概要
株式会社CS-Cは、ローカルビジネスのマーケティングDXを支援する企業である。SaaS型ツール「C-mo」とコンサルティング×BPOサービス「C-mo Pro」を主力に、飲食・美容・宿泊業界へ展開。2021年12月に東証マザーズ(現グロース市場)に上場。2025年9月期の連結売上高は約31.8億円、従業員173名。子会社を通じ自ら飲食店を運営するリアル店舗事業も手掛ける。
SaaS型マーケティングツールとコンサルティングの二軸
当社の主力事業はローカルビジネスDX事業である。中核となる「C-mo」は、飲食店向けに2018年10月にリリースしたSaaS型統合マーケティングツールで、その後美容室向け「C-mo beauty」(2021年2月リリース)など業種別に展開。もう一つの柱「C-mo Pro」は、コンサルティングと業務BPO(Business Process Outsourcing)を組み合わせたサービスで、2025年9月期の同事業セグメント売上高は27.3億円、セグメント利益は約0.5億円。ストック売上高(継続収入)は約20.1億円に達し、安定収益基盤を形成している。
自ら飲食店を運営するリアル店舗事業
2024年8月に設立した子会社CS-Rを通じ、当社グループは自ら飲食店を運営するリアル店舗事業に参入した。2025年4月にはラーメン店を中心に展開するプレディアの全株式を取得、同年7月には新店「かわさ鬼」をオープン。同事業セグメントの2025年9月期売上高は2.8億円だが、開業初期費用やのれん償却などによりセグメント損失0.8億円を計上。将来はマーケティングノウハウを活かした店舗運営で収益改善を目指す。
インバウンド需要を取り込む新サービス群
2024年4月にリリースした「JAPAN FOOD GUIDE」は、訪日外国人向けの飲食店・食体験予約サービスである。2025年9月期の「その他」セグメントに含まれ、売上高は1.7億円、セグメント損失0.5億円。同事業は認知向上のための広告費が先行しているが、インバウンド需要の回復を背景に掲載店舗数を伸ばしている。2023年10月リリースの「C-mo Pro travel」は旅館・ホテル向けで、既存のグルメ・ビューティーに続く第三の業界として育成中。
業界の中での役割は地域の店舗ビジネスに対するマーケティング支援と運営ノウハウの提供者。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01ローカルビジネス(飲食店、美容・治療院、旅館・ホテル等)主力
地域に根差した店舗ビジネスを営むクライアント企業に対し、SaaS型マーケティングツール「C-mo」を中心に、コンサルティングとBPOを組み合わせた「C-mo Pro」、広告運用、SNS支援等を提供し、マーケティング領域のDX推進と業績向上を支援する。
- C-mo
- SaaS型マーケティングツール。ローカルビジネスの集客や顧客管理を効率化し、データに基づくマーケティングを実現する。
- C-mo Pro
- コンサルティングとBPOを組み合わせたサービス。専門チームがクライアントのマーケティング施策を企画・実行し、効果を最大化する。
02リアル店舗(飲食店)準主力
連結子会社にて飲食店を直営運営。ローカルビジネスDX事業で培ったマーケティング支援、多店舗展開、人材育成、ファイナンス等のノウハウを活用し、迅速な店舗展開を図る。得られた実践的知見はDX事業に還元される。
製品と技術
「C-mo」シリーズ:業種別SaaSマーケティングツール
「C-mo gourmet」(飲食店向け、2018年リリース)は、予約管理、クーポン発行、顧客分析、SNS連携など店舗のマーケティング業務を統合するSaaSツールである。「C-mo beauty」(美容室向け、2021年リリース)は同様の機能を美容業界に特化。導入店舗は増加傾向にあり、2025年9月末時点でストック売上高約20.1億円の基盤を支えている。これらのツールはクライアント企業のDX推進を目的に、機能改善とサポート体制の強化を継続している。
「C-mo Pro」:コンサル×BPOで現場の手間を代行
「C-mo Pro」は、SaaSツールの提供に加え、専門コンサルタントによる集客戦略立案や、SNS運用・広告運用・予約受付代行などのBPO業務を組み合わせたサービスである。2014年に「C+ gourmet」として開始され、後に「C-mo Pro gourmet」「C-mo Pro beauty」「C-mo Pro travel」と業種別に展開。人材不足に悩む地域の飲食・美容・宿泊事業者にとって、外部リソースでマーケティングを完結できる点が強み。売上の大部分は継続的な月額契約である。
「JAPAN FOOD GUIDE」:インバウンド特化型予約プラットフォーム
2024年4月にリリースした「JAPAN FOOD GUIDE」は、訪日外国人旅行者向けに飲食店の予約・食体験予約を提供するウェブサービスである。多言語対応、現地支払い、特別コース料理の予約などインバウンド需要に特化。2025年9月期には掲載店舗数を伸ばす一方、認知度向上のための広告費が先行し、セグメント損失を計上。インバウンド客数が過去最高を更新する環境下で、将来的な収益化を目指す。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
売上高は増加も営業赤字、収益改善が急務
サービス業に属し、売上高は2023年9月期の24億円から2025年9月期には32億円と増加傾向にあるが、直近期の営業利益率は-3.13%と赤字に転じている。同業他社にはジンジブやイシンがあり、いずれもサービス業で事業を展開する。当社は売上高が小規模で、業界内での競争力は限定的とみられる。赤字の原因はコスト構造か需要減少か不明だが、収益改善が急務である。
強み
- 売上高が3期連続で増加しており、事業規模は拡大している。
- サービス業は多様な需要があり、成長の機会が存在する。
- 比較的新しい企業であり、柔軟な経営が可能。
課題
- 直近期の営業利益率が-3.13%と赤字。収益性の改善が急務。
- 売上高32億円規模で、業界内での競争力が弱い。
