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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

ボードルア

baudroie,inc.4413 · Prime · 情報・通信業

ITインフラに特化し、設計構築から運用保守までを一貫提供。ネットワーク・セキュリティ・クラウドの専門性で差別化。

概要

ボードルアは、ITインフラストラクチャ分野に特化した企業である。ネットワーク、サーバー、セキュリティ、クラウドの設計・構築から運用保守までを手掛け、通信事業者や金融、流通、医療・官公庁など幅広い顧客を持つ。2007年設立、2021年東証マザーズに上場。2026年2月期の売上収益は174億円、営業利益34億円、従業員3,704人。東京都港区に本社を置く。

ITインフラ専門のマルチベンダー構築支援

ボードルアの事業は、ITインフラストラクチャに特化したコンサルティング、設計構築、運用保守である。ネットワーク、サーバー、セキュリティ、クラウドの分野で、オンプレミスとクラウドの両方に対応するマルチベンダー支援を提供する。顧客のシステム要件に応じて、SDNやロードバランサーなどの高度な技術を用いたインフラ構築が強みである。

エンタープライズ顧客を軸とした収益構造

顧客はIT通信業、金融業、流通業、医療・官公庁などのエンタープライズ企業が中心である。ソフトバンク株式会社が売上収益の8.5%を占める最大顧客。エンタープライズ顧客は難易度の高い先端技術案件が多く、採算性が高い。2026年2月期の売上収益174億円のうち、売上総利益は60億円に達する。

未経験者採用と独自の教育システム

創業以来、未経験者の採用と育成に注力してきた。社内では「資格取得マラソン」や「ボードルアカレッジ」、社内認定試験などの教育プログラムを整備。CCNA資格保有者1,120名、CCNP資格保有者537名(2026年2月時点)を抱える。この体制により、経験者採用に依存せず安定的な人材確保を実現している。

M&Aで拡大するグループ体制

2022年以降、M&Aによる子会社化を加速している。2022年4月に株式会社ZOSTEC、2023年3月にALJOY株式会社、2024年3月に株式会社FunClock、同年6月に株式会社アクティアス、2025年6月に3社、2026年1月に1社を連結子会社化した。グループ全体に自社の教育システムを展開し、専門人材の創出を推進している。

業界の中での役割はITインフラストラクチャの設計・構築・運用保守を提供するサービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
174億円
営業利益
34億円
営業利益率
19.5%
純利益
25億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01IT通信業主力

通信事業者向けに、ネットワークやサーバーの設計構築、運用保守サービスを提供。SDNやセキュリティ、クラウド基盤など高度な専門技術で、複雑化するインフラ構築を支援。

主な製品・サービス3
ITインフラ設計構築サービス
ネットワーク、サーバー、セキュリティ、クラウドなどの設計・構築を支援。オンプレミス・クラウド双方に対応。
マネージドサービス
導入後の監視、保守、障害分析、改善業務などの運用保守サービス。
ITコンサルティング
ITインフラの課題分析、要件定義、技術仕様策定などのコンサルティングサービス。

02金融業準主力

金融機関向けに、高いセキュリティと信頼性が求められるITインフラの設計構築・運用保守を提供。

主な製品・サービス2
ITインフラ設計構築サービス
金融機関のシステム更改や新規導入に伴うネットワーク・サーバー設計構築。
マネージドサービス
金融システムの安定稼働を支える運用保守サービス。

03流通業副次

流通・小売業向けに、店舗ネットワークや物流システムのITインフラ設計構築・運用保守を提供。

主な製品・サービス1
ITインフラ設計構築サービス
流通業の店舗・物流拠点のネットワーク構築、サーバー導入などを支援。

04医療・官公庁副次

医療機関や官公庁向けに、高いセキュリティと可用性が要求されるITインフラの設計構築・運用保守を提供。

主な製品・サービス1
ITインフラ設計構築サービス
医療・官公庁のシステム基盤構築を支援。

製品と技術

ITインフラ設計構築サービス

ネットワーク、サーバー、セキュリティ、クラウドの設計・構築を支援するサービスである。要件定義から検証、構築までを一貫して提供。SDN、仮想化技術、ロードバランサー、ワイヤレスなどの専門技術に対応し、オンプレミスとクラウドの両環境を扱う。金融機関のシステム更改や流通業の店舗ネットワーク構築など、業種ごとの要件に応じたインフラ整備を手掛ける。

マネージドサービスによる運用保守

導入後のITインフラを監視、保守、障害分析、改善業務まで担当するサービスである。金融システムなど高いセキュリティと可用性が求められる環境での安定稼働を支える。顧客のシステム運用負担を軽減し、障害発生時の迅速な対応を可能にする。2026年2月期には、売上収益174億円のうち大きな割合を占める。

ITコンサルティング

ITインフラに関する課題分析、要件定義、技術仕様策定を行うコンサルティングサービスである。顧客のシステム戦略に合わせた最適なインフラ構成を提案する。特にエンタープライズ顧客向けに、DX推進やクラウド移行などの上流工程から関与する。高度な専門知識を持つエンジニアが、ブリッジSEとして顧客と自社の橋渡し役も務める。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

情報サービスで高成長、収益性良好

ボードルアは情報・通信業に属し、主にソフトウェア開発やITサービスを提供する。直近の売上高は2024/2期73億円から2025/2期116億円、2026/2期174億円と急速に拡大し、営業利益率は21%前後と高い水準を維持している。同業他社であるVR AIN SolutionやCocoliveなども成長しているが、ボードルアは売上規模で優位に立ち、特に高収益で際立つ。IT需要の高まりを背景に、企業のDX投資が追い風となっている。強みは技術力と営業力にあり、今後の成長継続が期待される。一方で、人材確保や競争激化が課題となる。

強み

  • 売上高が3期で2倍以上に急拡大し成長が顕著。
  • 営業利益率20%超と同業比でトップクラス。
  • 先端IT技術で競合との差別化を実現。
  • DX投資拡大でITサービス需要が増加。

