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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

赤阪鐵工所

6022 · Standard · 機械

舶用内燃機関を中心に、産業・土木機械の製造販売を手がけるエンジンメーカー。

概要

赤阪鐵工所は、1910年に船舶用焼玉機関の修理業として創業し、1934年に株式会社化した舶用内燃機関メーカーである。主力は船舶用ディーゼルエンジン、部品販売及び修理工事で、静岡県焼津市に生産拠点を置く。2026年3月期の売上高は約83億円、従業員数283名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

舶用内燃機関を中核とする単一事業

当社の事業は内燃機関関連事業の単一セグメントである。舶用内燃機関の製造販売、部分品及び修理工事、産業・土木機械の製造販売等を行う。2026年3月期の売上構成は、舶用内燃機関が30.5%(2,537百万円)、部分品及び修理工事が54.5%(4,545百万円)、その他関連事業が15.0%(1,250百万円)と、アフターサービスが売上の過半を占める。生産実績も同様の比率で、鋳造、加工、組立を一貫して行う自社工場を持つ。

焼津市に集約された生産拠点

生産拠点は静岡県焼津市柳新屋に集中する。1963年に鋳造工場を建設し、1998年に組立運転工場、2009年に豊田第2機械工場を建設。鋳造から機械加工、組立、運転試験まで一貫した生産体制を持つ。2005年には事務棟も建設。登記上の本店は東京都千代田区丸の内だが、実際の業務は焼津の工場で行われている。

国内営業網の変遷と現状

1956年から1970年にかけて大阪、北海道、福岡、東北、今治に営業所を開設したが、2006年から2009年にかけて北海道、東北、大阪、福岡の各営業所を閉鎖。2016年に福岡出張所を再開設し、2024年には塩竃市に東北連絡所を開設した。現在は本社、焼津工場、福岡出張所、東北連絡所の体制で国内顧客に対応する。海外拠点は持たないが、アジア向け販売拡大を目指す。

子会社統合とグループの現状

1987年に株式会社タイクウ(資本金30,300千円)の全株式を取得し連結子会社としたが、2008年に吸収合併。現在の連結対象は関連会社1社のみで、グループ規模は小さい。2023年には株式会社住本科学研究所から潤滑油清浄装置事業を譲り受け、事業の多角化を進める。また、バイオディーゼル燃料製造販売事業にも着手し、新たな収益源の育成に取り組む。

業界の中での役割は舶用・産業用内燃機関メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
83億円
営業利益
-2億円
営業利益率
-2.4%
純利益
2億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01船舶・産業・土木機械主力

舶用内燃機関およびその部分品の製造販売と修理工事、ならびに産業・土木機械の製造販売を行っている。

主な製品・サービス2
舶用内燃機関
船舶用のディーゼルエンジンなどの内燃機関。
産業・土木機械
産業用や土木工事向けの機械。

製品と技術

舶用ディーゼルエンジンとUE形機関

主力製品は船舶用ディーゼルエンジンである。中でも三菱重工との技術提携で導入したUE形機関は、高出力で信頼性が高いとして、1960年代以降、客貨船や漁船に広く搭載されてきた。2026年3月期には客貨船用主機関19台を販売。現在は環境規制対応のため、低燃費型新機関の開発を進めており、次世代燃料エンジンの研究も行っている。

部分品販売と修理工事のアフターサービス

部分品及び修理工事は売上高の過半を占める安定的な収益源である。2026年3月期の販売実績は4,545百万円で全体の54.6%を占める。エンジンの運転実績に基づく部品供給と定期的なメンテナンスを提供。全国の主要港に営業拠点を持ち、迅速なサービスを強みとする。修理工事では、焼玉機関時代から培った技術を活かし、あらゆる年代の機関に対応する。

新規事業:潤滑油清浄装置と環境関連事業

主機関事業を補完する新規事業として、2023年に潤滑油清浄装置事業を譲り受けた。この装置はエンジンオイルをろ過し長期間使用可能にするもので、廃油削減に貢献する。また、バイオディーゼル燃料製造販売事業にも着手。これらの事業は環境規制強化に対応しつつ、収益の多角化を図る狙いがある。さらに、業務用防音室の製造も手掛ける。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

