概要
サーバーワークスは、Amazon Web Services(AWS)を中核としたクラウドコンピューティング事業を展開する企業である。2000年の創業以来、AWS導入支援から運用まで一貫したサービスを提供し、2021年からはGoogle Cloudにも領域を拡大。2019年に東証マザーズ上場、その後プライム市場を経て2023年10月にスタンダード市場へ移行した。2026年2月期の売上高は400億円、連結従業員数は520名。
フロー売上とストック売上の二軸モデル
サーバーワークスグループのビジネスモデルは、一過性の「フロー売上」と継続的な「ストック売上」に二分される。フロー売上はクラウドインテグレーション(CI)が担い、顧客のクラウド移行計画策定から基盤構築、アプリケーション開発までを提供し、検収時に売上を計上する。一方、ストック売上はAWS/Google Cloudのリセール(再販売)、運用自動化サービス「Cloud Automator」、MSP(マネージドサービス)などのサブスクリプション型課金から構成される。2026年2月期の売上高400億円のうち、ストック売上が大部分を占め、安定的な収益基盤を形成している。
AWSのプレミアパートナーとしての地位
同社は2011年7月にAmazon Web Services LLCとVAR(付加価値再販売)契約を締結し、日本におけるAWSリセラーとして成長してきた。その後、APN(AWSパートナーネットワーク)で最上位の「プレミアティアサービスパートナー」に継続認定されており、2023年4月にはAWSと4年間の戦略的協業契約を締結。エンタープライズのクラウドインフラ共通基盤整備や中小企業のDX推進、クラウドコンタクトセンター構築支援、デジタル人財育成の4領域を注力分野としている。2026年2月期の取扱いAWSアカウント数は7,522個に達した。
Google Cloud事業への拡大とグループ再編
マルチクラウド戦略の一環として、2021年7月に韓国Bespin Globalグループとの合弁で株式会社G-genを設立、Google Cloud事業に参入した。2022年6月にはアプリケーション開発に強みを持つ株式会社トップゲートを完全子会社化し、2024年7月に両社を合併(存続会社はG-gen)し、国内トップクラスのGoogle Cloud事業会社となった。さらに2025年3月には新潟市に運用管理専門子会社サーバーワークス・スマートオペレーションズを設立し、MSP/MSSP機能を強化。グループ全体でクラウド領域のケイパビリティ拡充を進めている。
投資事業と海外展開への布石
中長期的な成長に向け、同社は2022年11月に投資目的子会社SXイノベーション・パートナーズ(2024年11月にサーバーワークス・キャピタルに商号変更)を設立した。海外ベンチャーキャピタルファンドへの投資やグローバル企業とのアライアンスを通じ、アジア太平洋・北米市場への進出を視野に入れた情報収集と認知度向上活動を開始している。2025年にAWSがタイにリージョンを開設したことを受け、同地域での事業展開も検討している。なお、北海道にあった合弁会社スカイ365の株式は2025年5月に譲渡された。
業界の中での役割はクラウドインテグレーター(AWS・Google Cloudの導入支援・再販・運用)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01クラウドインテグレーション主力
オンプレミス環境のクラウド移行を支援し、クラウド基盤のデザイン・構築、アプリケーション開発、上流コンサルティングまで提供する。多くのAWS認定エンジニアを抱え、導入企業数を拡大している。
- クラウド基盤構築
- AWSやGoogle Cloud上にシステム基盤を設計・構築するサービス。
- アプリケーション開発
- クラウド上で稼働するアプリケーションの設計・開発。
02クラウドリセール主力
AWSおよびGoogle Cloudの再販売(リセール)を行い、課金代行や各種プランを提供する。ストック型収益の柱であり、稼働アカウント数は2026年2月期第2四半期時点で7,000以上に達する。
- AWSリセール
- AWS利用料の再販売と付加価値サービス提供。
- Google Cloudリセール
- Google Cloud利用料の再販売。
- Cloud Automator
- AWS運用自動化のための独自SaaS。バックアップや起動・停止などのジョブ自動化と構成レビュー自動化を提供。
03MSP/MSSP準主力
AWS・Google Cloud上のシステム監視・運用・保守を24時間365日体制で提供。ITIL準拠の運用設計を行い、MSPプログラム認定を取得。セキュリティ監視まで対応するMSSPへ進化している。
- マネージドサービス
- クラウド環境の監視・運用・保守サービス。
- マネージドセキュリティサービス
- 脅威監視やインシデント対応を含むセキュリティ運用サービス。
製品と技術
クラウドインテグレーション:移行設計からアプリ開発まで
クラウドインテグレーション(CI)は、オンプレミス環境からクラウドへの移行(リフト&シフト)を総合的に支援するサービスである。基盤のデザイン・構築に加え、上流のコンサルティング(ビジネス目標設定、移行計画策定)やアプリケーション開発も手がける。AWS導入取引社数は2026年2月期第4四半期時点で147社、プロジェクト数は337件に達した。大規模・高難度案件の増加に伴い、一部案件で受注損失引当を計上するなどリスク管理も行っている。
