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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ブリッジコンサルティンググループ

Bridge Consulting Group Inc.9225 · Growth · サービス業

公認会計士の経験と知見をデータベース化し、IPO支援を中心に経営課題を解決するプロシェアリングモデルのコンサルティング会社。

概要

ブリッジコンサルティンググループは、公認会計士のワーキングプラットフォーム「会計士.job」を中核に据え、経営管理コンサルティングと人材紹介を提供するプロシェアリング企業である。2011年に東京都港区で創業し、2024年9月期の連結売上高は20億円、従業員72名。2022年に東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場、翌2023年にはグロース市場へ移行した。公認会計士事業が売上の9割超を占め、IPO支援やリスクマネジメントなどを手がける。

公認会計士事業が売上の9割超を占める二つのセグメント

当社グループは2024年10月の子会社設立を機に、報告セグメントを従来の「プロシェアリング事業」から「公認会計士事業」と「HR事業」の二つに変更した。公認会計士事業にはIPO支援、リスクマネジメントサービス、アカウンティングサービス、ファイナンシャルアドバイザリーサービスが含まれ、連結売上高の9割超を占める。HR事業は人事戦略支援とプロフェッショナル人材紹介であり、2024年4月設立の株式会社BridgeResourceStrategyと同年10月設立の株式会社Bridge Executive Searchが担当する。両セグメントとも「会計士.job」に登録された5,800名超の公認会計士等(2025年9月時点)のデータベースを活用し、クライアントニーズに合わせて人材をアサインするプロシェアリングモデルを基本とする。

全国6都市に拠点を置く地域展開

本社は東京都港区虎ノ門に置き、2018年4月に大阪事務所を開設して以降、札幌(2018年9月)、名古屋(同9月)、広島(2019年10月)、福岡(2024年4月)と拠点を拡大してきた。これにより、北海道から九州まで全国のクライアントにサービスを提供できる体制を整えている。各事務所は地域密着型のコンサルティングを展開し、特に地方のIPO準備企業や中堅企業からの需要を取り込む。拠点開設のペースは、2018年から2019年にかけて集中しており、2024年には福岡事務所を新設した。いずれの拠点も、パートナー会計士との連携を通じてリソースを柔軟に供給する仕組みを持つ。

プロシェアリングモデルと「会計士.job」の成長

当社の事業の根幹は、公認会計士等のプロフェッショナル人材をデータベース化し、クライアントの経営課題に最適な人材をアサインするプロシェアリングモデルにある。そのプラットフォームが「会計士.job」であり、2019年7月に「独立会計士.job」と「女性会計士.job」を統合してリリースされた。登録会員数は2019年8月に1,500名を突破、その後約5年で5,000名(2024年10月)に達し、2025年9月時点では5,800名超に拡大している。このデータベースを活用することで、クライアントからの依頼からサービス提供までのセットアップ期間を短縮し、競争力のある価格での提供を可能にしている。また、2025年9月にはJ-Adviser資格を取得し、TOKYO PRO Marketへの上場支援業務にも乗り出した。

業界の中での役割は企業の経営管理課題に対するプロフェッショナル人材提供・コンサルティングサービスにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
22億円
営業利益
2億円
営業利益率
9.1%
純利益
1億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01全業界(IPO準備企業、成長企業など)主力

IPO支援、リスクマネジメント、アカウンティング、ファイナンシャルアドバイザリーなどの経営管理コンサルティングサービスを提供。公認会計士等の登録プラットフォーム「会計士.job」を活用し、クライアントのニーズに合わせて最適な人材をアサインし、手を動かす形での支援を行う。IPO支援では2025年1-9月のIPO会社への関与割合22.2%を誇る。

主な製品・サービス4
IPO支援
上場準備から申請書類作成までを支援するサービス。上場企業の経営管理体制構築を専門人材の派遣によりアウトソーシングで実現する。
リスクマネジメントサービス
J-SOX支援、内部監査、海外子会社管理、IT監査、不正調査など、企業のリスク対応を支援するサービス。
アカウンティングサービス
決算開示、クラウド会計導入、決算早期化・管理体制強化、IFRS導入などのバックオフィス支援を行う。
ファイナンシャルアドバイザリーサービス
M&Aアドバイザリー、デューデリジェンス、バリュエーション、PMI支援、資金調達支援をワンストップで提供する。

02全業界(人事・採用領域)準主力

人事・採用領域に特化したコンサルティングとプロフェッショナル人材紹介サービスを提供。少子高齢化による人材不足に対応し、企業の人事戦略を支援する。5,800名超の登録人材を活用した人材紹介も行う。

主な製品・サービス2
人事戦略支援サービス
人事・採用領域に特化したコンサルティングおよびスキルシェアリングサービス。
プロフェッショナル人材紹介サービス
CFO、IPO準備室長、経理部長、監査役などのハイクラス人材を紹介する人材紹介サービス。

製品と技術

IPO支援:上場準備から申請書類作成までをワンストップで提供

IPO支援は当社の公認会計士事業の中核サービスであり、売上高の多くを占める。上場準備企業に対し、IPO総合支援として内部管理体制の構築、申請書類(Ⅰの部、Ⅱの部、各種説明資料)の作成、監査法人との調整などを支援する。2025年1月から9月までのIPO会社への関与割合は22.2%にのぼる。従来は内製が一般的だったIPO準備業務を、当社はアウトソーシングで請け負い、専門人材を「会計士.job」からアサインすることで、ノウハウ不足や人材不足の解消に貢献する。また、2025年9月にJ-Adviser資格を取得し、TOKYO PRO Marketへの上場を目指す企業に対して、上場適格性の調査や適時開示の助言・指導も提供している。

リスクマネジメントサービス:J-SOX・内部監査・不正調査を網羅

リスクマネジメントサービスは、J-SOX(内部統制)支援、内部監査支援、海外子会社管理、IT監査、不正調査など、企業が直面する多様なリスクに対応する。J-SOX支援では、外部視点による改善提案を重視し、「意味のある」監査の実行を支援。内部監査は、人的リソース不足やノウハウ不足を補うため、プロフェッショナル人材を活用する企業からの依頼が増加している。当社は、市場の複雑化や規制強化を背景に、リスクを早期に識別する専門ノウハウを提供し、上場企業やIPO準備企業の内部管理体制の強化を図る。これらのサービスは、クライアントの状況に応じて優先順位を付け、効率的に実施する。

アカウンティングサービス:決算開示・クラウド会計・IFRS導入を支援

アカウンティングサービスでは、決算開示書類の作成、クラウド会計システムの導入支援、決算早期化・管理体制強化、IFRS導入などを手がける。決算開示では、金融商品取引法や会社法に基づく開示書類の作成を、経験豊富な公認会計士等が現場でサポート。クラウド会計導入では、システム選定から運用安定化までを支援する。決算早期化サービスは、業務フローの見直しや統制の追加により、経営分析の迅速化に貢献。IFRS導入では、導入検討から開示書類作成まで伴走し、経験者不足によるコスト増や実務負担の軽減を図る。いずれも「会計士.job」の登録者から最適な人材をアサインして提供される。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

小規模コンサル、安定成長

ブリッジコンサルティンググループはサービス業に属し、同業他社としてジンジブやイシンなどがある。営業収益は2023年9月期17億円から2025年9月期22億円へ緩やかに増加。営業利益率は約10%と安定しており、小規模ながら収益性は良好。同業他社と比較して成長率は突出していないが、堅実な経営基盤を持つ。

強み

  • 営業利益率10%前後を維持し、安定的な収益構造。
  • 営業収益が年率約10%で拡大しており、堅調。
  • 特定のコンサル領域に特化し、差別化。
  • 無理な拡大を避け、安定経営を重視。

課題

  • 収益規模が小さく、競合との競争で劣位。
  • 成長率が年10%程度で、急成長は期待しにくい。
  • 特定の大口顧客への依存度が高い可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がブリッジコンサルティンググループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
16074ジェイエスエス21億円8.6倍
26186一蔵21億円
37069サイバー・バズ21億円7.4倍
49225ブリッジコンサルティンググループ20億円21.3倍
57041CRGホールディングス20億円51.3倍
69240デリバリーコンサルティング20億円13.8倍
74679田谷20億円
89557エアークローゼット20億円
96537WASHハウス20億円
109254ラバブルマーケティンググループ20億円10.4倍
114707キタック20億円12.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

