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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

クリップコーポレーション

CLIP Corporation4705 · Standard · サービス業

学習塾を中核に、サッカー教室や弁当宅配など生活に密着した教育・スポーツ・飲食サービスを展開する企業グループ。

概要

クリップコーポレーションは1981年に学習塾事業で創業し、1997年に現社名に改称したサービス業企業である。教育事業を中核に、スポーツ教室、弁当宅配、生涯教育などを展開する。2026年3月期の連結売上高は28.8億円、従業員200名。名古屋市に本社を置き、連結子会社6社を有する。

中核の教育事業が売上の78%を占める

2026年3月期、教育事業の売上高は22億58百万円で、全社売上高28億80百万円の約78%を占める。中学生向けが最大で14億71百万円、小学生3億96百万円、高校生3億90百万円。子会社の株式会社螢雪ゼミナール、有限会社アクシス(稲門塾)、株式会社セア教育研究所(星伸スクール)が運営する。期中平均生徒数は5,706名で前期から減少傾向にある。

スポーツ・飲食・生涯教育の三つの柱

スポーツ事業はサッカースクールを運営し、2026年3月期の売上高は2億38百万円、期中平均生徒数3,190名。飲食事業は添加物・保存料不使用の弁当宅配を行い、売上高1億28百万円だがセグメント損失46百万円と赤字が続く。生涯教育事業は就労継続支援、ボイストレーニング、韓国語教室などを手掛け、売上高1億16百万円(前期比2倍)だが損失19百万円。

連結子会社と委託運営で事業を拡大

グループは連結子会社6社で構成。教育事業では螢雪ゼミナール、アクシス、セア教育研究所が学習塾を運営。生涯教育では日本体験センター、合同会社1.Varsが加わる。さらに、指導代理店と呼ぶ第三者に運営委託する教室が23教室あり、人件費や経費相当額を支払手数料として計上している。中国に上海井上憲商務諮詢有限公司を持ち、不動産事業も手掛ける。

業界の中での役割は地域密着型の教育・生活サービス提供者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
29億円
営業利益
0億円
営業利益率
0.0%
純利益
-1億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01教育事業(学習塾)主力

小中高生を対象に学習塾を運営し、進学指導や学校補習を提供。当社本体に加え、傘下の螢雪ゼミナールやセア教育研究所などが個別指導や集団指導のノウハウを活かして運営する。

主な製品・サービス1
学習塾
幼児から高校生までを対象とした集団指導・個別指導の学習塾。進学塾から学校補習まで幅広いコースを提供。

02スポーツ事業(サッカー教室)準主力

子供向けサッカー教室を当社が直営で運営。技術指導に加え、挨拶や協調性など社会性の育成も目的とする。

主な製品・サービス1
サッカー教室
幼児から小学生を対象に、サッカーの基礎技術と集団行動を通じた心身の成長を支援するプログラム。

03飲食事業(弁当宅配)準主力

高齢者や単身者向けに栄養バランスの取れた宅配弁当を提供。食材の宅配だけでなく、見守りサービス等も兼ねる場合がある。

主な製品・サービス1
宅配弁当
栄養士が監修した日替わり弁当を自宅まで届ける。健康維持に配慮したメニューと定期的な配達で生活を支援。

04生涯教育事業副次

就労継続支援事業、ボイストレーニング教室、韓国語教室など、幅広い年代の学び直しやスキル習得の場を提供。障害者就労支援など社会的な包摂にも寄与する。

主な製品・サービス3
就労継続支援
障害者が自立した生活を送るための就労訓練の場を提供し、一般就労への移行を支援する。
ボイストレーニング教室
発声や歌唱技術を学ぶ教室。プロ志向の個人から趣味で楽しむ人までを対象とする。
韓国語教室
韓国語の会話・文法を学ぶ教室。文化理解を深める講座も併設する。

05その他(バスケット教室、農業、不動産等)その他

サッカー教室と同様にバスケットボール教室を運営するほか、農業・不動産事業にも進出。多角的に収益基盤を広げている。

主な製品・サービス1
バスケット教室
子供向けにバスケットボールの基礎を指導し、運動能力とチームワークを育む。

製品と技術

中学生向け集団指導が主力の学習塾

教育事業の主力は中学生向けの集団指導で、2026年3月期の売上高14億71百万円。子会社の螢雪ゼミナール、アクシス(稲門塾)、セア教育研究所(星伸スクール)が各地で教室を運営する。また「体験と学習」を掲げ、農業体験などの体験型プログラムを組み込んだ差別化を図っている。生徒数は前期比5%減の5,706名で、少子化の影響を受けている。

サッカースクールと弁当宅配の現状

スポーツ事業ではサッカースクールを展開し、2026年3月期の期中平均生徒数は3,190名で前期から661名減少。売上高は2億38百万円でセグメント利益は5百万円に縮小した。飲食事業では添加物・保存料を使わない弁当を宅配するが、売上高1億28百万円に対しセグメント損失46百万円と不採算が続き、経営方針でも「長期にわたる不採算部門」と位置づけられている。