課題

  • IT人材の確保が難しく成長制約の恐れ。
  • 同業他社の成長で競争が激化。
  • 特定顧客や業界への依存が高い可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がボードルア

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13762テクマトリックス1,068億円18.7倍
27595アルゴグラフィックス1,040億円4.9倍
36183ベルシステム24ホールディングス1,032億円12.6倍
44819デジタルガレージ999億円76.0倍
53993PKSHA Technology997億円39.6倍
64413ボードルア953億円37.8倍
76287サトー943億円17.9倍
84071プラスアルファ・コンサルティング883億円22.0倍
99692シーイーシー852億円14.6倍
104480メドレー848億円43.2倍
114828ビジネスエンジニアリング842億円17.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

ニキティスの子会社として設立された2007年

2007年4月、東京都文京区湯島に株式会社ニキティスの100%子会社として株式会社ボードルアが設立された。資本金は250万円。事業目的はネットワークインテグレーション事業であった。設立後すぐに業務拡大のため本社を渋谷区桜丘町に移転した。

首都圏での移転と資本増強を繰り返した成長期

2009年には本社を渋谷区代々木、2010年に港区六本木、2011年に港区赤坂へと移転。2012年には資本金を1,000万円に増資し、第二オフィスを六本木に開設。同年、ISO27001を取得。2016年に資本金3,000万円、2017年に5,000万円へ増資した。

サーディンとの吸収合併で独立した2019年

2019年5月、親会社のニキティスから新設分割された株式会社サーディンの子会社となる。同年6月にはサーディンとの間で、ボードルアを存続会社とする吸収合併を実施。これにより事実上独立した企業体となった。同時期に株式分割も行い、資本構造を整えた。

東京証券取引所マザーズへ上場した2021年

2021年11月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。上場直前の7月には1株を10株に分割。2022年4月の市場区分見直しによりグロース市場へ移行した。上場後の売上収益は急速に拡大し、2022年2月期の39億円から2026年2月期には174億円に達した。

M&Aと業務拡張で成長を加速した2022年以降

2022年4月に株式会社ZOSTECを皮切りに、2023年3月ALJOY、2024年3月FunClock、同年6月アクティアス、2025年6月SPIN TECHNOLOGYなど3社、2026年1月リクソルと立て続けに子会社化。2023年12月には本社を麻布台ヒルズに移転し、オフィスを統合した。株式分割も複数回実施している。

年表33件を開く

2000年代

  • 2007年4月東京都文京区湯島に、㈱ニキティスの100%子会社としてネットワークインテグレーション事業を事業目的とした、㈱ボードルア(資本金250万円)を 設立
  • 2007年6月業務拡大により、本社を東京都渋谷区桜丘町に移転
  • 2009年1月業務拡大により、本社を東京都渋谷区代々木に移転
  • 2009年9月一般労働者派遣事業許可証を取得

2010年代

  • 2010年6月業務拡大により、本社を東京都港区六本木に移転
  • 2011年12月業務拡大により、本社を東京都港区赤坂に移転
  • 2012年2月資本金を1,000万円へ増資
  • 2012年3月第二オフィスを東京都港区六本木に開設
  • 2012年9月ISO27001(ISMS:情報セキュリティマネジメントシステム)を取得
  • 2016年8月資本金を3,000万円へ増資
  • 2017年12月資本金を5,000万円へ増資
  • 2019年2月普通株式1株につき1,000株の割合で株式分割
  • 2019年5月(株)ニキティスから新設分割した(株)サーディンの子会社となる
  • 2019年6月普通株式1株につき1.2株の割合で株式分割
  • 2019年6月M&A(株)サーディンとの間で当社を存続会社とする吸収合併を実施
  • 2019年11月M&A本社に統合した第二オフィスを東京都港区六本木に再開設

2020年代

  • 2020年7月第三オフィスを東京都港区六本木に開設
  • 2021年1月請負案件の受注増加により、第二オフィスを増床
  • 2021年7月社内研修施設拡張のため、第三オフィスを増床
  • 2021年7月普通株式1株につき10株の割合で株式分割
  • 2021年11月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所マザーズからグロース市場へ移行
  • 2022年4月M&A株式会社ZOSTECを連結子会社化
  • 2023年3月M&AALJOY株式会社を連結子会社化
  • 2023年6月請負案件の受注増加により、第二オフィスを東京都港区麻布台に移転
  • 2023年11月普通株式1株につき2株の割合で株式分割
  • 2023年12月業務拡大により、本社を東京都港区麻布台に移転
  • 2023年12月M&A第三オフィスを本社に統合
  • 2024年3月M&A株式会社FunClockを連結子会社化
  • 2024年6月M&A株式会社アクティアスを連結子会社化
  • 2025年6月普通株式1株につき2株の割合で株式分割
  • 2025年6月M&A株式会社SPIN TECHNOLOGY、株式会社悟空テクノロジーズ及び株式会社ONE-TECHを連結子会社化
  • 2026年1月M&A株式会社リクソルを連結子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益成長率中長期的に重視する指標であり、具体的な数値目標は明記されていない

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    未経験者採用と育成による人材確保

    ITインフラ分野に特化した教育研修システムを活かし、未経験者を採用・育成して早期戦力化する。経験者採用に依存せず安定的な人材確保を実現する。

  2. 02

    M&Aでグループ一体型の人材創出

    独自の教育システムを連結子会社に展開・共有し、グループ全体で専門人材を再現性高く創出する。子会社のエンタープライズ顧客獲得や先端技術対応力を高め、競争優位性を強化する。

  3. 03

    営業力強化によるエンタープライズ展開

    蓄積した技術ナレッジを基に、エンタープライズ顧客への営業を強化し、売上向上を図る。

  4. 04

    コーポレートガバナンスと内部管理体制の強化

    内部統制の実効性向上に向けた環境・体制を整備し、監査法人や顧問弁護士と連携してガバナンスを充実させる。

  5. 05

    専門人材・高度専門人材の育成

    技術ナレッジを活用し、専門人材・高度専門人材の効率的な育成と比率拡大を進め、競争力を強化する。連結子会社にもナレッジを共有し、中長期的成長を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 5期分