舶用ディーゼルエンジン専業、規模小さく収益不安定

舶用ディーゼルエンジン及び関連機器を手掛ける専業メーカー。売上高80億円弱と、同業の日本製鋼所(約3,000億円)などに比べ小規模。営業損益が悪化傾向にあり、赤字転落の懸念。業界は造船市況に連動し、受注変動が大きい。三浦工業などとは事業領域が異なり、直接競合は限定的。ニッチ市場で差別化を図るも、収益安定化が最大の課題。

強み

  • 舶用ディーゼルエンジンに特化し、長年の技術蓄積と顧客関係を持つ。
  • 特定の船種向けエンジンでシェアを有し、競合との差別化が可能。
  • 環境規制対応で新造船需要が増加傾向にあり、受注増の可能性がある。
  • 部品交換・メンテナンス需要が安定的な収益源となる。

課題

  • 受注変動が大きく、営業赤字のリスクが高い。業績の平準化が急務。
  • 売上高が80億円未満と小さく、研究開発や設備投資で劣位。
  • 排出ガス規制への技術対応に多額の投資が必要で、収益を圧迫。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機械の時価総額近傍。太字が赤阪鐵工所

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
16265コンバム51億円14.8倍
26335東京機械製作所50億円4.4倍
36494NFKホールディングス47億円52.2倍
47021ニッチツ47億円22.5倍
56022赤阪鐵工所45億円21.1倍
66342太平製作所45億円8.9倍
76307サンセイ44億円4.9倍
86424高見沢サイバネティックス41億円8.0倍
96218エンシュウ40億円17.0倍
106248横田製作所32億円9.4倍
116467ニチダイ31億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

個人経営の船舶用機関修理業として創業

1910年5月、創業者赤阪音七が静岡県焼津町において、船舶用焼玉機関の修理を個人で始めた。当時は漁船用の焼玉エンジンが主流であった。24年後の1934年12月、払込資本金30万円で株式会社赤阪鐵工所を設立。個人事業から法人組織へ移行し、本格的な製造業への基盤を築いた。

三菱重工との技術提携と株式上場

戦後、1956年から1959年にかけて大阪、北海道、福岡に営業所を開設し販路を拡大。1960年12月、三菱重工業株式会社長崎造船所との間にUE形機関の技術提携を締結。これにより高出力ディーゼルエンジンの製造技術を獲得。1961年10月には東京証券取引所市場第二部に上場し、資本金2億円となった。

生産設備の拡充と営業網の整備

上場後、1963年4月に東北営業所開設、同年7月に焼津市柳新屋に鋳造工場を建設。1968年には本社を東京都霞が関に移転。1970年には今治営業所を開設し、瀬戸内の造船需要に対応。1976年には増資により資本金6億円に。この時期、生産能力と販売網の両面で拡大を遂げた。

子会社取得と品質認証の取得

1987年8月、株式会社タイクウの全株式を取得し連結子会社化。1989年には一般募集増資で資本金15億1千万円に達する。1996年11月、国際規格ISO9001NK・品質システム認証を取得し、品質管理体制を強化。1998年8月には焼津に組立運転工場を建設し、生産能力を増強した。

拠点再編と環境経営への着手

2000年代に入り、営業拠点の再編を実施。2006年3月に北海道営業所を閉鎖、2009年3月には東北、大阪、福岡の各営業所を閉鎖し、経営効率化を図った。同年9月には豊田第2機械工場を建設。2008年に子会社タイクウを吸収合併。2010年にはエコステージ2の認証を取得し、環境経営に着手した。

スタンダード市場移行と新規事業育成

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場へ移行。2023年10月、株式会社住本科学研究所より潤滑油清浄装置事業を譲受。新たな収益の柱として育成を目指す。2024年1月には塩竃市に東北連絡所を開設し、営業拠点を再整備。次世代燃料エンジンや自動運航システムの開発にも注力している。

