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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

旭情報サービス

ASAHI INTELLIGENCE SERVICE CO.,LTD.9799 · Standard · 情報・通信業

ネットワーク構築からシステム開発・運用まで、幅広いITサービスを提供する企業。汎用系とオープン系の両方をカバー。

概要

旭情報サービスは、情報サービス事業を単一事業とする企業である。1962年に大阪で宛名印刷機の販売会社として創業し、後にデータエントリー業務へ進出。現在は東京都千代田区に本社を置き、ネットワークサービスの構築・運用、システム開発、汎用システムの運用を三本柱とする。2026年3月期の売上高は165億円、従業員数は1,911人。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

ネットワークサービスが売上の8割超を占める事業構造

旭情報サービスの事業は、情報サービス事業の単一セグメントで構成される。有価証券報告書では部門別に3つに区分される。最大の部門はネットワークサービス部門で、2026年3月期の売上高は13,985百万円と全体の84.5%を占める。オープン系サーバやネットワークシステムの構築・運用管理、セキュリティ関連業務、ヘルプデスクや障害対応などの幅広いサポートを提供する。2番目はシステム開発部門で、売上高2,281百万円(構成比13.8%)。業務系システムの設計・開発、組込み系ソフト開発・検証、ERP等の開発を行う。最小部門はシステム運用部門で、売上高280百万円(同1.7%)。汎用系システムの保守・運用管理を手掛けるが、市場縮小と価格下落に直面している。

主要顧客は自動車関連と金融・保険に集中

旭情報サービスの顧客は、自動車関連産業と金融・保険業界が中核である。2026年3月期の有価証券報告書では、自動車関連や金融・保険分野での受注拡大が売上成長の主因とされている。ネットワークサービス部門では、これらの業種向けの提案活動強化により受注が伸長。システム開発部門ではDX推進に関わる案件を獲得する一方、一部案件が開発工程から運用工程に移行した影響で売上は前年比で微減した。システム運用部門は汎用系市場の縮小に伴い価格下落が続くが、技術者のネットワーク系への移行を進めている。特定の顧客名は開示されていないが、取引先集中度が高いことが示唆される。

従業員1,911人、技術者の採用・育成に注力

旭情報サービスは、情報サービス業であり、人材が最大の経営資源である。2026年3月期時点の従業員数は1,911人。中期経営計画では「人材戦略」を重点課題の一つに掲げ、成長加速のための人材獲得、リスキリング・スキルアップ、従業員エンゲージメントの向上を掲げる。2026年3月期には技術者確保のための採用強化や教育投資、賃金改善、オフィス環境整備にコストを投じたことが利益率に影響したが、結果として増益を達成した。プライバシーマークの認証を2003年に取得し、情報セキュリティにも対応している。

売上高は10期連続増加、自己資本比率約80%

旭情報サービスの財務は堅調に推移している。有価証券報告書の財務数値によれば、2013年3月期の売上高92億円から2026年3月期には165億円へと、10期連続で増収を記録した。2026年3月期の営業利益は16億円、経常利益17億円、当期純利益12億円。利益率は営業利益率約10%と安定している。財政面では、自己資本比率が約80%(純資産12,180百万円÷総資産15,235百万円)と高く、無借金経営を維持している。キャッシュ・フローも営業活動で毎年10億円前後のプラスを生み出しており、財務基盤は強固である。配当性向は40%以上を目標としている。

東京と大阪の二本社体制から東京一本社へ集約

旭情報サービスは、1962年に大阪で創業し、その後東京、名古屋、南九州に本社を置く複数本社体制をとっていた。1987年に現商号へ統一し、1989年にグループ8社を吸収合併。1999年に本社を東京都中央区に移転し、現在の本店所在地は東京都千代田区丸の内である。2024年10月には各支社を「オフィス」に名称変更し、東京本社を中心とした組織へと集約が進んでいる。拠点は東京、大阪、名古屋、横浜、豊田、宮崎に配置されており、全国的なサービス提供体制を持つ。

業界の中での役割は企業や公共機関向けに、ITインフラ構築・運用、業務システム開発を提供する情報サービス企業。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
165億円
営業利益
16億円
営業利益率
9.7%
純利益
13億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01ITインフラ(ネットワーク)主力

オープン系サーバやネットワークの構築・運用管理、セキュリティ対策、ヘルプデスクなど、ITインフラの基盤を提供。

主な製品・サービス2
ネットワーク構築・運用
サーバやネットワーク機器の設計・構築・運用保守。
セキュリティ関連サービス
不正アクセス対策や脆弱性診断など、企業のセキュリティを強化。

02システム開発(業務・組込み)主力

企業の業務系システムの設計・開発、組込みソフト開発・検証、ERP導入など、システム構築を支援。

主な製品・サービス2
業務系システム開発
会計、在庫、人事などの基幹業務システムを開発。
組込みソフト開発
家電や自動車などに組み込むソフトウェアの開発・検証。

03システム運用(汎用系)準主力

汎用系システムの保守・運用管理を提供。レガシーシステムの安定稼働を支える。

主な製品・サービス1
汎用機運用管理
メインフレームなどの運用・保守・監視。

製品と技術

ネットワークサービス:サーバ構築からセキュリティ、ヘルプデスクまで

ネットワークサービス部門は旭情報サービスの最大の収益源であり、売上の8割以上を占める。提供するサービスは、オープン系サーバの構築・運用管理、ネットワークシステムの設計・構築・運用、セキュリティ関連業務、各種ソフトウェアのインストール、ヘルプデスク、障害対応など多岐にわたる。顧客のITインフラを一貫して支えるエンジニアリングサービスが主体である。自動車関連や金融・保険といった主要顧客向けには、提案型営業を強化し、案件獲得と契約料金の改善に努めている。2026年3月期の売上高は13,985百万円で、前期比5.8%増加した。この部門の成長が会社全体の増収を牽引している。

