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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

コナカ

KONAKA CO.,LTD.7494 · Standard · 小売業

紳士服販売を基盤に、リユース・リフォームやバッグ・ジュエリー、フードサービスまで手がけるアパレル企業。

概要

コナカは紳士服・フォーマルウェア専門店「コナカ」「フタタ」などを全国展開する小売企業である。1973年設立、1997年東証上場。2025年9月期の連結売上高は555億円、従業員約1,900人。スーツ販売を中核としつつ、カジュアルウェア、バッグ・ジュエリー、フードサービス、教育事業も手がける。スーツ需要の減少やコロナ禍で業績が低迷し、構造改革を進めている。

ファッション事業が売上の94%を占める

ファッション事業は、紳士服専門店「コナカ」「フタタ」のほか、低価格スーツの「SUIT SELECT」、オーダー専門店「DIFFERENCE」、カジュアル専門店「バルボ」など複数の業態を展開する。また、連結子会社の㈱サマンサタバサジャパンリミテッドによるバッグ・ジュエリー・アパレル事業を含む。2025年9月期のファッション事業売上高は523億円で、グループ全体の94.3%を占める。重衣料(スーツ等)が224億円と最大で、次いで服飾雑貨144億円、軽衣料97億円と続く。

多角化するフードサービスと教育事業

コナカエンタープライズ株式会社が運営するフードサービス事業は、とんかつチェーン「かつや」などを中心に、2025年9月期売上高21.6億円。教育事業は「Kids Duo International」などの幼児教育施設を運営し、売上高10.1億円。両事業あわせて売上高全体の5.7%を占めるに過ぎないが、スーツ需要の減少に対する収益の多角化策として位置づけられる。

全国607店舗のネットワークと海外拠点

2025年9月末時点で、グループ全体の店舗数は607店舗。うち当社が直営する店舗は411店舗。神奈川県横浜市に本社を置き、北海道から沖縄まで全国に展開する。海外ではタイにKONAKA(THAILAND)CO.,LTD.を設立し、東南アジア市場への足がかりとしている。一方でシンガポールや中国への進出は清算に至り、海外展開は限定的である。

業界の中での役割は消費者向けアパレル製品の企画・製造・販売を主力とするメーカー・小売り。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
555億円
営業利益
-8億円
営業利益率
-1.4%
純利益
5億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/9
事業売上構成比利益利益率
ファッション523億円94.2%-9億円-1.7%
フード サービス22億円4.0%1億円4.5%
教育10億円1.8%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ファッション(ビジネスウェア)主力

紳士服・婦人服のビジネスウェアおよび関連洋品を企画・製造・販売する。店舗販売を中心に、オフィスワーカーなど個人顧客向けにスーツやシャツを提供している。

主な製品・サービス1
ビジネスウェア
スーツ、ジャケット、スラックス、シャツなどのオフィス向け衣料。

02ファッション(リユース・リフォーム)準主力

子会社のアイステッチがリサイクルショップと洋服のリフォームを展開。古着の買取・販売や、顧客の洋服をサイズ調整・デザイン変更するサービスを提供している。

主な製品・サービス2
リユース(リサイクルショップ)
ブランド品や衣料品の買取・販売を行う店舗。
洋服のリフォーム
顧客の既存衣料を体型や好みに合わせて修正するサービス。

03ファッション(バッグ・ジュエリー・アパレル)準主力

子会社のサマンサタバサジャパンリミテッドがバッグ、ジュエリー、アパレルを、バーンデストローズジャパンリミテッドがアパレルを企画・製造・販売。独自ブランドを展開し、ファッション需要に応えている。

主な製品・サービス2
サマンサタバサ
女性向けバッグ・ジュエリー・アパレルのブランド。
バーンデストローズ
独自デザインのアパレルブランド。

04フードサービス・教育副次

子会社のコナカエンタープライズが「かつや」などのフードサービスと「Kids Duo International」などの教育事業を運営。外食と教育の両分野でグループ事業を多角化している。

主な製品・サービス2
かつや
とんかつを中心としたファストフードチェーン。
Kids Duo International
英語教育を提供するインターナショナル保育施設。

製品と技術

「夢の防シワスーツ」と「氷撃シャツ」

コナカは2002年9月、ザ・ウールマークカンパニーとの共同開発により「夢の防シワスーツ」を発売。ウール素材に防シワ加工を施し、ビジネススーツの手入れ負担を軽減する商品として注目された。近年では冷感技術を採用した「氷撃 FREEZE TECHシャツ」が酷暑対策として支持を集めた。これらの機能性商品は、スーツ・シャツの基本的なニーズに対応するコナカの技術開発力を示している。

オーダーメイド専門店で高級路線を強化

2006年に開業した「O・S・V(ONE'S STYLE in VOGUE)」は完全オーダーメイドのスーツ専門店。後継の「DIFFERENCE」ではイタリアの最高級生地メーカー「Ermenegildo Zegna」などのプレミアム生地を多数取り揃え、中心価格帯の生地も品番数を増やして客単価を引き上げた。オーダーメイド事業は、量販スーツとの差別化と高付加価値化の柱となっている。

サマンサタバサグループのバッグ・ジュエリー

コナカグループには㈱サマンサタバサジャパンリミテッドが含まれ、バッグ、ジュエリー、アパレルの企画・製造・販売を行う。2025年9月期の服飾雑貨販売実績は144億円。サマンサタバサグループは不採算店舗の撤退など構造改革を進めており、ブランド効率化が課題となっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

