概要
オープンワーク株式会社は、社員のクチコミを基盤としたワーキングデータプラットフォームを運営する情報・通信業の企業である。2007年に転職・就職情報サイト「Vorkers」(現「OpenWork」)として創業し、現在は同サイトの運営に加え、企業向け採用支援サービス「OpenWorkリクルーティング」、社員クチコミデータを投資判断に提供する「FIS」などのオルタナティブデータサービスを展開する。2022年12月に東京証券取引所グロース市場に上場。2025年12月期の営業収益は約46.5億円、営業利益は約12.0億円、従業員数は148名。登録ユーザー数は約775万人、社員クチコミ掲載件数は約2,060万件に達する。
社員クチコミを核としたワーキングデータプラットフォーム
当社の事業は「ワーキングデータプラットフォーム」の単一セグメントで構成される。中核は転職・就職のための会社情報サイト「OpenWork」であり、現職・元社員によるクチコミや評価スコア、残業時間などの数値データを蓄積・公開する。このプラットフォームを基盤に、企業向けの採用支援サービス「OpenWorkリクルーティング」、機関投資家向けのデータ提供サービス「FIS」、組織改善レポート「DAP」などが派生している。すべてのサービスは、個人が投稿した社員クチコミを起点としており、データの「量」と「質」が競争優位の源泉となっている。2025年12月末時点で約81,000社、約2,060万件のクチコミデータが掲載され、上場企業の90%以上をカバーする。
3つの収益源で構成される収益構造
当社の営業収益は、大きく3つのサービスから構成される。2025年12月期の販売実績によると、「OpenWork」が1,243,587千円(前年同期比20.0%増)、「OpenWorkリクルーティング」が3,247,887千円(同34.2%増)、「オルタナティブデータサービス」が162,264千円(同89.6%増)である。OpenWorkはユーザーからの有料会員登録収入と提携企業からの紹介料が主な収益源。OpenWorkリクルーティングは求人企業や人材紹介エージェントからの成功報酬と基本利用料が中心。オルタナティブデータサービスはデータ提供料を収入とする。リクルーティングが全体の約70%を占め、成長の主軸となっている。
データの信頼性を支える審査体制と運営方針
「OpenWork」の特徴は、投稿される社員クチコミの質と信頼性の高さにある。当社は、すべての投稿に対してAIによる機械審査と専任スタッフによる目視審査を実施し、誹謗中傷や虚偽情報を排除する体制を構築している。投稿には500文字以上の記載が必須で、コピーアンドペーストは制限され、在籍期間1年以上の正社員・契約社員のみが回答できる。こうした運用により、データの健全性を維持している。また、2018年には当社のクチコミデータと企業業績の関連性を分析した論文が「証券アナリストジャーナル賞」を受賞しており、学術的な裏付けも得ている。
売上高が5年で約4.7倍に成長した財務推移
有価証券報告書に記載された財務数値によると、2018年12月期の売上高は10億円だったが、2025年12月期には47億円(41.7億円の誤差注意:実際は46.5億円だが、財務数値に47億円とある?「revenueOku」47とあるので47億円)に拡大した。当期純利益も2018年12月期の3億円から2025年12月期の8億円へと増加している。2025年12月期の営業利益は12億円、経常利益は12億円。資産総額は約84.1億円、純資産は約68.7億円。キャッシュ・フローでは営業活動により14.2億円の資金を得ている。積極的なマーケティング投資により営業費用が増加したが、収益成長がそれを上回り増益を達成した。
業界の中での役割は採用・転職市場における情報プラットフォーム運営者。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| OpenWork リクルーティング | 32億円 | 69.6% | — | — |
| OpenWork | 12億円 | 26.1% | — | — |
| オルタナティブ データサービス | 2億円 | 4.3% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01採用・転職情報主力
転職・就職のための会社情報サイト「OpenWork」を運営。社員クチコミ、評価スコア、数値データを提供し、ユーザーは無料で閲覧できるが、有料会員登録や提携サービス(人材紹介など)への登録で収益化している。
- OpenWork
- 社員クチコミを基盤とした転職・就職情報サイト。企業の評判を多角的に確認できる。
- OpenWorkリクルーティング
- 企業向け採用支援サービス。求人掲載やスカウトメール送信が可能で、成功報酬型の収益モデル。
02データサービス準主力
蓄積したクチコミデータを投資判断や人的資本経営に活用するサービスを提供。ヘッジファンド向けのデータ提供や、企業向けの従業員クチコミレポートを提供している。
- FIS(Financial Indicator Service)
- 社員クチコミを投資判断のためのオルタナティブデータとして提供するサービス。
- 従業員クチコミレポート
- AIでクチコミを分析し、企業の働き方の特徴や課題を可視化するDAPサービス。人的資本経営支援ツールとして提供。
製品と技術
社員クチコミサイト「OpenWork」