グループ全体で3,704人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は413万円で、4期前と比べて+5.8%平均年齢は28.0歳、平均勤続年数は3.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2022年2月39027.73.5653
2023年2月39227.83.6908
2024年2月40728.03.71,213
2025年2月40928.03.52,238112
2026年2月41328.03.33,70492

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
男性育休取得率78.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)92.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 8 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
本社 — 東京都港区129百万円
本社 — 東京都港区20百万円
本社 — 東京都渋谷区16百万円
本社 — 東京都港区4百万円
本社 — 東京都渋谷区4百万円
本社 — 東京都渋谷区3百万円
本社 — 東京都港区3百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ZOSTEC
    東京都渋谷区
    議決権100.0%
  • 国内
    ALJOY株式会社
    東京都渋谷区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社FunClock
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アクティアス
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社SPIN TECHNOLOGY
    東京都渋谷区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社悟空テクノロジーズ
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ONE-TECH
    東京都渋谷区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社リクソル
    東京都港区
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は174億円営業利益34億円前期と比べると増収増益で、売上が+50.0%、利益が+36.0%。

売上高
+50.0%
174億円
営業利益
+36.0%
34億円
純利益
+38.9%
25億円
営業利益率
19.5%
前期比 -2.0%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高235億円174億円
営業利益44億円34億円
純利益31億円25億円
1株あたり配当¥10.1¥10.1

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は54億円、営業利益は8億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+134.8%、営業利益は+60.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q14321.42
2024年1Q17317.62
2024年2Q18422.23
2024年3Q19421.13
2025年1Q23521.73
2025年2Q30516.75
2025年4Q631523.810
2026年2Q771418.210
2026年4Q972020.615
2027年1Q54814.86

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 9期分

2018年2月期からの9期で、売上は21億円から174億円へ8.3倍に増えた。直近期の営業利益率は19.5%。売上は8期、純利益は8期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
2018年2月2121
(株)サーディンとの間で当社を存続会社とする吸収合併を実施
2019年2月2322
第三オフィスを東京都港区六本木に開設
2020年2月2643
東京証券取引所マザーズに株式を上場 / この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません
2021年2月3154
株式会社ZOSTECを連結子会社化
2022年2月3975
ALJOY株式会社を連結子会社化
2023年2月52108
株式会社FunClockを連結子会社化
2024年2月731612
株式会社SPIN TECHNOLOGY、株式会社悟空テクノロジーズ及び株式会社ONE-TECHを連結子会社化
2025年2月116252521.618
株式会社リクソルを連結子会社化
2026年2月174343419.525

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高174億円のうち、営業利益として残るのは34億円19.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は25億円、売上の14.4%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金65.5%114億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.9%26億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益19.5%34億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
34.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+11.2pt
19.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+7.7pt
14.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+26.9pt
40.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
17.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
24.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 7期分

2026年2月期は営業CFが29億円、投資CFが−14億円で、差し引きのフリーCFは15億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は44億円で、売上の3.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2020年2月400412
2021年2月41−1516
2022年2月509530
2023年2月9−12839
2024年2月13−3−61043
2025年2月193−302235
2026年2月29−14−61544

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 9期分

2026年2月期の総資産は140億円。このうち返さなくてよい自己資本が77億円で、自己資本比率は55.0%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2018年2月124836.4
2019年2月146840.3
2020年2月1991045.0
2021年2月24131153.2
2022年2月39291074.5
2023年2月54381669.1
2024年2月69432661.3
2025年2月86464053.1
2026年2月140776355.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
44億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
80億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
63億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
97
/ 100
安定性自己資本比率37 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率605社中20位あたり、逆に低いのは配当利回り605社中594位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
40.0%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
19.5%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
55.0%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
50.0%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.3%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,963で、1年前と比べて+0.2%過去52週の値幅のなかでは78%の位置にある。

¥2,963+0.0%1ヶ月+12.5%1年+0.2%時価総額953億円
過去52週の値幅
安値¥1,693高値¥3,315

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)37.8倍
PER (会社予想)29.5倍
PBR11.45倍
配当利回り0.34%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は2,696円で、25日線2,974.08円を9.4%下回り、短期調整が続いています。52週高値3,430円からは21.4%下落しましたが、安値1,693円からは59%上昇しています。7月に3,220円まで上昇した後、急落に転じ、8月6日までに2,700円前後まで値を下げました。RSIは31.8と売られ過ぎの水準にあり、反発のタイミングを探る展開です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 22/100)

PER 34.33倍は業界平均30.31倍を上回り、PBR 10.42倍は平均3.5倍の約3倍と著しく割高。ROEは40%と非常に高く収益性は優れているが、配当利回り0.37%は平均3.42%を大きく下回り、株主還元が手薄。売上高は2024/2の73億円から2026/2には174億円と急成長し、営業利益率も約20%と高いが、PERフォワード26.8倍でも割高感は否めない。高成長を織り込んだ評価であり、やや割高と判断。ただし、成長性を考慮するとPERの高さはある程度正当化される。

指標この会社業種平均
PER (実績)37.8倍47.9倍
PER (予想)29.5倍
PBR11.45倍2.96倍
ROE40.0%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

デジタル人材の需要が高まる中、ITサービス市場は成長が続く。強気派は、売上高の急拡大と高収益性から、今後も成長が期待できるとみる。一方、弱気派は、株価が高水準で、過剰評価の懸念や、人材不足による成長の限界を指摘する。また、競争激化で価格低下のリスクも論点。

