概要
キタックは新潟市中央区に本社を置く建設コンサルタント企業である。地質調査、土木設計、測量を中核とし、連結子会社に広川測量社を持つ。2025年10月期の連結売上高は35億円、従業員数は197名。新潟県内を中心に公共インフラ整備の計画・調査・設計を手がけ、WEBソリューションや不動産賃貸も展開する。
三つの事業セグメントで構成されるグループ
キタックグループは3つのセグメントから成る。建設コンサルタント事業が最大で、2025年10月期の完成業務収入は31億円と全体の約9割を占める。同事業は地質調査、土木設計、測量(子会社広川測量社が担当)を柱とする。第2のWEBソリューション事業は印刷物作成とWEB広告を提供し、売上高は1億8100万円。第3の不動産賃貸等事業は新潟県内での不動産賃貸業で、収入は1億8600万円。これらの事業を単一セグメントとして開示している。
新潟県内に集中する事業基盤と官公需依存
キタックの営業基盤は新潟県内に集中している。有価証券報告書では「新潟県内を中心に」と明記され、建設コンサルタント、WEBソリューション、不動産賃貸の全事業で同地域が主たる市場である。受注先は国や地方公共団体が中心で、国土強靭化施策やインフラ老朽化対策などの公共事業需要に支えられている。2025年10月期の完成業務受注高は34億円、受注残高は15億円と底堅い。
安定した収益基盤と財務体質
2025年10月期の連結売上高は35億円(前期比3.7%増)、営業利益1億4600万円。純資産は35億円で自己資本比率は約56%。過去12年間の売上高は20億円台から35億円へ緩やかに成長し、純利益は毎期黒字を維持している。有利子負債は総資産の約44%だが、手元流動性は1億5500万円と厚くはない。営業キャッシュフローは1億600万円のプラスを確保している。
業界の中での役割は公共インフラ整備の調査・設計・測量を担う建設コンサルタントにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2025/10期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 建設コンサルタント事業 | 31億円 | 88.6% | 10億円 | 32.3% |
| WEBソリューション事業 | 2億円 | 5.7% | 0億円 | 0.0% |
| 不動産賃貸等事業 | 2億円 | 5.7% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01建設コンサルタント(官公庁・民間)主力
新潟県内を中心に、道路・河川・宅地造成などの土木構造物の設計に必要な地質調査と設計業務を行う。連結子会社の広川測量社が測量業務を担い、調査から設計までの一貫体制を敷く。
新潟県内で地質調査から設計までの一貫体制
- 地質調査
- ボーリング等により地盤の性状を把握し、構造物の基礎設計に必要な地質情報を提供。
- 土木設計
- 道路・河川・橋梁などの土木構造物の設計業務。地域のインフラ整備に必要な計画立案から詳細設計まで対応。
- 測量業務
- 土地の位置・形状を正確に測定し、設計・施工の基礎データを提供。
02WEBソリューション(広告・印刷)副次
新潟県内の顧客向けに印刷物の作成やWEB広告を手掛ける。建設コンサルタント事業で培った地域ネットワークを活かし、地域企業の販促活動を支援する。
- 印刷物作成
- チラシやパンフレットなどの商業印刷物を制作。デザインから印刷まで一貫対応。
- WEB広告
- 地域企業向けのホームページ制作やインターネット広告配信を提供。
03不動産賃貸等その他
新潟県内で賃貸オフィスや店舗用不動産を所有し、安定的な賃料収入を得る。本業の収益を補完する役割を担う。
製品と技術
地質調査と土木設計の中核技術
建設コンサルタント事業の中核は地質調査と土木設計である。地質調査では、ボーリングや物理探査などを行い、地盤の性状を把握する。土木設計では、道路、河川、下水道などのインフラ施設の設計を手がける。新潟県内の公共事業を中心に、防災・減災対策や老朽化対策の業務を実施している。2025年10月期の同事業の完成業務収入は31億円で、グループ全体の収益の約9割を占める。
測量業務を担う子会社広川測量社
連結子会社である広川測量社は、新潟県内を中心に測量業務を営む。測量業務は建設コンサルタント事業の一環として位置づけられ、地質調査や土木設計と連携して公共インフラ整備に貢献している。広川測量社の業績は連結財務諸表に含まれており、キタックグループの建設コンサルタント事業の完成業務収入には測量業務の収入も含まれる。
WEBソリューション事業:印刷とWEB広告
WEBソリューション事業では、新潟県内の顧客向けに印刷物の作成とWEB広告を提供している。自社印刷物の作成も行う。同事業の2025年10月期の業務受託収入は1億8100万円で、前期比45.8%増と大きく伸びた。売上総利益は1700万円。同事業は建設コンサルタントに続く第2の事業として育成されている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 建設コンサルタント(官公庁・民間)新潟県内で地質調査から設計までの一貫体制
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
売上高35億円、利益率急落で経営課題に直面