「OpenWork」は、社員のクチコミを基盤とした転職・就職のための会社情報サイトである。ユーザーは8つのカテゴリー(ワーク・ライフ・バランス、20代成長環境など)に整理されたクチコミや、レーダーチャート形式の評価スコア、月間残業時間などの数値データを閲覧できる。2025年12月末時点で約81,000社、約2,060万件のクチコミデータが掲載され、登録ユーザー数は約775万人。累計Web履歴書登録数は約165万件。投稿には厳格な審査があり、AIとスタッフによるダブルチェックで信頼性を担保する。収益は有料会員登録と提携企業からの紹介料の2本柱。
企業向け採用支援サービス「OpenWorkリクルーティング」
「OpenWorkリクルーティング」は、自社の働きがいを採用力に変える企業向け採用支援サービスである。求人企業や人材紹介エージェントは「OpenWork」上に求人を掲載し、登録ユーザーに対してスカウトメールを送信できる。求職者はクチコミや評価スコアを確認した上で応募するため、ミスマッチの低減や入社後の定着率向上が期待される。2025年12月末時点で契約社数は約4,400社、求人掲載数は約9.9万件。営業収益は32.5億円(2025年12月期)と全社売上の約70%を占める主力サービス。収益は成功報酬と基本利用料からなる。
機関投資家向けデータ提供「FIS」と組織改善レポート「DAP」
「FIS(Financial Indicator Service)」は、社員クチコミデータを投資判断のためのオルタナティブデータとして提供するサービスで、主に国内外のヘッジファンドを顧客とする。自然言語処理や機械学習を活用し、クチコミから企業の業績予測に役立つシグナルを抽出する。2021年2月に設立された一般社団法人オルタナティブデータ推進協議会にも会員として参画している。「DAP(Data Analytics Platform)」は2024年4月に開始したサービスで、AIを用いてクチコミを分析し、企業の働き方の特徴や強み・弱みを可視化したレポートを提供する。人的資本経営の支援ツールとして位置づけられる。両サービスは2025年12月期に合計1.6億円の営業収益を計上した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
求人情報サービスで高成長、利益率は高い水準
同社は求人情報サイト「オープンワーク」を運営し、情報・通信業に属する。売上高は2023年12月期29億円から2025年12月期47億円へと急拡大し、営業利益率は25%超と極めて高い。ライバルのソラコムはIoTプラットフォーム、ハッチ・ワークはHR関連だが事業モデルが異なり、直接競合は人材系プラットフォームであるがリストにはない。同社は口コミ情報を強みに転職市場で存在感を高めている。成長は続いているが、ネットワーク効果による寡占化が進み、上位勢との競争が激化する可能性。また、収益の一部を広告に依存するため、景気変動の影響を受けやすい。
強み
- 売上高が2期で60%以上増加、市場拡大を享受。
- 営業利益率25%超、固定費が少なくスケールメリット。
- 求人口コミで認知度が高く、ユーザー基盤が強み。
- 蓄積した口コミデータを活かし、サービスの改善。
課題
- 大手求人サイトが強く、シェア拡大に苦戦。
- 最新期の利益率が前期比で低下、広告費増加。
- 求人広告需要は雇用市場に左右されやすい。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がオープンワーク
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3835eBASE | 207億円 | 19.1倍 |
| 2 | 3968セグエグループ | 205億円 | 10.0倍 |
| 3 | 4800オリコン | 205億円 | 27.9倍 |
| 4 | 438Aインフキュリオン | 204億円 | 43.1倍 |
| 5 | 3901マークラインズ | 200億円 | 12.4倍 |
| 6 | 5139オープンワーク | 199億円 | 19.6倍 |
| 7 | 3853アステリア | 198億円 | 23.6倍 |
| 8 | 4434サーバーワークス | 197億円 | — |
| 9 | 3678メディアドゥ | 196億円 | 10.7倍 |
| 10 | 3834朝日ネット | 196億円 | 12.4倍 |
| 11 | 9424日本通信 | 195億円 | 25.6倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 15件
社員クチコミサイト「Vorkers」の開設
2007年6月、東京都千代田区において株式会社ヴォーカーズが設立され、資本金5,000千円で事業を開始した。同時に、転職・就職のための情報プラットフォームとして社員クチコミサイト「Vorkers」(現「OpenWork」)を開設した。これは、働く個人の声を公開することで雇用市場の透明性を高めるという創業者の理念に基づくもので、当時はまだ珍しかった社員による会社評価の仕組みを提供した。創業時の登録ユーザー数やクチコミ数は小規模だったが、口コミで徐々に利用者を増やしていった。
本社移転と「働きがい研究所」の開始
2010年1月、本社を東京都渋谷区に移転した。その後、2014年3月には、「Vorkers」に蓄積された社員クチコミデータを基に働きがいを調査・分析し公表するオウンドメディア「働きがい研究所」を開始した。これにより、単なるクチコミサイトから、働きがいに関する知見を発信する情報源へと進化した。2015年9月には再び本社を渋谷区渋谷三丁目に移転し、事業拡大に対応した。
求人サービス開始と商号変更
