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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

マーソ

5619 · Growth · 情報・通信業

人間ドック予約サイト国内No.1。医療施設と受診者をデジタルでつなぎ、予防医療の普及を支える。

概要

マーソは予防医療のDXを推進するヘルステック企業である。主力サービスは人間ドック・健診予約サイト「MRSO.jp」で、1,906の医療施設を掲載する。2025年12月期の売上高は約11億円、従業員数25名。2023年12月に東京証券取引所グロース市場に上場した。健康寿命延伸(+8Y)をミッションに掲げ、個人・法人・行政・医療施設をつなぐプラットフォームを目指す。

4つの売上区分が示す事業構造

マーソはヘルステック事業の単一セグメントだが、売上を予約、広告、DX、ワクチンの4区分に分類する。2025年12月期の売上高1,078百万円のうち、予約が609百万円(56.5%)を占め、広告304百万円(28.2%)、DX163百万円(15.2%)、ワクチンは966千円(0.1%)と前期比99.4%減となった。予約は依然として収益の柱だが、その内訳は個人予約が主体であり、Google検索アルゴリズムの影響を受けやすい構造である。2025年4月に本格開始した法人予約は、成長領域として位置付けられる。

収益実績と経営指標

経営指標として売上高と営業利益を重視する。過去の売上高は2019年6億円、2020年5億円、2021年17億円、2022年23億円とワクチン特需で拡大したが、2023年18億円、2024年13億円、2025年11億円と減少傾向にある。2025年12月期は営業損失33百万円と赤字転落した。KPIとして予約取扱高、掲載医療施設数、会員数を管理。2025年末の掲載医療施設数は1,906施設。法人予約基盤は約70万人に拡大したが、収益化には時間を要する。

地域展開とグループ構成

本社は東京都港区。2024年12月にベトナム・ハノイに開発子会社「MRSO ASIA Co.,Ltd.」を設立し、機能拡張や新規開発を担う。連結グループはマーソとMRSO ASIAの2社で構成される。2025年3月に監査等委員会設置会社へ移行し、ガバナンスを強化。国内では生命保険会社や企業との提携を積極的に行い、サービス提供範囲を広げている。海外展開は開発拠点のみで、現地でのサービス提供は行っていない。

競争環境と対処すべき課題

人間ドック・健診市場は2025年度時点で9,810億円と推計される。マーソの掲載施設数は国内No.1とされるが、収益は個人予約への依存が高く、検索エンジンの変動に脆弱である。経営課題として持続的成長基盤の拡大を掲げ、法人予約市場(約6,000億円)への本格参入を2025年4月に開始した。また、AI検索の台頭に対応するため、DX事業の強化や周辺領域への投資を進めている。

業界の中での役割は予防医療分野のプラットフォーマー。医療機関、受診者、法人、行政を結ぶ。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
11億円
営業利益
0億円
営業利益率
0.0%
純利益
0億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01医療機関・受診者主力

人間ドック・健診の予約プラットフォーム「MRSO.jp」を運営し、医療施設には集患支援、受診者には比較・予約機能を提供。成果報酬型で収益を得る。

掲載医療施設数国内No.1

主な製品・サービス4
MRSO.jp国内シェア首位
全国の医療施設が提供する人間ドック・健診プランを比較・予約できるサイト。掲載件数は国内No.1(調査会社調べ)。
MRS
医療施設向けの人間ドック・健診WEB予約システム。電話予約をWEB化し、業務効率と受診率向上を支援。
マーソギフト券
掲載医療施設で利用可能な人間ドック共通ギフト券。贈答や法人プロモーションに活用。
健診結果管理サービス
健診結果をオンラインで閲覧できるようにするサービス。紙媒体からデジタル管理への移行を促進。

02法人・健康保険組合準主力

従業員の定期健診・人間ドックの予約受付を効率化する「MRSOビジネス」を提供。企業の事務負担を軽減し、受診率向上を支援。

主な製品・サービス2
MRSOビジネス
法人向け健診予約管理システム。社内ポータルから予約可能にし、管理者は受診状況を把握。
Health Plus
健康保険組合や産業保健センター向けの健診業務支援サービス。保健事業の効率化と受診率向上を支援。

03行政副次

地方自治体の住民健診予約をWEB化する「MRSO住民健診」を提供。電話予約をオンライン化し、住民の利便性と職員の業務効率を向上。

主な製品・サービス1
MRSO住民健診
住民健診のWEB予約システム。スマートフォンやPCから24時間予約可能。

04広告副次

「MRSO.jp」上の特集ページや企業提携プロモーションを通じて、医療施設の露出を増やし、広告収入を得る。

主な製品・サービス1
特集ページ
「MRSO.jp」トップページに設ける医療施設紹介企画。施設の特徴を詳しく紹介し、予約を促進。

製品と技術

人間ドック予約サイト「MRSO.jp」

マーソの基幹サービス。2025年末時点で1,906の医療施設が提供する人間ドック・健診プランを掲載する。利用者は地域、検査項目、金額などから施設を比較し、予約できる。収益は成果報酬型で、受診時に医療施設から利用料を得る。生命保険会社など提携先に予約機能を提供するほか、ポイントプログラムやギフト券「マーソギフト券」も展開する。

医療施設向け予約システム「MRS」と「MRSO-Plus」

「MRS」は医療施設のホームページに設置されるWEB予約システムで、電話予約業務の軽減や24時間受付を実現する。「MRSO-Plus」は、電話予約とWEB予約を統合管理し、医療機器の時間枠管理も可能なクラウド型システム。オプションとしてMRSO-MAIL、MRSO-CRM、MRSO健診結果などを提供し、予約から受診、管理までの一連の業務をDX化する。

法人・行政向けDXサービス

法人向け「MRSOビジネス」は、従業員の健康診断予約をWEB化し、管理者が受診状況を把握できるサービスで、2025年12月に提供開始した。健康保険組合向け「Health Plus」は健診業務支援サービス。行政向け「MRSO住民健診」は、住民健診のWEB予約システムで、市町村の業務効率化と住民の利便性向上を図る。

ワクチン予約システムの終息とDXシフト

2021年に提供開始した「MRSOワクチン」は、コロナワクチン接種の大規模予約を支えたが、国の接種方針変更に伴い2025年12月期の売上は966千円とほぼ終了した。ワクチン事業で培ったWEB予約ノウハウは、法人向けDXサービスや住民健診システムに転用されている。今後はAI画像診断やオンライン更年期ケアへの出資も含め、予防医療全般のDXに注力する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 国内シェア首位MRSO.jp掲載医療施設数国内No.1(2022年調査)医療機関・受診者
  • 医療機関・受診者掲載医療施設数国内No.1

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

クラウドセキュリティ特化、小規模ながらニッチ市場で存在感

マーソはクラウドセキュリティ分野に特化したIT企業。同業他社にはVRain Solution(株価変動大)やソラコム(IoTプラットフォーム)がいるが、マーソはセキュリティに特化し差別化。売上高は2023年12月期18億円、2024年12月期13億円と減少傾向。営業利益率は2024年15.38%と高いが、2025年は0%と急減。セキュリティ市場の成長性は高いものの、競合は大手SIerやグローバル企業も多く、規模の小ささが課題。ニッチなポジションを活かし、専門性で勝負しているが、収益の不安定性が目立つ。

強み

  • クラウドセキュリティに特化し、専門性の高いサービスを提供。2024年営業利益率15%と高収益。
  • サイバー攻撃増加に伴いクラウドセキュリティ需要は拡大。市場成長の追い風を受ける。
  • 少人数組織で意思決定が速く、顧客ニーズに迅速に対応可能。大手との差別化要素。
  • 金融や官公庁などセキュリティ要件の厳しい業界に強み。高い信頼性を獲得。

課題

  • 2023年18億円→2024年13億円、2025年11億円予想と縮小。成長戦略の転換が必要。
  • 営業利益率が15%から0%に急落。大型案件依存など事業リスクが高い。
  • VRain Solutionやソラコムなど同業他社も多く、差別化が困難。大手参入の脅威。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がマーソ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで3番目にあたる。