リセール:AWS・Google Cloudの再販売と請求代行
同社のリセール事業は、AWSおよびGoogle Cloudの利用権を顧客に再販売するビジネスである。AWSについては2011年のVAR契約以来、日本円建て請求書発行や課金代行などの付加価値を提供。2016年6月からは「AWS請求代行サービス」として、アドバンスドプラン、ガバナンスプラン、ディスカウントプラン、スタートアッププランなど複数のプランを用意している。2026年2月期の稼働AWSアカウント数は7,522個と過去最高を更新し、ストック収益の拡大に貢献している。Google Cloudのリセールは子会社G-genが担う。
Cloud Automator:AWS運用の自動化SaaS
「Cloud Automator」は、AWSのAPIをWeb画面上からプログラムレスで操作し、バックアップや仮想サーバー起動停止などの運用を自動化する独自SaaSである。ジョブ自動化機能と構成レビュー自動化機能の2つを備え、ヒューマンエラーを減らしながら運用コストを削減する。2014年の提供開始以来、AWSリセールと組み合わせたクロスセルが進んでおり、サブスクリプション型のストック収益源として位置づけられている。
MSP/MSSP:24時間365日の運用監視とセキュリティ
マネージドサービスプロバイダー(MSP)として、AWSやGoogle Cloud上の仮想サーバーやネットワークの監視・運用・保守を提供。ITILに準拠した運用設計とサービスレベル規定を整備し、24時間365日体制で性能監視や障害復旧、バックアップを行う。近年はセキュリティ領域を強化し、2025年9月に「AWS MSSPコンピテンシー」を取得。MSPからMSSP(マネージドセキュリティサービスプロバイダー)への進化を図り、脅威監視やインシデント対応まで包括的に担うサービスへと拡張している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
クラウド管理で国内2位層、高性能
サーバーワークスは、AWSなどクラウドの導入・運用支援を主力とする独立系クラウドインテグレーター。同業のソラコムがIoT特化型で差別化する一方、ハッチ・ワークはAI・データ活用に強みを持つ。サーバーワークスは特にAWSパートナーとしての認定数や技術力で業界内での存在感を示すが、売上高は400億円程度と大手SIerに比べ規模は中堅レベル。利益率は3%台と低く、競争激化や人材採用難が課題。内需依存が強く、海外展開は限定的。
強み
- AWS全5種類の認定を取得し、高度な技術力で差別化。
- 運用保守の継続課金モデルで安定収益基盤。
- 累計導入企業数が多く、中堅企業中心に顧客基盤。
- クラウドシフト拡大で市場成長を取り込む。
課題
- 売上高営業利益率1.5%と低く、価格競争に晒される。
- 高度なクラウドエンジニアの採用・育成が課題。
- NTTデータ等の大型案件を取れず、シェア拡大に限界。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がサーバーワークス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4800オリコン | 205億円 | 27.9倍 |
| 2 | 438Aインフキュリオン | 204億円 | 43.1倍 |
| 3 | 3901マークラインズ | 200億円 | 12.4倍 |
| 4 | 5139オープンワーク | 199億円 | 19.6倍 |
| 5 | 3853アステリア | 198億円 | 23.6倍 |
| 6 | 4434サーバーワークス | 197億円 | — |
| 7 | 3678メディアドゥ | 196億円 | 10.7倍 |
| 8 | 3834朝日ネット | 196億円 | 12.4倍 |
| 9 | 9424日本通信 | 195億円 | 25.6倍 |
| 10 | 3773アドバンスト・メディア | 193億円 | 9.4倍 |
| 11 | 3992ニーズウェル | 191億円 | 22.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 27件
有限会社ウェブ専科として創業した2000年
2000年2月、埼玉県和光市にて有限会社ウェブ専科を設立。当初はWeb関連事業を手がけ、2002年4月に株式会社サーバーワークスへ社名変更するとともに本店を東京都文京区音羽へ移転した。2003年8月には携帯電話向けECサイト作成サービス「ケータイ@」の提供を開始。この時期の事業は後のクラウド事業とは異なるものであったが、インターネット技術の知見を蓄える基盤となった。
AWSとの出会いとクラウド事業への転換
2008年9月、Amazon Web Services, Inc.のクラウドサービスAWSの活用を開始。2011年1月にAWSソリューションプロバイダーとして認定され、同年7月にはVAR契約を締結し本格的にクラウド事業に参入した。このタイミングで事業の軸足をクラウドに移し、以降、AWSの黎明期から日本市場における導入支援を牽引する存在となる。2013年9月にはクラウド事業の強化を目的に株式会社テラスカイと資本・業務提携を結んだ。
自社開発ツール「Cloud Automator」の投入
