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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

ユー・エス・エス

USS Co.,Ltd.4732 · Prime · サービス業

中古車オークション運営を中核に、買取販売、リサイクル、金融サービス等を展開する国内最大級のオートオークション会社。

概要

ユー・エス・エス(USS)は、中古車オークション事業を中核とするサービス企業である。1980年に愛知自動車総合サービスとして設立され、1999年に名古屋証券取引所市場第2部に上場、2000年に東京証券取引所市場第1部に指定された。国内最大級の会員制中古車オークション会場を運営し、2026年3月期の売上高は1,139億円、営業利益は598億円、営業利益率は52.5%に達する。出品台数は約350万台、成約台数は約235万台で、業界トップシェア(2025年暦年実績43.2%)を有する。グループはオークションのほか、中古車買取販売、リサイクル、オートローン等の事業を展開する。

収益の80%以上を占めるオートオークション事業

売上高の約79%(2026年3月期897億円)をオートオークション事業が占める。同セグメントの営業利益は586億円で、セグメント利益率は65.3%と極めて高い。収益の大部分は会員から徴収する落札手数料であり、出品台数と成約率が業績の鍵を握る。2026年3月期の出品台数は3,504千台(前期比9.4%増)、成約台数は2,347千台(同9.4%増)、成約率は67.0%と安定している。手数料収入は、専用端末「USS JAPAN」とインターネット接続サービス「CIS」を通じて得られ、2026年3月期には手数料改定も増収に寄与した。

全国に広がるオークション会場ネットワーク

USSは、名古屋、東京、九州(佐賀県鳥栖市)、静岡、岡山、札幌、大阪、群馬、東北(宮城県)、西東京など、全国に主要なオークション会場を有する。各会場は連結子会社(例:USS東京、USS九州、USS大阪)が運営し、地域密着型のサービスを提供する。また、関連会社JBA Philippines, Inc.を通じてフィリピンでオートオークションを展開している。会員数は2026年3月末時点で現車オークション登録会員49,176社、USS JAPAN登録会員1,946社に達する。会場間の連携により、出品車両の広域流通が可能となっている。

高い営業利益率を支えるビジネスモデル

2026年3月期の連結営業利益率は52.5%と、サービス業としては異例の高水準である。これは、固定費の大部分が会場運営費である一方、収入の大部分が変動費の少ない手数料収入であるため、出品台数の増加が直接利益に結びつく構造による。従業員数は1,211人と比較的少なく、一人当たり売上高は約9,400万円に上る。また、自己資本当期純利益率(ROE)は20.1%と目標の20%以上を達成し、資本効率も高い。同社は中期的にROE20%以上の維持を経営指標として掲げている。

リサイクル・買取販売など多角的なグループ構成

USSグループは、オークション事業のほかに中古自動車等買取販売事業とリサイクル事業を展開する。買取販売は連結子会社のラビット・カーネットワーク(中古車買取専門店「ラビット」)とリプロワールド(事故現状車買取)が担い、2026年3月期の売上高は125億円、営業利益3.8億円である。リサイクル事業はアビヅ(廃自動車・金属スクラップ)とSMART(設備・プラント処分)が行い、売上高103億円、営業利益6.7億円。このほか、USSサポートサービスによる金融サービスや太陽光発電売電事業も手掛ける。グループ全体で中古車の流通から最終処分までをカバーする。

業界の中での役割は中古車流通プラットフォーマー(オートオークション運営)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,139億円
営業利益
598億円
営業利益率
52.5%
純利益
414億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01オートオークション主力

中古自動車取扱事業者(会員)向けにオートオークションを運営。専用端末(USS JAPAN)やインターネット(CIS)を通じた接続サービス、中古車情報サービスも提供。中古二輪車のバイクオークションも運営。

主な製品・サービス2
USS JAPAN(専用端末)
会員向けの専用端末を通じたオートオークション接続サービス。
CIS(インターネット接続サービス)
インターネット経由でオートオークションに参加できるサービス。

02中古自動車等買取販売準主力

連結子会社(ラビット・カーネットワーク、リプロワールド)を通じて、中古自動車の買取販売、事故現状車の買取販売を実施。

03リサイクル副次

連結子会社(アビヅ、SMART)を通じて、廃自動車・金属スクラップ等のリサイクル、設備・プラント処分の元請事業を展開。

04その他その他

太陽光発電による売電事業、一般消費者向けオートローン事業等(USSサポートサービス、SBIオートサポート)を展開。

製品と技術

専用端末「USS JAPAN」とインターネット接続サービス「CIS」

USSのオークション参加手段として、専用端末「USS JAPAN」とインターネット接続サービス「CIS」の二系統が用意されている。USS JAPANは、自社開発の専用端末を会員の事業所に設置し、リアルタイムでオークションに参加できるシステムである。高速かつ安定した通信により、現車会場と同等の競り体験を提供する。一方、CISはインターネットを介した参加手段で、PCやタブレットから手軽に利用できる。2026年3月期末時点で、USS JAPAN登録会員は1,946社、CISを含む現車オークション登録会員は49,176社に上る。これらのシステムは、遠隔地の会員にも参加機会を広げ、出品車両の流動性を高めている。

同時マルチレーン競りシステムと全車映像システム

USSのオークション会場では、1996年導入の同時2レーン・セリ・システムを皮切りに、競り処理能力の向上を図ってきた。1999年には東京会場に同時4レーンシステムを導入し、大規模会場では複数の競りを並行して進行することが可能となった。また、各会場には「全車映像システム」が整備され、出品車両の外観・内装をスクリーンで確認しながら競りが行える。これにより、現車確認の手間を省きつつ、公正な取引を実現している。これらのシステムは、高い成約率(67.0%)と短時間での大量処理を支える技術基盤である。

車両検査・評価システムと公正な市場運営

USSは、出品車両の検査・評価システムに強みを持つ。各会場では、専任の検査員が車両の状態を詳細にチェックし、傷や修復歴などの情報をデータベース化する。この情報は競り前に会員に開示され、透明性の高い取引を可能にしている。評価の基準は統一されており、全国どの会場でも同じ品質で車両情報が提供される。2026年3月期の成約車両金額は約2兆9,468億円に達し、信頼性の高い評価システムが市場規模拡大に寄与している。

中古二輪車オークション「ジャパンバイクオークション」

連結子会社の株式会社ジャパンバイクオークションは、中古二輪車取扱事業者を会員とするバイクオークションを運営している。四輪車オークションと同様の会員制・手数料収入モデルを採用し、専用端末やインターネットを通じた参加が可能である。バイクオークションは、四輪車に比べ市場規模は小さいが、二輪車専門の流通プラットフォームとして独自の需要を獲得している。USSグループ内での事業ポートフォリオの多様化に貢献している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

