概要
ボードルアは、ITインフラストラクチャ分野に特化した企業である。ネットワーク、サーバー、セキュリティ、クラウドの設計・構築から運用保守までを手掛け、通信事業者や金融、流通、医療・官公庁など幅広い顧客を持つ。2007年設立、2021年東証マザーズに上場。2026年2月期の売上収益は174億円、営業利益34億円、従業員3,704人。東京都港区に本社を置く。
ITインフラ専門のマルチベンダー構築支援
ボードルアの事業は、ITインフラストラクチャに特化したコンサルティング、設計構築、運用保守である。ネットワーク、サーバー、セキュリティ、クラウドの分野で、オンプレミスとクラウドの両方に対応するマルチベンダー支援を提供する。顧客のシステム要件に応じて、SDNやロードバランサーなどの高度な技術を用いたインフラ構築が強みである。
エンタープライズ顧客を軸とした収益構造
顧客はIT通信業、金融業、流通業、医療・官公庁などのエンタープライズ企業が中心である。ソフトバンク株式会社が売上収益の8.5%を占める最大顧客。エンタープライズ顧客は難易度の高い先端技術案件が多く、採算性が高い。2026年2月期の売上収益174億円のうち、売上総利益は60億円に達する。
未経験者採用と独自の教育システム
創業以来、未経験者の採用と育成に注力してきた。社内では「資格取得マラソン」や「ボードルアカレッジ」、社内認定試験などの教育プログラムを整備。CCNA資格保有者1,120名、CCNP資格保有者537名(2026年2月時点)を抱える。この体制により、経験者採用に依存せず安定的な人材確保を実現している。
M&Aで拡大するグループ体制
2022年以降、M&Aによる子会社化を加速している。2022年4月に株式会社ZOSTEC、2023年3月にALJOY株式会社、2024年3月に株式会社FunClock、同年6月に株式会社アクティアス、2025年6月に3社、2026年1月に1社を連結子会社化した。グループ全体に自社の教育システムを展開し、専門人材の創出を推進している。
業界の中での役割はITインフラストラクチャの設計・構築・運用保守を提供するサービスプロバイダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01IT通信業主力
通信事業者向けに、ネットワークやサーバーの設計構築、運用保守サービスを提供。SDNやセキュリティ、クラウド基盤など高度な専門技術で、複雑化するインフラ構築を支援。
- ITインフラ設計構築サービス
- ネットワーク、サーバー、セキュリティ、クラウドなどの設計・構築を支援。オンプレミス・クラウド双方に対応。
- マネージドサービス
- 導入後の監視、保守、障害分析、改善業務などの運用保守サービス。
- ITコンサルティング
- ITインフラの課題分析、要件定義、技術仕様策定などのコンサルティングサービス。
02金融業準主力
金融機関向けに、高いセキュリティと信頼性が求められるITインフラの設計構築・運用保守を提供。
- ITインフラ設計構築サービス
- 金融機関のシステム更改や新規導入に伴うネットワーク・サーバー設計構築。
- マネージドサービス
- 金融システムの安定稼働を支える運用保守サービス。
03流通業副次
流通・小売業向けに、店舗ネットワークや物流システムのITインフラ設計構築・運用保守を提供。
- ITインフラ設計構築サービス
- 流通業の店舗・物流拠点のネットワーク構築、サーバー導入などを支援。
04医療・官公庁副次
医療機関や官公庁向けに、高いセキュリティと可用性が要求されるITインフラの設計構築・運用保守を提供。
- ITインフラ設計構築サービス
- 医療・官公庁のシステム基盤構築を支援。
製品と技術
ITインフラ設計構築サービス
ネットワーク、サーバー、セキュリティ、クラウドの設計・構築を支援するサービスである。要件定義から検証、構築までを一貫して提供。SDN、仮想化技術、ロードバランサー、ワイヤレスなどの専門技術に対応し、オンプレミスとクラウドの両環境を扱う。金融機関のシステム更改や流通業の店舗ネットワーク構築など、業種ごとの要件に応じたインフラ整備を手掛ける。
マネージドサービスによる運用保守
導入後のITインフラを監視、保守、障害分析、改善業務まで担当するサービスである。金融システムなど高いセキュリティと可用性が求められる環境での安定稼働を支える。顧客のシステム運用負担を軽減し、障害発生時の迅速な対応を可能にする。2026年2月期には、売上収益174億円のうち大きな割合を占める。
ITコンサルティング
ITインフラに関する課題分析、要件定義、技術仕様策定を行うコンサルティングサービスである。顧客のシステム戦略に合わせた最適なインフラ構成を提案する。特にエンタープライズ顧客向けに、DX推進やクラウド移行などの上流工程から関与する。高度な専門知識を持つエンジニアが、ブリッジSEとして顧客と自社の橋渡し役も務める。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
情報サービスで高成長、収益性良好
ボードルアは情報・通信業に属し、主にソフトウェア開発やITサービスを提供する。直近の売上高は2024/2期73億円から2025/2期116億円、2026/2期174億円と急速に拡大し、営業利益率は21%前後と高い水準を維持している。同業他社であるVR AIN SolutionやCocoliveなども成長しているが、ボードルアは売上規模で優位に立ち、特に高収益で際立つ。IT需要の高まりを背景に、企業のDX投資が追い風となっている。強みは技術力と営業力にあり、今後の成長継続が期待される。一方で、人材確保や競争激化が課題となる。
強み
- 売上高が3期で2倍以上に急拡大し成長が顕著。
- 営業利益率20%超と同業比でトップクラス。
- 先端IT技術で競合との差別化を実現。
