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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

ベイカレント

BayCurrent, Inc.6532 · Prime · サービス業

総合コンサルティングファーム。戦略・デジタル・オペレーションの幅広いテーマを支援。クライアントは日本を代表するリーディングカンパニー。

概要

ベイカレントは、日本発の総合コンサルティングファームであり、戦略立案からシステム導入まで一貫支援する。主な顧客は日本を代表するリーディングカンパニーで、DXや人事・財務領域に強みを持つ。2026年2月期の売上収益は1,483億円、営業利益率は34.3%と高い収益性を誇る。従業員数6,788人。特定の企業グループに属さず、ニュートラルな立場から提案を行う点が特徴である。

単一セグメントのコンサルティング事業

ベイカレントは、コンサルティング事業のみを営む単一セグメント企業である。提供するサービスは、戦略コンサルティング、デジタルコンサルティング、オペレーションコンサルティングの3本柱からなり、トップマネジメントの意思決定支援から業務プロセス改善まで幅広くカバーする。2026年2月期の売上収益は1,483億円に達し、前年比27.8%増と高い成長を続けている。営業利益は509億円、EBITDAマージンは35.1%と業界屈指の水準を維持する。この高収益は、高い単価のプロジェクトと効率的な稼働率管理に支えられている。

高収益を支えるビジネスモデル

ベイカレントの収益性の高さは、徹底したコスト管理と人材活用にある。同社は縦割りの固定組織ではなく、横断型の柔軟なプロジェクトチームを組成する。これにより、クライアントの課題に最適な専門性を持つコンサルタントを迅速に配置し、高い付加価値を生み出す。また、適切な稼働率水準の維持を重視し、2026年2月期の営業利益率は34.3%を達成した。人件費の高騰が続くコンサルティング業界において、この水準は際立っている。中期経営計画では、2029年2月期に売上収益2,500億円、EBITDAマージン30~40%を目標とする。

リーディングカンパニーへの支援実績

同社の顧客は、日本を代表するリーディングカンパニーが中心である。業界は製造業、金融、情報通信など多岐にわたり、全社戦略や事業戦略の立案から、デジタル技術を活用したビジネスオペレーションの再構築まで、経営上の重大な課題解決を支援する。特定の企業グループに所属しないニュートラルな立場を強みとし、クライアント固有の企業風土を理解した上で、実現性の高い提案を行う。2026年2月期の売上収益のうち、特定の顧客への依存度は10%未満であり、分散された収益基盤を持つ。

フラットな組織と人材育成体制

ベイカレントは、コンサルタントのキャリア形成を重視し、シニアとジュニアの垣根が低いフラットな組織を採用する。採用は新卒・中途ともに積極的で、競争の激しい人材市場において優秀な人材を確保している。育成面では、専門部門を設置し、領域別研修やシニアコンサルタントによる社内研修を充実させる。また、研究活動を担う部門が蓄積したナレッジを研修コンテンツに活用し、常に最先端の知見を提供できる体制を整える。2026年2月期の従業員数は6,788人で、増加傾向にある。

業界の中での役割は総合コンサルティングサービス提供にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,483億円
営業利益
509億円
営業利益率
34.3%
純利益
378億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01全業界(リーディングカンパニー)主力

様々な業界の日本を代表するリーディングカンパニーに対し、全社戦略・事業戦略の立案、デジタル技術を活用したビジネスオペレーションの検討支援等、経営上の重大な課題解決を支援。特定の企業グループに所属せずニュートラルな立場で提案。

主な製品・サービス3
戦略コンサルティング
トップマネジメントの意思決定をサポートする全社戦略や事業戦略の立案。
デジタルコンサルティング
デジタル技術を活用したビジネスオペレーションの検討支援。
オペレーションコンサルティング
業務プロセス改善等のオペレーション領域の支援。

製品と技術

戦略コンサルティング:トップマネジメントの意思決定支援

ベイカレントの戦略コンサルティングは、トップマネジメントの経営上の重大な意思決定を支援する。具体的には、全社戦略や事業戦略の立案、M&A戦略、新規事業創出など、クライアントの成長に直結するテーマを扱う。特徴は、特定の業界や手法に偏らないニュートラルな立場で提案を行うこと。クライアント固有の企業風土や価値観を深く理解した上で、実現性の高い戦略を策定する。2026年2月期の売上収益の大部分がこの領域から生み出されている。

デジタルコンサルティング:DXと生成AI活用支援

デジタルコンサルティングでは、デジタル技術を活用したビジネスオペレーションの検討支援を行う。特に、デジタルトランスフォーメーション(DX)や生成AIの活用が主要テーマ。クライアント企業の業務プロセスを再設計し、テクノロジー導入による生産性向上や新たな価値創造を実現する。同社は研究部門を設置し、最先端のデジタル動向を常にウォッチ。その知見をプロジェクトに活かす。2025年2月期以降、生成AI関連の需要が急増し、同事業の成長を牽引している。

オペレーションコンサルティング:業務プロセス改善と実行支援

オペレーションコンサルティングは、クライアントの業務プロセス改善や組織変革を支援する。戦略策定だけでなく、実際の実行段階まで伴走する点が強み。例えば、サプライチェーンの最適化、人事制度の再設計、財務会計プロセスの効率化など、現場レベルでの課題解決を図る。同社は、プロジェクトチームに業界知識と実務経験を持つコンサルタントを配置し、現実的な改善策を提案。単なるベストプラクティスの提示にとどまらず、クライアントの文化に合わせたカスタマイズを重視している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

