概要
スマートドライブは2013年に創業し、車両の位置情報や運転挙動などのモビリティデータを収集・解析するクラウド型車両管理サービスを提供する企業である。2022年12月に東京証券取引所グロース市場に上場し、2025年9月期の売上高は28.8億円、従業員数は111名である。
法人向けクラウド車両管理「SmartDrive Fleet」を中核とする事業構造
スマートドライブの主力サービスは、法人向けクラウド型車両管理サービス「SmartDrive Fleet」である。車載デバイスで車両をコネクテッド化し、GPSデータや加速度センサーを収集、運行管理・安全運転指導・法令遵守(運転日誌の自動作成など)を支援する。SaaS型で提供され、顧客は月額課金(サブスクリプション)を支払う。2025年9月末時点で2,100社超が導入しており、導入企業は中間流通、インフラメンテナンス、不動産、訪問介護など多岐にわたる。
パートナー企業へOEM提供する国内AO事業
国内AO事業では、リース会社や自動車メーカー、保険会社などのパートナー企業に対し、SmartDrive FleetをOEM(ホワイトラベル)で提供する。例えば、住友三井オートサービスやスズキ、本田技研工業などと協業し、各社のブランドでエンドユーザーに車両管理サービスを届ける。OEM提供に加え、POC(概念実証)支援やデータ解析基盤「Mobility Data Platform」の提供も行う。2025年9月期には住友三井オートサービス向け売上が6.1億円(全体の21.2%)を占めた。
売上高は年率30%超で成長し、2025年9月期に営業黒字化
スマートドライブの売上高は、2018年9月期の1億円から2025年9月期には28.8億円へと拡大している。特に2021年9月期以降は前期比で30%以上の成長を続け、2024年9月期には営業利益2.0億円、親会社株主に帰属する当期純利益3.2億円と黒字転換した。2025年9月期も営業利益4.0億円(前期比122.9%増)、純利益4.5億円と増益を達成している。収益の多くは継続的なサブスクリプション収入であり、契約企業数の増加に支えられている。
マレーシア子会社を拠点に東南アジアへ展開
海外モビリティDX事業として、2020年3月にマレーシアに連結子会社SmartDrive Sdn. Bhd.を設立した。同社は現地企業や日系企業向けにドライバーエンゲージメントサービスやアプリ提供を行っている。また、2024年7月にはマレーシアの57 Code Box Sdn. Bhd.の株式を取得し持分法適用関連会社化、東南アジアでの事業基盤を強化している。売上高全体に占める海外比率はまだ小さいが、現地市場の特性に合わせたサービス展開を進めている。
業界の中での役割はモビリティデータプラットフォーム提供企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2025/9期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 国内FO事業 | 25億円 | 89.3% | — | — |
| 国内AO事業 | 3億円 | 10.7% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01フリート事業者(車を使う会社)主力
商用車・法人車両を業務で利用する企業向けに、車載デバイスで収集したモビリティデータを基に、車両位置の可視化、安全運転管理、法令遵守対応、業務効率化を支援するSaaSを提供。
- SmartDrive Fleet
- 法人向けクラウド型車両管理サービス。車載デバイスで取得したGPSデータや運転挙動を基に、位置情報の把握、安全運転のスコアリング、運転日誌の自動作成などを提供する。
- Fleet Option Report
- SmartDrive Fleetのデータを詳細に分析し、安全運転管理や労務管理、コスト削減に役立つレポートやダッシュボードを提供するオプションサービス。
- Mobility Data Insight
- モビリティデータを解析し、業務効率化やコスト削減に資するインサイトを提供するデータ分析サービス。
- SmartDrive Fleet Basic
- スマートフォンのみで利用可能なエントリー向けサービス。安全管理者の日報作成自動化などコンプライアンス対応に特化する。
02アセットオーナー(自動車産業)準主力
リース会社、自動車メーカー、保険会社などのパートナー企業向けに、SmartDrive FleetのOEM提供や、POC・R&D支援を通じて、既存事業の高付加価値化や新規サービス創出を支援。
- SmartDrive Fleet OEM
- パートナー企業のブランドで提供可能なホワイトラベル版の車両管理サービス。データプラットフォームや管理画面を提供し、レベニューシェアで収益を得る。
- テレマティクス保険用リスクAI
- 走行データから事故リスクを予測するAIモデル。保険会社がテレマティクス保険の開発に活用する。
03海外モビリティ市場副次
マレーシアにおいて、現地企業や日系企業向けに日本と同様のフリート管理サービスやOEM提供を展開。東南アジア市場でのDXを支援する。
- SmartDrive Fleet(海外版)
- マレーシアで提供されるクラウド型車両管理サービス。現地のニーズに合わせてローカライズされている。
製品と技術
中核製品「SmartDrive Fleet」とマルチデバイス対応
SmartDrive Fleetは、車載デバイスで収集した位置情報や加速度データをクラウド上で管理・分析するSaaSサービスである。導入企業は運行状況の可視化、安全運転スコアリング、運転日誌の自動生成、アルコール検知器との連携による酒気帯びチェックなどが可能となる。特徴は、自社製デバイスに加え、ユピテルやJVCケンウッド製のドライブレコーダー、ETC2.0機器、スマートフォンとも連携できるマルチデバイス対応であり、車両の保有形態を問わず導入できる。
データ分析基盤「Mobility Data Platform」による付加価値創出