システム開発:業務系・組込み系・ERPを手掛ける

システム開発部門では、業務系システムの設計・開発、組込み系ソフトウェアの開発・検証、ERP(統合業務パッケージ)などのソフトウェア開発を実施している。顧客のDX推進に関わる案件や業務アプリケーションの開発が中心である。2026年3月期の売上高は2,281百万円で、前期比0.2%の微減。これは一部のシステム開発作業が、開発工程から運用工程へ移行したためである。同部門は、企業のデジタル変革需要を取り込みながらも、案件のライフサイクルに応じて収益が変動する性質を持つ。旭情報サービスは、この部門においてもリソースの効率的配分と請負化の推進による収益性向上を図っている。

システム運用:縮小する汎用系市場への対応

システム運用部門は、汎用系システムの保守・運用管理を担当する。この分野は、クラウドやオープン系への移行が進む中で市場が縮小しており、価格下落が続いている。2026年3月期の売上高は280百万円で、前期比9.8%減と3部門中最も落ち込みが大きい。旭情報サービスは、汎用系技術者のネットワーク系技術への移行を継続的に進めており、人員のリスキリングにより収益性の高い分野へシフトさせている。ただし、既存の汎用系顧客からの安定的な運用収入は依然として一定のキャッシュフローを生み出しており、完全に切り離すのではなく、緩やかな縮小を計画している。

AI・DX推進:新たなビジネス分野への挑戦

旭情報サービスは、中期経営計画において「新たなビジネス分野の開拓」を掲げ、AIソリューションを活用したビジネス展開や自社ソリューション開発の推進を進めている。特に、AIやクラウドサービス、セキュリティ対策、RPAなどのDX推進需要が高まる中で、従来型のシステム刷新案件にも取り組んでいる。2026年3月期の有価証券報告書では、AIソリューションや自社ソフトウェア開発の具体的な製品名は明らかにされていないが、社内DXの推進によるビジネススピード向上やデータ活用の強化も重点戦略の一つである。これらの取り組みは、2035年の長期経営目標に向けた基盤固めの位置づけである。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

中堅情報サービス、安定収益基盤

当社はシステム開発や運用保守を主力とする情報サービス企業で、売上高は約158億円(2025年3月期)。同業のソラコムはIoTプラットフォーム、VRain Solutionは産業用AIなど異なる領域で競合するが、当社はSIビジネス中心。業界内では中規模ながら、長年の顧客関係と専門性で安定した受注を確保。営業利益率10%前後と堅調で、2026年3月期も9.7%と高水準を維持見込み。オフショア開発など効率化も進める。

強み

  • 営業利益率が10%前後と高く、収益力が安定している。
  • 公共・金融など特定業界で継続受注があり、売上が安定。
  • 売上高が3期連続増加し、今期も165億円見込みと堅調。
  • 特定技術に強い人材を抱え、高度なシステム構築が可能。

課題

  • SI業界は競争が激しく、価格引き下げ圧力が強い。
  • AIやクラウドなど新技術への投資・適応が必要。
  • ITエンジニア不足で、優秀な人材の採用と育成が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字が旭情報サービス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで3番目にあたる。

#企業時価総額PER
19414日本BS放送161億円14.1倍
24425Kudan160億円
39799旭情報サービス159億円11.7倍
44441トビラシステムズ159億円25.0倍
54175coly159億円218.4倍
69450ファイバーゲート159億円14.4倍
73914JIG-SAW158億円29.7倍
83800ユニリタ158億円19.5倍
95132pluszero157億円43.9倍
109408BSNメディアホールディングス157億円11.3倍
114482ウィルズ155億円15.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

宛名印刷機販売会社として大阪で創業

旭情報サービスの起源は、1962年8月に大阪市都島区で設立された旭事務機株式会社である。資本金50万円で、宛名印刷機の販売、宛名カード作成、宛名印刷およびダイレクトメール代行業務を目的とした。創業当時はまだコンピュータの普及前であり、機械式の印刷機を主力としていた。この時期に培った「カード作成・印刷」の業務が、後のデータエントリー事業への布石となる。1966年12月にはIBM製の入力機械(024型、056型)を導入し、データエントリー業務を開始した。これが情報サービス業への本格的な転換点である。

グループ会社を設立し全国展開を推進

1968年から1976年にかけて、旭事務機は地域ごとに子会社を設立し、グループ体制を構築した。1968年9月には大阪に㈱旭事務機タイプセンター(後のアサヒビジネスサービス)を設立し、宛名印刷関連業務を分離。同時に、キーオペレーター養成・派遣を目的とした㈱旭事務センターを大阪に設立し、データエントリーの常駐取引を開始した。1969年には東京支店を開設、1972年には宮崎県延岡市に南九州支社を設置。同年8月には東京支店を独立させ旭事務機㈱東京本社とし、1973年には名古屋本社、1976年には南九州本社を設立。4本社体制が完成した。1974年にはグループ統括会社として㈱旭総本社を設立し、経営計画の立案や新規事業進出を担わせた。

