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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

CS-C

9258 · Growth · サービス業

地域密着型ビジネス向けに、マーケティングDX支援から実店舗運営までを一気通貫で提供するユニークな事業モデル。

概要

株式会社CS-Cは、ローカルビジネスのマーケティングDXを支援する企業である。SaaS型ツール「C-mo」とコンサルティング×BPOサービス「C-mo Pro」を主力に、飲食・美容・宿泊業界へ展開。2021年12月に東証マザーズ(現グロース市場)に上場。2025年9月期の連結売上高は約31.8億円、従業員173名。子会社を通じ自ら飲食店を運営するリアル店舗事業も手掛ける。

SaaS型マーケティングツールとコンサルティングの二軸

当社の主力事業はローカルビジネスDX事業である。中核となる「C-mo」は、飲食店向けに2018年10月にリリースしたSaaS型統合マーケティングツールで、その後美容室向け「C-mo beauty」(2021年2月リリース)など業種別に展開。もう一つの柱「C-mo Pro」は、コンサルティングと業務BPO(Business Process Outsourcing)を組み合わせたサービスで、2025年9月期の同事業セグメント売上高は27.3億円、セグメント利益は約0.5億円。ストック売上高(継続収入)は約20.1億円に達し、安定収益基盤を形成している。

自ら飲食店を運営するリアル店舗事業

2024年8月に設立した子会社CS-Rを通じ、当社グループは自ら飲食店を運営するリアル店舗事業に参入した。2025年4月にはラーメン店を中心に展開するプレディアの全株式を取得、同年7月には新店「かわさ鬼」をオープン。同事業セグメントの2025年9月期売上高は2.8億円だが、開業初期費用やのれん償却などによりセグメント損失0.8億円を計上。将来はマーケティングノウハウを活かした店舗運営で収益改善を目指す。

インバウンド需要を取り込む新サービス群

2024年4月にリリースした「JAPAN FOOD GUIDE」は、訪日外国人向けの飲食店・食体験予約サービスである。2025年9月期の「その他」セグメントに含まれ、売上高は1.7億円、セグメント損失0.5億円。同事業は認知向上のための広告費が先行しているが、インバウンド需要の回復を背景に掲載店舗数を伸ばしている。2023年10月リリースの「C-mo Pro travel」は旅館・ホテル向けで、既存のグルメ・ビューティーに続く第三の業界として育成中。

業界の中での役割は地域の店舗ビジネスに対するマーケティング支援と運営ノウハウの提供者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
32億円
営業利益
-1億円
営業利益率
-3.1%
純利益
-1億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01ローカルビジネス(飲食店、美容・治療院、旅館・ホテル等)主力

地域に根差した店舗ビジネスを営むクライアント企業に対し、SaaS型マーケティングツール「C-mo」を中心に、コンサルティングとBPOを組み合わせた「C-mo Pro」、広告運用、SNS支援等を提供し、マーケティング領域のDX推進と業績向上を支援する。

主な製品・サービス2
C-mo
SaaS型マーケティングツール。ローカルビジネスの集客や顧客管理を効率化し、データに基づくマーケティングを実現する。
C-mo Pro
コンサルティングとBPOを組み合わせたサービス。専門チームがクライアントのマーケティング施策を企画・実行し、効果を最大化する。

02リアル店舗(飲食店)準主力

連結子会社にて飲食店を直営運営。ローカルビジネスDX事業で培ったマーケティング支援、多店舗展開、人材育成、ファイナンス等のノウハウを活用し、迅速な店舗展開を図る。得られた実践的知見はDX事業に還元される。

製品と技術

「C-mo」シリーズ:業種別SaaSマーケティングツール

「C-mo gourmet」(飲食店向け、2018年リリース)は、予約管理、クーポン発行、顧客分析、SNS連携など店舗のマーケティング業務を統合するSaaSツールである。「C-mo beauty」(美容室向け、2021年リリース)は同様の機能を美容業界に特化。導入店舗は増加傾向にあり、2025年9月末時点でストック売上高約20.1億円の基盤を支えている。これらのツールはクライアント企業のDX推進を目的に、機能改善とサポート体制の強化を継続している。

「C-mo Pro」:コンサル×BPOで現場の手間を代行

「C-mo Pro」は、SaaSツールの提供に加え、専門コンサルタントによる集客戦略立案や、SNS運用・広告運用・予約受付代行などのBPO業務を組み合わせたサービスである。2014年に「C+ gourmet」として開始され、後に「C-mo Pro gourmet」「C-mo Pro beauty」「C-mo Pro travel」と業種別に展開。人材不足に悩む地域の飲食・美容・宿泊事業者にとって、外部リソースでマーケティングを完結できる点が強み。売上の大部分は継続的な月額契約である。

「JAPAN FOOD GUIDE」:インバウンド特化型予約プラットフォーム

2024年4月にリリースした「JAPAN FOOD GUIDE」は、訪日外国人旅行者向けに飲食店の予約・食体験予約を提供するウェブサービスである。多言語対応、現地支払い、特別コース料理の予約などインバウンド需要に特化。2025年9月期には掲載店舗数を伸ばす一方、認知度向上のための広告費が先行し、セグメント損失を計上。インバウンド客数が過去最高を更新する環境下で、将来的な収益化を目指す。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

売上高は増加も営業赤字、収益改善が急務

サービス業に属し、売上高は2023年9月期の24億円から2025年9月期には32億円と増加傾向にあるが、直近期の営業利益率は-3.13%と赤字に転じている。同業他社にはジンジブやイシンがあり、いずれもサービス業で事業を展開する。当社は売上高が小規模で、業界内での競争力は限定的とみられる。赤字の原因はコスト構造か需要減少か不明だが、収益改善が急務である。

強み

  • 売上高が3期連続で増加しており、事業規模は拡大している。
  • サービス業は多様な需要があり、成長の機会が存在する。
  • 比較的新しい企業であり、柔軟な経営が可能。

課題

  • 直近期の営業利益率が-3.13%と赤字。収益性の改善が急務。
  • 売上高32億円規模で、業界内での競争力が弱い。
  • 同業他社と比較して、独自の強みが乏しい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がCS-C

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17073ジェイック22億円17.3倍
24657環境管理センター22億円18.4倍
37372デコルテ・ホールディングス22億円7.4倍
49236ジャパンM&Aソリューション22億円41.1倍
54678秀英予備校22億円51.1倍
69258CS-C21億円
76177AppBank21億円
89253スローガン21億円10.2倍
97077ALiNKインターネット21億円
106074ジェイエスエス21億円8.6倍
116186一蔵21億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 16件

