概要
東計電算は川崎市に本社を置く独立系情報サービス企業である。自治体向け業務システムを主力とし、住民情報系や税務系のシステム開発・運用保守を手がける。連結売上高208億円、従業員820名(2025年12月期)であり、営業利益率30%超の高収益体質を持つ。
自治体向けシステムに特化した事業構造
東計電算は自治体向けの業務システム開発・運用保守を中核事業とする。住民情報系システムや税務システムなど、官公庁特有の業務を熟知したシステムエンジニア(SE)を多数擁する。高い市場シェアと継続的な保守契約により、売上の大半がストック収入となっている。
情報処理・ソフトウェア開発が売上の9割を占める
セグメント別では、情報処理・ソフトウェア開発業務が売上高187億円(2025年12月期)と全体の約90%を占める。内訳はシステム運用、ソフトウェア開発、ファシリティサービスの3本柱である。営業利益58億円と利益率は30%を超え、収益の基盤となっている。
機器販売とリースが補完する収益源
機器販売業務では、自社開発システムに必要なサーバーやパソコン、周辺機器を顧客に販売する。取扱メーカーは日本電気、富士通、キヤノンなどである。リース等その他業務では、子会社イースタンリースがOA機器のリース・レンタルを手がけ、不動産賃貸も行う。両セグメントの売上は合計約21億円と小規模だが、安定した利益をもたらす。
業種別SEによる差別化と組織体制
同社は創業以来「業種別組織」を採用し、原則として組織間異動を行わない人事方針をとる。これにより、SEは特定業種の業務ノウハウを深く蓄積し、競合との差別化を図っている。自社データセンターによる運用支援も強みで、顧客の業務特性を理解した提案力を支える。
安定した収益基盤と高い利益率
2025年12月期の営業利益は62億円、経常利益72億円、親会社株主に帰属する当期純利益53億円と過去最高を更新した。営業利益率は30%を超え、独立系情報サービス企業として極めて高い水準にある。キャッシュフローも安定しており、営業活動によるCFは64億円のプラスを計上した。
業界の中での役割は情報処理・ソフトウェア開発業界におけるシステムインテグレーター。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 情報処理・ソフトウェア開発業務 | 187億円 | 89.5% | 58億円 | 31.0% |
| 機器販売業務 | 18億円 | 8.6% | 4億円 | 22.2% |
| リース等その他の業務 | 4億円 | 1.9% | 1億円 | 25.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01金融・公共主力
情報処理・ソフトウェア開発業務を中核に、システム運用、ファシリティサービス、機器販売、リースなどを提供する。親会社であるアップワードと連携し、地域密着型のサービスを展開している。
- ソフトウェア開発
- 顧客の業務要件に応じたシステムの設計・開発・保守を行う。勘定系システムなど、ミッションクリティカルな分野に強い。
- システム運用
- 顧客のシステムを安定稼働させるための運用・監視・保守サービス。
- ファシリティサービス
- データセンターやサーバールームなどの設備運用・管理サービス。
02その他準主力
開発したシステムに必要なハードウェアを顧客に販売する。また、関係会社がOA機器のリース・レンタル業務や不動産の賃貸業務を行っている。
製品と技術
自治体向け住民情報・税務システム
東計電算の主力製品は自治体向けの住民情報系システムと税務システムである。これらのパッケージ商品は、長年の自治体業務ノウハウを基に開発され、多くの地方公共団体で採用されている。システムの開発・導入に加え、継続的な運用保守サービスも提供する。
AI機能内蔵による省人化対応
各プロダクトにおいて、入力・判断・照合・問い合わせ対応等を支援するAI機能の内蔵化を推進している。これにより、人手不足に悩む自治体の業務効率化に貢献する。また、AIツールを自社のソフトウェア開発業務にも導入し、品質維持・向上とコスト削減を図っている。
ハードウェア販売と周辺機器
機器販売業務では、自社開発システムに必要なハードウェアを顧客に販売する。取り扱う製品は日本電気、富士通、キヤノンなどのオフィスサーバー、パーソナルコンピュータ、プリンター、周辺機器が中心である。ハードウェアの更新需要に応じて売上は変動するが、システムとの一体販売により顧客基盤を強化している。
データセンター運用支援サービス
自社データセンターを保有し、システムの運用支援サービスを提供する。これにより、顧客は基幹システムの安定稼働を委託できる。運用業務は情報処理・ソフトウェア開発業務の主要な収益源の一つであり、継続的な契約収入を生む。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
情報処理で中堅、高収益安定成長
東計電算は情報・通信業に属し、売上高約200億円と業界内では中堅規模。直近の営業利益率は28.6%(2024/12期)と非常に高く、同業他社(VRAlN Solution、Cocoliveなど)に比べて収益性で優位。システム開発・運用サービスを主力とし、特定業界に特化した高付加価値サービスを提供している可能性が高い。安定的な高収益体質が強みだが、売上高が横ばい傾向にあり、成長鈍化が課題。
強み
- 営業利益率28.6%と、同業他社を大きく上回る収益性を実現。
- 直近2期の売上高がほぼ横ばいで、需要が安定している。
- 情報処理サービスで特定顧客層に深耕し、高い継続率を維持。
- 高収益に支えられ、財務体質が堅固で投資余力がある。
課題
- 売上高が伸び悩み、新規需要開拓が急務。
- 同業他社との差別化が必要だが、市場は競争が激しい。
- IT人材不足の中、優秀な人材の確保・育成が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字が東計電算