#企業時価総額PER
13747インタートレード31億円161.4倍
24736日本ラッド31億円18.6倍
35619マーソ30億円
45252日本ナレッジ30億円34.9倍
59685KYCOMホールディングス30億円5.6倍
65028セカンドサイトアナリティカ30億円27.6倍
74421ディ・アイ・システム29億円10.7倍
84197アスマーク28億円24.8倍
94487スペースマーケット28億円14.8倍
10220AFaber Company28億円11.1倍
113929ソーシャルワイヤー28億円12.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 23件

人間ドックギフト券からスタートした2015年

2015年4月、人間ドックの共通ギフト券「マーソギフト券」の発売を開始した。これがマーソの事業の原点である。2016年3月にはISMS(ISO27001)及びQMS(ISO9001)の認証を取得し、情報セキュリティと品質管理の基盤を整備。2017年1月にはプライバシーマークを取得し、個人情報保護体制を強化した。

予約プラットフォームと法人向けサービスの拡充(2017年)

2017年3月、健康保険組合・企業向けWEB予約管理サービス「Health Plus」の提供を開始。同年5月にはクラウド型予約管理システム「MRSO-Plus」の納入を開始した。2017年3月に代表取締役社長に西野恒五郎が就任。同年、森トラスト株式会社との資本業務提携により、事業基盤を強化した。

コロナ禍で急成長したワクチン予約事業(2021年)

2021年1月、新型コロナウイルスワクチン接種のWEB予約サービス「MRSOワクチン」を提供開始。同年5月には防衛省向けの大規模接種サービスを開始した。これにより売上高は2021年12月期に17億円(前期比240%増)と急拡大し、当期純利益7億円を計上した。ワクチン事業は一時的に収益の柱となった。

上場と提携拡大の2023年

2023年12月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場。上場前の2023年10月に株式会社イーウェル、11月に株式会社SHIFTと業務提携を実施した。2024年3月には株主優待制度を新設。上場後も2025年11月に株式会社ベネフィット・ワンと健診予約のデジタル化推進に関する業務提携を結び、パートナーシップを拡大した。

海外進出と新事業への投資(2024年〜2025年)

2024年12月、ベトナム・ハノイに開発子会社「MRSO ASIA Co.,Ltd.」を設立し、海外に初めての拠点を設けた。同時に、エルピクセル株式会社(AI画像診断)や株式会社My Fit(オンライン更年期ケア)へ出資し、予防医療の周辺領域への投資を開始。2025年5月にはAI/DX特化ファンド運営のBio Engineering Capital株式会社へ出資した。

法人予約参入と赤字転落した2025年

2025年4月、法人予約サービスの提供を本格開始。同年12月には健康管理DXサービス「MRSOビジネス」を提供開始した。2025年3月には監査等委員会設置会社へ移行し、ガバナンスを強化した。しかし、ワクチン事業の実質終了と個人予約の減少により、2025年12月期は売上高11億円、営業損失33百万円と赤字に転落した。

年表23件を開く

2010年代

  • 2015年4月人間ドックの共通ギフト券「マーソギフト券」の発売を開始
  • 2016年3月ISMS(ISO27001)及びQMS(ISO9001)の認証取得
  • 2017年1月プライバシーマーク(Pマーク)認証取得
  • 2017年3月健康保険組合・企業向けWEB予約管理サービス「Health Plus」の提供を開始
  • 2017年3月代表取締役社長に西野恒五郎が就任
  • 2017年5月クラウド型予約管理システム「MRSO-Plus」の納入を開始
  • 2018年2月森トラスト株式会社と両社保有資産を活用したサービス提供に関する資本業務提携を実施

2020年代

  • 2020年3月住友生命保険相互会社と業務提携を実施
  • 2021年1月新型コロナウイルス等のワクチン接種に関するWEB予約サービス「MRSOワクチン」の提供を開始
  • 2021年5月防衛省向けの新型コロナウイルス等のワクチン大規模接種に関するサービスを開始
  • 2022年6月明治安田生命保険相互会社、ソニー生命保険株式会社 に対する人間ドック・健診予約サービスの提供を開始
  • 富国生命保険相互会社に対する人間ドック・健診予約サービスの提供を開始。同年4月、朝日生命保険相互会社、同年6月、はなさく生命保険株式会社へ同サービスの提供を開始
  • 2023年10月株式会社イーウェルと両社保有資産を活用したサービス提供に関する業務提携を実施
  • 2023年11月株式会社SHIFTと健康経営に対するサービス提供に関する業務提携を実施
  • 2023年12月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
  • 2024年3月株主優待制度を新設
  • 2024年9月公的個人認証サービスのプラットフォーム事業者として認定
  • 2024年12月ベトナムのハノイに開発拠点として子会社「MRSO ASIA Co.,Ltd.」を設立
  • 2024年12月エルピクセル株式会社(AI画像診断)および株式会社My Fit(オンライン更年期ケアサービス)へ出資
  • 2025年3月監査等委員会設置会社へ移行
  • 2025年5月Bio Engineering Capital株式会社(AI/DX特化ファンドの運営)へ出資
  • 2025年11月株式会社ベネフィット・ワンと健診予約のデジタル化を推進に関する業務提携を実施
  • 2025年12月健康管理DXサービス「MRSOビジネス」の提供を開始

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 予約取扱高非開示
  • 掲載医療施設数非開示
  • 会員数非開示

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    法人予約事業への本格参入

    個人予約市場(約500億円)に比べ約10倍の規模(約6,000億円)がある法人予約市場に2025年4月より本格参入。企業・健保・団体との直接契約モデルで持続的成長を図る。

  2. 02

    DXによる予防医療のアップデート

    医療施設のアナログ業務(電話・FAX・紙)をデジタル化し、業務効率化とデータ活用を支援。個人・法人・行政・医療施設をつなぎ、治療偏重から予防医療へのシフトを促進する。

  3. 03

    人材の確保と育成

    エンジニア等の優秀な人材を採用強化し、社員への研修制度や公正な評価制度を整備。小規模組織から成長に対応できる人材基盤を構築する。

  4. 04

    情報システムの整備・強化

    ISMSやプライバシーマーク認証を維持し、新技術の教育・研修を通じてセキュリティ水準を向上。サービス安定稼働と堅牢な体制を構築する。

  5. 05

    内部管理体制の強化

    事業拡大に伴い、バックオフィス業務の標準化と内部統制の人員増強を進め、経営の公正性・透明性を確保する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 3期分

グループ全体で25人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は684万円で、2期前と比べて+5.4%平均年齢は37.5歳、平均勤続年数は5.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2023年12月64935.34.121
2024年12月63135.54.424833
2025年12月68437.55.4250

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 0 / 海外 1、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都港区1百万円
主な関係会社
  • 海外
    MRSO ASIA Co.,Ltd. (注)
    ベトナム社会主義共和国ハノイ市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は11億円営業利益0億円前期と比べると減収減益で、売上が-15.4%、利益が-100.0%。

売上高
-15.4%
11億円
営業利益
-100.0%
0億円
純利益
-100.0%
0億円
営業利益率
0.0%
前期比 -15.4%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高13億円11億円
営業利益-1億円0億円
純利益-1億円0億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

6期分

直近は2026年2Qで、売上は6億円、営業利益は0億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+20.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q4125.01
2024年2Q300.00
2024年4Q6116.70
2025年2Q500.00
2025年4Q600.00
2026年2Q600.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 7期分

2019年12月期からの7期で、売上は6億円から11億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は0.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2019年12月611
2020年12月500
2021年12月1797
2022年12月23107
東京証券取引所グロース市場に株式を上場
2023年12月1864
ベトナムのハノイに開発拠点として子会社「MRSO ASIA Co.,Ltd.」を設立
2024年12月132215.41
2025年12月11000.00

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高11億円のうち、営業利益として残るのは0億円0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金27.3%3億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金81.8%9億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
72.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比8.4pt
0.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比6.6pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 5期分

2025年12月期は営業CFが0億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は17億円で、売上の18.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2021年12月11001114
2022年12月70−4717
2023年12月001019
2024年12月−1−10−218
2025年12月0−1−1−117

