概要
オートサーバーは、中古車取扱事業者向けインターネット流通プラットフォーム「ASNET」を運営する企業である。1997年創業、東京都中央区に本社を置く。ASNETは入会金や月会費を不要とし、146のオートオークション会場と連携して全国の中古車情報を横断検索・落札可能にする。2025年12月期の売上高は65億円、純利益15億円、会員数は83,749。従業員114名、子会社にAUTOSERVER VIETNAM CO.,LTD.を持つ。
入会金・月会費不要の会員制プラットフォーム
オートサーバーの収益の柱は、中古車取扱事業者向けプラットフォーム「ASNET」である。ASNETは入会金や保証金、月会費を一切課さず、サービス利用の都度、落札手数料や成約手数料を受領する。主要サービスは「オークション代行」と「業者間中古車売買仲介(ASワンプラ)」で、2025年12月期の売上高の93.1%を占める。その他、陸送手配、中古パーツ通販、カー用品通販、顧客コミュニケーション支援などの付帯サービスも提供する。子会社のAUTOSERVER VIETNAM CO.,LTD.はシステム開発を担当する。
146のオークション会場と国内94%の出品カバー
ASNETは国内146のオートオークション会場(サテライト含む)と業務提携し、会員はこれらすべての会場の出品車両を横断検索・落札できる。2024年の「オークションガイド2025」によれば、国内オークション出品台数の94%をカバーする。また、ASワンプラサービスでは平均21.3万台の業販車両が掲載される。会員数は法人・個人合わせて83,749に達し、年に数台しか取引しない小規模事業者から新規参入の整備工場まで多様な事業者が加入する。
緩やかな成長を続ける収益と利益
2025年12月期の売上高は65億円(前年比3.1%増)、営業利益24億円、純利益15億円であった。過去6年間の売上高は52億円から65億円の範囲で緩やかに増加し、純利益は12億円から16億円と安定的に推移している。経営指標として取引台数を重視し、2025年のASNET全体の取引台数は24万108台(オークション代行14万72台、ASワンプラ10万36台)に上った。新車販売や中古車登録台数の動向に影響されるが、保有台数は漸増傾向にある。
業界の中での役割は中古車流通業界のインフラとしてBtoBオークションプラットフォームを運営にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01中古車取扱事業者(自動車流通)主力
国内の中古車事業者を対象に、オークション代行や業者間売買仲介を提供。入会金・月会費を不要とし、全国146会場のオークション参加や多数の掲載車両へのアクセスを実現。
全国94%のオークション会場の出品車両を検索可能
- AA入札世界シェア上位
- 提携オークション会場への入札を代行するサービス。事前に入札金額を設定し、セリに立ち会わずに参加可能。
- ASリアル
- 専用ソフトでセリの状況をリアルタイム表示し、応札できるサービス。高確度での落札が可能。
- AAワンプラ
- 落札されなかった車両に業販価格が付され、期間限定で即時に落札できるサービス。
- AA代行出品
- オートオークションへの車両出品を代行するサービス。
- ASワンプラ
- 店頭在庫車両をASNET上で業販売買する仲介サービス。掲載無料で、成約時に手数料が発生。
- 中古車販売支援サービス
- ASNETの車両情報を利用し、小売価格の自動算出や見積書作成を支援するサービス。
- カスタマーコミュニケーション支援サービス(みるクル)
- スマホアプリで消費者に車両情報を提供し、商談や問合せを支援。ダイレクトメッセージ機能で販促も可能。
02陸送会社副次
落札・出品車両の輸送手配を提携陸送会社に取り次ぐ。会員は売買と同時に陸送手配ができ、一括精算が可能。陸送会社から手数料を得る。
- 陸送手配サービス
- 提携する9社の陸送会社から選択して車両輸送を手配できるサービス。
03中古部品・カー用品ベンダーその他
中古パーツ通販サービス(JARA社提携)やカー用品通販サービスで、部品取扱高や用品売上の一部を手数料として収受。会員の取引促進に寄与。
- 中古パーツ通販サービス
- 自動車リサイクル部品の検索・通販をASNET経由で提供。適合チェックサービスも備える。
- カー用品通販サービス
- タイヤやカーナビなどの用品をASNET上で購入可能にする卸販売サービス。
製品と技術
オークション代行:146会場を横断する4つのサービス
オークション代行は、ASNETの中核サービスで、4つのサービスからなる。「AA入札」は事前に入札金額を設定し自動でセリに参加するサービスで、146会場で利用可能。「ASリアル」はパソコン専用ソフトでリアルタイムにセリに参加でき、52会場に対応。「AAワンプラ」は落札されなかった車両に業販価格が付され、時間優先で即時落札できるサービスで98会場が対象。「AA代行出品」は87会場への出品を代行する。2025年のオークション代行取引台数は14万72台。
ASワンプラ:業者間即時取引の仲介プラットフォーム
ASワンプラは、ASNET会員が店頭在庫車両に業販価格を付けて出品し、他の会員が即時に落札できるサービスである。売買成立時に、売り手と買い手の双方または買い手のみから手数料を受領する。2025年の月平均掲載台数は21.3万台で、そのうち約9.3万台が会員からの直接出品、12.0万台がリクルートやファブリカなど他社との連携によるもの。同年の取引台数は10万36台に達した。
付帯サービス:取引拡大を支える周辺機能
陸送手配サービスは、提携する9社の陸送会社への手配を取り次ぎ、陸送会社から手数料を得る。中古パーツ通販「AS中古パーツ」はJARA社との提携で、部品取扱高の一定割合を得る。カー用品通販「カー用品+」はベンダーからの委託販売。さらに、中古車販売支援サービスやスマホアプリ「みるクル」によるカスタマーコミュニケーション支援サービスを無償で提供し、コアサービスの利用促進を図っている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 世界シェア上位AA入札参加可能なオークション会場数は国内最多の146会場中古車取扱事業者(自動車流通)
- 中古車取扱事業者(自動車流通)全国94%のオークション会場の出品車両を検索可能
