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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

スターツ出版

Starts Publishing Corporation7849 · Standard · 情報・通信業

スターツグループのメディア部門として、小説投稿サイトと書籍出版を核とする書籍コンテンツ事業と、雑誌・Webメディアを軸としたメディアソリューション事業を展開。

概要

スターツ出版は、スターツグループのメディア部門を担う出版・インターネット企業である。1983年に千曲出版として設立され、1989年に現社名に変更。小説投稿サイト「野いちご」「Berry's Cafe」「ノベマ!」を運営し、書籍・コミックを発行するほか、女性向けライフスタイル誌「オズマガジン」、フリーマガジン「メトロミニッツ」、ポータルサイト「オズモール」を展開。2025年12月期の売上高は81億円、従業員は240名。東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場している。

二つの事業セグメントと売上構成

スターツ出版は、書籍コンテンツ事業とメディアソリューション事業の二つのセグメントで構成される。書籍コンテンツ事業は、自社運営の小説投稿サイト「野いちご」「Berry's Cafe」「ノベマ!」を起点に、作品を書籍やコミックとして刊行する。2025年12月期の同事業の売上高は48億400万円で、全社売上の59.0%を占める。メディアソリューション事業は、雑誌「オズマガジン」やフリーマガジン「メトロミニッツ」、女性向けポータルサイト「オズモール」を通じた広告・PR、および施設予約サービス「オズのプレミアム予約」を提供する。同事業の売上高は33億3800万円、構成比は41.0%である。両事業を合わせた全社売上高は81億4300万円。営業利益は書籍コンテンツ事業が16億4900万円、メディアソリューション事業が2億3200万円で、全体では17億5600万円の営業利益を計上した。

スターツグループ内での役割

スターツ出版は、持株会社スターツコーポレーションを頂点とするスターツグループ88社の一員であり、グループのメディア部門として位置づけられる。グループ内には建設業のスターツCAM、不動産仲介のスターツピタットハウス、不動産分譲のスターツデベロップメント、不動産管理のスターツアメニティーなど、不動産関連事業を営む企業が多い。スターツ出版はこれらのグループ各社から印刷物等の制作を受注するほか、親会社との間でも営業取引を行う。また、グループ外のクライアント向けにも、自社メディアを活用したPR・販促ソリューションを提供する。グループのリソースを背景に、東京圏を中心とした地域密着型のメディアビジネスを展開している。

収益の推移と直近の動向

スターツ出版の売上高は、2012年12月期の43億円から緩やかに増加し、2020年12月期に44億円まで落ち込んだ後、2021年12月期に56億円、2024年12月期には86億円に達した。しかし、2025年12月期は前期比5.1%減の81億円に減少した。減収の主因は書籍コンテンツ事業で、前年に映画化された「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」などのヒット作品の反動減や、上期の発行点数が想定を下回ったことによる。営業利益は2022年12月期の12億円から2024年12月期に23億円まで拡大したが、2025年12月期は17億円に減少した。純利益は2025年12月期に13億円となっている。同社は中期経営計画で売上高・営業利益・営業利益率を重要な経営指標とし、IP展開やAI活用による成長を掲げている。

業界の中での役割はコンテンツ出版およびメディア運営企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
81億円
営業利益
18億円
営業利益率
22.2%
純利益
14億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01読者(一般消費者)向け出版主力

小説投稿サイト『野いちご』『Berry's Cafe』『ノベマ!』を運営し、投稿作品を書籍化。文庫やコミックスとして発行し、読者に提供。

国内最大級の小説投稿サイトを運営

主な製品・サービス4
野いちご
10代向け小説投稿サイト。投稿作品の書籍化を数多く輩出。
スターツ出版文庫
ケータイ小説発の文庫レーベル。恋愛小説などを中心に刊行。
ベリーズコミックス
女性向けコミックレーベル。Web連載作品を単行本化。
ノベマ!
大人向け小説投稿サイト。様々なジャンルの作品を掲載。

02広告主・地域情報準主力

東京圏の女性向けライフスタイル誌『オズマガジン』やフリーマガジン『メトロミニッツ』、ポータルサイト『オズモール』を運営し、広告掲載や予約送客サービスを提供。

主な製品・サービス3
オズマガジン
東京圏の女性向けライフスタイル誌。グルメ・ショッピング情報を掲載。
メトロミニッツ
首都圏の主要駅で配布するライフスタイルフリーマガジン。
オズモール
女性向けポータルサイト。レストラン予約やイベント情報を提供。

製品と技術

小説投稿サイト「野いちご」「Berry's Cafe」「ノベマ!」

スターツ出版が運営する三つの小説投稿サイトは、いずれも読者参加型のプラットフォームである。2007年開設の「野いちご」は、ケータイ小説を中心に、恋愛、ファンタジー、ホラーなど幅広いジャンルの作品が投稿される。2011年開設の「Berry's Cafe」は女性向け作品が多く、のちに「ベリーズ文庫」などの書籍化に結びつく。2019年開設の「ノベマ!」は、よりライト文芸志向の作品を扱う。これらのサイトは単なる投稿の場に留まらず、作品の人気ランキングや読者コメントを通じて、出版社が市場の嗜好を把握する役割も果たしている。サイト発のヒット作は映画化やコミカライズされ、IP展開の源泉となっている。

多様な文庫・コミックレーベル

スターツ出版は、読者層やジャンルに応じて多数のレーベルを展開する。「スターツ出版文庫」はオールジャンル、「ベリーズ文庫」はBerry's Cafe発の恋愛小説、「野いちごジュニア文庫」は中高生向け、「noicomi」は電子書籍先行のコミック、「グラストNOVELS」は男性向けライト文芸、「BeLuck文庫」は新設のエンターテインメント文庫など、計10以上のレーベルを持つ。コミックでは「ベリーズコミックス」「グラストCOMICS」「OZcomics」があり、小説のコミカライズやオリジナル漫画を刊行する。これらのレーベルは、紙と電子の両方で販売され、自社サイト発の作品を中心に、独自の編集方針で市場に投入されている。

