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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

エキサイトホールディングス

5571 · Standard · 情報・通信業

インターネットサービスを中心に、メディカル、プラットフォーム、ブロードバンド、SaaS・DXの4事業を展開する持株会社。

概要

エキサイトホールディングスは、1997年に設立された純粋持株会社である。ポータルサイト「エキサイト」を祖業とし、プラットフォーム事業(電話占い・メディア)、ブロードバンド事業(ISP・MVNO)、メディカル事業(オンライン診療)、SaaS・DX事業の4セグメントを展開する。2023年4月に東証スタンダードに上場。2026年3月期の連結売上高は108億円、営業利益5億円、従業員数173名。グループは7社(1組合含む)で構成される。

4つの事業セグメントと収益構造

当社グループはメディカル、プラットフォーム、ブロードバンド、SaaS・DXの4セグメントで構成される。2026年3月期のセグメント別売上高は、プラットフォーム事業34億円、ブロードバンド事業36億円、メディカル事業29億円、SaaS・DX事業9億円。営業利益ではプラットフォーム事業が5.5億円、ブロードバンド事業が5.4億円と、この2セグメントでグループ全体の営業利益5.4億円(セグメント合計)の大部分を稼ぐ。一方、メディカル事業は成長投資中で1.6億円の損失、SaaS・DX事業も0.7億円の損失を計上している。

M&Aで拡大した事業ポートフォリオ

2020年以降、M&Aを通じて事業領域を急速に広げている。2020年8月にDX事業のiXIT、2023年6月にM&A仲介のM&A BASE、2024年3月に株主総会支援SaaSのSharely、同年10月にメディア企業のNAPBIZ(後にエキサイトに吸収合併)、同年11月にオンライン診療のONE MEDICALを子会社化した。これにより、従来のポータル・ブロードバンド中心の構成から、メディカルやSaaSへと事業ポートフォリオを多角化している。

純粋持株会社体制とグループガバナンス

2020年10月に純粋持株会社へ移行し、商号をエキサイトホールディングスに変更。同年12月には監査等委員会設置会社へ移行し、コーポレートガバナンスを強化した。グループの主要子会社はエキサイト株式会社で、プラットフォーム・ブロードバンド・メディカル(一部)・SaaSの各事業を担う。その他、ONE MEDICAL(メディカル)、M&A BASE(M&A仲介)、Sharely(SaaS)が連結子会社として存在する。持株会社はグループ戦略の策定とモニタリングを担う。

中期経営計画「EXCITE300」の目標

2025年2月に公表した中期計画では、2028年3月期に売上高155億円、EBITDA23億円、営業利益16億円、親会社株主利益10億円、時価総額300億円を掲げる。注力事業としてメディカルとSaaS・DXの成長を重視し、キャッシュカウ事業のプラットフォーム・ブロードバンドから得られる収益を投資に振り向ける方針である。2026年3月期の売上高108億円からの成長を見込む。

業界の中での役割はコンシューマ向けインターネットサービスと法人向けDX支援を提供する企業グループにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
108億円
営業利益
5億円
営業利益率
4.6%
純利益
3億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
ブロード バンド36億円33.3%5億円13.9%
プラット フォーム34億円31.5%6億円17.6%
メディカル29億円26.9%-2億円-6.9%
SaaS・DX9億円8.3%-1億円-11.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01メディカル主力

オンライン診療サービスを提供。ONE MEDICALやエキサイトが運営し、患者と医師をオンラインでつなぐ。

主な製品・サービス2
オンライン診療サービス
スマートフォンやPCを使って診察・処方を受けられるサービス。
EMININAL
オンライン診療サービス。

02プラットフォーム主力

電話占いや相談室、メディアサービス、M&A仲介などを展開。エキサイトの各種サービスが中心。

主な製品・サービス5
エキサイト電話占い
電話で占いを提供するサービス。
エキサイトお悩み相談室
専門家に相談できるプラットフォーム。
ウーマンエキサイト
女性向けの情報メディア。
エキサイトニュース
ニュース配信メディア。
M&Aアドバイザリー
M&Aの仲介・アドバイザリーサービス。

03ブロードバンド準主力

インターネット接続サービス「BBエキサイト」や格安SIM「エキサイトモバイル」を提供。

主な製品・サービス2
BBエキサイト
インターネット接続プロバイダーサービス。
エキサイトモバイル
格安SIMサービス。

04SaaS・DX準主力

ウェビナープラットフォーム「FanGrowth」、株主総会支援サービス「Sharely」、システム開発・運用などを提供。法人向けのデジタル変革を支援。

主な製品・サービス2
FanGrowth
ウェビナー配信・集客を支援するSaaS。
Sharely
株主総会の総合支援サービス。

製品と技術

カウンセリング・占いサービス「エキサイト電話占い」

プラットフォーム事業の中核サービス。2007年9月に開始した「エキサイト電話占い」と、2006年12月開始の「エキサイトお悩み相談室」がある。電話やオンラインで占い師やカウンセラーとつながるサービスで、継続率の高さが特徴。2026年3月期のプラットフォーム事業売上34億円の大部分をこれらのサービスが占める。厚生労働省のデータによれば精神疾患患者が増加傾向にあり、カウンセリング需要の高まりを背景に堅調に推移している。

ブロードバンド接続「BBエキサイト」と格安SIM「エキサイトモバイル」

2002年8月開始のISPサービス「BBエキサイト」は光回線接続を提供。2016年6月からは格安SIM「エキサイトモバイル」を開始し、MVNO事業にも進出した。2025年9月末時点のFTTH市場は4100万件超と緩やかな成長だが、当社は既存顧客の維持を重視し、10ギガ光回線の課金会員は順調に増加している。2026年3月期のブロードバンド事業売上は36億円で、営業利益5.4億円の安定収益源となっている。

オンライン診療「EMININAL」とONE MEDICAL

メディカル事業の核は、2021年9月開始のマウスピース歯科矯正サービス「EMININAL」と、2024年11月子会社化したONE MEDICALが提供するオンライン診療サービスである。2026年3月期の同事業売上は29億円と前期比倍増。診療科目の拡大やプロモーション投資により成長したが、営業損益は1.6億円の赤字で投資フェーズにある。美容医療市場は2024年時点で6310億円規模と拡大しており、今後はクリニック数や配送エリアの拡大を進める。

SaaSプロダクト「FanGrowth」「Sharely」「KUROTEN」

SaaS・DX事業は3つの主要プロダクトを持つ。「FanGrowth」は2022年7月開始のウェビナープラットフォーム、「Sharely」は2024年3月子会社化した株主総会総合支援サービス、「KUROTEN」は2021年6月開始の経営管理クラウド。いずれも成長途上で、2026年3月期の同事業売上は9億円、営業損益は0.7億円の赤字。国内DX関連投資は2030年度に9.3兆円と見込まれており、今後SaaS事業の拡大を目指す。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

情報・通信の中堅、成長期にある

情報・通信業界に属し、売上高は77億→91億→108億円と成長中。業界には多数のスタートアップや中小企業が存在し、同社もその一つとみられる。ライバルのソラコムやハッチ・ワークなどと同様、特定のITサービスやプラットフォームを提供している可能性がある。営業利益率は5.49%から4.63%へ低下見込みで、成長に伴うコスト増や競争激化が影響している可能性。

強み

  • 売上高が2期連続で増加し、2026/3期には108億円と高い伸びを示している。
  • ITサービス需要の拡大により、業界全体が成長しており、恩恵を受けやすい。
  • クラウドやIoTなど新技術分野でニッチなサービスを提供し、差別化が可能。
  • 中堅規模で意思決定が速く、市場変化に素早く対応できる。

