概要
ワシントンホテル株式会社は、愛知県名古屋市に本社を置くホテルチェーン運営会社である。ビジネスホテル「ワシントンホテルプラザ」と宿泊特化型「ワシントンR&Bホテル」の2ブランドで、全国に43ホテル、総客室数9,435室(2026年3月31日現在)を展開する。2026年3月期の売上高は242億円、営業利益率15.8%と回復基調にある。東京証券取引所スタンダード市場および名古屋証券取引所メイン市場に上場している。
二つのブランドで構成するホテル事業
当社のホテル事業は「ワシントンホテルプラザ」と「ワシントンR&Bホテル」の2ブランドが中核をなし、両ブランドで売上高全体の98.5%を占める(2026年3月期)。ワシントンホテルプラザは18ホテルを直営し、主要駅や繁華街に立地してシングルからツイン・ダブルまで多様な客室を備える。朝食では地元食材を用いた郷土料理を提供する。ワシントンR&Bホテルは25ホテルを展開し、宿泊特化型で少人数オペレーションによりリーズナブルな価格を実現している。両ブランドともリニューアルを進め、客室単価と稼働率の向上に取り組んでいる。
営業成績を支える販売経路と会員システム
客室販売経路のうちインターネット経由が75.4%(2026年3月期)を占め、うち自社予約サイト「ワシントンネット」が17.8%を担う。ワシントンネットは会員数61.7万人、年間延べ43万室が利用する。ポイント還元率は7%(一般サイト1~2%)と高く、有効期限も最終宿泊から2年間と長期である。ポイントは次回宿泊料金やAmazonギフトカード等に交換できる。また、ワシントンレストランカードは飲食利用に3%ポイント還元(シニア6%)を行い、宿泊ポイントとの相互移行が可能である。
出店戦略と物件形態の多様化
新規出店は政令指定都市や中核都市の200~300室規模を基本とし、収益性を重視した基準を設けている。出店形態は4種類あり、自社物件(7事業所)、建物賃貸借(34事業所)、土地賃貸借(2事業所)、MC方式(該当なし)と使い分ける。2026年3月期のホテル43事業所のうち直営が大半で、フランチャイズは1号店の富山のみ現在も継続している。今後の展開としては、MC方式やM&Aも視野に入れ、地方都市や海外への拡大も検討する。
業界の中での役割は都市型ビジネスホテル運営にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01宿泊(ビジネス・観光)主力
主要駅や繁華街に近い立地で、低料金の宿泊を提供。ビジネスパーソンに加え、観光客にも利用される。朝食に地元食材を活かした郷土料理を提供するなど差別化を図る。
- ワシントンホテルプラザ
- シングル・ツイン・ダブルなど多様な客室を備えたシティホテル。一部に飲食店・宴会場を併設。
- ワシントンR&Bホテル
- 宿泊特化型ホテル。少人数オペレーションで効率化し、リーズナブルな価格を実現。
02ゴルフ場運営受託副次
ゴルフ場のクラブハウス内レストランの運営受託。収益は僅少。
製品と技術
ワシントンホテルプラザのサービスと立地戦略
ワシントンホテルプラザは、主要駅前や繁華街に立地し、ビジネス客を主なターゲットとする。客室はシングル、ツイン、ダブルなど多彩で、一部のホテルでは宴会場や飲食店を併設する。朝食は地元食材を活かした郷土料理を定食やバイキング形式で提供し、地域の味覚を楽しめる。2026年3月期のADRは8,807円、稼働率70.3%、RevPARは6,190円と前年から改善している。
ワシントンR&Bホテルの効率運営とリニューアル
ワシントンR&Bホテルは宿泊特化型で、大都市圏を中心に展開する。フロントスタッフが朝食対応も兼務する少人数オペレーションによりコストを抑え、リーズナブルな価格を実現している。近年はシングル中心からツインやコネクティングルームを増設し、複数名利用に対応。2026年3月期には3事業所で全館リニューアルを実施し、客室品質を向上。同一期間のADRは8,525円、稼働率72.8%、RevPARは6,208円となった。
会員システム「ワシントンネット」と高還元率ポイント
公式予約サイト「ワシントンネット」は入会費・年会費無料で、会員数は61.7万人(2026年3月末)。宿泊料金の7%をポイント還元する(業界平均1~2%)。ポイントの有効期限は最終宿泊から2年間で、新たに獲得すれば半永久的に継続可能。貯まったポイントは次回宿泊料金のほか、AmazonギフトカードやPayPayポイント、対象ホテルでのキャッシュバックに交換できる。すべてWeb上で完結するカードレスシステムである。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
ホテル運営好調、収益率急改善
ビジネスホテルなどを運営。売上高は2024年3月期の183億円から2026年3月期242億円へ増加。営業利益率は10.33%→15.7%と急改善。同業のジンジブやイシンよりも稼働率回復が顕著で、業界内で優位なポジションを築く。インバウンド需要や国内旅行の回復を追い風に収益力を高めている。
強み
- 2026年3月期営業利益率15.7%と高水準。
- 2年間で183億→242億円と32%増加。
- 訪日客増加でホテル需要が拡大。
- コスト管理と稼働率向上で収益性改善。
課題
- 観光需要や経済動向に業績が左右されやすい。
- 同業の新規出店や価格競争が激化。
- 人手不足による人件費増が収益を圧迫するリスク。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がワシントンホテル
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8920東祥 | 271億円 | 7.4倍 |
| 2 | 6089ウィルグループ | 271億円 | 11.6倍 |
| 3 | 2301学情 | 267億円 | 13.3倍 |
| 4 | 6196ストライクグループ | 264億円 | 16.4倍 |
