本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

オリコン

Oricon Inc.4800 · Standard · 情報・通信業

音楽ランキングで知られるオリコン。メディア運営とデータサービスを軸に、広告事業を展開する持株会社。

概要

オリコン株式会社は、音楽・映像・書籍のランキング情報提供を中核とする情報サービス企業である。東京都港区に本社を置き、ランキングデータのライセンス供与やマーケティング支援、エンターテインメント関連メディア運営などを展開する。2025年3月期の連結売上高は49億円、営業利益率は28.6%と高収益であり、従業員数は196名。2000年にナスダック・ジャパン市場へ上場し、現在は東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

コミュニケーション事業を中核とする3セグメント体制

当社グループは2026年3月期末時点で、純粋持株会社であるオリコン株式会社と連結子会社4社で構成される。報告セグメントはコミュニケーション事業、データサービス事業、広告事業の3つである。コミュニケーション事業はグループ売上の約68%(42億8792万円)を占め、株式会社oricon MEが総合トレンドメディア「オリコンニュース」や「オリコン顧客満足度ランキング」サイト、女性向け情報サイト「eltha」、オーディション情報サイト「Deview」を運営し、オリコンNewS株式会社がニュース配信サービスを提供する。データサービス事業はオリコン・リサーチ株式会社が法人向けデータ提供「ORICON BiZ online」や個人向け「you 大樹」、音楽データベース提供、モニターリサーチを担当し、売上高6億9210万円と前年比ほぼ横ばいである。広告事業は2024年10月に子会社化した株式会社新旭が広告企画制作を担い、当連結会計年度で13億2305万円の売上を計上した。2024年11月にはモバイル事業を承継する子会社の全株式を譲渡し、同事業から撤退している。

高収益と安定した財務基盤

当社グループは高い収益性と堅固な財務体質を特徴とする。2026年3月期の連結売上高は63億2089万円、営業利益15億4375万円(営業利益率24.4%)、経常利益16億101万円、親会社株主に帰属する当期純利益6億2540万円であった。自己資本比率は81.8%と高く、現金及び預金から有利子負債を差し引いた正味現預金は44億1726万円に達する。過去の損益推移をみると、売上高は2013年3月期の56億円から2020年3月期の42億円まで減少した後、2021年3月期以降は40億~49億円で推移し、2026年3月期に63億円へ大きく伸長した。純利益は2013年3月期の3億円から2024年3月期の11億円まで増加基調にあったが、2026年3月期はのれん減損損失の計上により6億円に減少した。2027年3月期の業績予想では売上高65億円、営業利益16億4000万円、純利益10億5000万円を見込み、増収増益を見込む。

純粋持株会社体制と子会社の役割

当社は2005年10月に分社型新設分割を実施し、純粋持株会社へ移行した。2026年3月期末の連結子会社は4社で、すべて当社の100%子会社である。コミュニケーション事業の中核は株式会社oricon MEで、2025年7月にオリコンNEXTコミュニケーションズ株式会社を吸収合併し、事業を集約した。データサービス事業はオリコン・リサーチ株式会社が担当し、2018年1月にオリコンDサイエンス株式会社を合併している。広告事業の株式会社新旭は2024年10月に株式取得により子会社化された。過去には韓国子会社ORICON CNS INC.(2008年売却)や、エネルギービジネスを手掛けるオリコン・エナジー株式会社(2018年合併)など、複数の子会社が存在したが、事業ポートフォリオの見直しにより現在の3事業体制に集約されている。また、2022年3月には株式会社StayListを持分法適用関連会社としている。

ランキングブランドの社会浸透と顧客満足度調査

「オリコン」のブランドは、音楽・映像・書籍の売上ランキングで広く知られる。このランキングデータを基盤に、法人向けオンラインサービス「ORICON BiZ online」や個人向け「you 大樹」、放送局・ECサイト向け音楽データベースを提供している。2003年から開始した顧客満足度(CS)調査事業は20年以上の実績を持ち、「商標利用」「デジタルプロモーション」「データ販売」の3つの提供メニューで企業のマーケティングを支援する。2026年3月期のCS調査事業売上高は前期比8.8%増加し、過去最高を記録した。また、総合トレンドメディア「オリコンニュース」のYouTubeチャンネル登録者数は2026年3月末時点で246万人に達し、外部メディア向けニュース配信や動画配信も拡大している。これらのメディア運営とデータ提供が相乗効果を生み、ブランド価値の向上につながっている。

業界の中での役割はエンターテインメント情報のメディア運営とデータ提供、広告制作を担う情報プロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
63億円
営業利益
15億円
営業利益率
23.8%
純利益
6億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
コミュニ ケーション43億円68.3%
広告13億円20.6%
データ サービス7億円11.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01メディア・エンターテインメント主力

総合トレンドメディア「オリコンニュース」や女性向け情報サイト、オーディション情報サイトを運営し、広告収入を得る。また、スマートフォン向けエンタメ総合配信サービスを提供。

主な製品・サービス2
オリコンニュース
音楽、映画、芸能などのエンタメ情報を中心とした総合トレンドメディア。ニュース配信と広告販売を行う。
オリコン顧客満足度ランキング
顧客満足度調査の結果を発表するサイト。ランキング形式で様々な業種の満足度指標を提供。

02データサービス準主力

法人向け・個人向けのデータ提供サービスや音楽データベース、ランキングデータ、モニターリサーチを運営。音楽ヒットチャートのデータは業界標準として広く利用される。

音楽ランキングデータで業界標準

主な製品・サービス2
ORICON BiZ online
法人向けに音楽関連データやランキング情報を提供するオンラインサービス。
you 大樹
個人向けに音楽ランキングやチャート情報を提供するデータサービス。

03広告副次

広告企画制作を行い、グループのメディアやクライアントの広告を制作・提供する。

製品と技術

オリコンランキングとエンターテインメントデータベース

当社グループの原点は、音楽ソフト・映像ソフト・書籍の売上ランキングの集計・発表である。このランキングデータは、法人向けオンラインサービス「ORICON BiZ online」として提供され、エンターテインメント業界のマーケティングに活用されている。個人向けには「you 大樹」というデータ提供サービスがある。さらに、放送局やECサイト向けに音楽データベースをライセンス供与しており、これらデータベース事業はデータサービス事業の根幹をなす。2026年3月期のデータサービス事業売上高は6億9210万円と前期比0.3%減と微減だが、オリコンランキングのブランド力は引き続き強固である。また、オリコン・リサーチ株式会社は「オリコン・モニターリサーチ」を運営し、消費者の購買動向調査も手掛ける。

顧客満足度調査事業の3つの提供メニュー

2003年から開始した顧客満足度(CS)調査事業は、20年以上の実績を持つ。公平中立な第三者機関として、様々な業種の商品・サービスを対象に調査を実施し、結果を「オリコン顧客満足度ランキング」として公表している。同事業の収益モデルは「商標利用」「デジタルプロモーション」「データ販売」の3つからなる。商標利用は調査結果を自社宣伝に使用する権利、デジタルプロモーションは送客や広告配信、データ販売は詳細な調査データの提供である。2026年3月期のCS調査事業売上高は前期比8.8%増加し、商標利用とデジタルプロモーションが過去最高を記録した。企業のマーケティング活動を支援するこの事業は、グループの成長エンジンの一つとなっている。