2014年7月、AWSの運用を自動化するSaaS「Cloud Automator」を提供開始。プログラム不要でバックアップや仮想サーバーの起動停止などを自動化できる独自ツールであり、リセールとの組み合わせで付加価値を高めた。同年11月にはAPNプレミアコンサルティングパートナーに選定、2015年9月にはAWSマネージドサービスプロバイダー(MSP)プログラムを取得し、コンサルティングから運用までをカバーする体制を整えた。
東証マザーズ上場と市場変更の軌跡
2019年3月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。2021年1月には市場第一部に変更、さらに2022年4月の市場区分再編でプライム市場へ移行した。しかし、2023年10月にプライム市場からスタンダード市場へと移行。上場後の業績は売上高が拡大を続ける一方、2026年2月期には親会社株主に帰属する当期純損失6.0億円を計上するなど、利益面での課題も顕在化している。
M&Aと合弁でグループ体制を拡充
2022年6月、アプリケーション開発会社トップゲートを完全子会社化。同年11月には投資子会社SXイノベーション・パートナーズを設立した。2023年10月、パーソルクロステクノロジーと共同出資でAWSエンジニア派遣会社を、2024年3月には富士フイルムビジネスイノベーションと共同出資でクラウド導入支援会社を設立。2024年7月にはトップゲートを存続会社としてG-genを吸収合併し、G-genに商号変更。2025年3月には新潟市に運用管理子会社を設立。一連のM&Aと合弁により、技術領域とサービス範囲を拡大してきた。
年表27件を開く
2000年代
- 2000年2月創業埼玉県和光市において有限会社ウェブ専科を設立
- 2002年4月株式会社サーバーワークスへ社名・組織変更、本店を東京都文京区音羽へ移転
- 2003年8月携帯向けECサイト作成サービス「ケータイ@」を提供開始
- 2008年9月Amazon Web Services, Inc.の提供するクラウドサービスAWSの活用を開始
2010年代
- 2011年1月Amazon Web Services LLC(現Amazon Web Services, Inc.)よりAWSソリューションプロバイダーとして認定
- 2011年7月Amazon Web Services LLCとVAR(注3)契約を締結、本格的にクラウド事業に参入
- 2013年9月株式会社テラスカイと資本・業務提携(注4)
- 2014年5月北海道札幌市に株式会社テラスカイとの合弁により株式会社スカイ365を設立
- 2014年7月AWS自動化サービス「Cloud Automator」を提供開始
- 2014年11月APN (注5)でプレミアコンサルティングパートナー(注6)に選定
- 2015年3月本店を東京都新宿区揚場町へ移転
- 2015年9月AWS マネージドサービスプロバイダー(MSP)プログラム(注7)を取得
- 2016年6月AWSリセールサービス(現「AWS請求代サービス」)を提供開始
- 2018年11月Amazon Web Services, Inc.とSPA(注8)契約を締結
- 2019年3月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
2020年代
- 2021年1月上場東京証券取引所市場第一部に上場市場変更
- 2021年7月東京都新宿区に韓国Bespin Global Inc.グループとの合弁により株式会社G-genを設立
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の再編により市場第一部からプライム市場へ移行
- 2022年6月M&A株式会社トップゲートの株式を取得、完全子会社化
- 2022年11月商号変更投資目的子会社SXイノベーション・パートナーズを設立(2024年11月にサーバーワークス・キャピタルに商号変更)
- 2023年4月AWSと4年間にわたるクラウドインフラ共通基盤の拡大に向けた戦略的協業を開始
- 2023年10月パーソルクロステクノロジー株式会社と共同出資により、AWSエンジニア派遣事業の合弁会社、パーソル&サーバーワークス株式会社を設立
- 2023年10月東京証券取引所プライム市場からスタンダード市場へ移行
- 2024年3月富士フイルムビジネスイノベーション株式会社と共同出資により、クラウドサービスの導入支援・運用保守を提供する合弁会社、富士フイルムクラウド株式会社を設立
- 2024年7月M&A連結子会社株式会社トップゲートを存続会社として連結子会社株式会社 G-genを合併し、株式会社G-genに商号を変更
- 2025年3月創業新潟県新潟市に、ITインフラ運用管理を支援する、株式会社サーバーワークス・スマートオペレーションズを設立
- 2025年5月株式会社スカイ365の株式を譲渡
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/2期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
クラウドビジネスの強化・拡大
生成AI普及による需要拡大を捉え、上流コンサルから運用最適化・生成AI・セキュリティまで一貫提供で顧客価値最大化。AWSとの戦略的協業でエンタープライズ・SMBのクラウド移行支援を拡充し、ストック型ビジネスを強化。
- 02
優秀な人材の確保・育成
