本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ビズメイツ

Bizmates, Inc.9345 · Growth · サービス業

ビジネス特化型オンライン英会話を主力とする、グローバル人材育成サービス会社。

概要

ビズメイツは2012年7月に設立され、ビジネス特化型のオンライン英会話レッスン「Bizmates」を主力とするサービス業企業である。2023年3月に東京証券取引所グロース市場に上場。連結子会社にフィリピンのBizmates Philippines, Inc.を持ち、言語学習に加え外国人ITエンジニア向け人材紹介「G Talent」やマッチングサイト「GitTap」も展開する。2024年12月期の連結売上高は35億円、営業利益3億円、従業員189名。本社は東京都千代田区。

ランゲージソリューションとタレントソリューションの二軸

当社グループは、オンライン語学レッスンを提供する「ランゲージソリューション事業」と、グローバル人材に特化した人材紹介・マッチングを行う「タレントソリューション事業」の2つのセグメントで構成される。2024年12月期の連結売上高35億円のうち、ランゲージソリューション事業が33億円(約95%)を占め、同事業が収益の大半を支える。一方、タレントソリューション事業は約1.7億円と規模は小さいが、IT人材不足を背景に成長が期待される分野である。両事業は相互に補完し合い、「人と企業をつなぐ」というグループ全体のミッションを支える構造となっている。

月額制のビジネス英会話が収益の柱

主力サービス「Bizmates」は、月額定額制のビジネス英会話レッスンである。有料会員は毎日1回25分のマンツーマンレッスンを、朝5時から深夜1時までの希望時間帯に受講できる。レッスンは自社開発の通信システム「MyStage」を通じて提供され、場所や時間の制約が少ない。教材は6段階のレベルと5段階のランクで構成され、合計600種類のレッスンが用意されている。また、2021年3月からは日本人コンサルタントによるオンラインコーチング「Bizmates Coaching」も開始し、学習効果の向上を図っている。

フィリピン子会社によるトレーナー供給体制

当社は創業直後の2012年8月にフィリピンに子会社Bizmates Philippines, Inc.を設立し、トレーナーの確保と管理を行っている。採用率は1.0%以下という厳しい選考基準を通過したプロのトレーナーが、ビジネス経験を活かしたレッスンを提供する。学歴やティーチングスキルに加え、ビジネス経験を採用条件とすることで、実践的なコミュニケーションスキルの習得を可能にしている。この現地拠点の運営により、高品質な人材を安定的に確保し、低価格でのサービス提供を実現している。

業界の中での役割はオンライン語学教育・人材サービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
35億円
営業利益
3億円
営業利益率
8.6%
純利益
2億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
ランゲージソリューション事業33億円94.3%10億円30.3%
タレントソリューション事業2億円5.7%-1億円-50.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ビジネスパーソン(英語学習)主力

ビジネス特化型のオンライン英会話レッスン「Bizmates」を提供。ビジネス経験のある厳選トレーナーによる、初心者でも学べる質の高いレッスンが特徴。月額定額で毎日25分のレッスンを受講できる。

ビジネス特化型オンライン英会話として独自のポジショニング

主な製品・サービス1
Bizmates
ビジネス特化型のオンライン英会話レッスン。ビジネス経験のあるトレーナーから、英語で仕事をするためのスキルを学べる。

02外国人人材(日本語学習)準主力

外国人向けのビジネス日本語レッスン「Zipan」を提供。日本で働く外国人ビジネスパーソンの日本語スキル向上を支援。

主な製品・サービス1
Zipan
外国人向けビジネス日本語オンラインレッスン。

03企業(人材紹介・採用)準主力

グローバル人材に特化した人材紹介サービス「G Talent」と、IT人材マッチングサイト「GitTap」を展開。企業に優秀なグローバル人材を紹介し、採用成功時に成功報酬を得る。

主な製品・サービス2
G Talent
即戦力かつグローバル人材に特化した人材紹介サービス。キャリアコンサルタントが候補者を企業に紹介。
GitTap
グローバルに活躍するIT人材と企業を直接結ぶマッチングサイト。

製品と技術

ビジネス特化型オンライン英会話「Bizmates」

Bizmatesは、ビジネスパーソンが「英語で仕事をする」ことに特化したオンラインレッスンサービスである。月額定額制で、毎日25分のマンツーマンレッスンを提供。教材は独自開発の「Bizmates Program」を中心に、6段階のレベル、各レベル5ランク、合計600種類のレッスンが用意されている。レッスンは「Warm Up」「See」「Try」「Act」「Wrap Up」の5ステップで構成され、実践的なコミュニケーション力を養う。トレーナーは採用率1%以下の厳選されたプロで、全員がビジネス経験を持つ。

外国人向け日本語学習サービス「Zipan」

Zipanは、2019年5月に提供を開始した外国人向けオンライン日本語レッスンである。ビジネス日本語に焦点を当て、日本で働く外国人や日本企業への就職を目指す人材を対象としている。レッスン形式はBizmatesと同様にマンツーマンで、自社開発の教材と通信システムを使用する。これにより、Bizmatesで培ったノウハウを日本語教育にも応用し、言語学習の双方向サービスを実現している。同事業はランゲージソリューション事業の一部として、多様な言語ニーズに応える役割を担う。

グローバル人材マッチング「G Talent」と「GitTap」

タレントソリューション事業の中核をなすのが、人材紹介サービス「G Talent」と採用マッチングサイト「GitTap」である。G Talentは、キャリアコンサルタントが企業に外国人ITエンジニアなどの候補者を紹介し、入社時に成功報酬を得るモデル。一方、GitTapは2020年11月に開始したダイレクトリクルーティングプラットフォームで、人手を介さずに企業と求職者が直接コンタクトできる。両サービスはグローバル人材の採用ニーズに応えるとともに、言語学習事業との相乗効果を狙っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • ビジネスパーソン(英語学習)ビジネス特化型オンライン英会話として独自のポジショニング

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

オンライン英会話の専業、シェア拡大に課題

当社は日本向けオンライン英会話サービス「Bizmates」を運営。売上高約35億円で、同業のジンジブ(就職支援)などとは事業モデルが異なる。営業利益率は直近で8-11%と好調だが、売上高の成長が鈍化(前期比横ばい)。市場は競合多く、差別化が課題。企業向けB2Bと個人向けB2Cの両軸を持つが、個人市場の伸び悩みが懸念。

強み

  • ビジネス英会話に特化し、企業研修需要を獲得。
  • 営業利益率10%前後と高く、効率的な運営。
  • 法人契約により安定した継続収入が見込める。
  • Bizmatesブランドが一定の認知度を持つ。

課題

  • オンライン英会話市場は競合が多く、シェア争いが厳しい。
  • 売上高が前期比横ばいで、新規顧客獲得に課題。
  • 営業利益率が11%から8%に低下、費用増加が懸念。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がビズメイツ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで2番目にあたる。

#企業時価総額PER
14707キタック20億円12.8倍
29345ビズメイツ19億円11.3倍
36029アトラグループ19億円19.6倍
49237笑美面19億円51.3倍
56555MS&Consulting19億円10.5倍
66558クックビズ19億円
79215CaSy19億円59.6倍
86198キャリア18億円
97062フレアス18億円3.5倍
109565GLOE18億円17.1倍
119214Recovery International18億円15.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 17件

オンライン英会話事業の創業とフィリピン拠点設立(2012年)

