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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

エコモット

3987 · Growth · 情報・通信業

IoT技術で建設現場のDXや社会インフラの監視を支える。プラットフォーム「FASTIO」と建設特化ソリューションを展開。

概要

エコモットは2007年に北海道札幌市で創業したIoTインテグレーターである。自社開発のIoTプラットフォーム「FASTIO」を基盤に、融雪装置遠隔監視「ゆりもっと」や建設現場DX「現場ロイド」など、産業向けソリューションを提供する。2018年に東京証券取引所マザーズに上場(現在はグロース市場)。従業員数は134名(2025年8月期)。

事業構造は3つのソリューション区分で構成

エコモットはIoTインテグレーション事業の単一セグメントだが、内部では3つのソリューション区分に分かれる。「IoTビジネスイノベーション」は「ゆりもっと」「Pdrive」など産業向けパッケージサービスと、KDDI向けクラウド基盤を提供する中核事業。「コンストラクションソリューション」は子会社GRIFFYが担い、「現場ロイド」を中心に建設現場のDXを支援。「IoTパワード」は太陽光発電EPC事業を手がけたが、2025年8月に全株式を譲渡しグループから除外された。

ストック収益とプロジェクト収益が混在

売上は融雪装置監視「ゆりもっと」のような月額課金型ストック収益と、システムインテグレーションや太陽光発電建設のようなプロジェクト収益から成る。2025年8月期の連結売上高は30億円。営業利益は0.5億円と低水準だが、前期比で大幅改善。ストック収益の比率を高めることで安定成長を目指している。財務数値では2017年以降、純利益が小幅ながらも損失計上の年度があり、収益の安定化が課題。

KDDIや大手ゼネコンとのアライアンスが成長を支える

同社は創業以来、パートナーシップを成長の原動力としてきた。2016年にKDDIと提携し、IoTプラットフォーム「FASTIO」を同社の「KDDI IoTクラウド Standard」へ提供。その後もKDDIと資本業務提携を締結。建設分野では、株式会社大林組と共同で体調管理ソリューション「GenVital」を開発。また、積水樹脂株式会社とはLED電光板のIoT化で協業。こうしたアライアンスにより、自社単独では獲得しにくい大口案件を開拓している。

売上高は10年で約6倍に拡大も利益率は課題

連結売上高は2013年3月期の5億円から2025年8月期には30億円へ拡大した。しかし、営業利益は同期間で黒字と赤字を繰り返し、2025年8月期も営業利益率0.2%と低い。特に2020年8月期と2023年8月期は純損失を計上している。成長市場であるIoT分野に属するものの、競争激化や新規事業への先行投資が収益を圧縮。経営指標として売上高成長を最重視する方針を示している。

業界の中での役割はIoTインテグレーターにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
30億円
営業利益
0億円
営業利益率
0.0%
純利益
0億円
2025/8 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/8
事業売上構成比利益利益率
IoTビジネスイノベーション13億円43.3%
コンストラクション ソリューション10億円33.3%
IoTパワード7億円23.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01建設・土木主力

建設現場の安全管理・生産性向上を目的とした「現場ロイド」などを提供。センサーによる常時監視で異常を検知し、警告発報や遠隔臨場に対応。深刻な人手不足解決の一助となるサービスとして展開中。

主な製品・サービス2
現場ロイド
建設現場向けの総合情報化ソリューション。センサーで異常を常時監視し、警告メールや警報で事故を未然に防ぎます。
Gリポート
遠隔臨場対応のサービス。ウェアラブルカメラを利用し、現場の確認や立会を遠隔で行えます。

02社会インフラ・不動産準主力

マンションや商業施設向けに融雪装置の監視ソリューション「ゆりもっと」を提供。遠隔監視で稼働を可視化し、燃料コストや環境負荷を低減します。また、社有車を保有する事業者向けに危険運転を検知するカーテレマティクス「Pdrive」も展開。

主な製品・サービス2
ゆりもっと
融雪・消雪装置の遠隔監視ソリューション。AIによる積雪状況の推定と制御判断で効率的な運用を実現。
Pdrive
危険運転時のリアルタイム動画を提供するカーテレマティクスサービス。ヒヤリハットの「見える化」で交通事故削減に貢献。

03IT・通信準主力

独自IoTプラットフォーム「FASTIO」を活かしたSI(システムインテグレーション)ソリューションを提供。デバイスメーカーやクラウドベンダー向けに、センサーデータの収集・解析基盤を提供する。KDDIのIoTクラウドにも採用実績あり。

主要顧客KDDI

主な製品・サービス1
FASTIO
IoTデータコレクトプラットフォーム。センサーデータをリアルタイムに収集・管理し、外部クラウドサービスとAPI連携可能。

04再生可能エネルギー(GX)その他

太陽光発電EPC事業を展開しておりましたが、2025年8月に子会社の全株式を譲渡し、同事業から撤退しました。

製品と技術

融雪装置遠隔監視「ゆりもっと」とAI制御

「ゆりもっと」はマンションや商業施設の融雪・消雪装置を遠隔で監視・制御するサービス。クラウド上で季節に応じたリソース配分を行い、インフラコストを最適化する。2023年3月にはAIによる融雪監視機構の特許を取得。センサー、カメラ画像、気象予報を組み合わせて積雪を推定し、運転を自動制御する。燃料費と環境負荷の低減を実現する点が特徴で、北海道・東北などの積雪地域を中心に導入されている。

建設現場DX「現場ロイド」と遠隔臨場「Gリポート」

「現場ロイド」は2009年にリリースされた建設現場向け総合情報化ソリューション。モバイルネットワークと独立電源を用い、センサーデータの常時計測、異常検知、警報発報を実現。2020年7月には遠隔臨場対応の「Gリポート」を追加し、国土交通省の試行要領にも対応。現場の往来を減らし、人手不足解消に貢献する。2023年にはオンライン見積もり機能を提供開始し、販売効率を高めている。

交通事故削減「Pdrive」は危険運転の見える化

「Pdrive」は2016年にOEM提供を開始したカーテレマティクスサービス。車載の加速度センサーが急ブレーキや急ハンドルを検知すると、モバイル通信で動画をクラウドに保存し、安全管理者へメール通知する。ヒヤリハットを「見える化」することで事故削減と保険料低減を図る。主に社有車を持つ事業者向けで、既に多くの法人顧客を持つ。同社はこのサービスを通じてモビリティ分野にも展開している。

IoTプラットフォーム「FASTIO」が事業の基盤

「FASTIO」は2014年にリリースされたIoTデータコレクトプラットフォーム。センサーデータの収集・蓄積・分析・制御をクラウドで提供し、短期間・低コストでIoTシステムを構築できる。2016年にKDDIの「KDDI IoTクラウド Standard」のベースシステムとして採用された。アライアンスプログラム「FASTIO LINK」「FASTIO DATALINK」により多様なデバイスと接続可能で、外部クラウドサービスとのAPI連携も充実。同社の全ソリューションを支える共通基盤である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

IoTソリューションで地域密着、収益化が急務

IoTソリューションを提供する企業で、売上高30億円規模と小規模。売上は横ばいで営業利益はほぼゼロと収益化が進んでいない。同業のソラコムやハッチ・ワークと競合するが、特定地域やニッチ分野に特化。自治体や中小企業向けに強みを持つが、規模拡大と収益改善が課題。業界内での地位は低く、成長戦略が不可欠。

強み

  • 特定地域に密着し、自治体や地場企業との強いリレーションを構築。
  • 防災、農業など特定分野でのIoT活用に実績があり、専門性が高い。
  • 直近で売上高が27億円から30億円と増加に転じた。
  • 小規模ゆえに顧客ニーズにきめ細かく対応できる強みがある。

課題

  • 営業利益がゼロ近傍で、収益化のメドが立っていない。
  • 売上高30億円と業界内で小規模であり、競争力に限界がある。
  • 売上の伸び率が低く、市場拡大のスピードに乗り切れていない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がエコモット

時価総額で並べると、掲載11社のなかで3番目にあたる。

#企業時価総額PER
15250GMOプライム・ストラテジー36億円33.7倍
24174アピリッツ36億円
33987エコモット35億円
43967エルテス35億円
53917アイリッジ35億円5.5倍
63974SCAT35億円15.2倍
73622ネットイヤーグループ35億円20.0倍
83627テクミラホールディングス34億円
94014カラダノート34億円38.5倍
103710ジョルダン34億円9.3倍
113753フライトソリューションズ34億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 50件