深刻な技術者不足に対応し、優秀なエンジニアを安定的に確保。研修・資格取得支援で能力開発を推進。AI活用による生産性向上と高付加価値業務へのシフトを両立。
- 03
事業展開のグローバル化
APAC・北米市場への進出を視野に、海外ファンド投資やアライアンスで情報収集と認知度向上。2025年のAWSタイリージョン開設を受け、タイ拠点設立を計画しアジア太平洋地域での需要取り込みと技術人材確保を図る。
- 04
事業ポートフォリオの拡大
IaaSに加えPaaS・生成AI・セキュリティ・データ活用領域を強化。Google Cloud子会社との連携によるマルチクラウド対応や、サーバーレス開発・仮想デスクトップ・AIコンタクトセンター等の新サービスを展開し、付加価値の高いサービス提供を強化。
- 05
パートナー協業・M&Aによる成長加速
経営資源補完のための協業・資本業務提携、既存事業強化・新事業軸創出を目的とするM&Aを積極的に検討・実施。特に生成AI関連技術・サービスを持つ企業との協業・M&Aを推進し、技術力強化と事業領域拡張を加速。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 8期分
グループ全体で520人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は732万円で、7期前と比べて+10.3%。平均年齢は37.3歳、平均勤続年数は3.5年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年2月 | — | — | — | 92 | — |
| 2020年2月 | 663 | 35.6 | 2.5 | 130 | — |
| 2021年2月 | 659 | 35.9 | 3.1 | 149 | — |
| 2022年2月 | 690 | 36.2 | 3.1 | 197 | — |
| 2023年2月 | 686 | 37.1 | 3.0 | 342 | — |
| 2024年2月 | 695 | 37.0 | 3.3 | 370 | — |
| 2025年2月 | 770 | 36.6 | 3.1 | 449 | 245 |
| 2026年2月 | 732 | 37.3 | 3.5 | 520 | 115 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社5社(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社G-gen東京都新宿区 · 連結子会社議決権66.6%
- 国内株式会社サーバーワークス・キャピタル東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社サーバーワークス・スマートオペレーションズ新潟県新潟市中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内パーソル&サーバーワークス株式会社東京都千代田区 · 連結子会社議決権33.4%
- 国内富士フイルムクラウド株式会社神奈川県横浜市西区 · 連結子会社議決権34.0%
- 調達1.2億円ガバメントクラウドのAWSのクラウド環境削除機能及びテンプレート等に関する開発業務(令和8年度)デジタル庁 · 2026-04-01
- 調達9,880万円ガバメントクラウドのAmazon Web Serviceにおけるテンプレート開発業務(令和7年度)デジタル庁 · 2025-04-10
- 調達6,867万円ガバメントクラウドのセキュリティシステム開発業務1管理策の実装(令和5年度)デジタル庁 · 2023-09-28
- 調達5,400万円ガバメントクラウドのAWSテンプレート開発業務(令和6年度)デジタル庁 · 2024-05-24
- 調達3,489万円ガバメントクラウドのテンプレート開発支援業務(令和5年度)デジタル庁 · 2023-04-21
- 調達1,172万円アジャイル開発に係るクラウドサービス提供業務 一式特許庁 · 2021-05-07
- 調達400万円ガバメントクラウドのテンプレート開発支援業務(令和4年度)デジタル庁 · 2023-01-20
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年2月期の売上高は400億円、営業利益は6億円。前期と比べると増収減益で、売上が+12.0%、利益が-45.5%。
会社が出している今期の予想2027年2月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 472億円 | 400億円 |
| 営業利益 | 13億円 | 6億円 |
| 純利益 | 9億円 | -6億円 |
| 1株あたり配当 | ¥30 | ¥30 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は119億円、営業利益は4億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+38.4%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 59 | 2 | 3.4 | 1 |
| 2024年2Q | 66 | 2 | 3.0 | 1 |
| 2024年3Q | 73 | 3 | 4.1 | 3 |
| 2024年4Q | 77 | — | — | 1 |
