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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

SBIグローバルアセットマネジメント

SBI Global Asset Management Co., Ltd.4765 · Prime · サービス業

SBIグループの資産運用会社。投資信託の設定・運用を柱に、金融情報サービスも展開する。

概要

SBIグローバルアセットマネジメントは、SBIグループの中核となる資産運用会社である。公募・私募の投資信託の運用・販売を主軸とし、金融情報提供サービスも手掛ける。2026年3月期の連結売上高は279億円、営業利益52億円、従業員357名。グループ全体の運用資産残高は14兆円を超え、国内資産運用業界で上位に位置する。

二つの報告セグメントで構成される事業構造

当社グループは、アセットマネジメント事業とファイナンシャル・サービス事業の二つの報告セグメントで構成される。アセットマネジメント事業は、公募追加型株式投資信託や私募の債券型投資信託の設定・募集・運用、投資助言・投資顧問・一任業務を行う。ファイナンシャル・サービス事業は、金融情報の収集・分析・提供、投資信託比較分析ツールの提供、株式新聞WEB版の発行、IR支援、セミナー実施などを行う。2026年3月期のセグメント別売上高は、アセットマネジメント事業が263億円(構成比94.5%)、ファイナンシャル・サービス事業が15億円(同5.5%)であり、資産運用が収益の圧倒的な柱である。ファイナンシャル・サービス事業は前期比16%減収となったが、グループ全体の成長を支える情報基盤としての役割を担う。

資産運用残高14兆円を誇る三つの中核子会社

アセットマネジメント事業は、SBIアセットマネジメント株式会社、SBI岡三アセットマネジメント株式会社、レオス・キャピタルワークス株式会社の三つの子会社が中核である。それぞれ異なる成り立ちと得意分野を持ち、SBIアセットマネジメントは低コストの高配当株ファンドシリーズで個人投資家を獲得、SBI岡三アセットマネジメントは「ROBOPROファンド」の高い運用パフォーマンスで資金流入を加速、レオス・キャピタルワークスは未公開株を組み入れる「ひふみクロスオーバーpro」で独自性を発揮する。三社の同時成長により、グループ全体の運用資産残高は2026年3月末時点で14兆円を突破。国内資産運用業界において上位に位置する規模へと躍進した。

親会社SBIグループとの緊密な連携

当社の親会社はSBIホールディングス株式会社であり、同グループ傘下には株式会社SBI証券や株式会社SBI新生銀行など金融関連企業が多数存在する。当社はこれらのグループ企業と緊密な関係を保ち、相互のシナジー効果を追求する。例えば、SBI証券の販売網を通じた投資信託の販売、SBI新生銀行との私募ファンドの提供などが考えられる。グループ全体として「投資家主権の確立」を使命に掲げ、当社はその中核的な資産運用機能を担う。2023年3月には、それまでのブランドである「モーニングスター」を返上し、SBIグループ色を強めた現商号へと変更した。

収益の急拡大と今後の見通し

当社グループの連結売上高は直近14期連続で増収を記録し、2026年3月期には279億円(前期比2.41倍)に達した。営業利益は52億円(同2.27倍)と過去最高を更新、経常利益は17期連続増益となった。この急拡大の背景には、個人投資家の資産形成需要の高まりや新NISAの普及、政府の「資産運用立国」政策がある。また、2025年9月にはSBI岡三アセットマネジメントの株式51%を取得、2025年12月にはレオス・キャピタルワークスを子会社化するなど、組織再編も成長に寄与した。今後の業績は市場環境や運用実績に左右されるが、資産運用残高の拡大ペースは続いている。

業界の中での役割は投資信託運用会社、金融情報サービス提供者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
279億円
営業利益
52億円
営業利益率
18.6%
純利益
31億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01アセットマネジメント主力

公募追加型株式投資信託、私募の債券型投資信託を中心とした投資信託の設定、募集、運用などの投資運用、投資助言サービス、投資顧問、一任業務等を行う。

主な製品・サービス2
投資信託(公募・私募)
公募追加型株式投資信託および私募の債券型投資信託を中心に設定・募集・運用を行う。
投資助言・投資顧問・一任業務
投資運用に関する助言、投資顧問サービス、投資一任契約に基づく運用を行う。

02ファイナンシャル・サービス準主力

金融関連情報の収集・分析・提供、金融機関向けカスタムファンドデータ提供、投資信託比較分析ツールの提供、タブレットアプリケーション・データ販売、暗号資産評価情報、マーケティング・コンサルティング、IR支援、セミナー実施、ライフプラン支援業務等を行う。

主な製品・サービス4
株式新聞WEB版
株式市場の情報を提供するウェブ版新聞サービス。
金融関連情報配信・レポート作成
金融市場に関するニュースや分析レポートの配信サービス。
カスタムファンドデータ提供
金融機関・メディア向けにカスタマイズされたファンドデータの提供。
投資信託比較分析ツール
投資信託の比較・分析を可能にするツールの提供。

製品と技術

個人投資家に支持される高配当株ファンドシリーズ

SBIアセットマネジメントが運用する「SBI日本高配当株式ファンド」シリーズは、低コストと安定的な分配を特徴とする四半期決算型の公募投資信託である。個人投資家の資産形成ニーズを捉え、運用資産残高の拡大を牽引した。このシリーズは、日本株の高配当銘柄に分散投資し、四半期ごとの分配を狙う。類似のファンドと比較して信託報酬が低く設定されており、長期投資家の支持を集めた。2026年3月期には、このシリーズを起点としたファンド群がグループ全体の資金流入の大きな部分を占めた。

独自性の高いROBOPROファンドとひふみクロスオーバーpro

SBI岡三アセットマネジメントの「ROBOPROファンド」は、定量モデルを用いた運用で高いパフォーマンスを実現し、個人投資家からの資金流入を加速させた。一方、レオス・キャピタルワークスの「ひふみクロスオーバーpro」は、未公開株式(プライベートエクイティ)を組み入れる独自性の高い公募投信である。規制緩和の追い風を受け、上場株と非上場株を組み合わせた新たな投資機会を提供する。両ファンドは、それぞれ異なる投資戦略でグループの運用残高拡大に寄与している。

金融情報提供サービスと比較分析ツール

ファイナンシャル・サービス事業では、日刊「株式新聞」のWEB版、金融機関向けカスタムファンドデータ、投資信託比較分析ツールなどを提供する。これらのサービスは、投資家が中立な情報に基づいて投資判断を行うことを支援する。特に投資信託比較分析ツールは、個人投資家や金融機関の販売担当者に広く利用されている。また、暗号資産評価情報の提供や、マーケティング・コンサルティング、IR支援、セミナー実施なども行う。2023年3月の「モーニングスター」ブランド返上後も、自社ブランドで情報サービスを継続している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

資産運用サービスで急拡大、収益性は高水準

同社はサービス業に属し、資産運用サービスを提供している。売上高は2024年3月期の101億円から2026年3月期には279億円と約2.8倍に急拡大し、営業利益率は18%前後と高い水準を維持している。同業他社にはジンジブやイシンなどがあるが、同社の規模と成長性は突出している。拡大する投資需要を捉えた事業展開が奏功しているとみられる。今後は、市場競争の激化と運用成績の変動が課題となる。

強み

  • 売上高が2期で約2.8倍に拡大し、高い成長を実現。
  • 営業利益率18%前後と安定した収益性を確保。
  • 投資需要の高まりを捉えたサービスを展開。
  • 業務規模が大きくなり、シナジー効果が期待できる。

課題

  • 同業他社との競争が激しく、差別化が課題。
  • 市場環境の悪化が運用成績と業績に影響。
  • 専門人材の確保と育成が今後の成長の鍵。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

証券・カード・リースの時価総額近傍。太字がSBIグローバルアセットマネジメント

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18541愛媛銀行1,210億円16.6倍
28707岩井コスモホールディングス1,137億円10.2倍
38739スパークス・グループ1,076億円16.1倍
44819デジタルガレージ999億円76.0倍
58793NECキャピタルソリューション900億円9.8倍
64765SBIグローバルアセットマネジメント888億円22.7倍
78613丸三証券863億円17.0倍
88771イー・ギャランティ778億円22.3倍
98708アイザワ証券グループ698億円20.0倍
109619イチネンホールディングス641億円8.3倍
119552クオンツ総研ホールディングス632億円20.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(証券・カード・リース)に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

