概要
スペースマーケットは、遊休不動産などを時間単位で貸し借りできるマーケットプレイス「SPACEMRKET」を運営する企業である。2014年創業、2019年に東証マザーズに上場。2025年12月期の売上高は約26億円、営業利益約2億円、従業員73名。公共施設予約管理システム「Spacepad」やスペース運営代行も手掛ける。
マーケットプレイス「SPACEMRKET」の収益構造
中核事業は、全国47都道府県の多種多様なスペースを時間単位で貸し借りできるプラットフォーム「SPACEMRKET」の運営である。ホスト(提供者)が設定したスペース料金に対し、ゲスト(利用者)から5%の手数料、ホストから30%の手数料を徴収し、その合計を売上高に計上する。2025年12月期のマーケットプレイスサービス売上高は17.5億円で、全社売上の約68%を占めた。
レンタルスペーストータルプロデュースとSpacepad
スペースの企画開発・運営代行を手掛けるレンタルスペーストータルプロデュースサービスは、内装整備や撮影、価格設定などフルサポートを提供し、売上高6.8億円を計上した。2023年8月に正式リリースした公共施設予約管理システム「Spacepad」は、自治体向けに予約・決済・鍵受け渡しのDX化を実現し、導入が進んでいる。その他売上高にはSpacepad関連収入が含まれる。
グループ構成とM&A戦略
当社グループは、2025年12月期時点で当社と4社の連結子会社(株式会社スペースモール、クルトン、エミーナ、システリア)で構成される。2021年にスペースモールを、2025年4月に残る3社をそれぞれ完全子会社化した。これらのM&Aにより、レンタルスペースの用途開発力と運営機能をグループ内に取り込み、オーガニック成長に加えた非連続な成長を実現している。
業績の推移と主要KPI
売上高は2015年12月期の1億円から2025年12月期には26億円へと拡大。2023年まで営業赤字が続いたが、2024年12月期に営業利益2億円、純利益2億円を達成し、2025年12月期も同水準の黒字を維持した。主要KPIである利用スペース数(月間)は順調に増加しており、ネットワーク外部性による成長サイクルが作用している。
業界の中での役割はスペースシェアリングプラットフォーム運営者(マーケットプレイス型)。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2023/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| プラットフォーム | 13億円 | 81.3% | — | — |
| その他 | 3億円 | 18.8% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01スペース提供者(ホスト)と利用者(ゲスト)主力
遊休不動産を有するオーナーと、時間単位でスペースを利用したい個人・法人をマッチングするプラットフォームを運営。会議室、レストラン、廃校、お寺など多様なスペースを掲載。ゲスト手数料5%、ホスト手数料30%を売上とする。保険やスマートロックなど安全・安心な取引を支援。
- SPACEMRKET
- あらゆるスペースを時間単位で貸し借りできるマーケットプレイス。インターネット・スマートフォン上で簡単に予約・決済が可能。
02不動産オーナー(スペース保有者)準主力
スペースの収益化を図りたいオーナーに対し、内装整備や掲載作業などの企画開発から、予約対応や清掃などの運営代行までを総合的に支援。スペースの利用に応じて手数料を得る。
- スペース企画開発
- オーナーに代わり、スペースシェアに適した内装整備、宣材写真撮影、価格設定、掲載作業などを行うサービス。
- スペース運営代行
- オーナーに代わって、予約対応、清掃、備品補充、問い合わせ対応などスペース運営を代行するサービス。
製品と技術
マーケットプレイス「SPACEMRKET」の仕組み
ホストは身分証明書審査を経て、住所や写真、設備情報を登録するだけでスペースを掲載できる。ゲストは利用目的やエリア、日時で検索し、クレジットカードまたは後払い決済で予約する。予約成立後はメッセージ機能で鍵の受け渡し方法を確認可能。利用後は相互評価システムにより信頼性が蓄積される。また、エスクロー決済でホストとゲスト双方の安全を担保している。
公共施設予約管理システム「Spacepad」
2023年8月にリリースされた「Spacepad」は、自治体向けに公共施設の予約管理をデジタル化するクラウドサービスである。本人確認、施設予約、決済、鍵の受け渡しといった一連の業務をオンライン化し、職員の負担軽減と住民の利便性向上を図る。スマートロックやキャッシュレス決済との連携にも対応し、全国の自治体への導入が進んでいる。
レンタルスペーストータルプロデュースサービス
不動産オーナー向けに、スペースの企画開発から運営代行までを一貫提供するサービス。内装の家具選定・発注・設置、宣材写真撮影、掲載文作成、価格設定、利用ルール策定などを代行する。運営代行では、予約対応、清掃、備品補充、問い合わせ対応までをカバー。オーナーはスペース料金の約60%を収入として得られる仕組みである。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
スペースシェアで国内首位、収益改善途上
スペースシェアリング市場で国内最大手の一角だが、同市場はCocoliveやLisBなど類似サービスを展開する競合がひしめく。直近決算で営業利益率10%へ改善したが、競合との差別化が課題。売上高は20億円規模で、黒字化を達成したばかり。競合のVRAIN Solutionなどと比較しても規模は小さく、シェア拡大と収益性向上の両立が求められる。
強み
- 空きスペースのマッチングプラットフォームで国内トップクラスの登録数を誇る。
- 2024/12期に営業利益率10%を達成し、持続可能なビジネスモデルを確立。
- 登録スペースとユーザーの拡大が相互に需要を喚起する好循環が働く。
- 在庫を持たず、手数料収入が中心のため資産効率が高い。
課題
- Cocoliveなど同業とのサービス内容の差が小さく、価格競争に陥るリスク。
- 売上高20億円と未だ小さく、さらなる成長には新規開拓が不可欠。
- 営業利益率が変動しやすく、マーケティング費用増が利益を圧迫する懸念。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がスペースマーケット