システム開発・運用への進出と商号変更

1977年、旭情報サービスはコンピュータ関連機器の運用管理とシステム開発を目的としてアサヒコンピュータサービス㈱を設立。1985年6月にシステム開発業務を開始し、1986年7月にはシステム運用業務、同年8月にはCAD業務を開始した。これらの新規事業が現在の三部門の礎となる。1987年8月、4つの地域本社(大阪、東京、名古屋、南九州)の商号を一斉に「旭情報サービス株式会社」へ変更した。これにより、グループ全体のブランドが統一され、情報サービス専門企業としてのアイデンティティが確立された。1989年4月にはグループ8社を大阪本社が吸収合併し、事業会社が一本化された。

株式公開と東証上場、本社を東京へ

1995年4月、旭情報サービスは日本証券業協会に株式を店頭登録し、市場からの資金調達が可能となった。1997年4月にはネットワークサービス業務を開始し、現在の主力事業へと発展する。1999年8月、本社を大阪から東京都中央区へ移転し、経営の中心を東京に置いた。2001年2月、東京証券取引所市場第二部に上場。上場に伴い、2000年10月には大阪事業所を移転し、2001年5月には中部支社を名古屋市中区に移転するなど、拠点の再編を進めた。2002年10月には横浜営業所を開設し、翌年4月に東京支社を開設、横浜営業所を支社に昇格させた。

プライバシーマーク取得と拠点再編の進展

2003年5月、旭情報サービスは「プライバシーマーク」の使用許諾事業者の認証を取得し、情報セキュリティへの取り組みを強化した。2004年6月には愛知県豊田市に豊田オフィスを開設し、自動車関連顧客へのサービス拠点を拡充。2007年3月には本社および東京支社を東京都千代田区に移転し、現在の所在地となった。2008年10月には横浜支社を横浜市神奈川区に移転。2019年2月には大阪支社を大阪市中央区に移転。2024年10月には各支社・営業所を「オフィス」に名称変更し、組織の一元化を図った。2022年4月の東京証券取引所の市場再編に伴い、スタンダード市場へ移行した。

2026年3月期は売上165億円、過去最高益を更新

旭情報サービスは、2026年3月期に売上高16,548百万円(前期比4.6%増)、営業利益1,645百万円(同3.8%増)、当期純利益1,276百万円(同7.3%増)と過去最高の業績を達成した。成長を牽引したのはネットワークサービス部門で、自動車関連や金融・保険分野の受注が伸長。システム開発部門は一部案件の工程移行で微減、システム運用部門は市場縮小で減収となったが、全体としては増収増益を確保した。営業活動によるキャッシュ・フローは10億円超のプラスを維持し、財務健全性は高い。中期経営計画では2028年3月期に売上高196億円、営業利益19億円、配当性向40%以上を目標に掲げている。

年表34件を開く

1960年代

  • 1962年8月宛名印刷機の販売、宛名カード作成、宛名印刷及びダイレクトメール代行業務を目的として、大阪市都島区に資本金50万円で旭事務機㈱<大阪本社>を設立。
  • 1966年12月IBM製入力機械(024型、056型)を導入し、データエントリー業務を開始。
  • 1968年9月商号変更宛名印刷機の販売、宛名カード作成、宛名印刷及びダイレクトメール代行業務を分離し、大阪市北区に㈱旭事務機タイプセンターを設立。(1973年3月㈱旭事務機データセンター、1980年11月アサヒビジネスサービス㈱に商号変更)
  • 1968年9月キーオペレーターの養成、派遣及び電算機入力用のデータカードの作成を目的として大阪市東区(現中央区)に、㈱旭事務センターを設立。
  • 1968年10月データエントリー業務の常駐取引開始。
  • 1969年9月東京都千代田区に東京支店を開設。

1970年代

  • 1972年3月宮崎県延岡市に南九州支社を開設。
  • 1972年8月東京支店を独立し旭事務機㈱<東京本社>として設立。
  • 1973年2月名古屋市中村区に旭事務機㈱<名古屋本社>を設立。
  • 1973年2月商号変更東京地区における人材確保を目的として東京都千代田区に㈱アサヒデータプロセスを設立。(1981年6月アサヒオフィスシステム㈱に商号変更)
  • 1974年7月旭事務機㈱グループ企業間の経営計画の立案、指導育成及び新規事業進出のため大阪市東区(現中央区)に㈱旭総本社を設立。
  • 1976年8月南九州支社を独立し旭事務機㈱<南九州本社>として設立。
  • 1977年9月コンピューター関連機器の運用管理及びシステム開発業務の推進を目的として大阪市東区(現中央区)にアサヒコンピュータサービス㈱を設立。
  • 1979年11月本社(現大阪支社)を大阪市南区(現中央区)に移転。

1980年代

  • 1985年6月システム開発業務を開始。
  • 1986年7月システム運用業務を開始。
  • 1986年8月CAD(コンピューターを利用した設計、製図)業務を開始。
  • 1987年8月旭事務機㈱<大阪本社、東京本社、名古屋本社、南九州本社>から旭情報サービス㈱<大阪本社、東京本社、名古屋本社、南九州本社>に商号を変更。
  • 1989年4月M&A旭情報サービス㈱<大阪本社>は、グループ8社を吸収合併。
  • 1989年5月東日本事業本部(1994年9月東京本部に名称変更)の事務所を東京都中央区に移転。

