概要
note株式会社は、クリエイターがデジタルコンテンツを投稿・販売できるCtoCメディアプラットフォーム「note」を中心に事業を展開する情報・通信業企業である。2025年11月期の売上高は41億円、従業員158名。東京証券取引所グロース市場に上場(2022年12月)。子会社にnote AI creative株式会社とTales & Co.株式会社を持ち、メディアプラットフォーム事業とIP・コンテンツクリエーション事業の2セグメントで構成される。
CtoC×課金で成り立つプラットフォームの収益構造
note株式会社の売上高の大半は、メディアプラットフォーム事業の「note」が生み出す。2025年11月期の同事業売上高は約40.8億円で、うち「note」売上高が33.0億円を占める。収益の仕組みは、クリエイターが販売する有料コンテンツの代金から、決済手段に応じた事務手数料(5%〜15%)とプラットフォーム利用料(10%または20%)を差し引いた残りをクリエイターに還元し、手数料部分を自社の収入とするモデルである。有料コンテンツ比率は公開コンテンツ全体の24.3%(2025年11月末時点)。流通総額は年間213億円に達し、ARPPU(月間購入者一人当たり平均購入額)は2,657円である。
「note pro」が支える法人向け情報発信市場"
「note pro」は、企業が自社サイトとして情報発信できるメディアSaaSである。2025年11月末時点で有料契約数は991社、ARR(年換算経常収益)は757百万円(前年同期比34.4%増)。大手企業から出版社、ベンチャー企業まで幅広く利用され、サブスクリプションモデルで収益を得る。同サービスは「note」のプラットフォーム上で動作するため、利用企業は「note」の読者層にリーチできる利点を持つ。法人向けサービスとして企業協賛型コンテストも展開し、88.7百万円の売上高を計上する。
2つの子会社で広がるIPとAIへの取り組み
当社グループは、2023年12月設立のnote AI creative株式会社と2024年5月設立のTales & Co.株式会社の2社を連結子会社とする。note AI creativeは「メディアプラットフォーム事業」に属し、AI関連の機能開発を担う。Tales & Co.は「IP・コンテンツクリエーション事業」の中心で、クリエイターのエージェント業務やコンテンツ制作・販売、企画受託を行う。2025年11月期の同事業売上高は69.1百万円(前期比406.8%増)だが、セグメント損失は13.9百万円とまだ赤字である。物語投稿サイト「TALES」を2025年4月に開始し、IP創出を加速する。
国内中心だがグローバル化への布石を打つ
「note」は日本国内で圧倒的なユーザー基盤を持つが、2026年11月期には多言語対応によるグローバル展開を開始する計画である。すでに2025年1月にGoogle International LLCと資本業務提携し、同年11月にはNAVER Corporationとも提携。両社を割当先とする第三者割当増資を実施した。これらの提携により、AI技術の活用や海外市場へのアクセスを強化する。また、政府のコンテンツ産業振興策も追い風と捉え、日本発コンテンツの世界展開を目指す。現時点では海外売上高は開示されていないが、IP事業の拡大を通じて間接的に海外収益を伸ばす戦略である。
業界の中での役割はクリエイターエコノミーを支えるプラットフォーマーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2025/11期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| メディア プラット フォーム事業 | 41億円 | 97.6% | 3億円 | 7.3% |
| IP・コンテンツ クリエーション事業 | 1億円 | 2.4% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01メディア・プラットフォーム(一般消費者向け)主力
個人を中心としたクリエイターが、文章・マンガ・写真・音声・動画などのコンテンツを自由に投稿・販売でき、読者が購読・応援できるCtoCプラットフォーム「note」を運営しております。ランキングや広告がないことで、多様で良質なコンテンツが集まりやすい環境を作り出し、クリエイターの収益化を支援しています。
現時点において唯一無二のメディアプラットフォーム
- note
- 誰でもコンテンツを投稿・販売できるメディアプラットフォームです。有料記事の販売や定期購読マガジン、メンバーシップなど様々な課金機能があります。
02法人向けSaaS(マーケティング・HR)準主力
企業が自社サイトとして情報発信できるメディアSaaS「note pro」を提供しております。noteの基盤を使うことで集客力が高く、オウンドメディアやブランディング、採用などに利用されています。月額利用料とオプション料金で収益を得ています。
- note pro
- 企業向けのメディアSaaSで、noteの基盤を利用した自社サイトを構築できます。独自ドメインや決済機能、ダッシュボードなどを備えています。
03コンテンツ制作・メディア展開その他
連結子会社のTales & Co.株式会社にて、クリエイターの企画・作品のエージェント業務やコンテンツ制作、外部企業からの制作受託などを行っております。noteで生まれた作品を書籍化や映像化など他のメディアに展開する支援もしています。
製品と技術
CtoC×課金のメディアプラットフォーム「note」
「note」は、個人や法人が文章・画像・つぶやき・音声・動画の5種類のコンテンツを投稿・販売できるCtoCメディアプラットフォームである。クリエイターはコンテンツの価格を自由に設定(無料会員は100円〜5万円、プレミアム会員は上限10万円)し、有料販売や定期購読マガジン、メンバーシップ(月額会員制コミュニティ)など多様な課金形態を選べる。ランキング制度と広告が存在しないため、PV獲得目的の炎上行為が起こりにくく、クリエイターは安心して創作に集中できる。2025年11月末時点で会員登録者数1,114万人、公開コンテンツ数6,956万件、MAU(月間アクティブユーザー)8,660万を達成。年間流通総額は213億円に上る。
企業向けメディアSaaS「note pro」