人材派遣で国内首位級、高収益の専門特化型

ユー・エス・エスは、医療・ヘルスケア分野に特化した人材派遣・紹介事業を展開し、国内で高い市場シェアを誇る。同社は、医療事務や薬剤師などの専門職を中心に人材を提供し、専門性の高さと安定した需要を背景に、高い収益性を維持している。ライバルであるジンジブやイシンなどのサービス業企業と比べ、特定分野への特化が鮮明で、他社が手掛けない領域での強みを持つ。財務面では、売上高が2024/3期の976億円から2026/3期には1139億円へと増加し、営業利益率は50%超と極めて高水準で、堅調な業績を達成している。しかし、医療業界の人手不足が続く中、人材の確保が最大の課題であり、また、派遣法の規制強化などにも適切に対応する必要がある。

強み

  • 医療・ヘルスケア分野に特化し、高い専門性と需要の安定性を有する
  • 営業利益率が50%超と業界内で突出した収益力を誇る
  • 売上高は3期連続で増加し、医療需要に支えられた堅調な成長
  • 業界内で知名度が高く、人材と顧客双方からの信頼を得ている

課題

  • 医療業界の人手不足により、質の高い人材の確保が難しくなっている
  • 労働者派遣法の規制強化がビジネスモデルに影響を与える可能性がある
  • 他社が医療分野に参入し、競争環境が激化している

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

物流・運輸の時価総額近傍。太字がユー・エス・エス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19201日本航空1.3兆円9.5倍
29042阪急阪神ホールディングス1.2兆円14.1倍
39024西武ホールディングス1.1兆円22.8倍
49005東急1.0兆円10.8倍
59143SGホールディングス9,427億円15.0倍
64732ユー・エス・エス9,395億円22.4倍
79023東京地下鉄8,625億円14.6倍
89009京成電鉄6,918億円13.4倍
99064ヤマトホールディングス6,903億円46.1倍
109072ニッコンホールディングス6,654億円34.5倍
119007小田急電鉄6,615億円16.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(物流・運輸)に従っています。

会社の歴史

沿革 31件

1980年設立、1982年に名古屋でオークション開始

1980年10月、愛知自動車総合サービス株式会社として設立される。1982年8月にはUSS名古屋会場を愛知県東海市に開設し、中古車オークション事業を開始した。同年10月にはポスコンピュータシステムを導入し、競り業務の効率化を図った。この初期投資が後の情報システム重視の基盤となる。設立からわずか2年で本格的なオークション運営に乗り出し、中古車流通業界への参入を果たした。

1990年代前半の九州・東京・静岡へのエリア拡大

1989年7月に株式会社ユー・エス・エス九州を設立し、1990年1月にUSS九州会場を佐賀県鳥栖市に開設した。1991年12月には静岡、1993年11月には東京の子会社を設立。1994年5月にUSS東京会場を千葉県野田市に開設し、首都圏への進出を果たす。同年11月には九州会場を「ファースト」と「ゴールド」の2会場に拡充した。この時期、地域ごとに子会社を設立し、全国展開の足がかりを築いた。

1995年、九州吸収合併と商号変更、衛星オークション開始

1995年3月、子会社のユー・エス・エス九州を吸収合併し、同時に商号を愛知自動車総合サービス株式会社から株式会社ユー・エス・エスに変更した。これにより、経営資源の集中とブランド統一を図った。同年7月には、衛星TVオートオークションを開始(子会社ユー・エス・エス・ジャパン運営)。衛星通信を利用した遠隔参加システムの導入は、会員の利便性を飛躍的に高め、出品・落札の機会拡大に貢献した。

1996年、名古屋会場移転と同時2レーンセリシステム導入

1996年4月、USS名古屋会場を東海市内で新築移転し、同時に2レーン・セリ・システムを導入した。これは、複数の競りを同時進行できるシステムで、オークションの処理能力を大幅に向上させた。同年10月にはUSS東京会場にも全車映像・完全同時2レーンシステムを導入。さらに1999年1月には東京会場に同時4レーンシステムを導入し、大規模会場の競売効率を高めた。こうした継続的な設備投資が高い出品・成約処理能力を支えている。

1999年〜2000年、株式上場とM&Aによる拡大

1999年9月、名古屋証券取引所市場第2部に株式を上場。同時に藤岡オートオークション株式会社を子会社化し、群馬会場(USS群馬)を取得した。同年11月にはユー・エス・エス・カーバンクネットを設立。2000年4月にはサールオートオークション東北を完全子会社化し、東北会場を取得。同年12月には東京証券取引所市場第1部に上場し、名古屋も第1部指定となった。上場による資金調達とM&Aを通じて、短期間で会場網を拡充した。

2001年、東北会場移転と大阪会場開設で全国網完成

2001年1月、USS東北会場を宮城県柴田郡村田町へ新築移転し、東北エリアの拠点を強化。同年7月にはユー・エス・エス大阪を設立し、11月にUSS大阪会場を大阪市西淀川区に開設した。これにより、北海道(札幌)から九州までの主要エリアにオークション会場を配置し、全国ネットワークがほぼ完成した。また、同年10月には子会社カーバンクネットがラビットジャパンを吸収合併し、中古車買取事業の基盤を固めた。

年表31件を開く

1980年代

  • 1980年10月創業愛知自動車総合サービス株式会社設立
  • 1982年8月USS名古屋会場を愛知県東海市に開設
  • 1982年10月USS名古屋会場にポスコンピュータシステムを導入
  • 1989年7月創業株式会社ユー・エス・エス九州設立

