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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

コマースOneホールディングス

Commerce One Holdings Inc.4496 · Growth · 情報・通信業

ECサイト運営に必要なサービスをワンストップで提供するSaaS型プラットフォーム企業。

概要

コマースOneホールディングスは、ECサイト運営事業者向けにSaaS型のプラットフォームをワンストップで提供する持株会社である。2006年にECサイト認証会社として創業し、その後複数の子会社を傘下に収め、サイト構築・バックヤード管理・マーケティング・認証・AIクリエイティブなどEC運営に必要な機能を網羅する。2026年3月期の連結売上高は39億円、従業員数は191名。東京証券取引所グロース市場に上場している。

7つの子会社で構成するECプラットフォーム事業

当社グループは、持株会社である当社の下に7つの連結事業子会社を置く。株式会社フューチャーショップはECサイト構築プラットフォーム「futureshop」を提供し、2026年3月末時点で2,730以上の店舗が利用する。株式会社ソフテルは多店舗の受注・在庫を一元管理する「通販する蔵」シリーズをプライベートクラウド型で提供する。株式会社TradeSafeはECサイトの第三者認証「トラストマーク」と受注分析ツール「ECnote」を手がける。株式会社空色はUGC(ユーザー生成コンテンツ)を活用したマーケティングコミュニケーションツール、株式会社既読は生成AIを用いた動画・静止画クリエイティブを提供する。2025年4月設立の株式会社コマースコネクトはAI統合型ECプラットフォームの開発を進め、株式会社AttendMeはVTuberとのインフルエンサーマーケティングサービスを提供する。これらの子会社は単一セグメント「ECプラットフォーム事業」として統合され、EC事業者に必要な機能をシームレスに提供する。

中堅・中小EC事業者を主顧客とする料金体系

主力サービス「futureshop」は、月額24,000円(最低プラン)から利用できるSaaS型で、初期費用22,000円と登録可能商品数に応じた月額基本料金が設定されている。2026年8月には価格改定が予定されている。一方、ソフテルの「通販する蔵」は初期導入時のカスタマイズ料(150万円~)と月間保守料(7万円~)で構成され、顧客の業務規模に応じてオーダーメイドに近い形で提供される。TradeSafeのトラストマークは本店サイト向けに月額1万円~、モール店舗向けに月額3,000円で認証サービスを提供する。これらの料金設計は、導入しやすさと継続的な収益を両立させており、中堅・中小規模のEC事業者が主要な顧客層である。

GMVと開発売上高を重視する経営指標

当社グループは経営上の重要な指標として、フューチャーショップの流通取引総額(GMV)と1契約店舗あたりGMV、ソフテルの開発売上総額と1社あたり開発売上高を掲げる。2025年3月期のGMVは2052億円、1店舗あたり約7,237万円だったが、2026年3月期にはGMV2121億円、1店舗あたり7,691万円に拡大した。ソフテルの開発売上総額は同期間に2億8,744万円から2億3,591万円に減少したものの、1社あたり開発売上高は201万円から172万円に低下した。これらの指標は、契約数の増加と既存顧客の成長が収益拡大の鍵であることを示す。

日本国内に集中する拠点と従業員構成

本社は東京都千代田区九段北に所在し、2012年に千代田区四番町へ移転、2022年に現在の九段北へとオフィスを移している。従業員数は191名(2026年3月期)で、すべて国内拠点で業務を行う。子会社はいずれも日本法人であり、海外展開は現時点で行っていない。ただし、環境エネルギー事業の一環として、フィリピンやインドネシアでのバイオ炭調査事業を経済産業省の補助金の下で開始しており、将来的な海外事業拡大の可能性がある。

業界の中での役割はEC支援SaaSプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
39億円
営業利益
4億円
営業利益率
10.3%
純利益
3億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01EC運営企業(中堅・中小)主力

ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」を中心に、受注在庫管理、認証、マーケティング支援など、EC運営に必要なサービスをSaaS型で提供。

主な製品・サービス4
futureshop
ECサイト構築プラットフォーム。パーツ単位のカスタマイズで自由度の高いサイト構築が可能。
通販する蔵
多店舗の受注・在庫を一元管理するバックヤードシステム。プライベートクラウド型で提供。
トラストマーク
ECサイトの信頼性を第三者認証するサービス。法令順守や運営品質を検証。
ECnote
EC受注状況を分析するツール。複数のバックヤードシステムと連携。

02ECマーケティング支援準主力

UGC活用のレビュー収集や、AIを活用した画像・動画クリエイティブ制作、VTuberとのインフルエンサーマーケティングを提供。

主な製品・サービス2
future Review
UGCデータを活用したレビュー収集サービス。購入者の声を購買判断に活用。
AIクリエイティブ制作
AI技術と人の感情を融合し、新しい画像や動画を制作。EC事業者のマーケティングを支援。

製品と技術

ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」

株式会社フューチャーショップが提供するSaaS型のECサイト構築サービス。月額24,000円からの固定料金で利用でき、登録可能商品数に応じて6つのプランを用意する。特徴は、ノンカスタマイズ型でありながら、サイトの各要素を「パーツ」単位に分割し、自由に組み合わせることで独自デザインを実現できる点にある。2018年リリースのCMS機能「commerce creator」は、ドラッグ&ドロップでレイアウト変更が可能で、定型的なテンプレートからの脱却を可能にした。また、リアル店舗との在庫連携機能「futureshop omni-channel」などオプションも豊富。カスタマーサポートには自社EC運営の経験を持つアドバイザーが常駐し、売上向上のための改善提案を実施する。2026年3月末時点の導入店舗数は2,730、流通総額は2,121億円に達する。

バックヤード統合システム「通販する蔵」

株式会社ソフテルが提供するプライベートクラウド型のパッケージソフトウェア。多店舗展開するEC事業者の受注、在庫、出荷を一元管理する。関連製品として「出店する蔵」「レジする蔵」「ロジする蔵」があり、モール・POS・物流システムとの連携をカバーする。初期導入時にカスタマイズを施し、その後は月額保守料で運用するモデルであり、オンプレミスに比べてコストを抑えつつ、既存システムとの高い連動性を実現している。2025年にはソフテルがSAMURAI TECHNOLOGYを吸収合併し、エンジニアリソースを強化。大規模案件への対応力を高めた。

ECサイト認証・分析ツール(TradeSafe)

株式会社TradeSafeは、創業時のトラストマーク認証事業を継続する。ECサイトの法令遵守、事業者の実在性、運営品質を総合的に検証し、本店サイト向け月額1万円~、モール店舗向け月額3,000円で認証マークを発行する。国際的なWorld Trustmark Allianceに加盟しており、OECDガイドラインに基づく共通審査を実施する。また、2013年12月にリリースしたEC受注状況分析ツール「ECnote」は、ソフテルなどのバックヤードシステムと連携し、受注データの可視化を支援する。

AI・クリエイティブ・インフルエンサーマーケティングサービス

グループ各社はEC運営の付加価値を高めるサービスを提供する。株式会社空色はUGC(ユーザー生成コンテンツ)を活用したレビュー収集ツール「future Review」を展開し、購買体験の向上を図る。株式会社既読は生成AIを活用し、動画・静止画のクリエイティブ制作を支援。株式会社AttendMeはVTuberとのタイアップによるインフルエンサーマーケティングを手がける。2025年設立の株式会社コマースコネクトは、受注・在庫管理をリアルタイム連動させるAI統合型プラットフォーム「コマースコネクト」の開発を進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

EC支援でニッチ首位、規模は小粒

当社はECサイト構築・運用支援を主力とする小規模企業で、売上高は36〜39億円と業界内では小粒。営業利益率は16%超と高水準だが、25/3期には10%への低下が予想される。同業のVRain SolutionやCocoliveなども類似サービスを提供するが、当社の強みは特定業種に特化したソリューションにある。ただし、市場自体が成熟しつつあり、競合との差別化が課題。

強み

  • 特定業種向けのEC構築・運用ノウハウを持ち、顧客満足度が高い。
  • 売上高は小規模ながら営業利益率16%超と高収益体質を維持。
  • 既存顧客からの継続受注が多く、安定収益の基盤となっている。
  • 小規模ならではの機動的なカスタマイズが可能で、顧客ニーズに即応。

課題

  • EC支援市場の成長鈍化で、新規顧客開拓が困難になりつつある。
  • 同業他社とのサービス内容の違いが明確でなく、価格競争に陥るリスク。
  • 営業・開発リソースが限られ、大規模案件や急成長への対応が難しい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がコマースOneホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで3番目にあたる。

#企業時価総額PER
12411ゲンダイエージェンシー58億円11.2倍
24777ガーラ57億円
34496コマースOneホールディングス56億円18.2倍
44395アクリート56億円15.7倍
54019スタメン56億円19.1倍
63920アイビーシー56億円14.1倍
75599S&J56億円13.7倍
83653モルフォ56億円
93826システムインテグレータ55億円11.9倍
103841ジーダット55億円31.3倍
114196ネオマーケティング55億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 23件

EC認証会社として創業した2006年

2006年8月、株式会社TradeSafeとして設立された。創業時の事業は、ECサイトの信頼性を一定のガイドラインに基づいて審査し、認証マークを付与する「トラストマーク」サービスの提供であった。1999年のOECDガイドラインに準拠した審査基準を持ち、国際的なWorld Trustmark Allianceにも加盟していた。この認証事業は現在も株式会社TradeSafeが継承している。

子会社化でEC支援の総合化を進めた2010~2014年

2010年3月、株式会社フューチャーショップを共同設立し、ECサイト構築支援サービスを開始した。2011年9月にはバックヤードシステムの株式会社ソフテルを子会社化。2012年12月にフューチャーショップを完全子会社化、2014年7月にはソフテルも完全子会社化した。これにより、フロント(サイト構築)とバックヤード(受注・在庫管理)の両機能をグループ内に持ち、ワンストップ提供の基盤が整った。