「note pro」は、「note」の基盤を活用し、企業が自社のオウンドメディアやホームページを簡単に構築・運用できるメディアSaaSである。初期費用不要で最短即日開設可能。標準機能として決済、ダッシュボード、コンテンツ管理を備え、カスタマーサクセスによるサポートも提供する。最大の特徴は「note」プラットフォーム上の読者に直接リーチできる点で、自社集客の負担を軽減する。2025年11月末時点で有料契約数991社、ARRは757百万円。主に大手企業、出版社、ベンチャー企業が利用し、ブランディングやHRマーケティング、ECなどの目的で活用されている。
AIアシスタントとコンテンツ流通エコシステム
note株式会社は、生成AIの普及に対応し、クリエイターの創作を支援する「AIアシスタント」機能を提供する。また、AI時代のコンテンツ流通のハブを目指し、コンテンツホルダーとAI事業者をつなぐエコシステムの構築を進める。2025年1月のGoogle International LLCとの資本業務提携や、同年11月のNAVER Corporationとの提携は、この戦略の一環である。具体的には、AIによるレコメンド機能の強化や、クリエイターの権利保護・適切な対価還元の仕組みづくりに取り組む。子会社のnote AI creative株式会社がこれらの開発を担う。
IP創出のための物語投稿サイト「TALES」とコンテンツ支援
「TALES」は、2025年4月にTales & Co.株式会社が開始した物語投稿サイトである。同サイトは、note内外から優れたクリエイターを発掘し、作品の創出から書籍化・映像化などのメディア展開までを一貫して支援する。既に「note」発のコンテンツから累計320作品以上が書籍化されており、この流れを「TALES」でさらに加速する。また、「クリエイター支援プログラム」を通じて、テレビ東京や日本経済新聞社などのメディアパートナーと連携し、ドラマ化・映画化などの機会を提供する。IP・コンテンツクリエーション事業はまだ赤字だが、売上高は前年比4倍超に成長しており、将来の収益源として期待される。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- メディア・プラットフォーム(一般消費者向け)現時点において唯一無二のメディアプラットフォーム
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
プラットフォーマーとして急成長中
noteはクリエイター向けプラットフォームを運営し、売上高は28億円(2023/11)→33億円(2024/11)→41億円(2025/11)と拡大中。営業利益率も3.03%→7.32%と改善しており、収益化が進んでいる。同業であるVRain SolutionやCocoliveと比較すると、noteは個人クリエイターに特化したサブスクリプション・課金モデルが強み。ただし、売上規模はまだ小さく、プラットフォーム依存度が高い。競合が増加する中、差別化とクリエイターの囲い込みが重要となる。
強み
- クリエイターへの売上還元率が高く、ファン向け有料記事やサブスク機能が充実。
- 過去2期で売上高が28→33→41億円と堅調に拡大し、利益率も改善。
- 国内のクリエイター向けプラットフォームとして高い知名度を有する。
- 多様なジャンルのクリエイターが集積し、ネットワーク効果が働く。
課題
- プラットフォーム手数料に依存し、新たな収益源の開拓が急務。
- VRain Solutionなど同業が増加し、差別化とユーザー維持が課題。
- 現状は国内中心で、グローバル展開の戦略が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がnote
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3660アイスタイル | 479億円 | 17.3倍 |
| 2 | 4719アルファシステムズ | 478億円 | 12.7倍 |
| 3 | 3692FFRIセキュリティ | 471億円 | 41.4倍 |
| 4 | 3905データセクション | 468億円 | 17.4倍 |
| 5 | 4323日本システム技術 | 467億円 | 17.7倍 |
| 6 | 5243note | 466億円 | 47.9倍 |
| 7 | 3673ブロードリーフ | 461億円 | 47.6倍 |
| 8 | 4743アイティフォー | 457億円 | 15.7倍 |
| 9 | 9470学研ホールディングス | 456億円 | 13.1倍 |
| 10 | 3040ソリトンシステムズ | 455億円 | 13.5倍 |
| 11 | 3836アバントグループ | 447億円 | 14.2倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 21件
クリエイター支援のプラットフォームとして創業した2011年
2011年12月、東京都渋谷区に株式会社ピースオブケイク(現 note株式会社)を設立。目的はクリエイターが創作したデジタルコンテンツを配信するプラットフォームの開発・運営であった。創業時の事業は、2012年9月に開始したコンテンツ配信サイト「cakes」である。「cakes」は2022年8月にサービスを終了するが、この経験が後の「note」の基盤となった。
CtoCメディアプラットフォーム「note」の開始と成長の2014年
2014年4月、CtoC×課金の仕組みを採用したメディアプラットフォーム「note」を開始。誰でも無料で会員登録し、文章・画像・音声・動画の5種類のコンテンツを投稿・販売できる仕組みを打ち出した。ランキング制度や広告を排した設計により、クリエイターが自由に創作し、読者が没頭できる環境を提供。2017年にはスマート新書レーベル、2018年にはクリエイター支援プログラムを開始し、プラットフォームの拡大を加速した。
メディア大手との資本提携で強固なネットワークを築いた2018〜2019年
2018年7月、株式会社日本経済新聞社と資本業務提携。続いて2019年7月にUUUM株式会社、同年8月に株式会社テレビ東京ホールディングスと相次いで提携した。これらの提携により、「note」上のクリエイターをテレビ番組出演や書籍化などオフラインのメディアに紹介する「クリエイター支援プログラム」を強化。累計320作品以上の書籍化実績を生み出し、クリエイターの活躍の場を広げた。2020年4月には社名をnote株式会社に変更し、ブランドを統一した。
