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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

大豊工業

TAIHO KOGYO CO.,LTD.6470 · Standard · 機械

自動車用エンジン部品を中心とした部品メーカー。軸受製品で世界トップクラスのシェアを持ち、グローバルに展開する。

概要

大豊工業は、自動車部品および自動車製造用設備の製造・販売を主事業とする企業である。1939年に西尾精機株式会社として設立され、トヨタ自動車を主要顧客に持つ。軸受製品、システム製品、ダイカスト製品、ガスケット製品などをグローバルに供給し、連結売上高は約1,194億円、従業員数は4,089人。本社は愛知県豊田市に置く。

自動車部品と設備の二軸で構成される事業

大豊工業の事業は、自動車部品関連事業と自動車製造用設備関連事業の二つのセグメントで構成される。自動車部品関連事業では、メタル・ブシュなどの軸受製品、システム製品、ダイカスト製品、ガスケット製品を製造・販売する。自動車製造用設備関連事業では、搬送装置、溶接機、金型、設備部品を手掛ける。2025年度の連結売上高1,194億円のうち、自動車部品関連事業が約88.8%を占め、軸受製品が約39.7%と最大の比率を占める。自動車製造用設備関連事業は約11.0%を構成する。

14の連結子会社と1つの関連会社で構成されるグループ

当社グループは、大豊工業本体に加え、14の連結子会社と1つの持分法適用関連会社、1つの非連結子会社で構成される。連結子会社は、米国にタイホウ コーポレーション オブ アメリカ、タイホウ マニュファクチャリング オブ テネシー、インドネシアにタイホウ ヌサンタラ、ハンガリーにタイホウ コーポレーション オブ ヨーロッパ、韓国に韓国大豊、中国に大豊工業(煙台)や常州恒業軸瓦材料、タイにタイホウ コーポレーション オブ タイランドやニッポンガスケットタイランドなどがある。これら子会社は各地域で自動車部品の製造販売を担う。

トヨタ自動車への高い依存度と収益の地域分散

大豊工業の販売先の約27.2%(2025年度)をトヨタ自動車が占め、同社への依存度が高い。一方、売上高の約6割を日本国外が占める。主要な海外市場は米国、中国、タイ、インドネシア、ハンガリー、韓国であり、各地域に生産拠点を有する。収益構造は自動車部品が主体だが、近年は電動化対応の新領域開拓を進めており、電池部品やパワー半導体冷却器などへの展開を模索している。ただし、2025年度は親会社株主に帰属する当期純損失59億円を計上するなど、収益性に課題を残す。

業界の中での役割は自動車部品(エンジン用軸受など)のサプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,194億円
営業利益
26億円
営業利益率
2.2%
純利益
-60億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01自動車部品関連主力

自動車エンジン用のメタル・ブシュ等の軸受製品、ガスケット製品、ダイカスト製品などを製造・販売。世界に生産拠点を置き、グローバルな自動車メーカーに供給。

主要顧客トヨタ自動車、日産自動車、ホンダ

主な製品・サービス5
メタル・ブシュ
エンジンのクランクシャフトやコネクティングロッドを支える軸受部品。エンジンの性能と耐久性に直結する。
軸受製品世界シェア首位
メタル、ブシュなどを含む総称。エンジン内部の回転部品を支持し、摩擦を低減する。
システム製品
エンジンオイルのフィルターやポンプなどを統合したモジュール部品。エンジンの潤滑システムを効率化する。
ダイカスト製品
アルミ合金を金型に流し込んで作る部品。エンジンやトランスミッションのケーシングなどに使用。
ガスケット製品
エンジンのシリンダーヘッドとブロックの隙間を密封する部品。オイルや冷却水の漏れを防ぐ。

02自動車製造用設備関連準主力

自動車製造ラインで使用される設備・設備部品を製造。主にグループ会社の大豊精機とティーイーティーが担当。精密金型も手掛ける。

主な製品・サービス3
精密金型
自動車部品の製造に使用される高精度の金型。ダイカストやプレス加工に用いられる。
搬送装置
自動車組み立てラインで部品を搬送する設備。生産効率を向上させる。
溶接機
車体や部品を溶接するための機械。自動車生産に不可欠。

03その他その他

連結子会社が行う営繕・福利厚生事業。

製品と技術

すべり軸受を祖業とする軸受製品群

軸受製品は大豊工業の祖業であり、現在も売上高の約4割を占める主力事業である。メタル(すべり軸受)やブシュ(軸受用筒部品)が主要製品で、エンジンやトランスミッションなど自動車のパワートレインに使用される。1946年にトヨタからの依頼で青銅鋳物ブシュの機械加工を開始したのが起源で、1961年には米国フェデラルモーグル社からすべり軸受技術を導入。現在はグローバルな生産体制のもと、日本、米国、インドネシア、ハンガリー、韓国、中国の各拠点で製造を展開する。

ガスケット製品とシステム製品

ガスケット製品は、2005年に完全子会社化した日本ガスケットが中核で、エンジンや排気系のシール部品を提供する。タイや中国、米国にも生産拠点を持つ。システム製品は、自動車の機能ユニットを組み立てたモジュール部品であり、トランスミッション関連や電動化部品を含む。タイホウ コーポレーション オブ タイランドがタイでシステム製品を製造する。2025年度のシステム製品売上高は222億円、ガスケット製品は180億円で、それぞれ全体の約18.6%と15.1%を占める。

ダイカスト製品と自動車製造用設備

ダイカスト製品は1958年にアルミダイカスト工場を新設して開始、現在は自動車部品の軽量化ニーズに対応する。ダイカスト製品の売上高は136億円(2025年度)で、全体の約11.4%を占める。一方、自動車製造用設備関連事業では、子会社の大豊精機とティーイーティーが搬送装置、溶接機、精密金型、設備部品を製造する。これらの設備は主に大豊工業の生産ラインやトヨタグループ向けに供給される。同事業の売上高は131億円で、受注生産形態をとる。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 世界シェア首位軸受製品世界シェア約20%(同社資料より)自動車部品関連

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

エンジン部品の独立系サプライヤー

機械業界に属し、自動車向けエンジン部品・産業機械部品を手掛ける。売上高は1,128億円(2025年3月期)で業界内で中規模。営業利益率は0.53%と低く、収益性改善が急務。同業の日本製鋼所(5631)は大型プラント機器に強み、三浦工業(6005)はボイラ・環境機器で高収益。大豊工業は部品サプライヤーとして需要変動の影響を受けやすく、EVシフトが逆風。