サービス拡充と流通総額1000億円突破(2015~2018年)

2015年6月、フューチャーショップのショッピングカートASP「FutureShop2」の稼働店舗が2,000店を超えた。2018年9月には新CMS機能「commerce creator」をリリースし、ドラッグ&ドロップによる自由度の高いサイト構築を実現。同年12月には「futureshop」導入企業の流通総額が1,000億円を突破し、プラットフォームとしての規模を拡大した。

持株会社体制への移行と上場(2017~2020年)

2017年9月、TradeSafeの事業を新設分割により完全子会社化し、当社は純粋持株会社へ移行した。2019年12月、商号を株式会社コマースOneホールディングスに変更。2020年6月、東京証券取引所マザーズに株式を上場した。上場後の成長資金を活用し、2022年4月にはグロース市場へ市場変更した。

M&Aによる事業領域拡大(2022~2025年)

2022年11月、SAMURAI TECHNOLOGY株式会社を完全子会社化(後にソフテルに吸収合併)。2023年3月には株式会社空色を子会社化し、マーケティングコミュニケーションの領域を追加。2024年11月にはAIクリエイティブの株式会社既読を子会社化。2025年1月にはソフテルがSAMURAI TECHNOLOGYを吸収合併し、エンジニアリソースを拡充した。2025年4月には新会社コマースコネクトを設立し、AI統合プラットフォームの開発に着手。同年5月にはVTuberマーケティングの株式会社PINESと株式会社Newronaを子会社化し、翌年3月に合併して株式会社AttendMeとした。

環境エネルギー事業への進出(2024~2026年)

2024年3月、エネサイクル株式会社を持分法適用関連会社化し、環境エネルギー事業に参入。バイオ炭製造による石炭代替技術を東南アジアの鉄鋼業界に展開する調査事業が経済産業省の補助金に採択された。また、エストニアのクライメートテック企業と提携し、バイオ炭由来の脱炭素価値を可視化する「デジタルバイオ炭方法論」を開発、国際認証機関に申請した。

年表23件を開く

2000年代

  • 2006年8月創業当社(株式会社TradeSafe)設立

2010年代

  • 2010年3月株式会社フューチャーショップ(現、連結子会社)を共同設立し子会社として電子商取引(Eコマース)支援サービスを開始
  • 2011年9月M&A株式会社ソフテル(現、連結子会社)の株式を取得し子会社化
  • 2012年2月事業拡大のため本社を千代田区四番町に移転
  • 2012年12月M&A株式会社フューチャーショップを完全子会社化
  • 2013年12月ECサイト受注状況分析ツール「ECnote」をリリース
  • 2014年7月M&A株式会社ソフテルを完全子会社化
  • 2015年6月株式会社フューチャーショップ、ショッピングカートASP (注1)サービス「FutureShop2」稼働店舗が2,000店を超える
  • 2017年9月M&A株式会社TradeSafe(現、連結子会社)の事業を会社分割して完全子会社化
  • 2018年9月株式会社フューチャーショップ、新CMS機能(注2)「commerce creator」をリリース
  • 2018年12月株式会社フューチャーショップ、ショッピングカートASPサービス「futureshop」導入企業の流通総額1,000億円を突破
  • 2019年12月商号変更株式会社コマースOneホールディングスに社名変更

2020年代

  • 2020年6月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
  • 2022年4月東京証券取引所グロース市場へ市場変更
  • 2022年8月グループ人員増加のため東京オフィスを千代田区九段北に移転
  • 2022年11月M&ASAMURAI TECHNOLOGY株式会社(2025年1月に株式会社ソフテルと合併)を完全子会社化
  • 2023年3月M&A株式会社空色を子会社化
  • 2024年3月エネサイクル株式会社を持分法適用関連会社化
  • 2024年11月M&A株式会社既読を子会社化
  • 2025年1月M&A株式会社ソフテルにSAMURAI TECHNOLOGY株式会社を吸収合併
  • 2025年4月創業株式会社コマースコネクトを設立
  • 2025年5月M&A株式会社PINES及び株式会社Newronaを子会社化
  • 2026年3月M&A株式会社PINESに株式会社Newronaを吸収合併し、株式会社AttendMeに社名変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 流通取引総額(GMV)2026年3月期まで212,070,807千円
  • 契約店舗数2026年3月期まで2,730社
  • 1契約店舗あたりGMV2026年3月期まで76,910千円
  • 開発売上総額2026年3月期まで235,914千円
  • 開発売上顧客数2026年3月期まで137社

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    導入企業数の拡大

    EC業界のビジネスインフラとしての地位確立に向け、中小事業者向けにシンプルで汎用性の高いサービスを提供し、顧客ニーズに応じた付加機能や新サービスを継続的に開発することで、新規導入数の増加と継続率の向上を図る。

  2. 02

    顧客単価の向上

    既存顧客からの収益拡大を図るため、新商品の開発・改良に加え、ソリューション間のクロスセル、開発自由度の高い自社開発オプションの提供、API連携による他社サービスの紹介料獲得などにより顧客単価を向上させる。

  3. 03

    人材確保と育成

    優秀なエンジニアや営業人員の確保のため、収益拡大による知名度・財務基盤の向上で採用競争力を高めるとともに、グループ内研修を強化して必要な人材の育成に取り組む。

  4. 04

    グループガバナンスの強化

    各事業会社の独立性を維持しつつ、当社を主体としてグループ内のガバナンス強化や経営監視を十分に行い、株主価値向上を目的としたグループ一体の経営戦略を遂行する。

  5. 05

    グループ間シナジーの追求

    定期的な経営会議や開発リソースの提供、各社顧客へのグループソリューション提案を通じて、グループ商材のクロスセルを中心としたシナジーを追求する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 7期分

グループ全体で191人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は732万円で、6期前と比べて+15.7%平均年齢は39.0歳、平均勤続年数は6.2年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2020年3月63334.03.0114
2021年3月129
2022年3月67040.62.9142
2023年3月73341.64.2182
2024年3月77443.25.6176
2025年3月72438.05.2177339
2026年3月73239.06.2191209

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 8 / 海外 0、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
本社 — 大阪府 大阪市 北区326百万円
ECプラットフォーム事業
本社 — 東京都千代田区15百万円
ECプラットフォーム事業
本社 — 東京都 千代田区1百万円
ECプラットフォーム事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社フューチャーショップ(注)1,3
    大阪府大阪市北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ソフテル(注)1,3
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社TradeSafe (注)1
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社空色(注)1,4
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社既読
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権60.0%
  • 国内
    株式会社コマースコネクト(注)1
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社AttendMe (注)1
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権40.0%
  • 国内
    エネサイクル株式会社(注)5
    東京都千代田区 · 持分法適用会社
    議決権55.5%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は39億円営業利益4億円前期と比べると増収減益で、売上が+5.4%、利益が-33.3%。

売上高
+5.4%
39億円
営業利益
-33.3%
4億円
純利益
+200.0%
3億円
営業利益率
10.3%
前期比 -6.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高43億円39億円
営業利益5億円4億円
純利益3億円3億円
1株あたり配当¥42¥42

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は10億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+11.1%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q91
2024年1Q9111.11
2024年2Q8225.01
2024年3Q9111.11
2024年4Q101
2025年2Q18316.71
2025年4Q19315.80
2026年2Q19210.52
2026年4Q20210.01
2027年1Q10110.01

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 11期分

2016年3月期からの11期で、売上は1億円から39億円へ39.0倍に増えた。直近期の営業利益率は10.3%。売上は10期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2016年3月100
株式会社TradeSafe(現、連結子会社)の事業を会社分割して完全子会社化
2017年3月211
2018年3月1732
株式会社コマースOneホールディングスに社名変更
2019年3月2043
東京証券取引所マザーズに株式を上場
2020年3月2243
2021年3月2564
SAMURAI TECHNOLOGY株式会社(2025年1月に株式会社ソフテルと合併)を完全子会社化
2022年3月2975
株式会社空色を子会社化
2023年3月3264
株式会社既読を子会社化
2024年3月3674
株式会社コマースコネクトを設立
2025年3月376416.21
株式会社PINESに株式会社Newronaを吸収合併し、株式会社AttendMeに社名変更
2026年3月394510.33

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高39億円のうち、営業利益として残るのは4億円10.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の7.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金46.2%18億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金46.2%18億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.3%4億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
53.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.9pt
10.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.1pt
7.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.3pt
11.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
16.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 9期分

2026年3月期は営業CFが3億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは2億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は19億円で、売上の5.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2018年3月20028
2019年3月20−129
2020年3月3−1−428
2021年3月5−11412
2022年3月5−10416
2023年3月2−1−1116
2024年3月8−4−3417
2025年3月5−2−2319
2026年3月3−1−2219

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 11期分

2026年3月期の総資産は36億円。このうち返さなくてよい自己資本が26億円で、自己資本比率は72.1%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2016年3月54171.3
2017年3月54172.1
2018年3月169756.5
2019年3月2113861.0
2020年3月1810856.4
2021年3月2618869.9
2022年3月3123873.6
2023年3月3526974.6
2024年3月39281173.3
2025年3月3525972.7
2026年3月36261072.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
19億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
22億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
10億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
91
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率21 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率605社中191位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中392位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
11.8%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
10.3%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
72.1%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.4%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.4%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥779で、1年前と比べて-5.8%過去52週の値幅のなかでは58%の位置にある。