東京都港区で創業、経営管理コンサルティングを開始した2011年

2011年10月、東京都港区に株式会社Bridgeを設立し、経営管理コンサルティングサービスの提供を開始した。創業時の資本金や従業員数は開示されていないが、小規模な組織としてスタートし、翌2012年9月には本社を中央区に移転、さらに2013年8月には港区に戻すなど、拠点を転々としながら事業基盤を固めた。この時期は、公認会計士の独立支援や女性会計士支援といったメディア事業を立ち上げる準備段階にあり、将来のプラットフォーム構築の布石を打っていた。

商号変更とメディア統合、プラットフォーム構築の2015〜2019年

2015年6月、商号を株式会社BridgeConsultingに変更し、同時に本社を再び港区へ移転した。2016年3月には有料職業紹介事業の許可を取得し、人材紹介への本格参入を準備。2018年1月には現在のブリッジコンサルティンググループ株式会社へ商号を変更し、同年には大阪、札幌、名古屋の各事務所を開設して全国展開を加速させた。2019年7月、独立会計士向けと女性会計士向けの二つのメディアを統合し、公認会計士のワーキングプラットフォーム「会計士.job」をリリース。これにより、登録者と案件のマッチングを効率化する基盤が整った。

第三者割当増資と資本提携で成長資金を調達した2018〜2021年

2018年6月、パーソルテンプスタッフ株式会社への第三者割当増資を実施し、資本力を強化。2020年7月には株式会社日本M&Aセンターやギークス株式会社など複数の事業会社への第三者割当増資を行い、M&Aや人材領域との連携を深めた。2021年5月にはWMパートナーズ株式会社が運営するファンドと資本提携、同年12月には地方銀行系ファンド等への増資を実行し、IPO準備のための資金調達を着実に進めた。これらの調達により、登録会員数の増加(2021年3月に2,500名突破)やサービス拡充の原資を得た。

TOKYO PRO Market上場、グロース市場へのステップアップを果たした2022〜2023年

2022年5月、東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場。同時に株式会社プロネクサスと業務資本提携を結び、サービスの共同提案を開始した。上場時の時価総額や公開価格は開示されていないが、上場後も「会計士.job」の登録者は順調に増え、2022年9月に3,500名、2023年7月に4,000名を突破。2023年6月には、より流動性の高いグロース市場に株式を移行し、成長企業としての認知度を高めた。この間、2021年10月に本社を再び港区に移転し、現在の虎ノ門の所在地に落ち着いた。

子会社設立と登録者5,000名突破、新たな事業フェーズに入った2024年

2024年4月、人事・採用領域に特化した株式会社BridgeResourceStrategyを設立。同年10月にはプロフェッショナル人材紹介の株式会社Bridge Executive Searchを設立し、グループ体制を強化した。また、2024年6月には「会計士.job」をリニューアルし、機能改善を実施。登録会員数は同年10月に5,000名を突破し、2025年9月時点で5,800名超に達している。2025年9月にはJ-Adviser資格を取得し、TOKYO PRO Marketへの上場支援という新たな収益源を確保。売上高は2024年9月期に20億円となり、グループ全体で2030年9月期に100億円を目指す方針を掲げている。

年表36件を開く

2010年代

  • 2011年10月創業東京都港区にて株式会社Bridgeを設立、経営管理コンサルティングサービス開始
  • 2012年9月本社を東京都中央区に移転
  • 2013年8月本社を東京都港区に移転
  • 2014年10月公認会計士の独立支援サービス開始、公認会計士の独立支援メディア「独立会計士.job」(現「会計士.job」)のリリース
  • 2014年12月女性会計士支援メディア「女性会計士.job」(現「会計士.job」)のリリース
  • 2015年6月商号変更株式会社BridgeConsultingに商号変更
  • 2015年6月本社を東京都港区に移転
  • 2016年3月有料職業紹介事業の許可を取得
  • 2017年3月本社を東京都千代田区に移転
  • 2018年1月商号変更ブリッジコンサルティンググループ株式会社に商号変更
  • 2018年4月大阪府大阪市中央区に大阪事務所の開設
  • 2018年6月パーソルテンプスタッフ株式会社への第三者割当増資を実施
  • 2018年9月北海道札幌市北区に札幌事務所の開設
  • 2018年9月愛知県名古屋市西区に名古屋事務所の開設
  • 2019年7月M&A「独立会計士.job」と「女性会計士.job」を統合した公認会計士のワーキングプラットフォーム「会計士.job」のリリース
  • 2019年8月「会計士.job」の登録会員数が1,500名突破
  • 2019年10月広島県広島市中区に広島事務所の開設

2020年代

  • 2020年5月「会計士.job」の登録会員数2,000名突破
  • 2020年7月株式会社日本M&Aセンター、ギークス株式会社、その他事業会社への第三者割当増資を実施
  • 2021年3月「会計士.job」の登録会員数2,500名突破
  • 2021年5月WMパートナーズ株式会社が運営するWMグロース4号投資事業有限責任組合と資本提携
  • 2021年10月大阪事務所を大阪府大阪市北区に移転
  • 2021年10月本社を東京都港区に移転
  • 2021年12月地方銀行系ファンド等への第三者割当増資を実施
  • 2022年1月「会計士.job」の登録会員数3,000名突破
  • 2022年5月上場東京証券取引所 TOKYO PRO Marketに上場
  • 2022年5月株式会社プロネクサスとサービスの共同提案や共同支援などを目的として業務資本提携を実施
  • 2022年9月「会計士.job」の登録会員数3,500名突破
  • 2023年6月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
  • 2023年7月「会計士.job」の登録会員数4,000名突破
  • 2024年3月「会計士.job」の登録会員数4,500名突破
  • 2024年4月福岡県福岡市中央区に福岡事務所の開設
  • 2024年4月創業人事・採用領域に特化した事業を展開する株式会社BridgeResourceStrategyを設立
  • 2024年6月「会計士.job」をリニューアル
  • 2024年10月創業プロフェッショナル人材紹介サービスを展開する株式会社Bridge Executive Searchを設立
  • 2024年10月「会計士.job」の登録会員数5,000名突破

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    プロシェアリング事業の拡大

    公認会計士の経験・知見をデータベース化し、最適配分するプラットフォームを活用して経営管理コンサルティングやプロフェッショナル人材紹介などを行うプロシェアリング事業を展開する。全国に分散する会計士資源をクライアントニーズに合わせて提供し、経営支援プラットフォーマーとして企業の持続的成長を支える。

  2. 02

    「会計士.job」の機能強化と好循環の創出

    「会計士.job」の機能改善によりデータ分析・検索機能を強化し、効率的なスキルマッチングを進める。登録者数の増加が案件増加につながり、さらに登録者数を増やす好循環を生み出すことで、プロフェッショナルネットワークを最大限に活用する。

  3. 03

    顧客層拡大と連携強化

    IPO準備会社への支援に加え、業務資本提携先との経営資源の相互活用により、共同サービス提供や新規チャネル開拓などを行う。上場企業や中堅企業向けの経営管理支援サービスを提供し、Bridge IPO/M&A Communityを通じて成長志向企業への支援を拡大する。

  4. 04

    アウトソーシング需要への対応

    経営環境の変化、ビジネスリスクの複雑化、人材不足、社内ノウハウ不足といった外部環境に対応し、専門性の高いプロフェッショナル集団へのアウトソーシングの有効性を高める。各企業のニーズに応じたアウトソーシングサービスを提供する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 3期分

グループ全体で72人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は798万円で、2期前と比べて+0.4%平均年齢は38.6歳、平均勤続年数は3.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2023年9月79536.91.961
2024年9月74437.82.263317
2025年9月79838.63.072278

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都港区20百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社BridgeResourceStrategy
    東京都港区
    議決権80.0%
  • 国内
    株式会社 Bridge Executive Search
    東京都港区
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は22億円営業利益2億円前期と比べると増収増益で、売上が+10.0%、利益が+0.0%。

売上高
+10.0%
22億円
営業利益
+0.0%
2億円
純利益
-50.0%
1億円
営業利益率
9.1%
前期比 -0.9%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高27億円22億円
営業利益1億円2億円
純利益1億円1億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

9期分

直近は2026年3Qで、売上は5億円、営業利益は0億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は−58.3%、営業利益は−100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q1218.31
2023年4Q50
2024年1Q500.00
2024年2Q5120.01
2024年4Q10110.01
2025年2Q1119.11
2025年4Q1119.10
2026年2Q1218.30
2026年3Q500.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 7期分

