概要
株式会社グローバルインフォメーションは、1995年に設立された市場調査レポートの販売企業である。海外の調査出版会社と提携し、日本語・英語・韓国語・中国語で情報を提供する。2020年12月に東証JASDAQに上場し、2025年12月期の連結売上高は25.7億円、従業員数は51名。本社は神奈川県川崎市に置く。
4つの事業区分と委託調査の成長
情報提供事業は市場調査レポート事業、年間情報サービス事業、委託調査事業、国際会議・展示会事業の4つに分かれる。2025年12月期において、市場調査レポート事業が売上高20.3億円(構成比約79%)を占める主力だが、前年比12.3%減となった。一方、委託調査事業は同63.2%増の2.7億円と急成長した。年間情報サービスは1.8億円、国際会議・展示会は0.4億円と小規模ながら堅調である。いずれも在庫リスクのない受託販売モデルを採る。
売上高の産業カテゴリー別構成
取り扱う調査レポートのテーマは通信/IT(13.8%)、医薬品(11.9%)、マテリアル(11.3%)、産業用機械(11.1%)、医療機器(10.9%)、エネルギー(8.7%)、自動車(8.2%)、電子部品(7.0%)、航空・宇宙(4.9%)など多岐にわたる。特定分野に偏らず、幅広い産業カテゴリーに対応することが特徴である。この構成比率は2025年12月期の売上高に基づく。
海外5拠点と多言語プラットフォーム
本社(川崎)のほか、米国、韓国、台湾、ベルギーの4か国に支店を置く。これら海外拠点を通じて現地の顧客に直接販売するとともに、WEBサイトを日本語・英語・韓国語・中国語で運営する。2021年にシンガポール支店を閉鎖したが、現在もアジア・欧州のカバレッジを維持している。海外支店は韓国・台湾・ベルギー・米国の4拠点である。
連結子会社ギブテックとIoT事業
2020年1月に設立した子会社ギブテックは、IoT向けLPWA通信規格「ZETA」に対応する基地局・中継器・スマートセンサーの開発・製造・販売を行う。また、非接触型展示会DXシステム「AiMeet」の販売も手がける。2025年12月期のその他事業(主にギブテック)の売上高は0.5億円(前年比6.4%増)だが、セグメント損失は265万円と赤字が続いている。
業界の中での役割は市場調査レポートの販売代理店。医薬品から半導体まで幅広い分野の情報を提供。また、IoT無線通信「ZETA」関連製品の開発・販売も手掛ける。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 市場・技術動向 に関する 情報提供事業 | 25億円 | 96.2% | 3億円 | 12.0% |
| その他事業 | 1億円 | 3.8% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01市場調査レポート購入企業(製造業、シンクタンク等)主力
海外の調査出版会社が発行する市場調査レポートを仕入れ、WEBサイト上で販売。レポートは市場規模、予測、競合分析などを含み、英語・日本語・韓国語・中国語で紹介。医薬品、通信、エネルギー等の幅広い分野をカバー。
- 市場調査レポート
- 特定の市場・技術について、アナリストが調査・分析し、市場規模・予測、競合環境、参入状況等をまとめたレポート。海外の出版社から仕入れ、販売。
02年間情報サービス契約企業準主力
年間契約で市場情報を提供するサービス。オンラインデータベース、定期刊行物などがあり、最新の市場動向を継続的に入手可能。海外企業の情報サービスを代理販売。
- 年間情報サービス
- 年間単位で契約し、市場・技術動向に関する情報を継続的に提供。オンラインデータベース、定期刊行物など。
03委託調査依頼企業副次
顧客の特定の調査ニーズに応じて、提携する調査出版会社を選定し、カスタム調査を受託。進捗管理や成果報告会の実施も行う。
04国際会議・展示会参加企業副次
世界各地で開催される国際会議・展示会への参加者を募集・代理手配。英語のウェブページを多言語化し、申込・支払いまで一括窓口。オンライン開催の会議も取扱う。
05IoTネットワーク構築企業(ZETA)その他
連結子会社ギブテックが、LPWA無線通信規格「ZETA」の基地局、中継器、スマートセンサーを開発・製造・販売。ZETAネットワーク構築や管理受託も行う。
- ZETA基地局(AP)
- LPWA無線通信ZETAの基地局。低消費電力、広域通信を特徴とする。
- ZETA中継器(Mote)
- ZETAの通信を中継するデバイス。
- スマートセンサー
- ZETA通信モジュールを搭載した各種センサー。
製品と技術
市場調査レポート:海外分析を翻訳し提供
主力商品は、海外の調査出版会社が作成した市場調査レポートの販売である。アナリストが市場規模・予測、技術トレンド、競合シェアなどをまとめたものを原版の英語に加え、日本語・韓国語・中国語に翻訳して提供する。顧客は製造業やシンクタンクで、試読サービスやAI翻訳ツールの無償提供により購入判断を支援する。2025年12月期の同事業売上高は20.3億円。
年間情報サービスと委託調査
年間情報サービスは、オンラインデータベースやサブスクリプション形式で継続的に市場情報を届ける。委託調査は、既存レポートではカバーできない顧客固有のニーズに対し、提携調査会社を選定し進捗管理まで行う。2025年12月期、年間情報サービスは1.8億円(前年比2.5%減)、委託調査は2.7億円(同63.2%増)と、カスタム需要が拡大した。
国際会議・展示会の参加募集サービス
世界各地で開催される国際会議や展示会への参加者募集事業である。英語のイベントページを日本語・韓国語・中国語に翻訳し、申し込みから支払いまで代行する。オンライン開催のイベントも取り扱い、渡航不要で最新情報に触れられる。2025年12月期の売上高は0.4億円(前年比7.3%増)と堅調に推移した。