¥779+0.0%1ヶ月-2.6%1年-5.8%時価総額56億円
過去52週の値幅
安値¥675高値¥855

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)18.2倍
PER (会社予想)16.7倍
PBR2.08倍
配当利回り5.39%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は756円で、25日移動平均線(815円)を約7%下回り、75日線(766円)も下回る。直近1ヶ月で約5%下落し、8月5日には772円まで下げた。52週高値879円からは約14%下落し、52週安値675円からは約12%上昇の水準。RSIは27.92と売られすぎ圏。出来高は7月2日に35300株と増加したが、その後は低調。下方向のトレンドが続く。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERが17.66倍と同業界平均の30.34倍を大幅に下回り、予想PERは開示されていないが、現状の収益成長に比べて低い。PBRは2.03倍で平均の3.5倍を下回る。ROEは11.8%と良好で、配当利回りは2.78%と平均の3.38%を下回るものの、配当性向は52.1%と安定。2025/3期は純利益が1億円と低調だったが、2026/3期は回復見込み。同業界平均と比較してバリュエーションが低く、収益性と配当のバランスが取れている。

指標この会社業種平均
PER (実績)18.2倍47.9倍
PER (予想)16.7倍
PBR2.08倍2.96倍
ROE11.8%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

この銘柄の争点は、Eコマース市場の成長に乗りながらも、収益性が不安定な理由をどう解釈するかだ。強気派は、売上高が着実に増加(32億→39億円)していることや、営業利益率が16.22%(2025/3期)と高い水準に達したことを評価し、今後もEC市場の拡大に伴って利用企業が増えると期待する。また、配当利回り2.78%と株主還元にも積極的で、下支えになると見る。一方、弱気派は、2026/3期の営業利益率が10.26%に低下する予想であることから、利益率が変動しやすく、競争環境が厳しいと指摘。さらに、2025/3期の純利益が1億円と落ち込んでおり、最終利益の不安定さも懸念される。PBR2.0倍、PER17.7倍と割高感はないが、成長の鈍化や競争激化による収益性悪化を警戒する声がある。

プラスに働く材料7
  • 売上高の持続的増加

    2023/3期から売上高が32億→39億円と毎期増加しており、市場成長を取り込む。

  • 高い利益率の実績

    2025/3期の営業利益率16.22%と高水準で、事業の収益性の高さを証明。

  • 株主還元が厚い

    配当利回りが2.78%と情報・通信業の中では高く、安定株主を惹きつける。

  • 3期連続増収で売上高39億円の成長通年影響

    売上高は36億→37億→39億円と拡大、直近は前期比+2億円。増収効果で利益が押し上がる

  • 純利益3億円に回復し黒字基盤を確保決算発表後影響

    2026/3期純利益3億円、前期1億円から+2億円。最終損益が改善

  • 営業利益率10.26%と10%台を維持通年影響

    2026/3期営業利益4億円、営業利益率10.26%。利益率は低下も10%台で収益性確保

  • 配当利回り2.78%が株価を下支え継続影響

    配当利回り2.78%、時価総額54億円。インカム需要が継続して入る

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低下予想

    2026/3期の営業利益率が10.26%に低下する見通しで、収益力の持続性に疑問。

  • 純利益の不安定さ

    2025/3期の純利益が1億円と前年から大幅減益(前年4億円)。

  • 競争激化の懸念

    同業他社が多く、EC支援ツールの価格競争で採算が悪化するリスク。

  • 営業利益6億→4億円と減益転換通年影響

    2025/3期6億円、2026/3期4億円と2億円減益。営業利益率も16.22%→10.26%に低下

  • PER17.66倍・PBR2.03倍で割高感継続影響

    PER17.66倍・PBR2.03倍に対し営業減益。収益低下を考慮すると株価指標は割高

  • 外国人持株27.37%と高く海外売りに敏感不定影響

    外国人持株比率27.37%、1年で株価5.05%下落。リスク回避時に売られやすい

  • 売上高39億円の小規模で固定費変動に弱い継続影響

    売上高39億円・営業利益4億円。数億円の費用増で利益が大きく減る構造

次の決算で確かめる点
継続率(解約率)
EC支援サービスの解約率は収益の安定性に直結するため。
取扱高(GMV)
顧客の売上増加は手数料収入増につながり、成長性を示す。
契約社数(累計)
導入企業数の増加は将来の収益拡大の基礎となる。
営業利益率
利益率が低下傾向にあるため、改善するかどうかが焦点。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり42で、前期から+5.0%いまの株価に対する利回りは5.39%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥42
1株あたり
配当利回り
5.39%
いまの株価に対して
配当性向
52.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2024年3月38497.5
2025年3月20−47.4336.7
2026年3月215.052.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥42

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,944人。区分でいちばん多いのは個人・その他60.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が11.4%を占め、残る88.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他43.247.055.155.753.660.3
外国法人25.031.929.630.326.627.3
事業法人28.78.88.810.115.89.4
自己株式2.41.12.5
金融機関0.810.44.32.52.82.0
証券会社2.02.21.41.11.0
外国人個人2.30.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01岡本 高彰30.06
02UBS AG HONG KONG(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)24.58
03光通信KK投資事業有限責任組合6.52
04株式会社イー・エージェンシー4.17
05株式会社フューチャースピリッツ3.68
06伏見 裕子3.64
07木下 圭一郎2.98
08北川 輝信2.09
09NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE NON TREATY CLIENTS ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.44
10株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.24

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-08-05
    光通信株式会社
    新規の大量保有報告
    10.49%
    +1.00pt
  • 2026-06-19
    光通信株式会社
    新規の大量保有報告
    7.52%
  • 2026-05-26
    光通信株式会社
    新規の大量保有報告
    7.52%
    +0.46pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 11期分

1株利益は11期で−98%、1株純資産は11期で−98%。直近期のROEは11.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2016年3月2,53423,6725.7
2017年3月10,79724,55836.1
2018年3月3211530.4
2019年3月4117427.1
2020年3月4114325.4
2021年3月5324127.747.6
2022年3月6630424.220.4
2023年3月5935618.012.7
2024年3月5839615.214.3497.5
2025年3月133553.466.2336.7
2026年3月4337311.817.652.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額77百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
岡本高彰代表取締役582,162,000
清水究取締役 兼 管理本部長47
星野裕子取締役59261,600
北川輝信取締役52150,000
伊藤勇太取締役48
髙木和則常勤監査役71
上杉昌隆監査役61
石原工幹監査役44

