概要
エキサイトホールディングスは、1997年に設立された純粋持株会社である。ポータルサイト「エキサイト」を祖業とし、プラットフォーム事業(電話占い・メディア)、ブロードバンド事業(ISP・MVNO)、メディカル事業(オンライン診療)、SaaS・DX事業の4セグメントを展開する。2023年4月に東証スタンダードに上場。2026年3月期の連結売上高は108億円、営業利益5億円、従業員数173名。グループは7社(1組合含む)で構成される。
4つの事業セグメントと収益構造
当社グループはメディカル、プラットフォーム、ブロードバンド、SaaS・DXの4セグメントで構成される。2026年3月期のセグメント別売上高は、プラットフォーム事業34億円、ブロードバンド事業36億円、メディカル事業29億円、SaaS・DX事業9億円。営業利益ではプラットフォーム事業が5.5億円、ブロードバンド事業が5.4億円と、この2セグメントでグループ全体の営業利益5.4億円(セグメント合計)の大部分を稼ぐ。一方、メディカル事業は成長投資中で1.6億円の損失、SaaS・DX事業も0.7億円の損失を計上している。
M&Aで拡大した事業ポートフォリオ
2020年以降、M&Aを通じて事業領域を急速に広げている。2020年8月にDX事業のiXIT、2023年6月にM&A仲介のM&A BASE、2024年3月に株主総会支援SaaSのSharely、同年10月にメディア企業のNAPBIZ(後にエキサイトに吸収合併)、同年11月にオンライン診療のONE MEDICALを子会社化した。これにより、従来のポータル・ブロードバンド中心の構成から、メディカルやSaaSへと事業ポートフォリオを多角化している。
純粋持株会社体制とグループガバナンス
2020年10月に純粋持株会社へ移行し、商号をエキサイトホールディングスに変更。同年12月には監査等委員会設置会社へ移行し、コーポレートガバナンスを強化した。グループの主要子会社はエキサイト株式会社で、プラットフォーム・ブロードバンド・メディカル(一部)・SaaSの各事業を担う。その他、ONE MEDICAL(メディカル)、M&A BASE(M&A仲介)、Sharely(SaaS)が連結子会社として存在する。持株会社はグループ戦略の策定とモニタリングを担う。
中期経営計画「EXCITE300」の目標
2025年2月に公表した中期計画では、2028年3月期に売上高155億円、EBITDA23億円、営業利益16億円、親会社株主利益10億円、時価総額300億円を掲げる。注力事業としてメディカルとSaaS・DXの成長を重視し、キャッシュカウ事業のプラットフォーム・ブロードバンドから得られる収益を投資に振り向ける方針である。2026年3月期の売上高108億円からの成長を見込む。
業界の中での役割はコンシューマ向けインターネットサービスと法人向けDX支援を提供する企業グループにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| ブロード バンド | 36億円 | 33.3% | 5億円 | 13.9% |
| プラット フォーム | 34億円 | 31.5% | 6億円 | 17.6% |
| メディカル | 29億円 | 26.9% | -2億円 | -6.9% |
| SaaS・DX | 9億円 | 8.3% | -1億円 | -11.1% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01メディカル主力
オンライン診療サービスを提供。ONE MEDICALやエキサイトが運営し、患者と医師をオンラインでつなぐ。
- オンライン診療サービス
- スマートフォンやPCを使って診察・処方を受けられるサービス。
- EMININAL
- オンライン診療サービス。
02プラットフォーム主力
電話占いや相談室、メディアサービス、M&A仲介などを展開。エキサイトの各種サービスが中心。
- エキサイト電話占い
- 電話で占いを提供するサービス。
- エキサイトお悩み相談室
- 専門家に相談できるプラットフォーム。
- ウーマンエキサイト
- 女性向けの情報メディア。
- エキサイトニュース
- ニュース配信メディア。
- M&Aアドバイザリー
- M&Aの仲介・アドバイザリーサービス。
03ブロードバンド準主力
インターネット接続サービス「BBエキサイト」や格安SIM「エキサイトモバイル」を提供。
- BBエキサイト
- インターネット接続プロバイダーサービス。
- エキサイトモバイル
- 格安SIMサービス。
04SaaS・DX準主力
ウェビナープラットフォーム「FanGrowth」、株主総会支援サービス「Sharely」、システム開発・運用などを提供。法人向けのデジタル変革を支援。
- FanGrowth
- ウェビナー配信・集客を支援するSaaS。
- Sharely
- 株主総会の総合支援サービス。
製品と技術
カウンセリング・占いサービス「エキサイト電話占い」
プラットフォーム事業の中核サービス。2007年9月に開始した「エキサイト電話占い」と、2006年12月開始の「エキサイトお悩み相談室」がある。電話やオンラインで占い師やカウンセラーとつながるサービスで、継続率の高さが特徴。2026年3月期のプラットフォーム事業売上34億円の大部分をこれらのサービスが占める。厚生労働省のデータによれば精神疾患患者が増加傾向にあり、カウンセリング需要の高まりを背景に堅調に推移している。
ブロードバンド接続「BBエキサイト」と格安SIM「エキサイトモバイル」
2002年8月開始のISPサービス「BBエキサイト」は光回線接続を提供。2016年6月からは格安SIM「エキサイトモバイル」を開始し、MVNO事業にも進出した。2025年9月末時点のFTTH市場は4100万件超と緩やかな成長だが、当社は既存顧客の維持を重視し、10ギガ光回線の課金会員は順調に増加している。2026年3月期のブロードバンド事業売上は36億円で、営業利益5.4億円の安定収益源となっている。