| 5 | 7033マネジメントソリューションズ | 263億円 | 11.5倍 |
| 6 | 4691ワシントンホテル | 262億円 | 8.5倍 |
| 7 | 2461ファンコミュニケーションズ | 259億円 | 31.9倍 |
| 8 | 9644タナベコンサルティンググループ | 259億円 | 22.5倍 |
| 9 | 9782ディーエムエス | 254億円 | 17.4倍 |
| 10 | 2148アイティメディア | 251億円 | 19.5倍 |
| 11 | 6539MS-Japan | 251億円 | 24.2倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 31件
中部財界の出資で設立、名古屋国際ホテル開業
1961年5月、株式会社丸栄ほか中部財界からの出資を受け、株式会社名古屋国際ホテル(現ワシントンホテル株式会社)を設立。1964年4月、愛知県名古屋市中区錦三丁目に「名古屋国際ホテル」を開業した。このホテルが後のワシントンホテルチェーンの母体となる。
ワシントンホテル1号店開業と全国展開への転換
1969年6月、名古屋国際ホテルのビジネス新館として217室の「ワシントンホテル」1号店を開業(後に名古屋第1ワシントンホテルへ改称)。全国展開を視野に1974年7月に愛知県外初の「岐阜ワシントンホテル」、1978年3月に「高松ワシントンホテル」を開業。同年3月には会員システム「ワシントンカード」を開始した。1979年4月、商号をワシントンホテル株式会社に変更し、チェーン展開を本格化する。
フランチャイズ導入と多地域への拡大
1980年3月、フランチャイズ1号店「富山ワシントンホテル」が開業(経営:大谷天然瓦斯株式会社)。以降、神戸(1981年3月)、宮崎(1981年4月)、岡山(1988年6月)、高崎(1990年9月)と全国各地へ出店を拡大。関東、近畿、中国、九州、四国と主要エリアをカバーし、ビジネスホテルチェーンとしての基盤を固めた。
R&Bホテルの開始と二ブランド体制へ
1997年2月、ワシントンホテルの名称を「ワシントンホテルプラザ」に変更。1998年4月、宿泊特化型ブランド「R&Bホテル」の1号店を東日本橋に開業。2000年代には東北・北海道へも進出し、2005年4月にはR&Bネットポイントシステムを開始。2009年6月の会社分割で名古屋国際ホテル株式会社を子会社化するが、2020年9月に営業終了し2021年4月に清算結了した。
上場とブランド再編、藤田観光との提携
2019年10月、東京証券取引所および名古屋証券取引所の市場第二部に上場。2022年4月には東証スタンダード市場、名証メイン市場へ移行した。2025年4月、R&Bホテルを「ワシントンR&Bホテル」に、予約サイト「宿泊ネット」を「ワシントンネット」に名称変更。2026年2月には藤田観光株式会社と業務提携契約を締結し、同年4月から会員プログラムの相互利用を開始した。
年表31件を開く
1960年代
- 1961年5月㈱丸栄ほか中部財界からの出資を受け、「㈱名古屋国際ホテル(現 当社)」を設立
- 1964年4月愛知県名古屋市中区錦三丁目に「名古屋国際ホテル」開業
- 1969年6月ワシントンホテル1号店となる「名古屋国際ホテル ビジネス新館 ワシントンホテル」を217室にて開業(のちに名古屋第1ワシントンホテルへ改称)
1970年代
- 1974年7月愛知県外初出店となる「岐阜ワシントンホテル」開業
- 1976年2月本社を愛知県名古屋市中区錦三丁目12番地29号へ移転
- 1978年3月四国地方1号店となる「高松ワシントンホテル」開業
- 1978年3月ワシントンホテルチェーンにおいて、会員システム「ワシントンカード」を開始
- 1979年4月商号変更ワシントンホテルを全国展開するため、商号を「ワシントンホテル㈱」に変更
1980年代
- 1980年3月フランチャイズ1号店「富山ワシントンホテル」開業[経営:大谷天然瓦斯㈱]
- 1981年3月近畿地方1号店となる「神戸ワシントンホテル」開業
- 1981年4月九州地方1号店となる「宮崎ワシントンホテル」開業
- 1988年6月中国地方1号店となる「岡山ワシントンホテル」開業
1990年代
- 1990年9月関東地方1号店となる「高崎ワシントンホテル」開業
- 1997年2月商号変更「ワシントンホテル」のホテル名称を「ワシントンホテルプラザ」に変更
- 1998年4月R&Bホテル1号店となる「R&Bホテル東日本橋」開業
2000年代
- 2000年7月東北地方1号店となる「R&Bホテル盛岡駅前」開業
- 2002年4月北海道地方1号店となる「R&Bホテル札幌北3西2」開業
- 2005年4月R&Bホテルチェーンにおいて、インターネット会員システム「R&Bネットポイントシステム」を開始
- 2009年6月会社分割により「名古屋国際ホテル㈱」を子会社として設立(資本金1千万円)
2010年代
- 2010年11月商号変更R&Bネットポイントの利用対象ホテルを、直営ワシントンホテルプラザと名古屋国際ホテルにも拡大し、名称を「宿泊ネットポイント」に変更
- 2013年8月宿泊ネットポイントの利用対象ホテル拡大のため、加盟ホテルの募集を開始
- 2015年3月商号変更宿泊ネットポイントの名称を「宿泊ネット」に変更
- 2016年8月本社を愛知県名古屋市千種区内山三丁目23番5号へ移転
- 2017年9月商号変更ワシントンカードにおいて、ポイントの加算・交換を飲食店舗のみとし、カード名称を「ワシントン レストランカード」に変更
- 2019年10月上場東京証券取引所、名古屋証券取引所市場第二部へ上場
2020年代
- 2021年4月名古屋国際ホテル㈱清算結了(2020年9月営業終了)
- 2022年4月東京証券取引所スタンダード市場、名古屋証券取引所メイン市場へ移行
- 2022年8月資本金を1億円に減資
