概要
赤阪鐵工所は、1910年に船舶用焼玉機関の修理業として創業し、1934年に株式会社化した舶用内燃機関メーカーである。主力は船舶用ディーゼルエンジン、部品販売及び修理工事で、静岡県焼津市に生産拠点を置く。2026年3月期の売上高は約83億円、従業員数283名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。
舶用内燃機関を中核とする単一事業
当社の事業は内燃機関関連事業の単一セグメントである。舶用内燃機関の製造販売、部分品及び修理工事、産業・土木機械の製造販売等を行う。2026年3月期の売上構成は、舶用内燃機関が30.5%(2,537百万円)、部分品及び修理工事が54.5%(4,545百万円)、その他関連事業が15.0%(1,250百万円)と、アフターサービスが売上の過半を占める。生産実績も同様の比率で、鋳造、加工、組立を一貫して行う自社工場を持つ。
焼津市に集約された生産拠点
生産拠点は静岡県焼津市柳新屋に集中する。1963年に鋳造工場を建設し、1998年に組立運転工場、2009年に豊田第2機械工場を建設。鋳造から機械加工、組立、運転試験まで一貫した生産体制を持つ。2005年には事務棟も建設。登記上の本店は東京都千代田区丸の内だが、実際の業務は焼津の工場で行われている。
国内営業網の変遷と現状
1956年から1970年にかけて大阪、北海道、福岡、東北、今治に営業所を開設したが、2006年から2009年にかけて北海道、東北、大阪、福岡の各営業所を閉鎖。2016年に福岡出張所を再開設し、2024年には塩竃市に東北連絡所を開設した。現在は本社、焼津工場、福岡出張所、東北連絡所の体制で国内顧客に対応する。海外拠点は持たないが、アジア向け販売拡大を目指す。
子会社統合とグループの現状
1987年に株式会社タイクウ(資本金30,300千円)の全株式を取得し連結子会社としたが、2008年に吸収合併。現在の連結対象は関連会社1社のみで、グループ規模は小さい。2023年には株式会社住本科学研究所から潤滑油清浄装置事業を譲り受け、事業の多角化を進める。また、バイオディーゼル燃料製造販売事業にも着手し、新たな収益源の育成に取り組む。
業界の中での役割は舶用・産業用内燃機関メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01船舶・産業・土木機械主力
舶用内燃機関およびその部分品の製造販売と修理工事、ならびに産業・土木機械の製造販売を行っている。
- 舶用内燃機関
- 船舶用のディーゼルエンジンなどの内燃機関。
- 産業・土木機械
- 産業用や土木工事向けの機械。
製品と技術
舶用ディーゼルエンジンとUE形機関
主力製品は船舶用ディーゼルエンジンである。中でも三菱重工との技術提携で導入したUE形機関は、高出力で信頼性が高いとして、1960年代以降、客貨船や漁船に広く搭載されてきた。2026年3月期には客貨船用主機関19台を販売。現在は環境規制対応のため、低燃費型新機関の開発を進めており、次世代燃料エンジンの研究も行っている。
部分品販売と修理工事のアフターサービス
部分品及び修理工事は売上高の過半を占める安定的な収益源である。2026年3月期の販売実績は4,545百万円で全体の54.6%を占める。エンジンの運転実績に基づく部品供給と定期的なメンテナンスを提供。全国の主要港に営業拠点を持ち、迅速なサービスを強みとする。修理工事では、焼玉機関時代から培った技術を活かし、あらゆる年代の機関に対応する。
新規事業:潤滑油清浄装置と環境関連事業
主機関事業を補完する新規事業として、2023年に潤滑油清浄装置事業を譲り受けた。この装置はエンジンオイルをろ過し長期間使用可能にするもので、廃油削減に貢献する。また、バイオディーゼル燃料製造販売事業にも着手。これらの事業は環境規制強化に対応しつつ、収益の多角化を図る狙いがある。さらに、業務用防音室の製造も手掛ける。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
機械のなかでの位置
舶用ディーゼルエンジン専業、規模小さく収益不安定
舶用ディーゼルエンジン及び関連機器を手掛ける専業メーカー。売上高80億円弱と、同業の日本製鋼所(約3,000億円)などに比べ小規模。営業損益が悪化傾向にあり、赤字転落の懸念。業界は造船市況に連動し、受注変動が大きい。三浦工業などとは事業領域が異なり、直接競合は限定的。ニッチ市場で差別化を図るも、収益安定化が最大の課題。
強み
- 舶用ディーゼルエンジンに特化し、長年の技術蓄積と顧客関係を持つ。
- 特定の船種向けエンジンでシェアを有し、競合との差別化が可能。
- 環境規制対応で新造船需要が増加傾向にあり、受注増の可能性がある。
- 部品交換・メンテナンス需要が安定的な収益源となる。
課題
- 受注変動が大きく、営業赤字のリスクが高い。業績の平準化が急務。
- 売上高が80億円未満と小さく、研究開発や設備投資で劣位。
- 排出ガス規制への技術対応に多額の投資が必要で、収益を圧迫。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
機械の時価総額近傍。太字が赤阪鐵工所
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6265コンバム | 51億円 | 14.8倍 |
| 2 | 6335東京機械製作所 | 50億円 | 4.4倍 |
| 3 | 6494NFKホールディングス | 47億円 | 52.2倍 |
| 4 | 7021ニッチツ | 47億円 | 22.5倍 |
| 5 | 6022赤阪鐵工所 | 45億円 | 21.1倍 |
| 6 | 6342太平製作所 | 45億円 | 8.9倍 |