コンサル業界で高収益率、急成長でエース人材を擁する

ベイカレントは、コンサルティング業界において、高い営業利益率(30%超)と急成長を誇る独立系ファームである。直近の売上高は1,483億円(FY2026/2予想)で、前期比27.7%増と高い伸びを示す。同業他社のジンジブやダイブグループは規模が小さく、ベイカレントは業界内で高収益・高成長のポジションを確立している。戦略立案から実行支援まで幅広いサービスを提供し、大手企業や成長企業を顧客に持つ。ビジネスコンサルティングの需要拡大を背景に、継続的な成長が見込まれる。

強み

  • 営業利益率36.69%と業界トップクラスで、効率的なビジネスモデルと高い単価設定を実現。
  • 売上高が年率20%以上で成長し、コンサル需要の拡大を捉えて事業を拡大。
  • トップクラスの人材を多数擁し、顧客の経営課題に対して高度なソリューションを提供。
  • 戦略から実行支援までカバーし、顧客の多様なニーズに総合的に対応。

課題

  • 高度な専門性を持つ人材に依存しており、採用・育成が急成長の制約になる可能性。
  • 大手総合コンサルや他独立系ファームとの競争が激しく、差別化が必須。
  • 経済不況時には企業のコンサル支出が削減され、収益に影響が出るリスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がベイカレント

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15401日本製鉄3.7兆円210.2倍
29735セコム3.0兆円23.4倍
34307野村総合研究所3.0兆円192.4倍
44684オービック2.5兆円28.7倍
54768大塚商会1.4兆円20.3倍
66532ベイカレント1.2兆円31.6倍
72413エムスリー1.2兆円24.6倍
83092ZOZO1.0兆円20.9倍
94704トレンドマイクロ8,141億円21.4倍
102327日鉄ソリューションズ7,243億円23.5倍
113769GMOペイメントゲートウェイ6,690億円27.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 9件

2014年、バイロン・ホールディングス設立から旧ベイカレント買収へ

ベイカレントの歴史は、2014年4月にバイロン・ホールディングス株式会社(現ベイカレント)が東京都港区に設立されたことに始まる。同年6月、同社は旧株式会社ベイカレント・コンサルティングの全株式を取得し、完全子会社化した。そして10月、旧会社を吸収合併し、商号を株式会社ベイカレント・コンサルティングに変更。これにより、現在の事業基盤が形成された。創業時の売上収益は56億円(2015年2月期)と小規模だったが、その後の急成長の土台が築かれた。

2016年のマザーズ上場と市場第一部への昇格

2016年9月、ベイカレント・コンサルティングは東京証券取引所マザーズに株式を上場した。上場時の売上収益は172億円(2017年2月期)で、業容拡大の資金調達を実現。その後、業績は順調に伸び、2018年12月には市場第一部へ市場変更を果たした。この間、売上収益は204億円(2018年2月期)から243億円(2019年2月期)へと増加し、時価総額も拡大。株式市場からの評価を背景に、さらなる成長投資が可能となった。

2020年代の急成長:売上高が3年で2倍に

2020年代に入り、ベイカレントは急成長を遂げる。2020年2月期の売上収益は330億円だったが、2021年2月期には429億円、2022年2月期には576億円、2023年2月期には761億円と、3年間で2倍以上に拡大した。同期間の純利益も50億円から219億円へと4倍以上増加。この成長は、DX需要の高まりを追い風に、リーディングカンパニー向けの大型プロジェクトを多数受注したことによる。収益性も高水準を維持し、業界内での存在感を強めた。

2024年、持株会社体制への移行

2024年、ベイカレントは持株会社体制への移行を実施した。2月に分割準備会社A(現ベイカレント・コンサルティング)と分割準備会社B(現ベイカレント・テクノロジー)を設立。同年9月、持株会社に商号変更し、傘下にコンサルティング事業とテクノロジー事業を分離した。これにより、各事業の独立性を高め、責任の明確化と機動的な経営を目指す。同時に、本社を東京都港区麻布台に移転し、オフィス環境を刷新した。

2026年現在:売上高1,483億円の到達

2026年2月期、ベイカレントの売上収益は1,483億円に達し、前年比27.8%増を記録した。営業利益は509億円、純利益は378億円。営業利益率は34.3%、EBITDAマージンは35.1%と、引き続き高い収益性を維持している。従業員数は6,788人に増加。中期経営計画では、2029年2月期に売上収益2,500億円を目標に掲げ、年率20%成長を目指す。コンサルティング市場の成長とともに、同社の存在感はさらに大きくなっている。

年表9件を開く

2010年代

  • 2014年4月創業バイロン・ホールディングス株式会社を設立(東京都港区)。
  • 2014年6月M&A旧株式会社ベイカレント・コンサルティングの全株式を取得して、同社を完全子会社とする。
  • 2014年10月M&A旧株式会社ベイカレント・コンサルティングを吸収合併し、同日、株式会社ベイカレント・コンサルティングに商号変更。
  • 2016年9月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場。
  • 2018年12月東京証券取引所市場第一部へ市場変更。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場へ移行。
  • 2024年1月本社を東京都港区(麻布台)に移転。
  • 2024年2月創業持株会社体制への移行に向けて分割準備会社「株式会社ベイカレント分割準備会社A」(現株式会社ベイカレント・コンサルティング)、「株式会社ベイカレント分割準備会社B」(現株式会社ベイカレント・テクノロジー)を設立。
  • 2024年9月商号変更持株会社体制に移行し、株式会社ベイカレントに商号変更。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2029年2月期まで2,500億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    コアクライアント戦略の推進