東京証券取引所グロース市場へ上場した2022年
2022年12月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場。上場時の時価総額は公開情報からは不明だが、新規株式公開により資金調達を実施した。上場後の2023年6月には本社を東京都千代田区麹町に移転。2025年11月期には累計で黒字転換を果たし、売上高41億円、営業利益3億円、当期純利益4億円を計上した。上場から3年で収益基盤を固めた。
AIとIPへの投資を加速した2023〜2025年
2023年12月、note AI creative株式会社を設立し、AI分野への本格参入を開始。2024年5月にはTales & Co.株式会社を設立し、IP・コンテンツクリエーション事業を立ち上げた。2025年1月にはGoogle International LLCと資本業務提携し、第三者割当増資を実施。同年11月にはNAVER Corporationとも提携し、さらなる増資を行った。これらの資金を元に、AI時代のコンテンツ流通エコシステムの構築を目指す。2025年4月には物語投稿サイト「TALES」を開始し、2025年3月には投資情報サイト「noteマネー」も開設した。
年表21件を開く
2010年代
- 2011年12月創業クリエイターが創作したデジタルコンテンツを配信するプラットフォームの開発・運営を目的として、東京都渋谷区渋谷において、株式会社ピースオブケイク(現 当社)を設立
- 2012年9月クリエイターと読者をつなぐコンテンツ配信サイト「cakes」を開始(2022年8月にサービス終了)
- 2014年4月CtoC×課金の仕組みでクリエイターをエンパワーメントする、CtoCメディアプラットフォーム「note」を開始
- 2017年12月スマートフォンサイズの新書シリーズ「スマート新書」レーベルを開始
- 2018年4月noteクリエイター支援プログラムを開始
- 2018年7月株式会社日本経済新聞社と資本業務提携
- 2018年12月東京都港区北青山に本社移転
- 2019年3月企業の情報発信を簡単にし、続けやすくするメディアSaaS「note pro」を開始
- 2019年7月UUUM株式会社と資本業務提携
- 2019年8月株式会社テレビ東京ホールディングスと資本業務提携
2020年代
- 2020年4月note株式会社に社名を変更
- 2020年6月東京都渋谷区神宮前にイベントスペース「note place」開設
- 2022年12月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2023年6月東京都千代田区麹町に本社移転
- 2023年12月note AI creative株式会社(現連結子会社)を設立
- 2024年5月Tales & Co.株式会社(現連結子会社)を設立
- 2025年1月Google International LLCと資本業務提携、Google International LLCを割当先とする第三者割当増資を実施
- 2025年3月投資家の知恵が集まるサイト「noteマネー」を開始
- 2025年4月物語投稿サイト「TALES」を開始
- 2025年11月NAVER Corporationと資本業務提携
- 2025年12月NAVER Corporationを割当先とする第三者割当増資を実施
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/11期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結売上高2028年11月期から2030年11月期頃まで100億円
- EBITDAマージン2028年11月期から2030年11月期頃まで30〜40%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
多言語対応と連携強化で「note」拡大
2026年11月期に多言語対応によるグローバル展開を開始し、他社サービスとの連携を強化することで、プラットフォーム「note」のさらなる拡大を図る。
- 02
法人向けサービスの強化
AIトレンド対応や発信需要拡大に応えるため、「note pro」の法人向けサービスを強化し、有料契約数を増加させる。
- 03
AI時代のコンテンツ流通エコシステム構築
GENIACプロジェクトなどで高品質コンテンツをAIが適切に参照・利用し、利用量に応じた対価還元を実現するデータベースを構築。AI関連事業を拡大する。
- 04
自社IPの発掘・推進とグローバル展開
連結子会社Tales & Co.を中心に優れたクリエイターを発掘し、作品の創出からメディア展開まで支援。国内外へIPを展開する。
- 05
事業提携やM&Aの推進
noteのエコシステムを広げるため、事業提携やM&Aを積極的に検討し、非連続な成長を目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 4期分
グループ全体で158人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は764万円で、3期前と比べて+12.3%。平均年齢は39.4歳、平均勤続年数は3.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年11月 | 680 | 35.5 | 2.2 | 183 | — |
| 2023年11月 | 700 | 36.4 | 3.1 | 163 | — |
| 2024年11月 | 700 | 37.7 | 3.7 | 151 | 66 |
| 2025年11月 | 764 | 39.4 | 3.9 | 158 | 190 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 2 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内note AI creative 株式会社東京都千代田区議決権100.0%