- 同業他社と比較して、独自の強みが乏しい。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がCS-C
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7073ジェイック | 22億円 | 17.3倍 |
| 2 | 4657環境管理センター | 22億円 | 18.4倍 |
| 3 | 7372デコルテ・ホールディングス | 22億円 | 7.4倍 |
| 4 | 9236ジャパンM&Aソリューション | 22億円 | 41.1倍 |
| 5 | 4678秀英予備校 | 22億円 | 51.1倍 |
| 6 | 9258CS-C | 21億円 | — |
| 7 | 6177AppBank | 21億円 | — |
| 8 | 9253スローガン | 21億円 | 10.2倍 |
| 9 | 7077ALiNKインターネット | 21億円 | — |
| 10 | 6074ジェイエスエス | 21億円 | 8.6倍 |
| 11 | 6186一蔵 | 21億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 16件
創業者による2011年の設立と初期のSEOサービス
2011年10月、代表取締役社長である椙原健が東京都北区に株式会社CS-Cを設立(資本金1,000千円)。2012年7月には「外食版SEOサービス」をリリースし、飲食店向けのウェブマーケティング支援に乗り出した。当初は本店を豊島区に置き、2013年12月に移転。この時期は小規模ながら、飲食店のオンライン集客ニーズに特化したサービス開発を進めた。
コンサル×アウトソーシング「C+ gourmet」の投入と拠点移転
2014年4月、飲食店向けにコンサルティングとアウトソーシングを組み合わせた「C+ gourmet」(現C-mo Pro gourmet)をリリース。これが後の「C-mo Pro」の原型となる。2015年1月に本店を渋谷区へ、2016年10月には港区へ移転し、事業拡大に伴い拠点を東京の中心部へ移した。関西方面への展開も視野に、2019年1月には大阪支社を新設している。
SaaS型ツール「C-mo gourmet」のリリースとプラットフォーム化
2018年10月、飲食店向けSaaS型統合マーケティングツール「C-mo gourmet」をリリース。これにより、コンサルティング主体のサービスから、自社開発のSaaSプラットフォームを持つ事業へと転換した。2020年6月にはテイクアウト・デリバリー強化の「C+ togo」を追加。2021年2月には美容室向け「C-mo beauty」を投入し、業種横断的なSaaS企業としての体制を整えた。
東証マザーズ上場とグロース市場への移行
2021年12月、東京証券取引所マザーズに上場。2022年4月の市場区分見直しによりグロース市場へ移行した。上場時の売上高は2017年9月期の11億円から2021年9月期には19億円まで成長。上場により調達した資金をサービス開発や人材投資に振り向け、2023年10月には旅館・ホテル向け「C-mo Pro travel」、2024年4月にはインバウンド向け「JAPAN FOOD GUIDE」をリリース。事業領域を拡大した。
リアル店舗事業への本格参入とM&Aによる拡大
2024年8月、連結子会社CS-Rを設立し、自社での飲食店運営を開始。2025年4月にはラーメン店チェーンのプレディアを完全子会社化、同年7月には新店「かわさ鬼」をオープンした。これによりローカルビジネスDX事業で培ったノウハウを実店舗で検証・蓄積し、サービス向上に還元する循環を構築。2025年9月期の連結売上高は31.8億円に拡大したが、M&A関連費用や新店投資により営業損失0.8億円を計上した。
年表16件を開く
2010年代
- 2011年10月創業椙原健(当社代表取締役社長)が東京都北区に株式会社CS-C(資本金1,000千円)を設立
- 2012年7月「外食版SEOサービス」(注1)をリリース
- 2013年12月本店を東京都豊島区へ移転
- 2014年4月飲食店向けコンサルティング×アウトソーシングサービス「C+ gourmet(現 C-mo Pro gourmet)」をリリース
- 2015年1月本店を東京都渋谷区へ移転
- 2016年10月本店を東京都港区へ移転
- 2018年10月M&A飲食店向けSaaS(注2)型統合マーケティングツール「C-mo gourmet」をリリース
- 2019年1月大阪府大阪市西区に大阪支社を新設
2020年代
- 2020年6月テイクアウトやデリバリーを強化する飲食店向けサービス「C+ togo(現 C-mo Pro togo)」をリリース
- 2021年2月M&A美容室・美容サロン向けSaaS型統合マーケティングツール「C-mo beauty」をリリース
- 2021年12月上場東京証券取引所マザーズに上場
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより東京証券取引所のマザーズからグロース市場に移行
- 2023年10月旅館・ホテル向けコンサルティング×アウトソーシングサービス「C+ travel(現 C-mo Pro travel)」をリリース
- 2024年4月インバウンド客向け飲食店・食体験予約サービス「JAPAN FOOD GUIDE」をリリース
- 2024年8月株式会社CS-R(現 連結子会社)を設立
- 2025年4月株式会社プレディア(現 連結子会社)の株式を取得
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/9期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
SaaS型マーケティングツールの機能強化と販売体制最適化
中核サービス「C-mo」の機能強化とサポート充実、直販体制の強化、アライアンス企業との連携拡大により、市場シェア拡大と強固な顧客基盤構築を進める。
- 02
新業界・新領域への事業拡大
既存のグルメ・ビューティー・トラベル業界に加え、他業界へのサービス横展開や、マーケティング以外の新ソリューション創出に取り組む。
- 03