LPWA通信「ZETA」対応機器とAiMeet
子会社ギブテックは、低消費電力広域通信規格「ZETA」の基地局、中継器、スマートセンサーを開発・製造・販売する。自社ブランド「JAZE」シリーズのほか、他社ZETA製品も取り扱いIoTネットワーク構築を受託する。また、非接触型展示会DXシステム「AiMeet」を提供し、複数の展示会に導入実績がある。2025年12月期の同事業売上高は0.5億円。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
情報サービス小規模、減収傾向で課題顕在
グローバルインフォメーションは情報・通信業に属し、同業他社(VRAIN Solution、Cocolive、L is B、ソラコム、ハッチ・ワーク)はいずれも新興企業。当社の売上高は29億→26億円と減少傾向で、営業利益率も14.81%→11.54%と低下。同業他社は成長企業が多い中、当社は苦戦している可能性がある。市場競争激化や案件減少が懸念される。
強み
- 営業利益率11%超を維持、コスト管理はできている。
- 特定分野の情報サービスで差別化を図っている可能性。
- 同業他社に比べ歴史があり、顧客基盤が安定。
- 同業他社は少なく、ニッチなポジションを確保。
課題
- 売上高が29億→26億円と減少、需要減が懸念。
- 営業利益率が3ポイント低下、競争激化の影響か。
- 同業他社が成長する中、売上減は相対的な競争力低下を示す。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がグローバルインフォメーション
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5026トリプルアイズ | 50億円 | — |
| 2 | 4372ユミルリンク | 50億円 | 12.3倍 |
| 3 | 3840パス | 50億円 | — |
| 4 | 4728トーセ | 50億円 | 12.4倍 |
| 5 | 5571エキサイトホールディングス | 50億円 | 19.5倍 |
| 6 | 4171グローバルインフォメーション | 49億円 | 21.3倍 |
| 7 | 3760ケイブ | 49億円 | — |
| 8 | 3766システムズ・デザイン | 49億円 | 12.2倍 |
| 9 | 3927フーバーブレイン | 49億円 | 15.4倍 |
| 10 | 548Aシステムエグゼ | 49億円 | 9.5倍 |
| 11 | 4484ランサーズ | 49億円 | 57.7倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 19件
市場調査レポート販売で創業した1995年
1995年1月、東京都渋谷区に株式会社アイジーアイジャパン(資本金1000万円)を設立。日本語と英語の2言語で市場調査レポートを販売するWEBサイトを開設した。翌1996年7月に商号を現在の株式会社グローバルインフォメーションに変更し、本社を川崎市麻生区に移転した。これが現在の情報提供事業の原点である。
多言語化と海外拠点の拡充(2000年代)
2000年1月に韓国語販売サイトを開設し、同年9月には米国コネチカット州に米国支店を設置。2001年にはシンガポール駐在員事務所と韓国支店を開設した。2002年にはベルギー駐在員事務所、2005年には台湾駐在員事務所を相次いで設け、中国語(簡体・繁体)のサイトも開設。2007年には台湾駐在員事務所を支店に昇格させた。この時期に多言語・多拠点の基盤が固まった。
現地法人化と子会社設立の2010年代
2012年1月、シンガポール駐在員事務所を現地法人化し、完全子会社Global Information (S) PTE. LTD.を設立。2019年2月にはシンガポール支店を開設したが、同年10月に子会社は清算された。2020年1月にはIoT事業を目的とする株式会社ギブテック(資本金3000万円)を設立し、同年12月に連結子会社化した。これにより情報提供事業に加えてIoT関連事業がグループに加わった。
東証JASDAQ上場と市場再編への対応
2020年12月、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場した。同時にギブテックを連結子会社化。2021年9月にはシンガポール支店を閉鎖し、拠点を整理した。2022年4月の東証市場再編に伴い、スタンダード市場に移行した。上場後の売上高は2021年12月期に27億円、2022年12月期に30億円とピークを迎えたが、2025年12月期は26億円に減少している。
年表19件を開く
1990年代
- 1995年1月創業東京都渋谷区に市場調査レポートの販売等を事業目的とした、株式会社アイジーアイジャパン(資本金10,000千円)を設立。日本語・英語2ヵ国語による市場調査レポート等の販売WEBサイトを開設。
- 1996年7月商号変更商号を株式会社グローバルインフォメーションに変更し、本社を川崎市麻生区上麻生に移転。
2000年代
- 2000年1月韓国語販売WEBサイトを開設。
- 2000年9月米国コネチカット州に米国支店を開設。
- 2000年11月資本金を21,500千円へ増資。
- 2001年3月シンガポールにシンガポール駐在員事務所を開設。
- 2001年10月大韓民国ソウル市に韓国支店を開設。
- 2002年12月ベルギーブリュッセル市にベルギー駐在員事務所を開設。
- 2005年2月台湾台北市に台湾駐在員事務所を開設。中国語(簡体及び繁体)販売WEBサイトを開設。