就労支援や語学教室を含む生涯教育

生涯教育事業は子会社の螢雪ゼミナール、日本体験センター、合同会社1.Varsが担い、就労継続支援事業、ボイストレーニング教室、韓国語教室などを提供する。2026年3月期の売上高は前期比2倍の1億16百万円に拡大したが、セグメント損失は19百万円と依然赤字。同事業は営業力とサービス力の強化により規模拡大と利益確保を目指すとしている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

小規模安定経営、収益力限定的で競争に課題

クリップコーポレーションは、サービス業に属し、同業他社であるジンジブ、イシン、JSH、ダイブグループ、マテリアルグループと比較される企業である。売上高は2024年3月期から2026年3月期まで30億円前後で横ばい推移し、営業利益率は0%と赤字は回避しているものの、収益性は低水準に留まる。業界内では、小規模ながら安定した経営基盤を持つが、成長性が乏しく、競合他社の積極的な事業展開に対して存在感が薄い。同業のジンジブやイシンは新規サービス投入や市場開拓により成長を目指す一方、当社は現状維持に近い状態で、差別化戦略や新規事業の創出が求められる。規模の小ささからスケールメリットを活かせず、営業利益率0%は設備投資や人材育成への再投資余力を制限している。業界構造では、サービス業全般の成長性が高い中で、当社の取り組み不足が目立つと言える。

強み

  • 売上高が3期連続で30億円前後を維持し、大きな変動なく事業を継続。
  • 営業利益率0%ではあるが、赤字を出さずに資本を保全している点。
  • 特定分野のサービスで定着した顧客基盤を持ち、収入を確保。
  • 積極的な投資を抑え、財務リスクを低く管理する堅実な経営。

課題

  • 売上が横ばいで、業界の成長に対して取り残されるリスクがある。
  • 営業利益率0%では、将来的な投資や人材確保の余力が乏しい。
  • 同業他社との差別化ができず、価格競争に巻き込まれる懸念。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がクリップコーポレーション

時価総額で並べると、掲載11社のなかで3番目にあたる。

#企業時価総額PER
16193バーチャレクス・ホールディングス37億円
27044ピアラ37億円28.1倍
34705クリップコーポレーション36億円
46034MRT36億円63.4倍
59235売れるネット広告社グループ36億円
6475Aギミック36億円9.6倍
77072インティメート・マージャー35億円20.2倍
86578コレックホールディングス35億円86.9倍
97078INCLUSIVE Holdings35億円
109339コーチ・エィ34億円34.2倍
112424ブラス34億円10.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

コンピュータ学習機器「ヤルキー」で創業した1981年

1981年5月、株式会社湯浅教育システム中部として設立され、コンピュータ学習専用機器「ヤルキー」の販売を開始した。翌1982年1月に現在の名古屋市千種区へ本社移転。同年7月にはヤルキー学園中部運営本部を新設し、愛知県豊明市に初の学習教室を開設。その後、静岡、長野、宮城、福岡へと教室網を拡大した。

多角化と社名変更を進めた1990年代

1989年11月に株式会社ユアサシステムへ社名変更。1990年5月に株式会社フィールを設立し化粧品販売を開始。1992年にはユニシステム株式会社でケーブルテレビビデオシステム販売、1994年にはユアサスポーツクラブでサッカー教室に参入。1996年には飲食店営業権を買い取り飲食事業、住宅関連商品販売にも進出。1997年1月に現社名の株式会社クリップコーポレーションと改称した。

上場と子会社の再編を経た2000年代

2000年2月にダンス教室のクリップアクトスタジオを設立したが、2003年7月に売却。2004年1月には中国に上海井上憲商務諮詢有限公司を設立。同年2月にユアサトータルサービス、3月にクリップワークを解散。2004年9月には株式会社螢雪ゼミナールの全株式を取得し連結子会社化。1998年9月に店頭登録、2004年12月にジャスダックへ上場し、2013年7月に東京証券取引所JASDAQスタンダードへ移行した。

年表39件を開く

1980年代

  • 1981年5月創業株式会社湯浅教育システム中部を設立、コンピュータ学習専用機器「ヤルキー」の販売を開始。
  • 1982年1月現在の愛知県名古屋市千種区に本社を移転。
  • 1982年7月ヤルキー学園中部運営本部を新設し、愛知県豊明市にヤルキー学園豊明進学教室を開設。
  • 1982年10月静岡県静岡市に静岡支社を新設。
  • 1983年2月現在の静岡県静岡市北安東に静岡支社をヤルキー学園静岡運営支部と名称変更して移転。
  • 1989年3月長野県松本市に湯浅教育研究所を新設。
  • 1989年11月株式会社ユアサシステムに社名を変更。

