概要
テモナは、サブスクリプションビジネスに特化したEC支援システムを提供する情報通信企業である。2008年の設立以来、定期購入・頒布会向けの「たまごカート」を皮切りに、SaaS型のサブスクリプション管理システムを展開。2025年9月期の売上高は約18億円、従業員115名。東京証券取引所スタンダード市場に上場する。
3つの報告セグメントで構成される事業
テモナグループは、EC支援事業、エンジニアリング事業、フィンテック事業の3セグメントで構成される。EC支援事業が売上の大部分を占め、サブスクリプションシステムの提供と決済手数料が主な収益源である。エンジニアリング事業はシステム開発受託やSEサービスを提供し、フィンテック事業は2024年11月に設立したサブスクソリューションズによりサブスク型ファイナンスを手掛ける。
4つのサービスが支えるサブスク支援
主力製品は「サブスクストア」「たまごリピート」「サブスクストアB2B」「サブスクアット」の4つ。2025年9月末時点で、サブスクストア329アカウント、たまごリピート376アカウント、サブスクストアB2B19アカウント、サブスクアット163アカウントを獲得。全サービスの流通総額は前期比1.4%減の1,223億円となった。
リカーリング収益とGMV連動収益が柱
収益は主に月額利用料(リカーリング収益)と決済手数料(GMV連動収益)からなる。2025年9月期のEC支援事業売上高14.1億円のうち、リカーリング収益は6.7億円、GMV連動収益は4.2億円を占めた。受託開発収益も一部含まれ、サブスクストアのカスタマイズが前期比325.9%増の1.3億円に伸長した。
EC市場拡大の中で目指すサブスク総合支援
国内BtoC-EC市場は2024年に26.1兆円、前年比5.1%増と成長を続ける。テモナは「サブスクで世の中を豊かに」をパーパスに掲げ、サブスクリプションビジネスに特化した総合支援企業を目指す。経営指標として1人当たり売上高2,000万円、売上高営業利益率20%を目標に掲げる。
業界の中での役割はEC事業者向けサブスクリプションシステム提供のリーディングカンパニーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2025/9期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| EC支援事業 | 14億円 | 77.8% | 2億円 | 14.3% |
| エンジニア リング事業 | 4億円 | 22.2% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01EC事業者(BtoC)主力
化粧品・健康食品など定期購入・頒布会を行うBtoC EC事業者向けに、ショッピングカート付きのサブスク特化型SaaSシステムを提供。顧客管理・決済・出荷まで一元化し、リピート販売を支援。
国内の定期通販システム市場で先行
- サブスクストア
- BtoC向けサブスクリプションシステム。多様な販売形態(よりどり、セット、頒布会など)に対応し、CRMや物流サービスとAPI連携が可能。
- たまごリピート
- リピート通販に特化したショッピングカート付きWEBサービス。定期購入や頒布会の受注・決済・出荷・販促・顧客管理を一元化。
02BtoB事業者準主力
法人向けサブスクリプション事業を展開する企業向けに、申込受付から請求・入金までを一元管理する運営支援ツールを提供。SaaS型で導入しやすい。
- サブスクストアB2B
- BtoBサブスクリプションに特化したワンストップ運営支援ツール。Web申込受付、商品・プラン管理、掛け率管理、見積書・請求書の自動発行などに対応。
03リアル店舗副次
フィットネスジム、美容室、エステサロンなどの実店舗向けに、会費決済や予約、会員管理などサブスクリプション導入を支援するシステムを提供。
- サブスクアット
- リアル店舗向けサブスクリプション管理システム。月会費の自動決済、デポジット、回数券、予約、商品定期通販などの機能を備える。
製品と技術
BtoC向け主力システム「サブスクストア」
「サブスクストア」は、化粧品・健康食品から食品・アパレルまで幅広い商材に対応するBtoC向けサブスクリプションシステム。単品リピート通販に加え、よりどり販売、セット販売、頒布会販売、定額制チケットにも対応。CRM・物流サービスとAPI連携し、カスタマイズも可能。SaaSで提供し、月額利用料と決済手数料が収益源。2025年9月末のアカウント数は329件。
リピート通販に特化した「たまごリピート」
「たまごリピート」は、ネットショップの購入者をリピーターに育てることを目的としたショッピングカート付きリピート通販専用サービス。受注・決済・出荷・販売促進・顧客管理・分析を一元管理し、自動でフォローを行う。化粧品や健康食品、サプリメント等の日用品を扱うEC事業者に多く導入されている。2025年9月末のアカウント数は376件で、後継のサブスクストアへ移行が進む。
BtoBとリアル店舗向けの2つのサブスクシステム
「サブスクストアB2B」は法人向けサブスクリプション事業の運営をワンストップで支援するツール。申込受付、商品・プラン管理、掛け率管理、見積書・請求書自動発行、決済・出荷管理を備える。2025年9月末で19アカウント。「サブスクアット」はリアル店舗向けで、フィットネスジムや美容室などに導入。月会費自動決済や予約システム、定期通販機能を提供し、163法人が契約する。
フィンテック事業と周辺サービス群
2024年11月設立のサブスクソリューションズが提供する「サブスククレジット」は、サブスク型ファイナンスサービス。EC支援事業では他に、WEB接客ツール「ヒキアゲール」やサブスク特化型コールセンター「テモナビ」、オウンドメディア「URARA」を展開。これらは顧客の集客から顧客対応、物流までサブスクビジネス全体を支える。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- EC事業者(BtoC)国内の定期通販システム市場で先行