Mobility Data Platformは、SmartDrive Fleetで収集したモビリティデータを格納・加工・解析する基盤である。このプラットフォームを活用し、顧客企業向けに詳細なデータ分析レポート「Fleet Option Report」や管理ダッシュボード「Mobility Data Insight」をオプション提供する。また、保険会社向けにはテレマティクス保険用のリスクAIモデルを開発し、走行データに基づく事故確率予測を可能にしている。パートナー企業へのOEM提供時にもこのプラットフォームが核となっている。
パートナー企業へのOEM提供とテレマティクス保険向けAI
国内AO事業では、SmartDrive Fleetの機能をパートナー企業のブランドで提供するOEMモデルが特色である。例えば「スズキフリート」や「HONDA Fleet Management」といったサービスは、同社のプラットフォームを基に構築されている。さらに、テレマティクス保険分野では、アクサ損保との協業を皮切りに、住友三井オートサービスグループと共同で運転挙動に応じたリペア保険を販売。AIモデルは収集データから事故リスクを計算し、保険料の柔軟な設定を支援する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
車載SaaS特化型、高成長持続
スマートドライブは、車両管理・運行管理SaaSを提供し、法人向けフリート市場で急成長。売上高17億→29億円(23/9→25/9期)と拡大し、営業利益率も9%→14%に改善。同業のCocoliveやソラコムと比べ、車載領域に特化した点が独自。VRain Solutionやハッチ・ワークに比べ収益性は中程度だが、成長率は高い。車両データ活用の需要拡大を追い風に、既存顧客の深耕と新規開拓が課題。
強み
- 車両管理に特化し、運行管理や安全運転支援など独自機能を提供。
- 売上高が3期連続で30%超の増収を達成し、成長フェーズにある。
- 営業利益率が9%から14%へ上昇し、ビジネスモデルの熟度が向上。
- 物流・運輸業界のDX需要が高まり、導入企業が増加傾向。
課題
- カーナビ・通信各社が類似サービスを投入し、競争が激化。
- 売上規模はまだ小さく、大手企業への営業力強化が必要。
- 車両データの収集・分析で、より高度なサービスの開発が急務。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がスマートドライブ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4446Link-Uグループ | 119億円 | — |
| 2 | 4193ファブリカホールディングス | 118億円 | 17.4倍 |
| 3 | 4838スペースシャワーSKIYAKIホールディングス | 118億円 | 9.4倍 |
| 4 | 7849スターツ出版 | 118億円 | 10.0倍 |
| 5 | 5137スマートドライブ | 117億円 | 21.7倍 |
| 6 | 5590ネットスターズ | 117億円 | 20.7倍 |
| 7 | 5136tripla | 115億円 | 18.8倍 |
| 8 | 4382HEROZ | 115億円 | 30.5倍 |
| 9 | 5572Ridge-i | 113億円 | 84.1倍 |
| 10 | 4169ENECHANGE | 112億円 | 87.9倍 |
| 11 | 4644イマジニア | 112億円 | 13.6倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 26件
東京都世田谷区で創業し、商号変更を経て実証実験を開始
2013年10月、東京都世田谷区に資本金100万円で当社を設立した。2014年1月に株式会社スマートドライブへ商号変更。同年8月には「柏の葉スマートシティ」において、自社製車載端末による車両走行データ収集と専用アプリの実証実験を開始した。2014年9月には総務省の「I-Challenge!」プログラムで第一号案件に採択され、通信と位置情報を活用した事業の芽が育ち始めた。
アクサ損保との提携と「MIRAI DRIVE PROJECT」の開始
2015年4月、アクサ損害保険株式会社とテレマティクス事業で業務提携し、走行データを保険商品に活用する道を拓いた。2016年1月には共同プロジェクト「MIRAI DRIVE PROJECT」を開始。同年9月には法人向けクラウド車両管理サービス「SmartDrive Fleet」をリリースし、自社サービスの本格提供を始めた。2017年2月にはISMS認証(ISO/IEC 27001)を取得し、情報セキュリティ体制を整えた。
ドライバーエンゲージメントサービス「SmartDrive Cars」のリリースと補助金採択
2018年4月、ドライバー向けのエンゲージメントサービス「SmartDrive Cars」をリリースした。同年6月には経済産業省の「産業データ共有促進事業費補助金」に採択され、データ共有基盤の整備を進めた。2019年12月にはNEDOの「Connected Industries推進事業」にも採択され、官民の支援を受けながらサービス開発とデータ解析技術を磨いた。
大手企業との協業拡大とマレーシア子会社設立
2020年2月、株式会社ユピテル製のドライブレコーダーとSmartDrive Fleetの連携を開始。同年3月にはマレーシアに連結子会社SmartDrive Sdn. Bhd.を設立した。2020年10月には本田技研工業とホンダの二輪向けフリート管理サービス「HONDA Fleet Management」にMobility Data Platformを提供。2021年1月には住友三井オートサービスと業務・資本提携を結び、大手リース会社との関係を強固にした。
スズキ・出光興産などとの協業とIPO準備
2021年6月、スズキ株式会社と法人向け車両管理サービス「スズキフリート」の構築で協業開始。同年8月には出光興産の超小型EV事業向けにOEM提供を含む協業を発表し、テレマティクス保険分野でも住友三井オートサービスグループと共同でリペア保険販売を始めた。2021年7月にはJETRO「日ASEANにおけるアジアDX促進事業」に採択されるなど、国内外での事業拡大を加速した。
