shopらん®」を提供。本部と店舗間の情報伝達を効率化し、業務実施率の向上や現場の生産性改善を支援する。
チェーンストア業界に特化した機能を提供
- Shopらん®
- チェーンストアの本部と店舗で異なるインターフェイスを持つ情報共有ツール。指示通達や業務タスク管理、売場ノート(iOSアプリ)などを備える。
03特定顧客向け(各種業界)副次
特定顧客の要件に応じてシステムを開発し、クラウド上で運用・拡張するDCR(DX Custom Resolution)を提供。個別性の高い課題に対して、開発から運用まで一貫してサポートする。
- DCR(DX Custom Resolution)
- 企業固有の戦略要件に基づくシステムを開発し、継続的に機能拡張する開発運用一体型サービス。
04オンプレミス利用企業副次
従来からオンプレミス環境で利用する既存顧客向けに、パッケージソフトウェアとメンテナンスを提供。SaaSへの移行を促進するための位置付け。
- SmartDB®(パッケージ版)
- ノーコード開発ツールのオンプレミス版。既存顧客に限定し、ライセンス提供する。
- INSUITE®(パッケージ版)
- 社内ポータル構築ツールのオンプレミス版。既存顧客向け。
製品と技術
ノーコード開発ツール「SmartDB」の機能体系
SmartDBは25種類のパーツをドラッグ&ドロップで配置し、入力フォームとデータベースを自動作成する。ワークフロー機能は条件分岐、合議、並行承認、差し戻しなどの複雑なプロセスを設定可能。ダイナミックブランチ機能により複数の業務アプリケーションに親子関係を持たせ動的連携を実現する。セキュリティ機能として項目ごとの閲覧制限、IPアドレス制限、二段階認証を備え、BYOK対応によりユーザー管理の暗号鍵でデータを暗号化する。
InsuiteXとShopらんの位置づけ
InsuiteXは社内ポータル構築ツールであり、ビジョン浸透や組織エンゲージメント強化を支援する。Shopらんはチェーンストア向け情報共有ツールで、本部からの情報伝達や店舗間コミュニケーションを効率化する。両プロダクトはSmartDBと連携し、ワークフロー・情報共有・ナレッジ管理を統合したデジタルワークプレイスを提供する。Shopらんは株式会社ネクスウェイが「店舗matic」のブランドでも販売する。
DCRとクラウドセキュリティの取り組み
DCR(DX Custom Resolution)は特定顧客向け開発運用一体型クラウドサービスであり、企業固有の戦略要件に基づくシステムを開発し、クラウド基盤上で運用しながら継続的に機能拡張を行う。2019年11月にはDCSを対象にISMSクラウドセキュリティ認証を取得。2023年12月よりBYOKソリューションを提供し、行政機関や金融機関など厳格な情報保護が求められる分野への展開を進めている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 大企業(全業界)大規模組織向けの高度な機能を備える
- チェーンストアチェーンストア業界に特化した機能を提供
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
クラウド型サービス管理、高収益を維持
当社はクラウド型のサービスデスク・営業支援ツールを提供するソフトウェア企業。同業にはソラコム(IoTプラットフォーム)やVRain Solution(AIソリューション)などがあるが、当社は顧客管理・現場業務効率化に特化。売上高は44億円→57億円と年率約14%成長し、営業利益率も16%→17.54%と高水準。サブスクリプションモデルでストック収益が安定しており、解約率の低さが強み。一方、競合増加による価格競争や大手ベンダーとの差別化が課題。
強み
- 営業利益率17%超と高く、サブスク型のストック収益が安定した利益を生む。
- 売上高が年平均14%増と堅調に拡大し、市場シェアを伸ばしている。
- クラウドサービスの解約率が低く、長期にわたる安定的な収益基盤を持つ。
- サービスデスク・営業支援にフォーカスし、ユーザー体験を磨いて差別化。
課題
- Salesforceなど大手SaaSや同業スタートアップとの競争激化で、機能面での差別化が必要。
- SaaS市場の成熟に伴い、新規顧客獲得コストが上昇する可能性がある。
- 優秀な開発人材の獲得競争が激しく、採用・育成が成長の制約要因に。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がドリーム・アーツ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 244Aグロースエクスパートナーズ | 40億円 | 8.5倍 |
| 2 | 5257ノバシステム | 40億円 | 11.7倍 |
| 3 | 228Aオプロ | 39億円 | 14.2倍 |
| 4 | 483Aテラテクノロジー | 39億円 | 9.2倍 |
| 5 | 4056ニューラルグループ | 39億円 | — |
| 6 | 4811ドリーム・アーツ | 38億円 | 40.4倍 |
| 7 | 335Aミライロ | 38億円 | 54.2倍 |
| 8 | 4391ロジザード | 38億円 | 12.7倍 |
| 9 | 2330フォーサイド | 38億円 | 11.2倍 |
| 10 | 5029サークレイス | 38億円 | 18.2倍 |
| 11 | 9417スマートバリュー | 37億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 28件
1996年の創業とグループウェア事業の開始
1996年12月、東京都新宿区に株式会社ドリーム・アーツを設立。1999年2月、中小企業向けグループウェア「INSUITE® 99」の販売を開始。2000年9月には後継製品「INSUITE® One」を発売した。2001年12月には開発拠点として広島ラボを開設し、業容拡大に対応した。
大企業向け製品への進出とSmartDBの誕生
2002年7月、大企業向け情報ポータル「INSUITE® Enterprise」を販売開始。2005年11月、Webデータベース「SmartDB®」の販売を開始した。SmartDBはノーコード開発ツールとして非IT人材による業務アプリケーション開発を可能にし、後の成長の核となる。2007年8月には中国大連に子会社を設立し、開発・品質管理の拠点とした。