プラスに働く材料7
  • 急成長の継続

    売上高が毎期大幅に増加しており、成長トレンドが強い。

  • 高い収益性

    営業利益率が20%前後と高く、規模拡大が利益拡大に直結する。

  • デジタル需要の拡大

    DX推進でIT人材への需要が増加し、追い風が続くと期待。

  • 売上高174億円で前期比50%増の急成長通年影響

    売上高は116→174億円、増収率50%と急拡大

  • 予想PER26.8倍の低下、成長で割高解消決算発表後影響

    現在PER34.3倍に対し予想26.8倍、利益成長でバリュエーション正常化

  • ROE40%と内生的資産成長力継続影響

    ROE40%は極めて高く、利益剰余金の積み上がりで株主価値向上

  • 純利益25億円で3期連続最高益通年影響

    純利益は12→18→25億円と増加、増益トレンド継続

マイナスに働く材料7
  • 割高な株価

    PBRが10倍を超え、バリュエーションが高すぎる可能性がある。

  • 人材依存リスク

    成長を支えるエンジニアの確保が難しくなると、業績悪化の懸念。

  • 競争激化

    IT人材市場での競争が激しく、単価低下の可能性。

  • PBR10.4倍の極端な高バリュエーション継続影響

    PBR10.42倍はPBR1倍割れの同業と比較し過大、修正リスク

  • 営業利益率が前年から2ポイント低下通年影響

    営業利益率21.55%→19.54%へ低下、競争激化で収益性悪化

  • 株価が1年で15.8%下落、下降トレンド不定影響

    1年騰落率-15.8%、高値からの調整が続く

  • 配当利回り0.37%と株主還元不在継続影響

    配当利回り0.37%と無配当に近く、投資家の魅力低下

次の決算で確かめる点
売上高
急成長の継続性を確認するため。
営業利益率
高収益の維持が重要であり、変動に注意。
エンジニア数
人材が事業の基盤であり、増加が成長の鍵となる。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10.1いまの株価に対する利回りは0.34%。

年間配当
¥10.1
1株あたり
配当利回り
0.34%
いまの株価に対して
配当性向
16.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10.1

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ4,046人。区分でいちばん多いのは個人・その他75.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が10.3%を占め、残る89.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他88.383.385.377.875.3
外国法人5.16.05.59.513.2
金融機関3.18.76.58.78.7
自己株式1.43.53.0
事業法人0.50.90.71.01.6
証券会社3.01.12.03.01.2
外国人個人0.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01冨永重寛37.87
02藤井和也14.12
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.41
04小林剛士4.05
05程島義明3.87
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.59
07JP MORGAN CHASE BANK385839(常任代理人 株式会社みずほ銀行)2.48
08GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人 シティバンク・エヌ・エイ東京支店)2.13
09會田祐規1.11
10THE BANK OF NEW YORK MELLOW 140042(常任代理人 株式会社みずほ銀行)0.87

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-08-26
    冨永 重寛
    新規の大量保有報告
    37.86%
    -0.06pt
  • 2026-08-26
    藤井 和也
    新規の大量保有報告
    14.11%
    -0.05pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 9期分

1株利益は9期で−100%、1株純資産は9期で−100%。直近期のROEは40.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2018年2月225,908713,73437.6
2019年2月27196232.3
2020年2月1912038.8
2021年2月2917738.9
2022年2月1818726.028.4
2023年2月2511921.439.1
2024年2月3713629.045.8
2025年2月5714840.841.9
2026年2月7924740.023.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/2期の役員報酬は総額87百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
冨永重寛代表取締役社長4512,176,000
藤井和也代表取締役454,539,000
程島義明取締役 営業統括本部長441,243,000
岡本俊夫取締役(常勤監査等委員)(注)17510,400
矢上浄子取締役(監査等委員)(注)1,450
瀬尾安奈取締役(監査等委員)(注)145
加藤裕司38200