- DX投資拡大でITサービス需要が増加。
課題
- IT人材の確保が難しく成長制約の恐れ。
- 同業他社の成長で競争が激化。
- 特定顧客や業界への依存が高い可能性。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
IT・SaaSの時価総額近傍。太字がボードルア
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3762テクマトリックス | 1,068億円 | 18.7倍 |
| 2 | 7595アルゴグラフィックス | 1,040億円 | 4.9倍 |
| 3 | 6183ベルシステム24ホールディングス | 1,032億円 | 12.6倍 |
| 4 | 4819デジタルガレージ | 999億円 | 76.0倍 |
| 5 | 3993PKSHA Technology | 997億円 | 39.6倍 |
| 6 | 4413ボードルア | 953億円 | 37.8倍 |
| 7 | 6287サトー | 943億円 | 17.9倍 |
| 8 | 4071プラスアルファ・コンサルティング | 883億円 | 22.0倍 |
| 9 | 9692シーイーシー | 852億円 | 14.6倍 |
| 10 | 4480メドレー | 848億円 | 43.2倍 |
| 11 | 4828ビジネスエンジニアリング | 842億円 | 17.2倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。
会社の歴史
沿革 33件
ニキティスの子会社として設立された2007年
2007年4月、東京都文京区湯島に株式会社ニキティスの100%子会社として株式会社ボードルアが設立された。資本金は250万円。事業目的はネットワークインテグレーション事業であった。設立後すぐに業務拡大のため本社を渋谷区桜丘町に移転した。
首都圏での移転と資本増強を繰り返した成長期
2009年には本社を渋谷区代々木、2010年に港区六本木、2011年に港区赤坂へと移転。2012年には資本金を1,000万円に増資し、第二オフィスを六本木に開設。同年、ISO27001を取得。2016年に資本金3,000万円、2017年に5,000万円へ増資した。
サーディンとの吸収合併で独立した2019年
2019年5月、親会社のニキティスから新設分割された株式会社サーディンの子会社となる。同年6月にはサーディンとの間で、ボードルアを存続会社とする吸収合併を実施。これにより事実上独立した企業体となった。同時期に株式分割も行い、資本構造を整えた。
東京証券取引所マザーズへ上場した2021年
2021年11月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。上場直前の7月には1株を10株に分割。2022年4月の市場区分見直しによりグロース市場へ移行した。上場後の売上収益は急速に拡大し、2022年2月期の39億円から2026年2月期には174億円に達した。
M&Aと業務拡張で成長を加速した2022年以降
2022年4月に株式会社ZOSTECを皮切りに、2023年3月ALJOY、2024年3月FunClock、同年6月アクティアス、2025年6月SPIN TECHNOLOGYなど3社、2026年1月リクソルと立て続けに子会社化。2023年12月には本社を麻布台ヒルズに移転し、オフィスを統合した。株式分割も複数回実施している。
年表33件を開く
2000年代
- 2007年4月東京都文京区湯島に、㈱ニキティスの100%子会社としてネットワークインテグレーション事業を事業目的とした、㈱ボードルア(資本金250万円)を 設立
- 2007年6月業務拡大により、本社を東京都渋谷区桜丘町に移転
- 2009年1月業務拡大により、本社を東京都渋谷区代々木に移転
- 2009年9月一般労働者派遣事業許可証を取得
2010年代
- 2010年6月業務拡大により、本社を東京都港区六本木に移転
- 2011年12月業務拡大により、本社を東京都港区赤坂に移転
- 2012年2月資本金を1,000万円へ増資
- 2012年3月第二オフィスを東京都港区六本木に開設
- 2012年9月ISO27001(ISMS:情報セキュリティマネジメントシステム)を取得
- 2016年8月資本金を3,000万円へ増資
- 2017年12月資本金を5,000万円へ増資
- 2019年2月普通株式1株につき1,000株の割合で株式分割
- 2019年5月(株)ニキティスから新設分割した(株)サーディンの子会社となる
- 2019年6月普通株式1株につき1.2株の割合で株式分割
- 2019年6月M&A(株)サーディンとの間で当社を存続会社とする吸収合併を実施
- 2019年11月M&A本社に統合した第二オフィスを東京都港区六本木に再開設
2020年代
- 2020年7月第三オフィスを東京都港区六本木に開設
- 2021年1月請負案件の受注増加により、第二オフィスを増床
- 2021年7月社内研修施設拡張のため、第三オフィスを増床
- 2021年7月普通株式1株につき10株の割合で株式分割
- 2021年11月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所マザーズからグロース市場へ移行
- 2022年4月M&A株式会社ZOSTECを連結子会社化
- 2023年3月M&AALJOY株式会社を連結子会社化
- 2023年6月請負案件の受注増加により、第二オフィスを東京都港区麻布台に移転
- 2023年11月普通株式1株につき2株の割合で株式分割
- 2023年12月業務拡大により、本社を東京都港区麻布台に移転
- 2023年12月M&A第三オフィスを本社に統合
- 2024年3月M&A株式会社FunClockを連結子会社化