2012年7月、東京都千代田区にビズメイツ株式会社を設立。設立の目的は、ビジネスパーソン向けのオンライン英会話レッスンの提供であった。同年8月には、トレーナーの確保と管理を目的としてフィリピンに子会社Bizmates Philippines, Inc.を設立。わずか4か月後の11月には、ビジネス特化型オンライン英会話「Bizmates」をリリースし、ランゲージソリューション事業を開始した。創業から短期間でのサービスローンチは、事前の準備と明確な事業コンセプトがあってこそ実現した。

本社移転とプライバシーマーク取得(2014~2017年)

事業拡大に伴い、2014年4月に本社を東京都千代田区内で移転(神田淡路町)。さらに2016年6月にも神田須田町へ移転し、執務環境の拡充を図った。2017年1月にはプライバシーマークの認証を取得し、個人情報の管理体制を強化。オンラインサービスを提供する企業として、顧客の信頼獲得に向けた基盤整備を進めた。この期間、Bizmatesの会員数は順調に増加し、事業の拡大基調が続いた。

タレントソリューション事業への進出(2018~2019年)

2018年5月に有料職業紹介事業の許可を取得し、同年10月に外国人ITエンジニアを対象とした人材紹介サービス「G Talent」を開始。これにより、語学学習から人材紹介へと事業領域を拡大した。同年11月には大阪営業所を開設し、関西エリアでの営業拠点を確保。2019年2月にはG Talent専用の事業所を東京都千代田区に開設し、人員体制を強化した。さらに2019年5月には、外国人向けオンライン日本語学習サービス「Zipan」の提供を開始し、言語ソリューションの幅を広げた。

新サービス拡充とコーチング市場への参入(2020~2021年)

2020年11月、外国人ITエンジニアの採用マッチングサイト「GitTap」をリリース。ダイレクトリクルーティングプラットフォームとして、企業と人材を直接結びつける新たなサービスを開始した。2021年2月にはITイノベーション推進室(現IT本部)を設立し、テクノロジー活用によるサービス革新を推進。同年3月には、日本人コンサルタントが学習計画を支援する「Bizmates Coaching」を開始し、従来のレッスンに加えてコーチングという新たな学習形態を提供し始めた。

上場とアプリ展開(2023~2025年)

2023年3月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場。資金調達と知名度向上により、さらなる成長の基盤を築いた。2024年9月には本社を現在の所在地(神田須田町二丁目)へ移転。2025年5月には、ビジネス特化型学習アプリ「Bizmates App」の提供を開始し、モバイルでの学習機会を拡充した。上場後の2024年12月期の売上高は35億円、営業利益3億円と、創業から10年余りで安定的な収益基盤を確立している。

年表17件を開く

2010年代

  • 2012年7月創業オンライン英会話レッスンの提供を目的にビズメイツ株式会社を設立(東京都千代田区)
  • 2012年8月トレーナーの確保及び管理を目的にフィリピン国に子会社Bizmates Philippines, Inc. を設立
  • 2012年11月ビジネス特化型オンライン英会話「Bizmates」(ビズメイツ)をリリース ランゲージソリューション事業を開始
  • 2014年4月本社所在地を移転(東京都千代田区神田淡路町二丁目3番地12)
  • 2016年6月本社所在地を移転(東京都千代田区神田須田町一丁目7番地9)
  • 2017年1月プライバシーマークの認証を取得
  • 2018年5月有料職業紹介事業の許可を取得
  • 2018年10月外国人ITエンジニアの人材紹介業 タレントソリューション事業を開始
  • 2018年11月大阪営業所を開設(大阪府大阪市北区)
  • 2019年2月人材紹介事業「G Talent」(ジータレント)専用の事業所を開設(東京都千代田区)
  • 2019年5月外国人向けオンライン日本語修得サービス「Zipan」(ジパン)の提供を開始

2020年代

  • 2020年11月外国人ITエンジニアの採用マッチングサイト「GitTap」(ギットタップ)の提供を開始
  • 2021年2月創業テクノロジーを活用したイノベーションの創出を目的にITイノベーション推進室(現IT本部)を設立
  • 2021年3月オンラインコーチングサービス「Bizmates Coaching」(ビズメイツコーチング)の提供を開始
  • 2023年3月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
  • 2024年9月本社所在地を移転(東京都千代田区神田須田町二丁目19番地23)
  • 2025年5月ビジネス特化型学習アプリ「Bizmates App」(ビズメイツアップ)の提供を開始

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    顧客層の拡大

    従来の中級者層に加え、初心者層向けに積極的なマーケティング活動や教材開発を行い、新たな顧客層を獲得する。

  2. 02

    コーチング市場の獲得

    継続しやすい価格帯のオンライン英語学習コーチング「Bizmates Coaching」を提供し、独自の学習コンテンツと組み合わせて効果的な学習方法を確立し、事業拡大につなげる。

  3. 03

    オフライン市場の開拓

    インバウンド需要拡大を背景に、法人向けに対面グループレッスンや集合研修にも注力し、強みの商品開発力やカスタマイズ力を活かした営業活動で売上高拡大を目指す。

  4. 04

    テクノロジー活用による体験価値向上

    生成AIを活用したオンライン英会話サービスの品質向上や学習アプリの提供により、受講生の体験価値を最大化し顧客満足度を高める。

  5. 05

    グローバル人材の総合プラットフォーム構築

    人材紹介サービス「G Talent」とダイレクトリクルーティングプラットフォーム「GitTap」を連携させ、対象職種や地域を拡大し、グローバル人材の総合プラットフォームを目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 4期分

グループ全体で189人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は458万円で、3期前と比べて9.1%平均年齢は35.7歳、平均勤続年数は2.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2022年12月50334.62.1153
2023年12月58835.22.3177
2024年12月58334.32.4182220
2025年12月45835.72.2189159

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.5%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 0 / 海外 1、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
東京本社 — 東京都千代田区731百万円
全社(共通)
フィリピン本社 — フィリピン4百万円
ランゲージソリューション事業
主な関係会社
  • 海外
    Bizmates Philippines, Inc. (注)2
    フィリピン国 · 連結子会社
    議決権99.9%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は35億円営業利益3億円前期と比べると増収減益で、売上が+0.0%、利益が-25.0%。

売上高
+0.0%
35億円
営業利益
-25.0%
3億円
純利益
+0.0%
2億円
営業利益率
8.6%
前期比 -2.9%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高37億円35億円
営業利益3億円3億円
純利益2億円2億円
1株あたり配当¥15¥15

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は17億円、営業利益は1億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+0.0%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q7114.30
2023年2Q800.01
2023年3Q8112.50
2023年4Q81
2024年1Q8112.51
2024年2Q9111.10
2024年4Q18211.11
2025年2Q1715.91
2025年4Q18211.11
2026年2Q1715.90

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 8期分

2018年12月期からの8期で、売上は12億円から35億円へ2.9倍に増えた。直近期の営業利益率は8.6%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
大阪営業所を開設(大阪府大阪市北区)
2018年12月1200
人材紹介事業「G Talent」(ジータレント)専用の事業所を開設(東京都千代田区)
2019年12月1511
2020年12月1911
テクノロジーを活用したイノベーションの創出を目的にITイノベーション推進室(現IT本部)を設立
2021年12月2532
2022年12月2832
東京証券取引所グロース市場に株式を上場
2023年12月3132
2024年12月354311.42
2025年12月35338.62

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高35億円のうち、営業利益として残るのは3億円8.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の5.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金22.9%8億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金68.6%24億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.6%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
77.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.0pt
8.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.7pt
5.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.0pt
10.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
21.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 6期分

2025年12月期は営業CFが2億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は17億円で、売上の5.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2020年12月3−1025
2021年12月3−1028
2022年12月3−1−129
2023年12月3−25115
2024年12月4−41017
2025年12月2−1−1117