当社はサービス業で売上高約35億円(2025/10期)と、同業他社のジンジブやイシンと比較して小規模ながら一定の存在感を有する。売上高は2023年10月期の29億円から2025年10月期には35億円へと緩やかに増加した。しかし営業利益率が2024年10月期の12.1%から直近では2.9%へと急落しており、収益性が大きく悪化している。業界内でも規模が小さく、競争激化やコスト増が影響を与えている可能性が高い。収益性改善が最優先課題である。
強み
- 売上高が3期連続で増加、市場での一定の需要を確保
- 組織が小さく意思決定が速く、市場変化への適応力がある
- ニッチなサービスに強みを持ち、専門性を活かした提案が可能
- 利益率低下を受けて、コスト構造の見直しで改善余地がある
課題
- 12.1%から2.9%へ大幅低下、抜本的な収益改善策が不可欠
- 同業他社の台頭で価格競争に巻き込まれるリスクが高い
- 売上高35億円では固定費負担が重く、拡大が急務
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がキタック
時価総額で並べると、掲載11社のなかで1番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4707キタック | 20億円 | 12.8倍 |
| 2 | 9225ブリッジコンサルティンググループ | 20億円 | 21.3倍 |
| 3 | 4679田谷 | 20億円 | — |
| 4 | 9557エアークローゼット | 20億円 | — |
| 5 | 6537WASHハウス | 20億円 | — |
| 6 | 9254ラバブルマーケティンググループ | 20億円 | 10.4倍 |
| 7 | 6029アトラグループ | 19億円 | 19.6倍 |
| 8 | 9237笑美面 | 19億円 | 51.3倍 |
| 9 | 6555MS&Consulting | 19億円 | 10.5倍 |
| 10 | 6558クックビズ | 19億円 | — |
| 11 | 9345ビズメイツ | 19億円 | 11.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 0件
創業以来の社会資本整備への関わり
キタックの創業時期は有価証券報告書に明記されていないが、基本方針に「創業以来、国や地方公共団体の行う社会資本整備の計画・調査や設計業務の実施にあたって培われた豊富な技術、ノウハウ」と記載されている。同社は長年にわたり新潟県内の公共インフラ整備に携わり、地質調査や土木設計の技術を蓄積してきた。連結子会社の広川測量社も同様に測量業務を通じて地域の社会資本整備を支えている。創業からの具体的な年次は非開示だが、持続的な事業拡大を遂げている。
2012年以降の業績の推移
開示されている財務データによれば、2012年10月期の売上高は20億円、純利益は0億円であった。その後、売上高は拡大傾向を示し、2019年10月期には27億円、2023年10月期には29億円に達した。2024年10月期には33億円と大きく伸び、2025年10月期には35億円となった。純利益は2018年10月期以降、2億円前後で推移している。この間、国土強靭化関連の需要を取り込み、受注高も増加基調にある。
能登半島地震など災害復旧への対応
2024年に発生した令和6年能登半島地震や奥能登豪雨では、キタックは官公庁や業界団体からの要請を受け、被災地の復旧業務に携わった。有価証券報告書では「被災地の復旧に携わってきており、今後も関係機関と連携しながら、引き続き被災地の早期復旧に努める」としている。同社の地質調査や土木設計の技術が災害復旧に活用されている。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/10期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
技術力の差別化と高品質
高度・先端技術を活用し、コスト競争力と高品質を両立。他社との差別化を図り、社会資本整備の多様なニーズに対応する。
- 02
稼ぐ力の強化
営業、技術、品質、財務の全分野で高い水準を追求し、収益力を高める。
- 03
働く環境の改善
時代のニーズに対応した就業環境を整備し、社員が能力を発揮できる職場づくりを進める。
- 04
多様な人材の活用
人材育成と技術者教育を強化し、多様な人材が活躍できる体制を構築する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で197人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は549万円で、9期前と比べて+15.1%。平均年齢は45.5歳、平均勤続年数は13.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年10月 | — | — | — | 146 | — |
| 2017年10月 | — | — | — | 147 | — |
| 2018年10月 | — | — | — | 154 | — |
| 2019年10月 | 477 | 44.3 | 12.0 | 164 | — |
| 2020年10月 | 503 | 44.3 | 12.3 | 170 | — |
| 2021年10月 | 499 | 42.8 | 11.8 | 188 | — |
| 2022年10月 | 489 | 43.4 | 12.0 | 187 | — |
| 2023年10月 | 503 | 44.8 | 12.8 | 184 | — |