オンライン診療「EMININAL」とONE MEDICAL
メディカル事業の核は、2021年9月開始のマウスピース歯科矯正サービス「EMININAL」と、2024年11月子会社化したONE MEDICALが提供するオンライン診療サービスである。2026年3月期の同事業売上は29億円と前期比倍増。診療科目の拡大やプロモーション投資により成長したが、営業損益は1.6億円の赤字で投資フェーズにある。美容医療市場は2024年時点で6310億円規模と拡大しており、今後はクリニック数や配送エリアの拡大を進める。
SaaSプロダクト「FanGrowth」「Sharely」「KUROTEN」
SaaS・DX事業は3つの主要プロダクトを持つ。「FanGrowth」は2022年7月開始のウェビナープラットフォーム、「Sharely」は2024年3月子会社化した株主総会総合支援サービス、「KUROTEN」は2021年6月開始の経営管理クラウド。いずれも成長途上で、2026年3月期の同事業売上は9億円、営業損益は0.7億円の赤字。国内DX関連投資は2030年度に9.3兆円と見込まれており、今後SaaS事業の拡大を目指す。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
情報・通信の中堅、成長期にある
情報・通信業界に属し、売上高は77億→91億→108億円と成長中。業界には多数のスタートアップや中小企業が存在し、同社もその一つとみられる。ライバルのソラコムやハッチ・ワークなどと同様、特定のITサービスやプラットフォームを提供している可能性がある。営業利益率は5.49%から4.63%へ低下見込みで、成長に伴うコスト増や競争激化が影響している可能性。
強み
- 売上高が2期連続で増加し、2026/3期には108億円と高い伸びを示している。
- ITサービス需要の拡大により、業界全体が成長しており、恩恵を受けやすい。
- クラウドやIoTなど新技術分野でニッチなサービスを提供し、差別化が可能。
- 中堅規模で意思決定が速く、市場変化に素早く対応できる。
課題
- 営業利益率が5.49%から4.63%へ低下見込みで、収益性の悪化が懸念される。
- 多数の同業他社が存在し、価格競争や技術競争が激しく、差別化が難しい。
- 売上高100億円程度では大規模投資が難しく、成長持続には資金調達が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がエキサイトホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで2番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4172Hiクラテス | 51億円 | 11.3倍 |
| 2 | 5571エキサイトホールディングス | 50億円 | 19.5倍 |
| 3 | 5026トリプルアイズ | 50億円 | — |
| 4 | 4372ユミルリンク | 50億円 | 12.3倍 |
| 5 | 3840パス | 50億円 | — |
| 6 | 4728トーセ | 50億円 | 12.4倍 |
| 7 | 4171グローバルインフォメーション | 49億円 | 21.3倍 |
| 8 | 3760ケイブ | 49億円 | — |
| 9 | 3766システムズ・デザイン | 49億円 | 12.2倍 |
| 10 | 3927フーバーブレイン | 49億円 | 15.4倍 |
| 11 | 548Aシステムエグゼ | 49億円 | 9.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 28件
ポータルサイト「エキサイト」の誕生(1997〜1999年)
1997年8月、東京都港区にエキサイト株式会社を設立。同年12月にポータルサイト「エキサイト」の提供を開始し、翌1998年12月にはニュースメディア「エキサイトニュース」、1999年11月には女性向け情報メディア「ウーマンエキサイト」を開始した。インターネット普及黎明期に、ポータルとメディアを軸にユーザーを獲得した。
上場とブロードバンド事業への進出(2002〜2007年)
2002年8月、インターネット接続サービス「BBエキサイト」を開始し、ブロードバンド事業に参入。2004年2月にはブログサービス「エキサイトブログ」を開始した。2004年11月に日本証券業協会に店頭登録、翌12月にジャスダック証券取引所に上場。2006年12月に「エキサイトお悩み相談室」、2007年9月に「エキサイト電話占い」を開始し、カウンセリング・占いサービスを立ち上げた。
TOBによる子会社化と持株会社移行(2018〜2020年)
2018年7月にXTech HP株式会社(後の当社)を設立。同年10月にエキサイト株式会社の株式を取得し子会社化、同年11月にエキサイトは上場廃止となった。2020年8月にDX事業のiXITを子会社化。同年10月、当社は純粋持株会社へ移行し商号をエキサイトホールディングスに変更、本店を港区南麻布に移転した。同年12月には監査等委員会設置会社へ移行した。
新規事業の創出とM&Aによる拡大期(2021〜2024年)
2021年6月、経営管理クラウド「KUROTEN」、同年9月にマウスピース歯科矯正サービス「EMININAL」を開始。2022年7月にはウェビナープラットフォーム「FanGrowth」を開始。2023年4月、東京証券取引所スタンダード市場に再上場。同年6月にM&A仲介のM&A BASE、2024年3月にSharely、同年10月にNAPBIZ、同年11月にONE MEDICALを次々と子会社化した。
中期計画「EXCITE300」の公表と組織再編(2025年以降)