強み

  • ピストンリングなど特定部品で国内トップクラスの市場シェア。
  • 長年の開発実績により、高耐久・高精度部品の供給が可能。
  • 建設機械・農業機械向け部品が収益を補完。
  • 海外生産拠点を有し、現地需要に対応。

課題

  • 営業利益率0.53%と低く、コスト削減や高付加価値化が必要。
  • エンジン部品需要減少が中長期的なリスク。
  • 自動車生産台数に業績が連動しやすく、変動が大きい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機械の時価総額近傍。太字が大豊工業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16227AIメカテック370億円31.1倍
26418日本金銭機械362億円7.0倍
36485前澤給装工業361億円12.8倍
46137小池酸素工業345億円9.3倍
56151日東工器333億円15.2倍
66470大豊工業325億円
76222島精機製作所323億円36.7倍
86125岡本工作機械製作所308億円24.6倍
96328荏原実業307億円12.3倍
106469放電精密加工研究所302億円35.8倍
116245ヒラノテクシード284億円21.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 40件

トヨタの部品加工依頼を契機とした創業期

1939年12月、精密機械器具の製造販売を目的として愛知県西尾町(現西尾市)に資本金18万円で西尾精機株式会社を設立。1944年1月、挙母町(現豊田市)へ移転し商号を大豊工業株式会社に改称。戦後の1945年11月には事業目的から精密機を削除し、自動車・自転車・紡績機の部分品に特化した。1946年10月、青銅鋳物ブシュ用機械加工工場を新設し、トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)からの依頼を受けて青銅鋳物ブシュの機械加工を開始。これが今日の軸受事業の原点となる。

米国企業との技術導入で拡大した1960~70年代

1958年10月、アルミダイカスト工場を新設しダイカスト製品の生産を開始。1961年7月には米国フェデラル モーグル バワー ベアリング社(現フェデラル モーグル コーポレーション)とすべり軸受の技術導入契約を締結。これにより軸受技術を本格的に獲得した。1969年8月に細谷工場を新設。1973年5月には米国リバノイスオートメーション社との合弁で大豊リバノイスオートメーション(現大豊精機)を設立し、自動車製造用設備事業に進出。1977年7月にフェデラルモーグルとの技術導入契約を終結。1978年11月には合弁会社を完全子会社化し大豊精機に社名変更した。

海外生産拠点の形成が加速した1980~90年代

1981年12月、米国にタイホウ コーポレーション オブ アメリカを設立し初の海外子会社とする。1985年4月に篠原工場、1991年11月に九州工場を新設。1996年10月には米国子会社の工場が操業を開始。1997年9月、米国自動車ビッグ3の品質規格QS-9000認証を取得。1998年8月、インドネシアにタイホウ ヌサンタラを三井物産との合弁で設立。1999年3月に名古屋証券取引所市場第二部に上場。同年4月に春日井工場、1999年7月に子会社ティーイーティーを設立し、事業基盤を拡大した。

2000年代のグローバル展開と中国市場への本格参入

2000年3月に東京証券取引所市場第二部に上場。同年4月、幸海工場を新設し、ハンガリーにタイホウ コーポレーション オブ ヨーロッパを設立。2001年3月に東証・名証第一部に上場。同年6月、韓国大豊を三井物産等との合弁で設立。2002年10月、中国莱州市電業公司等から煙台春生滑動軸承有限公司の全持分を取得し、中国市場に本格参入。2002年12月には大豊工業(煙台)有限公司を設立。2003年10月、タイにタイホウ コーポレーション オブ タイランドを設立。2005年10月、日本ガスケットを株式交換で完全子会社化し、ガスケット事業を強化した。

2010年代の組織再編と市場区分変更

2012年7月、中国常州恒業軸瓦材料有限公司の全持分を取得し、軸受素材領域を強化。2013年10月にはグループ再編を実施し、タイホウ コーポレーション オブ タイランドの出資比率を74.0%に増加、大豊岐阜やタイホウ マニュファクチャリング オブ テネシーへの吸収合併を実行。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場に移行したが、2023年10月にはスタンダード市場に再選択により移行。この間、電動化対応を掲げ新領域開拓を進める一方、収益性の改善が課題となっている。

年表40件を開く

1930年代

  • 1939年12月創業精密機及び精密機械器具の製造並びに販売等を目的として、愛知県幡豆郡西尾町(現西尾市)に資本金180,000円で西尾精機株式会社設立。

1940年代

  • 1944年1月挙母町(現豊田市)へ移転し、商号を西尾精機株式会社から大豊工業株式会社へ改称。
  • 1945年11月営業の目的から「精密機」を削除し、「自動車、自転車及び紡績機の部分品」等を追加。
  • 1946年10月青銅鋳物ブシュ用機械加工工場を新設し、トヨタ自動車工業株式会社(現トヨタ自動車株式会社)からの依頼を受け、青銅鋳物ブシュの機械加工開始。

1950年代

  • 1958年10月アルミダイカスト工場を新設し、ダイカスト製品の生産開始。

1960年代

  • 1961年7月米国フェデラル モーグル バワー ベアリング社(現フェデラル モーグル コーポレーション)とすべり軸受に関する技術導入契約締結。
  • 1969年8月細谷工場新設。

1970年代

  • 1973年5月米国リバノイスオートメーション社との合弁会社「株式会社大豊リバノイスオートメーション」を設立。(現連結子会社)
  • 1977年7月フェデラル モーグル コーポレーション社との技術導入契約の終結。
  • 1978年11月「株式会社大豊リバノイスオートメーション」を「大豊精機株式会社」に社名を変更し、リバノイスオートメーション社の出資を引き継ぎ子会社となる。(現連結子会社)

1980年代

  • 1981年12月米国現地法人「タイホウ コーポレーション オブ アメリカ」を子会社として設立。(現連結子会社)
  • 1985年4月豊田市グリーンテクノピア工場団地に土地を取得し、篠原工場新設。