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9685KYCOMホールディングス | 30億円 | 5.6倍 |
| 2 | 5028セカンドサイトアナリティカ | 30億円 | 27.6倍 |
| 3 | 5619マーソ | 30億円 | — |
| 4 | 4421ディ・アイ・システム | 29億円 | 10.7倍 |
| 5 | 4487スペースマーケット | 28億円 | 14.8倍 |
| 6 | 4197アスマーク | 28億円 | 24.8倍 |
| 7 | 220AFaber Company | 28億円 | 11.1倍 |
| 8 | 3929ソーシャルワイヤー | 28億円 | 12.6倍 |
| 9 | 5587インバウンドプラットフォーム | 28億円 | 10.2倍 |
| 10 | 2351ASJ | 27億円 | 29.7倍 |
| 11 | 4167ココペリ | 27億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 16件
2014年創業、遊休不動産シェアの開始
2014年1月、東京都中野区に会社を設立。同年4月、遊休不動産等のスペースを貸し借りできるマーケットプレイス「SPACEMRKET」の運営を開始した。創業から間もない2015年6月にはiOS版アプリをリリースし、同年9月にはグッドデザイン賞を受賞するなど、早期から品質の高いユーザー体験を目指した。
シェアリングエコノミー協会の設立と認知拡大
2016年1月、他5社と共同で一般社団法人シェアリングエコノミー協会を設立し、代表取締役社長重松大輔が共同代表理事に就任。2017年1月にはAndroid版アプリをリリースし、同年7月には同協会による第1号シェアリングエコノミー認証を取得した。業界団体の設立を通じて、スペースシェアの概念普及に寄与した。
東証マザーズ上場と子会社化
2019年12月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。2021年7月、株式会社スペースモールの発行済株式を100%取得し連結子会社化した。同年6月には本社を東京都渋谷区に移転。2022年4月の市場区分見直しに伴い、マザーズからグロース市場に移行した。上場資金を活かしたM&Aで事業基盤を拡大した。
新領域への展開と研究組織の設立
2022年8月、スペースシェア専門のシンクタンク「スペースシェア総研」を設立。2023年8月には公共施設予約管理システム「Spacepad」を正式リリースし、B2G領域へ本格参入した。これまでのマーケットプレイス運営で培ったノウハウを活用し、自治体向けDXサービスとして展開を進めている。
2025年の大型買収と黒字定着
2025年4月、株式会社クルトン、株式会社エミーナ、株式会社システリアの3社を同時に完全子会社化。これによりレンタルスペースの用途開発と運営代行の能力を拡充した。2024年12月期に初めて営業黒字(2億円)を達成し、2025年12月期も同水準の利益を計上。単なる成長から収益性の向上へと経営フェーズが移行した。
年表16件を開く
2010年代
- 2014年1月創業東京都中野区に当社を設立
- 2014年4月遊休不動産等のスペースを貸し借りできるマーケットプレイス「SPACEMRKET」の運営を開始
- 2015年6月「SPACEMRKET」iOS版アプリをリリース
- 2015年9月「SPACEMRKET」のiOS版アプリが2015年度グッドデザイン賞を受賞
- 2016年1月創業当社を含む6社共同で、シェアリングエコノミー(注)の普及活動を目的とした「一般社団法人シェアリングエコノミー協会」を設立し、当社代表取締役社長重松大輔が共同代表理事に就任
- 2016年2月本店を東京都新宿区に移転
- 2017年1月「SPACEMRKET」Android版アプリをリリース
- 2017年7月(一社)シェアリングエコノミー協会による第1号シェアリングエコノミー認証取得
- 2019年12月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
2020年代
- 2020年8月「インドア花見」を商標登録
- 2021年6月本社を東京都渋谷区に移転
- 2021年7月M&A株式会社スペースモール(現連結子会社)の発行済株式を100%取得し子会社化
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行
- 2022年8月創業スペースシェア専門のシンクタンク「スペースシェア総研」を設立
- 2023年8月公共施設予約管理システム「Spacepad」をリリース
- 2025年4月M&A株式会社クルトン、株式会社エミーナ、株式会社システリア(以上、現連結子会社)の発行済株式を100%取得し子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
シェアリングエコノミーの普及と拡大
場所のシェアリングをあたりまえにするため、SPACEMARKETプラットフォームを通じて良質なスペースの貸し借りを促進し、成長市場であるシェアリングエコノミーにおいて代表的事業者を目指す。
- 02
既存マーケットプレイスの成長
業界有数の掲載数と蓄積したノウハウを活かし、ホストへの付加価値提供を強化。競合が現れても使い続けられるプラットフォームへと成長させる。
- 03
ネットワーク効果の活用による収益構造の改善
利用スペース数とGMVの拡大により売上高を伸ばし、広告効率やオペレーション効率の向上を通じて営業利益率を継続的に改善する。
- 04
新規サービス「Spacepad」の展開
自治体の人手不足や対面手続きの負担を解決する公共施設予約管理システム「Spacepad」を提供し、マーケットプレイスで培ったノウハウを活かしてDXを推進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 7期分
グループ全体で73人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は686万円で、6期前と比べて+38.5%。平均年齢は36.2歳、平均勤続年数は3.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年12月 | 495 | 32.0 | 2.5 | 54 | — |
| 2020年12月 | 545 | 32.9 | 2.7 | 66 | — |
