概要
クリップコーポレーションは1981年に学習塾事業で創業し、1997年に現社名に改称したサービス業企業である。教育事業を中核に、スポーツ教室、弁当宅配、生涯教育などを展開する。2026年3月期の連結売上高は28.8億円、従業員200名。名古屋市に本社を置き、連結子会社6社を有する。
中核の教育事業が売上の78%を占める
2026年3月期、教育事業の売上高は22億58百万円で、全社売上高28億80百万円の約78%を占める。中学生向けが最大で14億71百万円、小学生3億96百万円、高校生3億90百万円。子会社の株式会社螢雪ゼミナール、有限会社アクシス(稲門塾)、株式会社セア教育研究所(星伸スクール)が運営する。期中平均生徒数は5,706名で前期から減少傾向にある。
スポーツ・飲食・生涯教育の三つの柱
スポーツ事業はサッカースクールを運営し、2026年3月期の売上高は2億38百万円、期中平均生徒数3,190名。飲食事業は添加物・保存料不使用の弁当宅配を行い、売上高1億28百万円だがセグメント損失46百万円と赤字が続く。生涯教育事業は就労継続支援、ボイストレーニング、韓国語教室などを手掛け、売上高1億16百万円(前期比2倍)だが損失19百万円。
連結子会社と委託運営で事業を拡大
グループは連結子会社6社で構成。教育事業では螢雪ゼミナール、アクシス、セア教育研究所が学習塾を運営。生涯教育では日本体験センター、合同会社1.Varsが加わる。さらに、指導代理店と呼ぶ第三者に運営委託する教室が23教室あり、人件費や経費相当額を支払手数料として計上している。中国に上海井上憲商務諮詢有限公司を持ち、不動産事業も手掛ける。
業界の中での役割は地域密着型の教育・生活サービス提供者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01教育事業(学習塾)主力
小中高生を対象に学習塾を運営し、進学指導や学校補習を提供。当社本体に加え、傘下の螢雪ゼミナールやセア教育研究所などが個別指導や集団指導のノウハウを活かして運営する。
- 学習塾
- 幼児から高校生までを対象とした集団指導・個別指導の学習塾。進学塾から学校補習まで幅広いコースを提供。
02スポーツ事業(サッカー教室)準主力
子供向けサッカー教室を当社が直営で運営。技術指導に加え、挨拶や協調性など社会性の育成も目的とする。
- サッカー教室
- 幼児から小学生を対象に、サッカーの基礎技術と集団行動を通じた心身の成長を支援するプログラム。
03飲食事業(弁当宅配)準主力
高齢者や単身者向けに栄養バランスの取れた宅配弁当を提供。食材の宅配だけでなく、見守りサービス等も兼ねる場合がある。
- 宅配弁当
- 栄養士が監修した日替わり弁当を自宅まで届ける。健康維持に配慮したメニューと定期的な配達で生活を支援。
04生涯教育事業副次
就労継続支援事業、ボイストレーニング教室、韓国語教室など、幅広い年代の学び直しやスキル習得の場を提供。障害者就労支援など社会的な包摂にも寄与する。
- 就労継続支援
- 障害者が自立した生活を送るための就労訓練の場を提供し、一般就労への移行を支援する。
- ボイストレーニング教室
- 発声や歌唱技術を学ぶ教室。プロ志向の個人から趣味で楽しむ人までを対象とする。
- 韓国語教室
- 韓国語の会話・文法を学ぶ教室。文化理解を深める講座も併設する。
05その他(バスケット教室、農業、不動産等)その他
サッカー教室と同様にバスケットボール教室を運営するほか、農業・不動産事業にも進出。多角的に収益基盤を広げている。
- バスケット教室
- 子供向けにバスケットボールの基礎を指導し、運動能力とチームワークを育む。
製品と技術
中学生向け集団指導が主力の学習塾
教育事業の主力は中学生向けの集団指導で、2026年3月期の売上高14億71百万円。子会社の螢雪ゼミナール、アクシス(稲門塾)、セア教育研究所(星伸スクール)が各地で教室を運営する。また「体験と学習」を掲げ、農業体験などの体験型プログラムを組み込んだ差別化を図っている。生徒数は前期比5%減の5,706名で、少子化の影響を受けている。
サッカースクールと弁当宅配の現状
スポーツ事業ではサッカースクールを展開し、2026年3月期の期中平均生徒数は3,190名で前期から661名減少。売上高は2億38百万円でセグメント利益は5百万円に縮小した。飲食事業では添加物・保存料を使わない弁当を宅配するが、売上高1億28百万円に対しセグメント損失46百万円と不採算が続き、経営方針でも「長期にわたる不採算部門」と位置づけられている。
就労支援や語学教室を含む生涯教育
生涯教育事業は子会社の螢雪ゼミナール、日本体験センター、合同会社1.Varsが担い、就労継続支援事業、ボイストレーニング教室、韓国語教室などを提供する。2026年3月期の売上高は前期比2倍の1億16百万円に拡大したが、セグメント損失は19百万円と依然赤字。同事業は営業力とサービス力の強化により規模拡大と利益確保を目指すとしている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
小規模安定経営、収益力限定的で競争に課題
クリップコーポレーションは、サービス業に属し、同業他社であるジンジブ、イシン、JSH、ダイブグループ、マテリアルグループと比較される企業である。売上高は2024年3月期から2026年3月期まで30億円前後で横ばい推移し、営業利益率は0%と赤字は回避しているものの、収益性は低水準に留まる。業界内では、小規模ながら安定した経営基盤を持つが、成長性が乏しく、競合他社の積極的な事業展開に対して存在感が薄い。同業のジンジブやイシンは新規サービス投入や市場開拓により成長を目指す一方、当社は現状維持に近い状態で、差別化戦略や新規事業の創出が求められる。規模の小ささからスケールメリットを活かせず、営業利益率0%は設備投資や人材育成への再投資余力を制限している。業界構造では、サービス業全般の成長性が高い中で、当社の取り組み不足が目立つと言える。