1990年代

  • 1995年4月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 1997年4月ネットワークサービス業務を開始。
  • 1999年8月本社を東京都中央区に移転。

2000年代

  • 2000年10月大阪事業所(2001年10月大阪支社に改組)を大阪市北区に移転。
  • 2001年2月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2001年5月中部支社(2024年10月に名古屋オフィスに名称変更)を名古屋市中区に移転。
  • 2002年10月横浜営業所を横浜市西区に開設。
  • 2003年4月東京支社を東京都中央区に開設し、横浜営業所を支社に昇格。
  • 2003年5月「プライバシーマーク」の使用許諾事業者の認証を取得。
  • 2004年6月豊田オフィス(2024年10月に豊田サテライトオフィスに名称変更)を愛知県豊田市に開設。
  • 2007年3月本社及び東京支社(2024年10月に東京オフィスに名称変更)を東京都千代田区に移転。
  • 2008年10月横浜支社(2024年10月に横浜オフィスに名称変更)を横浜市神奈川区に移転。

2010年代

  • 2019年2月大阪支社(2024年10月に大阪オフィスに名称変更)を大阪市中央区に移転。

2020年代

  • 2022年4月上場東京証券取引所の市場再編にともない、スタンダード市場に上場。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年3月期まで19,650百万円
  • 営業利益2028年3月期まで1,965百万円
  • 配当性向2028年3月期まで40%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    既存事業の構造改革と収益力強化

    エンジニアリングサービスを中心にDX分野を拡大し、請負化推進やサービスレベル向上、収益性の高い分野へのリソース集中と顧客リレーションシップ強化を図る。

  2. 02

    新規ビジネス分野の開拓と成長力強化

    AIソリューションを活用したビジネス展開、新規ビジネス創出および自社ソリューション開発を推進する。

  3. 03

    人材戦略:採用・育成とエンゲージメント向上

    成長加速に必要な人材獲得、リスキリング・スキルアップによる競争力強化。持続的な処遇改善、働き方改革、人材育成プログラム充実とキャリアパス明確化を進める。

  4. 04

    経営基盤強化:DXとサステナビリティ

    社内DX推進によるビジネススピード向上、データ活用で経営効率と顧客満足度向上。環境負荷低減、ダイバーシティ推進、健康経営、コンプライアンス徹底に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,911人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は507万円で、9期前と比べて+9.0%平均年齢は35.7歳、平均勤続年数は12.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,436
2018年3月1,443
2019年3月46534.811.51,495
2020年3月47334.911.81,527
2021年3月47034.911.81,604
2022年3月47735.212.01,653
2023年3月48135.312.01,746
2024年3月48535.312.11,790
2025年3月48835.412.21,86386
2026年3月50735.712.41,91184

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率55.6%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)87.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
大阪オフィス — 大阪市中央区52百万円
本社 東京オフィス — 東京都千代田区50百万円
名古屋オフィス — 名古屋市中区11百万円
横浜オフィス — 横浜市神奈川区3百万円

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は165億円営業利益16億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.4%、利益が+0.0%。

売上高
+4.4%
165億円
営業利益
+0.0%
16億円
純利益
+8.3%
13億円
営業利益率
9.7%
前期比 -0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高175億円165億円
営業利益18億円16億円
純利益12億円13億円
1株あたり配当¥34¥34

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は42億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+20.0%、営業利益は+50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q373
2024年1Q3525.71
2024年2Q37410.83
2024年3Q37410.83
2024年4Q394
2025年2Q7779.15
2025年4Q81911.17
2026年2Q8178.65
2026年4Q84910.78
2027年1Q4237.12

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は92億円から165億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は9.7%。売上は13期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月9243
2014年3月9364
2015年3月9564
2016年3月9875
2017年3月10286
2018年3月10697
2019年3月113118
2020年3月121128
2021年3月123128
東京証券取引所の市場再編にともない、スタンダード市場に上場。
2022年3月130139
2023年3月139139
2024年3月1481511
2025年3月158161610.112
2026年3月16516179.713

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高165億円のうち、営業利益として残るのは16億円9.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は13億円、売上の7.9%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.6%128億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.7%21億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.7%16億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
22.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.3pt
9.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.2pt
7.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.4pt
10.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
11.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが10億円、投資CFが−9億円で、差し引きのフリーCFは1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は53億円で、売上の3.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月20−2228
2014年3月33−2631
2015年3月60−4633
2016年3月11−2233
2017年3月65−21141
2018年3月70−3745
2019年3月8−4−2447
2020年3月8−8−3044
2021年3月100−31051
2022年3月8−6−3249
2023年3月60−3652
2024年3月114−41563
2025年3月9−5−5462
2026年3月10−9−10153

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は152億円。このうち返さなくてよい自己資本が122億円で、自己資本比率は79.9%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月79611877.2
2014年3月81621976.6
2015年3月85652076.6
2016年3月85671878.5
2017年3月90711978.7
2018年3月95752079.0
2019年3月103802377.6
2020年3月108842477.9
2021年3月115902578.2
2022年3月122962678.9
2023年3月1291022778.9
2024年3月1391102978.7
2025年3月1461173079.8
2026年3月1521223179.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
58億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
113億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
31億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
89
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率19 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率605社中90位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中415位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.7%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
9.7%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
79.9%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.4%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.5%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥963で、1年前と比べて-0.0%過去52週の値幅のなかでは24%の位置にある。

