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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

リソー教育グループ

RISO KYOIKU GROUP CORPORATION.4714 · Prime · サービス業

完全個別指導塾「トーマス」等を展開。受験指導から幼児教育まで幅広い年齢層をカバーする総合教育グループ。

概要

リソー教育グループは、完全個室1対1指導の学習塾「TOMAS」を中核とする教育サービス持株会社である。首都圏を中心に、進学個別指導、家庭教師派遣、幼児教育、情操教育などを展開。2026年2月期の連結売上高は342億円、営業利益27億円。2024年5月にヒューリックの連結子会社となった。

完全個室1対1指導で差別化するTOMAS事業

TOMAS(トーマス)は「ひと部屋に生徒一人に先生一人」の完全個別指導塾である。全室黒板付き個室で進学実績にこだわり、首都圏1都3県に直営展開する。2025年2月期のTOMAS事業売上高は178億55百万円。同時期に湘南台校など4校を新規開校、国立校など5校をリニューアルした。医学部受験専門の「メディックTOMAS」、マンツーマン英会話の「インターTOMAS」、超難関受験特化の「Spec.TOMAS」も運営する。生徒の個人差に応じた指導を強みとし、他社との差別化を図っている。

家庭教師と個別指導塾を全国展開する名門会グループ

子会社の名門会は、100%プロ社会人講師による家庭教師派遣「名門会家庭教師センター」を中核とする。医学部受験専門の完全1対1予備校「MEDIC名門会」、TOMAS未展開地域の進学個別指導塾「TOMEIKAI」、国内外どこでも受講可能な「名門会Online」を運営。2025年2月期の事業売上高は51億60百万円(前期比4.6%増)。同期末にMEDIC名門会京都駅前校を新規開校、名門会星ヶ丘駅前校をリニューアルし、全国展開を加速させている。

幼稚園受験から学童保育までカバーする伸芽会事業

伸芽会は名門幼稚園・小学校受験指導でトップクラスの合格実績を誇る。受験対応型長時間託児「伸芽'Sクラブ」、コナミスポーツとの業務提携による文武両道型学童保育「コナミスポーツ伸芽'Sアカデミー」を提供。2025年2月期の幼児教育事業売上高は57億46百万円(前期比0.7%増)。同期末にこどもでぱーとたまプラーザ教室など4施設を新規開校し、首都圏での拠点拡充を進めている。

学校内個別指導と情操教育で多様な学習機会を提供

スクールTOMASは私立中学校・高等学校内に個別指導ブースを設置し、TOMASのノウハウで学習進捗管理を行う。2025年2月期の売上高は37億44百万円(前期比8.9%増)。契約校数は増加傾向にある。プラスワン教育は人格情操合宿教育を目的とし、スクールツアーシップ、TOMASサッカースクール、TOMAS体操スクールを運営。同期売上高は17億12百万円(前期比5.4%増)。同期末に体操スクール目黒校をリニューアルした。

業界の中での役割は学習塾・教育サービス事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
342億円
営業利益
27億円
営業利益率
7.9%
純利益
16億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01進学学習指導(個別指導塾・家庭教師)主力

「ひと部屋に生徒一人に先生一人」の完全個別指導を中心とした進学学習指導。直営方式で首都圏に「TOMAS」、医学部受験専門「メディックTOMAS」、マンツーマン英会話「インターTOMAS」を運営。子会社名門会はプロ社会人講師による家庭教師、医学部受験予備校「MEDIC名門会」、全国版個別指導塾「TOMEIKAI」、オンラインサービスを提供。また、学校内に個別指導ブースを設置する「スクールTOMAS」、超難関受験特化型「Spec.TOMAS」も展開。

主な製品・サービス8
TOMAS(トーマス)
完全個別指導塾。全室黒板付き個室で、生徒1人に先生1人がつく指導スタイル。首都圏で直営展開。
メディックTOMAS
医学部受験専門の完全個別指導塾。
インターTOMAS
マンツーマン英会話スクール。
名門会家庭教師センター
100%プロ社会人講師による家庭教師サービス。
MEDIC名門会
完全1対1個別指導の医学部受験専門予備校。
TOMEIKAI
全国版進学個別指導塾。TOMAS未展開地域で展開。
名門会Online
オンラインで名門会の教育サービスを提供。国内外どこからでも受講可能。
Spec.TOMAS
超難関受験特化型の完全個別指導。子会社駿台TOMASが運営。

02幼児教育・受験指導準主力

子会社伸芽会が名門幼稚園・小学校への受験指導を実施。また、受験対応型託児・学童事業「伸芽'Sクラブ」、コナミスポーツとの提携による文武両道型学童保育「コナミスポーツ伸芽'Sアカデミー」を運営。

主な製品・サービス3
伸芽会
名門幼稚園・名門小学校への受験指導を行う教室。
伸芽'Sクラブ
受験対応型の託児・学童事業。
コナミスポーツ伸芽'Sアカデミー
コナミスポーツとの業務提携による文武両道型学童保育。

03人格情操教育・スクール事業副次

子会社プラスワン教育が、知識教育では補えない人格情操教育をカリキュラムに組み込んだ事業を展開。「スクールツアーシップ」、「TOMASサッカースクール」、「TOMAS体操スクール」として運営。

主な製品・サービス3
スクールツアーシップ
人格情操教育を組み込んだ体験型学習プログラム。
TOMASサッカースクール
サッカーを通じた情操教育スクール。
TOMAS体操スクール
体操を通じた情操教育スクール。

製品と技術

完全個室1対1指導で進学実績を追求する「TOMAS」

TOMAS(トーマス)は、全室黒板付き個室で生徒1人に先生1人がつく完全個別指導塾である。首都圏1都3県に直営校を展開し、難関校受験指導に特化。さらに医学部受験専門の「メディックTOMAS」、マンツーマン英会話の「インターTOMAS」、超難関受験向けの「Spec.TOMAS」をラインアップする。2025年2月期のTOMAS事業売上高は178億55百万円で、グループ全体の売上の約52%を占める主力事業である。個別指導でありながら進学実績で定評があり、講師は正社員を中心とした高品質な指導を提供している。

プロ社会人講師が指導する家庭教師「名門会」とオンライン

名門会は100%プロ社会人講師による家庭教師派遣サービスを提供する。完全1対1の医学部受験専門予備校「MEDIC名門会」、TOMAS未展開地域向けの進学個別指導塾「TOMEIKAI」、国内外どこでも受講可能な「名門会Online」を展開。講師全員がプロ社会人である点が特徴で、生徒の学習進度や志望校に合わせたオーダーメイドの指導が可能。2025年2月期の事業売上高は51億60百万円で、全国に拠点を持つ。