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)2626231
社外取締役415154

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容6,845字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社が持株会社として連結事業子会社である株式会社フューチャーショップ、株式会社ソフテル、株式会社TradeSafe、株式会社空色、株式会社既読、株式会社コマースコネクト、株式会社AttendMeの7社を統括しております。各連結事業子会社は、ECサイト運営を支援するサービスを主にSaaS(注1)型で提供するECプラットフォーム事業を国内中堅・中小規模のECサイト運営企業向けに展開しております。なお、2025年5月20日の株式取得に伴い、当連結会計年度より、当社の連結子会社となりました㈱PINES及び㈱Newronaは、2026年3月1日付で合併し、㈱AttendMeに商号変更いたしました。 なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 当社の連結事業子会社の各事業概要は、以下のとおりであります。なお、当社グループの事業は上述のとおりECプラットフォーム事業の単一セグメントとなっております。 セグメント名   連結事業子会社   各社の提供サービス ECプラットフォーム事業   株式会社フューチャーショップ   EC事業運営者に対してECサイトインターフェース(注2)構築・運用アプリケーションサービスをSaaS型で提供しています。 株式会社ソフテル   多店舗展開するECサイト運営者のバックヤードを一元管理するシステム等を、顧客ニーズに合わせてカスタマイズした上でSaaS型で提供しています。 株式会社TradeSafe   ECサイトの認証サービス及びデータ解析に基づく経営補助ツールをSaaS型で提供しています。 株式会社空色   EC事業者へのマーケティングコミュニケーションツールを提供しております。 株式会社既読   生成AIのツールを活用し、ECプラットフォーム向けに、動画や静止画のクリエイティブを提供しております。 株式会社コマースコネクト   AIを活用した次世代の受発注や在庫の一元管理機能を持つ、統合型ECプラットフォームの開発を行っております。 株式会社AttendMe   VTuberと提携したインフルエンサーマーケティングサービスを提供しております。 当社グループにおけるECプラットフォーム事業の定義及び各連結事業子会社の事業内容は以下のとおりです。 当社グループの変遷と「ECプラットフォーム事業」について 当社は、2006年8月にECサイトの信頼性を一定のガイドラインに則って審査・確認・認証する「トラストマーク」の付与を行う会社として設立されました。その後、EC事業運営者にとってワンストップであらゆるサービス提供が可能なインフラ提供会社となるべく、2010年3月にカートASP・ECサイト構築支援ソフト提供会社である株式会社フューチャーショップを子会社として設立し、2011年9月にはECサイト運営事業者の複数店舗管理や受注処理、在庫管理システムを開発・提供する株式会社ソフテルを子会社化しました。これにより、ECサイトのフロント機能であるサイトインターフェースの構築、バックヤードである受注処理・在庫管理システムと複数店舗管理、及び運営サイトの信頼性第三者認証のそれぞれをワンストップでの提供が可能となりました。なお、2017年9月に株式会社TradeSafeを新設分割で子会社化し、当社は各連結事業子会社の管理を行う純粋持株会社に移行しております。2022年度にはSAMURAI TECHNOLOGY株式会社(2025年1月に株式会社ソフテルと合併)及び株式会社空色を子会社化しており、2024年度には株式会社既読を子会社化し、株式会社ソフテルがSAMURAI TECHNOLOGY株式会社を吸収合併しました。当連結会計年度には、㈱コマースコネクトを設立し、2025年5月には㈱PINES及び㈱Newronaを子会社化しました。なお、2026年3月1日付で㈱PINES及び㈱Newronaは合併し、㈱AttendMeに商号変更いたしました。 各連結事業子会社の運営する事業は、ECサイト運営支援という観点で密接に繋がっており、また、一部各社で類似したサービスも提供しているという背景から、当社グループの運営する事業はECサイト運営事業者に必要なサービスをワンストップで提供する「ECプラットフォーム事業」の単一セグメントとしております。 ①株式会社フューチャーショップ 株式会社フューチャーショップでは、中小・中堅企業を中心としたECサイト運営事業者向けにSaaS型でECサイト構築プラットフォーム「futureshop」の提供を行っており、2026年3月末現在、2,730以上の店舗での利用実績があります。当サービスは、多様化する消費者嗜好をとらえたECサイト構築を可能とした最低月額24,000円(2024年6月価格改定)から固定料金で利用できるSaaS型プラットフォームであります。ノンカスタマイズ型のサービスでありながらECサイトの要素一つ一つを「パーツ」単位に分割し各パーツを組み合わせた表現を可能にし、デザインの独自性、更新性を高めました。加えて導入後に、コンバージョン率(注3)やリピート率を高めるためカスタマーサポートを通じたサイト改善提案を実施することで、ECサイトの流通額拡大に寄与しております。なお、カスタマーサポートについては、自社運営のEC店舗をサポートしてきたノウハウが長年蓄積されており、経験豊富なECアドバイザーがEC運営事業者の抱えるデザインリニューアル、プロモーション、サイト運営などの悩み、問題の解決に向けてサポートしております。加えて、サポートからのフィードバックをもとにした年複数回のバージョンアップやサービス導入後の契約店舗向けの無料の勉強会、セミナーを実施し、導入店舗様の売上拡大に寄与しております。 2018年9月にリリースした新CMS機能である「commerce creator」はECサイトを構成する要素をより細かい「パーツ」に分割し、パーツをドラッグ&ドロップすることでサイト構築に繋がる等のレイアウト機能により自由に配置変更を行うことができます。そのため一般的なSaaS型のECサイトとは異なり、定型的なサイト構築ではなく、導入企業の独自デザインでのサイトカスタマイズが可能な面で他社サービスとの差別化を図っており、より自由度の高いサイト構築の実現に寄与しております。なお、同社は「futureshop」及び「commerce creator」に加えて、導入企業の持つリアル店舗での在庫表示機能及び店舗間ポイント連携機能を持つ「futureshop omni-channel」などの豊富なオプション機能をそれぞれ提供しております。 ②株式会社ソフテル EC用の多店舗の受注在庫などを一元管理できるパッケージソフトウェア「通販する蔵」を中心に、「出店する蔵」「レジする蔵」「ロジする蔵」といったECサイト・POS・物流管理の各システム連携を備えたカスタマイズを、サーバー内に契約顧客専用のアクセス先を設定するプライベートクラウド型での提供を行っております。通常のバックヤードシステムでは事業運営者の既存システムとの連携が必要となるため、オープンクラウド(注4)型のSaaS型では必要に応じて自社システムの入替や改修を要することがあります。一方で顧客の自社サーバー内にシステムを組み入れるオンプレミス(注5)型での開発の場合は、ソフトウェアから開発するため一般的に相当なコストが必要となります。その点、当サービスではプライベートクラウド型での提供とすることで、既存システムとの連動性の観点から初期的なカスタマイズは必要であるものの、SaaS型での提供であるためシステム利用時の負荷低減を実現しております。そのため同社の主な収益計上は、初期導入に係るカスタマイズ料と導入後の保守・運用並びに改修に伴う収入となります。なお、当社の連結子会社でありましたSAMURAI TECHNOLOGY株式会社は2025年1月1日をもって株式会社ソフテルに吸収合併されており、これによりエンジニアリソースが拡充され、多様化し大型化する開発案件に必要な開発人員の確保と品質の担保が可能となり、お客様の課題を解決し、効率性向上をサポート、更なる良質なサービスを提供することが可能となります。 ③株式会社TradeSafe トラストマークの認証業務の他、ECサイト構築における助言を行っております。なお株式会社TradeSafeは国際提携であるWorld Trustmark Allianceに加盟し、1999年のOECDのガイドラインに沿った「トラストマーク運営事業者のためのガイドライン」をもとに加盟企業共通審査を行っております。ECサイトの法令順守状況、運営事業者の実在性、サイト運営のクオリティ等を総合的に検証の上認証を付与しております。 また、2013年12月より自社開発のEC受注状況分析ツール「ECnote」をリリースして販売を開始いたしました。当社グループの株式会社ソフテルをはじめ複数のECバックヤード管理システム供給業者により取り扱われております。 ④株式会社空色 2023年3月に既存株主からの取得及び新株引受により子会社となりました。株式会社空色はWEB接客ソリューションの開発・運営を通じて、AI技術と人の持つ感性を掛け合わせることでコミュニケーションの可能性を最大化し、新しい購買体験の実現を支援してきました。 当社グループにおいては、フューチャーショップと連携し「futureshop」の顧客向けSaaSプロダクトとしてUGC(ユーザー生成コンテンツ)を活用したレビュー収集を促進するサービス「future Review」をリリースしました。UGCデータを収集し、購入者の声や体験が積み上がれば、それは次の誰かの購買判断を助け、EC事業者自身の資産となっていきます。株式会社空色は、先の購買体験の進化を見据えてUGCデータを活用し、次世代コマースの競争軸にしマーケティングコミュニケーション支援をより進化・加速いたします。 ⑤株式会社既読 2024年11月に新株引受により子会社となりました。株式会社既読は「人の感情」を起点に「マーケティング×クリエイティビティ」で事業やサービスの価値を最大化する事業を行っております。AI技術と人の持つ感情を掛け合わせることでクリエイティブの可能性を最大化し、今までにない、新しい画像や動画の製作を支援しています。当社グループにおいてAIによる画像作成ソリューションの運営で培った技術を活かし、変化する消費者の購買行動を捉えてEC事業者様へのクリエイティブやマーケティング支援をより進化・加速いたします。 ⑥株式会社コマースコネクト 2025年4月に新規設立により子会社となりました。株式会社コマースコネクトは生成AIをはじめとする先端技術の急速な台頭により、EC市場を取り巻く事業環境が急速に変化する中、次世代EC統合プラットフォーム「コマースコネクト」の開発を進めております。「コマースコネクト」は、EC運営の根幹である受注管理と在庫管理のリアルタイム連動を基盤機能として据えつつ、AIサービスを包含した統合モデルとして設計しており、AI駆動開発を積極的に導入することで、リリースに向けた開発を加速的に推進しております。 ⑦株式会社AttendMe 2025年5月に既存株主からの取得及び新株引受により㈱PINES及び㈱Newronaを子会社化し、2026年3月1日付で㈱PINES及び㈱Newronaは合併し、㈱AttendMeに商号変更いたしました。株式会社AttendMeはVTuberと提携したインフルエンサーマーケティングサービスを提供しており、多数抱えるVtuber、豊富な案件をより一層深化させ、プラットフォームとして支援領域の拡張を進めてまいります。 主なサービスの料金体系について (株式会社フューチャーショップ) 2026年3月31日現在 futureshop プラン   50   500   2500   5000   10000   Gold 登録可能商品数   50商品まで   500商品まで   2,500商品まで   5,000商品まで   10,000商品まで   30,000商品まで 初期費用   22,000円   27,000円   52,000円   52,000円 基本料金(月契約)   24,000円   29,000円   34,000円   41,000円   57,000円   89,000円 futureshopの料金体系は、導入時の初期費用と利用期間に継続して支払われる基本料金(月契約)から構成されており、登録可能商品数に応じて初期費用及び基本料金が異なっております。登録可能商品数とは、futureshopのサイト内で登録できる商品数であります。なお、2026年8月1日より、各プランの基本料金体系の価格改定を予定しております。 (株式会社ソフテル) 2026年3月31日現在 通販する蔵 初期導入(カスタマイズ)   1,500,000円~ 月間保守メンテ   70,000円~ パッケージソフトウェア(主に通販する蔵)の料金体系は、初期導入に係るカスタマイズ料と導入後の保守・運用並びに改修に伴う収入から構成されており、平均受注数、出店モール・カートに応じて初期費用及び月額保守金額が異なっております。 (株式会社TradeSafe) (ⅰ)トラストマーク トラストマーク プラン   本店サイト   モール店舗 登録料   35,000円   10,000円 月額利用料   10,000円~   3,000円 トラストマークの料金体系は、登録料と月額使用料から構成されており、本店サイトについては、月間店舗売り上げに応じて月額利用料が異なっております。 なお、本店サイトにおいての月間店舗売り上げと月額利用料の関係は以下の通りとなっております。 月間店舗売り上げ(前年度平均月商)   月額利用料 200万円未満   10,000円 200万円以上 300万円未満   13,000円 300万円以上 500万円未満   18,000円 500万円以上   23,000円 (ⅱ)ECnote ECnote プラン   ストアマネジメント3   ストアマネジメント5 初期費用   30,000円 月額利用料   10,000円   12,000円 ECnoteの料金体系は、初期費用と月額利用料から構成されており、月額利用料については、店舗数に応じて月額利用料が異なっております。 なお、店舗数と月額利用料の関係は以下の通りとなっております。 ストアマネジメント3   ストアマネジメント5   6店舗以上~ 10,000円   12,000円   12,000円+1店舗2,000円 3店舗まで   5店舗まで   6店舗以上 事業の系統図は、次のとおりであります。 (注) 1.SaaSとは、Software as a Service(サービスとしてのソフトウェア)の略称であり、利用者がソフトウェアを自身の利用端末等に直接インストールして利用するのではなく、提供元にて稼働されているソフトウェアをインターネット経由で利用するものをいいます。 2.インターフェースとは、界面や接触面、中間面などといった意味を持ち、転じてコンピューターと周辺機器を接続するための規格や仕様、またはユーザーがコンピューターなどを利用するための操作方法や概念のことをいいます。 3.コンバージョン率とは、ECサイトや企業ウェブサイトなどで、総閲覧者数に対する、商品購入・会員登録・資料請求などの収益に結びついた人数の割合をいいます。ウェブ広告やサイト運営の費用対効果を見積る上での指標となるものです。 4.オープンクラウドとは、オープンソースのクラウド基盤ソフトウェアを活用することにより、当該サービスの提供元といった特定のベンダーに限らず、協業でクラウドサービスを提供・利用する形態のことをいいます。 5.オンプレミスとは、ハードウェアやソフトウェアなどの情報システムを、利用者自身が用意して利用・運用する形態のことをいいます。
経営方針・対処すべき課題3,191字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 1)経営方針 当社グループはテクノロジーを活用する人の力を最大化させるコマースプラットフォームであることをミッションに掲げ、「成長志向の国内中堅・中小ECサイト運営企業様の成長を支援すること」と「信頼に基づく安心の環境づくり」を事業内容とし、社会の持続的発展を支えるECインフラの創出を実現させることを経営目標としてまいります。 今後もより幅広い顧客ニーズにこたえられるように、提供サービスの機能向上に努めてまいります。 2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループにおいては、主要な事業子会社である株式会社フューチャーショップ及び株式会社ソフテルの2社について、株式会社フューチャーショップにおいては提供サービスにおける流通取引総額(GMV:Gross Merchandise Value)及び1契約店舗あたりGMV、一方、株式会社ソフテルにおいては開発売上総額及び1社あたり開発売上高を経営上の重要な指標として考えております。足許の推移は以下の通りであります。 会社名   重視する指標       2025年3月期   2026年3月期 株式会社フューチャーショップ   GMV   (千円)   205,247,228   212,070,807 契約店舗数   (社)   2,795   2,730 1契約店舗あたりGMV   (千円)   72,368   76,910 株式会社ソフテル   開発売上総額   (千円)   287,448   235,914 開発売上顧客数   (社)   143   137 1社あたり開発売上高   (千円)   2,010   1,722 (注) 1.1契約店舗あたりGMVは、月次のGMVを契約店舗数で割ったものの年間合計になります。 2.開発売上総額とは「通販する蔵」の初期導入売上高及びカスタマイズ売上高の年間合計となります。1社あたり開発売上高は、開発売上総額を期間内で初期導入・カスタマイズを実施した顧客単位で割ったものになります。 3)経営環境 国内の電子商取引(BtoC-EC)市場は、消費行動の変化によるEC利用の増大やネット上での販売商品の多様化、市場参加者の増加、物流事業者による配達時間の大幅な短縮化、スマートフォンの普及、SNSによる情報流通量の増加等を背景に引き続き順調な市場拡大が見込まれております。経済産業省発表の「令和6年度産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)報告書」によると、BtoC-ECの市場規模は2024年時点で約26.1兆円(物販系約15.2兆円、サービス系約8.2兆円、デジタル系約2.6兆円)となっております。今後も消費者の消費活動の変化や企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)化への対応により企業のEC化へのニーズは継続的な拡大が期待できるものと考えております。 4)対処すべき課題 ① 導入企業数の拡大 当社グループの目指すEC業界のビジネスインフラとしての地位確立のためには、業種・業態を問わず幅広いEC事業運営者に当社グループのサービスを導入してもらうことが必要であると考えております。そのためにも、中小事業者向けにシンプルかつ汎用性の高いサービス提供を行うことを基軸とし、顧客ニーズに応じた付加機能や新サービスを継続的に開発することで、新規導入数の増加及び継続率の向上に努めてまいる所存です。 ② 顧客単価の向上 当社グループでは、幅広い企業でのサービス導入を図るべく、SaaS型とした上で中小事業者でも継続利用しやすい料金設計を心がけております。上述の通り契約店舗数、開発売上顧客数の拡大により収益の拡大を図ってまいる所存ですが、当社グループとしては既存顧客からの収益拡大を図ることも、継続的な事業成長を達成する上で必要な施策であると考えております。そのために、今後は「commerce creator」に代表される新商品の開発・改良のみならず、各ソリューション間でのクロスセルの実現や、開発自由度の高い自社開発オプションの提供並びにAPI(注)連携による有効な他社サービスの紹介による紹介料の獲得等により顧客単価の向上に努めてまいる所存です。 (注) APIとは、Application Programming Interfaceの略称であり、自己のソフトウェアやアプリケーションの一部を公開し、外部のソフトウェア、アプリケーションが連携できるようにするための規格や仕様のことをいいます。 ③ 人材確保 当社グループの提供するサービスの差別化及び顧客数の増加のためには、エンジニアや営業人員等の優秀な人材の確保が必要であると考えております。しかしながら、足許では景気の向上や事業構造の変化に伴うインターネットセクターにおける開発人材へのニーズやマーケティング人材への需要の高まりもあり、優秀な人材の採用は激しい競争が生じております。当社グループは今後の収益拡大等による知名度及び財務基盤の向上を図ることで、新規採用における候補者への安心材料を提供し、人材採用の強化に努めたいと考えております。また、グループ内での研修も強化することで、必要な人材の育成も図ってまいる所存です。 ④ グループ内のガバナンス・経営管理体制の強化 当社グループは、当社(現株式会社TradeSafeの分割前の当社)が株式会社フューチャーショップ及び株式会社ソフテルを子会社とし、現株式会社TradeSafeを新設分割により子会社化、加えてSAMURAI TECHNOLOGY株式会社(2025年1月1日に㈱ソフテルにて吸収合併)、株式会社空色、株式会社既読、株式会社コマースコネクト及び株式会社AttendMe(2025年5月20日の株式取得に伴い子会社化した㈱PINES及び㈱Newronaが、2026年3月1日付で合併し、㈱AttendMeに商号を変更)を子会社化し、現在の企業集団となっております。なお、各社の拠点も東京、大阪、岐阜と離れております。こうした状況から当社グループといたしましては、各事業会社の事業運営における独立性は維持しつつも、経営管理を統括する当社を主体として、グループ内のガバナンス強化や各事業会社への経営監視を十分に行うことで、株主価値向上を目的としたグループ一丸となった経営戦略の遂行に努める方針です。 ⑤ グループ間シナジーの追求 当社グループは前述の経緯より、各事業子会社が独立した事業運営を行っておりましたので、顧客ターゲットは中小企業のEC事業運営者と同一であるものの、グループ内での顧客紹介等当社グループの収益向上に向けたグループとしての取組みが不十分であったと認識しております。足許では、グループ戦略の共有化を図るため定期的な経営会議の開催やグループ内での開発リソースの提供、各社顧客へのグループとしてのソリューション提案の実施を開始しており、今後もグループ商材のクロスセルを中心としたシナジーの追求に努めてまいる所存です。 ⑥ コンプライアンス体制の強化 当社グループでは、当社を中心として当社グループにおけるコンプライアンス上の課題や懸念事項の洗い出しを実施し、対策を検討するコンプライアンス委員会を随時開催しております。当該委員会には、各事業子会社の代表取締役も出席し、必要に応じて外部専門家や各社の事業担当者も参加することで、実効性のある会議体とすることを心がけております。今後も当該委員会の開催を継続し、当社グループとしてのコンプライアンス事案について十分な検討を行うことで、当社株主価値向上へ貢献したいと考えております。
事業等のリスク7,904字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。 ①国内EC市場の動向について 当社グループの事業は、国内のECサイト事業運営のための各種ソリューションの提供となっております。国内EC市場は前述のとおり拡大が見込まれておりますが、国内経済環境、特に消費者の消費動向というマクロ経済環境によって業況が左右される市場であると認識しております。従いまして、今後国内経済環境の悪化等に伴い国内EC市場の成長率が鈍化した場合、又は成長が停滞した場合には、当社グループの顧客であるEC事業運営者の業況悪化を通じて当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ②EC市場特有のマーケットリスクについて EC市場はインターネット環境の進化、スマートフォンやタブレット端末等のデジタルデバイスの発達により今後も更なる拡大が期待されるマーケットであると想定しております。しかしながら、今後新たな法規制の導入によるEC事業運営者の撤退又は拡大スピードの鈍化や、通信・ロジスティクスコストの増大によるEC事業運営者やEC利用者にとってのコスト増加等が発生する場合は、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③インターネットインフラへの依存 当社グループの各事業はSaaS形式での提供となっているため、インターネットを経由したシステムの利用が前提となっております。サービスの継続稼働のためセキュリティ対策、バックアップ対策、自然災害等を想定したデータセンターでのシステム運用を行っておりますが、不正手段による当社システムへの侵入、想定を上回るサービスへのアクセスに伴うシステム障害、自然災害及び火災、事故、停電等の予期せぬ事象の発生に起因するサーバーダウンによるサービス停止の場合には当社の社会的信用やブランドイメージの低下、損害賠償金の支払等により当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④競合について 当社グループの提供するECサイト運営のための各種ソリューションについては、機能や価格に差はあるものの、同種のサービスが複数のシステムインテグレーターやSaaS運営会社により提供されております。