女性向けメディア「オズモール」「オズマガジン」と予約サービス

「オズモール」は、女性向けライフスタイルポータルサイトとして1996年に開設された。レストラン、美容、旅行、宿泊などに関する情報を発信し、会員数は500万人を超える。同サイトの予約サービス「オズのプレミアム予約」では、厳選された施設の予約が可能で、特にレストラン予約が売上の中心である。雑誌「オズマガジン」は1987年創刊の隔月刊誌で、首都圏の読者に向けてグルメ・ショッピング・イベント情報を提供する。両メディアは紙とデジタルで連動し、商業施設や自治体向けの集客支援・PRソリューションにも活用されている。2025年12月期のメディアソリューション事業売上高は33億円である。

フリーマガジン「メトロミニッツ」と地域密着型メディア

2002年11月に創刊された「メトロミニッツ」は、東京メトロの駅構内で無料配布されるフリーマガジンである。通勤・通学時間帯に読まれることを想定し、短時間で読めるコンパクトな記事構成が特徴。グルメ、ショッピング、カルチャーなど、首都圏の生活情報を中心に扱う。発行部数は非公表だが、東京メトロの全駅で配架されるため、高い接触頻度を持つ。このメディアは、地元密着型の広告媒体として、飲食店や商業施設のプロモーションに利用されている。また、オズモールやSNSとの連携により、紙からデジタルへの誘導も行っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 読者(一般消費者)向け出版国内最大級の小説投稿サイトを運営

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

Webメディアと出版の融合で独自地位、減収傾向に課題

同社は情報・通信業に属し、Webメディアと出版を融合した独自のビジネスモデルを展開する。売上高は2023/12期の83億円から2024/12期には86億円へ拡大したが、2025/12期には81億円へ減少に転じた。営業利益率も26.7%から22.2%へ低下しており、収益力の減退が懸念される。ライバルであるソラコムやハッチ・ワークと比較すると売上規模では上回るが、成長率では見劣りする。Webメディア分野での競争激化により、収益環境は厳しさを増している。

強み

  • 売上高81億円と、同業他社を大きく上回る規模感。
  • Webと出版の融合で、コンテンツ発信力に強み。
  • 営業利益率22%と、収益性は比較的高水準。
  • 長年の運営で、安定した読者・利用者基盤を持つ。

課題

  • 直近期に売上高が減少し、成長の停滞が見られる。
  • 営業利益率が低下傾向で、収益改善が急務。
  • Webメディア分野で競争が激化し、差別化が困難。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がスターツ出版

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
13675クロス・マーケティンググループ120億円14.6倍
24479マクアケ119億円18.5倍
34446Link-Uグループ119億円
47849スターツ出版118億円10.0倍
54193ファブリカホールディングス118億円17.4倍
64838スペースシャワーSKIYAKIホールディングス118億円9.4倍
75590ネットスターズ117億円20.7倍
85137スマートドライブ117億円21.7倍
95136tripla115億円18.8倍
104382HEROZ115億円30.5倍
115572Ridge-i113億円84.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 40件

コミュニティ紙の出版社として創業

スターツ出版の前身は、1983年3月に東京都江戸川区で設立された千曲出版株式会社である。創業の目的はコミュニティ紙の製作・発行だった。1987年6月にはレジャー情報誌「オズマガジン」を隔月で創刊し、全国のペンションで販売を始めた。当初は書店販売を行わず、独自の流通網を構築した。1988年4月からは首都圏・名古屋・関西の書店でも販売を開始し、販路を拡大した。1989年10月には社名をスターツ出版株式会社に変更し、本店を中央区京橋に移転した。この時期、既刊のコミュニティ紙を統合し、1991年4月に「アエルデ」として誌面を一新するなど、紙媒体の強化を進めた。

インターネット事業への進出とオズモールの開設

1996年10月、スターツ出版は「オズマガジン」のホームページ「オズモール」を開設し、インターネット事業に参入した。これは同社にとって初のデジタル領域への進出だった。2002年11月には、営団地下鉄(現東京メトロ)の駅構内で無料配布するフリーマガジン「メトロミニッツ」を創刊し、通勤・通学客へのリーチを狙った。2003年7月にはオズモール上で「オズのプレミアム予約」サービス(ホテル予約)を開始し、メディアと予約サービスを組み合わせたビジネスモデルを構築した。これらの取り組みにより、紙媒体に加えてウェブとリアルを融合した事業基盤が形成されていった。

ケータイ小説サイト「野いちご」の誕生と文庫化

2007年6月、スターツ出版はケータイ小説投稿サイト「野いちご」をオープンした。これは携帯電話向けの小説投稿プラットフォームで、ユーザーが自由に作品を投稿・閲覧できる仕組みを提供した。同サイトで人気を集めた作品は、2009年4月に「ケータイ小説文庫」として書籍化され、出版事業の新たな柱となった。2011年10月には第二の小説サイト「Berry's Cafe」を開設し、ラインナップを拡充。2013年4月には「ベリーズ文庫」を創刊し、Berry's Cafe発の作品の文庫化を本格化させた。これらのサイトは、後にコミカライズや映像化の原作供給源としても機能することになる。

レーベルの多角化とコミック市場への参入

2015年12月、スターツ出版は「スターツ出版文庫」を創刊し、文庫レーベルを拡大した。2016年8月には「comic Berry's」を創刊してコミック事業に参入し、同年11月には「ベリーズコミックス」を発行開始した。2019年4月には第三の小説サイト「ノベマ!」をオープンし、同年8月には「noicomi」、2020年8月には「野いちごジュニア文庫」と、次々と新レーベルを立ち上げた。2021年には「comicグラスト」「グラストCOMICS」「グラストNOVELS」を創刊し、電子と紙の両面で出版点数を増やした。2024年以降も「野いちごぽっぷ」「BeLuck文庫」「OZbooks」「OZcomics」を創刊し、レーベルの多様化を継続している。

オズモールの会員拡大と資本市場の歩み

オズモールの会員数は、2009年12月に100万人、2014年1月に200万人、2018年4月に300万人、2022年7月に400万人、2026年2月に500万人と順調に増加した。この会員基盤は、予約サービスや広告事業の成長を支えた。一方、資本市場では、2001年8月に日本証券業協会へ店頭登録、2004年12月にジャスダック証券取引所に上場。2010年の両取引所合併に伴い大阪証券取引所JASDAQ、2013年の統合で東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場している。上場後も安定した収益を背景に、自社株買いや配当を実施している。