幼児から小学生までの受験と学童を支える「伸芽会」

伸芽会は名門幼稚園・小学校受験指導でトップクラスの合格実績を持つ。受験対応型の長時間託児「伸芽'Sクラブ」、コナミスポーツとの業務提携による文武両道型学童保育「コナミスポーツ伸芽'Sアカデミー」を運営。2025年2月期の幼児教育事業売上高は57億46百万円。1歳から学童まで一貫してサポートする囲い込み戦略の入り口となっている。2025年4月には「こどもでぱーと」内に新教室を開設し、グループシナジーを強化している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

売上高は中規模、利益率はやや低め

当社はサービス業に属し、売上高は2025年2月期の334億円で、同業他社の中では中間的な規模に位置する。営業利益率は8.68%から7.89%へと低下しており、収益性はやや悪化傾向にある。ライバルであるジンジブやイシンと比較すると、規模では上回るが、利益率では学究社の22%に大きく及ばない。また、売上高の伸びは緩やかで、成長性は限定的である。当社は安定した事業基盤を持つが、競争環境の変化に対応し、収益性の改善が求められる。

強み

  • 売上高が334億円と業界内で中堅上位の基盤を確立。
  • 売上高が3期連続で増加しており、安定した事業運営を示す。
  • 教育業界で認知度があり、顧客基盤がしっかりしている。
  • 売上高が322億円から342億円へと緩やかに成長。

課題

  • 営業利益率が8.68%から7.89%と低下しており、収益性の改善が急務。
  • 売上高の伸び率が低く、業界平均を下回る可能性。
  • 学究社やMICなど高成長な競合が脅威。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

メディア・エンタメの時価総額近傍。太字がリソー教育グループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19470学研ホールディングス456億円13.1倍
24337ぴあ419億円12.4倍
36238フリュー404億円18.3倍
46071IBJ382億円15.5倍
59405朝日放送グループホールディングス366億円8.2倍
64714リソー教育グループ357億円22.0倍
74301アミューズ353億円11.4倍
84763クリーク・アンド・リバー社343億円7.8倍
97844マーベラス331億円16.2倍
107952河合楽器製作所318億円26.6倍
116535アイモバイル302億円12.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(メディア・エンタメ)に従っています。

会社の歴史

沿革 26件

理想教育研究所の創業と完全個室指導の開発(1985~1990年)

1985年7月、理想教育研究所(理想研)として教室展開をスタート。1クラス6名、学力別クラス編成、100%正社員講師を基本とした。1989年4月に本社を豊島区目白へ移転し、同年5月に名門会家庭教師センターを開設。1990年3月には完全個室(全室黒板付)の1対1個人教授システムを開発し、教室名を「東京マンツーマンスクール」に改称。このシステムが後のTOMASの核となる指導スタイルを確立した。

TOMASへの改名と株式上場(1997~2001年)

1997年1月、東京マンツーマンスクールの愛称を「TOMAS(トーマス)」に決定。1998年10月、商号を株式会社リソー教育に変更し、同年12月に日本証券業協会に店頭登録。2000年3月には「TOMAS」を正式名称とした。2001年3月、東京証券取引所市場第二部に株式上場。翌2002年6月には市場第一部に指定され、成長企業としての地位を確立した。

グループ企業の設立と事業多角化(2002~2003年)

2002年12月、人格情操合宿教育を目的に株式会社スクールツアーシップを設立。2003年1月、家庭教師派遣事業を分社化し株式会社名門会を設立。同時に、名門幼稚園・小学校受験指導の株式会社伸芽会を子会社化。この3社の設立・子会社化により、学習塾以外の教育サービス領域へ本格的に進出し、グループ経営の基盤を築いた。

医学部受験専門と英語教育への展開(2012~2013年)

2012年9月、医学部受験に特化した個別指導「メディックTOMAS」を開設。2013年10月、英語スクール事業を分社化し株式会社インターTOMASを設立。同時に、人格情操教育事業を分社化し株式会社プラスワン教育を設立。また、日本エデュネットをスクールTOMASに商号変更し、学校内個別指導事業を本格化させた。これにより、進学指導から英語、情操教育までカバーする体制が整った。

駿河台学園との提携と超難関受験特化(2019~2020年)

2019年7月、学校法人駿河台学園と資本業務提携。同年9月に合弁会社駿台TOMASを設立。2020年2月、駿台TOMASが超難関校受験対策に特化した「Spec.TOMAS」を開設。同年8月、講師紹介専門のココカラTチャーズを設立。また、2020年8月にはインターTOMASとTOMAS企画を吸収合併し、グループ再編を進めた。駿河台学園との連携により、超難関校向けの指導力を強化した。

ヒューリック傘下での新たな成長戦略(2020~2024年)

2020年9月、ヒューリック及びコナミスポーツと業務提携し、教育特化型ビル「こどもでぱーと」の開発に着手。2021年11月、ヒューリックを割当先とする第三者割当増資を実施し、持分法適用会社に。2024年5月、ヒューリックによる公開買付けと増資により連結子会社となる。2025年4月には「こどもでぱーと中野」「こどもでぱーとたまプラーザ」を同時開業した。不動産と教育の融合による新モデルを追求している。

年表26件を開く

1980年代

  • 1985年7月理想教育研究所(略称 理想研)という教室名で教室展開をスタート。1クラス6名、学力別クラス編成、100%正社員講師を基本として教室運営を行う。
  • 1989年4月本社を東京都豊島区目白へ移転。
  • 1989年5月名門会家庭教師センターを開設し家庭教師部門へ進出。併せて、東京都豊島区に目白校を開設。

1990年代

  • 1990年3月当社独自の「完全個室(全室黒板付)の1対1の個人教授システム」を開発し、教室名を「東京 マンツーマンスクール」と改称。
  • 1997年1月「東京マンツーマンスクール」の愛称を「TOMAS(トーマス)」に決定。
  • 1998年10月商号変更「株式会社日本教育公社」から「株式会社リソー教育」に商号変更。
  • 1998年12月日本証券業協会に株式を店頭登録。

2000年代

  • 2000年3月「東京マンツーマンスクール」の愛称「TOMAS(トーマス)」を正式名称とする。
  • 2000年7月創業インターネットテレビ電話を利用したリアルタイムによる双方向性の完全個別指導を目的として、株式会社日本エデュネット(当社100%出資会社)を東京都豊島区目白に設立。
  • 2001年3月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
  • 2002年6月東京証券取引所市場第一部に指定。
  • 2002年12月創業知識では埋めきれない人格情操合宿教育を目的として株式会社スクールツアーシップ(当社100% 出資会社)を東京都豊島区目白に設立。
  • 2003年1月M&A家庭教師派遣教育事業部門を分社化し株式会社名門会(当社100%出資会社)を東京都豊島区目白に 設立。名門幼稚園・名門小学校への受験指導を目的として株式会社伸芽会(東京都豊島区目白)を 子会社化(当社100%出資会社)。
  • 2005年7月商号変更生徒募集勧誘事業部門を株式会社スクールツアーシップに譲渡し、併せて商号を株式会社リソー 教育企画に変更。