1990年代

  • 1990年1月USS九州会場を佐賀県鳥栖市に開設(株式会社ユー・エス・エス九州運営)
  • 1991年12月創業株式会社ユー・エス・エス静岡設立
  • 1993年11月創業株式会社ユー・エス・エス東京設立
  • 1994年5月創業USS東京会場を千葉県野田市に開設(株式会社ユー・エス・エス東京運営)株式会社ユー・エス・エス・ジャパン設立
  • 1994年11月USS九州ゴールド会場を佐賀県鳥栖市に開設(株式会社ユー・エス・エス九州運営)既設USS九州会場をUSS九州ファースト会場に改称
  • 1994年12月創業株式会社ユー・エス物流設立
  • 1995年3月M&A株式会社ユー・エス・エス九州を吸収合併 愛知自動車総合サービス株式会社から商号を株式会社ユー・エス・エスに変更
  • 1995年7月衛星TVオートオークション開始(株式会社ユー・エス・エス・ジャパン運営)
  • 1995年10月M&A株式会社ユー・エス・エス静岡を子会社化 株式会社ユー・エス・エス岡山設立
  • 1996年1月M&A株式会社ユー・エス・エス東京を吸収合併
  • 1996年2月M&A株式会社ユー・エス・エス・ジャパンを子会社化
  • 1996年4月USS名古屋会場を愛知県東海市へ新築移転、同時2レーン・セリ・システムを導入
  • 1996年7月USS岡山会場を岡山県赤磐郡山陽町(現赤磐市)に開設(株式会社ユー・エス・エス岡山運営)
  • 1996年10月USS東京会場に全車映像・完全同時2レーン・セリ・システムを導入
  • 1996年11月USS静岡会場を静岡県袋井市に開設(株式会社ユー・エス・エス静岡運営)
  • 1997年6月創業株式会社ユー・エス・エス札幌設立
  • 1998年3月USS札幌会場を北海道江別市に開設(株式会社ユー・エス・エス札幌運営)株式会社ユー・エス・エス静岡から営業を譲受け、同社を解散
  • 1998年10月M&Aオートオークションを運営する株式会社オートオークション東京を子会社化し、商号を株式会社ユー・エス・エス東京みずほに変更するとともに、会場名をUSS西東京会場に改称
  • 1999年1月USS東京会場に同時4レーン・セリ・システムを導入
  • 1999年9月上場名古屋証券取引所市場第2部に株式を上場 オートオークションを運営する藤岡オートオークション株式会社を子会社化し、商号を株式会社ユー・エス・エス群馬に変更するとともに、会場名をUSS群馬会場に改称
  • 1999年11月創業株式会社ユー・エス・エス・カーバンクネット設立

2000年代

  • 2000年4月M&Aオートオークションを運営するサールオートオークション東北株式会社を完全子会社化し、商号を株式会社ユー・エス・エス東北に変更するとともに、会場名をUSS東北会場に改称
  • 2000年12月上場東京証券取引所市場第1部に株式を上場、名古屋証券取引所市場第1部指定
  • 2001年1月USS東北会場を宮城県柴田郡村田町へ新築移転
  • 2001年7月創業株式会社ユー・エス・エス大阪設立
  • 2001年10月M&A株式会社ユー・エス・エス・カーバンクネットが株式会社ラビットジャパンを吸収合併
  • 2001年11月USS大阪会場を大阪市西淀川区に開設(株式会社ユー・エス・エス大阪運営)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • オートオークション市場シェア50%
  • ROE(自己資本当期純利益率)20%以上
  • 連結配当性向60%以上
  • 総還元性向2028年3月期まで100%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    中古車流通総合企業への変革

    公正かつ透明性の高いオークション運営、インターネットチャネル拡充、廃車リサイクル事業強化により、社会貢献とグループ総合力発揮を目指す。

  2. 02

    オークション会場へ大規模投資

    横浜、東京、神戸など主要拠点で会場新築建替え、最新セリシステム導入、ヤード拡張を実行し、競争優位性を高める。2026年1月横浜会場先行オープン。

  3. 03

    DX推進と業務効率化

    出品手続・車両検査のデジタル化のため基幹システム再構築、DX徹底推進により会員利便性向上と業務効率化を図る。

  4. 04

    事業ポートフォリオの見直し

    中古車買取販売、リサイクル、オートローン事業でもオークション事業との相乗効果を追求し、安定的収益体制を構築する。

  5. 05

    株主還元と資本効率の重視

    連結配当性向60%以上、総還元性向100%以上(2026-2028年度)を掲げ、ROE 20%以上を中期的に目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,211人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は770万円で、9期前と比べて+18.8%平均年齢は39.4歳、平均勤続年数は13.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,032
2018年3月1,157
2019年3月64839.312.61,115
2020年3月65739.413.11,095
2021年3月61738.913.01,109
2022年3月66539.613.41,102
2023年3月68739.713.01,118
2024年3月70339.813.21,130
2025年3月73339.913.41,1754,613
2026年3月77039.413.01,2114,938

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率61.1%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)60.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社7(国内 7 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
横浜会場 — 神奈川県横浜市鶴見区193億円
名古屋会場 — 愛知県東海市141億円
東京会場 — 千葉県野田市120億円
JAA会場 — 東京都江戸川区9,367百万円
神戸会場 — 兵庫県神戸市中央区6,961百万円
大阪会場 — 大阪府大阪市西淀川区5,905百万円
R-名古屋会場 — 愛知県東海市5,655百万円
埼玉会場 — 埼玉県入間市3,974百万円
リサイクル — 株式会社アビヅ(愛知県名古屋市港区)3,767百万円
HAA神戸会場 — 兵庫県神戸市中央区3,701百万円
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社 ユー・エス物流
    愛知県 東海市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社USS サポートサービス
    愛知県 東海市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 リプロワールド
    千葉県 野田市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ラビット・カーネットワーク
    東京都 江戸川区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アビヅ
    愛知県 名古屋市 港区
    議決権51.0%
  • 国内
    株式会社ジャパン バイクオークション
    神奈川県 横浜市 鶴見区
    議決権62.0%
  • 国内
    株式会社SMART
    愛知県 名古屋市 西区

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,139億円営業利益598億円前期と比べると増収増益で、売上が+9.5%、利益が+10.3%。

売上高
+9.5%
1,139億円
営業利益
+10.3%
598億円
純利益
+10.1%
414億円
営業利益率
52.5%
前期比 +0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,218億円1,139億円
営業利益626億円598億円
純利益426億円414億円
1株あたり配当¥56.4¥56.4

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は313億円、営業利益は162億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+31.0%、営業利益は+35.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q24481
2024年1Q23912050.281
2024年2Q24211848.881
2024年3Q23411950.983
2024年4Q26184
2025年2Q50526251.9181
2025年4Q53528052.3195
2026年2Q54028753.1200
2026年4Q59931151.9214
2027年1Q31316251.8109

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は632億円から1,139億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は52.5%。売上は5期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月632299183
2014年3月679333200
2015年3月675340217
2016年3月686352225
2017年3月672330229
2018年3月752367243
2019年3月799380255
2020年3月781367206
2021年3月74937040
2022年3月815424297
2023年3月888445300
2024年3月976497329
2025年3月1,04054254952.1376
2026年3月1,13959860652.5414

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,139億円のうち、営業利益として残るのは598億円52.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は414億円、売上の36.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金37.2%424億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.2%116億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益52.5%598億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
62.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+45.0pt
52.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+31.3pt
36.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+8.3pt
20.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
15.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
26.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが439億円、投資CFが−213億円で、差し引きのフリーCFは226億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は889億円で、売上の9.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月22147−204268348
2014年3月266−188−8178346
2015年3月243−197−9746295
2016年3月260−57−124203374
2017年3月289−48−135241479
2018年3月325−345−122−20337
2019年3月329−15−197314455
2020年3月272−49−170223508
2021年3月384−93−150291649
2022年3月366−13−247353755
2023年3月369−91−171278862
2024年3月472−26−2824461,025
2025年3月382−60−3003221,047
2026年3月439−213−384226889