課題

  • 営業利益率が5.49%から4.63%へ低下見込みで、収益性の悪化が懸念される。
  • 多数の同業他社が存在し、価格競争や技術競争が激しく、差別化が難しい。
  • 売上高100億円程度では大規模投資が難しく、成長持続には資金調達が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がエキサイトホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで2番目にあたる。

#企業時価総額PER
14172Hiクラテス51億円11.3倍
25571エキサイトホールディングス50億円19.5倍
35026トリプルアイズ50億円
44372ユミルリンク50億円12.3倍
53840パス50億円
64728トーセ50億円12.4倍
74171グローバルインフォメーション49億円21.3倍
83760ケイブ49億円
93766システムズ・デザイン49億円12.2倍
103927フーバーブレイン49億円15.4倍
11548Aシステムエグゼ49億円9.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 28件

ポータルサイト「エキサイト」の誕生(1997〜1999年)

1997年8月、東京都港区にエキサイト株式会社を設立。同年12月にポータルサイト「エキサイト」の提供を開始し、翌1998年12月にはニュースメディア「エキサイトニュース」、1999年11月には女性向け情報メディア「ウーマンエキサイト」を開始した。インターネット普及黎明期に、ポータルとメディアを軸にユーザーを獲得した。

上場とブロードバンド事業への進出(2002〜2007年)

2002年8月、インターネット接続サービス「BBエキサイト」を開始し、ブロードバンド事業に参入。2004年2月にはブログサービス「エキサイトブログ」を開始した。2004年11月に日本証券業協会に店頭登録、翌12月にジャスダック証券取引所に上場。2006年12月に「エキサイトお悩み相談室」、2007年9月に「エキサイト電話占い」を開始し、カウンセリング・占いサービスを立ち上げた。

TOBによる子会社化と持株会社移行(2018〜2020年)

2018年7月にXTech HP株式会社(後の当社)を設立。同年10月にエキサイト株式会社の株式を取得し子会社化、同年11月にエキサイトは上場廃止となった。2020年8月にDX事業のiXITを子会社化。同年10月、当社は純粋持株会社へ移行し商号をエキサイトホールディングスに変更、本店を港区南麻布に移転した。同年12月には監査等委員会設置会社へ移行した。

新規事業の創出とM&Aによる拡大期(2021〜2024年)

2021年6月、経営管理クラウド「KUROTEN」、同年9月にマウスピース歯科矯正サービス「EMININAL」を開始。2022年7月にはウェビナープラットフォーム「FanGrowth」を開始。2023年4月、東京証券取引所スタンダード市場に再上場。同年6月にM&A仲介のM&A BASE、2024年3月にSharely、同年10月にNAPBIZ、同年11月にONE MEDICALを次々と子会社化した。

中期計画「EXCITE300」の公表と組織再編(2025年以降)

2025年2月、中期経営計画「EXCITE300」を公表。同年4月、本店を現在の港区麻布台に移転。2025年11月、NAPBIZをエキサイトに吸収合併。2026年4月にはiXITをエキサイトに吸収合併し、グループ内の再編を進めた。2025年3月期の売上高は91億円だったが、翌期にはONE MEDICALの通期寄与などで108億円に成長した。

年表28件を開く

1990年代

  • 1997年8月東京都港区にエキサイト㈱を設立
  • 1997年12月プラットフォーム事業において、ポータルサイト「エキサイト」の提供を開始
  • 1998年12月プラットフォーム事業において、ニュースメディア「エキサイトニュース」の提供を開始
  • 1999年11月プラットフォーム事業において、女性向け情報メディア「ウーマンエキサイト」の提供を開始

2000年代

  • 2002年8月ブロードバンド事業において、インターネット接続サービス「BBエキサイト」の提供を開始
  • 2004年2月プラットフォーム事業において、ブログサービス「エキサイトブログ」の提供を開始
  • 2004年11月エキサイト㈱が日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 2004年12月上場エキサイト㈱が日本証券業協会の店頭登録を取り消したうえで、㈱ジャスダック証券取引所に株式上場
  • 2006年12月プラットフォーム事業において、カウンセリングサービス「エキサイトお悩み相談室」の提供を開始
  • 2007年9月プラットフォーム事業において、電話占いサービス「エキサイト電話占い」の提供を開始

2010年代

  • 2016年6月ブロードバンド事業において、格安SIMサービス「エキサイトモバイル」の提供を開始
  • 2018年7月東京都中央区にXTech HP㈱(当社)を設立
  • 2018年10月M&A当社がエキサイト㈱の株式を取得し、子会社化
  • 2018年11月上場エキサイト㈱が東証JASDAQスタンダード市場における上場を廃止

2020年代

  • 2020年8月M&ADX事業への新規参入を目的として、iXIT㈱を子会社化
  • 2020年10月商号変更グループ経営の効率化を図ることを目的として、当社が純粋持株会社へ移行し、エキサイトホールディングス㈱に商号変更
  • 2020年10月本店所在地を東京都港区南麻布三丁目20番1号に移転
  • 2020年12月取締役会の監査・監督機能を一層強化し、コーポレートガバナンスを更に充実することで、より透明性の高い経営の実現と企業価値向上を図ることを目的として、監査等委員会設置会社へ移行
  • 2021年6月SaaS・DX事業において、経営管理クラウド「KUROTEN(クロテン)」の提供を開始
  • 2021年9月プラットフォーム事業において、マウスピース歯科矯正サービス「EMININAL(エミニナル)」の提供を開始
  • 2022年7月SaaS・DX事業において、ウェビナープラットフォーム「FanGrowth(ファングロース)」の提供を開始
  • 2023年4月上場東京証券取引所スタンダード市場に株式上場
  • 2023年6月M&AM&A仲介事業への新規参入を目的として、M&A BASE㈱を子会社化
  • 2024年3月M&ASaaS事業のプロダクト拡充を目的として、Sharely㈱を子会社化
  • 2024年8月中小企業の事業承継の課題解決を目的として、M&A BASEサーチファンド1号投資事業有限責任組合を組成
  • 2024年10月M&Aプラットフォーム事業において、メディアサービスの拡充を目的として、㈱NAPBIZを子会社化(2025年11月にエキサイト㈱へ吸収合併)
  • 2024年11月M&Aメディカル事業の拡大を目的として、ONE MEDICAL㈱を子会社化
  • 2025年4月本店所在地を東京都港区麻布台一丁目3番1号に移転

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年3月期まで155億円
  • EBITDA2028年3月期まで23億円
  • 営業利益2028年3月期まで16億円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2028年3月期まで10億円
  • 時価総額2028年3月期まで300億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    既存事業の深化と新規事業の探索

    プラットフォーム事業・ブロードバンド事業のユーザー数拡大による成長と、その収益基盤を活用したメディカル事業・SaaS・DX事業への積極投資により、両利きの経営を実践する。

  2. 02

    メディカル事業の拡大

    美容・健康を中心とした診療科目の拡大、クリニック数・配送エリアの拡大、関連企業とのアライアンスによる送客チャネル拡大を図る。

  3. 03

    SaaS・DX事業の強化

    FanGrowth、Sharelyを中心にセールス・カスタマーサクセス体制を強化し、成長を加速する。

  4. 04

    M&Aによる事業ポートフォリオ強化

    M&Aを積極的に活用し、事業領域の強化・拡大を進め、企業価値の最大化を図る。

  5. 05

    人材育成と組織体制強化

    多様な採用方法で優秀な人材を確保し、教育制度の充実や活躍機会の提供により育成・定着を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 4期分

グループ全体で173人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は708万円で、3期前と比べて+11.0%平均年齢は39.9歳、平均勤続年数は6.8年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2023年3月63840.99.4174
2024年3月68842.27.9177
2025年3月68438.97.2181276
2026年3月70839.96.8173289