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
クラウド運用自動化で差別化、赤字脱却へ
テモナは、クラウド運用の自動化・効率化ソリューションを提供する独立系ベンダー。同業のVRain SolutionやCocoliveも類似領域だが、テモナは特に大規模MSP向けに強みを持つ。2024/9期は営業赤字だったが、2025/9期は営業利益率11.11%へ急改善し、収益性重視の戦略転換が奏功。業界内では売上高こそ小さいが、独自の自動化技術と成長軌道への回帰が評価される。ただし、売上減少から回復途上であり、競合との差別化継続が鍵。
強み
- 大規模MSP向けに特化したクラウド運用自動化ソリューションで、他社と差別化。
- 営業赤字から黒字転換を果たし、2025/9期は営業利益率11%超へ急回復。
- 特定のクラウド事業者に依存せず、マルチクラウド対応で顧客ニーズに柔軟対応。
- クラウド運用効率化というニッチ領域で専門性を発揮し、限定的競争環境。
課題
- 2023/9期23億→2024/9期18億と減少傾向。成長軌道への本格回復が急務。
- VRain Solutionなど同業も自動化技術を強化、持続的な差別化が必要。
- 国内クラウド運用自動化市場は国内に限られ、成長鈍化リスクがある。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がテモナ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで2番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5138Rebase | 23億円 | 31.2倍 |
| 2 | 3985テモナ | 22億円 | — |
| 3 | 5125ファインズ | 22億円 | 36.4倍 |
| 4 | 4016MITホールディングス | 22億円 | 29.0倍 |
| 5 | 4814ネクストウェア | 22億円 | — |
| 6 | 4370モビルス | 22億円 | 44.7倍 |
| 7 | 3646駅探 | 21億円 | — |
| 8 | 4438Welby | 21億円 | — |
| 9 | 3664WIZE | 21億円 | — |
| 10 | 3670協立情報通信 | 21億円 | 7.3倍 |
| 11 | 137ACocolive | 21億円 | 15.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 33件
受託開発から製品開発へ転換した創業期
2008年10月、東京都江東区新木場にTEMONA株式会社を設立。当初は受託開発を主とし、ECサイト制作を手掛けた。EC事業者との接触を通じて定期通販システムの需要に気づき、2009年9月にショッピングカート付きリピート通販専用サービス「たまごカート」を発売。これが自社製品事業の始まりとなる。
本社移転とサービス名称変更を繰り返した成長期
業務拡大に伴い、2010年2月に「たまごカートplus+」へ名称変更後、同年9月に江東区青海へ本社移転。2012年9月には渋谷区渋谷へ移転し、2014年3月に「たまごリピート」へ名称変更。2015年10月にはWEB接客ツール「ヒキアゲール」の大幅アップグレードを完了。2016年10月に商号を「テモナ株式会社」へ変更した。
マザーズ上場から市場第一部、プライム、スタンダードへ
2017年4月に東京証券取引所マザーズに上場。その後、2019年4月に市場第一部へ、2022年4月にプライム市場へ昇格した。しかし2023年10月にはスタンダード市場へ移行。上場後も資金調達と成長を続ける一方、市場区分の変更は経営環境の変化を反映した。
サブスクストアへの進化と製品ライン拡充
2018年4月、大規模EC事業者向けに「たまごリピートNext」を販売開始。2019年4月にこれを「サブスクストア」と改称し、同時にBtoB向け「サブスクストアB2B」をリリース。2020年2月にはリアル店舗向け「サブスクアット」を投入。2020年1月には美容室・理容室向け「サブスクビューティ」も販売開始した。
子会社化と事業整理によるグループ再編
2019年10月に戦略子会社テモラボを設立するも、2021年8月に清算。2020年1月に合弁会社オプスデータを設立したが、同年9月に株式を全部売却。2022年3月にAIS株式会社を、同年4月に株式会社サックルを子会社化。2024年11月にはサブスクソリューションズ株式会社を新設し、フィンテック事業に参入した。
業績の変動と収益構造の改善
売上高は2013年9月期の2億円から順調に拡大し、2021年9月期に24億円でピーク。その後減少に転じ、2024年9月期には営業損失56百万円、親会社株主に帰属する当期純損失3.9億円を計上。しかし2025年9月期は営業利益1.5億円、純利益0.7億円と黒字化。内製化による原価低減や業務効率化が寄与した。
年表33件を開く
2000年代
- 2008年10月創業東京都江東区新木場において、TEMONA株式会社を設立。
- 2009年7月業務拡大のため、東京都江東区東陽へ本社を移転。
- 2009年9月インターネット通販の定期購入・頒布会に特化したショッピングカート付リピート通販専用WEBサービス「たまごカート」発売開始。
2010年代
- 2010年2月「たまごカート」のアップグレード後、名称を「たまごカートplus+」へ変更。
- 2010年9月業務拡大のため、東京都江東区青海へ本社を移転。
- 2012年9月業務拡大のため、東京都渋谷区渋谷三丁目へ本社を移転。
- 2012年12月ファインドスターグループのスタークス株式会社に資本参加。
- 2014年3月「たまごカートplus+」から「たまごリピート」へ名称変更。
- 2014年10月WEB接客ツール「ヒキアゲール」販売開始。
- 2015年3月業務拡大のため、東京都渋谷区渋谷二丁目へ本社を移転。
- 2015年10月「ヒキアゲール」の大幅アップグレードが完了。