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は2,701億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,110億円で、自己資本比率は76.7%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,5451,19734877.1
2014年3月1,6421,32132180.0
2015年3月1,7411,44030182.2
2016年3月1,8681,55231682.5
2017年3月1,9741,59238280.1
2018年3月2,2231,72250176.8
2019年3月2,3271,83549278.1
2020年3月2,1911,84035183.0
2021年3月2,1071,73537281.3
2022年3月2,2941,82546978.4
2023年3月2,4241,94248278.8
2024年3月2,7161,99072672.0
2025年3月2,6732,07460076.2
2026年3月2,7012,11059276.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
1,104億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,938億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
19億円
在庫として抱えている分
負債合計
592億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率534社中1位あたり、逆に低いのは配当利回り534社中293位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
20.1%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
52.5%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
76.7%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
9.5%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,982で、1年前と比べて+14.4%過去52週の値幅のなかでは71%の位置にある。

¥1,982-1.8%1ヶ月+0.6%1年+14.4%時価総額9,395億円
過去52週の値幅
安値¥1,623.5高値¥2,131.5

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)22.4倍
PER (会社予想)21.2倍
PBR4.82倍
配当利回り2.85%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で+0.44%とほぼ横ばいですが、7月30日に2064円まで上昇した後、8月21日には1960円まで低下し、25日移動平均線(1990.9円)を下回りました。52週高値2131.5円(7月29日)からは約8%下落しています。一方、75日線(1895.15円)や200日線(1782.4円)は上回っており、中期的な上昇トレンドは維持しています。出来高は8月5日に163万株と増加した後、80〜110万株で推移しており、方向感の乏しい展開が続いています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER22.15倍は業界平均23.01倍を下回り、予想PER21倍も同水準。PBR4.76倍は業界平均3.33倍を上回るが、ROE20.1%と高い資本効率を考慮すれば割高ではない。配当利回り2.88%は業界平均2.29%を上回り、配当性向62.3%と安定。直近の営業利益率52%超と高収益構造が持続しており、PER・配当利回り・ROEの組み合わせで割安感がある。ただしPBR高はリスク要因。

指標この会社業種平均
PER (実績)22.4倍23.4倍
PER (予想)21.2倍
PBR4.82倍3.51倍
ROE20.1%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

中古車オークション事業で国内トップの地位を活かし、高い利益率(営業利益率50%超)を維持している。強気派は、中古車市場の拡大とシェア向上、海外展開の成長、利益率の高さを評価する。弱気派は、車両供給(出品台数)の頭打ち、オークション運営の固定費負担、海外での競争激化を指摘し、成長の鈍化を懸念する。業界の需要変動とプラットフォームの競争力が焦点。

プラスに働く材料7
  • 高い収益性

    営業利益率が50%超と極めて高く、ビジネスモデルの効率性を示す。

  • 中古車市場の拡大

    新車価格の高騰や経済性志向で中古車需要は増加傾向。

  • 海外展開の成長

    海外のオークション市場は成長余地が大きく、収益貢献が期待。

  • 営業利益598億円で過去最高決算発表後影響

    営業利益は前期比56億円増の598億円。2ケタ増益が続く

  • 純利益414億円、2期連続の最高益決算発表後影響

    純利益は376億円→414億円と+38億円。増益率10.1%

  • ROE20.1%と資本効率の高さ通年影響

    ROE20.1%、PBR4.83倍。自己資本を効率的に活用

  • 株価1年で15.5%上昇継続影響

    前年比+15.53%。上昇モメンタムが需給を支える

マイナスに働く材料7
  • 出品台数の頭打ち

    国内の車両供給が減少すれば、手数料収入が伸び悩む。

  • 競争激化

    海外では地元オークションが台頭し、シェア獲得が難しい。

  • 高いバリュエーション

    予想PERが22倍超で、成長が鈍化すれば株価調整リスク。

  • 実績PER22.42倍は割高感継続影響

    PER22.42倍に対し純利益成長率10.1%。割高感が意識されやすい

  • 営業利益率52.5%の高水準に反動懸念不定影響

    営業利益率52.5%は非常に高く、人件費高騰時に急低下するリスク

  • 外国人持ち株比率45.27%で流出警戒継続影響

    外国人比率45.27%。リスクオフ局面では売りが優勢になりやすい

  • 売上高1,139億円と規模の壁通年影響

    売上高1,139億円は前期比9.5%増だが、大型株としては規模が小さい

次の決算で確かめる点
成約台数・成約率
オークションの取引活性度を示し、手数料収入に直結する。
出品台数
車両供給の増減は業績の先行指標となる。
海外売上高比率
海外事業の進捗を測り、将来の成長性を評価する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり56.4で、前期から+26.0%いまの株価に対する利回りは2.85%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥56.4
1株あたり
配当利回り
2.85%
いまの株価に対して
配当性向
62.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2345.8
2018年3月243.051.0
2019年3月255.449.8
2020年3月289.949.1
2021年3月280.2
2022年3月3319.355.8
2023年3月342.056.1
2024年3月3811.756.1
2025年3月4315.155.6
2026年3月5526.062.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥56.4

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ36,941人。区分でいちばん多いのは外国法人45.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が31.7%を占め、残る68.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
外国法人31.029.539.439.340.445.3
金融機関22.622.626.025.623.421.4
個人・その他35.236.921.622.423.819.3
事業法人8.78.610.19.89.410.3
証券会社2.52.43.02.93.03.8
自己株式20.321.74.86.47.82.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)14.08
02ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)6.87
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.85
04瀬田 衛3.88
05株式会社服部モータース3.07
06公益財団法人服部国際奨学財団3.06
07瀬田 大3.00
08安藤 之弘2.92
09株式会社エイティーン2.53
10JP MORGAN CHASE BANK 380055(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.09

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-07-23
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    2.63%
    -1.09pt
  • 2026-06-09
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.02%
  • 2026-06-09
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    3.72%
  • 2026-04-20
    マラソン・アセット・マネジメント・リミテッド(Marathon Asset Management Limited)
    新規の大量保有報告
    4.27%
    -1.01pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+28%、1株純資産は14期で−4%。直近期のROEは20.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月6946315.315.936.4
2014年3月7750815.918.846.7
2015年3月8455315.824.844.3
2016年3月8759715.120.745.3
2017年3月9062214.720.645.8
2018年3月9667214.822.551.0
2019年3月10171814.520.449.8
2020年3月4136511.318.049.1
2021年3月83442.3134.1
2022年3月6036716.917.255.8
2023年3月6139016.218.756.1
2024年3月6840717.018.556.1
2025年3月7943118.917.755.6
2026年3月8944620.118.662.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額509百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約15倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
安藤之弘代表取締役会長兼 最高経営責任者(CEO)7913,863,000
瀬田大代表取締役社長兼 最高執行責任者(COO)5914,201,000
山中雅文取締役副社長 統括本部長7140,000
池田浩照常務取締役6569,000
西島悦子取締役66
高橋尚男取締役65
曽和信子取締役63
後藤健一常勤監査役66
三宅惠司監査役71
小川淳監査役66
新美幸夫取締役616,000
三上正裕取締役5416,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)423396103473118
社外取締役936364