融雪装置遠隔制御からスタートした創業期

2007年2月、北海道札幌市白石区に資本金100千円で会社を設立。同年12月には融雪装置遠隔制御代行サービスを開始。翌2008年4月に「融雪装置遠隔制御システム」の特許を取得し、以降この技術が同社の基盤となる。当時から遠隔監視による省力化を訴求し、積雪地域のニーズを捉えた。2009年7月には建設情報化施工支援ソリューション「現場ロイド」をリリースし、建設分野にも進出した。

全国7拠点への展開とプラットフォーム化

2009年から2012年にかけて、青森、東京、関西、九州、仙台と営業所を相次いで開設。地理的拡大により、建設現場向けの「現場ロイド」や融雪関連サービスの販路を広げた。2013年11月には「融雪装置遠隔制御代行システム」で2つ目の特許を取得。2014年5月にはIoTデータコレクトプラットフォーム「FASTIO」をリリースし、個別のソリューションから共通基盤へと事業の軸を移した。

KDDIとの提携と札幌証券取引所上場

2016年は同社の転機となる年だった。3月に交通事故削減ソリューション「Pdrive」のOEM提供を開始。4月にはKDDIと提携し、「KDDI IoTクラウド Standard」をリリース。この基盤としてFASTIOが採用された。同年12月には札幌証券取引所アンビシャス市場に株式を上場。さらにAIエンジン「FASTIO AI」を活用した画像解析・気象予測システムも投入し、技術領域を拡大した。

東京証券取引所マザーズ上場と資本提携の活発化

2018年6月、東京証券取引所マザーズ市場に上場。これを機に大手企業との資本提携が加速する。2019年1月にはKDDIと業務・資本提携を締結。同年6月にはBULB株式会社と提携。さらに2021年には株式会社フィットを完全子会社化し、グループ体制を強化。2022年4月の市場区分見直しに伴い、マザーズからグロース市場へ移行した。

グループ再編と不採算事業からの撤退

2022年から2023年にかけて、連結子会社の設立と事業譲渡が相次ぐ。2022年9月に株式会社パワーでんきイノベーションを設立し、太陽光発電EPC事業に参入。しかし2023年8月にはフィットとゴモジーの全株式を譲渡し連結除外。2023年12月には株式会社GRIFFYを新設分割で設立し、建設DXを強化。2025年8月にはパワーでんきイノベーションの全株式を譲渡し、グループから外した。

建設DXと体調管理ソリューションで新たな柱を育成

2023年以降、建設現場向けの製品開発が活発化。2023年2月、配筋検査ARシステム「BAIAS」が中部DX大賞奨励賞を受賞。同年12月にはGRIFFYが大林組と共同で現場作業員の体調管理ソリューション「GenVital」を開発。2024年6月には株式会社シムックスイニシアティブと業務・資本提携。こうした動きから、同社は従来の監視・保守サービスから、建設現場の安全管理や生産性向上へと重点を移している。

年表50件を開く

2000年代

  • 2007年2月創業北海道札幌市白石区において、当社(資本金100千円)を設立
  • 2007年12月融雪装置遠隔制御代行サービス開始
  • 2008年4月「融雪装置遠隔制御システム(特許番号:第4104635号)」の特許取得
  • 2009年3月本社を北海道札幌市西区に移転
  • 2009年7月建設情報化施工支援ソリューション「現場ロイド」をリリース
  • 2009年9月青森県青森市に青森営業所開設

2010年代

  • 2011年6月東京都千代田区に東京営業所開設
  • 2011年8月兵庫県尼崎市に関西営業所開設
  • 2011年10月佐賀県鳥栖市に九州営業所開設
  • 2012年11月宮城県仙台市宮城野区に仙台営業所開設
  • 2013年8月本社を北海道札幌市中央区に移転
  • 2013年11月「融雪装置遠隔制御代行システム(特許番号:第5421573号)」の特許取得
  • 2014年5月IoTデータコレクトプラットフォーム「FASTIO」をリリース
  • 2014年10月パートナープログラム「FASTIO LINK」を開始
  • 2015年7月大阪府吹田市に関西営業所移転
  • 2016年1月株式会社テラスカイと業務・資本提携
  • 2016年3月交通事故削減ソリューション「Pdrive」のOEM提供を開始
  • 2016年4月KDDI株式会社と提携し「KDDI IoTクラウド Standard」をリリース
  • 2016年9月災害検知ソリューションをリリース
  • 2016年12月上場AIエンジン「FASTIO AI」を利用した画像解析システム及び気象予測システムをリリース 札幌証券取引所アンビシャス市場に株式を上場
  • 2017年7月創業日本マイクロソフト株式会社と「北海道IoTビジネス共創ラボ」を発足 日本コムシス株式会社とIoT事業で協業を開始
  • 2018年6月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
  • 2019年1月KDDI株式会社と業務・資本提携
  • 2019年5月愛知県名古屋市に東海営業所開設
  • 2019年6月BULB株式会社と業務・資本提携
  • 2019年8月混雑状況確認サービス「AITELL」をリリース
  • 2019年10月情報セキュリティマネジメントシステム JIS Q 27001:2014(ISO/IEC 27001:2013)認証取得

2020年代

  • 2020年7月遠隔臨場システム「Gリポート」をリリース
  • 2021年3月M&A株式会社フィットを完全子会社化
  • 2021年5月東日本旅客鉄道株式会社とKDDI株式会社が共同始動する「空間自在コンソーシアム」へ参画
  • 2021年6月パーソルプロセス&テクノロジー株式会社と協業で「IoT監視サービス」をリリース
  • 2021年7月ユアスタンド株式会社と業務・資本提携
  • 2022年3月本社を北海道札幌市中央区の現在地に移転
  • 2022年4月北海道大学発ベンチャーのTILと業務・資本提携
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズからグロース市場に移行
  • 2022年7月株式会社プレミア・エイドと合弁会社として株式会社プレミア・ブライトコネクトを設立
  • 2022年9月M&A当社100%完全子会社である株式会社パワーでんきイノベーションを設立
  • 2022年10月株式会社パワーでんきイノベーションが事業譲受契約を締結
  • 2023年1月「現場ロイド」製品に関するオンライン見積り機能を提供開始
  • 2023年2月配筋検査ARシステム『BAIAS(R)』が中部DX大賞 奨励賞を受賞
  • 2023年3月積水樹脂株式会社と業務・資本提携
  • 2023年4月AIを利用した融雪装置の制御に関する特許を取得(特許番号:第7246056号)
  • 2023年7月合弁会社プレミア・ブライトコネクトが「くるま-i2」サービスを事業承継
  • 2023年8月株式会社フィット及び株式会社ゴモジーの全株式を譲渡し、連結除外
  • 2023年11月厚生労働省「くるみんプラス」に認定
  • 2023年12月M&A当社100%完全子会社である株式会社GRIFFYを会社分割(新設分割)により設立
  • 2023年12月auリニューアブルエナジー株式会社と太陽光発電事業に係るパートナーシップ協定を締結
  • 2024年4月株式会社 GRIFFY が現場作業員の体調管理ソリューション「GenVital(ゲンバイタル)」を株式会社大林組と共同開発
  • 2024年6月株式会社シムックスイニシアティブと業務・資本提携
  • 2025年8月株式会社パワーでんきイノベーションの全株式を譲渡し、連結除外

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/8期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    垂直統合領域の拡大

    AI活用、リモートモニタリングサービス、電源・電池領域の事業化等を自社のIoTソリューションに組み入れ、ワンストップ提供での競争優位性を高める。

  2. 02

    既存ソリューション領域の深化

    新製品・サービスの開発、販売チャネルの開拓により、既存ソリューションの市場シェア拡大を目指す。

  3. 03

    事業領域の拡大

    BtoBtoC領域への進出やDX支援事業の立ち上げにより、様々な業種・業態へ事業領域を広げる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 9期分

グループ全体で134人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は496万円で、8期前と比べて+13.6%平均年齢は38.4歳、平均勤続年数は5.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月54
2018年3月71
2019年3月43737.03.591
2020年8月44436.73.6123
2021年8月45936.94.0154
2022年8月41238.64.4150
2023年8月43738.84.5132
2024年8月48738.44.91400
2025年8月49638.45.51340