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率40.0%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)69.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 6 / 海外 0、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
メディカル事業 プラットフォーム事業 ブロードバンド事業 SaaS・DX事業 — エキサイト㈱(東京都港区)747百万円
本社 — 東京都港区344百万円
主な関係会社
  • 国内
    エキサイト㈱(注)2、3
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ONE MEDICAL㈱(注)2、4
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    M&A BASE㈱(注)2
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    M&A BASEサーチファンド1号投資事業有限責任組合(注)2
    東京都港区 · 連結子会社
  • 国内
    iXIT㈱(注)2、6
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Sharely㈱(注)2
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は108億円営業利益5億円前期と比べると増収増益で、売上が+18.7%、利益が+0.0%。

売上高
+18.7%
108億円
営業利益
+0.0%
5億円
純利益
+50.0%
3億円
営業利益率
4.6%
前期比 -0.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高120億円108億円
営業利益6億円5億円
純利益4億円3億円
1株あたり配当¥32.7¥32.7

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

9期分

直近は2027年1Qで、売上は26億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+44.4%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q1815.61
2024年2Q1915.30
2024年3Q19210.52
2024年4Q211
2025年2Q4124.92
2025年4Q5036.00
2026年2Q5112.00
2026年4Q5747.03
2027年1Q2613.81

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 8期分

直近期の営業利益率は4.6%。売上は6期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2019年3月−2−2
DX事業への新規参入を目的として、iXIT㈱を子会社化
2020年3月0−1−1
2021年3月6845
2022年3月7143
東京証券取引所スタンダード市場に株式上場
2023年3月7565
SaaS事業のプロダクト拡充を目的として、Sharely㈱を子会社化
2024年3月7764
2025年3月91545.52
2026年3月108544.63

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高108億円のうち、営業利益として残るのは5億円4.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の2.8%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金42.6%46億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金53.7%58億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.6%5億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
57.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.8pt
4.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.9pt
2.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.9pt
7.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 6期分

2026年3月期は営業CFが4億円、投資CFが−8億円で、差し引きのフリーCFは−4億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は23億円で、売上の2.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2021年3月5−2−239
2022年3月7−4−2310
2023年3月7−3−2412
2024年3月9−510425
2025年3月−2−3539−3727
2026年3月4−80−423

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 8期分

2026年3月期の総資産は111億円。このうち返さなくてよい自己資本が37億円で、自己資本比率は32.3%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2019年3月58164228.2
2020年3月55104517.9
2021年3月41132830.8
2022年3月42152735.6
2023年3月46202644.4
2024年3月63362757.5
2025年3月104366733.7
2026年3月111377332.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
23億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
18億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
73億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
51
/ 100
安定性自己資本比率22 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率605社中170位あたり、逆に低いのは自己資本比率605社中540位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.2%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.6%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
32.3%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
18.7%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.2%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,023で、1年前と比べて-18.7%過去52週の値幅のなかでは21%の位置にある。

¥1,023+0.3%1ヶ月+1.0%1年-18.7%時価総額50億円
過去52週の値幅
安値¥900高値¥1,480

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)19.5倍
PER (会社予想)13.8倍
PBR1.37倍
配当利回り3.20%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月17日に前日比5.81%安の940円まで下落し、52週安値(930円)に接近。25日移動平均線(990.76円)を約5.1%下回り、75日線(1011.16円)や200日線(1104.12円)も下回る弱い地合いが続く。RSIは29.79と売られ過ぎ圏にあり、直近の出来高は8月7日に4200株、8月12日に3800株と増加傾向で売り圧力が強まっている。年初来では24.45%下落し、52週高値(1480円)からは約36%の下落となっている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)

PER 18.87倍は業界平均30.01倍を下回るが、PBR 1.32倍は平均3.45倍に対して大幅に低い。ROE 7.2%と収益性は平均的で、配当利回り3.18%は平均3.51%とほぼ同等。配当性向9.7%と低く、内部留保を成長に充てる姿勢が見える。売上は増加傾向だが利益は横ばいで、成長性を考慮すると妥当な水準と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)19.5倍47.9倍
PER (予想)13.8倍
PBR1.37倍2.96倍
ROE7.2%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高の成長が続く一方、営業利益率は5%前後と低水準で推移しており、増収が利益成長に結びつくかが焦点。強気派は、DX需要の拡大やメディア事業の収益改善により、今後の利益率向上を期待する。弱気派は、競争激化による広告単価の下落や、投資費用の増加で利益が伸び悩むと見る。2025年3月期の営業利益率5.49%から2026年3月期は4.63%へ低下見込みであり、収益性の改善が課題。

プラスに働く材料7
  • 売上高の力強い成長

    2024年3月期77億円から2026年3月期108億円へ約40%増収見込み

  • DX需要の追い風

    法人向けソリューション事業が成長ドライバーと期待

  • 株主還元の安定

    配当利回り3.18%と安定した配当を維持

  • 売上高108億円と前期比18.7%増2026年3月期影響

    売上高が91億円から108億円へ17億円増加。デジタル事業が成長。

  • 費用増を吸収し営業利益5億円を維持2026年3月期影響

    売上高が大幅増も営業利益は5億円と前期並み。コストコントロールが寄与。

  • 純利益が2億→3億円に改善2026年3月期影響

    純利益が前期比1億円増の3億円。最終損益が改善。

  • 時価総額48億円と小型成長株不定影響

    PER18.9倍、PBR1.32倍、ROE7.2%。成長性を考慮すれば割安感。

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低さと低下

    営業利益率は5%前後で、2026年3月期は4.63%へ低下見込み

  • 広告市況の不透明感

    ポータル広告は競争激化で単価下落リスク

  • 投資負担の増加

    成長投資で費用増、利益が伸び悩む懸念

  • 営業利益率4.63%へ低下2026年3月期影響

    営業利益率は5.49%から4.63%に0.86pt低下。収益性が悪化。

  • 株価1年で21.3%下落しセンチメント悪化過去1年影響

    株価は990円と1年前から-21.3%。市場の評価が厳しい。

  • PER18.9倍は割高感不定影響

    純利益3億円に対し時価総額48億円。成長鈍化なら調整リスク。

  • 売上高増が利益に結びつかない構造継続影響

    売上高は17億円増加も営業利益は横ばい。費用増が収益を圧迫。

次の決算で確かめる点
売上高成長率
増収が続くか、計画達成の進捗を確認
営業利益率
増収が利益に結びつくか、収益性の改善を見る
広告売上高
主力の広告事業の動向を把握

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり32.7で、前期から+5.0%いまの株価に対する利回りは3.20%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥32.7
1株あたり
配当利回り
3.20%
いまの株価に対して
配当性向
9.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2025年3月309.7
2026年3月325.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥32.7

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ853人。区分でいちばん多いのは事業法人57.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が57.4%を占め、残る42.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人71.655.057.557.4
個人・その他28.440.738.538.6
証券会社2.93.03.1
自己株式1.5
外国法人0.70.80.6
外国人個人0.00.10.3
金融機関0.70.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01CASK㈱43.05
02西條 晋一16.40
03ユナイテッド㈱9.79
04上田八木短資㈱3.45
05八代 武史2.76
06浜本 憲至2.09
07猪俣 崇1.46
08XTech1号投資事業有限責任組合1.41
09岡田 浩明1.41
10楽天証券㈱1.34

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-09-02
    西條 晋一
    変更報告
    61.07%
    +0.87pt
  • 2026-08-31
    西條 晋一
    新規の大量保有報告
    61.37%
    +1.17pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 8期分