2019年9月期からの7期で、売上は5億円から22億円へ4.4倍に増えた。直近期の営業利益率は9.1%。売上は6期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
「独立会計士.job」と「女性会計士.job」を統合した公認会計士のワーキングプラットフォーム「会計士.job」のリリース
2019年9月511
2020年9月700
2021年9月1011
東京証券取引所 TOKYO PRO Marketに上場
2022年9月1311
東京証券取引所グロース市場に株式を上場
2023年9月1721
人事・採用領域に特化した事業を展開する株式会社BridgeResourceStrategyを設立
2024年9月202210.02
2025年9月22229.11

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高22億円のうち、営業利益として残るのは2億円9.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の4.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金45.5%10億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金45.5%10億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.1%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
54.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.5pt
9.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.5pt
4.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.6pt
13.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
35.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 6期分

2025年9月期は営業CFが0億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは0億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は11億円で、売上の6.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2020年9月024
2021年9月10015
2022年9月00107
2023年9月201210
2024年9月201212
2025年9月00−1011

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 7期分

2025年9月期の総資産は15億円。このうち返さなくてよい自己資本が11億円で、自己資本比率は74.8%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2019年9月32169.5
2020年9月63356.8
2021年9月74355.0
2022年9月96371.4
2023年9月129371.2
2024年9月1511471.7
2025年9月1511474.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
11億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
7億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
4億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
78
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率18 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率534社中96位あたり、逆に低いのはROE534社中230位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
13.4%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
9.1%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
74.8%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
10.0%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥973で、1年前と比べて-30.5%過去52週の値幅のなかでは6%の位置にある。

¥973-0.1%1ヶ月+0.5%1年-30.5%時価総額20億円
過去52週の値幅
安値¥941高値¥1,480

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)21.3倍
PER (会社予想)22.5倍
PBR1.52倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で-1.8%、年間-24.3%と下落基調。7月17日終値980円は25日線(969円)を+1.1%上回るが、75日線(1027円)を下回る。52週高値1480円から-33.8%の安値圏。週足は下降トレンド継続も、出来高は極めて低く、売り一巡感。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 45/100)

PERは21.5倍で業界平均22.2倍とほぼ同水準。PBRは1.53倍で業界平均2.35倍を下回り割安感があるが、ROE13.4%と良好な収益性に比べて評価が抑えられている。ただし無配であり、成長性の割にバリュエーションは業界並みで、やや割安要素もあるが総合的に妥当と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)21.3倍23.4倍
PER (予想)22.5倍
PBR1.52倍3.51倍
ROE13.4%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

成長性と割高感のバランスが争点。強気派は売上高が右肩上がりで、2025/9期も増収増益予想を評価。一方、弱気派は時価総額20億円と流動性が低く、PER21倍は割高。ROE13.4%は悪くないが、業界平均を考慮すると投資妙味は乏しい。

プラスに働く材料7
  • 増収基調

    直近3期連続で売上高が増加(13→17→20億円)。

  • 利益率改善

    営業利益率が10%に達し、収益性向上。

  • 株価下落での反発期待

    1年間で-24%下落、過度な売られ過ぎの可能性。

  • M&Aや新規顧客獲得で売上拡大2025年Q4影響

    FY25/9売上高計画22億円に対し、M&Aで2億円上振れの可能性

  • 営業利益率改善で増益FY2025/9影響

    FY24/9営業利益率10%からFY25/9計画9.09%と低下、改善余地あり

  • 官公庁案件の大型受注2026年上期影響

    公共調達で1億円規模の案件受注が営業利益に約0.3億円寄与

  • 人材派遣需要の回復2025年下期影響

    景気回復で派遣需要が5%増加すれば売上高約1億円増

マイナスに働く材料7
  • バリュエーション割高

    PER21倍は成長率に見合わない。

  • 流動性リスク

    時価総額20億円と小型株で売買困難。

  • 競争激化

    人材業界は競合が多く、差別化が難しい。

  • FY25/9計画未達で利益下方修正FY2025/9影響

    売上高計画22億円、営業利益2億円、達成できなければ株価下落リスク

  • 競合激化で単価低下継続影響

    コンサルティング単価が10%低下で営業利益約0.2億円減少

  • 人材流出で稼働率低下不定影響

    社員離職率上昇でプロジェクト遅延、売上高1億円減のリスク

  • 不採算案件の発生不定影響

    固定価格契約で想定外コスト発生、営業利益0.1億円押し下げ

次の決算で確かめる点
売上高成長率
成長持続性を測る最も重要な指標。
営業利益率
人材派遣ビジネスの収益性を確認。

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ674人。区分でいちばん多いのは個人・その他60.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が33.8%を占め、残る66.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他54.258.260.7
事業法人39.036.233.8
外国法人2.40.74.0
自己株式1.11.13.3
証券会社4.14.81.4
金融機関0.30.10.0
外国人個人0.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01宮崎 良一25.38
02GOOD ONE PARTNERS合同会社19.35
03WMグロース4号投資事業有限責任組合9.33
04株式会社プロネクサス8.35
05INTEACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)3.53
06パーソルテンプスタッフ株式会社3.37
07光通信KK投資事業有限責任組合1.77
08稲岡 賢1.70
09田中 智行1.66
10伊東 心1.32

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 7期分

1株利益は7期で−99%、1株純資産は7期で−99%。直近期のROEは13.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2019年9月11,00242,55923.4
2020年9月2,09524,2044.0
2021年9月4112218.8
2022年9月3835612.846.5
2023年9月5344013.653.6
2024年9月8451816.015.9
2025年9月7357413.418.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/9期の役員報酬は総額67百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
宮崎良一代表取締役43923,600
田中智行取締役4634,200
伊東心取締役4127,300
徳永康雄社外取締役46
大友潤社外取締役(監査等委員)52
山田琴江社外取締役(監査等委員)43
土谷祐三郎社外取締役(監査等委員)472,100
稲岡賢取締役4835,100
本田琢磨執行役員/プロフェッショナルプラットフォーム事業本部副本部長
中山博行執行役員/コンサルティング事業本部副本部長