自社メディア群とオリコンニュースの多角展開

コミュニケーション事業の中核を担う株式会社oricon MEは、複数の自社メディアを運営する。総合トレンドメディア「オリコンニュース」は、エンターテインメントからライフスタイルまで幅広いニュースを発信し、2026年3月末時点でYouTubeチャンネル登録者数246万人を達成した。女性向け情報サイト「eltha」やオーディション情報サイト「Deview」も運営し、多様なユーザー層を取り込む。また、オリコンNewS株式会社は外部メディア向けにニュース記事や動画を配信しており、2026年3月単月の売上高が過去最高となるなど好調である。バナー広告やタイアップ広告の増加により、ニュース配信・PV事業全体の売上高は前期比8.8%増加した。

デジタルとオフラインを融合した広告ソリューション

2024年10月にグループ入りした株式会社新旭は、広告企画制作を専門とする。同社は大型スポーツイベントの企画運営などオフライン領域に強みを持ち、従来デジタル中心だった当社グループに物理的な広告制作能力をもたらした。2026年3月期の広告事業売上高は13億2305万円、セグメント利益7855万円を計上し、グループの第3の収益源として機能している。経営計画では、このデジタルとオフラインの融合を「ハイブリッド型広告ソリューション」と位置づけ、両領域の知見と顧客基盤を掛け合わせることで、より広範なマーケットへの展開を目指す。新旭の業績は4月期決算をベースに連結に取り込んでおり、今後はグループ内での連携強化による相乗効果が期待される。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • データサービス音楽ランキングデータで業界標準

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

情報サービス小規模、高い利益率が強み

当社は情報・通信業に属し、売上高約49億円(2025年3月期)と小規模ながら、営業利益率28.57%と非常に高い収益性を誇る。同業のVRAINソリューションやLisBと比較しても利益率は突出。2026年3月期は売上高63億円、利益率23.81%と成長継続見込み。ニッチな市場で高付加価値サービスを提供していると推察される。

強み

  • 営業利益率28%超と業界トップクラスの収益性。
  • 2026年売上高31%増と拡大、高成長持続。
  • 特定分野で強固な競争優位性を持つ。
  • 小規模組織で高い生産性を実現。

課題

  • ニッチ市場ゆえ成長に限界の可能性。
  • 高利益率分野に新規参入が起こり得る。
  • 特定顧客やサービスへの依存が懸念。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がオリコン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
13791IGポート212億円31.5倍
22477手間いらず211億円16.9倍
34393バンク・オブ・イノベーション211億円12.3倍
43835eBASE207億円19.1倍
54800オリコン205億円27.9倍
63968セグエグループ205億円10.0倍
7438Aインフキュリオン204億円43.1倍
83901マークラインズ200億円12.4倍
95139オープンワーク199億円19.6倍
103853アステリア198億円23.6倍
114434サーバーワークス197億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

データベース事業とコンテンツ提供を目的に設立された1999年

1999年10月、東京都港区六本木七丁目に資本金1億1500万円をもって株式会社おりこんダイレクトデジタルが設立された。設立目的はデータベース事業及びインターネット対応の移動体通信キャリアへのコンテンツ提供であった。2000年2月には本社を同区六本木七丁目15番14号に移転し、同年11月に大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に株式を上場した。この時期の事業は、まだ現在のようなランキング情報提供に特化しておらず、通信キャリア向けコンテンツ提供が主軸であった。2001年6月には株式会社オリコンを株式取得により子会社化し、商号をオリコン・グローバルエンタテインメント株式会社に変更した。

グループ化と商号変更を経て持株会社体制へ(2001-2005年)

2001年の株式会社オリコン子会社化を皮切りに、グループ化が急速に進んだ。2002年7月には商号をオリコン株式会社に変更し、子会社もオリコン・エンタテインメント株式会社と改称した。2003年8月にはオリコン・メディカル株式会社、2004年10月にはオリコン・デジタル・ディストリビューション株式会社を設立し、事業の多角化を図った。2004年12月には韓国子会社CINE WELCOME CO.,LTD.を株式取得により子会社化、2005年2月には株式会社シー・ピー・ユーを子会社化し、それぞれオリコン・サウンド・クリエイツ、オリコンDDへ商号変更した。2005年6月にはオリコン・メディカルをオリコン・モバイルに商号変更し、携帯向け事業を強化した。2005年10月、分社型新設分割により営業の全部をオリコン・マーケティング・プロモーション株式会社に承継し、当社は純粋持株会社へ移行した。

海外子会社の売却と国内再編の進展(2006-2013年)

純粋持株会社移行後も子会社の設立・再編が続いた。2006年12月にORWI株式会社を設立、2007年4月には韓国子会社をORICON CNS INC.に商号変更したが、2008年5月に同社株式を売却し連結対象から除外した。2008年10月にはオリコン・マーケティング・プロモーションをオリコン・リサーチ株式会社に商号変更し、データサービス事業の中核とした。2010年2月には新設分割によりオリコン・リサーチから広報企画部門及びリサーチ部門を承継するオリコン・コミュニケーションズ株式会社を設立、同年8月にオリコンMP株式会社を設立した。2013年1月にはORWI㈱をオリコン・エナジー株式会社に商号変更し、エネルギー事業に参入した。同年4月にはオリコンDDのニュース配信事業を分割しオリコンNewS株式会社を設立、同時に株式会社oricon MEとオリコンDDを合併するなど、事業の整理統合が進められた。

合併による事業集約とグループ再編(2015-2018年)

2015年は大規模なグループ再編の年となった。7月にオリコン株式会社とオリコン・ストラテジー株式会社を合併し、10月には株式会社oricon MEとオリコン・エンタテインメント株式会社及びORICON NEXT株式会社を合併した。これによりコミュニケーション事業がoricon MEに集約された。2018年1月にはオリコン株式会社とオリコン・エナジー株式会社を合併するとともに、オリコン・リサーチ株式会社とオリコンDサイエンス株式会社を合併し、データサービス事業を一本化した。一連の合併により、グループの事業構造がシンプルになり、持株会社直下にコミュニケーション・データサービス・エネルギー(のちに撤退)の3事業が並ぶ体制となった。2024年11月にはモバイル事業を承継する子会社の全株式を譲渡し、同事業から撤退した。

スタンダード市場移行と新たな事業領域への進出(2022年以降)

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより、JASDAQ市場からスタンダード市場に移行した。同年3月には株式会社StayListの株式を取得し持分法適用関連会社とした。2024年10月には株式会社新旭を株式取得により子会社化し、広告事業に本格参入した。新旭は広告企画制作を専門とし、大型スポーツイベントの企画運営などで収益を上げている。2025年7月には株式会社oricon MEとオリコンNEXTコミュニケーションズ株式会社を合併し、コミュニケーション事業の再集約を完了した。現在のグループは、コミュニケーション、データサービス、広告の3事業に集中しており、経営資源の選択と集中が進んでいる。