リアル店舗事業との相互補完による成長
連結子会社による飲食店運営(リアル店舗事業)で得た知見をDX事業に還元し、両事業の相乗効果でグループ全体の成長を実現する。
- 04
知名度向上のための情報発信強化
イベント出展、自社ホームページ、デジタル広告など多様なメディアを活用し、サービス認知度を高め新規顧客・優秀な人材の獲得につなげる。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 5期分
グループ全体で173人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は607万円で、4期前と比べて+19.8%。平均年齢は32.6歳、平均勤続年数は4.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 |
|---|---|---|---|---|
| 2021年9月 | 507 | 29.4 | 2.3 | 141 |
| 2022年9月 | 532 | 29.8 | 2.8 | 151 |
| 2023年9月 | 549 | 29.9 | 3.2 | 155 |
| 2024年9月 | 586 | 31.6 | 3.5 | 174 |
| 2025年9月 | 607 | 32.6 | 4.1 | 173 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社CS-R東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社プレディア同上 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年9月期の売上高は32億円、営業利益は-1億円。前期と比べると増収で、売上が+18.5%。
会社が出している今期の予想2026年9月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 36億円 | 32億円 |
| 営業利益 | -1億円 | -1億円 |
| 純利益 | -1億円 | -1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は12億円、営業利益は−1億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+100.0%、営業利益は−200.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2Q | 6 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2023年3Q | 6 | 1 | 16.7 | 0 |
| 2023年4Q | 6 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 6 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 7 | 1 | 14.3 | 0 |
| 2024年4Q | 14 | — | — | 0 |
| 2025年2Q | 14 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年4Q | 18 | −1 | −5.6 | −1 |
| 2026年2Q | 18 | −1 | −5.6 | −2 |
| 2026年3Q | 12 | −1 | −8.3 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 9期分
2017年9月期からの9期で、売上は11億円から32億円へ2.9倍に増えた。直近期の営業利益率は-3.1%。売上は4期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年9月 | 11 | — | 1 | — | 0 |
| 飲食店向けSaaS(注2)型統合マーケティングツール「C-mo gourmet」をリリース | |||||
| 2018年9月 | 16 | — | 2 | — | 1 |
| 2019年9月 | 22 | — | 1 | — | 1 |
| 2020年9月 | 19 | — | 1 | — | 0 |
| 東京証券取引所マザーズに上場 | |||||
| 2021年9月 | 19 | — | 2 | — | 1 |
| 2022年9月 | 22 | — | 2 | — | 1 |
| 2023年9月 | 24 | — | 2 | — | 1 |
| 株式会社CS-R(現 連結子会社)を設立 | |||||
| 2024年9月 | 27 | — | 0 | — | 0 |
| 2025年9月 | 32 | −1 | −1 | −3.1 | −1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年9月期
売上高32億円のうち、営業利益として残るのは-1億円で-3.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-1億円、売上の-3.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金43.8%14億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金59.4%19億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-3.1%-1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 7期分
2025年9月期は営業CFが0億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは−4億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は19億円で、売上の7.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年9月 | 1 | −1 | 0 | 0 | 3 |