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3765ガンホー・オンライン・エンターテイメント | 1,783億円 | 56.7倍 |
| 2 | 4776サイボウズ | 1,601億円 | 18.2倍 |
| 3 | 3778さくらインターネット | 1,495億円 | 672.3倍 |
| 4 | 9601松竹 | 1,472億円 | 27.7倍 |
| 5 | 4180Appier Group | 1,363億円 | 40.5倍 |
| 6 | 4746東計電算 | 1,316億円 | 22.1倍 |
| 7 | 9889JBCCホールディングス | 1,194億円 | 19.5倍 |
| 8 | 4432ウイングアーク1st | 1,159億円 | 17.8倍 |
| 9 | 3762テクマトリックス | 1,068億円 | 18.7倍 |
| 10 | 5253カバー | 1,050億円 | 35.6倍 |
| 11 | 7595アルゴグラフィックス | 1,040億円 | 4.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 0件
創業と「コンピューターとニーズの仲介役」の精神
東計電算は創業の精神として「コンピューターとニーズの仲介役」を掲げる。これは顧客の経営課題に対して適切なITソリューションを提案する姿勢を示す。創業年次は開示されていないが、この精神を基に業種別組織を採用し、専門SEの育成を進めてきた。
業種別SE体制の確立と組織の固定
同社は長年にわたり業種別組織を採用し、原則として組織間異動を行わない人事方針を貫いている。これによりSEは特定業種の業務を深く理解し、高い専門性を蓄積してきた。この体制が競合との差別化につながり、現在の強固な収益基盤を築く要因となった。
タイ現地法人設立(2012年)
平成24年7月(2012年)、タイに現地法人TOUKEI (THAILAND) CO., LTD.を設立した。目的は生産拠点を海外にシフトする日系企業に対応するためである。同社は非連結子会社として、海外でのシステム開発業務を担っている。
中国拠点の清算と業務委託への転換(2025年)
令和7年5月(2025年)、非連結子会社であった大連東計軟件有限公司を清算した。同社は中国でのオフショア開発拠点として機能していたが、中国市場の変化に伴い経営資源の集中・効率化を図るため清算を決定した。今後は協力会社の大連海科軟件有限公司へ業務を全面的に委託する。この清算による連結財務諸表への影響は軽微である。
親会社アップワードとの関係
東計電算の親会社は株式会社アップワードである。連結グループには子会社2社(イースタンリース、TOUKEI (THAILAND))と関連会社1社(ファインシステム)が含まれる。ファインシステムはソフトウェア開発業務の一部を受託している。
AI導入による業務効率化への取り組み
近年、人手不足を背景に省人化や業務統廃合の需要が高まる中、同社は各プロダクトにAI機能の内蔵化を段階的に進めている。具体的には入力・判断・照合・問い合わせ対応等を支援するAIを組み込み、運用負荷の低減を図る。一方で、AIへの過度な依存が専門SEの育成を阻害しないよう注意を払う方針である。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高218億84百万円
- 経常利益78億79百万円
- 親会社株主に帰属する当期純利益55億1百万円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
業種別SEによる専門性の深化
顧客業種に特化したSEがシステム開発・導入を繰り返し経験し、業務ノウハウを蓄積するとともに、パッケージ商品の開発と強化を進める。組織間異動を行わないことで専門性を高め、競合との差別化を図る。
- 02
AI機能の内蔵化と省人化対応
人手不足や事業統廃合の需要に対応し、各プロダクトに入力・判断・照合・問い合わせ対応等を支援するAI機能を段階的に内蔵し、運用負荷低減と付加価値向上を進める。
- 03
AIツール導入による業務効率化
自社のソフトウェア開発やシステム運用支援業務においてAIツールを導入し、品質維持・向上とコスト削減を進める。ただし、ノウハウ・機密漏洩リスクや過度な依存による経験不足に留意する。
- 04
専門SE育成への注力
AIへの過度な依存が専門性蓄積を妨げないよう、競争力の源泉である専門SEの育成に改めて注力。業務の本質を理解した提案力と品質責任を完遂できる人材を継続的に輩出する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で820人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は634万円で、9期前と比べて+9.9%。平均年齢は39.7歳、平均勤続年数は14.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 753 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 800 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 799 | — |
| 2019年12月 | 577 | 38.9 | 13.0 | 802 | — |
| 2020年12月 | 572 | 39.0 | 13.0 | 814 | — |
| 2021年12月 | 574 | 38.6 | 13.0 | 827 | — |
| 2022年12月 | 580 | 39.1 | 13.0 | 830 | — |