| 7 | 6307サンセイ | 44億円 | 4.9倍 |
| 8 | 6424高見沢サイバネティックス | 41億円 | 8.0倍 |
| 9 | 6218エンシュウ | 40億円 | 17.0倍 |
| 10 | 6248横田製作所 | 32億円 | 9.4倍 |
| 11 | 6467ニチダイ | 31億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 29件
個人経営の船舶用機関修理業として創業
1910年5月、創業者赤阪音七が静岡県焼津町において、船舶用焼玉機関の修理を個人で始めた。当時は漁船用の焼玉エンジンが主流であった。24年後の1934年12月、払込資本金30万円で株式会社赤阪鐵工所を設立。個人事業から法人組織へ移行し、本格的な製造業への基盤を築いた。
三菱重工との技術提携と株式上場
戦後、1956年から1959年にかけて大阪、北海道、福岡に営業所を開設し販路を拡大。1960年12月、三菱重工業株式会社長崎造船所との間にUE形機関の技術提携を締結。これにより高出力ディーゼルエンジンの製造技術を獲得。1961年10月には東京証券取引所市場第二部に上場し、資本金2億円となった。
生産設備の拡充と営業網の整備
上場後、1963年4月に東北営業所開設、同年7月に焼津市柳新屋に鋳造工場を建設。1968年には本社を東京都霞が関に移転。1970年には今治営業所を開設し、瀬戸内の造船需要に対応。1976年には増資により資本金6億円に。この時期、生産能力と販売網の両面で拡大を遂げた。
子会社取得と品質認証の取得
1987年8月、株式会社タイクウの全株式を取得し連結子会社化。1989年には一般募集増資で資本金15億1千万円に達する。1996年11月、国際規格ISO9001NK・品質システム認証を取得し、品質管理体制を強化。1998年8月には焼津に組立運転工場を建設し、生産能力を増強した。
拠点再編と環境経営への着手
2000年代に入り、営業拠点の再編を実施。2006年3月に北海道営業所を閉鎖、2009年3月には東北、大阪、福岡の各営業所を閉鎖し、経営効率化を図った。同年9月には豊田第2機械工場を建設。2008年に子会社タイクウを吸収合併。2010年にはエコステージ2の認証を取得し、環境経営に着手した。
スタンダード市場移行と新規事業育成
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場へ移行。2023年10月、株式会社住本科学研究所より潤滑油清浄装置事業を譲受。新たな収益の柱として育成を目指す。2024年1月には塩竃市に東北連絡所を開設し、営業拠点を再整備。次世代燃料エンジンや自動運航システムの開発にも注力している。
年表29件を開く
1910年代
- 1910年5月創業創業者赤阪音七が焼津町において個人経営で船舶用焼玉機関の修理を始める。
1930年代
- 1934年12月創業払込資本金30万円をもって株式会社赤阪鐵工所を設立する。
1950年代
- 1956年7月大阪市に大阪営業所を開設する。
- 1958年7月札幌市に北海道営業所を開設する。
- 1959年1月福岡市に福岡営業所を開設する。
1960年代
- 1960年12月三菱重工業株式会社長崎造船所との間にUE形機関の技術提携を行う。
- 1961年10月上場再評価積立金の資本組入れ及び増資により、払込資本金2億円となり、東京証券取引所市場第二部に上場する。
- 1963年4月仙台市に東北営業所を開設する。
- 1963年7月焼津市柳新屋に鋳造工場を建設する。
- 1968年10月東京都千代田区霞が関に本社を移転する。
1970年代
- 1970年10月今治市に今治営業所を開設する。
- 1976年4月資本準備金の資本組入れ及び増資により払込資本金6億円となる。
1980年代
- 1987年8月株式会社タイクウ(資本金30,300千円)の全株式を取得する。
- 1989年10月一般募集の増資により払込資本金15億1千万円となる。
1990年代
- 1996年11月国際規格ISO9001NK・品質システム認証を取得する。
- 1998年8月焼津市柳新屋に組立運転工場を建設する。
2000年代
- 2003年11月東京都千代田区丸の内に本社を移転する。
- 2005年7月焼津市柳新屋に事務棟を建設する。
- 2006年3月北海道営業所を閉鎖する。
- 2006年11月東京都千代田区有楽町に本社を移転する。
- 2008年10月M&A連結子会社株式会社タイクウを吸収合併する。
- 2009年3月M&A営業拠点の再編・統合に伴い東北、大阪、福岡の各営業所を閉鎖する。
- 2009年9月焼津市柳新屋に豊田第2機械工場を建設する。
2010年代
- 2010年10月EMS(環境マネジメントシステム)に取り組み、エコステージ2-CMS(化学物質管理システム)の認証を取得する。
- 2016年3月福岡市に福岡出張所を開設する。
2020年代
- 2021年9月東京都千代田区丸の内に本社を移転する。
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行。
- 2023年10月株式会社住本科学研究所より潤滑油清浄装置に関する事業を譲り受ける。
- 2024年1月塩竃市に東北連絡所を開設する。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- ROE3.0%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
主機関の競争力強化と海外販路拡大
国内市場での顧客ニーズに即した製品提案力とサービス体制を強化し、国内シェア回復と安定受注を確保する。同時にアジア圏を中心とした海外市場への販売拡大に注力する。