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
サーバー運用で高収益、堅調成長
オートサーバーは情報・通信業に属し、サーバー運用・監視サービス等を提供。同業にはVRAIN Solution、Cocolive、Lis B等がいる。売上高は23年12月期58億円から24年12月期63億円、25年12月期65億円と堅調に増加。営業利益率も39.68%(24年12月期)と極めて高く、業界内でトップクラスの収益性を誇る。競合が中小規模の企業である中、同社は差別化されたサービスと高い効率性で優位に立つ。
強み
- 営業利益率約40%と業界トップクラスの高収益。
- 売上高が3期連続増加し、成長軌道にある。
- サーバー運用に特化し、高い技術力とノウハウを持つ。
- 高付加価値サービスにより、リピート率が高いと推測。
課題
- サーバー運用市場全体の成長鈍化が懸念される。
- 新興企業の参入により競争が激化する可能性。
- 地域や顧客業種に偏りがある場合、成長に限界。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がオートサーバー
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3921ネオジャパン | 230億円 | 12.6倍 |
| 2 | 431Aユーソナー | 223億円 | 20.3倍 |
| 3 | 3649ファインデックス | 219億円 | 17.8倍 |
| 4 | 4783NCD | 218億円 | 11.5倍 |
| 5 | 9651日本プロセス | 216億円 | 17.3倍 |
| 6 | 5589オートサーバー | 213億円 | 13.8倍 |
| 7 | 4498サイバートラスト | 212億円 | 21.1倍 |
| 8 | 3791IGポート | 212億円 | 31.5倍 |
| 9 | 2477手間いらず | 211億円 | 16.9倍 |
| 10 | 4393バンク・オブ・イノベーション | 211億円 | 12.3倍 |
| 11 | 3835eBASE | 207億円 | 19.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 25件
1997年創業、中古車流通のインターネット化を目指す
1997年6月、愛知県豊橋市で株式会社オートサーバー(旧オートサーバー)を創業。翌1998年5月、インターネットを利用した自動車売買仲介プラットフォーム「ASNET」を立ち上げ、業者間中古車売買仲介サービス「ASワンプラ」の提供を開始した。1999年9月にはオートオークション会場と業務提携し、会員の落札を代行する「オークション代行」サービスを追加した。
2000年代前半、会員数急増とサービス拡充
2000年7月、中古自動車販売商工組合との接続を開始し、業界団体との連携を強化。2001年4月にはメーカー系オークション会場との接続も実現し、同年12月にASNET会員数が1万を突破した。2003年3月、リアルタイムでオークションに参加できる「ASリアル」を開始。同年8月には会員数が2万に達し、2006年9月には3万を超えた。
東京移転と情報セキュリティ、多角化への布石
2008年2月、事業拡大に伴い東京センターを東京都中央区日本橋に新設し、同年8月に本社を移転。2011年5月に情報セキュリティの国際規格ISO27001認証を取得した。2011年6月には自動車リサイクル部品通販「AS中古パーツ」、2012年4月にはカー用品通販「AS通販」を開始し、付帯サービスを拡充した。2013年4月、会員数が4万を突破した。
台湾上場、中国事業への挑戦と撤退
2014年1月、台湾のグレタイ証券市場(GTSM)に株式を上場。同時に、中古車小売支援サービス「店頭商談NET」を開始した。同年11月、中国北京地区で開始した「車通天下」事業を中断した。2016年3月にGTSM市場を上場廃止し、同年6月には株式会社ASHを存続会社として旧オートサーバーと合併した。現在の法人格はこの合併による。
年表25件を開く
1990年代
- 1997年6月創業株式会社オートサーバー(旧オートサーバー)創業(愛知県豊橋市)
- 1998年5月インターネットを利用した自動車売買の仲介並びに付随サービスを提供する事業者向けプラットフォーム「ASNET」の運営を開始 ASNETにおいて業者間中古車売買仲介サービス「ASワンプラ」の提供を開始
- 1999年9月オートオークション会場との業務提携を開始し、ASNETにおいてオークション落札等代行サービス「オークション代行」の提供を開始
2000年代
- 2000年7月中古自動車販売商工組合(中販連)との接続を開始
- 2001年4月メーカー系オークション会場との接続開始
- 2001年12月ASNET会員数が10,000を突破
- 2003年3月ASNETにおいてリアルタイムにオートオークションのセリに参加する事のできるサービス「ASリアル」の提供を開始
- 2003年8月ASNET会員数が20,000を突破
- 2006年9月ASNET会員数が30,000を突破
- 2008年2月事業拡大のため、東京センターを東京都中央区日本橋に新設
- 2008年8月東京都中央区に本社移転
- 2009年11月バイクオークション会場との業務提携を開始「オークション代行」において、バイクオークション代行サービスの提供を開始
2010年代
- 2010年11月ASNETを全面リニューアルし、「ASNET2」をリリース
- 2011年4月提携するオークション会場が100会場を突破
- 2011年5月情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格『IS027001(lSMS)』認証を取得
- 2011年6月自動車部品のリサイクル商品を取り扱う通販サービス「AS中古パーツ」の提供を開始
- 2012年4月自動車の販促品・装備品を扱う通販サービス「AS通販(現・カー用品+)」の提供を開始
- 2013年4月ASNET会員数が40,000を突破
- 2013年9月広島営業所を開設(広島県広島市)中国北京地区において「車通天下」事業を開始
- 2014年1月上場台湾・グレタイ証券市場(GTSM市場)に株式上場 ASNET会員の中古車小売業務を支援する「店頭商談NET」の提供を開始
- 2014年11月車通天下事業を中断