2010年代

  • 2011年8月幼児教育事業の伸芽会が、忙しいご家庭に代わって、お子様の放課後を丸ごとサポートする長時間学童保育「伸芽’Sクラブ学童」を開設。
  • 2011年12月幼児教育事業の伸芽会が、お子様の個性や志望校に合わせた幼児教育カリキュラムで働くお母様の小学校受験を支援する長時間英才型託児「伸芽’Sクラブ託児」を開設。
  • 2012年9月医学部受験に特化した個別指導「メディックTOMAS」を開設。
  • 2013年10月創業英語スクール事業を分社化し、株式会社インターTOMAS(当社100%出資会社)を東京都豊島区 目白に設立。人格情操合宿教育事業を分社化し、株式会社プラスワン教育(当社100%出資会社)を 東京都新宿区高田馬場に設立。株式会社日本エデュネット(当社100%出資会社)の商号を株式会社 スクールTOMASに、株式会社リソー教育企画(当社100%出資会社)の商号を株式会社TOMAS企画に変更。
  • 2019年7月学校法人駿河台学園と資本業務提携。
  • 2019年9月学校法人駿河台学園との合弁会社、株式会社駿台TOMASを設立。

2020年代

  • 2020年2月M&A株式会社駿台TOMASが超難関校受験対策に特化した進学個別指導塾「Spec.TOMAS」を開設。株式会社インターTOMASと株式会社TOMAS企画を株式会社リソー教育に吸収合併。
  • 2020年8月創業当社グループ会社の講師の採用および育成並びに紹介を専門とする新会社、株式会社ココカラTチャーズを設立。
  • 2020年9月ヒューリック株式会社と資本業務提携。同一ビル内で子ども向けサービスをワンストップで提供する教育特化型ビル「こどもでぱーと」の開発を目的に、当社とヒューリック株式会社、コナミスポーツ株式会社の3社で業務提携。
  • 2021年11月ヒューリック株式会社を割当先とする第三者割当増資を実施し、持分法適用会社となる。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しによりプライム市場へ移行。
  • 2024年5月ヒューリック株式会社を割当先とする第三者割当増資およびヒューリック株式会社による公開買付けにより連結子会社となる。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2029年2月期まで39,100百万円
  • 営業利益2029年2月期まで3,640百万円
  • 経常利益2029年2月期まで3,640百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2029年2月期まで2,200百万円
  • オンライン受講率(スクールTOMAS)5年後まで50%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    完全1対1指導による差別化

    子会社TOMASで完全1対1の進学個別指導を提供し、「個別指導で進学実績を出せるのはTOMASだけ」という業界独占ポジションを築くことで差別化を図る。

  2. 02

    戦略的な校舎展開

    各事業の特色を踏まえ、TOMASは首都圏、伸芽会は首都圏中心、名門会は全国、スクールTOMASは全国の私立校へ展開。ニーズに応じた校舎展開を進める。

  3. 03

    年齢層別の囲い込み戦略

    1歳から社会人まで各段階に適した教育サービス(伸芽'Sクラブ、伸芽会、TOMAS、名門会、インターTOMASなど)を提供し、グループ内での顧客定着を図る。

  4. 04

    DX推進と業務効率化

    時間割作成などの事務作業を自動化・効率化し、重複業務の一元化やコストコントロールを徹底。生成AIも活用し、利益構造の強化を図る。

  5. 05

    新事業への戦略的投資

    映像授業「駿台Diverse」の全国展開、オンライン個別指導「MOPS」のフランチャイズ展開、学校内個別指導「スクールTOMAS」の領域拡大、教育特化型ビル「こどもでぱーと」の展開を推進。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,183人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は732万円で、9期前と比べて+7.0%平均年齢は41.6歳、平均勤続年数は10.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月640
2018年2月702
2019年2月848
2020年2月68541.68.5924
2021年2月65540.78.31,004
2022年2月66740.48.31,016
2023年2月67040.18.41,095
2024年2月66940.18.81,119
2025年2月69740.39.21,149252
2026年2月73241.610.41,183228

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率27.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)73.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 8 / 海外 0、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
本社・教室 — 東京都豊島区他1,626百万円
学習塾事業
本社 — 東京都豊島区998百万円
本社・営業所等 — 東京都豊島区他67百万円
学校内個別指導事業
主な関係会社
  • 国内
    ヒューリック株式会社
    東京都中央区 · その他の関係会社
    議決権51.1%
  • 国内
    株式会社TOMAS
    東京都豊島区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社伸芽会
    東京都豊島区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社スクールTOMAS
    東京都豊島区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社駿台TOMAS
    東京都豊島区 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    株式会社プラスワン教育
    東京都豊島区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社リソーウェルフェア
    東京都豊島区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ココカラTチャーズ
    東京都豊島区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は342億円営業利益27億円前期と比べると増収減益で、売上が+2.4%、利益が-6.9%。

売上高
+2.4%
342億円
営業利益
-6.9%
27億円
純利益
-5.9%
16億円
営業利益率
7.9%
前期比 -0.8%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高356億円342億円
営業利益29億円27億円
純利益17億円16億円
1株あたり配当¥10¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は74億円、営業利益は−2億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+7.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q67−4−6.0−3
2024年2Q921415.211
2024年3Q7978.94
2024年4Q845
2025年1Q69−2−2.9−2
2025年2Q971717.511
2025年4Q168148.38
2026年2Q16884.86
2026年4Q1741910.910
2027年1Q74−2−2.7−2

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は198億円から342億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は7.9%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
英語スクール事業を分社化し、株式会社インターTOMAS(当社100%出資会社)を東京都豊島区 目白に設立。人格情操合宿教育事業を分社化し、株式会社プラスワン教育(当社100%出資会社)を 東京都新宿区高田馬場に設立。株式会社日本エデュネット(当社100%出資会社)の商号を株式会社 スクールTOMASに、株式会社リソー教育企画(当社100%出資会社)の商号を株式会社TOMAS企画に変更。
2013年2月19882
2014年2月198−5−27
2015年2月1881024
2016年2月1961914
2017年2月2082013
2018年2月2262114
学校法人駿河台学園との合弁会社、株式会社駿台TOMASを設立。
2019年2月2452516
当社グループ会社の講師の採用および育成並びに紹介を専門とする新会社、株式会社ココカラTチャーズを設立。
2020年2月2672720
2021年2月252125
2022年2月3003124
2023年2月3152515
2024年2月3222717
2025年2月33429298.717
2026年2月34227277.916