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3545418
社外取締役413133

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容6,049字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 (1)ビジョン・ミッション 当社グループは、2011年10月25日に創業し「幸せの懸け橋に~人と企業を成長へ導く存在であり続ける~」というグループ・ビジョンのもと、「公認会計士の経験・知見・想いを集約し、最適配分するプラットフォームを創る」というコーポレートミッションを掲げ、事業を展開しております。 IMD(国際経営開発研究所:International Institute for Management Development)が作成する2025年版の世界競争力年鑑で日本の競争力総合順位は35位、特にビジネス効率性の分野では51位となっており、テクノロジーの急速な発展・グローバル化等によりビジネスリスクが複雑化しております。複雑化したビジネスリスクの把握はこれまでよりも識別が困難となりやすく、その識別ができないことでリスクへの適切な対応が遅れ、企業への重要な影響を及ぼす可能性があります。このような状況を避けるためリスクをいち早く識別する専門ノウハウの必要性が更に高まっています。加えて、経営環境としては多々発生する経営リスクに臨機応変に対応していく必要があり、このような専門分野においては、社内人材のみではなく、様々な経験と知見を有している外部人材の活用により、高い実効性を担保することが可能です。 また、少子高齢化や人口減少により生産年齢人口の不足が深刻化し、様々な業界で人手不足が生じるとされる2030年問題などのように、今後も労働力人口の低下が予想されており、より効率性の高い企業経営を実施していくには各企業のニーズに応じてアウトソーシングを効果的に活用することが必然となります。公認会計士業界においては、大手監査法人勤務以外の働き方を選択する会計士が増加している一方、個々のプロフェッショナルの知見を集約し、適切に配分するプラットフォームが整っていないと考えています。 当社はこのような経営課題を解決するため、全国に分散している公認会計士のプロフェッショナル資源をデータベース化し、クライアントニーズに最適な形で提供していくプロシェアリング事業を展開することにより、経営支援プラットフォーマーとして、企業の持続的成長を支えていきます。 (2)特性 当社は、ワーキングプラットフォーム「会計士.job」というメディアを運営しており、当メディアには、様々な経験と知見を有している公認会計士等(※1)が2025年9月時点で5,800名超登録しており、1年間の稼働者数は373名となっております。当社所属のコンサルタントは、クライアントニーズに適合したサービス提供するため「会計士.job」の登録者から最適なパートナー会計士(※2)を抽出・アサインし、プロジェクトを実行していくというプロシェアリングモデルを活用しております。プロシェアリングモデルを活用することにより、より細かいニーズに的確に対応したサービスが可能となり、5,800名超というリソースにより、ご依頼からサービス提供までのセットアップ期間が短く、リソースを効率よく活用していくため適切な価格でのサービス提供が可能となっております。 提供サービスとしては、設立時から一貫してIPOを志向されるクライアントが多く、IPO支援に関して2025年1月から9月までのIPO会社への関与割合が22.2%の実績を誇っており、IPOに向けて発生する課題を過去の経験や最新の状況を踏まえて効率的に解決していくことが可能となっております。また、決算開示や内部管理体制の整備、M&Aに関連したサポートなど企業成長において継続して生じるクライアントニーズに対し必要なリソースを提供し解決しております。これらの支援はコンサルタント及びパートナー会計士がクライアントとチーム一丸となり、口頭でのアドバイスのみではなく、実際に手を動かす形での支援を実施しております。当社はこれまでに積み重ねてきたノウハウのチェックリスト化や、業務オペレーションの最適化により、IPO準備を始めとしたクライアントの経営管理課題の有効性の向上と業務の効率性の両立を追求しております。 ※1 公認会計士等:公認会計士(試験合格者含む)や米国公認会計士(試験合格者含む)他 ※2 パートナー会計士:当社の業務委託先である公認会計士等 (3)サービス概要 当社グループは、経営管理における課題を解決することで積み重ねてきたナレッジのシェアを軸とした「経営管理コンサルティングサービス」等、公認会計士人材の経験・知見のデータベース化・最適配分を通じて、経営管理の課題解決を支援するプロシェアリング事業及び付帯関連事業を実施しております。2024年10月株式会社Bridge Executive Searchの設立を契機に、当社は強みである「会計士.job」を中心とした公認会計士事業に集中し、グループ会社はそれぞれが有する専門性の高い事業へ集中する体制を構築していくことが重要と判断しました。そのため、各事業の計画の進捗を適正に管理・評価する観点から、当連結会計年度より、セグメントを従来の「プロシェアリング事業」から、「公認会計士事業」及び「HR事業」の2区分に変更しております。 当社の主なサービスラインナップは当社売上の9割超を占める「公認会計士事業」としての①IPO支援、②リスクマネジメントサービス、③アカウンティングサービス及び④ファイナンシャルアドバイザリーサービス、と「HR事業」としての⑤人事戦略支援サービス⑥プロフェッショナル人材紹介サービスとなります。 「公認会計士事業」は当社コンサルタントとパートナー会計士がチームを組成し、パートナー会計士による実際に手を動かすサポートを、当社コンサルタントがプロジェクトマネジメントを行うことでクライアントに伴走した支援を実施します。また、「HR事業」は当社グループコンサルタントによる人事・採用領域に特化したコンサルティング・スキルシェアリングサービスの提供やクライアントの人材ニーズをもとに適切な候補者を紹介しております。各サービスの内容は以下のとおりです。 ① IPO支援 上場(IPO)準備・市場区分の変更を進める上で、様々な課題を支援し、解決へ導く「IPO総合支援」や、申請書類(Ⅰの部、Ⅱの部、各種説明資料)の作成等、IPOに関連する様々な経営課題を、IPO専門知識や経験、能力を有する人材と共に解決してまいります。 これまでのIPO準備はインソース(内製)のみでの実施が当たり前とされてきましたが、強固な経営管理体制構築の必要性、ノウハウ不足の補填、人材不足の補充等の理由から当社へのアウトソーシングの依頼が増加しています。IPOの専門的な知識や能力を有する人材は社内のみならず社外でも想像以上に貴重な人材で中々見つからず、IPO経験のある経理担当者を新規採用するにも採用活動には「時間」「手間」「コスト」「ミスマッチ」など様々なリスクがあります。 また、Web上にはIPOに関する情報が散乱していますが、IPOに関する経験者が不在で自社の状況を勘案して全体を通して「いつまでに」「何を」「どうやって」準備したらよいのか、誰に相談したらよいかわからないなどの不安・お悩み・問題があり、これら経営課題の解決を行っております。 2025年9月にJ-Adviserの資格を取得しており、TOKYO PRO Marketへの上場を目指す企業に対して上場前の上場適格性の調査確認や上場後の適時開示の助言・指導、上場維持要件の適合状況の調査等を行い全国のTOKYO PRO Market上場を支援してまいります。 ② リスクマネジメントサービス 当社が提供している「リスクマネジメントサービス」は、J-SOX(内部統制)支援、内部監査支援、海外子会社管理、IT監査、不正調査など、企業が抱える様々なリスクへの適切な対応をサポートしております。上場・非上場問わず、企業が考える法令遵守や不正防止など、様々なリスクに対して企業の状況を踏まえた優先順位をつけ、優先度の高いリスクを中心にアプローチするサービスを行っております。これらのサービスは人手不足で当社へアウトソーシングする企業が増えております。 「J-SOX(内部統制)」支援は、外部の視点を取り入れることで、リソース不足の解消だけではなく、経営効率の改善も期待できる改善提案も提案するなど「意味のある」監査の実行を図る企業が増加しており、当社への依頼が増加しております。また、企業成長に欠かせない「内部監査」は①IPO支援でも記載のとおり、当社へのアウトソーシングの依頼が増加しています。当社では、昨今の時代の流れの速さ、ビジネスリスクの複雑化等から必要性が増している内部監査業務にいち早く特化し、多くの実績を積んできました。人的リソース不足やノウハウ不足を、プロフェッショナル人材を活用することで解消するとともに、より効果的かつ効率的な内部監査の実施をご支援しております。 ③ アカウンティングサービス 当社では、バックオフィスに関する「決算開示」、「クラウド会計導入」、「決算早期化・管理体制強化」、「IFRS導入」などを支援しております。当社が運営している5,800名超の公認会計士等が登録しているサイト「会計士.job」から最適な人材と共に、経営課題の解決を行っております。 「決算開示」では、金融商品取引法・会社法で求められている開示書類の作成をご支援いたします。クライアントのビジネスを理解し、スケジュールの策定と決算上のトピックスの洗い出しから始めます。また、連結子会社があれば、迅速な連結決算の実行が不可欠です。しかしながら、子会社の決算報告について問題を抱えていたり、会計処理が複雑化することで悩んでいたりする会社も多いのが現状です。当社は、決算業務の経験を有する公認会計士等が現場において決算に必要な根拠資料等の作成サポートや実際の開示書類への落とし込みまで決算業務そのものをご支援し、開示作業につなげてまいります。決算業務はもちろん、会計監査人への対応として、監査法人との会計処理や開示処理に関するコミュニケーションにおける情報・考え方の整理などのご支援も行います。決算体制を強化したいクライアント、決算早期化を目指したいクライアントにフィットするサービスです。 IPO準備会社向けの「クラウド会計導入」では、クラウド会計システムの導入を検討しているクライアントに対し、知識・経験を有した公認会計士等が、クライアントのビジネスを理解し最適なクラウド会計システムのご利用に関してシステムの選定から導入・運用の安定化までを支援いたします。 「決算早期化・管理体制強化」では、現状の業務フローを把握することで、必要な業務と過度な業務の見直しや統制の追加など行い管理体制を強化することにより決算の早期化をご支援いたします。管理体制の強化および決算の早期化はスピーディーな経営分析を促進し、経営力の強化につながります。しかしながら、正確かつスピードが求められる決算作業は非常に煩雑であり、多くの担当者を悩ませています。企業の規模や業種によってもあるべき管理体制は千差万別です。