    主要顧客との関係を深化させ、戦略策定から実行支援まで幅広く伴走することで、持続的な成長を実現する。

  2. 02

    ケイパビリティの拡充

    デジタル技術を活用したビジネスプロセス改革など、提供サービスの領域を拡大し、高付加価値なコンサルティングを提供する。

  3. 03

    優秀な人材の採用・育成

    多様なバックグラウンドを持つ人材を積極採用し、充実した研修制度と働きやすい環境を整えることで、提案力と課題解決力を向上させる。

  4. 04

    適切な稼働率水準の維持

    高い収益性を維持するため、コンサルタントのプロジェクト参画率を適切な水準に保ちつつ、採用活動を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で6,788人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,331万円で、9期前と比べて+29.1%平均年齢は31.3歳、平均勤続年数は3.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月1,194
2018年2月1,358
2019年2月1,531
2020年2月1,03132.63.91,839
2021年2月1,10232.93.92,161
2022年2月1,10732.63.82,638
2023年2月1,11832.13.53,310
2024年2月1,07431.43.24,321
2025年2月1,35031.24.05,467779
2026年2月1,33131.33.86,788750

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率55.6%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)17.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都港区7,627百万円
主な関係会社
  • 国内
    ㈱ベイカレント・コンサルティング(注)2
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ベイカレント・テクノロジー(注)2
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    庶務業務改善に関する検討役務
    防衛省 · 2026-06-02
    1.2億円
  • 調達
    フロントサービスAPI基盤の業務・システム要件に関する調査研究(再度公告)
    デジタル庁 · 2023-03-02
    8,500万円
  • 調達
    令和5年度バリューチェーン全体での脱炭素経営促進情報発信支援委託業務[総合評価落札方式]
    環境省 · 2023-06-02
    7,190万円
  • 調達
    フロントサービスAPI基盤の業務・システム要件定義及び調達支援業務
    デジタル庁 · 2023-12-22
    6,550万円
  • 調達
    08-0049-0154 「災害対策用ドローン利用の拡大に向けた周波数確保のための調査検討」の請負
    総務省 · 2026-07-27
    5,410万円
  • 調達
    汎用中型UGVの代替案分析に関する調査役務
    防衛省 · 2026-07-24
    3,200万円
  • 調達
    令和5年度企業のバリューチェーン排出量算定への支援等委託業務[総合評価落札方式]
    環境省 · 2023-07-18
    3,000万円
  • 調達
    令和4年度中小企業の中長期の削減目標に向けた取組可能な対策行動の可視化事業等委託業務【総合評価落札方式】
    環境省 · 2022-07-11
    1,100万円
  • 調達
    3000490042東南アジアにおけるワイヤレスビジネス展開に資する調査及びセミナー開催支援
    総務省 · 2018-03-20
    819万円
  • 調達
    平成29年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(スマートライフ市場に関する調査研究)
    経済産業省 · 2018-01-11
    230万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は1,483億円営業利益509億円前期と比べると増収増益で、売上が+27.7%、利益が+19.5%。

売上高
+27.7%
1,483億円
営業利益
+19.5%
509億円
純利益
+22.7%
378億円
営業利益率
34.3%
前期比 -2.4%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高1,900億円1,483億円
営業利益648億円509億円
純利益481億円378億円
1株あたり配当¥130¥130

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は446億円、営業利益は145億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+63.4%、営業利益は+52.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q2178036.956
2024年2Q2207534.154
2024年3Q2408736.361
2024年4Q26283
2025年1Q2739534.868
2025年2Q2688632.163
2025年4Q62024539.5177
2026年2Q68523334.0172
2026年4Q79827634.6206
2027年1Q44614532.5107

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 12期分

2015年2月期からの12期で、売上は56億円から1,483億円へ26.5倍に増えた。直近期の営業利益率は34.3%。売上は11期、純利益は11期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
2015年2月5660
東京証券取引所マザーズに株式を上場。
2016年2月1582611
2017年2月1723112
2018年2月2044120
2019年2月2434422
2020年2月3308050
2021年2月429135100
2022年2月576215155
2023年2月761299219
持株会社体制への移行に向けて分割準備会社「株式会社ベイカレント分割準備会社A」(現株式会社ベイカレント・コンサルティング)、「株式会社ベイカレント分割準備会社B」(現株式会社ベイカレント・テクノロジー)を設立。
2024年2月939342254
2025年2月1,16142642536.7308
2026年2月1,48350951034.3378

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高1,483億円のうち、営業利益として残るのは509億円34.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は378億円、売上の25.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金43.4%643億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金22.3%331億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益34.3%509億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
56.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+26.8pt
34.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+20.4pt
25.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+24.0pt
35.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
24.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
41.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 12期分

2026年2月期は営業CFが376億円、投資CFが−65億円で、差し引きのフリーCFは311億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は723億円で、売上の5.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2015年2月5−209210−20416
2016年2月24−1−172322
2017年2月150−121525
2018年2月32−4−222831
2019年2月25−1−252430
2020年2月80−1−287980
2021年2月121−4−35117163
2022年2月160−1−61159261
2023年2月216−23−88193366
2024年2月243−38−114205458
2025年2月326−35−143291606
2026年2月376−65−194311723

