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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

東計電算

Toukei Computer Co.,Ltd.4746 · Standard · 情報・通信業

地方銀行や自治体向けシステム開発が強み。勘定系システムの開発保守で培った技術を、クラウドやモバイル分野に広げている。

概要

東計電算は川崎市に本社を置く独立系情報サービス企業である。自治体向け業務システムを主力とし、住民情報系や税務系のシステム開発・運用保守を手がける。連結売上高208億円、従業員820名(2025年12月期)であり、営業利益率30%超の高収益体質を持つ。

自治体向けシステムに特化した事業構造

東計電算は自治体向けの業務システム開発・運用保守を中核事業とする。住民情報系システムや税務システムなど、官公庁特有の業務を熟知したシステムエンジニア(SE)を多数擁する。高い市場シェアと継続的な保守契約により、売上の大半がストック収入となっている。

情報処理・ソフトウェア開発が売上の9割を占める

セグメント別では、情報処理・ソフトウェア開発業務が売上高187億円(2025年12月期)と全体の約90%を占める。内訳はシステム運用、ソフトウェア開発、ファシリティサービスの3本柱である。営業利益58億円と利益率は30%を超え、収益の基盤となっている。

機器販売とリースが補完する収益源

機器販売業務では、自社開発システムに必要なサーバーやパソコン、周辺機器を顧客に販売する。取扱メーカーは日本電気、富士通、キヤノンなどである。リース等その他業務では、子会社イースタンリースがOA機器のリース・レンタルを手がけ、不動産賃貸も行う。両セグメントの売上は合計約21億円と小規模だが、安定した利益をもたらす。

業種別SEによる差別化と組織体制

同社は創業以来「業種別組織」を採用し、原則として組織間異動を行わない人事方針をとる。これにより、SEは特定業種の業務ノウハウを深く蓄積し、競合との差別化を図っている。自社データセンターによる運用支援も強みで、顧客の業務特性を理解した提案力を支える。

安定した収益基盤と高い利益率

2025年12月期の営業利益は62億円、経常利益72億円、親会社株主に帰属する当期純利益53億円と過去最高を更新した。営業利益率は30%を超え、独立系情報サービス企業として極めて高い水準にある。キャッシュフローも安定しており、営業活動によるCFは64億円のプラスを計上した。

業界の中での役割は情報処理・ソフトウェア開発業界におけるシステムインテグレーター。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
208億円
営業利益
63億円
営業利益率
30.3%
純利益
54億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
情報処理・ソフトウェア開発業務187億円89.5%58億円31.0%
機器販売業務18億円8.6%4億円22.2%
リース等その他の業務4億円1.9%1億円25.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01金融・公共主力

情報処理・ソフトウェア開発業務を中核に、システム運用、ファシリティサービス、機器販売、リースなどを提供する。親会社であるアップワードと連携し、地域密着型のサービスを展開している。

主な製品・サービス3
ソフトウェア開発
顧客の業務要件に応じたシステムの設計・開発・保守を行う。勘定系システムなど、ミッションクリティカルな分野に強い。
システム運用
顧客のシステムを安定稼働させるための運用・監視・保守サービス。
ファシリティサービス
データセンターやサーバールームなどの設備運用・管理サービス。

02その他準主力

開発したシステムに必要なハードウェアを顧客に販売する。また、関係会社がOA機器のリース・レンタル業務や不動産の賃貸業務を行っている。

製品と技術

自治体向け住民情報・税務システム

東計電算の主力製品は自治体向けの住民情報系システムと税務システムである。これらのパッケージ商品は、長年の自治体業務ノウハウを基に開発され、多くの地方公共団体で採用されている。システムの開発・導入に加え、継続的な運用保守サービスも提供する。

AI機能内蔵による省人化対応

各プロダクトにおいて、入力・判断・照合・問い合わせ対応等を支援するAI機能の内蔵化を推進している。これにより、人手不足に悩む自治体の業務効率化に貢献する。また、AIツールを自社のソフトウェア開発業務にも導入し、品質維持・向上とコスト削減を図っている。

ハードウェア販売と周辺機器

機器販売業務では、自社開発システムに必要なハードウェアを顧客に販売する。取り扱う製品は日本電気、富士通、キヤノンなどのオフィスサーバー、パーソナルコンピュータ、プリンター、周辺機器が中心である。ハードウェアの更新需要に応じて売上は変動するが、システムとの一体販売により顧客基盤を強化している。