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年8月期・提出会社(単体)
女性管理職比率10.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)65.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 東京都千代田区251百万円
本社 — 北海道札幌市中央区125百万円
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    画像情報収集提供業務
    国土交通省 · 2021-04-26
    450万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年8月期の売上高は30億円営業利益0億円前期と比べると増収で、売上が+11.1%。

売上高
+11.1%
30億円
営業利益
0億円
純利益
0億円
営業利益率
0.0%
前期比 +0.0%pt

会社が出している今期の予想2026年8月期

項目会社予想前期実績
売上高24億円30億円
営業利益1億円0億円
純利益0億円0億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は4億円、営業利益は−1億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は−42.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q7−1−14.3−1
2023年4Q8−1
2024年1Q600.00
2024年2Q800.00
2024年3Q700.00
2024年4Q600.0−1
2025年2Q1400.00
2025年4Q1600.00
2026年2Q1200.00
2026年3Q4−1−25.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 13期分

2013年3月期からの13期で、売上は5億円から30億円へ6.0倍に増えた。直近期の営業利益率は0.0%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月500
2014年3月610
2015年3月700
AIエンジン「FASTIO AI」を利用した画像解析システム及び気象予測システムをリリース 札幌証券取引所アンビシャス市場に株式を上場
2016年3月700
日本マイクロソフト株式会社と「北海道IoTビジネス共創ラボ」を発足 日本コムシス株式会社とIoT事業で協業を開始
2017年3月1411
東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
2018年3月1611
愛知県名古屋市に東海営業所開設
2019年3月1600
2020年8月29−3−4
株式会社フィットを完全子会社化
2021年8月2210
当社100%完全子会社である株式会社パワーでんきイノベーションを設立
2022年8月2200
当社100%完全子会社である株式会社GRIFFYを会社分割(新設分割)により設立
2023年8月27−1−2
2024年8月27000.0−1
2025年8月30010.00

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年8月期

売上高30億円のうち、営業利益として残るのは0億円0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金63.3%19億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金33.3%10億円
  • その他の費用持分法損益などの調整3.3%1億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
36.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比8.4pt
0.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比6.6pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 11期分

2025年8月期は営業CFが−3億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは−5億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は3億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2015年3月00101
2016年3月00001
2017年3月−101−11
2018年3月−103−12
2019年3月−2−29−48
2020年8月−301−36
2021年8月30−237
2022年8月1−2−1−15
2023年8月−2−13−36
2024年8月0−21−26
2025年8月−3−23−53

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 13期分

2025年8月期の総資産は26億円。このうち返さなくてよい自己資本が8億円で、自己資本比率は30.6%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月31233.9
2014年3月41333.8
2015年3月52333.4
2016年3月62433.1
2017年3月83531.0
2018年3月134934.3
2019年3月2115668.8
2020年8月2011953.7
2021年8月2011954.8
2022年8月1911858.9
2023年8月2291341.7
2024年8月2691733.4
2025年8月2681830.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年8月期の内訳
現金及び預金
3億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-4億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
18億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
20
/ 100
安定性自己資本比率20 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率605社中263位あたり、逆に低いのは自己資本比率605社中549位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.0%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
30.6%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
11.1%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥672で、1年前と比べて+32.8%過去52週の値幅のなかでは71%の位置にある。

¥672+0.4%1ヶ月+5.7%1年+32.8%時価総額35億円
過去52週の値幅
安値¥425高値¥774

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)84.6倍
PBR4.32倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1か月で+15.1%と上昇。6月中旬の530円から7/31に640円まで上昇。25日線(588.52円)を上回り、75日線(564.2円)も上回る。RSIは73.3と買われすぎ圏。52週高値774円からは-17%あるが、200日線(515.17円)からは+24%。出来高は7/14に48,600株と増加し、買いが継続。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

予想PER 80.6倍は同業界平均の30.0倍を大きく上回り、PBR 4.1倍も平均3.4倍を上回る。ROE 2.5%と低収益で、直近の業績は赤字または利益ゼロであり、成長が見込めない。配当利回りは0%で、株主への還元もない。売上高は微増だが、利益改善の兆しがなく、現在の株価水準は割高と判断。業績回復が確認できるまでは投資判断を見送るべき。

指標この会社業種平均
PER (予想)84.6倍
PBR4.32倍2.96倍
ROE2.5%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上は緩やかに増加しているものの、利益面では赤字が続いており、収益性改善が焦点。PERは算出できず(赤字のため)、PBRは4.1倍と資産価値に比べ割高。強気派はIoT市場の成長と売上増加を評価し、今後の収益化に期待する。弱気派は赤字が継続しており、持続可能性に疑問を投げかける。

プラスに働く材料7
  • IoT市場の成長

    企業のDX投資でIoT需要が拡大、売上増加が継続。

  • 売上増加基調

    2022年8月期から2025年8月期にかけて売上高が増加。

  • 優位な技術力

    独自のIoT技術でニッチ市場での競争優位がある。

  • 2025/8期売上高30億円へ回復決算発表後影響

    前年比11%増の30億円、営業損益は0億円と黒字に近づく

  • 純損益は2期連続して改善通年影響

    2023/8期-2億円、2024/8期-1億円、2025/8期0億円と赤字縮小

  • 今期予想で純利益0.4億円と黒字化へ2026年Q2影響

    予想PER80.6倍、時価総額34億円から算出した市場予想純利益は約0.4億円

  • 無配当からの復配の可能性次回株主総会影響

    現在無配当、純利益0億円が黒字に転じれば復配が可能

マイナスに働く材料7
  • 継続赤字

    2023年8月期、2024年8月期は営業赤字を計上。

  • 収益性改善の不透明感

    2025年8月期も営業利益ゼロで明確な改善が見えない。

  • 資金繰り懸念

    赤字によりキャッシュが減少し、財務リスクが高まる。

  • 営業利益0億円と本業で稼げていない決算発表後影響

    2024/8期、2025/8期とも営業利益0億円、純利益も0億円と無利益状態

  • 予想PER80.6倍と割高決算発表後影響

    時価総額34億円に対し純利益0億円、予想利益ベースでもPER80.6倍と高い

  • ROE2.5%と低く、資本効率が悪い継続影響

    自己資本に対する利益が少なく、ROE2.5%と低水準

  • 外国人保有2.1%と低く、売買が細る不定影響

    外国人の保有割合2.13%と低く、需給が偏りやすい

次の決算で確かめる点
売上高
成長が継続するか確認する。
営業利益
黒字転換と収益性改善の兆しを確認。
契約件数
サービス利用の拡大状況を測る。

株主

有価証券報告書より

2025年8月期末の株主数は延べ7,439人。区分でいちばん多いのは個人・その他68.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が27.3%を占め、残る72.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年8月%2021年8月%2022年8月%2023年8月%2024年8月%2025年8月%
個人・その他63.065.866.063.062.968.6
事業法人25.625.625.430.029.827.3
自己株式0.30.20.20.20.22.1
外国法人3.21.91.20.71.52.1
証券会社4.34.24.75.65.02.0
金融機関4.02.62.60.70.80.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01入澤 拓也21.19
02KDDI株式会社20.07
03積水樹脂株式会社4.93
04松永 崇4.43
05株式会社テラスカイ1.31
06J.P.MORGAN SECURITIES PLC(常任代理人 JPモルガン証券株式会社)0.79
07JPモルガン証券株式会社0.71
08楽天証券株式会社0.66
09BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD ACISG (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.60
10しなねん商事株式会社0.59

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-07-23
    入澤 拓也
    新規の大量保有報告
    21.20%
    -0.08pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 13期分

1株利益は13期で−100%、1株純資産は13期で−100%。直近期のROEは2.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2013年3月25,624359,2987.4
2014年3月116,837476,13528.0
2015年3月5829621.9
2016年3月2513.6
2017年3月186930.0
2018年3月2010522.949.8
2019年3月32901.2686.5
2020年8月−77205
2021年8月32081.3235.5
2022年8月52142.588.9
2023年8月−34177
2024年8月−13164
2025年8月−7152