強み
- 売上高が3期連続で30億円前後を維持し、大きな変動なく事業を継続。
- 営業利益率0%ではあるが、赤字を出さずに資本を保全している点。
- 特定分野のサービスで定着した顧客基盤を持ち、収入を確保。
- 積極的な投資を抑え、財務リスクを低く管理する堅実な経営。
課題
- 売上が横ばいで、業界の成長に対して取り残されるリスクがある。
- 営業利益率0%では、将来的な投資や人材確保の余力が乏しい。
- 同業他社との差別化ができず、価格競争に巻き込まれる懸念。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がクリップコーポレーション
時価総額で並べると、掲載11社のなかで3番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6193バーチャレクス・ホールディングス | 37億円 | — |
| 2 | 7044ピアラ | 37億円 | 28.1倍 |
| 3 | 4705クリップコーポレーション | 36億円 | — |
| 4 | 6034MRT | 36億円 | 63.4倍 |
| 5 | 9235売れるネット広告社グループ | 36億円 | — |
| 6 | 475Aギミック | 36億円 | 9.6倍 |
| 7 | 7072インティメート・マージャー | 35億円 | 20.2倍 |
| 8 | 6578コレックホールディングス | 35億円 | 86.9倍 |
| 9 | 7078INCLUSIVE Holdings | 35億円 | — |
| 10 | 9339コーチ・エィ | 34億円 | 34.2倍 |
| 11 | 2424ブラス | 34億円 | 10.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 39件
コンピュータ学習機器「ヤルキー」で創業した1981年
1981年5月、株式会社湯浅教育システム中部として設立され、コンピュータ学習専用機器「ヤルキー」の販売を開始した。翌1982年1月に現在の名古屋市千種区へ本社移転。同年7月にはヤルキー学園中部運営本部を新設し、愛知県豊明市に初の学習教室を開設。その後、静岡、長野、宮城、福岡へと教室網を拡大した。
多角化と社名変更を進めた1990年代
1989年11月に株式会社ユアサシステムへ社名変更。1990年5月に株式会社フィールを設立し化粧品販売を開始。1992年にはユニシステム株式会社でケーブルテレビビデオシステム販売、1994年にはユアサスポーツクラブでサッカー教室に参入。1996年には飲食店営業権を買い取り飲食事業、住宅関連商品販売にも進出。1997年1月に現社名の株式会社クリップコーポレーションと改称した。
上場と子会社の再編を経た2000年代
2000年2月にダンス教室のクリップアクトスタジオを設立したが、2003年7月に売却。2004年1月には中国に上海井上憲商務諮詢有限公司を設立。同年2月にユアサトータルサービス、3月にクリップワークを解散。2004年9月には株式会社螢雪ゼミナールの全株式を取得し連結子会社化。1998年9月に店頭登録、2004年12月にジャスダックへ上場し、2013年7月に東京証券取引所JASDAQスタンダードへ移行した。
年表39件を開く
1980年代
- 1981年5月創業株式会社湯浅教育システム中部を設立、コンピュータ学習専用機器「ヤルキー」の販売を開始。
- 1982年1月現在の愛知県名古屋市千種区に本社を移転。
- 1982年7月ヤルキー学園中部運営本部を新設し、愛知県豊明市にヤルキー学園豊明進学教室を開設。
- 1982年10月静岡県静岡市に静岡支社を新設。
- 1983年2月現在の静岡県静岡市北安東に静岡支社をヤルキー学園静岡運営支部と名称変更して移転。
- 1989年3月長野県松本市に湯浅教育研究所を新設。
- 1989年11月株式会社ユアサシステムに社名を変更。
1990年代
- 1990年5月創業株式会社フィールを設立し、美と健康事業部として化粧品販売を開始。
- 1991年1月宮城県仙台市太白区にヤルキー学園東北運営本部を新設。
- 1991年7月株式会社ヤルキー学園北海道本部の営業権を譲受。
- 1991年7月創業ユニシステム株式会社を設立し、ケーブルテレビビデオシステムの販売を開始。
- 1992年2月株式会社湯浅教育研究所の営業権を譲受。
- 1992年5月福岡県福岡市中央区にヤルキー学園九州運営本部を新設し、九州地区に進出。
- 1992年5月株式会社フィールの営業権を譲受。
- 1992年6月ユニシステム株式会社を株式会社ユアサシステムシーエイティーブイ事業部と改称。
- 1994年6月創業株式会社ユアサスポーツクラブを設立し、サッカー教室の展開を開始。
- 1995年4月現在の宮城県仙台市太白区にヤルキー学園東北運営本部を移転。
- 1995年5月福岡県北九州市にヤルキー学園北九州運営本部を新設。
- 1995年6月M&A株式会社ユアサシステムシーエイティーブイ事業部と株式会社ユアサスポーツクラブを吸収合併。
- 1996年2月株式会社平和堂より飲食店の営業権を買い取り飲食事業に進出。
- 1996年2月長野県松本市の湯浅教育研究所を閉鎖。
- 1996年4月住宅関連商品事業課を新設し、北海道地区にて住宅関連商品の販売を開始。
- 1996年5月商号変更株式会社フィールを株式会社ユアサトータルサービスに商号変更。
- 1997年1月株式会社クリップコーポレーションと改称。
- 1997年4月現在の福岡県福岡市博多区にヤルキー学園九州運営本部を移転。
- 1998年9月日本証券業協会に株式を店頭登録。
2000年代
- 2000年2月創業株式会社クリップアクトスタジオを設立し、ダンス教室を開始。