データセンター運用支援サービス

自社データセンターを保有し、システムの運用支援サービスを提供する。これにより、顧客は基幹システムの安定稼働を委託できる。運用業務は情報処理・ソフトウェア開発業務の主要な収益源の一つであり、継続的な契約収入を生む。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

情報処理で中堅、高収益安定成長

東計電算は情報・通信業に属し、売上高約200億円と業界内では中堅規模。直近の営業利益率は28.6%(2024/12期)と非常に高く、同業他社(VRAlN Solution、Cocoliveなど)に比べて収益性で優位。システム開発・運用サービスを主力とし、特定業界に特化した高付加価値サービスを提供している可能性が高い。安定的な高収益体質が強みだが、売上高が横ばい傾向にあり、成長鈍化が課題。

強み

  • 営業利益率28.6%と、同業他社を大きく上回る収益性を実現。
  • 直近2期の売上高がほぼ横ばいで、需要が安定している。
  • 情報処理サービスで特定顧客層に深耕し、高い継続率を維持。
  • 高収益に支えられ、財務体質が堅固で投資余力がある。

課題

  • 売上高が伸び悩み、新規需要開拓が急務。
  • 同業他社との差別化が必要だが、市場は競争が激しい。
  • IT人材不足の中、優秀な人材の確保・育成が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字が東計電算

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13765ガンホー・オンライン・エンターテイメント1,783億円56.7倍
24776サイボウズ1,601億円18.2倍
33778さくらインターネット1,495億円672.3倍
49601松竹1,472億円27.7倍
54180Appier Group1,363億円40.5倍
64746東計電算1,316億円22.1倍
79889JBCCホールディングス1,194億円19.5倍
84432ウイングアーク1st1,159億円17.8倍
93762テクマトリックス1,068億円18.7倍
105253カバー1,050億円35.6倍
117595アルゴグラフィックス1,040億円4.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 0件

創業と「コンピューターとニーズの仲介役」の精神

東計電算は創業の精神として「コンピューターとニーズの仲介役」を掲げる。これは顧客の経営課題に対して適切なITソリューションを提案する姿勢を示す。創業年次は開示されていないが、この精神を基に業種別組織を採用し、専門SEの育成を進めてきた。

業種別SE体制の確立と組織の固定

同社は長年にわたり業種別組織を採用し、原則として組織間異動を行わない人事方針を貫いている。これによりSEは特定業種の業務を深く理解し、高い専門性を蓄積してきた。この体制が競合との差別化につながり、現在の強固な収益基盤を築く要因となった。

タイ現地法人設立(2012年)

平成24年7月(2012年)、タイに現地法人TOUKEI (THAILAND) CO., LTD.を設立した。目的は生産拠点を海外にシフトする日系企業に対応するためである。同社は非連結子会社として、海外でのシステム開発業務を担っている。

中国拠点の清算と業務委託への転換(2025年)

令和7年5月(2025年)、非連結子会社であった大連東計軟件有限公司を清算した。同社は中国でのオフショア開発拠点として機能していたが、中国市場の変化に伴い経営資源の集中・効率化を図るため清算を決定した。今後は協力会社の大連海科軟件有限公司へ業務を全面的に委託する。この清算による連結財務諸表への影響は軽微である。

親会社アップワードとの関係

東計電算の親会社は株式会社アップワードである。連結グループには子会社2社(イースタンリース、TOUKEI (THAILAND))と関連会社1社(ファインシステム)が含まれる。ファインシステムはソフトウェア開発業務の一部を受託している。

AI導入による業務効率化への取り組み

近年、人手不足を背景に省人化や業務統廃合の需要が高まる中、同社は各プロダクトにAI機能の内蔵化を段階的に進めている。具体的には入力・判断・照合・問い合わせ対応等を支援するAIを組み込み、運用負荷の低減を図る。一方で、AIへの過度な依存が専門SEの育成を阻害しないよう注意を払う方針である。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高218億84百万円
  • 経常利益78億79百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益55億1百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    業種別SEによる専門性の深化

    顧客業種に特化したSEがシステム開発・導入を繰り返し経験し、業務ノウハウを蓄積するとともに、パッケージ商品の開発と強化を進める。組織間異動を行わないことで専門性を高め、競合との差別化を図る。