紳士服販売で苦戦、リストラ中

小売業界において、同事業者は紳士服・スーツの専門店チェーンを展開しています。売上高は600-650億円で、まんだらけなど同業と比較すると中規模ですが、スーツ専門では国内有数です。しかし、営業損益は赤字が続いており、カジュアル化の波でスーツ需要が減少しています。同業のトライアルホールディングスなどとは業態が異なり、同事業者は衣料品専門の厳しい環境に直面。店舗閉鎖やコスト削減を進めていますが、抜本的改革には至っていません。

強み

  • コナカ・スーツセレクトなど複数のブランドで認知度が高い
  • 全国に多数の店舗を展開、アクセス面で顧客利便性が高い
  • 企画・製造から販売まで一貫、コスト競争力と品質管理に強み
  • ビジネスパーソンを中心に一定の固定客を有する

課題

  • カジュアル化とテレワーク定着でスーツ市場が縮小、業績悪化
  • 営業赤字が継続、早期の黒字化と収益構造改革が急務
  • カジュアル衣料などへのシフトが進まず、既存事業に依存

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がコナカ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

日本テーラーの一部門から独立した1973年

1973年11月、株式会社新紳として設立。資本金1000万円、日本テーラー株式会社が80%出資。本社を横浜市中区に置き、同日同地に1号店を開業した。1984年5月には商号を株式会社コナカに変更。創業から小売業として紳士服専門店の運営を開始した。

合併とPOS導入で店舗網を急拡大

1987年4月、組織強化のため本部制を採用。同年9月には三井物産と商標使用許諾契約を結び、イタリアのタバッコ社の商標を使用したオリジナルブランド「DONATO VINCI」を開発した。1989年10月には全店にPOSレジを導入し、販売時点情報管理システムを稼働。1991年3月には東戸塚総本店を出店し、同年5月には関連会社4社を吸収合併。店舗数は186店舗に達し、6本部体制で運営されることとなった。

東証一部上場と新業態の開発

1996年3月、株式を店頭公開。1997年7月に東京証券取引所市場第二部に上場し、2000年3月には第一部銘柄に指定された。上場後、新業態の開発を加速。2001年4月にはSPA(製造小売)を採用した「SUIT SELECT21」の1号店を横浜市中区に出店。2006年5月にはオーダー専門店「O・S・V」を東京都千代田区に開業した。

フタタの完全子会社化とグループ再編

2003年2月、同業の株式会社フタタと資本・業務提携を締結。2005年7月には株式を追加取得し持分法適用関連会社とした。2006年8月に株式交換契約を締結し、同年12月にフタタを完全子会社化。これにより「コナカ」と「フタタ」の二大ブランドを傘下に収めた。2008年1月には株式会社フィットハウスを子会社化、同年5月にはリユース・リフォーム事業を手がける株式会社アイステッチを設立した。

タイ進出とカスタムオーダーの新業態

2011年11月、タイにKONAKA(THAILAND)CO.,LTD.を設立。2012年にはシンガポールに子会社を、中国に合弁会社を設立したが、いずれも後に清算された。2016年10月、カスタムオーダー専門店「DIFFERENCE」を東京都港区に出店。イタリア高級生地メーカーのプレミアム生地を中心に取り扱い、客単価向上を狙った。

赤字幅を縮小した2020年代の構造改革

スーツ需要の減少や軽装化の進行により、2018年9月期に営業損失を計上。2020年9月期には新型コロナウイルス感染症の影響で売上高が478億円まで落ち込み、純損失129億円と過去最大の赤字となった。その後、不採算店舗の閉鎖やサマンサタバサグループの構造改革などを進め、2025年9月期の営業損失は8億円に縮小。親会社株主に帰属する当期純利益は4.8億円と黒字転換した。

年表36件を開く

1970年代

  • 1973年11月創業株式会社新紳(現 株式会社コナカ)設立 本社横浜市中区、取締役社長湖中彦市 資本金10百万円(日本テーラー株式会社 80%出資)、同地に1号店として店舗販売を開始

1980年代

  • 1984年5月商号変更株式会社コナカに商号変更
  • 1987年4月組織を強化するため本部制を採用(3本部体制)
  • 1987年9月三井物産と商標の使用許諾契約(イタリア、タバッコ社の独占的商標使用権)し、オリジナルブランド「DONATO VINCI(ドナート ヴィンチ)」を開発、翌年9月より販売を開始
  • 1989年10月全店POSレジ設置 POSシステム(販売時点情報管理)稼働開始

1990年代

  • 1991年2月本社を横浜市戸塚区に移転(1991年3月登記)
  • 1991年3月東戸塚総本店の出店
  • 1991年5月M&A当社とコナカ株式会社(1984年2月日本テーラー株式会社より商号変更)、株式会社紳士服のコナカ、コナカ商事株式会社が合併、店舗数186店舗 6本部体制
  • 1991年10月M&A10月1日を合併期日として形式上の存続会社である株式会社コナカに吸収合併
  • 1991年12月横浜市戸塚区に物流センター竣工
  • 1994年6月商号変更カジュアル専門店の屋号を「バルボ」に変更
  • 1996年3月上場株式を日本証券業協会に店頭売買銘柄として登録、株式公開
  • 1997年7月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1997年10月全店パソコン導入 顧客管理システム本稼働
  • 1998年5月コナカエンタープライズ株式会社を設立(100%子会社、フードサービス事業、教育事業)
  • 1998年6月商号変更経営スピードの迅速化及び情報の共有化をはかる為、6本部を3本部体制に変更
  • 1998年7月イギリス、ロンドンデザイナーズブランド「John Pearse(ジョン ピアース)」を開発し、同年10月より独占販売開始
  • 1999年10月ワンフロアーでは日本最大級のみなとみらい21横浜ジャックモール店を横浜市西区に出店
  • 1999年12月メンズとカジュアル及びレストラン 初の複合店コナカワールド西多賀店を仙台市太白区に出店