金融情報会社としてスタートした1998年

当社の起源は、1998年3月、金融情報の提供を目的として東京都中央区にモーニングスター株式会社として設立されたことに始まる。資本金1,000万円で、米国モーニングスター社のブランドを日本に導入した。2000年6月には大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に上場。当時は投資信託の評価情報を中心としたデータ提供事業が主体であった。この時期の事業基盤が、後の金融情報サービス事業の礎となった。

SBIグループの傘下入りと事業多角化

2003年11月、ソフトバンク・ファイナンスへの第三者割当増資を機に、同社が親会社となる。その後、2004年7月にソフトバンク・インベストメント(現SBIホールディングス)が株式を取得し、SBIグループの一員となった。2005年7月には親会社がSBIホールディングスに商号変更。グループ入り後、2007年4月に株式新聞社を子会社化、2008年4月にはSBIサーチナとSBIアセットマネジメントの株式を取得し、情報サービスと資産運用の両輪を整えた。

資産運用事業の拡大と中間持株会社体制

2015年12月、SBIグローバルアセットマネジメント(当時の商号)が筆頭株主となり、グループ内での資産運用事業が強化される。2019年2月には米国の資産運用会社Carret Asset Managementを子会社化し、国際展開の端緒を開いた。同年12月、SBIアセットマネジメントグループを中間持株会社として、複数の運用子会社をその傘下に集約。これにより、アセットマネジメント事業の管理効率を高めた。

モーニングスター・ブランドからの独立と持株会社化

2022年から2023年にかけて、大きな組織改革が行われた。2022年3月、Carret社を完全子会社化。同年8月、SBIアセットマネジメントがグループ内の運用会社を吸収合併。同年10月には中間持株会社を吸収合併し、純粋持株会社体制へ移行した。2023年3月、モーニングスター・インクとのライセンス契約を80億円で終了し、商号を「SBIグローバルアセットマネジメント」に変更。同時に、ファイナンシャル・サービス事業をウエルスアドバイザー株式会社に継承した。これにより、SBIグループとしての独立性を確立した。

運用残高急増を背景とした組織再編の加速

2025年9月、当社はSBI岡三アセットマネジメントの株式51%を取得し、子会社化。岡三証券グループからの運用会社を取り込み、公募投信のラインアップを拡充した。続く2025年12月には、SBIレオスひふみを吸収合併し、レオス・キャピタルワークス等を傘下に収めた。これにより、2019年から築いてきた運用三社体制が確立。2026年3月期の連結売上高は前期比2.4倍の279億円に急伸し、業界上位の運用会社グループへと成長した。

東京証券取引所プライム市場への移行

当社は2000年の上場以来、東京証券取引所JASDAQ市場に所属していた。2013年の市場統合を経て、2022年4月の市場区分見直しにより、プライム市場に移行した。これにより、機関投資家からの認知度向上やコーポレートガバナンスの強化が期待される。上場以来22年で最上位市場への到達は、事業成長の証左といえる。プライム市場上場企業として、引き続き透明性の高い経営が求められる。

年表34件を開く

1990年代

  • 1998年3月創業金融情報の提供を目的として、東京都中央区日本橋箱崎町にモーニングスター株式会社を設立(資本金10,000千円)

2000年代

  • 2000年6月上場大阪証券取引所(現 株式会社大阪取引所)のナスダック・ジャパン市場(東京証券取引所JASDAQ市場)に上場する
  • 2001年5月投資助言、コンサルティング分野の展開を図るため、100%出資による「モーニングスター・アセット・マネジメント株式会社」を設立し、連結子会社とする
  • 2003年3月本店を東京都港区六本木に移転
  • 2003年11月ソフトバンク・ファイナンス株式会社に対し、4,300株の第三者割当増資を実施する
  • 2004年7月ソフトバンク・ファイナンス株式会社が保有する当社株式全てをソフトバンク・インベストメント株式会社に譲渡し、ソフトバンク・インベストメント株式会社が当社の親会社並びに主要株主となる
  • 2005年7月商号変更ソフトバンク・インベストメント株式会社が商号をSBIホールディングス株式会社に変更し、当社の親会社がSBIホールディングス株式会社となる
  • 2007年4月株式会社株式新聞社を連結子会社とする
  • 2008年4月M&A株式会社株式新聞社を吸収合併
  • 2008年4月SBIサーチナ株式会社およびSBIアセットマネジメント株式会社の株式を取得、連結子会社とする

2010年代

  • 2013年7月上場証券市場の統合により、上場市場が東京証券取引所 JASDAQ市場となる
  • 2013年7月普通株式1株を300株に分割し、1単元100株の単元株制度を導入する
  • 2014年9月M&ASBIサーチナ株式会社と合併する
  • 2015年12月SBIグローバルアセットマネジメント株式会社(現・SBIアセットマネジメントグループ株式会社)が親会社及び主要株主である筆頭株主となる
  • 2019年2月米国の資産運用会社Carret Asset Management LLCの持株会社であるCarret Holdings,Inc.の株式を取得し、2社を子会社にする
  • 2019年4月M&ASBIオルタナティブ・インベストメンツ株式会社を子会社化
  • 2019年12月当社の100%子会社として設立したSBIアセットマネジメント・グループ株式会社にSBIアセットマネジメント株式会社、モーニングスター・アセット・マネジメント株式会社、SBIオルタナティブ・インベストメンツ株式会社、Carret Holdings Inc. Carret Asset Management LLC.の株式を移動し、SBIアセットマネジメント・グループ株式会社をアセットマネジメント事業の中間持株会社とする
  • 2019年12月M&ASBIアセットマネジメント・グループ株式会社が、SBIボンド・インベストメント・マネジメント株式会社、SBI地方創生アセットマネジメント株式会社の株式を取得し、2社を子会社化

2020年代

  • 2021年3月日刊「株式新聞」をデジタル版へ完全移行(紙媒体:株式新聞の休刊)
  • 2021年5月M&ASBIアセットマネジメント株式会社とSBIオルタナティブ・インベストメンツ株式会社が合併
  • 2022年3月Carret Holdings,Inc.及びCarret Asset Management LLCを100%子会社とする
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2022年8月M&ASBIアセットマネジメント株式会社 が、SBIボンド・インベストメント・マネジメント株式会社 および SBI地方創生アセットマネジメント株式会社 を吸収合併
  • 2022年10月M&Aアセットマネジメント事業の中間持株子会社SBIアセットマネジメント・グループ株式会社を吸収合併
  • 2022年10月M&A新生インベストメント・マネジメント株式会社の全株式を取得し、子会社化
  • 2023年1月対価80億円でモーニングスター・インクとライセンス契約を終了する契約を締結
  • 2023年3月上場親会社SBIグローバルアセットマネジメント株式会社による株式公開買付を実施(Morningstar incがその他の関係会社でなくなる)
  • 2023年3月親会社SBIグローバルアセットマネジメント株式会社がSBIアセットマネジメントグループ株式会社に商号を変更
  • 2023年3月「モーニングスター」ブランドをモーニングスター・インクに返還
  • 2023年3月商号変更Morningstar incとのライセンス契約終了に伴い、当社の商号を現在の「SBIグローバルアセットマネジメント株式会社」に変更
  • 2023年3月モーニングスター・アセット・マネジメント株式会社がファイナンシャルサービス事業を継承し、ウエルスアドバイザー株式会社に商号を変更
  • 2023年4月M&ASBIアセットマネジメント株式会社が新生インベストメント・マネジメント株式会社を吸収合併
  • 2025年9月M&ASBI岡三アセットマネジメント株式会社の株式の51%を取得し、子会社化
  • 2025年12月M&ASBIレオスひふみ株式会社を吸収合併し、レオス・キャピタルワークス株式会社等を子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    運用子会社の特徴を活かした商品拡充