| 2023年12月 | 593 | 39.6 | 14.0 | 832 | — |
| 2024年12月 | 611 | 39.5 | 14.0 | 825 | 679 |
| 2025年12月 | 634 | 39.7 | 14.0 | 820 | 768 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内㈱アップワード神奈川県川崎市中原区 · その他の関係会社議決権52.4%
- 国内イースタンリース㈱東京都千代田区 · 連結子会社議決権99.9%
- 調達6,980万円2022(令和4)年国民生活基礎調査 調査票受付・審査・データ入力業務厚生労働省 · 2022-05-23
- 調達5,150万円新型コロナウイルス感染症感染拡大防止・医療提供体制確保支援補助金に係る実績報告書の審査・データ入力等業務一式厚生労働省 · 2022-11-16
- 調達4,639万円データ入力委託業務(区分2)国税庁 · 2020-03-26
- 調達4,450万円令和6年医師・歯科医師・薬剤師統計 届出票データ入力及び画像ファイル作成等業務厚生労働省 · 2025-03-12
- 調達3,170万円患者調査 受付・審査・データ入力等一式厚生労働省 · 2017-10-31
- 調達900万円賃金構造基本統計調査の調査票入力等業務厚生労働省 · 2023-06-05
- 調達830万円賃金構造基本統計調査の調査票入力等業務一式厚生労働省 · 2024-05-17
- 調達180万円給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表プリント及び裁断業務国税庁 · 2016-06-29
- 調達176万円給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表プリント及び裁断業務国税庁 · 2015-08-19
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は208億円、営業利益は63億円。前期と比べると増収増益で、売上が+6.1%、利益が+12.5%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 219億円 | 208億円 |
| 営業利益 | 68億円 | 63億円 |
| 純利益 | 86億円 | 54億円 |
| 1株あたり配当 | — | ¥173 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は108億円、営業利益は33億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+9.1%、営業利益は+10.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 48 | 12 | 25.0 | 9 |
| 2023年2Q | 42 | 11 | 26.2 | 9 |
| 2023年3Q | 49 | 13 | 26.5 | 11 |
| 2023年4Q | 57 | — | — | 11 |
| 2024年1Q | 48 | 13 | 27.1 | 10 |
| 2024年2Q | 47 | 12 | 25.5 | 11 |
| 2024年4Q | 101 | 31 | 30.7 | 24 |
| 2025年2Q | 99 | 30 | 30.3 | 25 |
| 2025年4Q | 109 | 33 | 30.3 | 29 |
| 2026年2Q | 108 | 33 | 30.6 | 29 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年12月期からの14期で、売上は114億円から208億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は30.3%。純利益は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 114 | — | 19 | — | 12 |
| 2013年12月 | 121 | — | 23 | — | 14 |
| 2014年12月 | 121 | — | 24 | — | 14 |
| 2015年12月 | 129 | — | 26 | — | 17 |
| 2016年12月 | 126 | — | 27 | — | 18 |
| 2017年12月 | 134 | — | 29 | — | 20 |
| 2018年12月 | 149 | — | 32 | — | 22 |
| 2019年12月 | 153 | — | 37 | — | 26 |
| 2020年12月 | 158 | — | 33 | — | 25 |
| 2021年12月 | 168 | — | 42 | — | 30 |
| 2022年12月 | 176 | — | 52 | — | 34 |
| 2023年12月 | 196 | — | 57 | — | 40 |
| 2024年12月 | 196 | 56 | 65 | 28.6 | 45 |