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高342億円のうち、営業利益として残るのは27億円7.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は16億円、売上の4.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金73.4%251億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.4%63億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.9%27億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
26.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.3pt
7.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.4pt
4.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.6pt
13.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
12.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが20億円、投資CFが−12億円で、差し引きのフリーCFは8億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は81億円で、売上の2.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月17−661138
2014年2月−4−5540−5919
2015年2月−2555−163033
2016年2月14−201245
2017年2月25−5−262039
2018年2月23−6−141742
2019年2月27−7−142047
2020年2月29−7−212248
2021年2月0−7−2−740
2022年2月36−10152680
2023年2月28−10−251873
2024年2月17−10−25755
2025年2月25−8181790
2026年2月20−12−17881

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は227億円。このうち返さなくてよい自己資本が123億円で、自己資本比率は53.8%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月15481464.9
2014年2月1652713816.1
2015年2月121606150.1
2016年2月125784762.3
2017年2月113635056.0
2018年2月117635453.5
2019年2月125636249.9
2020年2月132627045.9
2021年2月139657446.4
2022年2月1891048554.5
2023年2月181928950.4
2024年2月181859646.3
2025年2月22112010154.1
2026年2月22712310453.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
81億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
34億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
2億円
在庫として抱えている分
負債合計
104億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
82
/ 100
安定性自己資本比率36 / 40
収益力営業利益率16 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中76位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中385位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
13.4%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.9%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
53.8%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.4%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.8%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥208で、1年前と比べて-0.2%過去52週の値幅のなかでは50%の位置にある。

¥208-1.4%1ヶ月+4.5%1年-0.2%時価総額357億円
過去52週の値幅
安値¥187高値¥229

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)22.0倍
PER (会社予想)20.8倍
PBR3.41倍
配当利回り4.81%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で2%上昇し、8月14日に204円と前日比0.49%高。25日移動平均線201円を約1%上回り、75日線・200日線も上回っている。52週高値229円に対して約11%下落し、安値圏からの回復途上。出来高は7月8日に134万9000株と急増したが、その後は40万〜80万株で推移。RSIは60と中立圏で、上昇トレンドは続いているが、ペースは緩やか。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERが21.5倍で予想PER20.4倍、PBR3.34倍、配当利回り4.9%、ROE13.4%。同業界平均PER22.98倍、PBR3.31倍とほぼ同水準。配当は高いが、配当性向193.1%と利益を超える水準で持続性に懸念。割安とも割高とも言えないが、配当と収益性のバランスを考慮すると妥当圏内。

指標この会社業種平均
PER (実績)22.0倍23.4倍
PER (予想)20.8倍
PBR3.41倍3.51倍
ROE13.4%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

教育業界は少子化による市場縮小が懸念される一方、難関校受験需要は根強く、個別指導や塾への支出は家庭の教育投資として安定している。強気派は、首都圏でのブランド力と実績を背景に生徒数を堅調に維持できるとみる。一方、弱気派は、少子化による市場の縮小や、オンライン教育の台頭による競争激化を懸念する。また、2026年2月期の売上は増収だが、営業利益率は低下しており、コスト増や競争による収益性の悪化を指摘する声もある。

プラスに働く材料7
  • 難関校受験需要は安定

    首都圏の中学・高校受験市場は根強く、ブランド力で生徒を確保しやすい。

  • 増収基調が続く

    売上は315億円から342億円へ拡大し、堅調な需要を示す。

  • 株主還元が厚い

    配当利回りは4.9%と高く、個人投資家に支持されやすい。

  • 予想PER20.4倍と今期の増益期待決算発表後影響

    現在PER21.5倍から20.4倍へ改善、EPS増加見込み

  • ROE13.4%と高い資本効率通年影響

    ROE13.4%と2桁、PBR3.34倍の評価を支える

  • 配当利回り4.9%と厚い還元継続影響

    配当利回り4.9%と5%近く、株主に選ばれやすい

  • 売上高が3期連続で増収通年影響

    24/2期322億円、25/2期334億円、26/2期342億円

マイナスに働く材料7
  • 少子化で市場縮小

    長期的な少子化により、塾の対象となる生徒数は減少傾向にある。

  • 利益率が低下

    2026年2月期の営業利益率は7.89%と前期から低下している。

  • 競争激化の懸念

    オンライン学習や低価格塾の台頭で、差別化が難しくなっている。

  • 26年2月期の営業利益27億円と減益通年影響

    前期29億円から2億円減(約6.9%減)

  • 26年2月期の純利益16億円と減益通年影響

    前期17億円から1億円減

  • PBR3.34倍と高バリュエーション継続影響

    PBR3.34倍で、成長鈍化時は割高感

  • 外国人保有1.88%と低流動性継続影響

    外国人保有比率1.88%と低く、大口売買で乱高下

次の決算で確かめる点
生徒数
塾の収益は生徒数に直結するため、前期比の増減が業績の先行指標となる。
1人当たり月謝
単価の変動が売上・利益に影響するため、価格戦略の効果を確認する。
営業利益率
コスト管理や競争環境の変化を測るため、利益率の推移を注視する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは4.81%。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
4.81%
いまの株価に対して
配当性向
193.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月8114.3
2018年2月912.0149.1
2019年2月1117.9142.3
2020年2月129.194.9
2021年2月10−20.8153.5
2022年2月1668.4111.2
2023年2月160.0158.3
2024年2月10−37.5146.2
2025年2月100.059.1
2026年2月100.0193.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ29,706人。区分でいちばん多いのは事業法人57.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が62.3%を占め、残る37.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
事業法人18.027.427.527.757.357.2
個人・その他43.233.738.252.526.934.6
金融機関23.221.119.511.713.05.1
外国法人12.713.413.47.02.01.8
証券会社2.94.31.41.00.81.2
自己株式5.41.21.21.21.00.9
外国人個人0.00.00.00.10.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01ヒューリック株式会社50.57
02学校法人駿河台学園6.01
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)3.73
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.83
05リソー教育グループ従業員持株会0.81
06JPモルガン証券株式会社0.53
07JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.51
08由岐 洋輔0.49
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.39
10難波江 和久0.36

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+74%、1株純資産は14期で+259%。直近期のROEは13.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月52074.4148.11304.7
2014年2月−6057
2015年2月163954.75.9
2016年2月95020.711.139.1
2017年2月84318.124.4114.3
2018年2月94222.029.3149.1
2019年2月114225.247.8142.3
2020年2月134131.723.194.9
2021年2月3437.699.1153.5
2022年2月166728.622.6111.2
2023年2月105915.334.8158.3
2024年2月115419.020.4146.2
2025年2月107017.124.459.1
2026年2月97213.421.3193.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/2期の役員報酬は総額247百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
天坊真彦取締役社長(代表取締役)61131,450
久米正明取締役副社長7365,700
上田真也専務取締役69114,680
西浦三郎取締役(非業務執行)78
佐藤敏郎取締役58
小西徹取締役47
小野田麻衣子取締役625,900
能戸和典常勤監査役6817,470
表美行常勤監査役7588,650
進有希監査役44
渋佐寿彦監査役44

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4158303018747
社外取締役635356
監査役2252513