- 2015年6月札幌営業所を開設(北海道札幌市)
- 2016年2月ASNET会員の中古車小売業務を支援するスマホアプリ「みるクル」の提供を開始
- 2016年3月上場GTSM市場を上場廃止
- 2016年6月M&A株式会社ASHを存続会社として旧オートサーバーと合併
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
会員数の増加と利用頻度向上
新規会員獲得のため、中古車取扱事業者に加え自動車関連事業者へ営業活動を展開し、広告による知名度向上を図る。既存会員には定期的な営業活動や代理店施策、ASNETの機能強化・サービス拡充で顧客満足度を高め、稼働会員を増やす。
- 02
中古車情報の取扱台数増加
ASNETの横断検索・落札機能を強化するため、提携オートオークション会場数とASワンプラ出品台数を増やす。大手会場との提携維持に加え、中古車販売整備システム会社や新規オークション会場との提携、店頭在庫出品会員の獲得に努める。
- 03
人材の採用と教育
営業部門やシステム部門を中心に優秀な人材を採用し、育成する。企業成長に不可欠な人材確保を図る。
- 04
システム機能の向上・刷新
子会社AUTOSERVER VIETNAMと共にASNET開発体制を強化し、機能拡充やアプリ版開発により利便性を向上させる。
- 05
経営組織力の強化と内部統制
経済環境変化や競争激化に対応するため、内部統制制度を整備・運用し、スピードと正確性・適正性を両立する強固な経営組織を構築する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 3期分
グループ全体で114人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は531万円で、2期前と比べて+3.1%。平均年齢は43.2歳、平均勤続年数は10.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年12月 | 515 | 41.8 | 9.4 | 117 | — |
| 2024年12月 | 522 | 43.1 | 10.2 | 112 | 2,232 |
| 2025年12月 | 531 | 43.2 | 10.3 | 114 | 2,105 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は65億円、営業利益は24億円。前期と比べると増収減益で、売上が+3.2%、利益が-4.0%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 66億円 | 65億円 |
| 営業利益 | 24億円 | 24億円 |
| 純利益 | 15億円 | 15億円 |
| 1株あたり配当 | ¥67 | ¥67 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
8期分
直近は2026年2Qで、売上は36億円、営業利益は14億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+9.1%、営業利益は+16.7%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 44 | 16 | 36.4 | 10 |
| 2023年4Q | 14 | — | — | 3 |
| 2024年1Q | 17 | 7 | 41.2 | 4 |
| 2024年2Q | 15 | 7 | 46.7 | 5 |
| 2024年4Q | 31 | 11 | 35.5 | 7 |
| 2025年2Q | 33 | 12 | 36.4 | 7 |
| 2025年4Q | 32 | 12 | 37.5 | 8 |
| 2026年2Q | 36 | 14 | 38.9 | 9 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 7期分
2019年12月期からの7期で、売上は52億円から65億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は36.9%。売上は3期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年12月 | 52 | — | 19 | — | 12 |
| 2020年12月 | 55 | — | 21 | — | 13 |
| 2021年12月 | 57 | — | 22 | — | 14 |
| 2022年12月 | 54 | — | 20 | — | 12 |
| 2023年12月 | 58 | — | 21 | — | 13 |
| 2024年12月 | 63 | 25 | 25 | 39.7 | 16 |
| 2025年12月 | 65 | 24 | 24 | 36.9 | 15 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高65億円のうち、営業利益として残るのは24億円で36.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は15億円、売上の23.1%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金27.7%18億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金35.4%23億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益36.9%24億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 5期分
2025年12月期は営業CFが27億円、投資CFが−6億円で、差し引きのフリーCFは21億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は136億円で、売上の25.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年12月 | 16 | −1 | −4 | 15 | 85 |
| 2022年12月 | 17 | −2 | −4 | 15 | 96 |