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 8期分

2025年12月期の総資産は27億円。このうち返さなくてよい自己資本が19億円で、自己資本比率は71.3%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2018年12月41316.1
2019年12月61521.2
2020年12月83533.8
2021年12月125739.2
2022年12月137652.2
2023年12月2115673.2
2024年12月2718965.1
2025年12月2719871.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
17億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
13億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
8億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
87
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率17 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率534社中117位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中442位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.8%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.6%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
71.3%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
0.0%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.6%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥586で、1年前と比べて-46.6%過去52週の値幅のなかでは8%の位置にある。

¥586+0.0%1ヶ月-7.1%1年-46.6%時価総額19億円
過去52週の値幅
安値¥526高値¥1,258

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.3倍
PER (会社予想)9.2倍
PBR1.00倍
配当利回り2.56%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月17日に601円と前日比-5.35%で下落しました。7月下旬に650円まで上昇しましたが、8月に入ってからは630円前後で推移し、8月17日に下落しています。週足では上昇基調が続いていましたが、直近の下落で25日線(626円)を下回り、短期的な弱さが顕在化しました。一方、75日線(588円)は上回っており、中期的なサポートが意識されます。RSIは26.73と売られ過ぎ圏にあり、反発の可能性もありますが、52週安値(526円)からはまだ高い水準です。出来高は8月17日に1万4000株と増加しており、売り圧力が強まっています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは10.3倍と業界平均22.4倍を大きく下回り割安感が強い。PBRも1.05倍と同平均3.11倍を下回る。ROEは10.8%と良好だが、業績は横ばい傾向で成長鈍化が懸念される。配当利回りは2.42%と業界平均1.71%を上回るが、増益率が低く将来の増配は限定的かもしれない。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.3倍23.4倍
PER (予想)9.2倍
PBR1.00倍3.51倍
ROE10.8%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、法人向け需要の拡大と会員数の増加、オンライン教育市場の成長を評価。弱気派は、競合多数で差別化が難しく、売上高成長の鈍化や利益率低下を懸念。争点は、同社のビジネス特化戦略が競争の中で持続的な成長を生めるか。

プラスに働く材料7
  • 法人需要の取り込み

    企業のグローバル化で社員の英会話研修需要が増加。

  • 会員数増加基調

    2024年12月期の売上高35億円(前期比+13%)と成長継続。

  • 高付加価値サービス

    ビジネスに特化した教材と講師育成で、競合との差別化を図る。

  • 売上高35億円維持、安定収益基盤通年影響

    FY2025/12売上高35億円、前期並み、サービス需要底堅い

  • 営業黒字確保、コスト削減余地不定影響

    営業利益3億円、黒字維持、固定費削減で利益率改善可能性

  • 配当利回り2.4%で下値支援次回決算影響

    配当利回り2.42%、安定配当継続なら株価下支え

  • PER10倍台、小型株として割安感継続影響

    PER10.3倍、時価総額20億円、M&Aターゲット候補

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    レアジョブやDMM英会話など低価格競争が激しく、顧客流出リスク。

  • 成長鈍化懸念

    2025年12月期の売上高予想は横ばいの35億円で、成長が頭打ち。

  • 利益率の低下

    2025年12月期の営業利益率8.57%と前期から低下見込み。

  • 営業利益減少、前期比25%減の3億円通年影響

    FY2025/12営業利益3億円、前期4億円から25%減少

  • 売上高伸び悩み、成長停滞通年影響

    売上高35億円で横ばい、新規顧客獲得難で成長期待薄

  • 株価1年で48%下落、センチメント悪化継続影響

    1年間で株価半減、投売りリスク継続

  • 外国人持ち株比率4.7%だが売り圧力不定影響

    外国人持ち株4.7%、株価下落で追加売りリスク

次の決算で確かめる点
有料会員数
事業の拡大基調を測る最優先指標。
法人契約数
収益の安定性と成長性を示す。
営業利益率
競争環境下での収益力維持を確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり15で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.56%。

年間配当
¥15
1株あたり
配当利回り
2.56%
いまの株価に対して
配当性向
28.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2024年12月1521.7
2025年12月150.028.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥15

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ1,942人。区分でいちばん多いのは事業法人51.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が51.5%を占め、残る48.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
事業法人60.052.752.151.4
個人・その他33.034.740.141.3
外国人個人7.04.03.83.8
証券会社5.03.42.5
外国法人3.50.50.9
金融機関0.10.10.1
自己株式8.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社SUZ42.30
02鈴木 伸明9.35
03日加株式会社8.31
04FRANCISCO ANNA MARIA TOBIAS(常任代理人 みずほ証券株式会社)3.69
05伊藤 日加2.77
06崎谷 春夫2.09
07藤本 淳1.85
08木村 健1.66
09大沼 晴也1.35
10楽天証券株式会社共有口1.03

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 8期分

1株利益は8期で−100%、1株純資産は8期で−100%。直近期のROEは10.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2018年12月65,327134,28464.3
2019年12月44489166.3
2020年12月6920141.3
2021年12月6716949.6
2022年12月8225338.8
2023年12月6547618.110.3
2024年12月7254714.112.921.7
2025年12月6158810.812.028.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/12期の役員報酬は総額72百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
鈴木伸明代表取締役社長491,677,600
伊藤日加取締役 ランゲージソリューション事業部長51360,000
須田騎一朗取締役604,500
高木政秋取締役62
児山法子常勤監査役496,000
望月文夫監査役69
蔵元左近監査役50
野村彩取締役(監査等委員)49