- 2024年6月M&A株式会社アクティアスを連結子会社化
- 2025年6月普通株式1株につき2株の割合で株式分割
- 2025年6月M&A株式会社SPIN TECHNOLOGY、株式会社悟空テクノロジーズ及び株式会社ONE-TECHを連結子会社化
- 2026年1月M&A株式会社リクソルを連結子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/2期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 営業利益成長率中長期的に重視する指標であり、具体的な数値目標は明記されていない
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
未経験者採用と育成による人材確保
ITインフラ分野に特化した教育研修システムを活かし、未経験者を採用・育成して早期戦力化する。経験者採用に依存せず安定的な人材確保を実現する。
- 02
M&Aでグループ一体型の人材創出
独自の教育システムを連結子会社に展開・共有し、グループ全体で専門人材を再現性高く創出する。子会社のエンタープライズ顧客獲得や先端技術対応力を高め、競争優位性を強化する。
- 03
営業力強化によるエンタープライズ展開
蓄積した技術ナレッジを基に、エンタープライズ顧客への営業を強化し、売上向上を図る。
- 04
コーポレートガバナンスと内部管理体制の強化
内部統制の実効性向上に向けた環境・体制を整備し、監査法人や顧問弁護士と連携してガバナンスを充実させる。
- 05
専門人材・高度専門人材の育成
技術ナレッジを活用し、専門人材・高度専門人材の効率的な育成と比率拡大を進め、競争力を強化する。連結子会社にもナレッジを共有し、中長期的成長を目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 5期分
グループ全体で3,704人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は413万円で、4期前と比べて+5.8%。平均年齢は28.0歳、平均勤続年数は3.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年2月 | 390 | 27.7 | 3.5 | 653 | — |
| 2023年2月 | 392 | 27.8 | 3.6 | 908 | — |
| 2024年2月 | 407 | 28.0 | 3.7 | 1,213 | — |
| 2025年2月 | 409 | 28.0 | 3.5 | 2,238 | 112 |
| 2026年2月 | 413 | 28.0 | 3.3 | 3,704 | 92 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社8社(国内 8 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社ZOSTEC東京都渋谷区議決権100.0%
- 国内ALJOY株式会社東京都渋谷区議決権100.0%
- 国内株式会社FunClock東京都港区議決権100.0%
- 国内株式会社アクティアス東京都港区議決権100.0%
- 国内株式会社SPIN TECHNOLOGY東京都渋谷区議決権100.0%
- 国内株式会社悟空テクノロジーズ東京都港区議決権100.0%
- 国内株式会社ONE-TECH東京都渋谷区議決権100.0%
- 国内株式会社リクソル東京都港区議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年2月期の売上高は174億円、営業利益は34億円。前期と比べると増収増益で、売上が+50.0%、利益が+36.0%。
会社が出している今期の予想2027年2月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 235億円 | 174億円 |
| 営業利益 | 44億円 | 34億円 |
| 純利益 | 31億円 | 25億円 |
| 1株あたり配当 | ¥10.1 | ¥10.1 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は54億円、営業利益は8億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+134.8%、営業利益は+60.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 14 | 3 | 21.4 | 2 |
| 2024年1Q | 17 | 3 | 17.6 | 2 |
| 2024年2Q | 18 | 4 | 22.2 | 3 |
| 2024年3Q | 19 | 4 | 21.1 | 3 |
| 2025年1Q | 23 | 5 | 21.7 | 3 |
| 2025年2Q | 30 | 5 | 16.7 | 5 |
| 2025年4Q | 63 | 15 | 23.8 | 10 |
| 2026年2Q | 77 | 14 | 18.2 | 10 |
| 2026年4Q | 97 | 20 | 20.6 | 15 |
| 2027年1Q | 54 | 8 | 14.8 | 6 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 9期分
2018年2月期からの9期で、売上は21億円から174億円へ8.3倍に増えた。直近期の営業利益率は19.5%。売上は8期、純利益は8期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年2月 | 21 | — | 2 | — | 1 |