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 12期分

2026年2月期の総資産は1,575億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,170億円で、自己資本比率は74.3%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2015年2月2438815537.7
2016年2月2549416039.8
2017年2月25710615146.5
2018年2月27011515549.6
2019年2月28012415653.7
2020年2月35216618657.1
2021年2月46030016065.3
2022年2月58141716471.7
2023年2月75357318076.2
2024年2月99974125874.2
2025年2月1,24794430375.7
2026年2月1,5751,17040474.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
723億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,192億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
404億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率534社中13位あたり、逆に低いのは配当利回り534社中412位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
35.8%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
34.3%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
74.3%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
27.7%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.6%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥7,886で、1年前と比べて-3.0%過去52週の値幅のなかでは78%の位置にある。

¥7,886-3.2%1ヶ月+16.7%1年-3.0%時価総額1.2兆円
過去52週の値幅
安値¥3,780高値¥9,075

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)31.6倍
PER (会社予想)24.4倍
PBR10.75倍
配当利回り1.65%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で+20.14%と急伸し、年初来安値3780円から約2倍の水準まで回復。25日移動平均線(7082.4円)を上回って推移し、200日線(5896.78円)も大きく超過する強い形状。ただし、52週高値9075円は依然遠く、8月14日の7687円をピークに足元は調整気味。出来高は7月中旬の390万股超を境に減少しており、上値追いには買い手の勢いが必要。RSIは57.99と中立帯で、過熱感はないが、材料次第では変動率が高まりやすい局面。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 28/100)

PERは30.04倍で予想PER23.1倍に対しても高く、同業界平均の23.01倍を上回る。PBRは10.2倍で平均3.33倍を大幅に超過し、ROE35.8%の高収益性を考慮しても株価は割高水準。配当利回り1.74%は平均2.29%を下回り、配当性向250.5%と高いものの利回りは伸び悩む。高成長が期待される一方、現在のバリュエーションは業界と比較して割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)31.6倍23.4倍
PER (予想)24.4倍
PBR10.75倍3.51倍
ROE35.8%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

高成長と収益性の維持が焦点。強気派は、DX需要の高まりから売上高が堅調に伸び、営業利益率も30%超と高い水準を維持。コンサルティング市場の拡大とともに、人員増強による成長余地を指摘。ROEも35%超と非常に高い。一方、弱気派は、市場競争の激化による単価下落や、人材確保難による成長減速を懸念。また、高成長の反動で、プロジェクトの質の低下や、離職率の上昇リスクを指摘。高給与水準がコスト増につながるとの見方も。成長の持続性と人材戦略を巡って評価が分かれる。

プラスに働く材料7
  • DX需要で市場拡大

    デジタル変革の需要が高まり、コンサル市場は今後も成長見込み。

  • 高い収益性

    営業利益率36%超と業界屈指。効率的な運営で高利潤を維持。

  • 人材増強で成長

    人員を継続的に増やし、売上高の拡大を続けている。

  • 売上高1483億円と前期比27.7%増通年影響

    売上高は322億円増の1483億円。営業利益は83億円増の509億円

  • 純利益378億円と前期比22.7%増通年影響

    純利益は70億円増の378億円と増益基調

  • 予想PER22倍と現行28.6倍の改善余地決算発表後影響

    予想PER22倍は現行28.57倍に対し約23%低く、業績進捗で評価修正が進む可能性

  • 外国株主比率39.19%と高水準継続影響

    海外投資家の保有比率が39.19%。需給の下支えとなり、売り圧力を吸収しやすい

マイナスに働く材料7
  • 競争激化で単価下落

    コンサル市場参入が相次ぎ、フィーが低下する圧力。

  • 人材確保難

    優秀な人材の採用競争が激化し、成長の制約になる恐れ。

  • 人件費増で利益率低下

    高給与の維持で人件費が膨張し、営業利益率が低下。

  • 営業利益率34.32%と2.37ポイント低下通年影響

    営業利益率が前期比2.37ポイント低下。売上高換算で約35億円の減益要因

  • PBR9.71倍とバリュエーション過熱継続影響

    PBR9.71倍はROE35.8%を反映も、株価修正時は下げ余地が大きい

  • 株価が1年で16.72%下落しモメンタム悪化継続影響

    株価は7122円と1年間で16.72%下落。下げトレンドが続けば需給が悪化

  • 配当利回り1.83%と株主還元の薄さ通年影響

    配当利回りは1.83%と低く、インカム需要を集めにくい

次の決算で確かめる点
コンサルタント数
人員増加が成長の原動力であり、供給能力を測る。
プロジェクト単価
競争環境の変化を反映し、収益性に直結する指標。
営業利益率
人件費や競争の影響による収益性の変化を見る。
離職率
人材の定着が品質と成長に影響するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり130で、前期から+61.3%いまの株価に対する利回りは1.65%。増配か配当維持が8年続いている。

年間配当
¥130
1株あたり
配当利回り
1.65%
いまの株価に対して
配当性向
250.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
8年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2018年2月430.6
2019年2月637.538.2
2020年2月963.627.3
2021年2月1788.928.5
2022年2月2652.927.2
2023年2月3742.327.0
2024年2月4316.226.7
2025年2月6244.270.8
2026年2月10061.3250.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥130

