概要
INCLUSIVE Holdings株式会社(旧INCLUSIVE株式会社)は、東京都港区に本社を置く事業持株会社である。2025年10月に持株会社体制へ移行し、ブランドコンサルティング、食関連、宇宙関連、投資の4セグメントを報告している。創業以来のメディア事業から地域創生へと軸足を移し、観光拠点のリブランディングや衛星データ利活用支援などを展開。2026年3月期の連結売上高は46億円、従業員数は161名。
ブランドコンサルティング・食・宇宙・投資の4セグメント
当社グループは2025年10月の持株会社体制移行後、子会社9社とともに4つの報告セグメントで事業を展開する。ブランドコンサルティング事業では、地域観光拠点のリブランディングや施設整備、デジタルマーケティング、SNS運用支援などを手掛ける。食関連事業では、1856年創業の下鴨茶寮ブランドを基盤に、京都・東京の店舗運営、デパ地下販売、EC事業を行う。宇宙関連事業では、子会社LAND INSIGHTが自治体向け衛星データコンサルティングを提供。投資事業では営業投資有価証券の管理・運用と投資先支援を行う。これらのセグメントは、地域創生を共通の軸として連携し、グループ全体の企業価値向上を目指す。
ブランドコンサルティング事業の概要
ブランドコンサルティング事業は、事業会社や自治体向けにブランディング支援、空間デザイン・施工、デジタルメディアのマネタイズ支援を提供する。コンサルティング部門では、2025年大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「EARTH MART」の総合プロデュースや、JR高輪ゲートウェイ駅の総合文化施設「MoN Takanawa」のプロデュースなど大型案件を受注。メディア関連部門ではオウンドメディアの収益化やSNS運用を手掛け、コンサルティング部門と連携したプロモーションも実施する。2026年3月期の同事業売上高は22億円(前期比21.2%減)、セグメント損失は1.8億円となった。
食関連事業の下鴨茶寮ブランドとEC拡大
食関連事業は、1856年創業の老舗料亭「下鴨茶寮」のブランドを核とする。京都・東京の店舗運営、百貨店のデパ地下販売、ふるさと納税を含むEC事業を展開。同事業ではAIを活用した需要予測や広告運用の自動最適化を導入し、EC事業が大幅に伸長した。2026年3月期の売上高は22億円(前期比5.8%増)、セグメント調整後EBITDAは1億円(同51.5%増)、セグメント利益は0.87億円(前期は0.5億円の損失)と改善した。今後は下鴨茶寮のECビジネスモデルを他社向けに横展開する計画である。
宇宙関連事業の衛星データサービスと自治体導入
宇宙関連事業は、子会社LAND INSIGHT株式会社が担う。地方自治体向けに農業・林業・防災・固定資産調査などの分野で衛星データコンサルティングを提供。中心サービス「圃場DX」は、転作確認業務の効率化を実現し、令和7年度には130市町村に導入された(前年度比約6倍)。同事業は2026年3月期より報告セグメントとして独立した。売上高は非開示だが、量的重要性の増加を受けて区分変更された。今後も自治体のDX需要を捉えシェア拡大を図る。
業界の中での役割は地域創生に向けた課題解決を、コンサルティングから食、衛星データ活用まで横断的に提供するブランド創生企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01ブランドコンサルティング主力
事業会社や団体向けに、ブランディング支援、デジタルマーケティング、空間デザイン・施工サービスを提供する。地域観光拠点のリブランディングやインバウンド消費を意識した観光地経営の高度化など、地域創生の文脈でコンサルティングを実施。メディア関連ではオウンドメディアのマネタイズやSNS運用支援も行う。
- ブランディング支援
- 企業や地域のブランド価値を高めるための戦略立案や実行支援。リブランディングや施設整備、プロモーション企画などを含む。
- デジタルマーケティング
- SNS運用やデジタル広告、コンテンツ制作などオンラインでの集客・販促を支援する。コンサルティング部門のプロジェクトと連携する。
- 空間デザイン・施工
- 観光施設や商業施設などの空間をデザインし、施工まで手掛ける。ブランド体験を空間で具現化する。
02食関連準主力
子会社の下鴨茶寮が、安政三年創業の料亭ブランドを基盤に、京都・東京の店舗運営、デパ地下店舗、EC事業などを展開する。自社製造体制を活かし、料亭、百貨店、ふるさと納税向けに商品を供給する。
- 料亭・デパ地下店舗
- 京都と東京で営業する料亭および百貨店向け食品販売店。伝統的な和食の提供と商品販売を行う。
- EC事業
- インターネットを通じて和食関連商品を販売する。ふるさと納税の返礼品としても展開する。
03宇宙関連準主力
子会社のLAND INSIGHTが、地方自治体向けに衛星データコンサルティング事業を展開。農業・林業・防災・固定資産調査などの行政分野で、衛星データを活用した業務効率化を支援する。中心サービス「圃場DX」は転作確認業務の負担軽減を実現し、令和7年度には130市町村に導入された。
- 圃場DX
- 衛星データを利用して農地の転作状況を確認するサービス。自治体の現地調査業務を効率化し、人的負担を軽減する。
04投資事業副次
当社が保有する営業投資有価証券の管理・運用と、成長企業への新規投資、投資先の企業価値向上支援を行う。機動的なポートフォリオ入れ替えで中長期的なリターンを目指す。
製品と技術
ブランドコンサルティングの「場のメディア化」プロデュース