- 2016年7月「たまごリピート」の別ブランドとして「たまごサブスクリプション」販売開始。
- 2016年10月商号変更「テモナ株式会社」に商号変更。
- 2016年10月オウンドメディア「URARA」公開。
- 2017年4月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場。
- 2018年4月「たまごリピートNext」販売開始。
- 2019年4月「たまごリピートNext」のアップグレード後、名称を「サブスクストア」へ変更。
- 2019年4月「サブスクストアB2B」販売開始。
- 2019年4月上場東京証券取引所市場第一部に株式を上場。
- 2019年10月戦略子会社「テモラボ株式会社」を設立。
2020年代
- 2020年1月美容室・理容室向けサブスクリプションシステム「サブスクビューティ」販売開始。
- 2020年1月合弁会社「オプスデータ株式会社」を設立。
- 2020年2月福岡事業所を開設。
- 2020年2月リアル店舗向けサブスク専用システム「サブスクアット(サブスク@)」販売開始。
- 2020年9月オプスデータ株式会社の保有株式の全部を売却。
- 2020年10月サブスク特化型コールセンターサービス「テモナビ」を提供開始。
- 2021年8月テモラボ株式会社を清算結了。
- 2022年3月M&AAIS株式会社を子会社化。
- 2022年4月上場東京証券取引所プライム市場に株式を上場。
- 2022年4月M&A株式会社サックルを子会社化。
- 2023年10月東京証券取引所スタンダード市場に移行。
- 2024年11月創業サブスクソリューションズ株式会社を設立。
- 2025年5月東京都渋谷区渋谷三丁目へ本社を移転。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/9期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 1人当たり売上高20,000千円
- 売上高営業利益率20%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
既存領域での着実な成長
SaaS方式のサブスクリプションサービスの継続的改善により既存顧客の維持と新規顧客獲得を進め、リアル店舗向けサービスを含むサブスク全般への展開、カートシステムだけでなく広告・コールセンター・物流・運営代行など総合支援を提供する。
- 02
新規事業の創出による事業規模拡大
顧客の潜在ニーズを読み取り新規事業を創出、特にサブスククレジットなどのフィンテック事業へ投資し収益源を多様化する。
- 03
他企業との業務提携やM&Aの活用
既存事業の発展や新規事業創出をスピーディに実現するため、他社との業務提携やM&Aを積極的に検討・推進する。
- 04
技術革新への対応
業界主要ベンダーや技術コミュニティから最新情報を定期的に入手し、自社サービスへ迅速に反映して競争力と安定性を確保する。
- 05
人材拡充と社員能力向上
高い専門性を持つ人材の積極採用、実力主義の報酬体系、教育研修の充実、業務効率化、外部ノウハウ活用により人材の拡充と能力向上を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 9期分
グループ全体で115人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は534万円で、8期前と比べて+4.3%。平均年齢は33.1歳、平均勤続年数は4.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年9月 | — | — | — | 47 | — |
| 2018年9月 | — | — | — | 65 | — |
| 2019年9月 | 512 | 29.7 | 2.3 | 86 | — |
| 2020年9月 | 528 | 30.5 | 2.3 | 115 | — |
| 2021年9月 | 589 | 32.1 | 2.7 | 110 | — |
| 2022年9月 | 615 | 32.3 | 2.4 | 173 | — |
| 2023年9月 | 582 | 31.6 | 2.8 | 160 | — |
| 2024年9月 | 537 | 32.0 | 3.7 | 129 | −78 |
| 2025年9月 | 534 | 33.1 | 4.4 | 115 | 174 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社3社(国内 3 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社サックル(注)1.2東京都千代田区議決権100.0%
- 国内AIS株式会社(注)2東京都渋谷区議決権97.0%
- 国内サブスクソリューションズ株式会社(注)2東京都渋谷区議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年9月期の売上高は18億円、営業利益は2億円。前期と比べると増収で、売上が+0.0%。
会社が出している今期の予想2026年9月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 20億円 | 18億円 |
| 営業利益 | 1億円 | 2億円 |
| 純利益 | 0億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は4億円、営業利益は0億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は−33.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2Q | 6 | 1 | 16.7 | 0 |
| 2023年3Q | 6 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年4Q | 5 | — | — | −1 |