- 国内Tales & Co.株式会社東京都千代田区議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年11月期の売上高は41億円、営業利益は3億円。前期と比べると増収増益で、売上が+24.2%、利益が+200.0%。
会社が出している今期の予想2026年11月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 57億円 | 41億円 |
| 営業利益 | 11億円 | 3億円 |
| 純利益 | 12億円 | 4億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は26億円、営業利益は5億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+30.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 7 | −2 | −28.6 | −2 |
| 2023年2Q | 6 | −1 | −16.7 | −1 |
| 2023年3Q | 8 | −1 | −12.5 | −1 |
| 2023年4Q | 7 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 8 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 8 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 17 | 1 | 5.9 | 1 |
| 2025年2Q | 20 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2025年4Q | 21 | 3 | 14.3 | 3 |
| 2026年2Q | 26 | 5 | 19.2 | 7 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 8期分
2018年11月期からの8期で、売上は5億円から41億円へ8.2倍に増えた。直近期の営業利益率は7.3%。売上は7期、純利益は3期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年11月 | 5 | — | −1 | — | −1 |
| 2019年11月 | 8 | — | −3 | — | −3 |
| 東京都渋谷区神宮前にイベントスペース「note place」開設 | |||||
| 2020年11月 | 15 | — | −3 | — | −4 |
| 2021年11月 | 19 | — | −4 | — | −4 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2022年11月 | 23 | — | −7 | — | −8 |
| note AI creative株式会社(現連結子会社)を設立 | |||||
| 2023年11月 | 28 | — | −4 | — | −4 |
| Tales & Co.株式会社(現連結子会社)を設立 | |||||
| 2024年11月 | 33 | 1 | 1 | 3.0 | 1 |
| 2025年11月 | 41 | 3 | 3 | 7.3 | 4 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年11月期
売上高41億円のうち、営業利益として残るのは3億円で7.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の9.8%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金4.9%2億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金87.8%36億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.3%3億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 6期分
2025年11月期は営業CFが4億円、投資CFが−7億円で、差し引きのフリーCFは−3億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は31億円で、売上の9.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年11月 | −2 | −1 | 2 | −3 | 15 |
| 2021年11月 | −6 | 0 | — | −6 | 9 |
| 2022年11月 | −7 | 0 | 20 | −7 | 22 |
| 2023年11月 | −3 | 0 | 2 | −3 | 20 |
| 2024年11月 | 2 | 0 | 0 | 2 | 22 |
| 2025年11月 | 4 | −7 | 12 | −3 | 31 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 8期分
2025年11月期の総資産は61億円。このうち返さなくてよい自己資本が29億円で、自己資本比率は45.9%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2018年11月 | 10 | 6 | 4 | 53.7 |
| 2019年11月 | 19 | 12 | 7 | 59.7 |
| 2020年11月 | 22 | 10 | 12 | 45.0 |
| 2021年11月 | 18 | 6 | 12 | 32.8 |
| 2022年11月 | 33 | 18 | 15 | 55.0 |
| 2023年11月 | 33 | 16 | 17 | 47.1 |
| 2024年11月 | 38 | 17 | 20 | 45.2 |
| 2025年11月 | 61 | 29 | 33 | 45.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で605社中122位あたり、逆に低いのは自己資本比率で605社中450位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,782で、1年前と比べて+114.0%。過去52週の値幅のなかでは72%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 47.9倍 |