2016年6月、企業向け求人サービス「Vorkersリクルーティング」(現「OpenWorkリクルーティング」)を開始した。これにより、クチコミデータを活用した採用支援という新たな収益源を獲得した。2018年10月には株式会社リンクアンドモチベーションに対する第三者割当増資を実施し、資本提携を締結。2019年5月、商号をオープンワーク株式会社に変更し、サービス名も「OpenWork」「OpenWorkリクルーティング」に統一した。「OpenWork」の名称には「より透明性の高い仕事選びを提供する」という決意が込められている。
リンクアンドモチベーションの連結子会社化と新サービス
2020年1月、株式会社リンクアンドモチベーションが当社株式を追加取得し、当社は同社の連結子会社となった。同年4月には、投資判断のための社員クチコミデータ提供サービス「FIS(Financial Indicator Service)」を開始し、機関投資家向けオルタナティブデータ分野に参入。2020年10月には本社を渋谷区渋谷二丁目(現所在地)に移転した。2022年8月には「OpenWork」の登録ユーザー数が500万人に到達し、プラットフォームとしての規模が拡大した。
東京証券取引所グロース市場への上場
2022年12月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場した。上場時の売上高は20億円(2022年12月期)で、当期純利益4億円。上場後も成長を続け、2024年4月には組織改善支援のための従業員クチコミレポート提供サービス「DAP(Data Analytics Platform)」を開始。2025年3月には個人間のキャリア情報交換コミュニティ「OpenWorkキャリア」を開始し、サービスの多角化を進めた。2025年12月期の売上高は47億円、当期純利益8億円に達した。
子会社化による組織強化(カッパー買収)
2026年1月、株式会社PM Clubの全株式を取得し完全子会社化とした。PM Clubはプロジェクトマネジメント関連の知見を持つ企業で、この買収により当社のワーキングデータプラットフォームに新たな人材・組織データを加え、サービスの拡充を図る。ただし、この取引の詳細な金額やPM Clubの業績は公開情報からは不明である。
年表15件を開く
2000年代
- 2007年6月創業東京都千代田区において株式会社ヴォーカーズを設立(資本金:5,000千円)転職・就職のための情報プラットフォームとして社員クチコミサイト「Vorkers(現:「OpenWork」)」を開設。
2010年代
- 2010年1月本社を東京都渋谷区に移転。
- 2014年3月「Vorkers」に掲載されている社員クチコミ等のデータから働きがいを調査・分析して公表オウンドメディア「働きがい研究所」を開始。
- 2015年9月本社を東京都渋谷区渋谷三丁目に移転。
- 2016年6月「Vorkers」上に求人を掲載できる企業向け求人サービス「Vorkersリクルーティング(現:「OpenWorkリクルーティング」)」を開始。
- 2018年10月株式会社リンクアンドモチベーションに対する第三者割当増資を実施。
- 2019年5月商号変更商号をオープンワーク株式会社に変更。サービス名を「OpenWork」「OpenWorkリクルーティング」に変更。
2020年代
- 2020年1月株式会社リンクアンドモチベーションが当社株式を追加取得し、株式会社リンクアンドモチベーションの連結子会社となる。
- 2020年4月投資判断のための社員クチコミデータ提供サービス「FIS(Financial Indicator Service)」を開始。
- 2020年10月本社を東京都渋谷区渋谷二丁目に移転。
- 2022年8月「OpenWork」登録ユーザー数が500万人に到達。
- 2022年12月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場。
- 2024年4月組織改善支援のための従業員クチコミレポートの提供サービス「DAP(Data Analytics Platform)の提供を開始。
- 2025年3月個人間のキャリア情報交換のためのコミュニティサービス「OpenWorkキャリア」を開始。
- 2026年1月M&A株式会社PM Clubの全株式を取得し、完全子会社化とする。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
ワーキングデータプラットフォームの拡充
社員クチコミの量と質の維持・向上、年収・残業時間・選考データ等の多様なデータを蓄積し、転職・就職情報を網羅するデータ基盤を強化する。
- 02
採用市場のリストラクチャリング
従来の広告偏重の採用市場から、情報の透明性を活かし、求職者と企業のミスマッチを抑制する健全なマッチング市場へ変革する。
- 03
新規サービスの展開と収益多角化
蓄積したワーキングデータを活用し、FIS(投資向けオルタナティブデータ)、DAP(企業向け分析レポート)、OpenWorkキャリア(キャリア情報交換コミュニティ)等の新サービスを展開する。
- 04
情報管理体制の強化
プライバシーマーク取得済み。個人情報保護マネジメントシステムの運用徹底、社内教育・セキュリティシステムの継続的強化を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 4期分
グループ全体で148人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は735万円で、3期前と比べて+21.2%。平均年齢は33.0歳、平均勤続年数は2.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年12月 | 606 | 31.5 | 3.2 | 81 | — |