東京証券取引所グロース市場上場と持分法適用関連会社の取得
2022年12月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場し、資金調達と認知度向上を図った。上場後も成長投資を続け、2024年7月にはマレーシアの57 Code Box Sdn. Bhd.を持分法適用関連会社化。2025年8月には株式会社インターゾーンの株式を取得し、同年10月には株式会社モビリティトランスフォーメーションを設立するなど、グループ体制を拡充している。
年表26件を開く
2010年代
- 2013年10月創業東京都世田谷区に当社設立(資本金100万円)
- 2014年1月商号変更株式会社スマートドライブに商号変更
- 2014年8月「柏の葉スマートシティ」において、自社製車載端末による車両の走行データ収集と専用アプリの開発に向けた実証実験開始
- 2014年9月総務省「I-Challenge!」(ICTイノベーション創出チャレンジプログラム)第一号案件に採択
- 2015年4月アクサ損害保険株式会社とテレマティクス事業業務提携
- 2015年12月第3回「CNET Japan Startup Award」にて最優秀賞を受賞
- 2016年1月アクサ損害保険株式会社との共同プロジェクト「MIRAI DRIVE PROJECT」開始
- 2016年9月法人向けクラウド車両管理サービス「SmartDrive Fleet」をリリース
- 2017年2月ISMS認証取得(ISO/IEC 27001:2013)
- 2018年4月ドライバーエンゲージメントサービス「SmartDrive Cars」をリリース
- 2018年6月経産省「産業データ共有促進事業費補助金」に採択
- 2019年12月NEDO「Connected Industries推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業」に採択
2020年代
- 2020年2月株式会社ユピテル製の法人向けLTE通信型ドライブレコーダーとSmartDrive Fleetとの連携開始
- 2020年3月マレーシアに連結子会社 SmartDrive Sdn. Bhd. 設立
- 2020年10月本田技研工業株式会社及び株式会社ホンダモーターサイクルジャパンがサービス開始する「HONDA Fleet Management」にデータ解析・事業提携基盤「Mobility Data Platform」を提供
- 2021年1月住友三井オートサービス株式会社と法人向け テレマティクスサービス分野の業務提携並びに資本提携
- 2021年6月スズキ株式会社による法人向け車両管理サービス「スズキフリート」の構築に向けて協業開始
- 2021年6月株式会社JVCケンウッド製のAI搭載通信型ドライブレコーダーとSmartDrive Fleet及びMobility Data Platformとのデータ連携開始
- 2021年6月meitrack社製GPS内蔵デバイス「SmartDrive Wi-Fi Hub」の提供開始
- 2021年7月JETRO「日ASEANにおけるアジアDX促進事業」に採択
- 2021年8月出光興産株式会社による「超小型EV事業」の立上げに向けた法人向けクラウド車両管理サービス・データ解析・事業提携基盤のOEM提供を含む各種協業の開始
- 2021年8月住友三井オートサービス株式会社のグループ会社であるi-SMAS少額短期保険株式会社と共同で、運転挙動に応じて保険料が設定されるテレマティクス型のリペア保険の販売を開始
- 2022年12月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2024年7月当社子会社である SmartDrive Sdn. Bhd. が57 Code Box Sdn. Bhd.の株式を取得し、持分法適用関連会社化
- 2025年8月株式会社インターゾーンの株式を取得し、持分法適用関連会社化
- 2025年10月創業株式会社モビリティトランスフォーメーション設立
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/9期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
国内FO事業の拡大
営業車両・配送車両向けSaaSサービスを提供し、顧客企業の営業効率改善、車両稼働率改善、燃費削減などのコスト削減や収益性向上、安全運転推進、法定文書自動作成などを支援する。中小規模顧客にはマーケティング自動化で商談化率向上を、大規模顧客には個社最適提案とPOCを通じたクロスセル・本格導入を目指す。
- 02
国内AO事業のネットワーク拡大
アセットオーナー企業などのパートナー企業のDXやモビリティデータを活用した新規事業立ち上げを技術面から支援し、関係強化を図る。自動車メーカー、リース会社、保険会社など大手企業の新規開拓を進め、パートナーネットワークを拡大。エンドユーザーへの共同拡販により高い成長性と継続的収益を確保する。
- 03
海外モビリティDX事業の推進
マレーシアを中心に、顧客企業の業界・ドメインに合わせたソリューションを個別提案し、POCを介した導入支援を進める。現地市場の特徴である安全運転対策や福利厚生サービスの充実ニーズに応え、アカウントベースドマーケティングで事業を展開。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 4期分
グループ全体で111人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は697万円で、3期前と比べて−8.7%。平均年齢は36.0歳、平均勤続年数は4.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年9月 | 763 | 36.0 | 3.2 | 74 | — |
| 2023年9月 | 710 | 36.1 | 3.3 | 83 | — |