| 2021年12月 | 485 | 32.3 | 3.3 | 69 | — |
| 2022年12月 | 503 | 33.4 | 3.2 | 72 | — |
| 2023年12月 | 544 | 34.7 | 3.4 | 59 | — |
| 2024年12月 | 692 | 35.5 | 3.8 | 64 | 313 |
| 2025年12月 | 686 | 36.2 | 3.9 | 73 | 274 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社5社(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。
- 国内㈱スペースモール(注)1東京都豊島区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱クルトン東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱エミーナ東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱システリア東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱ティーケーピー(注)2東京都新宿区 · その他の関係会社議決権21.1%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は26億円、営業利益は2億円。前期と比べると増収増益で、売上が+30.0%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2026年9月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 22億円 | 26億円 |
| 営業利益 | 1億円 | 2億円 |
| 純利益 | 1億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は14億円、営業利益は0億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+27.3%、営業利益は−100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 3 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年2Q | 4 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年3Q | 4 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年4Q | 5 | — | — | −2 |
| 2024年1Q | 4 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 5 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 11 | 2 | 18.2 | 2 |
| 2025年2Q | 11 | 1 | 9.1 | 1 |
| 2025年4Q | 15 | 1 | 6.7 | 1 |
| 2026年2Q | 14 | 0 | 0.0 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 11期分
2015年12月期からの11期で、売上は1億円から26億円へ26.0倍に増えた。直近期の営業利益率は7.7%。売上は3期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2015年12月 | 1 | — | −1 | — | −1 |
| 当社を含む6社共同で、シェアリングエコノミー(注)の普及活動を目的とした「一般社団法人シェアリングエコノミー協会」を設立し、当社代表取締役社長重松大輔が共同代表理事に就任 | |||||
| 2016年12月 | 2 | — | −2 | — | −2 |
| 2017年12月 | 4 | — | −1 | — | −1 |
| 2018年12月 | 6 | — | −3 | — | −3 |
| 東京証券取引所マザーズに株式を上場 | |||||
| 2019年12月 | 9 | — | 0 | — | 0 |
| 2020年12月 | 8 | — | −1 | — | −1 |
| 株式会社スペースモール(現連結子会社)の発行済株式を100%取得し子会社化 | |||||
| 2021年12月 | 12 | — | 1 | — | 0 |
| スペースシェア専門のシンクタンク「スペースシェア総研」を設立 | |||||
| 2022年12月 | 12 | — | −1 | — | −1 |
| 2023年12月 | 16 | — | 1 | — | −2 |
| 2024年12月 | 20 | 2 | 2 | 10.0 | 2 |
| 株式会社クルトン、株式会社エミーナ、株式会社システリア(以上、現連結子会社)の発行済株式を100%取得し子会社化 | |||||
| 2025年12月 | 26 | 2 | 2 | 7.7 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高26億円のうち、営業利益として残るのは2億円で7.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の7.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金23.1%6億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金65.4%17億円
- その他の費用持分法損益などの調整3.8%1億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.7%2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 9期分
2025年12月期は営業CFが0億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは−3億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は12億円で、売上の5.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年12月 | −2 | 0 | 0 | −2 | 2 |