年表40件を開く

1980年代

  • 1983年3月創業コミュニティ紙の製作、発行を目的として千曲出版株式会社を東京都江戸川区西葛西に設立
  • 1987年6月レジャー情報誌として「オズマガジン」を創刊。隔月発売とし全国のペンションにて販売
  • 1988年4月「オズマガジン」を首都圏・名古屋・関西の書店にて販売開始
  • 1989年10月商号変更千曲出版株式会社からスターツ出版株式会社へ商号変更
  • 1989年10月本店を東京都江戸川区西葛西から東京都中央区京橋に移転

1990年代

  • 1991年4月M&A既刊コミュニティ紙を統合し名称を「アエルデ」に変更すると同時に誌面を一新する
  • 1992年7月業務上の理由から本店を東京都中央区京橋から東京都江戸川区東葛西に移転
  • 1996年10月「オズマガジン」のホームページ「オズモール」を開設し、インターネット事業を開始
  • 1998年4月創業当社が50%を出資し、賃貸住宅情報誌発行会社として株式会社住宅流通推進協会を設立
  • 1999年4月本店を東京都江戸川区東葛西から東京都江戸川区中葛西に移転
  • 1999年10月子会社である株式会社スターツツーリストの当社所有の全株式を当社の親会社であるスターツ株式会社に売却

2000年代

  • 2001年4月M&A当社の関連会社の株式会社住宅流通推進協会がスターツ株式会社の関連会社である株式会社リアルジョブと合併(存続会社名は株式会社リアルジョブ)
  • 2001年8月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 2002年11月営団地下鉄(現東京メトロ)駅構内で無料配布するフリーマガジン「メトロミニッツ」を創刊
  • 2003年7月オズモール上で「オズのプレミアム予約」サービス(オズのホテル予約)がスタート
  • 2004年6月商号変更当社の関連会社である株式会社リアルジョブがピタットハウスネットワーク株式会社へ商号変更
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2007年6月ケータイ小説投稿サイト「野いちご」をオープン
  • 2009年4月「ケータイ小説文庫」シリーズ創刊
  • 2009年12月「オズモール」の会員登録数が100万人となる

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場
  • 2011年10月小説サイト「Berry's Cafe」がオープン
  • 2013年4月「ベリーズ文庫」創刊
  • 2013年7月M&A東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に
  • 2014年1月「オズモール」の会員登録数が200万人となる
  • 2015年12月「スターツ出版文庫」創刊
  • 2016年8月「comic Berry's」創刊
  • 2016年11月「ベリーズコミックス」創刊
  • 2018年4月「オズモール」の会員登録数が300万人となる
  • 2019年4月小説サイト「ノベマ!」がオープン
  • 2019年8月「noicomi」創刊

2020年代

  • 2020年8月「野いちごジュニア文庫」創刊
  • 2021年5月「comicグラスト」創刊
  • 2021年8月「グラストCOMICS」創刊
  • 2021年11月「グラストNOVELS」創刊
  • 2022年7月「オズモール」の会員登録数が400万人となる
  • 2024年11月「野いちごぽっぷ」創刊
  • 2024年12月「BeLuck文庫」創刊
  • 2025年10月「OZbooks」「OZcomics」創刊
  • 2026年2月「オズモール」の会員登録数が500万人となる

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    自社IPの映像化など展開強化

    自社小説・コミックの映像化等IP展開を強化し、コンテンツ価値を最大化する。

  2. 02

    デジタルマーケティングの強化

    SNS活用によるリーチ拡大やCRMによるユーザーロイヤルティ向上を図る。

  3. 03

    AI活用によるサービス開発と生産性向上

    AIを活用した新サービス開発と業務効率化により競争力を高める。

  4. 04

    資本提携・M&Aによる成長投資

    外部との資本提携やM&Aを積極的に実行し、事業成長を加速させる。

  5. 05

    社員成長を支える企業風土の醸成

    チームワーク醸成や社員の成長支援施策を継続し、持続的な成長基盤を築く。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で240人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は611万円で、9期前と比べて+17.1%平均年齢は34.8歳、平均勤続年数は9.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月174
2017年12月189
2018年12月194
2019年12月52234.67.7216
2020年12月51635.08.3217
2021年12月52135.38.5214
2022年12月54335.28.7225
2023年12月61035.29.3236
2024年12月60235.09.4235979
2025年12月61134.89.5240750

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率47.8%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都中央区40百万円
書籍コンテンツ事業 メディアソリューション事業 全社(共通)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は81億円営業利益18億円前期と比べると減収減益で、売上が-5.8%、利益が-21.7%。

売上高
-5.8%
81億円
営業利益
-21.7%
18億円
純利益
-22.2%
14億円
営業利益率
22.2%
前期比 -4.5%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高82億円81億円
営業利益13億円18億円
純利益10億円14億円
1株あたり配当¥130¥130

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は39億円、営業利益は5億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+2.6%、営業利益は−28.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q21628.65
2023年2Q19526.34
2023年3Q21628.64
2023年4Q225
2024年1Q22731.85
2024年2Q21523.85
2024年4Q431125.68
2025年2Q38718.47
2025年4Q431125.67
2026年2Q39512.84

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は43億円から81億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は22.2%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月4343
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に
2013年12月4453
2014年12月4232
2015年12月4132
2016年12月4042
2017年12月4443
2018年12月4764
2019年12月4974
2020年12月4432
2021年12月5696
2022年12月701712
2023年12月832418
2024年12月86232426.718
2025年12月81181922.214

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高81億円のうち、営業利益として残るのは18億円22.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は14億円、売上の17.3%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金48.1%39億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金29.6%24億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益22.2%18億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
51.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+13.8pt
22.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+10.6pt
17.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.3pt
13.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
10.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
17.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが8億円、投資CFが−10億円で、差し引きのフリーCFは−2億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は56億円で、売上の8.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月1−2−1−114
2013年12月5−9−1−49
2014年12月2−1−119
2015年12月5−2−1312
2016年12月3−2−1113
2017年12月3−7−1−49
2018年12月5−1−1413
2019年12月5−4−1113
2020年12月1−1−1012
2021年12月12−1−11123
2022年12月12−1−11134
2023年12月17−1−11648
2024年12月170−31762
2025年12月8−10−5−256