年表36件を開く

1990年代

  • 1999年10月データベース事業及びインターネット対応の移動体通信キャリアへのコンテンツ提供等を目的として、東京都港区六本木七丁目17番16号に資本金115百万円をもって㈱おりこんダイレクトデジタルを設立。

2000年代

  • 2000年2月本社を東京都港区六本木七丁目15番14号に移転。
  • 2000年11月上場大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に株式を上場。
  • 2001年6月M&A㈱オリコンを株式取得により子会社化。商号をオリコン・グローバルエンタテインメント㈱に変更。
  • 2002年7月商号変更商号をオリコン㈱に変更。商号をオリコン・エンタテインメント㈱に変更(㈱オリコン)。
  • 2002年9月本社を東京都港区六本木六丁目8番10号に移転。
  • 2003年8月オリコン・メディカル㈱設立。
  • 2004年10月オリコン・デジタル・ディストリビューション㈱設立。
  • 2004年12月M&A韓国子会社 CINE WELCOME CO.,LTD.を株式取得により子会社化。
  • 2005年2月M&A㈱シー・ピー・ユーを株式取得により子会社化。
  • 2005年3月商号変更商号をオリコン・サウンド・クリエイツ㈱に変更(㈱シー・ピー・ユー)。
  • 2005年5月商号変更商号をオリコンDD㈱に変更(オリコン・デジタル・デストリビューション㈱)。
  • 2005年6月商号変更商号をオリコン・モバイル㈱に変更(オリコン・メディカル㈱)。
  • 2005年10月分社型の新設分割を行い、当社の営業の全部を承継するオリコン・マーケティング・プロモーション㈱設立。当社は純粋持株会社となる。
  • 2006年12月ORWI㈱設立。
  • 2007年4月商号変更商号をORICON CNS INC.に変更(CINE WELCOME CO.,LTD.)。
  • 2007年12月商号変更商号を㈱oricon MEに変更(オリコン・モバイル㈱)。
  • 2008年5月ORICON CNS INC.株式売却により連結除外。
  • 2008年10月商号変更商号をオリコン・リサーチ㈱に変更(オリコン・マーケティング・プロモーション㈱)。

2010年代

  • 2010年2月新設分割により、オリコン・リサーチ㈱の広報企画部門及びリサーチ部門を承継するオリコン・コミュニケーションズ㈱設立。
  • 2010年5月オリコン・モバイル・ストラテジー㈱設立。
  • 2010年8月オリコンMP㈱設立。
  • 2010年11月商号変更商号をオリコン・ストラテジー㈱に変更(オリコン・モバイル・ストラテジー㈱)。
  • 2011年10月商号変更商号をORICON NEXT㈱に変更(オリコンMP㈱)。
  • 2012年7月M&AオリコンDD㈱とオリコン・コミュニケーションズ㈱を合併し、オリコンDD㈱とする。
  • 2013年1月商号変更商号をオリコン・エナジー㈱に変更(ORWI㈱)。
  • 2013年4月M&AオリコンDD㈱のニュース配信事業を新設分割し、新たに設立したオリコンNewS㈱に承継。㈱oricon MEとオリコンDD㈱を合併し、㈱oricon MEとする。
  • 2013年12月オリコンDサイエンス㈱設立。
  • 2015年7月M&Aオリコン㈱とオリコン・ストラテジー㈱を合併し、オリコン㈱とする。
  • 2015年10月M&A㈱oricon MEとオリコン・エンタテインメント㈱及びORICON NEXT㈱を合併し、㈱oricon MEとする。
  • 2018年1月M&Aオリコン㈱とオリコン・エナジー㈱を合併し、オリコン㈱とする。オリコン・リサーチ㈱とオリコンDサイエンス㈱を合併し、オリコン・リサーチ㈱とする。

2020年代

  • 2020年10月オリコンNEXTコミュニケーションズ㈱設立
  • 2022年3月M&A㈱StayList株式取得により持分法適用会社とする。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ市場からスタンダード市場に移行。
  • 2024年10月M&A㈱新旭を株式取得により子会社化。
  • 2025年7月M&A㈱oricon MEとオリコンNEXTコミュニケーションズ㈱を合併し、㈱oricon MEとする。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年3月期まで6,500百万円
  • 営業利益2028年3月期まで1,640百万円
  • 経常利益2028年3月期まで1,660百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2028年3月期まで1,050百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    CS調査事業の強化と情報信頼性向上

    顧客満足度調査事業において、AI技術を活用し第三者視点でデータ集計・分析のノウハウを強化。商標利用・デジタルプロモーション・データ販売の3メニューを通じて顧客企業のマーケティングを支援し、ブランド価値と収益拡大を図る。

  2. 02

    自社メディア強化とコンテンツ拡充

    「オリコンニュース」で専門情報を発信し、セッション数・ページビュー増加と単価向上を目指す。記事・動画でエンタメに加えライフスタイル分野へ展開、YouTubeチャンネル登録者数を活用した広告収益拡大に取り組む。

  3. 03

    デジタルとオフラインの融合広告ソリューション

    中核のコミュニケーション事業で、デジタル広告とオフライン広告を融合したハイブリッド型ソリューションを開発。新旭グループ加入を機に両領域の知見・顧客基盤を組み合わせ、広範な市場展開と収益性向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で196人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は742万円で、9期前と比べて+22.0%平均年齢は42.5歳、平均勤続年数は9.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月190
2018年3月184
2019年3月60942.98.2190
2020年3月63043.010.5195
2021年3月62738.99.3202
2022年3月67042.08.6202
2023年3月65442.09.8189
2024年3月70141.29.5190
2025年3月73742.310.1187749
2026年3月74242.59.7196765

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 東京都港区142百万円
全社(共通)
本社 — 東京都 千代田区11百万円
広告事業
主な関係会社
  • 国内
    オリコン・リサーチ㈱(注2、5)
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱oricon ME (注2、5)
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    オリコンNewS㈱(注2)
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱新旭
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈲リトルポンド
    東京都港区 · その他の関係会社
    議決権36.2%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は63億円営業利益15億円前期と比べると増収増益で、売上が+28.6%、利益が+7.1%。

売上高
+28.6%
63億円
営業利益
+7.1%
15億円
純利益
-40.0%
6億円
営業利益率
23.8%
前期比 -4.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高65億円63億円
営業利益16億円15億円
純利益11億円6億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は13億円、営業利益は4億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+18.2%、営業利益は+33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q133
2024年1Q11327.32
2024年2Q11436.43
2024年3Q13430.82
2024年4Q134
2025年2Q23626.15
2025年4Q26830.85
2026年2Q28725.04
2026年4Q35822.92
2027年1Q13430.83