- 2007年2月台湾駐在員事務所を台湾支店に昇格。
- 2007年3月本社を現在の川崎市麻生区万福寺に移転。
2010年代
- 2012年1月シンガポール駐在員事務所を現地法人化し、100%子会社Global Information (S) PTE. LTD.を設立。
- 2019年2月シンガポール支店を開設(子会社Global Information (S) PTE. LTD.は2019年10月に清算結了)。
2020年代
- 2020年1月創業川崎市麻生区万福寺にIoT向けLPWA通信機器・システムの開発、製造及び販売を事業目的とする株式会社ギブテック(資本金30,000千円)を設立。
- 2020年7月ベルギー駐在員事務所を支店化し、ヨーロッパ支店を開設。
- 2020年12月上場東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場へ上場。
- 2020年12月M&A株式会社ギブテックを連結子会社化。
- 2021年9月シンガポール支店を閉鎖。
- 2022年4月東京証券取引所の市場再編に伴い、東京証券取引所スタンダード市場に移行。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2028年12月期まで3,078百万円
- 営業利益2028年12月期まで381百万円
- 営業利益率2028年12月期まで12.4%
- DOE6%以上
- 配当性向40%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
顧客ニーズに対応するソリューション提供力の強化
ニッチ化・多様化する顧客ニーズに対し、委託調査やAI搭載型情報プラットフォーム製品を含む多角的な解決策を柔軟に提案する体制を強化し、受注単価向上と戦略的パートナーとしての地位確立を推進する。
- 02
集客チャネルの多様化と顧客関係の深耕
検索エンジン対策強化に加え、顧客訪問やセミナー等を通じたオンライン・オフライン双方での接点強化を図り、既存顧客との関係深化によるLTVの最大化を目指す。
- 03
生成AIを活用した社内プロセスの効率化
ウェブページ制作への生成AI導入による業務効率化とコスト削減を徹底し、社内用AI検索機能を開発して営業現場の提案スピードと精度を向上させる。
- 04
人材への投資
事業構造転換に対応し、高度なスキル・知見を備えた人材の獲得・教育に注力。AIを使いこなし深いインサイトを提供できるプロフェッショナル集団への変革を推進する。
- 05
新規事業・戦略的投資の推進
手元資金を活用し、既存事業と高い相乗効果が見込める領域への出資やM&Aを戦略的に実行。レポート仲介事業に依存しない新たな成長機会を創出し、事業ポートフォリオを多層化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 6期分
グループ全体で51人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は723万円で、5期前と比べて+22.6%。平均年齢は47.7歳、平均勤続年数は9.8年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年12月 | 590 | 45.1 | 9.4 | 45 | — |
| 2021年12月 | 599 | 46.8 | 10.0 | 46 | — |
| 2022年12月 | 644 | 48.7 | 10.5 | 48 | — |
| 2023年12月 | 688 | 47.5 | 9.3 | 48 | — |
| 2024年12月 | 704 | 46.9 | 8.8 | 48 | 833 |
| 2025年12月 | 723 | 47.7 | 9.8 | 51 | 588 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社ギブテック神奈川県川崎市 麻生区 · 連結子会社議決権98.9%
- 調達769万円機微技術に関わる動向調査レポート防衛省 · 2023-01-23
- 調達172万円International Sugar & Sweetener Report外2件の提供経済産業省 · 2017-02-23
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は26億円、営業利益は3億円。前期と比べると減収減益で、売上が-3.7%、利益が-25.0%。
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は12億円、営業利益は1億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−20.0%、営業利益は−66.7%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 11 | 3 | 27.3 | 2 |
| 2023年2Q | 4 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年3Q | 6 | 1 | 16.7 | 1 |
| 2023年4Q | 8 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 10 | 3 | 30.0 | 2 |
| 2024年2Q | 5 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 12 | 1 | 8.3 | 1 |
| 2025年2Q | 15 | 3 | 20.0 | 2 |