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ13,827人。区分でいちばん多いのは外国法人39.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.5%を占め、残る62.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
外国法人49.452.252.344.754.139.2
金融機関25.122.323.220.821.337.0
個人・その他24.223.121.925.521.518.7
証券会社1.01.92.28.32.64.6
自己株式1.41.21.41.72.22.3
事業法人0.30.60.40.80.50.5
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)23.80
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)10.40
03江口 新5.18
04MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)3.49
05STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)3.24
06STATE STREET BANK AND TRUST CLIENT OMNIBUS ACCOUNT OM02 505002(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.69
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.92
08萩平 和巳1.88
09BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.48
10HSBC BANK PLC (UK) A/C CLIENTS RE UCIT5 JAPAN OMNIBUS TREATY(常任代理人 香港上海銀行東京支店セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ)1.41

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近13
  • 2026-07-23
    キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(Capital Research and Management Company)
    新規の大量保有報告
    4.51%
  • 2026-06-18
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    8.48%
    +1.05pt
  • 2026-06-18
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.91%
    -2.57pt
  • 2026-06-18
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    7.43%
    +1.03pt
  • 2026-06-18
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    3.62%
    -2.29pt
  • 2026-06-18
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.86%
    +0.87pt
  • 2026-06-18
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.87%
    +1.01pt
  • 2026-06-18
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.50%
    -1.37pt
  • 2026-06-18
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    2.80%
    -1.70pt
  • 2026-06-10
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.40%
    +1.03pt
  • 2026-06-10
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    3.99%
    +0.72pt
  • 2026-06-08
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.37%
  • 2026-06-08
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    3.27%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 12期分

1株利益は12期で+680%、1株純資産は12期で+55%。直近期のROEは35.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2015年2月32496
2016年2月10760712.2
2017年2月13668611.68.740.2
2018年2月18875018.017.730.6
2019年2月208218.416.438.2
2020年2月3910934.516.627.3
2021年2月6519638.932.828.5
2022年2月10127243.344.727.2
2023年2月14337444.237.427.0
2024年2月16648538.620.226.7
2025年2月20262136.531.570.8
2026年2月24977135.818.1250.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/2期の役員報酬は総額1,403百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約25倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
阿部義之代表取締役会長兼社長60756,330
池平謙太郎代表取締役副社長481,023,010
中村公亮取締役最高財務責任者44851,459
小路敏宗取締役4210,000
佐藤真太郎取締役52
奥山芳貴取締役(常勤監査等委員)7610,000
糟谷祐一郎取締役(監査等委員)459,000
藤本哲也取締役(監査等委員)4012,000
緑川芳江取締役(監査等委員)47

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)41407984011,339335
社外取締役4444411
取締役(社内)2202010