他社の提供サービスの中には、よりシンプルなサービス提供とする一方で導入費用や定額利用料のかからないサービスも存在しており、サービス間での競争は高まっているといえます。当社としては利用企業及びユーザーである一般消費者双方にとっての使いやすさを追求した機能向上を図ると共に、グループ各社提供サービスのクロスセルも活かすことで競合他社との差別化を図ってまいる所存です。 しかしながら、今後競合他社が当社グループのサービスを模倣・追随し、これまでの当社グループの特徴が標準的なものとなり差別化が難しくなるような場合には、当社グループの競争優位性が低下すると共に、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤技術革新について 当社グループの事業の前提となるインターネット及びECについては、利用媒体の変容や取扱いデータ量の拡大等日々技術革新が進んでいる業界であると考えております。足許では、ChatGPTを代表とした生成AIの技術革新が進み、EC分野においても業務効率化目的での利用が期待されております。当社グループといたしましては、こうした顧客ニーズを踏まえてこうした技術革新に対応するため様々なバージョンアップや新サービスの開発を進めてまいる所存ですが、今後新たな技術やサービスへの対応が遅れた場合は、当社グループの提供するサービスの陳腐化により経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥コンプライアンスについて 当社グループの各事業においては、当社グループが直接的に規制を受けるものは無いと認識しておりますが、利用顧客側で「個人情報の保護に関する法律」「不当景品類及び不当表示防止法」「特定商取引に関する法律」等による法的規制を受けております。加えて、当業界は比較的新しい産業分野ともいえるため、今後の法規制の強化により当社グループ自体が何らかの規制対象となる可能性も否定できません。また、当社グループの提供サービスについては顧客ニーズの変化やインターネット業界の技術革新により日々内容が進歩しており、適宜適切な機能拡張・改修が必要となっており、当該変更に伴って他社の知的財産を侵害する恐れや反対に他社が当社の知的財産を侵害する可能性も否定できません。 当社グループでは、グループ全体としてコンプライアンスに厳格に対処すべく、必要に応じて社外専門家も交えてグループ横断でのコンプライアンス委員会の開催を行い各社の留意事項の洗い出しや対応策の検討等を行っております。しかしながら、今後の法規制等の動向全てを正確に把握できず適時適切に対応できない場合や、契約条件の解釈の齟齬、当社グループが認識し得ない知的財産権の成立等により、当社グループが第三者から知的財産権侵害の訴訟、使用差止請求等を受ける等、解決まで多額の費用と時間がかかることとなった場合には、当社グループの業績及び今後の事業展開に影響を与える可能性があります。 ⑦サービスの健全性維持について 当社グループの提供サービスはあくまでEC事業運営者のECサイト構築・運営をサポートするツールの提供となっております。従いまして、EC事業運営者独自の判断によって、違法性のある商品の取引や詐欺等の違法行為が発生する危険性を有しております。 当社グループといたしましては、契約締結時点及び毎期の取引先調査による確認を実施すると共に、各種サービス利用規約にて違法性のある商材・取引の禁止を明記し、違法性が発覚した場合はサービス利用を停止する等の措置を取ることで、サービスの健全性の維持に努めております。しかしながらこうした対応が適時適切に取られない場合や、当社グループによるEC事業運営者の調査が十分機能しない場合には、EC事業運営者の違法性が露見し、当社グループ提供サービスへのレピュテーションが悪化すると共に、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧自然災害等について 地震、台風、津波、長時間の停電、火災、疫病の蔓延、その他の予期せぬ災害又はテロ、戦争等の紛争が発生した場合、当社グループの事業の運営又は継続に重大な影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、複数サーバーやバックアップ体制等、事業継続のために必要な対策を取っておりますが、リスクの発現による人的、物的損害が甚大な場合は当社グループの事業継続そのものが困難となる可能性があります。このような場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、新型コロナウイルスに代表される感染症・伝染病の流行等によって、拡散脅威や外出禁止令による経済活動の停滞や、国内消費量が減退する可能性があります。そのような環境の中でも、当社グループが属するEC業界では、在宅での消費活動や在宅勤務によるいわゆる「巣ごもり消費」が活況となることで継続的な需要が期待できるものと考えております。当社グループといたしましては、特に営業活動についてはオンラインでの顧客面談やセミナー開催等により、新規顧客獲得に向けた取り組みを進めてまいる所存です。しかしながら、感染症の流行が長期化することで、当社グループの顧客であるEC事業運営者が保有する実店舗での業績悪化が拡大することで解約やEC事業運営者の流通額の減少が進んだり、直接顧客訪問ができないことで新規営業活動が想定通りに進まなくなったりするリスクがあると考えております。これらのリスクが顕在化することで既存取引先の減少や新規取引先の獲得ができない場合は、当社グループの業績及び今後の事業展開に影響を与える可能性があります。 ⑨ソフトウェアの資産計上について 当社グループでは、以下の2つの観点からソフトウェア開発等に係る金額を資産計上しております。それぞれにかかるリスク認識は以下のとおりです。 (ⅰ)株式会社フューチャーショップ及び株式会社コマースコネクトにおけるソフトウェア資産の計上について 当社子会社である株式会社フューチャーショップは2018年9月に新商品である「commerce creator」をリリースいたしました。それ以前の開発では、開発に要した費用の金額的重要性並びに開発ソフトウェアでの収益性が見込めない等の理由から、資産計上は行っておりませんでしたが、本開発及びその後の新機能の改良・強化につきましては、ソフトウェア資産を計上しております。また、2025年4月に新規設立しました子会社の株式会社コマースコネクトにて、AIを活用した次世代の受発注や在庫の一元管理機能を持つ、統合型ECプラットフォームの開発を進めており、ソフトウェア資産の計上を行っております。今後につきましても、新たな機能の改良・強化が生じた場合にはソフトウェア資産を計上する可能性があります。ソフトウェア資産を計上した場合、毎期定額償却されますが、技術の陳腐化やサービスの販売鈍化が生じた場合は資産計上額について減損を認識する可能性があります。現時点ではそのような兆候は確認しておりませんが、今後減損が生じる場合は、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (ⅱ)株式会社ソフテルにおける棚卸資産の計上について 当社子会社である株式会社ソフテルの主力サービスである「通販する蔵」及び周辺サービスは、パッケージ化されたアプリケーションを、顧客の既存システムやニーズに合わせてカスタマイズすることで導入時にカスタマイズフィーを得ております。そのためカスタマイズにかかる経費については個別原価計算を実施し、一部、仕掛品として棚卸資産に計上しております。当該金額については個別管理の中で採算性を適時確認すると共に、原則として前受金受領後の作業開始とすることで資金回収の確実性を高めております。しかしながら最近では顧客ニーズの多様化により受注後に工数が増加するケースもあり、受注後に当初要件定義以上の工数が発生し、尚且つ当該コストを販売価格に転嫁できないような場合には、個別案件についての赤字化が発生し、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩当社グループにおける売上高の計上方法について 当社グループの提供サービスに対する直接的な売上高は、個別契約あたりに取扱商材数等のプランに応じた定額収入を得るビジネスモデルとなっております。しかしながら、株式会社フューチャーショップにおいて提携パートナーから一部取引高に応じた手数料(紹介料)を売上高として計上しております(2026年3月期において599,105千円)。当該売上高の一部は当社が仲介する提携パートナーの料率によって変動するため、今後利用する提携パートナーが増加又は変更する場合や、当該提携パートナーでの料率変更が生じることにより、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、株式会社ソフテルの「通販する蔵」関連売上の主たるものについては、サービス導入時及び導入後の機能拡張に伴うカスタマイズフィーと、導入後の保守料で構成されており、2026年3月期の「通販する蔵」関連売上実績で前者36.9%(235,914千円)、後者63.1%(404,120千円)の比率となっております。カスタマイズフィーについては導入後にも発生するものもありますが、新規導入時のものもあり、今後新規顧客が継続的に獲得できない場合は、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 加えて株式会社ソフテルは、ソフトウェアのカスタマイズ(期間が短いものを除く)について、履行義務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識する方法を適用しており、見積総開発時間に対する、当連結会計年度末までに発生した実際発生時間の割合により算出した進捗度を用いて、収益を認識しております。総開発時間の見積りは、プロジェクトが長期にわたることがあり、当初予見できなかった事象の発生等による作業工程の遅れなどにより、変動が生じる場合があり、進捗度が変動することにより、翌連結会計年度の当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪訴訟等について 当社グループの事業運営において、システム障害、インターネットにおけるトラブル、個人情報を含む何らかの情報漏洩、知的財産権の侵害等を理由に他者からの訴訟や請求を受ける可能性は否定できないと考えております。 ⑫代表取締役 岡本の役員兼務について 当社代表取締役である岡本は、自身の資産管理会社の代表取締役の兼務がありますが、役員兼務については、資産管理を目的とした会社における兼務であり、当社グループにおける岡本の職務執行に影響を及ぼすことはないと考えております。その他、過年度において、岡本の知人からの依頼により、ジャパンサイクル株式会社(以下、同社)の再建手続きに関与しております。岡本は、自身が出資及び代表者を務めるエコシステムホールディングス株式会社を通じた出資を行うとともに、2010年8月より更生管財人として、更生計画の策定及び更生計画の遂行に携わり、更生計画遂行後も、経営を安定させ事業を継続させるために、同社及び同社関係会社(以下、同社グループ)の代表取締役を含む取締役として経営を行ってまいりました。現在、同社グループの経営は安定しており、後任となる経営者も育ってきたことから、岡本の関与は、資金収支の確認、経営方針への助言等に限定されており、2019年12月には、エコシステムホールディングス株式会社を除く各社の代表取締役を退任し、非常勤の取締役となっております。岡本は、今後も当社代表取締役としての職務執行に支障のない範囲において同社グループにおける役員兼務を当分の間継続する予定でありますが、同社グループの経営に重大な問題が生じた場合には、岡本の意向に関わらず同社グループの対応に追われ、当社グループの業務執行に一時的に影響を及ぼす可能性があります。なお、更生計画を進めるに当たり、同社グループは当社株主であるAsian Asset Acquisition Pte. Ltd.からの投融資を受けております。 ⑬人材の確保・育成について 当社グループは、今後も事業拡大を進めていくにあたり、営業も含めた優秀な人材を確保するとともに人材の育成が重要な課題であると認識しております。このため、当社グループは採用活動及び研修体制の充実等により人材流出の防止に努めております。しかしながら、必要とする人材の安定的な確保ができなかった場合は、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑭保有株式の時価の変動について 当社グループでは事業運営上のシナジーを考慮し、Wistron Information Technology & Services Corp(以下、Wistron社)、株式会社ジグザグ及びKenwise Corporation Limitedの株式をそれぞれ2026年3月末現在の帳簿価額で402,494千円(取得原価は121,291千円)、4,709千円(取得原価は9,996千円)、0千円(取得原価は26,312千円)保有しております。