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3484816
その他役員524245

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,390字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社と連結子会社1社(Bizmates Philippines, Inc.)で構成されており、「もっと多くのビジネスパーソンが世界で活躍するために」というミッションのもと、人と企業が成長しあう多様性のある豊かな社会の実現を目指しており、オンラインでビジネス英会話及び日本語会話レッスン等の提供を行う「ランゲージソリューション事業」、グローバル人材にフォーカスした人材紹介サービスや採用マッチングサイトの運営等を行う「タレントソリューション事業」の2つの事業を展開しております。 なお、上記の2つのセグメントは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント区分と同一であります。 (1) ランゲージソリューション事業 当事業の英会話レッスンサービスである「Bizmates」(ビズメイツ)は、ビジネス英会話を初心者でも学ぶことができ、低価格で高品質なサービスを提供することをコンセプトとしたビジネス特化型のオンライン英会話レッスンを提供しており、当社グループの売上高の大部分を占めるサービスとなっております。また、外国人向けのビジネス日本語レッスンサービスである「Zipan」(ジパン)も展開しており、幅広いランゲージソリューションを提供しております。 ① 事業の概要 当事業は通学型の語学事業とは異なり、通信システム等を使用しウェブカメラを通じて場所・時間をほとんど問わず、自身にとって最適な環境でオンラインレッスンを提供するものであります。 サービス形態としては、有料会員として月額利用料(定額)を支払い、毎日1回25分のレッスンを朝5時から25時まで希望する時間帯で受けることができます。レッスン受講の際は主に自社開発した「MyStage」などの通信システムを使用し、トレーナーと1対1でレッスンを受けることとなります。 ② サービスの特徴 サービスの特徴としては以下の点が挙げられます。 1.ビジネス特化型 「英語を話すこと」ではなく、「英語で仕事をすること」を目的としたレッスンを提供しており、ビジネスを成功に導くためのコミュニケーションスキルを効率的に高めることが可能となっております。また、様々なビジネスシーンに対応したコミュニケーションの「型」を初心者でも効果的に学べる独自のテキストやレッスンの開発を行っております。 2.トレーナー品質 ビジネス英会話はビジネス経験があるトレーナーから学ぶべきと考えております。学歴、ティーチングスキル、コミュニケーションスキル、人間性に加えて「ビジネス経験」をトレーナーの採用条件としており、採用率1.0%以下の厳しい選考基準を通過したビジネス領域に精通したプロのトレーナーから、英語力のみならず自身の職業や職種に応じたビジネススキルまで身につけることが可能となっております。 3.ビジネス向けオリジナル教材 基本レッスンである「Bizmates Program」は6段階のレベルが設定されており、各レベルにはA~Eの5段階のランクが設けられております。さらに各ランクは20レッスンで構成されており、合計で600種類のレッスンが用意されております。また、その他のレッスンタイプとして、Eメールの書き方やプレゼンテーションなどビジネスシーンに応じて特定のスキルを身につけられる「Other Programs」、英語での資料作りや英語面接対応などをサポートする「Assist Lesson」、ビジネスパーソンに必要な教養と創造性を特定のテーマに沿ってトレーナーとディスカッションしスキルアップする「Discovery」など様々なレッスンニーズに対応したサービスを提供しております。 4.ラーニングメソッド レッスンは「5つのステップ」(Warm Up → See → Try → Act → Wrap Up)に則って体系立てて進められます。このレッスンフローをベースとしトレーナーとの活きたコミュニケーションを通じて受講生にパーソナライズされたレッスンを提供しております。また、「オンラインレッスン」、「自己学習」、「コーチング」によって英語・コミュニケーションスキルを学習し、「実際のビジネス」でそれを実践していくことで、ビジネスで成果をあげていくことを目指しております。 5.英会話スクールでの位置づけ 当社はビジネス特化型のオンライン英会話スクールとして、他社と異なるポジショニング(※)をとっており、主にビジネスパーソン向けの教材開発やレッスン提供を行っております。 (※)主要な英会話ビジネスを行っている会社に対して、当社の分析によるポジショニングとなります。 (2)  タレントソリューション事業 当事業は、当社のキャリアコンサルタントを介して正社員の候補者を企業に紹介し、当該候補者が企業に入社した時点で成功報酬を得る人材紹介業「G Talent」(ジータレント)及び自社のプラットフォームを活用し候補者と企業の間を人手により仲介することなく、双方を直接結ぶサービス「GitTap」(ギットタップ)を展開しております。 各サービスの特徴としては、「G Talent」は即戦力かつグローバル人材にフォーカスした人材紹介サービスであり、「GitTap」はグローバルで活躍することのできる幅広いIT人材を対象としたマッチングサイトとなっており、昨今、テクノロジーを最大限に活用している企業が競争優位性を発揮している中で、国籍に関わらず、多くのIT人材が日本で安心して働き、活躍できる場を提供しております。 収益形態としては、各サービス共に求人先企業に当社の登録者を紹介し、雇用開始日をもって手数料を請求・売上計上しております。
経営方針・対処すべき課題5,158字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営方針 当社グループは「もっと多くのビジネスパーソンが世界で活躍するために」をミッションに掲げ、言語・文化の壁を越えた相互理解の促進と、多様な人材の活躍を支援することにより、「人」と「企業」をつなぐ懸け橋となり、グローバルタレントと企業の成長をトータルサポートするソリューションを提供しております。 (2)経営戦略 ① ランゲージソリューション事業 当社グループとしては、引き続き効果的な広告宣伝や認知度の向上に通じる様々な施策への投資を積極的に行いつつ、サービスメニューの拡大やレッスン品質の向上を実現することにより、当社独自の事業方針であるビジネスの成功のための英会話レッスンの提供、即ち、「英語を話すことではなく、英語で仕事をすること。」をゴールに掲げ、独自の付加価値の創出に引き続き注力してまいります。 具体的な戦略としては以下を進めていく方針であります。 a.顧客層の拡大 従来、当社の有料会員の英会話レベルは主に中級者層を中心としておりましたが、英会話スキル向上の潜在的ニーズが高い初心者層においても積極的なマーケティング活動や教材開発等を行い、新たな顧客層を拡大すべく施策等を推進してまいります。 b.コーチングマーケットの獲得 当社は2021年3月より日本人コンサルタントによるオンライン英語学習コーチング「Bizmates Coaching」の提供を開始しております。当サービスは継続し易い価格帯でコーチングを提供し、当社独自の学習コンテンツ「Bizmates」との組み合わせにより、より効果的な学習方法の確立を実現させることで、新たな付加価値を生み出し事業拡大につなげてまいります。 c.オフライン市場の開拓 昨今の旺盛なインバウンド需要の拡大を背景に、法人営業においてはオンライン英会話の提供のみならず、対面でのグループレッスンや集合研修等にも注力してまいります。加えて、当社の強みである商品開発力や商品カスタマイズ力を活かし、より積極的な営業活動により売上高拡大を目指してまいります。 d.テクノロジー活用 当社は日々、サービス品質向上のための改善や機能拡充等を行っておりますが、中期的視点においてもテクノロジーを活用することで、受講生の体験価値を最大化し顧客満足度のさらなる向上を図るため、生成AIによるオンライン英会話サービスの品質向上や、学習アプリサービス等の提供を行い、事業拡大に結び付けてまいります。 ② タレントソリューション事業 「G Talent」 当サービスは、現在、多国籍な環境で働きたいIT・機電エンジニアの方を中心に取り扱う人材紹介業でありますが、対象とする求職者層や職種を広げていくことで事業拡大を図り、グローバル人材の総合人材サービスを目指してまいります。 「GitTap」 本サービスはダイレクトリクルーティングプラットフォームを展開し、企業とグローバル人材を直接結びつける採用マッチングシステムを提供しておりますが、2020年11月より開始したサービスであり、当面は継続的な機能拡充を進めていくことが重要だと考えております。そのため、システム開発体制の強化を行っていくことで、顧客満足度を向上させ事業の拡大を進めてまいります。 (3)事業環境 ① ランゲージソリューション事業 オンライン語学学習市場においては、高品質で高速なインターネット通信やスマートフォンが普及したことや、コロナウイルス感染拡大の影響によりデジタルシフトの定着が進んだことにより、同市場は教室系の語学スクール市場の成長率を上回る水準で拡大しております。また、新たなテクノロジーである生成AIをオンライン英会話サービスの品質向上のために取り入れ、英会話アプリの展開が活性化していることなどにより、矢野経済研究所「語学ビジネス徹底調査レポート2025」によれば、2024年度の当該市場の規模は、前年度比7.7%増の320億円となり、2025年度につきましては、前年度比10.7%増の371億円と予想されております。 ② タレントソリューション事業 デジタル人材紹介サービス市場は、IT人材不足を背景にIT・デジタル人材を確保(採用)する企業の動きは活発であり、当該市場は拡大成長を維持しています。 IT・デジタル人材需要の拡大は、IT・デジタル技術の活用による業務プロセスの改善・効率化やビジネス変革の必要性が高まっていることが背景にあり、今後も需要は逼迫することが予想されます。 そのため、デジタル人材紹介サービスは引き続き高いニーズを維持していくものと考えております。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、安定的な成長を図るため、成長性、収益性及び効率性を重視した経営が必要と認識しております。