概要
Ridge-iは、ディープラーニング技術を軸にカスタムAIソリューションを提供する企業である。2016年設立、2023年東証グロース市場に上場。従業員74名。売上高は2025年7月期に26億円、営業利益3億円。主力のカスタムAIソリューション事業では製造業向けAI開発や衛星データ解析を手掛け、子会社を通じデジタルマーケティング事業も展開する。
カスタムAIとデジタルマーケティングの二事業体制
Ridge-iは2024年6月に株式会社スターミュージック・エンタテインメントを子会社化したことを機に、報告セグメントを従来の単一セグメントから「カスタムAIソリューション事業」と「デジタルマーケティング事業」の二区分に変更した。カスタムAIソリューション事業では、顧客の課題に応じたAIのコンサルティングから開発、保守運用までを一気通貫で提供する。デジタルマーケティング事業では、動画配信プラットフォームと提携した広告制作や、音楽レーベル機能による原盤配信・著作権ビジネスを展開する。2025年7月期のセグメント別売上高は、カスタムAIソリューションが12.8億円、デジタルマーケティングが13.1億円と拮抗している。
フローとストックを組み合わせた収益構造
同社のビジネスモデルは、個別顧客向けのプロジェクト型収益(フロー)と、AIエンジンのライセンス提供や保守運用による継続収益(ストック)の二層で構成される。フロー収益の中心はAI活用コンサルティング・AI開発サービスであり、売上の約70%を占める。ストック収益はAI保守運用サービスや、プラットフォーマーへのAIエンジン提供による利用量に応じた対価である。2025年7月期の売上高26億円のうち、営業利益は3億円、営業利益率10.9%を達成した。無借金経営であり、純資産は24.6億円と財務体質は健全である。
人工衛星データ解析で売上の3割を構成
Ridge-iは2018年から人工衛星データのAI解析サービスを開始し、2025年7月期には同事業がカスタムAIソリューション事業売上の約30%を占めるまでに成長した。SAR衛星や光学衛星の画像をAIで解析し、油膜検出や土砂崩れのモニタリングなどの環境リスク可視化を実現する。内閣府主催の「宇宙開発利用大賞」では計3回受賞しており、2022年には環境大臣賞、2024年には国土交通大臣賞を受賞している。今後は官公庁と民間への両軸で市場を拡大する方針である。
業界の中での役割はAIソリューション提供企業(コンサルティングから開発・運用まで一気通貫)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/7期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| カスタムAIソリューション事業 | 13億円 | 50.0% | 2億円 | 15.4% |
| デジタルマーケティング事業 | 13億円 | 50.0% | 1億円 | 7.7% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01各種産業(AI活用コンサルティング・AI開発サービス)主力
特定業界に特化せず、AI活用ニーズの高い企業(特に大手製造業)向けに、目的・課題に合わせたAIソリューションのコンサルティングから開発・導入まで一気通貫で提供。熟練者の知見をAIに実装し省人化・品質向上を支援。
AI・エンジニアリング・ビジネスの3つの強みに精通したプロフェッショナルによるワンチーム体制
- フルカスタムAI開発
- 顧客の目的に合わせて最適なAIモデルを一から設計・開発するサービス。画像・動画・音声など複数データに対応。
- AI活用コンサルティング
- AI導入の戦略策定からテーマ選定までを支援するコンサルティングサービス。経営レベルでの意思決定を支援。
02AI保守運用サービス準主力
AI開発サービスで培ったAIエンジンを顧客のシステムやプラットフォームに組み込み、ライセンス提供や保守運用を行う。ストック収益の柱。パートナー企業経由での提供が中心。
- AIエンジンライセンス
- 高難易度のAI技術をパッケージ化し、利用量に応じた対価で提供するライセンスサービス。
- AI保守運用サービス
- 受託開発したAIシステムの運用監視・保守・改善を提供。顧客企業のAI運用を支援。
03音楽制作配信準主力
子会社スターミュージック・エンタテインメントが手掛ける音楽サービス。独自の原盤配信ビジネスや著作権ビジネスを行い、200名以上の音楽クリエイターと提携した楽曲制作体制を持つ。印税収入と著作権使用料が収益源。
- 音楽レーベル機能
- 独自の原盤を保有し、配信や著作権管理を行う音楽レーベル機能。
- 楽曲制作
- 200名以上の提携クリエイターによる楽曲制作。企業広告向けなどのニーズに対応。
04ソーシャルメディアマーケティング準主力
主要な動画配信プラットフォームと提携し、企業向けマーケティングコンサルティングとクリエイターネットワークを活用した広告事業を展開。ショート動画市場で強固な地位を確立し、100社以上へのプランニング支援実績がある。
- ソーシャルメディア広告
- 1000名以上のクリエイターネットワークを活用した高品質な広告制作・配信サービス。
05人工衛星データ解析副次
人工衛星データの収集からAI解析までを提供。衛星データと顧客の地上データを組み合わせた独自の教師データを作成し、解析レポートや解析ツールを提供。自然災害や環境リスクの可視化に貢献。