- 02
環境負荷低減機関と省力化システムの開発
環境規制対応や省人化・省エネ要請に応えるため、次世代機関や運航効率向上・省力化を実現するシステムの研究開発・商品化を推進する。
- 03
品質システム高度化と人材力強化
品質マネジメントシステムを高度化し、技術者・技能者の育成や技術伝承を通じて管理力・技術力・技能の底上げを図る。
- 04
プラント事業強化による収益基盤の安定化
鋳造・加工技術を活かした鋳物製作や大型部品加工、潤滑油清浄装置やバイオディーゼル燃料製造販売などの新規事業を育成し、主機関依存からの脱却と事業ポートフォリオ多様化を進める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で283人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は524万円で、9期前と比べて+18.1%。平均年齢は43.2歳、平均勤続年数は18.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 284 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 284 | — |
| 2019年3月 | 444 | 40.4 | 16.2 | 287 | — |
| 2020年3月 | 457 | 40.5 | 16.2 | 296 | — |
| 2021年3月 | 450 | 41.0 | 16.4 | 282 | — |
| 2022年3月 | 456 | 41.4 | 17.1 | 276 | — |
| 2023年3月 | 474 | 42.0 | 17.4 | 270 | — |
| 2024年3月 | 497 | 42.5 | 17.6 | 272 | — |
| 2025年3月 | 510 | 42.5 | 17.6 | 277 | 0 |
| 2026年3月 | 524 | 43.2 | 18.0 | 283 | −71 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
- 補助金3,683万円地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業環境省 · 2024-06-20
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は83億円、営業利益は-2億円。前期と比べると増収で、売上が+6.4%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 90億円 | 83億円 |
| 営業利益 | 0億円 | -2億円 |
| 純利益 | 1億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | — | ¥30 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は22億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+15.8%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 17 | — | — | 2 |
| 2024年1Q | 19 | −1 | −5.3 | 0 |
| 2024年2Q | 19 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年3Q | 16 | −3 | −18.8 | −2 |
| 2024年4Q | 25 | — | — | 2 |
| 2025年2Q | 39 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年4Q | 39 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年2Q | 39 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2026年4Q | 44 | −2 | −4.5 | 1 |
| 2027年1Q | 22 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は110億円から83億円へ75%に減った。直近期の営業利益率は-2.4%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 110 | — | 2 | — | 1 |
| 2014年3月 | 108 | — | 0 | — | 0 |
| 2015年3月 | 101 | — | −2 | — | −2 |
| 福岡市に福岡出張所を開設する。 | |||||
| 2016年3月 | 83 | — | 4 | — | 3 |
| 2017年3月 | 84 | — | 3 | — | 2 |
| 2018年3月 | 103 | — | 2 | — | 2 |
| 2019年3月 | 94 | — | 0 | — | 0 |
| 2020年3月 | 97 | — | 0 | — | 0 |
| 2021年3月 | 80 | — | −1 | — | −2 |
| 2022年3月 | 64 | — | 2 | — | 2 |
| 2023年3月 | 66 | — | 3 | — | 3 |
| 塩竃市に東北連絡所を開設する。 | |||||
| 2024年3月 | 79 | — | 0 | — | 0 |
| 2025年3月 | 78 | 0 | 1 | 0.0 | 0 |