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3727224
社外取締役315155

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

ニュース

AI解説

今日の重要ニュースより

「今日の重要ニュース」でボードルアを取り上げた解説を、新しい順に並べている。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容4,692字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 ・事業領域 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、ITシステムの中でもITインフラストラクチャ分野に特化した事業を行っております。パソコンやスマートフォン、その他様々なアプリケーションやシステムを利用するためには、システムを動作させるサーバー、システムに接続するためのネットワーク、安全な通信・情報を守るためのセキュリティ、これらが構成されITサービスの利用が可能になるため、ITインフラストラクチャは今や生活インフラの一部となっております。当社はITインフラストラクチャにおける、ITコンサルティング、設計構築を行うマルチベンダー構築支援、運用保守を行うマネージドサービス、オンプレミス(※1)だけでなくクラウド(※2)上でITインフラストラクチャを稼働させるクラウド基盤導入支援などの役務提供サービスを行っております。 本分野は、ITシステム全体をターゲットにしているシステム開発会社も行っておりますが、DX(※3)推進、IoT(※4)活用、サーバー仮想化技術(※5)及びオンプレミスに代わるクラウド利用の増加、無線LANインフラの拡大、生成AI関連サービスの急速な発展など、社会的ニーズの多様化により、大容量のデータ通信やセキュリティ問題への対応など、従来に比べてITシステムはより複雑に、より専門性が高く高度な技術が必要な時代となってきているため、専門性のあるIT会社が注目を浴びるようになってきております。 IDC Japan株式会社(以下、「IDC Japan」)の「国内ITインフラストラクチャサービス市場予測、2024年~2029年」によると、2024年のITインフラストラクチャサービス市場の市場規模は2兆2,685億円であり、ITインフラ環境の複雑化も益々進み、2029年の市場規模は3兆674億円、2024年~2029年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は6.2%になると予測されています。(※6) ITシステムのパラダイムシフトが加速する中、当社はSDN(※7)、セキュリティ、ワイヤレス、ロードバランサー(※8)およびクラウド等、極めて専門性の高い領域に注力し、競争力の強化を図ってまいりました。 当社の強みは、創業以来継続している未経験者の採用および育成にあります。ITインフラストラクチャ分野に特化することで蓄積された独自の教育ナレッジを背景に、再現性の高い人材育成体制を確立しております。 このように、高度な専門性と組織的な教育体制を両立させることで、変化の激しいIT市場において持続的な成長を実現しております。 当社の事業領域 当社の事業領域を図示すると下記の通りとなります。 ※1 オンプレミス(英:on-premises) 自社の中で情報システムを保有し、自社内の設備によって運用すること。 現在、クラウドサービスなど外部サーバーを使用することが一般化してきており、従来型の自社運用の総称として使われる。自社で自由にカスタマイズできる反面、一般に費用やサービス変更、災害時の対応などは、クラウドが優れている。 ※2 クラウド(英:cloud) コンピューターの利用形態のひとつ。インターネットなどのネットワークに接続されたコンピューター(サーバー)が提供するサービスを、利用者が必要に応じて利用できる仕組み。 クラウドサービスは、利用者側にハードの購入やソフトのインストールも不要であるため、アカウントがあればどの端末、どの場所からでもアクセスできる利便性が最大の特徴。 ※3 DX(英:Digital Transformation) デジタルトランスフォーメーション: 2004年にスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が提唱した概念。IoT、AI(人工知能)、ビッグデータなど、デジタル技術を活用して、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや組織、プロセスを変革し、競争上の優位性を確立すること。それによって企業として安定した収益を得られるような仕組みを作ること、略称は「DX」。 ※4 IoT(英:Internet of Things) これまでインターネットに繋がっていなかったモノをインターネットに繋げる技術・仕組み・状態等を指す表現。 従来インターネットはコンピューター同士(IT関連機器)を接続するためのものだったが、IT技術の発達により、現在ではスマートフォンやタブレット端末、テレビやスマートスピーカー等のデジタル情報家電をインターネットに接続する流れが増加。 また、今後はデジタル化された映像、音楽、写真、文字情報や様々なデータがインターネットを介して伝達されることが予想される。 ※5 サーバー仮想化技術(英:virtualization) 1台のサーバー上で複数システムを同時動作させることで、複数の業務システムの処理を可能にする技術。1台の物理サーバーではあるものの、複数のサーバー(論理サーバー)が稼働する仮想的環境を構築することで多くの業務処理を行えるだけでなく、サーバーリソースの無駄がなく、より有効な活用が可能となる。 同様に、ネットワークやデスクトップ仮想化技術も論理構成を利用することで、より有効で拡張性の高い管理を可能とする。 ※6 出典: IDC Japanプレスリリース「国内ITインフラストラクチャサービス市場予測を発表」(2025年5月19日) ※7 SDN(英:Software-Defined Networking) SDNはソフトウェアによって仮想的なネットワーク環境を作る技術。ネットワークをソフトウェアで集中制御することで、ネットワーク構成や設定などを柔軟に動的に変更することができる技術のこと。 SDNを導入することで物理的な制約に縛られず、ネットワーク構成の大幅な変更が可能となる。 ※8 ロードバランサー(英:Load Balancer) サーバーにかかる負荷を、平等に振り分けるための装置またはその仕組み(ロードバランシング)。 これによって、例えばWebサイトへのアクセス集中やサーバー故障などの場合でも、アクセス中の利用者に安定したサービス提供ができるなど、1つのサーバーにかかる負担を軽減することができる。 ・業務内容 当社はITインフラストラクチャにおける、コンサルティングから保守運用まで、高度な顧客ニーズに応えるサービスと技術を提供しております。 ITインフラストラクチャの新規導入やシステム更改における現状の課題や要望をヒアリング、要件定義を行い、設計いたします。得意分野である基本的なネットワーク・サーバーの構築の他、近年需要が高い仮想化、ロードバランサー、セキュリティ、ワイヤレスなど、オンプレミス・クラウドどちらの環境上でも設計・検証・構築を支援し、構築後は導入、運用(監視、保守、障害分析、改善業務など)もサービス提供しております。 (1)顧客属性 当社の顧客を大別すると、事業会社(IT通信業、金融業、流通業、医療、官公庁等)、事業会社の情報システム関連子会社、通信事業者、又当社と同業となる事業者であり、これらの幅広い業種の顧客に対応したネットワーク、サーバーの設計構築業務、運用保守業務を提供しております。当社は幅広い業種の顧客に専門技術を要するサービスを提供することで収益性を向上させております。 今後IT技術が益々進化していき、それに伴い分野別の専門性が高まり、システムへの投資が拡大すると当社としては考えておりますが、当社はエンタープライズ顧客(※9)との取引拡大・深耕に注力しております。 エンタープライズ顧客は、案件における先端技術分野の割合が多く、採算性が高くなる傾向があることもあり、今後はこれまで蓄積してきた技術ナレッジをエンタープライズ顧客へ重点的に展開することにより、エンタープライズ顧客に対する売上割合を増加させていくことに注力してまいります。 