| 2024年10月 | 526 | 45.1 | 13.0 | 191 | 209 |
| 2025年10月 | 549 | 45.5 | 13.1 | 197 | 51 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社広川測量社新潟県長岡市 · 連結子会社議決権100.0%
- 調達720万円令和5年度国有崖地崩落防止工事設計業務(横浜市南区庚台)財務省 · 2023-07-24
- 調達395万円令和7年度磐梯朝日国立公園飯豊連峰及び朝日連峰における協働型管理検討等業務環境省 · 2025-10-28
- 調達295万円令和4年度皇居外苑日比谷濠堤塘軟弱地盤技術解析業務環境省 · 2023-01-18
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年10月期の売上高は35億円、営業利益は1億円。前期と比べると増収減益で、売上が+6.1%、利益が-75.0%。
会社が出している今期の予想2026年10月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 36億円 | 35億円 |
| 営業利益 | 3億円 | 1億円 |
| 純利益 | 2億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥7 | ¥7 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は6億円、営業利益は0億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2Q | 7 | 1 | 14.3 | 1 |
| 2023年3Q | 6 | −1 | −16.7 | 0 |
| 2023年4Q | 9 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 8 | 1 | 12.5 | 1 |
| 2024年2Q | 8 | 1 | 12.5 | 1 |
| 2024年4Q | 17 | 2 | 11.8 | 1 |
| 2025年2Q | 18 | 2 | 11.1 | 2 |
| 2025年4Q | 17 | −1 | −5.9 | 0 |
| 2026年2Q | 18 | 2 | 11.1 | 2 |
| 2026年3Q | 6 | 0 | 0.0 | −1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年10月期からの14期で、売上は20億円から35億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は2.9%。売上は4期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年10月 | 20 | — | 1 | — | 0 |
| 2013年10月 | 22 | — | 2 | — | 1 |
| 2014年10月 | 24 | — | 2 | — | 1 |
| 2015年10月 | 24 | — | 1 | — | 1 |
| 2016年10月 | 24 | — | 2 | — | 1 |
| 2017年10月 | 25 | — | 2 | — | 1 |
| 2018年10月 | 25 | — | 3 | — | 2 |
| 2019年10月 | 27 | — | 3 | — | 2 |
| 2020年10月 | 29 | — | 3 | — | 2 |
| 2021年10月 | 26 | — | 0 | — | 0 |
| 2022年10月 | 28 | — | 1 | — | 1 |
| 2023年10月 | 29 | — | 2 | — | 2 |
| 2024年10月 | 33 | 4 | 4 | 12.1 | 3 |
| 2025年10月 | 35 | 1 | 2 | 2.9 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年10月期
売上高35億円のうち、営業利益として残るのは1億円で2.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の5.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金71.4%25億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金25.7%9億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.9%1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年10月期は営業CFが1億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは0億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は2億円で、売上の0.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年10月 | 5 | −1 | −4 | 4 | 1 |
| 2013年10月 | −1 | 0 | 1 | −1 | 1 |
| 2014年10月 | 3 | −1 | −1 | 2 | 2 |