2025年2月、中期経営計画「EXCITE300」を公表。同年4月、本店を現在の港区麻布台に移転。2025年11月、NAPBIZをエキサイトに吸収合併。2026年4月にはiXITをエキサイトに吸収合併し、グループ内の再編を進めた。2025年3月期の売上高は91億円だったが、翌期にはONE MEDICALの通期寄与などで108億円に成長した。
年表28件を開く
1990年代
- 1997年8月東京都港区にエキサイト㈱を設立
- 1997年12月プラットフォーム事業において、ポータルサイト「エキサイト」の提供を開始
- 1998年12月プラットフォーム事業において、ニュースメディア「エキサイトニュース」の提供を開始
- 1999年11月プラットフォーム事業において、女性向け情報メディア「ウーマンエキサイト」の提供を開始
2000年代
- 2002年8月ブロードバンド事業において、インターネット接続サービス「BBエキサイト」の提供を開始
- 2004年2月プラットフォーム事業において、ブログサービス「エキサイトブログ」の提供を開始
- 2004年11月エキサイト㈱が日本証券業協会に株式を店頭登録
- 2004年12月上場エキサイト㈱が日本証券業協会の店頭登録を取り消したうえで、㈱ジャスダック証券取引所に株式上場
- 2006年12月プラットフォーム事業において、カウンセリングサービス「エキサイトお悩み相談室」の提供を開始
- 2007年9月プラットフォーム事業において、電話占いサービス「エキサイト電話占い」の提供を開始
2010年代
- 2016年6月ブロードバンド事業において、格安SIMサービス「エキサイトモバイル」の提供を開始
- 2018年7月東京都中央区にXTech HP㈱(当社)を設立
- 2018年10月M&A当社がエキサイト㈱の株式を取得し、子会社化
- 2018年11月上場エキサイト㈱が東証JASDAQスタンダード市場における上場を廃止
2020年代
- 2020年8月M&ADX事業への新規参入を目的として、iXIT㈱を子会社化
- 2020年10月商号変更グループ経営の効率化を図ることを目的として、当社が純粋持株会社へ移行し、エキサイトホールディングス㈱に商号変更
- 2020年10月本店所在地を東京都港区南麻布三丁目20番1号に移転
- 2020年12月取締役会の監査・監督機能を一層強化し、コーポレートガバナンスを更に充実することで、より透明性の高い経営の実現と企業価値向上を図ることを目的として、監査等委員会設置会社へ移行
- 2021年6月SaaS・DX事業において、経営管理クラウド「KUROTEN(クロテン)」の提供を開始
- 2021年9月プラットフォーム事業において、マウスピース歯科矯正サービス「EMININAL(エミニナル)」の提供を開始
- 2022年7月SaaS・DX事業において、ウェビナープラットフォーム「FanGrowth(ファングロース)」の提供を開始
- 2023年4月上場東京証券取引所スタンダード市場に株式上場
- 2023年6月M&AM&A仲介事業への新規参入を目的として、M&A BASE㈱を子会社化
- 2024年3月M&ASaaS事業のプロダクト拡充を目的として、Sharely㈱を子会社化
- 2024年8月中小企業の事業承継の課題解決を目的として、M&A BASEサーチファンド1号投資事業有限責任組合を組成
- 2024年10月M&Aプラットフォーム事業において、メディアサービスの拡充を目的として、㈱NAPBIZを子会社化(2025年11月にエキサイト㈱へ吸収合併)
- 2024年11月M&Aメディカル事業の拡大を目的として、ONE MEDICAL㈱を子会社化
- 2025年4月本店所在地を東京都港区麻布台一丁目3番1号に移転
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2028年3月期まで155億円
- EBITDA2028年3月期まで23億円
- 営業利益2028年3月期まで16億円
- 親会社株主に帰属する当期純利益2028年3月期まで10億円
- 時価総額2028年3月期まで300億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
既存事業の深化と新規事業の探索
プラットフォーム事業・ブロードバンド事業のユーザー数拡大による成長と、その収益基盤を活用したメディカル事業・SaaS・DX事業への積極投資により、両利きの経営を実践する。
- 02
メディカル事業の拡大
美容・健康を中心とした診療科目の拡大、クリニック数・配送エリアの拡大、関連企業とのアライアンスによる送客チャネル拡大を図る。
- 03
SaaS・DX事業の強化
FanGrowth、Sharelyを中心にセールス・カスタマーサクセス体制を強化し、成長を加速する。
- 04
M&Aによる事業ポートフォリオ強化
M&Aを積極的に活用し、事業領域の強化・拡大を進め、企業価値の最大化を図る。
- 05
人材育成と組織体制強化
多様な採用方法で優秀な人材を確保し、教育制度の充実や活躍機会の提供により育成・定着を推進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 4期分
グループ全体で173人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は708万円で、3期前と比べて+11.0%。平均年齢は39.9歳、平均勤続年数は6.8年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年3月 | 638 | 40.9 | 9.4 | 174 | — |
| 2024年3月 | 688 | 42.2 | 7.9 | 177 | — |
| 2025年3月 | 684 | 38.9 | 7.2 | 181 | 276 |