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は129億円。このうち返さなくてよい自己資本が108億円で、自己資本比率は83.5%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月3428682.6
2013年12月3730781.2
2014年12月4033782.4
2015年12月4436881.3
2016年12月4537881.5
2017年12月5041982.1
2018年12月53431080.5
2019年12月57471082.8
2020年12月58481084.0
2021年12月68531578.2
2022年12月86642274.7
2023年12月106822477.2
2024年12月120982281.5
2025年12月1291082183.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳単体ベース
現金及び預金
56億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
90億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
21億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率605社中55位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中530位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
13.4%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
22.2%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
83.5%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-5.8%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.3%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,060で、1年前と比べて-27.9%過去52週の値幅のなかでは9%の位置にある。

¥3,060-1.8%1ヶ月-8.5%1年-27.9%時価総額118億円
過去52週の値幅
安値¥2,911高値¥4,495

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.0倍
PER (会社予想)11.3倍
PBR1.08倍
配当利回り4.25%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で13.04%下落し、8月14日は2,974円。25日線(3,315円)を大きく下回り、75日線(3,407円)や200日線(3,640円)も下回って、下落トレンドが明確。RSIは18.4と売られすぎ圏。52週高値4,495円からは約34%下落。出来高は8月7日に51,600株と急増し、その後も高水準。年初来では25.78%の大幅下落。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)

実績PER8.29倍は業界平均31.17倍を大きく下回り、割安度が際立つ。予想PER11倍でも依然低い。PBR1.05倍は同業界平均3.64倍の約3分の1で、株価は純資産に近い水準。ROE13.4%は良好で、自己資本を効率的に活用している。配当利回り4.37%は業界平均2.65%を上回り、配当性向33.5%と余裕のある配当。ただし、売上高は2025/12期に減速し、やや成長鈍化が懸念されるものの、全体的に割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.0倍47.9倍
PER (予想)11.3倍
PBR1.08倍2.96倍
ROE13.4%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

デジタルシフト後の成長安定性が争点。強気派は、売上高が80億円前後で推移し、営業利益率が20%を超える高収益体質を維持している点を評価する。特に電子書籍市場の拡大や独自コンテンツの需要を背景に、利益率の高さが成長余地を示すとみる。一方、弱気派は、売上高が2025年12月期に81億円と前年から減少し、純利益も14億円に減益する点を指摘。また、紙媒体からの移行が一段落し、新たな成長エンジンが見当たらないと懸念する。さらに、競合との価格競争や読者の嗜好変化により収益性が悪化するリスクを挙げる。強気派は収益性の高さに、弱気派は成長の限界に着目している。

プラスに働く材料7
  • 高い営業利益率

    2024年12月期26.74%、2025年12月期22.22%と高水準を維持。

  • 安定した収益基盤

    売上高は80億円前後で推移し、大きな変動がない。

  • 電子書籍市場の成長

    デジタル需要の拡大が販売を支える可能性。

  • 実績PER8.29倍と割安修正の余地不定影響

    1年で株価25.78%下落し、予想PER11倍に対し実績PER8.29倍。ROE13.4%と合わせた見直しが期待される

  • ROE13.4%の資本効率の高さ継続影響

    営業利益率22.22%(2025/12期)と高水準。PBR1.05倍はROE13.4%を反映すれば割安水準

  • 配当利回り4.37%が下値を支える継続影響

    配当利回り4.37%、純利益14億円に対する配当性向は約36%。株価急落時の買い安心感

  • 1年で25.8%下落した反動不定影響

    株価リターンは1年で▲25.78%。業績減益は織り込み済みで自律反発の余地

マイナスに働く材料7
  • 減収トレンド

    2025年12月期に売上高が81億円と前年比減。

  • 成長エンジンの不在

    デジタル移行後の新規収益源が見当たらない。

  • 競争激化のリスク

    他社参入で価格競争や読者離れが起きる恐れ。

  • 2025/12期は減収減益へ転換通年影響

    売上高86→81億円(▲5.8%)、営業利益23→18億円(▲21.7%)。成長期待が剥落

  • 予想PER11倍は実績より25%減益示唆決算発表後影響

    予想EPS約270円は実績359円から約25%減。市場はさらに業績悪化を織り込む

  • 売上高は3期連続80億円台と停滞通年影響

    売上高2023/12期83億、2024/12期86億、2025/12期81億円。成長ストーリーが描けない

  • 時価総額114億円と小型株継続影響

    時価総額114億円、外国所有5.09%。まとまった売買で株価が動きやすく機関投資家は敬遠

次の決算で確かめる点
電子書籍売上高
主要収益源であり成長性を確認する指標。
広告収入
メディア収益の動向を示し、収益構成を把握。
アクティブユーザー数
メディアの集客力と広告価値を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり130で、前期から+9.1%いまの株価に対する利回りは4.25%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥130
1株あたり
配当利回り
4.25%
いまの株価に対して
配当性向
33.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月1525.5
2017年12月150.021.2
2018年12月1816.717.8
2019年12月180.016.2
2020年12月180.038.7
2021年12月2014.313.6
2022年12月60200.09.9
2023年12月600.013.0
2024年12月11083.323.1
2025年12月1209.133.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥130

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ916人。区分でいちばん多いのは事業法人69.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が73.0%を占め、残る27.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
事業法人77.476.773.171.070.469.9
個人・その他14.617.820.020.322.120.6
外国法人2.93.13.84.94.94.9
金融機関4.71.71.41.41.03.1
証券会社0.40.61.72.31.41.3
外国人個人0.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位11

順位株主持ち株比率 %
01スターツコーポレーション株式会社48.58
02スターツアメニティー株式会社20.99
03村石 久二2.71
04MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)2.57
05富樫 隆行2.10
06スターツ出版従業員持株会1.59
07日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)1.53
08中台 恒次0.83
09ヨシダ トモヒロ0.76
10株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.71
11USBK NA JP I&W TS(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.71