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は56億円から63億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は23.8%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
オリコンDD㈱のニュース配信事業を新設分割し、新たに設立したオリコンNewS㈱に承継。㈱oricon MEとオリコンDD㈱を合併し、㈱oricon MEとする。
2013年3月5663
2014年3月5062
オリコン㈱とオリコン・ストラテジー㈱を合併し、オリコン㈱とする。
2015年3月4542
2016年3月4333
2017年3月3863
オリコン㈱とオリコン・エナジー㈱を合併し、オリコン㈱とする。オリコン・リサーチ㈱とオリコンDサイエンス㈱を合併し、オリコン・リサーチ㈱とする。
2018年3月3764
2019年3月3996
オリコンNEXTコミュニケーションズ㈱設立
2020年3月42128
2021年3月40109
㈱StayList株式取得により持分法適用会社とする。
2022年3月451510
2023年3月491711
㈱新旭を株式取得により子会社化。
2024年3月481611
㈱oricon MEとオリコンNEXTコミュニケーションズ㈱を合併し、㈱oricon MEとする。
2025年3月49141428.610
2026年3月63151623.86

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高63億円のうち、営業利益として残るのは15億円23.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の9.5%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金41.3%26億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金34.9%22億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益23.8%15億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
58.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+15.4pt
23.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.9pt
9.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.2pt
10.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
42.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが11億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは10億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は39億円で、売上の7.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月9−6−339
2014年3月7−5−229
2015年3月5−115−68
2016年3月610−71618
2017年3月5−1−9413
2018年3月8−1−5714
2019年3月9−1−3819
2020年3月8−1−5722
2021年3月81−3928
2022年3月11−1−51033
2023年3月9−11−6−225
2024年3月13−2−61131
2025年3月12−2−61034
2026年3月11−1−61039

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は71億円。このうち返さなくてよい自己資本が58億円で、自己資本比率は81.8%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月45202545.1
2014年3月41212049.8
2015年3月51222943.0
2016年3月40192146.6
2017年3月31201163.0
2018年3月3021970.6
2019年3月3527875.5
2020年3月3930977.9
2021年3月4436882.7
2022年3月5041982.2
2023年3月5547884.1
2024年3月6052886.1
2025年3月69571381.8
2026年3月71581381.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
46億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
61億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
13億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率605社中72位あたり、逆に低いのはROE605社中366位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.9%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
23.8%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
81.8%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
28.6%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.0%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,358で、1年前と比べて+72.3%過去52週の値幅のなかでは98%の位置にある。

¥1,358+0.0%1ヶ月+0.1%1年+72.3%時価総額205億円
過去52週の値幅
安値¥807高値¥1,371

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)27.9倍
PER (会社予想)16.6倍
PBR3.10倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1,354〜1,369円の極めて狭いレンジで推移しています。8月19日は1,358円で前日比0%とほぼ横ばい。25日移動平均線(1,357.32円)とほぼ同水準です。52週高値1,371円にほぼ張り付いており、52週安値783円からは約73%高い位置です。出来高は時折増えるものの、全体として低調で、方向感に欠けます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 52/100)

PERは27.86倍で業界平均30.2倍を下回り、PBRは3.1倍と平均3.55倍より低い。一方、予想PERは16.6倍と改善が見込まれる。ROEは10.9%とまずまずで、配当利回りは0%と無配だが、配当性向73.6%と高い。業界平均配当利回り2.7%に対し無配は見劣りするが、収益力は安定しており割安感はある。ただし、直近の純利益は減少傾向で、割安とまでは言い切れず、ほぼ妥当と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)27.9倍47.9倍
PER (予想)16.6倍
PBR3.10倍2.96倍
ROE10.9%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2026年3月期に売上高が49億円から63億円へと大幅に増加する見込みだが、純利益は10億円から6億円へ減少予想。この矛盾が投資論点。強気派は、売上拡大による将来的な利益成長や、ランキングのブランド力による新規事業の可能性を評価。弱気派は、売上増が低採算の事業によるもので利益率を圧迫する点を懸念。株価は1年で70%上昇し、PERも27倍と割高感が出ている。

プラスに働く材料7
  • 売上高の大幅成長

    2026年3月期予想売上高63億円は前期比28.6%増。

  • 高いブランド力

    オリコンランキングは業界標準で、データの独自性が強い。

  • 利益率の高さ

    過去の営業利益率28.6%と高く、収益性の高さが実証されている。

  • 売上高48→63億円と3期連続増収、成長軌道通年影響

    売上高は48億円から63億円へ15億円増加し、営業利益率23.81%と高水準を維持

  • 予想PER16.6倍と実績27.9倍から4割低下不定影響

    予想PERは16.6倍と実績PER27.86倍を約4割下回り、収益成長の織り込み余地が大きい

  • 営業利益15億円と2期連続で過去最高更新通年影響

    営業利益は14億円から15億円へ増加し、連続で過去最高を更新する

  • 株価が1年で70%上昇、市場の期待強まる継続影響

    株価は1年間で70.18%上昇し、時価総額205億円と成長期待を反映した水準

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低下

    2026年3月期の営業利益率予想23.8%と純利益6億円は前期比減少。

  • 割高感

    PER27.9倍は成長鈍化を考慮すると割高な水準。

  • 新規投資の不透明さ

    売上増の原資が低採算の事業であれば長期的な収益性が悪化。

  • 2026年3月期の純利益6億円、前期比40%減益通年影響

    純利益は10億円から6億円へ4億円減少し、ROE10.9%を押し下げる

  • 営業利益率28.6%→23.8%へ4.8pt低下通年影響

    営業利益率は28.57%から23.81%へ4.76ポイント低下し、収益性が悪化

  • 無配当が継続、株主還元の乏しさ継続影響

    配当利回りは0%で、純利益6億円に対して株主還元の手立てが少ない

  • 外国人保有比率2.6%と低く需給が細い継続影響

    外国人株主比率は2.63%と低く、売買が乏しく株価変動が大きい

次の決算で確かめる点
営業利益率
売上増が利益に結びつくか、ビジネスモデルの質を判断。
ランキングデータのライセンス収入
中核事業の健闘度と成長性を示す。
新規事業の売上構成比
売上増の源泉がどこにあるか、持続可能性を評価。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり0で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは0.00%。

年間配当
¥0
1株あたり
配当利回り
0.00%
いまの株価に対して
配当性向
73.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1067.5
2018年3月100.0
2019年3月1220.0103.4
2020年3月1741.7104.7
2021年3月170.071.0
2022年3月2335.3128.2
2023年3月2717.418.2
2024年3月297.436.8
2025年3月3624.138.5
2026年3月360.073.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ7,908人。区分でいちばん多いのは個人・その他58.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.0%を占め、残る62.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他30.334.635.538.941.758.0
事業法人48.547.046.848.848.833.3
自己株式8.610.310.912.913.513.9
金融機関10.24.25.45.04.74.7
外国法人10.312.69.65.73.02.4
証券会社0.71.52.51.41.61.3
外国人個人0.10.10.10.20.10.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01㈲リトルポンド31.16
02UHPartners2投資事業有限責任組合6.73
03光通信KK投資事業有限責任組合5.85
04㈱日本カストディ銀行(信託口)3.50
05エスアイエル投資事業有限責任組合2.19
06小池 秀効1.98
07小池 尚子1.96
08嶋村 吉洋1.87
09光通信㈱1.00
10小池 結実0.99