1990年代

  • 1990年5月創業株式会社フィールを設立し、美と健康事業部として化粧品販売を開始。
  • 1991年1月宮城県仙台市太白区にヤルキー学園東北運営本部を新設。
  • 1991年7月株式会社ヤルキー学園北海道本部の営業権を譲受。
  • 1991年7月創業ユニシステム株式会社を設立し、ケーブルテレビビデオシステムの販売を開始。
  • 1992年2月株式会社湯浅教育研究所の営業権を譲受。
  • 1992年5月福岡県福岡市中央区にヤルキー学園九州運営本部を新設し、九州地区に進出。
  • 1992年5月株式会社フィールの営業権を譲受。
  • 1992年6月ユニシステム株式会社を株式会社ユアサシステムシーエイティーブイ事業部と改称。
  • 1994年6月創業株式会社ユアサスポーツクラブを設立し、サッカー教室の展開を開始。
  • 1995年4月現在の宮城県仙台市太白区にヤルキー学園東北運営本部を移転。
  • 1995年5月福岡県北九州市にヤルキー学園北九州運営本部を新設。
  • 1995年6月M&A株式会社ユアサシステムシーエイティーブイ事業部と株式会社ユアサスポーツクラブを吸収合併。
  • 1996年2月株式会社平和堂より飲食店の営業権を買い取り飲食事業に進出。
  • 1996年2月長野県松本市の湯浅教育研究所を閉鎖。
  • 1996年4月住宅関連商品事業課を新設し、北海道地区にて住宅関連商品の販売を開始。
  • 1996年5月商号変更株式会社フィールを株式会社ユアサトータルサービスに商号変更。
  • 1997年1月株式会社クリップコーポレーションと改称。
  • 1997年4月現在の福岡県福岡市博多区にヤルキー学園九州運営本部を移転。
  • 1998年9月日本証券業協会に株式を店頭登録。

2000年代

  • 2000年2月創業株式会社クリップアクトスタジオを設立し、ダンス教室を開始。
  • 2000年4月創業株式会社クリップホームを設立し、住宅関連商品の販売を拡大。
  • 2002年12月商号変更株式会社クリップホームを株式会社クリップワークに商号変更。
  • 2003年7月株式会社クリップアクトスタジオを売却(株式譲渡)。
  • 2004年1月上海井上憲商務諮詢有限公司を設立。(現・連結子会社)
  • 2004年2月株式会社ユアサトータルサービスを解散。
  • 2004年3月株式会社クリップワークを解散。
  • 2004年9月株式会社螢雪ゼミナールの全株式を取得する。(現・連結子会社)
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。
  • 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2014年10月創業上海井上憲商務諮詢有限公司が住源房地産経紀(上海)有限公司を設立。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 自己資本利益率(ROE)10%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    新市場の開拓

    学習塾・スポーツクラブの新規拠点開設、M&Aの検討、新規事業への取り組みにより成長市場を開拓する。

  2. 02

    固定費の削減

    教室閉鎖基準の明確化、運営費用の見直し、成果に見合った給与体系への変更により固定費を抑制する。

  3. 03

    収支第一主義の徹底

    収支バランスとキャッシュフローを重視し、教室単位での生産性向上を図る。

  4. 04

    体験型学習の拡充

    「知識→体験→知恵」を実現するため、農業体験など体験学習プログラムを拡充し、他塾との差別化を図る。

  5. 05

    M&Aによる成長

    新規事業進出・M&Aを成長戦略と位置づけ、広く案件収集と積極的な対応を行う。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で200人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は378万円で、9期前と比べて2.7%平均年齢は37.0歳、平均勤続年数は7.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月202
2018年3月215
2019年3月38936.07.9198
2020年3月39437.39.3186
2021年3月37336.38.7179
2022年3月37237.08.9179
2023年3月36937.48.9195
2024年3月36137.59.1193
2025年3月36537.68.71860
2026年3月37837.07.72000

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
本社・中部運営本部 — 愛知県名古屋市 千種区250百万円
教育事業 スポーツ事業飲食事業 その他
本店 — 岐阜県羽島郡 岐南町233百万円
教育事業
東京運営本部 — 東京都小平市花小金井南町23百万円
教育事業 スポーツ事業 その他
関西運営本部 — 大阪府東大阪市7百万円
教育事業 スポーツ事業

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は29億円営業利益0億円前期と比べると減収で、売上が-3.3%。

売上高
-3.3%
29億円
営業利益
0億円
純利益
-1億円
営業利益率
0.0%
前期比 +0.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高30億円29億円
営業利益1億円0億円
純利益1億円-1億円
1株あたり配当¥40¥40

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は6億円、営業利益は−1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−14.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q80
2024年1Q7−1−14.3−1
2024年2Q8112.51
2024年3Q700.00
2024年4Q81
2025年2Q15−1−6.7−1
2025年4Q1516.70
2026年2Q14−1−7.1−1
2026年4Q1516.70
2027年1Q6−1−16.7−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は49億円から29億円へ59%に減った。直近期の営業利益率は0.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
2013年3月49106
上海井上憲商務諮詢有限公司が住源房地産経紀(上海)有限公司を設立。
2014年3月4585
2015年3月3963
2016年3月3642
2017年3月3521
2018年3月3322
2019年3月3431
2020年3月3422
2021年3月3221
2022年3月3232
2023年3月2921
2024年3月3011
2025年3月30000.0−1
2026年3月29000.0−1