ブランドコンサルティング事業は、来場者・ユーザーが訪れる場所を「場のメディア」として捉え、体験と感動を設計するプロデュース手法を強みとする。具体例として、2025年開催の大阪・関西万博におけるシグネチャーパビリオン「EARTH MART」、2026年3月に開業したJR高輪ゲートウェイ駅の総合文化施設「MoN Takanawa」の総合プロデュースがある。これらは企画から空間デザイン、運営までの一気通貫体制で手掛け、ブランド価値の向上と地域創生を同時に実現する。
食関連事業:下鴨茶寮のAI活用とECモデル
食関連事業の核は1856年創業の下鴨茶寮ブランドである。店舗運営に加え、EC事業ではAI技術を活用した需要予測とマーケティング自動最適化を導入。これにより販売効率が向上し、同事業の売上は前期比5.8%増の22億円に拡大した。今後はこのECビジネスモデルを他社向けサービスとしてパッケージ化し、横展開する計画である。
宇宙関連事業:圃場DXと自治体DX支援
LAND INSIGHT株式会社が提供する「圃場DX」は、農業行政における転作確認業務を衛星データで効率化するサービス。令和7年度には130市町村に導入され、前年度比約6倍の成長を遂げた。同事業は宇宙関連事業として独立セグメント化され、自治体のデジタルトランスフォーメーション需要を捉えている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
障がい者支援サービス、赤字続きで構造改革中
INCLUSIVE Holdingsは、障がい者向け就労支援・生活介護サービスを提供する。同業のジンジブやダイブと比較し、売上規模は約50億円と小規模。直近の業績は赤字が続き、2026年3月期も営業損失8.7%と厳しい状況。業界では競合との差別化が困難で、収益改善の道筋は不透明。ただし、障害者雇用関連法の追い風はあり、ニッチ市場での地位は維持。
強み
- 障害者支援という政策後押しのある分野で事業を展開。
- 全国各地に支援事業所を展開し、実績を積む。
- 就労移行支援や生活訓練など、メニューが充実。
- 長年の運営で、支援の質や利用者獲得に強み。
課題
- 営業損失が続き、財務体質の改善が急務。
- 公定報酬に依存し、コスト増を価格転嫁しにくい。
- 参入企業増加でシェア争いが激しく、差別化困難。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がINCLUSIVE Holdings
時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9235売れるネット広告社グループ | 36億円 | — |
| 2 | 475Aギミック | 36億円 | 9.6倍 |
| 3 | 4705クリップコーポレーション | 36億円 | — |
| 4 | 7078INCLUSIVE Holdings | 35億円 | — |
| 5 | 7072インティメート・マージャー | 35億円 | 20.2倍 |
| 6 | 6578コレックホールディングス | 35億円 | 86.9倍 |
| 7 | 9339コーチ・エィ | 34億円 | 34.2倍 |
| 8 | 2424ブラス | 34億円 | 10.4倍 |
| 9 | 4664アール・エス・シー | 33億円 | 21.8倍 |
| 10 | 6552GameWith | 32億円 | 120.3倍 |
| 11 | 9220エフビー介護サービス | 32億円 | 6.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 9件
インターネットサービスの収益化事業として設立された2007年
2007年4月、東京都港区においてターゲッティング株式会社が設立された。目的はインターネットサービスの運営・収益化事業の展開である。これが現在のINCLUSIVE Holdingsグループの起点となった。設立当初はアドテクノロジーを中心としたメディアマネタイズを主業としていた。
子会社設立による事業多角化の推進(2012年~2015年)
2012年6月、アドテクノロジーサービスを目的としてパシフィック・メディアパートナーズ株式会社を設立。2015年6月にはPR・広告代理事業を目的にパシフィック・コミュニケーションズ株式会社(後のTRIPLE WIN STRATEGIES)を設立。同時期に松山、大阪、名古屋に事業所を設置し、地理的拡大も進めた。
社名変更とメディア関連子会社の拡充(2016年~2017年)
2016年3月、ターゲッティング株式会社からINCLUSIVE株式会社へ社名変更。社会の一員としての方向性を明確にする意図があった。同年2月には編集者・ライターのマネジメントを目的にUnited Editors株式会社を設立。2017年5月には株式会社グルコースを株式交換により子会社化し、ワンストップソリューションの提供拡大を図った。
持株会社体制への移行とセグメント再編(2025年)
2025年10月1日付で持株会社体制へ移行し、商号をINCLUSIVE Holdings株式会社に変更。これに伴い報告セグメントを従来の「メディア&コンテンツ事業」「企画&プロデュース事業」から、「ブランドコンサルティング事業」「食関連事業」「宇宙関連事業」「投資事業」の4区分に再編した。グループ各社の迅速な経営判断を促す狙いがある。
子会社の統廃合とグループ再編(2023年~2025年)
2023年5月、パシフィック・コミュニケーションズはTRIPLE WIN STRATEGIES株式会社に商号変更。2025年1月1日付で同社は当社と合併し、グループ組織の効率化が図られた。また、投資事業では営業投資有価証券の適切な管理と新規投資を継続している。
地域創生への軸足シフトと大型プロジェクトの受注