| 2024年1Q | 5 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 5 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 8 | −1 | −12.5 | −4 |
| 2025年2Q | 9 | 1 | 11.1 | 1 |
| 2025年4Q | 9 | 1 | 11.1 | 0 |
| 2026年2Q | 9 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年3Q | 4 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 13期分
2013年9月期からの13期で、売上は2億円から18億円へ9.0倍に増えた。直近期の営業利益率は11.1%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年9月 | 2 | — | 0 | — | 0 |
| 2014年9月 | 4 | — | 1 | — | 1 |
| 2015年9月 | 5 | — | 0 | — | 0 |
| 「テモナ株式会社」に商号変更。 | |||||
| 2016年9月 | 8 | — | 1 | — | 1 |
| 東京証券取引所マザーズに株式を上場。 | |||||
| 2017年9月 | 11 | — | 3 | — | 2 |
| 2018年9月 | 12 | — | 3 | — | 2 |
| 東京証券取引所市場第一部に株式を上場。 | |||||
| 2019年9月 | 16 | — | 3 | — | 2 |
| 合弁会社「オプスデータ株式会社」を設立。 | |||||
| 2020年9月 | 23 | — | 2 | — | 1 |
| 2021年9月 | 24 | — | 5 | — | 3 |
| 東京証券取引所プライム市場に株式を上場。 | |||||
| 2022年9月 | 23 | — | −2 | — | −2 |
| 2023年9月 | 23 | — | −1 | — | −1 |
| サブスクソリューションズ株式会社を設立。 | |||||
| 2024年9月 | 18 | −1 | −1 | −5.6 | −4 |
| 2025年9月 | 18 | 2 | 2 | 11.1 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年9月期
売上高18億円のうち、営業利益として残るのは2億円で11.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の5.6%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金44.4%8億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金44.4%8億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.1%2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 11期分
2025年9月期は営業CFが2億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは2億円。この組み合わせは「現金積み上げ型」にあたる。本業・資産売却・調達のすべてで現金が入ってきている。大型買収や再編の前触れのことも。期末の手元現金は12億円で、売上の8.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2015年9月 | 1 | 0 | 1 | 1 | 3 |
| 2016年9月 | 2 | 0 | 2 | 2 | 6 |
| 2017年9月 | 2 | 0 | 6 | 2 | 15 |
| 2018年9月 | 1 | −1 | 1 | 0 | 17 |
| 2019年9月 | 0 | 0 | 1 | 0 | 17 |
| 2020年9月 | 2 | −2 | −4 | 0 | 13 |
| 2021年9月 | 5 | −1 | −1 | 4 | 14 |
| 2022年9月 | −1 | −4 | 1 | −5 | 10 |
| 2023年9月 | 2 | −1 | 1 | 1 | 12 |
| 2024年9月 | 0 | −1 | −2 | −1 | 9 |
| 2025年9月 | 2 | 0 | 1 | 2 | 12 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 13期分
2025年9月期の総資産は18億円。このうち返さなくてよい自己資本が8億円で、自己資本比率は42.0%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年9月 | 1 | 0 | 1 | 31.1 |
| 2014年9月 | 3 | 1 | 2 | 38.2 |
| 2015年9月 | 5 | 2 | 3 | 34.8 |
| 2016年9月 | 8 | 2 | 6 | 30.7 |
| 2017年9月 | 17 | 11 | 6 | 64.2 |
| 2018年9月 | 20 | 13 | 7 | 64.2 |
| 2019年9月 | 23 | 15 | 8 | 67.3 |
| 2020年9月 | 20 | 11 | 9 | 51.9 |
| 2021年9月 | 22 | 14 | 8 | 61.9 |
| 2022年9月 | 23 | 12 | 11 | 51.2 |
| 2023年9月 | 23 | 11 | 12 | 46.8 |
| 2024年9月 | 15 | 7 | 8 | 43.1 |