    傘下の三つの運用会社(SBIアセットマネジメント、SBI岡三アセットマネジメント、レオス・キャピタルワークス)がそれぞれの強みを活かした魅力的な投資信託を揃え、グループ全体として多様なポートフォリオを提供する。各社の役割を明確化し、商品戦略の棲み分けを図る。

  2. 02

    デジタル資産運用商品の開発

    暗号資産を対象とする投資信託の開発や、あらゆる資産のオンチェーン化を見据えた新しいデジタル資産の運用商品化にグループ全体で取り組む。

  3. 03

    ノン・オーガニック成長とジョイントベンチャー

    M&Aなど外部成長も視野に入れ、海外有力金融グループとのジョイントベンチャー設立に積極的に関与し、新たな運用商品を提供する。

  4. 04

    経営の合理化とデジタル化推進

    事務部門やリスク管理などの共通分野に効率的なシステムやAIを導入し、経営効率化に注力する。また、プロダクト・ガバナンスに率先して取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で357人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は676万円で、9期前と比べて+19.6%平均年齢は54.9歳、平均勤続年数は8.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月95
2018年3月95
2019年3月56542.311.0107
2020年3月57144.312.0117
2021年3月55644.111.0115
2022年3月57044.211.0113
2023年3月81253.79.0138
2024年3月70449.17.0122
2025年3月78853.57.01191,933
2026年3月67654.98.03571,457

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率20.0%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)67.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社22(国内 20 / 海外 2、うち連結子会社 18) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
本社 — 東京都千代田区丸の内812百万円
アセットマネジメント事業
本社 — 東京都港区六本木385百万円
(全社)
本社 — 東京都中央区京橋168百万円
アセットマネジメント事業
本社 — ニューヨーク州ニューヨーク市127百万円
アセットマネジメント事業
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    SBIアセットマネジメントグループ 株式会社
    東京都港区 六本木 · その他の関係会社
  • 国内
    SBIホールディングス株式会社(注2、4)
    東京都港区 六本木 · その他の関係会社
  • 国内
    SBIファイナンシャルサービシーズ株式会社
    東京都港区 六本木 · その他の関係会社
  • 国内
    ウエルスアドバイザー 株式会社(注3、8)
    東京都港区 六本木 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    SBIアセットマネジメント株式会社(注3、8)
    東京都港区 六本木 · 連結子会社
    議決権97.9%
  • 国内
    SBIオルタナティブ・インベストメント・マネジメント株式会社
    東京都港区 六本木 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Carret Holdings, Inc.(注1,7、8)
    米国ニューヨーク州ニューヨーク市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Carret Asset Management LLC(注1,7)
    米国ニューヨーク州ニューヨーク市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    SBI岡三アセット マネジメント株式会社(注3、8)
    東京都中央区 京橋 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    SBI岡三オルタナティブ・インベストメント 株式会社
    東京都中央区 京橋 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    OCP1号投資事業有限責任組合(注3)
    東京都中央区 京橋 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    OCP2号投資事業有限責任組合(注3)
    東京都中央区 京橋 · 連結子会社
    議決権51.0%
残りのグループ会社10社を開く
  • レオス・キャピタルワークス 株式会社(注8)東京都 千代田区 丸の内100%
  • レオス・キャピタルパートナーズ株式会社東京都 千代田区 丸の内100%
  • RheosCP1号GP有限責任事業組合東京都 千代田区 丸の内75%
  • RheosCP1号 投資事業有限責任組合東京都 千代田区 丸の内15%
  • レオス・エンジェル1号投資事業有限責任組合東京都 千代田区 丸の内100%
  • フィナップ株式会社東京都 千代田区 丸の内100%
  • 株式会社Kiffy東京都 千代田区 丸の内100%
  • 光1号配当特化投資事業有限責任組合東京都 千代田区 丸の内100%
  • SBIオルタナティブ・ファンド合同会社東京都港区 六本木100%
  • ひふみスタートアップ投資事業有限責任組合東京都千代田区丸の内0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は279億円営業利益52億円前期と比べると増収増益で、売上が+140.5%、利益が+126.1%。

売上高
+140.5%
279億円
営業利益
+126.1%
52億円
純利益
+93.8%
31億円
営業利益率
18.6%
前期比 -1.2%pt

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は128億円、営業利益は27億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+433.3%、営業利益は+440.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q2243
2024年1Q24520.84
2024年2Q26623.15
2024年3Q26623.14
2024年4Q253
2025年2Q571221.19
2025年4Q591118.67
2026年2Q731419.211
2026年4Q2063818.420
2027年1Q1282721.114

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は30億円から279億円へ9.3倍に増えた。直近期の営業利益率は18.6%。売上は7期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
証券市場の統合により、上場市場が東京証券取引所 JASDAQ市場となる
2013年3月3095
SBIサーチナ株式会社と合併する
2014年3月39117
2015年3月42127
2016年3月47149
2017年3月481610
2018年3月601811
SBIオルタナティブ・インベストメンツ株式会社を子会社化
2019年3月601812
2020年3月681912
SBIアセットマネジメント株式会社とSBIオルタナティブ・インベストメンツ株式会社が合併
2021年3月752213
SBIアセットマネジメント株式会社 が、SBIボンド・インベストメント・マネジメント株式会社 および SBI地方創生アセットマネジメント株式会社 を吸収合併
2022年3月812415
親会社SBIグローバルアセットマネジメント株式会社による株式公開買付を実施(Morningstar incがその他の関係会社でなくなる)
2023年3月872554
2024年3月1012516
SBI岡三アセットマネジメント株式会社の株式の51%を取得し、子会社化
2025年3月116232619.816
2026年3月279525618.631

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高279億円のうち、営業利益として残るのは52億円18.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は31億円、売上の11.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金58.4%163億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.3%65億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益18.6%52億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
41.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+11.1pt
18.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+6.1pt
11.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.1pt
12.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
11.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが27億円、投資CFが−9億円で、差し引きのフリーCFは18億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は218億円で、売上の9.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月77−21420
2014年3月834−34260
2015年3月92−61166
2016年3月11−1−41072
2017年3月12−36−6−2443
2018年3月1016−52663
2019年3月11−20−13−941
2020年3月10−158−544
2021年3月21−12−4949
2022年3月1113−212452
2023年3月26−35−19−925
2024年3月88−55−213336
2025年3月204−202440
2026年3月27−9−2218218

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は530億円。このうち返さなくてよい自己資本が419億円で、自己資本比率は61.4%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月8478692.1
2014年3月8781693.3
2015年3月8982791.9
2016年3月9587891.5
2017年3月101911089.9
2018年3月107971090.3
2019年3月111941784.5
2020年3月124913371.9
2021年3月1421241884.6
2022年3月1411231884.0
2023年3月2141684677.2
2024年3月1861612585.7
2025年3月1831542883.5
2026年3月53041911161.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
218億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
152億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
111億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率534社中7位あたり、逆に低いのはROE534社中247位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
12.9%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
18.6%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
61.4%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
140.5%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.5%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥643で、1年前と比べて+2.8%過去52週の値幅のなかでは87%の位置にある。

¥643-0.3%1ヶ月+9.2%1年+2.8%時価総額888億円
過去52週の値幅
安値¥551高値¥657

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)22.7倍
PBR2.75倍
配当利回り3.54%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+3.88%と上昇するも、前日比-3.6%と急落。25日線(581.2円)は上回るものの、75日線(589.19円)は割り込み、もみ合い圏での推移。52週高値672円からは約12%下落、52週安値551円からは約6.9%上昇。7月28日以降に急伸した反動で売りが優勢となり、出来高は直近5日間で平均50万株超と高水準で、投機的な売買が目立ちます。RSIは53.24と中立圏で、方向感は不透明です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 35/100)