ツール導入だけでは解決できないほど社内プロセス含めた管理体制が複雑になってしまっていることも少なくありません。当社では多くの成長企業をご支援してきた実績をもとに企業にとってのあるべき管理体制の構築をお手伝いします。 「IFRS導入」は、クライアントのIFRS(国際財務報告基準)の導入を検討段階から実際の開示書類の作成まで伴走する形でご支援いたします。IFRSは日本企業でも導入が進んできているとはいえ、経験者が不足していることなどから「対応が難しい」「コストがかかる」「実務負担が増える」ことが多いです。当社では成長企業を数多く支援してきた実績を生かし、クライアントの業務実態に見合ったIFRS導入・開示支援をいたします。 ④ ファイナンシャルアドバイザリーサービス 我々はこれまでに培ってきたM&Aに関する支援実績から得られた知見を活かして適切な支援サービスを提供致します。当社は、M&Aアドバイザリー、デューデリジェンス業務、各種バリュエーション、M&A後のPMI(※1)支援をワンストップサービスにより窓口を一本化し提供しております。各専門家とのネットワークにより、デューデリジェンスの領域を幅広にカバーしております。 これらは専門分野ごとに依頼することが一般的ですが、窓口が複数になると買収・買収対象企業にとって大きな負担となります。また、専門家の間で情報交換がなされないことで、担当者のコミュニケーションコストが増大したり、各報告書の整合性がとれていなかったりという問題が生じますが、当社では窓口を一本化して各DDの専門家と連携していますので、クライアントに無駄な負担をおかけしません。 また、成長を志向する企業へ資金調達支援も実施しております。これは、主に非上場のクライアントが事業成長を目指す上で必要になる資金を事業計画及び資本政策の両面から最適な調達計画を立案し、主にエクイティ調達の面から投資先候補のご紹介や説明資料の作成等を実施することにより円滑な資金調達をサポートいたします。 ※1 PMI:Post Merger Integrationであり、M&A(合併・買収)後の統合プロセスのこと ⑤ 人事戦略支援サービス 我が国は、少子高齢化による生産年齢人口の減少により、優秀人材の採用や人材リソースの確保が難航化する社会が間近に迫っております。また、大手企業や外資企業との争奪戦により、SMBやIPO準備中の成長企業、地方企業のリクルート活動が更に困難になる事も想定されます。 企業は限られた予算・リソースの中で組織作りを行う為に、それらを担う人事組織の構築が最重要課題となっていく中で、企業組織の成長を外部からご支援するプロ集団として、人事・採用領域に特化したコンサルティング・スキルシェアリングサービスを展開しております。 ⑥ プロフェッショナル人材紹介サービス 当社は「会計士.job」ネットワークにより2025年9月時点で5,800名を超えるプロフェッショナル人材のスキル情報を有し、外部の人材データベースも活用することで十分な知識や能力を有する最適な人材をスピーディーに紹介することが可能です。企業の人材ニーズを的確に判断し、CFO、IPO準備室長、経理部長、監査役等の経営管理体制の強化に必要なハイクラス人材を紹介しております。 [事業系統図] ※事業系統図は当連結会計年度末現在の内容を記載しております。
経営方針・対処すべき課題4,812字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営方針 当社は、2011年10月25日に創業し「幸せの懸け橋に~人と企業を成長へ導く存在であり続ける~」というグループ・ビジョンのもと、「公認会計士の経験・知見・想いを集約し、最適配分するプラットフォームを創る」というコーポレートミッションを掲げ、事業を展開しております。 経営管理における課題を解決することで積み重ねてきたナレッジのシェアを軸とした「経営管理コンサルティングサービス」、「プロフェッショナル人材の紹介」等、主に公認会計士人材の経験・知見のデータベース化・最適配分を通じて、経営管理の課題解決を支援するプロシェアリング事業及び付帯関連事業を実施しております。全国に分散している公認会計士のプロフェッショナル資源をデータベース化し、クライアントニーズに最適な形で提供していくプロシェアリング事業を展開することにより、経営支援プラットフォーマーとして、企業の持続的成長を支えていきます。 (2) 経営環境及び経営戦略 当社は経営管理支援サービスを提供しております。当社サービスが必要とされる理由は以下のとおりです。 1. 経営環境の変化 昨今、時代の流れが速く、経営環境も大きく変化しております。そのような中、健全な企業経営を実施していくためには、多々発生する経営リスクに対し臨機応変に対応していく必要があり、これらの業務は、プロジェクト単位あるいはスポット単位で発生する性質の強い業務となります。したがって、インソース(内製)よりアウトソースの選択により高い実効性を担保することが可能です。 2. ビジネスリスクの複雑化 テクノロジーの急速な発展・グローバル化等によりビジネスリスクが複雑化しております。複雑化したビジネスリスクの把握はこれまでよりも識別が困難となりやすく、その識別ができないことでリスクへの適切な対応が遅れ、企業への重要な影響を及ぼす可能性があります。このような状況を避けるためリスクをいち早く識別する専門ノウハウの必要性が更に高まっており、経験豊富なタレント並びに他社事例の情報を多数保有しているプロフェッショナル集団へのアウトソーシングの有効性が高まっています。 3. 人材リソース不足 少子高齢化や人口減少により生産年齢人口の不足が深刻化し、様々な業界で人手不足が生じるとされる2030年問題などのように、今後も労働力人口の低下が予想されています。より効率的に業務を遂行し、無駄のない企業経営を実施していくには、各企業のニーズに応じてアウトソーシングを効果的に活用することが必然となります。また、経営環境が大きく変化している昨今において、上場会社が健全な企業経営を実施していくためには、市場に向けて適時に正確な財務情報等を開示する必要がありますが、対応できる人材が不足しているのが現状です。今後は、適時開示を効率的に業務遂行できるプロフェッショナル集団にアウトソーシングすることが必要となります。 4. 社内のノウハウ不足 昨今、多発する不正や粉飾会計により決算開示ルールがより厳格化され、専門的なスキルがより一層求められるようになってきております。このような専門的なスキルを社内人材のみで適時かつ適切にキャッチアップするのは難しいため、当社のようなプロフェッショナル集団にアウトソーシングする件数が増加しております。 期待される開示項目の拡大やIPO市場の盛り上がりを背景に成長を志向する企業へのご支援を拡大しております。今後、プロシェアリング事業の展開を拡大するにあたり、受注案件に対して適切なパートナー会計士をアサインできるように、「会計士.job」の機能改善によりパートナー会計士のデータ分析・検索機能の強化等を実施し、より効果的かつ効率的なスキルマッチングを進めていきます。これまでに培ってきた経験、ノウハウをもとに、「会計士.job」の会員登録者の増加によりプロ集合知の拡大につなげ、各企業への適切なサービス提供を可能とすることで案件の増加となり、更なる「会計士.job」の会員登録者の増加につながるという好循環を生み出すプロフェッショナルネットワークを最大限に活かし、経営支援プラットフォーマーとして、関与頂ける皆様に喜んで頂けるよう、社員一同全力を尽くしてまいります。 これまでのメインクライアントであるIPO準備会社へのご支援の拡大に加え、業務資本提携先との経営資源の相互活用により、提供サービスを共同で実施することや新規チャネルの開拓などの連携を中心として、上場企業や中堅企業への経営管理支援サービスの提供を行ってまいります。また、日本国内におけるスタートアップ企業の成長とIPOならびにM&A業界のさらなる発展を目的に立ち上げたBridge IPO/M&A Communityにおいて、これまでの取り組みに加えて会員同士の交流会の実施などにより、成長を志向する企業の支援を拡大してまいります。さらには、アサイン業務の効率化と高度化及びリソースプールの確保・拡大を目的として、「会計士.job」のさらなる改善を行ってまいります。 なお、当社グループの主なサービスラインナップは以下のとおりです。 ① IPO支援 上場(IPO)準備・市場区分の変更を進める上で、様々な課題を支援し、解決へ導く「IPO総合支援」や、申請書類(Ⅰの部、Ⅱの部、各種説明資料)の作成等、IPOに関連する様々な経営課題を、IPO専門知識や経験、能力を有する人材と共に解決して参ります。 また、2025年9月にJ-Adviserの資格を取得しており、TOKYO PRO Marketへの上場を目指す企業に対して上場前の上場適格性の調査確認や上場後の適時開示の助言・指導、上場維持要件の適合状況の調査等を行うJ-Adviser業務も提供しております。 ② リスクマネジメントサービス 「リスクマネジメントサービス」は、J-SOX(内部統制)支援、内部監査支援、海外子会社管理、IT監査、不正調査など、企業が抱える様々なリスクへの適切な対応をサポートしております。上場・非上場問わず、企業が考える法令遵守や不正防止など、様々なリスクに対して企業の状況を踏まえた優先順位をつけ、優先度の高いリスクを中心にアプローチするサービスを行っております。これらのサービスは人手不足で当社へアウトソーシングする企業が増えております。 ③ アカウンティングサービス 当社では、バックオフィスに関する「決算開示」、「クラウド会計導入」、「決算早期化・管理体制強化」、「IFRS導入」などを支援しております。当社が運営している5,800名超の公認会計士等が登録しているサイト「会計士.job」から最適な人材と共に、経営課題の解決を行っております。 ④ ファイナンシャルアドバイザリーサービス 我々はこれまでに培ってきたM&Aに関する支援実績から高品質な支援サービスを提供致します。当社は、M&Aアドバイザリー、デューデリジェンス業務、各種バリュエーション、M&A後のPMI支援をワンストップサービスにより窓口を一本化し提供しております。各専門家とのネットワークにより、デューデリジェンスの領域を幅広にカバーしております。また、成長を志向するクライアントへ主にエクイティによる資金調達支援も実施しております。 ⑤ 人事戦略支援サービス 企業は限られた予算・リソースの中で組織作りを行う為に、それらを担う人事組織の構築が最重要課題となっていく中で、企業組織の成長を外部からご支援するプロ集団として、人事・採用領域に特化したコンサルティング・スキルシェアリングサービスを展開しております。 ⑥ プロフェッショナル人材紹介サービス 当社は「会計士.job」ネットワークにより2025年9月時点で5,800名を超えるプロフェッショナル人材のスキル情報を有し、外部の人材データベースも活用することで十分な知識や能力を有する最適な人材をスピーディーに紹介することが可能です。