1株利益は8期で+110%、1株純資産は5期で+1289%。直近期のROEは7.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2019年3月−526
2020年3月−234
2021年3月12554.7
2022年3月895425.0
2023年3月11751825.7
2024年3月8273714.212.7
2025年3月377205.134.6
2026年3月527447.220.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額73百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
西條晋一代表取締役 社長CEO53820,239
石井雅也専務取締役CFO524,347
加藤道子取締役42606
乗松美緒取締役(監査等委員)451,344
澤田直彦取締役(監査等委員)45930
浅利圭佑取締役(監査等委員)43930
尾崎健吾45
宇佐美進典取締役53

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)2494925
監査等委員319196
取締役(社内)1555

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容959字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社7社(うち1組合)、によって構成されております。当社は純粋持株会社として、グループ戦略の策定、グループ経営のモニタリング機能を果たすとともに、グループ会社への専門サービスの提供を行っております。なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準につきましては連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 会社名   主な事業内容   当社との関係 メディカル事業 ONE MEDICAL㈱   ・オンライン診療サービス   連結子会社 エキサイト㈱   ・オンライン診療サービス「EMININAL」   連結子会社 プラットフォーム事業 エキサイト㈱   ・「エキサイト電話占い」、「エキサイトお悩み相談室」等のカウンセリングサービス・「ウーマンエキサイト」、「エキサイトニュース」等のメディアサービス   連結子会社 M&A BASE㈱   ・M&Aアドバイザリー及び仲介サービス   連結子会社 ブロードバンド事業 エキサイト㈱   ・インターネット接続サービス「BBエキサイト」等のISPサービス・格安SIM「エキサイトモバイル」等のMVNOサービス   連結子会社 SaaS・DX事業 エキサイト   ・ウェビナープラットフォーム「FanGrowth」等のSaaS事業   連結子会社 iXIT㈱(注)2   ・システム開発・運用等のDX事業   連結子会社 Sharely㈱   ・株主総会総合支援サービス「Sharely」   連結子会社 (注)1.2025年11月1日付でエキサイト㈱を存続会社、㈱NAPBIZを消滅会社とする連結子会社間の吸収合併を実施しております。 2.2026年4月1日付でエキサイト㈱を存続会社、iXIT㈱を消滅会社とする連結子会社間の吸収合併により消滅しております。 当社グループを図表に示すと以下のようになります。
経営方針・対処すべき課題3,894字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、「デジタルネイティブ発想で心躍る未来を創る。」をミッションに掲げ、インターネット関連事業を創造し続けることを通じて、中長期的な企業価値の向上を図り、持続的な成長の実現に向けて積極的な事業活動を推進してまいります。 当社の主要な子会社であるエキサイト㈱は設立当初より、インターネット利用者数の増加やインターネット広告市場の成長を背景に、インターネット分野を中心に事業を創出し続けてまいりました。エキサイト㈱をTOB後、当社グループは既存事業であるプラットフォーム事業及びブロードバンド事業を安定的に成長させるとともに、SaaS・DX事業等の新規事業創出やM&Aによるメディカル事業の強化を図ってまいりました。今後も持続的な成長に向けた既存事業の深化と新規事業の探索を図りながら、両利きの経営を実践し、企業価値の向上に取り組んでまいります。 (2) 経営環境 (メディカル事業) ㈱矢野経済研究所「2025美容医療の展望と戦略 ~市場分析編~(2025年6月13日発刊)」によると、2024年の美容医療の市場規模は6,310億円となっており、2023年の5,940億円から6.2%成長しております。美容医療への心理的ハードルは低下していることから今後も市場は拡大していくものと考えております。 (プラットフォーム事業) ① カウンセリングサービス 厚生労働省「精神保健医療福祉の現状等について(2025年1月15日公表)」によると、2023年の精神疾患を有する総患者数は603.0万人に達しており、2017年の419.3万人から大幅に増加しております。傷病分類別では、「気分[感情]障害(躁うつ病を含む)」、「神経性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害」の順に多くなっていることから、カウンセリングの重要性は今後さらに高まるものと考えております。 ② メディアサービス ㈱電通「2025年 日本の広告費(2026年3月5日公表)」によると、2025年のインターネット広告費は4兆459億円となっており、2024年の3兆6,517億円から10.8%増加しております。また、総広告費に占める構成比は50.2%と5割を超えております。今後も動画広告を中心にインターネット広告市場は拡大していくものと考えております。 (ブロードバンド事業) ㈱MM総研「ブロードバンド回線事業者の加入件数調査(2025年12月10日公表)」によると、2025年9月末のFTTH(光回線サービス)の契約数は4,131.6万件となっており、2024年9月末の4,073.7万件から1.4%増加しております。コロナ禍による在宅勤務の広がりなどで2020年度から2年程度旺盛だった需要が一巡し、純増数は低下しております。今後については、10Gbpsサービスの提供エリアが広がり新たな需要を創出していること、集合住宅の全戸一括型での導入が堅調に進んでいること等から緩やかな成長が継続すると見込まれております。 (SaaS・DX事業) 近年、人手不足や働き方改革の影響からデジタルトランスフォーメーションによる業務効率化を推進する企業が増加する等、IT投資への意欲は引き続き旺盛に推移しております。㈱富士キメラ総研「2025 デジタルトランスフォーメーション市場の将来展望 市場編(2025年4月24日公表)」によると、国内におけるDX関連投資額は、2024年度の見込額5兆2,759億円から2030年度には9兆2,666億円まで拡大するものと見込まれております。 (3) 中期経営戦略 当社グループは、プラットフォーム事業及びブロードバンド事業のユーザー数拡大による「既存事業の成長」、その収益基盤を活用したメディカル事業及びSaaS・DX事業への積極投資による「新たな事業の柱の構築」、M&Aによる「事業ポートフォリオの強化」により、持続的な成長を目指しております。 2025年2月14日に「中期経営計画 EXCITE300」を公表し、2028年3月期に売上高155億円、EBITDA23億円、営業利益16億円、親会社株主に帰属する当期純利益10億円、時価総額300億円の達成を目標としております。この達成に向けたセグメントごとの経営戦略は下表のとおりであります。 事業区分   セグメント   経営方針・戦略 注力事業(売上成長を重視)   メディカル事業   ・美容、健康を中心とした診療科目の拡大・クリニック数、配送エリア拡大による顧客利便性の向上・美容、健康関連企業とのアライアンスによる送客チャネルの拡大 SaaS・DX事業   ・FanGrowth、Sharelyを中心にセールス、CS体制の強化 キャッシュカウ事業(利益創出を重視)   カウンセリングサービスメディアサービス他(プラットフォーム事業)   ・カウンセリングサービスは、良質なカウンセラーを獲得することで 高い継続率を維持・メディアサービスは、売上高を維持しながら安定的に利益を創出・M&A BASE㈱は、採用により組織体制を強化し、成約件数拡大を目指す ブロードバンド事業   ・固定ブロードバンド市場は低成長予想のため、規模の拡大は狙わず、安定的に利益を創出する方針 (4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、より高い成長性を確保する観点から「売上高」の成長率を重視しております。また、事業の収益性をより効果的に測ることができることから、「EBITDA(注1)」も重要な経営指標として位置付けております。また、2025年2月14日に「中期経営計画 EXCITE300」を公表しており、その目標数値は下表のとおりであります。 (単位:千円) 2026年3月期実績   2028年3月期目標   CAGR(年間平均成長率) 売上高   メディカル事業   2,874,314   5,000,000   32% プラットフォーム事業   3,396,170   4,600,000   16% ブロードバンド事業   3,613,647   3,900,000   4% SaaS・DX事業   915,746   2,000,000   48% 調整額   △3,138   ―   ― 売上高計   10,796,739   15,500,000   20% EBITDA(注1)   1,042,629   2,300,000   49% 営業利益   454,048   1,600,000   88% 親会社株主に帰属する当期純利益   253,338   1,000,000   99% 時価総額(注2)   5,360,581   30,000,000   ― (注)1.EBITDA=営業利益(損失)+償却費+株式報酬費用 2.2026年3月期の時価総額は2026年3月期の期末株価(1,099円)を使用しております。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは以下を経営課題として認識しております。 ① メディカル事業の成長 当社グループは、(4)に記載のとおり中期経営計画を策定しております。この計画の実現にはメディカル事業の成長が不可欠であることから、美容・健康を中心とした診療科目の拡大、クリニック数や配送エリアの拡大による顧客利便性の向上、美容・健康関連企業とのアライアンスによる送客チャネルの拡大を図ってまいります。 ② 新規事業への先行投資・成長 当社グループは、プラットフォーム事業、ブロードバンド事業に続く新たな事業の柱を構築するため、新規事業としてSaaS事業等の立ち上げを行っております。今後も規律ある先行投資を行い、新たな事業の柱となるよう育成してまいります。また、M&Aによる事業領域の強化・拡大を進め、企業価値最大化に取り組んでまいります。 ③ 人材育成・組織体制の強化 当社グループが持続的に成長するためには、優秀な人材の採用と育成、組織体制の強化が重要な課題であると考えております。そのため、採用イベントの開催やリファラル採用等の多様な採用方法により、優秀な人材の採用を進めるとともに、教育制度の充実や活躍できる機会の提供等により、人材の育成と定着に努めてまいります。 ④ 財務体質の強化 当社は借入金を活用し、2024年11月にONE MEDICAL㈱の株式取得を行ったことから、のれん及び借入金が増加しております。自己資本比率や有利子負債比率等の財務指標は引き続き健全性を維持しておりますが、今後も成長投資と財務規律の調和を図りながら、財務体質の一層の強化に取り組んでまいります。 ⑤ 内部統制・コンプライアンス体制の強化 急速な事業変化に適応し、持続的な成長をしていくためには、内部管理体制及びコンプライアンス体制の強化が重要な課題であると考えております。財務報告の適正性の確保、情報セキュリティの向上、個人情報の保護、リスク管理等の内部統制及びコンプライアンス体制につきまして、より実効性の高い体制となるよう適宜見直し・改善を行ってまいります。
事業等のリスク10,390字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業運営に関し、会社による制御が困難な外部要因や市場環境、事業に影響を与える法規制等のリスクについて以下に記載します。記載するリスクは実際に発生する可能性が高くないものも含まれておりますが、当社が経営判断する際に検討すべき事項であるとともに、投資家の投資判断に資すると認識するため記載するものであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 発生可能性については3年以内に発生する頻度・確率より評価し、影響度については発生した際に当社グループ連結営業利益に与える影響より評価しております。また、文中において発生する可能性のある時期について言及がないものについては、中長期を見込んでおります。 なお、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1) コーポレート・ガバナンスの概要 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由」に記載のとおり、当社グループは、安全・コンプライアンス委員会を設置し、当社グループの業務におけるコンプライアンス上の危機及び問題を監視するとともに、コンプライアンスに係る取り組みの推進のほか、リスク管理の全体的推進に努めております。 (1) インターネット関連事業について [発生可能性:低、影響度:高] 当社グループは、インターネットを媒体として多様なサービスを展開しておりますが、インターネットやスマートデバイスの更なる普及・利用拡大、関連市場の拡大等を背景として、従来オフラインで提供されてきたサービスがオンラインに置き換わっており、インターネットサービスがより生活において身近な存在になっております。 しかしながら、インターネット通信環境の悪化、スマートデバイスの普及の著しい鈍化、不正使用等の弊害の発生、新たな法的規制の導入等、予期せぬ要因により今後の当社サービスの拡大を阻害するような状況が生じた場合、また、広告収入を主体とするメディアサービスにおいては景気変動の影響を受けるため景況感が悪化した場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 規制リスクについて [発生可能性:中、影響度:中] インターネットという通信環境を基盤として様々なサービスを提供しているインターネット業界は、急速に発展した業界でもあり、無限の可能性を秘めた市場と言える一方で、将来の見通しが難しい分野であります。そのため、業界が進展するに従って、新たな規制が設けられ、または既存の規制が強化された場合、費用負担の増大や自由な経営が制限されることが想定され、業績及び今後の事業展開に影響を与えるリスクがあると考えられます。 当社グループは、法規制の新設・改正や社会的な意識水準の変化を捉えるためにグループで安全・コンプライアンス委員会を運営し、また顧問弁護士と十分に連携を取ることにより、対応策を適時的確に実行できる社内管理体制の強化に努めております。 現在、当社グループが提供するサービスに関係する主な法令等の規制は次のとおりであります。 ① 「個人情報の保護に関する法律」 カウンセリングサービス(プラットフォーム事業)及びブロードバンド事業等において個人情報を取得、収集しているため、当該法律の規定に則ったプライバシーポリシーを有し、その遵守に努めておりますが、大規模な個人情報の漏洩等の事故が生じた場合に、信用の失墜や損害賠償責任の発生、営業の継続が困難な状況に陥るなど、経営に著しい影響を及ぼすリスクがあります。 ② 「特定電気通信による情報の流通によって発生する権利侵害等への対処に関する法律 」 特定電気通信による情報の流通において他人の権利の侵害があったとき、損害賠償責任及び発信者情報についての情報開示義務を負う場合があり、事業運営や経営に著しい影響を及ぼすリスクがあります。 ③ 「不正競争防止法」、「不当景品類及び不当表示防止法」 メディアサービス(プラットフォーム事業)における広告掲載において、関連法規を遵守すべく、広告主からの受注案件であっても掲載を中止するなど、収益機会を逸することが考えられます。また、掲載した広告に対して第三者からのクレームや損害賠償請求等を受ける可能性があり、経営に著しい影響を及ぼすリスクがあります。さらに、当社サービスに関する広告掲載において、関連法規に違反した場合、社会的な信用の失墜を含め、当該サービスの終了や課徴金の支払いなど経営に著しい影響を及ぼすリスクがあります。 当社グループは、当該法令の遵守及び高品質かつ関連性の高い広告の掲載の実現を目的として、広告掲載基準を設けております(https://ad.excite.co.jp/regulation/)。 ④ 「医療法」「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)」 当社グループは、メディカル事業においび提携医療機関への送客を行うオンライン診療プラットフォームの運営及び医薬品の卸売を行っております。当該サービスは、医療法、薬機法及び関連ガイドラインに準拠する必要があり、表示内容や運営体制において高度な法令遵守が求められます。今後、関連法令の改正や行政解釈の変更等により、サービスの見直しや制限が必要となる可能性があり、事業運営に影響を及ぼすリスクがあります。特に、メディカル事業における医薬品の卸売販売については、薬機法に基づき医薬品の卸売販売業の許可を取得しております。現在において、法令違反の要件及び主な許可取消・業務停止事由に該当する事実はありませんが、万が一、違反が認定され、許可取消、業務停止命令、業務改善命令等の行政処分が科された場合には、事業活動に影響を及ぼすリスクがあります。 これらのリスクに対応するため、当社グループでは、医療分野に精通した弁護士等の専門家と連携し、適切な法令遵守体制の整備・維持に努めております。 a.許認可等の名称 取得年月日   許認可等の名称   所管官庁等   許認可等の内容 2025年5月2日(ONE MEDICAL㈱)   医薬品卸売販売業許可   東京都(所轄保健所)   医療用医薬品、要指導医薬品及び一般用医薬品の卸売販売 b.許認可等の有効期限 許認可等の名称   有効期限 医薬品卸売販売業許可   2031年5月1日まで(更新制) c.許認可等の法令違反の要件及び主な行政処分事由 許認可等の名称   法令違反の要件及び主な許認可取消事由 医薬品卸売販売業許可   主な法令違反の要件①無許可品目の販売 ②不適正な広告表示 ⑤ 知的財産権 コンテンツ(情報の内容)の取扱いにおいて他人の知的財産権を尊重する必要があり、これを侵害した場合には損害賠償請求又は使用差止請求等の訴えを受けることがあり、事業活動や経営に著しい影響を及ぼすリスクがあります。 ⑥ プライバシー権 インターネット技術を用いたサービスは、インタラクティブ性を伴うことから、利用者の閲覧履歴情報が把握できるなど、プライバシー権への配慮を要することがあります。履歴情報などの利用に関して利用者からのクレームや差止請求を受ける可能性があり、履歴情報を利用したサービスの事業活動に影響を及ぼすリスクがあります。 ⑦ 電気通信事業法 ブロードバンド事業、プラットフォーム事業及びSaaS・DX事業の一部において、電気通信事業法の電気通信事業者として同法の適用を受け、次のとおり届出を行い受理されております。現在において、法令違反の要件及び主な許認可取消事由の該当はありませんが、万が一、重大な法令違反等により業務の改善命令や事業の停止命令等の行政処分を受けた場合には、事業活動に影響を及ぼすリスクがあります。 a.許認可等の名称 取得年月日   許認可等の名称   所管官庁等   許認可等の内容 2001年4月26日(エキサイト㈱)   届出電気通信事業者(届出)   総務省   届出電気通信事業者A-13-04494 2024年3月8日(Sharely㈱)   届出電気通信事業者(届出)   総務省   届出電気通信事業者A-29-15702 b.許認可等の有効期限 許認可等の名称   有効期限 届出電気通信事業者   電気通信事業の廃止または法人の解散まで有効 c.許認可等の法令違反の要件及び主な許認可取消事由 許認可等の名称   法令違反の要件及び主な許認可取消事由 届出電気通信事業者   主な法令違反の要件(主な消費者保護ルール)①契約後の書面交付②電気通信業務の休廃止の周知③電気通信事故に関する報告 ⑧ その他 「特定商取引に関する法律」、「消費者契約法」などの適用を受ける事業があります。また、当社グループが実施する職業訓練事業においては、「職業訓練の実施等による特定求職者の就職の支援に関する法律」に基づく認定制度のもとで運営しており、関連法令や制度の変更があった場合、または認定要件を満たさなくなった場合には、訓練の継続が困難となり、事業運営に影響を及ぼすリスクがあります。 (3) 内部管理体制に係るリスクについて [発生可能性:中、影響度:中] 当社グループは、グループ企業価値の持続的な増大を図るためには、コーポレート・ガバナンスが有効に機能することが不可欠であるとの認識のもと、業務の適正性及び財務報告の信頼性の確保、並びに健全な倫理観に基づく法令順守の徹底が必要と考えており、内部管理体制の充実に継続的に努めております。 しかしながら、事業の急速な拡大等により、内部管理体制の構築の十分性が確保できない状況が生じる場合には、適切な業務運営が困難となり、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 特定経営者への依存及び人材確保に係るリスクについて [発生可能性:低、影響度:中] 当社グループは、人材採用及び人材育成を重要な経営課題と位置付けており、インターネット業界における優位性を確保すべく、人材採用と人材育成に関する各種施策を継続的に講じております。十分な人材確保が困難となる場合や、急激な人材採用によりグループの協業、連携体制の維持が困難となる可能性は低いと予想しておりますが、生じた場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、特定経営者に依存しない体制構築のために、経営方針や事業戦略の決定等、取締役会等における役員間の相互の情報共有を図る経営組織を整備・運用しており、発生可能性は低いと認識しております。しかしながら、代表取締役社長を含む役員、幹部社員等の専門的な知識、技術、経験を有している役職員が、何らかの理由によって退任、退職し、後任者の採用が困難となった場合、当社グループの業績及び今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 情報セキュリティの脆弱性、不正利用のリスクについて [発生可能性:低、影響度:高] 通信ネットワークを前提とした事業であるため、セキュリティに関しては、非常に重視しており、「情報セキュリティガイドライン」を整備し、システムやデータ等の保護に努め、セキュリティインシデントの予防対策、発生時の影響を最小限に抑える対策として定期的バックアップ、稼働状況の常時監視、不正アクセス防止のためのセキュリティ強化を講じています。しかしながら、技術的な限界、費用対効果の観点からの制約、想定以上のアクセス増加による一時的な負荷増大、サイバー攻撃や不正アクセス、予期せぬ障害等によって起こりうる、重要情報データの漏洩、コンピュータプログラムの不正改ざん、システムダウン等を完全に回避することは困難であります。 また、他人になりすましたアクセスや他人のクレジットカードを利用するなど、不正な行為への対応に苦慮することがあります。こうした状況が過度に生じた場合、第三者からの賠償責任請求、当社グループの信用下落、収益機会の損失等により、事業運営や経営に著しい影響を及ぼすリスクがあります。 (6) 特定取引先への依存リスクについて [発生可能性:低、影響度:高] インターネット事業に不可欠な設備である通信環境やデータセンターを特定の他社に依存しており、当社の直接の管理下にない他社におけるシステムの損壊(災害等の事由を含む)などが生じた場合、事業に著しい支障が生じるリスクがあります。また設備以外においても、当社サービスを構成するコンテンツや機能につきまして、それぞれ特定の他社からの提供に頼っているものがあります。発生可能性は低いと想定されますが、それらのコンテンツや機能の提供が、突如、受けられなくなる場合や品質に低下を生じた場合など、事業運営や経営に著しい影響を及ぼすリスクがあります。 また、ブロードバンド事業において、提携電気通信事業者である東日本電信電話㈱、西日本電信電話㈱及び㈱インターネットイニシアティブ等とアクセス回線の提供に関する契約を締結し、当該アクセス回線の提供を受けております。今後、契約終了や契約内容変更などの事態が発生した場合、営業戦略や価格政策の見直しが必要になる可能性があり、その内容によっては当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 競争リスクについて [発生可能性:中、影響度:低] インターネット業界は発展途上にあり、標準化された技術を利用でき、設備コストも比較的低廉であることから、新規事業における参入障壁は低い状況にあります。当社グループでは、既存事業の深化及び新規事業の創出等に取り組み、競争力の向上を図っております。未知なる可能性と競争の激しさから、新規事業における安定した収益構造を確立し維持することは難しい特性を有しているため、リスクとして認識しておりますが、新規事業における当社グループの業績及び財政状態に与える影響は低いと想定しております。 (8) プラットフォーム事業課金サービス利用にかかる安全性・健全性について [発生可能性:低、影響度:中] 当社グループは、「電話占い」、「お悩み相談室」等のカウンセリングサービスを運営しており、ユーザーの個人的な悩みについて占い師及びカウンセラーが個別にコミュニケーションをとっております。健全な利用を確保するために、複数回の面接を通過した占い師や有資格者等を中心とするカウンセラーを配置し、占い師・カウンセラーとは禁止事項を明記した契約を締結しております。ユーザー側は利用規約の禁止事項について同意しており、これらの禁止事項を担保するため、カスタマーサポートセンターを365日稼働させ、ユーザーからの問合せやクレームに対応しております。また、占い師・カウンセラーには管理担当者をつけ、サービス向上のためにユーザーの声をフィードバックする機会を積極的に設け安全性向上に努めていることから、発生可能性は低いと認識しております。 2007年のサービス開始以降大きな問題は起こっておりませんが、これらのサービスは無形商材である個人の心の負担を軽減するサービスであることから、ユーザーと占い師・カウンセラーとの間でサービス品質等にかかる認識相違が生じる可能性があり、当該認識相違に起因するトラブル等が生じる可能性があります。当社の監視体制が有効に機能しないまたは有効性が低下した結果、当社サービスにおいて重大なトラブルが発生または増加した場合、安全性に懸念が生じ、信頼性の低下により当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) メディアサービスに係るリスクについて [発生可能性:高、影響度:中] プラットフォーム事業が運営するWebメディア、コンテンツはGoogle等の主要な検索エンジンからユーザーを集めております。検索エンジンからの集客を強化すべくSEO(Search Engine Optimization、検索エンジンからサイトに訪れる人を増やすことであり、Webサイトの成果を向上させる施策)等の必要な対策を行っておりますが、検索エンジン側がロジックを変更し、検索結果の表示順が変更された場合、Webメディア、コンテンツへの集客に影響が生じる可能性を認識しており、当社グループの業績に一定の影響を及ぼす可能性があります。 (10) 新規事業及び業容拡大に係るリスクについて [発生可能性:低、影響度:中] 当社グループは、事業規模の拡大と収益源の多様化を実現するために、積極的に新規事業・サービスに取り組んでいく方針であります。新規事業・サービスにつきましては、企画段階・開発段階において十分なモニタリングを実施するとともに、事業ポートフォリオのバランスを図ることでリスク低減を行っているため、発生可能性は低いと認識しておりますが、不確定要素が多く、新規事業・サービスの展開が想定どおりの進捗を見せない場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、新規事業への取り組みに付随したシステム投資や広告宣伝費等の追加的な支出が発生し、利益率が低下する可能性があります。 