| 2026年3月 | 708 | 39.9 | 6.8 | 173 | 289 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社6社(国内 6 / 海外 0、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。
- 国内エキサイト㈱(注)2、3東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ONE MEDICAL㈱(注)2、4東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内M&A BASE㈱(注)2東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内M&A BASEサーチファンド1号投資事業有限責任組合(注)2東京都港区 · 連結子会社
- 国内iXIT㈱(注)2、6東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内Sharely㈱(注)2東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は108億円、営業利益は5億円。前期と比べると増収増益で、売上が+18.7%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 120億円 | 108億円 |
| 営業利益 | 6億円 | 5億円 |
| 純利益 | 4億円 | 3億円 |
| 1株あたり配当 | ¥32.7 | ¥32.7 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
9期分
直近は2027年1Qで、売上は26億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+44.4%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 18 | 1 | 5.6 | 1 |
| 2024年2Q | 19 | 1 | 5.3 | 0 |
| 2024年3Q | 19 | 2 | 10.5 | 2 |
| 2024年4Q | 21 | — | — | 1 |
| 2025年2Q | 41 | 2 | 4.9 | 2 |
| 2025年4Q | 50 | 3 | 6.0 | 0 |
| 2026年2Q | 51 | 1 | 2.0 | 0 |
| 2026年4Q | 57 | 4 | 7.0 | 3 |
| 2027年1Q | 26 | 1 | 3.8 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 8期分
直近期の営業利益率は4.6%。売上は6期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年3月 | — | — | −2 | — | −2 |
| DX事業への新規参入を目的として、iXIT㈱を子会社化 | |||||
| 2020年3月 | 0 | — | −1 | — | −1 |
| 2021年3月 | 68 | — | 4 | — | 5 |
| 2022年3月 | 71 | — | 4 | — | 3 |
| 東京証券取引所スタンダード市場に株式上場 | |||||
| 2023年3月 | 75 | — | 6 | — | 5 |
| SaaS事業のプロダクト拡充を目的として、Sharely㈱を子会社化 | |||||
| 2024年3月 | 77 | — | 6 | — | 4 |
| 2025年3月 | 91 | 5 | 4 | 5.5 | 2 |
| 2026年3月 | 108 | 5 | 4 | 4.6 | 3 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高108億円のうち、営業利益として残るのは5億円で4.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の2.8%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金42.6%46億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金53.7%58億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.6%5億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 6期分
2026年3月期は営業CFが4億円、投資CFが−8億円で、差し引きのフリーCFは−4億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は23億円で、売上の2.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年3月 | 5 | −2 | −2 | 3 | 9 |
| 2022年3月 | 7 | −4 | −2 | 3 | 10 |
| 2023年3月 | 7 | −3 | −2 | 4 | 12 |
| 2024年3月 | 9 | −5 | 10 | 4 | 25 |
| 2025年3月 | −2 | −35 | 39 | −37 | 27 |
| 2026年3月 | 4 | −8 | 0 | −4 | 23 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 8期分