  2. 02

    AI機能の内蔵化と省人化対応

    人手不足や事業統廃合の需要に対応し、各プロダクトに入力・判断・照合・問い合わせ対応等を支援するAI機能を段階的に内蔵し、運用負荷低減と付加価値向上を進める。

  3. 03

    AIツール導入による業務効率化

    自社のソフトウェア開発やシステム運用支援業務においてAIツールを導入し、品質維持・向上とコスト削減を進める。ただし、ノウハウ・機密漏洩リスクや過度な依存による経験不足に留意する。

  4. 04

    専門SE育成への注力

    AIへの過度な依存が専門性蓄積を妨げないよう、競争力の源泉である専門SEの育成に改めて注力。業務の本質を理解した提案力と品質責任を完遂できる人材を継続的に輩出する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で820人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は634万円で、9期前と比べて+9.9%平均年齢は39.7歳、平均勤続年数は14.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月753
2017年12月800
2018年12月799
2019年12月57738.913.0802
2020年12月57239.013.0814
2021年12月57438.613.0827
2022年12月58039.113.0830
2023年12月59339.614.0832
2024年12月61139.514.0825679
2025年12月63439.714.0820768

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率28.6%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)61.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
本社 — 川崎市中原区1,620百万円
情報処理・ソフトウェア開発業務、機器販売業務
野川事業所 — 川崎市宮前区862百万円
情報処理・ソフトウェア開発業務、機器販売業務
新川崎事業所 — 川崎市幸区810百万円
情報処理・ソフトウェア開発業務、機器販売業務
東京事業所 — 東京都千代田区672百万円
情報処理・ソフトウェア開発業務、機器販売業務、リース等その他の業務
中原事業所 — 川崎市中原区627百万円
リース等その他の業務
川崎第1事業所 — 川崎市中原区269百万円
情報処理・ソフトウェア開発業務、機器販売業務
川崎第2事業所 — 川崎市中原区235百万円
情報処理・ソフトウェア開発業務、機器販売業務
名古屋事業所 — 名古屋市中村区201百万円
情報処理・ソフトウェア開発業務、機器販売業務
立川事業所 — 東京都立川市176百万円
情報処理・ソフトウェア開発業務、機器販売業務
主な関係会社
  • 国内
    ㈱アップワード
    神奈川県川崎市中原区 · その他の関係会社
    議決権52.4%
  • 国内
    イースタンリース㈱
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権99.9%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    2022(令和4)年国民生活基礎調査 調査票受付・審査・データ入力業務
    厚生労働省 · 2022-05-23
    6,980万円
  • 調達
    新型コロナウイルス感染症感染拡大防止・医療提供体制確保支援補助金に係る実績報告書の審査・データ入力等業務一式
    厚生労働省 · 2022-11-16
    5,150万円
  • 調達
    データ入力委託業務(区分2)
    国税庁 · 2020-03-26
    4,639万円
  • 調達
    令和6年医師・歯科医師・薬剤師統計 届出票データ入力及び画像ファイル作成等業務
    厚生労働省 · 2025-03-12
    4,450万円
  • 調達
    患者調査 受付・審査・データ入力等一式
    厚生労働省 · 2017-10-31
    3,170万円
  • 調達
    賃金構造基本統計調査の調査票入力等業務
    厚生労働省 · 2023-06-05
    900万円
  • 調達
    賃金構造基本統計調査の調査票入力等業務一式
    厚生労働省 · 2024-05-17
    830万円
  • 調達
    給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表プリント及び裁断業務
    国税庁 · 2016-06-29
    180万円
  • 調達
    給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表プリント及び裁断業務
    国税庁 · 2015-08-19
    176万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は208億円営業利益63億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.1%、利益が+12.5%。

売上高
+6.1%
208億円
営業利益
+12.5%
63億円
純利益
+20.0%
54億円
営業利益率
30.3%
前期比 +1.7%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高219億円208億円
営業利益68億円63億円
純利益86億円54億円
1株あたり配当¥173

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は108億円、営業利益は33億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+9.1%、営業利益は+10.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q481225.09
2023年2Q421126.29
2023年3Q491326.511
2023年4Q5711
2024年1Q481327.110
2024年2Q471225.511
2024年4Q1013130.724
2025年2Q993030.325
2025年4Q1093330.329
2026年2Q1083330.629

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は114億円から208億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は30.3%。純利益は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月1141912
2013年12月1212314
2014年12月1212414
2015年12月1292617
2016年12月1262718
2017年12月1342920
2018年12月1493222
2019年12月1533726
2020年12月1583325
2021年12月1684230
2022年12月1765234
2023年12月1965740
2024年12月196566528.645
2025年12月208637330.354