年表29件を開く

1910年代

  • 1910年5月創業創業者赤阪音七が焼津町において個人経営で船舶用焼玉機関の修理を始める。

1930年代

  • 1934年12月創業払込資本金30万円をもって株式会社赤阪鐵工所を設立する。

1950年代

  • 1956年7月大阪市に大阪営業所を開設する。
  • 1958年7月札幌市に北海道営業所を開設する。
  • 1959年1月福岡市に福岡営業所を開設する。

1960年代

  • 1960年12月三菱重工業株式会社長崎造船所との間にUE形機関の技術提携を行う。
  • 1961年10月上場再評価積立金の資本組入れ及び増資により、払込資本金2億円となり、東京証券取引所市場第二部に上場する。
  • 1963年4月仙台市に東北営業所を開設する。
  • 1963年7月焼津市柳新屋に鋳造工場を建設する。
  • 1968年10月東京都千代田区霞が関に本社を移転する。

1970年代

  • 1970年10月今治市に今治営業所を開設する。
  • 1976年4月資本準備金の資本組入れ及び増資により払込資本金6億円となる。

1980年代

  • 1987年8月株式会社タイクウ(資本金30,300千円)の全株式を取得する。
  • 1989年10月一般募集の増資により払込資本金15億1千万円となる。

1990年代

  • 1996年11月国際規格ISO9001NK・品質システム認証を取得する。
  • 1998年8月焼津市柳新屋に組立運転工場を建設する。

2000年代

  • 2003年11月東京都千代田区丸の内に本社を移転する。
  • 2005年7月焼津市柳新屋に事務棟を建設する。
  • 2006年3月北海道営業所を閉鎖する。
  • 2006年11月東京都千代田区有楽町に本社を移転する。
  • 2008年10月M&A連結子会社株式会社タイクウを吸収合併する。
  • 2009年3月M&A営業拠点の再編・統合に伴い東北、大阪、福岡の各営業所を閉鎖する。
  • 2009年9月焼津市柳新屋に豊田第2機械工場を建設する。

2010年代

  • 2010年10月EMS(環境マネジメントシステム)に取り組み、エコステージ2-CMS(化学物質管理システム)の認証を取得する。
  • 2016年3月福岡市に福岡出張所を開設する。

2020年代

  • 2021年9月東京都千代田区丸の内に本社を移転する。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行。
  • 2023年10月株式会社住本科学研究所より潤滑油清浄装置に関する事業を譲り受ける。
  • 2024年1月塩竃市に東北連絡所を開設する。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE3.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    主機関の競争力強化と海外販路拡大

    国内市場での顧客ニーズに即した製品提案力とサービス体制を強化し、国内シェア回復と安定受注を確保する。同時にアジア圏を中心とした海外市場への販売拡大に注力する。

  2. 02

    環境負荷低減機関と省力化システムの開発

    環境規制対応や省人化・省エネ要請に応えるため、次世代機関や運航効率向上・省力化を実現するシステムの研究開発・商品化を推進する。

  3. 03

    品質システム高度化と人材力強化

    品質マネジメントシステムを高度化し、技術者・技能者の育成や技術伝承を通じて管理力・技術力・技能の底上げを図る。

  4. 04

    プラント事業強化による収益基盤の安定化

    鋳造・加工技術を活かした鋳物製作や大型部品加工、潤滑油清浄装置やバイオディーゼル燃料製造販売などの新規事業を育成し、主機関依存からの脱却と事業ポートフォリオ多様化を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で283人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は524万円で、9期前と比べて+18.1%平均年齢は43.2歳、平均勤続年数は18.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月284
2018年3月284
2019年3月44440.416.2287
2020年3月45740.516.2296
2021年3月45041.016.4282
2022年3月45641.417.1276
2023年3月47442.017.4270
2024年3月49742.517.6272
2025年3月51042.517.62770
2026年3月52443.218.0283−71