創業者による2011年の設立と初期のSEOサービス

2011年10月、代表取締役社長である椙原健が東京都北区に株式会社CS-Cを設立(資本金1,000千円)。2012年7月には「外食版SEOサービス」をリリースし、飲食店向けのウェブマーケティング支援に乗り出した。当初は本店を豊島区に置き、2013年12月に移転。この時期は小規模ながら、飲食店のオンライン集客ニーズに特化したサービス開発を進めた。

コンサル×アウトソーシング「C+ gourmet」の投入と拠点移転

2014年4月、飲食店向けにコンサルティングとアウトソーシングを組み合わせた「C+ gourmet」(現C-mo Pro gourmet)をリリース。これが後の「C-mo Pro」の原型となる。2015年1月に本店を渋谷区へ、2016年10月には港区へ移転し、事業拡大に伴い拠点を東京の中心部へ移した。関西方面への展開も視野に、2019年1月には大阪支社を新設している。

SaaS型ツール「C-mo gourmet」のリリースとプラットフォーム化

2018年10月、飲食店向けSaaS型統合マーケティングツール「C-mo gourmet」をリリース。これにより、コンサルティング主体のサービスから、自社開発のSaaSプラットフォームを持つ事業へと転換した。2020年6月にはテイクアウト・デリバリー強化の「C+ togo」を追加。2021年2月には美容室向け「C-mo beauty」を投入し、業種横断的なSaaS企業としての体制を整えた。

東証マザーズ上場とグロース市場への移行

2021年12月、東京証券取引所マザーズに上場。2022年4月の市場区分見直しによりグロース市場へ移行した。上場時の売上高は2017年9月期の11億円から2021年9月期には19億円まで成長。上場により調達した資金をサービス開発や人材投資に振り向け、2023年10月には旅館・ホテル向け「C-mo Pro travel」、2024年4月にはインバウンド向け「JAPAN FOOD GUIDE」をリリース。事業領域を拡大した。

リアル店舗事業への本格参入とM&Aによる拡大

2024年8月、連結子会社CS-Rを設立し、自社での飲食店運営を開始。2025年4月にはラーメン店チェーンのプレディアを完全子会社化、同年7月には新店「かわさ鬼」をオープンした。これによりローカルビジネスDX事業で培ったノウハウを実店舗で検証・蓄積し、サービス向上に還元する循環を構築。2025年9月期の連結売上高は31.8億円に拡大したが、M&A関連費用や新店投資により営業損失0.8億円を計上した。

年表16件を開く

2010年代

  • 2011年10月創業椙原健(当社代表取締役社長)が東京都北区に株式会社CS-C(資本金1,000千円)を設立
  • 2012年7月「外食版SEOサービス」(注1)をリリース
  • 2013年12月本店を東京都豊島区へ移転
  • 2014年4月飲食店向けコンサルティング×アウトソーシングサービス「C+ gourmet(現 C-mo Pro gourmet)」をリリース
  • 2015年1月本店を東京都渋谷区へ移転
  • 2016年10月本店を東京都港区へ移転
  • 2018年10月M&A飲食店向けSaaS(注2)型統合マーケティングツール「C-mo gourmet」をリリース
  • 2019年1月大阪府大阪市西区に大阪支社を新設

2020年代

  • 2020年6月テイクアウトやデリバリーを強化する飲食店向けサービス「C+ togo(現 C-mo Pro togo)」をリリース
  • 2021年2月M&A美容室・美容サロン向けSaaS型統合マーケティングツール「C-mo beauty」をリリース
  • 2021年12月上場東京証券取引所マザーズに上場
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより東京証券取引所のマザーズからグロース市場に移行
  • 2023年10月旅館・ホテル向けコンサルティング×アウトソーシングサービス「C+ travel(現 C-mo Pro travel)」をリリース
  • 2024年4月インバウンド客向け飲食店・食体験予約サービス「JAPAN FOOD GUIDE」をリリース
  • 2024年8月株式会社CS-R(現 連結子会社)を設立
  • 2025年4月株式会社プレディア(現 連結子会社)の株式を取得

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    SaaS型マーケティングツールの機能強化と販売体制最適化

    中核サービス「C-mo」の機能強化とサポート充実、直販体制の強化、アライアンス企業との連携拡大により、市場シェア拡大と強固な顧客基盤構築を進める。

  2. 02

    新業界・新領域への事業拡大

    既存のグルメ・ビューティー・トラベル業界に加え、他業界へのサービス横展開や、マーケティング以外の新ソリューション創出に取り組む。

  3. 03

    リアル店舗事業との相互補完による成長

    連結子会社による飲食店運営(リアル店舗事業)で得た知見をDX事業に還元し、両事業の相乗効果でグループ全体の成長を実現する。

  4. 04

    知名度向上のための情報発信強化

    イベント出展、自社ホームページ、デジタル広告など多様なメディアを活用し、サービス認知度を高め新規顧客・優秀な人材の獲得につなげる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 5期分

グループ全体で173人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は607万円で、4期前と比べて+19.8%平均年齢は32.6歳、平均勤続年数は4.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2021年9月50729.42.3141
2022年9月53229.82.8151
2023年9月54929.93.2155
2024年9月58631.63.5174
2025年9月60732.64.1173

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本店 — 東京都港区421百万円
本社 — 東京都港区34百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社CS-R
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社プレディア
    同上 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は32億円営業利益-1億円前期と比べると増収で、売上が+18.5%。

売上高
+18.5%
32億円
営業利益
-1億円
純利益
-1億円
営業利益率
-3.1%
前期比 -3.1%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高36億円32億円
営業利益-1億円-1億円
純利益-1億円-1億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は12億円、営業利益は−1億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+100.0%、営業利益は−200.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q600.01
2023年3Q6116.70
2023年4Q60
2024年1Q600.00
2024年2Q7114.30
2024年4Q140
2025年2Q1400.00
2025年4Q18−1−5.6−1
2026年2Q18−1−5.6−2
2026年3Q12−1−8.30

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 9期分

2017年9月期からの9期で、売上は11億円から32億円へ2.9倍に増えた。直近期の営業利益率は-3.1%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2017年9月1110
飲食店向けSaaS(注2)型統合マーケティングツール「C-mo gourmet」をリリース
2018年9月1621
2019年9月2211
2020年9月1910
東京証券取引所マザーズに上場
2021年9月1921
2022年9月2221
2023年9月2421
株式会社CS-R(現 連結子会社)を設立
2024年9月2700
2025年9月32−1−1−3.1−1

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高32億円のうち、営業利益として残るのは-1億円-3.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-1億円、売上の-3.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金43.8%14億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金59.4%19億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-3.1%-1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
56.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比10.7pt
-3.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比8.2pt
-3.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比16.4pt
-4.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-3.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-5.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 7期分