1990年代

  • 1991年11月鹿児島県出水市に九州工場新設。
  • 1996年10月米国現地法人「タイホウ コーポレーション オブ アメリカ」の工場操業。(現連結子会社)
  • 1997年9月米国自動車ビッグ3の品質管理要求規格である「QS-9000」の認証を取得。
  • 1998年8月技術本館建設。インドネシア現地法人「タイホウ ヌサンタラ 株式会社」を三井物産株式会社との合弁で子会社として設立。(現連結子会社)
  • 1999年1月ドイツ(デュッセルドルフ市)に欧州駐在員事務所を設置。
  • 1999年3月上場名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場。
  • 1999年4月愛知県春日井市に春日井工場を新設。
  • 1999年7月株式会社ティーイーティーを子会社として設立。(現連結子会社)

2000年代

  • 2000年3月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
  • 2000年4月幸海工場新設。ハンガリー現地法人「タイホウ コーポレーション オブ ヨーロッパ有限会社」を子会社として設立。(現連結子会社)
  • 2001年3月上場東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場第一部に上場。
  • 2001年6月韓国現地法人「韓国大豊株式会社」を三井物産株式会社等との合弁で子会社として設立。(現連結子会社)
  • 2001年10月株式会社タイホウライフサービスを子会社として設立。(現連結子会社)
  • 2002年10月中国における軸受製品の製造に関して、中国莱州市電業公司及び中国芝興有限公司より中国煙台春生滑動軸承有限公司の資本持分の100%を取得し、子会社とする。
  • 2002年12月大豊工業(煙台)有限公司を子会社として設立。(現連結子会社)
  • 2003年4月第2幸海工場建設。
  • 2003年7月M&A大豊工業(煙台)有限公司による、中国煙台春生滑動軸承有限公司の吸収合併。
  • 2003年10月タイ国現地法人「タイホウ コーポレーション オブ タイランド株式会社」を現地企業との合弁により設立。(現連結子会社)
  • 2003年11月M&A日本ガスケット株式会社を買収し38.9%を取得。(なお、2004年3月にて追加取得を実施し、当社出資比率39.6%)
  • 2004年8月株式会社タイホウパーツセンターを子会社として設立。
  • 2004年10月当社連結子会社大豊精機株式会社が豊田花本地区企業団地(豊田市)に工業用地を取得し、工場新設。
  • 2005年4月大豊岐阜株式会社を子会社として設立。
  • 2005年10月M&A株式交換により、日本ガスケット株式会社を完全子会社化。(現連結子会社)
  • 2007年2月タイホウ マニュファクチャリング オブ テネシーLLCを子会社として設立。

2010年代

  • 2012年7月中国現地法人「常州恒業軸瓦材料有限公司」の資本持分の100%を取得し、子会社とする。(現連結子会社)
  • 2013年10月M&Aタイホウ コーポレーション オブ タイランド株式会社への増資により当社出資比率が増加。(当社出資比率74.0%)当社連結子会社株式会社タイホウパーツセンターが当社連結子会社大豊岐阜株式会社へ吸収合併。当社連結子会社ニッポンガスケット オブ アメリカ株式会社が当社連結子会社タイホウ マニュファクチャリング オブ テネシーLLCへ吸収合併。タイホウ マニュファクチャリング オブ テネシー株式会社へ商号変更。当社連結子会社大豊岐阜株式会社が当社へ吸収合併。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、名古屋証券取引所の市場第一部からプレミア市場に移行
  • 2023年10月東京証券取引所の市場区分の再選択により、東京証券取引所のプライム市場からスタンダード市場に移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2025年10月30日まで117,000百万円
  • 連結営業利益2025年10月30日まで2,300百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    既存事業の収益性向上

    パワートレイン部品事業において、開発プロセス改革とDX推進による生産性向上、高付加価値事業へのシフト、グローバル資産の有効活用を推進する。

  2. 02

    新領域・新事業の創出

    電池部品・設備、パワー半導体冷却器、水のサーキュラーエコノミーなど、社会課題解決と電動化に貢献する新たなソリューションを提案するため、グループ一体の開発体制とリソース最適配分を進める。

  3. 03

    人材への投資と組織改革

    人を最も大切な資本と位置づけ、積極的な人材投資、若手主導のプロジェクト推進、働きやすい環境整備、エンゲージメント向上を図る。アジャイル開発拠点「篠原BASE」でオープンでフラットな組織を構築し、新たな価値創造を推進する。

  4. 04

    ガバナンス強化とコンプライアンス徹底

    コンプライアンスの徹底、リスクマネジメント強化に加え、運用する人材の育成にも注力し、全ステークホルダーから信頼される企業を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で4,089人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は670万円で、9期前と比べて+5.7%平均年齢は40.4歳、平均勤続年数は16.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月4,280
2018年3月4,409
2019年3月63437.514.54,465
2020年3月61437.213.94,461
2021年3月55937.913.74,389
2022年3月62138.414.34,332
2023年3月62339.315.24,212
2024年3月61740.015.94,107
2025年3月65640.616.14,09015
2026年3月67040.416.74,08964

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率73.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)73.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社15(国内 7 / 海外 8、うち連結子会社 14) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
自動車製造用設備関連事業 自動車部品 関連事業 — 大豊精機株式会社(愛知県豊田市)6,061百万円
自動車部品 関連事業 — 大豊工業(煙台)有限公司(中国山東省 煙台市)4,443百万円
幸海工場 — 愛知県豊田市3,795百万円
自動車部品 関連事業
岐阜工場 — 岐阜県可児郡御嵩町3,609百万円
自動車部品 関連事業
自動車部品 関連事業 — 日本ガスケット 株式会社(愛知県豊田市)2,755百万円
細谷工場 — 愛知県豊田市2,725百万円
自動車部品 関連事業
本社及び本社工場 — 愛知県豊田市2,395百万円
自動車部品 関連事業
篠原工場 — 愛知県豊田市1,505百万円
自動車部品 関連事業 自動車製造用設備関連事業
九州工場 — 鹿児島県出水市1,183百万円
自動車部品 関連事業
自動車部品 関連事業 — タイホウ コーポレーション オブ アメリカ(アメリカ オハイオ州 ティフィン市)1,044百万円
ほか7件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    大豊精機 株式会社(注)4、5
    愛知県 豊田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 ティーイーティー
    愛知県 豊田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 タイホウライフサービス
    愛知県 豊田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日本ガスケット 株式会社(注)4
    愛知県 豊田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    タイホウ コーポレーション オブ アメリカ(注)4
    アメリカ オハイオ州 ティフィン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    タイホウ ヌサンタラ 株式会社(注)4
    インドネシア カラワン県 カラワン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    タイホウ コーポレーション オブ ヨーロッパ 有限会社(注)4
    ハンガリー ペシュト県 ウィハルチャン町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    韓国大豊 株式会社(注)4
    韓国 大邱広域市 · 連結子会社
    議決権92.1%
  • 海外
    大豊工業(煙台)有限公司(注)4
    中国 山東省煙台市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    常州恒業軸瓦材料 有限公司(注)4
    中国 江蘇省常州市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    タイホウ コーポレーション オブ タイランド 株式会社
    タイ プラチンブリ県 · 連結子会社
    議決権74.0%
  • 国内
    タイホウ マニュファクチャリング オブ テネシー 株式会社(注)2、4
    アメリカ テネシー州 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社3社を開く
  • ニッポンガスケット タイランド 株式会社(注)2、4タイ パトゥムタニ県100%
  • YANTAI NIPPON GASKET CO.,LTD. (注)2中国 山東省煙台市100%
  • アストラニッポンガスケットインドネシア 株式会社(注)2インドネシア カラワン県 カラワン市50%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,194億円営業利益26億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.9%、利益が+333.3%。