| 2026年3月 | 83 | −2 | 0 | −2.4 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高83億円のうち、営業利益として残るのは-2億円で-2.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の2.4%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.3%70億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.1%15億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-2.4%-2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが3億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは2億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は9億円で、売上の1.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 14 | −1 | −7 | 13 | 29 |
| 2014年3月 | 11 | −2 | −6 | 9 | 32 |
| 2015年3月 | 2 | −3 | −5 | −1 | 26 |
| 2016年3月 | 6 | 0 | −5 | 6 | 28 |
| 2017年3月 | 1 | −3 | −4 | −2 | 22 |
| 2018年3月 | 8 | −3 | −2 | 5 | 25 |
| 2019年3月 | 3 | −3 | 0 | 0 | 25 |
| 2020年3月 | −1 | −5 | −3 | −6 | 15 |
| 2021年3月 | 9 | −3 | 3 | 6 | 24 |
| 2022年3月 | 1 | −2 | 0 | −1 | 23 |
| 2023年3月 | 4 | −7 | 0 | −3 | 20 |
| 2024年3月 | 3 | −7 | −2 | −4 | 14 |
| 2025年3月 | −5 | −3 | 0 | −8 | 6 |
| 2026年3月 | 3 | −1 | 1 | 2 | 9 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は182億円。このうち返さなくてよい自己資本が110億円で、自己資本比率は60.2%(業種中央値65.3%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 147 | 82 | 65 | 55.8 |
| 2014年3月 | 138 | 82 | 56 | 59.3 |
| 2015年3月 | 135 | 79 | 56 | 58.5 |
| 2016年3月 | 120 | 80 | 40 | 67.0 |
| 2017年3月 | 124 | 83 | 41 | 67.1 |
| 2018年3月 | 133 | 85 | 48 | 64.1 |
| 2019年3月 | 127 | 82 | 45 | 65.0 |
| 2020年3月 | 121 | 78 | 43 | 64.2 |
| 2021年3月 | 118 | 77 | 41 | 65.3 |
| 2022年3月 | 115 | 78 | 37 | 67.9 |
| 2023年3月 | 127 | 81 | 46 | 63.9 |
| 2024年3月 | 138 | 90 | 48 | 64.8 |
| 2025年3月 | 140 | 90 | 51 | 63.8 |
| 2026年3月 | 182 | 110 | 73 | 60.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
機械 209社との比較
同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で209社中75位あたり、逆に低いのは営業利益率で209社中197位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,929で、1年前と比べて-15.5%。過去52週の値幅のなかでは18%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 21.1倍 |
| PER (会社予想) | 43.6倍 |
| PBR | 0.56倍 |
| 配当利回り | 1.02% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価2443円は25日線(2508円)を下回り、75日線(2728円)・200日線(3599円)も大きく下回る。52週高値6130円から約60%下落しており、長期下降トレンド。6月26日に2290円まで急落したが、その後は戻り基調も上値重い。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)。
PER17.6倍は業界平均23.7倍を下回り、PBR0.46倍は同じく業界平均1.56倍を大きく下回る。配当利回り1.21%は業界平均2.20%より低いが、ROE1.87%と低収益性を考慮すれば妥当な水準。利益が小幅で配当拡大の余地は限定的だが、資産価値に比して株価は割安と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 21.1倍 | 22.7倍 |
| PER (予想) | 43.6倍 | — |