¥963-1.0%1ヶ月+5.5%1年-0.0%時価総額159億円
過去52週の値幅
安値¥825高値¥1,409

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.7倍
PER (会社予想)12.3倍
PBR1.21倍
配当利回り3.53%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7/17に+0.72%の974円と、6/8の878円から約11%上昇。25日線897円を+8.6%上回り、上昇トレンドが鮮明。75日線948円も突破し、200日線1060円を目指す展開。週足で3週連続陽線、出来高も底堅く買い意欲強い。RSI78.7と過熱感はあるが勢い継続。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER 11.8倍は業界平均29.7倍を下回り割安。PBR 1.22倍も業界平均3.44倍より低い。ROE 10.7%と堅実で、配当利回り3.52%は業界平均1.27%を大きく上回る。業績は安定成長だが、業界内での成長鈍化懸念がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.7倍47.9倍
PER (予想)12.3倍
PBR1.21倍2.96倍
ROE10.7%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

安定的な収益基盤と成長性のバランスが投資家の関心。強気派は官公庁・金融向け需要の底堅さやDX投資拡大を背景に、受注増と利益成長を期待する。弱気派は人材不足によるコスト上昇や、競争激化による利益率低下を懸念。また、近年の営業利益率が10%前後と頭打ちで、成長鈍化リスクも指摘される。

プラスに働く材料7
  • DX需要の拡大が追い風

    企業・官公庁のIT投資は堅調で受注環境良好

  • 安定した受注基盤

    長期契約が多いため収益の予測可能性が高い

  • 配当利回り3.5%の魅力

    安定配当と自己資本比率の高さが下支え

  • DX需要拡大で受注増加通年影響

    FY26売上高165億円(前期比4%増)、営業利益16億円と安定成長

  • 高い配当利回り3.5%が下支え継続影響

    利回り3.5%は投資家に魅力、株価下落を抑制

  • PBR1.2倍と割安、自社株買い余地次回決算後影響

    PBR1.2倍は解散価値に近く、自社株買いでPER改善余地

  • 情報サービス業の業績堅調2025年Q3〜影響

    業界全体のIT投資需要は底堅く、受注残高積み上がり

マイナスに働く材料7
  • 人材不足で労務費上昇

    ITエンジニア不足により外注費増加が利益率圧迫

  • 利益率の頭打ち感

    営業利益率10%前後で推移し改善余地限定的

  • 競争激化による価格競争

    SI業界は低価格競争が常態化しやすい

  • 営業利益率低下トレンド継続影響

    FY25営業利益率10.13%→FY26同9.7%と低下傾向

  • 人材不足で採用コスト増継続影響

    ITエンジニア不足で給与上昇、営業利益率維持が課題

  • 競合激化で受注単価低下継続影響

    同業他社との価格競争で収益性悪化リスク

  • 特定顧客への依存リスク不定影響

    大口顧客の予算削減で売上減少の可能性

次の決算で確かめる点
営業利益率
人材コスト増加が利益に与える影響を確認
受注高/受注残高
将来の収益見通しを測る先行指標
従業員数/一人当たり売上高
生産性と人材確保の状況を把握

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり34で、前期から+6.3%いまの株価に対する利回りは3.53%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥34
1株あたり
配当利回り
3.53%
いまの株価に対して
配当性向
41.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1640.0
2018年3月163.238.3
2019年3月1812.536.7
2020年3月208.337.5
2021年3月200.036.4
2022年3月2210.338.7
2023年3月220.036.6
2024年3月2830.240.6
2025年3月3214.341.8
2026年3月346.341.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥34

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,465人。区分でいちばん多いのは個人・その他86.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が5.0%を占め、残る95.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他85.884.986.386.586.286.6
外国法人1.63.43.34.05.37.3
自己株式6.06.06.06.06.05.5
金融機関7.26.55.03.92.64.5
証券会社0.80.81.01.31.41.1
事業法人4.64.54.44.44.50.4
外国人個人0.00.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01旭情報サービス社員持株会14.68
02大槻 幸子4.85
03光通信KK投資事業有限責任組合3.89
04大槻 武史2.04
05日本生命保険相互会社1.90
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.87
07大槻 剛康1.82
08大槻 幸史1.65
09STATE STREET BANK AND TRUST CLIENT OMNIBUS ACCOUNT OM02505002(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.51
10BBH FOR FIDELITY LOW=PRICED STOCK FUND(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.50

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+143%、1株純資産は14期で+2%。直近期のROEは10.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月347814.423.688.4
2014年3月468005.818.065.1
2015年3月508336.118.459.9
2016年3月638607.414.447.7
2017年3月789118.812.240.0
2018年3月849648.914.338.3
2019年3月981,0269.810.836.7
2020年3月1041,0879.89.737.5
2021年3月545819.711.336.4
2022年3月566179.310.738.7
2023年3月596549.210.036.6
2024年3月6970510.110.240.6
2025年3月7775210.512.741.8
2026年3月8279510.712.141.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額132百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
濵田広徳代表取締役 取締役社長65240
宮下勇人取締役 常務執行役員59402
水野伸一取締役 上席執行役員 管理副本部長60218
田茂義之取締役 上席執行役員 事業本部長 ビジネスイノベーション推進室長 関西圏事業担当56112
水島克典取締役 上席執行役員 管理本部長 財務経理部長 情報システム室長 特命担当(カスタマーサクセス・AI推進担当)52170
久保英資取締役71
石野洋子取締役6110
田辺均取締役698
上関孝昭常勤監査役66180
三浦州夫監査役7362
清水万里夫監査役69
三原秀章監査役633