2025年9月期は営業CFが0億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは−4億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は19億円で、売上の7.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2019年9月1−1003
2020年9月1−1004
2021年9月2−1015
2022年9月3−214120
2023年9月2−20021
2024年9月1−30−219
2025年9月0−43−419

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 9期分

2025年9月期の総資産は33億円。このうち返さなくてよい自己資本が22億円で、自己資本比率は67.7%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2017年9月53257.2
2018年9月74353.3
2019年9月85356.7
2020年9月95454.3
2021年9月106456.4
2022年9月2622481.8
2023年9月2823582.9
2024年9月2923679.4
2025年9月33221167.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
19億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
7億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
11億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
60
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率534社中102位あたり、逆に低いのはROE534社中506位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-4.6%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-3.1%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
67.7%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
18.5%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥312で、1年前と比べて-29.4%過去52週の値幅のなかでは23%の位置にある。

¥312+1.0%1ヶ月-11.1%1年-29.4%時価総額21億円
過去52週の値幅
安値¥270高値¥451

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PBR1.02倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月14日時点で309円。直近1ヶ月で約8.4%上昇し、25日移動平均線(306.44円)を上回った。ただし、52週高値の475円に対しては約35%低く、年初来では約33%下落している。8月7日に288円まで急落した後、反発しており、底入れの兆し。出来高は8月7日に56,500株と急増し、その後は3,000-4,000株と不安定。RSIは53.92と中立圏で、方向感は定まらないが、短期的には上昇トレンド。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 28/100)

PERは実績、予想とも開示されていないが、ROEは-4.6%と赤字で収益性が悪化しており、同業界平均はROE非開示のため比較不可。PBRは1.01倍と平均3.31倍を大幅に下回るが、純資産が毀損している可能性が高く、資産価値の信頼性が低い。配当は無配で、利回りはゼロ。売上高は増加傾向だが、2025年9月期は営業損益が赤字に転落し、純利益もマイナス。同業界平均のPER22.98倍を考慮しても、収益悪化を織り込むと割高と判断。

指標この会社業種平均
PBR1.02倍3.51倍
ROE-4.6%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高の拡大と収益悪化の対立が焦点。売上高は増加傾向にあるが、直近期の営業利益率はマイナスで、純利益も赤字。強気派は成長軌道にあり、将来の黒字化の可能性を評価する。弱気派は利益が出ないビジネスモデルに疑問を抱く。株価は1年で32%下落し、市場の信頼を失っている。決算ごとに黒字化の進捗が問われる。

プラスに働く材料7
  • 売上高が成長

    売上高が22億から32億円に増加。需要が拡大。

  • 時価総額が小さい

    時価総額約21億円で、成長余地があれば株価回復の可能性。

  • ROEは改善余地

    現状マイナスだが、収益改善で評価が高まる可能性。

  • 売上高24→27→32億円と3期連続増加通年影響

    2025年9月期売上高は32億円(前年比+18.5%)、3期連続増収で黒字転換の素地

  • PBR1.01倍の下値抵抗力継続影響

    PBR1.01倍で純資産相当、1年で-32.8%下落後の押し目買いが入りやすい

  • 営業赤字1億円と赤字幅が限定的決算発表後影響

    営業赤字1億円、営業利益率-3.13%と赤字幅は限定的、増収効果で黒字転換余地

  • 時価総額21億円の低位株不定影響

    時価総額21億円で売買が細り、需給次第で急伸も期待

マイナスに働く材料7
  • 営業赤字が続く

    直近期の営業利益率がマイナスで、採算が取れていない。

  • 純利益が赤字

    最終赤字で、財務体質の悪化が懸念。

  • 株価が大幅下落

    1年で32%下落し、信用が失われている。

  • 営業損益-1億円で通期赤字決算発表後影響

    2025年9月期は営業損益-1億円、純損益-1億円で、PER算定不能のため評価指針が欠如

  • ROE-4.6%と自己資本を毀損継続影響

    ROE-4.6%は自己資本を減少させ、PBR1.01倍の下支えを侵食する

  • 増収が利益に未結着通年影響

    売上高は32億円まで増える一方、営業利益は-1億円と増収効果が出ていない

  • 無配当で下値買い要因欠如継続影響

    配当利回り0%のため、株主への還元がなく保有メリットが限定的

次の決算で確かめる点
営業利益率
黒字転換の兆しを確認する最重要指標。
売上高成長率
成長が収益化につながるかを見るため。
契約件数
受注状況が将来の売上を左右する。

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ1,511人。区分でいちばん多いのは事業法人50.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.0%を占め、残る50.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
事業法人60.046.247.153.950.0
個人・その他40.039.237.939.542.9
証券会社3.77.32.94.0
外国法人3.92.33.42.8
外国人個人0.20.20.30.2
金融機関6.85.20.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社スマイルプラス45.03
02椙原 健20.31
03光通信KK投資事業有限責任組合6.68
04株式会社SBI証券2.50
05UH Partners 2投資事業有限責任組合1.62
06MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)1.61
07株式会社EPARK1.56
08光通信株式会社1.00
09株式会社スペース紙化0.95
10CS-C従業員持株会0.76

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-04-07
    椙原 健
    新規の大量保有報告
    20.31%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 9期分

1株利益は9期で−100%、1株純資産は9期で−99%。直近期のROEは-4.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2017年9月4,81526,90424.6
2018年9月10,84337,74733.5
2019年9月159017.8
2020年9月4944.0
2021年9月2411722.3
2022年9月2432710.831.1
2023年9月233506.626.0
2024年9月−1348−0.4
2025年9月−15333−4.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/9期の役員報酬は総額142百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢
椙原健代表取締役社長49
庄子素史取締役 ローカルビジネス事業本部長 兼 メディア事業部長52
宇田川政幸取締役 テクノロジー本部長49
向田光裕取締役 経営戦略本部長38
森田大輔取締役 トラベル事業本部長 兼 AI戦略本部長42
戸所岳大取締役 株式会社CS-R 代表取締役社長43
福田貴史取締役53
林宏一取締役(監査等委員)59
中山茂取締役(監査等委員)46
山口満取締役(監査等委員)46

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)7113712017
取締役(社内)1111111
社外取締役411113