| 2025年12月 | 208 | 63 | 73 | 30.3 | 54 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高208億円のうち、営業利益として残るのは63億円で30.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は54億円、売上の26.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金54.8%114億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.4%32億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益30.3%63億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが64億円、投資CFが−36億円で、差し引きのフリーCFは28億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は28億円で、売上の1.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 20 | −11 | −3 | 9 | 16 |
| 2013年12月 | 19 | −11 | −6 | 8 | 18 |
| 2014年12月 | 21 | −20 | −4 | 1 | 15 |
| 2015年12月 | 22 | −18 | −4 | 4 | 15 |
| 2016年12月 | 19 | −17 | −5 | 2 | 11 |
| 2017年12月 | 23 | −13 | −6 | 10 | 15 |
| 2018年12月 | 28 | −16 | −7 | 12 | 20 |
| 2019年12月 | 19 | −15 | −8 | 4 | 15 |
| 2020年12月 | 25 | −15 | −10 | 10 | 16 |
| 2021年12月 | 49 | −16 | −29 | 33 | 20 |
| 2022年12月 | 45 | −18 | −14 | 27 | 33 |
| 2023年12月 | 50 | −36 | −17 | 14 | 30 |
| 2024年12月 | 37 | −17 | −29 | 20 | 22 |
| 2025年12月 | 64 | −36 | −22 | 28 | 28 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は632億円。このうち返さなくてよい自己資本が505億円で、自己資本比率は79.6%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 159 | 133 | 26 | 83.6 |
| 2013年12月 | 180 | 149 | 31 | 82.6 |
| 2014年12月 | 205 | 165 | 40 | 80.0 |
| 2015年12月 | 216 | 179 | 37 | 82.7 |
| 2016年12月 | 228 | 194 | 34 | 84.8 |
| 2017年12月 | 262 | 216 | 46 | 82.6 |
| 2018年12月 | 274 | 226 | 48 | 82.1 |
| 2019年12月 | 323 | 262 | 61 | 81.2 |
| 2020年12月 | 335 | 271 | 64 | 80.8 |
| 2021年12月 | 348 | 285 | 63 | 81.9 |
| 2022年12月 | 354 | 293 | 61 | 82.5 |
| 2023年12月 | 417 | 341 | 76 | 81.5 |
| 2024年12月 | 497 | 403 | 94 | 80.8 |
| 2025年12月 | 632 | 505 | 127 | 79.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で605社中43位あたり、逆に低いのは売上成長率で605社中377位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥7,040で、1年前と比べて+86.0%。過去52週の値幅のなかでは93%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 22.1倍 |
| PER (会社予想) | 59.0倍 |
| PBR | 2.18倍 |
| 配当利回り | 2.46% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は1日で17.76%上昇し6630円。25日線4883.6円を約35.8%上回り、52週高値6630円に到達。1ヶ月で45.39%上昇、1年で67.93%上昇。RSIは88.84と高水準。出来高は8月5日に1万500株と低調だが、株価は最高値更新。上昇トレンドが強い。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
PER16.8倍は同業平均30.0倍を大きく下回り、割安。PBR1.74倍も平均3.48倍の半分程度。ROE11.9%と収益性は良好で、配当利回り3.49%は平均3.46%と同等。業績は増収増益基調にあるが、配当性向57.8%と余裕があり、今後の増配も期待できる。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 22.1倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 59.0倍 | — |
| PBR | 2.18倍 | 2.96倍 |
| ROE | 11.9% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
強気派は、自治体システムの安定需要と高収益体質(営業利益率30%超)を評価。PER16.8倍、配当利回り3.5%とバリュエーションも魅力的。弱気派は、自治体予算依存による成長の頭打ちや、クラウド化による競争激化リスクを指摘。1年で株価は30%上昇しており、期待先取りの懸念も。
- 高収益・高配当
営業利益率30%超、配当利回り3.5%と魅力的。
- 安定需要
自治体のIT投資は景気に左右されにくい。
- スイッチングコスト