| PER (会社予想) | 44.0倍 |
| PBR | 6.98倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は6月末の1920円から直近2473円まで上昇し、直近1ヶ月で17.4%高。8月12日に+3.5%高で上昇加速、25日移動平均線(2144円)を大きく上回る。52週高値3405円からは約27%下落したが、戻り歩調を強めている。RSIは75と過熱気味で、出来高は6月29日に371万株の商いがあり、直近は30万株前後に落ち着いた。週足では上昇トレンドが継続し、200日線も上回る。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 38/100)。
PERは42.6倍と同業界平均の30.53倍を上回り、割高感がある。PBRは6.2倍と平均3.59倍を大きく上回り、市場の期待が高い。ROEは19.5%と高く、成長性は評価できるが、配当利回りは0%で株主還元がない。売上高は増加傾向で、営業利益も拡大しているが、PERが割高な水準。成長を織り込んだ評価であり、利益の伸びが鈍化すれば株価調整のリスク。やや割高だが、成長性を考慮すれば妥当な面もある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 47.9倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 44.0倍 | — |
| PBR | 6.98倍 | 2.96倍 |
| ROE | 19.5% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、収益化の加速とプラットフォームの成長持続性である。強気派は、ユーザー投稿型プラットフォームのネットワーク効果や、有料会員・企業向けサービスの拡大が続くと見る。売上高が23億→28億→33億→41億円と増加し、営業利益も黒字化して利益率7%まで改善した点を評価する。また、株価が1年で77%上昇している。一方、弱気派は、競合プラットフォームの台頭や、収益の多様化が進まず依存度が偏るリスクを指摘する。さらに、規模が小さく、収益の絶対額がまだ小さいことから、成長鈍化の可能性も懸念する。
- 成長が加速
売上高が3期連続増加。2022年11月期23億→2025年11月期41億円。
- 黒字化達成
営業利益率が2024年11月期3%から2025年11月期7%へ改善。
- ブランド力
「note」は国内で広く知られ、利用者の定着が見られる。
- 売上高が2期連続で増加し黒字幅も拡大決算発表後影響中
2025/11期は売上高41億円、営業利益3億円。前期比で売上高24%増、営業利益3倍
- 営業利益率が3.03%から7.32%へ改善決算発表後影響中
営業利益率は前期比4.29ポイント上昇し、収益構造が強化された
- 予想PER37.8倍と実績比で評価が改善決算発表後影響弱
実績PER41.2倍から予想PER37.8倍へ低下し、成長期待が継続
- ROE19.5%と小型株離れした資本効率通年影響中
自己資本利益率19.5%を達成し、既存事業での高い資本生産性を示す
- 競合の脅威
他社のプラットフォームやSNSにユーザーが流出するリスク。
- 収益の偏り
有料会員や法人サービスに依存しており、多様化が不十分。
- 規模の小ささ
売上高41億円、純利益4億円と小さく、市場での存在感は限定的。
- 株価が1年で77%上昇し先取り感継続影響強
株価は1年で77.4%上昇し、実績PER41.2倍と高水準まで買われた
- 営業利益3億円と小幅で赤字転落リスク決算発表後影響中
売上高41億円に対し営業利益3億円、原価上昇があれば赤字もあり得る
- 無配で株主への現金還元がない次回株主総会影響弱
配当利回り0%、株主還元策がなく個人投資家の魅力に欠ける
- PBR5.99倍と資産価値から乖離継続影響中
PBR5.99倍、純資産が小さく自己資本の裏付けが薄い
- 有料会員数
- 収益の柱であり、成長の鍵を握る。
- 法人向け売上高
- 企業・法人からの需要拡大が成長ドライバー。
- 月間アクティブユーザー
- プラットフォームの活性度と将来の収益機会を測るため。
株主
有価証券報告書より
2025年11月期末の株主数は延べ12,514人。区分でいちばん多いのは個人・その他で65.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が11.8%を占め、残る88.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2022年11月% | 2023年11月% | 2024年11月% | 2025年11月% |
|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 41.2 | 66.8 | 65.2 | 65.2 |
| 外国法人 | — | 9.6 | 9.7 | 17.9 |
| 事業法人 | 58.8 | 17.9 | 15.3 | 11.0 |
| 証券会社 | — | 3.1 | 6.8 | 5.0 |
| 金融機関 | — | 2.1 | 3.0 | 0.8 |
| 外国人個人 | — | 0.4 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 加藤 貞顕 | 33.66 |
| 02 | Google International LLC(常任代理人 みずほ証券株式会社) | 5.88 |
| 03 | GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社) | 5.79 |
| 04 | 株式会社日本経済新聞社 | 3.95 |
| 05 | NOMURA INTERNATIONAL PLC A/C JAPAN FLOW(常任代理人 野村證券株式会社) | 2.11 |
| 06 | 株式会社マイナビ | 1.78 |
| 07 | 株式会社イード | 1.66 |