| 2025年1Q | 86 | 4 | 4.7 | 3 |
| 2025年2Q | 87 | 2 | 2.3 | 1 |
| 2025年4Q | 184 | 5 | 2.7 | 3 |
| 2026年2Q | 187 | 1 | 0.5 | −9 |
| 2026年4Q | 213 | 5 | 2.3 | 3 |
| 2027年1Q | 119 | 4 | 3.4 | 3 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 12期分
2015年2月期からの12期で、売上は9億円から400億円へ44.4倍に増えた。直近期の営業利益率は1.5%。売上は11期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2015年2月 | 9 | — | 0 | — | 0 |
| 2016年2月 | 15 | — | 0 | — | 0 |
| 2017年2月 | 23 | — | 1 | — | 2 |
| 2018年2月 | 31 | — | 0 | — | 2 |
| 東京証券取引所マザーズに株式を上場 | |||||
| 2019年2月 | 45 | — | 3 | — | 4 |
| 2020年2月 | 68 | — | 4 | — | 3 |
| 東京証券取引所市場第一部に上場市場変更 | |||||
| 2021年2月 | 80 | — | 4 | — | 5 |
| 株式会社トップゲートの株式を取得、完全子会社化 | |||||
| 2022年2月 | 109 | — | 7 | — | 4 |
| パーソルクロステクノロジー株式会社と共同出資により、AWSエンジニア派遣事業の合弁会社、パーソル&サーバーワークス株式会社を設立 | |||||
| 2023年2月 | 173 | — | 6 | — | 5 |
| 連結子会社株式会社トップゲートを存続会社として連結子会社株式会社 G-genを合併し、株式会社G-genに商号を変更 | |||||
| 2024年2月 | 275 | — | 10 | — | 6 |
| 新潟県新潟市に、ITインフラ運用管理を支援する、株式会社サーバーワークス・スマートオペレーションズを設立 | |||||
| 2025年2月 | 357 | 11 | 11 | 3.1 | 7 |
| 2026年2月 | 400 | 6 | 8 | 1.5 | −6 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年2月期
売上高400億円のうち、営業利益として残るのは6億円で1.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-6億円、売上の-1.5%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金91.0%364億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.5%30億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.5%6億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 10期分
2026年2月期は営業CFが8億円、投資CFが2億円で、差し引きのフリーCFは10億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は66億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年2月 | −2 | 2 | 0 | 0 | 3 |
| 2018年2月 | −4 | 2 | 3 | −2 | 4 |
| 2019年2月 | 2 | 2 | 1 | 4 | 8 |
| 2020年2月 | 4 | −2 | 6 | 2 | 16 |
| 2021年2月 | 5 | 2 | 52 | 7 | 74 |
| 2022年2月 | 3 | −11 | 1 | −8 | 68 |
| 2023年2月 | 1 | −8 | −4 | −7 | 56 |
| 2024年2月 | 17 | −4 | 1 | 13 | 69 |
| 2025年2月 | 9 | −15 | −2 | −6 | 60 |
| 2026年2月 | 8 | 2 | −4 | 10 | 66 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 12期分
2026年2月期の総資産は203億円。このうち返さなくてよい自己資本が97億円で、自己資本比率は48.0%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2015年2月 | 5 | 2 | 3 | 32.4 |
| 2016年2月 | 22 | 11 | 11 | 49.4 |
| 2017年2月 | 18 | 9 | 9 | 48.0 |
| 2018年2月 | 26 | 13 | 13 | 51.6 |
| 2019年2月 | 32 | 17 | 15 | 54.8 |
| 2020年2月 | 45 | 30 | 15 | 67.9 |
| 2021年2月 | 107 | 89 | 18 | 82.6 |