- 2025年4月商号変更ホテルブランド「R&Bホテル」の名称を「ワシントンR&Bホテル」に、宿泊予約サイト「宿泊ネット」の名称を「ワシントンネット」に変更。
- 2026年2月藤田観光株式会社との業務提携契約を締結
- 2026年4月藤田観光株式会社との会員プログラム相互利用開始
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高営業利益率2027年3月期まで15.8%
- 売上高2027年3月期まで25,900百万円
- 営業利益2027年3月期まで4,100百万円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
商品価値の向上と顧客満足度強化
ワシントンR&Bホテル2館の全館リニューアルに加え、コネクティングルームの増室や選べるマットレスの拡充など、多様なニーズに応える商品展開で顧客満足度向上を図る。
- 02
販売促進強化と収益性向上
国内外の旅行代理店や法人への営業活動、旅行商談会への参加、自治体との関係構築に加え、予約センター機能強化や生成AI対応を含むデジタルマーケティングを推進。レベニューマネジメントの高度化でRevPAR向上を目指す。
- 03
ブランド価値向上と顧客基盤強化
藤田観光との連携を拡大し、宿泊予約サイトの会員相互送客や株主優待の相互利用を進める。公式予約サイト「ワシントンネット」の会員数拡大と利用促進によりブランド価値向上を図る。
- 04
拠点拡大と開発体制強化
従来の立地や業態にこだわらず新規案件の情報収集を進め、出店基準・収支基準の明確化や開発体制強化により迅速な意思決定を行い、着実な拡大を目指す。2027年3月に浜松駅南口に新ホテル開業予定。
- 05
人材確保と育成の推進
若年層の採用強化や外国人材の活躍促進に加え、全社員向け動画研修に加えて接遇担当者の専門研修を充実させ、全社的な接遇力向上を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 7期分
グループ全体で428人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は490万円で、6期前と比べて+16.8%。平均年齢は38.4歳、平均勤続年数は9.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年3月 | 420 | 38.2 | 9.5 | 466 | — |
| 2021年3月 | 351 | 37.9 | 9.6 | 405 | — |
| 2022年3月 | 345 | 40.1 | 11.5 | 356 | — |
| 2023年3月 | 418 | 40.7 | 11.9 | 335 | — |
| 2024年3月 | 430 | 39.9 | 10.5 | 368 | — |
| 2025年3月 | 462 | 39.5 | 10.0 | 383 | 574 |
| 2026年3月 | 490 | 38.4 | 9.1 | 428 | 888 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内名古屋国際ホテル㈱(注)1愛知県名古屋市中区 · 連結子会社議決権100.0%
- 調達5,400円令和6年度「令和6年能登半島地震」被災地派遣に係る宿舎留保業務(金沢市)環境省 · 2025-01-17
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は242億円、営業利益は38億円。前期と比べると増収増益で、売上が+13.6%、利益が+72.7%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 259億円 | 242億円 |
| 営業利益 | 41億円 | 38億円 |
| 純利益 | 23億円 | 30億円 |
| 1株あたり配当 | ¥45 | ¥45 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は61億円、営業利益は10億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+38.6%、営業利益は+100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 46 | — | — | 9 |
| 2024年1Q | 44 | 5 | 11.4 | 4 |
| 2024年2Q | 45 | 3 | 6.7 | 2 |
| 2024年3Q | 51 | 6 | 11.8 | 5 |
| 2024年4Q | 43 | — | — | −3 |
| 2025年2Q | 101 | 9 | 8.9 | 7 |
| 2025年4Q | 112 | 13 | 11.6 | 13 |
| 2026年2Q | 121 | 20 | 16.5 | 17 |
| 2026年4Q | 121 | 18 | 14.9 | 13 |
| 2027年1Q | 61 | 10 | 16.4 | 6 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 11期分
2016年3月期からの11期で、売上は210億円から242億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は15.7%。売上は5期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年3月 | 210 | — | 31 | — | 20 |
| ワシントンカードにおいて、ポイントの加算・交換を飲食店舗のみとし、カード名称を「ワシントン レストランカード」に変更 | |||||
| 2017年3月 | 197 | — | 34 | — | 24 |
| 2018年3月 | 214 | — | 30 | — | 19 |