2000年代

  • 2000年3月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
  • 2001年4月SPA(製造小売)を採用した新業態「SUIT SELECT21」の1号店を横浜市中区に出店
  • 2002年9月ザ・ウールマークカンパニーとの共同開発にて「夢の防シワスーツ」を発売
  • 2003年2月株式会社フタタと「資本・業務提携」を締結
  • 2003年6月インターネット通販(http://www.konaka.jp)を開始
  • 2004年2月創業コナカコーポレーション株式会社を設立(不動産事業)
  • 2005年7月株式会社フタタの株式を追加取得し、持分法適用関連会社とする
  • 2006年5月オーダー専門店として新業態「O・S・V(ONE'S STYLE in VOGUE)」を東京都千代田区に出店
  • 2006年8月M&A株式会社フタタを完全子会社とする株式交換契約を締結
  • 2006年12月M&A株式交換により株式会社フタタを完全子会社化
  • 2007年4月コナカコーポレーション株式会社を株式譲渡
  • 2008年1月M&A株式会社フィットハウスの第三者割当増資を引き受け子会社化
  • 2008年5月株式会社アイステッチを設立(100%子会社、ファッション事業)

2010年代

  • 2011年11月タイにKONAKA(THAILAND)CO.,LTD.を設立(100%子会社、ファッション事業)
  • 2012年8月シンガポールにKONAKA(THAILAND)CO.,LTD.の子会社としてKONAKA(SINGAPORE)PTE.LTD.を設立(現在、清算結了)
  • 2012年9月中国に現地資本と合弁で上海庫納佳服装服飾有限公司を設立(現在、清算結了)
  • 2016年10月カスタムオーダー専門店「DIFFERENCE」を東京都港区に出店

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は2つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    事業ポートフォリオの見直しと収益基盤強化

    働き方や市場動向、ライフスタイルの変化を捉え、事業ポートフォリオの見直しにより経営資源を最適配分し、採算性向上と収益基盤の強化を図る。

  2. 02

    デジタル技術活用とDX推進

    デジタル技術の活用及びデジタルトランスフォーメーションの推進により、業務効率化と顧客体験価値の向上を図り、価値創出に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,882人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は454万円で、9期前と比べて+2.2%平均年齢は42.7歳、平均勤続年数は19.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年9月1,926
2017年9月1,923
2018年9月1,873
2019年9月44437.314.81,854
2020年9月41437.813.13,243
2021年9月40439.016.02,642
2022年9月43740.017.12,507
2023年9月44640.918.02,410
2024年9月45741.818.82,139−61
2025年9月45442.719.61,882−43

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率122.2%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)62.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 5 / 海外 1、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
合計1,759百万円
合計
店舗計 — 411店舗1,602百万円
店舗計(411店舗)
Samantha Thavasa 他(146店舗) — 東京都港区他377百万円
ファッション事業
かつや 他(18店舗) — 神奈川県横須賀市 他212百万円
フードサービス事業
Kids Duo International他(11校) — 東京都大田区 他168百万円
教育事業
本社及びその他計156百万円
本社及びその他計
SUIT SELECT (8店舗) — タイ王国バンコク都 他11百万円
ファッション事業
SHOO・LA・RUE (4店舗) — 東京都稲城市他10百万円
ファッション事業
DonDonDown on Wednesday 他(9店舗) — 神奈川大和市 他6百万円
ファッション事業
主な関係会社
  • 国内
    コナカエンタープライズ㈱
    神奈川県 横浜市戸塚区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アイステッチ
    神奈川県 横浜市戸塚区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱サマンサタバサ ジャパンリミテッド(注)2.5.6
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱バーンデストローズ ジャパンリミテッド
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    KONAKA(THAILAND)CO.,LTD. (注)2
    タイ王国 バンコク都 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    STL Co.,Limited
    大韓民国 ソウル市 · 持分法適用会社
    議決権50.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は555億円営業利益-8億円前期と比べると減収で、売上が-12.0%。

売上高
-12.0%
555億円
営業利益
-8億円
純利益
5億円
営業利益率
-1.4%
前期比 +0.6%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高552億円555億円
営業利益4億円-8億円
純利益16億円5億円
1株あたり配当¥10¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は118億円、営業利益は−3億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は−26.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q19584.15
2023年3Q16100.0−2
2023年4Q131−10
2024年1Q16600.01
2024年2Q193115.76
2024年4Q272−24−8.8−38
2025年2Q323165.016
2025年4Q232−24−10.3−11
2026年2Q30393.032
2026年3Q118−3−2.5−3

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年9月期からの14期で、売上は660億円から555億円へ84%に減った。直近期の営業利益率は-1.4%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
シンガポールにKONAKA(THAILAND)CO.,LTD.の子会社としてKONAKA(SINGAPORE)PTE.LTD.を設立(現在、清算結了)
2012年9月6605150
2013年9月6479867
2014年9月6833417
2015年9月6912813
2016年9月696190
2017年9月681249
2018年9月65114−5
2019年9月6075−53
2020年9月478−66−129
2021年9月586−65−19
2022年9月632−22−32
2023年9月658−7−1
2024年9月631−13−12−2.1−31
2025年9月555−8−3−1.45