チェーンストア向けSaaSとクラウドシフト
2008年1月、チェーンストア向けSaaS「店舗matic®」を販売開始(ネクスウェイとの共同事業)。2010年11月には自社ブランド「Shopらん®」とダブルブランド展開。2012年1月、株式会社インデックス沖縄を子会社化しドリーム・アーツ沖縄に改称。2014年5月、沖縄県石垣市にクラウド監視センターを設立。2016年12月、広島オフィスを拡張し東京・広島の2本社体制を開始。
SaaSへのビジネスモデル変革と上場
2017年9月、クラウド基盤上でINSUITEとSmartDBを提供するDCS(DreamArts Cloud Service)の販売を開始。2018年12月、大企業のクラウド利用進展を受け、新規顧客向けパッケージソフトウェア販売を停止しSaaSベンダーへの変革を決定。2020年11月、INSUITE Enterpriseの後継「InsuiteX®」をリリース。2021年7月、子会社のドリーム・アーツ沖縄を吸収合併。2023年10月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場。
AI活用とセキュリティ強化の現在
2023年12月、米国Fortanix社と技術提携しBYOKソリューションを開始。2024年2月、パートナープログラムを開始。同年9月、セキュリティ憲章を制定しセキュリティ委員会を設置。2025年6月、大企業向けAI活用構想「DAPA(DreamArts Practical AI)」を発表。SmartDBにAIプロンプト管理やトークン課金管理などの機能を組み込んでいる。
年表28件を開く
1990年代
- 1996年12月創業東京都新宿区に株式会社ドリーム・アーツ設立
- 1999年2月中小企業向けグループウェア「INSUITE® 99」の販売を開始
2000年代
- 2000年9月中小企業向けグループウェア「INSUITE® 99」の後継製品「INSUITE® One」の販売を開始
- 2001年12月業容拡大に伴い広島市中区に開発拠点「広島ラボ」開設
- 2002年7月大企業向け情報ポータル「INSUITE® Enterprise」の販売を開始
- 2005年11月Webデータベース「SmartDB®」の販売を開始
- 2007年8月創業中国におけるソフトウェア開発・品質管理及び将来的な中国市場参入の拠点として中国大連に 当社を完全親会社とする「夢創信息(大連)有限公司」を設立
- 2008年1月チェーンストア向けSaaS「店舗matic®」の販売を開始(株式会社ネクスウェイとの共同事業)
2010年代
- 2010年11月チェーンストア向けSaaSを「店舗matic®」と自社ブランド「Shopらん®」のダブルブランドで 販売開始
- 2012年1月M&A株式会社インデックス沖縄の株式を51%取得し 子会社化のうえ、名称を「株式会社ドリーム・アーツ沖縄」に変更
- 2012年1月業容拡大に伴い本社を恵比寿ガーデンプレイスタワーに移転
- 2014年5月創業沖縄県石垣市に24時間365日稼働のクラウド監視センターを設立
- 2014年10月「SmartDB®」のAPIを公開し多様なアプリケーションの開発基盤としての展開を開始
- 2016年12月業容拡大に伴い広島オフィスを移転・拡張し、東京と広島の2本社体制を開始
- 2017年9月「INSUITE®」および「SmartDB®」をクラウド基盤上で提供するDCS(DreamArts Cloud Service)の販売を開始
- 2018年12月大企業におけるクラウド利用の進展を受け、SaaSベンダーへのビジネスモデル変革のために新規顧客へのパッケージソフトウェア販売を停止
- 2019年8月マイクロソフトジャパン・パートナーオブザイヤー2019「Retail アワード」受賞
- 2019年11月DCS(DreamArts Cloud Service)を対象としてISMSクラウドセキュリティ認証を取得
2020年代
- 2020年8月マイクロソフトジャパン・パートナーオブザイヤー2020「Social Responsibility アワード」受賞
- 2020年11月「INSUITE® Enterprise」の後継プロダクト「InsuiteX®」の販売を開始
- 2021年7月M&A複数回にわたる株式追加取得で100%子会社となった株式会社ドリーム・アーツ沖縄を吸収合併
- 2021年11月「SmartDB®」にダイナミックブランチ機能(特許出願中)を実装
- 2023年2月「SmartDB®」スペシャリストの認定制度「SmartDB Certified Specialist」を開設
- 2023年10月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2023年12月米国Fortanix社と技術提携し、BYOK(注)を実現するクラウドセキュリティソリューションの提供を開始
- 2024年2月デジタルの民主化を実現するエコシステム構築に向け「ドリーム・アーツ パートナープログラム」を開始
- 2024年9月セキュリティ体制の大幅強化を目的として「ドリーム・アーツ セキュリティ憲章」を制定し「セキュリティ委員会」を設置
- 2025年6月大企業向けAI活用の新構想「DAPA(DreamArts Practical AI)」を発表
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
デジタルの民主化の推進
ノーコード開発ツール「SmartDB®」により、IT専門知識のない現場部門のビジネス系人材でも業務アプリケーションを開発できる環境を提供。IT人材不足を補い、業務デジタル化を加速する。
- 02
MCSA領域での活用拡大
基幹システム(ERP等)に隣接する現場業務(フロント領域)を「SmartDB®」で内製化し、制度改正や業務変更への迅速な対応を可能にする。企業のDX基盤としての価値浸透と長期利用関係の構築を目指す。
- 03
グローバル・コネクトの推進