PER 21.78倍は同業界平均22.53倍とほぼ同水準だが、PBR 2.54倍は平均3.18倍を下回る。ROE 12.9%と収益性は高いものの、配当性向110.5%と配当が利益を超えており、持続可能性に懸念。売上高は大幅増収だが、配当利回り3.83%は平均2.73%を上回り、株価は業績に対してやや割高と言える。

指標この会社業種平均
PER (実績)22.7倍23.4倍
PBR2.75倍3.51倍
ROE12.9%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、今後の成長が計画通りに進むかどうか。強気派は、2026年3月期に大幅な増収増益が予想されており、世界的な資産運用需要の拡大とSBIグループの販売力を背景に、運用資産残高が急増し、収益が大きく伸びると見る。一方、弱気派は、過去の業績は低迷しており、2023年3月期に比べて純利益が大幅に減少していること、競争の激しい資産運用業界で生き残るのは容易ではないと指摘する。また、配当利回りが高いことは魅力だが、その持続性に疑問を呈する。

プラスに働く材料7
  • 大幅な増収増益計画

    2026年3月期に売上高279億円、純利益31億円と急拡大を見込む

  • SBIグループの販売力

    インターネット直販で個人投資家にリーチし、運用残高を拡大

  • 資産運用需要の増加

    世界的に資産運用ニーズが高まり、成長市場を取り込む

  • 売上高279億円と前期比140%増の大幅成長通年影響

    売上高116億円→279億円、増収率140%と急拡大

  • 営業利益52億円と前期比2.3倍、収益拡大通年影響

    営業利益23億円→52億円、約2.3倍に増加

  • 配当利回り3.83%と高水準の株主還元継続影響

    配当利回り3.83%は相対的に高く、下値を支える

  • ROE12.9%と資本効率が良好継続影響

    ROE12.9%を確保、資産運用会社としての収益力を示す

マイナスに働く材料7
  • 過去の業績低迷

    純利益が2023年3月期の54億円から16億円に減少した

  • 競争激化

    低コスト競争が激しく、他社との差別化が難しい

  • 高い配当の持続性

    配当利回り3.83%は高いが、利益が伸びなければ維持困難

  • 営業利益率18.64%と前期から低下通年影響

    営業利益率は19.83%から18.64%へ1.19ポイント低下

  • PER21.78倍、収益成長鈍化時に評価調整リスク決算発表後影響

    PER21.78倍、利益成長が止まると評価が重荷になる

  • 株価年率-1.98%と利益成長と逆行継続影響

    1年間で株価は1.98%下落、業績好調にもかかわらず市場の評価は低い

  • 外国人保有比率3.76%と極めて低く海外資金不在継続影響

    外国人保有比率3.76%と低く、海外投資家の買いは期待しにくい

次の決算で確かめる点
運用資産残高
収益の基盤であり、残高の増加が成長を示す
純資産流入額
新規資金の流入が将来の収益につながる
経費率
低コスト運用が競争力の源泉なので、経費率の変動は重要
継続率
投資信託の解約率が高いと収益が安定しない

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり22.75で、前期から+3.4%いまの株価に対する利回りは3.54%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥22.75
1株あたり
配当利回り
3.54%
いまの株価に対して
配当性向
110.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月9203.3
2018年3月1129.4122.4
2019年3月1427.3149.1
2020年3月157.1155.3
2021年3月166.7208.9
2022年3月176.354.8
2023年3月2123.534.2
2024年3月222.4643.7
2025年3月222.3197.9
2026年3月233.4110.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥22.75

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ106,767人。区分でいちばん多いのは事業法人58.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が61.7%を占め、残る38.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人41.841.952.952.852.958.5
個人・その他18.316.923.927.329.933.9
外国法人33.732.116.913.810.93.7
金融機関4.67.54.85.15.93.2
証券会社1.41.61.61.00.40.7
外国人個人0.00.00.00.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01SBIアセットマネジメントグループ 株式会社43.69
02SBIファイナンシャルサービシーズ 株式会社12.62
03MORNINGSTAR,INC.(常任代理人 大和証券株式会社)3.08
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)2.34
05鈴木 智博2.03
06SBIホールディングス株式会社1.20
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.64
08ウィステリア株式会社0.49
09湯浅 光裕0.36
10小松 知史0.31

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-05-08
    SBIアセットマネジメントグループ株式会社
    変更報告
    43.71%
    -14.96pt
  • 2026-05-08
    SBIアセットマネジメントグループ株式会社
    変更報告
    43.71%
  • 2026-05-07
    SBIアセットマネジメントグループ株式会社
    変更報告
    43.71%
    -14.96pt
  • 2026-05-07
    SBIアセットマネジメントグループ株式会社
    変更報告
    43.71%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+356%、1株純資産は14期で+152%。直近期のROEは12.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月6946.729.665.3
2014年3月8988.738.669.4
2015年3月91018.837.072.1
2016年3月1110710.827.392.8
2017年3月1311111.526.5203.3
2018年3月1311711.729.2122.4
2019年3月1511312.820.5149.1
2020年3月1510713.523.4155.3
2021年3月1513412.631.1208.9
2022年3月1613212.236.154.8
2023年3月6118438.57.934.2
2024年3月181789.841.5643.7
2025年3月1817010.636.7197.9
2026年3月2823612.920.6110.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額81百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
朝倉智也代表取締役 社長60378,400
北尾吉孝取締役75183,200
藤野英人取締役6028,800
ビリー・ウェード・ワイルダー取締役(社外)76
山澤光太郎取締役(社外)69
堀江明弘取締役(社外)66
後藤淳夫常勤監査役66
長野和郎監査役(社外)74
小竹正信監査役(社外)71

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)541418
社外取締役423236
監査役213137
社外監査役1444