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高208億円のうち、営業利益として残るのは63億円30.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は54億円、売上の26.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金54.8%114億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.4%32億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益30.3%63億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
45.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+21.9pt
30.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+19.3pt
26.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.2pt
11.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが64億円、投資CFが−36億円で、差し引きのフリーCFは28億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は28億円で、売上の1.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月20−11−3916
2013年12月19−11−6818
2014年12月21−20−4115
2015年12月22−18−4415
2016年12月19−17−5211
2017年12月23−13−61015
2018年12月28−16−71220
2019年12月19−15−8415
2020年12月25−15−101016
2021年12月49−16−293320
2022年12月45−18−142733
2023年12月50−36−171430
2024年12月37−17−292022
2025年12月64−36−222828

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は632億円。このうち返さなくてよい自己資本が505億円で、自己資本比率は79.6%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月1591332683.6
2013年12月1801493182.6
2014年12月2051654080.0
2015年12月2161793782.7
2016年12月2281943484.8
2017年12月2622164682.6
2018年12月2742264882.1
2019年12月3232626181.2
2020年12月3352716480.8
2021年12月3482856381.9
2022年12月3542936182.5
2023年12月4173417681.5
2024年12月4974039480.8
2025年12月63250512779.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
28億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
320億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
11億円
在庫として抱えている分
負債合計
127億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率605社中43位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中377位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
11.9%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
30.3%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
79.6%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.1%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.5%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥7,040で、1年前と比べて+86.0%過去52週の値幅のなかでは93%の位置にある。

¥7,040-1.7%1ヶ月+25.0%1年+86.0%時価総額1,316億円
過去52週の値幅
安値¥3,800高値¥7,270

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)22.1倍
PER (会社予想)59.0倍
PBR2.18倍
配当利回り2.46%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1日で17.76%上昇し6630円。25日線4883.6円を約35.8%上回り、52週高値6630円に到達。1ヶ月で45.39%上昇、1年で67.93%上昇。RSIは88.84と高水準。出来高は8月5日に1万500株と低調だが、株価は最高値更新。上昇トレンドが強い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER16.8倍は同業平均30.0倍を大きく下回り、割安。PBR1.74倍も平均3.48倍の半分程度。ROE11.9%と収益性は良好で、配当利回り3.49%は平均3.46%と同等。業績は増収増益基調にあるが、配当性向57.8%と余裕があり、今後の増配も期待できる。

指標この会社業種平均
PER (実績)22.1倍47.9倍
PER (予想)59.0倍
PBR2.18倍2.96倍
ROE11.9%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、自治体システムの安定需要と高収益体質(営業利益率30%超)を評価。PER16.8倍、配当利回り3.5%とバリュエーションも魅力的。弱気派は、自治体予算依存による成長の頭打ちや、クラウド化による競争激化リスクを指摘。1年で株価は30%上昇しており、期待先取りの懸念も。

プラスに働く材料7
  • 高収益・高配当

    営業利益率30%超、配当利回り3.5%と魅力的。

  • 安定需要

    自治体のIT投資は景気に左右されにくい。

  • スイッチングコスト

    一度導入されると他社への乗り換えが困難。

  • 2025年12月期営業利益63億円と過去最高予想2025年12月期影響

    FY2024 56億円→FY2025 63億円(+12.5%)、高収益企業

  • 営業利益率30.3%と業界トップクラス通年影響

    FY2024 28.6%→FY2025 30.3%、1.7pt改善で収益性向上

  • 純利益54億円と増益基調継続2025年12月期影響

    FY2024 45億円→FY2025 54億円(+20%)、順調な増益

  • PBR1.74倍と割安感(ROE11.9%)継続影響

    ROE11.9%に対してPBR1.74倍は割安、改善余地

マイナスに働く材料7
  • 成長鈍化リスク

    自治体市場は成熟、成長余地が限定的。

  • 競争激化

    クラウド型システムの登場で競合が増加。

  • 業績の踊り場

    2024年12月期売上高横ばい、成長が停滞。

  • 売上高成長率が前期比6.1%と鈍化通年影響

    FY2024 196億円→FY2025 208億円、増収率は限定的

  • 情報サービス業界の競争激化継続影響

    システム開発需要の変動や価格競争が利益率を下押し

  • 人材確保難による労務費上昇不定影響

    ITエンジニア不足で人件費増加、利益率低下リスク

  • 配当利回り3.49%は増配期待薄継続影響

    配当性向約59%、現状維持の可能性高くサプライズ乏しい

次の決算で確かめる点
受注高/受注残
将来の収益を占う先行指標。
営業利益率
高収益維持は競争力の証。
顧客満足度/継続率
スイッチングコストの強さを確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり173で、前期から+38.4%いまの株価に対する利回りは2.46%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥173
1株あたり
配当利回り
2.46%
いまの株価に対して
配当性向
57.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月3535.3
2017年12月4014.336.5
2018年12月4512.537.2
2019年12月5522.239.6
2020年12月550.046.3
2021年12月8045.548.8
2022年12月9518.849.8
2023年12月11015.849.6
2024年12月12513.649.8
2025年12月17338.457.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥173