日本企業の海外拠点でも「SmartDB®」を活用できるよう機能拡張し、国内本社と海外拠点を一体で運用できる業務基盤を整備。海外DXを支援するソリューションを提供する。
- 04
SmartDB®の認知拡大と市場浸透
自社主催イベント、外部イベント出展、各種メディアを活用したプロモーションを実施。導入企業の先進的な取り組みや成果を発信し、ノーコード開発の利点を市場に広く訴求する。
- 05
重要成功要因への重点投資
MCSA領域での活用促進、グローバル展開、認知拡大に加え、顧客基盤拡大とLTV向上を図るため、重点領域に経営資源を集中投下する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 3期分
グループ全体で293人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は696万円で、2期前と比べて+8.1%。平均年齢は36.7歳、平均勤続年数は8.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年12月 | 644 | 36.2 | 8.4 | 268 | — |
| 2024年12月 | 672 | 36.8 | 8.9 | 272 | 294 |
| 2025年12月 | 696 | 36.7 | 8.4 | 293 | 341 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 0 / 海外 1、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 海外夢創信息(大連)有限公司中国 大連市 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は57億円、営業利益は10億円。前期と比べると増収増益で、売上が+14.0%、利益が+25.0%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 63億円 | 57億円 |
| 営業利益 | 9億円 | 10億円 |
| 純利益 | 6億円 | 8億円 |
| 1株あたり配当 | ¥20 | ¥20 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
8期分
直近は2026年2Qで、売上は30億円、営業利益は5億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+7.1%、営業利益は−16.7%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 33 | 5 | 15.2 | 3 |
| 2023年4Q | 11 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 12 | 2 | 16.7 | 1 |
| 2024年2Q | 12 | 2 | 16.7 | 2 |
| 2024年4Q | 26 | 4 | 15.4 | 3 |
| 2025年2Q | 28 | 6 | 21.4 | 5 |
| 2025年4Q | 29 | 4 | 13.8 | 3 |
| 2026年2Q | 30 | 5 | 16.7 | 4 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 7期分
2019年12月期からの7期で、売上は27億円から57億円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は17.5%。売上は5期、純利益は4期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年12月 | 27 | — | 1 | — | 0 |
| 2020年12月 | 27 | — | 0 | — | 0 |
| 複数回にわたる株式追加取得で100%子会社となった株式会社ドリーム・アーツ沖縄を吸収合併 | |||||
| 2021年12月 | 29 | — | 0 | — | 0 |
| 2022年12月 | 37 | — | 2 | — | 1 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2023年12月 | 44 | — | 6 | — | 4 |
| 2024年12月 | 50 | 8 | 8 | 16.0 | 6 |
| 2025年12月 | 57 | 10 | 11 | 17.5 | 8 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高57億円のうち、営業利益として残るのは10億円で17.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は8億円、売上の14.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金38.6%22億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金45.6%26億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益17.5%10億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 5期分
2025年12月期は営業CFが11億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは10億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は41億円で、売上の8.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年12月 | 1 | −1 | −2 | 0 | 9 |
| 2022年12月 | 7 | −2 | −1 | 5 | 12 |
| 2023年12月 | 12 | −2 | 5 | 10 | 28 |
| 2024年12月 | 10 | −2 | −1 | 8 | 36 |