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容683字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 報告セグメント別の主な事業内容(2026年3月31日現在)は以下のとおりです。 (アセットマネジメント事業) 金融商品取引法に基づき投資信託の設定、募集、運用などの投資運用や投資助言などを行う事業 サービス区分    主な業務内容 アセット マネジメント 事業   公募追加型株式投資信託、私募の債券型投資信託を中心とした投資信託の設定、募集、運用などの投資運用、投資助言サービス、投資顧問、一任業務等 (ファイナンシャル・サービス事業) 金融、ウェブサイトなどの情報を収集し、蓄積した情報を比較・分析・評価・加工して顧客に提供、コンサルティングなどを行う事業 サービス区分   主な業務内容 ファイナンシャル ・サービス事業   「株式新聞」WEB版、金融関連情報の配信、金融関連の各種レポート作成、金融機関・メディア等へのカスタムファンドデータの提供、ファンドのアワード選定・発表、投資信託比較分析ツールの提供、提供、金融機関へのタブレットアプリケーション・データの販売、暗号資産の評価情報、その他金融に関する情報提供 マーケティング・コンサルティング、企業のIR支援、資産運用などのセミナーの実施、シミュレーションツールの提供などのライフプラン支援業務 ほか 〔事業系統図〕 上記の事業内容を系統図により示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題4,402字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものです。 (1)経営方針 当社グループは、「投資家主権の確立」を根本的な使命とし、「投資家の皆様の資産形成に役立つ」ことを事業目的としております。投資家の皆様の資産形成に役立つために、投資家にとって望ましい投資信託を提供することを目的とするアセットマネジメント事業を中心に、中立・客観的立場から豊富で偏りのない金融情報の提供を行うことで、投資家の皆様の資産形成に真に役立つ、金融と情報が融合してゆく新たな時代においても必要とされる、次世代型のアセットマネジメント企業グループとして成長したいと考えております。 (2)経営環境 ① 基本的経営環境 当社グループの経営環境は、我が国を中心とした金融市場、特に株式市場の変動や、金利、為替の状況、その他経済全般の動向に影響を受けるものと認識しております。また、投資家の資産運用ニーズの動向も大きな要素ですが、特に個人投資家に関しまして、我が国において政府が主導する「貯蓄から投資へ」政策、中でも新NISAの影響は近年における大きな経営環境の要素となっていると認識しております。この「貯蓄から投資へ」については、政府の新しい資本主義実現会議が2022年に決定した「資産所得倍増プラン」における「成長と資産所得の好循環」を実現させるとの目標や、これに連動して政府が進める「資産運用立国実現プラン」において資産運用業・アセットオーナーシップの改革を進めることで、家計の安定的な資産形成を実現し、我が国の経済の成長と国民の資産所得の増加に繋げるとの方針等が具体的な方策として示されております。 当社グループは「投資家の皆様の資産形成に役立つために、投資家にとって望ましい投資信託を提供する」アセットマネジメント事業を中心に、「中立・客観的立場から豊富で偏りのない金融情報および投資教育を提供し、投資家の皆様の資産形成に役立つ」ファイナンシャル・サービス事業を擁しておりますが、この当社グループの事業内容は、「資産運用立国」を実現するために正しく不可欠な機能である考えており、その観点で当社グループの経営環境は良好なものであると考えております。加えて、この我が国政府による政策・方針にも沿った事業展開を積極的に推進することは、当社が属するSBIグループが共通して掲げる「公益は私益にも繋がる」との理念にも合致するものであり、その観点からも現在の経営環境は当社グループにとって好ましい状況にあるものと考えております。 その他、当社グループは、親会社であるSBIホールディングス株式会社とその傘下にある、株式会社SBI証券や株式会社SBI新生銀行をはじめとする金融関連のグループ企業各社とも緊密な関係を保つことで、相互のシナジー効果によって競争力の強化や、効率的な経営と事業展開を追求していくことが可能な環境下にあることも強みであると考えております。 ② 最近の経営環境 当連結会計年度において、当社グループはその中心事業である資産運用分野において飛躍的な成長を遂げました。資産運用残高は順調に拡大し、足元では13兆円を突破する規模に到達するなど、近時の経営環境は堅調に推移しております。 当社グループの資産運用事業は、SBIアセットマネジメント株式会社、SBI岡三アセットマネジメント株式会社及びレオス・キャピタルワークス株式会社の三つの子会社が中核となっておりますが、最近の経営環境についての認識は以下の通りです。 個人投資家向けの分野に関しては、「①基本的経営環境」のとおり、従来からの「貯蓄から投資」への潮流の中、資産形成のための運用ニーズはますます高まるものと考えられ、運用会社としては良質かつ多様な商品ラインナップを用意することが重要であると考えております。当社グループにおいては、上記の三社が、それぞれ異なる成り立ちや背景を持つことから得意分野が異なるため、それ故に各社の特徴を活かした強みを発揮できる素地を有しており、特に公募投資信託の分野で貢献できる余地は今後も大きいものと考えております。 具体的には、SBIアセットマネジメント株式会社においては、「SBI日本高配当株式ファンド」を起点とした四半期決算型の高配当株ファンドシリーズが低コストと安定的な分配ニーズを捉えた商品として個人投資家から高い支持を獲得し、資産運用残高の拡大を牽引いたしました。また、SBI岡三アセットマネジメント株式会社においては、「ROBOPROファンド」が高い運用パフォーマンスを背景に資金流入を加速させ、資産残高の急拡大を実現しております。さらに、レオス・キャピタルワークス株式会社においては、未公開株を組み入れる「ひふみクロスオーバーpro」が、規制緩和の追い風も受けながら独自性の高い商品として競争優位を確立し、運用資産残高の増加に大きく寄与いたしました。 また、機関投資家向けの分野につきましては、SBIアセットマネジメント株式会社を中心に多くのお取引を頂いている地方銀行を中心とした金融機関では、国内金利が上昇する中で、有価証券運用ポートフォリオの多様化や、その管理・モニタリングの厳格化がより一層求められる状況にあるとの認識であり、この面でも私募投資信託に強みを持つ同社及び当社グループは機関投資家への貢献が可能であると考えております。また、日本株投資に強みを持つレオス・キャピタルワークス株式会社とSBI岡三アセットマネジメント株式会社は、それぞれ、海外の政府系有力投資家や地元密着型の投資家等との従来からの営業基盤を発展させることが可能な環境にあるものと認識しております。 以上のとおり、当社グループでは、中核となる運用三社がそれぞれ特色ある運用商品を展開し、各社の強みを活かした成長を実現することで、グループ全体の運用残高は大きく拡大を続けております。これら各社の近年の継続的な成長に加え、当期に実施した組織再編の効果も相まって、当社はアセットマネジメント事業の会社として、そのプレゼンスは大きく向上し、業界上位に位置する規模へと躍進したものと自負しております。 (3)経営戦略 当社は持株会社として、事業子会社とともに、当社グループの理念や事業目的に沿った適切な経営戦略を立案し、その推進を図っております。具体的には、アセットマネジメント事業を中心として、以下のとおり今後の事業を進めてまいりたいと考えております。 当社グループでは、国内のアセットマネジメント事業において、SBIアセットマネジメント、SBI岡三アセットマネジメント及びレオス・キャピタルワークスの三社を擁し、それぞれの強みを活かした特徴ある投資信託商品をラインナップすることで、大きく成長しております。 当社の基本的な軽視戦略としては、これら運用子会社が、各社それぞれ自らの強みを活かした魅力的な商品をラインアップすることで、特長ある運用会社としての地位をそれぞれが確保し、グループ全体としては多様な事業ポートフォリオを備える我が国においては極めてユニークなアセットマネジメント・グループとしての成長を図ることにあります。そのため、各社の役割の明確化による投資家の皆様にわかりやすい形での商品戦略の棲み分けなども図ってまいります。 また、今後、当社グループでは、SBIグループの一員として、資産運用分野におけるデジタル化の推進などにも目を向けた戦略を積極的に推し進めてまいります。具体的には、暗号資産を運用対象資産とする投資信託の開発は当然のこと、あらゆる資産のオンチェーン化を見据えた、全く新しいデジタル資産の運用商品化にもグループを挙げて取り組んでまいります。 他方、事務部門やリスク管理その他の共通化が可能な分野については、効率的な各種システムの導入やAI(人工知能)の業務への積極的活用等の方策を通じ、経営の合理化についても注力してゆく所存です。また、近時、資産運用業界で進む、プロダクト・ガバナンスについては、当社グループは業界でもいち早く取り組んできたとの自負の下、先駆的な取り組みも含め、真摯に取り組んでまいります。 これらにより、当社グループは、SBIグループの一員として、顧客中心主義の理念に基づく経営を徹底することで、投資家の皆様に貢献し、その支持をいただくことで、当社の運用資産残高の伸長、ひいては当社の業績の成長に繋げてゆきたいと考えております。 なお、当社グループは、更なる発展のため、ノン・オーガニックでの成長も視野に入れるほか、SBIグループの強みを活かし、海外を中心とした資産運用事業における有力企業グループとSBIグループとのジョイント・ベンチャーの設立に積極的に関与し、その成果としての新たな運用商品の提供とその運用成果を還元することで我が国の資産運用業への貢献にも努めてまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 (中長期の施策について) 当社は、当連結会計年度において実施した複数の組織再編により、グループとして資産運用残高は当期末の時点で既に13兆円に達し、国内の資産運用業界では相応の地位を占めるに至っておりますが、SBIグループの一員として、国内の資産運用業界で「顧客中心主義」をより浸透させるためにも、規模の拡大の更なる加速が必要であると考えております。 そのための方策として、運用子会社各社における投資信託商品に関するラインナップの更なる拡充、とそのブラッシュアップによる投資資金の流入の増加を図る他、SBIグループの一員として、デジタル金融の分野での全く新しい運用商品の開発等でその存在感を発揮する必要があると考えております。また、「(3)経営戦略」のとおり、ノン・オーガニックでの成長、海外有力金融グループとのジョイント・ベンチャーの設立等にも積極的に取り組んでまいります。 これらの意欲的な取り組みのためには、当社としての機能の充実が不可欠であり、また、それを支える各子会社との連携や、子会社同士の連携による経営の合理化等が必要であると認識しております。 また、事業推進の強化のためには、コーポレートガバナンス面での強化もあわせて実施してまいります。 なお、財務面でも、グループの財務の一元管理の強化を含めた内部統制や、財務戦略の見直しなども適宜に実施してまいります。 以上のとおり、当社グループは、アセットマネジメント事業を営む企業として、そのプレゼンスに相応しい経営及び事業推進の体制の整備に努めてまいります。