エンタープライズ顧客に対する売上の推移 ※9 顧客セグメントについて エンタープライズ:日経225、日経400、日経500のいずれかに採用されている企業、または売上500億円以上の企業 事業系統図 当社の事業系統図は、下記の通りとなります。 ※10 ブリッジSE お客様先に常駐しフロント業務を行い、案件を弊社へ橋渡しする役割のエンジニア。 (2)人材教育及び育成 ITインフラストラクチャ分野のサービスでは、高度な専門性を持った技術力が求められておりますが、この技術力を維持、強化するためには継続的な従業員教育が極めて重要となります。 当社では、効率的な人材の育成と継続的な教育を重要な経営戦略と位置づけ、新卒採用を開始した2014年以降、人材教育のナレッジを蓄積してきました。全社員を対象とした教育プログラムは年々充実してきております。主な教育プログラムは以下のとおりです。 教育プログラム: ・資格取得マラソン(年数回行われる資格取得イベント) 定期的に資格取得強化期間を設け資格取得を促します。資格保有者である有識者がマンツーマンで研修を行い各社員知識の習得に努めます。 資格取得者数            (2026年2月現在) ネットワーク関連資格CCNA資格(※11)CCNP資格(※12)   1,120名537名 ・ボードルアカレッジ、社内認定試験 資格取得で得た知識や業務で必要とされる知識の理解を深めるための実技演習プログラムです。社内における有識者と実機を用いてシステムを構築する演習を行います。(実技演習、実技試験)また、2024年2月期より社内認定試験を新設し、ボードルアカレッジに加え細かく目標を設定することにより、自主的な学習を促しております。 ・その他 様々な技術研修を行っておりますが、社員一人ひとりが自己研鑽に自主的に取り組むよう、モチベーションを維持していくことが育成において重要であると認識しております。そのため、資格取得マラソンやボードルアカレッジに参加する際のキックオフミーティング、受験前壮行会、オレンジアワード(資格取得者表彰式)など、イベントやコミュニケーションを通じて、きめ細かくフォローアップを行い、「個のチカラの向上」だけでなく「チームワークの向上」「カルチャー共感」を網羅的に実感することで、ボードルアDNAを持つ人材を創出することに強みを持っております。 ※11 CCNA CCNA(Cisco Certified Network Associate)とは、シスコシステムズ社が提供する、ネットワークエンジニアの技能を認定する資格。同社の主力商品であるCiscoルーター、スイッチに関する技術力の証明となるだけでなく、基礎的なネットワーク技術を持つことの証明となる。 ※12 CCNP CCNP(Cisco Certified Network Professional)とは、世界最大手のネットワーク関連機器メーカーであるシスコシステムズ社が提供するシスコ技術者認定のうち、プロフェッショナルレベルの技術者を認定する資格のこと。下記CCNAの上位資格として位置づけられており、ネットワークの導入、運用、保守などを行うための応用的な技術を持つことの証明となる。
経営方針・対処すべき課題2,425字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営理念 当社は、「ネットワークインフラ技術分野におけるフロントランナーとして、弛まぬ技術革新を推し進め、急速に進化している情報化社会の発展に貢献する」、という経営理念を掲げております。 この経営理念の下、今後もネットワークインフラ技術分野の事業を継続し、顧客の更なる企業価値向上に努めるとともに、株主・債権者・顧客・ビジネスパートナー・従業員等の全てのステークホルダーへの社会的責任を果たし、広く社会に貢献していくことを経営の基本方針としております。 ・ミッション 新たなITサービスの誕生と成長をネットワークインフラの側面から支え、社会の発展へ寄与します。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、企業価値を向上させ株主価値を高めることが重要であると考えており、そのためには、より専門性を高めることにより、事業規模を拡大し収益性を向上させ、継続的な成長を目指すことが重要であると認識し、客観的な経営指標として、営業利益成長率を重視しております。 2023年2月期   2024年2月期   2025年2月期   2026年2月期 売上収益(千円)   5,244,343   7,330,186   11,649,705   17,423,340 営業利益(千円)   975,404   1,585,945   2,460,813   3,391,334 営業利益成長率(%)   -   62.6   55.2   37.8 ※当社グループは、2023年2月期より連結財務諸表を作成しているため、それ以前については記載しておりません。また、2023年2月期の数値は日本基準に基づいて作成しており、2024年2月期以降の数値はIFRS会計基準に基づいて作成しております。 (3)経営戦略 当社は創業以来、一貫して未経験者の採用および育成に注力してまいりました。事業領域をITインフラストラクチャ分野に特化することで、教育研修から実務配属に至る全プロセスにおいて同分野のナレッジを効率的に蓄積できる環境を構築しており、未経験者の早期戦力化に独自の強みを有しております。これにより、人材獲得競争が激化する経験者採用に依存することなく、未経験者の採用を通じて安定的な人材確保を実現しております。 また、2022年より開始したM&A戦略においても、当社が培ってきた独自の教育システムを連結子会社へ展開・共有することで、グループ全体における専門人材の再現性ある創出を推進しております。さらに、子会社自らがエンタープライズ顧客の獲得や難易度の高い先端技術領域へ対応できる体制を整備することで、各社の競争優位性を高め、グループ一体となった事業基盤の強化を通じて持続的な業績拡大を目指してまいります。 PMIイメージ (4)経営環境及び対処すべき課題 ① 営業力の強化 当社がこれまで蓄積してきた技術ナレッジをエンタープライズ顧客へ大きく展開することにより、更なる売上の向上に繋げていきたいと考えております。そのため、技術力のみではなく従来にも増した営業力の強化に努めてまいります。 ② コーポレート・ガバナンス体制及び内部管理体制の強化 当社グループは、永続的に事業を展開し企業価値を高めるために、強固な内部管理体制の構築が重要な課題であると認識しております。当社では、内部統制の実効性向上に向けた環境・体制を整備し、監査法人や顧問弁護士といった外部専門機関と連携を図り、コーポレート・ガバナンスの充実に繋げていくよう内部管理体制の強化に努めてまいります。 ③ 優秀な人材の育成、採用 当社が関与しているビジネス分野の需要は年々増加傾向にあり、当社も会社規模の拡大を積極的に推し進めております。そのため、入社1~2年以内の若手の人数が多くなっており、人材育成が重要な課題となっております。今後も事業を永続的に遂行していくためには、3 事業の内容 (2)人材教育及び育成にも記載のとおりこれまでの技術ナレッジを活かし専門人材(※2)、高度専門人材(※3)の効率的な人材育成を行い、専門人材、高度専門人材比率の拡大を通じた競争力強化を進めてまいります。また、当グループの連結子会社へ当社の先端技術におけるナレッジを共有し、連結子会社の人材の育成にも注力することにより、中長期的な成長の継続を目指してまいります。 ※2 専門人材 当社の人事評価上のクラス評価がサブリーダー以上、または、グレード評価がアソシエイト以上で、CCNP資格を保有または社内認定試験Lv.2以上に合格している者(高度専門人材を除く)。 ※3 高度専門人材 当社の人事評価上のクラス評価がリーダー以上、または、グレード評価がプロフェッショナル以上の社員で、以下に該当する者。 ・ITコンサルタント、システムアーキテクト ・クラウド、セキュリティなどの先端技術者 ・ブリッジSEやプロジェクトマネジメントを行うプロジェクト管理者 ・高度プロジェクト、上流工程に携わるテクニカルスペシャリスト クラス、グレードについて -クラス- 業務改善、顧客調整、指導育成などを含むゼネラリストとしての総合力 (メンバー、サブリーダー、リーダー、マネージャー、ゼネラルマネージャーの五段階) 例:リーダー:自分の所属するプロジェクトの計画を理解した上で実行して成果を出し、後輩にも的確な指導ができる。 -グレード- 知識・経験・スキルなどプレイヤーとしての技術力 (ビギナー、アソシエイト、プロフェッショナル、エキスパート、マスターの五段階) 例:プロフェッショナル:職務領域の基本的な知識と経験があり、定型業務は自力で対処できる。