一度導入されると他社への乗り換えが困難。
- 2025年12月期営業利益63億円と過去最高予想2025年12月期影響強
FY2024 56億円→FY2025 63億円(+12.5%)、高収益企業
- 営業利益率30.3%と業界トップクラス通年影響中
FY2024 28.6%→FY2025 30.3%、1.7pt改善で収益性向上
- 純利益54億円と増益基調継続2025年12月期影響中
FY2024 45億円→FY2025 54億円(+20%)、順調な増益
- PBR1.74倍と割安感(ROE11.9%)継続影響弱
ROE11.9%に対してPBR1.74倍は割安、改善余地
- 成長鈍化リスク
自治体市場は成熟、成長余地が限定的。
- 競争激化
クラウド型システムの登場で競合が増加。
- 業績の踊り場
2024年12月期売上高横ばい、成長が停滞。
- 売上高成長率が前期比6.1%と鈍化通年影響中
FY2024 196億円→FY2025 208億円、増収率は限定的
- 情報サービス業界の競争激化継続影響中
システム開発需要の変動や価格競争が利益率を下押し
- 人材確保難による労務費上昇不定影響中
ITエンジニア不足で人件費増加、利益率低下リスク
- 配当利回り3.49%は増配期待薄継続影響弱
配当性向約59%、現状維持の可能性高くサプライズ乏しい
- 受注高/受注残
- 将来の収益を占う先行指標。
- 営業利益率
- 高収益維持は競争力の証。
- 顧客満足度/継続率
- スイッチングコストの強さを確認。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり173円で、前期から+38.4%。いまの株価に対する利回りは2.46%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 35 | — | 35.3 |
| 2017年12月 | 40 | 14.3 | 36.5 |
| 2018年12月 | 45 | 12.5 | 37.2 |
| 2019年12月 | 55 | 22.2 | 39.6 |
| 2020年12月 | 55 | 0.0 | 46.3 |
| 2021年12月 | 80 | 45.5 | 48.8 |
| 2022年12月 | 95 | 18.8 | 49.8 |
| 2023年12月 | 110 | 15.8 | 49.6 |
| 2024年12月 | 125 | 13.6 | 49.8 |
| 2025年12月 | 173 | 38.4 | 57.8 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥173
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ7,680人。区分でいちばん多いのは事業法人で64.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が67.5%を占め、残る32.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 67.7 | 69.5 | 70.3 | 70.6 | 71.4 | 64.0 |
| 個人・その他 | 18.9 | 22.2 | 22.0 | 21.3 | 20.5 | 27.2 |
| 自己株式 | 1.2 | 4.8 | 4.7 | 4.6 | 4.3 | 3.9 |
| 金融機関 | 9.7 | 4.4 | 4.0 | 4.3 | 4.8 | 3.5 |
| 外国法人 | 3.3 | 3.6 | 3.4 | 3.0 | 2.7 | 3.3 |
| 証券会社 | 0.4 | 0.3 | 0.3 | 0.7 | 0.6 | 1.9 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社アップワード | 50.27 |
| 02 | 東京濾器株式会社 | 7.52 |
| 03 | 光通信KK投資事業有限責任組合 | 4.32 |
| 04 | 日本総合住生活株式会社 | 4.12 |
| 05 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 2.69 |
| 06 | CACEIS BANK, LUXEMBOURG BRANCH/AIF CLIENTS ASSETS (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部) | 1.73 |
| 07 | 光通信株式会社 | 1.25 |
| 08 | 東計電算社員持株会 | 0.54 |
| 09 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 0.50 |
| 10 | CACEIS BANK/QUINTET LUXEMBOURG SUB AC/UCITS CUSTOMERS ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部) | 0.47 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-16光通信株式会社新規の大量保有報告6.42%+0.65pt
- 2026-05-18東京濾器株式会社新規の大量保有報告4.31%-3.21pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+137%、1株純資産は14期で+94%。直近期のROEは11.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 126 | 1,444 | 8.8 | 9.6 | 35.6 |
| 2013年12月 | 149 | 1,637 | 9.7 | 10.0 | 30.2 |