| 東京証券取引所、名古屋証券取引所市場第二部へ上場 | |||||
| 2019年3月 | 214 | — | 28 | — | 17 |
| 2020年3月 | 198 | — | 12 | — | 4 |
| 2021年3月 | 48 | — | −73 | — | −75 |
| 2022年3月 | 85 | — | −31 | — | −33 |
| 2023年3月 | 175 | — | 28 | — | 32 |
| 2024年3月 | 183 | — | 9 | — | 8 |
| ホテルブランド「R&Bホテル」の名称を「ワシントンR&Bホテル」に、宿泊予約サイト「宿泊ネット」の名称を「ワシントンネット」に変更。 | |||||
| 2025年3月 | 213 | 22 | 18 | 10.3 | 20 |
| 2026年3月 | 242 | 38 | 33 | 15.7 | 30 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高242億円のうち、営業利益として残るのは38億円で15.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は30億円、売上の12.4%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金80.6%195億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金3.3%8億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益15.7%38億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 9期分
2026年3月期は営業CFが46億円、投資CFが−16億円で、差し引きのフリーCFは30億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は64億円で、売上の3.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年3月 | 20 | −21 | −6 | −1 | 31 |
| 2019年3月 | 29 | −38 | 9 | −9 | 31 |
| 2020年3月 | 8 | −32 | 23 | −24 | 31 |
| 2021年3月 | −67 | −8 | 73 | −75 | 29 |
| 2022年3月 | −27 | −3 | 50 | −30 | 49 |
| 2023年3月 | 50 | −8 | −1 | 42 | 90 |
| 2024年3月 | 20 | −11 | −35 | 9 | 65 |
| 2025年3月 | 34 | −16 | −24 | 18 | 60 |
| 2026年3月 | 46 | −16 | −25 | 30 | 64 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 11期分
2026年3月期の総資産は343億円。このうち返さなくてよい自己資本が122億円で、自己資本比率は35.5%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2016年3月 | 169 | 58 | 111 | 34.3 |
| 2017年3月 | 184 | 81 | 103 | 44.0 |
| 2018年3月 | 224 | 101 | 123 | 45.2 |
| 2019年3月 | 251 | 117 | 134 | 46.7 |
| 2020年3月 | 267 | 144 | 123 | 54.1 |
| 2021年3月 | 270 | 66 | 204 | 24.4 |
| 2022年3月 | 322 | 34 | 288 | 10.4 |
| 2023年3月 | 357 | 66 | 291 | 18.5 |
| 2024年3月 | 331 | 75 | 256 | 22.8 |
| 2025年3月 | 335 | 94 | 241 | 28.2 |
| 2026年3月 | 343 | 122 | 221 | 35.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで534社中54位あたり、逆に低いのは自己資本比率で534社中415位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,150で、1年前と比べて+45.5%。過去52週の値幅のなかでは48%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 8.5倍 |
| PER (会社予想) | 11.2倍 |
| PBR | 3.92倍 |
| 配当利回り | 2.09% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月21日に10.17%高の2275円と大幅反発。月間ではほぼ横ばい、直近の下落を帳消しに。25日線(2217.48円)を上回り、75日線(2229.09円)も上回る。52週高値3125円からは27%下落、52週安値1246円からは83%上昇。出来高は8月21日に30万株と急増、買いが優勢。RSIは56.66で中立。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PERが10.19倍と業界平均26.52倍を大きく下回り割安感が強い。PBRは4.69倍と平均2.27倍を上回るが、ROEが高い可能性を示唆。配当利回りは0%と無配だが、業績拡大により利益は増加傾向にあり、今後の配当再開や成長を織り込む余地がある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 8.5倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 11.2倍 | — |
