概要
トレンドマイクロは、企業向けおよび個人向けのセキュリティソフトウェアを提供するグローバル企業である。ウイルス対策、クラウドセキュリティ、エンドポイント保護などを主力とし、統合セキュリティプラットフォーム「Trend Vision One」を展開する。本社は東京都新宿区。2025年12月期の売上高は2,759億円、営業利益率20.9%(577億円)。従業員数は6,717名。全世界に研究開発・販売拠点を持ち、日本、アメリカズ、欧州、アジアパシフィックの4地域で事業を展開する。
法人向けと個人向けの二軸で構成される事業ポートフォリオ
トレンドマイクロの事業は、法人向けと個人向けに大別される。法人向けでは、クラウドセキュリティプラットフォーム「Trend Cloud One」、エンドポイント保護の「Trend Micro Apex One」、サーバ・仮想環境向けの「Deep Security」、ネットワークセキュリティ製品などを提供する。近年は統合プラットフォーム「Vision One」を通じて、AIを活用した次世代SOC関連セキュリティや、XDR(拡張検出と対応)機能を強化している。個人向けでは「ウイルスバスター」シリーズが主力で、PCやスマートフォンのウイルス対策、フィッシング防止などをカバーする。2025年12月期の売上高は275,984百万円で、法人向けが大部分を占める。
サブスクリプション型収益が主流、営業利益率目標を掲げる
収益構造の中心は、サブスクリプション型のARR(年間経常収益)である。顧客は月額または年額で契約し、継続的なサービスを利用する。これにより安定的なキャッシュフローを確保している。2025年12月期の営業利益は57,777百万円、営業利益率は20.9%と堅調だった。同社は2028年12月期に営業利益率25%〜27%を目標としており、売上高の増加と利益率向上の両面を追求する。費用面では人件費や外注費の抑制に努め、2025年12月期は費用が前年比2.8%減少した。また、ROE(株主資本利益率)の向上も中長期的な経営指標として重視している。
日本、アメリカズ、欧州、アジアパシフィックの4地域で展開
トレンドマイクロはグローバルに事業を展開し、所在地別セグメントとして日本、アメリカズ、欧州、アジアパシフィックの4地域に区分される。2025年12月期の地域別売上高は、日本が87,840百万円(前年比2.4%増)、アメリカズが55,187百万円(同6.2%減)、欧州が61,439百万円(同4.9%増)、アジアパシフィックが71,516百万円(同2.9%増)であった。アメリカズは米国の政策不透明感や政府機関閉鎖の影響で不振だったが、他地域は増収を達成した。アジアパシフィックでは中東、台湾、シンガポールが成長を牽引した。各地域に販売子会社を置き、現地市場に密着した営業活動を行っている。
研究開発と販売を分散配置したグループ体制
トレンドマイクロのグループは、当社とアメリカズ、欧州、アジアパシフィックの子会社で構成される。研究開発機能は日本、アメリカズ、欧州、アジアパシフィックに分散され、各地域の脅威情報や技術トレンドを反映した製品開発を行う。販売機能は各地域の子会社が担い、主要な販売子会社として米国のTrend Micro Incorporated、ブラジルのTrend Micro do Brasil Ltda.、アイルランドのTrend Micro (EMEA) Limited、台湾のTrend Micro Incorporatedなどがある。また、業務支援子会社としてカナダのTrend Micro Canada Technologiesや台湾のTrend Micro Incorporatedが存在する。関連会社にはGeneral Mobile CorporationやTXOne Networks Inc.がある。
業界の中での役割はサイバーセキュリティソリューションプロバイダにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01全顧客業界(横断的)主力
企業・官公庁・個人等幅広い顧客向けに、ウイルス対策・不正侵入防止・データ保護等のセキュリティソフトウェアを提供。クラウド型・オンプレミス型の製品とマネージドサービスを組み合わせて供給。グローバルに研究開発・販売体制を構築。
- ウイルスバスター(個人向け)
- 家庭向けセキュリティソフト。PC・スマートフォンのウイルス対策、フィッシング防止等。
- Trend Micro Cloud One(企業向け)
- クラウドワークロード保護、コンテナセキュリティ、ネットワークセキュリティ等を統合したクラウドセキュリティプラットフォーム。
- Trend Micro Apex One(企業向け)
- エンドポイント向け統合セキュリティ。マルウェア対策、EDR、XDR機能を提供。
- Deep Security(企業向け)
- サーバ・仮想環境向けセキュリティ。不正侵入防止、ファイル完全性監視等。
製品と技術
ウイルスバスター:長年続く個人向けセキュリティの定番
ウイルスバスターは、トレンドマイクロの個人向けセキュリティソフトウェアのブランドである。PCおよびスマートフォン向けにウイルス対策、フィッシング防止、迷惑メール対策などを提供する。家庭用として長期にわたり販売されており、特に日本市場での認知度が高い。2025年12月期の個人向けビジネスは、携帯電話ショップでの販売が成長を続けた一方、PC向けは低調だった。また、新たなECビジネスパートナーへの変更により、一部地域で販売が減少した。同製品はシンプルな操作性と高い検出精度が特徴で、個人ユーザーのデジタルライフを守る基盤製品である。
Trend Micro Cloud One:クラウド環境向け統合セキュリティプラットフォーム
Trend Micro Cloud Oneは、企業向けのクラウドセキュリティプラットフォームである。クラウドワークロード保護、コンテナセキュリティ、ネットワークセキュリティ、ファイルストレージセキュリティなどを一つのプラットフォームで提供する。AWS、Microsoft Azure、Google Cloudなどの主要クラウド環境に対応し、API連携による自動化が可能である。Cloud Conformity(2019年買収)の機能を統合し、クラウド設定のコンプライアンス監査も含む。2025年12月期のアメリカズ地域ではクラウド関連セキュリティが振るわなかったが、欧州・アジアパシフィックでは同製品が成長に寄与した。