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,106字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、様々な業界の日本を代表するリーディングカンパニーに対し、戦略・デジタル・オペレーションなどの幅広いテーマを支援する総合コンサルティングファームです。 なお、当社グループは、コンサルティング事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりませんが、当社グループの特徴、主たるサービス内容は以下のとおりであります。 (1) コンサルティングサービスの内容 トップマネジメントの意思決定をサポートする全社戦略や事業戦略の立案や、デジタル技術を活用したビジネスオペレーションの検討支援等、クライアント企業の直面する経営上重大な課題を解決するための企画検討や実行支援を行います。 当社グループは特定の企業や系列グループに所属していないことから、ニュートラルな立場から提案を行うことが可能です。また、当社グループはクライアント固有の企業風土・価値観を理解し、実現性がありながらも最適と考える提案を行っております。 (2) コンサルタントのプロジェクトチーム組成に関する特徴 当社グループでは、最適な人材配置やコンサルタントの多様なキャリア形成を目的として、縦割型の固定的な組織ではなく、横断型の柔軟な組織構造としております。これにより、クライアント企業の多様で複雑化する経営課題の解決にあたり、適切な専門性や知見を有したコンサルタントが参画するプロジェクトチームを組成することが可能となっております。 (3) 採用・育成体制の特徴 近年の激しく、早く変化する社会において、クライアント企業の直面する課題は多様化・複雑化しており、コンサルティング業界へのニーズが高まっております。このニーズに対し、当社グループは適切なコンサルティングサービスを提供するために、新卒採用・中途採用ともに積極的に実施しております。 また、コンサルタントには、高度な専門性が求められるため、中長期的な人材育成を担う専門の部門を設置し、専門領域別の研修やシニアなコンサルタントによる社内研修等の教育制度の充実に努めております。加えて、常にビジネスの最先端に関する知見が求められることから、研究活動を担う部門を設置し、その研究や当社のプロジェクトの遂行を通じて蓄積したナレッジを研修コンテンツに活用しております。 なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 [事業系統図] 当社グループの事業系統図は以下のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,187字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、日本発の総合コンサルティングファームであり、様々な業界のリーディングカンパニーが抱える課題を解決し、成果を生み出すことで、クライアントの持続的な発展に貢献し続けていくことをミッションとしております。 また、当社グループはパーパスとして「Beyond the Edge - 変化の一番先に立ち、次への扉をともに開く。 -」を掲げ、コンサルティングファームとして「あらゆる業界のリーディングカンパニーの成長に最も貢献している」こと、「付加価値を誰よりも追求している」こと、「未来を担う人材が集結している」ことを目指しております。 これらの方針を基に、当社グループはクライアントに対し、ベストプラクティスの提示にとどまらず、固有の企業風土・価値観を共有して伴走する真のパートナーとして、戦略策定から企画・実行支援まで幅広く支援しております。 今後も、コンサルティングサービスの更なる高付加価値化や、人材の採用・育成に注力し、働きやすくやりがいのある魅力的な職場環境を提供していくことで、当社グループの継続的な成長と高収益を実現し、当社の企業価値向上を図りながらステークホルダーとも価値共有することを目指してまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、2024年4月12日に公表いたしました新たな中期経営計画において、2025年2月期から2029年2月期にかけて年率平均20%を目安とした継続的な成長を実現することで、2029年2月期における売上:2,500億円を目標としております。また、成長戦略として、「コアクライアント戦略の推進」、「ケイパビリティの拡充」、「優秀な人材の採用・育成」についての取り組みを進めてまいります。 (3) 経営環境 ① コンサルティング市場 昨今の経営環境は、市場競争の激化や市場構造の変化により、企業経営者の抱える課題が多様化・複雑化しており、これら経営課題を解決するために、調査・分析能力や企画・実行能力等の高い専門性を有するコンサルタントに対するニーズが高まっております。さらに、今後の更なるデジタル技術の発展に伴い、ビジネスにおける新たな技術の利活用に対するニーズは年々高まると考えられ、コンサルティング市場は高成長を継続する見込みです。 ② 採用マーケット コンサルティングニーズの増大に伴い、業界内での人材争奪戦が激化し、経験者採用に係る費用、人件費は高騰する傾向にあります。働き方改革等により、業界を問わず人材の確保が課題となっており、新卒採用も過熱化している状況です。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 優秀な人材の採用と育成 当社グループは、今後の事業を支える優秀な人材の採用と育成が重要であると認識しております。当社グループが支援しているあらゆる業界の企業経営者に対する支援サービスは、知識集約ビジネスであり、コンサルタントの提案力や課題解決力の向上が当社グループの成長に影響すると考えております。 そのため、様々なバックグラウンドを持った優秀な人材の採用を進め、各コンサルタントが安心して働きやすい環境・待遇の整備に注力することで、モチベーションの向上に努めてまいります。 また、多種多彩な研修制度や勉強会を設けて、戦略立案や経営課題を解決するためのスキル向上を図るとともに、自主性を重んじた個人の成長を最大限に引き出し、提案力・人間性の両面からの向上を図っております。 なお、当社グループは、数々のプロジェクトを業界やサービス領域を超えて手がけてきたプロフェッショナルだからこそ、クライアントのニーズに応えた実現性のある戦略立案ができると考えております。このため、特定の領域に限定することなく、様々な業界のプロジェクトを経験した高品質なサービスを提供できるプロフェッショナルな人材の育成を図ってまいります。 ② サービスの高付加価値化 当社グループは、クライアントのあらゆるニーズに応えるべく、トップマネジメントの意思決定サポートや企業経営における課題解決、デジタル技術を活用した生産性向上のためのビジネスプロセス改革、これら実行までの戦略立案等の総合的な経営支援サービスを提供することで、サービスの高付加価値化ができると考えております。 今後は、クライアントとともに経営の問題を解決しながら潜在的なニーズを捉え、企業経営をサポートできるプロジェクトへの関与と、これまでの実績・ノウハウをもとに営業力を強化することで、更なるサービスの高付加価値化に取り組んでまいります。 ③ 適切な稼働率水準の維持 当社グループは、高い収益性を維持して持続的な成長をするために適切な稼働率(ある時点におけるコンサルタント全数のうち、プロジェクトに参画している人数の割合)の水準を維持することが重要であることを認識しております。積極的な人材採用を推進しながらも、適切な稼働率水準を維持できるよう事業活動に取り組んでまいります。