| 2015年10月 | 1 | 0 | −1 | 1 | 2 |
| 2016年10月 | 3 | 0 | −3 | 3 | 1 |
| 2017年10月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 |
| 2018年10月 | 3 | 0 | −5 | 3 | 1 |
| 2019年10月 | 5 | 0 | −1 | 5 | 4 |
| 2020年10月 | 0 | 0 | −3 | 0 | 2 |
| 2021年10月 | 3 | −2 | 0 | 1 | 3 |
| 2022年10月 | −1 | −2 | 2 | −3 | 2 |
| 2023年10月 | 1 | −1 | 0 | 0 | 1 |
| 2024年10月 | 3 | 0 | −2 | 3 | 2 |
| 2025年10月 | 1 | −1 | 0 | 0 | 2 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年10月期の総資産は64億円。このうち返さなくてよい自己資本が35億円で、自己資本比率は55.6%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年10月 | 50 | 18 | 32 | 35.8 |
| 2013年10月 | 52 | 18 | 34 | 35.2 |
| 2014年10月 | 54 | 20 | 34 | 36.4 |
| 2015年10月 | 54 | 20 | 34 | 37.5 |
| 2016年10月 | 53 | 21 | 32 | 39.9 |
| 2017年10月 | 54 | 23 | 31 | 41.9 |
| 2018年10月 | 53 | 24 | 29 | 45.2 |
| 2019年10月 | 55 | 25 | 30 | 45.9 |
| 2020年10月 | 54 | 26 | 28 | 48.9 |
| 2021年10月 | 55 | 27 | 28 | 48.7 |
| 2022年10月 | 58 | 29 | 29 | 49.5 |
| 2023年10月 | 60 | 30 | 30 | 50.6 |
| 2024年10月 | 61 | 33 | 28 | 54.3 |
| 2025年10月 | 64 | 35 | 28 | 55.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で534社中252位あたり、逆に低いのは営業利益率で534社中415位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥335で、1年前と比べて-7.4%。過去52週の値幅のなかでは30%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 12.8倍 |
| PER (会社予想) | 11.0倍 |
| PBR | 0.51倍 |
| 配当利回り | 2.09% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は330円前後で推移し、直近1ヶ月はほぼ横ばい。25日移動平均線(328円)と75日線(327円)に接近し、方向感は乏しい。52週高値398円からは約17%下落し、安値圏を脱却できない状態。出来高は低迷し、直近は2千株前後と薄商いで、ボラティリティは低い。週足では200日線を挟んだもみ合いが続き、需給は膠着。決算や材料待ちの展開が続く。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PERは12.57倍で業界平均の22.9倍を大きく下回り、割安感が際立つ。PBRは0.50倍と解散価値以下で、業界平均の3.26倍を大きく下回る。配当利回りは2.12%だが、業界平均の2.53%をやや下回る。ROEは6.1%と低めだが、2024年10月期は営業利益率12.12%と高い収益性を示した。一方、2025年10月期の営業利益は1億円と大幅減益予想で、業績悪化が懸念される。割安ではあるが、収益性の低下リスクを考慮する必要がある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 12.8倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 11.0倍 | — |
| PBR | 0.51倍 | 3.51倍 |
| ROE | 6.1% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、建設業界の人手不足とDX推進が追い風となるかどうか。強気派は、業界のデジタル化需要を背景に売上が拡大しており、今期の増収もその表れと見る。また、株価が低PBRで割安感があり、配当利回りも2%を超える点を評価する。一方、弱気派は、直近の営業利益率の急低下(前期12%→今期2.9%)を問題視し、競争激化や価格競争による収益性悪化を懸念する。また、市場規模が限定的で、成長の持続性に疑問を呈する。
- 建設DXの追い風
人手不足で業務効率化需要が高まり、売上高は5期連続増収の見込み。
- 割安なバリュエーション
PBR0.5倍と解散価値割れの水準で、下値リスクが限定的。
- 株主還元の充実
配当利回り2.13%で、自己資本比率も高く安定配当が期待できる。
- PBR0.5倍と破淨水準、資産価値に比べ割安継続影響弱