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高555億円のうち、営業利益として残るのは-8億円-1.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の0.9%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金40.0%222億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金61.4%341億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-1.4%-8億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
60.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比5.1pt
-1.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.6pt
0.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.7pt
2.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-1.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年9月期は営業CFが12億円、投資CFが10億円で、差し引きのフリーCFは22億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は32億円で、売上の0.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年9月49−7−3142100
2013年9月44−26−1418105
2014年9月17−5516−3886
2015年9月39−21−101893
2016年9月36−20−141693
2017年9月25−27−9−283
2018年9月40−15−825100
2019年9月38−38−15085
2020年9月−33−141−4761
2021年9月−3354−202162
2022年9月16−6−81065
2023年9月412−271655
2024年9月−220−481822
2025年9月1210−122232

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年9月期の総資産は423億円。このうち返さなくてよい自己資本が166億円で、自己資本比率は39.3%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年9月69638331354.9
2013年9月72146725462.1
2014年9月73446826662.7
2015年9月75948327662.5
2016年9月75147427761.9
2017年9月74848726163.9
2018年9月73548724865.0
2019年9月67642924762.1
2020年9月69532037541.2
2021年9月58825133739.7
2022年9月54319834535.2
2023年9月53119533635.9
2024年9月44516228236.5
2025年9月42316625639.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
32億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
34億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
110億円
在庫として抱えている分
負債合計
256億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
46
/ 100
安定性自己資本比率26 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中29位あたり、逆に低いのは売上成長率322社中308位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
2.9%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-1.4%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
39.3%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-12.0%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.1%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥246で、1年前と比べて-3.4%過去52週の値幅のなかでは53%の位置にある。

¥246-0.4%1ヶ月+4.2%1年-3.4%時価総額87億円
過去52週の値幅
安値¥215高値¥273

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)4.1倍
PER (会社予想)5.2倍
PBR0.48倍
配当利回り4.07%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で+2.16%と小幅上昇し、8月5日の終値237円は25日移動平均線232.6円を約1.9%上回り、75日線(228.76円)や200日線(236.63円)も超えています。年初来では-0.97%とほぼ横這いです。52週高値273円に約13%と迫る一方、52週安値215円からは約10%の水準です。RSIは69.23と買われすぎ圏に近づいており、短期的な過熱感があります。出来高は7月6日に114,700株と急増しましたが、その後は落ち着き、8月5日は33,300株です。全体的に上昇基調ですが、勢いは限定的です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PERが3.9倍と同業界平均の41.75倍を大きく下回り、PBRも0.453倍と平均2.92倍から大幅に discounted で、割安性が際立つ。配当利回りは4.22%と高いが、業界平均の13.66%には及ばず、かつ直近の営業赤字が続いた後にようやく黒字転換と、配当の持続性にはやや不安が残る。ROEは2.9%と低く、収益性改善が今後の株価評価の鍵となる。総合的に見て、資産価値や収益力に対して株価が過小評価されていると判断する。

指標この会社業種平均
PER (実績)4.1倍39.6倍
PER (予想)5.2倍
PBR0.48倍2.44倍
ROE2.9%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、需要減少とコロナ禍で赤字が続く中、構造改革により収益改善が進むかどうか。強気派は、リストラや店舗整理、新業態の成長で2025年9月期の赤字縮小、さらに黒字化への転換が期待できると見る。一方弱気派は、スーツ需要自体が構造的に減少しており、抜本的な事業モデル転換がない限り、赤字脱却は難しいと指摘。低PBRや高配当利回りを下支え要因とする見方もあるが、持続的な収益力が疑問視される。