事業等のリスク2,249字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 当社グループの事業活動に関連するリスク ① 景気変動リスクについて 当社グループがコンサルティングサービスを提供する主要クライアントは、グローバルに事業を展開する各業界におけるリーディングカンパニーであります。国内外の景気動向や外国為替相場の変動、税制及び法令等の改正により、主要クライアントが事業投資やIT投資を抑制した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、新たな感染症等が世界的に拡大した場合においては、当社グループの企業活動にも感染症拡大対策等により一定の影響が生じることになります。同様に当社グループの顧客企業においても企業活動に制約が生じたこと等による間接的な影響により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 人材の採用・確保及び育成について 当社グループは、今後の事業展開のため、優秀な人材の採用・確保及び育成が重要であると考えております。しかしながら、コンサルティング業界における人材の争奪により、優秀な人材の採用・確保及び育成が計画どおりに進まない場合や、優秀な人材の社外流出が生じた場合には、競争力の低下や事業規模拡大の制約、クライアントに提供するサービスレベルの低下をもたらし、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 当社グループの財政状態に関連するリスク ① のれんの減損について 当社グループは、2014年6月6日に旧株式会社ベイカレント・コンサルティングの全ての株式を取得しており、のれんを計上しております。当該のれんについては、将来の収益力を適切に反映しているものと判断しておりますが、当社グループの将来の収益性が低下した場合には、当該のれんについて減損損失を計上するため、当社グループの財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ② 多額の借入金と金利変動リスク及び財務制限条項について 当社は、複数の金融機関から借入れを行っているため、金融機関の融資情勢や市場金利の上昇による調達金利が変動した場合、当社グループの財政状態、経営成績及び資金繰り等に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社の借入金のうち、金銭消費貸借契約に基づく借入金には、財務制限条項が付されております。当該契約に付された財務制限条項の内容は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 17.借入金及びその他の金融負債」及び「第5 経理の状況 2 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 (貸借対照表関係) ※3 財務制限条項」に記載のとおりでありますが、これらに抵触した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 当社グループの社会的信用に関連するリスク ① 情報セキュリティリスクについて 当社グループのコンサルティングサービスの提供にあたり、クライアントの機密情報や個人情報を有することがあります。そのため当社グループの役員及び従業員に対して、守秘義務の遵守、機密情報や個人情報の情報管理の徹底を行っております。しかしながら、不測の事態により、これらの情報が外部に漏洩した場合には、当社グループの社会的信用に重大な影響を与え、対応費用を含め当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 訴訟等のリスクについて 当社グループは、クライアントと契約を締結する際に、事前にトラブル時の責任分担を取り決める等、過大な損害賠償の請求をされないようリスク管理を行っております。しかしながら、契約時に想定していないトラブルの発生等、当社グループの開発したソフトウエアに不具合が生じた場合、開発が予定どおりに進捗しなかった場合、取引先等との何らかの問題が生じた場合、これらに起因する損害賠償を請求される、あるいは訴訟を提起されるリスクがあります。係る損害賠償の金額、訴訟の内容及び結果によっては、当社グループの社会的信用、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ コンプライアンスリスクについて 当社グループの役員及び従業員に対し、行動規範を定める等、コンプライアンスに対する意識の徹底を図っております。しかしながら、万が一、当社グループの役員及び従業員がコンプライアンスに違反する行為を行った場合には、当社グループの社会的信用、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 風評リスクについて 当社グループは、高品質のサービスの提供に努めるとともに、役員及び従業員に対する法令遵守浸透、情報管理やコンプライアンスに対する意識の徹底を行い、経営の健全性、効率性及び透明性の確保を図っております。しかしながら、当社グループのサービスや役員及び従業員に対して意図的に根拠のない噂や悪意を持った評判等を流布された場合には、当社グループの社会的信用、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,390字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における日本の経済は、各種政策の実行や雇用・所得環境の改善により、緩やかな景気の回復基調が見られる一方、米国の通商政策や地政学リスクの高まり、急激な為替変動や物価上昇などの側面から先行き不透明な状況が続いております。このような状況下において、各企業は更なる付加価値の向上やビジネス機会創出のため、積極的に新たな取り組みを行っており、これらの企業を支援するコンサルティング業界へのニーズは、DX(デジタルトランスフォーメーション)に加え生成AIを活用した企業変革支援の需要の高まりを背景に、引き続き高い状態が続くと予想されます。 当社グループは、現在の中期経営計画において「リーディングカンパニーの経営課題を解決する総合的なパートナー」を目指し、2025年2月期から2029年2月期において、売上収益の年率約20%を目安とした継続的な成長を実現し、2029年2月期における売上収益:2,500億円、EBITDAマージン:30~40%を達成することを目標としております。 この目標に向けて、当連結会計年度においては優秀な人材の採用・育成、コアクライアント戦略の推進、クライアントの経営課題を多面的に解決するサービスの強化を実施してまいりました。 以上の結果、当連結会計年度において、売上収益は前年同期に比べ27.8%の増収、EBITDAは前年同期に比べ19.9%の増益、EBITDAマージンは計画の範囲内である35.1%となりました。 なお、当社グループは、コンサルティング事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。 当連結会計年度における財政状態及び経営成績の状況は以下のとおりであります。 (財政状態の状況) 当連結会計年度末における資産は、157,485百万円となり、前連結会計年度末に比べ32,820百万円増加しました。負債は、40,447百万円となり、前連結会計年度末に比べ10,183百万円増加しました。資本は、117,038百万円となり、前連結会計年度末に比べ22,637百万円増加しました。 (経営成績の状況) 当連結会計年度の経営成績は、売上収益148,332百万円(前年同期比27.8%増)、営業利益50,931百万円(前年同期比19.5%増)、税引前利益50,988百万円(19.8%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益37,840百万円(23.0%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。 当連結会計年度末における資金は、前連結会計年度末に比べ11,756百万円増加し、当連結会計年度末には72,308百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は、37,616百万円(前年同期は32,648百万円の収入)となりました。主な増加は、税引前利益50,988百万円、減価償却費及び償却費(使用権資産に係る減価償却費を含む。)2,525百万円、株式報酬費用1,002百万円、未払費用等の増加に伴うその他の流動負債の増加額7,088百万円、主な減少は、売上債権及びその他の債権の増加額11,434百万円、法人所得税の支払額13,213百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、6,508百万円(前年同期は3,532百万円の使用)となりました。