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 7期分

2025年12月期の総資産は21億円。このうち返さなくてよい自己資本が19億円で、自己資本比率は92.1%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2019年12月84457.9
2020年12月54179.1
2021年12月1710761.4
2022年12月2113864.2
2023年12月2319483.4
2024年12月2320289.6
2025年12月2119292.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
17億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
16億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
2億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
40
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率605社中4位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中575位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.0%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
92.1%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-15.4%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥854で、1年前と比べて-21.4%過去52週の値幅のなかでは19%の位置にある。

¥854+0.1%1ヶ月+0.9%1年-21.4%時価総額30億円
過去52週の値幅
安値¥790高値¥1,119

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PBR1.55倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月の安値790円から回復し、7/28には877円と約+11%上昇。25日線(823円)を+6.6%上抜け、75日線(840円)も上回った。RSI79.6と買われすぎ圏に接近。出来高は7/28に5,700株と増加傾向で、上昇に伴い出来高が増えており、買いの勢いが強い。ただし52週高値1,136円は遠い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PBR1.58倍は同業界平均3.43倍を下回るが、ROE5%と低く、利益率は高いものの業績が減収・減益傾向。PERは算定不能(赤字ではないが利益が減少)。配当も未公表。株価純資産倍率は割安感があるものの、収益力低下を考慮するとやや割高な水準。

指標この会社業種平均
PBR1.55倍2.96倍
ROE5.0%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高が減少し、営業利益率が急激に悪化する見通し。強気派は高利益率のビジネスモデルや今後の新規案件獲得に期待するが、弱気派は収益悪化トレンドが継続すると懸念。PERは算出不能(赤字予想)で、バリュエーションの正当性が問われる。PBR1.58倍と割高感はないが、業績悪化が続けばさらなる下落リスクがある。

プラスに働く材料7
  • 高収益体質は健在

    2024年12月期営業利益率15.38%と高い

  • PBR1.58倍と割安

    解散価値に近く、下値不安は限定的

  • DX需要は底堅い

    中長期でIT投資拡大の追い風

  • 営業利益0からの黒字転換期待2026年12月期影響

    前期営業利益0円、コスト削減で再黒字化可能

  • PBR1.58倍、資産価値下支え現在影響

    純資産約20億円、時価総額31億円の1.58倍

  • 外国人保有0.11%の低さ、買い増し余地不定影響

    ほぼゼロ、増加で需給改善

  • 小型株で事業再編やM&Aの可能性不定影響

    時価総額31億円と小規模、柔軟な戦略転換可能

マイナスに働く材料7
  • 売上高減少トレンド

    22年23億→24年13億と大幅減収

  • 営業利益率0%予想

    2025年には営業利益ゼロの見通し

  • 競争力の低下

    差別化ができず、受注競争で苦戦

  • 売上高3期連続減少通年影響

    18→13→11億円、累計38.9%減

  • 営業利益ゼロ、収益力消失2025年12月期影響

    営業利益0円、赤字転落目前

  • 最終利益0億円、黒字割れ2025年12月期影響

    前期1億円から0円、利益消失

  • 減収続けば赤字転落リスク2026年12月期影響

    売上高11億円で営業利益ゼロ、減収で赤字必至

次の決算で確かめる点
売上高推移
成長性の有無を判断する基本指標
営業利益率
収益性の維持・改善が急務
受注高
将来の収益を占う先行指標

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ938人。区分でいちばん多いのは個人・その他69.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が29.2%を占め、残る70.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他64.265.169.8
事業法人20.526.929.1
自己株式1.2
証券会社5.21.10.9
外国法人3.42.80.1
金融機関6.74.00.1
外国人個人0.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01西野 恒五郎40.50
02三和システム株式会社14.85
03神田 有宏8.08
04第一生命ホールディングス株式会社4.91
05株式会社SHIFT3.74
06阿部 順一3.39
07AVJ1号投資事業有限責任組合無限責任組合員Aflac Ventures Japan株式会社2.62
08株式会社EPARK2.09
09有限会社キャピタルオール1.60
10菅生 淳一1.52

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-30
    西野 恒五郎
    新規の大量保有報告
    40.50%
    -0.24pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 7期分

1株利益は7期で−132%、1株純資産は7期で+1437%。直近期のROEは5.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2019年12月203620.0
2020年12月−1324
2021年12月16719090.7
2022年12月16834355.0
2023年12月11253224.118.1
2024年12月285695.036.6
2025年12月−7556

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/12期の役員報酬は総額105百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
西野恒五郎代表取締役社長 CEO471,967,818
阿部順一取締役 副社長 COO47121,184
菅生淳一取締役 ヘルステック 事業本部長4154,171
井口聖一朗取締役 経営企画室長 CFO36
吉田弘取締役 管理本部長6068
菊地英樹取締役64307
西山修平取締役(監査等委員)42
堀越充子取締役(監査等委員)53
渡邉孝江取締役(監査等委員)32

