概要
株式会社笑美面は大阪市西区に本社を置き、高齢者向け住宅(シニアホーム)の紹介サービスを主力とする企業である。2023年10月に東京証券取引所グロース市場に上場。2025年10月期の連結営業収益は約19億円、従業員数は188名。介護家族が被介護者の「心の介護」に専念できる社会の実現を掲げ、シニアホーム運営事業者から紹介手数料を得るビジネスモデルを採用している。
二つの事業セグメントで構成されるグループ
笑美面グループは、当社と連結子会社の株式会社ケアサンク、持分法適用関連会社の株式会社Funtocoで構成される。報告セグメントは「シニアライフサポートサービス」と「シニアホームコンサルティングサービス」に区分される。前者はシニアホーム紹介サービスと情報プラットフォーム「ケアプライムコミュニティサイト」から成り、後者はシニアホーム新規開設のコンサルティングと、子会社ケアサンクによる「パートナーリース」事業を含む。関連会社Funtocoは介護領域の外国人人材紹介を行う。
紹介手数料に依存しないプラットフォーム収入
シニアライフサポートサービスの主な収益源は、シニアホーム運営事業者から入居成立時に受け取る紹介手数料である。入居検討者にはサービスを無料で提供し、コーディネーターが対面でマッチングを行う。また、「ケアプライムコミュニティサイト」ではシニアホーム向けの広告収入を得る。シニアホームコンサルティングサービスでは、土地オーナーと運営事業者のマッチングによる紹介料やコンサルティング料、パートナーリースによる賃貸収入が収益となる。
介護家族の負担軽減を測定するKPI
笑美面は「家族会議実施数」を重要な経営指標として掲げる。コーディネーターが入居検討者と対面・電話・オンラインで条件や優先順位を話し合った件数であり、これが介護家族の心理的負担軽減につながると考える。2025年10月期の家族会議実施数は8,911件(前期比40.8%増)、入居成約数(スマイル数)は4,723件(33.0%増)と拡大した。紹介パートナーである病院のメディカルソーシャルワーカー(MSW)やケアマネジャーからの紹介数も12,501件(48.8%増)に達する。
全国10,758ホームと連携するネットワーク
2025年10月末時点で、笑美面は10,758のシニアホームと提携する。コーディネーターはこれらの中から入居対象者の身体状況や家庭事情に適した施設を紹介する。提携ホームの運営事業者には、介護付き有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホームなどが含まれる。また、プラットフォーム「ケアプライムコミュニティサイト」には10,212ホームが登録されており、運営事業者同士の情報共有や広告掲載の場として機能する。
業界の中での役割はシニアホーム運営事業者と入居検討者を結びつける、介護業界のマッチングプラットフォーマー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2025/10期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| シニアライフ サポートサービス | 15億円 | 83.3% | 0億円 | 0.0% |
| シニアホーム コンサルティングサービス | 3億円 | 16.7% | 1億円 | 33.3% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01シニアホーム運営事業者向け紹介サービス主力
全国のシニアホーム(有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホーム)を紹介し、入居成立時に運営事業者から紹介手数料を受領する。紹介パートナーであるMSWやケアマネジャーからの紹介を軸に、入居検討者に無料でサービスを提供している。
- シニアホーム紹介サービス
- 介護家族の負担を軽減するため、入居検討者の身体状況や希望に合ったシニアホームを紹介し、入居までをサポートする無料のマッチングサービス。
02シニアホーム運営事業者向け情報提供準主力
運営事業者向けに、入居者紹介の情報連携サイト「ケアプライムコミュニティサイト」を提供し、集客力向上や運営力向上に寄与する情報を共有。また、サービス品質向上に資する他事業者の広告掲載による収益化も図っている。
- ケアプライムコミュニティサイト
- シニアホーム運営事業者が入居検討者の情報を入力・閲覧できるプラットフォーム。入居検討者の声を共有し、集客や運営改善に活用する。
03シニアホーム開設支援副次
シニアホームの開設を検討する土地オーナーや建築事業者と、運営事業者をマッチングし、開設支援を行う。開設が決まった時点で紹介料やコンサルティング料を受領する。
- シニアホーム開設コンサルティング
- 土地オーナーや運営事業者に対して、シニアホーム開設に必要な情報提供やマッチング支援を行うサービス。
製品と技術
対面マッチングで最適なシニアホームを紹介
シニアホーム紹介サービスは、笑美面のコア事業である。コーディネーターが入居検討者と直接対面し、身体状況や介護度、経済的条件、立地希望などをヒアリング。提携する10,758ホームの中から最適な施設を提案し、見学同行から入居手続きまでを無料でサポートする。収益は入居成立時に運営事業者から支払われる紹介手数料で、入居検討者の費用負担は生じない。コーディネーターは医療・介護の専門知識を持ち、Salesforceを活用した営業ナレッジの共有でサービスの均質化を図る。
ケアプライムコミュニティサイトで情報連携
2023年3月にリリースした「ケアプライムコミュニティサイト」は、シニアホーム運営事業者向けの情報プラットフォームである。運営事業者は自社施設の情報を入力・更新し、入居検討者の声や紹介実績を確認できる。併せて、サービス品質向上に資する商品・ソリューションを提供する事業者の広告を有料で掲載可能で、これが収益源の一つとなっている。2025年10月末時点の登録数は10,212ホームに上り、中小規模の運営事業者にとっては集客力向上の手段として機能する。
パートナーリースで与信を担保する新事業