| 2025年4Q | 11 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年2Q | 12 | 1 | 8.3 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 10期分
2016年12月期からの10期で、売上は20億円から26億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は11.5%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 20 | — | 2 | — | 2 |
| 2017年12月 | 22 | — | 3 | — | 3 |
| 2018年12月 | 24 | — | 3 | — | 2 |
| シンガポール支店を開設(子会社Global Information (S) PTE. LTD.は2019年10月に清算結了)。 | |||||
| 2019年12月 | 23 | — | 3 | — | 2 |
| 川崎市麻生区万福寺にIoT向けLPWA通信機器・システムの開発、製造及び販売を事業目的とする株式会社ギブテック(資本金30,000千円)を設立。 | |||||
| 2020年12月 | 22 | — | 3 | — | 3 |
| 2021年12月 | 27 | — | 6 | — | 4 |
| 2022年12月 | 30 | — | 6 | — | 4 |
| 2023年12月 | 29 | — | 6 | — | 4 |
| 2024年12月 | 27 | 4 | 5 | 14.8 | 3 |
| 2025年12月 | 26 | 3 | 3 | 11.5 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高26億円のうち、営業利益として残るのは3億円で11.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の7.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金53.8%14億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金34.6%9億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.5%3億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 8期分
2025年12月期は営業CFが2億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは2億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は19億円で、売上の8.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年12月 | 2 | 0 | −2 | 2 | 9 |
| 2019年12月 | 3 | 1 | −1 | 4 | 12 |
| 2020年12月 | 2 | 0 | 1 | 2 | 15 |
| 2021年12月 | 5 | 0 | 1 | 5 | 21 |
| 2022年12月 | 3 | 0 | −2 | 3 | 22 |
| 2023年12月 | 3 | 0 | −1 | 3 | 24 |
| 2024年12月 | 4 | −8 | −2 | −4 | 19 |
| 2025年12月 | 2 | 0 | −2 | 2 | 19 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 10期分
2025年12月期の総資産は32億円。このうち返さなくてよい自己資本が25億円で、自己資本比率は79.5%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 13 | 5 | 8 | 34.7 |
| 2017年12月 | 15 | 7 | 8 | 45.3 |
| 2018年12月 | 15 | 8 | 7 | 52.8 |
| 2019年12月 | 17 | 10 | 7 | 57.6 |
| 2020年12月 | 19 | 14 | 5 | 70.4 |
| 2021年12月 | 25 | 18 | 7 | 70.1 |
| 2022年12月 | 28 | 21 | 7 | 74.5 |
| 2023年12月 | 29 | 23 | 6 | 78.3 |
| 2024年12月 | 32 | 25 | 7 | 78.0 |
| 2025年12月 | 32 | 25 | 6 | 79.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で605社中96位あたり、逆に低いのは売上成長率で605社中517位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
8月12日の終値
直近の終値は¥1,665で、1年前と比べて+21.0%。過去52週の値幅のなかでは97%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 21.3倍 |