| 2023年12月 | 673 | 32.9 | 2.8 | 100 | — |
| 2024年12月 | 756 | 33.1 | 2.7 | 126 | 794 |
| 2025年12月 | 735 | 33.0 | 2.9 | 148 | 811 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は47億円、営業利益は12億円。前期と比べると増収増益で、売上が+34.3%、利益が+20.0%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 62億円 | 47億円 |
| 営業利益 | 15億円 | 12億円 |
| 純利益 | 10億円 | 8億円 |
| 1株あたり配当 | ¥9 | ¥9 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
半期ごとの推移
4期分
直近は2026年上期で、売上は30億円、営業利益は11億円。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年下期 | 29 | — | — | 1 |
| 2024年下期 | 35 | 5 | 14.3 | 5 |
| 2025年下期 | 47 | 4 | 8.5 | 2 |
| 2026年上期 | 30 | 11 | 36.7 | 7 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。四半期報告書の廃止(2024年)以降は半期の粒度になります。
業績の推移
有価証券報告書 8期分
2018年12月期からの8期で、売上は10億円から47億円へ4.7倍に増えた。直近期の営業利益率は25.5%。売上は4期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年12月 | 10 | — | 5 | — | 3 |
| 商号をオープンワーク株式会社に変更。サービス名を「OpenWork」「OpenWorkリクルーティング」に変更。 | |||||
| 2019年12月 | 14 | — | 3 | — | 2 |
| 2020年12月 | 15 | — | 2 | — | 2 |
| 2021年12月 | 15 | — | 3 | — | 2 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場。 | |||||
| 2022年12月 | 20 | — | 6 | — | 4 |
| 2023年12月 | 29 | — | 9 | — | 6 |
| 2024年12月 | 35 | 10 | 10 | 28.6 | 8 |
| 2025年12月 | 47 | 12 | 12 | 25.5 | 8 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高47億円のうち、営業利益として残るのは12億円で25.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は8億円、売上の17.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金74.5%35億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益25.5%12億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 6期分
2025年12月期は営業CFが14億円、投資CFが−30億円で、差し引きのフリーCFは−16億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は46億円で、売上の11.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年12月 | 3 | 0 | 0 | 3 | 26 |
| 2021年12月 | 2 | 0 | — | 2 | 28 |
| 2022年12月 | 6 | 0 | 14 | 6 | 48 |
| 2023年12月 | 8 | 0 | 4 | 8 | 60 |
| 2024年12月 | 8 | 0 | −1 | 8 | 67 |
| 2025年12月 | 14 | −30 | −4 | −16 | 46 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 8期分
2025年12月期の総資産は84億円。このうち返さなくてよい自己資本が69億円で、自己資本比率は81.7%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2018年12月 | 24 | 22 | 2 | 91.2 |
| 2019年12月 | 26 | 24 | 2 | 93.0 |
| 2020年12月 | 29 | 26 | 3 | 90.4 |
| 2021年12月 | 31 | 28 | 3 | 91.8 |
| 2022年12月 | 51 | 47 | 4 | 91.0 |
| 2023年12月 | 64 | 57 | 7 | 89.6 |
| 2024年12月 | 72 | 65 | 8 | 89.2 |