時価総額20億円に対し純資産が約40億円(PBR0.4962倍)、下値が堅い
- 配当利回り2.13%を実施、株主還元が下支え継続影響弱
2025年10月期に配当を実施、利回り2.13%は小型株としては魅力的
- 前期に営業利益率12.1%を達成、収益改善の再現余地通年影響中
2024年10月期の営業利益率は12.1%、現在の2.9%から回復すれば増益余地
- 売上高が3期連続増収、需要環境は堅調通年影響弱
売上高は29→33→35億円と拡大、基盤は安定
- 利益率の急低下
営業利益率が前期12.1%から今期2.9%へ大幅悪化、収益構造に懸念。
- 競争激化
建設ソフト市場は参入が容易で、価格競争に陥るリスクがある。
- 成長の頭打ち
売上規模30億円超と小粒で、市場シェア拡大の余地が限定的。
- 営業利益が前期比75%減の1億円に急減通年影響強
2025年10月期営業利益は1億円、前期4億円から75%減少
- 営業利益率が12.1%から2.9%へ急低下、収益悪化通年影響中
利益率が10ポイント超低下、回復のメドが立っていない
- 時価総額20億円の超小型株で流動性が低い継続影響弱
出来高が薄く、売買時のスプレッド拡大や価格変動リスク
- 外国人持ち株比率0.5%と極端に低く、需要の柱が不在継続影響弱
外国資本の関心が薄く、需給が国内個人に偏りやすい
- 営業利益率
- 収益性の悪化が続くかどうかを確認するため。
- クラウド売上比率
- ストック型収益の拡大が成長の鍵を握るため。
- 年間受注高
- 建設投資動向と受注環境を反映するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり7円で、前期から+40.0%。いまの株価に対する利回りは2.09%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年10月 | 5 | — | 22.2 |
| 2017年10月 | 5 | 0.0 | 19.2 |
| 2018年10月 | 7 | 40.0 | 23.3 |
| 2019年10月 | 5 | −28.6 | 14.6 |
| 2020年10月 | 5 | 0.0 | 15.6 |
| 2021年10月 | 5 | 0.0 | 124.2 |
| 2022年10月 | 5 | 0.0 | 29.6 |
| 2023年10月 | 5 | 0.0 | 19.0 |
| 2024年10月 | 5 | 0.0 | 10.5 |
| 2025年10月 | 7 | 40.0 | 18.0 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥7
株主
有価証券報告書より
2025年10月期末の株主数は延べ1,777人。区分でいちばん多いのは個人・その他で72.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が23.7%を占め、残る76.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年10月% | 2021年10月% | 2022年10月% | 2023年10月% | 2024年10月% | 2025年10月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 71.3 | 68.8 | 71.0 | 70.5 | 71.0 | 72.7 |
| 事業法人 | 19.3 | 19.5 | 19.6 | 19.3 | 18.4 | 17.3 |
| 金融機関 | 7.8 | 8.7 | 7.3 | 7.4 | 6.3 | 6.5 |
| 自己株式 | 6.2 | 6.2 | 6.2 | 6.2 | 6.2 | 6.2 |
| 証券会社 | 0.7 | 1.8 | 1.6 | 2.3 | 3.4 | 3.0 |
| 外国法人 | 1.0 | 1.2 | 0.5 | 0.5 | 0.8 | 0.5 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 中山 輝也 | 13.74 |
| 02 | 中山 正子 | 7.81 |
| 03 | 東京中小企業投資育成株式会社 | 3.87 |
| 04 | キタック社員持株会 | 3.55 |
| 05 | 株式会社第四北越銀行 | 3.48 |
| 06 | 公益財団法人知足美術館 | 3.40 |
| 07 | 中山 道子 | 3.30 |
| 08 | 五十嵐 英輝 | 3.18 |
| 09 | パシフィックコンサルタンツ株式会社 | 3.03 |
| 10 | 株式会社ナカノアイシステム | 3.03 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-28中山 輝也新規の大量保有報告16.76%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+581%、1株純資産は14期で+98%。直近期のROEは6.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年10月 | 5 | 318 | 1.7 | 42.0 | 91.7 |
| 2013年10月 | 11 | 328 | 3.6 | 20.8 | 43.6 |
| 2014年10月 | 26 | 349 | 7.8 | 14.4 | 26.6 |
| 2015年10月 | 16 | 363 | 4.4 | 18.2 | 32.2 |