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,074字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、株式会社リソー教育グループ(当社)および関係会社9社で構成されており、その内訳は親会社1社、連結子会社8社です。 当社は、持株会社としてグループ会社の経営管理およびそれに付帯する業務を行っております。 また、当社は、2025年9月1日付で持株会社体制に移行し、同日付で商号を株式会社リソー教育グループに変更いたしました。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 主なグループ企業および事業内容は次のとおりです。 株式会社TOMAS 「ひと部屋に生徒一人に先生一人」の全室黒板(ホワイトボード)付の完全個別指導を中心とした進学学習指導を主な事業としており、直営方式で首都圏(1都3県)を中心に「TOMAS(トーマス)」、医学部受験専門個別指導「メディックTOMAS」、マンツーマン英会話スクール「インターTOMAS」を運営しております。 株式会社名門会 100%プロ社会人講師が個別指導する進学学習指導を主な事業としており、直営方式で「名門会家庭教師センター」、完全1対1個別指導の医学部受験専門予備校「MEDIC名門会」、TOMASが展開していない地域に全国版進学個別指導塾「TOMEIKAI」、国内外のどこからでも名門会の高品質な教育サービスを受けられる「名門会Online」を運営しております。 株式会社伸芽会 名門幼稚園・名門小学校への受験指導を行う「伸芽会」、受験対応型託児および受験対応型学童事業を行う「伸芽’Sクラブ(しんが~ずくらぶ)」、コナミスポーツ株式会社との業務提携による文武両道型学童保育「コナミスポーツ伸芽’Sアカデミー」を運営しております。 株式会社スクールTOMAS 学校内に個別指導ブースを設置して「TOMAS(トーマス)」のノウハウを活かした学校内個別指導塾「スクールTOMAS」を運営しております。 株式会社駿台TOMAS 完全個別指導を中心とした超難関受験特化型学習指導を主な事業として行う「Spec.TOMAS」を運営しております。 株式会社プラスワン教育 知識教育では埋めきれない人格情操教育指導を教育カリキュラムに組み込んだ事業を「スクールツアーシップ」、「TOMASサッカースクール」、「TOMAS体操スクール」として運営しております。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,889字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「すべては子どもたちの未来のために」という企業理念のもと、お子様・保護者様のご要望を的確に把握し、教育力の向上に常に努めるとともに、お子様・保護者様の声に誠実かつ迅速に対応して業務の改善に努め、子どもたちの素晴らしい未来づくりのために全力で努力いたします。そのために、高品質な「本物」の教育サービスを提供し、徹底した差別化戦略によって日本を代表するオンリーワン企業を目指すことを経営の基本方針にしております。 (2)経営戦略等 当社グループは、景気動向および市場環境に左右されない安定した収益基盤を構築するため、以下を主軸として持続的成長と企業価値向上に努めてまいります。 ①徹底的な差別化戦略 当社の子会社である株式会社TOMASは、「生徒の個性・個人差は千差万別。その個人差に的確に対応できる教育こそが、本物の教育であり、理想の教育である」という理念のもと、完全1対1の進学個別指導システムによる質の高い教育サービスを提供しております。 一般的に、1対少人数の指導形態や、補習を中心とした塾が個別指導の大半を占めるなか、完全1対1の進学個別指導塾として進学実績にこだわり続け、"個別指導で進学実績を出せるのはTOMASだけ"という業界独占ポジションを築くことにより、同業他社との差別化を図っております。 当社の他の子会社も同様に、当社グループが理念として掲げる本物の教育サービスの提供を実践することで他社との差別化を行い、収益力の向上を図ってまいります。 ②事業の特色を活かした戦略的な校舎展開 当社グループの主要な事業のうち、TOMAS・伸芽会は首都圏を中心に、名門会・スクールTOMASは首都圏をはじめとして全国に拠点・校舎を展開しております。各事業の特色を踏まえ、戦略的に校舎を展開することで、より多くのお客様に当社グループの教育サービスを提供できる体制を構築してまいります。 主力事業のTOMASは首都圏(1都3県)を重点地域とし、首都圏の各地域にさらなる校舎展開を行ってまいります。 伸芽会につきましては、引き続き首都圏での小学校受験のニーズが高まっているため、首都圏を中心とした校舎展開を行っております。また、伸芽会のノウハウをもとに、「仕事と小学校・幼稚園受験の両立」というワーキングペアレンツのご要望にお応えする託児事業と、忙しいご家庭に代わりお子様の放課後を丸ごとサポートする学童事業を展開する「伸芽’Sクラブ」を提供するとともに、コナミスポーツ株式会社と業務提携し、「勉強」と「スポーツ」のバランスの悩みを解消するブランド「コナミスポーツ伸芽’Sアカデミー」をコナミスポーツが所有する施設へ展開いたします。こうした、小学校受験に留まらない多様なニーズにも応えていくことで、新規顧客の獲得と顧客満足度の向上に努めてまいります。 名門会につきましては、すでに全国に展開している拠点・校舎を基盤として引き続き全国のお客様にサービスを提供するとともに、医学部受験に特化した「MEDIC名門会」や、国内外のどこからでも名門会の高品質な教育サービスを受けられる「名門会Online」を展開することで、首都圏以外における「本物」の個別指導へのニーズに応えてまいります。 スクールTOMASにつきましては、TOMASで蓄積したノウハウをもとに、全国の私立中学校・高等学校中心に個別学習支援サービス(学校内個別指導塾)を提案しております。TOMASの進学個別指導のノウハウをもとに、社員が生徒の学習の進捗管理を行い、学校の進学実績向上に貢献することで差別化を図っており、加えて学校の先生の長時間労働問題を解決する一つの手段として評価されており、契約校数が増加しております。 ③1歳から社会人までの囲い込み戦略 当社グループの強みの一つとして、幼児期から学生、社会人に至るまでの各段階のそれぞれについて、適切な教育サービスを提供できるパッケージを備えていることが挙げられます。伸芽’Sクラブ(1~3歳)を入口に、伸芽会(4~6歳)、TOMAS・名門会・スクールTOMAS(小・中・高生)という大学生までの受験指導を基軸とし、勉強では埋められない多様な体験を提供するためのプラスワン教育、社会人に至るまでの英語学習のサポートを行うインターTOMASなど、当社グループの持つ教育サービスをお客様の成長に合わせて提供することで、グループ内での顧客の定着を図ってまいります。 ④財務体質の強化 当社グループは、上記の経営戦略に基づいたキャッシュ・フローの獲得および保有資産の有効活用等により財務体質の強化を図ってまいります。 (3)経営環境 当社グループの経営環境については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 1.財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 事業の成長と企業価値の増大とともに様々なステークホルダーの皆様からの期待が尚一層高まるなか、下記を当社グループの課題として捉え、対処と対応に積極的に取り組みたいと考えております。 ①企業ブランドの強化と収益基盤の拡充 イ.グループシナジーの最大化による顧客生涯価値(LTV)の向上 グループ会社間における相互送客の最適化が重要な課題であると認識しております。持株会社である当社が、各ブランド間の生徒紹介に係る日程調整や進捗管理を「仕組み化」して一括管理することで、円滑な相互送客体制を構築いたします。これにより、長期間にわたる顧客接点の維持と、顧客生涯価値(LTV)の最大化を目指してまいります。 ロ.DX推進による業務効率化と利益構造の強化 DX施策や生成AIの活用による業務効率化が急務となっております。