プラスに働く材料7
  • 収益改善ペース

    2025年9月期の営業損失が13億円から8億円に縮小、最終損益は黒字化。

  • 新業態の成長

    低価格カジュアルスーツ業態が需要を捉え、収益貢献が期待。

  • 株主還元の手厚さ

    配当利回り4.22%と高く、下支え要因となる。

  • 純利益が-31億円から+5億円へ黒字転換2025年9月期影響

    最終損益は31億円の赤字から5億円の黒字へ大幅改善

  • 営業赤字が13億円→8億円へ縮小2025年9月期影響

    営業損益は-13億円から-8億円へ5億円改善

  • PBR0.45倍と株価が純資産の半値継続影響

    PBR0.45倍、1株純資産約523円に対し株価237円

  • 配当利回り4.22%を確保継続影響

    配当利回り4.22%で、底入れ期待の買いを誘う

マイナスに働く材料7
  • 需要の構造減

    スーツ離れで市場縮小が続き、既存店の回復は限定的。

  • 赤字からの再建

    営業赤字が続き、抜本的な事業転換がない限り黒字化は不透明。

  • 競争激化

    低価格競争やEC参入で苦戦が続く可能性。

  • 売上高が2期連続減収通年影響

    売上高は631億円→555億円へ76億円減少

  • 営業赤字が2期連続で継続通年影響

    営業損益は-13億円、-8億円と2年続けて赤字

  • ROE2.9%と資本効率が低い継続影響

    ROE2.9%と低位で、自己資本での稼ぎが乏しい

  • 外国人保有1.01%と極端に低い継続影響

    外国人保有比率1.01%は国内需給のみで、売買が細りやすい

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
需要回復の兆しを測る重要な指標。
営業損益
構造改革の効果と赤字脱却の進捗を確認。
新業態の店舗数・売上
成長の柱となるかを見る。
配当性向
株主還元の持続可能性を評価。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から50.0%いまの株価に対する利回りは4.07%。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
4.07%
いまの株価に対して
配当性向
77.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年9月20
2017年9月200.0
2018年9月200.0
2019年9月200.0
2020年9月200.0
2021年9月200.090.3
2022年9月200.0
2023年9月200.0288.2
2025年9月10−50.077.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ34,067人。区分でいちばん多いのは個人・その他81.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が15.1%を占め、残る84.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他58.361.766.569.276.281.8
事業法人16.916.415.513.412.111.9
自己株式6.56.56.56.15.14.7
金融機関15.817.414.612.96.43.2
証券会社4.01.51.81.31.02.1
外国法人5.02.91.63.24.30.9
外国人個人0.00.00.00.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01湖中 謙介6.45
02コナカ従業員持株会5.11
03寺田 和正4.85
04湖中 博達4.37
05甲陽ハウジング㈲2.26
06SHOWA GROUP㈱2.22
07㈱三井住友銀行2.13
08湖中 雄介1.97
09湖中 龍介1.92
10㈱オービック1.59

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−92%、1株純資産は14期で−62%。直近期のROEは2.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年9月1721,31314.04.215.4
2013年9月2311,53816.24.010.6
2014年9月591,5813.811.1
2015年9月441,6292.714.0
2016年9月−11,597
2017年9月311,6421.918.5
2018年9月−171,641
2019年9月−1841,441
2020年9月−445983
2021年9月−6780290.3
2022年9月−111657
2023年9月−4651288.2
2024年9月−101484
2025年9月144942.918.177.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/9期の役員報酬は総額114百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
湖中謙介代表取締役 社長CEO グループ代表652,278,000
古屋幸二取締役 専務執行役員5726,000
中川和幸取締役 常務執行役員CMO 商品事業本部長 兼スーツセレクト事業本部長5431,000
湖中龍介取締役 常務執行役員CFO 管理本部長 兼財務部長50678,000
太田彩子取締役507,000
大門あゆみ取締役424,000
湖中博達常勤監査役621,542,000
前田隆夫監査役693,000
花家憲也監査役67

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)476778421
社外取締役517173
監査役1131313