| PBR | 1.93倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で-0.7%と小幅ながら、52週高値圏(1680円)で高止まり。週足は25日線(1665円)を上回り、75日線(1532円)からも乖離しており中期的な上昇トレンドは継続。出来高は低水準で、値動きは限定的。RSI100だが、これは取引が薄く値が動かないためで、実質的な過熱感はない。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
PERが21.3倍と同業平均29.9倍を下回り、PBRは1.93倍と平均3.43倍を大きく下回る。ROEは9.3%で業界平均並みだが、配当利回り3.6%は平均3.51%と同水準。配当性向83.4%と高めだが、利益減少傾向にあるためやや割安だが、減益リスクには注意が必要。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 21.3倍 | 47.9倍 |
| PBR | 1.93倍 | 2.96倍 |
| ROE | 9.3% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
強気派は、企業のデータ需要拡大とサブスク化によるリカーリング収益増加を評価。配当利回り3.6%も安定。一方、弱気派は、2024/12期・2025/12期と売上高・利益が減少傾向で、成長性が鈍化。時価総額49億円と小型で流動性リスクがあり、市場からの注目度も限定的。
- データ需要の拡大
企業の市場調査ニーズは中長期的に増加
- サブスク化の進展
安定収益基盤の構築が期待
- 高配当利回り
3.6%の配当は個人投資家に魅力
- 配当利回り3.6%で下支え継続影響弱
3.6%の配当利回りは安定配当継続なら株価サポート
- ROE9.3%と資本効率改善余地継続影響弱
ROE9.3%は業界平均並、更なる改善で評価向上
- 低時価総額49億円でM&A期待不定影響弱
小型株でM&Aや事業再編の思惑浮上しやすい
- 外国人保有1.6%と低いため買い増し余地不定影響弱
外国人持株比率1.6%と極めて低く、増加余地大
- 減収トレンド
2022→2025年度で売上30→26億円減少
- 低成長・小型株
時価総額49億円、流動性薄い
- 競合との差別化難
類似サービス多数、価格競争に陥る恐れ
- 売上高3期連続減収予想2025年12月期影響強
売上高29→27→26億円と縮小、事業撤退・需要減が深刻
- 営業利益・純利益も減少傾向継続影響強
営業利益4→3億円、純利益4→3→2億円と利益率低下
- PER21.4倍と減益企業に割高継続影響中
減収減益下でPER21倍は割高、バリュエーション調整リスク
- 配当利回り3.6%も減益で減配リスク不定影響中
利益減少で配当維持困難、減配発表なら株価下落
- サブスクリプション売上比率
- 安定収益の進捗を示す重要指標
- 売上高成長率
- 減収傾向脱却の兆しを確認
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり0円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは0.00%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2021年12月 | 33 | — | 23.1 |
| 2022年12月 | 45 | 36.4 | 29.4 |
| 2023年12月 | 52 | 15.6 | 48.5 |
| 2024年12月 | 60 | 15.4 | 53.0 |
| 2025年12月 | 60 | 0.0 | 83.4 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想—
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ3,715人。区分でいちばん多いのは個人・その他で86.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が11.1%を占め、残る89.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 79.5 | 84.8 | 81.8 | 80.7 | 85.1 | 86.9 |
| 事業法人 | 11.9 | 10.8 | 12.2 | 13.2 | 11.2 | 11.0 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.1 | 1.1 | 1.2 | 1.1 | 1.1 |
| 証券会社 | 7.7 | 1.6 | 2.8 | 1.7 | 1.1 | 0.5 |
| 外国法人 | 0.1 | 1.4 | 2.0 | 1.9 | 0.8 | 0.5 |
| 金融機関 | 0.7 | 1.3 | 0.0 | 1.4 | 0.8 | 0.0 |
| 自己株式 | — | — | — | — | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 小野 優子 | 21.05 |
| 02 | 小野 悟 | 17.51 |
| 03 | 田野 聡美 | 5.05 |
| 04 | 樋口 めぐ美 | 5.05 |
| 05 | 株式会社いちとせ | 5.05 |
| 06 | 株式会社エルワイアール | 5.05 |
| 07 | 樋口 荘祐 | 5.05 |
| 08 | 光通信KK投資事業有限責任組合 | 1.72 |
| 09 | 杜山 悦郎 | 1.65 |
| 10 | CHU YANYUN | 0.91 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-21株式会社ユーザベース新規の大量保有報告99.98%+6.71pt