| 2025年12月 | 11 | −1 | −5 | 10 | 41 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 7期分
2025年12月期の総資産は53億円。このうち返さなくてよい自己資本が29億円で、自己資本比率は54.9%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2019年12月 | 19 | 8 | 11 | 40.1 |
| 2020年12月 | 21 | 7 | 14 | 35.2 |
| 2021年12月 | 20 | 7 | 13 | 35.1 |
| 2022年12月 | 24 | 9 | 15 | 35.1 |
| 2023年12月 | 39 | 18 | 21 | 46.2 |
| 2024年12月 | 47 | 23 | 24 | 48.8 |
| 2025年12月 | 53 | 29 | 24 | 54.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで605社中69位あたり、逆に低いのは自己資本比率で605社中388位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥928で、1年前と比べて-34.8%。過去52週の値幅のなかでは29%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 40.4倍 |
| PER (会社予想) | 17.5倍 |
| PBR | 3.50倍 |
| 配当利回り | 2.16% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は直近1ヶ月で約5%上昇し、25日移動平均線(823.96円)を上抜けて推移。7月末に805円まで下落したが、8月12日以降は上昇に転じ、直近では850円まで回復した。52週高値1615円からは約47%下落しているものの、52週安値698円からは約22%上昇しており、底値圏からのリバウンド局面にある。出来高は8月中旬に増加しており、8月17日には46400株と直近の売買が活発化。RSIは51.4と中立圏で、テクニカル的には25日線を支持線とした上昇トレンドが形成されつつある。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)。
PERは13.59倍と業界平均48.57倍に比べ極めて低く、大幅な割安感があります。PBRは3.21倍で平均2.92倍をやや上回るものの、ROE29%と非常に高く、収益性を考慮すれば妥当です。配当利回り2.35%は平均2.64%を下回りますが、配当性向30.1%と安定しています。売上・利益とも順調に増加しており、成長性も評価できます。割安な水準ながら、PBRの高さがやや懸念されます。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 40.4倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 17.5倍 | — |
| PBR | 3.50倍 | 2.96倍 |
| ROE | 29.0% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
この銘柄の投資論点は、高収益体質を維持しながらクラウドシフトで成長を続けられるかどうか。強気派は、クラウドサービス比率の高まりに着目し、安定した成長と利益率向上が見込めると主張する。一方、弱気派は、株価が下落している理由として、直近の成長鈍化や競争激化を挙げ、今後の業績モメンタムの鈍化を懸念する。また、PERは低水準で割安感がある一方、PBRは高く利益率の持続性が焦点。
- 高収益構造
営業利益率16%以上を維持しており、収益力が高い。
- クラウド成長
クラウドサービスの比率が高まり、ストック収益が拡大。
- 割安評価
PER13倍台と成長性に対して魅力的な水準。
- 3期連続増益で業績成長が鮮明決算発表後影響中
売上高は44→50→57億円、純利益は4→6→8億円に拡大
- 営業利益率が16%から17.54%へ改善通年影響中
営業利益は8→10億円、営業利益率は16%→17.54%に向上
- ROE29%と高収益が評価継続影響弱
ROE29%に対しPBR3.21倍、PBR改善余地
- 配当利回り2.35%で下支え継続影響弱
配当利回り2.35%を確保し下値抵抗
- 株価下落
1年で-44%の下落。成長期待の後退が見られる。
- 競争激化
BPM市場には日本企業や海外ベンダーが参入。
- 依存体質
大手顧客への依存が高く、需要変動の影響を受けやすい。
- 予想PER16倍と来期減益の示唆決算発表後影響中
実績PER13.59倍に対し予想PER16倍と利益減少が示唆
- 時価総額34億円の小型株リスク継続影響弱
時価総額34億円と流動性が低く売りで下落しやすい
- 株価1年で44%下落の下降局面不定影響弱
前年比-44.44%と下落トレンドが続く
- 営業利益10億円の小粒感通年影響弱
営業利益10億円・純利益8億円と規模が小さくサプライズ余地限定的
- クラウド売上比率
- ストック型収益へのシフト度合いを示し、収益の安定性を判断できる。
- 解約率
- サブスクリプション収益の持続性を評価する指標。
- 営業利益率
- 高収益体質の持続性を確認する。
- 新規顧客獲得数
- 市場拡大の度合いと競争力を示す。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり20円で、前期から+50.0%。いまの株価に対する利回りは2.16%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2024年12月 | 13 | — | 28.2 |
| 2025年12月 | 20 | 50.0 | 30.1 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥20