| 2023年12月 | 21 | −2 | 4 | 19 | 120 |
| 2024年12月 | 23 | −14 | −10 | 9 | 119 |
| 2025年12月 | 27 | −6 | −4 | 21 | 136 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 7期分
2025年12月期の総資産は203億円。このうち返さなくてよい自己資本が130億円で、自己資本比率は64.1%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2019年12月 | 128 | 60 | 68 | 46.5 |
| 2020年12月 | 126 | 69 | 57 | 55.0 |
| 2021年12月 | 134 | 79 | 55 | 59.4 |
| 2022年12月 | 143 | 87 | 56 | 61.1 |
| 2023年12月 | 167 | 108 | 59 | 64.5 |
| 2024年12月 | 182 | 120 | 62 | 66.0 |
| 2025年12月 | 203 | 130 | 73 | 64.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で605社中22位あたり、逆に低いのは売上成長率で605社中436位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,961で、1年前と比べて+21.9%。過去52週の値幅のなかでは100%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 13.8倍 |
| PER (会社予想) | 14.3倍 |
| PBR | 1.60倍 |
| 配当利回り | 2.26% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は上昇基調を強めており、8月14日には2,849円と52週高値2,878円に迫った。25日線(2,719円)を約4.8%上回り、200日線(2,610円)に対しても9.2%上回る。RSIは75.94と過熱感が出ている。1か月上昇率は4.86%、1年上昇率は25.42%と堅調。出来高は直近で増加傾向にあり、8月12日には10,400株と活況。上昇トレンドは継続しているが、高値圏での利益確定売りには注意が必要。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 55/100)。
PER 14.46倍、PBR 1.57倍、配当利回り 2.35%を確認。同業界平均PER 31.11倍、平均PBR 3.64倍と比較して大幅に下回るが、ROEが12%と標準的で、予想PER 13.7倍と現状PERに比べやや低下見込み。一方、配当性向31.6%は健全で、今後増配余地がある。ただし、売上高成長が緩やかで、利益率も高水準を維持しているが、急成長は期待しにくい。総合的に見て、割安感はあるが、業界平均と比べるとまだ割高感も残るため、やや割高と判断。ただし、今後の成長次第で評価は変わる可能性がある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 13.8倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 14.3倍 | — |
| PBR | 1.60倍 | 2.96倍 |
| ROE | 12.0% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
車載ソフトウェア需要の拡大が追い風となる一方、依存先の顧客集中リスクと開発人材確保の課題が懸念される。強気派は業績成長と高収益性を評価し、弱気派は競争激化と技術革新への対応遅れを警戒。
- 成長の持続
売上高が増加傾向で、将来の車載IT需要が旺盛。
- 高収益性
継続的に高い営業利益率を維持(2024年実績39%)。
- 業界の追い風
自動運転やコネクティッドカーの普及でソフト需要が拡大。
- 営業利益率36.92%の高収益構造決算発表後影響中
売上高65億円、営業利益24億円、利益率36.92%と安定した収益力
- ROE12%、PBR1.56倍の妥当な評価通年影響中
ROE12%は高く、PBR1.56倍は収益力に見合う水準で割高感がない
- 株価は1年で23.1%上昇、上昇トレンド継続影響弱
1年間の上昇率23.12%と堅調、需給の強さが確認される
- 予想PER13.6倍、利益成長期待通年影響弱
実績PER14.33倍から予想PER13.6倍へ改善、増益予想が織り込まれる
- 顧客集中リスク
主要顧客への依存度が高く、受注減が業績に直結。
- 競争激化
新興企業や大手IT企業の参入で価格競争が発生。
- 人材確保の難しさ
高度な技術を持つエンジニアの不足が成長の制約に。
- 売上高成長が鈍化、65億円で頭打ち通年影響中
売上高は63→65億円と伸び率5.7%→3.2%に減速、成長株としての魅力減
- 営業利益・最終利益が減益転換決算発表後影響中
営業利益25→24億円、純利益16→15億円、ともに前期比減益
- 配当利回り2.37%は相対的に低い継続影響弱
時価総額203億円でPER14倍台、高配当ではないため利回り目的の買いは限定的
- 外国法人保有率1.56%と低い継続影響弱
海外投資家の保有が低位で、グローバルな物色対象になりにくい
- 売上高成長率
- 事業拡大のペースを測る基本指標。
- 営業利益率
- 収益性の維持・改善を確認。
- 受注残高
- 将来の売上の先行指標。
- 主要顧客の動向
- 依存リスクのモニタリング。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり67円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは2.26%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2024年12月 | 66 | — | 29.9 |
| 2025年12月 | 66 | 0.0 | 31.6 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥67