Trend Micro Apex One:エンドポイント向け統合セキュリティの中心
Trend Micro Apex Oneは、エンドポイント(PC、サーバ、モバイル端末)向けの統合セキュリティ製品である。マルウェア対策に加え、EDR(エンドポイント検出と対応)、XDR(拡張検出と対応)機能を備え、高度な脅威を可視化・分析する。オンプレミス型とSaaS型の両方をサポートし、企業の既存環境に柔軟に導入できる。AIを活用した振る舞い検知により、未知のマルウェアやランサムウェアにも対応する。Apex Oneはトレンドマイクロのエンドポイント保護の主力製品であり、Vision Oneプラットフォームと連携することで、より広範な脅威インテリジェンスを活用できる。
Deep Security:サーバ・仮想環境向けの老舗セキュリティ製品
Deep Securityは、トレンドマイクロが長年にわたり提供するサーバ・仮想環境向けセキュリティ製品である。不正侵入防止(IPS)、ファイル完全性監視、ファイアウォール、不正プログラム対策などを含む。特にVMwareやHyper-Vなどの仮想化環境や、プライベートクラウド向けに最適化されている。深いパケットインスペクションとシグネチャベースの検知に加え、機械学習による異常検知も行う。同製品は金融機関や政府機関など、高いセキュリティ要件を持つ組織で採用されている。2025年12月期では、Vision Oneへの統合によりAI活用次世代SOC関連セキュリティの一部として伸長した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
セキュリティ市場で国内首位級、収益好調
情報・通信業界、特にセキュリティ分野において、当社は国内市場でトップクラスのシェアを有する。ライバルであるソラコムやハッチ・ワークなどは異なる分野に特化しており、直接的な競合は少ない。当社の強みは、エンドポイントセキュリティ製品の高い技術力とブランド力であり、企業向けに広く採用されている。直近の業績では、売上高と営業利益率がともに堅調に推移しており、特に営業利益率は20%を超え、高収益を実現している。業界構造としては、サイバー攻撃の増加に伴いセキュリティ需要は拡大しており、当社はその波に乗っている。
強み
- エンドポイントセキュリティ分野で世界トップレベルの技術を持ち、信頼性が高い。
- 長年の実績から企業顧客に広く認知され、安定した需要を獲得している。
- 営業利益率20%超と高収益で、堅実な経営基盤を築いている。
- サイバー攻撃の増加でセキュリティ市場が拡大しており、成長が見込まれる。
課題
- 国内・海外のセキュリティベンダーとの競争が激化し、シェア維持が課題。
- クラウド型サービスへの移行で価格競争が生じ、収益性への影響が懸念される。
- サイバーセキュリティ人材が不足し、採用・育成が急務である。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
IT・SaaSの時価総額近傍。太字がトレンドマイクロ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4684オービック | 2.5兆円 | 28.7倍 |
| 2 | 4768大塚商会 | 1.4兆円 | 20.3倍 |
| 3 | 6532ベイカレント | 1.2兆円 | 31.6倍 |
| 4 | 2413エムスリー | 1.2兆円 | 24.6倍 |
| 5 | 3092ZOZO | 1.0兆円 | 20.9倍 |
| 6 | 4704トレンドマイクロ | 8,141億円 | 21.4倍 |
| 7 | 2327日鉄ソリューションズ | 7,243億円 | 23.5倍 |
| 8 | 3769GMOペイメントゲートウェイ | 6,690億円 | 27.9倍 |
| 9 | 4733オービックビジネスコンサルタント | 6,401億円 | 35.1倍 |
| 10 | 3132マクニカホールディングス | 6,346億円 | 22.8倍 |
| 11 | 3774インターネットイニシアティブ | 5,955億円 | 23.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。
会社の歴史
沿革 41件
英国法人の子会社として設立、台湾資本へ移行した創業期
トレンドマイクロの起源は1989年10月、英国法人ロンローパシフィック株式会社の子会社として東京都品川区に設立された株式会社ロンローインターナショナルネットワークスにある。当初はコンピュータの基本ソフトウェアの輸入・販売を目的としていた。1992年1月に株式会社リンクに社名変更し、同年7月にはロンローパシフィックから台湾のTrend Micro Incorporatedへ株式が譲渡され、親会社が台湾法人となった。これにより、現在のトレンドマイクログループの母体が形成された。1996年5月に現在の社名であるトレンドマイクロ株式会社に変更した。
1996年の子会社買収によるグローバル展開の本格化
1996年10月、Trend Micro Incorporated(台湾)の株主が当社全株式を取得し、翌11月には台湾、米国、韓国、ドイツ、イタリアの子会社を買収した。これにより、トレンドマイクロは一気にグローバルな販売網を獲得した。その後、1997年から1998年にかけてオーストラリア、フランス、マレーシア、ブラジル、香港、フィリピンに相次いで子会社を設立し、世界各地でのプレゼンスを拡大した。この時期に、セキュリティソフトウェア企業としての国際的な基盤が固まった。1998年1月には株式の額面変更のため株式会社インターナショナル・メディアと合併した。
1998年から2000年にかけての株式上場と知名度向上
1998年8月、当社株式は日本証券業協会に店頭売買有価証券として登録された。翌1999年7月には米国NASDAQ市場にADRを上場し、国際的な資金調達力を高めた。2000年8月には東京証券取引所市場第一部に上場し、日本での認知度が向上した。2002年9月には日経平均株価の算出銘柄に選定され、日本を代表する情報通信企業としての地位を確立した。この間、1999年には英国子会社、2000年にはメキシコ、ニュージーランドにも進出し、販売網をさらに拡大した。2007年5月にはNASDAQの上場を廃止し、東証一本に集中した。