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/8期の役員報酬は総額59百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
入澤拓也代表取締役461,118,900
内藤彰人取締役副社長422,500
細川博之取締役開発本部長522,600
武田研輔取締役経営管理本部長471,100
野口一宙取締役(非常勤)51
村上彩子取締役(非常勤)50
塚田修治常勤監査役753,100
奥山倫行監査役(非常勤)51
梅田久美子監査役(非常勤)53

役員報酬の内訳2025/8

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4484812
社外取締役411113

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/8期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容5,647字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、「未来の常識を創る」をミッションとし、IoT技術を駆使したソリューションで幅広い業界の課題解決に貢献する「IoTビジネスイノベーション」、建設現場のDXに特化したIoTソリューションで建設業界の課題解決に貢献する「コンストラクションソリューション」、GXニーズに対応した太陽光発電EPC事業にIoTソリューションの付加価値創出でサステナビリティの実現に向けて取り組む「IoTパワード」の3つのソリューション区分で事業を展開しております。 なお、「IoTパワード」を担っている株式会社パワーでんきイノベーションは2025年8月29日に同社の全株式を譲渡し、当社グループから除外しております。 当社グループは、IoTインテグレーション事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しておりますが、以下の位置づけのもと3つのソリューションを提供しております。 ソリューション区分体系につきましては、「IoTビジネスイノベーション」、「コンストラクションソリューション」、「IoTパワード」の3ソリューション区分に分類しております。 事業セグメント   ソリューション区分   ソリューション区分を構成する事業又は連結子会社   ソリューション区分の位置付け IoTインテグレーション事業   IoTビジネスイノベーション   インテグレーションソリューション   中核事業である、IoTインテグレーションを中心に、DXを支援。また、「ゆりもっと」等、IoTプロダクト販売等を行う。 モニタリングソリューション モビリティサービス コンストラクションソリューション   株式会社GRIFFY   建設現場の安全性、生産性、施工品質水準をデジタルテクノロジーによって向上させ、これを以て日本国土の発展ならびに防災に貢献する。 IoTパワード   株式会社パワーでんきイノベーション(*)   GX分野として太陽光発電EPC事業にIoT技術を付加して同業他社と差別化し、日本が掲げる国際公約実現に向け貢献する。 (*)IoTパワードに区分されている、株式会社パワーでんきイノベーションは2025年8月29日に同社の全株式を譲渡し当社グループから除外しております。 ① IoTプラットフォームをベースとしたSI(注1)によるソリューション IoTビジネスイノベーションは、独自のIoTプラットフォーム(注2)である、IoTデータコレクトプラットフォーム「FASTIO」を活用したDX支援および、マンションや商業施設等向けに、融雪・消雪装置の監視ソリューション「ゆりもっと」、主に社有車を保有する事業者向けに、危険運転時のリアルタイム動画を提供し、運転状況を「見える化」することで、交通事故削減を図ることに強みを持つカーテレマティクス(注3)サービス「Pdrive」を提供しています。 「FASTIO」は、IoT運用により大量に発生するセンサーデータをリアルタイムかつ効率的に扱うための各種機能を実装しております。また、クラウド提供であることから、通信インフラやクライアントソフトのインストールが不要であり、短期間で、安価にIoTサービスを利用することが可能となっております。 IoTの導入はセンサーやゲートウェイ(注4)端末選定が重要となりますが、当社グループのアライアンスプログラム「FASTIO LINK」及び「FASTIO DATALINK」により多様なデバイスからのデータ取り込みが可能となります。 「FASTIO」は、「物理現象を電気信号としてクラウドに取り込む」コストを最小化することにより、デバイスメーカー等へのインテグレーションソリューションを提供しております。また、「FASTIO」は、標準のアプリケーションで画像・動画管理、遠隔接点制御、位置情報管理等に対応しており、様々な産業、市場において利用が可能です。また、複雑な分析やBIツール(注5)、マシンラーニング等の先進分野における外部クラウドサービスとの連携を前提として設計されており、センシングデータを外部クラウドサービスで利用するためのAPI(注6)を充実させているため、外部クラウドサービスへシームレスなデータ提供が可能となっており、クラウドベンダーに対してもインテグレーションソリューションの提供を行っております。 「FASTIO」は2016年4月に、KDDI株式会社「KDDI IoTクラウドStandard」のベースシステムとして採用されております。同サービスは「FASTIO」に専用のカスタマイズを行い同社へ提供しているものであり、当社が培ってきた技術・ノウハウがフル活用されています。 その他、インテグレーションソリューションとして2023年3月に業務資本提携を締結した積水樹脂株式会社の主要プロダクトであるLED電光板システムをIoT化するため共同開発に着手。オペレーション改善を含めた付加価値を最大化し競争力のある製品とするべくアライアンスの強化に努めております。 「ゆりもっと」はマンションや商業施設等に対して、融雪・消雪装置の監視ソリューションを提供しております。融雪装置の遠隔監視により稼働を可視化するとともに、リモートオペレーションによって運転の最適化を実現し、燃料コストや環境負荷を低減させます。「ゆりもっと」は融雪装置自体の予防保全を可能とし、融雪装置利用にあたっての安全性、信頼性を高めます。 主に分譲マンションの管理組合、賃貸マンション・アパートのオーナー、大規模駐車場を有する小売事業者の方々にご利用いただいております。 「ゆりもっと」のシステムは、クラウドサーバー上で構築されており、季節に応じたサーバーリソースの割り当てをマネジメントすることで、インフラコストの最適化を図っております。 また、監視作業効率の向上・監視品質の均質化のためAIによる融雪監視機構を開発し、2023年3月に特許を取得しました。センサーを使った現地での降雪状況やカメラ画像のほか、1kmメッシュの気象予報情報を組み合わせて現地の積雪状況を推定し、適切な融雪装置の制御判断材料を提供しています。さらに、オペレータの操作をAIへフィードバックし、学習させることで、AI判断精度の向上を図っております。 2021年7月には、電気自動車の充電スタンド販売・導入・運用管理を行っているユアスタンド株式会社と資本業務提携契約を締結いたしました。北海道・青森エリアでのユアスタンド販売代理店として、今後拡大すると目されるEV市場に参画いたします。EV充電スタンドは「ゆりもっと」同様に集合住宅向けの商品であるため、トップシェアを誇るものの成熟市場であった遠隔監視サービス事業の底上げを図ることができ、高い親和性に期待ができます。 「Pdrive」は、主に社有車を保有する事業者向けに、危険運転時のリアルタイム動画を提供し、運転状況を「見える化」することで、交通事故削減を図ることに強みを持つカーテレマティクスサービスを提供しております。 「Pdrive」は、加速度センサーが急ブレーキや急ハンドルといった交通事故の兆候(ヒヤリハット)である危険運転を感知すると、搭載するモバイル通信端末を介し、車載カメラの動画をクラウドへ保存し、安全管理者にメール配信する機能が特徴であります。この動画配信機能によりヒヤリハットを「見える化」することで、交通事故削減並びに自動車保険料の低減に貢献しております。 「IoTパワード」事業では連結子会社である株式会社パワーでんきイノベーションがグリーンエナジーの普及のため2023年8月期、太陽光発電EPC(注7)事業へ参入いたしました。当社が培ってきたIoT・AIをはじめとした様々な最新テクノロジーのノウハウや技術、蓄電池製品を活かし単純な太陽光発電システム施工会社ではなく、競合他社との差別化をはかったビジネスモデルを構築しています。野立ての太陽光発電EPC事業や工場、店舗などの自家消費型ソーラー発電システム設置事業、一般家庭向けの屋根置きソーラーパネル・蓄電池設置事業に取り組んでいます。 また2023年6月29日にKDDI株式会社、auリニューアブルエナジー社とGX(注8)推進の連携協定を締結、2023年12月28日にauリニューアブルエナジー社と太陽光発電事業に係るパートナーシップ協定を締結し、KDDI関連会社としてauリニューアブルエナジー社とのアライアンスを強化しシナジー創出を行うとともに、再生可能エネルギー事業の促進を通じて2050年の脱炭素社会実現に向けた取り組みを行っておりました。 なお、当ソリューションを担っている株式会社パワーでんきイノベーションは2025年8月29日に同社の全株式を譲渡し、当社グループから除外しております。 ② 建設現場の安全性、生産性、施工品質水準をデジタルテクノロジーによって向上、国土の発展ならびに防災に貢献するソリューション「コンストラクションソリューション」 コンストラクションソリューションでは建設現場、構築物の維持管理及び防災等の「安全管理」「省力化による生産性向上」「リアルタイム計測による作業精度向上」などを目的とした総合情報化ソリューション「現場ロイド」を提供しております。「現場ロイド」はモバイルワイヤレス技術を使って、センサーによる常時警戒により、異常を検知してからの迅速な警告発報を行い、現場管理や作業を効率化し、異常値や緊急地震速報を受信した場合には、現地の警報装置や警戒メールによる複数同時警報で事故やトラブルを未然に防ぐことを可能としております。 