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ7,126人。区分でいちばん多いのは事業法人で64.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が65.3%を占め、残る34.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|
| 事業法人 | 70.3 | 74.5 | 64.9 |
| 個人・その他 | 21.0 | 18.6 | 32.6 |
| 外国法人 | 5.0 | 3.2 | 1.5 |
| 証券会社 | 1.8 | 1.2 | 0.6 |
| 金融機関 | 1.9 | 2.5 | 0.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 朝日ホールディングス株式会社 | 62.95 |
| 02 | 光通信KK投資事業有限責任組合 | 6.53 |
| 03 | UH Partners 2投資事業有限責任組合 | 3.38 |
| 04 | 萩原 外志仁 | 2.87 |
| 05 | 髙田 典明 | 1.27 |
| 06 | 光通信株式会社 | 1.00 |
| 07 | 浜本 憲至 | 0.68 |
| 08 | BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 0.62 |
| 09 | JP MORGAN CHASE BANK 380055 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 0.55 |
| 10 | 野村證券株式会社 | 0.45 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-10萩原 外志仁変更報告2.84%-0.19pt
- 2026-07-03萩原 外志仁新規の大量保有報告2.84%-0.19pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 7期分
1株利益は7期で−94%、1株純資産は7期で−90%。直近期のROEは12.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年12月 | 3,636 | 18,628 | 21.0 | — | 28.9 |
| 2020年12月 | 4,140 | 21,709 | 20.5 | — | 29.0 |
| 2021年12月 | 214 | 1,240 | 18.4 | — | 29.2 |
| 2022年12月 | 189 | 1,366 | 14.5 | — | 29.2 |
| 2023年12月 | 199 | 1,534 | 13.3 | 9.3 | 30.6 |
| 2024年12月 | 220 | 1,677 | 13.7 | 7.9 | 29.9 |
| 2025年12月 | 209 | 1,811 | 12.0 | 12.0 | 31.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
6名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は6名。2025/12期の役員報酬は総額235百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約14倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 萩原外志仁 | 代表取締役 会長 | 77 | 4,736,800 |
| 髙田典明 | 代表取締役 社長 | 54 | 91,500 |
| 山本林 | 常務取締役 管理本部長兼審査部長 | 77 | 32,320 |
| 澤田英幹 | 取締役 監査等委員(常勤) | 65 | — |
| 井熊芽久美 | 取締役 監査等委員 | 47 | — |
| 中川彩子 | 取締役 監査等委員 | 47 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 160 | 62 | 222 | 74 |
| 社外取締役 | 3 | 13 | — | 13 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容5,823字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,674字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク8,327字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,511字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第12期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第11期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-24
- 半期報告書半期報告書-第11期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第10期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-27
- 半期報告書半期報告書-第10期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第10期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第9期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-28
- 四半期報告書四半期報告書-第9期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
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