2000年代の新興国展開と地域子会社の設立ラッシュ
2000年代に入り、トレンドマイクロは新興国市場への展開を加速した。2001年6月には中国法人を設立し、2003年にはアイルランドにEMEA統括会社を設立した。2004年から2005年にかけてシンガポール、マレーシア、タイ、インドに子会社を設立し、アジアパシフィック地域のカバレッジを強化した。2008年にはスイス、2009年にはカナダに進出した。2010年代に入ると、2012年にパナマ、2013年に米国とオランダ、2014年にコロンビア、2016年にアラブ首長国連邦、2017年にエジプトとロシアに相次いで子会社を設立し、中東や南米への進出を図った。
M&Aによる製品ラインナップの拡充
トレンドマイクロは有機的な成長に加え、M&Aによって製品ポートフォリオを強化してきた。2011年2月にはモバイルセキュリティ分野のMobile Armor Inc.(米国)を買収した。2016年3月にはHewlett-Packard CompanyからTippingPoint部門を事業買収し、ネットワークセキュリティ分野の製品を獲得した。TippingPointは不正侵入防止システム(IPS)で知られ、これによりトレンドマイクロのネットワークセキュリティラインアップが大幅に強化された。2019年10月にはクラウドセキュリティのCloud Conformity Inc.(米国)およびCloud Conformity Pty Ltd.(オーストラリア)を買収し、クラウド環境のコンプライアンス自動化機能を追加した。
TippingPoint買収と統合プラットフォームVision Oneへの進化
2016年のTippingPoint買収を契機に、トレンドマイクロはネットワークセキュリティの自社製品を強化し、エンドポイント、クラウド、ネットワークを横断する統合セキュリティプラットフォームの構築を進めた。2020年代に入り、同プラットフォームは「Trend Vision One」としてブランド化された。Vision OneはAIを活用した脅威の予測・検出・対応を統合し、SaaS型とオンプレミス型の両方を提供する。2019年のCloud Conformity買収によりクラウドセキュリティ管理機能も加わり、同プラットフォームは企業向けセキュリティの中核となっている。2025年12月期にはVision One関連のAI活用次世代SOCセキュリティが各地域で成長を牽引した。
年表41件を開く
1980年代
- 1989年10月コンピュータの基本ソフトウェア(OS)の輸入・販売を目的として英国法人の子会社ロンローパシフィック株式会社が、株式会社ロンローインターナショナルネットワークスを東京都品川区西五反田8―8―14に設立
1990年代
- 1992年1月株式会社リンクに社名を変更
- 1992年7月ロンローパシフィック株式会社からTrend Micro Incorporated(台湾)へ当社株式譲渡、親会社がTrend Micro Incorporated(台湾)となる
- 1996年5月トレンドマイクロ株式会社に社名を変更
- 1996年10月Trend Micro Incorporated(台湾)の株主が、当社全株式を取得(注)
- 1996年11月M&ATrend Micro Incorporated(台湾)、Trend Micro Incorporated(米国)、Trend Micro Inc., Korea(韓国)、Trend Micro Deutschland GmbH(ドイツ)、Trend Micro Europe Srl(現社名Trend Micro Italy S.r.l.)(イタリア)を買収(注)
- 1997年1月創業Trend Micro Incorporated(台湾)がTrend Micro Australia Pty. Ltd.(オーストラリア)を設立
- 1997年2月創業Trend Micro Incorporated(台湾)がTrend Micro France SA(フランス)を設立
- 1997年3月創業Trend Micro Incorporated(台湾)がTrend Micro Incorporated Sdn. Bhd.(マレーシア)を設立
- 1997年4月Trend Micro do Brasil Ltda.(ブラジル)が当社グループとなる
- 1997年9月創業Trend Micro Incorporated(台湾)がTrend Micro Hong Kong Limited(香港)を設立
- 1998年1月M&A株式の額面変更のため、株式会社インターナショナル・メディアと合併
- 1998年4月Trend Micro Incorporated(台湾)がフィリピンオフィスを開設
- 1998年8月当社株式を日本証券業協会に店頭売買有価証券として登録
- 1999年7月上場当社ADR(米国預託証券)を米国NASDAQ市場に上場
- 1999年7月創業Trend Micro (UK) Limited(英国)を設立
2000年代
- 2000年1月創業Trend Micro Incorporated(米国)がTrend Micro Latinoamerica S.A.de C.V.(メキシコ)を設立
- 2000年7月創業Trend Micro Australia Pty. LtdがTrend Micro(NZ)Limited(ニュージーランド)を設立
- 2000年8月上場当社株式を東京証券取引所市場第一部に上場
- 2001年6月創業Trend Micro Incorporated(米国)がTrend Micro (China) Incorporated.(中国)を設立
- 2002年9月当社株式が日経平均株価の算出銘柄に選定
- 2003年5月創業Trend Micro (EMEA)Limited(アイルランド)を設立
- 2004年1月創業Trend Micro (Singapore) Private Limited(シンガポール)を設立
- 2004年7月創業Trend Micro Malaysia Sdn. Bhd.(マレーシア)を設立
- 2005年1月創業Trend Micro (Thailand) Limited(タイ)を設立