| PBR | 0.56倍 | 1.50倍 |
| ROE | 1.9% | 7.0% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
2025/3期は売上78億円で営業損益ほぼゼロ、2026/3期は営業赤字-2.41%の予想。強気派はPBR0.46倍の資産価値とターンアラウンド期待を挙げるが、弱気派は収益悪化トレンドと業績不振継続を懸念する。
- PBR0.46倍の割安
簿価の半分以下の株価。資産価値に着目。
- ターンアラウンド期待
2026/3期の営業赤字予想だが、その後改善の可能性。
- 小型エンジンのニッチ需要
特定船種向けエンジンで一定の需要がある。
- 売上高83億円、増収転換の可能性2026年3月期影響中
売上高78億→83億、5.6%増の見通し
- 純利益2億円、黒字維持2026年3月期影響中
営業赤字も純利益は2億円、財務安定
- PBR0.46倍、資産価値からの下支え不定影響弱
解散価値相当、株価下落に制限
- 建設機械需要の底堅さ2026年下期影響弱
公共投資等で受注回復の可能性
- 営業赤字転落予想
2026/3期は営業利益率-2.41%と赤字。
- 収益力の低さ
過去3年平均の営業利益率も低水準。
- 業界の構造的課題
国内造船業の縮小傾向が逆風。
- 営業利益▲2億円、赤字への転落2026年3月期影響強
営業赤字は2億円、収益悪化顕著
- 売上高80億円規模、収益の脆弱性継続影響中
売上高小規模で営業赤字のリスク常に存在
- ROE1.87%、資本効率の低さ継続影響中
自己資本利益率が低く、株主価値向上遅れる
- 配当利回り1.21%、インカム魅力乏しい継続影響弱
低配当で投資家の選好から外れるリスク
- 営業損益
- 収益性改善の兆しを見極める。
- 受注残高
- 今後の売上確保状況を確認。
- 自己資本比率
- 財務健全性の維持をチェック。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり30円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは1.02%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 20 | — | 13.1 |
| 2018年3月 | 30 | 50.0 | 28.4 |
| 2019年3月 | 30 | 0.0 | — |
| 2020年3月 | 30 | 0.0 | 92.7 |
| 2021年3月 | 30 | 0.0 | — |
| 2022年3月 | 30 | 0.0 | 23.9 |
| 2023年3月 | 30 | 0.0 | 15.6 |
| 2024年3月 | 30 | 0.0 | 106.4 |
| 2025年3月 | 30 | 0.0 | 105.4 |
| 2026年3月 | 30 | 0.0 | 21.6 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥30
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ919人。区分でいちばん多いのは個人・その他で53.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.0%を占め、残る66.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 59.7 | 59.1 | 52.1 | 52.2 | 55.8 | 53.4 |
| 事業法人 | 15.8 | 16.1 | 23.3 | 21.9 | 21.5 | 21.1 |
| 金融機関 | 15.3 | 15.2 | 15.2 | 14.0 | 13.1 | 12.9 |
| 自己株式 | 11.7 | 11.8 | 11.8 | 11.3 | 11.4 | 11.4 |
| 外国法人 | 8.9 | 9.3 | 8.9 | 8.5 | 7.1 | 8.1 |
| 証券会社 | 0.3 | 0.3 | 0.4 | 3.4 | 2.4 | 4.4 |
| 外国人個人 | — | — | — | 0.0 | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | アカサカ共栄会 | 7.99 |
| 02 | DNB BANK ASA CLIENT ACCOUNT(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 6.30 |
| 03 | 東京アカサカ共栄会 | 4.81 |
| 04 | 株式会社静岡銀行 | 4.16 |
| 05 | 株式会社みずほ銀行 | 4.16 |
| 06 | 赤阪 治恒 | 2.99 |
| 07 | 株式会社ジャパンエンジンコーポレーション | 2.66 |
| 08 | 駿南鐵工株式会社 | 2.27 |
| 09 | 赤阪 雄一郎 | 1.82 |
| 10 | 株式会社日本カストディ銀行(信託E口) | 1.69 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+1395%、1株純資産は14期で+1427%。直近期のROEは1.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 9 | 536 | 1.8 | 15.4 | 21.5 |
| 2014年3月 | 18 | 5,346 | 0.3 | 71.7 | 108.7 |
| 2015年3月 | −148 | 5,171 | — | — | — |