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,261字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 1.ミッション及びビジョン 当社グループは、「かかわる“C”(*1)に次のステージを提供し、笑顔になっていただく」をミッションに掲げ、「マーケティング、テクノロジー、コンサルティングスキルを武器とし、ローカルビジネス(*2)の活性化を通じて、消費者に日々の楽しみを提供し、店舗、街・地域、国が活性化されている状態」及び「公益資本主義(*3)の浸透により、ビジネスと社会貢献が両立する世界が確立している状態」の2つのビジョンの実現を目指しております。 (*1)かかわる“C” CLIENT(クライアント)、COUNTRY・COMMUNITY(国・地域)、CONSUMER(消費者)、CHILDREN(子供たち)を指す。 (*2)ローカルビジネス 飲食店、美容・治療院、旅館・ホテル等、地域に根差した店舗ビジネスの総称。 (*3)公益資本主義 世の中の不均衡を是正することを目的とし、会社経営で得た利益の一部を社会の課題解決へ再配分するという考え方。 2.事業の概要 当社グループは、当社(株式会社CS-C)及び子会社2社(うち孫会社1社)により構成されております。 当社は、SaaS型マーケティングツール「C-mo(シーモ)」、コンサルティングとBPO(*4)を組み合わせた「C-mo Pro(シーモプロ)」、広告運用やSNS支援等、クライアント企業(ローカルビジネス)のマーケティング領域におけるDX(*5)推進及び業績向上に資するサービスを提供する「ローカルビジネスDX事業」を主たる事業としております。 子会社2社では、「リアル店舗事業(飲食店運営)」を展開しております。ローカルビジネスDX事業で培ったマーケティング支援、多店舗展開ノウハウ、人材採用・育成、ファイナンス等のリソースを活用し、迅速な店舗展開を進めております。さらに、リアル店舗事業で得られる実践的知見や運営ノウハウはローカルビジネスDX事業に還元され、提供サービスの付加価値向上に活かされる等、両事業は相互に補完し合いながら成長を実現しております。 (*4)BPO Business Process Outsourcing(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)の略。 自社の業務を外部に委託すること。 (*5)DX Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)の略。 企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革すると共に、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。 当社グループの事業に係る位置づけは次のとおりであります。 なお、以下の「ローカルビジネスDX」「リアル店舗」「その他」の3部門は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題3,920字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「かかわる“C”に次のステージを提供し、笑顔になっていただく」をミッションに掲げ、「マーケティング、テクノロジー、コンサルティングスキルを武器とし、ローカルビジネスの活性化を通じて、消費者に日々の楽しみを提供し、店舗、街・地域、国が活性化されている状態」及び「公益資本主義の浸透により、ビジネスと社会貢献が両立する世界が確立している状態」の2つのビジョンの実現を目指しております。 (2)経営戦略等 当社グループは、SaaS型統合マーケティングツール「C-mo」及びコンサルティングとBPOを組み合わせた「C-mo Pro」を中核とするローカルビジネスDX事業を展開しております。マーケティング分野における支援を通じて、ローカルビジネスの成長機会の最大化に貢献してまいりました。 今後の持続的成長に向けては、顧客満足度の向上と市場シェア拡大を重点課題としております。具体的には、「C-mo」の機能強化やサポート体制の充実を進めるとともに、直販体制の強化及びアライアンス企業との連携拡大により、販売体制の最適化と強固な顧客基盤の構築に取り組んでおります。 また、既存のグルメ、ビューティー、トラベル業界への展開に加え、その他業界へのサービス拡大や、マーケティング以外の領域における新たなソリューション創出も視野に入れ、事業領域の拡大を図ってまいります。 さらに、当社グループはクライアント企業の支援にとどまらず、連結子会社である株式会社CS-Rを通じて、自らローカルビジネス(飲食店)を運営するリアル店舗事業にも取り組んでおります。ローカルビジネスDX事業で培ってきたマーケティング支援、多店舗展開ノウハウ、人材採用・育成、ファイナンス等のリソースを活用し、迅速な店舗展開を進めております。さらに、リアル店舗事業で得られる実践的知見や運営ノウハウはローカルビジネスDX事業に還元され、提供サービスの付加価値向上につながる等、両事業は相互に補完し合いながら成長を実現しております。 当社グループは、ローカルビジネスDX事業とリアル店舗事業の連携を通じ、ローカルビジネスの発展に寄与するとともに、グループ全体の事業基盤の強化に努めております。 (3)経営環境 当社グループの主要顧客であるローカルビジネス業界は、現在支援しているグルメ、ビューティー、トラベル業界だけでも120万店舗以上(経済産業省「飲食関連産業の動向」、厚生労働省「衛生行政報告例の概況」等より集計)が存在し、市場規模は大きいものの、多くの事業者は中小企業であり、人手やノウハウが不足していることから、業界全体としてDX化の進展は限定的であります。ローカルビジネス業界の経営環境としては、物価上昇や国際情勢の不安定化、為替変動の影響により先行きは不透明であり、加えて、人手不足や原材料・物流・光熱費の上昇が収益を圧迫しており、限られた人的資源やノウハウで効率的な運営体制を構築することが喫緊の課題となっております。こうした状況を踏まえ、当社グループはSaaS型統合マーケティングツール「C-mo」及びコンサルティング×BPOサービス「C-mo Pro」を通じて、ローカルビジネスのDX推進を支援し、業界全体の発展に貢献しております。 また、当社グループが長年支援している日本の飲食業界は、国内外で高い需要を有しており、大きなビジネスチャンスとなっております。ローカルビジネスDXで蓄積した知見を活用するリアル店舗事業は、国内外での展開余地があり、今後の成長可能性は十分にあります。マーケティング支援に加え、自社による飲食店運営を行うことで、スピード感をもってローカルビジネス全体の発展を後押ししてまいります。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、持続的な成長を通じた企業価値の向上を目指しており、事業拡大の観点から売上高を重要な経営指標として位置づけております。 また、強固な経営基盤及び高利益体質の構築を目指し、営業利益及び営業利益率も重要な経営指標として設定し、収益力の強化に取り組んでおります。 さらに、当社グループの主要事業であるローカルビジネスDX事業における「C-mo」及び「C-mo Pro」のストック売上高をKPIと位置づけ、安定収益の確保と事業の持続的成長を図っております。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 既存事業の収益の拡大 当社グループは、主力事業であるローカルビジネスDX事業の持続的な発展のためには、継続的なサービス改善、安定的なサービス提供、クライアント企業との信頼関係の強化が不可欠であると認識しております。 「C-mo Pro」については、コンサルタントの接遇面・技術面における教育体制の強化によるサービス品質の向上や、グルメ・ビューティー・トラベル以外の業界への積極的なサービス横展開を通じ、収益拡大を図ってまいります。 また、「C-mo」については、継続的な機能強化・改善・改良を実施するとともに、増加するクライアント企業への対応力を高めるため、カスタマーサクセス(「C-mo」サポート担当)の教育体制強化及び業務効率化の推進を通じて、より安定的で高品質なサービス提供体制の構築を進めてまいります。 ② 新規事業及び新サービスによる収益基盤の拡大 急速に変化する経営環境に対応し、競合他社に対して優位性を確立するためには、事業規模の拡大と新たな収益源の確保が不可欠であると認識しております。 当社グループは、クライアント企業及び消費者の潜在需要を的確に捉え、新規事業及び新サービスの開発に積極的に取り組むことで、さらなる収益基盤の拡大を図ってまいります。 また、連結子会社である株式会社CS-Rを通じ、当社グループ自らが運営する飲食店事業にも注力しており、実際の店舗運営で得られた知見をマーケティング支援サービスへ還元することで、より実践的で付加価値の高い支援体制を構築するとともに、グループ全体の収益機会拡大を推進してまいります。 ③ 知名度の向上 当社グループは、収益基盤強化の一環として、SaaS型統合マーケティングツール「C-mo」及びコンサルティング×アウトソーシングサービス「C-mo Pro」の知名度向上が必要であると認識しております。 知名度の向上は、新規顧客の獲得や優秀な人材の確保に寄与するものであり、当社グループは、イベント出展や自社ホームページをはじめとする各種メディアに加え、デジタル広告を活用した情報発信を強化することで、これまで当社グループのサービスを認知していなかった層にも情報を届け、業界内での確固たる地位の確立を目指してまいります。 ④ 人材の確保 当社グループが今後さらに事業を拡大していくためには、優秀な人材の確保と育成が不可欠であると認識しております。 採用競争力の強化に向けて、魅力ある職場環境の構築を推進するとともに、従業員の能力及びモチベーション向上を目的に、教育研修制度の充実、福利厚生の強化、人事制度の整備・運用を進めてまいります。 ⑤ システムのセキュリティ管理体制と安定化 当社グループが展開する事業においては、デジタルマーケティングに係るシステムのセキュリティ管理体制の構築が極めて重要であると認識しております。 市場環境の変化に対応したセキュリティ管理体制の維持・整備を継続的に実施するとともに、クライアント数の増加や新規事業拡大に伴うアクセス増に備え、サーバー設備の増強や負荷分散等の対策を講じ、システムの安定運用に努めてまいります。 ⑥ 内部管理体制の強化 当社グループがさらなる事業拡大と持続的な成長を遂げるためには、コンプライアンス体制の強化と、確固たる内部管理体制の構築による業務の標準化・効率化が不可欠であると認識しております。 健全な企業経営に欠かせないコンプライアンス意識の醸成に向け、制度の従業員への浸透・定着を図る取組を継続するとともに、内部統制環境を適正に整備し、コーポレート・ガバナンスを有効に機能させることで、企業価値の最大化に努めてまいります。 ⑦ グローバル展開への対応 当社グループは、今後の収益拡大を図るうえで、グローバルな事業展開への対応が必要不可欠であると認識しております。 マーケティング領域においては、諸外国の市場環境や消費行動の調査を通じ、現地の特性に即したマーケティング手法の確立に努めてまいります。 また、連結子会社である株式会社CS-Rを通じ、当社グループ自らが運営する飲食店の海外出店を進めることで、日本の食文化の発信及び海外市場における事業基盤の拡大を目指してまいります。 これにより、当社グループ全体としての実践的知見の深化と、グローバル規模での事業成長の実現を図ってまいります。 ⑧ 財務上の課題 当社グループは、財務基盤の安定性を維持しつつ、事業上の課題解決や新たな価値創出のための資金を確保することが重要であると認識しております。 内部留保の充実と株主還元の適切なバランスを図りながら、機動的かつ柔軟な資金調達を実現し、持続的な成長に資する財務体制の強化に努めてまいります。
事業等のリスク6,618字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資判断あるいは当社グループの事業活動を理解するうえで重要と考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から記載しております。 当社グループは、これらのリスクの発生可能性を認識したうえで、リスクの回避、低減、並びに発生した場合の対応に努める方針であり、当社株式に関する投資判断は本項及び本項以外の記載内容も併せて慎重に検討したうえで行われる必要があると考えております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものでありますが、以下の記載は当社グループの事業等及び株式への投資に係るリスクをすべて網羅するものではありません。また、不確実性が内在しているため、実際の結果と異なる可能性があります。 (1)事業環境に関するリスクについて ① 市場環境・競合について 当社グループの主要事業領域であるデジタルマーケティング市場は、成長途中の市場であり、国内外の事業者による新規参入が増加する可能性があります。 また、マーケティング予算の減額やローカルビジネスの各市場を巡る新たな規制の導入等、何らかの予期せぬ要因により市場規模が想定したほど拡大しなかった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループといたしましては、ローカルビジネスに特化して独自開発したSaaS型統合マーケティングツール「C-mo」は、「C-mo Pro」によるコンサルティングによってこれまでに蓄積してきたデータとノウハウを活かし、技術・信頼性の強化等を図るとともに、先行して事業を推進していくことで参入障壁を高め、市場での競争優位性確保を進めております。 ② 技術革新について インターネット業界においては、競合他社が使用する技術、業界標準技術並びに技術に対するクライアントのニーズが急速に変化することから、当社グループがローカルビジネスDX事業において競争力を維持するためには技術革新への適時対応が必要です。このような技術革新に関しては、以下のような様々なリスクが伴います。 ・当社グループが採用又は開発する新技術等が、想定した効果を発揮しない、又は使用可能となった時点で陳腐化、競争力低下等が生じているリスク ・端末や業界標準技術の多様化及び進化に対応した改良が行えない、既存のシステム又は設備等の改良や新たな開発等により多額の費用が発生するリスク ・新技術を適用した商品又はサービスに、想定していないバグ、欠陥又は不備があるリスク ・新技術をいち早く導入した企業や、新技術をより効果的に利用する企業との間で新たな競争が生じるリスク これらの各要因により、当社グループが技術革新に対応することが困難となる場合には、当社グループの業績に悪影響を与える可能性があります。 (2)事業内容及び当社グループのサービスに関するリスクについて ① 新規事業について 当社グループは、今後も事業規模の拡大と収益源の多様化を進めるため、市場・業界動向、法的規制等に留意しつつ、積極的に新サービスや新規事業に取り組んでまいります。 しかしながら、新規事業を推進する中で、当初の見通しとは異なる状況が発生する等により、新サービスや新規事業の展開が当初の計画どおりに進まない場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② マーケティングツール機能等の充実について 当社グループは、クライアントのニーズに対応し導入店舗の増加・活性化を図るため、マーケティングツール機能やサービスの充実等、クライアントが当社サービスに求めていることを慎重に考慮し、サービスごとに市場の環境変化を見据えながら対策を行っております。 しかしながら、新規機能の導入やクライアントニーズの的確な把握が困難となり、機能拡充に支障が生じた場合には、マーケティング業界における競争力が低下し、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ M&A及び業務提携について 当社グループは、事業の拡充に際して、M&Aや他社との事業提携等も手段の一つとして位置づけております。M&A及び事業提携の検討にあたっては、当社の経営戦略との整合性や、そこからもたらされるシナジー等を勘案し、適切なデューデリジェンスを実施したうえで、取締役会において議論を実施するというプロセスを辿ります。 