- 2005年9月創業Trend Micro India Private Limited(インド)を設立
- 2007年5月上場米国NASDAQ市場より当社ADR(米国預託証券)の上場廃止
- 2008年4月創業Trend Micro (Schweiz) GmbH(スイス)を設立
- 2009年4月創業Trend Micro Canada Technologies, Inc.(カナダ)を設立
2010年代
- 2011年2月M&AMobile Armor.Inc (米国)を買収
- 2012年5月創業Trend Micro Panama, S.A. (パナマ)を設立
- 2012年8月Trend Micro Deutschland GmbH(ドイツ)、Trend Micro (UK) Limited(英国)、Trend Micro Italy S.r.l. (イタリア)、Trend Micro (Schweiz) GmbH(スイス)をTrend Micro (EMEA)Limited(アイルランド)に移管
- 2013年9月創業Trend Micro America Inc.(米国)を設立
- 2013年11月創業Trend Micro Netherlands B.V.(オランダ)を設立
- 2014年11月創業Trend Micro Colombia S.A.S.(コロンビア)を設立
- 2016年2月創業Trend Micro FZCO(アラブ首長国連邦)を設立
- 2016年3月M&ATrend Micro Incorporated(米国)がHewlett-Packard CompanyからTippingPoint部門を 事業買収
- 2017年1月創業Trend Micro Egypt LLC(エジプト)を設立
- 2017年5月創業LLC Trend Micro Russia(ロシア)を設立
- 2017年10月創業Trend Forward Capital I,L.P.(米国)を設立
- 2019年10月Trend Micro Incorporated(米国)がCloud Conformity Inc.(米国)及びCloud Conformity Pty, Ltd.(オーストラリア)を新規取得
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 営業利益率2028年12月期まで25%~27%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
統合セキュリティ基盤の展開
AIで脅威を予測・防御する法人向け統合セキュリティ基盤「Trend Vision One」を中心に、ブラウザやエンドポイントなど複数領域のセキュリティ製品を連携。サイバー攻撃の迅速な把握と適切な対処を提供し、侵入前提の対策も含めた幅広いソリューションを展開する。
- 02
個人向けソリューションの拡充
サイバー脅威に加え、詐欺電話やネット詐欺といった物理的な脅威にも守備範囲を拡大し、個人のデジタルライフ全体を保護するサービスを提供する。
- 03
ハイブリッド構成の推進
SaaS型とオンプレミス型の双方に対応するハイブリッド構成を提供し、多様化する顧客環境や要件に応えて価値提供を継続する。
- 04
サイバーリスクのプロアクティブな軽減
Vision Oneの中核機能CREMにより組織全体の攻撃表面を可視化・継続監視し、リスク評価と対応優先度設定を自動化。セキュリティ運用効率を向上させ、新たな脅威に迅速に対応する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で6,717人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は989万円で、9期前と比べて+13.5%。平均年齢は40.3歳、平均勤続年数は9.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 5,627 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 5,970 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 6,562 | — |
| 2019年12月 | 871 | 39.5 | 7.8 | 6,854 | — |
| 2020年12月 | 922 | 39.5 | 8.6 | 6,975 | — |
| 2021年12月 | 942 | 40.0 | 9.1 | 7,024 | — |
| 2022年12月 | 885 | 40.4 | 8.2 | 7,669 | — |
| 2023年12月 | — | 40.4 | 8.3 | 7,432 | — |
| 2024年12月 | 900 | 40.3 | 9.4 | 6,869 | 700 |
| 2025年12月 | 989 | 40.3 | 9.1 | 6,717 | 861 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社10社(国内 3 / 海外 7、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。
- 海外Trend Micro Incorporated (台湾)台湾 台北 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Trend Micro Incorporated (米国)(注)2,4米国 カリフォルニア · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Trend Micro Australia Pty. Ltd. (オーストラリア)オーストラリア シドニー · 連結子会社議決権100.0%
- 国内Trend Micro(EMEA) Limited (アイルランド)アイルランド コーク · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Trend Micro America Inc. (米国) (注)4米国 テキサス · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Trend Forward Capital I,L.P.(米国) (注)4米国 デラウェア · 連結子会社議決権99.0%