| 2014年12月 | 158 | 1,808 | 9.2 | 11.1 | 34.8 |
| 2015年12月 | 188 | 1,956 | 10.0 | 11.9 | 34.7 |
| 2016年12月 | 199 | 2,111 | 9.8 | 10.3 | 35.3 |
| 2017年12月 | 221 | 2,351 | 9.9 | 14.8 | 36.5 |
| 2018年12月 | 243 | 2,450 | 10.1 | 12.8 | 37.2 |
| 2019年12月 | 140 | 1,424 | 10.5 | 12.7 | 39.6 |
| 2020年12月 | 136 | 1,464 | 9.4 | 16.0 | 46.3 |
| 2021年12月 | 165 | 1,599 | 10.8 | 14.9 | 48.8 |
| 2022年12月 | 191 | 1,641 | 11.8 | 13.5 | 49.8 |
| 2023年12月 | 223 | 1,904 | 12.6 | 15.5 | 49.6 |
| 2024年12月 | 252 | 2,246 | 12.1 | 16.7 | 49.8 |
| 2025年12月 | 300 | 2,802 | 11.9 | 13.5 | 57.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/12期の役員報酬は総額109百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 甲田英毅 | 会長(代表取締役) | — | 26,000 |
| 古閑祐二 | 社長執行役員(代表取締役)デジタルサービス営業部、カスタマーサポート営業部、DCマネジメント部、DCオペレーション部、システム運用2部・3部、総務部、経理部、人事部担当 | — | 9,000 |
| 佐野真樹 | 専務執行役員(取締役)製造システム営業部、ロジスティクスシステム営業本部、ロジスティクスシステム営業1部・2部・3部、百貨店ソリューション営業部担当 | — | 20,000 |
| 岩月直人 | 常務執行役員(取締役)住宅システム営業部、建設システム営業部、金融システム営業部、不動産賃貸システム営業部担当 | — | 4,000 |
| 脇田淳一 | 常務執行役員(取締役)リテールシステム営業1部・2部、ビル管理システム営業部、施設管理システム開発部、勤怠ソリューション営業部担当 | — | 2,000 |
| 角谷明洋 | 取締役 | — | — |
| 田﨑滋樹 | 取締役 | — | — |
| 齋藤広 | 取締役(常勤監査等委員) | — | — |
| 菅谷雄一 | 取締役(監査等委員) | — | — |
| 磯貝和敏 | 取締役 取締役(監査等委員) | — | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | ストックオプション百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 77 | 19 | 3 | 100 | 25 |
| 取締役(社内) | 1 | 4 | 0 | 0 | 5 | 5 |
| 社外取締役 | 4 | 3 | 0 | — | 4 | 1 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容962字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,681字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,351字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,557字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第57期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第56期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-27
- 半期報告書半期報告書-第56期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第55期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-27
- 半期報告書半期報告書-第55期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第55期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第54期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-27
- 四半期報告書四半期報告書-第54期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第54期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第54期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第53期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-24
- 四半期報告書四半期報告書-第53期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
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