| (株)サーディンとの間で当社を存続会社とする吸収合併を実施 | |||||
| 2019年2月 | 23 | — | 2 | — | 2 |
| 第三オフィスを東京都港区六本木に開設 | |||||
| 2020年2月 | 26 | — | 4 | — | 3 |
| 東京証券取引所マザーズに株式を上場 / この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません | |||||
| 2021年2月 | 31 | — | 5 | — | 4 |
| 株式会社ZOSTECを連結子会社化 | |||||
| 2022年2月 | 39 | — | 7 | — | 5 |
| ALJOY株式会社を連結子会社化 | |||||
| 2023年2月 | 52 | — | 10 | — | 8 |
| 株式会社FunClockを連結子会社化 | |||||
| 2024年2月 | 73 | — | 16 | — | 12 |
| 株式会社SPIN TECHNOLOGY、株式会社悟空テクノロジーズ及び株式会社ONE-TECHを連結子会社化 | |||||
| 2025年2月 | 116 | 25 | 25 | 21.6 | 18 |
| 株式会社リクソルを連結子会社化 | |||||
| 2026年2月 | 174 | 34 | 34 | 19.5 | 25 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年2月期
売上高174億円のうち、営業利益として残るのは34億円で19.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は25億円、売上の14.4%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金65.5%114億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.9%26億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益19.5%34億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 7期分
2026年2月期は営業CFが29億円、投資CFが−14億円で、差し引きのフリーCFは15億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は44億円で、売上の3.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年2月 | 4 | 0 | 0 | 4 | 12 |
| 2021年2月 | 4 | 1 | −1 | 5 | 16 |
| 2022年2月 | 5 | 0 | 9 | 5 | 30 |
| 2023年2月 | 9 | −1 | 2 | 8 | 39 |
| 2024年2月 | 13 | −3 | −6 | 10 | 43 |
| 2025年2月 | 19 | 3 | −30 | 22 | 35 |
| 2026年2月 | 29 | −14 | −6 | 15 | 44 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 9期分
2026年2月期の総資産は140億円。このうち返さなくてよい自己資本が77億円で、自己資本比率は55.0%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2018年2月 | 12 | 4 | 8 | 36.4 |
| 2019年2月 | 14 | 6 | 8 | 40.3 |
| 2020年2月 | 19 | 9 | 10 | 45.0 |
| 2021年2月 | 24 | 13 | 11 | 53.2 |
| 2022年2月 | 39 | 29 | 10 | 74.5 |
| 2023年2月 | 54 | 38 | 16 | 69.1 |
| 2024年2月 | 69 | 43 | 26 | 61.3 |
| 2025年2月 | 86 | 46 | 40 | 53.1 |
| 2026年2月 | 140 | 77 | 63 | 55.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で605社中20位あたり、逆に低いのは配当利回りで605社中594位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,963で、1年前と比べて+0.2%。過去52週の値幅のなかでは78%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 37.8倍 |
| PER (会社予想) | 29.5倍 |
| PBR | 11.45倍 |
| 配当利回り | 0.34% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は2,696円で、25日線2,974.08円を9.4%下回り、短期調整が続いています。52週高値3,430円からは21.4%下落しましたが、安値1,693円からは59%上昇しています。7月に3,220円まで上昇した後、急落に転じ、8月6日までに2,700円前後まで値を下げました。RSIは31.8と売られ過ぎの水準にあり、反発のタイミングを探る展開です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 22/100)。