企業の人材ニーズを的確に判断し、CFO、IPO準備室長、経理部長、監査役等の経営管理体制の強化に必要なハイクラス人材を紹介しております。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 継続的な成長を実現するビジネスモデルのKPIとして、「会計士.job」の登録者数及び稼働者数、クライアント数×クライント当たり売上高×契約継続率を設定し、モニタリングしています。登録者側では会計士業界でのシェア拡大により登録者及び稼働者数の増加を目指し、クライアント側ではリカーリングモデルを採用することにより高い継続率を保ちつつ、複数サービスをワンストップで提供することによりクライアント当たり売上高を高めています。 現在、当社は急速に成長しており、今後、収益拡大が予想されるため、当社といたしましては、売上高、営業利益率及び契約継続率を客観的な指標として重視しております。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 中長期的な会社の経営戦略の実現を果たすため、当社は以下の課題に取り組んでまいります。 ① 受注の安定性および継続性の更なる向上 国内のBPO市場は拡大傾向(株式会社矢野経済研究所 BPO市場に関する調査結果)にあるものの、景気の悪化や働き方の変化に伴う、経営管理市場の縮小による受注減のリスクが想定されます。 安定的かつ継続的な受注活動が実現できるよう、セールスパートナー先や業務提携先の増加並びに当社HPやSNSなどのWEBメディアの強化を図ってまいります。また、経営資源の相互活用により、サービス提供の共同実施や新規チャネルの開拓などの相乗効果のある企業とのアライアンスを含めた関係強化も進めてまいります。 ② コンサルタントの採用 提供しているサービスの継続的な改善や新規のニーズに対応したサービスを提供していくため、積み重ねてきたノウハウのチェックリスト化や、業務オペレーションの最適化などを進める優秀なコンサルタントの確保が不可欠となります。今後も安定的に事業を拡大していくため、引き続き、積極的に優秀なコンサルタントの採用を進めてまいります。 ③ サービス提供の品質担保 クライアントニーズを充足する高品質なサービスが提供できない場合、案件継続率の低下に繋がるリスクがあります。 サービスのパッケージ化及びマニュアル化を進め、品質担保を図ると同時に、優秀な人材確保に向けて積極的に投資を実施してまいります。 ④ サービス提供人員の確保及び稼働率の上昇 「会計士.job」に登録するパートナー会計士に活躍の場を十分に提供できず登録者の満足度が下がることによってサービス提供人員・稼働率の確保が不安定になるリスクがあります。当社の重要資産である「会計士.job」の登録・稼働登録者数は、当社サービスの安定性、品質性の担保に大きく影響するため、引き続き、各企業へ提供するサービスや支援内容を整備・拡充することでパートナー会計士に活躍の場を広げ、「会計士.job」の安定的な運営を進めてまいります。 ⑤ 財務上の課題 当社は、金融機関からの借入金を有するものの十分な手元流動性が確保されており、本書提出日時点において優先的に対処すべき財務上の課題はありませんが、今後の事業拡大に備えて、更なる内部留保の確保と営業キャッシュ・フローの改善等により財務体質の強化を図ってまいります。
事業等のリスク5,446字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 また、必ずしもリスク要因には該当しない事項につきましても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。 なお、文中の将来に関する事項は本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 なお、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1) コーポレート・ガバナンスの概要 ② 企業統治の体制の概要とその体制を採用する理由」に記載のとおり、当社は、リスクマネジメント・コンプライアンス委員会を設置し、当社グループのリスク管理に関する重要事項の審議と方針決定を行っております。 (1)景気変動リスクについて 発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループがプロシェアリングを提供する主要クライアントは、主に国内に事業を展開するIPO準備会社及び上場会社であります。税制及び法令等の改正により、主要クライアントが事業投資やIT投資を抑制した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは多様な業界・規模の会社にサービスを提供してきております。当該リスクにおいては全業界で画一的に事業投資の抑制が生じるような事態は想定しておらず、クライアントの業界・当社グループサービス内容として極端な偏向が生じないように取り組んで参ります。 (2)社内人材の採用について 発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループは、今後も増加を見込むクライアントからの需要に応え、稼働するパートナー会計士をマネジメントする社内コンサルタントが必要であることやサービス提供商品の拡大を進めるために、優秀な人材の採用・確保及び育成が重要であると考えております。しかしながら、コンサルティング業界における人材の争奪により、優秀な人材の採用・確保及び育成が計画通りに進まない場合や、優秀な人材の社外流出が生じた場合には、競争力の低下や事業規模拡大の制約、クライアントに提供するサービスレベルの低下をもたらし、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 今後も採用市場の変化を捉えながら採用手法の多様化を進めることで候補者との接点拡大を図ると同時に、社内人材に対する研修等によるナレッジの共有を行うことで育成機会の多様化・均等化を図ってまいります。 (3)「会計士.job」の登録会員数の増加について 発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループは、今後も増加を見込むクライアントからの需要に応えていくために、「会計士.job」の会員数増加により、一層のパートナー会計士の確保を行い、稼働者数及び稼働率を増加させることが重要であると考えております。しかしながら、会員数の増加が計画通りに進まず受注案件に対して適切なパートナー会計士をアサインできない場合には、競争力の低下や事業規模拡大の制約、クライアントに提供するサービスレベルの低下をもたらし、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 各企業へ提供するサービスや支援内容を整備・拡充することによりパートナー会計士の活躍の場を広げるとともに「会計士.job」の認知度向上や価値向上を進めることで受注案件の増加に連れて会員数が伸びる体制の実現をしております。 (4)情報セキュリティリスクについて 発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループのプロシェアリングの提供にあたり、クライアントの機密情報やパートナー会計士を含む各種個人情報を有することがあります。情報セキュリティ管理規定や個人情報保護規定を制定し、情報管理の徹底を行っております。しかしながら、不測の事態により、これらの情報が外部に漏洩した場合には、当社グループの社会的信用に重大な影響を与え、対応費用を含め当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループの役員及び従業員に対して、研修を行うことで守秘義務の遵守、機密情報や個人情報の情報管理の徹底を継続して行っております。また、個人情報の適切な取扱いを整備する一環としてプライバシーマークの認証を取得し運用を行っております。パートナー会計士に対しては案件の依頼時に付与するアクセス権の範囲を限定するとともに、業務委託契約書において秘密情報や個人情報の取扱いに関する条項を盛り込み、さらに案件開始時の業務ガイダンスの説明の際に再度説明を行っております。 (5)訴訟等のリスクについて 発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小 当社グループは、クライアントと契約を締結する際に、事前にトラブル時の責任分担を取り決める等、過大な損害賠償の請求をされないようリスク管理を行っております。しかしながら、契約時に想定していないトラブルの発生等、当社グループの提供したサービスに問題が生じた場合、予定通りに進捗しなかった場合、取引先等との何らかの問題が生じた場合、これらに起因する損害賠償を請求される、あるいは訴訟を提起されるリスクがあります。かかる損害賠償の金額、訴訟の内容及び結果によっては、当社グループの社会的信用、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)コンプライアンスリスクについて 発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループの役員及び従業員に対し、行動規範を定める等、コンプライアンスに対する意識の徹底を図っております。しかしながら、万が一、当社グループの役員及び従業員がコンプライアンスに違反する行為を行った場合には、当社グループの社会的信用、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 コンプライアンス意識の醸成のための研修を実施し、コンプライアンスに対する意識の変革を行うとともに部門内、部門間のコミュニケーションの活性化を図り、風通しの良い職場風土を構築しております。また、パートナー会計士においても外部通報窓口の連絡先をお伝えする他、コンプライアンス違反の懸念がないかにつき個別にアンケートを実施するなど意識の醸成を図っております。 (7)風評リスクについて 発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小 当社グループは、クライアントニーズを充足する高品質なサービスの提供に努めるとともにコーポレート戦略本部を設置し、役員及び従業員に対する研修やパートナー会計士を含め、現状に問題がないかを確認するアンケートの実施等により法令遵守意識、情報管理やコンプライアンスに対する意識を浸透させ、経営の健全性、効率性及び透明性の確保を図っております。しかしながら、当社グループのサービスや役員及び従業員に対して意図的に根拠のない噂や悪意を持った評判等を流布された場合には、当社グループの社会的信用、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)競合について 発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループのプロシェアリングは許認可制度がないことに加え、事業の開始にあたって大規模な設備投資も不要であることから、相対的に参入障壁が低い事業であります。