しかしながら、これらのM&Aや事業提携が事前の計画どおりの結果が得られない場合や、投資検討時には認識されなかった追加的な問題が後日判明した場合等には、取得した企業の株式価値や譲り受けた事業資産の減損処理を行う必要が生じる等、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3)システムに関するリスクについて ① システム障害について 当社グループのローカルビジネスDX事業は、コンピューターシステムや通信ネットワークに依存しております。そのため、ネットワーク機器の故障やアクセス過多によるサーバーの停止、事故、火災、自然災害、電力供給の停止、コンピューターウイルスやハッカーの侵入等によるシステムトラブル、従業員の誤操作によるネットワーク障害等について、その発生を防止するべく、稼働状況の常時監視、定期的なバックアップの実施、サーバーの負荷分散、セキュリティ対策による外部からの不正アクセスの回避、内部統制の構築等に取り組んでおります。 しかしながら、予測不可能な要因によって、サーバーやシステム、通信ネットワーク等に何らかのトラブルが発生した場合には、円滑に事業を運営できなくなる可能性があり、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 事業拡大に伴う設備投資について 当社グループは、サービスの安定稼働やクライアントの満足度向上を図るためには、サービスの成長に即してシステムやインフラに対する先行投資を行っていくことが必要であると認識しております。今後予測されるクライアント数及びトラフィックの拡大、並びに新サービスの導入及びセキュリティの向上に備えて、継続的な設備投資を計画しております。 しかしながら、実際のクライアント数及びトラフィックが当初の予測から大幅に乖離する場合、設備投資の時期、内容、規模について変更せざるを得なくなる可能性があります。このような事態が生じた場合には、設備投資、減価償却費負担の増加が想定され、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4)法的規制及び知的財産等に関するリスクについて ① 法的規制等について 当社グループの事業継続に必ずしも著しく重要な影響を及ぼす法的規制等はありませんが、「個人情報の保護に関する法律」、「雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律」、「職業安定法」、「労働基準法」等の各種法的規制等を受けております。 今後の法改正等により当社事業分野において新たな法的規制が適用されることになった場合には、当社の事業展開が制約を受ける等、対応措置をとる必要が生じる可能性があり、その際、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ② 知的財産権について 当社グループは、運営する事業に関する知的財産権の獲得に努めるとともに、第三者の知的財産権侵害の可能性については、専門家と連携を取り調査可能な範囲で対応を行っております。 しかしながら、当社グループの事業分野で当社グループの認識していない知的財産権が既に成立している可能性や、新たに当社グループの事業分野で第三者により著作権等が成立する可能性があります。この場合、当社グループが第三者の知的財産権を侵害したことによる損害賠償請求や差止請求、又は当社グループに対するロイヤリティの支払い要求等を受けることにより、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 不適切な広告配信に対する監視体制の強化について 当社グループは、顧客に提供する価値を担保するために、当社グループのクライアントが配信する広告に係る品質管理が必須であると認識しております。具体的には、「不当景品類及び不当表示防止法」、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保に関する法律」、「健康増進法」並びに「著作権法」等の各種法令により一定の制約がかけられており、広告に係る事業者としては、これらの法令に関係するクライアントと同様、法令に抵触することがないよう、広告内容の適法性の確保を図る必要があります。 また、不正な広告表示、錯誤を誘発する広告表示及び違法コンテンツを掲載するインターネットメディアへの広告配信を監視する等社内方針を定め、該当する広告取引が発生しないよう監視体制を整えておりますが、万一不適切な広告配信が発生した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)事業運営体制に関するリスクについて ① 人材の採用・育成について 当社グループは、今後急速な成長が見込まれる事業の展開や事業の規模の拡大に伴い、継続的に幅広く優秀な人材を採用し続けることが必須であると認識しております。質の高いサービスの安定稼働や競争力の向上にあたっては、一定以上の水準を満たす優秀な人材を継続的に採用するとともに、成長意欲の高い人材の採用及び既存の人材のさらなる育成・維持に積極的に努めていく必要性を強く認識しております。 しかしながら、当社グループの採用基準を満たす優秀な人材の確保や人材育成が計画どおりに進まなかった場合には、当社グループの事業展開及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 内部管理体制について 当社グループは、今後の事業運営及び事業拡大に対応するため、内部管理体制について一層の充実を図る必要があると認識しております。今後、事業規模の拡大に合わせ、内部管理体制も充実・強化させていく方針であります。 しかしながら、事業規模に適した内部管理体制の構築に遅れが生じた場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 特定人物への依存に関するリスク 当社の代表取締役社長である椙原健は、当社の創業者であり、創業以来当社の最高経営責任者として当社グループの経営方針を決定するとともに、当社グループの新規ビジネスの開拓及びビジネスモデルの構築において重要な役割を果たしております。当社グループは、権限の委譲や人材の育成、取締役会等において役員及び幹部従業員へ情報共有を図ることで、同氏に過度に依存しない経営体制の構築を進めております。 しかしながら、何らかの理由により同氏の業務遂行が困難になった場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ④ 特定業界への依存に関するリスク 当社グループの売上高は、2023年10月に本格リリースしたトラベル業界向けマーケティング支援サービスのシェア拡大及びリアル店舗(飲食店運営)事業の売上寄与により、堅調に推移しております。今後もローカルビジネスDX事業における新たな業界への横展開や、リアル店舗事業をはじめとする新事業の展開を積極的に進め、事業ポートフォリオの多角化を図ることで、特定の業界の景気変動に左右されにくい、安定した事業構造を構築してまいります。 しかしながら、国内景況が悪化し、各業界に対するサービスの提供の急激な減少等が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 事業別ポートフォリオ推移(四半期累計) 事業区分   2025年9月期 第1四半期累計   2025年9月期 第2四半期累計   2025年9月期 第3四半期累計   2025年9月期 第4四半期累計 ローカルビジネスDX   97.6%   93.1%   89.3%   86.0% リアル店舗事業   0.8%   1.0%   6.3%   8.8% その他   1.6%   5.9%   4.4%   5.2% (注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業であり、当社グループが行っているメディア事業(「JAPAN FOOD GUIDE」の運営)やサブリース事業、代理店手数料収入等を含んでおります。 (6)その他 ① 紛争・係争について 当社グループは、事業展開にあたり、内部統制体制の強化と法令及び社会的道徳の遵守を含めたコンプライアンスの強化及び各種リスクの低減に努め、必要に応じて弁護士等の専門家の助言等を受けております。 しかしながら、事業活動にあたっては、法令等の違反の有無にかかわらず訴訟を提起される可能性があり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 調達資金の使途 当社が株式上場時に実施した公募増資による調達資金の使途につきましては、今後の事業拡大に向けた新規顧客獲得のための販売促進費等、事業投資、設備投資、事業拡大に係る採用費及び人件費等、1年内返済予定の長期借入金の返済に充当する予定であります。 