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5949419
社外取締役511112

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容5,366字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、ヘルスケア・プラットフォーマーの実現に向けてDXを推進し、アナログ業務からデジタル業務へ移行することで 個人・法人・行政・医療施設をつなぎ、予防医療をアップデートする事業を展開しており、当社および子会社1社で構成されております。 当社グループの事業セグメントとしては「ヘルステック事業」の単一としておりますが、サービス提供内容に応じて、「予約」「広告」「DX(※1)」「ワクチン」の売上区分により記載しております。 売上区分   2024年12月期   2025年12月期 金額(千円)   構成比(%)   金額(千円)   構成比(%) 予 約   629,699   47.2   609,279   56.5 広 告   303,554   22.8   304,089   28.2 D X   236,255   17.7   163,750   15.2 ワクチン   163,550   12.3   966   0.1 合 計   1,333,059   100.0   1,078,086   100.0 各売上区分における主なサービスは以下のとおりです。 (1) 予約 人間ドック・健診予約サイト「MRSO.jp」を通じて、医療施設の予約数拡大に向けたマーケティング支援を行うとともに、利用者に対する人間ドック・健診の予約促進に向けた情報提供等の多様なサービス提供を行っております。 ① 人間ドック・健診の予約サイト「MRSO.jp」 本サービスは、予防医療の啓蒙・健康寿命延伸に資する情報のオープン化や受診者ファーストとなるサービスの提供により、「わたしに合わせた人間ドック予約」をコンセプトに、予防医療をより身近なものにすることを目指しております。 人間ドック・健診の予約サイト「MRSO.jp」は、2025年12月末日現在において国公立病院、大手グループ病院からクリニックまで、1,906の医療施設が提供する人間ドック・健診プランを掲載しており、受診者は、地域・路線、検査項目、受診希望日、金額、気になる病気や症状等から自身のニーズにマッチした提供施設及び提供プランを比較・検討することが可能です。また「MRSO.jp」が保有する医療施設ネットワーク及び医療施設の人間ドック・健診データを活用し、生命保険会社や会員保有企業等の提携先に対して、人間ドック・健診の予約機能を提供し、提携先各社が提供している商品価値の向上を支援しております。 ~「MRSO.jp」~ 「MRSO.jp」では、受診者ファーストを基本原則として、下記取組みを実施しております。 目指している提供価値   主な取組   内容 NO.1 比較&予約サイト(品ぞろえ&探しやすさ)   医療施設の掲載数増加   全国の医療施設に対して、「MRSO.jp」へ新たに掲載を頂けるよう、訪問/WEB会議/電話/メール等を通じた各種案内/営業活動を継続的に実施しております。 医療施設の掲載商品拡大   予約メディアとしての「MRSO.jp」の調達力を活用し、医療施設が提供する人間ドック・健診プランと予約枠等の掲載商品充実に向けたフォローアップを定期的に実施しております。 NO.1 健康応援サイト(お得&使いたくなる)   ポイントプログラムの運営   「MRSO.jp」(電話、メールを除く)を通じて人間ドック・健診を予約・受診した場合、受診金額に応じたポイント付与を実施しております。また、継続利用の際に、よりお得となる会員優待サービスの提供をしております。 「マーソギフト券」の運営   「健康を贈る」をコンセプトに、掲載医療施設で利用可能な人間ドック・健診の共通ギフト券「マーソギフト券」を販売しております。母の日・父の日等の催事のプレゼントや企業のヘルスケア関連プロモーションにてご活用を頂いております。 NO.1 健康管理サイト(便利&当たり前)   コンシェルジュによる予約サポートの提供   受診者からの各種問い合わせに対応し、より満足度の高い予約機会を追求するため、電話・メールに対応するコンシェルジュデスクを設置しております。企業が実施する人間ドック・健診等の法人予約対応も行っており、継続的な健診受診の促進を目的とした各種サポートを実施しております。 健診結果管理サービスの提供   提携医療施設より受領した健診結果データをPC/スマホ等から閲覧可能とする健診結果管理サービスを提供しております。従来は医療施設毎の紙媒体で管理がされていた健診結果データのデジタル管理を加速させ、受診者の利便性向上と定期的な健診受診促進を目指しております。 他方で、本サービスを利用頂く医療施設に対しては、人間ドック・健診の予約メディアとして掲載医療施設数国内No.1(※2)であり、「MRSO.jp」への掲載により、受診者獲得のためのマーケティング機能として活用頂くことで、新規受診者層の拡大や閑散期における受診者の獲得等、医療施設の経営効率化の実現に寄与しております。 「MRSO.jp」の収益形態は、受診者が「MRSO.jp」を通じて医療施設が提供する人間ドック・健診プランを予約後、医療施設で実際に受診した場合に、医療施設から受診金額に対して「MRSO.jp」のサービス利用料を収受する成果報酬型モデルであります。 MRSO.jpを介して行われる予約は、個人予約および法人予約に分類されます。個人予約は、受診者本人が自らの費用負担により受診する健康診断および人間ドックに係る予約を指します。法人予約は、企業、健康保険組合等を通じて実施される健康診断および人間ドックに係る予約で、保険者である従業員および被保険者である従業員の家族等が受診対象となります。当社は2025年4月より法人予約の提供を本格的に開始しており、今後は法人予約を成長領域と位置付け、事業拡大を図ってまいります。 ② 医療施設向け人間ドック・健診WEB予約システム「MRS」 本サービスは、医療施設のホームページに設置される人間ドック・健診WEB予約システムの提供であり、「MRSO.jp」を利用する医療施設に対しては、基本的に本サービスの提供も行われております。 医療施設における人間ドック・健診の予約は、外来受付や電話による口頭での手配が多いのが実情ですが、本サービスの導入により、医療施設では、電話等による予約受付業務を軽減しながらスムーズなWEB予約受付や顧客管理を可能とすることで業務効率の向上に資するとともに、24時間予約受付の実現による人間ドック・健診の受診機会向上に寄与しております。また、受診者に対してもWEB予約を通じて医療施設の提供する人間ドック・健診プランに関する情報を直接提供することにより、受診に関する利便性が高まります。 本システムの基本機能及び特長は以下のとおりです。 基本機能と主な特長 1   「MRSO.jp」と連動しており、異なる予約導線によるWEB予約の一元管理が可能。 2   健康保険組合・企業・地方自治体毎に異なる複雑な検査コースの予約管理も可能。 3   電話予約受付業務を軽減すると共に、ヒューマンエラーを防止し、営業時間外の予約獲得を促進。 4   WEB予約を通じて受診した方に対し、受診金額に応じたポイント付与が可能であり、予約獲得を促進。 5   医療施設独自の顧客データベースを創出し、定期的に受診するリピーターの獲得を促進。 6   WEB予約結果を元にしたレポート機能により、定量的な分析と受診数向上のアドバイスが可能。 当社グループでは、医療施設に対して、「MRSO.jp」の利用を通じたマーケティング機能と、「MRS」を通じた人間ドック・健診予約に関する業務効率化機能の2つのサービスを同時に提供することにより、医療施設の経営改善の促進を図るビジネスモデルを構築しております。 このため、当社グループでは、医療施設と受診者をつなぎ、身近に予防医療を接して頂くことを通じて健康寿命の延伸に貢献できるサービスとして、「MRSO.jp」と「MRS」を利用して人間ドック・健診を予約された金額の合計(以下、「予約取扱高」)と、その母集団形成の基礎となる「MRSO.jp」掲載医療施設数の成長性を重視しております。これらの当社設立以来の推移は以下のとおりです。 (2) 広告 「MRSO.jp」トップページに設けた特集ページ等を通じた医療施設の露出量増加や企業との提携を通じた「MRSO.jp」でのプロモーション実施等を行っております。 その他、当社では予防医療の啓蒙を目指し、「人間ドックのミカタ」を運営しております。医師監修の上、人間ドックの見方と選び方をわかりやすくする情報発信を行っております。 (3) DX 医療施設や法人、市町村を中心とする行政に対して、主に業務効率化に資するWEB予約システムの提供を行っております。 なお、当社グループの主領域となるヘルスケア領域に限定せず、ユーザーニーズに沿った各種業務効率化に資するDXサービスの展開を図り、サービス対象領域の拡大を図っております。 本サービスの概要は以下のとおりです。 ① 医療施設向けDXサービス 本サービスは、「MRS」の基本機能に加えて、受診者からの異なる導線からの予約(電話予約とWEB予約)を統合管理するとともに、予約プランに応じて利用される各医療機器の時間枠についても管理可能な機能を有し、予約業務の省力化と医療機器の稼働率向上を可能にするクラウド型健診予約管理サービス「MRSO-Plus」を中心に、別途各種オプションサービス(MRSO-MAIL、MRSO-CRM、MRSO健診結果、MRSO-API等)を提供しております。 これらのオプションサービスを組み合わせることで、医療施設での予約から受診、健診管理までの人間ドック・健診の一連の業務プロセスをDXにより提供できるサービス体制となっております。 ② 法人向けDXサービス 本サービスは、企業に所属する従業員が定期健診や人間ドックを受診するにあたり、企業の事務担当者等の業務負担軽減、WEB予約による従業員の利便性向上に資するMRSOビジネスの提供を行っております。 MRSOビジネスでは社内のイントラネットやホームページ、メールやSNS等にて健診等の案内を行い、従業員はWEB予約を通じて健診等の受診予約を完結できると共に、企業の管理者は、システム上の管理画面を通じて健診等受診状況の把握確認、未受診者への受診勧奨を行うことが可能となります。 このほか、健康保険組合/産業保健センター・事業主向けに保健事業運営の業務効率化と健診受診率向上を可能とする健診業務支援サービス「Health Plus」を提供しております。 ③ 行政向けDXサービス 本サービスは、地方自治体において地域住民等との間で活用される各種予約申込の受付管理業務を中心にデジタル化を推進し、職員等の業務負荷軽減のみならず、地域住民の利便性向上、行政サービスに対する満足度向上を実現させるものとして、各種システムの提供を行っております。 当社が提供する住民健診WEB予約システム(「MRSO住民健診」)は、従来の電話予約中心の業務プロセスをWEB予約中心へ移行していくためのソリューションとして市町村に活用されています。特定健康診査等実施計画の作成主体となる市町村は、特定健診・特定保健指導の受診率向上に努める政策を推進する中、「MRSO住民健診」を利用することで、地域住民がスマートフォンやPCからの24時間予約が可能となることを通じて利便性が向上し、職員の予約管理業務に係る業務負荷軽減が実現されております。 (4) ワクチン 新型コロナウイルスワクチン接種等に関する各種WEB予約システムについては、国の接種方針の大幅な変更に伴い、一部を除き自治体のワクチン接種体制が終了したことから、システム利用が大幅に減少しております。なお、大規模接種等サービスにおいては、国や都道府県が設置した各大規模接種会場の終了後も一部の職域接種会場でワクチン接種WEB予約システムを提供しておりましたが、実質的にサービス提供を終了いたしております。 (※用語解説等) 1 デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略で情報技術を駆使し業務の質を高めること。 2 株式会社ドゥ・ハウスによる「掲載施設数」のデスクリサーチ及びヒアリング調査結果(調査対象:「個人向け人間ドック予約サイト検索上位3サイト」、調査期間:2022年11月~12月) <事業系統図> (注)当社の連結子会社であるMRSO ASIA Co.,Ltd.は、顧客との直接的な取引関係を有しておらず、本事業系統図には記載はありませんが、当社サービスの機能拡張及び新規サービス又は事業提携における大規模開発案等の開発を担っております。
経営方針・対処すべき課題4,358字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)  経営方針 当社グループは、予防医療を切り口としたヘルスケアDXを通じて健康寿命の延伸(+8Y)に寄与し、一人一人が健康で幸せに過ごせる時間を創造することを目指しております。 厚生労働省の第4回 健康日本21(第三次)推進専門委員会資料(2024年12月24日)によると、2022年における日本人の平均寿命は男性が81.05歳、女性87.09歳であり、健康寿命は男性が72.57歳、女性が75.45歳とされています。すなわち男性で8.49年、女性で11.63年、全体で約10年の平均的療養期間があります。そこで、当社は健康寿命の8年延伸(+8Y)を目指し、予防医療にアクセスしやすい環境を創ることで「健康長寿イノベーション」を実現してまいります。 (2)  経営環境 当社グループを取り巻く経営環境としては、以下の通り考えております。 ① 予防医療の推進と健康意識の向上 国内では、少子高齢化の進展に伴う労働人口減少により、社会保険財政の健全化と医療費適正化が課題となる中、「重症化した後の治療」から、「予防や早期診断・早期治療」への予防・健康管理への重点化を通じた健康寿命延伸のための予防医療の推進等に対する各種取り組みが実行されております。 これらの各種取り組みとともに、「人生100年時代」の到来やコロナ禍を通じた人々の健康寿命への関心の高まりもあり、未病の状態のうちに定期的な人間ドック・健診を受診することによる健康チェックの重要性が改めて認識されております。人間ドック・健診市場は、2022年度において20歳以上の対象者のうち29.9%が人間ドック・健診の未受診者(出典:厚生労働省「2022年度国民生活基礎調査」)となっております。また、2023年度の同市場規模は9,810億円(矢野経済研究所「健診・人間ドック市場に関する調査を実施(2025年)」)とされておりますが、中長期的には当該市場の拡大余地も十分に見込まれるものと考えております。 ② デジタル化を通じたDXの推進 健康寿命延伸のための予防医療の提供を行う医療施設が属する医療・福祉サービス業では、ITを活用した情報基盤の構築等によるDX比率は約22%と遅延している状況(出典:総務省「令和3年版情報通信白書」)にあります。業務システムの中心となる電子カルテやオーダリングシステムの普及率は50%を超えている(出典:厚生労働省「医療施設調査」)ものの、その他各種業務のIT化は中小の医療施設を中心に未整備な施設が多く、人間ドック・健診の予約管理業務においては、受診希望者から医療施設への受付や電話による多くの問合せを事務担当者が手作業で予約調整を行っていることが実情であり、IT化を通じた業務効率を高める施策としてのDXは重要な課題となっております。 このような状況を受けて、政府方針に基づき、デジタル庁を中心に関連省庁よりDX推進の各種取り組みが進展しており、医療施設等へのデジタル化推進に伴うDXの取り組み拡大が期待されております。 (3) 経営戦略 当社グループは、ヘルスケア・プラットフォーマーへ向けて、DXを推進し、アナログ業務からデジタル業務へ移行することで個人・法人・行政・医療施設をつなぎ、予防医療をアップデートする事業を展開しております。さらに、DXの推進によって、アナログ業務からデジタル業務への移行を支援し、組織間の垣根を越えて治療偏重から予防医療の強化へのシフトを促すことで、医療費問題の解決や持続可能な医療制度の確立に貢献してまいります。 当社が注力する人間ドック・健診市場は、2025年度における市場規模が9,810億円と見込まれております(矢野経済研究所「健診・人間ドック市場に関する調査を実施(2025年)」)。しかし、現状では医療施設における人間ドック・健診の受診予約において、WEB予約よりも電話やFAXでの予約が多くを占めているのが実情です。 こうした市場環境を踏まえ、当社グループは、WEB予約の普及と医療施設におけるデジタル業務への移行を促進することが、今後の成長における重要課題と位置づけております。 この課題解決に向け、当社は2025年4月より法人予約サービスの提供を本格的に開始いたしました。これまで主力として取り組んできた個人予約市場の規模が約500億円であるのに対し、法人予約市場は約6,000億円と、約10倍以上の規模を有しております。 この巨大な市場への本格参入は、当社の成長ステージを一段引き上げるものであり、今後の中長期的な成長を牽引する中核事業へと発展させてまいります。 (4) 経営戦略と経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは、ミッションを実現し、継続的な企業価値向上を達成するための重要な経営指標として、売上高と営業利益を設定しております。また、これらを実現するための重要なKPI(Key Performance Indicators)として、各サービス形態等に応じて、①当社ヘルスケアプラットフォームとしての価値向上に資する「MRSO.jp」及び「MRS」を通じた人間ドック・健診の「予約取扱高」、②「予約取扱高」の母集団形成の基礎となる「MRSO.jp」の「掲載医療施設数」・「会員数」を定めております。 (5)  対処すべき課題 ① 持続的成長基盤の拡大 当社の人間ドック・健診予約メディア「MRSO.jp」は、掲載医療施設数において国内No.1のポジションを確立しております。一方、現在の収益の中心である個人予約は、AI技術の進展に伴う情報検索手法の変化や検索エンジンアルゴリズムの動向など、外部環境の影響を受けやすい構造にあります。 このような外部要因依存型の収益構造からの転換を図り、法人予約のような持続的な成長が見込まれる事業領域を拡充することが、当社の中長期戦略であります。 現在注力している法人予約事業は、パートナー企業をはじめとする企業・健保・団体との契約に基づく直接流入モデルであり、加盟団体数の増加に応じて対象者基盤を着実に拡大できる構造を有しております。外部プラットフォームへの依存度が低く、契約積み上げ型で成長可能な事業であることから、持続的な企業価値向上を実現する中核領域と位置付けております。 当社は2025年4月より法人予約を本格展開し、法人基盤(契約済団体の健診対象者数)は既に70万人規模へと拡大しております。今後は、健保・企業の業務効率化およびDX推進に資する機能拡充を進めるとともに、法人基盤のさらなる拡大を推進し、予約事業における強固かつ持続的な成長エンジンの構築を図ってまいります ② DXサービスの拡充 当社は現在、未病における人間ドック・健診の業務DXを推進し、ヘルスケア領域に特化したサービスを提供しております。多くの医療施設では、いまだに紙やFAX、電話を用いた業務が残っており、非効率な運用が課題となっています。 こうした課題を解決するため、当社は業務プロセス全般のデジタル化を支援し、実績管理やデータ活用の高度化に貢献するサービスを開発・提供してまいります。今後も、医療施設のニーズに応じたDXソリューションを継続的に拡充し、より効率的で利便性の高い仕組みの構築を目指してまいります。 ③ 人材の確保及び育成 当社グループは25名(2025年12月末現在)の小規模な組織であることから、更なる有効な事業展開による継続的な成長を実現するためには、エンジニア等の優秀な新規人材採用及び既存社員の能力及びスキルの向上等による人材育成が重要な課題であると考えております。 当社は、ソーシャルメディアの活用等、採用方法の多様化による採用強化を図るとともに、計画的に社員に対して多様かつ有益な研修体制を整備するとともに、公正な評価制度に基づく人事制度の構築に取り組み、人材の確保と能力の向上に努めてまいります。 ④ 情報システムの整備・強化 当社が運営する「MRSO.jp」や提供する各種クラウドサービスは、サービス提供にかかるシステムの安定稼動及びセキュリティ管理が重要な課題であると考えております。 当社は、既にISMS及びQMS、プライバシーマークの認証を取得・更新しておりますが、市場環境の変化に応じて、随時PDCAサイクルの見直しを行い、高いセキュリティ水準を維持していくとともに、新たな技術に関する教育や研修等を通じて技術レベルの向上を図り、堅牢なサービス提供体制の構築に取り組んでまいります。 ⑤ 内部管理体制の更なる強化 当社では、事業規模の拡大により従業員の増員を計画しております。