売上高
+5.9%
1,194億円
営業利益
+333.3%
26億円
純利益
-60億円
営業利益率
2.2%
前期比 +1.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,200億円1,194億円
営業利益45億円26億円
純利益36億円-60億円
1株あたり配当¥30¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は294億円、営業利益は12億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+9.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q2770
2024年1Q26900.03
2024年2Q28793.18
2024年3Q291113.87
2024年4Q273−1
2025年2Q547−4−0.7−34
2025年4Q581101.7−8
2026年2Q585142.49
2026年4Q609122.0−69
2027年1Q294124.111

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は861億円から1,194億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は2.2%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
タイホウ コーポレーション オブ タイランド株式会社への増資により当社出資比率が増加。(当社出資比率74.0%)当社連結子会社株式会社タイホウパーツセンターが当社連結子会社大豊岐阜株式会社へ吸収合併。当社連結子会社ニッポンガスケット オブ アメリカ株式会社が当社連結子会社タイホウ マニュファクチャリング オブ テネシーLLCへ吸収合併。タイホウ マニュファクチャリング オブ テネシー株式会社へ商号変更。当社連結子会社大豊岐阜株式会社が当社へ吸収合併。
2013年3月8613533
2014年3月9364428
2015年3月9825032
2016年3月1,0736338
2017年3月1,0906345
2018年3月1,1476525
2019年3月1,1344726
2020年3月1,0412210
2021年3月92983
2022年3月988176
2023年3月1,052124
2024年3月1,1203217
2025年3月1,128690.5−42
2026年3月1,19426302.2−60

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,194億円のうち、営業利益として残るのは26億円2.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-60億円、売上の-5.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金85.2%1,017億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.6%151億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.2%26億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
14.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比6.5pt
2.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比12.0pt
-5.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比17.1pt
-9.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-5.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが85億円、投資CFが−58億円で、差し引きのフリーCFは27億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は197億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月73−57−1116127
2014年3月76−74472179
2015年3月89−89−530127
2016年3月105−85−2120126
2017年3月86−746012197
2018年3月80−95−36−15148
2019年3月105−95−3410122
2020年3月98−75−2923116
2021年3月56−51855205
2022年3月71−47−3724196
2023年3月59−58−401161
2024年3月107−62−1045200
2025年3月62−10221−40189
2026年3月85−58−2127197

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,144億円。このうち返さなくてよい自己資本が643億円で、自己資本比率は55.7%(業種中央値65.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月88048939155.0
2014年3月1,01054047052.8
2015年3月1,03958045955.0
2016年3月1,04959245755.6
2017年3月1,13661851853.7
2018年3月1,14164150055.4
2019年3月1,09664145557.7
2020年3月1,06363343058.7
2021年3月1,13764349455.9
2022年3月1,14466348157.4
2023年3月1,13867146758.4
2024年3月1,19572646960.2
2025年3月1,22369353156.1
2026年3月1,14464350055.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
233億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
356億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
59億円
在庫として抱えている分
負債合計
500億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
71
/ 100
安定性自己資本比率37 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率209社中84位あたり、逆に低いのはROE209社中202位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-9.4%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.2%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
55.7%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.8%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.7%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,114で、1年前と比べて+65.0%過去52週の値幅のなかでは76%の位置にある。

¥1,114-2.7%1ヶ月+1.5%1年+65.0%時価総額325億円
過去52週の値幅
安値¥647高値¥1,260

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)8.8倍
PBR0.49倍
配当利回り2.69%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価1119円は25日線(1082.2円)を約3.4%上回る。直近1カ月で+5.67%と上昇。52週高値1260円に対し約11.2%低い位置。75日線(1117.01円)とほぼ同水準で、200日線(955.38円)を大きく上回る。RSIは68.93と強気圏に接近。出来高は7月30日に312,400株と急増した後、8月7日は25,300株に減少。上昇トレンドは継続中だが、出来高減少で短期的には一服感もある。高値圏での値動きが続く。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PBRは0.49倍と業界平均1.59倍を大きく下回り、割安度が高い。予想PERは8.8倍と低く、配当利回り2.68%は業界平均と同水準。ただしROEは-9.4%と赤字で、直近の最終赤字が続いており収益力が弱い。配当性向70%と高く、利益減少の中での配当維持はリスク。業界平均との比較ではPBRが大幅に割安だが、業績悪化が懸念され、低PBRの先には業績低迷というわなが潜んでいる。

指標この会社業種平均
PER (予想)8.8倍
PBR0.49倍1.50倍
ROE-9.4%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

自動車業界の電動化や生産台数の変動が業績に直結する。強気派は、株価の上昇 (1年で78.6%増) やPBR0.49倍の割安感を指摘し、電動化に対応した製品やコスト削減効果で業績が回復するとみる。一方、弱気派は、2025年3月期と2026年3月期の最終赤字予想から、収益構造の悪化や自動車生産の低迷が続く可能性を懸念する。ROEがマイナスであり、現時点での投資はリスクが高いとの見方もある。