時間割作成や講師連絡等の事務作業を自動化・効率化することで、従業員の負担軽減と顧客サービスへの注力時間を創出いたします。また、重複業務の一元化やコストコントロールを徹底し、利益構造の強靭化を図ることで、持続的な成長・拡大を推進してまいります。 ②新規事業および成長領域への戦略的投資 イ.映像授業コンテンツ「駿台Diverse」の全国展開 進学個別指導塾「TOMAS」においては、駿台グループの映像授業コンテンツ「駿台Diverse」の導入を加速させております。従来の個別指導による主要教科の徹底指導に加え、副教科を含む多科目を網羅する本サービスを提供することで、志望校合格実績のさらなる向上と生徒数・売上高の増加を目指します。また、AIを活用した「推薦対策講座」の展開により、多様化する入試ニーズに応え、新規顧客層の獲得を図ってまいります。 ロ.双方向オンライン個別指導「MOPS」によるフランチャイズ展開 地方における難関校指導が可能な講師の不足という社会課題に対し、独自システムを用いた「名門会Online」のプラットフォームを、フランチャイズパッケージ「MOPS(名門会オンラインパーソナルスクール)」として地方学習塾へ展開いたします。高品質な指導をパッケージ提供することで、加盟塾の採用コスト抑制と指導品質向上に寄与し、加盟塾の売上高に応じた継続的な収益モデルを確立いたします。今後10年間で加盟塾1,000校の獲得を目標に掲げ、シェア拡大に注力してまいります。 ハ.「スクールTOMAS」の事業領域拡大 学校内個別指導事業「スクールTOMAS」において、地方校のニーズ充足と迅速な導入が課題となっております。これに対し、オンライン個別指導の拡充と人材の適正配置、生成AIの活用を推進し、現在28%であるオンライン受講率を5年後に50%まで引き上げる計画であります。今後10年間で、私立学校200校以上への導入によるシェア20%超の確保、および公立校100校への導入を目指し、教育インフラとしての地位を確立してまいります。 ニ.教育特化型ビル「こどもでぱーと」によるワンストップサービスの展開 ヒューリック株式会社およびコナミスポーツ株式会社との提携による教育特化型ビル「こどもでぱーと」の展開を進めております。共働き世帯の増加や習い事の多様化を背景とした「教育のワンストップ化」と「安全な移動」への需要に対応し、グループブランドの集約による囲い込み戦略を展開いたします。本プロジェクトを通じて、市場優位性の確立とグループ間シナジーの最大化を図り、付加価値の高い教育サービスの提供に努めてまいります。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標は、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益であり、2027年2月期を初年度とする3ヵ年の新中期経営計画(2027年2月期~2029年2月期)で、2029年2月期には、連結業績として売上高39,100百万円、営業利益3,640百万円、経常利益3,640百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,200百万円を目標として掲げております。
事業等のリスク3,479字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループでは、リスクの洗い出しに際して、経営戦略の遂行を考慮した際に生じるリスクと経営上不可避的に生じるリスクに分類しております。有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に対する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。 Ⅰ.経営戦略の遂行を考慮した際に生じるリスク (1)社会情勢の変化に関するリスク(経済状況・少子化・受験改革等) (2)自然災害・感染症の発生について (3)人材確保および育成について (4)物件の確保を行えないリスク Ⅱ.経営上不可避的に生じるリスク (1)個人情報の取扱いについて (2)情報システム・ネットワークおよびサイバーセキュリティについて (3)法的規制等について (4)訴訟について (経営戦略の遂行を考慮した際に生じるリスク) (1)社会情勢の変化に関するリスク(経済状況・少子化・受験改革等) 発生可能性:中   発生する可能性のある時期:特定時期なし   影響度:中 ●リスク 当社グループは、日本国内において教育サービスの提供を行っており、その売上収益は日本国内における景気、物価の変動、産業・業界の動向に影響を受けます。特に、依然として解消のための方策が見えてこない少子化問題および教育制度の変化や入試形態の多様化については、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ●対応策 当社グループでは、より質の高い教育サービスを提供するなど同業他社と品質面での差別化を図ることで、経済状況の変化、少子化といった市場の変化に左右されない経営基盤を築いております。 また、当社グループでは、教育制度や大学入試等の改革につき、改革に沿った入試対策および学習指導を行うことにより、当該リスクへの対応を図っております。 ●経営戦略等との関連性  - (2)自然災害・感染症の発生について 発生可能性:中   発生する可能性のある時期:1年以内   影響度:中 ●リスク 当社グループの主要な事業所は、東京を中心とした首都圏にあり、家庭教師派遣教育事業の名門会では全国での施設運営を、学校内個別指導事業のスクールTOMASでは全国の学校内での施設運営を行っております。地震、津波、台風、洪水等の自然災害、火災、停電、感染症の蔓延、紛争・テロ、違法行為等、予測の範囲を超える事態の発生により、事業活動の停止や事業運営への重大な支障が生じ、長期間にわたって授業の実施が困難となった場合、当社グループの財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ●対応策 当社グループでは、地震・風水害等の自然災害や火災などの災害発生に備え、防災用品を備蓄しているほか、各社員の被災状況の情報収集体制の構築も行っております。また、新型コロナウイルスやインフルエンザ等の感染症に対して、状況の変化に応じて必要な対策を講じることにより、当該リスクへの対応を図っております。 ●経営戦略等との関連性  - (3)人材確保および育成について 発生可能性:中   発生する可能性のある時期:特定時期なし   影響度:高 ●リスク 当社グループでは、質の高い教育サービスの提供、かつ計画的な教室展開を進めているため、社員や講師といった人材の確保とその育成が、企業規模の拡大成長には不可欠で重要な要素となっております。今後の採用環境の急激な変化により必要な人材が十分に確保できない場合、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ●対応策 当社グループでは、定期的・計画的な採用活動と、徹底した研修教育を行うことにより、当該リスクへの対応を図っております。 ●経営戦略等との関連性  ①徹底的な差別化戦略、②事業の特色を活かした戦略的な校舎展開 (4)物件の確保を行えないリスク 発生可能性:低   発生する可能性のある時期:特定時期なし   影響度:高 ●リスク 当社グループは、首都圏を中心に新校開校、既存校の拡大移転リニューアルによる安定的な教室展開を図る計画でありますが、建築資材高騰や工期遅延などにより物件の確保ができず、計画どおりに教室展開ができない場合、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ●対応策 当社グループでは、開校前に相応の期間を設けることで、商圏調査・物件の早期確保に努めております。また、ヒューリック株式会社との業務提携により、駅前の優良物件について優先的な紹介を受けることで、当該リスクへの対応を図っております。 ●経営戦略等との関連性  ②事業の特色を活かした戦略的な校舎展開、③1歳から社会人までの囲い込み戦略 (経営上不可避的に生じるリスク) (1)個人情報の取扱いについて 発生可能性:中   発生する可能性のある時期:特定時期なし   影響度:高 ●リスク 当社グループが提供する教育サービスの性質上、サービスを受ける相手方である生徒等の個人情報を取り扱うこととなります。