概要
リファインバースグループは、使用済みカーペットタイルや漁網、エアバッグなどの廃棄物を独自技術で再資源化し、合成樹脂原料として販売する素材ビジネスと、首都圏で建築系廃棄物の収集運搬・中間処理を行う資源ビジネスを2本柱とする持株会社である。2021年7月に持株会社体制へ移行し、東京証券取引所グロース市場に上場。2025年6月期の連結売上高は40.7億円、従業員数は199名。
廃棄物を原料に戻す「リファイン」という事業モデル
当社グループは、従来の廃棄物処理(破砕・埋立)ではなく、廃棄物から純度の高い樹脂を取り出し、再度同じ製品の原料として販売するマテリアルリサイクルを事業の核とする。この「リファイン(精製)」のプロセスにより、処理受託料と製品販売の二つの収益源を得る点が特徴である。主力製品のリファインパウダーは、使用済みカーペットタイルの裏面樹脂層を切削・粉体化した再生塩化ビニルコンパウンドで、大手カーペットメーカー各社の製品原料として採用されている。
素材ビジネスと資源ビジネスの2軸
セグメントは素材ビジネスと資源ビジネスで構成される。素材ビジネスはリファインバース株式会社とリファインマテリアル株式会社が担当し、カーペットタイルの再生樹脂(リファインパウダー)、再生ナイロン樹脂(REAMIDE®)、製鋼副資材などを生産・販売する。資源ビジネスは株式会社ジーエムエス、株式会社コネクション及びリファインバース株式会社が担当し、東京都内3か所の中間処理施設(リファイン1、TACS3、ディスポ鹿浜)を拠点に廃棄物の収集運搬と中間処理を行う。
4社で構成されるグループ体制
連結子会社は4社。リファインバース株式会社はカーペットタイル及びナイロン製品の再資源化を担い、千葉県富津市にイノベーションセンター(RIVIC)を有する。株式会社ジーエムエスは1983年設立の産業廃棄物処理業者で、葛飾区・大田区・足立区に中間処理施設を持つ。株式会社コネクションは2022年に子会社化した資源ビジネス会社。リファインマテリアル株式会社は2017年設立で、カーペットタイル繊維層からの樹脂回収と製鋼副資材の製造を専門とする。
売上高41億円、増収増益で黒字化達成
2025年6月期の連結業績は、売上高40.7億円(前期比5.7%増)、営業利益1.8億円、経常利益1.5億円、親会社株主に帰属する当期純利益1.5億円と、前期の実質的な赤字から黒字に転換した。素材ビジネスは需要増に伴う需給ギャップが沈静化し売上高は12.9億円(前期比6.9%減)と減収となったが、資源ビジネスは過去最高の受注件数を記録し売上高28.5億円(同13.0%増)と好調だった。総資産は34.6億円、自己資本は2.7億円。
業界の中での役割は産業廃棄物の再資源化・中間処理を手掛けるリサイクル事業者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/6期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 資源ビジネス | 28億円 | 70.0% | 6億円 | 21.4% |
| 素材ビジネス | 12億円 | 30.0% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01素材ビジネス主力
使用済みカーペットタイルから再生樹脂(リファインパウダー等)を製造し、カーペットタイルメーカーや建築資材・自動車部品用途に販売。また、繊維部分から製鋼副資材、使用済み漁網やエアバッグから再生ナイロン樹脂「REAMIDE®」を製造。廃棄物処理ノウハウのライセンスも提供。
独自技術によるカーペットタイル再資源化
主要顧客SUMINOE株式会社、株式会社サンゲツ、株式会社川島織物セルコン
- リファインパウダー
- 使用済みカーペットタイルの裏面樹脂層を粉体化した再生樹脂。
- 製鋼副資材
- カーペットタイルの繊維くずと無機物を調合したペレット。
- REAMIDE®
- 使用済み漁網やエアバッグ端材から再生したナイロン樹脂ペレット。
02資源ビジネス準主力
首都圏で排出される建築系廃棄物の収集運搬と中間処理(破砕・圧縮梱包)を実施。東京都内に3か所の中間処理施設を持ち、24時間操業可能な施設もある。廃プラスチックの調達網構築も進める。
- 中間処理サービス
- 産業廃棄物の破砕・圧縮梱包処理。
製品と技術
リファインパウダー:カーペットタイル由来の再生塩ビコンパウンド
リファインパウダーは、使用済みカーペットタイルの裏面に付着した塩化ビニル樹脂層を、当社独自の切削技術で剥離・粉体化した再生樹脂である。樹脂純度が高く、新規のカーペットタイル製造にそのまま配合できるため、SUMINOE、サンゲツ、川島織物セルコンなど主要メーカーが自社製品の原料として採用している。2025年6月期は需要が旺盛で、環境配慮型建材として不動産デベロッパーからの引き合いが増加している。
REAMIDE®:漁網とエアバッグから生まれる再生ナイロン樹脂
REAMIDE®は、使用済み漁網や自動車エアバッグの縫製工場端材、廃車から回収したエアバッグ基布を原料とする再生ナイロンペレットである。原料を裁断・熱圧縮してペレット化する工程により、再生素材としての適合範囲を広げている。PCR(Post Consumer Recycle)ナイロンとして自動車部品や産業資材向けに販売され、欧州ELV規制などの環境規制強化を背景に需要が拡大している。一宮工場で生産され、2022年からは北海道でもライセンス生産が行われている。