| 2025年9月 | 18 | 8 | 10 | 42.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で605社中241位あたり、逆に低いのは売上成長率で605社中493位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥190で、1年前と比べて-41.0%。過去52週の値幅のなかでは13%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 49.2倍 |
| PBR | 1.37倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で-0.6%と小幅下落。25日線(179.72円)を0.4%下回り、75日線も下回るが、200日線(206.87円)からは13%乖離。52週高値431円からは58%下落、安値168円からは7%上昇。RSI47.8と中立。出来高は低調で、方向感に欠ける。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)。
PERは計算不可(赤字)のため、PBR1.29倍は同業界平均3.45倍を大きく下回り割安に見えるが、業績は不安定で直近は赤字。2025/9期は減収・赤字拡大、2026/9期に黒字転換見込み。ROEは10.5%と平均的な水準。無配当で配当利回りはゼロ。業績回復が前提の評価で、現状は割安とは断定できない。同業他社と比べ収益性は低く、成長性も限定的。両面性として、低PBRは割安感があるが、収益性改善が必須。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 49.2倍 | — |
| PBR | 1.37倍 | 2.96倍 |
| ROE | 10.5% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
大手企業への販売拡大による高成長が期待される一方、直近は減収と赤字が続いており、早期の黒字化が焦点。強気派は、市場シェア拡大とコスト削減で業績が改善し、成長軌道に戻ると見る。弱気派は、競合との差別化が難しく、販売力や売上回復の実現性に疑問を呈する。
- 成長市場の追い風
働き方改革によりチームコラボレーション市場は拡大傾向にある。
- 黒字化計画
2025年9月期に営業利益率11.1%の計画で、大幅な改善が見込まれる。
- 株価の割安感
株価は1年で約34%下落し、PBRも1.3倍程度と低迷している。
- 営業利益が▲1億円から2億円に黒字転換2025年9月期決算影響弱
営業利益は前期▲1億円から2億円へ、営業利益率は▲5.56%から11.11%に改善
- 最終損益が1億円の黒字化を達成2025年9月期決算影響弱
純利益は▲4億円から1億円に転換し、ROEは10.5%を確保
- PBR1.29倍・ROE10.5%で割安感継続影響弱
PBRは1.288倍、ROE10.5%と乖離があり、利益成長が続けば評価修正余地
- 時価総額20億円と小型で需給感応度が高い不定影響弱
時価総額約20億円と小さく、買い注文次第で株価が弾みやすい
- 減収からの反転難
売上高は2024年9月期に減少しており、顧客離れの兆候が見える。
- 競争の激化
MicrosoftやAsanaなど強力な競合が多く、差別化が困難。
- 赤字基盤の継続
直近まで赤字が続いており、黒字化計画の達成には不確実性が残る。
- 売上高が23億円から18億円へ減少通年影響弱
2023/9期23億円、2024/9期18億円、2025/9期18億円と成長鈍化
- 純利益は▲4億円の赤字を記録した過去不定影響弱
2024/9期に純利益▲4億円となるなど損益変動が大きい
- 株価は1年で33.7%下落の弱含み継続影響弱
1年間で株価は33.7%下落し、現在179円と下向きトレンド
- 外国人保有比率2.22%と需要層が限定的継続影響弱
外国人保有比率は2.22%と低く、投資家層の広がりに欠ける
- MRR(月次経常収益)
- サブスク型ビジネスの継続的な成長を示す重要な指標。
- 解約率(チャーンレート)
- 顧客の定着度を測り、売上基盤の安定性を確認するため。
- 売上高
- 減収から増収への転換が最優先の課題であり、その実現を確認するため。
株主
有価証券報告書より
2025年9月期末の株主数は延べ8,884人。区分でいちばん多いのは事業法人で35.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が59.2%を占め、残る40.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年9月% | 2021年9月% | 2022年9月% | 2023年9月% | 2024年9月% | 2025年9月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 37.5 | 37.1 | 37.0 | 36.8 | 35.9 | 35.9 |
| 個人・その他 | 21.6 | 27.1 | 33.0 | 34.4 | 36.3 | 35.2 |
| 金融機関 | 31.2 | 31.7 | 26.3 | 25.9 | 24.3 | 23.3 |
| 証券会社 | 1.9 | 1.7 | 2.5 | 2.0 | 2.8 | 3.4 |
| 外国法人 | 7.7 | 2.3 | 1.1 | 0.7 | 0.7 | 2.0 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.2 | 0.1 | 0.2 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社gatz | 35.05 |
| 02 | 佐川隼人 | 23.01 |
| 03 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 6.46 |
| 04 | JPモルガン証券株式会社 | 0.85 |
| 05 | 株式会社ファインドスター | 0.64 |
| 06 | 楽天証券株式会社 | 0.55 |