| PBR | 3.92倍 | 3.51倍 |
| ROE | 28.0% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
コロナ禍からの回復が進む中、インバウンド需要の本格化と客室単価アップが業績を押し上げるかが焦点。強気派は2026年3月期の増収増益予想(売上242億円、営業利益率15.7%)を評価し、既存ホテルの稼働率向上と価格改定の効果に期待。一方、弱気派は競合の新規開業や労働不足によるコスト増、インバウンド需要の変動リスクを指摘。財務は健全だが、成長鈍化懸念もあり、株価は業績回復を先取りしている可能性がある。
- 業績回復基調明確
2026/3期売上242億円、営業利益率15.7%と大幅増益見込み。
- インバウンド需要取り込み
訪日客増加で客室単価上昇余地大。
- 財務体質良好
負債水準低く、投資余力あり。
- 営業利益急拡大、収益加速FY2026/3影響強
営業利益38億円、前期比73%増、インバウンド需要
- 売上高2割増収基調継続影響中
FY26売上242億円、3年で32%増、客室稼働率向上
- 純利益50%増でEPS向上FY2026/3影響中
純利益30億円、前期比50%増、株価上昇要因
- 復配可能性次回株主総会影響弱
無配だが利益拡大で配当再開の期待
- 競合激化のリスク
ビジネスホテル市場は新規参入増でシェア争い。
- コスト上昇圧力
人件費・光熱費高騰が利益率を圧迫。
- 需要変動リスク
インバウンドは為替・地政学リスクで変動。
- PBR4.7倍、バリュエーション懸念継続影響中
PBR4.69倍と割高、成長鈍化で修正リスク
- 無配継続で株主還元不足継続影響弱
無配当、内部留保増で配当期待が先行
- 外国人保有率低く需給脆弱継続影響弱
外国人保有1.33%、大口売りで急落リスク
- インバウンド減少リスク不定影響強
訪日客減少で稼働率低下、営業利益に数十%影響
- 客室稼働率
- 収益の基盤。稼働率維持が利益に直結。
- 客室単価(ADR)
- 価格改定効果とインバウンド需要の反映。
- RevPAR
- 稼働率×単価で収益力を総合評価。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり45円で、前期から+100.0%。いまの株価に対する利回りは2.09%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2024年3月 | 10 | — | 14.4 |
| 2025年3月 | 20 | 100.0 | 12.0 |
| 2026年3月 | 40 | 100.0 | 15.9 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥45
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ7,413人。区分でいちばん多いのは事業法人で38.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が62.7%を占め、残る37.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 44.0 | 41.8 | 38.9 | 37.3 | 38.5 | 38.9 |
| 金融機関 | 32.6 | 31.8 | 28.3 | 27.0 | 25.6 | 23.8 |
| 個人・その他 | 19.7 | 20.9 | 19.7 | 23.1 | 23.6 | 22.9 |
| 外国法人 | 1.2 | 4.1 | 11.0 | 9.6 | 10.0 | 12.0 |
| 証券会社 | 2.2 | 1.3 | 1.9 | 2.8 | 2.1 | 2.0 |
| 自己株式 | 0.9 | 0.9 | 0.9 | 0.9 | 1.2 | 1.4 |
| 外国人個人 | 0.2 | 0.2 | 0.2 | 0.1 | 0.2 | 0.3 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 興和ファシリティズ株式会社 | 11.78 |
| 02 | 藤田観光株式会社 | 7.08 |
| 03 | THE CHASE MANHATTAN BANK, N.A. LONDON SPECIAL ACCOUNT NO.1 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 4.18 |
| 04 | 株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 4.13 |
| 05 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 4.13 |
| 06 | 日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) | 4.07 |
| 07 | BNP PARIBAS SINGAPORE/2S/JASDEC/MBBC LIENT ASSETS 2(常任代理人 香港上海銀行東京支店セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ) | 3.60 |
| 08 | 株式会社近藤紡績所 | 2.60 |
| 09 | 名古屋中小企業投資育成株式会社 | 2.44 |
| 10 | アパホールディングス株式会社 | 2.44 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-19アパホールディングス株式会社新規の大量保有報告5.84%+1.23pt