2025年10月、子会社の株式会社ケアサンクが「ケアサンク パートナーリース」事業を開始した。これは、笑美面グループが土地・建物を一括借り上げし、シニアホーム運営事業者に転貸するサブリースモデルである。運営力はあるが自己資金や信用力が不足する事業者に対し、与信を提供することで新規開設を支援する。従来は大手運営事業者中心だったコンサルティングを、中堅・中小事業者にも拡大する手段として位置づけられる。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
サービス業、小規模で競合劣位
同社はサービス業に属し、2025年10月期の売上高19億円、営業利益率5.26%と小規模ながら収益性は安定している。同業他社にはジンジブ、イシン、JSH、ダイブ、マテリアルグループがあるが、業界構造は競争が激しく、大手に対抗する規模はない。ライバルの中ではジンジブが人材派遣・紹介で規模が大きいと推測され、イシンも成長性で注目される。同社は特定サービスに特化し差別化を図っている可能性があるが、開示情報不足で詳細は不明。収益源の多様化や市場シェア拡大が急務である。
強み
- 営業利益率5.26%と業界平均並みで、小規模ながら安定した利益を確保している。
- 開示情報から推測するに、ニッチなサービスに特化している可能性がある。
- 2025年10月期の売上高19億円と拡大基調にあり、今後の成長余地がある。
- 競合が多い中で、特定分野に強みを持つことで差別化を図っていると考えられる。
課題
- 売上高19億円と小規模で、大手との競争や景気変動への耐性が低い。
- 過去の財務データや事業詳細が不明で、投資判断に必要な情報が限られる。
- 同業他社が多数存在する中で、持続可能な競争優位性を築くのが難しい。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字が笑美面
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9557エアークローゼット | 20億円 | — |
| 2 | 6537WASHハウス | 20億円 | — |
| 3 | 9254ラバブルマーケティンググループ | 20億円 | 10.4倍 |
| 4 | 4707キタック | 20億円 | 12.8倍 |
| 5 | 9237笑美面 | 19億円 | 51.3倍 |
| 6 | 6029アトラグループ | 19億円 | 19.6倍 |
| 7 | 6555MS&Consulting | 19億円 | 10.5倍 |
| 8 | 6558クックビズ | 19億円 | — |
| 9 | 9345ビズメイツ | 19億円 | 11.3倍 |
| 10 | 9215CaSy | 19億円 | 59.6倍 |
| 11 | 6198キャリア | 18億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 23件
不動産事業から介護紹介へ転換した2012年
2010年9月、大阪市浪速区に株式会社トータルプロデュース(資本金7,000千円)を設立。当初は不動産業の延長として高齢者施設事業への参入を検討していた。しかし、介護現場での研修を経て、2012年1月に社名を「株式会社笑美面」へ変更し、シニアライフサポート事業を本格的に開始する。先の大戦後の復興に尽力した世代への恩返しの思いから、高齢者一人ひとりに適した終の棲家を紹介する事業へと軸足を移した。
事業領域を拡大した2016~2017年
2016年4月、労働者派遣事業許可証と有料職業紹介事業許可証を取得し、人材サービスへの展開を可能にした。2017年10月には宅地建物取引業者登録を行い、同年11月にはシェアハウス事業(賃貸物件の管理業務)とケアペッツ事業(ペットの看護・介護)を開始。第一種動物取扱業登録も取得し、シニア向け住宅以外の分野にも進出した。ただし、ケアペッツ事業は2018年6月に撤退、シェアハウス事業も2019年10月に譲渡している。
保険会社との提携で事業基盤を固めた2019年
2019年5月、アクサ生命保険株式会社と介護分野の業務提携を締結。同年6月には大阪信用金庫と「職員並びにそのご家族介護支援サービス」で提携、7月には住友生命保険相互会社とも提携した。10月には両保険会社が共同開発した新サービス「ウェルエイジングサポートあすのえがお」に参画。これらの連携により、介護家族への支援サービスを拡充し、紹介パートナーとしてのネットワークを強化した。2021年10月には大阪信用金庫とさらに「顧客介護支援サービス」でも提携している。
上場と新たな収益源の開拓(2021~2024年)
2021年7月、ケアプライム事業を開始。12月には情報セキュリティの国際規格ISO 27001を取得した。2023年3月、シニアホーム運営事業者向けプラットフォーム「ケアプライムコミュニティサイト」をリリース。同年10月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場し、インパクトIPOを実現した。2024年3月には「健康経営優良法人2024(中小規模法人部門)」に認定。同年9月、子会社「株式会社ケアサンク」を設立し、シニアホームコンサルティングサービスを分社化した。
年表23件を開く
2010年代
- 2010年9月創業大阪府大阪市浪速区に株式会社トータルプロデュース(資本金7,000千円)を設立
- 2012年1月商号変更株式会社 笑美面へ社名変更 シニアライフサポート事業開始
- 2015年2月本社を大阪府大阪市浪速区から大阪府大阪市西区に移転
- 2015年9月「大阪市トップランナー育成事業プロジェクト」の認定
- 2016年4月「労働者派遣事業許可証」及び「有料職業紹介事業許可証」を取得
- 2017年10月宅地建物取引業者登録
- 2017年11月シェアハウス事業(シェアハウスを含む賃貸物件の管理業務)を開始 第一種動物取扱業登録 ケアペッツ事業(ペットの看護・介護業務)を開始
- 2018年6月ケアペッツ事業から撤退
- 2019年5月アクサ生命保険株式会社と介護の分野における業務提携
- 2019年6月大阪信用金庫と「職員並びにそのご家族介護支援サービス」において業務提携