製鋼副資材:繊維層を鉄鋼生産に活用
カーペットタイルの樹脂層を剥離した後に残る繊維層(表面のパイル部分)は、従来は廃棄またはサーマルリサイクルされていた。リファインマテリアル株式会社では、この繊維くずを粉砕・比重分離し、生石灰などの無機物と調合してペレット化した製鋼副資材を生産している。この製品は鉄鋼メーカーで製鋼工程の副資材として使用され、廃棄物削減に貢献している。
ReFEZER®:再生バイオ素材への挑戦
2023年3月に発表されたReFEZER®は、再生可能なバイオマス由来の素材を再資源化した新しい再生樹脂である。具体的な原料や製造プロセスの詳細は限定的だが、従来の石油由来樹脂に代わる環境負荷の低い材料として開発が進められている。同製品は、当社グループの事業領域を建設・自動車からアパレルなどへ拡大する可能性を持つ。
ECOSシリーズ:4社共同開発のリサイクルカーペットタイル
ECOSシリーズは、2011年にリファインバース、住江織物(現SUMINOE)、スミノエ インテリア プロダクツ、住友商事の4社が共同開発したリサイクルカーペットタイルである。使用済みタイルから再生したリファインパウダーを原料の一部として使用し、バージン原料と同等の品質を確保している。この製品はグリーン購入法の特定調達品目にも適合し、オフィスビル等での採用が進んでいる。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 素材ビジネス独自技術によるカーペットタイル再資源化
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
国内再生材循環で存在感、利益改善途上
リファインバースグループは、サービス業に分類されるものの、廃棄物処理やリサイクル関連の事業を展開し、環境負荷低減に貢献する独自のポジションを築いています。同社は、国内で廃棄物の再資源化を手掛け、循環型社会の実現に向けたソリューションを提供しており、同業他社と比較しても差別化されたビジネスモデルを持つと言えます。直近の業績では、2024年6月期の売上高39億円から2026年6月期に45億円と増収が続き、営業利益率も0%から6.67%へと改善しています。これは、収益基盤が強化されつつあることを示しており、将来の成長が期待されます。同業他社にはジンジブやイシンなどが存在しますが、リファインバースグループは特に環境関連の専門性で一歩抜きん出ている印象です。ただし、業界全体の競争も激しく、持続的な成長には差別化戦略の深化とコスト管理が鍵となるでしょう。
強み
- 廃棄物再資源化など環境分野に特化し、循環型社会のニーズに応える独自性がある。
- 売上高は2024年から2026年にかけて39億円から45億円へ拡大し、成長軌道にある。
- 営業利益率が0%から6.67%へと大幅に改善し、収益性が高まっている。
- 国内中心の事業展開で、海外依存が低く安定した需要が見込める。
課題
- 同業他社(ジンジブなど)との競争が激しく、差別化が今後の課題。
- 売上高はまだ小さく、さらなる成長には規模の拡大とシェア向上が必要。
- 増収下でも利益率向上にはコスト管理が重要であり、継続的な改善が求められる。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がリファインバースグループ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5867エスネットワークス | 40億円 | 11.1倍 |
| 2 | 331Aメディックス | 40億円 | 8.6倍 |
| 3 | 7061日本ホスピスホールディングス | 40億円 | 12.2倍 |
| 4 | 9229サンウェルズ | 40億円 | — |
| 5 | 9647協和コンサルタンツ | 40億円 | 6.1倍 |
| 6 | 7375リファインバースグループ | 39億円 | 15.1倍 |
| 7 | 6096レアジョブ | 39億円 | 11.6倍 |
| 8 | 7034プロレド・パートナーズ | 39億円 | 14.2倍 |
| 9 | 4833Def consulting | 38億円 | — |
| 10 | 2481タウンニュース社 | 38億円 | 8.2倍 |
| 11 | 7037テノ.ホールディングス | 38億円 | 28.7倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 33件
有限会社御美商の設立からリサイクル事業への転換(1983~2001年)
1983年7月、東京都葛飾区に有限会社御美商(後の株式会社ジーエムエス)が設立された。当時は一般の産業廃棄物処理業者として営業していたが、2001年11月に廃棄カーペットタイルのリサイクル実証プラント「リファイン2」を同区に設置したことが、その後の再資源化事業の起点となる。同年12月には現在の樹脂再生技術を確立し、2002年3月には中間処理施設「リファイン1」を設置した。