プラスに働く材料7
  • 割安感の強さ

    PBR0.49倍と解散価値近く、株価上昇で市場の注目集める

  • 事業再生の期待

    2026年3月期に売上高増加、営業利益率改善を計画

  • 株主還元の維持

    配当利回り2.68%と安定配当を維持

  • 営業利益26億円と前期比4倍の増益計画通年影響

    営業利益は6億円から26億円へ20億円増加。増益率は333%。

  • 売上高1194億円へ5.9%の増収見通し通年影響

    売上高は1128億円から1194億円へ66億円増加。

  • PBR0.49倍と解散価値を下回る水準不定影響

    PBR0.49倍は純資産に対して株価が半値以下。

  • 予想PER8.8倍の割安感不定影響

    予想PERは8.8倍と市場平均より低い。

マイナスに働く材料7
  • 赤字の継続

    2025年3月期最終赤字、2026年3月期も赤字予想

  • 電動化への対応遅れ

    エンジン部品中心でEVシフトで需要減の懸念

  • 収益性の低さ

    営業利益率は0.5%と低く、コスト増が重荷

  • 2026年3月期の純損失60億円と赤字拡大通年影響

    純損失は前期42億円から60億円へ拡大。最終赤字が続く。

  • 営業利益率2.18%の低採算が継続継続影響

    営業利益率2.18%。原燃料高があればさらに悪化するリスク。

  • ROEマイナス9.4%と資本効率が悪化継続影響

    ROEは-9.4%。最終赤字により自己資本が減少する。

  • 株価の1年78.6%上昇で反動リスク継続影響

    株価は1年で78.6%上昇。最終赤字に比べて上昇が過熱。

次の決算で確かめる点
自動車生産台数
主要需要源であり、業績に直結する
赤字幅の縮小
収益改善の度合いを測る最初の指標
電動化部品の受注
将来の事業構造転換の進展度合い

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から+40.0%いまの株価に対する利回りは2.69%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
2.69%
いまの株価に対して
配当性向
70.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月4344.2
2018年3月454.7279.9
2019年3月32−28.990.4
2020年3月24−25.045.3
2021年3月20−16.7
2022年3月2210.0
2023年3月20−9.141.6
2024年3月200.070.0
2025年3月200.0
2026年3月2840.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,920人。区分でいちばん多いのは事業法人46.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が66.7%を占め、残る33.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人51.852.051.551.951.946.5
個人・その他26.328.129.026.428.826.1
金融機関14.013.513.113.012.820.1
外国法人6.35.25.77.05.56.1
自己株式0.60.61.30.93.02.7
証券会社1.61.20.81.71.11.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01トヨタ自動車株式会社33.17
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)15.87
03株式会社豊田自動織機4.89
04日本発条株式会社4.61
05大豊工業従業員持株会2.72
06大豊工業取引先持株会1.48
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.24
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505044(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.20
09豊田信用金庫1.01
10橋本律子0.97

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-08-13
    fundnote株式会社
    新規の大量保有報告
    12.83%
    +1.02pt
  • 2026-07-22
    fundnote株式会社
    新規の大量保有報告
    11.81%
    +1.01pt
  • 2026-06-09
    fundnote株式会社
    新規の大量保有報告
    10.80%
    +1.01pt
  • 2026-04-22
    fundnote株式会社
    新規の大量保有報告
    9.79%
    +1.11pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−280%、1株純資産は14期で+31%。直近期のROEは-9.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1171,7077.110.652.0
2014年3月981,8625.510.041.2
2015年3月1121,9925.812.750.4
2016年3月1312,0336.58.858.9
2017年3月1552,1087.510.744.2
2018年3月862,1844.017.6279.9
2019年3月912,1804.210.090.4
2020年3月342,1511.615.745.3
2021年3月102,1910.5103.0
2022年3月212,2621.033.0
2023年3月142,3070.645.841.6
2024年3月612,4882.415.570.0
2025年3月−1462,423−6.1
2026年3月−2112,242−9.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額161百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
新美俊生代表取締役社長6413,000
粟津滋喜代表取締役副社長6228,000
加納知広代表取締役6312,000
佐藤邦夫取締役71
岩井善郎取締役76
舩越七洋監査役522,000
芦原克宏監査役56
榎本幸子監査役52
尾形和哉監査役51
竹村康行取締役596,000
横井明彦取締役59
岩本恒明監査役635,000
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
鬼村洋平監査役45

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円ストックオプション百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)39326112040
監査役21792714
社外取締役5140143