- 2019年7月住友生命保険相互会社と介護の分野における業務提携
- 2019年10月シェアハウス事業を譲渡
- 2019年10月住友生命保険相互会社とアクサ生命保険株式会社が共同開発した新サービス「ウェルエイジングサポートあすのえがお」参画
2020年代
- 2020年3月「大阪市LGBTリーディングカンパニー認定制度」において三ツ星認証を取得
- 2021年7月ケアプライム事業開始
- 2021年10月大阪信用金庫と「顧客介護支援サービス」において業務提携
- 2021年12月ISO 27001 認証取得(MSA IS 527)
- 2023年3月シニアホーム運営事業者向けプラットフォーム「ケアプライムコミュニティサイト」をリリース
- 2023年10月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2024年3月健康経営優良法人2024(中小規模法人部門)認定
- 2024年9月子会社「株式会社ケアサンク」設立
- 2025年7月株式会社 Funtoco との資本業務提携及び株式の取得(持分法適用会社化)
- 2025年10月株式会社ケアサンクにおいて「ケアサンク パートナーリース」開始
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/10期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 家族会議実施数2028年10月期まで25,710件
- スマイル数(成約数)2028年10月期まで12,741人
- 新規開設居室数2028年10月まで2,000室
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
家族会議実施数の拡大
チーム制と営業生産性向上のPDCAサイクルを回し、新人コーディネーターの早期立ち上げとサービスの均質化を図り、介護家族向け家族会議の実施件数を増やす。
- 02
全国のMSWへのリーチ拡大
全国約4万名の医療ソーシャルワーカーに対し、既存拠点網を活用して継続的にアプローチし、シニアホーム紹介のシェア拡大を進める。
- 03
新規シニアホーム開設支援の強化
子会社を通じて、運営力はあるが与信力不足で拡大できなかった事業者向けのリース事業「ケアサンク パートナーリース」を展開し、新規開設施設の増加を支援する。
- 04
インパクト測定と情報開示の継続
社会的・環境的インパクトの測定・管理(IMM)を実施し、その結果を開示・発信するとともに、ステークホルダーとのエンゲージメントを積極的に行う。
- 05
ケアプライムコミュニティサイトの活用
シニアホーム向けプラットフォームで経営情報を流通させ、各施設が自らの強みを認識しサービス品質向上に活かす機会を提供する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 3期分
グループ全体で188人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は488万円で、2期前と比べて+15.5%。平均年齢は34.7歳、平均勤続年数は2.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年10月 | 423 | 36.1 | 2.2 | 79 |
| 2024年10月 | 427 | 35.6 | 2.1 | 122 |
| 2025年10月 | 488 | 34.7 | 2.1 | 188 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年10月期の売上高は19億円、営業利益は1億円。前期と比べると増収減益で、売上が+46.2%、利益が-50.0%。
会社が出している今期の予想2026年10月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 27億円 | 19億円 |
| 営業利益 | 2億円 | 1億円 |
| 純利益 | 2億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
半期ごとの推移
3期分
直近は2026年上期で、売上は11億円、営業利益は0億円。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年下期 | 13 | — | — | 1 |
| 2025年下期 | 19 | 1 | 5.3 | 1 |
| 2026年上期 | 11 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。四半期報告書の廃止(2024年)以降は半期の粒度になります。
業績の推移
有価証券報告書 7期分
2019年10月期からの7期で、売上は4億円から19億円へ4.8倍に増えた。直近期の営業利益率は5.3%。売上は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年10月 | 4 | — | −1 | — | −1 |
| 2020年10月 | 3 | — | −1 | — | −1 |
| 2021年10月 | 4 | — | −1 | — | −1 |
| 2022年10月 | 6 | — | 0 | — | 0 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2023年10月 | 8 | — | 1 | — | 1 |
| 子会社「株式会社ケアサンク」設立 | |||||
| 2024年10月 | 13 | — | 2 | — | 2 |
| 2025年10月 | 19 | 1 | 1 | 5.3 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年10月期