「現場ロイド」においては、屋外におけるサービス提供を主としており、独立電源による電力供給、モバイルネットワークによるデータ計測、遠隔監視及び遠隔制御等の多様な環境下における運用実績を有しております。 また、遠隔臨場(注9)に対応したGリポートをリリースいたしました。これらは、現場の往来を減らすことで効率的な事業運営を実現し、建設現場で課題とされている深刻な「人手不足」の解決の一助となるサービスで、今後さらに導入拡大が進むものと見込んでおります。 [事業系統図] 以上に述べた事業の内容を事業系統図によって示すと以下のとおりです。 なお、当社グループは、IoTインテグレーション事業の単一セグメントであるため、セグメント別の情報を省略しております。 用語解説 (注1) SI システムインテグレーションの略。システムの導入から運用までを一括で行うサービスの総称であります。 具体的には、システムの企画段階から関わり、設計、開発、運用、保守までを行うサービスを指し、SIを行う事業者のことをSIer(エスアイヤー)と呼びます。 (注2) IoTプラットフォーム IoTを実現するためのプラットフォームのこと。一般的なIoTのフローでは、データの発生源であるセンサーから計測データが発信され、当該計測データを加工・分析した結果をトリガーとして、現地のデバイス(アクチュエーター)に対して何らかのアクションを起こします。この一連の処理を実現するソフトウエアならびにインフラを、IoTプラットフォームと呼びます。現在では広く解釈されており、データの収集や蓄積に特化したものや、データ解析に特化したもの、モバイル通信サービスに特化したもの等もIoTプラットフォームと総称されます。 (注3) カーテレマティクス カーテレマティクスとは、カー(Car=自動車)とテレコミュニケーション(Telecommunication=遠隔通信)及びインフォマティクス(Informatics=情報学・情報処理)から作られた造語で、移動体通信を用いて自動車や輸送車両等に対して提供するサービスの総称であります。 (注4) ゲートウェイ ゲートウェイとは、異なるネットワーク同士を接続するネットワーク関連機器及びソフトウエアの総称であります。 (注5) BIツール Business Intelligenceツールの略。企業の業務システムの一種で、膨大なデータを蓄積・分析・加工し、意思決定に活用できるような形式にまとめるものであります。昨今は、情報の収集や成型といった入り口側の機能を簡略化し、美しく直感的なアウトプットに特化したものが注目されています。 (注6) API Application Programming Interfaceの略。あるコンピュータプログラム(ソフトウエア)の機能や管理するデータなどを、外部の他のプログラムから呼び出して利用するためのものです。APIの活用により、開発者は、自身が開発するソフトウエアにAPIで提供される機能を容易に組み込むことが可能になります。 (注7) EPC EPCとは、Engineering(設計)、Procurement(調達)、Construction(建設)の頭文字を取った略称で、太陽光発電所などの設計・調達・建設を一貫した形で請け負う契約の形態を指します。 (注8) GX GXとは、Green Transformation(グリーントランスフォーメーション)の略称で、温室効果ガスを発生させる化石燃料から太陽光発電、風力発電などのクリーンエネルギー中心へと転換し、経済社会システム全体を変革しようとする取り組みを指します。 (注9) 遠隔臨場 2020年3月に国土交通省より試行要領が発表されたもので、動画撮影用のカメラ(ウェアラブルカメラ等)により撮影した映像と音声をWeb 会議システム等を利用して「段階確認」、「材料確認」と「立会」を行うものであります。
経営方針・対処すべき課題2,382字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は「もっと、グリーンな明日に。」というVISIONのもと、経済産業省が主導するグリーントランスフォーメーション(GX)社会の実現に向け、AIやIoTなどの最先端テクノロジーを駆使して、創エネ、再エネ、畜エネで地球環境保護に貢献しつつ、持続的な企業価値向上を実現したいと考えております。 (2)中長期的な経営戦略 IoTを垂直統合的にワンストップで提供する当社の強みを基盤として、下記を基本方針として、収益基盤の強化と事業拡大を図ってまいります。 ①垂直統合領域の拡大 AI活用、リモートモニタリングサービス、電源・電池領域の事業化等を当社IoTソリューションに組み入れることで、競争優位性を高めてまいります。 ②既存ソリューション領域の深化 新製品・サービス開発、販売チャネル開発等により、既存ソリューションの市場シェア拡大を目指します。 ③事業領域の拡大 BtoBtoC領域への拡大、DX支援事業立ち上げにより、様々な業種業態へ事業領域拡大を図ってまいります。 (3)目標とする経営指標 成長途上の当社においては、より高い成長性を確保する観点から「売上高」の増加を最重視しております。また、成長性向上を継続していくために「売上総利益」「営業利益」を重要な指標として位置づけ、営業基盤の拡大による企業価値の継続的拡大を目指しております。 (4)経営環境 当社グループの属する情報サービス産業では、ビッグデータの活用、AIやIoTの発展等、業界を取り巻く環境は、新型コロナウイルス感染症の影響により変化が加速し、生成AIをはじめとした新たなテクノロジーを活用できるかどうかが今後の企業成長性に大きく影響してくると考えております。 産業の生産性向上や高付加価値化の実現に向けたデジタル基盤整備、IT技術の活用によりビジネスモデル自体を変革する「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」の取り組みに加えて、新型コロナウイルス感染症を契機として、デジタル化・リモート化を最大限活用することによって個人、産業、社会といったあらゆるレベルにおいて変革が生まれ、新たな価値の創造へとつながっていくと考えられております。これらの大きな転換期においても「データが価値創出の源泉」であることは不変であり、IoT、ビッグデータ、AIは更に重要な位置付けとなっております。 なかでも当社グループが注力する国内IoT市場は2023年の実績で6兆9,189億円、年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は8.0%と非常に高く、2028年には10兆1,653億円に達すると見込まれる成長市場に属しております。当ソリューションでは高利益率を背景に今後も安定した売上成長に取り組んでいく所存です(IDC Japan株式会社「生成AIや衛星通信の普及がIoT市場の拡大を後押しする~国内IoT市場、産業分野別テクノロジー別予測アップデートを発表~」より引用)。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社は、創業以来「ゆりもっと」「現場ロイド」という主力パッケージサービスを中心に、数多くの実績を積み重ねてきました。その間、IoT分野は今後数年間にわたって高い成長率を維持する成長分野と目されるようになり、多くのコンペティターが参入してきました。当社は以下の事項を重要課題として取り組み、コンペティターとの競争の中でも、安定的な利益獲得と事業の健全な成長を継続し、社会貢献並びに企業価値向上に努めてまいります。 ①ストック収益の強化 当社は創業以来、主力パッケージサービス「現場ロイド」「ゆりもっと」の普及を主たる原動力として成長してきましたが、「現場ロイド」は、建設投資動向により需要状況が大きく左右されます。建設投資動向は、民間設備投資や国及び地方公共団体の公共事業予算に影響を受けます。また、「ゆりもっと」はサービスが積雪地域に限定され、原油価格の動向や天候により需要状況が大きく左右されます。 このような状況下、当社は安定した収益基盤を築き上げるためにストック収益の拡大を図っており、具体的な施策として通信キャリア等とのアライアンスを強化し、市場成長率が高い分野であるインテグレーションソリューションの営業を強化しております。以下の3つを基本方針として掲げ、収益基盤の強化と事業拡大を図ってまいります。 1.AIや監視サービス、電源・電池領域を事業化、ワンストップでの提供に組み入れることで競争優位性を高める「垂直統合領域の拡大」 2.製品・サービス開発、販売チャネル開発等による既存ソリューションの市場シェア拡大を図る「既存ソリューション領域の深化」 3.BtoBtoC領域やDX支援事業の立ち上げによる「事業領域の拡大」 ②人材の確保、育成 当業界においては技術革新のスピードが速いため、先進のノウハウと開発環境を継続的に更新する必要があります。また、そのような環境からアウトプットされる自社サービスも同様に日々進化することから、営業担当者には新技術や自社サービスの動向を常にキャッチアップする姿勢・資質が求められます。 以上のことから、当社は今後も環境の変化に対応し、常に新しい技術を利用した価値を提供していくため、開発環境の整備、優秀な人材の採用・教育に努めてまいります。 ③競争力強化 常に変化する経営環境に対して迅速な判断と行動で対応し、経営基盤の強化を図ってまいります。タイムリーな経営判断による収益の底上げを実現し、企業価値の向上に努めてまいります。