3社統合による持株会社の設立(2003~2004年)
2003年12月、再生樹脂の製造販売事業を本格化させるため、株式会社御美商、内装解体業の株式会社ベスト、産業廃棄物処理装置製造のライザエンジニアリング株式会社の3社が株式移転により共同で事業持株会社「リファインバース株式会社」を設立した。2005年7月には御美商を存続会社としてベストを吸収合併し、事業の集約を進めた。
本格稼働と協業の拡大(2006~2011年)
2006年7月、千葉県八千代市に再生樹脂製造工場が本格稼働を開始した。2009年2月には森ビル株式会社と使用済みカーペットタイルの再資源化システム確立に向けた協業を開始。2011年6月には住江織物株式会社(現SUMINOE)、住友商事と4社で共同開発したリサイクルカーペットタイル「ECOSシリーズ」の製造を開始し、販売網を広げた。
上場と新領域への展開(2016~2019年)
2016年7月、リファインバース株式会社は東京証券取引所マザーズ市場に上場した。同年4月には日東化工株式会社からリサイクルナイロン製品事業を譲り受け、ナイロン樹脂リサイクルに参入。2017年7月には千葉県富津市に研究開発・生産拠点「リファインバース イノベーションセンター(RIVIC)」を開設。2019年4月には愛知県一宮市で再生ナイロン樹脂「REAMIDE®」の本格生産を開始した。
持株会社体制への移行とグロース市場指定(2021~2022年)
2021年6月、株式移転により完全親会社として株式会社リファインバースグループを設立し、同年7月1日にテクニカル上場。これに伴いリファインバース株式会社は上場廃止となり、純粋持株会社体制へ移行した。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しにより、マザーズからグロース市場へ移行した。
外部ライセンス供与と新素材開発(2022~2024年)
2022年6月、株式会社鈴木商会にライセンスを供与し、北海道でのREAMIDE®生産を開始。同年7月には株式会社コネクションを子会社化し資源ビジネスを拡大。2022年11月には廃車から回収したエアバッグのリサイクルナイロン樹脂製造を開始した。2023年3月には再生バイオ素材「ReFEZER®」を発表。2023年12月には千葉県船橋市にサーキュラーエコノミーの研究開発拠点「COCo Lab.」をオープンした。
マスバランス対応とケミカルリサイクルへの布石(2024年)
2024年6月、マスバランス方式による資源循環に対応するための国際認証「ISCC PLUS」を取得した。これは、廃プラスチックの油化ケミカルリサイクル事業(三菱ケミカルとの協業)など、新たな再資源化技術の実装に向けた準備の一環である。同認証により、再生原料の割合を製品に配分する透明性の高い管理が可能となった。
年表33件を開く
1980年代
- 1983年7月有限会社御美商(現連結子会社 株式会社ジーエムエス)を東京都葛飾区に設立
1990年代
- 1993年7月有限会社御美商が株式会社御美商に改組
2000年代
- 2001年11月廃棄カーペットタイルをリサイクルするため実証プラント(リファイン2)を東京都葛飾区に設置
- 2001年12月現在の樹脂再生技術を確立
- 2002年3月株式会社御美商が東京都葛飾区に中間処理施設(リファイン1)を設置
- 2002年5月創業創業期のベンチャー企業経営支援を行っている株式会社大前・ビジネス・ディベロップメンツに対し第三者割当増資を実施。カーペットタイルリサイクルの実証プラントを設置し実証試験開始
- 2003年12月創業再生樹脂の製造販売事業を本格化させることを目的として、株式会社御美商、内装解体業を行う株式会社ベスト及び産業廃棄物処理装置の製造販売を行うライザエンジニアリング株式会社の3社が株式移転により共同で事業持株会社リファインバース株式会社を設立
- 2005年7月M&A株式会社御美商と株式会社ベストは産業廃棄物処理事業の強化を目的に、株式会社御美商を存続会社として吸収合併
- 2005年8月千葉工場が千葉県エコタウンプランの施設として環境省より承認を受ける。
- 2005年12月株式会社御美商が東京都大田区に中間処理施設(TACS3)を設置
- 2006年1月M&Aライザエンジニアリング株式会社の全株式を外部に譲渡し非子会社化
- 2006年6月千葉県より産業廃棄物処分業許可を取得(許可番号:01220128419号 切削による中間処理)
- 2006年7月千葉県八千代市において、再生樹脂製造工場の本格稼働開始
- 2009年2月使用済みカーペットタイルの再資源化システムを確立するために森ビル株式会社と協業開始
2010年代
- 2011年6月住江織物株式会社(現SUMINOE株式会社)及び株式会社スミノエ(現株式会社スミノエ インテリア プロダクツ)が、当社及び住友商事株式会社の4社で共同開発したリサイクルカーペットタイル「ECOS(エコス)シリーズ」の製造を開始
- 2013年2月商号変更株式会社御美商が株式会社ジーエムエスに社名変更
- 2016年1月再生樹脂製品の生産拠点拡張を目的とした用地取得(千葉県富津市)に向け、千葉県企業庁に事業計画書を提出