このため、事業環境の変化に適応しつつ、持続的な成長を目指していくためには、業務の効率化や内部管理体制の更なる整備強化が重要な課題であると考えております。 バックオフィス業務の整備を通じた業務の標準化による効率性の追求、組織的なマネジメント活動を支援する堅牢な内部統制確立のための人員増強等を図っていくことで、経営の公正性・透明性を確保するための内部管理体制の更なる強化に取り組んでまいります。 ⑥ 海外子会社管理体制の強化とセキュリティ対策財務上の課題 当社は海外子会社を設立し、開発体制の強化に着手しました。設立初期の子会社管理では、現地法規制の遵守と円滑な運営体制の構築が重要です。 また、業務で取り扱うデータやシステムの保護も不可欠です。外部からの不正アクセスや情報漏えいを防ぐため、セキュリティ対策を強化し、安全な運用環境を整えてまいります。 さらに、財務管理体制を強化し、不正防止のための内部統制を徹底することで、透明性の高い経営を推進します。これらを通じ、海外子会社の安定した運営と企業価値の向上を目指してまいります。 ⑦ 財務上の課題 現状においては、安定的に利益を計上のもとキャッシュ・フローを創出しており、事業継続に支障を来たすような財務上の課題は認識しておりません。今後、資金需要が生じた場合は自己資金を充当する方針でおりますが、金融機関からの借入やエクイティファイナンスも選択肢として対応してまいります。また、収益基盤の維持・拡大を図るためには、手許資金の流動性確保や自己資本の充実に基づく金融機関との良好な取引関係が重要であると考えております。各種費用対効果の検討を継続的に実施のうえ、財務健全性の確保に努めてまいります。
事業等のリスク7,213字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであり、不確実性を伴うことから実際の結果は異なる可能性があり、また、全てのリスク要因が網羅されているわけではありません。 (1)  事業環境等のリスク ① 人間ドック・健診市場の動向について(発生可能性:低、影響度:中、顕在化する可能性のある時期:常時) 当社の主要市場である人間ドック・健診市場は、人生100年時代が到来する中、政府及び地方自治体による予防医療推進の取り組みや人々の健康意識の向上に伴い、一定の継続的な成長が見込まれております。 しかしながら、人間ドック・健診の担い手である医療施設の動向や政府・地方自治体における社会保険財政の状況と使用方針等により、人間ドック・健診市場の減退、若しくは市場環境が変化するような場合には、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、これらのリスク低減を図るため、ヘルスケア領域に限定せずに、行政実務全般に関するDXを推進する新たなサービス展開を開始しております。 ② 他社との競合について(発生可能性:低、影響度:中、顕在化する可能性のある時期:常時) 人間ドック・健診関連市場は、企業を中心に従業員の健康管理の一環として需要が高まっており、健診代行機関やクラウドサービスをベースとした健康管理支援システムを提供する企業を中心に新規参入事業者が増加してりおります。 今後、これらの事業者がシステムを活用した人間ドック・健診に関する予約サービス提供業務へ進出してきた場合、競争の激化により当社の市場における競争力が低下し、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。一方で、当社はHCPFとDXの両サービスを提供することで参入障壁を高めております。また、医療施設のデジタル化は時間とコストが相応にかかり、費用対効果の点で先行者の後塵を拝すことが見込まれることから、当該事業者との関係では、相互連携による両社の利益追求も合理的な選択肢となることから、発生可能性は低いものと認識しております。 ③ 技術トレンドやユーザーニーズの変化について(発生可能性:低、影響度:中、顕在化する可能性のある時期:常時) ヘルスケア関連の事業領域は、グローバルで潜在的に高い成長可能性が見込まれるため、ベンチャー企業からグローバル展開する大企業までが大小問わず事業を推進し、クラウドを中心に様々なシステムやツールが開発されております。 今後、技術革新等による技術トレンドやユーザーニーズの変化に十分に対応できない場合は、当社サービスの優位性が損なわれ、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、これらのリスク低減を図るため、最新のテクノロジーの知見やノウハウ、ユーザーニーズの蓄積等により、継続的な開発力の向上を図ってまいります。 ④ 外国為替変動について(発生可能性:中、影響度:低、顕在化する可能性のある時期:常時) 当社は、Amazon Web Service(AWS)を中心に海外事業者が提供するサービスを利用しておりますが、為替リスクヘッジは特段実施しておりません。そのため、想定以上に為替相場が円安傾向となった場合は、当社グループの事業運営、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社における為替リスクのある取引高の割合は低い状況ですが、今後当該割合が高まる場合は、金融機関等とも相談のうえリスクヘッジ手段を用いることも検討してまいります。 (2)  事業運営に関するリスク ① システムトラブルについて(発生可能性:低、影響度:大、顕在化する可能性のある時期:常時) 当社が提供するサービスは、主にSaaS型のクラウドサービスとして提供しております。したがって、当社事業に関する各種サービスはコンピューターシステム及び通信ネットワークに依存しております。 このため、予期せぬ自然災害や不慮の事故により当社が管理するコンピューターシステムで障害が発生した場合や、想定を超える急激なアクセス増加等の一時的な過負荷やシステム障害によってコンピューターシステムや通信ネットワークが動作不能に陥り、サービスが停止した場合、当社に対する訴訟や損害賠償の実損害や当社に対する信用棄損を通じた無形の損害等により、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社では、これらのリスク低減を図るため、システムの冗長化やサーバーの負荷分散、定期的なバックアップの実施等により、システム障害等のトラブルの発生の防止及び回避を図っております。 ② 顧客情報管理について(発生可能性:低、影響度:大、顕在化する可能性のある時期:常時) 当社は、受診者や顧客企業の従業員の健診結果データである要配慮個人情報を含む大量の個人情報を保有していることから、個人情報の適切な管理は、極めて重要な責務と認識しております。 このため、万が一事故若しくは自然災害、悪意のある者による意図的な外部攻撃等によって当社の通信・ネットワークセキュリティに障害が発生した場合、又は、関係者等による人為的な事故若しくは悪意による情報の漏洩が発生した場合は、当社の情報管理に多大な支障をきたし、当社に対する訴訟や損害賠償の実損害や当社に対する信用棄損を通じた無形の損害等により、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社では、これらのリスク低減を図るため、個人情報保護法及び関連する法令等に遵守するための体制を整備しております。また、2016年3月にISMS(ISO27001:情報セキュリティマネジメントシステム)の認証、2017年1月にプライバシーマークの認証を取得し、これらの認証に基づいた各種情報セキュリティに関する規程等を定めて、情報の機密性、完全性、可用性の確保に努めるとともに、提供する各サービスについては、定期的に脆弱性診断を実施し、継続的な情報セキュリティレベルの改善及び向上活動を行っております。 これらにより、入室制限及び書類保管等の物理的な対処はもちろん、ランサムウェア攻撃等によるウィルス対策や外部からのアクセス遮断、社内でのアクセス権限設定等のアクセス管理の実施等、細心の注意を払い、情報漏洩防止に取り組んでおります。 ③ 法令、制度改正に関するリスク(発生可能性:低、影響度:中、顕在化する可能性のある時期:常時) 当社は、人間ドック・健診の予約メディアである「MRSO.jp」上にて、人間ドック・健診を提供する医療施設の紹介及び予約プラン等を掲載しております。このような医療関連メディアの運営を行う上では、医療施設に関する虚偽表示や誇大表示による広告等を禁止するための指針とされる「医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関して広告し得る事項等及び広告適正化のための指導等に関する指針(医療広告ガイドライン)」(厚生労働省)の規制を受けております。 また、上記の他にも「個人情報保護法」、「不当景品類及び不当表示防止法」、「特定商取引に関する法律」、「資金決済に関する法律」等の各種法的規制のもと運営を行っております。 このため、将来的に当社事業に関連する分野において、これらの法令等の改正や新たな法律等の制定・施行により事業運営上の制約を受けたり、新たな対応を余儀なくされたりする可能性があります。このような場合には、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、これらのリスク低減を図るため、規制改定等に関する情報を迅速に把握対応し、これらを遵守すべく、適宜顧問弁護士等とも確認を行い体制整備に努めるとともに、適切な社員教育を行うことで法令遵守体制の整備・強化を図っております。 ④ 外部検索エンジン及びAI検索の影響について(発生可能性:高、影響度:中、顕在化する可能性のある時期:常時) 当社の予約は検索サイトを経由した流入が一定割合を占めており、検索エンジンのアルゴリズム変更、AI検索機能の拡充又は表示仕様の変更等により当社サイトへの流入が減少した場合には、集客効果が低下し、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、検索エンジン最適化(SEO対策)やAI検索環境の変化に対応したコンテンツ最適化を進めるとともに、外部検索の影響を受けにくい法人予約の拡大を推進しております。 ⑤ WEBメディア内の安全性及び健全性の維持について(発生可能性:低、影響度:中、顕在化する可能性のある時期:常時) 当社は、「MRSO.jp」、「人間ドックのミカタ」等、医療施設による人間ドックのプランや自社による人間ドック・健診を中心とした医療記事等を掲載するWEBメディアを運営しております。また、これらのWEBメディア上では、運営者として、医療施設や一般企業からの広告を掲載しております。 