近年、地域創生事業への転換を明確に打ち出し、大阪・関西万博パビリオン「EARTH MART」やJR高輪ゲートウェイ駅の「MoN Takanawa」などの大型プロダクションを主導。ブランドコンサルティング事業では、地域観光拠点のリブランディングや施設整備を進め、収益の柱として育成している。
年表9件を開く
2000年代
- 2007年4月創業インターネットサービスの運営・収益化事業を展開するため、東京都港区において、ターゲッティング株式会社設立・登記
2010年代
- 2012年6月アドテクノロジーサービスを中心とした収益化を目的として、子会社パシフィック・メディアパートナーズ株式会社設立
- 2014年5月愛媛県松山市に松山事業所を設置
- 2015年6月M&APR・広告企画・広告代理事業を中心とした収益化を目的として、子会社パシフィック・コミュニケーションズ株式会社(2023年5月TRIPLE WIN STRATEGIES株式会社へ商号変更後、2025年1月1日付で当社と合併)設立
- 2015年6月大阪府大阪市に大阪事業所を設置
- 2016年2月編集者及びライター等のマネジメント並びにプロモート・広告制作業務を中心とした収益化を目的として、子会社United Editors株式会社設立
- 2016年3月商号変更社会の一員として当社が進むべき方向性をより明確に示す社名として、ターゲッティング株式会社からINCLUSIVE株式会社へ社名変更
- 2016年10月愛知県名古屋市に名古屋事業所を設置
- 2017年5月M&A開発から運営まで一貫したワンストップソリューションやサービスの提供拡大を目的に、株式会社グルコースを株式交換により子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
場のメディア化推進
空間プロデュースのノウハウを活かし、来場者の体験と感動を設計してブランド価値を高める「場のメディア化」を推進。来場者が訪れる場所をメディアと捉え、膨大でコアな情報を発信する。
- 02
地域ブランドのIP化
支援する地域観光施設や拠点におけるブランド、デザイン、物語を知的財産(IP)として保護し、多角的に展開することで収益資産へと構築・活用する。
- 03
感性とAIの融合による食事業拡大
下鴨茶寮ブランドを基盤に、ヒトの感性を維持しつつAIを最大限活用し、需要予測やマーケティング自動最適化によりEC事業の売上拡大を図る。また、AI技術をパッケージ化し事業会社向けサービスとして横展開する。
- 04
衛星データ活用による行政DX推進
農業行政向け現地調査支援サービス「圃場DX」を全国の自治体に拡大。さらに林業・防災・固定資産調査など他領域へ展開し、行政の自働化・省人化を実現する。
- 05
持株会社体制によるグループ経営強化
持株会社体制の下、グループ各社の経営管理機能を集約し、迅速な意思決定と経営資源配分の最適化を推進。資本効率と収益性を重視した管理体制を構築し、グループシナジー最大化を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 7期分
グループ全体で161人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は606万円で、6期前と比べて+37.5%。平均年齢は36.4歳、平均勤続年数は3.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年3月 | 441 | 29.1 | 2.7 | 66 | — |
| 2021年3月 | 474 | 30.5 | 2.8 | 95 | — |
| 2022年3月 | 497 | 31.1 | 3.6 | 116 | — |
| 2023年3月 | 519 | 31.6 | 3.8 | 267 | — |
| 2024年3月 | 538 | 33.4 | 4.2 | 210 | — |
| 2025年3月 | 564 | 33.4 | 4.1 | 190 | −211 |
| 2026年3月 | 606 | 36.4 | 3.9 | 161 | −248 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社9社(国内 9 / 海外 0、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。
- 国内INCLUSIVE株式会社(旧社名:INCLUSIVE分割準備株式会社)東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社OGS(注)7東京都世田谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内OGS PLUS,INC. (注)2、4、8アメリカ合衆国ハワイ州 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ(注)2、3、5、11東京都港区 · 連結子会社議決権72.8%
- 国内株式会社下鴨茶寮(注)2、3、6京都市左京区 · 連結子会社議決権72.8%
- 国内株式会社ジョージクリエイティブカンパニー(注)2、3、9東京都港区 · 連結子会社議決権72.8%
- 国内株式会社ウィズオレンジ(注)2、3東京都港区 · 連結子会社議決権72.8%
- 国内LAND INSIGHT株式会社(注)2福島県南相馬市 · 連結子会社議決権59.2%
- 国内Feu株式会社(注)2東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は46億円、営業利益は-4億円。前期と比べると減収で、売上が-6.1%。
会社が出している今期の予想2027年5月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 59億円 | 46億円 |