- 2000年4月創業株式会社クリップホームを設立し、住宅関連商品の販売を拡大。
- 2002年12月商号変更株式会社クリップホームを株式会社クリップワークに商号変更。
- 2003年7月株式会社クリップアクトスタジオを売却(株式譲渡)。
- 2004年1月上海井上憲商務諮詢有限公司を設立。(現・連結子会社)
- 2004年2月株式会社ユアサトータルサービスを解散。
- 2004年3月株式会社クリップワークを解散。
- 2004年9月株式会社螢雪ゼミナールの全株式を取得する。(現・連結子会社)
- 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
2010年代
- 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。
- 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
- 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
- 2014年10月創業上海井上憲商務諮詢有限公司が住源房地産経紀(上海)有限公司を設立。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 自己資本利益率(ROE)10%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
新市場の開拓
学習塾・スポーツクラブの新規拠点開設、M&Aの検討、新規事業への取り組みにより成長市場を開拓する。
- 02
固定費の削減
教室閉鎖基準の明確化、運営費用の見直し、成果に見合った給与体系への変更により固定費を抑制する。
- 03
収支第一主義の徹底
収支バランスとキャッシュフローを重視し、教室単位での生産性向上を図る。
- 04
体験型学習の拡充
「知識→体験→知恵」を実現するため、農業体験など体験学習プログラムを拡充し、他塾との差別化を図る。
- 05
M&Aによる成長
新規事業進出・M&Aを成長戦略と位置づけ、広く案件収集と積極的な対応を行う。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で200人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は378万円で、9期前と比べて−2.7%。平均年齢は37.0歳、平均勤続年数は7.7年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 202 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 215 | — |
| 2019年3月 | 389 | 36.0 | 7.9 | 198 | — |
| 2020年3月 | 394 | 37.3 | 9.3 | 186 | — |
| 2021年3月 | 373 | 36.3 | 8.7 | 179 | — |
| 2022年3月 | 372 | 37.0 | 8.9 | 179 | — |
| 2023年3月 | 369 | 37.4 | 8.9 | 195 | — |
| 2024年3月 | 361 | 37.5 | 9.1 | 193 | — |
| 2025年3月 | 365 | 37.6 | 8.7 | 186 | 0 |
| 2026年3月 | 378 | 37.0 | 7.7 | 200 | 0 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は29億円、営業利益は0億円。前期と比べると減収で、売上が-3.3%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 30億円 | 29億円 |
| 営業利益 | 1億円 | 0億円 |
| 純利益 | 1億円 | -1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥40 | ¥40 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は6億円、営業利益は−1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−14.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 8 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 7 | −1 | −14.3 | −1 |
| 2024年2Q | 8 | 1 | 12.5 | 1 |
| 2024年3Q | 7 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 8 | — | — | 1 |
| 2025年2Q | 15 | −1 | −6.7 | −1 |
| 2025年4Q | 15 | 1 | 6.7 | 0 |
| 2026年2Q | 14 | −1 | −7.1 | −1 |
| 2026年4Q | 15 | 1 | 6.7 | 0 |
| 2027年1Q | 6 | −1 | −16.7 | −1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は49億円から29億円へ59%に減った。直近期の営業利益率は0.0%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。 | |||||
| 2013年3月 | 49 | — | 10 | — | 6 |
| 上海井上憲商務諮詢有限公司が住源房地産経紀(上海)有限公司を設立。 | |||||