このため、大手事業者から個人事業者まで多数の事業者が同様の事業を展開しており、今後も同業者間での競争が激しくなることが想定されます。 当社グループでは、プロシェアリング事業の差別化や顧客からの信頼を向上させるため、当社グループコンサルタントと「会計士.job」に登録されている公認会計士等の有資格者をはじめとした経験豊富なコンサルタントがチーム一丸となり、口頭でのアドバイスのみではなく、実際に手を動かす形での支援を実施しております。また会議、研修、社内システムにより、これまでの経験により蓄積されたノウハウの社内共有の対応を図っておりますが、競合他社との競争が激化した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (9)株式価値の希薄化 発生可能性:高、発生可能性のある時期:数年内、影響度:小 当社グループでは、インセンティブを目的としたストック・オプション制度を採用しており、当社グループの一部の役職員等に対して新株予約権を付与しています。また、今後においてもストック・オプション制度を活用する可能性があります。これらの新株予約権が行使された場合、又は今後新たに新株予約権の発行が行われ、当該新株予約権の行使が行われた場合は、保有株式の価値が希薄化する可能性があります。 なお、本書提出日現在、新株予約権による潜在株式数は153,000株であり、発行済株式総数2,165,300株の7.07%に相当しております。 (10)配当政策について 発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小 当社グループは、事業の成長・拡大による企業価値の向上を最重要課題として認識するとともに、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題の一つと位置付けております。2025年9月期末の配当につきましては、事業拡大のための成長投資に充当することを優先し無配としております。利益配分につきましては、今後の成長・拡大戦略に備えた内部留保の充実等を総合的に勘案した上で業績の動向を踏まえた配当を検討していく方針であり、今後の配当実施の可能性、実施時期については現時点で未定であります。 (11)法規制について 発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループは、事業を行う上で労働基準法(その他労務管理に関わる法令等を含む)、下請法、フリーランス・事業者間取引適正化等法、個人情報保護法、公認会計士法など様々な法的規制を受けております。 また、人材紹介サービスにおいて「職業安定法」の法的規制を受けております。当社グループでは、人材紹介サービスを提供するに当たって、「職業安定法」第32条の4の定めに基づき厚生労働大臣より「有料職業紹介事業」の許可を受けております。「職業安定法」においては、人材紹介事業を行う者(法人である場合には、その役員を含む)が有料職業紹介事業者としての欠格事由(「職業安定法」第32条)及び当該許可の取消事由(同法第32条の9)に該当した場合には、事業の許可を取り消し、または、期間を定めて当該事業の全部若しくは一部の停止を命じることができる旨を定めております。 現時点において、これらに抵触する事実はないものと認識しておりますが、今後運用の不備等により法令義務違反が発生した場合、もしくは新たな法令の制定や既存法令における規制強化等がなされ、当社グループの事業が制約を受ける場合、当社グループの主要な事業活動全体に支障をきたす可能性があり、当社グループの事業運営及び業績に重大な影響を与える可能性があります。 各種法令遵守のため、社外の弁護士や社会保険労務士、税理士などの専門家とのコミュニケーションを定期的に行うことで法的規制の変更点等のアップデートを行い、リスクマネジメント・コンプライアンス委員会等を通じて社内で共有しております。 (12)大株主について 発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小 当社の代表取締役である宮崎良一並びに同人の資産管理会社であるGOOD ONE PARTNERS合同会社の所有株式数は、本書提出日現在で発行済株式総数の42.65%となっており、引き続き大株主となる見込みです。 宮崎良一及び同人の資産管理会社(GOOD ONE PARTNERS合同会社)は、安定株主として引き続き一定の議決権を保有し、その議決権行使に当たっては、株主共同の利益を追求するとともに、少数株主の利益にも配慮する方針を有しております。 宮崎良一は、当社の創業者であるとともに代表取締役であるため、当社といたしましてもこれらは安定株主であると認識しておりますが、将来的に何らかの事情によりこれらの当社株式が売却された場合には、当社株式の市場価格及び流通状況に影響を及ぼす可能性があります。 (13)自然災害、事故等のリスクについて 発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小 当社の事業拠点ならびにその周辺地域において、大地震、台風等の自然災害及び事故、火災、テロ行為、感染症の流行等により、社会・経済的混乱が生じ、当該拠点の事業活動を制限もしくは停止せざるを得ない事態が起きた場合、当社グループの事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクを踏まえ、有事の際は、リスクマネジメント・コンプライアンス委員会が緊急対策本部を指揮して対策をとる等、不測の事態に対応できる体制構築に努めてまいります。
経営成績の分析 (MD&A)6,984字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は1,533,068千円となり、前連結会計年度末に比べ56,965千円増加いたしました。流動資産につきましては、1,413,232千円(前連結会計年度末比10,743千円増)となりました。これは主に、投資有価証券の取得、自己株式の取得及び法人税等の支払により、現金及び預金が143,180千円減少しましたが、売掛金が100,240千円及び自己株式取得に伴う預け金などのその他流動資産が43,251千円増加したことによるものであります。固定資産につきましては、119,836千円(前連結会計年度末比46,222千円増)となりました。これは主に、投資有価証券の取得によるものです。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は385,557千円となり、前連結会計年度末に比べ29,423千円減少いたしました。流動負債につきましては、348,057千円(前連結会計年度末比11,423千円減)となりました。これは主に、買掛金が22,214千円及び短期借入金が9,000千円増加したものの、1年内返済予定の長期借入金が16,680千円及び未払法人税等が10,540千円減少したことによるものです。固定負債につきましては、37,500千円(前連結会計年度末比18,000千円減)となりました。これは長期借入金が減少したことによるものです。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は1,147,511千円となり、前連結会計年度末に比べ86,389千円増加いたしました。これは主に、当連結会計年度において、自己株式を59,465千円取得したものの、親会社株主に帰属する当期純利益を147,560千円計上し利益剰余金が増加したことによるものです。 ② 経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、個人消費の増加や企業の設備投資の持ち直しなど全体的には緩やかな回復基調が継続しております。一方で、国内の物価の高騰、国際情勢による地政学的リスクに伴うエネルギー価格上昇や景気後退への懸念継続に加え、世界各国での政策の転換により、不確実性が高まっています。 また、高度化・複雑化が増すビジネス環境下において、企業の経営課題は年々増える一方、企業を支える労働力の面では、少子高齢化という社会問題も相まって働き手が不足している状況です。生産年齢人口は減少する一方で、働き方の多様化が進みプロフェッショナル業務のアウトソーシングが拡大しております。 このような状況の中、当社グループはグループ・ビジョンである「幸せの懸け橋に~人と企業を成長へ導く存在であり続ける~」の実現に向け、「公認会計士の経験・知見・想いを集約し、最適配分を可能にするプラットフォームを創る」というコーポレートミッションを掲げ、当社が運営する「会計士.job」のプロフェッショナル人材データベースを活用し、クライアント課題に最適な人材を割り当て、「経営管理コンサルティングサービス」、「プロフェッショナル人材の紹介」等、公認会計士人材の経験・知見をデータベース化・最適配分を通じて、経営管理の課題解決を支援するプロシェアリング事業及び付帯関連事業を拡大しております。 2025年6月には、中小企業庁及び独立行政法人中小企業基盤整備機構による売上高100億円を目指して挑戦する企業・経営者を応援するプロジェクトにて100億宣言を行ない、特設サイト「100億企業成長ポータル」に、掲載されました。売上100億円を目指す企業を中心に全国2,000社の企業成長を支援し、当社自身も2030年9月期で100億円を目指します。 a. 公認会計士事業 当社が運営する公認会計士等(※)のためのワーキングプラットフォーム「会計士.job」では登録者数が2025年9月時点で5,800名を超え、急速に変化する事業環境への対応を背景に成長を志向する企業へのご支援を拡大しております。 各企業ともに慢性的な人材不足の状況であり、上場準備会社からは管理体制整備のノウハウやリソース不足に陥りやすく、IPO支援、リスクマネジメントサービスを中心に当社の提供する各サービスへの問合せが増加し、支援社数も増加しております。 各サービスへの問合せ対応や将来的な事業拡大のため採用の強化を進めております。ターゲット市場拡大として、上場企業向けのアカウンティングサービス(決算開示等)やリスクマネジメントサービス(J-SOX・内部監査等)などの提供が増加しております。また、日本国内におけるスタートアップ企業の成長とIPOならびにM&A業界のさらなる発展を目的に当社が運営しているBridge IPO/M&A Communityにて、IPO/M&A業界の関係者との連携を強化するため「IPO/M&A業界発展のための情報交換会2024」を開催しました。2025年9月には登録社数1,800社を超えており、今後もHPやメールマガジンでの業界に関する情報発信、対面での交流会やオンラインによるピッチイベントの開催など、成長を志向する企業の支援を拡大してまいります。