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近9
  • 2026-07-22
    有限会社リトルポンド
    新規の大量保有報告
    31.16%
  • 2026-07-22
    光通信株式会社
    新規の大量保有報告
    6.85%
  • 2026-07-22
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    1.33%
    -0.11pt
  • 2026-07-21
    メディア株式会社
    新規の大量保有報告
    27.13%
    -4.03pt
  • 2026-07-21
    メディア株式会社
    新規の大量保有報告
    27.13%
  • 2026-07-07
    有限会社リトルポンド
    新規の大量保有報告
    31.16%
  • 2026-07-07
    光通信株式会社
    新規の大量保有報告
    6.85%
  • 2026-07-07
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    1.44%
  • 2026-06-04
    有限会社リトルポンド
    新規の大量保有報告
    31.16%
    +0.51pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+169%、1株純資産は14期で+231%。直近期のROEは10.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1813613.718.669.9
2014年3月1414110.130.287.7
2015年3月1614910.920.351.6
2016年3月2312716.49.823.8
2017年3月2413917.611.767.5
2018年3月2815418.912.1
2019年3月4219124.116.8103.4
2020年3月5621827.112.6104.7
2021年3月6226325.918.671.0
2022年3月7430326.112.2128.2
2023年3月8235025.212.018.2
2024年3月8039921.410.636.8
2025年3月7643818.310.638.5
2026年3月4945210.916.873.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額98百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
小池恒代表取締役 会長6171,700
佐藤直也代表取締役 社長616,700
原田健明取締役577,500
藤原誠司取締役6312,500
森川幸取締役48
小高新一常勤監査役621,300
西島聡監査役57
石島徹監査役73

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)475337820
社外取締役412123
監査役1888