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高29億円のうち、営業利益として残るのは0億円0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-1億円、売上の-3.4%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.9%22億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金27.6%8億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
24.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比7.5pt
0.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比8.5pt
-3.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比13.6pt
-1.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-1.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが0億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは0億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は20億円で、売上の8.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月6−1−2545
2014年3月4−2−1246
2015年3月41−2548
2016年3月2−1−3147
2017年3月2−1−3144
2018年3月20−3243
2019年3月11−2242
2020年3月3−6−5−333
2021年3月1−2−3−129
2022年3月4−1−1330
2023年3月−1−2−2−326
2024年3月2−2−2024
2025年3月−1−1−1−221
2026年3月00−2020

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は54億円。このうち返さなくてよい自己資本が47億円で、自己資本比率は87.1%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月6758986.8
2014年3月6961887.8
2015年3月7062888.8
2016年3月6861789.1
2017年3月6658888.5
2018年3月6556986.5
2019年3月6456887.4
2020年3月6154787.7
2021年3月5852689.0
2022年3月5952788.1
2023年3月5851788.4
2024年3月5850887.5
2025年3月5548787.6
2026年3月5447787.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
28億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
51億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
4億円
在庫として抱えている分
負債合計
7億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
50
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率534社中12位あたり、逆に低いのはROE534社中503位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-1.8%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.0%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
87.1%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-3.3%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.0%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥799で、1年前と比べて+2.5%過去52週の値幅のなかでは32%の位置にある。

¥799+0.6%1ヶ月+2.8%1年+2.5%時価総額36億円
過去52週の値幅
安値¥755高値¥893

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)36.9倍
PBR0.64倍
配当利回り5.01%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で-0.26%とほぼ横ばい。8月7日時点で778円、25日線777.12円をほぼ同水準で推移。75日線785.21円、200日線798.81円を下回り上値が重い。52週高値893円からは13%下落、安値755円からは3%上昇。出来高は通常1000株前後と低調で、7月17日に8100株と急増したが、その後は低水準。RSIは62.5でやや強気圏だが、出来高の薄さが変動を抑制。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

予想PER35.9倍、PBR0.59倍、配当利回り5.14%。同業界平均のPER22.49倍、PBR3.2倍、配当利回り2.68%と比べると、PBRは平均を大きく下回り割安感があるが、予想PERは平均を大きく上回っており割高。ROEマイナス1.8%と収益性が低く、実際の業績も赤字が続いており、配当利回りの高さは減配リスクがある。バリュエーションは割高と評価。

指標この会社業種平均
PER (予想)36.9倍
PBR0.64倍3.51倍
ROE-1.8%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

小規模な人材派遣会社であり、売上高は横ばい圏で推移する一方、近年は赤字が続いている。強気派は配当利回りの高さと株価の割安感(PBR0.59倍)を指摘し、業績回復によるバリュエーション修正を期待する。弱気派は収益力の悪化と明確な成長戦略の欠如を問題視し、赤字構造が定着するリスクを警戒する。人材需要の変動や派遣単価の競争激化が業績を左右する。

プラスに働く材料7
  • 割安な株価水準

    PBR0.59倍と解散価値に近く、下値不安が限定的。

  • 高配当利回り

    配当利回り5.14%と魅力的で、株主優待も保有理由。

  • 業績回復の余地

    売上高は30億円で安定し、コスト削減で黒字転換の可能性。

  • 高配当利回り5.14%が下値支え継続影響

    PBR0.59倍と解散価値割れ、配当利回り5.14%で投資家層が支える

  • PBR0.59倍の割安修正継続影響

    純資産に対して株価が4割安、資本政策の改善余地

  • 25/3期は営業損益黒字を維持決算発表後影響

    営業利益は0億円と赤字は出していない、損益分岐点を維持

  • 予想PER35.9倍は将来の回復を見込む決算発表後影響

    市場は35.9倍のPERを想定、業績回復を織り込み始めた

マイナスに働く材料7
  • 赤字の継続

    2025/3期と2026/3期は純損失で、収益構造に問題。

  • 競争の激化

    人材派遣業界は競争が激しく、単価下落圧力が続く。

  • 成長戦略の欠如

    売上高が伸び悩み、新規事業の目立った展開がない。

  • 売上高は29億円と前年から減少通年影響

    売上高30億→29億円、3期連続の減収傾向

  • 最終赤字が2期連続決算発表後影響

    純損益は25/3期-1億円、26/3期-1億円と赤字継続

  • ROEマイナス1.8%と資本の毀損継続影響

    ROEが-1.8%とマイナス、PBR0.59倍から更なる低下リスク

  • 外国人保有0.4%と低く株主構成が偏る継続影響

    外国人比率0.4%、流動性が低く価格発見機能に課題

次の決算で確かめる点
売上高の推移
業績の趨勢を示し、成長性を確認する。
営業利益率
収益力の改善度合いを測る重要な指標。
派遣稼働率
人材の稼働状況が収益に直結する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり40で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは5.01%。

年間配当
¥40
1株あたり
配当利回り
5.01%
いまの株価に対して
配当性向
158.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月40646.0
2018年3月400.0107.5
2019年3月400.0165.8
2020年3月400.0127.8
2021年3月400.01016.8
2022年3月4512.5116.8
2023年3月450.0144.4
2024年3月450.098.9
2025年3月450.0118.4
2026年3月450.0158.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥40