このため、当社グループでは、売上高、売上総利益、営業利益、売上総利益率、営業利益率及び連結売上高の大部分を占める「Bizmates」の累積有料会員数を経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標としております。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループの展開する各事業を取り巻く環境については、日本企業におけるグローバル化の進展、英会話ニーズの多様化、新規参入企業の増加による競争環境の激化等が挙げられます。その中で、既存事業者との差別化や収益力の強化を行い、より高い事業の成長を目指すため、以下の課題について重点的に取組を進めてまいります。 (全社) ① コーポレート・ガバナンス体制の強化 当社は、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を実現するため、経営の透明性向上とグローバルな市場環境の変化に即応できる体制の構築を課題と認識しております。このような認識のもと、本定時株主総会の承認を条件として、「監査等委員会設置会社」へ移行するとともに、「執行役員制度」を導入いたします。これにより、取締役会による監督機能を一層強化するとともに、執行側への必要に応じて権限移譲を行うことで、経営の意思決定を迅速化してまいります。加えて、CxO体制のもと、グループ全体の経営資源を成長領域へ迅速かつ最適に投入できる経営基盤を確立し、さらなる業績の拡大とガバナンスの深化を両立させていくことに努めてまいります。 ② 人的資本への投資と組織生産性の向上 当社の持続的な成長の源泉は「人材」にあると認識しており、人材への投資と組織力の最大化を図ってまいります。具体的には、優秀な人材の確保に加え、入社後の早期戦力化及びエンゲージメント向上を重点的に取り組んでまいります。特に、新規顧客獲得の鍵となるマーケティング等の専門人材の採用・育成を加速させていきます。個々の社員が専門性を最大限に発揮できる環境を整備することで、組織全体の生産性と市場適応力を高め、持続的な成長を実現してまいります。 ③ 内部管理体制の強化 当社グループとして中長期的に企業価値を向上させるためには、経営管理体制の強化やコーポレート・ガバナンスの充実に向けた取り組みが重要だと考えております。従って内部統制に係る体制や法令遵守の強化に向けた体制作りを行ってまいります。 ④ 財務体質の強化 優秀な人材の採用や継続的なシステム開発投資や広告宣伝活動等を行うため、事業資金の安定的な確保が必要であると考えております。当社グループは、運転資金は自己資金、金融機関からの借入及びエクイティファイナンス等で資金調達していくことを基本方針としております。なお、これらの資金調達方法の優先順位等に特段方針はなく、資金需要の額や使途に合わせて柔軟に検討を行う予定です。今後も有利子負債とのバランスを勘案しながら自己資本の拡充を図ってまいります。 (ランゲージソリューション事業) ① ターゲット層の拡大と市場シェアの更なる獲得 国内外での継続的な成長に向け、ターゲットとなる顧客層の多角化を推進してまいります。国内においては、最大の潜在需要層である「初心者層」へのアプローチを進めております。また、海外展開として2026年1月より台湾市場での受容性の確認を開始し、本格展開へ移行することを予定しております。現地のビジネスパーソンの需要を確認しながら最適なサービス展開を図り、国内外における市場シェアの拡大に努めてまいります。 ② 高付加価値サービスの展開と顧客生涯価値(LTV)の向上 受講生の学習継続を支援し、学習効果を最大化させることが、顧客満足度及び顧客生涯価値(LTV)の向上に直結すると考えております。このため、コーチングコンサルタントが伴走する「Bizmates Coaching」を競合他社より、高品質かつコストパフォーマンスの高いサービスに発展させていくことで、拡大するコーチング市場の市場シェアを獲得し、当社のオンライン英会話やビジネス特化型学習アプリと連携したハイブリッドなサービスを訴求していくことでLTVの最大化を目指してまいります。 ③ オフライン領域の攻略とトータルソリューションへの進化 企業のグローバル人材育成ニーズの多様化に対応するため、オンライン英会話の枠を超え、異文化理解等のオフライン研修や効果測定テストの提供などサービス領域を拡大しております。企業のグローバル戦略に深く踏み込んだオーダーメイド型のサービスを提案できるコンサルティング営業体制を強化し、単なる語学学習を超えた「グローバル人材育成ソリューション」への進化を遂げてまいります。 ④ デジタル技術による学習体験の革新と自習領域の強化 ビジネス特化型学習アプリ「Bizmates App」にシャドーイングや瞬間英作文、AIによるロールプレイ機能を順次実装したことにより、Bizmates Appによるインプット学習の質を高める投資を進めております。これにより、インプット学習でアプリを活用しオンライン英会話で実践練習を行うことや、コーチングコンサルタントがアプリを活用して学習に伴走するといった、各サービスをシームレスに融合させた「ハイブリッド型ビジネス英語学習プラットフォーム」を確立いたしました。競合他社との差別化を明確化し、顧客基盤の拡大と中長期的な企業価値の向上を実現してまいります。 (タレントソリューション事業) ① 営業基盤の確立・拡大 外国人人材紹介事業「G Talent」において、紹介決定数のさらなる増加を目指しております。2025年に発生した離職に対し、現在は採用・育成を通じた営業体制の再構築が完了し、決定数は着実な回復基調にあります。今後もキャリアエージェントの増員と早期戦力化に注力し、営業基盤を盤石なものとすることで、利益成長を加速させてまいります。 ② ターゲット領域の拡張による総合プラットフォームへ 当社グループは、これまでの「外国人ITエンジニア」を軸とした支援に加え、今後は「機電エンジニア」まで支援対象を拡大しております。また、人材紹介サービス「G Talent」において、国内在留外国人のみならず、世界19か国の海外居住者へとターゲットを全方位に広げることで、国内外の優秀なタレントプールの確保を進めております。さらにダイレクト―リクルーティングプラットフォーム「GitTap」とGTalentの双方向の活用により、キャリアエージェントによるキャリア相談を通じたマッチングとプラットフォームによる機動的なマッチングを融合させることで、紹介決定数の最大化に注力しております。これにより、求職者及びクライアント企業の多様なニーズへ対応し、「グローバル人材の総合プラットフォーム」を構築し、市場カバレッジを拡大してまいります。 ③ クライアント企業との長期的関係の構築 外国人材を紹介し、紹介先のクライアント企業で定着し活躍することが当社の持続的な成長に不可欠と考えております。そのため、ランゲージソリューション事業が提供する「ビジネスオンライン日本語会話(Zipan)」等の語学サービスと連携し、「教育から転職までの一気通貫の支援体制」を強化いたします。外国人材の活躍を多角的に支援することで紹介先のクライアント企業との強固かつ長期的な信頼関係を構築してまいります。
事業等のリスク8,462字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。また、必ずしもリスク要因には該当しない事項につきましても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。 また、当社グループでは、リスクコンプライアンス委員会を設置し、定期的に各リスクの発生可能性と経営に対する影響度を勘案し、リスク低減のための施策を通じて、リスクの発生の回避とともに、発生した場合の対応に努めております。 なお、文中の将来に関する事項は本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありませんのでご留意下さい。 (1)事業環境について (ランゲージソリューション事業) ① オンライン語学学習市場について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 一般家庭の高速通信環境整備の普及やオンライン語学学習の認知拡大により、市場規模は堅調に拡大していく傾向が予想されております。当社としては当該ニーズに対応するため引き続きサービス拡充等を行い顧客満足度の最大化に向けて注力していきますが、当該市場の成長速度が鈍化した場合、または縮小した場合は当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 競合について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループはビジネスに特化したオンライン英会話レッスンに加え、グローバル人材育成を目的とした付加価値の提供により差別化を図っております。しかしながら、本業界は参入障壁が比較的低く、新規参入企業の増加による競争激化が続いております。また、生成AIを活用した言語学習サービスの普及や、AI技術の進化に伴う高精度な同時通訳や翻訳ツール等により英会話学習そのものの需要を減退させる可能性があります。これらの環境変化への対応や独自の事業モデルの優位性を維持できなくなる場合は、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (タレントソリューション事業) ① 景気の変動について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 転職市場は景気変動に伴う採用動向の変化により影響を受ける傾向にあります。当社としては求職者ネットワークの拡充等により、景気耐性の高い高度IT人材の確保と安定的なマッチングに引き続き努めております。しかしながら、景気の急激な後退や想定を超える経済環境の変動により、企業の採用意欲が著しく減退した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 在留外国人数の変動について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループは、外国人ITエンジニアやグローバル人材にフォーカスした人材紹介サービス等を提供しており、自社サイトの機能拡充などにより求職者登録数の拡大に取り組んでおります。しかしながら、為替相場の円安進行や諸外国との賃金格差拡大等の要因により、日本国内で就労する経済メリットが相対的に低下した場合、新規入国者の減少や既存登録者の国外流出を招く可能性があります。