PER 34.33倍は業界平均30.31倍を上回り、PBR 10.42倍は平均3.5倍の約3倍と著しく割高。ROEは40%と非常に高く収益性は優れているが、配当利回り0.37%は平均3.42%を大きく下回り、株主還元が手薄。売上高は2024/2の73億円から2026/2には174億円と急成長し、営業利益率も約20%と高いが、PERフォワード26.8倍でも割高感は否めない。高成長を織り込んだ評価であり、やや割高と判断。ただし、成長性を考慮するとPERの高さはある程度正当化される。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 37.8倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 29.5倍 | — |
| PBR | 11.45倍 | 2.96倍 |
| ROE | 40.0% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
デジタル人材の需要が高まる中、ITサービス市場は成長が続く。強気派は、売上高の急拡大と高収益性から、今後も成長が期待できるとみる。一方、弱気派は、株価が高水準で、過剰評価の懸念や、人材不足による成長の限界を指摘する。また、競争激化で価格低下のリスクも論点。
- 急成長の継続
売上高が毎期大幅に増加しており、成長トレンドが強い。
- 高い収益性
営業利益率が20%前後と高く、規模拡大が利益拡大に直結する。
- デジタル需要の拡大
DX推進でIT人材への需要が増加し、追い風が続くと期待。
- 売上高174億円で前期比50%増の急成長通年影響中
売上高は116→174億円、増収率50%と急拡大
- 予想PER26.8倍の低下、成長で割高解消決算発表後影響強
現在PER34.3倍に対し予想26.8倍、利益成長でバリュエーション正常化
- ROE40%と内生的資産成長力継続影響中
ROE40%は極めて高く、利益剰余金の積み上がりで株主価値向上
- 純利益25億円で3期連続最高益通年影響中
純利益は12→18→25億円と増加、増益トレンド継続
- 割高な株価
PBRが10倍を超え、バリュエーションが高すぎる可能性がある。
- 人材依存リスク
成長を支えるエンジニアの確保が難しくなると、業績悪化の懸念。
- 競争激化
IT人材市場での競争が激しく、単価低下の可能性。
- PBR10.4倍の極端な高バリュエーション継続影響強
PBR10.42倍はPBR1倍割れの同業と比較し過大、修正リスク
- 営業利益率が前年から2ポイント低下通年影響中
営業利益率21.55%→19.54%へ低下、競争激化で収益性悪化
- 株価が1年で15.8%下落、下降トレンド不定影響弱
1年騰落率-15.8%、高値からの調整が続く
- 配当利回り0.37%と株主還元不在継続影響弱
配当利回り0.37%と無配当に近く、投資家の魅力低下
- 売上高
- 急成長の継続性を確認するため。
- 営業利益率
- 高収益の維持が重要であり、変動に注意。
- エンジニア数
- 人材が事業の基盤であり、増加が成長の鍵となる。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり10.1円。いまの株価に対する利回りは0.34%。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥10.1
株主
有価証券報告書より
2026年2月期末の株主数は延べ4,046人。区分でいちばん多いのは個人・その他で75.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が10.3%を占め、残る89.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2022年2月% | 2023年2月% | 2024年2月% | 2025年2月% | 2026年2月% |
|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 88.3 | 83.3 | 85.3 | 77.8 | 75.3 |
| 外国法人 | 5.1 | 6.0 | 5.5 | 9.5 | 13.2 |
| 金融機関 | 3.1 | 8.7 | 6.5 | 8.7 | 8.7 |
| 自己株式 | — | — | 1.4 | 3.5 | 3.0 |
| 事業法人 | 0.5 | 0.9 | 0.7 | 1.0 | 1.6 |
| 証券会社 | 3.0 | 1.1 | 2.0 | 3.0 | 1.2 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 冨永重寛 | 37.87 |
| 02 | 藤井和也 | 14.12 |
| 03 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 5.41 |
| 04 | 小林剛士 | 4.05 |
| 05 | 程島義明 | 3.87 |
| 06 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.59 |
| 07 | JP MORGAN CHASE BANK385839(常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 2.48 |
| 08 | GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人 シティバンク・エヌ・エイ東京支店) | 2.13 |
| 09 | 會田祐規 | 1.11 |
| 10 | THE BANK OF NEW YORK MELLOW 140042(常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 0.87 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-26冨永 重寛新規の大量保有報告37.86%-0.06pt