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容941字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 USSグループは、当社、子会社7社および関連会社2社で構成されており、オートオークションを中心に事業を行っております。その主な事業内容および当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、これらはセグメントの区分と同一であります。 オートオークション(当社を含む5社) 当社は中古自動車取扱事業者を会員とするオートオークションを運営しております。また、当社は専用端末(USS JAPAN)およびインターネット(CIS)を通じたオートオークション接続サービスならびに中古自動車情報サービスを行っております。連結子会社である株式会社ユー・エス物流は、オートオークションの出品車・落札車の陸送取次および出品車引廻しを行っております。連結子会社である株式会社USSサポートサービスは、オートオークション会員向けに金融サービス等を行っております。連結子会社である株式会社ジャパンバイクオークションは、中古二輪車取扱事業者を会員とするバイクオークションを運営しております。 関連会社であるJBA Philippines,Inc.は、フィリピン国内において中古自動車取扱事業者を会員とするオートオークションを運営しております。 中古自動車等買取販売(2社) 連結子会社である株式会社ラビット・カーネットワークは、中古自動車の買取販売事業を行っております。連結子会社である株式会社リプロワールドは、事故現状車の買取販売事業を行っております。 リサイクル(2社) 連結子会社である株式会社アビヅは、廃自動車・金属スクラップ等のリサイクル事業を行っております。連結子会社である株式会社SMARTは、設備・プラント処分元請事業を行っております。 その他(当社を含む3社) 当社は太陽光発電システムによる売電事業を行っております。連結子会社である株式会社USSサポートサービスおよび関連会社であるSBIオートサポート株式会社は、一般消費者向けのオートローン事業等を行っております。 (注)上記には重要性の乏しい以下の事業は記載しておりません。 ・当社が行う売電事業 ・関連会社であるJBA Philippines,Inc.およびSBIオートサポート株式会社
経営方針・対処すべき課題2,146字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてUSSグループが判断したものです。 (会社の経営理念) USSグループは、「1.公正な市場の創造、2.会員との共生、3.消費者への奉仕、4.株主への還元、5.社員の尊重、6.地域への貢献」を企業理念として掲げ、中古車流通総合企業として社会に貢献し、お客様や社会に信頼される企業を目指しております。 (会社の経営の基本方針) 「Challenge to Next Stage」 -USSは中古車流通業界をリードする総合企業に変わります- ① 社会に貢献できる中古車流通総合企業を目指します ② お客様や社会に信頼される企業を目指します ③ グループ総合力により変化に対応できる企業を目指します ④ 将来のUSSグループを担う自立した人材を育成します ⑤ 株主を重視した経営を行います (目標とする経営指標) 健全な財務体質を維持し、資本効率を重視した経営を標榜し、自己資本当期純利益率(ROE)を重要な経営指標として捉え、中期的に20%以上の水準を目指してまいります。また、配当に関する基本方針である連結配当性向を60%以上、2026年3月期から2028年3月期までの株主還元方針として、総還元性向100%以上を掲げております。 (中長期的な会社の経営戦略) USSグループは、会社の経営の基本方針に「Challenge to Next Stage」を掲げ、以下の重点課題に取り組んでまいります。 ① 社会に貢献できる中古車流通総合企業を目指します ・ 最新の技術を開発・導入することにより、公正かつ透明性の高いオークションを運営します。 ・ インターネットなどのチャネルを拡充し、全国共通のサービスを提供します。 ・ 地球環境を守るため廃車の適正処理を行い、リサイクル事業を強化します。 ② お客様や社会に信頼される企業を目指します ・ オークション運営の質を向上し、全国共通のサービスを提供します。 ・ IT管理体制を再構築し、災害対策も含め情報セキュリティを強化します。 ③ グループ総合力により変化に対応できる企業を目指します ・ グループ会社間の連携を強化し、事業環境の変化に対応します。 ・ 中古車オークションを軸にして、他企業との連携を積極的に推進します。 ・ 新事業に積極的に取り組みます。 ④ 将来のUSSグループを担う自立した人材を育成します ・ 社員の自立を促す新たな人事制度を導入します。 ・ 教育・研修制度を充実させ、将来の経営を担う人材を育成します。 ⑤ 株主を重視した経営を行います ・ 株主への利益還元を最重要課題の一つとして認識します。 ・ 配当に関する基本方針である連結配当性向を60%以上、2026年3月期から2028年3月期までの3か年に おける株主還元方針として、総還元性向を100%以上とします。 これらの活動を通して、USSグループはさらなる事業成長を達成し、中古車流通業界をリードする総合企業を目指します。 (優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題) 当社は、中長期の経営目標であるオートオークション市場シェア50%(2025年暦年実績43.2%)の達成に向け、事業ポートフォリオの見直しを行い、オートオークション事業への集中投資を進めてまいります。 まず、2026年1月の横浜会場での新築建替えオープンを皮切りに、全国最大級の出品台数を誇る東京会場、西日本最大規模のHAA神戸会場など、主要拠点においてオークション会場の新築建替え、最新鋭のセリシステムへの一新、出品車両ヤードの拡張など、大規模な成長投資を実行してまいります。あわせて、出品手続や車両検査のデジタル化を推進するため、オークション業務に関する基幹システムを再構築し、DX(デジタルトランスフォーメーション)を徹底して推進することで、会員利便性の向上と当社業務の効率化に取り組んでまいります。これらの施策により、オートオークション市場における当社の競争優位性をさらに高め、安定的かつ持続的な成長基盤の構築を図ってまいります。 また、中古自動車等買取販売事業、リサイクル事業、オートローン事業についても、オートオークション事業との相乗効果を図りながら、市場環境の変動に左右されず中長期にわたり安定的に収益を確保できる事業体制への再構築を目指してまいります。 資本効率については、2026年3月期から中期経営目標である自己資本利益率(ROE)を15%以上から20%以上へと引き上げており、今後も継続いたします。(2026年3月期ROE実績20.1%) また、株主還元方針についても、2026年3月期に連結配当性向を従来の55%以上から60%以上へ引き上げるとともに、2026年3月期から2028年3月期までの3か年では総還元性向100%以上を掲げております。 さらに、キャッシュ・フロー創出力を重視したM&Aや他業種企業との連携も機動的に推進し、グループ全体の企業価値向上に努めてまいります。
事業等のリスク3,482字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 USSグループの経営成績、株価および財務状況等に影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてUSSグループが判断したものであります。 (公的規制等) USSグループは、国内において、古物営業法、環境・リサイクル関連法等の法的規制の適用を受けております。USSグループにおきましては、法的手続きによる権利の保全にも万全を期しておりますが、将来において、現在予測し得ない法的規制が設けられる可能性があり、これらの法的規制に係る指摘を受けた場合、USSグループの事業活動が制限されるおそれがあり、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (会員およびオークション参加の勧誘および確保について) USSグループの事業にとって、新会員の勧誘、既存会員の確保、会員のオークション参加促進は重要な施策となります。しかし、下記の場合などには、これらの施策に支障が生じる可能性があります。 ・ 競合他社がUSSグループの提供しないサービス、施設または便益を提供する場合 ・ オークション会場での出品台数・成約率が競合他社と比べて低い場合 ・ 役員および従業員の行為がUSSグループの評判に悪影響を与える場合 ・ 大口出品業者が、何らかの理由で他の販路を選ぶ場合 (出品車両の調達について) オートオークション事業はオークション出品車両の調達に大きく依存しており、車両の供給が不足する場合には、最適な規模でのオークション開催ができない可能性があります。 現状、出品車両の調達は大口出品業者にある程度依存しており、USSグループはこれらの業者の参加促進のために、手数料の大口割引制度を実施しています。将来USSグループが手数料などの条件を変更した場合には、これらの大口出品業者等の出品台数に影響を与える可能性があります。また、今後とも必要な出品台数を確保できるという保証はなく、これが事業および経営成績に影響を与える可能性があります。 (成約率の低下について) USSグループは、過去において成約率(オークション出品車両のうち売買契約が締結された割合)の低下を経験しています。成約率の低下は、出品台数に影響を与える可能性があります。 (既存設備拡張の限界について) USSグループの既存設備における事業拡張については、必要とする駐車スペースの確保等の面で能力に限界があります。駐車スペースの拡張には、土地の購入、賃借または立体駐車場の建設など、大規模な設備投資が必要となります。 (新しい施設に関連するリスクについて) USSグループはオークション会場の新設ならびに同業者の買収により事業を拡大しておりますが、今後とも事業拡大のために、会場の新設、同業者の買収や提携を進める可能性があります。このような事業拡大には下記のようなリスクをともないます。 ・ 新設や買収したオークション会場で十分な量の会員または出品車両を確保できない可能性があります。 ・ 買収や合併に際しては、偶発債務もしくは簿外債務、経営上の問題、権利の瑕疵など、不確実な要因が残る場合があります。 ・ 事業の拡張によって拡大、複雑化する組織を適切に監督するため、当社の経営負担は増大する可能性があります。 ・ オークション会場の拡張や移転をするためには、当局による各種許認可を取得する必要があります。これらの許認可の取得に支障が生じた場合には、計画を遅延または中止しなくてはならない可能性があります。 (資産の減損) 企業買収などにより取得したのれんをはじめ、USSグループの保有する減損会計の対象となる資産について、将来キャッシュ・フローにより資産の帳簿価額を回収できないと判断される場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上することになります。保有資産に係る将来キャッシュ・フローの見込みにより、減損損失を計上することとなった場合、USSグループの事業展開、経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (市場全体の成長の限界について) 現在、日本における自動車流通市場は成熟しており、成長の余地は大きくはないものと考えられます。USSグループの事業は、オートオークションの利用者にとって有益な自動車流通システムを開発し、これを浸透させることが重要でありますが、USSグループが競合他社を凌ぎ、市場シェアを拡大することができない場合には、収益の減少、成長率の低下等に結びつく可能性があります。 これまでUSSグループは各営業地域のオークション会場において高いシェアを確保してきました。しかし、競合他社が積極的な事業の拡大を行ったり、合併や提携を進めた場合、これらの企業がUSSグループにとって対抗できない大規模な施設、サービス、その他便益を提供する可能性があります。一方、自動車メーカー等がその系列販売会社の流通網を活用し、新たな中古自動車の流通形態を構築したときには、強力な競争相手となり得ます。競争の激化はUSSグループの成長性、収益性に悪影響を与えかねません。またUSSグループが設定する手数料および各種料金は、常に競合他社よりも低水準であるという保証はありません。 (急激な技術革新について) 現車オークション、専用端末およびインターネットを通じたオークション情報提供に関しては、急激な技術革新と顧客の需要の変化が市場の特徴となっており、USSグループの将来の成功は、急激な技術革新、サービス競争の激化、需要レベルの高度化に対応していくことができるか否かによって決まります。しかしながらこれらの変化に順応できない場合、USSグループの事業、財政状態および業績は影響を受ける可能性があります。さらに競合するオークション会場が一層高度な電子商取引技術等を広範に取り入れた場合、USSグループはその対応のために相当な出費を余儀なくされる可能性があります。これらの出費はUSSグループの財源を圧迫し、事業計画の変更や、財政状態および業績に影響を与えるということもあり得ます。また、USSグループがこれらの技術を利用した競争力のあるサービスの提供を行うことができるという保証はありません。 (USSグループの集中管理について) 当社の連結対象子会社の管理業務全般は、当社統括本部にて集中管理をしており、データのバックアップをとるなどの対策を講じているものの、システムに何らかの支障が生じた場合には、業務に影響を与える可能性があります。 (会員情報の管理について) USSグループのオークションは会員制オークションであり、会員の多くは中古自動車販売業を営んでおります。これらの会員の情報は、個人情報が含まれているため、個人情報保護方針に基づき厳正に管理をしておりますが、万一、漏洩した場合には、USSグループに対する信用の失墜につながり、業績に影響を与える可能性があります。 (自然災害、事故災害に関するリスクについて) 地震、台風、津波等の自然災害や火災等の事故災害が発生し、USSグループの拠点等が被災した場合、その一部または全部の操業が中断し、サービスの提供や販売ができなくなる可能性があります。また、被災した建物、設備等を復旧するために多額の費用が発生するおそれもあり、その結果、USSグループの事業、財政状態および業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (パンデミックに関するリスクについて) USSグループは、オークション会員や従業員の健康と安全確保を最優先とし、事業継続に必要な対策を講じてまいりますが、政府および地方自治体からの要請や指導等によっては、対面サービスをすべて休止し、インターネット等を活用した外部落札型オークションへ切り替える可能性や、オークション運営を休催または停止する可能性があります。 また、新車販売台数の低迷や、中古車輸出の仕向地における国境封鎖などによる中古車輸出台数の減少が国内のオークション取引を急激に縮小させる可能性があります。 併せて、USSグループのオークション会員が感染症の影響により財政状態が悪化し、その結果、事業継続が困難となった場合、安定的に推移していた取引の消失や債権の回収が困難となる可能性があります。 ただし、これらはすべてのリスクを網羅したものではなく、記載した事項以外の予見しがたいリスクも存在します。
経営成績の分析 (MD&A)8,041字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態および経営成績の状況 当連結会計年度における国内自動車流通市場は、前年度に発生した国内自動車メーカーの認証試験不正問題にともなう出荷停止が解消されたものの、国内の新車販売が伸び悩んだことから、新車登録台数(軽自動車含む)は4,533千台(前期比0.9%減)となりました。 中古車登録台数(軽自動車含む)は、前期を上回ったものの、新車登録台数の減少などの影響により、6,507千台(前期比0.6%増)となりました。((一社)日本自動車販売協会連合会、(一社)全国軽自動車協会連合会調べ) 中古車輸出市場は、主にアフリカ、スリランカ向けの台数が増加したことにより、1,738千台(前期比10.1%増)となりました。(財務省貿易統計調べ) オートオークション市場における出品台数は8,013千台(前期比5.1%増)、成約台数は5,532千台(前期比4.4%増)、成約率は69.0%(前期実績69.5%)となりました。((株)ユーストカー調べ) このような経営環境の中、USSグループの当連結会計年度における経営成績は、売上高113,854百万円(前期比9.5%増)、営業利益59,847百万円(前期比10.4%増)、経常利益60,590百万円(前期比10.