このため、ユーザーがこれらの情報に基づき一定の判断をした結果として、何らかの不利益が発生した場合や人為的な要因等により掲載した内容に瑕疵があった場合等において、WEBメディア運営者として当社に何らかの責任が問われることにより、又はWEBメディアに対するユーザー等の支持低下や当社の社会的信頼性の毀損により、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、これらのリスク低減を図るため、掲載される医療情報・医療記事・広告記事については、社内ガイドライン・掲載基準に従って確認を実施しており、法令違反や公序良俗に反する内容を排除するような体制構築に努めております。 ⑥ 外部クラウドサーバーへの依存について(発生可能性:低、影響度:中、顕在化する可能性のある時期:常時) 当社が提供するクラウドサービスは、安全性、安定性、拡張性及び価格等を総合的に勘案し、Amazon Web Services, Inc.が提供しているクラウドコンピューティングサービス「AWS」を基盤として運営されています。 このため、AWSのデータセンター処理能力が当社の求める処理能力を満たさない場合やAWSに障害が生じた場合には、当社が提供する各種クラウドサービスへのアクセスが中断又は遅延する等、顧客からの信用が損なわれ、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、同社による経営戦略の変更、又は、利用料改定を含む各種取引条件の変更等が行われた場合には、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、これらのリスク低減を図るため、AWS以外のサーバー提供事業者の提案等も定期的に収集確認しており、継続的にAWSとの比較検討を行い、AWSの継続利用が困難に陥った場合等の代替事業者への円滑な移行に向けた検討を行ってまいります。 ⑦ 知的財産権の侵害等について(発生可能性:低、影響度:中、顕在化する可能性のある時期:常時) 当社は、当社提供のサービス名等について商標登録を行っております。当社が使用する知的財産について、現時点においては、第三者の知的財産権を侵害するものはないと認識しております。 しかしながら、当社事業領域に関する第三者の知的財産権の完全な把握は困難であるため、意図せず他社の知的財産権を侵害してしまう可能性があります。この場合、特許権侵害や商標権侵害を理由とする損賠賠償請求や差止請求、知的財産権の使用に対する対価の支払い等が発生する可能性があり、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、これらのリスク低減を図るため、今後の事業活動においても第三者の特許権、商標権等の知的財産権を侵害することがないように外部専門家と連携し、適切な管理に努めてまいります。 ⑧ 訴訟等について(発生可能性:低、影響度:中、顕在化する可能性のある時期:常時) 当社は、コンプライアンス規程を制定し、法令を遵守した事業活動を行うべく、従業員に対しても法令遵守への意識向上を図っております。 現時点においては、当社は係争中の訴訟を有してはおりませんが、事業活動の遂行において、意図しない法令違反や不適正行為、契約を巡る紛争や損害賠償等、第三者からの訴訟その他法的手段の提起等がなされた場合には、金銭的な負担に加え、企業イメージの悪化等、社会的なレピュテーションの低下により当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、これらのリスク低減を図るため、法令改正等に関する情報を専門誌の購読等を通じて迅速に把握し、対応が必要な場合は、速やかな体制整備に努めてまいります。また、法的手段等の提起がなされた場合には、適宜顧問弁護士等とも協議のうえ適切な対応を図ってまいります。 (3)  経営体制に関するリスク ① 特定人物への依存について(発生可能性:低、影響度:大、顕在化する可能性のある時期:常時) 代表取締役社長である西野恒五郎は、当社の創業者の一人であり、2017年3月以降は代表取締役社長を務めており、当社の経営方針や事業戦略構築、信用力の向上等において重要な役割を果たしております。 このため、何らかの理由により同氏が業務を継続することが困難となった場合には、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、これらのリスク低減を図るため、取締役会等の会議体等を通じて役員及び幹部社員との情報共有や経営組織の強化を図り、同氏に依存しない経営体質の構築を進めてまいります。 ② 人材確保と育成について(発生可能性:低、影響度:小、顕在化する可能性のある時期:常時) 当社グループは従業員数が25名(2025年12月末)と小規模な組織であり、更なる成長のため、優秀な人材確保及び人材育成が不可欠であると認識しております。また、人員拡大とともに内部管理体制の更なる強化を併せて図っていく予定であります。 このため、人員採用計画等が何らかの事情により想定通り進まなかった場合、又は既存人員の人材流出が進んだ場合には、競争力低下やリソース不足により事業が計画通りに進まない可能性があり、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、これらのリスク低減を図るため、採用方法の多様化を図り、当社の企業風土にあった人材の登用を進めるとともに、内部管理事項を含む各種研修の実施等により、各人の能力底上げを行ってまいります。 ③ 海外子会社について(発生可能性:低、影響度:小、顕在化する可能性のある時期:常時) 当社グループは、ベトナムにおいて、システムの開発および保守・運用を担う海外子会社を保有しており、親会社は同子会社に一部の開発業務等を委託しております。このため、ベトナムにおける政治・経済・法規制の変更、テロなどの社会的混乱、または労働環境の急激な変化等が発生した場合には、当社グループの経営成績および財政状態に一定の影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、これらのリスクに対して現地従業員を中心とした現地管理体制の強化に努めるとともに、事業環境および経営状況を常時把握しております。また、必要に応じて当社取締役会等においてリスク状況を適宜協議・モニタリングし、安定した業績および健全な財政状態の維持に努めております。 (4)  その他リスク ① 配当政策について(発生可能性:中、影響度:小、顕在化する可能性のある時期:常時) 当社は、株主に対する利益還元を経営の重要課題の一つとして位置付けておりますが、現在は事業拡大過程にあり、財務体質の強化に加えて更なる事業成長のための内部留保の充実等を図り、収益基盤の多様化及び収益力強化のための投資に機動的に充当していくことが株主への最大の利益還元につながるものと考えております。 将来的には、経営成績等を勘案しながら株主への配当還元を検討していく所存でありますが、現時点において配当実施の可能性及び実施時期は未定であります。 ② 当社株式の流動性について(発生可能性:中、影響度:小、顕在化する可能性のある時期:常時) 当社は、東京証券取引所グロース市場への上場しておりますが、2025年12月末時点での流通株式比率は25.4%にとどまっております。 このため、株式市況等の要因により流通株式比率が向上しない、あるいは低下する可能性があり、これらの場合には当社株式の市場売買が停滞すること等により当社株式の需給関係に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社は、これらのリスク低減を図るため、今後は、既存大株主への一部売出しの要請、新株予約権の行使等による流通株式数の増加に努め、流動性の向上を図ってまいります。 ③ 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について(発生可能性:低、影響度:小、顕在化する可能性のある時期:常時) 当社は、役員、従業員及び社外協力者に対して、新株予約権を付与しております。これらの新株予約権の権利行使の可能性や時期について正確に予測することはできませんが、将来の権利行使時点において当社株式が新たに発行され、既存株主が有する株式の価値及び議決権割合が希薄化される可能性があります。 なお、2025年12月末時点でこれらの新株予約権による潜在株式数は252,020株であり、発行済株式総数 3,552,750株の7.1%に相当しております。
経営成績の分析 (MD&A)5,457字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)  経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、国内においてインフレ基調が継続する中で、企業収益や雇用・所得環 境の改善が進むなど、緩やかな回復基調で推移しました。一方で、ウクライナ、中東情勢をはじめとする不安定な国際情勢や米国の通商政策などにより、先行きについては依然として不透明な状況が続いております。 このような経済環境の下、当社グループは、健康寿命の8年延伸を目指し『+8Y健康長寿社会の実現』をミッ ションに掲げております。そしてアナログ業務からデジタル業務へのDXを推進して、個人・法人・行政・医療施 設をつなぎ、予防医療のアップデートの実現に向け、事業を展開しております。 当社グループのセグメントは、ヘルステック事業の単一でありますが、サービス提供内容に応じて、「予約」 「広告」「DX」「ワクチン」に区分しております。 売上区分   2024年12月期   2025年12月期 金額(千円)   構成比(%)   金額(千円)   構成比(%) 予 約   629,699   47.2   609,279   56.5 広 告   303,554   22.8   304,089   28.2 D X   236,255   17.7   163,750   15.2 ワクチン   163,550   12.3   966   0.1 合 計   1,333,059   100.0   1,078,086   100.0 予約売上においては、人間ドック・健診予約サイト「MRSO.jp」を通じて、医療施設の予約数拡大に向けたマーケティング支援を行っております。当連結会計年度は、継続的な営業活動を通じた「MRSO.jp」の掲載医療施設数や第2四半期に開始した法人予約(会社や健保組合が従業員およびその家族に対して実施する健診の予約)は今後の収益の源泉となる法人基盤が約70万人と着実に拡大したものの、個人予約がGoogle検索アルゴリズムのアップデート及びAI検索によって、自然流入数に影響が出たことで、予約売上が前年同期比で減少しております。 