事業等のリスク6,065字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。また、必ずしもリスク要因に該当しないと考えられる事項についても、投資家の投資判断上、有用であると考えられる事項については、投資家に対する積極的な情報開示の観点から以下に記載しております。 当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、その発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載事項も慎重に検討したうえで行われる必要があると考えております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)市場環境に関するリスクについて ①技術革新について 当業界においては、技術革新のスピードが速いため、先進のノウハウと開発環境を保有し、かつそれらを継続的に進化させていく必要があります。当社においては、常に新しい技術を利用したシステム構築に挑戦しており、迅速な環境変化に対応できるよう技術者の採用・教育、開発環境の整備等を進めております。しかしながら、当社の想定を超える技術革新等による著しい環境変化等が生じた場合、当該変化に当社が対応することができず、当社グループの事業活動及び業績に影響を与える可能性があります。 ②業績の変動要因について コンストラクションソリューションの主なパッケージサービスである「現場ロイド」は、建設投資動向により需要状況が大きく左右されます。また、建設投資動向は、民間設備投資や国及び地方公共団体の公共事業予算に影響を受けます。 (2)当社グループの事業に関するリスクについて ①不採算のソフトウエア受託プロジェクトについて 当社は、顧客からソフトウエア開発を受託するにあたり、あらかじめサービスの対価や納期を定めた請負契約を締結する場合があります。当該契約を締結したプロジェクトについては、原則として受注金額が契約時に確定し、定められた納期までにソフトウエアを完成して納品する責任が当社側に発生します。 当社は、ソフトウエア開発プロジェクトの請負契約を締結するにあたっては、発生が見込まれるコストを積み上げ、それに適正な利潤を乗せたものを見積り金額として提示しております。また、プロジェクトの受注後は、進捗状況を管理するプロジェクトの責任者を選任し、社内関係者及び顧客に対して定期的に進捗状況を報告することとしております。当該報告は担当役員によるモニタリングの対象としており、受注前の見積り金額の妥当性や受注後の進捗状況をモニターし、プロジェクトに係る適正な利益を確保するよう努めております。 しかしながら、すべてのプロジェクトに対して必要コストを正確に見積ることは困難であり、仕様変更や追加作業に起因する作業工数の増大等が発生する可能性があります。また、当社の提供するソフトウエア製品・サービスにおいて、予期せぬ不具合(バグ)の発生やサービス不良等の品質上の問題により、手直し等の追加コストの発生や損害賠償が発生する可能性があります。これらのことが発生した場合、当社の事業活動及び業績に影響を与える可能性があります。 ②不採算の太陽光発電設備請負工事について 工事施工段階での想定外の追加原価等により不採算工事が発生した場合には、業績及び財務状況に悪影響を与える可能性があります。 ③売上原価について 当社の売上原価の大部分は、技術者に係る人件費及び外注費で構成されております。 当社従業員の人件費は固定費であり、当社の受注量が急減して稼働率が低下した場合においても、それに応じて技術者に係る人件費が減少するわけではありません。当社は、顧客との長期的・安定的な取引関係を構築し、また事業内容や顧客の多様化を図ることで、外部環境の変化に左右されにくい収益構造の構築に努めておりますが、受注量が急減した場合、収益性が悪化する可能性があります。 また、業界全体で技術者不足が発生した場合、外注先から単価の値上げを求められる可能性があります。その場合、当社は、販売単価の値上げを顧客に対して求めていく方針でありますが、当該値上げ分を顧客への販売単価に転嫁できなかった場合、当社の収益性に影響を与える可能性があります。 ④販売店との関係について 当社グループは、受注活動の一部を販売店に委託しております。これは、きめ細かな顧客フォローや信用能力などで優れた販売店を活用することが有効だと判断しているものであり、今後も販売店とのパートナーシップを維持・強化していく方針です。 しかしながら、何らかの理由による販売店との契約解消、若しくは販売店の経営状態が悪化した場合には、現状の受注活動に影響する可能性があります。 ⑤主要顧客への依存について 当社グループの全売上高に占める割合が10.0%以上となる主要顧客の数及び売上高の割合の合計は、2024年8月期において2社にて23.9%、2025年8月期において1社にて12.2%となっております。 当社グループは、今後において、当該顧客との取引に関して拡大を図っていきながらも、新規顧客等、当該顧客以外との取引の拡大を図り、当該顧客への依存度の低減に努めてまいりますが、何らかの事情により、当該顧客との取引が大幅に減少した場合、もしくは当該顧客との取引の継続が困難な事態に陥った場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥業績の季節的変動について 当社グループは、提供するサービスの性質上、10月~翌3月に役務提供が集中することから、売上高の計上に関して以下の通り季節的変動がございます。 ソリューション   季節的変動の説明 IoTビジネスイノベーション   システムの受託開発は、システム投資動向に左右され、多くの顧客が決算直前期の納品を希望することから、毎年1月から3月がソリューション提供及び売上高計上のピークとなります。 「ゆりもっと」のロードヒーティングが遠隔監視代行業務に係る売上が収益の柱であることから、積雪期である毎年12月から翌3月がサービス提供及び売上計上のピークとなります。 コンストラクションソリューション   「現場ロイド」は、公共工事現場に対するサービス提供が中心であり、需要状況が工事現場数に相関することから、毎年9月から11月がサービス提供及び売上高計上のピークとなります。 ⑦営業活動によるキャッシュ・フローについて 当社グループは提供するサービスの性質上、10月~翌3月に役務提供が集中することから、一定期間内で見た場合、売上高が増加する局面においては、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスになりやすい状況にあります。従って、当社は、大口顧客からの前受金の収受や借入先となる金融機関との良好な関係の構築に努めてまいります。 なお、現時点において、実質的な資金収支は問題ない状況で推移しておりますが、今後も引き続き留意してまいります。 ⑧競合会社の参入について 当社グループの属するIoT市場は、近年拡大を続けているため、当社グループのビジネスモデルと同様のビジネスモデルを掲げる新たな競合企業が誕生し、今後も増加する可能性があります。 当社は、多様な環境下で培ったクラウドセンシングのノウハウを活用し、また独自の新規顧客獲得戦略を採用することにより、他社との差別化を図り、継続的な事業成長に努めておりますが、そのような競合企業の参入により、当社の優位性が失われ、そのような競合企業と当社の主要顧客企業との間で取引が開始され、当社と当該顧客企業との取引が縮小される可能性は否定できず、かかる事態となった場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨有利子負債への依存及び金利動向の影響 当社グループは、事業資金について自己資金の他、金融機関からの借入等により調達しております。 第18期連結会計年度 (自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)   第19期連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日) 総資産額(千円)   2,584,187   2,558,989 有利子負債合計(千円)   946,601   1,079,196 有利子負債依存度(%)   36.6   42.2 支払利息・社債利息計(千円)   8,160   14,003 (注)有利子負債は、長期借入金、短期借入金及びリース債務の合計です。 第19期連結会計年度末時点において残高のある有利子負債の一部には変動金利が適用されており、金利上昇局面において支払利息が増加した場合、当社のキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。また、将来長期的に金利が上昇し、資金調達コストが増加した場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩棚卸資産について 当社グループは、IoTソリューションの企画及びこれに付随する端末製造、通信インフラ、アプリケーション開発並びにクラウドサービスの運用・保守に関する業務をワンストップで提供する事業を展開しております。その中で、メンテナンス性やセキュリティ、アプリケーションとの連携等の観点から、独自デバイスを企画、製造する場合があります。想定される需要予測や規模の経済、在庫リスク等を勘案して製造や購買を行っておりますが、IoTソリューションの業界においては技術革新のスピードが速く、より低廉で高性能な代替品が開発された場合、需要の減少により棚卸資産評価損を計上する可能性があります。 (3)会社組織に関するリスク ①代表者への依存について 当社代表取締役である入澤拓也は当社の創業者であり、創業以来の最高経営責任者であり、当社の事業運営における事業戦略の策定や業界における人脈の活用等に関して、重要な役割を果たしております。 当社は、同氏への過度な依存を回避すべく、経営管理体制の強化、経営幹部職員の育成、採用を図っておりますが、現時点において同氏に対する依存度は高い状況にあると考えております。今後において、何らかの理由により同氏の当社における業務遂行の継続が困難となった場合、当社の事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②人材の確保、育成について 当社は、IoTインテグレーション事業において事業領域の拡大を行ってまいりましたが、今後のさらなる業容拡大に対応するためには、今後も積極的に優秀な人材を採用・教育し、また魅力的な職場環境を提供していく方針であります。しかしながら、事業規模の拡大に応じた採用活動・人材育成が計画どおりに進まず、人材の適正配置が困難となることで競争力低下等が生じた場合、当社の事業活動及び業績に影響を与える可能性があります。 (4)法的規制に関するリスク 当社の外注等の商行為は、「下請代金支払遅延等防止法」等の法的規制の影響を受けます。これらの法規制等の導入・強化・改正等に対して当社が適切に対応できない場合には、当社グループの事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)その他のリスクについて ①知的財産権の保護に関するリスクについて 近年、当業界においては、自社技術保護のための特許申請が増加する傾向にあります。当社も自社技術保護、他社との差別化及び競争力のあるソリューションを永続的に提供するため、知的財産権の取得・保護活動を行っていく方針であります。