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容734字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当連結会計年度末において、当社(オリコン株式会社)、連結子会社4社によって構成されております。当社は、純粋持株会社であり、連結子会社における当社持株比率は、4社全てにおいて100%であります。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当連結会計年度末における当社グループの主な事業の概要、並びに当該事業を展開する連結子会社は、次のとおりであります。事業区分は、「報告セグメント」と同一であります。 (1)「コミュニケーション事業」 株式会社oricon ME ◆WEBサイトの制作・運営・広告販売 ・総合トレンドメディア「オリコンニュース」 ・顧客満足度(CS)の調査結果・指標を発表するサイト「オリコン顧客満足度ランキング」 ・女性向け情報サイト「eltha」 ・オーディション情報サイト「Deview」 ◆スマートフォン・PC 向けエンタメ総合配信サービスの運営 オリコンNewS株式会社 ◆ニュース配信サービスの提供 (2)「データサービス事業」 オリコン・リサーチ株式会社 ◆法人向けデータ提供サービス『ORICON BiZ online』の運営 ◆個人向けデータ提供サービス『you 大樹』の運営 ◆放送局及びECサイト向け音楽データベースの提供 ◆各種ランキングデータの提供 ◆『オリコン・モニターリサーチ』の運営 (3)「広告事業」 株式会社新旭 ◆広告企画制作 事業系統図は、以下のとおりであります。(2026年3月31日現在)
経営方針・対処すべき課題2,575字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 [経営理念] ファクト-事実-を情報化する [経営方針] オリコンは、フェイクニュースの横行など、情報が錯綜する社会において、客観的、公平な立場から事実を情報化し、広く提供することで、社会からの信頼を獲得します。これにより、豊かな生活の実現と、様々な産業の発展に貢献する社会的価値の高い企業を目指します。 (2)経営戦略等 当社グループは、顧客満足度(CS)調査事業を展開する幅広いサービス産業の分野において、20年以上にわたってデータ集計・分析のノウハウを培ってまいりました。この事業基盤のさらなる強化と活用推進のために、人工知能(AI)関連技術をはじめとする新たなテクノロジーを積極的に用いた取り組みを行ってまいります。また、提供する情報の科学的な信頼性向上やユーザーの利便性を高める改善施策に注力して利用機会の拡大を実現し、基幹事業の持続的な成長を図ってまいります。 (3)経営環境 わが国経済は、国際社会における地政学的な緊張の高まりを背景とした資源価格の高騰や外国為替相場の急激な変動による物価高が個人の消費動向等に影響を与えており、国内経済の先行きは不透明な状況が続いております。 国内の広告分野においては、電通グループ及び㈱CARTA HOLDINGSによる共同発表によれば、2025年のインターネット広告費は社会のデジタル化を背景に堅調に推移し、前年比10.8%増加の4兆459億円と過去最高を更新し、その構成比は日本の総広告費全体の50.2%を占め、初めて過半数に達しました。 当社グループは、「オリコン」ブランドを活用して信頼性の高い情報を広く社会に提供するという基本姿勢を堅持しており、引き続き事業パートナーと連携し市場環境を注視しながら今後の事業運営に取り組んでまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ①顧客満足度(CS)調査事業 当社は、企業側にも消費者側にも属さない公平中立な第三者の立場から、商品やサービスの品質および信頼性を「情報化」し、社会全体の暮らしの満足度を高めることを目指しております。「商標利用」「デジタルプロモーション」「データ販売」の三つの提供メニューを通じて、顧客企業のマーケティング活動や顧客満足度の向上を支援し、そのサポート力をさらに強化してまいります。「オリコン顧客満足度」の認知拡大を通じて、ブランド価値および信頼性の向上を図り、収益の拡大を目指してまいります。 ②自社インターネットメディアの強化 総合トレンドメディア「オリコンニュース」等の自社メディアにおいて、信頼性の高い専門情報を幅広いジャンルで発信し、媒体価値の向上によるセッション数・ページビュー数の増加および単価向上を図ってまいります。あわせて、記事・動画の両面でエンタテインメントに加えライフスタイル分野へ展開を拡大し、独自コンテンツの制作と調達を推進した結果、YouTubeチャンネル登録者数は2026年3月末時点で246万人を突破しました。今後も生産性やユーザビリティを高め、広告収益の拡大に取り組んでまいります。 ③ハイブリッド型の広告ソリューションの深化 当社は、中核事業の一つであるコミュニケーション事業において、継続的な成長と収益性の向上を推進しております。これまでデジタル領域を中心に事業展開してまいりましたが、2024年に㈱新旭が当社グループに加わったことを契機に、デジタルとオフライン広告を融合した広告ソリューションの開発を加速しております。両領域における知見と顧客基盤を掛け合わせることで、提供価値の拡張と顧客接点の多様化が進み、従来以上に広範なマーケットへの展開が可能となりつつあります。今後は、こうした取り組みを通じて「オリコン」ブランドの価値向上を図るとともに、持続的な企業成長の実現を目指してまいります。 定量目標 2027年3月期につきましては、地政学的緊張の高まりや為替変動等を背景とした物価高が企業業績に影響を及ぼし、これに伴う広告出稿の抑制が懸念される状況にあります。加えて、生成AIの普及に伴う検索行動の変化により、ユーザーが情報元サイトを閲覧しない「ゼロクリック検索」の増加や広告ブロックアプリの利用拡大が進んでおり、広告表示回数の減少等の影響は避けられず、広告収益に依存するサイト運営者およびネット広告事業者を取り巻く事業環境は、不透明な状況にあります。 以上のような状況の下、当社グループは既存の事業ポートフォリオの見直しを含む選択と集中を進め、事業強化を図ってまいります。通期の連結業績につきましては、売上高6,500百万円(当連結会計年度比2.8%増)、営業利益1,640百万円(当連結会計年度比6.2%増)、経常利益1,660百万円(当連結会計年度比3.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,050百万円(当連結会計年度比67.9%増)を見込んでおります。 指標   2026年3月期 (実績)   2027年3月期 (予想)   当連結会計年度比 売上高   6,320百万円   6,500百万円   2.8%増 営業利益   1,543百万円   1,640百万円   6.2%増 経常利益   1,601百万円   1,660百万円   3.7%増 親会社株主に帰属する 当期純利益   625百万円   1,050百万円   67.9%増 上記の業績予想は有価証券報告書の提出日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、より一層の利益拡大と企業価値の向上を図るべく、会社経営の基本指標として、連結ベースの営業利益、営業利益率及び前年比増加率、親会社株主に帰属する当期純利益等を重要な経営指標としております。
事業等のリスク4,375字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績等の状況に与える影響につきましては、合理的に予見することが困難であるため記載しておりません。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、可能な限り発生の回避に努めるとともに、発生した場合の的確な対応に努めてまいります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①当社グループの事業を取り巻く環境の変化について 1)インターネット広告の市場動向について 国内のインターネット広告市場は、電通グループ及び㈱CARTA HOLDINGSによる共同発表によれば、2025年のインターネット広告費は社会のデジタル化を背景に堅調に推移し、前年比10.8%増加の4兆459億円と過去最高を更新し、その構成比は日本の総広告費全体の50.2%を占め、初めて過半数に達しました。 今後もインターネット広告の需要は拡大していくものと想定しておりますが、将来的にインターネットの利用者数や利用時間が伸びず、インターネット広告市場全体の成長が鈍化するような場合、新たなインターネット広告商品や広告配信技術の普及、生成AIの普及に伴う検索行動の変化によるユーザーの情報取得方法の変容、「ゼロクリック検索」の増加や広告ブロックアプリの利用拡大等により広告表示機会が減少する場合など、市場構造に変化が生じる場合、もしくはインターネット上での情報漏洩や犯罪の深刻化などインターネットに対する信頼感が著しく損なわれるような状況になった場合、さらに、米国をはじめとする主要国における景気後退等により企業の広告宣伝費が削減され、日本市場の広告需要にも影響が及ぶような場合には、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 2)インターネット向けコンテンツのユーザー嗜好の変化について インターネット向けサービスにおいては、技術や市場の変化が大きく、ユーザー嗜好の移り変わりも激しいことから、ユーザーにとって魅力的なコンテンツを適時に提供できない場合、もしくは価格競争力を維持できない場合においては、利用者数の減少によって当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。当社グループでは、ユーザーニーズを的確に把握・分析しながら、インターネット向け(モバイル端末向け、PC向け等)にコンテンツを提供し、利用者数の増加による収益の向上を図ってまいります。 3)音楽業界の市場動向について 音楽業界におきましては、一般社団法人日本レコード協会調べによると、2025年年間(1月~12月)の音楽ソフト(オーディオレコード・音楽ビデオの合計)の生産実績は前年比5%増の2,157億円となりました。当社グループにおいては、音楽のマーケティングデータ販売等が音楽業界を対象にしていることから、今後、音楽業界の市場動向がさらに大きく変化する場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 4)モバイル端末の市場動向について ㈱MM総研の国内携帯電話端末の出荷台数調査では、2025年暦年(1月~12月)のスマートフォン出荷台数は前年比11.6%増となり、総出荷台数の97.3%を占めております。