しかしながら、新規事業の発足や経営環境の変化の理由により、投資効果が期待どおりの成果を上げられない場合や、より投資効果が見込める使途等が生じた場合には、現時点の資金使途計画以外の使途に充当する可能性があり、その場合は速やかに資金使途の変更について開示を行う予定であります。 ③ 自然災害及び有事に関するリスク 地震・台風・津波等の自然災害や、火災・停電・戦争・未知の感染症の伝染・テロ攻撃及び国際紛争等が発生した場合、当社グループの事業運営及び業績に重大な悪影響を与える可能性があります。 特に、当社グループのシステムに障害等が生じた際には、ローカルビジネスDX事業におけるインターネット関連サービスの提供が困難となり、クライアントの満足度低下や業績・事業運営・社会的信用への悪影響が生じる恐れがあります。 また、大規模な自然災害等や未知の感染症の伝染等により消費活動が制限される場合には、当社グループが運営するリアル店舗事業の売上にも影響を及ぼす恐れがあります。 ④ 配当政策について 当社グループは、株主に対する利益還元を重要な経営課題の一つとして認識しており、内部留保の充実状況及び企業を取り巻く事業環境を勘案し、利益還元政策を決定していく所存であります。 しかしながら、当社は、現在成長過程にあり、内部留保が充実しているとはいえず、創業以来配当を行っておりません。また、現時点では事業の効率化と事業拡大のための投資等に充当し、なお一層の事業拡大を目指すことが、株主に対する最大の利益還元につながると考えております。 将来的には、内部留保の充実状況及び企業を取り巻く事業環境を勘案し、利益還元を行うことを検討してまいりますが、現時点において配当実施の可能性及びその実施時期等については未定であります。 ⑤ 大株主について 当社の代表取締役社長である椙原健は、自身の資産管理会社である株式会社スマイルプラスの所有株式数を含めると、本書提出日現在で当社の大株主であります。同氏は、安定株主として引続き一定の議決権を保有し、その議決権行使にあたっては、株主共同の利益を追求するとともに、少数株主の利益にも配慮する方針を有しております。 当社といたしましても、同氏は安定株主であると認識しておりますが、何らかの事情により、大株主である同氏の株式の多くが減少した場合には、当社株式の市場価格及び議決権行使の状況等に影響を及ぼす可能性があります。 なお、上述したリスクは、当社が事業を行ううえで予想される主たるリスクであり、既に述べましたとおり、リスクがこれらに限定されるものではありません。
経営成績の分析 (MD&A)6,166字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しておりますので、前連結会計年度及び前連結会計年度末との比較分析は行っておりません。 ① 財政状態の状況 (資 産) 当連結会計年度末における流動資産は2,290,175千円となりました。主な内訳は、現金及び預金1,860,214千円、売掛金354,100千円であります。 当連結会計年度末における固定資産は985,176千円となりました。主な内訳は、のれん187,246千円、ソフトウエア350,170千円、敷金及び保証金161,390千円であります。 上記の結果として、総資産は3,275,352千円となりました。 (負 債) 当連結会計年度末における流動負債は832,000千円となりました。主な内訳は、買掛金129,350千円、未払金329,636千円、契約負債133,241千円であります。 当連結会計年度末における固定負債は226,351千円となりました。主な内訳は、長期借入金222,600千円であります。 上記の結果として、負債合計は1,058,352千円となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は2,216,999千円となりました。主な内訳は、資本金773,092千円、資本剰余金773,148千円、利益剰余金670,777千円であります。 ② 経営成績の状況 当社グループは、「かかわる“C”に次のステージを提供し、笑顔になっていただく」をミッションに掲げ、「マーケティング、テクノロジー、コンサルティングスキルを武器とし、ローカルビジネスの活性化を通じて、消費者に日々の楽しみを提供し、店舗、街・地域、国が活性化されている状態」及び「公益資本主義の浸透により、ビジネスと社会貢献が両立する世界が確立している状態」の2つのビジョンの実現を目指しております。 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や大阪・関西万博の開催を背景に、消費動向が緩やかな回復基調で推移いたしました。また、インバウンド需要の拡大も寄与し、訪日外客数は2025年9月単月で前年同月比13.7%増と、9月として過去最高を更新いたしました。年間累計でも過去最速で3,000万人を突破する等、円安や訪日旅行ニーズの高まりを受けて、インバウンド需要の回復が経済全体の活性化を支えております。 一方、物価上昇や米国の通商政策、不安定な国際情勢、為替変動等の影響により、依然として先行き不透明な経営環境が続いております。特に、当社グループの主要顧客が属するローカルビジネス業界においては、慢性的な人手不足に伴う人件費負担の増大に加え、米をはじめとする食材・物流・光熱費の上昇が収益を圧迫しております。 このような経済環境のもと、ローカルビジネス業界では、インバウンド需要の取り込み強化や、収益改善に向けた業務効率化・デジタル活用の重要性が一層高まっております。当社グループは、これらの状況を踏まえ、SaaS型マーケティングツール、コンサルティング、業務BPO等を組み合わせ、ローカルビジネスのマーケティング分野におけるDX推進を多面的に支援することで、課題解決に貢献しております。 さらに、当社グループはDX支援にとどまらず、連結子会社である株式会社CS-R(以下「CS-R」)を通じて自らローカルビジネス(飲食店)を運営することで、実践的知見の深化に努め、グループ全体の事業基盤強化にも注力しております。2025年4月には、CS-Rがラーメン店を中心に展開する株式会社プレディア(以下「プレディア」)の全株式を取得し、完全子会社化しました。プレディアは長年の運営実績と好立地を強みに高収益体制を構築しており、当社グループのマーケティングノウハウと融合することで、さらなる成長が期待されます。 今後も、財務基盤の強化を図りつつ事業拡大を推進し、ローカルビジネスの可能性を最大化するとともに、国内外における産業発展を促進し、世界に誇れる産業モデルの確立と企業価値の持続的向上を目指してまいります。 この結果、当連結会計年度の業績は、売上高3,178,971千円、営業損失76,175千円、経常損失72,473千円、親会社株主に帰属する当期純損失102,199千円となりました。 また、当連結会計年度より、報告セグメントを従来の単一セグメントから、「ローカルビジネスDX」、「リアル店舗」、「その他」の3区分に変更しております。 事業セグメントの状況は以下のとおりです。 (ローカルビジネスDX) 当該セグメントでは、SaaS型マーケティングツール「C-mo(シーモ)」、コンサルティングとBPOを組み合わせた「C-mo Pro(シーモプロ)」、広告運用、SNS支援等、クライアント企業のマーケティング領域におけるDX推進及び業績向上に資するサービスを展開しています。 当連結会計年度においては、主に飲食・美容・宿泊業界向けにサービスを提供し、既存顧客の継続利用・アップセルに加え、地域金融機関やパートナー企業との連携による新規顧客の獲得にも注力いたしました。 この結果、当セグメントの売上高は2,732,463千円、セグメント利益は49,765千円となりました。また、2025年9月末時点のストック売上高は2,012,259千円となりました。 (リアル店舗) 当該セグメントでは、ローカルビジネスDX事業で培ったマーケティングや多店舗展開のノウハウを活かし、当社グループ自らがローカルビジネス(飲食店)を運営しています。 当連結会計年度においては、株式会社プレディアの株式取得により運営店舗を拡充するとともに、新規出店として2025年7月に新店「かわさ鬼」をオープンし、収益基盤の強化を図りました。 