- 衛星データAI解析サービス
- 人工衛星データと顧客データを組み合わせ、AIで解析したレポートを提供するサービス。
製品と技術
フルカスタムAIソリューションの開発体制
同社の主力サービスであるAI活用コンサルティング・AI開発サービスは、顧客の目的から現場プロセスまでを理解し、ディープラーニング・機械学習・ルールベースの既存技術を組み合わせた最適なAIを提供する。特に製造業向けでは、熟練者の技術や知見をAIに実装し省人化や後継者問題解決を図るテーマが多い。開発は戦略策定、データ収集・アセスメント、開発・システム連携、運用保守の4段階で進められ、2025年7月期の同事業売上高は8.97億円に達した。
人工衛星データAI解析とGRASP EARTH
人工衛星データAI解析サービスでは、地球を網羅的に捉える衛星データと顧客の地上データを組み合わせた教師データを作成し、AI解析レポートを提供する。2021年3月に無料公開された「GRASP EARTH」は、SAR衛星及び光学衛星画像を用いた全地球変化検知システムであり、環境モニタリングや社会活動の可視化に活用される。2025年7月期の人工衛星AI解析売上高は2.81億円で、大型案件の完了後は保守運用フェーズに移行している。
多様なデータを融合するマルチモーダルAI
同社は複数種類のデータと複数のAI技術を組み合わせたマルチモーダルAIの開発に注力している。画像や動画に加え、音声や数値データにも対応し、従来の単一ディープラーニングでは解けなかった課題(例えば製造現場のベテランの知見を複数の感覚情報から再現するなど)に取り組む。パートナー企業のセンシング技術とも連携し、顧客ニーズに応じたデータ取得・計算環境・出力方法を柔軟に選択できる点が技術的な強みである。
音楽制作配信とソーシャルメディアマーケティング
子会社スターミュージック・エンタテインメントが展開するデジタルマーケティング事業は、音楽制作配信サービスとソーシャルメディアマーケティングサービスからなる。音楽制作配信では200名以上の提携クリエイターを擁し、原盤配信や著作権ビジネスによる印税収入を得る。ソーシャルメディアマーケティングでは1,000名以上のクリエイターネットワークを活用し、100社以上の企業に広告制作や媒体買付けを支援。2025年7月期の同事業売上高は13.1億円で、うちソーシャルメディアマーケティングが9.55億円、音楽制作配信が3.58億円を占めた。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 各種産業(AI活用コンサルティング・AI開発サービス)AI・エンジニアリング・ビジネスの3つの強みに精通したプロフェッショナルによるワンチーム体制
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
クラウドAIエッジでニッチ首位
同社はエッジAIに特化したパッケージ型映像解析ソリューションを提供。業界内ではVRain Solutionやソラコムと比較されるが、AIモデルをエッジ端末に組み込む方式で差別化。VRain SolutionがクラウドAI主体、ソラコムがIoTプラットフォーム型であるのに対し、同社はオンプレミス需要を取り込む。2025年7月期の売上高26億円、営業利益率11.54%と収益性は改善傾向。
強み
- クラウド依存を避け、低遅延・オフライン動作可能なエッジ型AIに特化。
- 導入が容易でカスタマイズ不要のパッケージ製品により、短期導入が可能。
- 2025年7月期の営業利益率11.54%と、同業他社と比べ収益性良好。
- 売上高が8億円(2023年)から26億円(2025年)へ拡大し、成長軌道。
課題
- 売上高26億円と小型であり、大口案件依存リスクがある。
- VRain Solutionやソラコムなど、資金力のある競合がエッジ領域へ波及。
- AI技術の進化が速く、継続的な研究開発投資が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がRidge-i
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7849スターツ出版 | 118億円 | 10.0倍 |
| 2 | 5590ネットスターズ | 117億円 | 20.7倍 |
| 3 | 5137スマートドライブ | 117億円 | 21.7倍 |
| 4 | 5136tripla | 115億円 | 18.8倍 |
| 5 | 4382HEROZ | 115億円 | 30.5倍 |
| 6 | 5572Ridge-i | 113億円 | 84.1倍 |
| 7 | 4169ENECHANGE | 112億円 | 87.9倍 |
| 8 | 4644イマジニア | 112億円 | 13.6倍 |
| 9 | 4412サイエンスアーツ | 111億円 | 59.3倍 |
| 10 | 9698クレオ | 111億円 | 12.3倍 |
| 11 | 4495アイキューブドシステムズ | 106億円 | 13.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 22件
ディープラーニング専門企業として2016年設立