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,186字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社の企業集団は、当社、連結子会社14社および持分法適用関連会社1社および非連結子会社1社により構成され、その主な事業は各種自動車部品および搬送装置・精密金型等の自動車製造用設備の製造・販売であります。 当社グループの事業に係る位置付けおよびセグメントとの関連は次のとおりであります。 なお、セグメントと同一の区分であります。 自動車部品関連事業 当社グループは、メタル・ブシュ等の軸受製品・システム製品・ダイカスト製品・ガスケット製品他の自動車部品を製造・販売しております。連結子会社のタイホウ コーポレーション オブ アメリカは、米国において軸受製品、システム製品の製造・販売をしております。タイホウ ヌサンタラ(株)は、インドネシアにおいて軸受製品、ダイカスト製品の製造・販売をしております。タイホウ コーポレーション オブ ヨーロッパ(有)は、ハンガリーにおいて軸受製品の製造・販売をしております。韓国大豊(株)は、韓国において軸受製品の製造・販売をしております。大豊工業(煙台)有限公司は、中国において軸受製品の製造・販売をしております。常州恒業軸瓦材料有限公司は、中国において軸受製品素材の製造・販売をしております。大豊精機(株)は、自動車用足回り部品の製造・販売をしております。日本ガスケット(株)は、ガスケット製品の製造・販売をしております。ニッポンガスケットタイランド(株)は、タイにおいてガスケット製品の製造・販売をしております。タイホウ コーポレーション オブ タイランド(株)は、タイにおいてシステム製品の製造・販売をしております。タイホウ マニュファクチャリング オブ テネシー(株)は、アメリカにおいてガスケット製品の製造・販売をしております。YANTAI NIPPON GASKET CO.,LTD.は、中国においてガスケット製品の製造・販売をしております。 関連会社のアストラニッポンガスケットインドネシア(株)は、インドネシアにおいてガスケット製品の製造・販売をしております。 自動車製造用設備関連事業 当社グループは、精密金型を製造・販売しております。連結子会社の大豊精機(株)は、搬送装置、溶接機、金型、設備部品等の自動車製造用設備の製造・販売をしております。(株)ティーイーティーは、金型、設備部品等の自動車製造用設備の製造・販売をしております。 当社は、連結子会社の大豊精機(株)および(株)ティーイーティーに製品の加工を委託しております。 当社は、生産に必要な設備および設備部品等を大豊精機(株)および(株)ティーイーティーより購入しております。 その他 連結子会社の(株)タイホウライフサービスは、営繕、福利厚生事業を行っております。 上記の企業集団の状況について事業系統図を示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,309字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針 <社是> ・私たちは時流に先んじ、合理主義に基づき優れた製品をもって顧客の信頼に応える - 信頼の大豊 – <使命> ・大豊グループはトライボロジーを基盤とした製品とエンジニアリングをもって社会に貢献する <2030年に向けて> - 目指す姿 - ・常に社会のニーズを把握して、技術(材料・工法)を極めて、新たな商品を生み出す集団 - 持続的成長に向けて - ・既存事業の強化 ~ 構造改革と徹底的なロス低減を推進し収益性向上を図る ~ - 企業価値最大化 - ・新領域・新事業創出 ~ グループシーズの結集とリソーセスシフトを実現し、コア技術を生かした新たなソリューションを提供する ~ - 基盤:大事にする価値観 - ・「人」を大事にする会社であり続ける事 (2)優先的に対処すべき事業上の課題 - 持続的成長に向けて - ・既存事業のパワートレイン部品は、将来の成長投資の源泉として収益性を高めるべく、開発プロセス改革ならびにDX推進により生産性向上を図り、高付加価値事業へのシフトを実現すると共に、グローバル資産の有効活用を推進して参ります。 - 企業価値最大化 - ・これまで培った技術を結集し、社会課題への解決と電動化への貢献に向けた新領域/新事業の創出を推進して参ります。成長戦略では、電池部品・設備・パワー半導体冷却器や「水」のサーキュラーエコノミーに着眼した新たなソリューションの提案にむけて、大豊グループ一体となった開発推進体制の構築ならびにリソーセスの最適配分を推進して参ります。 - 基盤:大事にする価値観 - ・事業戦略を推進させるのは「人」であり、会社の最も大切な資本という考え方の下、積極的な人への投資、若手主体のプロジェクト推進、働きやすい環境づくりやエンゲージメント向上を図ってまいります。 ・アジャイル開発拠点「篠原BASE」では、将来にむけた人材育成のために、オープンでフラットな組織体制を構築し、新たな価値創造を推進して参ります。 ・ガバナンス強化については、コンプライアンスの徹底、リスクマネジメントの強化等を整備するだけでなく、それらを運用する「人」の育成にも注力し、全てのステークホルダーから信頼される企業を目指して参ります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、事業の成長性と収益性を重視する観点から、売上高および営業利益を経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標として位置付けております。当連結会計年度における連結売上高は119,378百万円となり、2025年10月30日に開示しております連結売上高目標117,000百万円に比べ、2,378百万円(2.0%増)の増収となりました。連結営業利益は2,589百万円となり、連結営業利益目標2,300百万円に比べ、289百万円(12.6%増)の増益となりました。引き続き当該指標の改善に邁進していく所存です。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
事業等のリスク1,513字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 1.特定の得意先への販売依存度 当社グループは、自動車部品および自動車製造用設備の製造・販売を主な事業としており、国内外の主要な自動車メーカーおよび自動車部品メーカーにOEM製品を中心に販売しております。これらの得意先の中で、トヨタ自動車(株)への販売依存度が最も高く、当期におきましては総販売額に占める割合は27.2%となっています。 従いまして、顧客企業の販売動向の変化、調達方針の変更、予期しない契約の打ち切り、また直近の資材供給不足のような顧客企業の動向に直接的な影響を与える事象等が生じた場合、当社グループの経営成績および財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、欧米や中国、アジア等の海外の自動車メーカーへの拡販活動により、特定の得意先への販売依存によるリスクを低減してまいります。 2.為替レートの変動 当社グループの事業には、全世界における製品の生産と販売が含まれています。各地域における売上、費用、資産を含む現地通貨建ての項目は、連結財務諸表作成のために円換算されています。従いまして、換算時の為替レートにより、円換算後の価値が影響を受ける可能性があります。 一般に、他の通貨に対する円高(特に当社グループの売上の重要部分を占める米ドルに対する円高)は、当社グループに悪影響を及ぼし、円安は好影響をもたらします。 また、当社グループが日本で生産し、輸出する事業においては、他の通貨に対する円高は、製品の価格競争力を低下させ、経営成績および財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 なお、米ドルに対して円が1円変動した場合、為替レート変動が経常利益に与える影響は年間約30百万円と試算しております。 当社グループでは、スムーズな現地生産化の促進や、資材の現地調達拡大等を図るとともに、各国での生産コスト低減による収益安定化を推進しておりますが、当社グループの経営成績は為替相場変動により重要な影響を受ける可能性があります。 3.資材価格の変動 当社グループは、製品の製造に使用する原材料や部品を複数の供給元から調達しております。供給元とは取引基本契約を締結し、安定的な取引を前提としておりますが、市況の変化による価格の高騰や品不足の結果、当社グループの製造原価の上昇を招き、当社グループの経営成績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 4.退職給付に係る負債 当社グループの従業員退職給付費用および債務は、割引率などの数理計算上の前提条件や年金資産の長期期待収益率に基づいて算出されております。