なお、当社グループの新規事業・サービスに関する審査機能の強化を図るため、2022年3月に投資委員会を設置しました。投資委員会は、取締役会に付議する新規事業・サービスの審査を実施し、審査結果や主要論点を取締役会に報告することを役割としております。 (11) M&A及び資本業務提携による事業拡大に係るリスクについて [発生可能性:中、影響度:中] 当社グループは、既存事業の強化や新たな事業領域の進出において、M&A及び資本業務提携は有効手段のひとつであると考えております。M&A等の実施に際しては、外部専門家の協力を仰ぎながら対象企業に対する詳細なデューデリジェンスを実施し、様々なリスクの低減を図る方針であります。 しかしながら、これらのM&A及び資本業務提携は当初の予定どおり進捗できる保証がなく、また、経営環境や事業環境の変化によって、当初期待した効果が得られず戦略目的が達せられない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 大株主について [発生可能性:中、影響度:低] 当社の筆頭株主であるCASK㈱は、当社の創業者であり代表取締役社長CEOである西條晋一の資産管理会社であり、CASK㈱と西條晋一は、当連結会計年度末で当社発行済株式総数の60.37%を所有しております。CASK㈱及び西條晋一は、安定株主として引き続き一定の議決権を保有し、その議決権行使にあたっては、株主共同の利益を追求するとともに、少数株主の利益にも配慮する方針でありますが、当社グループの意思決定について影響を及ぼし得る立場にあることから、支配株主の利益は、当社の他の株主の利益と一致しない可能性があります。 (13) 当社株式の流通株式比率について [発生可能性:低、影響度:中] 当社は、東京証券取引所スタンダード市場の上場維持基準である流通株式比率(25%以上)の確保及び当社株式の流動性の向上に努めており、当連結会計年度において同基準を満たしております。引き続き、主要株主への一部売出しの要請やその他の流動性向上策を検討・実施していく方針でありますが、何らかの事情により現状よりも流動性が低下して市場取引が停滞する場合や流通株式比率が基準を下回った場合には、上場維持基準に抵触し、上場廃止となるリスクがあります。 (14) 筆頭株主グループとの関係に係るリスクについて [発生可能性:低、影響度:低] ① 人的関係について 当社代表取締役社長CEOである西條晋一は、当連結会計年度末において、同氏の資産管理会社であるCASK㈱と合わせて当社発行済株式総数の60.37%を所有しております。一方で、当該会社とは別に同氏がその議決権の過半数を保有するXTech㈱があり、主に複数の事業会社に出資を行っております。各事業会社はそれぞれ独自で経営されており、それぞれの意思決定は各事業会社で行っております。なお、同氏はXTech㈱及びその出資先(以下「筆頭株主グループ」という。)の一つであるXTech Ventures㈱の取締役を兼職しております。 ② 競合関係について 現在、筆頭株主グループには当社グループと競合する事業を営む会社はなく、筆頭株主グループとの間で当社グループの事業活動を阻害するような契約はありません。 当社代表取締役社長CEOである西條晋一がその議決権の過半数を保有するXTech㈱は、既存産業×テクノロジーで新規事業を創出するコンセプトのもと、各子会社や関連会社等の株式を保有しております。そのため、現在もしくは今後の保有先の事業内容によっては、筆頭株主グループと当社グループが営む事業が競合する可能性がありますが、当該競合リスクの発生防止、当社グループの利益及び独立性の確保を目的として、XTech㈱による子会社設立及び投資(XTech㈱が出資するXTech Ventures㈱が運営するファンドから行う投資を含む)を行うことにつきまして、当該検討中の投資先が投資後に、財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則上の子会社及び関連会社に該当し得る場合には、当社に対し、当該企業の企業情報等を事前に提供することとしております。当社は利益相反や競合性の観点から事前に確認を行い、これらに該当しないことを確認した上で、XTech㈱及び筆頭株主グループは投資を実行または新規事業を開始することとしております。なお、当社代表取締役社長CEOである西條晋一は、当社グループに専念しており、万が一、当社グループとXTech㈱及び筆頭株主グループとの間で競合事業の開始が予見された場合には、少数株主に配慮し当社グループの事業を優先する方針であります。 (15) 無形固定資産の減損に関するリスクについて [発生可能性:中、影響度:中] 当社は、のれん及びソフトウェア等の無形固定資産を有しております。事業計画や市場環境の変化により、当初設定した前提条件や仮定に変更が生じ収益性が著しく低下した場合、当該サービスの固定資産について減損処理を行うことがあります。減損処理を実施した場合には、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (16) 保有投資有価証券の価値の変動に関するリスクについて [発生可能性:中、影響度:低] 当社グループが保有する投資有価証券について、株式市場の動向や有価証券発行会社の財政状態の悪化により実質価額が著しく低下した場合において、評価額の引き下げに伴う減損損失を計上し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (17) 財務制限条項に関するリスクについて [発生可能性:低、影響度:低] 当社グループの事業資金の一部は、金融機関からの借入により調達しております。金融機関からの借入には財務制限条項(財務コベナンツ)が付されているものもあり、当該金融機関からの調達以降、本書提出日現在において財務制限条項には一度も抵触しておりませんが、仮に今後、当社の業績、財政状態等の要因でいずれかのコベナンツへの抵触するおそれが生じた場合には、当該借入についての期限の利益を喪失し、借入金の一括返済を求められる可能性があります。 (18) 技術革新に係るリスクについて [発生可能性:低、影響度:中] 当社グループは、最新技術に関する社員教育や新規技術の積極的な投入を行い、迅速に独自のサービスを構築していく方針でありますが、急激な技術革新のスピードに適時に対応できない場合や、予想以上に開発等の費用が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、サービスの競争力強化及び業務効率化を目的として生成AIの活用を進めておりますが、生成AIの活用には固有のリスクが伴います。生成AIに関する法令やガイドラインが新設又は強化された場合には、サービスの運営や開発体制の見直しが必要となる可能性があります。また、生成AIの出力に起因する誤情報の生成、第三者の権利侵害、情報の漏洩等が生じた場合や、競合他社の技術進展に適時に対応できない場合には、当社グループの信用や競争力の低下を招き、事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (19) 自然災害等に係るリスクについて [発生可能性:低、影響度:高] 当社の全てのサービスはインターネットを介して提供されております。安定的なサービスの運営を行うために、Amazon Web Services等のクラウドサービスの利用、セキュリティの強化、システム管理体制の構築等により、適切かつ速やかに危機対策、復旧対応を行う取り組みに努めており、発生可能性は低いと認識しております。また、通常時よりリモート環境での勤務を可能としており、自然災害や、感染症の流行による人的なリスクを最小限に抑えるように努めております。しかし、地震や台風等の自然災害、テロ行為といった事象が発生した場合、コンピュータシステムの停止、消失、システム障害、ネットワークの切断等により損失が生じ、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,042字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前連結会計年度との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。 (1) 経営成績等の状況の概要 当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当社グループは、プラットフォーム事業及びブロードバンド事業のユーザー数拡大による「既存事業の成長」、その収益基盤を活用したメディカル事業及びSaaS・DX事業への積極投資による「新たな事業の柱の構築」、M&Aによる「事業ポートフォリオの強化」により持続的な成長を目指しております。 2025年2月14日に「中期経営計画 EXCITE300」を公表し、2028年3月期に売上高155億円、EBITDA23億円、営業利益16億円、親会社株主に帰属する当期純利益10億円、時価総額300億円の達成を目標としております。 当連結会計年度は、注力事業であるメディカル事業において診療科目が拡大したことから大幅な増収を実現しました。その一方で、メディアサービス(プラットフォーム事業)において広告単価が下落し、同サービスの売上高及び営業利益に悪影響を及ぼしました。 