| 2018年12月 | −3 | 0 | 9 | −3 | 8 |
| 2019年12月 | −1 | 0 | 1 | −1 | 8 |
| 2020年12月 | −1 | 0 | 1 | −1 | 8 |
| 2021年12月 | 1 | −2 | −1 | −1 | 6 |
| 2022年12月 | −2 | −1 | 1 | −3 | 4 |
| 2023年12月 | 2 | −1 | 0 | 1 | 6 |
| 2024年12月 | 4 | −1 | 1 | 3 | 9 |
| 2025年12月 | 0 | −3 | 5 | −3 | 12 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 11期分
2025年12月期の総資産は37億円。このうち返さなくてよい自己資本が10億円で、自己資本比率は24.6%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2015年12月 | 1 | 0 | 1 | 29.7 |
| 2016年12月 | 4 | 2 | 2 | 59.6 |
| 2017年12月 | 3 | 1 | 2 | 29.4 |
| 2018年12月 | 11 | 6 | 5 | 50.9 |
| 2019年12月 | 14 | 9 | 5 | 62.0 |
| 2020年12月 | 14 | 7 | 7 | 55.2 |
| 2021年12月 | 17 | 8 | 9 | 46.9 |
| 2022年12月 | 17 | 7 | 10 | 40.4 |
| 2023年12月 | 20 | 6 | 14 | 25.3 |
| 2024年12月 | 25 | 8 | 18 | 27.7 |
| 2025年12月 | 37 | 10 | 27 | 24.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で605社中77位あたり、逆に低いのは自己資本比率で605社中571位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥229で、1年前と比べて-41.3%。過去52週の値幅のなかでは12%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 14.8倍 |
| PER (会社予想) | 24.5倍 |
| PBR | 2.59倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月17日に225円と前日比-5.86%と反落。8月14日には239円まで上昇したが、その反動で売りが優勢。1カ月では+1.81%とほぼ横ばいで、25日線(224.24円)と同水準。200日線(278.46円)を約19%下回り、長期トレンドは下降。出来高は8月17日に20,400株と増加。RSIは50ちょうどで中立。週足ではもみ合いが続く。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
PERは12.42倍と業界平均30.01倍を大幅に下回り、PBRも2.48倍で同平均3.45倍を下回る。ROEは26.4%と高水準で、収益性は良好。ただし直近の純利益は2億円と小幅で、赤字脱却直後のため成長の持続性には留意が必要。割安だが、配当利回りは開示されておらず、株主還元の面では情報が不足している。今後の収益拡大が期待される一方、バリュエーションは業界対比で割安に映る。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 14.8倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 24.5倍 | — |
| PBR | 2.59倍 | 2.96倍 |
| ROE | 26.4% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
市場の成長性と黒字化達成が評価される一方、売上規模が小さく競合が増えている。強気派は、シェアリングエコノミーの拡大と黒字化後のスケールメリットに期待する。弱気派は、競争激化による手数料率の低下や利用者獲得コストの増加を懸念する。株価は高PERだが、成長投資による赤字拡大も予想され、バランスが争点。
- 成長市場
スペースシェアリング需要は拡大傾向にあり、市場成長が追い風。
- 黒字化達成
2024年12月期に営業利益率10%と黒字化を実現。
- 高いROE
ROE26.4%と資本効率が高い。
- 売上高16→26億円と急成長通年影響中
2023/12期16億円→2025/12期26億円、プラットフォーム需要で拡大継続
- ROE26.4%の高収益構造通年影響弱
ROE26.4%は高い資本効率を示し、利益成長が続けばPBR2.48倍も正当化
- 黒字化定着でPER12倍通年影響中
2024/12期から純利益2億円で黒字維持、PER12.42倍と割安感
- 売上高26億円の成長市場不定影響中
売上高は16→26億円へ増加、まだ規模が小さく高成長が継続する余地
- 株価下落
1年間で株価が-47%下落しており、期待の低下が示唆される。
- 競合参入
類似サービスが増えており、差別化が難しい。
- 収益性不安
2025年12月期の営業利益率は7.69%と低下見込み。
- 営業利益率7.69%に低下通年影響中
2024/12期10%→2025/12期7.69%、コスト増加で収益性が悪化
- 株価1年で47%下落継続影響弱
1年間で株価は47.1%下落、時価総額27億円と小さく流動性が乏しい
- 利益が2億円で頭打ち通年影響中
売上高が20→26億円に増えるも純利益は2億円、増収増益の勢いが欠ける
- 無配当で株主還元なし継続影響弱
配当利回り0%で、株主へのリターンは株価上昇のみ
- 登録スペース数
- 供給サイドの拡大が成長の基盤となる。
- 取扱高
- プラットフォームの利用活性度を示す。
- 手数料率
- 競争環境下で収益性に直結する。