従いまして、割引率の低下や年金資産の減少など実際の結果が前提条件と異なる場合は、将来の期間に認識される費用および計上される債務に大きな影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、年金資産の運用にあたり、より安定性の高い資産での運用を継続することにより、リスクを低減してまいります。 5.製品の欠陥に関するリスク 当社グループは製品の品質の確保・向上に努めておりますが、大規模なリコール等につながる製品の欠陥が発生した場合には、当社グループの評価に重大な影響を与え、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,418字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 業績等の概要 (1)業績 当連結会計年度における世界経済は、各国の金融政策や物価動向に加え、地政学リスクの高まり等を背景に、引き続き予断を許さない状況が続きました。 自動車業界におきましては、半導体をはじめとする供給制約の緩和が進んだものの、主要市場における需要動向は総じて力強さを欠き、競争環境は一層厳しさを増しました。また、自動車の電動化・自動化の進展に伴う競争環境の変化、ならびに資材供給の不確実性および価格上昇の影響など、依然として先行きは不透明な一面を残しております。 このような状況の中、当連結会計年度の業績は、連結売上高は、前年度より6,588百万円の増収となる119,378百万円となり、連結営業利益は1,978百万円増益の2,589百万円となりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ7,952百万円減少し、114,384百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ3,012百万円減少し、50,040百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ4,939百万円減少し、64,344百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、連結売上高は119,378百万円となり、前連結会計年度に比べ、6,588百万円(前年度比5.8%増)の増収となりました。利益面では、連結営業利益は2,589百万円(前年度比323.8%増)、連結経常利益は3,007百万円(前年度比230.1%増)、親会社株主に帰属する当期純損失は5,967百万円(前年度は当期純損失4,187百万円)となりました。 (2)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、19,687百万円となり前連結会計年度末より835百万円増加(前年度比4.4%増)いたしました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、8,467百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,222百万円増加(前年度比35.6%増)いたしました。営業活動によるキャッシュ・フローの増加要因は、主に減損損失の計上9,168百万円、減少要因は税金等調整前当期純損失の増加4,105百万円、投資有価証券売却益の発生1,661百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、5,768百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,433百万円減少(前年度比43.5%減)いたしました。投資活動によるキャッシュ・フローの支出減少要因は、主に有形固定資産の取得による支出の減少5,515百万円、投資有価証券の売却による収入の増加1,516百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、2,056百万円(前年同期は2,071百万円の取得)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローの減少要因は、主に長期借入れによる収入の減少8,000百万円、長期借入金の返済による支出の減少3,487百万円によるものであります。 (3)生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) 自動車部品関連事業   105,791   5.6 自動車製造用設備関連事業   13,142   5.3 合計   118,934   5.5 (注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 金額算出基礎は、販売価格で計算しております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 なお、自動車製造用設備関連事業を除く製品については見込生産を行っております。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) 自動車製造用設備関連事業   12,199   △16.8   5,599   △14.5 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 自動車部品関連事業   軸受製品   47,405   3.0 システム製品   22,261   9.8 ダイカスト製品   13,620   12.6 ガスケット製品   18,042   5.1 その他   4,735   2.6 計   106,066   5.9 自動車製造用設備関連事業   13,147   5.5 その他   164   △3.4 合計   119,378   5.8 (注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 販売高(百万円)   割合(%)   販売高(百万円)   割合(%) トヨタ自動車(株)   31,552   27.9   32,531   27.2 (4)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 a.重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、会計方針の選択、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積りの不確実性があるため、これらの見積りと異なる結果となる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定については、「第5経理の状況1連結財務諸表等(1)連結財務諸表注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)、(重要な会計上の見積り)」に記載しておりますが、特に以下の重要な会計方針が連結財務諸表作成における重要な見積りの判断に大きな影響を及ぼすと考えております。 ① 減損損失 当社グループは、事業用資産を各セグメント内の製品別にグルーピングしております。減損損失の認識の判定は、各セグメント内における製品別の将来キャッシュ・フローの見積りを使用しており、製品の売上高の予測と設備投資に関連する将来キャッシュ・フローを主要な仮定としております。翌連結会計年度以降の売上高及び設備投資に関連する将来キャッシュ・フローの仮定が顧客の生産計画等の変化や設備投資計画が前提から大きく異なった場合には、翌連結会計年度の減損損失に影響を与える可能性があります。 ② 繰延税金資産 当社グループは、収益力に基づく一時差異等加減算前課税所得に基づき、将来の税負担を軽減する効果を有する範囲内で繰延税金資産を計上しております。収益力に基づく一時差異等加減算前課税所得は、将来計画に基づいております。将来計画は製品の売上高の予測から変動費や固定費などの各種費用の予測を控除して算定しております。また、製品の売上高の予測を主要な仮定としており、製品の売上高の予測は顧客の生産計画等を基礎として算出しております。翌連結会計年度以降の売上高の予測の仮定が顧客の生産計画等の変化により大きく異なった場合には、翌連結会計年度の繰延税金資産及び法人税等調整額の増減に影響を与える可能性があります。 ③ 製品保証引当金 北米の当社連結子会社において生産した製品の一部に不具合が発生する恐れがあることから得意先より市場回収処置(リコール)の届出が米国運輸省道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration)に行われたことに伴い、対象台数等の現時点で入手可能な情報に基づき、保証費用の発生見込み額として製品保証引当金を計上しております。 これらの計算には不確実性が含まれているため、予測不能な前提条件の変化等により、実際の保証費用が異なり、結果として製品保証引当金の追加計上又は戻入が必要となる可能性があります。 b.財政状態の分析 ① 流動資産 当連結会計年度末における流動資産の残高は66,161百万円であり、前連結会計年度末に比べ2,259百万円増加しております。現金及び預金の3,308百万円の増加、原材料及び貯蔵品の171百万円の増加、電子記録債権の496百万円の減少が主な要因であります。 ② 固定資産 当連結会計年度末における固定資産の残高は48,222百万円であり、前連結会計年度末に比べ10,211百万円減少しております。機械装置及び運搬具の6,559百万円の減少、建設仮勘定の3,653百万円の減少、建物及び構築物の1,299百万円の減少、退職給付に係る資産の957百万円の増加が主な要因であります。 ③ 流動負債 当連結会計年度末における流動負債の残高は37,789百万円であり、前連結会計年度末に比べ12,410百万円増加しております。1年内返済予定の長期借入金の14,111百万円の増加、資産除去債務の359百万円の増加、電子記録債務の4,119百万円の減少が主な要因であります。 ④ 固定負債 当連結会計年度末における固定負債の残高は12,250百万円であり、前連結会計年度末に比べ15,423百万円減少しております。長期借入金の15,457百万円の減少が主な要因であります。 ⑤ 純資産 当連結会計年度末における純資産の残高は64,344百万円であり、前連結会計年度末に比べ4,939百万円減少しております。利益剰余金の6,533百万円の減少、為替換算調整勘定の874百万円の増加、退職給付に係る調整累計額の557百万円の増加が主な要因であります。 c.キャッシュ・フローの分析 「業績等の概要」の「(2)キャッシュ・フローの状況」で述べておりますように当社グループの資金状況は、当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、19,687百万円となり、前連結会計年度末より835百万円増加いたしました。 ① 営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動の結果得られた資金は、8,467百万円となり、前連結会計年度に比べ2,222百万円増加(前年度比35.6%増)いたしました。営業活動によるキャッシュ・フローの増加要因は、減損損失の計上9,168百万円、減少要因は税金等調整前当期純損失の増加4,105百万円、投資有価証券売却益の発生1,661百万円によるものです。 ② 投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動の結果使用した資金は、5,768百万円となり、前連結会計年度に比べ4,433百万円減少(前年度比43.5%減)いたしました。投資活動によるキャッシュ・フローの支出減少要因は、有形固定資産の取得による支出の減少5,515百万円、投資有価証券の売却による収入の増加1,516百万円によるものです。 ③ 財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動の結果使用した資金は、2,056百万円(前年同期は2,071百万円の取得)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローの減少要因は、長期借入れによる収入の減少8,000百万円、長期借入金の返済による支出の減少3,487百万円によるものです。 d.経営成績の分析 ① 売上高 当連結会計年度における売上高は、119,378百万円となり、前連結会計年度に比べ6,588百万円増加(前年度比5.8%増)いたしました。これは主として、自動車部品関連事業の売上が増加したことによるものです。 ② 営業利益 当連結会計年度における営業利益は、2,589百万円となり、前連結会計年度に比べ1,978百万円増加(前年度比323.8%増)いたしました。 ③ 営業外損益 当連結会計年度における営業外収益は、883百万円となり前連結会計年度に比べ96百万円増加(前年度比12.2%増)いたしました。これは主として、為替差益の増加によるものです。また、営業外費用は、465百万円となり21百万円減少(前年度比4.5%減)いたしました。これは主として、固定資産除却損(営業外費用合計)の減少によるものです。 ④ 経常利益 当連結会計年度における経常利益は、3,007百万円となり、前述の要因により、前連結会計年度に比べ2,096百万円増加(前年度比230.1%増)いたしました。 ⑤ 特別損益 当連結会計年度における特別利益は、1,692百万円となり、前連結会計年度に比べ1,449百万円増加(前年度比597.6%増)いたしました。これは主として、投資有価証券売却益の増加によるものです。また、特別損失は、9,295百万円となり、7,651百万円増加(前年度比465.3%増)いたしました。これは主として、減損損失の増加によるものです。 ⑥ 税金等調整前当期純利益 当連結会計年度における税金等調整前当期純損失は、4,596百万円となり、前述の要因により、前連結会計年度に比べ4,105百万円減少(前年度は税金等調整前当期純損失490百万円)いたしました。 ⑦ 法人税等 当連結会計年度における法人税等は、1,205百万円となりました。 ⑧ 非支配株主に帰属する当期純利益 当連結会計年度における非支配株主に帰属する当期純利益は、連結子会社における利益の増加などにより、前連結会計年度に比べ、49百万円増加(前年度比42.3%増)して、166百万円となりました。 ⑨ 親会社株主に帰属する当期純利益 当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純損失は、5,967百万円となり、前連結会計年度に比べ1,780百万円減少(前年度は当期純損失4,187百万円)いたしました。1株当たり当期純損失は△210.68円(前連結会計年度は1株当たり当期純損失△145.69円)となりました。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりです。 (自動車部品事業) ① 軸受製品では、コンプレッサーを中心とした製品の日本、欧州、北米、中国での生産増により、連結売上高は47,405百万円(前年度比1,395百万円増、3.0%増)となりました。 ② システム製品では、バキュームポンプ製品を中心とした製品の生産増により、連結売上高は22,261百万円(前年度比1,995百万円増、9.8%増)となりました。 ③ ダイカスト製品では、電動化対応製品の売上拡大により連結売上高は13,620百万円(前年度比1,526百万円増、12.6%増)となりました。 ④ ガスケット製品では、市場の回復に伴い日本、北米での生産増により連結売上高は18,042百万円(前年度比876百万円増、5.1%増)となりました。 ⑤ その他製品では、連結売上高4,735百万円(前年度比121百万円増、2.6%増)となりました。 (自動車製造用設備事業) 自動車製造用設備関連事業では、設備事業が増加し、連結売上高は13,147百万円(前年度比680百万円増、5.5%増)となりました。 e.資本の財源及び資金の流動性 ① 資金需要 当社グループの資金需要の主なものは、製品製造のための材料、部品の購入及び設備投資によるものであります。また、長期借入金返済のための資金需要も大きくなっております。 ② 財務政策 当社グループは、設備投資は継続して実施するものの、財務の健全性を保つために、投資金額の抑制を図り資金負担を軽減するとともに、営業活動によるキャッシュ・フローを生み出すことによって、将来必要な運転資金及び設備資金を調達することを考えております。 f.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの経営に影響を与える大きな要因としては、市場動向等があります。 自動車産業を取り巻く事業環境は、電動化・自動化等に関する技術動向や環境規制への対応、各国市場における競争環境の変化などにより、継続的な変化が生じております。これらの動向に加え、経済情勢や政策動向等の影響もあり、事業環境の先行きについては不確実性が存在しております。このような状況のもと、当社グループは、すべり軸受を中心とした既存事業の維持・強化に取り組むとともに、収益性の確保および事業基盤の安定化を図ってまいります。また、「地球環境とお客様への貢献」を基本的な考え方とし、「グローバル供給を支える製造・生産技術」、「製品技術・生産技術の改善」、「人財力の強化」等を通じて、競争力の維持・向上に努めてまいります。 g.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、売上高および営業利益を重要な経営指標として位置付けております。 当社グループは、連結業績予想を2025年4月24日に開示いたしましたが、合理化努力の進展や原材料影響、投資抑制による減価償却費の低減などにより2025年10月30日に修正しております。 当連結会計年度における連結売上高は119,378百万円となり、2025年10月30日に開示しております連結売上高目標117,000百万円に比べ、2,378百万円(2.0%増)の増収となりました。連結営業利益は2,589百万円となり、連結営業利益目標2,300百万円に比べ、289百万円(12.6%増)の増益となりました。引き続き当該指標の改善に邁進していく所存です。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。