有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+164%、1株純資産は14期で+94%。直近期のROEは13.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月1361,4449.812.922.1
2013年12月1461,5649.719.520.6
2014年12月961,7365.817.031.4
2015年12月831,8574.618.536.0
2016年12月1181,9236.212.525.5
2017年12月1412,1197.013.721.2
2018年12月981,1179.012.817.8
2019年12月1081,2269.213.316.2
2020年12月451,2593.630.438.7
2021年12月1481,37511.211.713.6
2022年12月3041,66420.09.89.9
2023年12月4632,12824.48.013.0
2024年12月4762,54420.46.223.1
2025年12月3592,80613.410.633.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/12期の役員報酬は総額75百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
菊地修一取締役社長(代表取締役)667,055
金子弘常務取締役管理部長60600
今泉俊一常務取締役 書籍コンテンツ部門 担当役員50751
関根赴治常務取締役 メディアソリューション部門 担当役員4811,997
福田峰夫取締役74
竹之内利夫監査役(常勤監査役)69
村松久行監査役(非常勤)59
直井保監査役(非常勤)65
根本誠監査役(非常勤)76
小林厚取締役 出版マーケティング部門 担当役員526,054
渡邊伸之監査役(常勤監査役)65
久保田隆監査役(非常勤)48

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)46136516
社外取締役310103

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,398字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、持株会社であるスターツコーポレーション株式会社を親会社とする企業グループ88社に属しており、スターツグループのメディア部門の位置づけとして出版やインターネット事業を営んでおります。他のグループ会社において主なものはスターツCAM株式会社が建設業、スターツピタットハウス株式会社、スターツコーポレートサービス株式会社が不動産仲介業、スターツデベロップメント株式会社が不動産分譲事業を営んでおります。他にスターツアメニティー株式会社が不動産管理業、スターツホーム株式会社が戸建建築業、スターツ商事株式会社が物販・飲食業、株式会社ウィーブが情報システム事業、株式会社スターツツーリストが旅行業、スターツ証券株式会社が証券業、スターツホテル開発株式会社がホテルの開発・運営事業を営んでおります。その他にも介護事業を行っているスターツケアサービス株式会社や市場調査・コンサルティング事業を行っている株式会社スターツ総合研究所などが国内に存在し、海外にはハワイやジャカルタなどで不動産及び不動産管理業を営んでおります。 また、ピタットハウスネットワーク株式会社が不動産店舗のフランチャイズ事業を行っております。 当社とスターツコーポレーション株式会社は、事業上の営業取引をしております。また当社はスターツグループ各社からも印刷物等の制作を請け負っております。 当社が属する上記の企業集団等について主なものを図示すると次のとおりであります。 (1)事業系統図 注)当社の親会社であるスターツコーポレーション㈱は、2005年10月にスターツ㈱(現 スターツコーポレーション㈱)の事業部門を会社分割し、スターツCAM㈱、スターツピタットハウス㈱、スターツデベロップメント㈱、スターツコーポレートサービス㈱を新設するとともに、社名をスターツコーポレーション㈱と商号変更し、その4社の持株会社となっております。 (2)当社のセグメント別の事業内容 書籍コンテンツ事業   …   「野いちご」、「Berry’s Cafe」「ノベマ!」の3つの小説投稿サイトの運営と「スターツ出版文庫」、「ベリーズ文庫」、「野いちごジュニア文庫」、「ベリーズコミックス」、「グラストコミックス」などの書籍・コミックの発行を行っております。 メディアソリューション事業   …   東京圏におけるメディアと予約送客サービス、SNS、リアルイベントを組み合わせたソリューションビジネスを展開しております。メディア別では、女性向けライフスタイル誌「オズマガジン」、ライフスタイルフリーマガジン「メトロミニッツ」の発行、女性向けポータルサイト「オズモール」などの企画運営を行っております。 これらのセグメント別売上高比率は次のとおりであります。 セグメントの名称   内容   第42期 (自2024年1月1日 至2024年12月31日)   第43期 (自2025年1月1日 至2025年12月31日) 書籍コンテンツ事業(%)   小説投稿サイトの運営及び書籍・コミックの発行   61.6   59.0 メディアソリューション事業(%)   雑誌の販売、広告掲載及び インターネットサイトの企画運営並びにそれらに伴うイベント運営   38.4   41.0 合計(%)   -   100.0   100.0
経営方針・対処すべき課題1,502字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針 当社は「感動プロデュース企業へ」を経営ビジョンとして掲げ、メッセージやストーリーの詰まったコンテンツを創造し、感動の輪を広げることにより、コンシューマーやクライアントに感動体験と需要創造を提供することが当社の最大の価値であると考えております。 (2)経営戦略等 2025年の出版市場は、電子コミックを中心に電子出版市場が成長した一方で、紙の出版市場の減少傾向が続き、紙と電子を合わせた市場規模は4年連続で縮小しました。2026年以降も書店数の減少、返品率の高止まり、物流費や印刷コストの上昇等が見込まれることから、厳しい事業環境が予想されます。当社は2025年2月に「中期経営計画(2025~2027年度)」を公表いたしましたが、経営環境の変化や計画に対する進捗状況を踏まえ、同計画をローリング方式で見直し、2026年2月に「中期経営計画(2026~2028年度)」を公表いたしました。中期経営戦略では、自社コンテンツ(小説・コミック)の映像化等のIP展開の強化、創出したプロダクトを読者やユーザーに届け広げていくための取り組み、AIを活用したサービス開発と生産性の向上、資本提携・M&Aなどの成長投資の実行により、事業の成長を促進してまいります。また、当社は企業の成長には、穏やかで、伸び伸びとした、社員の成長が持続できる企業風土が大変重要だと認識しております。今後も社内チームワークの醸成や社員の成長を後押しする取り組みに引き続き注力してまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断する為の客観的な指標等 売上高、営業利益、営業利益率等を重要な経営指標としております。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社は「感動プロデュース企業へ」という経営ビジョンのもと紙・電子出版による書籍、コミック、雑誌の発行、「野いちご」等の小説サイトの運営、女性向けWEBサイト「オズモール」での情報発信や施設予約サービスの提供、SNSによる発信、イベント開催等とそれらを掛け合わせたPR・販促ソリューションの提供を軸として多様な事業を運営しております。 出版事業の領域では、電子書籍市場は電子コミックを中心に成長しておりますが、紙の出版市場は、デジタルデバイスの多様化と普及、ネットワークの高速化・大容量化などによる他メディアとの競争や少子高齢化等を背景に減少傾向が続いております。当社では、このような変化に対応するため、読者の嗜好性を捉えた迅速なコンテンツ開発、電子コミックを中心とした電子書籍販売の拡大、自社コンテンツである小説やコミックの映像化等のIP展開等に取り組んでまいります。 ネットビジネスの領域では、競合他社との競争が激しさを増しており、サービスの差別化および認知向上が必要であります。そのため、当社は出版社ならではの良質なコンテンツを創出するとともに、デジタルマーケティングを強化し、SNS等を活用したリーチの拡大、CRMによるユーザーのロイヤルティの向上を図ってまいります。 また、当社は会社の成長の土台として、穏やかで、伸び伸びとした、社員の成長が持続できる企業風土が大変重要だと認識しており、社内チームワークの醸成や社員の成長を後押しする取り組み等に注力しております。組織体制では、知見の蓄積と共有、リスク管理体制、コンプライアンス遵守体制といった内部管理体制の強化、情報漏洩等に対するセキュリティ対策の徹底が重要な課題であると認識しており、今後も継続的に社内教育・研修実施やシステム整備などを行ってまいります。