この結果、当セグメントの売上高は281,148千円、セグメント損失は80,363千円となりました。 (その他) 「その他」には、報告セグメントに含まれていないメディア事業(インバウンド客向け飲食店・食体験予約サービス「JAPAN FOOD GUIDE」の運営)や飲食店向けサブリース事業、代理店手数料等が含まれております。 当連結会計年度においては、「JAPAN FOOD GUIDE」の継続的なバージョンアップや、積極的な営業活動により掲載店舗数を伸ばす一方、認知向上を目的とした広告宣伝に係る費用の増加がありました。 この結果、当セグメントの売上高は165,432千円、セグメント損失は45,576千円となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、1,860,214千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は36,208千円となりました。これは主に、税金等調整前当期純損失は72,473千円であったものの、減価償却費146,309千円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は360,745千円となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出195,021千円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は278,704千円となりました。これは主に、長期借入れによる収入318,000千円によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループは生産活動を行っていないため、該当事項はありません。 b.受注実績 当社グループが提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円) ローカルビジネスDX   2,732,390 リアル店舗   281,148 その他   165,432 (注)1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績に対する割合が10%以上の相手先がいないため、記載を省略しております。 2.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業であり、当社グループが行っているメディア事業(「JAPAN FOOD GUIDE」の運営)やサブリース事業、代理店手数料収入等を含んでおります。 3.2025年9月期より連結財務諸表を作成しているため、前年同期比は記載しておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者により、一定の会計基準の範囲内で、かつ、合理的と考えられる見積りが行われている部分があり、資産・負債、収益・費用の金額に反映されております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 ② 財政状況及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度の財政状態の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態の状況」に記載のとおりであります。 b.経営成績に関する認識及び分析・検討内容 (売上高及び営業損益) 当連結会計年度の売上高は3,178,971千円、営業損失は76,175千円となりました。これは、2023年10月に本格リリースしたトラベル業界向けマーケティング支援事業の成長及びリアル店舗(飲食店運営)事業の売上が寄与した一方で、新規事業に係る先行投資(メディア事業・クリニック業界向けマーケティング支援事業)及び株式会社プレディアの株式取得に伴うM&A関連費用等の一過性費用が利益を圧迫したことによるものであります。 (営業外損益及び経常損益) 当連結会計年度の営業外収益は5,319千円であります。また当連結会計年度の営業外費用は1,617千円であります。 この結果、経常損失は72,473千円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純損益) 法人税等合計として29,725千円を計上しております。 この結果、親会社株主に帰属する当期純損失は102,199千円となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析 キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ④ 経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因については、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ⑤ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの運転資金需要のうち、主なものは労務費、外注費並びに販売費及び一般管理費等であり、投資を目的とした資金需要は、有形固定資産及び無形固定資産の取得によるものであります。 これらの資金は、自己資金、金融機関からの借入、新株発行等により資金調達していくことを基本としておりますが、財政状態を勘案しつつ、資金使途及び需要額に応じて柔軟に検討を行う予定であります。 ⑥ 経営の問題意識と今後の方針について 当社グループの主要事業であるローカルビジネスDX事業のクライアントであるローカルビジネスは、グルメ、ビューティー、トラベル業界だけでも120万店舗以上を有しております。 当連結会計年度末現在において、主なサービス提供先の業界は、グルメ、ビューティー、トラベル業界となっておりますが、今後も新たな業界への事業の横展開を積極的に進め、事業ポートフォリオの多角化を図ることで、特定の業界の景気変動に左右されにくい、安定した事業構造を構築してまいります。 また、ローカルビジネスにおける課題は、マーケティング領域だけでなく、人材不足等多岐にわたっております。変化するニーズに適応した機能の開発、新たなソリューションを提供することを重視すると同時に、人員の増強と組織の強化を経営課題の一つと捉え、優秀な人材を継続的に採用し育成することで、組織を強化していく方針です。 ⑦ 経営目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の進捗について 当社グループは、経営目標の達成状況を判断するための客観的指標として、主要事業であるローカルビジネスDXにおけるストック売上高をKPIと位置づけております。ストック売上高は月額課金サービスの利用料を基に算出しており、主に「C-mo」及び「C-mo Pro」の利用料で構成されています。 当連結会計年度においては、トラベル業界における「C-mo Pro」のストック売上高拡大に注力いたしました。「C-mo Pro」では、コンサルタントの接遇面・技術面における教育体制を強化することでサービス品質の向上を図り、KPIの伸長に寄与しております。 併せて、「C-mo」のクライアント満足度向上を目的として、継続的なシステムアップデートに加え、カスタマーサクセス体制の強化を実施しております。カスタマーサクセスは、クライアントが属する業界のトレンド情報の提供や、「C-mo」の機能を活用した施策提案を電話・Web会議等で行い、これらの積極的なコミュニケーションを通じて、「C-mo」を業務に不可欠なツールとして定着させることを目指しております。 (千円) 2025年9月期 第1四半期累計   2025年9月期 第2四半期累計   2025年9月期 第3四半期累計   2025年9月期 第4四半期累計 ストック売上高   2,028,960   1,991,579   2,014,801   2,012,259 (注)四半期会計期間末(3・6・9・12月)における、月額課金サービスの利用料を年額換算(12倍)して算出しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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