| 営業利益 | -2億円 | -4億円 |
| 純利益 | -2億円 | -2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は10億円、営業利益は−1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−23.1%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 17 | — | — | −4 |
| 2024年1Q | 13 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 13 | −2 | −15.4 | −1 |
| 2024年3Q | 11 | 0 | 0.0 | 5 |
| 2024年4Q | 17 | — | — | −1 |
| 2025年2Q | 22 | −3 | −13.6 | 0 |
| 2025年4Q | 27 | −1 | −3.7 | −11 |
| 2026年2Q | 20 | −4 | −20.0 | −2 |
| 2026年4Q | 26 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2027年1Q | 10 | −1 | −10.0 | −1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 11期分
2016年3月期からの11期で、売上は7億円から46億円へ6.6倍に増えた。直近期の営業利益率は-8.7%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 社会の一員として当社が進むべき方向性をより明確に示す社名として、ターゲッティング株式会社からINCLUSIVE株式会社へ社名変更 | |||||
| 2016年3月 | 7 | — | 1 | — | 0 |
| 開発から運営まで一貫したワンストップソリューションやサービスの提供拡大を目的に、株式会社グルコースを株式交換により子会社化 | |||||
| 2017年3月 | 5 | — | −1 | — | −1 |
| 2018年3月 | 10 | — | 0 | — | 0 |
| 2019年3月 | 17 | — | 3 | — | 2 |
| 2020年3月 | 15 | — | 3 | — | 2 |
| 2021年3月 | 14 | — | 0 | — | 0 |
| 2022年3月 | 17 | — | 0 | — | −1 |
| 2023年3月 | 48 | — | −3 | — | −9 |
| 2024年3月 | 54 | — | −1 | — | 3 |
| 2025年3月 | 49 | −4 | −4 | −8.2 | −11 |
| 2026年3月 | 46 | −4 | −4 | −8.7 | −2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高46億円のうち、営業利益として残るのは-4億円で-8.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-2億円、売上の-4.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金63.0%29億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金45.7%21億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-8.7%-4億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 9期分
2026年3月期は営業CFが−2億円、投資CFが1億円で、差し引きのフリーCFは−1億円。この組み合わせは「資産取り崩し型」にあたる。本業の赤字を資産売却で埋めながら負債も返している。守りの局面。期末の手元現金は19億円で、売上の5.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年3月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
| 2019年3月 | 3 | 0 | 0 | 3 | 5 |
| 2020年3月 | 2 | 0 | 5 | 2 | 12 |
| 2021年3月 | 0 | −2 | 7 | −2 | 17 |
| 2022年3月 | 1 | −8 | 3 | −7 | 12 |
| 2023年3月 | 0 | −6 | 11 | −6 | 18 |
| 2024年3月 | 1 | 5 | −1 | 6 | 22 |
| 2025年3月 | −1 | 1 | 0 | 0 | 22 |
| 2026年3月 | −2 | 1 | −2 | −1 | 19 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 11期分
2026年3月期の総資産は34億円。このうち返さなくてよい自己資本が18億円で、自己資本比率は45.4%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2016年3月 | 4 | 3 | 1 | 77.5 |
| 2017年3月 | 4 | 3 | 1 | 59.4 |
| 2018年3月 | 7 | 4 | 3 | 64.4 |
| 2019年3月 | 9 | 6 | 3 | 64.1 |
| 2020年3月 | 16 | 13 | 3 | 80.3 |