事業等のリスク3,432字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、以下の記載のうち将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年3月23日)現在において当社が判断したものであります。 1.出版に関する事業について ① 委託販売制度について 当社は、出版業界の慣行に従い、書店保護の見地から原則として当社が取次店及び書店に配本した出版物(書籍、雑誌)について、配本後、約定期間内に限り、返品を受け入れることを販売条件とする委託販売制度を採用しております。そのため、当社は製品の返品による損失に備えるため、過去の返品実績等に基づく将来返品見込額を返金負債として計上しております。対応策といたしましては、返品率の低減を目指し、計画刊行、電子書籍販売の拡大に努めてまいります。 ② 再販売価格維持制度について 当社が制作、販売する出版物については、「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」(独占禁止法)第23条の規定により、再販売価格維持制度(再販制度)が認められているため、書店では定価販売が行われております。なお、当社は、取次販売会社または書店の間の取引価格の決定に際しては、定価に対する掛け率によっております。これは出版物がわが国の文化の振興と普及に重要な役割を果たしていることから、同法律の適用除外規定により例外的に出版業界においては再販制度が認められているものであります。この再販制度について、公正取引委員会は2001年3月23日に「著作物再販制度の取扱いについて」を発表しており、当面、再販制度は存置される見通しでありますが、一方で、再販制度を維持しながら、今後も消費者利益のため、現行制度の弾力的運用を業界に求めていく方針を発表しております。当該制度が廃止された場合には、出版競争の激化等により、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。対応策といたしましては、公正取引委員会の動向を注視しつつ、再販制度の影響を受けない電子書籍販売等の拡大に努めてまいります。 ③ 出版不況と事業環境について 出版業界では、デジタルデバイスの多様化と普及、ネットワークの高速化・大容量化などによる他メディアとの競争や少子高齢化等を背景に紙の書籍販売額、雑誌販売額ともに減少傾向が続いております。書店数の減少、返品率の高止まり、物流費や印刷コストの上昇等もあり、出版業界全般の低迷が今後も継続した場合、当社の経営成績及び財政状態に悪影響が生じる可能性があります。対応策といたしまして、綿密なマーケットリサーチによる読者の嗜好性を捉えた迅速なコンテンツ開発、電子書籍販売の拡大等に努めております。 ④ 競合について 当社の小説・コミックは、当社が運営する小説サイトに投稿された作品を起点として発行しております。当社と同様のビジネスモデルや同ジャンルのコンテンツを展開する競合との競争は激しくなっており、今後これらの分野に異業種の大手資本が参入するなどし、さらに競合が増加した場合には、当社の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。対応策といたしまして、綿密なマーケットリサーチによる読者の嗜好性を捉えた迅速なコンテンツ開発、小説サイトや各種コンテスト等による作家の発掘、SNS等による販促施策による認知度の向上に努めております。 ⑤ 広告売上の景気変動によるリスク 当社の2025年度の全体売上における広告収入の構成比率は約13%となっております。この広告収入は景気の影響を受けやすい傾向にあります。わが国経済と広告主の広告支出に高い相関が見られる原因として、広告費を先行投資ではなく変動費として認識する広告主が多く、景況悪化が見込まれる時期には支出を削減し、好転が見込まれる場合には支出を増加させることがあげられます。今後、景況の急激な悪化は当社の業績に何らかの悪影響を与える可能性があります。対応策といたしましては、雑誌、WEBサイト、イベントなどの特定の媒体での広告制作、掲載という従来の広告モデルではなく、雑誌、WEBサイト、SNSでの発信、マーケティング等を組み合わせたクライアントへのソリューション提案を軸とした競合との差別化、商品力の向上を図っております。 2.インターネットに関する事業について ① インターネットに関する法的規制の可能性について 現時点では、当社のインターネット事業の展開を大きく制限する法規制はありません。しかし、個人情報保護法や景品表示法等の事業に関連する法令の改正により運用が強化されており、今後も関連法令の追加・改正や規制強化が進む可能性があります。これらの新たな法規制が制定された場合、コンテンツ管理体制の強化やシステム改修等が必要となり、当社の事業運営に一定の影響を及ぼす可能性があります。対応策といたしましては、法的規制等の動向や新技術への注視による課題等の早期把握や対応に努めております。 ② 競合について 当社の行っているインターネット事業は、競争の激しい分野であり、当社が提供するサービスと類似するサービスを国内で提供している事業者は非常に多く、新規参入も相次いでおり、今後も激しい競争が予想されます。業界全体の競争激化による価格競争や、更なる大手資本の参入も考えられ、その場合には当社の業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。対応策といたしましては、他サイトとの差別化として女性誌などの出版事業で蓄積したブランド力を活かした信頼性の高い情報及び記事の提供や、出版物と連動した企画・サービスの提供等に注力しております。 ③ システムトラブルについて 当社のインターネット事業は、コンピューターシステムを結ぶ通信ネットワークおよびサーバーシステムに依存しており、自然災害や通信事業者の障害、クラウドサービスの停止、サイバー攻撃(ランサムウェア、DDoS攻撃、不正アクセス等)などにより、サービス提供が一時的に困難となる可能性があります。これらの障害が発生した場合には、当社の運営するサービスに直接的損害が生じる他、ユーザーや取引先からの信頼性を損ない、事業に影響を与える可能性があります。対応策といたしましては、想定されるシステムトラブルに対する技術的な対応措置、重要なデータベースに対するアクセス制限等を行っております。 3.その他の事項について ① 知的財産権について 当社はブランドを重要な財産と考え、積極的に商標等を取得してまいりました。本書提出日現在では、当社は独自の事業に関連した特許権等の知的財産権侵害に係る訴え(損害賠償や使用差止めを含む)を起こされた事実はありません。しかし、特許権、実用新案権、商標権、著作権等の知的財産権が出版事業及びインターネット事業にどのように適用されるのか全てを正確に想定するのは困難であり、当社の事業関連技術についての特許等が第三者に成立した場合、また当社の認識していない特許権等が成立している場合に、特許侵害により当社が損害賠償請求を受けることや、抵触する特許権について使用を継続することができなくなる可能性があります。また、当社に他社が保有している特許権等の使用が認められた場合においても、ロイヤリティーの支払い等により当社の業績に悪影響を与える可能性があります。対応策といたしましては、商品の将来性も考慮した商標権等の取得に努めております。 ② 個人情報の管理について 当社は、ウエブサイトを運営する過程において、ユーザーに会員登録をしてもらうためにユーザーの個人情報を取得しております。そのため、不測の事態により当社が保有する顧客情報が社外へ漏洩した場合等には、顧客への信用低下やトラブル解決のための費用負担等により当社の業績に影響を与える可能性があります。対応策といたしましては、個人情報に対してのセキュリティ管理体制については整備・強化に努めるとともに継続的に改善を図っております。また、社員に対する個人情報管理に関する勉強会の実施、個人情報取り扱いに関する誓約書も提出させ、意識付けを徹底させるとともに、社内ネットワークにおけるセキュリティにおいてもパスワード管理やアクセス権限ルールを策定し、情報漏洩に関する防衛対策を図っております。