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ856人。区分でいちばん多いのは個人・その他で46.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.8%を占め、残る61.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 52.5 | 54.9 | 46.2 |
| 事業法人 | 32.3 | 31.0 | 30.2 |
| 外国法人 | 8.3 | 4.6 | 14.4 |
| 金融機関 | 2.2 | 7.8 | 8.6 |
| 自己株式 | 4.5 | 4.5 | 2.5 |
| 証券会社 | 4.3 | 1.7 | 0.6 |
| 外国人個人 | 0.4 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 山本孝昭 | 16.30 |
| 02 | 芸夢YAMAMOTO株式会社 | 16.02 |
| 03 | 芸夢前川株式会社 | 6.89 |
| 04 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 6.03 |
| 05 | 牧山公彦 | 4.99 |
| 06 | JP MORGAN CHASE BANK 380802 | 4.93 |
| 07 | 金井正義 | 4.64 |
| 08 | 前川賢治 | 4.57 |
| 09 | 株式会社ブイ・シー・エヌ | 3.70 |
| 10 | INTERACTIVE BROKERS LLC | 3.68 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 7期分
1株利益は7期で−97%、1株純資産は7期で−99%。直近期のROEは29.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年12月 | 2,261 | 41,297 | 5.6 | — | — |
| 2020年12月 | −1,042 | 40,255 | — | — | — |
| 2021年12月 | 1 | 65 | 1.5 | — | — |
| 2022年12月 | 12 | 78 | 16.2 | — | — |
| 2023年12月 | 38 | 157 | 31.7 | 27.8 | 18.8 |
| 2024年12月 | 47 | 199 | 26.7 | 18.0 | 28.2 |
| 2025年12月 | 65 | 251 | 29.0 | 19.5 | 30.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
12名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/12期の役員報酬は総額199百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 山本孝昭 | 代表取締役社長 | 61 | 3,931,200 |
| 牧山公彦 | 取締役 専務執行役員 経営管理本部長 | 56 | 607,200 |
| 吉村厚司 | 取締役 常務執行役員 社長室長(人事、知的財産権、社長秘書業務管掌) | 63 | 126,000 |
| 前川賢治 | 取締役 執行役員 CWO(注)10 (プロモーション&ブランディング本部、CTサービス本部管掌) | 61 | 1,394,400 |
| 石田健亮 | 取締役 執行役員 CTO(最高技術責任者)/サービス&プロダクト開発本部長 | 51 | 126,000 |
| 遠藤功 | 取締役 | 70 | 24,000 |
| 金山藍子 | 取締役 | 47 | 9,000 |
| 増本大介 | 取締役 執行役員 | 48 | 15,000 |
| 馬本高志 | 取締役 執行役員 | 35 | — |
| 宮入正幸 | 常勤監査役 | 68 | 6,000 |
| 金井正義 | 監査役 | 62 | 564,000 |
| 岡部真弓 | 監査役 | 42 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 166 | 166 | 33 |
| 社外監査役 | 2 | 16 | 16 | 8 |
| 社外取締役 | 2 | 13 | 13 | 7 |
| 監査役 | 1 | 4 | 4 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容12,183字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題17,378字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,841字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)14,921字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第31期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第30期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-27
- 半期報告書半期報告書-第30期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第29期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-28
- 半期報告書半期報告書-第29期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第29期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第28期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-27
- 四半期報告書四半期報告書-第28期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
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