| 2024年9月 | 692 | 36.0 | 3.4 | 94 | 213 |
| 2025年9月 | 697 | 36.0 | 4.4 | 111 | 360 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社3社(国内 1 / 海外 2、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 海外SmartDrive Sdn. Bhd. (注)1Selangor, Malaysia · 連結子会社議決権100.0%
- 海外57 Code Box Sdn. Bhd.Selangor, Malaysia · 持分法適用会社議決権28.0%
- 国内株式会社インターゾーン(注)3群馬県高崎市緑町2-1-12 · 持分法適用会社議決権20.8%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年9月期の売上高は29億円、営業利益は4億円。前期と比べると増収増益で、売上が+31.8%、利益が+100.0%。
会社が出している今期の予想2026年9月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 46億円 | 29億円 |
| 営業利益 | 7億円 | 4億円 |
| 純利益 | 9億円 | 5億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は13億円、営業利益は2億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+160.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2Q | 4 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2023年3Q | 5 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2023年4Q | 4 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 5 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 6 | 1 | 16.7 | 1 |
| 2024年4Q | 11 | 1 | 9.1 | 2 |
| 2025年2Q | 14 | 2 | 14.3 | 1 |
| 2025年4Q | 15 | 2 | 13.3 | 4 |
| 2026年2Q | 16 | 1 | 6.3 | 2 |
| 2026年3Q | 13 | 2 | 15.4 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 8期分
2018年9月期からの8期で、売上は1億円から29億円へ29.0倍に増えた。直近期の営業利益率は13.8%。売上は7期、純利益は3期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年9月 | 1 | — | −6 | — | −6 |
| 2019年9月 | 2 | — | −7 | — | −7 |
| マレーシアに連結子会社 SmartDrive Sdn. Bhd. 設立 | |||||
| 2020年9月 | 4 | — | −8 | — | −8 |
| 2021年9月 | 8 | — | −3 | — | −3 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2022年9月 | 13 | — | −3 | — | −3 |
| 2023年9月 | 17 | — | 0 | — | 0 |
| 2024年9月 | 22 | 2 | 2 | 9.1 | 3 |
| 株式会社モビリティトランスフォーメーション設立 | |||||
| 2025年9月 | 29 | 4 | 4 | 13.8 | 5 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年9月期
売上高29億円のうち、営業利益として残るのは4億円で13.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の17.2%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金37.9%11億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金48.3%14億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益13.8%4億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 6期分
2025年9月期は営業CFが6億円、投資CFが−5億円で、差し引きのフリーCFは1億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は9億円で、売上の3.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年9月 | −7 | 0 | 2 | −7 | 5 |
| 2021年9月 | −3 | 0 | 11 | −3 | 13 |
| 2022年9月 | −4 | 0 | — | −4 | 8 |
| 2023年9月 | −1 | −1 | 3 | −2 | 10 |
| 2024年9月 | 0 | −2 | 0 | −2 | 8 |
| 2025年9月 | 6 | −5 | 0 | 1 | 9 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 8期分
2025年9月期の総資産は24億円。このうち返さなくてよい自己資本が11億円で、自己資本比率は47.5%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2018年9月 | 18 | 15 | 3 | 86.9 |