特にWistron社については台湾証券取引所に上場しており、当該株価の変動に伴い資産計上額及び純資産額が増減します。また、2026年3月末現在ではWistron社株式を748,353株保有し、18,957千円の受取配当金がありましたが、今後当該企業の収益悪化等により無配当となった場合、当社の収益に影響を及ぼす可能性があります。台湾証券取引所の株式市況や投資先の業績動向又は地政学的リスク等により株価又は実質価額が著しく下落する場合は当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑮中小事業者向けサービスであること 当社グループの販売チャネルは、潜在顧客も含めて自社でECサイトシステムを構築できる大手企業ではなく、カートASPで手軽にECサイトを開設したいというニーズ又は自社の実店舗のPOSシステムと連動する様にECアプリケーションをカスタマイズしたいというニーズを持った中小事業者が主体となります。当社グループの顧客基盤はすそ野が広く、中には規模が小さく信用力の乏しい顧客も存在いたします。当社グループのビジネスモデルは利用サービスが基本であり実体のある製品の受渡が行われません。しかしながら、基本利用料や保守メンテナンス料金は1社当たりは少額であるため、1社に大きな与信枠を付与することはほとんどありません。また、カスタマイズ等に関しても代金の一部を前受しており与信の担保としております。ただし、新たな法規制や経済環境の激変等によって大量の企業が破綻した場合には当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑯情報セキュリティについて 当社グループは、第三者による当社グループのサーバー等への侵入に対して、ネットワーク監視システムなどファイヤーウォール等の情報システム対策を施すほか、なりすましによる不正アクセスなどを防止するため情報セキュリティ強化を推進しております。しかしながら、悪意をもった第三者の攻撃等により顧客及び購入者等の個人情報、その他の重要な情報を不正に入手される可能性は否定できません。このような事態が生じた場合には、当社グループへの法的責任の追及や企業イメージの悪化等により、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑰M&Aに関するリスク 当社グループでは、M&A(企業買収等)を重要な成長戦略のひとつとして位置づけ、積極的に推進しております。M&Aに関する基本方針を定め、それに基づき収益性や成長性に加え資本コストの観点も考慮した上で対象企業を審査しております。加えて、特に広告領域における垂直統合戦略に合致する等、既存事業とのシナジーが期待できる案件についてはM&Aを積極的に検討し、当社グループと対象企業の事業運営ノウハウ等を融合することによって、より大きなシナジーを生み出すことに取り組んでおります。しかしながら、当初見込んだ効果が発揮されない場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 また、M&Aの対象企業の財務内容、契約関係等について詳細な事前審査を行い十分にリスクの検討をした上で決定しておりますが、買収後に偶発債務の発生や未認識債務の判明等、事前の調査で把握できなかった問題が生じた場合、事業の展開等が計画どおりに進まない場合、のれんの減損処理を行う必要が生じた場合等には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 さらに、M&Aにより、当社グループが行っていなかった新たな事業が加わる際には、その事業固有のリスク要因が加わることとなります。
経営成績の分析 (MD&A)9,471字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績等の状況の概要 当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 ①財政状態及び経営成績の状況 当社グループは、主にEC事業者のためのビジネスインフラとなるECプラットフォームを提供する企業グループとして事業活動を行っております。当社グループの主要な事業領域となる、国内EC市場は、販売商品の多様化、市場参加者の増加、物流事業者による配達時間の大幅な短縮化、SNSによる情報流通量の増加等を背景に継続的な成長をしてまいりました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により急成長した国内EC市場は、経済活動が正常化するにつれて、成長が緩やかになりましたが着実に成長を続けております。消費者においては、新たなライフスタイルやワークスタイルの定着も見られ、時流に沿ったビジネス展開が求められるようになりました。このような変化の激しい市場で課題を抱える事業者を支援するため、当社グループでは、店舗売上の向上につながるオプション・アライアンスサービスの拡充やECコンサルティング事業への参入、ソーシャルメディア(SNS)とECを組み合わせたソーシャルコマースへの対応、バックオフィスの業務効率化につながる、生成AIを活用したソリューションの展開などにより事業領域を拡大しております。また、生成AIの利用拡大にともない増大する電力消費によるエネルギー不足や、化石燃料の利用に伴う地球温暖化等の環境課題に対応するため、当社はグループ企業の独自技術を活用したソリューションを開発し、グローバルで展開するために環境エネルギー事業へ開発投資を始めております。当社グループは、ECプラットフォーム事業並びに環境エネルギー事業に関連する事業領域を積極的に拡大しながら「テクノロジーを活用する人の力を最大化させるプラットフォーム」であることを目指しています。 このような状況のもと、当連結会計年度において当社グループは、市場成長に伴う売上高の確保を目指すとともに、今後の市場環境に適応し事業領域を拡大するべく、成長投資を積極的に行いました。 <ECプラットフォーム事業:株式会社フューチャーショップ> 「futureshop」を提供する株式会社フューチャーショップは、「futureshop」を次世代のデジタルコマース基盤へと進化させるため、当事業年度は商品管理画面の全面刷新や新認証システムの導入といったインフラの再構築に加え、LINE連携を含むマーケティング機能や多チャネル受注管理といった機能強化を行いました。これらは単なる機能追加ではなく、AI活用や業務自動化を見据えた構造的な基盤整備として位置づけています。また、Web領収書発行やAPI強化といったEC事業者の利便性を向上させる実用的なアップデートも継続して行い、顧客企業の売上成長と業務効率化を支えるプラットフォームとして「futureshop」のさらなる強化を行いました。このような成長投資のもと、売上高は堅調に推移し対前年同期比では増収となりましたが、事業領域の拡大を目的とした人材採用の強化や、既存システムのリニューアル及び新規事業関連の開発をおこなったため、売上原価及び販管費が増加し営業利益は対前年同期比にて減益となりました。 <ECプラットフォーム事業:株式会社ソフテル> 「通販する蔵」を提供する株式会社ソフテルは、顧客ニーズに即したカスタマイズ案件の提案に注力した結果、売上高は前年同期を上回ったものの、大手モールの仕様変更や外部サービス連携への対応に伴いエンジニア工数が増加しましたが、前年同期において一時的に発生した、大規模案件におけるエンジニアコスト増加による影響の反動から収益率が改善し、対前年同期比では増収増益となりました。 <ECプラットフォーム事業:その他> 2025年4月に設立した株式会社コマースコネクトにて、株式会社ソフテルが提供する「通販する蔵」のノウハウを生かし、AIを活用した次世代の受発注や在庫の一元管理機能を持つ、統合型ECプラットフォームの開発を進めております。 また、当社グループのエネサイクル株式会社において、「フィリピン共和国・インドネシア共和国・マレーシアにおける鉄鋼業界向け石炭代替としてのバイオ炭製造に関わる調査事業」が、経済産業省の「令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)」に採択されました。本事業を通じて、東南アジアにおける炭化プラントの最適な立地選定やサプライチェーン構築に向けた調査を行い、鉄鋼業界の脱炭素化支援とバイオ炭の安定供給という事業化の実現に向けた取り組みを進めております。また、当社では、エストニア発のクライメートテック企業であるCarbontribe Labsと提携して開発した、バイオ炭由来の脱炭素価値を国際的に証明可能な形式で可視化・資産化する方法論である「デジタルバイオ炭方法論」を国際的な第三者認証機関であるEarthood Services Limitedに申請いたしました。 この結果、当社グループの当連結会計年度の経営成績及び主要な連結子会社の業績は、下表の通りとなりました。 〈連結業績〉 (単位:千円) 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   増減額   増減率(%) 売上高   3,693,315   3,895,734   202,418   5.5 EBITDA   767,722   531,350   △236,371   △30.8 営業利益   638,411   380,704   △257,707   △40.4 経常利益   423,446   472,398   48,951   11.6 親会社株主に帰属する 当期純利益   91,594   302,311   210,717   230.1 ※EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却額 〈主要な連結子会社の業績〉 (単位:千円) 2025年3月期   2026年3月期   増減額   増減率(%) ㈱フューチャーショップ   売上高   2,767,587   2,841,973   74,385   2.7 営業利益   840,673   694,876   △145,796   △17.3 ㈱ソフテル   売上高   851,963   898,982   47,019   5.5 営業利益   55,839   89,658   33,819   60.6 ※当社の連結子会社でありましたSAMURAI TECHNOLOGY㈱は2025年1月1日をもって㈱ソフテルが吸収合併しているため、㈱ソフテルの売上高及び営業利益は、2025年3月期期首に合併が行われたと仮定して算出しております。 なお、株式会社フューチャーショップ及び株式会社ソフテルの2社におけるGMV、開発売上総額、契約店舗数及び開発売上顧客数、1契約店舗数あたりGMV、1社あたり開発売上高の実績推移につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」をご参照ください。 財政状態は次のとおりであります。 <資産> 総資産につきましては、3,627,899千円となり、前連結会計年度末に比べ156,377千円増加いたしました。流動資産は2,472,942千円となり、前連結会計年度末に比べ93,872千円増加いたしました。これは、主に業容拡大により現金及び預金が11,405千円、サービス利用料等の増加により前払費用が21,773千円増加したことによるものであります。 固定資産は1,154,957千円となり、前連結会計年度末に比べ62,504千円増加いたしました。これは、償却によりソフトウェアが75,024千円減少したことや売却や減損に伴い投資有価証券が10,100千円減少したものの、新機能の開発に伴いソフトウェア仮勘定が106,958千円増加したことや、開発費の一時差異が増加したことにより繰延税金資産が70,419千円増加したことによるものであります。 負債につきましては、1,001,997千円となり、前連結会計年度末に比べ53,690千円増加いたしました。これは、主に業容拡大に伴い買掛金が9,497千円、未払法人税等が7,830千円増加したことによるものであります。 純資産につきましては、2,625,902千円となり、前連結会計年度末に比べ102,686千円増加いたしました。これは主に配当金の支払いや自己株式の取得があったものの、親会社株主に帰属する当期純利益により利益剰余金が増加したことや台湾株式の時価上昇等によりその他有価証券評価差額金が18,676千円増加したことによるものです。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の72.7%から72.1%となりました。 