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,880人。区分でいちばん多いのは個人・その他58.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が40.5%を占め、残る59.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他52.253.056.158.858.558.5
事業法人25.626.623.130.430.932.1
自己株式18.918.918.920.620.620.6
金融機関9.89.18.48.58.48.4
証券会社0.60.51.60.60.50.5
外国法人11.610.610.51.51.50.2
外国人個人0.20.20.20.20.20.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社平和堂21.69
02日本駐車場開発株式会社9.83
03株式会社十六銀行3.09
04井上信氏2.60
05井上紀美2.34
06井上正憲2.31
07株式会社あいち銀行2.09
08岡田高志2.05
09クリップコーポレーション従業員持株会1.34
10株式会社名古屋銀行1.10

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−119%、1株純資産は14期で+2%。直近期のROEは-1.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1271,28810.28.340.1
2014年3月1051,3558.09.957.1
2015年3月771,3895.614.176.1
2016年3月451,3843.222.6159.6
2017年3月151,3621.160.2646.0
2018年3月411,3653.022.8107.5
2019年3月341,3502.522.8165.8
2020年3月501,4023.713.4127.8
2021年3月241,4121.736.11016.8
2022年3月591,4184.213.0116.8
2023年3月291,3902.127.1144.4
2024年3月241,4011.737.598.9
2025年3月−211,332−1.5118.4
2026年3月−241,316−1.8158.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額80百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
井上憲氏代表取締役会長8012,000
井上信氏代表取締役社長48118,000
岡田高志代表取締役常務6193,000
井上壽美子取締役 新規事業部 マネージャー7516,000
橋本学取締役相談役7531,000
三輪智明取締役60
岸剛史取締役49
安座間亮監査役 常勤36
日比大介監査役47
林秀明監査役48
柴田繁732,000
井神貴仁41

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)57217315
監査役14044
社外取締役3331