| 2022年2月 | 117 | 91 | 26 | 77.4 |
| 2023年2月 | 147 | 97 | 50 | 65.5 |
| 2024年2月 | 181 | 107 | 74 | 59.0 |
| 2025年2月 | 205 | 115 | 90 | 55.9 |
| 2026年2月 | 203 | 97 | 105 | 48.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で605社中247位あたり、逆に低いのはROEで605社中571位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,485で、1年前と比べて+24.5%。過去52週の値幅のなかでは79%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 21.1倍 |
| PBR | 1.83倍 |
| 配当利回り | 1.21% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8/12に2,526円と前日比+5.69%と急伸、1カ月で+27.19%と大幅高。8/12には52週高値2,549円に迫る水準。25日線(2,141円)を約18%上回り、出来高も増加傾向。7/27に187,700株と急増し、その後も高水準。RSIは83.48と過熱感が強い。52週安値1,745円からは約45%の上昇。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
クラウド需要拡大を追い風に売上高は急成長だが、利益率が低く赤字転落懸念がある。強気派はクラウド市場の成長性と売上拡大を重視。弱気派は競争激化による価格低下と人件費増で利益を圧迫するリスクを指摘。
- クラウド市場の成長
AWS需要拡大で売上高が年30%超増加。
- サブスク収益の蓄積
保守契約の積み上げで安定収益増。
- 業績改善余地
規模拡大で利益率改善の可能性。
- 低利益率の課題
営業利益率3.08%と低水準。
- 競争激化
同業他社との価格競争で採算悪化リスク。
- 赤字転落リスク
2026年2月期の純利益予想が-6億円。
- 売上高成長率
- クラウド需要の取り込み度を測定。
- 営業利益率
- 収益性改善の進捗を確認。
- AWS認定者数
- 技術力の指標となる。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり30円。いまの株価に対する利回りは1.21%。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥30
株主
有価証券報告書より
2026年2月期末の株主数は延べ3,008人。区分でいちばん多いのは個人・その他で51.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が40.1%を占め、残る59.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年2月% | 2022年2月% | 2023年2月% | 2024年2月% | 2025年2月% | 2026年2月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 64.9 | 64.6 | 61.5 | 56.0 | 57.1 | 51.7 |
| 事業法人 | 21.2 | 20.8 | 23.1 | 23.5 | 25.2 | 35.5 |
| 自己株式 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 6.6 |
| 外国法人 | 6.1 | 3.2 | 0.9 | 6.3 | 8.1 | 5.5 |
| 金融機関 | 4.0 | 8.5 | 10.7 | 9.1 | 8.2 | 4.6 |
| 証券会社 | 3.8 | 2.8 | 3.8 | 5.0 | 1.4 | 2.7 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 大石 良 | 19.92 |
| 02 | 株式会社BSアセットマネジメント | 16.00 |
| 03 | 株式会社テラスカイ | 12.77 |
| 04 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 4.04 |
| 05 | NTTドコモビジネス株式会社 | 3.28 |
| 06 | 株式会社ホクエツ | 2.85 |
| 07 | 羽柴 孝 | 2.80 |
| 08 | NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN(CASHPB)(常任代理人 野村證券株式会社) | 1.94 |
| 09 | INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社) | 1.48 |
| 10 | サーバーワークス従業員持株会 | 1.01 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 12期分
1株利益は12期で−109%、1株純資産は12期で−97%。直近期のROEは-5.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2015年2月 | 911 | 49,394 | 2.0 | — |