2026年3月期の総資産は111億円。このうち返さなくてよい自己資本が37億円で、自己資本比率は32.3%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2019年3月 | 58 | 16 | 42 | 28.2 |
| 2020年3月 | 55 | 10 | 45 | 17.9 |
| 2021年3月 | 41 | 13 | 28 | 30.8 |
| 2022年3月 | 42 | 15 | 27 | 35.6 |
| 2023年3月 | 46 | 20 | 26 | 44.4 |
| 2024年3月 | 63 | 36 | 27 | 57.5 |
| 2025年3月 | 104 | 36 | 67 | 33.7 |
| 2026年3月 | 111 | 37 | 73 | 32.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で605社中170位あたり、逆に低いのは自己資本比率で605社中540位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,023で、1年前と比べて-18.7%。過去52週の値幅のなかでは21%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 19.5倍 |
| PER (会社予想) | 13.8倍 |
| PBR | 1.37倍 |
| 配当利回り | 3.20% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月17日に前日比5.81%安の940円まで下落し、52週安値(930円)に接近。25日移動平均線(990.76円)を約5.1%下回り、75日線(1011.16円)や200日線(1104.12円)も下回る弱い地合いが続く。RSIは29.79と売られ過ぎ圏にあり、直近の出来高は8月7日に4200株、8月12日に3800株と増加傾向で売り圧力が強まっている。年初来では24.45%下落し、52週高値(1480円)からは約36%の下落となっている。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)。
PER 18.87倍は業界平均30.01倍を下回るが、PBR 1.32倍は平均3.45倍に対して大幅に低い。ROE 7.2%と収益性は平均的で、配当利回り3.18%は平均3.51%とほぼ同等。配当性向9.7%と低く、内部留保を成長に充てる姿勢が見える。売上は増加傾向だが利益は横ばいで、成長性を考慮すると妥当な水準と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 19.5倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 13.8倍 | — |
| PBR | 1.37倍 | 2.96倍 |
| ROE | 7.2% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高の成長が続く一方、営業利益率は5%前後と低水準で推移しており、増収が利益成長に結びつくかが焦点。強気派は、DX需要の拡大やメディア事業の収益改善により、今後の利益率向上を期待する。弱気派は、競争激化による広告単価の下落や、投資費用の増加で利益が伸び悩むと見る。2025年3月期の営業利益率5.49%から2026年3月期は4.63%へ低下見込みであり、収益性の改善が課題。
- 売上高の力強い成長
2024年3月期77億円から2026年3月期108億円へ約40%増収見込み
- DX需要の追い風
法人向けソリューション事業が成長ドライバーと期待
- 株主還元の安定
配当利回り3.18%と安定した配当を維持
- 売上高108億円と前期比18.7%増2026年3月期影響中
売上高が91億円から108億円へ17億円増加。デジタル事業が成長。
- 費用増を吸収し営業利益5億円を維持2026年3月期影響中
売上高が大幅増も営業利益は5億円と前期並み。コストコントロールが寄与。
- 純利益が2億→3億円に改善2026年3月期影響弱
純利益が前期比1億円増の3億円。最終損益が改善。
- 時価総額48億円と小型成長株不定影響弱
PER18.9倍、PBR1.32倍、ROE7.2%。成長性を考慮すれば割安感。
- 利益率の低さと低下
営業利益率は5%前後で、2026年3月期は4.63%へ低下見込み
- 広告市況の不透明感
ポータル広告は競争激化で単価下落リスク
- 投資負担の増加
成長投資で費用増、利益が伸び悩む懸念
- 営業利益率4.63%へ低下2026年3月期影響中
営業利益率は5.49%から4.63%に0.86pt低下。収益性が悪化。
- 株価1年で21.3%下落しセンチメント悪化過去1年影響弱
株価は990円と1年前から-21.3%。市場の評価が厳しい。
- PER18.9倍は割高感不定影響中
純利益3億円に対し時価総額48億円。成長鈍化なら調整リスク。
- 売上高増が利益に結びつかない構造継続影響中
売上高は17億円増加も営業利益は横ばい。費用増が収益を圧迫。
- 売上高成長率
- 増収が続くか、計画達成の進捗を確認
- 営業利益率
- 増収が利益に結びつくか、収益性の改善を見る
- 広告売上高
- 主力の広告事業の動向を把握
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり32.7円で、前期から+5.0%。いまの株価に対する利回りは3.20%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2025年3月 | 30 | — | 9.7 |
| 2026年3月 | 32 | 5.0 | — |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥32.7