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容647字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当企業集団は㈱クリップコーポレーション(当社)及び連結子会社6社、非連結子会社1社((合)1.Vars)、関連会社1社(㈱SMC)により構成されており、教育事業、スポーツ事業、飲食事業(弁当宅配)及び生涯教育事業等を行っております。 各事業における当社グループ各社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、セグメントと同一の区分であります。 教育事業……………   当社、㈱螢雪ゼミナール(連結子会社)、㈲アクシス(連結子会社)、㈱セア教育研究所(連結子会社)が学習塾の運営を行っております。 スポーツ事業………   当社がサッカー教室の運営を行っております。 飲食事業……………   当社が弁当宅配事業を行っております。 生涯教育事業…………   ㈱螢雪ゼミナール(連結子会社)、㈱日本体験センター(連結子会社)、(合)1.Varsが就労継続支援事業・ボイストレーニング教室・韓国語教室等を行っております。 その他………………   当社がバスケット教室事業・農業事業・不動産事業等を行っております。CLIP FIRST LINK LTD.PTE.が不動産事業等を行っております。 〔事業系統図〕 以上の企業集団等について図示すると次のとおりであります。 また、その他の第三者(当社では指導代理店と呼んでおります。)に運営を委託している教室が23教室あります。この際、当社は人件費及び教室経費相当額を指導代理店に支払手数料として支払っております。
経営方針・対処すべき課題1,371字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 当社グループの使命として収益性、社会性、教育性が考えられますが、それは企業規模が拡大・発展することによって、ますます社会的な責任が大きくなるものと考えております。 そのため、当社グループでは、社会的信用と知名度の向上、優秀な人材の確保と従業員のモラル向上、資金調達力の拡大及び自己資本の充実による財務体質の安定と強化を図ることにより発展していくことが社会的責任並びに株主・投資者に報いるものと考えております。 株主に対する利益還元としての配当金の確保並びに将来の設備投資に資する内部留保の確保として、また資産の効率運用を行うため、自己資本利益率10%以上の達成をすべく鋭意努力していく所存であります。学習塾業界におきましては、少子化の影響で市場の停滞が続くなか、新しい仕組みづくりが求められております。 今後の成長と収益確保を目指して、基本戦略を以下のとおりとしております。 1.新市場の開拓(現状の取組…学習塾・スポーツクラブの新規拠点開設・M&Aの検討・新規事業への取組等) 2.固定費の削減(現状の取組…教室閉鎖の基準の明確化・教室運営費用の見直し・成果に見合った給与体系等) 3.収支第一主義(現状の取組…収支バランス・キャッシュフローの考え方の徹底・教室単位での生産性レベルの向上等) 教育事業は、新しいタイプの学習塾として「知識→体験→知恵」を実現化させるため、農業体験等の拡充を図ってまいります。 また、新規事業進出・M&Aを企業グループ成長の一つの考え方と認識し、広く案件の収集と積極的な対応を行ってまいります。 今後の我が国経済は緩やかな回復継続が期待されるものの、地政学リスクや自然災害等の影響にも留意する必要があります。会員ビジネスを事業の中核とする当社グループといたしましては、顧客の信頼・信用を得て今後とも成長を続けていくためには、従来と同様に営業力とサービス力の継続的な強化と時代に合った戦略が必要であると深く認識しております。 そのために、教育事業部門におきましては、「体験と学習」の考え方を中心に置き、農業体験等の充実・拡大に努めるとともに、各ご家庭へ個別訪問を行い、生徒並びに保護者に対して提案を行い、他塾との差別化を図ってまいります。そのうえで、新規教室の出店を積極的に行ってまいります。 スポーツ事業部門におきましては、新規スクールの出店・生徒募集を徹底し、売上回復を図ってまいります。 飲食事業部門につきましては、長期にわたる不採算部門であるという認識にたって、今後のあり方を検討してまいります。 生涯教育事業部門につきましては、営業力とサービス力の強化により、規模拡大と利益確保を目指してまいります。 その他の事業につきましては、次の柱を構築することを目的として、1.現金商売であること、2.会員ビジネス(リピーターを含む。)であること、3.エンドユーザー対象であるビジネスであること、4.当初の設備投資が安価であること、5.事業を担当する責任者が当社の体質を十分に理解していること、を基本に置いてグループ全体の活性化と人材の活用を目指してまいります。
事業等のリスク1,307字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 長期的な変動要因 当社グループの主要事業は、教育事業(学習塾)とスポーツ事業(スポーツクラブ)となりますが、ともに子どもを対象とした事業であるため、長期的には少子化の影響を受ける可能性があります。 (2) 他社競合等、短期的な変動要因 当社グループの営業地域において、同業他社の進出や雇用状況の悪化にともない生徒数の減少等が生じた場合、当社業績に影響を受ける可能性があります。 また、学習指導要領等の変更にともない教科書内容や指導内容に変更等が生じた場合、学習塾にて使用する教材内容を変更・修正する必要があり、これによる費用の発生が当社利益を圧迫する可能性があります。 (3) 出店・退店政策 当社グループは利益管理を重視しており、経営効率が悪く利益の回復が見込めない学習塾教室については、閉鎖退店する方針をとっております。 すべての店舗について賃貸契約を締結しておりますが、採算性重視の立場から当社の出店条件に合致する物件がなければ出店予定数を変更することがあるため、当社の業績見通しに影響を及ぼす可能性があります。 また、業績好調な教室であっても賃貸人の事由により、退店を余儀なくされる可能性があるほか、賃貸人が倒産した場合等には、入居保証金等の全額または一部が回収できなくなる可能性もあるものと認識しております。 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 閉鎖数   8   4   11   17   14 開設数   10   11   19   6   13 期末教室数   116   123   131   120   119 (4) サッカー教室の会場について 当社グループのスポーツ事業は、主にサッカー教室を地域の公園・グラウンド等において実施しております。 公園の利用に際しては、公園の公共性や地域住民の福祉の増進という公園本来の機能を尊重し、教室の運営にあたっても細心の注意を払っておりますが、当社として可能な限りの注意を払ったとしても、一部において他の公園利用者や近隣住民等との間で予期せざるトラブルが生じる可能性があります。 こうしたトラブルにより公園利用に支障を来し、かつ、トラブルの解決に長期間を要する場合には、当社はサッカー教室の一時休止や移転・閉鎖を実施することがあります。 このことでサッカー教室の生徒数が減少し、当社の経営成績または財務状態が影響を受ける可能性があります。 (5) 生徒情報の管理について 当社グループは生徒に関する情報を保有しております。 