事業等のリスク5,146字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1) 業績の変動の外的要因について 当社グループが主として営むアセットマネジメント事業においては、商品やサービスの多様化を進め、事業リスクの分散による安定的な収益基盤の構築を図っておりますが、株式市況、為替、市場金利等の金融情勢や景気動静、金融機関の動向等の外部要因は、常に変動し、当社グループの業績に常に影響を与えています。特に、わが国の投資信託に関する状況は、当社グループの事業であるアセットマネジメント事業に直接大きな影響を及ぼす可能性があります。これらの外部要因は、当社グループでコントロールができず、大きな変動が生じた場合には、当社グループの業績に影響がでる可能性がありますが、その時期や影響を予想することは困難です。 ① 金融市場全般の動向 当社グループのアセットマネジメント事業の中心である当社子会社のSBIアセットマネジメント株式会社、SBI岡三アセットマネジメント株式会社、及びレオス・キャピタルワークス株式会社においては、投資信託の設定・運用が主業であり、その運用残高に応じた信託報酬を主な収益源としております。その中でも大きな柱の一つである公募投資信託では、国内外の株式等に投資する追加型株式投資信託が中心であり、そのため、わが国や世界各国の株式市況、並びに投資している個別株式の株価および投資対象とするインデックスの値動き等により、運用する投資信託の残高が変動し、信託報酬が変動する性格を持っております。また、もう一つの柱である私募投資信託については、株式に比べ比較的値動きに小さいアセットクラスである債券に投資するタイプが大きな割合を占める一方で、私募投資信託への投資家は地方銀行をはじめとする地域金融機関をはじめとする機関投資家が大半であり、大ロットでの投資が多いため、これら投資家の投資行動により残高が大きく変動するという特徴を有しております。 このため、当社グループのアセットマネジメント事業においては、投資信託分野における商品ラインアップの多様化を図り、それによるリスクの分散を積極的に進めてまいりました。 具体的には、従来は、インデックス・ファンドの品揃えとネット販売に強みを持つSBIアセットマネジメント株式会社と海外(米国)の債券運用を主業とするCarret Asset Management LLCが当社の資産運用事業の殆どをしめておりましたが、当連結事業年度中に実施した組織再編により、対面販売と特徴ある日本株運用に定評のあるSBI岡三アセットマネジメント株式会社、及び国内有数の日本株ファンド(ひふみシリーズ)を擁し直販機能も有するレオス・キャピタルワークス株式会社を当社の子会社としたことで、グループとしての事業ポートフォリオの分散も進んでおります。 ② 為替、市場金利 当社グループにおいては、為替・金利等に代表される金融上のリスク要因に対しては、ヘッジ取引の活用による適切な管理や、親会社であるSBIホールディングス株式会社およびその傘下のグループ各社の金融情報や手法等を活用して、債券市場、国内外の金利、為替の変動の影響を低減しております。また、一方では投資対象地域や対象商品が多様化することは、それ自体が当該リスクへの備えともなるため、当社グループとしては、引き続き事業対象の拡大を図ってまいります。同時に、適切なリスクヘッジ手段を用いて、顧投資家の皆様への安定的な運用結果を提供し、ひいては当社グループの収益の安定にも努めます。また、伝統的な資産とは異なる値動きを示すオルタナティブ資産、戦略を組み入れ資産とする商品の組成を積極的に推進しており、投資家への提供を資産運用の多様化にも貢献しております。 ③ 金融機関、大口投資家の動向 アセットマネジメント事業においては、主力商品群である公募投資信託について、株式会社SBI証券やその他の証券会社、及び地方銀行等も含めた金融機関に対して、その販売を委託しております。また、地域金融機関等は、当社グループ各社が設定・運用する私募投資信託の投資家となる関係もあり、密接な関係を有しております。 このリレーションを維持するため、当社グループでは、販売会社を通じての場合も含めて、投資家への適切な関連情報や、運用状況の結果とその分析を丁寧に提供することで、投資家からの信頼を獲得することに努めております。 (2) アセットマネジメント事業で運営するファンドの募集および運営成績について 当社グループのアセットマネジメント事業は、公募追加型株式投資信託や私募の債券型投資信託、投資助言を行っておりますが、新規ファンドの募集が困難となる場合や、当初予定していたとおりにファンドを運用できなくなる可能性があります。また、当社グループの運用するファンドが期待どおりの運用成績を達成出来なかった場合、当社グループの財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 (3) アセットマネジメント事業に影響を与える法的規制について 当社グループのアセットマネジメント事業は、投資信託運用会社として金融商品取引法に基づき投資運用業及び投資助言業の登録を行っております。また、米国において、同国の関連法令等に基づき投資運用業及び投資助言業の登録を行っております。今後、日米両国で、これら金融商品取引法及びその関連法令等に関し改正が行われた場合、当該事業の業務遂行に影響を及ぼす可能性があります。また、何らかの理由により法令等への違反をし、これらの登録の取消処分等を受けた場合には、当該事業の業務遂行に支障をきたすと共に当社グループの財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 (4) 減損損失及び評価損の計上可能性について ①のれん 当社グループのこれまでの買収等の企業結合の結果、2026年3月31日現在の連結貸借対照表に「のれん」が1,504,551千円計上されています。 「のれん」の内訳は以下のとおりです。 「のれん」の発生要因   「のれん」が帰属する 事業・サービス   企業結合年月   「のれん」 の残高 Carret Holdings Inc.と Carret Asset Management LLC の買収、子会社化   米国における私募の債券型ファンドの運用   2019年2月   876,622千円 SBIアセットマネジメント株式会社に 係る買収、子会社化(注1)   私募の債券型投資信託の運用、公募ならびに私募の投資信託のアクティブ運用(注2)   2019年12月~ 2022年10月 (注1)   626,533千円 SBI岡三オルタナティブ・インベストメント株式会社の取得   投資事業組合の組成・運用等   2025年9月   1,395千円 1,504,551千円 (注1) SBIアセットマネジメント株式会社を存続会社とする吸収合併により消滅会社となった旧新生インベストメント・マネジメント株式会社(企業結合年月 2022年10月)、旧SBIボンド・インベストメント・マネジメント株式会社及び旧SBI地方創生アセットマネジメント株式会社(企業結合年月 2019年12月)の買収・子会社化によるものであります。 (注2) 上記の合併消滅会社3社が行っていた主要な事業であります。当該事業は、現SBIアセットマネジメント株式会社が承継し、営んでおります。 「固定資産の減損に係る会計基準」および「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」に従い、各「のれん」が帰属する事業・サービスに「営業活動から生ずる損益又はキャッシュ・フローが継続してマイナス」などの減損の兆候の有無を把握し、減損の兆候がある場合には、減損損失の認識と測定を行います。その結果、「のれん」の減損損失が生じた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 なお、当連結会計年度末において、上記の「のれん」が帰属する事業・サービスの営業活動から生ずる損益はプラスであり、減損の兆候はありません。 現時点においては、「のれん」の減損損失の計上を要する可能性は小さいものと考えております。 ②営業投資有価証券 当連結会計年度の連結貸借対照表に計上した額 852,722千円 市場価格のない営業投資有価証券については、取得時の投資先企業の将来の成長による超過収益力を反映した取得価額をもって計上しておりますが、投資先企業の事業が計画通りに進捗せずに取得時の超過収益力が毀損し、実質価額が著しく下落している場合には減損処理を実施しております。 投資先企業の投資時における超過収益力の毀損の有無を検討するにあたっては、事業計画の達成状況、将来の成長性、業績に関する見通しや資金調達の状況等を総合的に勘案し、検討を行っております。投資先企業にはベンチャー企業等が含まれ、これらの投資先の中長期の事業計画には、投資先が属する市場の成長やマーケットシェアの拡大見込みが含まれることから高い不確実性が伴います。