- 2016年3月千葉県八千代市において新開発の高分離精製プロセスの実証プラントを設置
- 2016年4月日東化工株式会社のリサイクルナイロン製品の事業の事業譲渡に合意。営業権及び技術供与を受け、ナイロン樹脂のリサイクル事業に参入
- 2016年7月上場リファインバース株式会社として東京証券取引所マザーズ市場に上場
- 2017年5月M&A完全子会社としてリファインマテリアル株式会社設立(代表:柗村順也)
- 2017年7月千葉県富津市に、リファインバース株式会社の生産拠点としてリファインバース イノベーションセンター(RIVIC)を開設
- 2019年4月愛知県一宮市において、再生ナイロン樹脂製造工場の本格稼働開始 再生ナイロンコンパウンド「REAMIDE Ⓡ」を販売開始
2020年代
- 2021年6月創業持株会社体制への移行に伴い、完全親会社の株式会社リファインバースグループの設立及び同社東京証券取引所市場マザーズ(現グロース市場)へのテクニカル上場(2021年7月1日)により、リファインバース株式会社は上場廃止。
- 2021年7月上場株式会社リファインバースグループとして株式移転によりテクニカル上場
- 2021年9月リファインバース株式会社保有の株式会社ジーエムエス株式を当社に譲渡
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行
- 2022年6月株式会社鈴木商会にライセンス供与し、北海道で「REAMIDE Ⓡ」の生産を開始
- 2022年7月M&A株式会社コネクションの全株式を取得し子会社化
- 2022年11月廃車から回収したエアバッグからリサイクルナイロン樹脂製造を開始
- 2023年3月再生バイオ素材「ReFEZER Ⓡ」を発表
- 2023年12月サーキュラーエコノミーの研究開発拠点「COCo Lab.」を千葉県船橋市にオープン
- 2024年6月マスバランス方式による資源循環に対応するため「ISCC PLUS」認証を取得
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/6期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
使用済みカーペット調達拡大
使用済みカーペットタイルのリサイクル提案を不動産デベロッパーなどに強化し、搬入数量を増やす。首都圏外の新規取引先も開拓する。
- 02
再生素材の販売数量拡大
需要増に対応するため、原料調達能力と生産能力を増強。リファインパウダーやREAMIDE®の販売数量を拡大する。
- 03
製品価値向上と価格改善
品質改善により製品価値を高め、販売価格の向上を図る。環境対応製品市場の拡大を活かし収益性を高める。
- 04
コスト競争力の強化
生産ライン稼働率最大化、歩留まり向上、生産工程効率化、一貫実施の拡大、設備保守・補修技術蓄積により原価低減を図る。
- 05
新規事業領域への進出
廃プラスチック油化ケミカルリサイクルや、ガラス・複合繊維・ゴム等の未活用廃棄物の新用途開発を進め、事業領域を拡大する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 4期分
グループ全体で199人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は722万円で、3期前と比べて+7.7%。平均年齢は38.7歳、平均勤続年数は5.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年6月 | 670 | 42.5 | 4.7 | 165 | — |
| 2023年6月 | 667 | 37.4 | 4.0 | 192 | — |
| 2024年6月 | 684 | 36.1 | 3.7 | 201 | 0 |
| 2025年6月 | 722 | 38.7 | 5.3 | 199 | 101 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社4社(国内 4 / 海外 0、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。
- 国内リファインバース株式会社(注)2.3東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ジーエムエス(注)2.4東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社コネクション(注)2東京都足立区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内リファインマテリアル株式会社(注)2千葉県富津市 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年6月期の売上高は45億円、営業利益は3億円。前期と比べると増収増益で、売上が+9.8%、利益が+50.0%。
会社が出している今期の予想2027年6月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 58億円 | 45億円 |