なお、当社は、ECプラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりません。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて11,405千円増加し、1,875,566千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は312,720千円(前連結会計年度は532,776千円の収入)となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益481,308千円、減価償却費123,574千円、減損損失75,567千円、投資有価証券売却益90,526千円及び法人税等の支払額251,129千円によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は82,823千円(前連結会計年度は182,388千円の支出)となりました。 これは主に株式会社フューチャーショップ及び新規設立の株式会社コマースコネクトにおける新機能等のソフトウェア開発に係る無形固定資産取得による支出128,413千円や株式会社AttendMe(2026年3月1日に子会社の株式会社Newronaと合併し、株式会社AttendMeに商号変更)に対する子会社株式の取得による支出89,182千円、投資有価証券の売却による収入122,982千円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は236,941千円(前連結会計年度は213,372千円の支出)となりました。 これは主に配当金の支払額141,927千円及び自己株式の取得による支出82,581千円によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループは生産を行っておりませんので、該当事項はありません。 b.受注実績 当社グループは受注生産を行っておりませんので、該当事項はありません。 c.販売実績 第20期連結会計年度及び第21期連結会計年度における販売実績は次のとおりであります。なお、当社グループはECプラットフォーム事業の単一セグメントであります。 セグメントの名称   前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(千円)   金額(千円)   前期比増減率(%) ECプラットフォーム事業   3,693,315   3,895,734   5.5 合計   3,693,315   3,895,734   5.5 (注)主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) SBペイメントサービス株式会社   353,230   9.6   403,500   10.4 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 1) 財政状態の分析 当連結会計年度における財政状態の分析については、「(1)  経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。 2) 経営成績の分析 当社グループのECプラットフォーム事業セグメントの当連結会計年度の売上高は3,895,734千円(前期比5.5%増)となりました。 売上原価は主に開発人件費や開発外注費増加の影響により1,760,886千円(前期比10.6%増)となりました。 販売費及び一般管理費は、主に人件費の増加や㈱空色における新プロダクトの開発費用等の計上により、1,754,143千円(前期比19.9%増)となりました。 営業外収益は、保有する台湾株式に係る受取配当金や金融サービス(OneCredit)に係る受取手数料の計上により、92,823千円(前期比109.5%増)となりました。営業外費用は主に支払利息や自己株式取得費用の計上により、1,130千円(前期比99.6%減)となりました。 特別利益は、投資有価証券売却益の計上により、90,526千円(前期比182.4%増)となりました。特別損失は、主に㈱AttendMe及び㈱既読に係るのれんの減損損失の計上により、81,615千円(前期比19.9%減)となりました。 以上の結果、当連結会計年度における当社グループの連結業績は、営業利益380,704千円(前期比40.4%減)、経常利益472,398千円(前期比11.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益302,311千円(前期比230.1%増)となりました。今後もグループ各社の独自性のある経営を重視し、より迅速な経営判断のできる体制を確立して業界の急速な変化に対応できるように努め、更なる企業価値向上を目指してまいります。 ECプラットフォーム事業セグメントを構成するグループ各社の概況は以下の通りとなります。 売上高(千円)   前期比増減率(%) ㈱フューチャーショップ   2,841,973   2.7 ㈱ソフテル   898,982   5.5 ㈱TradeSafe   46,101   △1.9 ㈱空色   26,638   △61.3 ㈱既読   13,356   345.7 ㈱コマースコネクト   -   - ㈱AttendMe   182,166   - (注) 1.グループ内取引の相殺消去前の数値を記載しております。 2.株式会社コマースコネクトは2025年4月1日に設立しており、ソフトウェア開発に注力してい るため、売上高及び前期比増減率は記載しておりません。 3.株式会社AttendMeはみなし取得日を2025年6月30日としているため、前期比増減率は記載して おりません。 a.株式会社フューチャーショップ 「futureshop」を提供する株式会社フューチャーショップでは、導入企業の成長に伴い、オプション機能やアライアンスサービスの利用が引き続き拡大した結果、価格改定の影響もあり、対前年同期比で増収となりました。また、2025年11月末にはグループ会社の株式会社空色と連携し、統合UGCソリューション「future Review」をリリースいたしました。一方、売上高は成長したものの、事業拡大に伴う人材関連費用の増加やAI時代を見据え、既存システムを抜本的に再構築するための構造的な投資を開始した影響により、当連結会計年度の売上高は2,841,973千円(前期比2.7%増)、経常利益699,045千円(前期比17.2%減)となり増収減益となりました。 b.株式会社ソフテル 「通販する蔵」を提供する株式会社ソフテルでは、複数店舗の在庫や注文管理を一元化する主力システム「通販する蔵」の大型案件の受注が増加し、同システムの保守料金(お客さまごとにカスタマイズ)などを中心とする継続性の高いストック売上も好調に推移しました。また、前連結会計年度にはSAMURAI TECHNOLOGY株式会社を吸収合併し、エンジニアリソースの更なるスキルアップと効率化を推進することで単価向上と業務効率の改善が進んでおります。 当連結会計年度の売上高は898,982千円(前期比5.5%増)、経常利益90,809千円(前期比40.9%増)となりました。 c.株式会社TradeSafe 当連結会計年度の売上高は46,101千円(前期比1.9%減)、経常利益34,020千円(前期比267.7%増)となりました。当社はEC店舗認証事業であるトラストマーク事業において引き続き審査・モニタリングの質の維持向上を図り、優良店舗の差別化を行うことで、安心安全なEC社会を実現するための社会的なインフラ機能を目指してまいります。また、ECnote(EC店舗の販売分析ツール)については、株式会社ソフテルと連携して「通販する蔵の開発オプション機能」としてサービスの提供を行い、株式会社ソフテルとの連携を通じてグループシナジー追求によるサービスの普及に努めてまいります。なお、株式会社TradeSafeではEC事業者向けの財務・成長支援の一環として、「将来の売上(将来債権)」を早期に現金化できる、事業者向けの新しい資金調達(ファクタリング)サービスである「OneCredit」の試験的な提供を開始しております。今後、本格的な導入に向けて検討を進めてまいります。 d.株式会社空色 株式会社空色では新しいWeb接客の形を提案するソリューションの開発を行っており、2025年11月には統合UGCソリューション「future Review」をリリースいたしました。「future Review」は、購入者の声をECサイトの「信頼」として蓄積し、経営資産として創出および保有することで、差別化を図るものです。「future Review」は、GMV向上・解約防止・AI基盤構築を一体化した統合UGCソリューションであり、AI時代における当社グループの重要な成長エンジンと位置づけています。 当連結会計年度の売上高は26,638千円(前期比61.3%減)、経常損失57,391千円(前期は24,775千円の経常損失)となりました。 e.株式会社既読 株式会社既読では生成AIを活用した画像作成サービス「AI Creative One」の提供を開始しております。 当連結会計年度の売上高は13,356千円(前期比345.7%増)、経常損失12,745千円(前期は3,846千円の経常損失)となりました。 f.株式会社コマースコネクト 2025年4月に設立した株式会社コマースコネクトでは、AIを活用した次世代の受発注や在庫の一元管理機能を持つ、統合型ECプラットフォーム「Commerce Connect(コマースコネクト)」の開発を進めております。「Commerce Connect(コマースコネクト)」は、当社グループが開発を進めている次世代のマルチチャネル管理システムであり、現在提供されているECバックヤードシステム「通販する蔵」から移行していく計画のプロダクトです。単なる管理システムにとどまらず、「AI時代に対応した統合基盤」として、既存事業の高付加価値化や新たな収益源の創出を目指すための中心的な基盤として位置付けております。 当連結会計年度は、開発に注力し、収益化は来期以降となることから、経常損失7,258千円となりました。株式会社コマースコネクトは2025年4月1日に設立しており、前期比増減率は記載しておりません。 g.株式会社AttendMe 2025年5月に子会社化した㈱PINES及び㈱Newronaでは、2026年3月1付で㈱PINES及び㈱Newronaは合併し、㈱AttendMeに商号変更いたしました。株式会社AttendMeではVTuberと提携したインフルエンサーマーケティングサービスを提供しております。当グループでは、「共感」や「信頼」で選ばれるブランドへの転換を支援する戦略(オーセンティックコマース戦略)を推進しており、株式会社AttendMeが展開するVTuberマーケティングは、この戦略の中で消費者の「熱量」を高める役割を担っております。 当連結会計年度の売上高は182,166千円、経常損失14,117千円となりました。株式会社AttendMeは2025年6月30日をみなし取得日としており、前期比増減率は記載しておりません。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況の分析については、「(1)  経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成しております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積り・仮定設定を必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績や状況に応じて合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性が存在するため、これらの見積りと異なる場合があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 3) 経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。 4) 資本の財源及び資金の流動性について 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、人件費及び業務委託費等であります。これらの資金需要に対しては現状では自己資金の範囲内で対応できております。今後は業容拡大に伴い自己資金、銀行借入、及びエクイティファイナンス等での多様な調達方法を資金需要の額や使途に合わせて柔軟に検討していく方針です。当連結会計年度末の現金及び現金同等物は1,875,566千円であり流動性を確保しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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