| 2019年9月 | 11 | 8 | 3 | 71.0 |
| 2020年9月 | 6 | 0 | 6 | 5.2 |
| 2021年9月 | 15 | 6 | 9 | 36.8 |
| 2022年9月 | 11 | 0 | 11 | 3.4 |
| 2023年9月 | 15 | 5 | 10 | 32.0 |
| 2024年9月 | 19 | 8 | 11 | 41.2 |
| 2025年9月 | 24 | 11 | 12 | 47.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで605社中14位あたり、逆に低いのは自己資本比率で605社中440位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥309で、1年前と比べて-39.3%。過去52週の値幅のなかでは34%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 21.7倍 |
| PER (会社予想) | 13.0倍 |
| PBR | 8.61倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月17日に285円と+7.1%高。8月14日に266円へ急伸し、その後も上昇。25日線(227円)を約26%上回り、75日線(227円)も大きく上抜け。ただし52週高値570円からは-50%で、回復途上。出来高は8月14日に158万株と急増し、8月17日も104万株と高水準。RSIは83.2と過熱圏で、短期的な調整に注意。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
PERは18.71倍と業界平均の31.11倍を下回り、予想PERも11.2倍と割安に見えるが、PBRは7.41倍と平均の3.64倍を大きく上回り、成長期待を織り込んでいる。ROEは47.6%と非常に高く、収益性は優れているが、無配当で株主還元は乏しい。情報・通信業界の中ではバリュエーションは割安側だが、PBRの高さを考慮するとほぼ妥当と言える。成長性と収益性の高さを評価しつつ、配当の無さがマイナス要因。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 21.7倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 13.0倍 | — |
| PBR | 8.61倍 | 2.96倍 |
| ROE | 47.6% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
車両管理の需要は物流効率化と安全規制強化で拡大が見込まれる。強気派は、契約台数の増加と高付加価値サービスの提供で成長が続くとみる。一方、弱気派は、競争激化による価格低下や、大手通信企業の参入でシェアが脅かされると懸念する。また、景気減速で投資が抑制されるとの見方もある。収益性は改善傾向だが、利益率の持続性が論点。
- 成長市場で高成長
2025/9期は売上高29億で前年比32%増。営業利益率13.79%と向上。
- 高収益なサブスク
利益率が高く、契約数が増えれば収益が拡大するビジネスモデル。
- 社会課題の追い風
トラック運転手不足や安全規制強化でニーズは増加。
- 売上高が29億円に拡大、高成長継続通年影響中
売上高は22→29億円と32%増。需要拡大が続く
- 営業利益率13.79%と高収益を達成通年影響中
営業利益率13.79%(前期9.09%)と4.7ポイント改善。効率的な事業運営
- フォワードPER9.8倍と成長の割に割安通年影響中
実績PER16.29倍に対し予想PER9.8倍。今期の利益成長を織り込む
- ROE47.6%と非常に高い資本効率通年影響弱
ROE47.6%は売上高に対する利益率の高さを示し、株主資本を効率的に活用
- 競争激化
参入企業が増え、価格競争になる恐れがある。大手の参入でシェアが低下。
- 顧客解約リスク
景気後退時は顧客がコスト削減で契約を減らす可能性。
- 株価下落の理由
今1年で株価は47.9%下落。成長期待の剥落が懸念される。
- PBR6.46倍とバリュエーションが割高継続影響中
PBR6.46倍は資産価値に対して株価が大幅に上回る。成長鈍化に弱い
- 株価が1年間で47.9%下落し、弱気トレンド継続影響弱
前年比▲47.87%。高値圏からの調整が続いており、戻り待ち売りが出やすい
- 無配当で株主への現金還元がない通年影響弱
配当利回り0%。利益成長が止まると投資家の選別が強まる
- 外国人保有比率14.7%と売りが集中しやすい継続影響弱
外国人持ち株比率14.7%と低位。リスク回避時には売りが殺到しやすい
- 契約台数
- 売上高の基盤となるため、成長の核心指標。
- 解約率
- 収益の安定性を示し、高いと成長を食い潰す。
- 営業利益率
- 収益性の改善が持続するか確認するため。
株主
有価証券報告書より
2025年9月期末の株主数は延べ2,699人。区分でいちばん多いのは事業法人で45.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が63.9%を占め、残る36.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2022年9月% | 2023年9月% | 2024年9月% | 2025年9月% |
|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 72.8 | 51.1 | 50.4 | 45.9 |
| 金融機関 | — | 16.0 | 17.8 | 18.0 |
| 外国法人 | 16.8 | 16.1 | 16.9 | 14.4 |
| 個人・その他 | 10.4 | 14.1 | 13.2 | 13.9 |
| 証券会社 | — | 2.7 | 1.5 | 7.5 |