将来の成長性、業績に関する見通しなどの見積りが変化した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (5) コンピュータシステム等のトラブルについて 当社グループは、インターネットを通じて各種評価情報を提供するとともに、ホームページへの広告の掲載や金融情報の配信を行っております。当社グループは、コンピュータシステムの拡充と安定性の確保には多大な努力をしておりますが、システムへの予想を超えるアクセス数の増加による過負荷、機器やソフトウェアの不具合、人為的ミス、回線障害、コンピュータウィルス、ハッカー等の悪意の妨害行為のほか、停電、自然災害によってもシステム障害が起こる可能性があります。 当社グループでは、さまざまなシステム障害対策を講じてはおりますが、何らかの理由により障害が発生した場合、サービス停止による収益機会の喪失、顧客やユーザーからの信頼性低下などにより、当社グループの業績に影響が出る可能性があります。 (6) 個人情報の管理について 当社グループは、事業に必要な個人情報を収集し活用しております。これらの個人情報の流出や外部による不正取得による被害の防止は、当社グループの事業にとってきわめて重要であり、当社グループではこれらの動向に注意し、顧客の利害が侵害されることのないようセキュリティ対策を講じております。過去に顧客情報の漏えいや破壊等が起こったことは認識しておらず、また、情報漏えい等により損害賠償を請求されたこともありません。しかし、今後個人情報の漏えい等があった場合、当社グループに対する信頼性低下の可能性があるほか、法的責任を問われる可能性もあり、その結果として当社グループの業績等に影響を与える可能性があります。なお、当社は継続して、日本産業規格であるJIS Q 15001の要件を満たしたマネジメントシステムを構築・運用していることを示すプライバシーマーク(Pマーク)を取得しており、適切な個人情報の管理に努めております。 (7) SBIグループとの関係について SBIホールディングス株式会社は、当社の議決権の57.7%(当連結会計年度末現在)に相当する株式を、同社の子会社による間接保有を含めて所有しております。また、連結総売上高においてSBIグループに対する売上高が一定の割合で存在しており、SBIグループの業績変動によって当社グループの業績に影響が出る可能性があります。また、SBIグループの金融サービス事業戦略、当社グループと取引を行っているSBIグループの会社の経営方針等によっては、当社グループの事業運営等に影響を与える可能性があります。特に、SBIグループの新たな事業構想等に当社グループが参画することとなる局面においては、想定外の事業リスク等が発生する可能性もあります。当社グループとしては、上場会社としてのガバナンス体制と独立した判断に基づき、これらのリスクに対しても適切に対処することができるものと考えております。
経営成績の分析 (MD&A)7,909字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当連結会計年度において、当社グループの資産運用事業は飛躍的な成長を遂げました。資産運用残高は順調に拡大し、提出日現在では14兆円を突破する規模に到達しております。近年の継続的な成長に加え、当期に実施した組織再編の効果も相まって、国内資産運用業界におけるプレゼンスは大きく向上し、業界上位に位置する規模へと躍進いたしました。 こうした成長は、グループの中核を担う3社すべてにおいて、運用残高の大幅な拡大が実現したことによるものです。SBIアセットマネジメント株式会社、SBI岡三アセットマネジメント株式会社、レオス・キャピタルワークス株式会社の3社は、それぞれ異なる強みと投資戦略を背景に、高い成長を同時に達成しております。 SBIアセットマネジメント株式会社においては、「SBI日本高配当株式ファンド」を起点とした四半期決算型の高配当株ファンドシリーズが、低コストと安定的な分配ニーズを捉えた商品として個人投資家から高い支持を獲得し、資産運用残高の拡大を牽引いたしました。また、SBI岡三アセットマネジメント株式会社においては、「ROBOPROファンド」が高い運用パフォーマンスを背景に資金流入を加速させ、運用資産残高の急拡大を実現しております。さらに、レオス・キャピタルワークス株式会社においては、未公開株を組み入れる「ひふみクロスオーバーpro」が、規制緩和の追い風も受けながら独自性の高い商品として競争優位を確立し、運用残高の増加に大きく寄与いたしました。 運用3社がそれぞれ特色ある運用商品を展開し、各社の強みを活かした成長を実現したことにより、グループ全体の運用残高は大きく拡大し、成長基盤の強化が進展しております。このような事業基盤の拡充を背景に、当連結会計年度の業績は大幅な成長を遂げました。売上高は前連結会計年度の11,568百万円から27,859百万円(前期比2.41倍)と過去最高を更新いたしました。 利益面においては、事業拡大に伴い売上原価および販売費及び一般管理費は増加したものの、収益基盤の強化によりこれを吸収し、営業利益は前連結会計年度の2,269百万円から5,154百万円(同2.27倍)となり、過去最高益を達成いたしました。また、経常利益は前連結会計年度の2,565百万円から5,589百万円(同2.18倍)となり、17期連続の増益および15期連続の過去最高益を更新しております。以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は3,073百万円(同86.6%増)となり、収益力の一層の強化が確認される結果となりました。 売上高、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益の全てにおいて大幅な増益となり、当連結会計年度は、次なる成長ステージへの飛躍に向けて事業規模及び収益基盤の双方を大きく拡大した一年となりました。 (連結業績の概要) 前連結会計年度 (自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前連結会計年度比較 金額(千円)   利益率(%)   金額(千円)   利益率(%)   金額(千円)   比率(%) 売上高   11,568,990       27,859,646       16,290,655   140.8 営業利益   2,269,274   19.6   5,154,581   18.5   2,885,306   127.1 経常利益   2,565,494   22.2   5,589,818   20.1   3,024,324   117.9 親会社株主に帰属する当期純利益   1,646,935   14.2   3,073,277   11.0   1,426,341   86.6 連結売上高は14期連続の増収、7期連続で過去最高売上を更新しました。 連結営業利益は3期連続の増益、過去最高益を更新しました。 連結経常利益は17期連続の増益、15期連続で過去最高益を更新しました。 連結最終利益(親会社株主に帰属する当期純利益)は増益となりました。米国モーニングスター・インクへの「モーニングスター」ブランドの返還対価8,000百万円が計上された2023年3月期を除くと、過去最高益となります。 セグメント別、サービス別の販売実績 セグメント別売上高     前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   増減率 (%) 金額(千円)   構成比(%)   金額(千円)   構成比(%) アセットマネジメント事業   9,751,909   84.3   26,332,716   94.5   170.0 ファイナンシャル・サービス事業   1,817,080   15.7   1,526,929   5.5   △16.0 連結売上高   11,568,990   100.0   27,859,646   100.0   140.8 (注)記載金額は千円未満を切捨てて表示しております。 ②個別業績の概要について 当社は2023年3月30日から純粋持株会社に移行しております。個別業績については、当社単体の売上はほとんどが子会社からの経営管理及び指導料と受取配当金で構成され、支出は主として当社の上場関連費用、および子会社運営のための経費となっております。当社単体の売上高は前年同期の1,554百万円から1,512百万円増加し、3,066百万円(前期比97.3%増)となりました。販売費及び一般管理費は、前年同期の489百万円から323百万円増加して812百万 円(同66.0%増)となった結果、営業利益は前年同期の1,064百万円から1,189百万円増加して2,253百万円(同2.11 倍)となりました。また、営業外収益は300百万円、営業外費用は90百万円を計上したことにより、経常利益は前年 同期の1,189百万円から1,274百万円増加して2,463百万円(同2.07倍)となりました。この結果、当期純利益は前年 同期の996百万円から1,239百万円増加して2,236百万円(同2.24倍)となりました。 (2)当連結会計年度の財政状態の概要 当連結会計年度末の資産合計は前連結会計年度末と比較して34,768百万円増加し、53,027百万円となりました。 これは、流動資産が30,637百万円増加し、固定資産が4,124百万円増加したことによるものであります。流動資産の 増加は、主として、現金及び預金の増加17,840百万円、売掛金の増加9,184百万円によるものであります。現金及び 預金の増加の主な要因は、税金等調整前当期純利益5,542百万円の計上、配当金の支払2,113百万円及び法人税等の支 払1,389百万円に、新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額が18,253百万円となったことによるものです。固定 資産の増加は、主として、投資有価証券が3,140百万円増加したことによるものであります。 当連結会計年度末の負債合計は前連結会計年度末と比較して8,253百万円増加し、11,101百万円となりました。これ は主として、未払金の増加5,125百万円、未払法人税等の増加968百万円によるものであります。 当連結会計年度末の純資産合計は前連結会計年度末と比較して26,515百万円増加し、41,925百万円となりました。 これは主として、親会社株主に帰属する当期純利益を3,073百万円計上し、組織再編などによって利益剰余金が 7,511百万円、資本剰余金が8,494百万円、非支配株主持分が9,127百万円それぞれ増加したことによるものでありま す。 (3)当連結会計年度の連結キャッシュ・フローの概況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ17,840百万円増加し、21,848百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは2,681百万円の収入(前年同期は2,007百万円の収入)となりました。これは、主として、税金等調整前当期純利益5,542百万円の計上、法人税等の支払1,389百万円によるものでありま す。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、910百万円の支出(前連結会計年度は359百万円の収入)となりました。これは、主として、投資有価証券の売却・償還による収入1,078百万円及び新規取得による支出832百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出696百万円、無形固定資産の取得452百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、2,187百万円の支出(前連結会計年度は2,013百万円の支出)となりました。これは、主として、配当金の支払額2,113百万円、リース債務の返済による支出67百万円によるものであります。 (4)今後の見通し アセットマネジメント事業を取り巻く環境は、金利動向や地政学リスク等の影響により、引き続き不透明な状況が継続するものと認識しております。このような環境下においては、市場環境に依存した従来型の運用ビジネスを進化させることが一層重要になるものと考えております。 このような認識のもと、当社グループは、これまでのインデックスおよびアクティブ運用を基盤としつつ、オルタナティブ資産およびデジタル領域を新たな成長ドライバーと位置付け、収益性の高い事業モデルへの進化を加速してまいります。オルタナティブ領域においては、世界トップクラスの運用会社との連携を一層強化し、プライベートクレジット、不動産、インフラ等、多様な投資機会を取り込むことで、投資家に対する提供価値の高度化と収益基盤の拡充を図ってまいります。 また、海外の政府系ファンドや機関投資家との関係強化を通じて、グローバルな資金の取り込みを推進するとともに、有力な海外運用会社の買収を通じた事業基盤の拡大にも継続的に取り組んでまいります。 さらに、デジタル領域においては、グループ内外のパートナーとの連携による資産運用プラットフォームの構築を進め、商品設計から取引・決済に至るまでの一体化を図ることで、新たな投資体験の提供と収益機会の多様化を実現してまいります。 国内においては、各運用会社の強みを活かした特色ある商品の継続的な投入および販売力の強化に加え、直販モデルの高度化を通じて顧客接点を拡充し、安定的な資金流入の確保に努めてまいります。 これらの取り組みにより、当社グループは資産運用残高のさらなる拡大に加え、収益性の向上を同時に追求し、早期に運用資産残高20兆円規模への到達を目指してまいります。 なお、次期連結会計年度(2026年4月1日から2027年3月31日まで)の業績予想につきましては、市場環境の先行きを合理的に見通すことが困難であることから、現時点では未定としております (5)生産、受注及び販売の実績 ① 生産実績及び受注実績 当社グループの提供するサービスは広範囲かつ多種多様であり、また受注生産形態をとらない製品・サービスも多いため、セグメント別に生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。 ② 販売実績 セグメント別、サービス別の販売実績は以下のとおりです。 セグメント別売上高     前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   増減率 (%) 金額(千円)   構成比(%)   金額(千円)   構成比(%) アセットマネジメント事業   9,751,909   84.3   26,332,716   94.5   170.0 ファイナンシャル・サービス事業   1,817,080   15.7   1,526,929   5.5   △16.0 連結売上高   11,568,990   100.0   27,859,646   100.0   140.8 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.記載金額は千円未満を切捨てて表示しております。 (6)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)当連結会計年度の財政状態の概要 及び (1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因は、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a 資本の財源及び資金の流動性 キャッシュ・フローの分析・検討内容は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3)当連結会計年度の連結キャッシュ・フローの概況」に記載のとおりであります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。これらの連結財務諸表の作成にあたり、連結決算日現在における財政状態並びに連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える見積り及び判断を一定の会計基準の範囲内で行う必要があります。しかし、見積り特有の不確実性が存在するため、実際の結果とこれらの見積りが異なる場合があります。 当社グループは、特に以下の事項が、当社グループの連結財務諸表の作成において使用される重要な見積りと判断に大きな影響を及ぼすと考えております。なお、重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりです。 a 繰延税金資産の回収可能性 連結貸借対照表に計上した繰延税金資産については、将来の回収可能性を十分に検討し、その全額が回収可能であると判断しております。 b 投資有価証券の評価 2026年3月31日現在、連結会社等が保有する有価証券について、回収可能性に疑義のある事象は認識しておらず、適切に評価しております。 c のれんの評価 当社グループのこれまでの買収等の企業結合の結果、2026年3月31日現在の連結貸借対照表に「のれん」が1,504,551千円計上されています。 「のれん」の内訳は以下のとおりです。 「のれん」の発生要因   「のれん」が帰属する 事業・サービス   企業結合年月   「のれん」 の残高 Carret Holdings Inc.と Carret Asset Management LLC の買収、子会社化   米国における私募の債券型ファンドの運用   2019年2月   876,622千円 SBIアセットマネジメント株式会社に 係る買収、子会社化(注1)   私募の債券型投資信託の運用、公募ならびに私募の投資信託のアクティブ運用(注2)   2019年12月~ 2022年10月 (注1)   626,533千円 SBI岡三オルタナティブ・インベストメント株式会社の取得   投資事業組合の組成・運用等   2025年9月   1,395千円 1,504,551千円 (注)1.SBIアセットマネジメント株式会社を存続会社とする吸収合併により消滅会社となった旧新生インベストメント・マネジメント株式会社(企業結合年月 2022年10月)、旧SBIボンド・インベストメント・マネジメント株式会社及び旧SBI地方創生アセットマネジメント株式会社(企業結合年月 2019年12月)の買収・子会社化によるものであります。 (注)2.上記の合併消滅会社3社が行っていた主要な事業であります。当該事業は、現SBIアセットマネジメント株式会社が承継し、営んでおります。 「固定資産の減損に係る会計基準」および「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」に従い、各「のれん」が帰属する事業・サービスに「営業活動から生ずる損益又はキャッシュ・フローが継続してマイナス」などの減損の兆候の有無を把握し、減損の兆候がある場合には、減損損失の認識と測定を行います。その結果、「のれん」の減損損失が生じた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 d 営業投資有価証券の評価 当連結会計年度の連結貸借対照表に計上した額 852,722千円 市場価格のない営業投資有価証券については、取得時の投資先企業の将来の成長による超過収益力を反映した取得価額をもって計上しておりますが、投資先企業の事業が計画通りに進捗せずに取得時の超過収益力が毀損し、実質価額が著しく下落している場合には減損処理を実施しております。 投資先企業の投資時における超過収益力の毀損の有無を検討するにあたっては、事業計画の達成状況、将来の成長性、業績に関する見通しや資金調達の状況等を総合的に勘案し、検討を行っております。投資先企業にはベンチャー企業等が含まれ、これらの投資先の中長期の事業計画には、投資先が属する市場の成長やマーケットシェアの拡大見込みが含まれることから高い不確実性が伴います。将来の成長性、業績に関する見通しなどの見積りが変化した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 e 営業債権の評価 営業債権は、決算日以前の売上から生じた債務者に対する正当な債権であり、また、決算日後に発生すると予想される貸倒損失に対して適切な引当金を計上することとしております。なお、当連結会計年度においては、該当事項はありません。 f ソフトウェアの評価 2026年3月31日現在、連結会社等が保有するソフトウェアについて、回収可能性に疑義のある事象は認識しておらず、適切に評価しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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