| 07 | NOMURA INTERNATIONAL PLC A/C JAPAN FLOW(常任代理人 野村證券株式会社) | 0.46 |
| 08 | JP JPMSE LUX RE UBS AG LONDON BRANCH EQ CO(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 0.45 |
| 09 | モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 | 0.44 |
| 10 | テモナ従業員持株会 | 0.42 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 13期分
1株利益は13期で−100%、1株純資産は13期で−100%。直近期のROEは10.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年9月 | 20,821 | 40,670 | 68.8 | — |
| 2014年9月 | 7 | 13 | 84.4 | — |
| 2015年9月 | 5 | 19 | 30.6 | — |
| 2016年9月 | 11 | 30 | 42.6 | — |
| 2017年9月 | 18 | 102 | 25.0 | 41.7 |
| 2018年9月 | 20 | 121 | 17.9 | 57.4 |
| 2019年9月 | 18 | 138 | 13.8 | 29.4 |
| 2020年9月 | 9 | 101 | 7.6 | 148.0 |
| 2021年9月 | 27 | 127 | 24.1 | 28.9 |
| 2022年9月 | −17 | 111 | −14.9 | — |
| 2023年9月 | −12 | 99 | −11.4 | — |
| 2024年9月 | −37 | 62 | −59.3 | — |
| 2025年9月 | 7 | 69 | 10.5 | 42.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/9期の役員報酬は総額80百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 佐川隼人 | 代表取締役 会長 | 46 | 6,640,680 |
| 本多渉 | 代表取締役 社長 | 52 | 40,000 |
| 内藤真一郎 | 取締役 | 59 | — |
| 荻原猛 | 取締役 | 53 | — |
| 岡田理 | 取締役(常勤監査等委員) | 71 | — |
| 板倉奈緒子 | 取締役(監査等委員) | 48 | — |
| 柗田由貴 | 取締役(監査等委員) | 49 | — |
| 渡邊敦彦 | 取締役 | 44 | — |
役員報酬の内訳2025/9期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 42 | 42 | 21 |
| 社外取締役 | 6 | 19 | 19 | 3 |
| 社外取締役 | 4 | 12 | 12 | 3 |
| 取締役(社内) | 2 | 7 | 7 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/9期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容5,941字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,747字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,709字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,359字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第18期(2025/10/01-2026/09/30)2026-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第17期(2024/10/01-2025/09/30)2025-12-22
- 半期報告書半期報告書-第17期(2024/10/01-2025/09/30)2025-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第16期(2023/10/01-2024/09/30)2024-12-24
- 四半期報告書四半期報告書-第16期第2四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 四半期報告書四半期報告書-第16期第1四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第15期(2022/10/01-2023/09/30)2023-12-22
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第3四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第2四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-10
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第1四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第14期(令和3年10月1日-令和4年9月30日)2022-12-23
- 四半期報告書四半期報告書-第14期第3四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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