広告売上においては、「MRSO.jp」トップページに設けた特集ページ等を通じた医療施設の露出量増加や企業との提携を通じた「MRSO.jp」でのプロモーション実施等を行っており、広告サービスの利用数拡大やその利用単価向上に取り組んでまいりました。 DX売上においては、医療施設や市町村を中心とする行政、法人に対して、主に業務効率化に資するWEB予約システムの提供を行った他、企業規模を問わず、健診予約から健康データ管理まで、健康管理業務のデジタル化を一気通貫で実現できるMRSOビジネスの本格提供を開始いたしました。 ワクチン売上については、新型コロナウイルスワクチン接種等に関する各種WEB予約システムについては、国の接種方針の大幅な変更にともない、一部を除き自治体のワクチン接種体制が終了したことから、サービス提供を実質的に終了いたしております。 これらの結果、当連結会計年度における当社グループの売上高は1,078,086千円(前期比19.1%減)、営業損失は33,937千円(前期は営業利益157,517千円)、経常損失は33,437千円(前期は経常利益157,412千円)、親会社株主に帰属する当期純損失は23,005千円(前期は親会社株主に帰属する当期純利益101,004千円)となりました。 なお、当社グループはヘルステック事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 ② 財政状態の状況 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産は1,928,728千円となり、前連結会計年度末に比べ177,667千円減少いたしました。これは、現金及び預金が133,479千円減少したこと等によるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産は187,756千円となり、前連結会計年度末に比べ37,340千円増加いたしました。これは、投資その他の資産の中の投資有価証券が49,725千円増加したこと等によるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債は167,500千円となり、前連結会計年度末に比べ66,951千円減少いたしました。これは、買掛金が17,976千円、未払法人税等が29,653千円減少したこと等によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は1,948,984千円となり、前連結会計年度末に比べ73,375千円減少いたしました。これは、自己株式の取得49,062千円及び親会社株主に帰属する当期純損失23,005千円を計上したこと等によるものであります。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,675,916千円と前年同期と比べ133,479千円(7.4%)の減少となりました。 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果使用した資金は25,347千円(前年同期は77,625千円の使用)となりました。これは主に、税金等調整前当期純損失の計上33,437千円、売上債権の減少77,178千円、法人税等の支払額58,641千円、仕入債務の減少額17,976千円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は50,226千円(前年同期は59,685千円の使用)となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出49,725千円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は56,673千円(前年同期は22,892千円の獲得)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出49,307千円によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a 生産実績 当社グループ事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 b 受注実績 当社グループ事業は、受注生産形態をとらない事業であることから、当該記載を省略しております。 c 販売実績 当連結会計年度における販売実績をサービス区分別に示すと、次のとおりであります。なお、当社グループは、ヘルステック事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 売上区分の名称   金額(千円)   前期比(%) 予 約   609,279   △3.2% 広 告   304,089   0.2% D X   163,750   △30.7% ワクチン   966   △99.4% 合 計   1,078,086   △19.1% (注) 1.当連結会計年度において、ワクチンの販売実績は著しい減少となりました。これは、新型コロナウイルスワクチン接種等に関する各種WEB予約システムについては、国の接種方針の大幅な変更にともない、一部を除き自治体のワクチン接種体制が終了したこと等から2024年第1四半期末をもってサービス提供を終了したことによるものであります。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、当該割合が10%未満であるため記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、本報告書提出日において当社グループが判断したものであります。 ①    重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。連結財務諸表で採用する重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。この連結財務諸表の作成にあたりまして、見積りが必要となる事項については、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる様々な要因に関して情報収集を行い、見積り金額を計算しておりますが、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。 また、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a 財政状態 財政状態の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載のとおりです。 b 経営成績の状況 (売上高) 当連結会計年度の売上高は1,078,086千円となりました。売上高の分析・検討内容につきましては「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載のとおりです。 (売上原価、売上総利益) 当連結会計年度の売上原価は254,363千円となりました。これは主に「MRSOワクチン」に係るサーバー費用が抑制されたこと等によるものであります。この結果、売上総利益は823,722千円となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は857,660千円となりました。これは主に広告宣伝費等を抑制したことによるものであります。この結果、営業損失は33,937千円となりました。 (営業外損益、経常利益) 当連結会計年度の営業外収益として2,136千円、営業外費用として1,636千円を計上しました。この結果、経常損失は33,437千円となりました。 (特別損益、親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度は特別損益の計上はなく、法人税等が△10,432千円となりました。この結果、親会社株主に帰属する当期純損失は23,005千円となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 当社グループの資金需要のうち主なものは、システム開発投資や広告宣伝投資等が中心となりますが、これらの資金に関する財源は、自己資金により対応しております。 なお、当連結会計年度末の現金及び現金同等物残高は1,675,916千円となっております。 今後の更なる業容拡大に対応するための資金に関しては、自己資金を用いて、成長投資の実行とともに財務基盤の強化を図ってまいります。 ④ 経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ⑤ 経営者の問題認識と今後の方針について 「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 ⑥ 経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4)経営戦略と経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載の通り、当社は売上高と営業利益を重要な経営指標として設定するとともに、これらの目標達成実現のための重要なKPIとして、サービス形態等に応じて、①「MRSO.jp」及び「MRS」を通じた人間ドック・健診の「予約取扱高」、②「予約取扱高」の母集団形成の基礎となる「MRSO.jp」の「掲載医療施設数」を設定しております。 当連結会計年度は、個人予約がGoogle検索やAI検索の影響を受けて、売上高及び予約取扱高は減少した一方で、今後の「予約取扱高」の母集団形成の基礎となる「MRSO.jp」の「掲載医療施設数」については順調に拡大しました。 重要指標   2024年12月期   2025年12月期   増減率・増減数 売上高(千円)   1,333,059   1,078,086   - 営業利益又は営業損失(千円)   157,517   △33,937   - 予約取扱高(千円)   12,147,180   11,806,412   △2.8% MRSO.jp掲載医療施設数(件)   1,677   1,906   229

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