現在まで情報の流失による問題は発生しておりませんが、今後生徒情報の流失により問題が発生した場合には、その後の事業展開、経営成績が影響を受ける可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,523字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当社グループは、「体験と学習」の実践の場として農業体験等を積極的に進めることと並行して既存教室及び既存スポーツクラブの生産効率の見直しを徹底してまいりました。 この結果、売上高28億80百万円(前期比5.2%減)となりました。 利益面につきましては、営業損失37百万円(前期は営業利益1百万円)、経常損失5百万円(前期は経常利益42百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失86百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失75百万円)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 教育事業 学習塾につきましては、子会社である株式会社螢雪ゼミナールと有限会社アクシス(稲門塾)及び株式会社セア教育研究所(星伸スクール)を含む期中平均生徒数は前期6,011名から、当期5,706名と減少し、売上高22億58百万円(前期比3.4%減)、セグメント利益33百万円(前期比48.5%減)となりました。 スポーツ事業 サッカースクールにつきましては、期中平均生徒数は、前期3,851名から当期3,190名と減少し、売上高2億38百万円(前期比17.1%減)、セグメント利益は5百万円(前期比65.1%減)となりました。 飲食事業 添加物・保存料を使用しない弁当の宅配事業を展開しており、当期の売上高1億28百万円(前期比16.8%減)、セグメント損失は46百万円(前期セグメント損失41百万円)となりました。 生涯教育事業 就労継続支援事業・ボイストレーニング教室・韓国語教室等を行っており、当期の売上高1億16百万円(前期比100.2%増)、セグメント損失は19百万円(前期セグメント損失25百万円)となりました。 その他 バスケット教室事業・農業事業・不動産事業等を行っており、当期の売上高1億40百万円(前期比30.6%減)、セグメント損失は11百万円(前期セグメント損失11百万円)となりました。 財政状態につきましては、当連結会計年度末における総資産は、54億42百万円(前連結会計年度末は54億79百万円)となり、36百万円減少しました。 流動資産合計は33億42百万円(前連結会計年度末は34億71百万円)となり、1億29百万円減少しました。その主な要因は、現金及び預金が1億60百万円減少したことと、商品及び製品が49百万円増加したことによるものであります。 固定資産合計は21億円(前連結会計年度末は20億7百万円)となり、92百万円増加しました。その主な要因は、のれんが37百万円減少したことと、投資有価証券が2億41百万円増加したことによるものであります。 流動負債合計は5億20百万円(前連結会計年度末は5億10百万円)となり、10百万円増加しました。その主な要因は、未払法人税等が10百万円増加し、未払消費税等が3百万円減少したことと、支払手形及び買掛金が11百万円減少したことと、未払費用が6百万円増加したことによるものであります。 固定負債合計は1億82百万円(前連結会計年度末は1億70百万円)となり、12百万円増加しました。その主な要因は、長期借入金が9百万円減少したことと、繰延税金負債が28百万円増加したことによるものであります。 純資産合計は47億39百万円(前連結会計年度末は47億98百万円)となり、59百万円減少しました。その主な要因は、利益剰余金が2億48百万円減少したことと、その他有価証券評価差額金が1億91百万円増加したことによるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前期末に比べ1億60百万円減少(前期同期は2億72百万円減少)し、当期末は19億79百万円となりました。 (営業活動におけるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動による資金の減少は1百万円(前年同期は94百万円減少)となりました。これは主に、棚卸資産の増加が41百万円(前年同期は90百万円増加)となったこと、さらに法人税等の支払額が19百万円(前年同期は64百万円)あったことによるものであります。 (投資活動におけるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動による資金の増加は3百万円(前年同期は50百万円の減少)となりました。これは主に、定期預金の預入による支出が8億2百万円(前年同期は8億51百万円)、定期預金の払戻による収入が8億1百万円(前年同期は7億51百万円)であったこと、有形固定資産の取得による支出が21百万円(前年同期は66百万円)あったことによるものであります。 (財務活動におけるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動による資金の減少は1億72百万円(前年同期は1億28百万円の減少)となりました。これは主に、配当金の支払額が1億62百万円(前年同期も1億62百万円)あったことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.販売方法 教育事業・スポーツ事業・生涯教育事業……主に募集要項に基づき、直接生徒を募集しております。 飲食事業…………………………………………弁当を宅配により、直接顧客に販売しております。 b.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) 教育事業 小学生   396,904   101.2 中学生   1,471,731   92.5 高校生   390,353   109.9 小計   2,258,989   96.6 スポーツ事業   238,407   82.9 飲食事業   128,179   83.2 生涯教育事業   116,359   200.2 その他   138,705   69.4 合計   2,880,642   94.8 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績につきましては、売上高の10%以上を占める主要顧客はありませんので記載を省略しております。 (2)  経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針および見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されており、財政状態および経営成績に関する以下の分析が行われています。 当社グループ経営陣は、連結財務諸表の作成に際し、決算日における資産・負債の報告数値および偶発債務の開示、ならびに報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積りおよび仮定設定を行わなければなりません。経営陣は、売上債権、棚卸資産、投資、法人税等、退職金、偶発事象や訴訟等に関する見積りおよび判断に対して、継続して評価を行っております。経営陣は、過去の実績や状況に応じた合理的だと考えられる様々な要因に基づき、見積りおよび判断を行い、その結果は、他の方法では判定しにくい資産・負債の簿価および収入・費用の報告数字についての判断の基礎となります。実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループは、特に以下の重要な会計方針が、当社グループの連結財務諸表の作成において使用される当社グループの重要な判断と見積りに大きな影響を及ぼすと考えております。 