Ridge-iは2016年7月、Asian Frontier株式会社グループと柳原尚史の共同出資により東京都千代田区永田町に設立された。資本金は5,000千円。設立目的はディープラーニング技術を活用したビジネス課題解決である。翌2017年2月には大手町ビルにオフィスを移転し、同年5月には株式会社NHKアートと「AIを活用したモノクロ映像のカラー化」技術を共同開発した。
資本関係解消と衛星データ参入の2018年
2018年5月、Asian Frontierグループから全株式を取得し資本関係を解消、独立した経営体制となる。同時にAIを活用した衛星データ解析サービスを開始し、株式会社スペースシフトと共同でレーダー衛星画像の油膜検出に成功した。同年9月には建築向けAI開発を目的とする子会社AI-feedを設立したが、2019年10月には清算している。2018年10月には衛星データプラットフォーム「Tellus」のアライアンス「xData Alliance」に参画し、宇宙分野での知見を蓄積し始めた。
実用化案件と受賞が続いた2019~2020年
2019年2月、荏原環境プラントと共同開発した「ごみ識別AI搭載自動クレーンシステム」が千葉県船橋市の焼却施設で運用を開始した。2020年4月には内閣府主催の第4回「宇宙開発利用大賞」で経済産業大臣賞を受賞。同時に情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格ISO/IEC27001の認証を取得し、品質管理体制を強化した。
資本業務提携と新たな市場開拓(2021~2022年)
2021年1月、株式会社オリックスとAI活用の共同事業展開を目的とした資本業務提携を開始。同年3月にはSAR衛星及び光学衛星画像による全地球変化検知システム「GRASP EARTH」を無料公開した。同年12月には株式会社バルカーと資本業務提携を開始し、2022年3月にはクモノスコーポレーションと3次元モデル生成業務の効率化で業務提携、セーフィーと画像・動画活用の業務提携を結んだ。同年3月には第5回「宇宙開発利用大賞」で環境大臣賞を再度受賞し、宇宙分野での存在感を高めた。
上場と子会社化による事業拡大(2023~2025年)
2023年4月、東京証券取引所グロース市場に上場した。同年8月には一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)に入会。2024年3月には第6回「宇宙開発利用大賞」で国土交通大臣賞を三度目の受賞。同年6月には日本防衛装備工業会に入会するとともに、株式会社スターミュージック・エンタテインメントの全株式を取得し子会社化した。2025年9月にはSBIホールディングスと資本業務提携を開始し、AIプロジェクト創出とデータ活用施策の展開を目指す。
年表22件を開く
2010年代
- 2016年7月創業ディープラーニング技術を活用したビジネス課題解決を目的として東京都千代田区永田町に、Asian Frontier株式会社グループと柳原尚史が共同出資して当社を設立(資本金5,000千円)
- 2017年2月東京都千代田区大手町ビルにオフィスを移転
- 2017年5月「AIを活用したモノクロ映像のカラー化」技術を株式会社NHKアートとの共同開発
- 2018年5月Asian Frontier株式会社グループから当社の全株式を取得し資本関係を解消 AIを活用した衛星データの解析サービスを開始 株式会社スペースシフトと共同でレーダー衛星画像解析AIによる海面の油膜検出に成功
- 2018年9月創業東京都目黒区に建築向けのAI開発を事業目的とした株式会社AI-feed(資本金5,000千円)を株式会社glounと共同で設立
- 2018年10月衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」の開発・利用促進を行うアライアンス「xData Alliance」に参画
- 2019年2月「ごみ識別AIを搭載した自動クレーンシステム」を荏原環境プラント株式会社と共同開発。千葉県船橋市の焼却施設で運用を開始
- 2019年9月大手町ビル内でオフィス拡充のため移転
- 2019年10月株式会社AI-feedを清算
2020年代
- 2020年4月内閣府主催 第4回「宇宙開発利用大賞」経済産業大臣賞を受賞 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格「ISO/IEC27001:2013」及び「JISQ27001:2014」の認証を取得
- 2021年1月AI活用の共同事業展開を目的として、株式会社オリックスと資本業務提携を開始
- 2021年3月SAR衛星及び光学衛星画像による全地球変化検知システム「GRASP EARTH」を無料公開
- 2021年12月新規技術の開発及び事業モデルの創出を目的として、株式会社バルカーと資本業務提携を開始
- 2022年3月3次元モデル生成業務の効率化及びソリューションの共同開発を目的としてクモノスコーポレーション株式会社と業務提携を開始
- 2022年3月内閣府主催 第5回「宇宙開発利用大賞」環境大臣賞を受賞
- 2022年5月画像及び動画を活用した共同事業の検討を目的として、セーフィー株式会社と業務提携を開始
- 2023年4月上場東京証券取引所グロース市場に上場
- 2023年8月一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)に入会