| 2025年12月 | 84 | 69 | 15 | 81.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で605社中54位あたり、逆に低いのは配当利回りで605社中533位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥933で、1年前と比べて-24.4%。過去52週の値幅のなかでは23%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 19.6倍 |
| PER (会社予想) | 20.0倍 |
| PBR | 2.81倍 |
| 配当利回り | 0.96% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は967円で、25日線913.72円を5.8%上回る。1ヶ月で6.15%上昇と堅調。52週高値1300円からは約25%下だが、8/14に967円まで上昇し、年初来高値圏を回復しつつある。RSIは80.77と買われ過ぎ。出来高は8/10に9.03万株と急増し、買いが入った。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
PER24.21倍は業界平均31.09倍より低いが、予想PER20.8倍と小幅な割安感。PBR2.92倍は平均3.64倍を下回るものの、ROE12.6%を考慮するとほぼ妥当な水準。配当利回り0.93%は平均2.65%を大きく下回り、株主還元は見劣りする。売上高は急成長中で2025/12期は47億円と前期比34%増だが、利益率は25.53%と高い。成長性は評価できるが、配当の低さが総合的な評価を引き下げる。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 19.6倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 20.0倍 | — |
| PBR | 2.81倍 | 2.96倍 |
| ROE | 12.6% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上は右肩上がりで成長率も高い一方、営業利益率は25%前後で推移しながらも、純利益はほぼ横ばい。マーケットの成長に伴い競争も激化しており、強気派は市場の拡大と自社のシェア拡大を評価するが、弱気派は利益率の頭打ちや競合の台頭による価格競争を懸念する。また、時価総額206億円に対しPERは24倍と割高感も議論の的。
- 市場の成長余地
転職市場は今後も拡大が見込まれ、サービスの利用増が売上を牽引する。
- 高収益性の維持
営業利益率は25%超を維持しており、事業の拡大と効率化が進む。
- データ活用の強み
蓄積したデータを活用した新サービスが競争優位を築く可能性がある。
- 3期連続増収と高利益率の継続2026年下期影響中
売上高29→35→47億円と増収、営業利益率25.53%の高水準で増益基調
- 純利益8億円の安定と予想PER20.8倍決算発表後影響中
PER24.21倍が予想20.8倍に低下すれば、株価967円は相対的に割安
- 配当利回り0.93%からの増配余地次回株主総会影響弱
純利益8億円が安定、配当利回り0.93%は増配余地を示す
- 情報サービス需要の拡大による売上上振れ2027年〜2028年影響弱
売上高47億円と市場規模が拡大、シェア獲得で売上が上振れ
- 利益の伸び悩み
純利益が8億円で頭打ちしており、費用増が収益を圧迫している。
- 競争激化のリスク
採用市場に新規参入が相次ぎ、価格競争やマーケティング費用の増加が懸念される。
- バリュエーション割高
PER24倍は成長鈍化を織り込むには高く、株価は1年で23%下落している。
- 営業利益率25.53%からの大幅低下リスク2026年Q2影響強
営業利益率28.57%→25.53%へ低下、このまま続けば営業利益12億円が下振れ
- 純利益が8億円で頭打ち通年影響中
営業利益12億円に対し純利益8億円、法人税や非経常項目でEPS成長が鈍い
- 競合激化による売上総利益率の低下2027年〜2028年影響中
売上高47億円、営業利益率25.53%は競合参入で圧迫されやすい
- 外国人保有率6.36%の売りシグナル継続影響弱
株価967円、1年で-23.09%下落、外国人保有率6.36%の減少で需給悪化
- 採用成功報酬売上
- コア収益の伸びを確認し、事業の拡大度を測るため
- 営業利益率
- 収益性の維持・改善を見るため
- 顧客数
- 採用企業の獲得状況からシェアの変化を把握するため
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ4,106人。区分でいちばん多いのは事業法人で51.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が58.6%を占め、残る41.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 53.3 | 51.3 | 51.2 | 51.8 |
| 個人・その他 | 26.7 | 26.2 | 35.3 | 34.5 |
| 金融機関 | 9.6 | 9.6 | 4.8 | 6.8 |
| 外国法人 | 9.4 | 6.9 | 4.7 | 6.3 |
| 自己株式 | — | 0.5 | 0.7 | 2.9 |
| 証券会社 | 1.0 | 5.9 | 4.0 | 0.6 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社リンクアンドモチベーション | 51.16 |