| 営業利益 | 6億円 | 3億円 |
| 純利益 | 4億円 | 3億円 |
| 1株あたり配当 | — | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は24億円、営業利益は2億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+20.0%、営業利益は+100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 12 | 1 | 8.3 | 1 |
| 2023年4Q | 10 | — | — | −6 |
| 2024年1Q | 9 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 10 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年3Q | 9 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 11 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年2Q | 21 | 1 | 4.8 | 1 |
| 2025年4Q | 20 | 1 | 5.0 | 0 |
| 2026年2Q | 21 | 1 | 4.8 | 1 |
| 2026年4Q | 24 | 2 | 8.3 | 2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 5期分
2022年6月期からの5期で、売上は37億円から45億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は6.7%。売上は2期、純利益は3期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社コネクションの全株式を取得し子会社化 | |||||
| 2022年6月 | 37 | — | 2 | — | 2 |
| 2023年6月 | 45 | — | 2 | — | −5 |
| 2024年6月 | 39 | 0 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年6月 | 41 | 2 | 2 | 4.9 | 1 |
| 2026年6月 | 45 | 3 | 3 | 6.7 | 3 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年6月期
売上高45億円のうち、営業利益として残るのは3億円で6.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の6.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金93.3%42億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.7%3億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 4期分
2025年6月期は営業CFが5億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは4億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は7億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年6月 | 5 | −1 | 0 | 4 | 9 |
| 2023年6月 | 5 | −3 | −3 | 2 | 9 |
| 2024年6月 | 2 | −1 | −4 | 1 | 5 |
| 2025年6月 | 5 | −1 | −2 | 4 | 7 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 4期分
2025年6月期の総資産は35億円。このうち返さなくてよい自己資本が3億円で、自己資本比率は6.1%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2022年6月 | 33 | 6 | 27 | 16.8 |
| 2023年6月 | 38 | 1 | 37 | 1.5 |
| 2024年6月 | 34 | 1 | 32 | 1.9 |
| 2025年6月 | 35 | 3 | 32 | 6.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中217位あたり、逆に低いのは営業利益率で534社中297位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,150で、1年前と比べて+13.9%。過去52週の値幅のなかでは21%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 15.1倍 |