当社の知的財産が第三者によって侵害された場合、知的財産権の保護のため、かかる侵害者に対する訴訟及びその他防衛策を講じる等、当該対応に経営資源を割くことを余儀なくされることになり、当社の事業活動及び業績に影響を与える可能性があります。 また、当社では、第三者の知的財産権を侵害しないよう努めており、現時点において侵害はないものと認識しておりますが、将来において第三者の知的財産権への侵害が生じてしまう可能性は否定できません。当社がソリューションを提供する上で第三者の知的財産権を侵害していることが発覚した場合、当社への損害賠償請求、信用の低下により、事業活動及び業績に影響を与える可能性があります。 ②個人情報・機密情報漏えいに関するリスクについて 当社は、業務に関連して顧客や取引先等の個人情報及び機密情報を取り扱う場合があります。 当社では、情報管理に関する全社的な取り組みとして、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の国際規格認証の取得などを通じ、情報セキュリティ維持向上を目指しております。当社事業所においては、個人情報・機密情報書類を格納したキャビネットの施錠管理、ファイルフォルダへのアクセス制限等、情報漏えいの防止に努めております。また、個人情報につきましては、個人情報保護方針の公表等を行っております。 以上のような施策により、当社は、個人情報・機密情報の漏えい防止に努めておりますが、万が一、個人情報・機密情報が外部に漏えいするような事態となった場合には、当社の信用失墜による売上の減少又は損害賠償による費用の発生等により、当社の事業活動及び業績に影響を与える可能性があります。 なお、当社は、業務の一部について外注委託を活用しておりますが、外注先に対しても機密保持契約書を入手し、必要に応じて管理体制の報告を求めるなど情報管理体制の整備強化に努めております。しかしながら、外注先による情報漏えいが発生した場合、それが外注先に起因するものであっても、当社の信用の失墜、損害賠償の請求等が発生する可能性があり、当社の事業活動及び業績に影響を与える可能性があります。 ③情報システムトラブルについて 当社は、社内のコンピュータシステムに関して、バックアップ体制を確立することによる災害対策を講じておりますが、地震や火災などの災害、コンピュータ・ウィルス、電力供給の停止、通信障害、通信事業者に起因するサービスの長期にわたる中断や停止、現段階では予測不可能な事由によるシステムトラブルが生じた場合、当社の事業活動及び業績に影響を与える可能性があります。 ④配当政策について 当社は、設立以来、当期純利益を計上した場合であっても、まず内部留保を充実し、財務基盤の強化が重要であると考え、配当を実施しておりません。株主への利益還元については、重要な経営課題の一つであると考えておりますが、今後企業価値を高めるため内部留保を使用して機動的な投資を行うこともあり、無配を継続する可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,757字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、緩やかな回復基調を維持しているものの、米国の高関税政策や中東情勢の緊迫化による原油高などが外的な懸念材料となっております。春闘による賃上げ継続や政府の経済対策、インバウンド需要の増加が下支え要因となる一方、個人消費や輸出には停滞感も見られ、先行きには不透明感が残る状況です。 このような状況の下、当社グループは、「未来の常識を創る」をミッションとし、IoT技術を駆使したソリューションで幅広い業界の課題解決に貢献する「IoTビジネスイノベーション」、建設現場のDXに特化したIoTソリューションで建設業界の課題解決に貢献する「コンストラクションソリューション」、GXニーズに対応した太陽光発電EPC事業にIoTソリューションの付加価値創出でサステナビリティの実現に向けて取り組む「IoTパワード」の3つのソリューション区分で事業を展開しております。 「IoTビジネスイノベーション」は産業や業種を特定せず、日本が抱える社会課題である労働人口の減少に対する各企業の取り組みを支援し、遠隔操作や監視を活用し省人化・効率化を図ること等の要望をIoT技術で解決してまいります。また、国内IoT市場は2023年の実績で6兆9,189億円、CAGRは8.0%と非常に高く、2028年には10兆1,653億円に達すると見込まれる成長市場に属しております。当ソリューションでは高利益率を背景に今後も安定した売上成長に取り組んでいく所存です。 「コンストラクションソリューション」が事業を推進する建設業界は、国内企業の建設投資意欲や公共投資が底堅く推移しており、建設需要が増加基調となっております。一方で、人件費や建設資材価格が高水準で推移しており、建設各社は生産性と収益性の改善が求められております。また、気候変動による熱中症リスクの増大や、事業者による熱中症対策の罰則付き義務化を背景に、市場における熱中症対策への意識が高まりつつあります。このような状況の中、建設業界においては、DX推進が喫緊の課題となっておりIT投資意欲は旺盛に推移しております。当ソリューションではこれら建設DXニーズを獲得し市場シェアを拡大するための先行投資を可能とするべく、ゼネコン2社と株式譲渡契約及び資本業務提携契約の内容を協議しております。 「IoTパワード」が事業を推進するGX分野においても、日本が掲げる2030年度の温室効果ガス46%削減、2050年カーボンニュートラルの実現という国際公約に向け各企業の取り組みは強化されてきており、今後益々のESG投資が見込まれる中、クリーンエネルギー設備への投資も増加が予想されております。当ソリューションでは、これらGXニーズを獲得し市場シェアを拡大すべく、auリニューアブルエナジー株式会社と太陽光発電所開発に係るパートナーシップ協定を締結しております。なお、当ソリューションを担っている株式会社パワーでんきイノベーションは2025年8月29日に同社の全株式を譲渡し、当社グループから除外しております。 報告セグメントにつきましては、IoTインテグレーション事業のみの単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。ソリューション区分体系につきましては、下表に纏めておりますのでご参照ください。 事業セグメント   ソリューション区分   ソリューション区分を構成する事業又は連結子会社   ソリューション区分の位置付け IoTインテグレーション事業   IoTビジネスイノベーション   インテグレーションソリューション   中核事業である、IoTインテグレーションを中心に、DXを支援。また、「ゆりもっと」等、IoTプロダクト販売等を行う。 モニタリングソリューション モビリティサービス コンストラクションソリューション   株式会社GRIFFY   建設現場の安全性、生産性、施工品質水準をデジタルテクノロジーによって向上させ、これを以て日本国土の発展ならびに防災に貢献する。 IoTパワード   株式会社パワーでんきイノベーション(*)   GX分野として太陽光発電EPC事業にIoT技術を付加して同業他社と差別化し、日本が掲げる国際公約実現に向け貢献する。 (*)IoTパワードに区分されている、株式会社パワーでんきイノベーションは2025年8月29日に同社の全株式を譲渡し当社グループから除外しております。 (IoTビジネスイノベーション) 当ソリューションは主として当社が担っており、自社開発ソリューションである融雪システム遠隔監視ソリューション「ゆりもっと」、KDDI株式会社との連携強化による「KDDI IoTクラウドStandard」の機能改善、大型案件の継続受注、株式会社ユアスタンドとの業務・資本提携によるEV充電スタンドの拡販、株式会社プレステージ・インターナショナルのグループ企業である株式会社プレミア・エイドとの合弁会社「株式会社プレミア・ブライトコネクト」におけるモビリティサービスの協業、積水樹脂株式会社とのシナジー等、大手企業及び協力会社との協業を軸に事業拡大に注力致しました。 以上の結果、当連結会計年度においては、ゆりもっと、積水樹脂株式会社との共同開発が順調に推移し利益率も改善しておりますが、EV充電スタンド及びモビリティサービスの受注が想定より伸長せず、売上高は1,275,656千円(前期比19.5%増)となりました。 (コンストラクションソリューション) 当ソリューションは主として株式会社GRIFFY(グリフィー)が担っており、自社開発ソリューションである建設現場向けDXサービス「現場ロイド」を中心に、建設DX製品を数多く取り揃えている他、大手ゼネコンとの共同製品開発等にも注力致しました。 以上の結果、当連結会計年度においては、売上高は1,037,789千円(前期比7.5%増)となりました。 (IoTパワード) 当ソリューションは主として株式会社パワーでんきイノベーションが担っており、太陽光発電設備に係る土地開発・施工販売・O&Mを主力事業とし、組織整備・パートナー会社等ネットワーク強化に注力致しました。 以上の結果、当連結会計年度においては、売上高は690,341千円(前期比4.7%増)となりました。 なお、当ソリューションは2025年8月29日に同社の全株式を譲渡し当社グループから除外しております。 以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高3,003,786千円(前期比11.6%増)、営業利益49,621千円(前期比567.0%増)、経常利益53,922千円(前期比132.2%増)、親会社株主に帰属する当期純損失35,039千円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失69,151千円)となりました。 なお、当社グループは提供するサービスの性質上、売上高の計上に関して以下のとおり季節的変動がございます。 ソリューション   季節的変動の説明 IoTビジネスイノベーション   システムの受託開発は、システム投資動向に左右され、多くの顧客が決算直前期の納品を希望することから、3月にソリューション提供及び売上高計上が集中する傾向にあります。 「ゆりもっと」のロードヒーティング遠隔監視代行業務に係る売上は、積雪期である12月から3月がサービス提供及び売上高計上のピークとなります。 