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益41,360百万円(前期比9.9%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 オートオークション オートオークションの出品台数は3,504千台(前期比9.4%増)、成約台数は2,347千台(前期比9.4%増)、成約率は67.0%(前期実績67.0%)となり、出品台数および成約台数が増加したことに加え、専用端末を使用してオークションに参加する「USS JAPAN」の落札手数料の改定により、オークション手数料収入が増加したことなどから増収増益となりました。 この結果、オートオークションのセグメントは、外部顧客に対する売上高89,702百万円(前期比9.6%増)、営業利益58,584百万円(前期比10.0%増)となりました。 中古自動車等買取販売 中古自動車買取専門店「ラビット」は、オークション相場が高水準で推移したことにより増収となったものの、販売台数が減少したことなどから増収減益となりました。 事故現状車買取販売事業は、販売台数が減少した一方、台当たり粗利益が増加したことなどから減収増益となりました。 この結果、中古自動車等買取販売のセグメントは、外部顧客に対する売上高12,470百万円(前期比1.4%減)、営業利益380百万円(前期比37.7%増)となりました。 リサイクル 資源リサイクル事業は、非鉄金属相場が上昇基調で推移した一方、減価償却費が増加したことなどから増収減益となりました。なお、2025年11月にプラスチックリサイクル工場で火災が発生しましたが、一部の設備を除き稼働を再開しております。 プラントリサイクル事業は、大規模な解体工事の受注件数が増加したことなどから増収増益となりました。 この結果、リサイクルのセグメントは、外部顧客に対する売上高10,292百万円(前期比22.4%増)、営業利益673百万円(前期比24.1%増)となりました。 財政状態の分析状況は、次のとおりであります。 (資産) 当連結会計年度末の資産合計は270,130百万円となり、前連結会計年度末と比較して2,782百万円増加しました。これは主に、有価証券が3,000百万円減少した一方、建物及び構築物(純額)が5,493百万円増加したことによるものです。 (負債) 負債合計は59,163百万円となり、前連結会計年度末と比較して829百万円減少しました。これは主に、未払法人税等が696百万円、支払手形及び買掛金が387百万円増加した一方、オークション借勘定が2,012百万円減少したことによるものです。 (純資産) 純資産合計は210,966百万円となり、前連結会計年度末と比較して3,612百万円増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益を41,360百万円計上した一方、剰余金の配当を22,475百万円実施したことに加え、自己株式の取得により16,000百万円減少したことによるものです。 なお、自己株式の消却およびファシリティ型自己株式取得の調整取引により、資本剰余金が76百万円、利益剰余金が39,208百万円、自己株式が39,285百万円それぞれ減少しております。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して15,786百万円減少し、88,933百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は43,913百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益60,578百万円(前期比10.2%増)、法人税等の支払額18,313百万円(前期比11.4%増)によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果支出した資金は21,271百万円となりました。これは主に、定期預金の純増加額10,000百万円(前期比400.0%増)、有形固定資産の取得による支出9,353百万円(前期比237.5%増)、無形固定資産の取得による支出1,685百万円(前期比12.4%増)によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果支出した資金は38,428百万円となりました。これは主に、配当金の支払額22,475百万円(前期比14.1%増)、自己株式の取得による支出16,000百万円(前期比60.0%増)によるものです。 ③生産、受注および販売の実績 当連結会計年度における実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 (a) オートオークション (1) オートオークションの実績 区分   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   増減率(%) 出品台数(台)   3,202,002   3,504,437   9.4 成約台数(台)   2,145,158   2,347,566   9.4 成約率(%)   67.0   67.0   - 成約車両金額(百万円)   2,587,517   2,946,756   13.9 開催回数(回)   882   882   0.0 (注)成約車両金額は、オートオークションによる成約(落札)車両取扱高であり、車両代金(消費税等を含まず)の総額であります。 (2) 登録会員数   (単位:社) 区分   前連結会計年度末 (2025年3月31日現在)   当連結会計年度末 (2026年3月31日現在)   増減率(%) 現車オートオークション登録会員数   48,160   49,176   2.1 USS JAPAN登録会員数   1,964   1,946   △0.9 CIS登録会員数   35,148   36,279   3.2 (3) 1台当たり手数料の実績   (単位:円) 区分   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   増減率(%) 出品手数料   5,782   5,696   △1.5 成約手数料   8,760   8,549   △2.4 落札手数料   14,232   14,855   4.4 (注)1.出品手数料および成約手数料につきましては、大口出品会員に対する手数料割戻制度を有しており、割戻後の金額を記載しております。 2.上記手数料につきましては、連結相殺前の数値をもとに算出しております。 (4) JBAバイクオークションの実績 区分   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   増減率(%) 出品台数(台)   143,209   158,902   11.0 成約台数(台)   122,530   131,280   7.1 成約率(%)   85.6   82.6   - 開催回数(回)   98   98   0.0 (5) 販売(営業収益)の実績 ① 種類別販売(営業収益)の実績   (単位:百万円) 区分   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   増減率(%) 出品手数料   18,416   19,877   7.9 成約手数料   18,675   19,970   6.9 落札手数料   30,511   34,856   14.2 バイクオークション手数料   1,172   1,297   10.7 商品売上高   2,375   2,335   △1.7 その他の営業収入   10,691   11,364   6.3 合計   81,843   89,702   9.6 (注)1.顧客との契約から生じる収益およびそれ以外の収益を区分して記載しておりません。 2.バイクオークション手数料は、株式会社ジャパンバイクオークションが運営するバイクオークションの手数料であります。 ② 会場別販売(営業収益)の実績   (単位:百万円) 区分   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   増減率(%) 名古屋会場   11,257   12,423   10.4 九州会場   5,559   6,466   16.3 東京会場   18,784   20,616   9.8 岡山会場   1,731   1,875   8.3 静岡会場   2,322   2,242   △3.4 札幌会場   3,583   3,792   5.8 埼玉会場   1,318   1,530   16.1 群馬会場   1,369   1,472   7.5 東北会場   1,583   1,822   15.1 大阪会場   4,297   4,497   4.6 福岡会場   717   835   16.6 横浜会場   5,003   5,338   6.7 R-名古屋会場   2,123   2,353   10.8 神戸会場   2,358   2,728   15.7 北陸会場   392   450   14.7 新潟会場   991   1,139   15.0 JAA会場   1,198   1,256   4.9 HAA神戸会場   6,836   7,805   14.2 物流サービス   524   561   7.2 USS JAPAN   1,183   1,305   10.3 CIS   7,066   7,408   4.8 金融サービス   267   270   0.8 バイクオークション   1,372   1,506   9.8 合計   81,843   89,702   9.6 (注)1.