売上高19億円のうち、営業利益として残るのは1億円で5.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の5.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金94.7%18億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.3%1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 5期分
2025年10月期は営業CFが1億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは−1億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は7億円で、売上の4.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年10月 | −1 | 0 | 0 | −1 | 2 |
| 2022年10月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
| 2023年10月 | 1 | 0 | 3 | 1 | 6 |
| 2024年10月 | 2 | 0 | 1 | 2 | 8 |
| 2025年10月 | 1 | −2 | 0 | −1 | 7 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 7期分
2025年10月期の総資産は14億円。このうち返さなくてよい自己資本が8億円で、自己資本比率は59.0%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2019年10月 | 3 | 1 | 2 | 34.3 |
| 2020年10月 | 3 | 0 | 3 | 12.7 |
| 2021年10月 | 3 | 0 | 3 | 1.5 |
| 2022年10月 | 3 | 0 | 3 | 12.5 |
| 2023年10月 | 8 | 5 | 3 | 58.9 |
| 2024年10月 | 11 | 7 | 4 | 63.9 |
| 2025年10月 | 14 | 8 | 6 | 59.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中19位あたり、逆に低いのは営業利益率で534社中346位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥959で、1年前と比べて-33.5%。過去52週の値幅のなかでは47%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 51.3倍 |
| PER (会社予想) | 23.0倍 |
| PBR | 4.86倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1カ月で8.68%上昇し、8月20日には前日比+7.76%の889円となりました。25日線834.76円を6.5%上回って推移しており、75日線736.13円からも乖離が拡大しています。ただし52週高値1580円からは大きく下方に位置し、年初来では-39.42%の水準です。出来高は7月後半に増加傾向で、8月20日は19,200株と活発でした。RSIは63.84と中立圏ですが、上値抵抗として200日線833.49円を超えられるかが焦点です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)。
PER 43.2倍(予想19.4倍)は同業平均22.3倍を大きく上回り、PBR 4.09倍も平均3.09倍を上回る。ROE 11%と良好だが、無配であり配当利回り0%と低い。売上高は小規模で利益水準も低く、成長性を織り込んだバリュエーションとなっているが、現状のPERは割高。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 51.3倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 23.0倍 | — |
| PBR | 4.86倍 | 3.51倍 |
| ROE | 11.0% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績は増収基調で黒字化しているが、依然として小規模で収益率も低い。強気派は成長途上の企業として将来性に期待する。弱気派は競争激化の中での競争力のなさと、高PER(43倍)を懸念する。
- 増収トレンド継続
売上高が0→19億円に拡大中
- 黒字化達成
2024年10月期に純利益1億円
- 小規模ゆえの成長余地
市場シェア拡大の可能性
- フォワードPER19.4倍、利益回復期待2026年10月期決算影響強
PER43.2倍→19.4倍に低下、市場は利益改善を織り込み。純利益2億円超回復なら割安
- 営業黒字維持、財務安定性継続影響弱
営業利益1億円、赤字転落回避。無借金経営なら評価材料
- 時価総額16億円、小型株リスクプレミアム縮小継続影響弱
時価総額16億円と小型、成長性が認められればバリュエーション拡大余地
- ROE11%の高収益性通年影響中
ROE11%は資本効率良好。利益成長でROE向上ならPBR改善
- 競争力の不透明さ
明確な競争優位が確認できない
- 高PERと低収益率
PER43倍に対し営業利益率5%
- 情報開示の乏しさ
事業内容の詳細が不明瞭
- 純利益1億円、前期比半減2025年10月期影響強
FY25純利益1億円、前期2億円から▲50%減益。収益悪化トレンド
- 営業利益率5.26%、低収益構造継続影響中
営業利益率5.26%と低水準。固定費負担大きく増収が利益に直結しにくい
- PER43.2倍、バリュエーション割高現在影響中
PER43.2倍は成長性に見合わず、調整リスク
- 配当利回り0%、株主還元不透明次回決算影響弱
無配継続。株主への利益還元なく、長期保有魅力乏しい
- 売上高
- 成長の指標となるトップライン
- 営業利益率
- 収益性改善の進捗
- 従業員数
- 規模拡大の兆候を把握
株主
有価証券報告書より