- 国内VicOne Corporation (日本) (注)4日本 東京都新宿区 · 連結子会社議決権72.2%
- 国内その他34社― · 連結子会社
- 海外General Mobile Corporation英国領 ケイマン諸島 · 持分法適用会社議決権23.4%
- 海外TXOne Networks Inc.英国領 ケイマン諸島 · 持分法適用会社議決権29.1%
- AUTREND MICRO AUSTRALIA PTY. LTD.
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
- 調達3,300万円文部科学省情報セキュリティ対策等支援業務 一式文部科学省 · 2019-03-07
- 調達3,120万円ビッグデータを用いたサイバー犯罪に係る情報調査・提供業務警察庁 · 2021-03-29
- 調達3,120万円ビッグデータを用いたサイバー犯罪に係る情報調査・提供業務警察庁 · 2024-03-07
- 調達3,120万円ビッグデータを用いたサイバー犯罪に係る情報調査・提供業務警察庁 · 2022-03-31
- 調達3,120万円ビッグデータを用いたサイバー犯罪に係る情報調査・提供業務警察庁 · 2023-03-28
- 調達2,538万円ASEANへのサイバーセキュリティ分野教育要員に対する教材等作成役務防衛省 · 2024-12-20
- 調達2,210万円サイバー犯罪に係る情報調査業務警察庁 · 2025-03-27
- 調達1,994万円サイバー犯罪に係る情報調査業務警察庁 · 2026-03-27
- 調達1,365万円平成30年度CYMAT構成員等に対する研修(講義、実習等)業務内閣官房 · 2018-06-04
- 調達1,316万円侵入モジュール作成のための手順作成防衛省 · 2017-01-11
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は2,760億円、営業利益は578億円。前期と比べると増収増益で、売上が+1.2%、利益が+20.2%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 3,015億円 | 2,760億円 |
| 営業利益 | 444億円 | 578億円 |
| 純利益 | 307億円 | 345億円 |
| 1株あたり配当 | — | ¥185 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は1,486億円、営業利益は218億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+11.0%、営業利益は−23.5%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 587 | 95 | 16.2 | 64 |
| 2023年2Q | 608 | 87 | 14.3 | 55 |
| 2023年3Q | 642 | 114 | 17.8 | 9 |
| 2023年4Q | 650 | — | — | −21 |
| 2024年1Q | 659 | 121 | 18.4 | 108 |
| 2024年2Q | 686 | 123 | 17.9 | 71 |
| 2024年4Q | 1,381 | 237 | 17.2 | 165 |
| 2025年2Q | 1,339 | 285 | 21.3 | 143 |
| 2025年4Q | 1,421 | 293 | 20.6 | 202 |
| 2026年2Q | 1,486 | 218 | 14.7 | 152 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年12月期からの14期で、売上は938億円から2,760億円へ2.9倍に増えた。直近期の営業利益率は20.9%。売上は13期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| Trend Micro Panama, S.A. (パナマ)を設立 | |||||
| 2012年12月 | 938 | — | 227 | — | 134 |
| Trend Micro America Inc.(米国)を設立 | |||||
| 2013年12月 | 1,083 | — | 325 | — | 196 |
| Trend Micro Colombia S.A.S.(コロンビア)を設立 | |||||
| 2014年12月 | 1,152 | — | 360 | — | 223 |
| 2015年12月 | 1,243 | — | 341 | — | 214 |
| Trend Micro FZCO(アラブ首長国連邦)を設立 | |||||
| 2016年12月 | 1,319 | — | 351 | — | 247 |
| Trend Micro Egypt LLC(エジプト)を設立 | |||||
| 2017年12月 | 1,488 | — | 370 | — | 257 |
| 2018年12月 | 1,604 | — | 372 | — | 283 |
| 2019年12月 | 1,652 | — | 391 | — | 279 |
| 2020年12月 | 1,741 | — | 399 | — | 269 |
| 2021年12月 | 1,904 | — | 445 | — | 384 |
| 2022年12月 | 2,238 | — | 342 | — | 298 |
| 2023年12月 | 2,487 | — | 362 | — | 107 |
| 2024年12月 | 2,726 | 481 | 528 | 17.6 | 344 |