事業等のリスク2,807字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。 1.事業環境に関する事項 (1)経営環境の変化について(発生可能性:低、発生時期:中長期、影響度:中) 当社は、顧客企業のIT構築の要望に迅速に応えるために、日々進化するIT技術等に迅速に対応することで事業活動を拡大してまいりました。しかしながら、今後の技術革新への十分な対応ができなかった場合及び景気低迷等により顧客企業のITへの投資が減少した場合には、顧客企業からの受注が減少し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。そのため、当社は、今後も先端のIT技術の取り込みに努めてまいります。 (2)IT投資環境リスク(発生可能性:低、発生時期:中長期、影響度:中) 顧客のIT投資は経済情勢や景気動向の影響を受ける傾向にあり、日本経済が低迷又は悪化した場合には、顧客のIT投資が減少するおそれがあり、その場合には当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。そのため、先端のIT技術の取り込みや、安定収益の基盤となる継続的に発生する売上の確保に努めております。 (3)競合他社による影響について(発生可能性:低、発生時期:中長期、影響度:中) 当社グループは、人材力等の強化、付加価値の高いサービスの提供等により顧客との良好な取引関係の維持等に積極的に取り組み、競争優位性を確保しながら、品質及び価格の維持向上に努めております。しかしながら、競合他社のサービス力の向上や価格競争の激化により当社の競争力が相対的に低下した場合、収益性の低下等を招き、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 2.事業内容に関する事項 (1)人材の確保・育成について(発生可能性:低、発生時期:中長期、影響度:中) 当社グループが今後事業の拡大を図るためには、優秀な人材の確保及び育成が必須となります。当社グループは、積極的に人材の採用及び育成を進めております。しかしながら、人材採用及び育成等が計画どおり進まない場合、大量離職が発生した場合等には、必要な人材を確保することが困難となり、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)法的規制について(発生可能性:低、発生時期:中長期、影響度:中) 当社は、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(以下、「労働者派遣法」という)」、「下請代金支払遅延等防止法」等の規制を受けております。当社は法令遵守に努めており、当該法的規制等に抵触する事実はなく、許認可等の継続に支障を来たす要因は発生していないものと認識しております。当社は、労働者派遣事業許可の免許を取得し、一部の業務において顧客先に従業員を派遣しているため、労働者派遣法の遵守に努めておりますが、労働者派遣法に定める派遣元事業主としての欠格事由に該当した場合、関係法令に違反した場合には当該事業の停止、許可の取消しを命じられる可能性があります。また、法令の制定、改正、解釈の変更が行われた場合に、当社の事業活動に影響が生じ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (許認可等の状況) 許認可等の名称   有効期限   許認可等の番号   規制法令   所轄官庁等   取消事由等 労働者派遣事業許可   2022年9月1日~2027年8月31日   派13-304512   労働者派遣法   厚生労働省   労働者派遣法第6条に定められている条項に抵触した場合 (3)情報管理について(発生可能性:低、発生時期:中長期、影響度:低) 当社は、事業を通じて顧客の機密情報や個人情報を保有しております。情報の取扱いについては情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格である「ISO27001:2013」(ISMS)の認証取得しているほか、社内規程の整備、運用並びに社員教育を徹底しております。しかしながら、これらの対策にも関わらず当社の人的オペレーションのミス、システム障害、その他予期せぬ要因等により、情報漏洩が発生し、当社の社会的信用の失墜や顧客に対する損害賠償責任等が生じた場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)コンプライアンス体制について(発生可能性:低、発生時期:中長期、影響度:低) 当社グループは、今後企業価値を高めていくためにはコンプライアンス体制が有効に機能することが重要であると考えております。そのためコンプライアンスに関する社内規程を策定・運用するとともに適宜研修を実施し、周知徹底を図っております。しかしながら、これらの取り組みにも関わらずコンプライアンス上のリスクを完全に解消することは困難であり、今後の当社の事業運営に関して法令等に抵触する事態が発生した場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)M&A(企業買収等)による事業拡大について(発生可能性:低、発生時期:中長期、影響度:中) 当社グループでは、事業拡大のため、M&A等の投資活動を行っております。 M&Aにあたっては、対象企業の財務内容や契約関係等についての詳細な事前審査を行い、十分にリスクを吟味した上で決定しておりますが、買収後に偶発債務の発生や未認識債務の判明等事前の調査で把握できなかった問題が生じた場合、事業の展開等が計画どおりに進まない場合、のれんの減損処理を行う必要が生じる等、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)訴訟等について(発生可能性:低、発生時期:中長期、影響度:中) 当社グループでは、これまでに訴訟は発生しておりません。しかしながら、将来において予期せぬトラブルや訴訟等が発生した場合には、その内容や賠償金額によって、当社グループの業績及び事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 3.その他 (1)大株主について 当社の代表取締役社長である冨永重寛は、当社の大株主であり、本書提出日現在で発行済株式総数の39.03%を所有しております。 同人は、安定株主として引続き一定の議決権を保有し、その議決権行使にあたっては、株主共同の利益を追求すると共に、少数株主の利益にも配慮する方針を有しております。 当社といたしましても、同人は安定株主であると認識しておりますが、何らかの事情により、大株主である同人の株式が減少した場合には、当社株式の市場価格及び議決権行使の状況等に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,290字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末の資産は、前連結会計年度末と比較して5,422,083千円増加し、14,024,929千円となりました。その主な要因は、営業債権及びその他の債権が1,025,124千円、のれんが2,903,655千円、敷金が61,832千円、現金及び現金同等物が885,079千円増加したことによるものです。 (負債) 当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末と比較して2,275,127千円増加し、6,306,130千円となりました。その主な要因は、社債及び借入金(流動)が168,015千円、社債及び借入金(固定)が399,628千円、未払費用が647,351千円、未払消費税等が183,244千円、未払法人所得税が174,435千円、リース負債(流動)が52,408千円、リース負債(固定)が105,776千円増加したことによるものです。 (資本) 当連結会計年度末の資本は、前連結会計年度末と比較して3,146,956千円増加し、7,718,798千円となりました。 その主な要因は、親会社の所有者に帰属する当期利益の計上により利益剰余金が2,457,801千円、自己株式の処分により646,186千円増加した一方で、自己株式を259,279千円取得したことによるものです。 ② 経営成績の状況 当連結会計年度(2025年3月1日~2026年2月28日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果を背景に、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、金融資本市場の変動、海外経済の減速懸念、資源価格の高止まりに加え、人手不足の深刻化などにより、先行き不透明な状況が継続しております。 このような経済環境のもと、企業の設備投資は、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進の流れを背景に堅調に推移しており、業務効率化や省人化、競争力強化を目的としたデジタル技術の活用が一層進展しております。特に、クラウド環境の高度化、ネットワークの高速化・安定化、サイバーセキュリティ対策の強化など、ITインフラ領域への投資需要は引き続き拡大しております。また、生成AIの普及などを背景に、企業におけるIT戦略の重要性は一段と高まっております。 このような状況のもと、当社グループは「ITインフラストラクチャに特化したプロフェッショナル集団」として、クラウド、ロードバランサー(負荷分散)、セキュリティ、ワイヤレス、ネットワーク仮想化といった先端技術領域への対応力を強化し、事業基盤の拡大に取り組んでまいりました。 この結果、当連結会計年度の売上収益は17,423,340千円(前年同期比49.6%増)、営業利益は3,391,334千円(前年同期比37.8%増)、税引前利益は3,371,702千円(前年同期比37.0%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は2,457,800千円(前年同期比36.6%増)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます)は、営業活動による資金獲得が2,873,186千円、投資活動による資金支出が1,369,100千円、財務活動による資金支出が619,006千円となり、前連結会計年度末に比べ885,079千円増加し、4,371,492千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は、以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により得られた資金は2,873,186千円(前連結会計年度は1,909,176千円の収入)となりました。これは主に、税引前利益の計上3,371,702千円、営業債権及びその他の債権の増減額が421,380千円、減価償却費及び償却費の計上280,417千円があった一方で、法人所得税の支払額800,963千円等があったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により使用した資金は1,369,100千円(前連結会計年度は349,743千円の収入)となりました。これは主に、子会社の取得による支出1,357,062千円等があったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により使用した資金は619,006千円(前連結会計年度は3,022,987千円の支出)となりました。これは主に、長期借入れによる収入が800,000千円あった一方で、長期借入金の返済による支出721,822千円、リース負債の返済による支出333,761千円、自己株式の取得による支出259,278千円等があったことによるものです。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a 生産実績 当社グループは生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 b 受注実績 当社グループは受注生産を行っておりませんので、該当事項はありません。 c 販売実績 当連結会計年度における販売実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前期比(%) ITインフラストラクチャ事業   17,423,340   49.6 合計   17,423,340   49.6 (注)1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)   当連結会計年度(自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 売上収益(千円)   割合(%)   売上収益(千円)   割合(%) ソフトバンク株式会社   1,273,642   10.9   1,471,528   8.5 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 財政状態及び経営成績の分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態の状況 ②経営成績の状況」に記載しておりますが、その主な要因は以下のとおりであります。 (売上収益、売上原価及び売上総利益) 当連結会計年度における売上収益は、17,423,340千円となりました。これは、既存顧客の案件規模の拡大及び新規顧客の獲得によるものであります。 当連結会計年度における売上原価は、11,436,749千円となりました。これは主に、エンジニアの増加に伴う労務費等によるものであります。 この結果、売上総利益は5,986,591千円となりました。 (販売費及び一般管理費並びに営業利益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、2,606,030千円となりました。これは主に、積極的な新規採用をしたことによる採用関連費用及び内部管理体制の強化に伴う給料手当等によるものであります。 この結果、営業利益は3,391,334千円となりました。 (売上収益営業利益率) 当社グループでは売上と売上を獲得するために費やしたコストを管理するために売上収益営業利益率を主要なKPIとしております。 エンタープライズ顧客との取引強化といった営業戦略、先端技術分野強化といった技術戦略、人材教育強化といった教育戦略などが奏功し、売上総利益率が34.4%となった一方、採用強化により増加した採用関連費用及び内部管理体制の強化に伴い増加した給料手当を吸収し、当連結会計年度における売上収益営業利益率は、19.5%となりました。売上収益の拡大及び原価低減を図ることにより売上収益営業利益率の維持改善を見込みます。 (その他の収益及びその他の費用) 当連結会計年度のその他の収益及びその他の費用の主な内訳は、業務受託収入8,653千円,助成金収入14,783千円、上場関連費用25,000千円であります。 (当期利益) 当連結会計年度の親会社の所有者に帰属する当期利益は、営業利益増加により、前連結会計年度に比べ658,435千円増加の2,457,800千円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ③ 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは、従業員の給料手当の他、販売費及び一般管理費の営業費用であります。これらの資金につきましては、営業活動によって得られる資金でまかなうことを基本として、必要に応じて金融機関からの調達を実施する方針であります。 なお、現金及び現金同等物の残高は、当連結会計年度末において4,371,492千円であり、当社グループの事業を推進していく上で十分な流動性を確保していると考えております。 ④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(以下「連結財務諸表規則」という。)第93条の規定によりIFRS会計基準に準拠して作成しております。連結財務諸表の作成にあたって、見積りが必要となる事項につきましては、合理的な基準に基づいて見積りを行っておりますが、見積りには不確実性があるため実際の結果と異なる場合があります。連結財務諸表を作成するにあたって用いた会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS

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