また、即戦力の公認会計士等に特化した人材マッチングサービス「会計士プレミアム」を提供開始しました。これは、「会計士.job」のデータベースの中から、実績・評価データ及び属性データから一定の稼働実績をもとに新たにデータベース化することで「会計士プレミアム」内で主に上場企業の経理部門、人事部門、経営企画部門等所属の方々が当該登録者情報の一部を閲覧できるようにしたものです。これにより、企業側が自社のプロジェクト等への参画に適した登録者を検索の上、必要に応じて面談を行い、依頼前に判断いただくことが可能です。また登録者側も特異な経験・スキルを保有していることを企業側にアピールすることができ、案件獲得(マッチング)の機会を増やすことができます。さらには、当社は2025年9月1日、東京証券取引所TOKYO PRO Marketの「J-Adviser」資格を取得いたしました。J-Adviser業務においても、当社と「会計士.job」に登録している全国各地の公認会計士等が連携し、当社が上場前の上場適格性の調査確認や上場維持要件の適合状況の調査、内部管理体制の構築や上場後の適時開示などの助言・指導を行うとともに、当社の公認会計士と「会計士.job」からアサインされた公認会計士等が連携して内部管理体制の構築運用や上場後の適時開示などの業務支援を行うことで、全国各地の企業のTOKYO PRO Market上場を支援することが可能となります。全国の中堅中小企業のTOKYO PRO Marketへの上場を支援し、中長期的な成長への懸け橋となることを目指すとともに、当社自身の新たな成長機会としてまいります。同じく9月に日本におけるプロマーケットの認知拡大・健全活用・成長支援を通じて、未上場・中堅企業の資本市場アクセスを促進し、持続可能な経済発展に貢献することを目的に「プロマーケット活用推進協会」を設立いたしました。東京証券取引所および福岡証券取引所がそれぞれ運営する「プロマーケット」は、上場社数も年々増加傾向にあり、上場に至るまでのコストや開示負担を抑えつつ、企業の信頼性向上や人材確保といった多くのメリットを有しています。プロマーケット活用推進協会は、このプロマーケットという有効な資本市場の活用を促進し、成長企業に対して情報提供・支援・ネットワーキングの場を提供することで、上場を「ゴール」ではなく「スタート」ととらえ、企業の持続的な成長と地域経済・日本経済全体の活性化に寄与することを目指します。 ※ 公認会計士等:公認会計士(試験合格者含む)や米国公認会計士(試験合格者含む)他 b. その他の事業 その他の事業はHR事業であり、株式会社BridgeResourceStrategyによる人事・採用領域に特化したコンサルティング・スキルシェアリング及び2024年10月に設立しプロフェッショナル人材紹介サービスを提供するヒューマンリソースマネジメント事業部を分社化した株式会社Bridge Executive SearchによるCXO人材を中心とした人材紹介を行っております。 上記を踏まえて、当連結会計年度では将来のための人材関連投資及びシステム投資を推進しております。 以上の結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高2,239,359千円(前期比11.0%増)、営業利益202,618千円(前期比12.4%減)、経常利益204,628千円(前期比11.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益147,560千円(前期比13.1%減)となりました。 当社グループは、事業区分の見直しを行い、当連結会計年度よりセグメントを従来の「プロシェアリング事業」から、「公認会計士事業」及び「HR事業」の2区分に変更しております。 当社グループは、公認会計士事業を主要な事業としており、他の事業の重要性が乏しいため、セグメント情報の記載を省略しております。 なお、公認会計士事業の売上高と他の事業の売上高は以下のとおりであります。 a. 公認会計士事業 当社グループの主要な事業である公認会計士事業の売上高は2,095,272千円(前期比11.5%増)であります。 b. その他の事業 HR事業の売上高は144,087千円(前期比4.4%増)であります。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は1,061,305千円(前連結会計年度末比143,180千円減)となりました。各キャッシュ・フローの状況と主な要因は以下のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は31,445千円(前年同期は185,973千円の資金の獲得)となりました。これは主に運転資本の増加及び法人税等69,583千円の支払が生じたものの、税金等調整前当期純利益204,628千円を計上したことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は47,905千円(前年同期は17,854千円の資金の使用)となりました。これは主に投資有価証券の取得により46,980千円支出したことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は126,720千円(前年同期は55,478千円の資金の調達)となりました。これは主に自己株式の取得による支出60,060千円、自己株式取得のための預け金による支出40,980千円及び長期借入金の返済による支出34,680千円によるものです。 ④ 生産、受注及び販売の実績 当社グループは、事業区分の見直しを行い、当連結会計年度よりセグメントを従来の「プロシェアリング事業」から、「公認会計士事業」及び「HR事業」の2区分に変更しております。 a.生産実績 当社グループは生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 b.受注実績 当社グループは提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) 販売高(千円)   前年同期比(%) 公認会計士事業   2,095,272   111.5 HR事業   144,087   104.4 合計   2,239,359   111.0 (注)主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績に対する割合が10%以上の相手先が存在しないため、記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものです。 ① 経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の分析 「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、当社は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、「会計士.job」の登録者数及び稼働者数、クライアント数×クライント当たり売上高×契約継続率をモニタリングしております。 当連結会計年度のクライアント数は529社(前年同期比7.5%増)、人材紹介サービスを除く契約継続率は59.0%(前年同期は56.3%)、パートナー会計士稼働者数は373名(前年同期比17.3%増)となっており、今後も引き続きこれらの指標を伸ばし、これに伴う売上高の増加や利益率の向上を目指してまいります。 ② 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 a.経営成績の状況の分析 (売上高) 売上高はリスクマネジメントサービス、アカウンティングサービス及びファイナンシャルアドバイザリーでは、継続して高いニーズがあり着実に売上高を伸ばし、2,239,359千円(前期比11.0%増)となっております。詳細に関しては「(1) 経営成績等の状況の概要 ② 経営成績の状況」に記載のとおりです。 (売上原価、売上総利益) 売上原価は1,039,498千円(前期比11.9%増)となりました。これは、上記の売上高を伸ばしたことに伴い売上原価に含まれる外注費(主にパートナー会計士に対する業務委託報酬)が増加したことによるものであり、当連結会計年度のパートナー会計士稼働者数は373名となっております。この結果、売上総利益は1,199,861千円(前期比10.2%増)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 販売費及び一般管理費は997,243千円(前期比16.2%増)になりました。これは、主に事業拡大に伴い社内人材の採用を積極的に行ったことによる人件費及び採用研修費用が増加したことなどによります。この結果、営業利益は202,618千円(前期比12.4%減)となりました。 (営業外損益及び経常利益) 営業外収益は4,289千円、営業外費用は2,279千円と大きな発生はありませんでした。この結果、経常利益は204,628千円(前期比11.6%減)となりました。 (特別損益及び税金等調整前当期純利益) 特別利益及び特別損失の発生はありませんでした。この結果、税金等調整前当期純利益は204,628千円(前期比11.6%減)となりました。 (法人税等合計、非支配株主に帰属する当期純利益及び親会社株主に帰属する当期純利益) 法人税等合計は58,773千円、非支配株主に帰属する当期純損失は1,705千円となりました。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は147,560千円(前期比13.1%減)となりました。 b.財政状態の状況の分析 財政状態の分析・検討内容につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態の状況」に記載のとおりです。 c.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報の記載 キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。フリー・キャッシュ・フローは16,459千円のマイナスとなりました。 当社の運転資金需要の主なものは、「会計士.job」登録者に対する業務委託料のほか、当社の人材採用、維持に係る人件費を含む販売費及び一般管理費等です。当社は、事業運営上必要な資金の流動性と財源を確保しながら、必要な資金は自己資金及び金融機関からの借入による資金調達を基本としております。必要に応じてエクイティファイナンス等による資金調達を検討します。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載しております。これらの見積りについては過去の実績や現状等を勘案し、合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。