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ7,680人。区分でいちばん多いのは事業法人64.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が67.5%を占め、残る32.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
事業法人67.769.570.370.671.464.0
個人・その他18.922.222.021.320.527.2
自己株式1.24.84.74.64.33.9
金融機関9.74.44.04.34.83.5
外国法人3.33.63.43.02.73.3
証券会社0.40.30.30.70.61.9
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社アップワード50.27
02東京濾器株式会社7.52
03光通信KK投資事業有限責任組合4.32
04日本総合住生活株式会社4.12
05日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)2.69
06CACEIS BANK, LUXEMBOURG BRANCH/AIF CLIENTS ASSETS (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)1.73
07光通信株式会社1.25
08東計電算社員持株会0.54
09株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.50
10CACEIS BANK/QUINTET LUXEMBOURG SUB AC/UCITS CUSTOMERS ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)0.47

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-07-16
    光通信株式会社
    新規の大量保有報告
    6.42%
    +0.65pt
  • 2026-05-18
    東京濾器株式会社
    新規の大量保有報告
    4.31%
    -3.21pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+137%、1株純資産は14期で+94%。直近期のROEは11.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月1261,4448.89.635.6
2013年12月1491,6379.710.030.2
2014年12月1581,8089.211.134.8
2015年12月1881,95610.011.934.7
2016年12月1992,1119.810.335.3
2017年12月2212,3519.914.836.5
2018年12月2432,45010.112.837.2
2019年12月1401,42410.512.739.6
2020年12月1361,4649.416.046.3
2021年12月1651,59910.814.948.8
2022年12月1911,64111.813.549.8
2023年12月2231,90412.615.549.6
2024年12月2522,24612.116.749.8
2025年12月3002,80211.913.557.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/12期の役員報酬は総額109百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
甲田英毅会長(代表取締役)26,000
古閑祐二社長執行役員(代表取締役)デジタルサービス営業部、カスタマーサポート営業部、DCマネジメント部、DCオペレーション部、システム運用2部・3部、総務部、経理部、人事部担当9,000
佐野真樹専務執行役員(取締役)製造システム営業部、ロジスティクスシステム営業本部、ロジスティクスシステム営業1部・2部・3部、百貨店ソリューション営業部担当20,000
岩月直人常務執行役員(取締役)住宅システム営業部、建設システム営業部、金融システム営業部、不動産賃貸システム営業部担当4,000
脇田淳一常務執行役員(取締役)リテールシステム営業1部・2部、ビル管理システム営業部、施設管理システム開発部、勤怠ソリューション営業部担当2,000
角谷明洋取締役
田﨑滋樹取締役
齋藤広取締役(常勤監査等委員)
菅谷雄一取締役(監査等委員)
磯貝和敏取締役 取締役(監査等委員)

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円ストックオプション百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)47719310025
取締役(社内)140055
社外取締役43041