2025年10月期末の株主数は延べ1,745人。区分でいちばん多いのは個人・その他で71.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が12.7%を占め、残る87.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2023年10月% | 2024年10月% | 2025年10月% |
|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 78.4 | 71.8 | 71.0 |
| 外国法人 | 1.7 | 6.6 | 8.3 |
| 証券会社 | 10.3 | 12.8 | 6.6 |
| 金融機関 | 4.9 | 5.8 | 6.5 |
| 事業法人 | 3.8 | 2.1 | 6.2 |
| 外国人個人 | 0.9 | 0.9 | 1.3 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 榎並 将志 | 79.85 |
| 02 | 楽天証券株式会社 | 7.48 |
| 03 | 金田 喜人 | 5.75 |
| 04 | GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社) | 5.08 |
| 05 | 丸谷 和徳 | 4.93 |
| 06 | 株式会社FDS | 4.50 |
| 07 | アクサ生命保険株式会社 | 4.43 |
| 08 | 住友生命保険相互会社 | 4.43 |
| 09 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口T6K157001) | 3.84 |
| 10 | NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN(CASHPB)(常任代理人 野村證券株式会社) | 3.54 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 7期分
1株利益は7期で+101%、1株純資産は6期で−90%。直近期のROEは11.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2019年10月 | −2,554 | 1,963 | — | — |
| 2020年10月 | −1,704 | 787 | — | — |
| 2021年10月 | −24 | — | — | — |
| 2022年10月 | 11 | 12 | 162.9 | — |
| 2023年10月 | 32 | 120 | 42.1 | 21.5 |
| 2024年10月 | 45 | 178 | 30.3 | 18.9 |
| 2025年10月 | 22 | 200 | 11.0 | 49.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/10期の役員報酬は総額53百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 榎並将志 | 代表取締役社長 | 42 | 810,280 |
| 木下裕司 | 常務取締役 | 50 | 4,860 |
| 鎌田将晴 | 取締役CFO(管理部門管掌) | 31 | 500 |
| 宝田めぐみ | 社外取締役 | 67 | — |
| 百々なお子 | 取締役(常勤監査等委員) | 45 | — |
| 岩﨑良亮 | 社外取締役(監査等委員) | 52 | — |
| 牧野誠司 | 社外取締役(監査等委員) | 46 | — |
役員報酬の内訳2025/10期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 37 | 37 | 12 |
| 取締役(社内) | 1 | 8 | 8 | 8 |
| 社外取締役 | 3 | 8 | 8 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/10期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容6,130字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題8,889字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,356字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,559字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第17期(2025/11/01-2026/10/31)2026-06-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第16期(2024/11/01-2025/10/31)2026-01-30
- 半期報告書半期報告書-第16期(2024/11/01-2025/10/31)2025-06-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第15期(2023/11/01-2024/10/31)2025-01-30
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第2四半期(2024/02/01-2024/04/30)2024-06-14
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第1四半期(2023/11/01-2024/01/31)2024-03-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第14期(2022/11/01-2023/10/31)2024-01-30
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
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