| 2020年9月 | 1 | −1 | 0 | 0 | 4 |
| 2021年9月 | 2 | −1 | 0 | 1 | 5 |
| 2022年9月 | 3 | −2 | 14 | 1 | 20 |
| 2023年9月 | 2 | −2 | 0 | 0 | 21 |
| 2024年9月 | 1 | −3 | 0 | −2 | 19 |
| 2025年9月 | 0 | −4 | 3 | −4 | 19 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 9期分
2025年9月期の総資産は33億円。このうち返さなくてよい自己資本が22億円で、自己資本比率は67.7%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2017年9月 | 5 | 3 | 2 | 57.2 |
| 2018年9月 | 7 | 4 | 3 | 53.3 |
| 2019年9月 | 8 | 5 | 3 | 56.7 |
| 2020年9月 | 9 | 5 | 4 | 54.3 |
| 2021年9月 | 10 | 6 | 4 | 56.4 |
| 2022年9月 | 26 | 22 | 4 | 81.8 |
| 2023年9月 | 28 | 23 | 5 | 82.9 |
| 2024年9月 | 29 | 23 | 6 | 79.4 |
| 2025年9月 | 33 | 22 | 11 | 67.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中102位あたり、逆に低いのはROEで534社中506位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥312で、1年前と比べて-29.4%。過去52週の値幅のなかでは23%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PBR | 1.02倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月14日時点で309円。直近1ヶ月で約8.4%上昇し、25日移動平均線(306.44円)を上回った。ただし、52週高値の475円に対しては約35%低く、年初来では約33%下落している。8月7日に288円まで急落した後、反発しており、底入れの兆し。出来高は8月7日に56,500株と急増し、その後は3,000-4,000株と不安定。RSIは53.92と中立圏で、方向感は定まらないが、短期的には上昇トレンド。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 28/100)。
PERは実績、予想とも開示されていないが、ROEは-4.6%と赤字で収益性が悪化しており、同業界平均はROE非開示のため比較不可。PBRは1.01倍と平均3.31倍を大幅に下回るが、純資産が毀損している可能性が高く、資産価値の信頼性が低い。配当は無配で、利回りはゼロ。売上高は増加傾向だが、2025年9月期は営業損益が赤字に転落し、純利益もマイナス。同業界平均のPER22.98倍を考慮しても、収益悪化を織り込むと割高と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PBR | 1.02倍 | 3.51倍 |
| ROE | -4.6% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高の拡大と収益悪化の対立が焦点。売上高は増加傾向にあるが、直近期の営業利益率はマイナスで、純利益も赤字。強気派は成長軌道にあり、将来の黒字化の可能性を評価する。弱気派は利益が出ないビジネスモデルに疑問を抱く。株価は1年で32%下落し、市場の信頼を失っている。決算ごとに黒字化の進捗が問われる。
- 売上高が成長
売上高が22億から32億円に増加。需要が拡大。
- 時価総額が小さい
時価総額約21億円で、成長余地があれば株価回復の可能性。
- ROEは改善余地
現状マイナスだが、収益改善で評価が高まる可能性。
- 売上高24→27→32億円と3期連続増加通年影響中
2025年9月期売上高は32億円(前年比+18.5%)、3期連続増収で黒字転換の素地
- PBR1.01倍の下値抵抗力継続影響強
PBR1.01倍で純資産相当、1年で-32.8%下落後の押し目買いが入りやすい
- 営業赤字1億円と赤字幅が限定的決算発表後影響中
営業赤字1億円、営業利益率-3.13%と赤字幅は限定的、増収効果で黒字転換余地
- 時価総額21億円の低位株不定影響弱
時価総額21億円で売買が細り、需給次第で急伸も期待
- 営業赤字が続く
直近期の営業利益率がマイナスで、採算が取れていない。
- 純利益が赤字
最終赤字で、財務体質の悪化が懸念。
- 株価が大幅下落
1年で32%下落し、信用が失われている。
- 営業損益-1億円で通期赤字決算発表後影響強
2025年9月期は営業損益-1億円、純損益-1億円で、PER算定不能のため評価指針が欠如
- ROE-4.6%と自己資本を毀損継続影響中
ROE-4.6%は自己資本を減少させ、PBR1.01倍の下支えを侵食する
- 増収が利益に未結着通年影響中
売上高は32億円まで増える一方、営業利益は-1億円と増収効果が出ていない
- 無配当で下値買い要因欠如継続影響弱
配当利回り0%のため、株主への還元がなく保有メリットが限定的
- 営業利益率
- 黒字転換の兆しを確認する最重要指標。
- 売上高成長率
- 成長が収益化につながるかを見るため。
- 契約件数
- 受注状況が将来の売上を左右する。
株主
有価証券報告書より
2025年9月期末の株主数は延べ1,511人。区分でいちばん多いのは事業法人で50.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.0%を占め、残る50.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年9月% | 2022年9月% | 2023年9月% | 2024年9月% | 2025年9月% |