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容962字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、㈱東計電算(当社)と、子会社2社並びに関連会社1社、及び親会社である㈱アップワードにより構成されており、情報処理・ソフトウェア開発業務(ソフトウェア開発業務・システム運用業務・ファシリティサービス業務)、機器販売業務、リース等その他の業務を営んでおります。 なお、次の各業務は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 また、当社の親会社である㈱アップワードと当社グループとの取引関係等については、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表注記事項(関連当事者情報)」に記載のとおりであります。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 情報処理・ソフトウェア開発業務 非持分法適用関連会社ファインシステム㈱は、ソフトウェア開発業務を行っており、当社は同社に対しソフトウェア開発業務の一部を委託しております。 非連結子会社TOUKEI(THAILAND)CO.,LTD.は、生産拠点を海外にシフトする日系企業に対応するため、平成24年7月タイの現地法人として設立いたしました。 機器販売業務 当社グループの開発したシステムに必要なハードウェアを顧客に販売しております。 取扱商品は、日本電気㈱、富士通㈱、キヤノン㈱等のオフィスサーバー、パーソナルコンピュータ、その他の周辺機器が中心であります。 リース等その他の業務 連結子会社イースタンリース㈱はOA機器リース・レンタル業務を営んでおります。又、当社は不動産の賃貸業務を行っております。 関連事業の系統図は以下のとおりであります。 (注)非連結子会社であった大連東計軟件有限公司は、令和7年5月をもって清算いたしました。理由としまして、同社はオフショア拠点及び現地ユーザーのサポート等、当社システム開発業務の一部を担ってまいりましたが、中国市場の変化に伴い、経営資源の集中・効率化を図る必要があると判断したためであります。今後、同社の業務は協力会社である大連海科軟件有限公司へ全面的に委託することといたしました。当該清算による当社連結財務諸表への影響は軽微であります。
経営方針・対処すべき課題1,681字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループにおける経営方針につきましては、業務別組織に立脚した業種別SEがその業種におけるシステム開発・導入を繰り返し経験することでその業種固有の業務ノウハウを蓄積するとともに、その経験に基づいたパッケージ商品の開発と強化を進めること、新しいシステム化需要を他のユーザーに展開すること、新たなITを活用した提案を行うことであり、更に会計、人事・給与に関連するシステムを連携させてERPとして提案することであります。今後は、これらの方針を踏襲しつつ、当社の情報システム資産を活用したサービス商品の拡販を図ることであります。 (2)経営環境及び対処すべき課題等 今後の経済情勢につきましては、物価上昇の動向、人手不足の深刻化、金利上昇への警戒感が懸念材料となっております。 当業界におきましても、利上げがユーザー企業の情報化投資計画に及ぼす影響が懸念されるものの、システム開発の需要は今後も根強く存在するものと予想されます。 当社は長年にわたり、業種別組織体制を採用し、原則として組織間異動を行わない人事方針のもと、顧客業種に専門特化したSEを育成してまいりました。専門SEと自社データセンターによる運用支援を特長として事業を展開してきた背景には、「業種別」の方針によって顧客の業務特性を深く理解することが、競合他社との差別化及び優位性につながるという考えがあります。また、創業の精神に掲げる「コンピューターとニーズの仲介役」とは、顧客が抱える経営課題というニーズに対して、適切なITソリューションを提案するということを示しており、業種別SEの豊富な経験こそがより良いITソリューションの提案を可能にすると考えております。 昨今の顧客企業においては人手不足を背景とした省人化や事業・バックオフィス機能の統廃合(集中化)が進み、より少人数で業務をこなすことができる情報システムへの需要が一層高まるものと見込まれます。当社はこの需要に対応するため、各プロダクトにおいて入力・判断・照合・問い合わせ対応等を支援するAI機能の内蔵化を段階的に推進し、運用負荷の低減と付加価値の向上を図ってまいります。もとより弊社は業種別組織と専門SEに立脚した事業を行っており、AIに限らず新しい技術を取り込んだITソリューションを提供していく立場にあると認識しております。 同時に弊社においてもソフトウェア開発業務やシステム運用支援業務においてAIツールの導入により品質の維持・向上とコストの削減を進めてまいります。 一方で、AIに投入するデータには当社のノウハウや顧客の機密情報が含まれる可能性もあるため、実務への展開には慎重な検討が欠かせません。また、もう一つの留意点は、ツールへの過度な依存が社員から実戦的な経験を奪い、ひいては冒頭に掲げた『専門SEの育成』を阻害しかねないことです。技術を使いこなしつつも、それに呑まれない組織のあり方が問われるようになると考えます。 短期的には最新AIの導入による生産性向上を推し進める一方で、中長期的な成長には、あえて遠回りをしてでも社員が経験を積み、能力を磨くための場と時間が不可欠であると考えています。AIへの過度な依存が専門性の蓄積を妨げることのないよう、当社の競争力の源泉である『専門SEの育成』に改めて注力いたします。業務の本質を理解した提案力と、品質への責任を完遂できる人材を、これからも着実に輩出してまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標は、売上高、営業利益、親会社株主に帰属する当期純利益であります。次期の連結業績の見通しにつきまして、売上高は218億84百万円、経常利益は78億79百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は55億1百万円を見込んでおります。