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ2,575人。区分でいちばん多いのは個人・その他で55.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が39.9%を占め、残る60.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 48.8 | 45.3 | 70.8 | 70.2 | 56.2 | 55.0 |
| 事業法人 | 37.7 | 36.0 | 22.5 | 20.0 | 39.8 | 39.8 |
| 証券会社 | 0.9 | 3.2 | 4.8 | 6.9 | 2.1 | 3.1 |
| 外国法人 | 2.9 | 4.5 | 1.0 | 2.5 | 1.5 | 2.0 |
| 金融機関 | 9.7 | 10.9 | 0.8 | 0.3 | 0.3 | 0.1 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 重松 大輔 | 24.38 |
| 02 | 株式会社ティーケーピー | 21.08 |
| 03 | 株式会社ダブルパインズ | 13.79 |
| 04 | CA Startups Internet Fund2号投資事業有限責任組合 | 5.73 |
| 05 | 鈴木 真一郎 | 4.39 |
| 06 | 株式会社マイナビ | 2.77 |
| 07 | 東京建物株式会社 | 1.41 |
| 08 | XTech1号投資事業有限責任組合 | 1.41 |
| 09 | 佐々木 正将 | 1.02 |
| 10 | 楽天証券株式会社 | 0.99 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 11期分
1株利益は11期で+101%、1株純資産は7期で−3%。直近期のROEは26.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2015年12月 | −2,841 | — | — | — |
| 2016年12月 | −5,840 | — | — | — |
| 2017年12月 | −16 | — | — | — |
| 2018年12月 | −29 | — | — | — |
| 2019年12月 | 4 | 78 | 6.4 | 373.8 |
| 2020年12月 | −13 | 64 | — | — |
| 2021年12月 | 3 | 67 | 4.8 | 255.0 |
| 2022年12月 | −10 | 57 | — | — |
| 2023年12月 | −14 | 43 | — | — |
| 2024年12月 | 15 | 58 | 29.8 | 21.0 |
| 2025年12月 | 18 | 76 | 26.4 | 16.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
6名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は6名。2025/12期の役員報酬は総額53百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 重松大輔 | 代表取締役 社長 | 50 | 4,619,900 |
| 佐々木正将 | 取締役 | 46 | 123,000 |
| 田中優子 | 取締役 | 51 | 11,700 |
| 石原遥平 | 取締役(監査等委員) | 42 | 26,600 |
| 青野瑞穂 | 取締役(監査等委員) | 35 | — |
| 藤川祐一 | 取締役(監査等委員) | 42 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 28 | 8 | 3 | 39 | 13 |
| 社外取締役 | 5 | 11 | — | 0 | 11 | 2 |
| 取締役(社内) | 1 | 3 | — | 0 | 3 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,522字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,289字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,547字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,437字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第13期(2026/01/01-2026/09/30)2026-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第12期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-27
- 半期報告書半期報告書-第12期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第11期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-28
- 半期報告書半期報告書-第11期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第11期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第10期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-28
- 四半期報告書四半期報告書-第10期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第10期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第10期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第9期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-31
- 四半期報告書四半期報告書-第9期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
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