経営成績の分析 (MD&A)6,159字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、米国の通商政策に起因する不透明感が景気の下振れリスクとなるものの、雇用・所得環境の改善による個人消費の持ち直しや堅調な企業業績を背景に緩やかな回復基調で推移しました。 このような状況の中で、当社は「感動プロデュース企業へ」という経営ビジョンのもと「文化と笑顔の需要創造」をミッションに掲げ、紙・電子出版による書籍、コミック、雑誌の発行、「野いちご」等の小説サイトの運営、女性向けWEBサイト「オズモール」での情報発信や施設予約サービスの提供、イベント開催等とそれらを掛け合わせたPR・販促ソリューションの提供を軸として事業を運営してまいりました。また、当社はメディアソリューション事業とのシナジー効果を期待し、6月に観光DXアプリ「SASSY」等を運営する株式会社Relyon Tripの株式を80%取得し子会社化いたしました。なお、同社は現時点では重要性が乏しいため、非連結子会社としております。 当事業年度における売上高は、前事業年度と比較して、書籍コンテンツ事業におけるヒット作品の増収効果の反動等により減少いたしました。利益面は、売上高の減少に加え、物価高による書籍の印刷費等の製造原価の上昇、新レーベル創刊への先行投資等により減少いたしました。 このような営業活動の結果、当事業年度の売上高は81億43百万円(前期比5.1%減)、営業利益は17億56百万円(前期比24.9%減)、経常利益は18億76百万円(前期比23.1%減)、当期純利益は13億77百万円(前期比24.6%減)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 <書籍コンテンツ事業> 書籍コンテンツ事業では、自社で運営する小説サイト「野いちご」「ベリーズカフェ」「ノベマ!」を起点に、独自のマーケティングにより恋愛小説から異世界ファンタジー、ライト文芸まで幅広いジャンルの作品を書籍・コミックとして発刊しております。 当事業年度は、新レーベルの創刊、マーケティングの徹底による読者ニーズに沿った商品展開、映像化等のIP展開やSNS等を活用した販促施策に注力してまいりました。 書籍・コミックの売上高は、前事業年度と比較して、映画化された小説「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」を含むヒット作品の増収効果の反動及び上期の発行点数が想定を下回ったことにより減少いたしました。営業利益は、売上高の減少に加え、物価高による印刷費等の製造原価の上昇、人員増による人件費の増加、新レーベル創刊への先行投資等により減少しております。 このような営業活動の結果、書籍コンテンツ事業の売上高は48億4百万円(前期比9.1%減)、営業利益は16億49百万円(前期比28.7%減)となりました。 <メディアソリューション事業> メディアソリューション事業では、オリジナルのマーケティング・モデルを創造するという戦略のもと、当社独自の基準で厳選したレストラン、ビューティサロン、宿泊施設の施設予約サービスを提供する「オズのプレミアム予約」と、「オズモール」「オズマガジン」「メトロミニッツ」等の東京地域密着の自社メディアとSNS、リアルイベントを組み合わせたPR・販促ソリューションを展開してまいりました。 「オズのプレミアム予約」では、利用者満足度が高い施設と予約プランの開発、予約可能施設の拡大、SEO等のユーザー集客施策の強化、クーポン施策等によるユーザー満足度の向上に注力してまいりました。「オズのプレミアム予約」の売上高は、レストラン予約サービスにおいて、大阪・関西万博の開催に伴い関西エリアの参画施設数及び予約組数が増加したことなどにより、レストラン予約の売上が堅調に推移した一方で、他カテゴリーの予約サービスの売上が減少したため、前事業年度と比較して横ばいとなりました。 PR・販促ソリューションでは、「オズマガジン」等の東京地域密着メディアのブランドを活用した商業施設向けの集客支援、自治体向けの魅力発信支援、ヘルスケアマーケットへの販促支援サービスの提供等に注力してまいりました。PR・販促ソリューションの売上高は、商業施設向けの集客支援等の受注が堅調に推移したことにより、前事業年度と比較して増加いたしました。 このような営業活動の結果、メディアソリューション事業の売上高は33億38百万円(前期比1.2%増)、営業利益は2億32百万円(前期比7.2%増)となりました。 ② 財政状態の状況 当事業年度末の総資産は、前事業年度末と比べて9億20百万円増加し、129億2百万円となりました。 当事業年度末の負債は、前事業年度末と比べて85百万円減少し、21億29百万円となりました。 当事業年度末の純資産は、前事業年度末に比べて10億6百万円増加し、107億72百万円となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当事業年度における現金および現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ6億45百万円減少し、55億73百万円となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払額6億55百万円、売上債権の増加3億22百万円、未払消費税等の減少55百万円等による資金の使用の一方で、税引前当期純利益19億33百万円等の資金の獲得により、7億98百万円の資金を獲得(前事業年度は16億86百万円の資金を獲得)いたしました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の取得による支出7億88百万円、「オズモール」のシステム開発等の無形固定資産の取得等による資金の使用による一方で、投資有価証券の売却に伴う収入71百万円の資金の獲得により、9億85百万円の資金を使用(前事業年度は33百万円の資金を獲得)いたしました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払等により、4億59百万円の資金を使用(前事業年度は3億44百万円の資金を使用)いたしました。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当事業年度の生産実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   第43期 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前期比(%) 書籍コンテンツ事業(千円)   6,175,467   △2.4 メディアソリューション事業(千円)   3,405,482   △0.2 合計(千円)   9,580,950   △1.7 (注)金額は販売価格によっております。 b.受注実績 当社は売上の大半を見込生産で行っているため、受注実績の記載を省略しております。 c.