顧客との契約から生じる収益およびそれ以外の収益を区分して記載しておりません。 2.HAA神戸会場には四国会場の営業収益を含めております。 (b) 中古自動車等買取販売 (1) 中古自動車買取店舗数   (単位:店舗) 区分   前連結会計年度末 (2025年3月31日現在)   当連結会計年度末 (2026年3月31日現在)   増減率(%) 直営店   16   18   12.5 フランチャイズ店   125   124   △0.8 合計   141   142   0.7 (2) 種類別販売(営業収益)の実績   (単位:百万円) 区分   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   増減率(%) 中古自動車買取販売   7,307   7,432   1.7 事故現状車買取販売   5,344   5,038   △5.7 合計   12,651   12,470   △1.4 (c) リサイクル 種類別販売(営業収益)の実績   (単位:百万円) 区分   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   増減率(%) 資源リサイクル   5,362   5,957   11.1 プラントリサイクル   3,044   4,334   42.3 合計   8,407   10,292   22.4 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点によるUSSグループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、連結財務諸表に基づいて分析したものであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針および見積り USSグループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成には、決算日における資産・負債の報告数値、各連結会計年度における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りおよび仮定の設定を行っております。主にのれん、貸倒引当金、退職給付に係る負債、繰延税金資産等に対して、継続して評価を行っており、これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果と異なる場合があります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容 国内自動車流通市場において新車登録台数が前年を下回ったものの、中古車登録台数が増加したほか、中古車輸出市場において主にアフリカ、スリランカ向けの台数が増加するなど、国内外における日本の中古車の需要は堅調に推移しました。主力会場である東京会場、名古屋会場、HAA神戸会場の出品台数の増加などにより、USSグループのオートオークションの出品台数は3,504千台(前期比9.4%増)、成約台数は2,347千台(前期比9.4%増)、成約率は67.0%(前期実績67.0%)となりました。また、専用端末を使用してオークションに参加する「USS JAPAN」の落札手数料の改定によりオークション手数料収入が増加したほか、プラントリサイクル事業において大規模な解体工事の受注件数が増加したことなどから、USSグループの当連結会計年度の売上高は、前期と比較して9,832百万円増加し、113,854百万円(前期比9.5%増)となりました。 売上原価は、前期と比較して3,203百万円増加し、42,402百万円(前期比8.2%増)となりました。増加した主な要因は、オートオークションにおいて出品車引廻しおよび会場警備に係る業務委託費が増加したほか、プラントリサイクル事業において大規模な解体工事の受注件数が増加したことによるものです。 販売費及び一般管理費は、前期と比較して988百万円増加し、11,603百万円(前期比9.3%増)となりました。増加した主な要因は、オートオークションにおいて横浜会場の新築建替えにともなう不動産取得税など租税公課、および人件費が増加したことによるものです。 以上の結果、当連結会計年度の営業利益は、前期と比較して5,641百万円増加し、59,847百万円(前期比10.4%増)となりました。 営業外収益は、不動産賃貸料604百万円などにより933百万円、営業外費用は191百万円となりました。 特別利益は497百万円、特別損失は509百万円となりました。 以上の結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前期と比較して3,724百万円増加し、41,360百万円(前期比9.9%増)となりました。 USSグループの資本の財源および資金の流動性につきましては、次のとおりです。 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して15,786百万円減少し、88,933百万円となりました。これは、営業活動により得られた資金43,913百万円に対して、定期預金の増加および有形固定資産の取得など投資活動により支出した資金21,271百万円、配当金の支払いおよび自己株式の取得など財務活動により支出した資金38,428百万円によるものであります。 なお、USSグループは、必要な運転資金および設備投資資金について自己資金または銀行借入により調達するものとし、当連結会計年度末における有利子負債残高は2,098百万円であります。 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、次のとおりです。 当連結会計年度の業績は、2026年2月10日に公表した業績予想に対して、売上高は1,954百万円の増加(1.7%増)、営業利益は1,847百万円の増加(3.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,360百万円の増加(3.4%増)となりました。この主な要因は以下のとおりです。 売上高は、オートオークションにおいて出品台数および成約台数が増加したことから予想を上回りました。 営業利益および親会社株主に帰属する当期純利益は、オートオークションにおいて売上高が増加したことから予想を上回りました。 当社の目標とする経営指標である自己資本当期純利益率(ROE)は予想を上回る20.1%となりました。 2026年3月期 (予想)   2026年3月期 (実績)   増減   増減率(%) 出品台数(台)   3,440,000   3,504,437   64,437   1.9 成約台数(台)   2,270,000   2,347,566   77,566   3.4 成約率   66.0%   67.0%   1.0ポイント   - 売上高(百万円)   111,900   113,854   1,954   1.7 営業利益(百万円)   58,000   59,847   1,847   3.2 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円)   40,000   41,360   1,360   3.4 自己資本当期純利益率(ROE)   19.5%   20.1%   0.6ポイント   - (注)2026年3月期(予想)は2026年2月10日に発表した予想であります。 セグメントごとの財政状態および経営成績の状況に関する認識ならびに分析・検討内容は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態および経営成績の状況」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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