| 08 | 株式会社テレビ東京ホールディングス | 1.63 |
| 09 | 楽天証券株式会社共有口 | 1.40 |
| 10 | JP JPMSE LUX RE UBSAG LONDON BRANCH EQCO(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.32 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-04-22加藤 貞顕新規の大量保有報告26.31%-10.37pt
- 2026-04-13株式会社KADOKAWA新規の大量保有報告5.18%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 8期分
1株利益は8期で+104%、1株純資産は5期で+300%。直近期のROEは19.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2018年11月 | −689 | — | — | — |
| 2019年11月 | −2,317 | — | — | — |
| 2020年11月 | −26 | — | — | — |
| 2021年11月 | −32 | 42 | — | — |
| 2022年11月 | −53 | 124 | — | — |
| 2023年11月 | −28 | 103 | — | — |
| 2024年11月 | 6 | 111 | 5.8 | 75.7 |
| 2025年11月 | 27 | 168 | 19.5 | 61.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/11期の役員報酬は総額101百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 加藤貞顕 | 代表取締役CEO | 53 | 5,637,000 |
| 今雄一 | 取締役CTO | 41 | 30,000 |
| 鹿島幸裕 | 取締役CFO | 43 | 58,300 |
| 田邉美智子 | 取締役(常勤監査等委員) | 48 | — |
| 水野祐 | 取締役(監査等委員) | 45 | — |
| 竹川美奈子 | 取締役(監査等委員) | 58 | — |
| 宇野雄 | CDO室長 | — | — |
| 米岡徹 | note.com事業本部長 | — | — |
| 平山雄輝 | コーポレート本部長 | — | — |
| 三原琴実 | 取締役 | 41 | 10,000 |
役員報酬の内訳2025/11期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | ストックオプション百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 64 | 18 | 18 | 82 | 27 |
| 社外取締役 | 3 | 19 | — | — | 19 | 6 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/11期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容8,149字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題6,347字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク10,018字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,836字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第15期(2025/12/01-2026/11/30)2026-07-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第14期(2024/12/01-2025/11/30)2026-02-25
- 半期報告書半期報告書-第14期(2024/12/01-2025/11/30)2025-07-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第13期(2023/12/01-2024/11/30)2025-02-25
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第2四半期(2024/03/01-2024/05/31)2024-07-10
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第1四半期(2023/12/01-2024/02/29)2024-04-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第12期(2022/12/01-2023/11/30)2024-02-26
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第3四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-13
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第2四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-14
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第1四半期(2022/12/01-2023/02/28)2023-04-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第11期(2021/12/01-2022/11/30)2023-02-28
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2026年11月期第2四半期 決算説明資料2026-07-07
TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。
関連する企業
関連企業