また、高速通信規格5G対応スマートフォンの出荷台数はスマートフォン出荷台数全体の99.5%を占めております。当社グループでは、スマートフォンユーザー向けを中心としたサービスを展開しておりますが、電気通信事業者のサービス終了によりユーザー自体が減少し、収益力が想定以上に低下した場合、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 ②その他、事業運営全般について 1)システムトラブルについて 当社グループの事業は、モバイル端末、PC等とコンピューターシステムとを結ぶ通信ネットワークに依存しており、自然災害や事故等によって通信ネットワークが切断された場合には、当社グループの営業の一部が停止する可能性があります。また、当社グループもしくはインターネットプロバイダー、データセンター、通信キャリア等のシステムが、ハードウエアまたはソフトウエアの欠陥、アクセス数の一時的な過負荷、電力供給の停止等によって、システムが停止もしくは不全の状態に陥る可能性があります。さらに、外部からの不正な手段によるシステム内への侵入等の犯罪や従業員の誤認等によって、当社グループの提供するコンテンツが書き換えられたり、重要なデータが消去または不正に入手されたりする恐れもあります。これらの障害が発生した場合には、当社グループに直接的な損害が生じるほか、顧客からの当社グループのシステム自体への信頼性の低下を招きかねず、当社グループの業績及び今後の事業展開に影響が及ぶ可能性があります。 当社グループのWEB関連の事業、データサービス事業に欠かせないサーバー機器については、耐震性に優れ、信頼性の高いデータセンターを活用しており、重要なデータはデータセンター内及び遠隔地に位置する複数のエリアに分散してバックアップを用意し定期的に更新しております。また、サイバー攻撃等に対しては、当社グループのコンピューターシステムには、セキュリティソフトやウイルス対策ソフトの導入に加え、EDR(Endpoint Detection and Response)製品を採用するとともに、セキュリティの専門家が24時間365日体制で端末やネットワークを監視するMDR(Managed Detection and Response)サービスを活用することで被害を最小限に抑える対策を講じております。これにより、リアルタイムでの脅威検出と対応が可能となり、情報セキュリティの体制を一層強化しております。 2)自然災害等について 当社グループの事業展開において、予期せぬ天災や疫病等による社会的混乱が発生した場合には、人的、物的損害や事業活動の停止等により、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。当社グループでは、地震発生時を想定して導入している社員の安否確認ツールについて、セキュリティ強化や細かな災害対象地域の設定等の機能を備える等、迅速な安否確認が可能となる手段を確保しております。また、当社グループ全体に向けた防災マニュアルの周知や、発生時の対応ガイドラインの策定等、事業リスクの最小化に向けた施策を推進しております。 3)コンテンツ獲得について 当社グループの取り扱うWEBサイト、スマートフォン向けのコンテンツには、権利保有者の許諾を得た上で、有料もしくは無料で提供しているものがあります。これらのコンテンツ提供に係わる許諾を得られない場合、もしくはコンテンツ使用料等が高騰する場合には、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 4)技術の進展について 当社グループの想定を超える新サービスの導入など技術革新が起きた場合には、対応のための費用の増加、もしくは迅速に対応できないことによる競争力の低下が生じ、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。当社グループが事業を展開しているインターネット広告の分野は、技術革新が目覚ましく、当社グループにおいては新技術への対応を適宜行っております。 5)個人情報の取扱について 万一、機密情報・個人情報が外部に流出した場合、当社グループへの損害賠償請求や信用低下等によって、当社グループの業績及び今後の事業展開に影響が及ぶ可能性があります。当社グループでは、業務遂行において取得した顧客情報等の機密情報・個人情報を保有しており、その情報管理を事業運営上の重要事項と捉えております。一般財団法人日本情報経済社会推進協会より「プライバシーマーク」の認定・付与を受けるとともに、社内の個人情報保護体制を構築し、厳重な管理体制のもとで情報を管理しております。外部からの不正アクセスに対しては、システム環境を整備するとともに、ネットワーク監視やアクセス監視を厳重に行う等、セキュリティ対策を講じております。また、入退館管理や監視カメラ等により物理的なアクセスを管理するほか、全社員を対象とした個人情報保護に関する研修、標的型攻撃メール訓練、情報端末の取扱いやメール誤送信防止等に関する社内教育を徹底して個人情報の保護意識及びITリテラシーを高め、情報保護を積極的に取り組んでおります。 6)主要な経営陣への依存と人材の確保について 当社グループの事業展開上、代表取締役である小池恒をはじめとする主要な経営陣が中心的な役割を担っております。これらの経営陣において、何らかの事由によって業務執行ができない事態が生じた場合には、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 当社グループでは、事業の拡大に伴って、人材の確保と育成が重要な課題となっております。今後、社内での人材育成、または社外からの人材の獲得が計画通りに進捗しなかった場合、もしくは適正な人材が社外に流失した場合には、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。当社グループでは、性別問わず個々人の能力による管理職への登用を実施しており、男女平等にモチベーションを高め、より能力を発揮しやすい環境整備を推進しております。 7)保有する投資有価証券の評価について 当社グループは、保有する投資有価証券の評価基準及び評価方法として、投資有価証券のうち市場価格のない株式等以外のものについては期末の時価を適用し、株式市場の変動などにより評価損を計上する可能性があります。また、市場価格のない株式等については、期末時点での発行会社の財務状況や今後の見通しから減損すべきだと判断した場合には、評価損を計上する可能性があります。このような状況になった場合、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 8)新規事業について 当社グループは、他事業の買収または資本提携などを行う可能性があります。これらが、市場環境の変化や不測の事態により、当初計画していた事業展開や投資回収を行えない状況になった場合、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。当社グループでは、今後も事業基盤の拡大と収益力の向上を図るため、充分な検証を行った上で、新サービスもしくは新規事業に取り組んでまいります。
経営成績の分析 (MD&A)6,775字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、ウクライナ情勢や中東情勢の混迷等、国際社会における地政学的な緊張の高まりを背景とした資源価格の高騰や外国為替相場の急激な変動による物価高が企業業績に影響を与えており、国内経済の先行きは不透明な状況が続いております。 国内の広告分野においては、電通グループ及び㈱CARTA HOLDINGSによる共同発表によれば、2025年のインターネット広告費は社会のデジタル化を背景に堅調に推移し、前年比10.8%増加の4兆459億円と過去最高を更新し、その構成比は日本の総広告費全体の50.2%を占め、初めて過半数に達しました。 このような状況の中、当社グループは「ファクト-事実-を情報化する」という経営理念のもと、客観的、公平な立場から事実を情報化し広く提供することで、社会からの信頼を獲得してまいりました。信頼を基盤とした事業成長を通じて、豊かでサステナブルな社会の実現を目指し、企業価値の創出に努めております。 当連結会計年度の当社グループの連結経営成績は、次のようになりました。 コミュニケーション事業は前連結会計年度比で増収となり、データサービス事業は前連結会計年度比で減収となりました。広告事業は株式会社新旭(4月期決算会社)の2025年2月から2026年1月までの経営成績を当社グループの当連結会計年度の連結経営成績に取り込みました。モバイル事業は2024年11月、本事業を承継する子会社の全株式を当社グループ外企業に譲渡しました。この結果、売上高は前連結会計年度比1,404,854千円増(28.6%増)の6,320,892千円となりました。 費用面では、前連結会計年度と比べて、売上原価は主に広告事業の原価等の増加により1,049,707千円増(67.2%増)、販売費及び一般管理費はのれん償却費や人件費等の増加により213,608千円増(10.9%増)となりました。 以上の結果、営業利益は前連結会計年度比141,538千円増(10.1%増)の1,543,758千円となり、営業利益率は当連結会計年度で24.4%となりました。経常利益は前連結会計年度比200,999千円増(14.4%増)の1,601,019千円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、株式会社新旭の連結子会社化で発生したのれんの減損損失を計上したほか、前連結会計年度に投資有価証券売却益及びモバイル事業を承継する子会社の全株式を当社グループ外企業に譲渡したことによる子会社株式売却益等の計上があったことにより前連結会計年度比366,676千円減(37.0%減)の625,400千円となり、自己資本利益率(ROE)は10.9%となりました。 当連結会計年度末の総資産は7,096,620千円となり、前連結会計年度末と比べ179,032千円増加しました。負債合計は1,293,008千円となり、現金及び預金から有利子負債を差し引いた正味現預金は4,417,262千円となりました。純資産合計は5,803,612千円となり、前連結会計年度末と比べ146,373千円増加しました。 流動資産は5,654,213千円となり、前連結会計年度末と比べ614,065千円増加しました。これは主に、現金及び預金等の増加によるものであります。固定資産は1,442,407千円となり、前連結会計年度末と比べ435,033千円減少しました。これは主に、株式会社新旭の連結子会社化で発生したのれんを減損処理したことによるものであります。 負債合計は1,293,008千円となり、前連結会計年度末と比べ32,659千円増加しました。これは主に、その他流動負債等の増加によるものであります。 