- 2024年3月内閣府主催 第6回「宇宙開発利用大賞」国土交通大臣賞を受賞
- 2024年6月日本防衛装備工業会に入会
- 2024年6月M&A株式会社スターミュージック・エンタテインメントの株式の取得(子会社化)
- 2025年9月SBIグループとのAIプロジェクト創出及びデータ活用施策の展開を目的として、SBIホールディングス株式会社と資本業務提携を開始
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/7期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
AI・データ活用による課題解決と知見蓄積
各業界の大手企業や公的研究機関と共同開発し、コンサルテーション、アセスメント、開発、導入、運用までワンストップで提供。課題解決の知見・資産を蓄積し、顧客の実運用を徹底支援することで高い評価と継続的関係を獲得する。
- 02
蓄積した知見の価値最大化とアセット型収益
フェーズ1で蓄積した知見・資産を顧客の他事業や類似プロセスに拡大。業界キープレイヤーとの協業により業界全体のAI・DX化を推進し、レベニューシェア型のアセット型収益モデルを実現する。
- 03
新たな市場創造と先行研究投資
蓄積した知見とAI未活用業界の潜在課題を掛け合わせ、新市場を開拓。国研・大学・大手企業の基礎研究にも先行投資し、新たな価値を創造する。
- 04
4つのドライバーによる事業拡大
①共同事業・プラットフォーマーへのAIライセンス等でストック収益拡大 ②コンサルファーム連携で大規模事業共創 ③官能検査・生成系AI等の次世代AI研究開発 ④衛星データ解析AIで国内リーディングポジション確立とグローバル展開。
- 05
衛星データ解析AIと環境モニタリングの推進
衛星データ解析の国内トッププレイヤーを目指し、環境モニタリングAI(土砂崩れ解析、海ごみ解析など)を通じてSDGs目標達成に積極的に取り組む。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 3期分
グループ全体で74人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は819万円で、2期前と比べて−2.6%。平均年齢は35.5歳、平均勤続年数は2.5年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年7月 | 841 | 35.2 | 2.7 | 29 |
| 2024年7月 | 844 | 35.3 | 2.4 | 73 |
| 2025年7月 | 819 | 35.5 | 2.5 | 74 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年7月期の売上高は26億円、営業利益は3億円。
会社が出している今期の予想2026年7月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 29億円 | 26億円 |
| 営業利益 | 5億円 | 3億円 |
| 純利益 | 4億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
9期分
直近は2026年3Qで、売上は9億円、営業利益は2億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+200.0%、営業利益は+100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 6 | 1 | 16.7 | 1 |
| 2023年4Q | 2 | — | — | −1 |
| 2024年1Q | 2 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 3 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年3Q | 3 | 1 | 33.3 | 1 |
| 2025年2Q | 14 | 2 | 14.3 | 1 |
| 2025年4Q | 12 | 1 | 8.3 | 0 |
| 2026年2Q | 12 | 2 | 16.7 | 1 |
| 2026年3Q | 9 | 2 | 22.2 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 8期分
2018年12月期からの8期で、売上は3億円から26億円へ8.7倍に増えた。直近期の営業利益率は11.5%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京都目黒区に建築向けのAI開発を事業目的とした株式会社AI-feed(資本金5,000千円)を株式会社glounと共同で設立 | |||||
| 2018年12月 | 3 | — | 1 | — | 0 |
| 2019年7月 | 2 | — | 0 | — | 0 |
| 2020年7月 | 4 | — | −2 | — | −2 |
| 2021年7月 | 4 | — | −1 | — | −1 |
| 2022年7月 | 10 | — | 1 | — | 2 |
| 東京証券取引所グロース市場に上場 | |||||
| 2023年7月 | 8 | — | 1 | — | 0 |