| 2016年3月 | 198 | 5,238 | 3.8 | 7.1 | 10.1 |
| 2017年3月 | 153 | 5,433 | 2.9 | 10.5 | 13.1 |
| 2018年3月 | 106 | 5,570 | 1.9 | 19.3 | 28.4 |
| 2019年3月 | −31 | 5,470 | — | — | — |
| 2020年3月 | 32 | 5,881 | 0.6 | 43.3 | 92.7 |
| 2021年3月 | −177 | 5,801 | — | — | — |
| 2022年3月 | 126 | 5,899 | 2.1 | 12.1 | 23.9 |
| 2023年3月 | 192 | 6,123 | 3.1 | 7.6 | 15.6 |
| 2024年3月 | 28 | 6,737 | 0.4 | 89.0 | 106.4 |
| 2025年3月 | 28 | 6,692 | 0.4 | 68.5 | 105.4 |
| 2026年3月 | 139 | 8,191 | 1.9 | 22.8 | 21.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
16名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額115百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 阪口勝彦 | 代表取締役社長 | 67 | 300 |
| 塚本義之 | 代表取締役専務 執行役員 管理本部長 | 65 | 300 |
| 渡瀬守 | 常務取締役 執行役員 品質保証本部長 | 64 | 200 |
| 斉藤隆夫 | 取締役 執行役員 営業本部長 | 60 | 200 |
| 黒田透 | 取締役 執行役員 技術本部長 | 58 | 300 |
| 赤阪治恒 | 取締役 | 54 | 46,107 |
| 西村やす子 | 取締役 | 58 | — |
| 野末寿一 | 取締役 | 66 | — |
| 美澤啓介 | 監査役(常勤) | 71 | 700 |
| 中野良治 | 監査役 | 72 | — |
| 長沢芳裕 | 監査役 | 69 | — |
| 原野谷昌弘 | 上席執行役員製造本部長 | — | — |
残りの役員4名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 杉本秀基 | 執行役員製造本部副本部長 | — |
| 秋山正治 | 執行役員営業本部副本部長 | — |
| 土屋聡志 | 執行役員品質本部副本部長 | — |
| 清水隆明 | 執行役員技術本部副本部長 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 株式報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 82 | 8 | 8 | 90 | 15 |
| 社外取締役 | 5 | 14 | — | — | 14 | 3 |
| 監査役 | 1 | 11 | — | — | 11 | 11 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容185字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,192字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,676字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)3,994字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
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- 半期報告書半期報告書-第128期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第127期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-27
- 半期報告書半期報告書-第127期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-08
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- 四半期報告書四半期報告書-第126期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-08
- 四半期報告書四半期報告書-第126期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-09
- 四半期報告書四半期報告書-第126期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第125期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第125期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-09
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- 四半期報告書四半期報告書-第125期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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