| 2025年12月 | 2,760 | 578 | 540 | 20.9 | 345 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高2,760億円のうち、営業利益として残るのは578億円で20.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は345億円、売上の12.5%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金23.1%637億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金56.0%1,545億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益20.9%578億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが646億円、投資CFが8億円で、差し引きのフリーCFは654億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は2,305億円で、売上の10.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 315 | −456 | −111 | −141 | 504 |
| 2013年12月 | 306 | −161 | −2 | 145 | 739 |
| 2014年12月 | 319 | −329 | −169 | −10 | 587 |
| 2015年12月 | 305 | −49 | −93 | 256 | 707 |
| 2016年12月 | 335 | 129 | −150 | 464 | 1,024 |
| 2017年12月 | 469 | −338 | −169 | 131 | 984 |
| 2018年12月 | 500 | 8 | −132 | 508 | 1,316 |
| 2019年12月 | 451 | −15 | −260 | 436 | 1,481 |
| 2020年12月 | 543 | −58 | −211 | 485 | 1,742 |
| 2021年12月 | 553 | 26 | −164 | 579 | 2,257 |
| 2022年12月 | 569 | −677 | −304 | −108 | 2,076 |
| 2023年12月 | 572 | 310 | −434 | 882 | 2,613 |
| 2024年12月 | 468 | 50 | −1,309 | 518 | 1,874 |
| 2025年12月 | 646 | 8 | −275 | 654 | 2,305 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は4,222億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,311億円で、自己資本比率は30.2%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 2,190 | 1,135 | 1,055 | 49.9 |
| 2013年12月 | 2,615 | 1,425 | 1,190 | 53.6 |
| 2014年12月 | 2,799 | 1,531 | 1,268 | 53.8 |
| 2015年12月 | 2,905 | 1,597 | 1,308 | 54.4 |
| 2016年12月 | 3,085 | 1,665 | 1,420 | 53.4 |
| 2017年12月 | 3,312 | 1,771 | 1,541 | 53.0 |
| 2018年12月 | 3,462 | 1,871 | 1,591 | 53.7 |
| 2019年12月 | 3,597 | 1,874 | 1,723 | 51.8 |
| 2020年12月 | 3,767 | 1,894 | 1,873 | 49.7 |
| 2021年12月 | 4,205 | 2,214 | 1,991 | 52.1 |
| 2022年12月 | 4,708 | 2,287 | 2,421 | 48.2 |
| 2023年12月 | 4,926 | 2,144 | 2,782 | 43.0 |
| 2024年12月 | 4,003 | 1,194 | 2,809 | 29.2 |
| 2025年12月 | 4,222 | 1,311 | 2,911 | 30.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで605社中72位あたり、逆に低いのは自己資本比率で605社中551位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥5,778で、1年前と比べて-24.9%。過去52週の値幅のなかでは26%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 21.4倍 |
| PER (会社予想) | 24.6倍 |
| PBR | 6.30倍 |
| 配当利回り | 3.20% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月10日に6916円の高値を付けた後、8月17日に5352円へ急落。8月21日は5472円と、25日線(6317.96円)を約13%下回り、75日線(6110.75円)からも大幅に乖離。52週高値8628円からは約37%下落、52週安値4789円からは約14%上。RSIは35.04と売られ過ぎ圏。出来高は8月17日に415万株と急増し、売りが殺到した。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)。
PER 20.28倍は業界平均の48.57倍を下回りますが、PBR 5.97倍は平均2.92倍を大きく上回ります。ROE 28.2%と高く、成長性を反映した高PBRと解釈できます。配当利回り3.38%は平均2.64%を上回り、配当性向66.04%と健全です。収益は堅調で、今後の成長期待が織り込まれており、PBRの高さからやや割高と評価します。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 21.4倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 24.6倍 | — |