これは主に、貸付けによる支出2,300百万円、有形固定資産の取得による支出2,645百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、19,352百万円(前年同期は14,342百万円の使用)となりました。これは、長期借入金の返済による支出1,050百万円、リース負債の返済による支出2,078百万円、自己株式の取得による支出3,006百万円、配当金の支払額13,218百万円によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 当社グループは、コンサルティング事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。 a.生産実績 当社グループは、生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 b.受注実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、受注状況の記載になじまないため、記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメント別に示すと、以下のとおりであります。 サービスの名称   当連結会計年度(自 2025年3月1日至 2026年2月28日)   前年同期比(%) コンサルティング事業(百万円)   148,332   127.8 (注) 1.当社グループの事業区分は「コンサルティング事業」の単一セグメントであります。 2.金額は外部顧客に対する売上収益を示しております。 3.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、いずれも当該割合が100分の10未満のため、記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態の状況 当連結会計年度末における資産は、157,485百万円となり、前連結会計年度末に比べ32,820百万円増加しました。これは主に、現金及び現金同等物が11,756百万円、売上債権及びその他の債権が13,911百万円、その他の金融資産が3,815百万円増加したことによります。負債は、40,447百万円となり、前連結会計年度末に比べ10,183百万円増加しました。これは主に、未払法人所得税が2,998百万円、その他の流動負債が7,811百万円増加し、借入金が788百万円、リース負債が458百万円減少したことによります。資本は、117,038百万円となり、前連結会計年度末に比べ22,637百万円増加しました。これは主に、利益剰余金が24,621百万円、自己株式が2,451百万円増加したことによります。 b.経営成績の状況 当連結会計年度における経営成績の分析は以下のとおりであります。 (単位:百万円) 回次   2025年2月期   2026年2月期   増減率(%) 会計期間   自 2024年3月1日至 2025年2月28日   自 2025年3月1日至 2026年2月28日 売上収益   116,056   148,332   27.8 売上原価   53,601   64,346   20.0 売上総利益   62,455   83,986   34.5 売上総利益率(%)   53.8%   56.6%   ― 販売費及び一般管理費   19,845   33,069   66.6 EBITDA   43,489   52,125   19.9 EBITDAマージン(%)   37.5%   35.1%   ― 営業利益   42,615   50,931   19.5 税引前利益   42,546   50,988   19.8 当期利益   30,760   37,840   23.0 (注) 百万円未満は四捨五入して記載しております。 当連結会計年度の売上収益は、148,332百万円となり、前連結会計年度に比べ32,276百万円増加しました。これは主に、DX等に関連する案件の増加によるものです。当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、33,069百万円となり、前連結会計年度に比べ13,224百万円増加しました。これは主に、人件費によるものです。この結果、当連結会計年度の営業利益は、50,931百万円となり、前連結会計年度に比べ8,316百万円増加しました。 当連結会計年度の金融費用は、63百万円となり、前連結会計年度に比べ6百万円減少しました。この結果、当連結会計年度の税引前利益は、50,988百万円となり、前連結会計年度に比べ8,442百万円増加しました。当連結会計年度の法人所得税費用は13,148百万円となり、前連結会計年度に比べ1,362百万円増加しました。この結果、当連結会計年度の親会社の所有者に帰属する当期利益は、37,840百万円となり、前連結会計年度に比べ7,080百万円増加しました。 (参考情報) 当社グループは、投資家が会計基準の差異にとらわれることなく、当社グループの業績評価を行い、当社グループの企業価値についての純粋な成長を把握するうえで有用な情報を提供することを目的として、EBITDAを経営成績に関する参考指標としております。なお、当該EBITDA及び算出方法は以下のとおりであります。 EBITDA: 営業利益+減価償却費及び償却費(使用権資産に係る減価償却費を除く。)±その他調整 (単位:百万円) 回次   2025年2月期   2026年2月期 会計期間   自 2024年3月1日至 2025年2月28日   自 2025年3月1日至 2026年2月28日 営業利益   42,615   50,931 調整額: +減価償却費及び償却費(使用権資産に係る減価償却費を除く。)(注)2   556   531 ±その他調整(注)2、3   318   663 調整額小計   874   1,194 EBITDA   43,489   52,125 (注) 1.百万円未満は四捨五入して記載しております。 2.使用権資産に係る減価償却費については「+減価償却費及び償却費」から除いて「±その他調整」に含めております。 3.「±その他調整」は、IFRS固有の会計処理等によるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (キャッシュ・フローの分析) 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 (資本の財源及び資金の流動性に係る情報) (財務政策) 当社グループは、コンサルティング業界における企業間競争に対応できる企業体質の強化を図っており、今後の事業発展を目指すため内部留保の充実に努めております。これにより、成長に向けた人材投資、設備投資並びに株主還元等は自己資金で賄う予定であります。 株主還元については、株主の皆様に対する安定的な利益還元を経営の重要課題と考え、配当性向をIFRSベースで40%を目安とします。また資本の効率性を考慮し、毎年の余剰キャッシュについては自社株買いを中心とした株主還元を実施する方針としております。 (資金調達の方法及び状況) 当社グループの持続的な成長と負債と資本の最適化を通じて、企業活動を最大化するための取組方針、資金調達の方法及び状況につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 31.金融商品」及び「第5 経理の状況 2 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 (貸借対照表関係)4」に記載しております。 (資金の主要な使途を含む資金需要の動向) 当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは、当社グループコンサルタントの人件費であります。また、主な設備投資需要としては、本社設備に係る固定資産投資等であります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第312条の規定によりIFRSに準拠して作成しております。連結財務諸表の作成に当たり、決算日における資産・負債及び連結会計年度の収益・費用の数値に影響を与える会計上の見積りは、過去の実績等の連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS

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