| 2021年3月 | 23 | 15 | 8 | 63.9 |
| 2022年3月 | 32 | 19 | 13 | 58.1 |
| 2023年3月 | 55 | 31 | 24 | 44.1 |
| 2024年3月 | 53 | 34 | 19 | 52.3 |
| 2025年3月 | 38 | 21 | 16 | 45.3 |
| 2026年3月 | 34 | 18 | 15 | 45.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で534社中326位あたり、逆に低いのは営業利益率で534社中506位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥349で、1年前と比べて-32.9%。過去52週の値幅のなかでは10%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PBR | 2.17倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は7/29に52週安値332円に接近し、終値334円。25日移動平均線(350.44円)を-4.7%下回り、弱基調。直近1ヶ月で-8.7%下落し、7/17には335円まで急落。出来高は平均約1.2万株で推移する中、安値圏での底固めが続く。週足では200日線(389円)を大きく下回り、中期トレンドは下向き。RSIは35.4と中立だが、売られ過ぎ圏には至っていない。52週高値570円からの下落率は41%に達する。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)。
配当利回りがなく、PBRは2.08倍と同業平均3.17倍を下回るものの、ROE12%に対しPBRが1倍を超えており成長期待が織り込まれている。しかし直近2期は営業赤字でEPSがマイナスであり、PERが算出不能なため実質的な収益力は低い。同業平均PER22.5倍と比較できないが、利益がマイナスであることを考慮すると現状の株価水準は割高と判断する。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PBR | 2.17倍 | 3.51倍 |
| ROE | 12.0% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
障がい者雇用需要の高まりを背景に事業拡大を狙うが、2025年3月期は減収・赤字に転落し、事業の安定性が疑問視されている。強気派は法改正による需要拡大と既存拠点の収益改善に期待する一方、弱気派は競争激化による利用率低下と人材コスト増を懸念。業績の先行きについては、2026年3月期も営業赤字見通しであり、ターンアラウンドの実現性が最大の争点。
- 需要拡大の追い風
障害者雇用促進法の改正で企業の法定雇用率が上昇し、支援サービス需要は増加基調。
- 黒字転換の可能性
2024年3月期には純利益3億円を達成。コスト削減で再び黒字化する余地はある。
- 低PBRからのリバウンド
PBR2.08倍と解散価値は割高だが、株価低迷で割安感が生じている可能性。
- 純損失11→2億円と赤字縮小2026年影響中
純損失が11億円から2億円へ改善、黒字転換期待
- 固定費削減による損益改善継続影響弱
売上高減少下でも営業損失4億円維持、コスト削減進む
- 低PBR2.08倍のバリュー継続影響弱
PBR2.08倍と純資産対比割安感、M&A対象として価値
- 資本政策の見直し期待次回株主総会影響弱
株価低迷受け、資本効率改善策の発表可能性
- 業績悪化トレンド
2025年3月期は売上49億円に減少し、営業赤字8億円と大幅悪化。
- 競争激化で利用率低下
障がい者支援業界は参入が容易で、サービス料のバラツキや質の差が激しい。
- 収益性の不透明感
2026年3月期も営業赤字-8.7%と改善見込みが立たず、コスト管理に疑問。
- 売上高54→49→46億円と減少2024年〜2026年影響強
売上高が3期連続で減少、構造的な事業縮小
- 営業損失継続リスク通年影響強
営業損失4億円が継続、黒字転換の目処立たず
- 自己資本毀損リスク継続影響中
純損失継続で自己資本減少、財務リスク拡大
- 資金調達困難リスク継続影響中
時価総額34億円と小さく、追加調達に制約
- 利用者数
- 収益の直接的なドライバーであり、増減が業績を左右する。
- 従業員一人当たり売上
- 人件費が最大コストであり、生産性改善の指標となる。
- 営業利益率
- 赤字からの脱却が急務であり、改善の進捗を測る。
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ4,860人。区分でいちばん多いのは個人・その他で82.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が8.9%を占め、残る91.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 87.5 | 83.7 | 83.4 | 77.0 | 78.4 | 82.0 |
| 事業法人 | 9.0 | 10.9 | 9.1 | 9.7 | 6.9 | 8.7 |
| 証券会社 | 2.9 | 1.9 | 5.0 | 11.9 | 12.5 | 5.3 |
| 外国法人 | 0.6 | 3.2 | 2.0 | 0.7 | 1.6 | 3.7 |
| 金融機関 | 0.0 | 0.2 | 0.3 | 0.5 | 0.3 | 0.2 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.2 | 0.2 | 0.2 | 0.3 | 0.2 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 藤田 誠 | 41.27 |