事業等のリスク1,351字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、株価及び財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクは以下のようなものがあります。これらのリスクに対して当社グループは、発生の防止及び発生時における対処について、最善と考えられる施策を行い事業活動に努める方針であります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)当社の事業内容及び業績変動要因について 当社グループは、「情報サービス産業」に属し、情報処理業務(電算機・通信ネットワーク等の運用・保守・管理業務等)、ソフトウェア開発業務(業種別・業務別アプリケーションソフト開発、制御系ソフト開発、グループウェアソフト開発等)、ファシリティ業務(データ入力、キーパンチャー派遣等)、及び当社グループが開発したシステムに必要な機器販売業務等の事業を行っております。 コンピュータ関連技術は、ハードウェア面ではダウンサイジング化、ソフトウェア面ではネットワーク化等技術進歩が急速であります。そのためWeb型のホスティングサービス、ハウジングサービス業務の増加が進んでおり、又それに伴うソフトウェア開発業務売上が増加してくるなど、事業内容が変化してまいりました。今後も、得意先の情報化投資の動向等によっては、当社の業務内容や業績に影響を与える可能性があります。 (2)顧客情報の漏洩について 当社は、事業遂行に関連して、顧客の機密情報を有しております。これらの機密情報については、その管理に万全を期しておりますが、予期せぬ事態により流出する可能性が皆無ではなく、このような事態が生じた場合、当社の社会的信用に影響を与え、その対応のための多額の費用負担や信用力の低下が当社業績に影響を与える可能性があります。 (3)情報ネットワークのセキュリティについて 当社は、ホストコンピュータやサーバーを外部からの物理的侵入が困難な当社所有コンピュータ専用ビル(データセンター)に設置しております。又、インターネットにより外部から社内ネットワークに侵入された場合には重大な障害が発生する事態も想定されるため、インターネットを経由して顧客との間で情報を受付け又は提供するシステムにおいては、インターネットと社内ネットワークの接続ポイントを限定し、認証システムにより許可されたユーザーからの特定データのみ通過させるファイアウォールやルータを設置する等の厳重な管理を実施しております。しかし、セキュリティホール等によりハッカー、クラッカー等が侵入した場合、ネットワークに重大な障害を与える可能性があります。 (4)品質問題について 当社の主な製品はソフトウェアであります。ソフトウェア開発は無形物の製作であるという特性があります。ソフトウェア品質管理ではソフトウェアに要求される品質を経済的に達成するための一定基準を設け、計画・実行・統制を行い、最適な品質を確保できるよう、全力を挙げて取り組んでおりますが、開発時点では予期せぬシステム設計上の瑕疵や不具合或いは、プログラムのバグ等の発生によりユーザーよりクレームや損害賠償請求等を受ける可能性が皆無ではなく、この場合、当社業績に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,557字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、製造業において、米国トランプ政権の関税政策の行方が懸念されておりましたが、合意に向けて交渉が進展するにつれて不透明感が薄らぎ、半導体や生成AI関連の投資が活発となり、景況感は改善に向かいました。一方、非製造業においては、人件費や原材料価格の上昇を販売価格に転嫁する動きが進みましたが、好調なインバウンド需要が追い風となり、小売や対個人サービスを中心に景況感は改善しました。 当業界におきましては、ユーザー企業における情報化投資計画は先行き日銀の利上げの動向などが懸念されるものの、好調な企業業績を背景に業務のIT化、デジタル化への関心度は高く、比較的堅調に推移しました。 このような環境のなかで、当社グループは、システムインテグレータとして、多様化するお客様のニーズに対応し、積極的に営業展開を進めてまいりました。 具体的には、当社の情報システム資産を活用したサービス商品の拡販を重点課題とし、商品化の促進やシステム運用業務売上の拡大に取り組んでまいりました。 以上の結果、当連結会計年度における売上高は208億35百万円(前期比6.1%増)、営業利益62億70百万円(同12.5%増)、経常利益72億99百万円(同13.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益53億74百万円(同19.5%増)となりました。 事業の種類別セグメントの業績は、次のとおりであります。 a.情報処理・ソフトウェア開発業務 当業務は、システム運用、ソフトウェア開発、及びファシリティサービスの3つの業務等であります。 当連結会計年度においては、システム運用業務が堅調に推移したことにより、売上高は187億3百万円(前年同期比4.8%増)、営業利益は58億2百万円(同13.3%増)となりました。 b.機器販売業務 当業務は、当社で開発したシステムに必要なサーバー、パソコン、プリンター、周辺機器等のハードウェアの販売業務であります。 当連結会計年度においては、ハードウェアの入替え需要が堅調に推移したことにより、売上高は17億78百万円(前年同期比21.9%増)、営業利益は4億2百万円(同2.8%増)となりました。 c.リース等その他の業務 当業務は、各種事務用機器のリース、ビル・マンションの不動産賃貸業務であります。 当連結会計年度においては、建設業界向け事務機器レンタル収入が堅調に推移したことにより、売上高は3億53百万円(前年同期比6.8%増)、営業利益は66百万円(同2.4%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 ( 営業活動によるキャッシュ・フロー ) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、64億1百万円の増加となりました。主として、税金等調整前当期純利益78億1百万円等によるものです。 ( 投資活動によるキャッシュ・フロー ) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、35億64百万円の減少となりました。主として、投資有価証券の取得・売却・償還による収支支出29億74百万円及び有形固定資産の取得による支出3億95百万円等によるものです。 ( 財務活動によるキャッシュ・フロー ) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、22億21百万円の減少となりました。主として、配当金の支払額23億71百万円等によるものです。 