このような環境変化により、外国人材の登録者数が減少した場合には、当社グループの事業に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 競合について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 人材紹介やマッチングプラットフォームに関する事業は競合企業が多い状況の中、当社は引き続き「G Talent」や「GitTap」のサービス拡充等を行っておりますが、将来、当社独自のサービス展開や特色を活かせず競合他社との間で差別化を図ることができなくなる場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)事業について (ランゲージソリューション事業) ① レッスン提供時のインターネット環境について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループは自社開発した通信システム等を使用し、インターネット回線を介したオンライン英会話レッスンを提供しております。当社グループは、システム基盤として外部クラウドサーバーを採用し、複数のアベイラビリティゾーンの活用による冗長化やシステム稼働状況の監視等を行っております。しかしながら、大規模な自然災害、電力供給の逼迫、外部からのサイバー攻撃、新たな規制導入、自社開発ソフトウェアの不具合等により、通信ネットワークやサーバーが長期間停止する可能性があります。このような事態により、オンライン英会話レッスンの提供が困難になった場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② ソフトウエア開発について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループは、競争優位性の維持・向上を目的として、新サービスの開発や機能拡充のためのソフトウェア投資を継続的に行っております。投資にあたっては、プロジェクトごとに、将来の収益性や開発計画の妥当性を慎重に検証しております。しかしながら、当初想定より収益性が低下する、又は当初想定を超える開発コストが発生した場合には、減価償却費の増加が利益を圧迫する可能性があります。また、開発した資産が想定どおりのキャッシュフローを創出していないと判断した場合には、減損損失が発生する可能性があります。さらに、オンライン語学学習における生成AIの活用など、急速なテクノロジーの発展に対し、対応が遅れた場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 受講頻度に係る収益の特徴について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループは英会話レッスンの提供において、有料会員より月額定額の料金収入を得ておりますが、レッスン提供費用についてはそのレッスン数に応じてトレーナーへ業務委託料を支払っております。 今後、オンライン環境における教育提供ニーズがさらに高まり、有料会員1人あたりの平均受講頻度が当社グループの想定以上に増加した場合、トレーナーへの業務委託料が増加することにより、売上原価率が上昇し、当社グループの利益を圧迫する可能性があります。 反対に語学学習ニーズの低下等、何らかの要因により平均受講頻度が減少した場合、一時的にはトレーナーへの業務委託料が減少し利益率は上昇しますが、受講頻度と継続率には一定の相関関係が認められるため、有料会員の継続率が低下し売上高が減少する可能性があります。 ④ トレーナーの確保及びレッスン品質の維持について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループはビジネス英会話に特化したレッスンを提供するため、今後も高いスキルを有するトレーナーを確保し、品質を維持していくことを基本方針としております。具体的には、トレーナーに対して適宜レッスンフィードバックや品質向上のためのセッション等の実施により、教育体制の強化とレッスン品質の維持・向上に努めております。しかしながら、フィリピン国内の経済環境の変動や人材獲得競争の激化等により、十分なスキルを持つトレーナーを計画通りに採用・確保ができなくなり、レッスンにおける品質の低下を招いた場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ フィリピンのカントリーリスクについて 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループはフィリピン在外子会社Bizmates Philippines, Inc.において、主にフィリピン在住のトレーナーの確保、管理を行い日本人受講生へオンライン英会話レッスンを提供しており、また、フィリピン人エンジニアによるシステム開発も行っております。 フィリピンにおいては実質GDPの成長等により、経済活動も活発化しておりますが、今後、関連法令・税制・政策の制定、改正又は廃止、並びに解釈の相違、政治経済情勢・外交関係の変化、電力・輸送・通信等のインフラ基盤の脆弱性、人件費の上昇、テロ、戦争、伝染病、大規模な台風等の自然災害等が発生し、現地での事業活動に支障が生じる場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループとしてはこれらのリスクに対応するため、在外子会社との連携を強化し、現地の法改正や事業環境の変化等を適時適切に把握・対応できる体制を構築しております。 ⑥ 特定サービスへの依存について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループの連結売上高はランゲージソリューション事業に大きく依存しております。 当社は、リスク分散のためにタレントソリューション事業を第2の柱とすべく注力しておりますが、同事業が安定した収益基盤を確立するまでの間は、ランゲージソリューション事業の業績動向が当社グループの経営成績に直接的な影響を及ぼす状況が続きます。したがって、事業環境の変化等によりランゲージソリューション事業の成長が鈍化した場合は、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (タレントソリューション事業) ① 紹介手数料について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 本事業の売上は、主に外国人ITエンジニア等の登録者を求人先企業に紹介し、雇用開始日をもって紹介手数料を売上計上しております。その金額は、紹介手数料率、早期退職による返金の取り決めに左右されます。人材紹介サービスを行う企業間での競争の激化により、この手数料率の引き下げや、求人企業に有利な返金期間の延長等を余儀なくされた場合には、売上金の減少や受領済み手数料の一部または全額の返金の可能性も高まり、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 紹介後の自己都合退職について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:低 当社グループは、登録者に対して、求人内容や労働条件等の説明を行い、ミスマッチ防止に努めております。しかしながら、登録者が自己都合により、入社後一定期間内に早期に退職した場合には、紹介手数料の一部または全額を返金する規定を設けているため、マッチング精度の低下等により、求職者の自己都合による早期退職率が上昇した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 先行投資について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 同事業は、ランゲージソリューション事業に続く第2の収益基盤の柱とすべく必要となる投資等を継続しております。今後も引き続き、事業規模の拡大と収益源の多様化を実現するためにサービスの拡大等に取り組んでいくこととしており、当社グループとしてはシステム開発等が開始する都度、将来にわたる収益効果や開発計画の妥当性の検証を慎重に行っておりますが、これらに関しては、新しい領域であるため、システム開発やマーケティング費用、人件費等の追加的な支出が発生し、一時的に利益率が低下する可能性があります。また、当初の予測とは異なる状況が発生し、計画通りに進捗しない場合には投資資金の回収が困難となり、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)組織について ① 特定の経営者への依存について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループは、創業者である代表取締役社長 鈴木伸明に経営の重要な部分を依存しております。現在、当社グループは、特定の人物に依存しない体制を構築するべく、幹部社員の育成と情報共有、権限委譲を進めておりますが、何らかの理由により同人が当社グループの業務を遂行することができなくなった場合には、当社グループの事業運営に大きな支障をきたす可能性があります。 ② 小規模組織であることについて 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループは、当連結会計年度末現在、取締役4名、監査役3名、従業員(正社員及び契約社員)189名で事業を運営しており、現在の人員構成における最適と考えられる内部管理体制及び業務執行体制を構築しております。今後の事業の成長に応じて、人材の採用・育成を行うと共に、一層の内部管理体制及び業務執行体制の充実を図っていく方針でありますが、これらの施策が適切なタイミングで実施できなかった場合、又は人材が社外に流出した場合は、内部管理体制及び業務執行体制が有効に機能せず、当社グループの事業運営に大きな支障をきたす可能性があります。 ③ 人材の確保及び育成について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループの持続的な成長や新規事業の推進のためには、専門性の高い優秀な人材の確保、育成及び定着が重要であると認識しております。