| 2014年3月 | 45 | — | 8 | — | 5 |
| 2015年3月 | 39 | — | 6 | — | 3 |
| 2016年3月 | 36 | — | 4 | — | 2 |
| 2017年3月 | 35 | — | 2 | — | 1 |
| 2018年3月 | 33 | — | 2 | — | 2 |
| 2019年3月 | 34 | — | 3 | — | 1 |
| 2020年3月 | 34 | — | 2 | — | 2 |
| 2021年3月 | 32 | — | 2 | — | 1 |
| 2022年3月 | 32 | — | 3 | — | 2 |
| 2023年3月 | 29 | — | 2 | — | 1 |
| 2024年3月 | 30 | — | 1 | — | 1 |
| 2025年3月 | 30 | 0 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2026年3月 | 29 | 0 | 0 | 0.0 | −1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高29億円のうち、営業利益として残るのは0億円で0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-1億円、売上の-3.4%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.9%22億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金27.6%8億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが0億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは0億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は20億円で、売上の8.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 6 | −1 | −2 | 5 | 45 |
| 2014年3月 | 4 | −2 | −1 | 2 | 46 |
| 2015年3月 | 4 | 1 | −2 | 5 | 48 |
| 2016年3月 | 2 | −1 | −3 | 1 | 47 |
| 2017年3月 | 2 | −1 | −3 | 1 | 44 |
| 2018年3月 | 2 | 0 | −3 | 2 | 43 |
| 2019年3月 | 1 | 1 | −2 | 2 | 42 |
| 2020年3月 | 3 | −6 | −5 | −3 | 33 |
| 2021年3月 | 1 | −2 | −3 | −1 | 29 |
| 2022年3月 | 4 | −1 | −1 | 3 | 30 |
| 2023年3月 | −1 | −2 | −2 | −3 | 26 |
| 2024年3月 | 2 | −2 | −2 | 0 | 24 |
| 2025年3月 | −1 | −1 | −1 | −2 | 21 |
| 2026年3月 | 0 | 0 | −2 | 0 | 20 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は54億円。このうち返さなくてよい自己資本が47億円で、自己資本比率は87.1%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 67 | 58 | 9 | 86.8 |
| 2014年3月 | 69 | 61 | 8 | 87.8 |
| 2015年3月 | 70 | 62 | 8 | 88.8 |
| 2016年3月 | 68 | 61 | 7 | 89.1 |
| 2017年3月 | 66 | 58 | 8 | 88.5 |
| 2018年3月 | 65 | 56 | 9 | 86.5 |
| 2019年3月 | 64 | 56 | 8 | 87.4 |
| 2020年3月 | 61 | 54 | 7 | 87.7 |
| 2021年3月 | 58 | 52 | 6 | 89.0 |
| 2022年3月 | 59 | 52 | 7 | 88.1 |
| 2023年3月 | 58 | 51 | 7 | 88.4 |
| 2024年3月 | 58 | 50 | 8 | 87.5 |
| 2025年3月 | 55 | 48 | 7 | 87.6 |
| 2026年3月 | 54 | 47 | 7 | 87.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で534社中12位あたり、逆に低いのはROEで534社中503位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥799で、1年前と比べて+2.5%。過去52週の値幅のなかでは32%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 36.9倍 |
| PBR | 0.64倍 |
| 配当利回り | 5.01% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1カ月で-0.26%とほぼ横ばい。8月7日時点で778円、25日線777.12円をほぼ同水準で推移。75日線785.21円、200日線798.81円を下回り上値が重い。52週高値893円からは13%下落、安値755円からは3%上昇。出来高は通常1000株前後と低調で、7月17日に8100株と急増したが、その後は低水準。RSIは62.5でやや強気圏だが、出来高の薄さが変動を抑制。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)。