| 2016年2月 | 7 | 3,215 | 0.4 | — |
| 2017年2月 | 37 | 162 | 20.6 | — |
| 2018年2月 | 33 | 242 | 16.3 | — |
| 2019年2月 | 62 | 291 | 23.4 | — |
| 2020年2月 | 49 | 449 | 14.0 | 115.7 |
| 2021年2月 | 67 | 1,167 | 8.1 | 67.3 |
| 2022年2月 | 58 | 1,176 | 4.9 | 40.5 |
| 2023年2月 | 59 | 1,246 | 4.9 | 46.0 |
| 2024年2月 | 82 | 1,361 | 6.3 | 50.5 |
| 2025年2月 | 86 | 1,454 | 6.1 | 27.6 |
| 2026年2月 | −78 | 1,312 | −5.7 | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
5名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は5名。2026/2期の役員報酬は総額84百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 大石良 | 代表取締役社長 社長執行役員 | 53 | 1,580,589 |
| 羽柴孝 | 取締役 ソリューション管掌 執行役員 | 48 | 221,862 |
| 井上幹也 | 取締役 常勤監査等委員 | 70 | 1,285 |
| 田中優子 | 取締役 監査等委員 | 51 | 720 |
| 藤本ひかり | 取締役 監査等委員 | 45 | 720 |
役員報酬の内訳2026/2期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 40 | 12 | 52 | 26 |
| 社外取締役 | 3 | 27 | 5 | 32 | 11 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/2期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容7,365字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,352字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク11,689字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,252字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第27期(2025/03/01-2026/02/28)2026-05-25
- 半期報告書半期報告書-第27期(2025/03/01-2026/02/28)2025-10-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第26期(2024/03/01-2025/02/28)2025-05-28
- 半期報告書半期報告書-第26期(2024/03/01-2025/02/28)2024-10-15
- 四半期報告書四半期報告書-第26期第1四半期(2024/03/01-2024/05/31)2024-07-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第25期(2023/03/01-2024/02/29)2024-05-29
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第3四半期(2023/09/01-2023/11/30)2024-01-12
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第2四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-13
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第1四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第24期(2022/03/01-2023/02/28)2023-05-26
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第3四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-13
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第2四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)2022-10-14
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2027年2月期 第1四半期決算説明資料2026-07-15
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