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ853人。区分でいちばん多いのは事業法人で57.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が57.4%を占め、残る42.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 71.6 | 55.0 | 57.5 | 57.4 |
| 個人・その他 | 28.4 | 40.7 | 38.5 | 38.6 |
| 証券会社 | — | 2.9 | 3.0 | 3.1 |
| 自己株式 | — | — | — | 1.5 |
| 外国法人 | — | 0.7 | 0.8 | 0.6 |
| 外国人個人 | — | 0.0 | 0.1 | 0.3 |
| 金融機関 | — | 0.7 | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | CASK㈱ | 43.05 |
| 02 | 西條 晋一 | 16.40 |
| 03 | ユナイテッド㈱ | 9.79 |
| 04 | 上田八木短資㈱ | 3.45 |
| 05 | 八代 武史 | 2.76 |
| 06 | 浜本 憲至 | 2.09 |
| 07 | 猪俣 崇 | 1.46 |
| 08 | XTech1号投資事業有限責任組合 | 1.41 |
| 09 | 岡田 浩明 | 1.41 |
| 10 | 楽天証券㈱ | 1.34 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-09-02西條 晋一変更報告61.07%+0.87pt
- 2026-08-31西條 晋一新規の大量保有報告61.37%+1.17pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 8期分
1株利益は8期で+110%、1株純資産は5期で+1289%。直近期のROEは7.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2019年3月 | −526 | — | — | — |
| 2020年3月 | −234 | — | — | — |
| 2021年3月 | 125 | — | 54.7 | — |
| 2022年3月 | 89 | 54 | 25.0 | — |
| 2023年3月 | 117 | 518 | 25.7 | — |
| 2024年3月 | 82 | 737 | 14.2 | 12.7 |
| 2025年3月 | 37 | 720 | 5.1 | 34.6 |
| 2026年3月 | 52 | 744 | 7.2 | 20.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額73百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 西條晋一 | 代表取締役 社長CEO | 53 | 820,239 |
| 石井雅也 | 専務取締役CFO | 52 | 4,347 |
| 加藤道子 | 取締役 | 42 | 606 |
| 乗松美緒 | 取締役(監査等委員) | 45 | 1,344 |
| 澤田直彦 | 取締役(監査等委員) | 45 | 930 |
| 浅利圭佑 | 取締役(監査等委員) | 43 | 930 |
| 尾崎健吾 | — | 45 | — |
| 宇佐美進典 | 取締役 | 53 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 49 | 49 | 25 |
| 監査等委員 | 3 | 19 | 19 | 6 |
| 取締役(社内) | 1 | 5 | 5 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容959字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,894字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク10,390字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,042字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第8期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-26
- 半期報告書半期報告書-第8期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第7期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-27
- 半期報告書半期報告書-第7期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第6期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第6期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第6期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第6期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第5期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-27
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業