予想PER35.9倍、PBR0.59倍、配当利回り5.14%。同業界平均のPER22.49倍、PBR3.2倍、配当利回り2.68%と比べると、PBRは平均を大きく下回り割安感があるが、予想PERは平均を大きく上回っており割高。ROEマイナス1.8%と収益性が低く、実際の業績も赤字が続いており、配当利回りの高さは減配リスクがある。バリュエーションは割高と評価。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 36.9倍 | — |
| PBR | 0.64倍 | 3.51倍 |
| ROE | -1.8% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
小規模な人材派遣会社であり、売上高は横ばい圏で推移する一方、近年は赤字が続いている。強気派は配当利回りの高さと株価の割安感(PBR0.59倍)を指摘し、業績回復によるバリュエーション修正を期待する。弱気派は収益力の悪化と明確な成長戦略の欠如を問題視し、赤字構造が定着するリスクを警戒する。人材需要の変動や派遣単価の競争激化が業績を左右する。
- 割安な株価水準
PBR0.59倍と解散価値に近く、下値不安が限定的。
- 高配当利回り
配当利回り5.14%と魅力的で、株主優待も保有理由。
- 業績回復の余地
売上高は30億円で安定し、コスト削減で黒字転換の可能性。
- 高配当利回り5.14%が下値支え継続影響弱
PBR0.59倍と解散価値割れ、配当利回り5.14%で投資家層が支える
- PBR0.59倍の割安修正継続影響中
純資産に対して株価が4割安、資本政策の改善余地
- 25/3期は営業損益黒字を維持決算発表後影響中
営業利益は0億円と赤字は出していない、損益分岐点を維持
- 予想PER35.9倍は将来の回復を見込む決算発表後影響弱
市場は35.9倍のPERを想定、業績回復を織り込み始めた
- 赤字の継続
2025/3期と2026/3期は純損失で、収益構造に問題。
- 競争の激化
人材派遣業界は競争が激しく、単価下落圧力が続く。
- 成長戦略の欠如
売上高が伸び悩み、新規事業の目立った展開がない。
- 売上高は29億円と前年から減少通年影響強
売上高30億→29億円、3期連続の減収傾向
- 最終赤字が2期連続決算発表後影響強
純損益は25/3期-1億円、26/3期-1億円と赤字継続
- ROEマイナス1.8%と資本の毀損継続影響中
ROEが-1.8%とマイナス、PBR0.59倍から更なる低下リスク
- 外国人保有0.4%と低く株主構成が偏る継続影響弱
外国人比率0.4%、流動性が低く価格発見機能に課題
- 売上高の推移
- 業績の趨勢を示し、成長性を確認する。
- 営業利益率
- 収益力の改善度合いを測る重要な指標。
- 派遣稼働率
- 人材の稼働状況が収益に直結する。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり40円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは5.01%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 40 | — | 646.0 |
| 2018年3月 | 40 | 0.0 | 107.5 |
| 2019年3月 | 40 | 0.0 | 165.8 |
| 2020年3月 | 40 | 0.0 | 127.8 |
| 2021年3月 | 40 | 0.0 | 1016.8 |
| 2022年3月 | 45 | 12.5 | 116.8 |
| 2023年3月 | 45 | 0.0 | 144.4 |
| 2024年3月 | 45 | 0.0 | 98.9 |
| 2025年3月 | 45 | 0.0 | 118.4 |
| 2026年3月 | 45 | 0.0 | 158.9 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥40
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ2,880人。区分でいちばん多いのは個人・その他で58.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が40.5%を占め、残る59.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 52.2 | 53.0 | 56.1 | 58.8 | 58.5 | 58.5 |
| 事業法人 | 25.6 | 26.6 | 23.1 | 30.4 | 30.9 | 32.1 |
| 自己株式 | 18.9 | 18.9 | 18.9 | 20.6 | 20.6 | 20.6 |
| 金融機関 | 9.8 | 9.1 | 8.4 | 8.5 | 8.4 | 8.4 |
| 証券会社 | 0.6 | 0.5 | 1.6 | 0.6 | 0.5 | 0.5 |
| 外国法人 | 11.6 | 10.6 | 10.5 | 1.5 | 1.5 | 0.2 |
| 外国人個人 | 0.2 | 0.2 | 0.2 | 0.2 | 0.2 | 0.2 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社平和堂 | 21.69 |
| 02 | 日本駐車場開発株式会社 | 9.83 |
| 03 | 株式会社十六銀行 | 3.09 |
| 04 | 井上信氏 | 2.60 |
| 05 | 井上紀美 | 2.34 |
| 06 | 井上正憲 | 2.31 |
| 07 | 株式会社あいち銀行 | 2.09 |