| 2016年10月 | 23 | 378 | 6.1 | 11.3 | 22.2 |
| 2017年10月 | 26 | 402 | 6.7 | 12.6 | 19.2 |
| 2018年10月 | 30 | 424 | 7.3 | 12.8 | 23.3 |
| 2019年10月 | 34 | 447 | 7.9 | 10.3 | 14.6 |
| 2020年10月 | 32 | 472 | 7.0 | 10.1 | 15.6 |
| 2021年10月 | 6 | 474 | 1.2 | 63.1 | 124.2 |
| 2022年10月 | 16 | 510 | 3.3 | 16.8 | 29.6 |
| 2023年10月 | 31 | 540 | 5.9 | 10.7 | 19.0 |
| 2024年10月 | 50 | 588 | 8.8 | 7.9 | 10.5 |
| 2025年10月 | 37 | 631 | 6.1 | 9.2 | 18.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
14名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は14名。2025/10期の役員報酬は総額123百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 中山正子 | 代表取締役社長 | — | 466,000 |
| 平野吉彦 | 取締役副社長 | — | 90,000 |
| 金子敏哉 | 専務取締役 | — | 27,000 |
| 佐藤豊 | 常務取締役 事業管理部門統括 | — | 14,000 |
| 大塚秀行 | 常務取締役 技術管理部門統括 | — | 9,000 |
| 石川一栄 | 常務取締役 事業管理部門副統括 | — | — |
| 外川忠利 | 取締役 事業管理部門副統括 | — | 1,000 |
| 遠藤雄治 | 取締役 技術管理部門副統括 水工・砂防部長 | — | — |
| 門口健吾 | 取締役 技術管理部門副統括 道路・構造部長 | — | 2,000 |
| 中村崇 | 社外取締役 | — | — |
| 小林清吾 | 取締役(監査等委員) | — | — |
| 高橋純子 | 社外取締役(監査等委員) | — | — |
残りの役員2名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 阿部治彦 | 社外取締役(監査等委員) | — |
| 武石聡之 | 社外取締役(監査等委員) | — |
役員報酬の内訳2025/10期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 9 | 89 | 9 | 9 | 107 | 12 |
| 社外取締役 | 3 | 8 | — | 1 | 9 | 3 |
| 取締役(社内) | 1 | 4 | 0 | 0 | 4 | 4 |
| その他役員 | 1 | 3 | — | 0 | 3 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/10期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容382字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,075字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク999字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,139字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第54期(2025/10/21-2026/10/20)2026-06-03
- 有価証券報告書有価証券報告書-第53期(2024/10/21-2025/10/20)2026-01-19
- 半期報告書半期報告書-第53期(2024/10/21-2025/10/20)2025-06-03
- 有価証券報告書有価証券報告書-第52期(2023/10/21-2024/10/20)2025-01-20
- 四半期報告書四半期報告書-第52期第2四半期(2024/01/21-2024/04/20)2024-06-03
- 四半期報告書四半期報告書-第52期第1四半期(2023/10/21-2024/01/20)2024-03-01
- 有価証券報告書有価証券報告書-第51期(2022/10/21-2023/10/20)2024-01-15
- 四半期報告書四半期報告書-第51期第3四半期(2023/04/21-2023/07/20)2023-09-01
- 四半期報告書四半期報告書-第51期第2四半期(2023/01/21-2023/04/20)2023-06-02
- 四半期報告書四半期報告書-第51期第1四半期(2022/10/21-2023/01/20)2023-03-03
- 有価証券報告書有価証券報告書-第50期(2021/10/21-2022/10/20)2023-01-18
- 四半期報告書四半期報告書-第50期第3四半期(令和4年4月21日-令和4年7月20日)2022-09-02
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