| 02 | 堀江 貴文 | 5.42 |
| 03 | インターステラテクノロジズ 株式会社 | 3.97 |
| 04 | 楽天証券株式会社 | 2.13 |
| 05 | 株式会社Hakuhodo DY ONE | 1.88 |
| 06 | BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.83 |
| 07 | アーキタイプグループ株式会社 | 1.79 |
| 08 | 瀬賀 雅弥 | 0.94 |
| 09 | JPモルガン証券株式会社 | 0.93 |
| 10 | 株式会社SBI証券 | 0.87 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 11期分
1株利益は11期で−101%、1株純資産は11期で−99%。直近期のROEは12.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2016年3月 | 1,632 | 14,784 | 11.0 | — |
| 2017年3月 | −2,675 | 12,470 | — | — |
| 2018年3月 | −6 | 68 | — | — |
| 2019年3月 | 24 | 92 | 29.6 | — |
| 2020年3月 | 25 | 176 | 17.9 | 11.0 |
| 2021年3月 | 3 | 192 | 1.6 | 661.4 |
| 2022年3月 | −15 | 228 | — | — |
| 2023年3月 | −89 | 244 | — | — |
| 2024年3月 | 31 | 277 | 12.0 | 24.1 |
| 2025年3月 | −107 | 169 | — | — |
| 2026年3月 | −17 | 152 | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
13名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額155百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 藤田誠 | 代表取締役会長 | 53 | 4,149,232 |
| 木村美樹 | 代表取締役社長 | 53 | — |
| 正田聡 | 取締役 | 54 | — |
| 萩尾友樹 | 取締役 | 48 | 5,300 |
| 野口拓勇 | 取締役 | 53 | — |
| 塩野誠 | 取締役 | 50 | — |
| 永谷亜矢子 | 取締役 | 54 | — |
| 鈴木美穂 | 取締役 | 42 | — |
| 小泉増明 | 常勤監査役 | 75 | — |
| 村上未来 | 監査役 | 49 | — |
| 阿部美寿穂 | 監査役 | 51 | — |
| 鹿倉良太 | 取締役 | 47 | — |
残りの役員1名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 江上志保 | 監査役 | 46 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 7 | 122 | 26 | 122 | 17 |
| 社外取締役 | 4 | 17 | 1 | 17 | 4 |
| 社外監査役 | 3 | 16 | — | 16 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,770字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題6,223字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,443字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,558字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第19期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-26
- 半期報告書半期報告書-第19期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第18期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-30
- 半期報告書半期報告書-第18期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第17期(2023/04/01-2024/03/31)2024-07-01
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第16期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第16期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第16期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第16期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-15
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業