| PER (会社予想) | 9.6倍 |
| PBR | 7.22倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は直近1ヶ月で6.13%下落し、8月14日時点で1,225円。25日移動平均線(1,187.44円)は上回るが、75日線(1,418円)を大きく下回り、戻り待ちの展開。52週高値2,660円からは約54%の下落圏で、年初来の上昇幅は大きいものの調整局面。出来高は8月14日に137,400株と急増し、売買が活発化。目先は25日線がサポートとなるかが焦点。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)。
実績PER28.65倍は業界平均22.98倍を上回るが、予想PER10.3倍と大きく改善見込み。PBR8.9倍は平均3.31倍の約2.7倍と高く、ROE105.4%と極めて高い収益効率。無配で配当利回りは0%と平均2.31%を大幅に下回る。売上高は39億→45億円と緩やか成長だが、利益は増加見込み。高ROEに見合う株価だが、配当がなく株主還元に乏しく、割高感はある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 15.1倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 9.6倍 | — |
| PBR | 7.22倍 | 3.51倍 |
| ROE | 105.4% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高がほぼ横ばいの中、コスト管理と利益率改善で増益を達成しており、その収益性向上が投資家の注目点。強気派は、営業利益率の上昇トレンドを評価し、効率的な経営が今後も続くとみる。弱気派は、成長性が乏しく、市場規模が小さいため、利益の拡大余地に限界があると懸念する。また、ROEが非常に高い(105.4%)が、自己資本が小さいためであり、安定性には疑問が残る。
- 収益性の改善
営業利益率が0%台から6.67%へ上昇し、経営効率が向上
- 高ROE
ROE105.4%と資本効率が高く、株主還元の可能性もある
- 安定した売上
売上高が40億円前後で推移し、下振れリスクが限定的
- 2026/6期の純利益3億円、2期連続増益2026年6月期決算発表後影響中
純利益は1億円→3億円と3倍増加、営業利益率4.88%→6.67%
- 予想PER10.3倍と成長期待通年影響中
予想PER10.3倍は実績PER28.65倍と比べ低下し、収益成長が期待される
- ROE105.4%と極めて高い資本効率通年影響中
ROE105.4%と自己資本に対する利益率が極めて高く、成長資金を生み出す
- 営業利益率6.67%へ改善傾向決算発表後影響弱
営業利益率は4.88%→6.67%と上昇し、収益構造が強化されている
- 成長性の欠如
売上高がほぼ横ばいで、市場拡大が見込めない
- 小規模な事業基盤
売上高40億円規模で、収益の絶対額が小さく脆弱
- 自己資本の脆弱性
ROEが高すぎるのは資本が薄いためで、リスク耐性が低い
- 時価総額41億円と小型で流動性懸念継続影響強
時価総額41億円と極めて小さく、売買高次第で株価変動が大きい
- PBR8.9倍と高評価で下振れリスク不定影響中
PBR8.9倍はROE105.4%を織り込み済みで、業績鈍化時は修正されやすい
- 売上高45億円と成長が鈍化2026年6月期決算発表後影響中
売上高は39→41→45億円と伸びは緩やかで、増益はコスト改善依存
- 無配当で株主への還元が無い継続影響弱
配当利回り0%と無配で、高PERを支える成長が止まれば評価が厳しくなる
- 営業利益率
- 収益性改善の持続性を確認するため
- 売上高成長率
- 事業規模拡大の有無を見るため
- 自己資本比率
- 財務の安定性とROEの実質性を評価するため
株主
有価証券報告書より
2025年6月期末の株主数は延べ1,835人。区分でいちばん多いのは個人・その他で65.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が27.7%を占め、残る72.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2022年6月% | 2023年6月% | 2024年6月% | 2025年6月% |
|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 55.0 | 49.3 | 65.1 | 65.0 |
| 事業法人 | 25.6 | 23.7 | 24.1 | 24.9 |
| 証券会社 | 7.2 | 5.2 | 4.6 | 6.1 |
| 金融機関 | 3.5 | 10.4 | 3.0 | 2.8 |
| 外国法人 | 8.6 | 11.3 | 3.1 | 1.1 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 三菱ケミカル株式会社 | 10.45 |
| 02 | 越智 晶 | 9.75 |
| 03 | SUMINOE株式会社 | 7.36 |