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容484字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(㈱コナカ)、子会社11社及び関連会社1社により構成されており、ファッション事業(ビジネスウェア及びその関連洋品並びにバッグ、ジュエリー及びアパレルの企画・製造・販売)を主たる業務としております。 (1) ファッション事業 当社及びKONAKA(THAILAND)CO.,LTD.は、ビジネスウェア及びその関連洋品を販売しております。 ㈱アイステッチは、リユース(リサイクルショップ)及び洋服のリフォームを行っております。 ㈱サマンサタバサジャパンリミテッドは、バッグ、ジュエリー及びアパレルの企画・製造・販売を行っております。 ㈱バーンデストローズジャパンリミテッドは、アパレルの企画・製造・販売を行っております。 (2) フードサービス事業及び教育事業 コナカエンタープライズ㈱は、フードサービス事業として「かつや」等を、教育事業として「Kids Duo International」等を運営しております。 主要な関係会社の位置付け及び事業系統図は次のとおりであります。(2025年9月30日現在)
経営方針・対処すべき課題666字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、創業以来 商売の原点でもある「信用・奉仕・地域社会に貢献」を経営理念の柱とし、それを確実に実行するために従業員の人間力向上をはかり、顧客・株主・取引先に安心、信頼、満足を提供し続けることを経営方針としております。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、会社資産の有効活用による資産効率の確保及び株主資本の成長性の観点から、営業利益及びROE(自己資本純利益率)を重要経営指標として位置付け、収益性を重視した効率経営をはかり、継続的成長を実現する考えでございます。 (3)経営環境 世界的な金融不安や物価上昇の影響など、経済環境には不透明感が残る状況にあります。こうした環境下においては、これらの動向が個人消費や企業活動に与える影響を注視していく必要があります。 (4)経営戦略及び優先的に対処すべき課題 上記のような認識に基づき、働き方、市場動向、ライフスタイルの変化を的確に捉え、事業ポートフォリオの見直しを通じて経営資源を最適に配分し、採算性の向上と収益基盤の強化に努めてまいります。また、デジタル技術の活用及びDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進により、業務効率化と顧客体験価値の向上を図り、価値創出に向けた取り組みを一層強化してまいります。こうした施策を通じて、持続的な成長と企業価値の向上を実現してまいります。
事業等のリスク4,726字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)パンデミック発生等に関するリスク 新型コロナウイルス感染症のようなパンデミックが発生した場合、世界各国で渡航制限や外出制限などの措置が行われ、経済活動に大きな影響が及ぶ可能性があります。当社グループにおきましても、政府や自治体の外出自粛要請に基づく店舗の休業や営業時間の短縮、個人消費の大幅な縮小等による売上高の減少、国内外での商品調達網の寸断等の懸念があり、このような事態が長期化した場合、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2)景気変動及び季節的要因について 当社グループの主力事業でありますファッション事業は、事業の性質上、売上高に季節的変動があり、第1四半期、第2四半期及び第3四半期に比し第4四半期の売上高の割合が低くなります。また、国内外の景気や消費動向及び天候不順等により、売上高に大きな影響を受けます。したがって、これらの要因が当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3)サステナビリティ課題について 近年、気候変動への取り組みは世界的な社会課題となっており、また、資源枯渇や人権侵害といった問題も顕在化し、サステナビリティに関する課題は増加傾向にあります。 こうしたサステナビリティ課題に対して適切な対応が取られていない場合、人材の確保、顧客との取引の停止や行政罰、企業の信用やブランド価値の低下に繋がる可能性があります。 (4)情報セキュリティについて 当社グループは、店舗運営や本部業務等において、インターネットや各種ネットワークを活用しております。しかしながら、近年、ランサムウエア攻撃等のサイバー攻撃の高度化や巧妙化により、外部からの不正アクセスやマルウェア感染、情報漏えい、システムの停止、データの改ざん等のリスクが高まっております。これらの事象が発生した場合、個人情報を含むデータの漏えい・消失、店舗オペレーションの停止、ブランドイメージの毀損などが生じる可能性があり、結果として当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 なお、2025年4月、当社オーダー業態「DIFFERENCE」のサーバーに対する不正プログラムの行使により、サーバー内に保管されていた当社保有の個人情報の一部が漏えいしたことが判明いたしました。当社は直ちに原因の究明を行い、再発防止策の策定・実施、関係当局への報告、対象となるお客様への通知等、必要な対応を実施いたしました。本件による売上高への影響は軽微でありましたが、今後も外部専門機関と連携し、情報セキュリティ対策及び監視体制の一層の強化を図り、再発防止に努めてまいります。 (5)出店政策について 当社グループは、立地環境の変化等により、収益性が低下し、業態変更若しくは退店等が必要となった場合には、損失等が発生する可能性があります。 ファッション事業においては、主に店舗の土地及び建物を賃借する方式で出店しており、出店時に、土地等所有者に対して、敷金及び保証金並びに建設協力金として、資金の差入を行っており、建設協力金等は当社が支払う賃借料との相殺により回収しております。新規出店に際しては、対象物件の権利関係等の確認を行っておりますが、土地所有者である法人、個人が破綻等の状況に陥り、土地等の継続的使用や債権の回収が困難となった場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、締結している土地等に係る長期賃貸借契約のうち、当社の事情により中途解約する場合、当社が代替借主を紹介することを敷金及び保証金の返還条件としているものがあります。そのため、当社の事情により中途解約する場合には新たな代替借主を紹介できないことにより、敷金及び保証金等を放棄する可能性があります。 (6)ブランド政策について 当社グループは、立地条件や物件のコンセプトに合わせて多種多様なブランドの店舗を展開しております。当社グループでは店舗名等のブランドは重要であると認識しブランド政策を行っておりますが、各顧客層の嗜好やライフスタイルの変化等により当社グループのブランド戦略が受け入れられなくなった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)法的規制について ① フードサービス事業に関連する法的規制 フードサービス事業においては、飲食に起因する衛生上の危害の発生防止及び公衆衛生の向上並びに増進に寄与することを目的とした食品衛生法の規制を受けております。当社グループは、消費者に安全な食品を提供するために、保健所の指導で行っている衛生検査に加えて、必要に応じて随時各種検査を実施しております。 また、独自に策定したクリンリネスマニュアル、指導書に基づき、定期的に店舗の衛生状態を管理しております。今後においても、衛生面に留意していく方針でありますが、近年、消費者の食品の安全性に関心が高まっていることにより、食中毒の発生等、当社グループ固有の衛生問題のみならず、仕入先における無認可添加物の使用による食品製造工程に対する不信、同業他社の衛生管理問題等による連鎖反応的風評等の社会全般的な問題等、各種の衛生上の問題が発生した場合には、食品等の廃棄処分、営業許可の取消し、営業の禁止、一定期間の営業停止等を命じられることがあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 教育事業に関連する法的規制 教育事業においては、児童福祉法や認可外保育施設監督要綱を遵守しておりますが、何らかの事由により、これらの許認可が取り消された場合や営業が停止となった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)大規模な自然災害等について 当社グループは、店舗による事業展開を行っており、大規模地震・自然災害や火災等の事故災害、感染症の流行、その他の要因による社会的混乱等が発生したことにより、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (9)固定資産の減損会計の適用について 「固定資産の減損に係る会計基準」の適用により、今後の業績や地価の変動等により、固定資産減損損失が特別損失に計上され、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、固定資産の大部分は、ファッション事業における店舗固定資産であります。 (10)為替変動のリスク 当社グループの業績及び財務状況は、為替相場の変動によって影響を受けます。為替変動は、当社の外貨建取引から発生する資産及び負債の日本円換算額に影響を与える可能性があります。また、為替動向は外貨建で取引されている商品・原材料の価格にも影響を及ぼす可能性があります。為替リスクを軽減し、また、これを回避するために様々な手段を講じておりますが、為替相場の変動が当社の事業、業績及び財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (11)借入金の財務制限条項について 当社グループは、機動的かつ安定的な資金調達を行うため取引金融機関とシンジケートローン契約及びコミットメントライン契約を締結しており、それぞれについて財務制限条項が付されております。 ① 当社におけるシンジケートローン契約(2024年5月13日締結) 当連結会計年度末におけるシンジケートローン借入実行残高  6,509百万円 契約に付されている財務制限条項は以下のとおりであります。 (a)連結の経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益を計画値の90%以上に維持すること (b)連結の純資産額を直前期の90%以上に維持すること (c)中間会計期間末及び事業年度末における単体の総借入額を運転資金の金額以下とすること なお、財務制限条項は、株式会社サマンサタバサジャパンリミテッドのシンジケートローン契約にも適用されます。 ② 当社の連結子会社である株式会社サマンサタバサジャパンリミテッドにおけるシンジケートローン契約(2024年5月13日締結) 当連結会計年度末におけるシンジケートローン借入実行残高  4,632百万円 契約に付されている財務制限条項は以下のとおりであります。 ・各四半期累計期間におけるサマンサ連結の経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益を計画値の90%以上に維持すること (12)資金調達環境の変化等 当社グループは、借入れによる資金調達を行っていますが、金利等の市場環境、資金需給の影響を強く受けるため、これらの環境の変化により、今後新たに借換え又は新規の借入を行う際に借入条件に変化が生じ、当社グループの資金調達に影響を及ぼす可能性があります。 (13)関係会社株式等の評価について 当社は、関係会社株式について、関係会社の財政状態等を勘案し評価を行っております。関係会社各社の業績が著しく悪化し、将来にわたって事業が計画どおりに展開しないと判断された場合又は株式の時価が下落した場合には、関係会社事業損失引当金等の計上又は関係会社株式の減損処理の必要に迫られます。その場合には当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (14)関係会社に対する貸付金及び債務保証について 当社は、関係会社に対して、運転資金の貸付を行っております。また、関係会社の金融機関からの借入金について、当社が債務保証を行っているケースもあります。関係会社の経営状況の悪化等により貸倒引当金の計上や債務保証の履行等が発生する可能性があります。 (15)継続企業の前提に関する重要事象等 当社グループは、当連結会計年度において、親会社株主に帰属する当期純利益は4億78百万円となったものの、6期連続で営業損失及び経常損失を計上しました。また、当連結会計年度末時点で流動比率は92.9%と流動負債の額が流動資産の額を上回っており、財務制限条項に抵触した金融機関借入金が存在しております。このような状況を踏まえ、当連結会計年度において継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在していると認識しております。 当該状況を解消するために、当社においては、事業ポートフォリオの見直しを通じて経営資源を最適に配分し、採算性の向上と収益基盤の強化に努めてまいります。また、デジタル技術の活用及びDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進により、業務効率化と顧客体験価値の向上を図り、価値創出に向けた取り組みを一層強化してまいります。こうした施策を通じて、持続的な成長と企業価値の向上を実現してまいります。連結子会社である株式会社サマンサタバサジャパンリミテッドの抜本的構造改革につきましては、店舗・ブランドの効率化をはじめ、踏み込んだ具体的な計画の実施に取り組んでおります。 資金面においても、固定資産や有価証券の売却等により手元資金の充実を図り、資金流動性の最適化及び財務基盤の強化を推進いたしました。 また、取引金融機関と定期的に協議を行い良好な関係を維持することで、今後も継続的な支援を得られる見通しであることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。
経営成績の分析 (MD&A)5,110字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概況 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概況は次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、売上高、販売費及び一般管理費の会計処理について会計方針の変更を行っており、遡及修正後の数値で前連結会計年度との比較を行っております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の持ち直しや訪日外国人観光客の増加などを背景に、緩やかな回復基調を維持しました。一方で、米国の関税政策や中国経済の減速等による金融資本市場の変動リスクや国内の物価上昇の懸念といった不確実要因の高まりが消費マインドを抑制し、個人消費は力強さを欠く展開となりました。 このような状況のもと、主力となるファッション事業においては、「コナカ・フタタ」では、冷感技術に注目した「氷撃 FREEZE TECHシャツ」が酷暑を乗り切るビジネスシャツとして、多くのお客様にご支持いただいたほか、衣料の回収と再資源化を促す『エコナカ フタタビ』プロジェクトを通じ、環境負荷の低減による持続可能な社会の実現を推し進めました。「SUIT SELECT」では、株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド(以下「STJ」という。)とのコラボ企画のレディーススーツ、ブラウス・バッグ等の新商品がフレッシャーズのお客様からご好評いただきました。また、ビジカジスタイルのセットアップ、ポロシャツ、Tシャツ等の季節商品の品揃えを拡充し、夏期商戦の売上拡大に努めました。オーダー専業の「DIFFERENCE」では、イタリアの最高級生地メーカー「Ermenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)」等のプレミアム生地と中心価格帯生地の取り扱い品番数を増やしたことにより客単価を押し上げました。「サマンサタバサグループ」では、店舗・ブランドの効率化をはじめとする抜本的な構造改革に着手し、計画の具体的な実施に取り組みました。この結果、利益構造の強化、消費者ニーズの多様化に伴う軽装化・カジュアル化への対応及び新規顧客層の獲得については一定の成果がみられました。一方で記録的な降雨・強風・高温並びに一部地域での洪水・土砂災害・停電等の影響に加え、軽装化・カジュアル化対応にはなお改善の余地があり、来店客数の増加は十分に達成することができませんでした。また、「サマンサタバサグループ」の不採算店舗の撤退や、前連結会計年度において連結子会社であったSTL Co.,Limitedを連結の範囲から除外したこと等により、主力であるファッション事業の売上高は523億10百万円(前年同期比13.1%減)となりました。 フードサービス事業につきましては、「かつや」を中心とした価格改定や新たな販促活動が客数、客単価を押し上げ、売上高は21億61百万円(前年同期比7.8%増)となりました。 教育事業につきましては、「Kids Duo」の生徒数増加により、売上高は10億15百万円(前年同期比6.1%増)となりました。 