|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 60.0 | 46.2 | 47.1 | 53.9 | 50.0 |
| 個人・その他 | 40.0 | 39.2 | 37.9 | 39.5 | 42.9 |
| 証券会社 | — | 3.7 | 7.3 | 2.9 | 4.0 |
| 外国法人 | — | 3.9 | 2.3 | 3.4 | 2.8 |
| 外国人個人 | — | 0.2 | 0.2 | 0.3 | 0.2 |
| 金融機関 | — | 6.8 | 5.2 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社スマイルプラス | 45.03 |
| 02 | 椙原 健 | 20.31 |
| 03 | 光通信KK投資事業有限責任組合 | 6.68 |
| 04 | 株式会社SBI証券 | 2.50 |
| 05 | UH Partners 2投資事業有限責任組合 | 1.62 |
| 06 | MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社) | 1.61 |
| 07 | 株式会社EPARK | 1.56 |
| 08 | 光通信株式会社 | 1.00 |
| 09 | 株式会社スペース紙化 | 0.95 |
| 10 | CS-C従業員持株会 | 0.76 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-04-07椙原 健新規の大量保有報告20.31%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 9期分
1株利益は9期で−100%、1株純資産は9期で−99%。直近期のROEは-4.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2017年9月 | 4,815 | 26,904 | 24.6 | — |
| 2018年9月 | 10,843 | 37,747 | 33.5 | — |
| 2019年9月 | 15 | 90 | 17.8 | — |
| 2020年9月 | 4 | 94 | 4.0 | — |
| 2021年9月 | 24 | 117 | 22.3 | — |
| 2022年9月 | 24 | 327 | 10.8 | 31.1 |
| 2023年9月 | 23 | 350 | 6.6 | 26.0 |
| 2024年9月 | −1 | 348 | −0.4 | — |
| 2025年9月 | −15 | 333 | −4.6 | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/9期の役員報酬は総額142百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 椙原健 | 代表取締役社長 | 49 |
| 庄子素史 | 取締役 ローカルビジネス事業本部長 兼 メディア事業部長 | 52 |
| 宇田川政幸 | 取締役 テクノロジー本部長 | 49 |
| 向田光裕 | 取締役 経営戦略本部長 | 38 |
| 森田大輔 | 取締役 トラベル事業本部長 兼 AI戦略本部長 | 42 |
| 戸所岳大 | 取締役 株式会社CS-R 代表取締役社長 | 43 |
| 福田貴史 | 取締役 | 53 |
| 林宏一 | 取締役(監査等委員) | 59 |
| 中山茂 | 取締役(監査等委員) | 46 |
| 山口満 | 取締役(監査等委員) | 46 |
役員報酬の内訳2025/9期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 7 | 113 | 7 | 120 | 17 |
| 取締役(社内) | 1 | 11 | — | 11 | 11 |
| 社外取締役 | 4 | 11 | — | 11 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/9期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,261字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,920字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,618字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,166字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
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- 四半期報告書四半期報告書-第13期第1四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第12期(2022/10/01-2023/09/30)2023-12-22
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第3四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第2四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第1四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第11期(令和3年10月1日-令和4年9月30日)2022-12-22
- 四半期報告書四半期報告書-第11期第3四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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