| 株式会社スターミュージック・エンタテインメントの株式の取得(子会社化) | |||||
| 2024年7月 | — | — | — | — | — |
| 2025年7月 | 26 | 3 | 3 | 11.5 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年7月期
売上高26億円のうち、営業利益として残るのは3億円で11.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の3.8%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金50.0%13億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金38.5%10億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.5%3億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 4期分
2025年7月期は営業CFが1億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは0億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は18億円で、売上の8.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年7月 | −1 | 0 | 8 | −1 | 12 |
| 2022年7月 | 2 | 0 | 0 | 2 | 14 |
| 2023年7月 | −1 | 0 | 5 | −1 | 17 |
| 2025年7月 | 1 | −1 | −3 | 0 | 18 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 8期分
2025年7月期の総資産は28億円。このうち返さなくてよい自己資本が25億円で、自己資本比率は77.0%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2018年12月 | 1 | 0 | 1 | 27.8 |
| 2019年7月 | 8 | 8 | 0 | 94.9 |
| 2020年7月 | 7 | 6 | 1 | 93.2 |
| 2021年7月 | 14 | 13 | 1 | 90.7 |
| 2022年7月 | 16 | 14 | 2 | 90.5 |
| 2023年7月 | 21 | 20 | 1 | 96.5 |
| 2024年7月 | 30 | 24 | 6 | 69.7 |
| 2025年7月 | 28 | 25 | 4 | 77.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で605社中2位あたり、逆に低いのはROEで605社中469位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,892で、1年前と比べて-4.7%。過去52週の値幅のなかでは46%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 84.1倍 |
| PER (会社予想) | 33.7倍 |
| PBR | 3.52倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は2804円と、前日比+5.69%で上昇し、25日線(2544円)を約10.2%上回っています。75日線(2617円)も上回り、200日線(2355円)は大きく上回っており、上昇トレンドが再開しつつあります。ただし、52週高値4090円からは31%下落した水準で、戻り途上の段階です。RSIは79.59と過熱感があり、8月18日以降、出来高が増加しており、短期的な上昇が続くか注目です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり0円。いまの株価に対する利回りは0.00%。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想—
株主
有価証券報告書より
2025年7月期末の株主数は延べ3,005人。区分でいちばん多いのは個人・その他で56.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.3%を占め、残る62.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2023年7月% | 2024年7月% | 2025年7月% |
|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 57.3 | 55.5 | 56.3 |
| 事業法人 | 31.1 | 30.2 | 29.7 |
| 金融機関 | 6.6 | 8.0 | 7.6 |
| 証券会社 | 3.6 | 4.1 | 3.9 |
| 外国法人 | 1.1 | 1.8 | 2.1 |
| 外国人個人 | 0.3 | 0.0 | 0.2 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 柳原 尚史 | 26.89 |