| 08 | 岡田高志 | 2.05 |
| 09 | クリップコーポレーション従業員持株会 | 1.34 |
| 10 | 株式会社名古屋銀行 | 1.10 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−119%、1株純資産は14期で+2%。直近期のROEは-1.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 127 | 1,288 | 10.2 | 8.3 | 40.1 |
| 2014年3月 | 105 | 1,355 | 8.0 | 9.9 | 57.1 |
| 2015年3月 | 77 | 1,389 | 5.6 | 14.1 | 76.1 |
| 2016年3月 | 45 | 1,384 | 3.2 | 22.6 | 159.6 |
| 2017年3月 | 15 | 1,362 | 1.1 | 60.2 | 646.0 |
| 2018年3月 | 41 | 1,365 | 3.0 | 22.8 | 107.5 |
| 2019年3月 | 34 | 1,350 | 2.5 | 22.8 | 165.8 |
| 2020年3月 | 50 | 1,402 | 3.7 | 13.4 | 127.8 |
| 2021年3月 | 24 | 1,412 | 1.7 | 36.1 | 1016.8 |
| 2022年3月 | 59 | 1,418 | 4.2 | 13.0 | 116.8 |
| 2023年3月 | 29 | 1,390 | 2.1 | 27.1 | 144.4 |
| 2024年3月 | 24 | 1,401 | 1.7 | 37.5 | 98.9 |
| 2025年3月 | −21 | 1,332 | −1.5 | — | 118.4 |
| 2026年3月 | −24 | 1,316 | −1.8 | — | 158.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
12名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額80百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 井上憲氏 | 代表取締役会長 | 80 | 12,000 |
| 井上信氏 | 代表取締役社長 | 48 | 118,000 |
| 岡田高志 | 代表取締役常務 | 61 | 93,000 |
| 井上壽美子 | 取締役 新規事業部 マネージャー | 75 | 16,000 |
| 橋本学 | 取締役相談役 | 75 | 31,000 |
| 三輪智明 | 取締役 | 60 | — |
| 岸剛史 | 取締役 | 49 | — |
| 安座間亮 | 監査役 常勤 | 36 | — |
| 日比大介 | 監査役 | 47 | — |
| 林秀明 | 監査役 | 48 | — |
| 柴田繁 | — | 73 | 2,000 |
| 井神貴仁 | — | 41 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 72 | 1 | 73 | 15 |
| 監査役 | 1 | 4 | 0 | 4 | 4 |
| 社外取締役 | 3 | 3 | — | 3 | 1 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容647字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,371字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,307字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,523字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第45期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-19
- 半期報告書半期報告書-第45期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第44期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第44期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第43期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-24
- 四半期報告書四半期報告書-第43期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第43期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第43期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第42期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-23
- 四半期報告書四半期報告書-第42期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第42期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第42期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-08
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