- 2026-06-12アパホールディングス株式会社新規の大量保有報告4.61%+1.24pt
- 2026-05-08藤田観光株式会社新規の大量保有報告10.19%+2.29pt
- 2026-04-17アパホールディングス株式会社新規の大量保有報告3.37%+1.16pt
- 2026-04-13Cambridge Asia LLC新規の大量保有報告3.94%-1.07pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 11期分
1株利益は11期で+30%、1株純資産は11期で+77%。直近期のROEは28.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年3月 | 195 | 572 | 37.0 | — | 5.1 |
| 2017年3月 | 241 | 802 | 35.1 | — | 5.4 |
| 2018年3月 | 189 | 1,002 | 20.7 | — | 8.1 |
| 2019年3月 | 169 | 1,162 | 15.6 | — | 8.3 |
| 2020年3月 | 37 | 1,187 | 3.1 | 15.5 | 57.6 |
| 2021年3月 | −621 | 548 | −71.4 | — | — |
| 2022年3月 | −271 | 279 | −65.4 | — | — |
| 2023年3月 | 267 | 548 | 64.5 | 3.3 | — |
| 2024年3月 | 69 | 625 | 11.8 | 12.1 | 14.4 |
| 2025年3月 | 167 | 786 | 23.7 | 7.1 | 12.0 |
| 2026年3月 | 252 | 1,016 | 28.0 | 5.2 | 15.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
11名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額105百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 内田和男 | 代表取締役会長 | 76 | 91,341 |
| 長谷川太 | 代表取締役社長 社長執行役員 | 64 | 42,755 |
| 井戸川学 | 取締役 常務執行役員 営業本部本部長 | 58 | 19,633 |
| 田中良佐 | 取締役 執行役員 事業開発部部長 | 56 | 15,611 |
| 布目浩 | 取締役 執行役員 経営企画部部長 | 51 | 6,480 |
| 山口正樹 | 取締役(監査等委員) | 62 | 391 |
| 小島浩司 | 取締役(監査等委員) | 55 | — |
| 名越陽子 | 取締役(監査等委員) | 54 | — |
| 津尾則文 | 取締役 執行役員 経理財務部部長 | 59 | 6,386 |
| 深津越雄 | 取締役 | 65 | — |
| 木村保徳 | 取締役(監査等委員) | 38 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 64 | 10 | 15 | 88 | 18 |
| 社外取締役 | 3 | 9 | — | — | 9 | 3 |
| 取締役(社内) | 1 | 8 | — | — | 8 | 8 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,752字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,661字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,138字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,737字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第65期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-19
- 半期報告書半期報告書-第65期(2025/04/01-2025/09/30)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第64期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-26
- 半期報告書半期報告書-第64期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第63期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第63期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第63期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第63期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第62期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第62期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第62期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第62期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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