当社グループとしては採用力の強化を図るためのオウンドメディア等での積極的な発信や、働きがいのある職場環境の整備に努めておりますが、当社が求める優秀な人材が必要な時期に十分に確保・育成できなかった場合や、重要な人材が予期せず退職した場合には、経常的な業務運営及び新規事業の拡大等に支障が生じ、又は人材確保のために賃金水準の引き上げや採用関連費の増加が必要になった場合には、利益率が低下し、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)コンプライアンスについて ① 法的規制について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループは、日本国内においては「職業安定法」、「特定商取引に関する法律」、「消費者契約法」、「不当景品類及び不当表示防止法」、「個人情報保護に関する法律」等を受けております。また海外拠点であるフィリピン子会社においても個人情報保護に関する法律等の法的規制を受けております。当社グループは、社内の管理体制の構築等によりこれらの法令を遵守する体制を整備・強化しておりますが、不測の事態により、万が一当該規制等に抵触しているとして何らかの行政処分等を受けた場合、また、今後これらの法令等が強化され、もしくは新たな法令等が定められ事業が制約を受ける場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 事業運営に必要な許可について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループのタレントソリューション事業は、職業安定法に基づき、有料職業紹介事業として厚生労働大臣の許可を受けて行っている事業であり、有料職業紹介事業者の許可の取消については、職業安定法第32条の9に欠格事項が定められております。現時点において認識している限りでは、当社グループは法令に定める欠格事由に該当する事実を有しておりません。また、今後においても定期的に法令遵守状況を確認していくことにより、当該許認可を維持していく方針ですが、将来、何らかの理由により許可の取消等が発生した場合、また職業安定法の改正により法的規則が変更された場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 知的財産管理について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループは、特許権や商標権等の知的財産権に関して、外部の弁理士等を通じて調査する等、その権利を侵害しないように留意するとともに、必要に応じて知的財産権を登録することにより、当社グループの権利の保護にも留意しております。 しかしながら、当社グループの認識していない第三者の知的財産権が既に成立している、又は今後成立する可能性があり、仮に当社が第三者の知的財産権を侵害した場合には、当該第三者により損害賠償請求、使用差止請求等が発生する可能性があり、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)その他 ① 情報セキュリティについて 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループのシステム内には受講生や求職者の情報等の個人情報が蓄積されるため、情報の保護が重要になります。そのため、当社グループでは情報の消失や外部への漏洩がないよう、ファイアーウォールの設置や侵入検知、データベースの暗号化等の不正アクセスの防止を行っております。しかしながら、不測の事態により情報の消失や外部への漏洩事故が発生した場合には、当社グループの信用が失墜し、企業イメージが低下することにより、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小 当社グループは、役員及び従業員に対して、業績向上に対する意欲を高めることを目的としたストックオプション(新株予約権)を発行しております。ストックオプションが権利行使された場合には、当社株式が新たに発行され、既存の株主が有する株式の価値及び議決権割合が希薄化する可能性があります。なお、本書提出日現在、新株予約権による潜在株式数は3,386株であり、発行済株式総数3,248,104株の0.1%に相当しております。 ③ 為替相場の変動について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループはフィリピン国において連結子会社を有しており、連結財務諸表を作成するにあたっては現地通貨を円換算する必要があり、換算時に使用する為替レートによっては当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは主にフィリピン在住のフィリピン人トレーナーに対して、レッスン提供に関する業務委託費をフィリピンペソ建てで支払っており、日本円からフィリピンペソへの換算時に使用する為替レートによっては為替差損が発生する可能性があります。これらの取引に対しては必要に応じて為替予約によるヘッジを行うこととなっており、為替変動リスクを最小限に抑える努力をしておりますが、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 自然災害、事故について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループは、自然災害や大規模な事故に備え、定期的なバックアップや稼働状況の監視によりシステムトラブルの事前防止または回避に努めておりますが、当社グループの重要施設は東京都内にあり、当地域内における地震、津波等の大規模災害の発生や事故により本社が被害を受けた場合、事業を円滑に運営できなくなる可能性があり、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 当社株式の流動性について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社の株主構成は代表取締役社長である鈴木伸明と同氏の資産管理会社により、議決権の過半数を所有されており、㈱東京証券取引所の定める流通株式比率は2025年12月31日時点において32.49%となっております。今後は、既存株主への一部売出しの要請、新株予約権の行使による流通株式数の増加、これらの組み合わせにより、流動性の向上を図っていく方針ではありますが、何らかの事情により上場時よりも流動性が低下する場合には、当社株式の市場における売買が停滞する可能性があり、それにより当社株式の需給関係にも悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 訴訟について 当社は、事業運営にあたり、取引先及び従業員等からの訴訟を含む法的手続の当事者となる可能性がございます。 当社内においては、入社時及び定期的なコンプライアンス研修等により各従業員の意識醸成を図るとともに、社内手続フローを厳格にすることで当該リスクの抑制を図っております。 しかしながら、訴訟等を完全に回避することは困難であり、訴訟発生時には費用支出が多額となる他、事業運営に影響を及ぼす可能性があります。 このような場合、当社の責めに帰すべき事由が存すると判断されたときには、財務・経営状況に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,193字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、外国人旅行者の増加に伴う好調なインバウンド需要などの経済活動の活性化を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しましたが、米国政権の外交・通商政策に伴うグローバルサプライチェーンの再編など、依然として不透明な情勢にあります。 そういった状況の中、当社グループの主力事業であるランゲージソリューション事業は、「ビジネス特化型オンライン英会話」の一層の認知拡大を目指すと共に、グローバル人材の採用・転職支援等を行うタレントソリューション事業との相互補完関係の強化を図り全社的な事業拡大を推進しております。 以上の結果、売上高は3,491,179千円(前年同期比0.5%増)、営業利益は283,416千円(前年同期比25.2%減)、経常利益は268,382千円(前年同期比21.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は197,144千円(前年同期比14.2%減)となりました。 セグメントの経営成績は以下のとおりであります。 (ランゲージソリューション事業) 個人向けは競合激化のなか、コーチング市場において徐々に市場シェアの拡大に努めてまいりました。法人向けサービスにおいては、グローバル人材育成を目的とした異文化研修や企業のニーズに応える効果測定などラインナップを拡充するとともに、各社のグローバル人材育成課題に即したオーダーメイド型ソリューション提供を行うコンサルティング営業を強化いたしました。これらの取組により、法人顧客を中心に顧客基盤を拡大し、当セグメントの売上高は3,322,106千円(前年同期比2.2%増)、セグメント利益は1,020,239千円(前年同期比1.7%減)となりました。 (タレントソリューション事業) 国内はIT人材不足を背景に企業のIT・デジタル人材の採用意欲は依然として旺盛に推移いたしました。一方で、第1四半期に退職者が発生した結果、営業活動の進捗に遅れが生じました。下半期にかけては、人員体制の整備が進んだことで紹介決定数が順調に増加いたしましたが、期初の遅れを完全に取り戻すことができず、結果として、売上高は169,072千円(前年同期比24.5%減)、セグメント損失は109,546千円(前年同期はセグメント損失70,443千円)となりました。 財政状態については以下の通りであります。 (資産の部) 当連結会計年度末における流動資産は1,834,975千円となり、前連結会計年度末に比べ22,860千円増加いたしました。これは主に現金及び預金が41,599千円増加したことによるものであります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べ42,943千円減少し、841,007千円となりました。これは主に、ソフトウェア及びソフトウェア仮勘定が60,397千円増加した一方で、前連結会計年度に実施した昨年本社移転に伴う旧オフィスの敷金返還により敷金が73,327千円減少したほか、繰延税金資産が12,048千円減少したこと等によるものであります。 この結果、総資産は前連結会計年度末に比べ20,082千円減少し、2,675,982千円となりました。 (負債の部) 当連結会計年度末における流動負債は605,537千円となり、前連結会計年度末に比べ124,386千円減少いたしました。これは主に未払金が104,471千円減少したこと等によるものであります。 固定負債は161,392千円となり、前連結会計年度末に比べ48,681千円減少いたしました。これは主に借入金の返済により長期借入金が53,332千円減少したことによるものであります。 この結果、負債合計は766,930千円となり、前連結会計年度末に比べ173,067千円減少いたしました。 (純資産の部) 当連結会計年度末における純資産合計は1,909,051千円となり、前連結会計年度末に比べ152,985千円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により、利益剰余金が149,025千円増加したことによるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ30,415千円増加し、1,688,175千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は224,631千円(前年同期は430,917千円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益264,652千円の計上に加え、減価償却費127,864千円などの非現金支出費用の計上によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果支出した資金は97,402千円(前年同期は365,760千円の支出)となりました。これは主に、ソフトウェア等の無形固定資産の取得による支出155,021千円があった一方で、本社移転に伴う旧オフィスの敷金返還による収入77,234千円があったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果支出した資金は93,675千円(前年同期は114,412千円の獲得)となりました。これは主に、長期借入れによる返済による支出53,332千円、配当金の支払額48,075千円によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループは、インターネットを利用したオンラインレッスンの提供や人材紹介業等を事業としており、提供するサービスには生産に該当する事項はありませんので、生産実績に関する記載はしておりません。 b.受注実績 当社グループは、受注生産を行っていないため、受注実績に関する記載はしておりません。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 販売高(千円)   前年同期比(%) ランゲージソリューション事業   3,322,106   102.2 タレントソリューション事業   169,072   75.5 合計   3,491,179   100.5 (注)1.セグメント間取引については相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績に対する割合が10%以上を占める相手先がいないため記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a)財政状態の分析 財政状態の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 (b)経営成績の分析 (売上高) 売上高は3,491,179千円となり、前連結会計年度と比較して17,107千円増加(前年同期比0.5%増)となりました。これは主に、主要事業であるランゲージソリューション事業において、法人向けにコンサルティング営業を強化したことにより、法人における研修ニーズを捉え、有料法人顧客数が増加したことによるものであります。 (売上原価、売上総利益) 売上原価につきましては、837,045千円となり、前連結会計年度と比較して4,331千円増加(前年同期比0.5%増)となりました。主な要因は、ランゲージソリューション事業においてオンライン英会話レッスンの提供回数が増えたことにより、トレーナーへの業務委託費が増加したことによるものであります。 この結果、売上総利益は前連結会計年度と比較して12,776千円増加し、2,654,133千円(前年同期比0.5%増)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 販売費及び一般管理費は前連結会計年度と比較して108,239千円増加し、2,370,716千円(前年同期比4.8%増)となりました。これは主に、CxO体制への移行や退職者の補充のため採用を強化した結果、採用費及び人件費の増加によるものであります。 この結果、営業利益は283,416千円(前年同期比25.2%減)となりました。 (営業外収益、営業外費用、経常利益) 当連結会計年度の営業外収益は2,897千円(前年同期比277.8%増)、営業外費用は17,931千円(前年同期比54.5%減)となりました。営業外収益の増加は、主に円金利上昇による受取利息の増加であり、営業外費用の減少は、前年度に一過性の費用を計上していたことによる反動によるものであります。 この結果、経常利益は268,382千円(前年同期比21.1%減)となりました。 (法人税等合計、親会社株主に帰属する当期純利益) 法人税、住民税及び事業税につきましては、55,489千円(前年同期比46.0%減)となりました。 この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は197,144千円(前年同期比14.2%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性 (キャッシュ・フローの状況) 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 (資本の財源及び資金の流動性) 当社グループの主な資金需要は、業容拡大に対応するための人件費の増加、英会話レッスン提供に係る業務委託報酬の支払いや、ブランド力や認知度向上のための広告宣伝費支出等となります。また、サービス品質向上やIT基盤、セキュリティ強化のためのシステム開発投資なども積極的に行っておりますが、これらにつきましては、基本的には営業活動によるキャッシュ・フローや金融機関からの借入等により対応していくこととしております。 なお、現在の現金及び現金同等物の残高、営業活動から得る現金及び現金同等物の水準については、当面事業を継続していくうえで十分な流動性を確保しているものと考えております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、決算日における財政状態、経営成績に影響を与えうるような見積り・予測を必要としております。当社グループは、過去の実績や将来における発生の可能性等を勘案し合理的に判断しておりますが、判断時には予期しえなかった事象等の発生により、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。 (繰延税金資産の回収可能性) 当社グループは、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異等について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。 (無形固定資産の減損) 当社グループは、減損損失の認識の判定及び測定を行う単位として、無形固定資産のグルーピングを行い、減損損失を認識する必要のある資産又は資産グループについて、その帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上することとしております。将来の当該資産又は資産グループを取り巻く経営環境の変化による収益性の変動や市況の変動により、回収可能価額を著しく低下させる変化が見込まれた場合、減損損失の金額に影響を与える可能性があります。 ④ 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの将来の財政状態及び経営成績に重要な影響を与えるリスク要因については、「3 事業等のリスク」に記載しております。 ⑤ 経営者の問題認識と今後の方針について 経営者の問題認識と今後の方針については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 ⑥ 経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおり、主な経営指標として売上高、売上総利益、売上総利益率、営業利益、営業利益率及びビジネス特化型オンライン英会話レッスン「Bizmates」の累積有料会員数を重視しております。 各指標の推移は以下のとおりであります。 2024年12月期   2025年12月期   前年同期比 売上高(千円)   3,474,071   3,491,179   +0.5% 売上総利益(千円)   2,641,356   2,654,133   +0.5% 売上総利益率   76.0%   76.0%   +0.0ポイント 営業利益(千円)   378,879   283,416   △25.2% 営業利益率   10.9%   8.1%   △2.8ポイント 「Bizmates」の累積有料会員数については当社の主要サービスの売上高を構成する要素の中でも、主要な経営指標として考えております。2025年度は前年比で14,437人増・111.2%となり、依然高い伸び率を示していると考えており、当該指標は堅調に推移しているものと認識しておりますが、今後もWebマーケティングやターゲット含有率の高いメディア出稿等、効果的な広告宣伝等の活動により新規会員を獲得していくことや、システム開発等によるサービス拡充により顧客満足度の最大化に努め、累積有料会員数の増加を図ってまいります。 累積有料会員数推移(単位:人) ※累積有料会員数は新規有料会員獲得数の積上げで算定しており、会員登録後、休会・退会となった人数が含まれております。 また、法人契約は契約アカウント数を集計しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

IR資料の開示履歴 (TDnet)

TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。