収益の認識 当社グループの売上高は、通常、サービスが提供された時点で計上されます。 また、ユニフォーム等商品の販売につきましては、販売時点で売上を計上しております。 棚卸資産 当社グループは、棚卸資産の、推定される将来需要および市場状況に基づく時価の見積額と原価との差異に相当する陳腐化の見積額について、評価減の計上が必要となる可能性があります。実際の将来需要または市場状況が当社グループ経営陣の見積りより悪化した場合、追加の評価減が必要となる可能性があります。 固定資産の減損 固定資産の減損に係る会計基準の適用により、当社グループが保有する固定資産等が減損の対象となる場合があり、減損処理が必要となる可能性があります。 投資の減損 当社グループは、長期的な取引関係維持のために、金融機関に対する少数持分を所有しております。これらの株式は、価格変動により価値が低下する可能性があります。 当社グループは投資価値の下落が一時的でないと判断した場合、投資の減損を計上しております。時価のある有価証券の場合、時価の下落率が著しい下落に該当した場合に減損を計上しております。将来の市況悪化または投資先の業績不振により、現在の簿価に反映されていない損失または簿価の回収不能が発生した場合、評価損の計上が必要となる可能性があります。 繰延税金資産 当社グループは、繰延税金資産について、回収可能性が高いと考えられる金額へ減額するために評価性引当額の必要性を検討しております。評価性引当額の必要性を評価するに当たっては、将来の課税所得および、慎重かつ実現可能性の高い継続的な税務計画を検討しますが、繰延税金資産の全部または一部を将来実現できないと判断した場合、当該判断を行った期間に繰延税金資産の調整額を費用として計上します。 退職給付費用 当社グループは、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの数値目標である自己資本利益率10%に対して、当連結会計年度の自己資本利益率は、△1.8%となり、大きくかい離しております。利益面につきましては、営業損失37百万円(前期は営業利益1百万円)、経常損失5百万円(前期は経常利益42百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失86百万円(前期親会社株主に帰属する当期純損失75百万円)となりました。 売上高は、前連結会計年度に比べ5.2%減収の28億80百万円となりました。 売上原価は、前連結会計年度の22億25百万円から3.3%減少し、21億52百万円となりました。売上高に対する売上原価の比率は前連結会計年度の73.3%から当連結会計年度は74.7%となっております。 販売費及び一般管理費は前連結会計年度の8億10百万円から5.5%減少し、7億65百万円となりました。 営業損益は、前連結会計年度1百万円の利益に対して、37百万円の損失となりました。 営業外収益(費用)は、前連結会計年度の40百万円の収益(純額)から、32百万円の収益(純額)となりました。 税金等調整前当期純利益(損失)は、前連結会計年度の45百万円の損失から、56百万円の損失となりました。 税金等調整前当期純利益に対する法人税等の比率(実効税率)は、当連結会計年度は税金等調整前当期純損益がマイナスのため算出しておりません。 親会社株主に帰属する当期純利益(損失)は、前連結会計年度の75百万円の損失に対し、86百万円の損失となりました。1株当たりの当期純利益(損失)は、前連結会計年度の20.90円の損失に対し、24.03円の損失となりました。 学習塾の新規教室設立や、サッカースクールの新規開校をすすめていくことによって、売上を増加させるともに、コストの適正化に努め、利益の回復を図ってまいります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、営業活動によるキャッシュ・フローでは、前連結会計年度が94百万円の資金を使用したのに対して、当連結会計年度においては1百万円の資金を使用しました。これは主に、棚卸資産の増加が41百万円(前連結会計年度は90百万円増加)となったこと、さらに法人税等の支払額が19百万円(前年同期は64百万円)あったことによるものであります。 投資活動によるキャッシュ・フローでは、前連結会計年度は50百万円の資金を使用したことに対し、当連結会計年度では3百万円の資金を得ました。これは主に、定期預金の預入による支出が8億2百万円(前年同期は8億51百万円)、定期預金の払戻による収入が8億1百万円(前年同期は7億51百万円)であったことによるものであります。 財務活動によるキャッシュ・フローでは、前連結会計年度より43百万円多い1億72百万円の資金を使用しました。これは主に、配当金の支払額が1億62百万円(前年同期は1億62百万円)あったことによるものであります。 当社グループの資金需要のうち主なものは、当社グループの原価ならびに販売費及び一般管理費に占める人件費等のほか、当社の教育事業部門における教室家賃、新規教室の開設費用や新規事業等の事務所家賃等であります。 2026年3月31日現在の契約債務の概要は下記の通りであります。 年度別支払金額(百万円) 合計   1年以内   1~3年   3~5年   5年以降 短期借入金   180   180   ―   ―   ― 長期借入金   20   10   9   ―   ― オペレーティングリース   7   3   3   1   ― 当社グループは現在、運転資金および設備投資資金につきましては、内部資金または借入により資金調達することとしております。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 教育事業 教育事業の売上高は、前連結会計年度の平均生徒数6,011名と比較し、5.1%減少の5,706名となったことから、前連結会計年度の23億38百万円と比べ3.4%減少し、22億58百万円となりました。 教育事業の営業利益は、前連結会計年度の64百万円と比較して31百万円減少の33百万円となり、売上高営業利益率は、前連結会計年度の2.8%から1.5%となりました。 スポーツ事業 スポーツ事業の売上高は、前連結会計年度の平均生徒数3,851名と比較し、17.2%減少の3,190名となったことから、前連結会計年度の2億87百万円と比べ17.1%減少し、2億38百万円となりました。 スポーツ事業の営業損益は、前連結会計年度が営業利益15百万円だったのに対して、当連結会計年度は営業利益5百万円となりました。 飲食事業 飲食事業の売上高は、前連結会計年度の1億54百万円と比べ16.8%減少し、1億28百万円となりました。 飲食事業の営業損失は、前連結会計年度が41百万円だったのに対して当連結会計年度は46百万円となりました。 生涯教育事業 生涯教育事業の売上高は、前連結会計年度の58百万円と比べ100.2%増加し、1億16百万円となりました。 生涯教育事業の営業損失は、前連結会計年度が25百万円だったのに対して当連結会計年度は19百万円となりました。 その他 その他の売上高は、前連結会計年度の2億1百万円と比べ30.6%減少し、1億40百万円となりました。 営業損益については、前連結会計年度が営業損失11百万円だったのに対して、当連結会計年度も営業損失11百万円となりました。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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