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5512938517
社外取締役736375
監査役1101010

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容338字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社の事業は、情報サービス事業並びにこれらの附帯業務の単一事業であるため、セグメント別に代えて事業部門別に記載しております。 (ネットワークサービス部門) 当部門は、オープン系サーバ、ネットワークシステムの構築、運用管理をはじめ、セキュリティ関連業務のほか、各種ソフトのインストールやヘルプデスク、障害対応など幅広いサポート業務を行っております。 (システム開発部門) 当部門は、業務系システムの設計・開発、組込み系ソフト開発・検証、ERP(業務パッケージ)等のソフト開発に関わる業務を行っております。 (システム運用部門) 当部門は、汎用系システムの保守・運用管理を行っております。 (事業系統図) 上記を事業系統図によって示すと次のとおりです。
経営方針・対処すべき課題1,213字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、「ICT社会の発展を価値ある『サービス』と『人』で支える」をビジョンに掲げ、「サービス」と「人」を基盤に、ICT技術を通じて、社会の持続的成長を支え、すべてのステークホルダーに貢献し信頼される企業を目指しております。 (2)中期経営計画 当社は、中期経営計画への取り組みとして、「変革と共創で未来を創る」をスローガンに、ソリューションパートナーとして顧客の課題解決に貢献し、顧客とともに成長することを目指します。 また、重点戦略として「事業戦略」「人材戦略」「経営基盤の強化」の3つの柱を掲げております。詳細は、2025年5月に発表いたしました「中期経営計画(2026年3月期~2028年3月期 )」をご参照ください。 ※URL:https://www.aiskk.co.jp/ir/management_info/mid-term-goal.html (3)目標とする経営指標 当社は、中期経営計画の最終年である2028年3月期の経営指標として、売上高19,650百万円、営業利益1,965百万円、配当性向40%以上を目標としております。なお、当該目標につきましては、当社が現在入手している情報に基づき作成したものであり、実際の業績は様々な要因により、予想値と異なる可能性があります。 (4)対処すべき課題 当社は、中期経営計画を2035年の長期経営目標達成に向けた地盤固めの3カ年として位置づけております。当該期間におきましては、以下の経営課題に取り組み、持続的な成長基盤の確立と業容の拡大を図っています。 (事業戦略) ①既存事業の構造改革による収益力の強化 ・エンジニアリングサービスを中心としたDX分野の拡大 ・請負化の推進およびサービスレベルの向上 ・収益性の高い分野への事業リソースの集中と顧客とのリレーションシップ強化 ②新たなビジネス分野の開拓による成長力の強化 ・AIソリューションを活用したビジネスの展開 ・新規ビジネス創出および自社ソリューション開発の推進 (人材戦略) ①企業基盤を支えるための採用・育成 ・成長加速に必要な人材獲得 ・事業競争力強化に向けたリスキリング・スキルアップ ②従業員エンゲージメントの向上 ・持続的な処遇改善および働き方改革の推進 ・人材育成プログラムの充実とキャリアパスの明確化 (経営基盤の強化) ①社内DXの推進 ・ビジネススピード向上による競争優位性の獲得 ・データ活用による経営効率や顧客満足度の向上 ②サステナビリティ経営の推進 ・環境負荷低減策の実施 ・ダイバーシティ&インクルージョンの推進 ・健康経営および社会貢献活動の推進 ・コンプライアンスの徹底、リスクマネジメントの強化
事業等のリスク1,569字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 (1) 外部環境の変化に対するリスク 当社が属する情報サービス産業は、ユーザーである個々の企業等の情報化投資に係る予算統制の影響を受けることから、経済情勢の変化等により事業環境が悪化した場合、経営成績に影響を与える可能性があります。 当業界では「顧客ニーズの多様化」「クラウド化の進展」「IoT、AIの活用」等の環境変化により、技術レベルの高度化、複雑化とともに、顧客ニーズに対する付加価値の高いサービスの提供が求められており、ますます競争が激化しております。また、情報サービス産業は比較的参入障壁が低く、価格競争が生じやすい業界となっていることから、従来型の技術やサービスでは価格の低下に拍車がかかり、当社の経営成績に影響を与える可能性が考えられます。 (2) 法的規制に関わるリスク 当社は、常用雇用型の技術者派遣事業を展開しており、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」による規制を受けております。同法をはじめとする関係諸法令は継続的に見直しが行われており、当社の事業に対して著しく不利となる改正が行われた場合は、経営成績に影響を与える可能性があります。なお、当社は従業員を無期雇用(正社員)としており、当該事業に対する影響は軽微なものと判断しております。また、当社ではリスク軽減のため、請負化を進めております。 (3) システム運用に関わるリスク 大規模なシステム運用管理業務において、システム運用ミスによるシステムダウンが起きれば、損害賠償を請求される可能性があります。当社では、日常的なチーム活動(小集団活動)の推進や「ノーミス・情報セキュリティ強化月間」を設ける等、社員の技術力・意識の向上を図り、リスクの回避に努めております。 (4) システム開発に関わるリスク 当業界の開発需要は一括請負契約による受託案件が多く、受注時の見積以上の作業工数増大等により赤字が計上される場合があります。また、納品の遅延や最終的に納品できなかった場合には、損害賠償責任が発生する可能性があります。当社が受注するシステム開発は比較的小型案件が多く、業績に大きな影響を及ぼす赤字プロジェクトの発生リスクは少ないと考えております。 (5) 特定の取引先へ依存するリスク 当社の取引先は、官公庁、自動車、電気機器、金融等特定の産業分野にかたよらない上場企業を中心とした優良企業であります。主要取引先への売上割合は、最大で24%程度となっており、特定の取引先への依存度による事業リスクは限定的と考えております。 (6) 情報漏洩に関わるリスク 当社は、業務を遂行するうえで個人情報を含む顧客の機密情報を取扱う場合があり、厳格な対応が求められております。当社では、情報セキュリティ基本方針を定めるとともに、機密情報が厳正に保護、管理されるよう、定期的な強化月間や勉強会を実施するなど、実効性のある施策を講じております。 また、全社的に個人情報マネジメントシステムを確立して個人情報の取扱いを厳格に管理しており、個人情報の管理体制が十分に整っている企業に与えられるプライバシーマークを取得しております。しかしながら、万一、機密情報の外部への漏洩が生じた場合、損害賠償を請求される可能性があり、当社の信用の失墜を招くことにより、経営成績等に影響を与える可能性があります。 (7) 人的資源に関わるリスク 当社の成長と業績は人材に大きく依存しており、高度技術者の採用・育成が重要となります。情報サービス産業では人材の獲得競争が激しく、優秀な人材の確保は恒常的な課題となっております。人材の採用・育成または既存社員の流出を防止できない場合は、当社の成長と業績に大きく影響する可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,297字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、個人消費の持ち直しがみられ、企業収益の改善とともに雇用・所得情勢は底堅く、緩やかな景気回復が継続しました。先行きにつきましては米国の政策動向や地政学的リスクの多様化などに加え、物価上昇の長期化や金融資本市場の変動などの影響に引き続き注意する必要があり、依然として不透明な状況にあります。 情報サービス産業におきましては、企業の事業拡大や人手不足解消に向けた戦略的なIT投資が活発化しており、AIやクラウドサービス、セキュリティ対策、RPA等のDX推進をはじめ、従来型のシステム刷新の需要が拡大しております。 このような情勢の下、当社では顧客のニーズの迅速な把握と提案力により、案件獲得と契約料金の改善に努めたことで売上が伸長しました。とりわけ、自動車関連や金融・保険等の分野における受注拡大が大きく貢献しました。利益面につきましては、技術者を確保するための採用強化や技術者への教育投資・賃金改善やオフィス環境の整備等に取り組んだことでのコスト増があったものの、前年同期比で増益となりました。 当事業年度の経営成績は、売上高16,548百万円(前期比4.6%増)、営業利益1,645百万円(前期比3.8%増)、経常利益1,702百万円(前期比5.6%増)、当期純利益1,276百万円(前期比7.3%増)となりました。 部門別の概況は、次のとおりであります。 (ネットワークサービス) 顧客への提案活動を強化した結果、主に自動車関連や金融・保険の分野における受注が伸長し、売上高は13,985百万円(前期比5.8%増)となりました。 (システム開発) 顧客のDX推進に関わる案件や業務系アプリケーション等の案件獲得に努めましたが、一部のシステム開発作業が、開発工程から運用工程に移行したことにより、売上高は2,281百万円(前期比0.2%減)となりました。 (システム運用) 汎用系の運用やオペレーション業務は、市場の縮小とともに価格下落が継続していることから、汎用系技術からネットワーク系技術への移行に継続して取り組んでおり、売上高は280百万円(前期比9.8%減)となりました。 ② 資産及び負債・純資産 イ.資産 当事業年度末における流動資産は、前事業年度末より214百万円減少し、10,221百万円となりました。これは主に、売掛金216百万円、有価証券198百万円、その他に含まれる預け金224百万円の増加と、現金及び預金855百万円、前払費用5百万円の減少によるものであります。固定資産は、前事業年度末より803百万円増加し、5,014百万円となりました。これは主に、投資有価証券445百万円、前払年金費用206百万円、保険積立金94百万円の増加によるものであります。 この結果、資産総額は、前事業年度末より589百万円増加し、15,235百万円となりました。 ロ.負債 当事業年度末における流動負債は、前事業年度末より58百万円増加し、2,931百万円となりました。これは主に、株式給付引当金57百万円、未払費用36百万円の増加と、その他に含まれる未払消費税等21百万円、賞与引当金25百万円の減少によるものであります。固定負債は、前事業年度末より34百万円増加し、123百万円となりました。これは主に、リース債務37百万円の増加によるものであります。 この結果、負債総額は、前事業年度末より93百万円増加し、3,054百万円となりました。 ハ.純資産 当事業年度末における純資産は、前事業年度末より496百万円増加し、12,180百万円となりました。これは主に、当期純利益1,276百万円の計上、その他資本剰余金189百万円の増加、自己株式469百万円の増加と、配当金533百万円の支払いに伴う減少によるものであります。 ③ キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末より855百万円減少し、5,342百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 イ.営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動の結果増加した資金は1,045百万円(前事業年度は927百万円の増加)となりました。これは主に、税引前当期純利益1,726百万円、法人税等の支払額445百万円、売上債権の増加216百万円、前払年金費用の増加206百万円によるものであります。 ロ.投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動の結果減少した資金は867百万円(前事業年度は527百万円の減少)となりました。これは主に、投資有価証券取得による支出1,002百万円、有価証券の償還による収入500百万円、敷金及び保証金の差入による支出150百万円、有価証券の取得による支出100百万円、保険積立金の積立による支出94百万円によるものであります。 ハ.財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動の結果減少した資金は1,032百万円(前事業年度は480百万円の減少)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出584百万円、配当金の支払額534百万円によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 イ.生産実績 当事業年度の生産実績を部門別に示すと、次のとおりであります。 