万が一これらの個人情報流出等により問題が発生した場合、信用失墜により当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ●対応策 当社グループでは、プライバシーポリシーに基づき個人情報の管理を徹底しております。また、お客様の個人情報はデータベースにて管理しており、万全の管理体制のもと、情報流出阻止に努めるほか、全従業員に定期的に個人情報保護の重要性や情報の取扱いについて教育を行うことにより、当該リスクへの対応を図っております。 ●経営戦略等との関連性  - (2)情報システム・ネットワークおよびサイバーセキュリティについて 発生可能性:中   発生する可能性のある時期:特定時期なし   影響度:高 ●リスク 当社グループでは、生徒および保護者の個人情報、その他業務上必要となる各種情報を情報システム上で管理しております。また、ICTを活用した教育サービスの提供や、社内業務のDXを推進しております。これらの情報システムおよびネットワークに対して、サイバー攻撃による不正アクセス、コンピューターウイルスの感染、採用しているパブリッククラウドの障害、ハードウェアやソフトウェアの欠陥、自然災害による通信インフラの停止等が発生した場合、サービス提供の中断や事業基盤の停止、機密情報の漏洩を招く恐れがあります。その結果、社会的信用の失墜や損害賠償責任の発生により、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ●対応策 当社グループでは、情報システムおよびネットワークの安定稼働を確保するため、適切なサーバー管理やデータのバックアップ体制の構築、セキュリティ対策ソフトの導入、外部からの不正アクセス防止策などの技術的対策を講じております。また、システムの導入や新規開発にあたっては事前審査やモニタリングによるリスク低減に努めるほか、情報セキュリティに関する規程の整備や従業員への教育を継続することで、ハード・ソフト・人の三面からセキュリティ体制の強化を図っております。 ●経営戦略等との関連性  - (3)法的規制等について 発生可能性:中   発生する可能性のある時期:特定時期なし   影響度:中 ●リスク 法令等に違反する事由が生じた場合には、企業活動が制限される可能性があります。また、法令等の規制への対応に係る経営コストの増加を含め、法的規制等が当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ●対応策 当社グループでは、コンプライアンスの向上に努め、法令等に十分留意した営業活動を行うことにより当該リスクへの対応を図っております。 ●経営戦略等との関連性  - (4)訴訟について 発生可能性:低   発生する可能性のある時期:特定時期なし   影響度:中 ●リスク 当社グループが株主を含む第三者から損害賠償などの訴訟を起こされた場合、当社グループの事業展開に支障が生じる可能性があります。また、当社の業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ●対応策 訴訟その他法的手続の事案が発生した場合、適時に弁護士等の外部専門家に相談できる体制を構築しております。 ●経営戦略等との関連性  -
経営成績の分析 (MD&A)5,621字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 1.財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善や賃上げの広がり、企業収益の回復などを背景に、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、世界的な地政学リスクの高まりや国際情勢の不安定化、米国の通商政策や各国の金融政策の動向が懸念されるほか、国内においても原材料価格の高止まり等を背景とした物価上昇の継続や為替の変動が企業活動や個人消費に与える影響も注視されるなど、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 学習塾業界におきましても、こうした経済状況や少子化に伴う対象人口の減少に加え、エネルギー価格の高騰や講師確保に伴う採用・人件費コストの上昇が経営を圧迫しており、業界内の二極化・淘汰がより鮮明となっております。また、2025年度より開始された新課程入試への対応や、総合型選抜・学校推薦型選抜の拡大による入試形態のさらなる多様化に加え、生成AI等のデジタル技術を活用した個別最適化教育(アダプティブ・ラーニング)へのニーズの高まりなどといった経営環境の変化への迅速な対応が求められております。 こうした環境のもと、少子化を前提としたビジネスモデルである当社グループは、「すべては子どもたちの未来のために」という考え方から、高品質な「本物」の教育サービスを提供し、徹底した差別化戦略によって日本を代表するオンリーワン企業を目指すことを経営の基本方針としております。 当社は親会社であるヒューリック株式会社とコナミスポーツ株式会社、当社の3社で、ひとつのビルにTOMASや伸芽会など子どもの教育に関するコンテンツのほか、こどもクリニックや親子カフェが入居する、子育てと教育の新拠点として「こどもでぱーと」の開発を進めております。当連結会計年度においては、2025年4月に「こどもでぱーと中野」(東京都)と「こどもでぱーとたまプラーザ」(神奈川県)を同時開業いたしました。 また、当社グループは経営環境の変化への柔軟な対応、持続的な成長を実現することを目的として、2025年9月に持株会社体制へ移行いたしました。持株会社体制への移行に伴い、新たに「広告・マーケティング部」および「不動産管理部」を設置し、これまでグループ各社で独自に行っていた業務を一元化することで重複していた業務を見直し、費用の効率化を図るとともに、全体最適を目指しております。加えて「DX推進部」を新設し、グループ全体のデジタル基盤の強化を通じて、顧客サービスの最大化と利便性の向上および業務の効率化に向けた取り組みを本格的に進めております。 当連結会計年度の経営成績は、売上高については、期初において在籍生徒数が計画を下回り、下期において挽回したものの期中で計画に届かず、期初計画の売上高を下回りました。 利益は持株会社体制への移行により広告宣伝の効率化が発揮されたものの、売上高が目標に届かなかったことと、固定費の増加により、前期と比較して減少いたしました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は34,240百万円(前期比2.5%増)、営業利益は2,704百万円(前期比7.8%減)、経常利益は2,732百万円(前期比7.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,615百万円(前期比7.3%減)となりました。 セグメント別の経営成績は次のとおりとなります。 ①TOMAS(トーマス) [学習塾事業部門] 完全1対1の進学個別指導による高品質な教育サービスを提供し、売上高は17,855百万円(前期比1.0%増)、内部売上を含むと17,899百万円(前期比0.9%増)となりました。 当連結会計年度におきましては、TOMAS湘南台校(神奈川県)、TOMAS仙川校(東京都)、TOMAS新川崎校(神奈川県)、TOMAS鵜の木校(東京都)を新規開校、TOMAS国立校(東京都)、TOMAS門前仲町校(東京都)、TOMAS中野校(東京都)、TOMAS松戸校(千葉県)、TOMAS大泉学園校(東京都)をリニューアルいたしました。 ②名門会 [家庭教師派遣教育事業部門] 100%プロ社会人講師による教育指導サービスの提供に加え、全国区へ事業展開を図っており、売上高は5,160百万円(前期比4.6%増)となりました。 当連結会計年度におきましては、MEDIC名門会京都駅前校(京都府)を新規開校、名門会星ヶ丘駅前校(愛知県)をリニューアルいたしました。 ③伸芽会 [幼児教育事業部門] 名門幼稚園・名門小学校受験業界でトップクラスの合格実績を誇る既存事業「伸芽会」に加え、受験対応型の長時間英才託児事業「伸芽’Sクラブ(しんが~ずくらぶ)」の2つのブランドの充実を図り、売上高は5,746百万円(前期比0.7%増)、内部売上を含むと5,775百万円(前期比0.7%増)となりました。 