| PBR | 6.30倍 | 2.96倍 |
| ROE | 28.2% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
サイバー攻撃の高度化やクラウド移行に伴うセキュリティ需要の拡大が追い風。しかし、競争激化や価格圧力、販売費の増加が懸念材料。直近では2025年12月期に増収増益見込みだが、株価は前年比で下落。強気派は成長市場でのシェア拡大と収益性改善に注目し、弱気派は成長鈍化と競合との競争を懸念。
- サイバー需要の拡大
ランサムウェア等の攻撃増加でセキュリティ市場は成長持続。
- 収益性の改善
2025年12月期は営業利益率20.9%と前期比改善予想。
- クラウド強化
クラウドセキュリティ製品の拡販で成長を目指す。
- 営業利益578億円、2期連続で過去最高決算発表後影響中
2025/12期の営業利益は前期比97億円増の578億円。営業利益率も20.94%に改善
- ROE28.2%と高い資本効率通年影響中
ROE28.2%、PBR7.65倍。自己資本の効率的な活用が評価
- 配当利回り2.75%のインカム下支え継続影響弱
配当利回り2.75%。株価6,732円を前提に底堅い需要
- 外国人持ち株比率46.17%で需給良好継続影響弱
外国人持ち株比率46.17%。グローバル投資家が保有し下落を抑制
- 競争の激化
マイクロソフト等の大手もセキュリティ機能を標準搭載。
- 成長の鈍化
売上高成長率は前期比微増にとどまる見通し。
- 株価の下落
過去1年で株価は約17%下落、市場の期待が低い。
- 純利益345億円で前期比ほぼ横ばい決算発表後影響中
純利益は344億円→345億円と+1億円。営業増益が最終利益に波及せず
- 予想PER25.77倍と割高感継続影響中
純利益の成長率は0.3%に対しPER25.77倍。バリュエーション調整余地
- 株価は1年で17%下落、モメンタム悪化継続影響弱
1年リターン-17.08%。下落トレンドの反転には強力な材料が必要
- 売上高の伸び1.2%と低調決算発表後影響弱
売上高は2,726億円→2,760億円と+1.2%。トップラインの成長が乏しい
- 法人売上高
- セキュリティ需要の取り込み状況を測る主要指標。
- 営業利益率
- 競争下での収益性維持・改善の度合い。
- クラウドサービス売上
- 成長領域のシェア拡大を確認する。
- 解約率
- サブスク型ビジネスの収益安定性を左右。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり185円で、前期から+0.5%。いまの株価に対する利回りは3.20%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 141 | — | 160.8 |
| 2017年12月 | 149 | 5.7 | 149.6 |
| 2018年12月 | 163 | 9.4 | 125.3 |
| 2019年12月 | 160 | −1.8 | 92.6 |
| 2020年12月 | 153 | −4.4 | 101.7 |
| 2021年12月 | 195 | 27.5 | 127.1 |
| 2022年12月 | 151 | −22.6 | 50.5 |
| 2023年12月 | 738 | 388.7 | 76.7 |
| 2024年12月 | 184 | −75.1 | 69.6 |
| 2025年12月 | 185 | 0.5 | 66.0 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥185
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ11,117人。区分でいちばん多いのは外国法人で42.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.6%を占め、残る62.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 41.5 | 40.5 | 44.0 | 44.8 | 43.1 | 42.4 |
| 金融機関 | 46.3 | 47.3 | 43.6 | 37.2 | 36.5 | 37.3 |
| 個人・その他 | 4.2 | 3.3 | 3.5 | 6.8 | 9.2 | 10.4 |
| 自己株式 | 1.1 | 0.8 | 1.2 | 3.7 | 6.8 | 7.3 |
| 証券会社 | 4.1 | 5.0 | 5.0 | 7.2 | 7.0 | 5.9 |
| 外国人個人 | 3.8 | 3.8 | 3.8 | 3.8 | 3.8 | 3.8 |
| 事業法人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.2 | 0.4 | 0.3 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 23.86 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 10.35 |
| 03 | チャン ミン ジャン ※a | 3.81 |
| 04 | BNYM AS AGT/CLTS 10 PERCENT ※b | 2.57 |
| 05 | THE NOMURA TRUST AND BANKING CO., LTD. AS THE TRUSTEE OF REPURCHASE AGREEMENT MOTHER FUND ※c | 1.88 |
| 06 | BNYMSANV RE BNYMSANVDUB RE LEGAL (AND) GENERAL UCITS ETF PLC ※b | 1.63 |
| 07 | SMBC日興証券株式会社 | 1.48 |
| 08 | 日本証券金融株式会社 | 1.47 |
| 09 | HSBC HONG KONG-TREASURY SERVICES A/C ASIAN EQUITIES DERIVATIVES ※d | 1.43 |
| 10 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 ※e | 1.38 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-17野村證券株式会社新規の大量保有報告9.64%-0.99pt