部門別   生産高(千円)   前期比(%) ネットワークサービス   13,990,312   105.8 システム開発   2,281,766   99.8 システム運用   280,691   90.2 合計   16,552,770   104.6 ロ.受注実績 当事業年度の受注実績を部門別に示すと、次のとおりであります。 部門別   受注高(千円)   前期比(%)   受注残高(千円)   前期比(%) ネットワークサービス   14,005,709   106.0   54,009   158.7 システム開発   2,281,766   99.8   -   - システム運用   280,691   90.2   -   - 合計   16,568,168   104.8   54,009   158.7 ハ.販売実績 当事業年度の販売実績を部門別に示すと、次のとおりであります。 部門別   販売高(千円)   前期比(%) ネットワークサービス   13,985,741   105.8 システム開発   2,281,766   99.8 システム運用   280,691   90.2 合計   16,548,199   104.6 (注) 最近2事業年度の主な取引先の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 株式会社トヨタシステムズ   3,708,747   23.4   3,928,689   23.7 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に関する重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況」に記載しております。また、この財務諸表作成における見積りにつきましては、経営者により、一定の会計基準の範囲内で行われている部分があります。これらの見積りにつきましては、継続して検証し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらとは異なることがあります。 ② 当事業年度の経営成績の分析 イ.売上高 当事業年度の売上高は、顧客への提案活動を強化した結果、主に自動車関連や金融・保険の分野における受注が伸長し、16,548百万円(前期比4.6%増)となりました。 部門別では、ネットワークサービス部門13,985百万円(前期比5.8%増)、システム開発部門2,281百万円(前期比0.2%減)、システム運用部門280百万円(前期比9.8%減)となりました。 ロ.売上原価 当事業年度の売上原価は、前事業年度に比べ428百万円増加の12,799百万円(前期比3.5%増)となりました。これは主に、技術者の増員や賃金改善等による労務費とビジネスパートナー活用推進に伴う外注費の増加によるものであります。なお、売上高に対する比率は0.8ポイント減少の77.4%となりました。 ハ.販売費及び一般管理費 当事業年度の販売費及び一般管理費は、前事業年度に比べ239百万円増加の2,102百万円(前期比12.8%増)となりました。これは主に、間接部門労務費と賞与引当金繰入額の増加によるものであります。なお、売上高に対する比率は0.9ポイント増加の12.7%となりました。 ニ.営業利益 上記の結果、営業利益は前事業年度に比べ60百万円増加の1,645百万円(前期比3.8%増)となりました。 ホ.経常利益 当事業年度の経常利益は、前事業年度に比べ90百万円増加の1,702百万円(前期比5.6%増)となりました。これは主に、営業利益の増加によるものであります。 ヘ.当期純利益 当事業年度の当期純利益は、経常利益の増加により、前事業年度に比べ87百万円増加の1,276百万円(前期比7.3%増)となりました。 (3) 資本の財源及び資金の流動性 ① キャッシュ・フロー 当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。なお、当社のキャッシュ・フロー関連指標の推移は下記のとおりであります。 2022年3月   2023年3月   2024年3月   2025年3月   2026年3月 自己資本比率(%)   78.9   78.9   78.7   79.8   79.9 時価ベースの自己資本比率(%)   76.1   71.0   78.6   103.4   100.8 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   0.3   0.4   0.2   0.2   0.2 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   438.4   327.9   655.6   594.0   525.2 ※ 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い 1.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)により計算しております。 2.有利子負債は、貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。 また、利払いについてはキャッシュ・フロー計算書の利息額を使用しております。 ② 資本政策 当社は、イベントリスクによって経済や市場が混乱し、当社事業においても多大な影響が生じた場合でも、ステークホルダーに影響を及ぼすことのない手元現預金を保有し、それを超える部分については企業価値向上に資する経営資源の配分に努めます。 事業への資源配分については、既存事業のさらなる強化・成長に資する投資を最優先としながら、将来のキャッシュ・フロー成長を支える無形資産(人材・DX推進)への資源配分を継続的に実施いたします。 株主還元については、経営における最重要課題の一つと考えており配当性向を重視し、増配を目標に継続的に実施いたします。 ③ 財務政策 当社は、事業運営上必要な流動性を安定的に確保することを基本方針としており、運転資金及び設備資金は、自己資金及び金融機関からの借入を基本としております。 当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は5,342百万円、短期借入金の残高は210百万円であります。 また、重要な資本的支出の予定はありません。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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