当連結会計年度におきましては、伸芽会こどもでぱーとたまプラーザ教室(神奈川県)、伸芽’Sクラブ託児こどもでぱーとたまプラーザ校(神奈川県)、伸芽’Sクラブ学童こどもでぱーとたまプラーザ校(神奈川県)、伸芽’Sクラブ学童こどもでぱーと中野校(東京都)、伸芽’Sクラブ託児吉祥寺校(東京都)を新規開校いたしました。 ④スクールTOMAS [学校内個別指導事業部門] 学校内個別指導塾「スクールTOMAS」の営業展開を推し進め、売上高は3,744百万円(前期比8.9%増)、内部売上を含むと3,744百万円(前期比8.9%増)となりました。 ⑤プラスワン教育 [人格情操合宿教育事業部門] 情操分野を育む多彩な体験学習サービスの提供を行い、売上高は1,712百万円(前期比5.4%増)、内部売上を含むと1,725百万円(前期比5.3%増)となりました。 当連結会計年度におきましては、TOMAS体操スクール目黒校(東京都)をリニューアルいたしました。 ⑥その他の事業 売上高は20百万円(前期比17.2%増)、内部売上を含むと143百万円(前期比6.5%増)となりました。 2.キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて871百万円減少し、8,081百万円(前連結会計年度末8,952百万円)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、得られた資金は2,000百万円(前連結会計年度に得られた資金は2,450百万円)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益2,611百万円、減価償却費643百万円、法人税等の支払額△984百万円等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、使用した資金は1,169百万円(前連結会計年度に使用した資金は801百万円)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出△855百万円、有形固定資産の売却による収入168百万円、無形固定資産の取得による支出△345百万円、敷金及び保証金の差入による支出△127百万円等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、使用した資金は1,702百万円(前連結会計年度に得られた資金は1,842百万円)となりました。これは主に、配当金の支払額△1,697百万円等によるものです。 3.生産、受注及び販売の実績 ①事業所と収容能力 事業所および収容能力に著しい変化はありません。 ②販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 売上高(千円)   前年同期比(%) 学習塾事業(TOMAS(トーマス))   17,855,547   1.0 家庭教師派遣教育事業(名門会)   5,160,192   4.6 幼児教育事業(伸芽会)   5,746,856   0.7 学校内個別指導事業(スクールTOMAS)   3,744,557   8.9 人格情操合宿教育事業(プラスワン教育)   1,712,998   5.4 その他   20,775   17.2 合計   34,240,928   2.5 (注)セグメント間の取引については、相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の経営成績等の状況の概要は次のとおりであります。 1.財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 ①財政状態の分析[図1][図2] 当連結会計年度末の資産につきましては、現金及び預金の減少、営業未収入金、その他の流動資産(未収消費税等)、有形固定資産、無形固定資産、繰延税金資産、敷金及び保証金の増加等により557百万円増加し、22,667百万円(前連結会計年度末22,109百万円)となりました。 負債につきましては、退職給付に係る負債の減少、未払金、未払法人税等、資産除去債務、繰延税金負債の増加等により325百万円増加し、10,401百万円(前連結会計年度末10,075百万円)となりました。 純資産につきましては、利益剰余金、自己株式の減少、退職給付に係る調整累計額の増加等により231百万円増加し、12,265百万円(前連結会計年度末12,034百万円)となりました。 流動比率は、216.3%から207.3%と9.0ポイント減少、自己資本比率は54.1%から53.8%と0.3ポイント減少しておりますが、財務の健全性は適切に維持されている状況となっております。資産の内訳については、現金及び預金並びに営業未収金等の運転資本が大きな割合を占める状況となっております。今後につきましても、財務の健全性を維持しつつ、剰余金の配当等による株主還元を図ってまいります。 ①流動比率は216.3%から207.3%へと減少。 ②固定比率は78.8%から80.9%へと増加。 ③自己資本は11,958百万円から12,190百万円へと増加。 ②経営成績の分析[図3] 当連結会計年度における経常利益は2,732百万円となり、前期比205百万円の減少となりました。また、経常利益率は8.0%となり、前期比0.8ポイント減少となりました。主な要因としては、地代家賃や人件費等の固定費の増加によるものです。2027年2月期におきましては、在籍生徒数の確保と業務効率化によるコスト削減を推し進めることで、収益性の改善に努めてまいります。 2.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報[図4] 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、以下のとおりとなっております。 営業活動によるキャッシュ・フローは、2,000百万円となり、前連結会計年度に比べ450百万円減少しました。主な要因としては、法人税等の支払額の減少したものの、消費税等の納付額が増加(未収消費税等の増加に伴う支出)したこと等によるものです。 投資活動によるキャッシュ・フローは、△1,169百万円となり、前連結会計年度に比べ367百万円減少しました。主な要因としては、新規設備投資の増加によるものです。 財務活動によるキャッシュ・フローは、△1,702百万円となり、前連結会計年度に比べ3,544百万円減少しました。主な要因としては、前連結会計年度において新株式の発行を行ったことによるものです。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、以下のとおりとなっております。 (資本の財源) 当社グループは事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針とし、自己資金のほか必要に応じて資金調達を行ってまいります。 (資金需要) 2026年2月期は、TOMAS、名門会、伸芽会、伸芽’Sクラブ託児・学童、プラスワン教育で新規開校およびリニューアルを行いました。 2027年2月期以降におきましても、引き続き新規開校や拡大リニューアルを推し進めるとともに、「こどもでぱーと」などの新たな取組みに対しても積極的に資金を投入することで、さらなる成長を目指してまいります。 (株主還元) 当社グループは、株主への皆様に対する利益還元を経営の重要課題の1つとして捉え、安定的な手元資金の確保を前提としつつ、「配当性向50%以上」を目途に、業績に応じた配当を行うことを基本方針においております。 3.重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に際し、連結決算日における資産・負債の報告数値および偶発資産・負債の開示、並びに報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積りおよび仮定設定を行っております。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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