純資産合計は5,803,612千円となり、前連結会計年度末と比べ146,373千円増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益625,400千円、配当金の支払470,911千円等によるものであります。 以上の結果、当連結会計年度末の自己資本比率は81.8%となり、前連結会計年度末と比べ横ばいとなりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 1.コミュニケーション事業 ニュースコンテンツの提供並びにWEBサイトの制作・運営・広告販売等を行うコミュニケーション事業では、「顧客満足度(CS)調査事業」と「ニュース配信・PV事業」を展開しております。 顧客満足度(CS)調査事業の当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度と比べ8.8%増加しました。順調に契約先を獲得したことにより、商標利用・デジタルプロモーション(送客)の売上高は過去最高となりました。 ニュース配信・PV事業の当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度と比べ8.8%増加しました。自社メディア「オリコンニュース」のセッション数及びバナー広告単価が前年と比べ増加し、タイアップ広告も増加しました。外部メディア向けコンテンツ提供は、ニュース記事・動画ともに増収となり、3月単月の売上高が過去最高となりました。 以上の結果、コミュニケーション事業全体の当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度比347,201千円増(8.8%増)の4,287,929千円、セグメント利益は前連結会計年度比281,884千円増(11.8%増)の2,673,373千円となりました。 2.データサービス事業 音楽ソフト・映像ソフト・書籍のマーケティングデータを提供するオンラインサービス「ORICON BiZ online」を中心に、当社グループが保有するエンタテインメント関連データを活用したビジネスを展開しております。当連結会計年度の売上高は前連結会計年度比1,772千円減(0.3%減)の692,100千円、セグメント利益は前連結会計年度比1,843千円減(0.7%減)の259,007千円となりました。 3.広告事業 広告企画制作を中心に、広告イベント等の企画運営事業等を展開しております。㈱新旭の2025年2月から2026年1月までの経営成績を当社グループの連結経営成績に取り込みました。大型スポーツイベントの企画運営による収入が寄与し、当連結会計年度の売上高は1,302,305千円、セグメント利益は78,551千円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、3,882,371千円となり、前連結会計年度末と比べ446,353千円増加しました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、得られた資金は1,127,104千円となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益1,206,700千円、減損損失368,635千円、のれん償却101,484千円、法人税等の支払額△604,827千円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、使用した資金は121,975千円となりました。これは主として、投資有価証券の取得による支出△45,000千円、有形固定資産の取得による支出△38,003千円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、使用した資金は558,775千円となりました。これは主として、配当金の支払額△491,615千円、自己株式の取得による支出△51,840千円、長期借入金の返済による支出△15,320千円によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績及び受注実績 当社グループは、WEBサイトの制作・運営、モバイル端末へのコンテンツ提供及びソフトECのデータベース提供を主体とする会社であり、生産設備を保有していないため、生産実績は記載しておりません。 また、当社グループは受注生産も行っていないため、受注実績の記載はしておりません。 b.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) コミュニケーション事業(千円)   4,287,929   108.8 データサービス事業(千円)   692,100   99.7 広告事業(千円)   1,302,305   1,590.2 報告セグメント計(千円)   6,282,335   128.3 その他(千円)   38,556   213.0 合計(千円)   6,320,892   128.6 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、すべての相手先の総販売実績に対する割合が100分の10未満のため、記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績等は、以下のとおりであります。 経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度末における売上高は、前連結会計年度比1,404,854千円増(28.6%増)の6,320,892千円となりました。これは主に、顧客満足度(CS)調査事業が前連結会計年度比8.8%増、ニュース配信・PV事業が前連結会計年度比8.8%増となったほか、広告事業は㈱新旭(4月期決算会社)の2025年2月から2026年1月までの経営成績を当社グループの当連結会計年度の連結経営成績に取り込みました。さらに、モバイル事業を継承する子会社の全株式を当社グループ外企業に譲渡したことによるものであります。各報告セグメントの外部顧客への売上高の連結売上高に占める割合は、コミュニケーション事業が68.3%、データサービス事業が11.0%、広告事業が20.7%となりました。 (売上総利益) 当連結会計年度末における売上総利益は、売上原価が1,049,707千円増(67.2%増)となったことにより、3,708,464千円となり、売上総利益率は前連結会計年度比9.5ポイント減の58.7%となりました。 (営業利益) 当連結会計年度末における販売費及び一般管理費は、賃上げやのれん償却費等もあり、前連結会計年度比213,608千円増(10.9%増)となりました。当社グループが最重要指標としている当連結会計年度末における営業利益は前連結会計年度比141,538千円増(10.1%増)の1,543,758千円、営業利益率は前連結会計年度比4.1ポイント減の24.4%となりました。 (経常利益) 当連結会計年度末における営業外収益は、前連結会計年度比50,997千円増の96,372千円となりました。営業外費用は、前連結会計年度比8,463千円減の39,111千円となりました。 以上の結果、経常利益は、前連結会計年度比200,999千円増(14.4%増)の1,601,019千円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度末における特別利益の計上はなく、前連結会計年度比163,841千円の減少となりました。特別損失は、主にのれんの減損損失により前連結会計年度比365,814千円増の394,319千円となりました。以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比366,676千円減(37.0%減)の625,400千円となりました。 財政状態の分析 当社グループの当連結会計年度末における財政状態は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、連結ベースの営業利益、営業利益率及び前年比増加率、親会社株主に帰属する当期純利益、一定の自己資本利益率(ROE)、純資産配当率(DOE)を確保することを経営指標として位置づけております。 当連結会計年度における営業利益は前年度を上回りましたが、営業利益率及び親会社株主に帰属する当期純利益は前年度を下回り、ROEは10.9%と7.4ポイント減少、DOEは8.1%と0.5ポイント減少となりました。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 1.コミュニケーション事業 当社グループの主力事業セグメントとしており、二つのサブセグメントで構成されております。 (顧客満足度(CS)調査事業) 商標利用・デジタルプロモーション(送客)・データ販売の三つのビジネスを展開しております。商標利用は継続受注及び新規ランキングでも契約を獲得し、デジタルプロモーション(送客)は新規出稿からのマネタイズ化やクリック単価の上昇が寄与し、前連結会計年度の実績を上回ることができました。 (ニュース配信・PV事業) 自社メディアにおけるバナー広告を中心とした広告収入は、WEBサイトのユーザビリティ向上など当社グループ独自の施策が寄与し単価向上により増加しました。タイアップ広告やニュース配信による収入も増加し、前連結会計年度の実績を上回りました。 2.データサービス事業 音楽ソフト・映像ソフト・書籍のランキング情報を活用したマーケティングデータを作成し、商品情報のデータベース化、データのカスタマイズ化等、商材の拡販に注力しましたが、前連結会計年度の実績を下回りました。 3.広告事業 2024年10月、広告企画制作を展開する㈱新旭を連結子会社化して以降、当連結会計年度は主に第3四半期において、大型スポーツイベントの企画運営による収入が寄与しました。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況の分析 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は事業投資や設備投資等によるものであります。 運転資金及び投資資金並びに株主還元等については、主として営業活動から得られるキャッシュ・フローを源泉とする内部資金を基本としております。また、当社グループは、キャッシュ・マネジメント・システムを導入しており、グループ会社から資金を預かり、効率良く運用しております。 当社グループは、健全な財務体質、継続的な営業活動によるキャッシュ・フロー創出能力により、今後も事業成長を確保する目的で手元流動性を高める資金調達や、個別投資案件への資金調達は可能であると考えております。なお、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は3,882,371千円となっております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。