- 2026-08-26藤井 和也新規の大量保有報告14.11%-0.05pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 9期分
1株利益は9期で−100%、1株純資産は9期で−100%。直近期のROEは40.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2018年2月 | 225,908 | 713,734 | 37.6 | — |
| 2019年2月 | 271 | 962 | 32.3 | — |
| 2020年2月 | 19 | 120 | 38.8 | — |
| 2021年2月 | 29 | 177 | 38.9 | — |
| 2022年2月 | 18 | 187 | 26.0 | 28.4 |
| 2023年2月 | 25 | 119 | 21.4 | 39.1 |
| 2024年2月 | 37 | 136 | 29.0 | 45.8 |
| 2025年2月 | 57 | 148 | 40.8 | 41.9 |
| 2026年2月 | 79 | 247 | 40.0 | 23.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/2期の役員報酬は総額87百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 冨永重寛 | 代表取締役社長 | 45 | 12,176,000 |
| 藤井和也 | 代表取締役 | 45 | 4,539,000 |
| 程島義明 | 取締役 営業統括本部長 | 44 | 1,243,000 |
| 岡本俊夫 | 取締役(常勤監査等委員)(注)1 | 75 | 10,400 |
| 矢上浄子 | 取締役(監査等委員)(注)1,4 | 50 | — |
| 瀬尾安奈 | 取締役(監査等委員)(注)1 | 45 | — |
| 加藤裕司 | — | 38 | 200 |
役員報酬の内訳2026/2期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 72 | 72 | 24 |
| 社外取締役 | 3 | 15 | 15 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
ニュース
AI解説今日の重要ニュースより
「今日の重要ニュース」でボードルアを取り上げた解説を、新しい順に並べている。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/2期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,692字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,425字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,807字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,290字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第19期(2025/03/01-2026/02/28)2026-05-27
- 半期報告書半期報告書-第19期(2025/03/01-2026/02/28)2025-10-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第18期(2024/03/01-2025/02/28)2025-05-23
- 半期報告書半期報告書-第18期(2024/03/01-2025/02/28)2024-10-15
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第1四半期(2024/03/01-2024/05/31)2024-07-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第17期(2023/03/01-2024/02/29)2024-05-23
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第3四半期(2023/09/01-2023/11/30)2024-01-12
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第2四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-12
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第1四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第16期(2022/03/01-2023/02/28)2023-05-25
- 四半期報告書四半期報告書-第16期第3四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-13
- 四半期報告書四半期報告書-第16期第2四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)2022-10-12
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2027年2月期第1四半期 決算補足説明資料2026-07-15
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