この結果、当連結会計年度の売上高は10,796,739千円(前年同期比18.8%増)、営業利益は454,048千円(前年同期比1.6%減)、経常利益は421,360千円(前年同期比20.2%増)、法人税等調整額△67,556千円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は253,338千円(前年同期比39.2%増)となりました。 セグメント別の状況は次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組替えた数値で比較しております。 (メディカル事業) メディカル事業には、ONE MEDICAL㈱、「EMININAL」のオンライン診療サービス等が属しております。 当連結会計年度は、ONE MEDICAL㈱において診療科目が拡大し、大幅な成長が見込めたことから積極的なプロモーションを行い、売上高は2,874,314千円(前年同期比200.1%増)、営業損益は155,884千円の損失計上(前年同期間5,108千円の利益計上)となりました。 (プラットフォーム事業) プラットフォーム事業には、「エキサイト電話占い」や「エキサイトお悩み相談室」等のカウンセリングサービス、「ウーマンエキサイト」等のメディアサービスが属しております。 当連結会計年度は、カウンセリングサービスは堅調に推移しましたが、メディアサービスにおいて広告単価が下落したことから、売上高は3,396,170千円(前年同期比2.5%減)、営業損益は549,573千円の利益計上(前年同期比1.5%増)となりました。 (ブロードバンド事業) ブロードバンド事業には、「BBエキサイト」等のISPサービス、格安SIMの「エキサイトモバイル」等のMVNOサービスが属しております。 当連結会計年度は、10ギガ光回線の課金会員数は順調に増加しましたが、ISPの既存サービスの課金会員数が伸び悩んだことから、売上高は3,613,647千円(前年同期比2.8%減)、営業損益は543,507千円の利益計上(前年同期比3.3%減)となりました。 (SaaS・DX事業) SaaS・DX事業には、「FanGrowth」や「Sharely」等のSaaS事業、Webシステムの開発・運用を行うDX事業が属しております。 当連結会計年度は、SaaS事業は順調に成長しましたが、DX事業が減収したことから、売上高は915,746千円(前年同期比1.9%減)、営業損益は68,956千円の損失計上(前年同期間75,286千円の損失計上)となりました。 ② 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における総資産は11,055,795千円(前連結会計年度末比687,247千円の増加)となりました。これは、主に売上高の成長に伴う売掛金の増加及び本社移転に伴う有形固定資産の増加によるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債は7,336,377千円(前連結会計年度末比603,791千円の増加)となりました。これは、主に財務基盤の強化に伴う借入金の増加によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は3,719,418千円(前連結会計年度末比83,456千円の増加)となりました。これは、主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加によるものであります。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比べて409,163千円減少し、2,286,544千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は、373,579千円となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益の計上322,154千円があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、813,507千円となりました。これは、主に本社移転に伴う有形固定資産の取得による支出326,937千円、事業拡大を目的とした無形固定資産の取得による支出283,961千円があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果獲得した資金は30,764千円となりました。これは、主に長期借入れによる収入792,745千円があった一方、長期借入金の返済による支出761,313千円があったことによるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループが提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、記載を省略しております。 b.受注実績 当社グループが提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) メディカル事業   2,874,314   200.1 プラットフォーム事業   3,396,170   △2.5 ブロードバンド事業   3,613,647   △2.8 SaaS・DX事業   915,746   △1.9 セグメント間取引   △3,138   ― 合計   10,796,739   18.8 (注)主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 一般社団法人徳志会   580,538   6.4   2,024,409   18.8 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 この連結財務諸表の作成に当たり重要となる会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。また、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、10,796,739千円(前年同期比18.8%増)となりました。これは、主に注力事業であるメディカル事業の成長によるものであります。 (売上総利益) 当連結会計年度の売上原価は4,569,460千円(前年同期比8.6%増)となりました。これは、主にメディカル事業の成長に伴う仕入高の増加によるものであります。 この結果、売上総利益は6,227,279千円(前年同期比27.5%増)となりました。 (営業利益) 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、5,773,230千円(前年同期比30.5%増)となりました。これは、主にメディカル事業を中心に広告宣伝費を増加させたことによるものであります。 この結果、営業利益は454,048千円(前年同期比1.6%減)となりました。 (経常利益) 当連結会計年度の営業外収益は、受取利息や受取配当金の計上等により32,405千円となりました。営業外費用は、金融機関からの借入に伴う支払利息の計上等により65,093千円となりました。 この結果、経常利益は421,360千円(前年同期比20.2%増)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の特別利益は、固定資産売却益の計上により12,920千円となりました。特別損失は、本社移転費用や事業撤退損の計上等により112,125千円となりました。これらに加え、税金費用(法人税、住民税及び事業税並びに法人税等調整額)を73,806千円、非支配株主に帰属する当期純損失4,990千円を計上しております。 この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は253,338千円(前年同期比39.2%増)となりました。 (財政状態の分析) 財政状態の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② 財政状態の状況」に記載のとおりであります。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ④ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの資金需要のうち主なものは、事業成長に伴う運転資金、M&Aや新規事業への先行投資のための戦略投資資金であります。運転資金については、原則として自己資金を財源とし、戦略投資資金については、自己資金の活用に加えて借入金等により調達していくことを基本方針としております。 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は2,286,544千円、自己資本比率は32.3%となっており、健全な財務体質を維持しております。また、資金調達の機動性及び安定性の確保を目的として、取引金融機関と当座貸越契約を締結しております。 ⑤ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、2025年2月14日に「中期経営計画 EXCITE300」を公表し、2028年3月期に売上高155億円、EBITDA23億円、営業利益16億円、親会社株主に帰属する当期純利益10億円、時価総額300億円を目標とすることを掲げております。中期経営計画を達成するための経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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