| 02 | 増井 慎二郎 | 17.38 |
| 03 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 4.46 |
| 04 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 2.30 |
| 05 | 小倉 基弘 | 1.88 |
| 06 | 川島 浩治 | 1.67 |
| 07 | INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社) | 1.20 |
| 08 | 小澤 博之 | 0.94 |
| 09 | THE BANK OF NEW YORK MELLON 140040 (常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 0.83 |
| 10 | BBH LUX/BROWN BROTHERS HARRIMAN (LUXEMBOURG) SCA CUSTODIAN FOR SMD-AM FUNDS - DSBI JAPAN EQUITY SMALL CAP ABSOLUTE VALUE (常任代理人 株式会社三井住友銀行) | 0.80 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-20三井住友DSアセットマネジメント株式会社新規の大量保有報告3.93%-1.07pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 8期分
1株利益は8期で−95%、1株純資産は8期で−86%。直近期のROEは12.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2018年12月 | 789 | 2,433 | 22.1 | — |
| 2019年12月 | 399 | 2,882 | 7.8 | — |
| 2020年12月 | 9 | 139 | 6.7 | — |
| 2021年12月 | 13 | 151 | 8.6 | — |
| 2022年12月 | 22 | 227 | 10.8 | 54.4 |
| 2023年12月 | 29 | 270 | 11.8 | 29.1 |
| 2024年12月 | 36 | 305 | 12.4 | 21.5 |
| 2025年12月 | 40 | 332 | 12.6 | 26.2 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/12期の役員報酬は総額66百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 大澤陽樹 | 代表取締役社長 | 41 | 30,092 |
| 池内駿介 | 取締役兼執行役員 | 43 | 47,328 |
| 若月貴子 | 取締役 | 56 | — |
| 小野塚浩二 | 取締役 | 49 | — |
| 髙橋由紀子 | 常勤監査役 | 62 | — |
| 平林健吾 | 監査役 | 48 | — |
| 大野俊一 | 監査役 | 59 | — |
| 宗方亮 | 取締役兼執行役員 | 37 | 10,126 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 30 | 12 | 42 | 21 |
| 社外監査役 | 2 | 12 | — | 12 | 6 |
| 社外取締役 | 2 | 12 | — | 12 | 6 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,359字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,561字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク11,215字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,907字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第20期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第19期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-24
- 半期報告書半期報告書-第19期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第18期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-27
- 半期報告書半期報告書-第18期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第17期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-29
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第16期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-31
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