- 2026-07-08株式会社ユーザベース新規の大量保有報告93.27%
- 2026-07-03小野 悟新規の大量保有報告0.00%-17.51pt
- 2026-07-03樋口 荘祐新規の大量保有報告0.00%-5.05pt
- 2026-07-03田野 聡美新規の大量保有報告0.00%-5.05pt
- 2026-05-27樋口 荘祐新規の大量保有報告5.05%-0.05pt
- 2026-05-27小野 悟新規の大量保有報告17.51%-0.04pt
- 2026-05-27田野 聡美新規の大量保有報告5.05%-0.05pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 10期分
1株利益は10期で−100%、1株純資産は10期で−100%。直近期のROEは9.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 65,759 | 181,144 | 44.2 | — | — |
| 2017年12月 | 100,211 | 278,605 | 43.6 | — | 49.9 |
| 2018年12月 | 88 | 316 | 29.5 | — | 11.4 |
| 2019年12月 | 92 | 399 | 25.6 | — | 17.5 |
| 2020年12月 | 102 | 515 | 18.9 | 20.5 | 27.0 |
| 2021年12月 | 131 | 603 | 23.0 | 12.8 | 23.1 |
| 2022年12月 | 149 | 695 | 22.9 | 11.1 | 29.4 |
| 2023年12月 | 130 | 777 | 17.6 | 10.3 | 48.5 |
| 2024年12月 | 107 | 834 | 13.2 | 12.9 | 53.0 |
| 2025年12月 | 78 | 849 | 9.3 | 17.9 | 83.4 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/12期の役員報酬は総額101百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 小野悟 | 取締役会長 | 78 | 520,000 |
| 樋口荘祐 | 代表取締役 社長 | 37 | 150,000 |
| 杜山悦郎 | 取締役CFO 兼 管理部長 | 65 | 49,000 |
| 久富有道 | 取締役(常勤監査等委員) | 72 | 2,000 |
| 船山雅史 | 取締役(監査等委員) | 74 | — |
| 岡田尚人 | 取締役(監査等委員) | 49 | — |
| 元田達弥 | 取締役(監査等委員) | 56 | 1,000 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 73 | 14 | 87 | 29 |
| 社外取締役 | 4 | 13 | 1 | 14 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,494字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,172字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,523字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,288字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第32期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第31期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-25
- 半期報告書半期報告書-第31期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第30期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-27
- 半期報告書半期報告書-第30期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-08
- 四半期報告書四半期報告書-第30期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第29期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-27
- 四半期報告書四半期報告書-第29期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-08
- 四半期報告書四半期報告書-第29期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-08
- 四半期報告書四半期報告書-第29期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第28期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-29
- 四半期報告書四半期報告書-第28期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-09
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