- 2026-07-21三菱UFJ信託銀行株式会社新規の大量保有報告1.62%
- 2026-06-18ブラックロック・ジャパン株式会社新規の大量保有報告2.33%+0.15pt
- 2026-04-15野村證券株式会社新規の大量保有報告0.54%-0.34pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+157%、1株純資産は14期で+17%。直近期のROEは28.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 102 | 831 | 12.8 | 25.4 | 73.3 |
| 2013年12月 | 148 | 1,040 | 15.7 | 24.9 | 116.4 |
| 2014年12月 | 166 | 1,117 | 15.3 | 20.2 | 142.0 |
| 2015年12月 | 158 | 1,154 | 13.9 | 31.3 | 149.8 |
| 2016年12月 | 180 | 1,202 | 15.3 | 23.1 | 160.8 |
| 2017年12月 | 187 | 1,274 | 15.1 | 34.2 | 149.6 |
| 2018年12月 | 204 | 1,332 | 15.7 | 29.2 | 125.3 |
| 2019年12月 | 201 | 1,338 | 15.0 | 27.9 | 92.6 |
| 2020年12月 | 193 | 1,346 | 14.4 | 30.7 | 101.7 |
| 2021年12月 | 275 | 1,569 | 18.9 | 23.2 | 127.1 |
| 2022年12月 | 214 | 1,630 | 13.4 | 28.8 | 50.5 |
| 2023年12月 | 78 | 1,563 | 4.9 | 96.2 | 76.7 |
| 2024年12月 | 259 | 891 | 20.9 | 33.1 | 69.6 |
| 2025年12月 | 262 | 976 | 28.2 | 24.8 | 66.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
4名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は4名。2025/12期の役員報酬は総額562百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約13倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| チャン・ミン・ジャン | 代表取締役 会長 | 71 | 5,367,000 |
| エバ・チェン | 代表取締役 社長 当社グループCEO | 67 | 1,449,000 |
| 根岸マヘンドラ | 代表取締役 副社長 当社グループCFO | 66 | 154,000 |
| 大三川彰彦 | 取締役副社長 日本地域担当 | 67 | 4,000 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | ストックオプション百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 242 | 132 | 506 | 127 |
| 社外監査役 | 5 | 27 | — | 27 | 5 |
| 社外取締役 | 3 | 20 | — | 20 | 7 |
| 監査役 | 1 | 9 | — | 9 | 9 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容922字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,336字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク8,660字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,334字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第38期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第37期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-26
- 半期報告書半期報告書-第37期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第36期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-27
- 半期報告書半期報告書-第36期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第36期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第35期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-28
- 四半期報告書四半期報告書-第35期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第35期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第35期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第34期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-28
- 四半期報告書四半期報告書-第34期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
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