販売実績 当事業年度の販売実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   第43期 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前期比(%) 書籍コンテンツ事業(千円)   4,804,935   △9.1 メディアソリューション事業(千円)   3,338,431   1.2 合計(千円)   8,143,367   △5.1 (注)1.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績は次の通りであります。 相手先   第42期 (自 2024年1月1日  至 2024年12月31日)   第43期 (自 2025年1月1日  至 2025年12月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 株式会社メディアドゥ   993,994   11.6   1,321,015   16.2 株式会社トーハン   1,162,746   13.5   1,074,138   13.2 日本出版販売株式会社   1,034,121   12.1   861,825   10.6 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたり、決算日における資産・負債の報告数値及び報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積り及び判断を行っております。過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる様々な要因に基づき見積り及び判断を行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性により、これら見積りと異なる場合があります。 なお、当社の財務諸表の作成における重要な会計方針は、「第5 経理の状況 重要な会計方針」に記載しております。 ② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1)経営成績の分析 (売上高) 売上高は、書籍コンテンツ事業において、映像化作品の増収効果の反動及び上期の発行点数が想定を下回ったことなどにより、前事業年度と比較すると減少いたしました。その結果、売上高は81億43百万円(前事業年度比5.1%減)となりました。 (売上総利益) 売上原価は、物価高による書籍、コミックにおける印刷費等の製造原価の上昇などにより、39億62百万円(前事業年度比3.3%増)となり、売上総利益は41億81百万円(前事業年度比11.9%減)となりました。 (営業利益) 販売費及び一般管理費は、人件費の増加等により、24億24百万円(前事業年度比0.7%増)となりました。その結果、営業利益は17億56百万円(前事業年度比24.9%減)となりました。 (経常利益) 主な営業外収益は投資有価証券にかかる受取配当金86百万円等が発生いたしました。その結果、経常利益は18億76百万円(前事業年度比23.1%減)となりました。 (税引前当期純利益) 当事業年度は、投資有価証券売却益56百万円が発生したことにより、税引前当期純利益は19億33百万円(前事業年度比23.6%減)となりました。 (当期純利益) 法人税、住民税及び事業税並びに法人税等調整額5億55百万円を計上し、当期純利益は13億77百万円(前事業年度比24.6%減)となりました。 2)財政状態の分析 (資産) 当事業年度末の総資産は、前事業年度末と比べて9億20百万円増加し、129億2百万円となりました。 流動資産は、売掛金及び契約資産が3億22百万円、返品資産が33百万円増加した一方で、現金及び預金が6億45百万円減少したこと等により、前事業年度末に比べて2億32百万円減少し、103億83百万円となりました。 固定資産は、投資その他の資産が11億52百万円増加したこと等により、前事業年度末から11億53百万円増加し、25億18百万円となりました。 (負債) 当事業年度末の負債は、前事業年度末と比べて85百万円減少し、21億29百万円となりました。 流動負債は、買掛金が76百万円、未払金が21百万円増加した一方で、返金負債が20百万円減少したこと等により、前事業年度末と比べて1億49百万円減少し、18億72百万円となりました。 固定負債は、前事業年度末と比べて64百万円増加し、2億57百万円となりました。 (純資産) 当事業年度末の純資産は、利益剰余金が当期純利益の計上13億77百万円による増加と配当金の支払4億60百万円による減少等により、前事業年度末に比べて10億6百万円増加し、107億72百万円となりました。 3)キャッシュ・フローの状況 当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 4)セグメントごとの財政状況及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当事業年度のセグメントごとの財政状態及び経営成績の状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 b.当社の経営成績に重要な影響を与える要因 雑誌、書籍の出版事業に関しては、デジタルデバイスの発展等に伴うメディアの多様化による読書時間の減少、読者の嗜好の変化、新規参入を含めた競合他社との競争激化、紙等の材料費、流通コストの高騰等の影響を受けます。WEBサービスに関する事業については、新規参入を含めた競合他社との競争激化、通信に係る新法制の施行、自然災害等によるネットワークの切断等の影響を受けます。 なお、上記の他、当社の経営成績に重要な影響を与える要因として、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。 c.当事業年度の資本の財源及び資金の流動性について 1)キャッシュ・フローについて 当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末残高62億19百万円に対して6億45百万円減少し、55億73百万円となりました。なお、当事業年度におけるキャッシュ・フローの概況は「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。 2)資金需要 当社の事業活動における資金需要は、運転資金需要と設備資金需要の二つがあります。運転資金需要のうち主なものは、雑誌、書籍等の製品の製造費や販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。また、設備資金需要としては、オズモールや小説サイトを運営するためのシステム開発やインフラ強化等によるものであります。 3)財務政策 当社は現在、運転資金につきましては、全て自己資金により充当しております。また、設備資金につきましても全て自己資金の範囲内で計画をしております。 d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断する客観的な指標等 当社は、目標とする経営指標といたしましては、売上高、営業利益、営業利益率を重視しております。 指標   第41期 (自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)   第42期 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)   第43期 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 売上高   8,341百万円   8,581百万円   8,143百万円 営業利益   2,273百万円   2,338百万円   1,756百万円 営業利益率   27.3%   27.2%   21.6%

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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