| 02 | ㈱柳原ホールディングス | 16.58 |
| 03 | ㈱バルカー | 10.66 |
| 04 | 特定金外信託受託者 ㈱SMBC信託銀行 | 5.56 |
| 05 | 荏原環境プラント㈱ | 2.13 |
| 06 | 五味 大輔 | 1.79 |
| 07 | 小松 平佳 | 1.73 |
| 08 | 石田 健二 | 1.62 |
| 09 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 1.50 |
| 10 | 楽天証券㈱ | 1.49 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-17スパークス・アセット・マネジメント株式会社新規の大量保有報告0.00%-5.73pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 8期分
1株利益は7期で+2056%、1株純資産は3期で+7%。直近期のROEは6.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2018年12月 | 2 | — | 105.8 | — |
| 2019年7月 | 1 | — | 3.4 | — |
| 2020年7月 | −5 | — | −22.9 | — |
| 2021年7月 | −45 | — | −15.7 | — |
| 2022年7月 | 43 | — | 11.2 | — |
| 2023年7月 | 13 | 524 | 2.6 | 174.5 |
| 2024年7月 | — | 550 | — | — |
| 2025年7月 | 36 | 560 | 6.5 | 70.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
11名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/7期の役員報酬は総額96百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 柳原尚史 | 代表取締役 社長 | 45 |
| 市來和樹 | 常務取締役 カスタムAIソリューション 事業部長 | 36 |
| 小松平佳 | 常務取締役 AI・DX事業共創 | 45 |
| 中井努 | 取締役 管理部長 | 54 |
| 西村竜彦 | 取締役 | 47 |
| 椿山善昭 | 取締役 | 60 |
| 松本範平 | 取締役(監査等委員) | 70 |
| 櫟本健夫 | 取締役(監査等委員) | 61 |
| 齊藤友紀 | 取締役(監査等委員) | 46 |
| 木下祐介 | 取締役 | 40 |
| 木村紀義 | 取締役 | 57 |
役員報酬の内訳2025/7期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 85 | 7 | 92 | 23 |
| 取締役(社内) | 2 | 4 | — | 4 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/7期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容7,675字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,541字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,887字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,317字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第11期(2025/08/01-2026/07/31)2026-03-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第10期(2024/08/01-2025/07/31)2025-10-24
- 半期報告書半期報告書-第10期(2024/08/01-2025/07/31)2025-03-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第9期(2023/08/01-2024/07/31)2024-10-28
- 四半期報告書四半期報告書-第9期第3四半期(2024/02/01-2024/04/30)2024-06-13
- 四半期報告書四半期報告書-第9期第2四半期(2023/11/01-2024/01/31)2024-03-13
- 四半期報告書四半期報告書-第9期第1四半期(2023/08/01-2023/10/31)2023-12-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第8期(2022/08/01-2023/07/31)2023-10-27
- 四半期報告書四半期報告書-第8期第3四半期(2023/02/01-2023/04/30)2023-06-13
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