コンストラクションソリューション   「現場ロイド」は、公共工事現場に対するサービス提供が中心であり、需要状況が工事現場数に相関することから、9月から11月がサービス提供及び売上高計上のピークとなります。 また、財政状態の概況は以下の通りです。 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末と比べ96,216千円減少し、1,916,190千円となりました。これは主に現金及び預金が249,425千円減少したものの、短期貸付金が330,000千円増加したこと等によるものです。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産は、前連結会計年度末と比べ71,019千円増加し、642,798千円となりました。これは主にレンタル用資産が43,347千円増加、ソフトウェアが92,644千円増加したものの、土地が49,340千円減少、リース資産が32,380千円減少したこと等によるものです。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末と比べ49,230千円増加し、1,403,460千円となりました。これは主に短期借入金が129,780千円、支払手形及び買掛金が14,884千円、未払法人税等が23,474千円増加したものの、契約負債が127,494千円減少したこと等によるものです。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債は、前連結会計年度末と比べ5,345千円増加し、371,321千円となりました。これは主に、リース債務が31,849千円減少したものの、長期借入金が34,838千円増加したこと等によるものです。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末と比べ79,773千円減少し、784,207千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純損失35,039千円の計上により利益剰余金が減少、自己株式の取得により49,977千円減少したこと等によるものです。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ249,425千円減少し、333,366千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動の結果減少した資金は295,641千円となりました。 これは主に、契約負債の減少額124,046千円、売上債権の増加額196,027千円、棚卸資産の増加額96,354千円、前渡金の増加額83,707千円があった一方で、減価償却費107,813千円があったこと等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動の結果減少した資金は247,714千円となりました。 支出の主な内訳は、定期預金の預入による支出100,000千円、及び無形固定資産の取得による支出133,735千円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動の結果増加した資金は293,930千円となりました。 これは主に、短期借入金の返済による支出1,122,753千円、及び長期借入金の返済による支出197,626千円があった一方で、短期借入れによる収入1,444,915千円、及び長期借入れによる収入250,000千円があったこと等によるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 当社グループは、IoTインテグレーション事業の単一セグメントであるため、生産、受注及び販売実績はソリューション別に記載しております。 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績は、次のとおりであります。 ソリューションの名称   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)   前年同期比(%) IoTビジネスイノベーション(千円) *1   546,212   176.7 コンストラクションソリューション(千円) *1   169,048   98.9 IoTパワード(千円) *2   467,844   159.9 合計(千円)   1,183,105   153.1 (注)1.上記の金額は、製造原価の金額となっております。製造原価は材料仕入高、直接労務費及び外注費の金額によっております。製造原価とは製品及びソフトウエアの製造に係る原価であり、機器の設置工事委託費、融雪装置遠隔監視業務委託費等の製造以外の原価は含まれておりません。 2.工事原価及び製品の製造原価の金額となっております。製造原価は材料仕入高、直接労務費及び外注費の金額によっております。設備の維持管理等の原価は含まれておりません。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績は、次のとおりであります。 ソリューションの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) IoTビジネスイノベーション   1,165,474   139.0   90,252   231.9 コンストラクション ソリューション   1,030,065   108.3   18,926   71.0 IoTパワード   671,461   98.5   19,548   9.8 合計   2,867,002   116.0   128,728   48.5 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績は、次のとおりであります。 ソリューションの名称   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)   前年同期比(%) IoTビジネスイノベーション(千円)   1,275,656   119.5 コンストラクションソリューション(千円)   1,037,789   107.5 IoTパワード(千円)   690,341   104.7 合計(千円)   3,003,786   111.6 (注)主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度 (自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日) 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) 株式会社仙台銘板   372,467   13.8   367,856   12.2 KDDI株式会社   272,234   10.1   -   - (2)経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況に関する認識及び分析・検討内容は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの経営成績等は、以下のとおりであります。 a.経営成績等の状況 (売上高) 前連結会計年度と比較し、EV充電スタンド及びモビリティサービスの受注が想定より伸長しなかったものの、コンストラクションソリューション、IoTパワードの売上高が伸長したことにより、売上高は3,003,786千円(11.6%増)となりました。 (売上原価・売上総利益) 前連結会計年度と比較し売上高増加に伴い増加したものの、業務効率化及びコスト削減を推進することで、売上原価は1,933,743千円(14.4%増)売上総利益は1,070,043千円(6.7%増)となりました。 (販売費及び一般管理費・営業損益) 前連結会計年度と比較し売上高増加に伴い増加したものの、業務効率化及びコスト削減を推進することで、販売費及び一般管理費が1,020,421千円(2.5%増)となりました。その結果、営業利益は49,621千円(567.0%増)となりました。 (営業外損益、経常損益) 当連結会計年度における営業外収益は、26,528千円(13.4%減)となりました。また、営業外費用は22,227千円(49.5%増)となりました。この結果、経常利益は53,922千円(132.2%増)となりました。 (税金等調整前当期純損益、親会社株主に帰属する当期純損益) 当連結会計年度の特別利益は、子会社株式の売却等により15,810千円となりました。また、特別損失は訴訟和解金の計上等により74,308千円となりました。この結果、税金等調整前当期純損失は4,574千円、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純損失は、35,039千円となりました。 b.資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの事業活動における主な運転資金需要は、人件費(売上原価やソフトウエアに計上されるものを含む)、仕入(通信費を含む)等であります。 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉の安定的確保を図る趣旨の下、短期運転資金を自己資金で、設備投資や長期運転資金の調達については金融機関からの長期借入で賄うことを基本原則としております。当連結会計年度末現在、有利子負債残高は1,079,196千円、総資産に対する有利子負債の割合は42.2%となっております。 主要な取引先金融機関とは良好な関係を維持しており、流動性確保のため、750,000千円の当座貸越契約を締結しております。当連結会計年度末現在、借入実行残高は550,000千円であります。 なお、当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ② 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表はわが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表作成においては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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