| 04 | ベル投資事業有限責任組合1 | 5.17 |
| 05 | 越智 敏裕 | 3.61 |
| 06 | 稲畑産業株式会社 | 2.99 |
| 07 | 徳山 教助 | 2.85 |
| 08 | 越智源株式会社 | 2.84 |
| 09 | 株式会社SBI証券 | 2.63 |
| 10 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 1.96 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 5期分
1株利益は5期で+38%、1株純資産は4期で−62%。直近期のROEは105.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2022年6月 | 55 | 165 | 33.5 | 22.8 |
| 2023年6月 | −152 | 17 | — | — |
| 2024年6月 | 1 | 20 | 8.2 | 523.8 |
| 2025年6月 | 44 | 63 | 105.4 | 18.2 |
| 2026年6月 | 76 | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
11名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/6期の役員報酬は総額67百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 越智晶 | 代表取締役 社長 | 55 | 326,520 |
| 瀧澤陵 | 取締役 | 46 | 10,000 |
| 柗村順也 | 取締役 | 46 | 1,000 |
| 鈴木諭也 | 取締役 | 64 | 3,000 |
| 玉城吾郎 | 取締役 | 42 | 1,000 |
| 鮫島卓 | 取締役 | 69 | — |
| 小室陽一 | 取締役 | 56 | — |
| 横尾公夫 | 監査役(常勤) | 71 | — |
| 垣本昌久 | 監査役(非常勤) | 65 | — |
| 片岡敬三 | 監査役(非常勤) | 83 | 750 |
| 丸吉龍一 | 監査役(非常勤) | 50 | — |
役員報酬の内訳2025/6期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 55 | 55 | 11 |
| 社外取締役 | 4 | 12 | 12 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/6期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,518字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,855字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク13,024字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,680字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第5期(2025/07/01-2026/06/30)2026-02-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第4期(2024/07/01-2025/06/30)2025-09-30
- 半期報告書半期報告書-第4期(2024/07/01-2025/06/30)2025-02-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第3期(2023/07/01-2024/06/30)2024-09-26
- 四半期報告書四半期報告書-第3期第3四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 四半期報告書四半期報告書-第3期第2四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第3期第1四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第2期(2022/07/01-2023/06/30)2023-09-29
- 四半期報告書四半期報告書-第2期第3四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 四半期報告書四半期報告書-第2期第2四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第2期第1四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第1期(令和3年7月1日-令和4年6月30日)2022-09-29
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