| 自己株式 | — | 0.0 | — | 0.9 |
| 外国人個人 | — | 0.0 | 0.2 | 0.3 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社OMU | 44.58 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 12.41 |
| 03 | TJ2015.FUND LP | 7.26 |
| 04 | Monoful Pte. Ltd. | 4.23 |
| 05 | 楽天証券株式会社 | 3.58 |
| 06 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 3.47 |
| 07 | 野村信託銀行株式会社(投信口) | 2.13 |
| 08 | SMBC日興証券株式会社 | 1.72 |
| 09 | BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC) | 1.27 |
| 10 | 住友三井オートサービス株式会社 | 0.89 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-20アモーヴァ・アセットマネジメント株式会社新規の大量保有報告4.68%-1.24pt
- 2026-04-22アセットマネジメントOne株式会社新規の大量保有報告6.07%+1.01pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 8期分
1株利益は8期で+100%、1株純資産は3期で+134%。直近期のROEは47.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2018年9月 | −3,595 | — | — | — |
| 2019年9月 | −4,079 | — | — | — |
| 2020年9月 | −140 | — | — | — |
| 2021年9月 | −10 | — | — | — |
| 2022年9月 | −9 | — | — | — |
| 2023年9月 | −1 | 13 | — | — |
| 2024年9月 | 7 | 20 | 42.6 | 44.9 |
| 2025年9月 | 12 | 30 | 47.6 | 38.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/9期の役員報酬は総額52百万円。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 北川烈 | 代表取締役 社長 | 37 | 17,115,000 |
| 元垣内広毅 | 取締役 事業部門担当 | 44 | 69,600 |
| 高橋幹太 | 取締役 管理部門担当 | 47 | 100,080 |
| 中島友啓 | 取締役(常勤監査等委員) | 51 | 3,960 |
| 石井絵梨子 | 取締役(監査等委員) | 45 | — |
| 竹川隆司 | 取締役(監査等委員) | 49 | 35,940 |
| 志賀俊之 | 取締役(監査等委員) | 72 | — |
| 長島聡 | 取締役(監査等委員) | 57 | — |
役員報酬の内訳2025/9期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 監査等委員 | 5 | 19 | 19 | 4 |
| 取締役(社内) | 3 | 17 | 17 | 6 |
| 取締役(社内) | 4 | 16 | 16 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/9期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容6,142字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,779字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,795字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,469字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第13期(2025/10/01-2026/09/30)2026-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第12期(2024/10/01-2025/09/30)2025-12-22
- 半期報告書半期報告書-第12期(2024/10/01-2025/03/31)2025-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第11期(2023/10/01-2024/09/30)2024-12-25
- 四半期報告書四半期報告書-第11期第2四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 四半期報告書四半期報告書-第11期第1四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第10期(2022/10/01-2023/09/30)2023-12-25
- 四半期報告書四半期報告書-第10期第3四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第10期第2四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 四半期報告書四半期報告書-第10期第1四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第9期(令和3年10月1日-令和4年9月30日)2022-12-26
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