グループの店舗数につきましては、サマンサタバサグループを含め、合計7店舗を新規に出店する一方、44店舗を退店し、当社が411店舗、グループ全体で607店舗となりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は554億87百万円(前年同期比12.1%減)、営業損失は7億66百万円(前年同期は営業損失13億48百万円)、経常損失は3億45百万円(前年同期は経常損失11億59百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は4億78百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失30億62百万円)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、31億98百万円と前連結会計年度と比べ10億22百万円増加となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は12億16百万円(前年同期は2億28百万円の使用)となりました。これは主に固定資産売却益4億41百万円、投資有価証券売却益3億61百万円及び仕入債務の減少3億39百万円の計上がありましたが、棚卸資産の減少12億14百万円、減損損失6億94百万円及び減価償却費5億57百万円の計上によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果得られた資金は10億33百万円(前年同期は20億19百万円の獲得)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出5億14百万円がありましたが、有形固定資産の売却による収入9億82百万円、敷金及び保証金の回収による収入5億53百万円及び投資有価証券の売却による収入5億37百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は12億38百万円(前年同期は48億9百万円の使用)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出10億56百万円によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 (a)生産、受注実績 該当事項はありません。 (b)仕入実績 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)   前年同期比(%) 重 衣 料(百万円)   8,276   △8.8 中 衣 料(百万円)   1,894   △2.7 軽 衣 料(百万円)   3,730   △4.4 服飾雑貨(百万円)   4,840   △32.4 そ の 他(百万円)   378   △12.0 ファッション事業(百万円)   19,120   △15.1 フードサービス事業(百万円)   848   13.6 教育事業(百万円)   75   8.6 合計(百万円)   20,043   △14.1 (注)1.重 衣 料……スーツ・フォーマル・イージーオーダー・コート 2.中 衣 料……ジャケット・ボトムス・アウター 3.軽 衣 料……カジュアル・ワイシャツ・ネクタイ・アンダーウェア 4.服飾雑貨……シューズ・バッグ・ジュエリー・アクセサリー他 5.そ の 他……サービスの提供等 (c)販売実績 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)   前年同期比(%) 重 衣 料(百万円)   22,463   △6.2 中 衣 料(百万円)   4,920   △4.2 軽 衣 料(百万円)   9,753   △3.8 服飾雑貨(百万円)   14,421   △29.2 そ の 他(百万円)   750   32.7 ファッション事業(百万円)   52,310   △13.1 フードサービス事業(百万円)   2,161   7.8 教育事業(百万円)   1,015   6.1 合計(百万円)   55,487   △12.1 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.重 衣 料……スーツ・フォーマル・イージーオーダー・コート 3.中 衣 料……ジャケット・ボトムス・アウター 4.軽 衣 料……カジュアル・ワイシャツ・ネクタイ・アンダーウェア 5.服飾雑貨……シューズ・バッグ・ジュエリー・アクセサリー他 6.そ の 他……サービスの提供等 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a)財政状態の分析 (資 産) 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ21億84百万円減少し422億74百万円となりました。 流動資産は、前連結会計年度末と比べ7億98百万円減少し185億70百万円となりました。主な要因は、前連結会計年度末と比べ現金及び預金が10億22百万円増加したものの、商品及び製品が12億67百万円、売掛金が2億22百万円減少したことによるものであります。 固定資産は、前連結会計年度末と比べ13億85百万円減少し237億3百万円となりました。主な要因は、固定資産の売却や減損損失の計上等により、有形固定資産が9億72百万円、投資その他の資産が4億60百万円減少したことによるものであります。 (負 債) 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ25億84百万円減少し256億39百万円となりました。 流動負債は、前連結会計年度末と比べ40億45百万円増加し199億85百万円となり、固定負債は、前連結会計年度末と比べ66億29百万円減少し56億54百万円となりました。これは主に長期借入金から1年内返済予定の長期借入金へ52億88百万円振替えたことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ4億円増加し166億34百万円となりました。 (b)経営成績の分析 (売上高) 売上高は、主力のファッション事業において、連結子会社STJの海外連結子会社のうち1社を連結の範囲から除外したことや不採算店舗の整理(退店33店舗)に伴う売上減に加え、記録的な大雨・強風・高温や一部の地域では洪水や土砂災害、停電等が発生したことにより客数が減少し、売上高は523億10百万円(前年同期比13.1%減)となりました。 フードサービス事業の売上高は21億61百万円(前年同期比7.8%増)、教育事業の売上高は10億15百万円(前年同期比6.1%増)と堅調に推移しました。この結果、当連結会計年度の売上高は554億87百万円(前年同期比12.1%減)となりました。 (営業損失、経常損失) 売上高の減少に伴い販管費を削減したものの、世界的な資源価格の高騰と歴史的円安による仕入コストが上昇したことも要因の一つではありますが、売上減少による影響が最も大きく営業損失は7億66百万円(前年同期は営業損失13億48百万円)、経常損失は3億45百万円(前年同期は経常損失11億59百万円)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 親会社株主に帰属する当期純利益は、減損損失等の計上により特別損失は8億38百万円、固定資産の売却等により特別利益は10億8百万円、また繰延税金資産を計上し、法人税等調整額(益)を8億38百万円計上したことにより親会社株主に帰属する当期純利益は4億78百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失30億62百万円)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (a)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概況 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (b)資本の財源及び資金の流動性 ・資金需要 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入の他、販売費及び一般管理費の営業費用であります。 設備投資需要のうち主なものは、新規店舗出店に伴う建物及び什器、備品の取得の他、差入保証金等であります。 ・財務政策 資金需要に対しましては、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金で賄うことを基本とし、資金調達を行う場合には、経済情勢や金融環境を踏まえ、当社グループにとっての最良の方法で行いたいと考えております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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