この結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ6億15百万円増加し、28億26百万円となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 令和7年1月1日 至 令和7年12月31日)   前年同期比(%) 情報処理・ソフトウェア開発業務 (千円)   18,703,350   104.8 合計(千円)   18,703,350   104.8 (注)金額は販売金額によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 b.受注実績 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 令和7年1月1日 至 令和7年12月31日) 受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 情報処理・ソフトウェア開発業務   5,486,919   102.8   1,998,259   113.6 機器販売業務   1,840,530   128.9   88,348   335.4 合計   7,327,449   108.3   2,086,607   116.9 (注)1.金額は販売金額によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.情報処理・ソフトウェア開発業務のうち一部とリース等その他の業務につきましては、継続業務が大半であり、サービス内容も多岐にわたり把握することが困難なため記載を省略しております。 c.販売実績 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 令和7年1月1日 至 令和7年12月31日)   前年同期比(%) 情報処理・ソフトウェア開発業務 (千円)   18,703,350   104.8 機器販売業務(千円)   1,778,521   121.9 リース等その他の業務(千円)   353,785   106.8 合計(千円)   20,835,656   106.1 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績につきまして、当該割合が100分の10以上の相手先が存在しないため、記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態に関する認識及び分析・検討内容 (資産の部) 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べて135億20百万円増加し、632億35百万円となりました。 流動資産は、現金及び預金の増加等により前連結会計年度末に比べて1億79百万円増加して76億10百万円となり、固定資産は、投資有価証券の増加等により前連結会計年度末に比べて133億41百万円増加して556億25百万円となりました。 (負債の部) 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて33億23百万円増加し、127億19百万円となりました。 流動負債は、未払法人税等の増加等により前連結会計年度末に比べて2億24百万円増加して53億26百万円となり、固定負債は、繰延税金負債の増加等により前連結会計年度末に比べて30億99百万円増加して73億92百万円となりました。 (純資産の部) 当連結会計年度末の純資産合計は、その他有価証券評価差額金の増加及び利益剰余金の増加等により前連結会計年度末に比べて101億97百万円増加し、505億16百万円となりました。 b.経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度における売上高は208億35百万円(前期比6.1%増)、営業利益62億70百万円(同12.5%増)、経常利益72億99百万円(同13.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益53億74百万円(同19.5%増)となりました。なお、事業の種類別セグメントの業績は、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは64億1百万円の増加、投資活動によるキャッシュ・フローは35億64百万円の減少、財務活動によるキャッシュ・フローは22億21百万円の減少となりました。 この結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ6億15百万円増加し、28億26百万円となりました。なお、詳細は、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの運転資金需要のうち主たるものは、仕入債務の弁済費用や販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資は、営業用・事務用器具備品等の増設及び更新、業種別パッケージ商品の開発及び拡充、投資有価証券の保有等によるものであります。 なお、保有する投資有価証券のほとんどは純投資目的であり、長期保有を前提として流動性及び安定的な利回りが確保できるかどうかを重視して選別投資しており、上場株式、REIT、市場性のある債券を中心に投資しております。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と財政状態の安定性の確保を基本方針としております。 運転資金の調達につきましては、短期・長期にかかわらず、自己資金でまかなうことを基本としております。 なお、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の期末残高は28億26百万円であります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、当社グループが連結財務諸表の作成に際して採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 当社グループの連結財務諸表作成において、会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 特に以下の事項は、会計上の見積りの判断が財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼすと考えております。 a.ソフトウェア開発契約等における収益の認識 第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 b.工事損失引当金 第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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