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性の賃金(男性=100)77.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
豊田工場 — 静岡県焼津市柳新屋1,495百万円
内燃機関 関連事業
中港工場 — 静岡県焼津市中港1,420百万円
内燃機関 関連事業
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業
    環境省 · 2024-06-20
    3,683万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は83億円営業利益-2億円前期と比べると増収で、売上が+6.4%。

売上高
+6.4%
83億円
営業利益
-2億円
純利益
2億円
営業利益率
-2.4%
前期比 -2.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高90億円83億円
営業利益0億円-2億円
純利益1億円2億円
1株あたり配当¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は22億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+15.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q172
2024年1Q19−1−5.30
2024年2Q1900.00
2024年3Q16−3−18.8−2
2024年4Q252
2025年2Q3900.00
2025年4Q3900.00
2026年2Q3900.01
2026年4Q44−2−4.51
2027年1Q2200.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は110億円から83億円へ75%に減った。直近期の営業利益率は-2.4%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月11021
2014年3月10800
2015年3月101−2−2
福岡市に福岡出張所を開設する。
2016年3月8343
2017年3月8432
2018年3月10322
2019年3月9400
2020年3月9700
2021年3月80−1−2
2022年3月6422
2023年3月6633
塩竃市に東北連絡所を開設する。
2024年3月7900
2025年3月78010.00
2026年3月83−20−2.42

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高83億円のうち、営業利益として残るのは-2億円-2.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の2.4%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.3%70億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.1%15億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-2.4%-2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
15.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比11.0pt
-2.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.6pt
2.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.9pt
1.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-0.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが3億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは2億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は9億円で、売上の1.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月14−1−71329
2014年3月11−2−6932
2015年3月2−3−5−126
2016年3月60−5628
2017年3月1−3−4−222
2018年3月8−3−2525
2019年3月3−30025
2020年3月−1−5−3−615
2021年3月9−33624
2022年3月1−20−123
2023年3月4−70−320
2024年3月3−7−2−414
2025年3月−5−30−86
2026年3月3−1129

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は182億円。このうち返さなくてよい自己資本が110億円で、自己資本比率は60.2%(業種中央値65.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月147826555.8
2014年3月138825659.3
2015年3月135795658.5
2016年3月120804067.0
2017年3月124834167.1
2018年3月133854864.1
2019年3月127824565.0
2020年3月121784364.2
2021年3月118774165.3
2022年3月115783767.9
2023年3月127814663.9
2024年3月138904864.8
2025年3月140905163.8
2026年3月1821107360.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
10億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
59億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
73億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
60
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率209社中75位あたり、逆に低いのは営業利益率209社中197位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
1.9%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-2.4%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
60.2%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.4%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.0%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,929で、1年前と比べて-15.5%過去52週の値幅のなかでは18%の位置にある。

¥2,929-1.3%1ヶ月+9.7%1年-15.5%時価総額45億円
過去52週の値幅
安値¥2,250高値¥6,130

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)21.1倍
PER (会社予想)43.6倍
PBR0.56倍
配当利回り1.02%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価2443円は25日線(2508円)を下回り、75日線(2728円)・200日線(3599円)も大きく下回る。52週高値6130円から約60%下落しており、長期下降トレンド。6月26日に2290円まで急落したが、その後は戻り基調も上値重い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)

PER17.6倍は業界平均23.7倍を下回り、PBR0.46倍は同じく業界平均1.56倍を大きく下回る。配当利回り1.21%は業界平均2.20%より低いが、ROE1.87%と低収益性を考慮すれば妥当な水準。利益が小幅で配当拡大の余地は限定的だが、資産価値に比して株価は割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)21.1倍22.7倍
PER (予想)43.6倍
PBR0.56倍1.50倍
ROE1.9%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2025/3期は売上78億円で営業損益ほぼゼロ、2026/3期は営業赤字-2.41%の予想。強気派はPBR0.46倍の資産価値とターンアラウンド期待を挙げるが、弱気派は収益悪化トレンドと業績不振継続を懸念する。

プラスに働く材料7
  • PBR0.46倍の割安

    簿価の半分以下の株価。資産価値に着目。

  • ターンアラウンド期待

    2026/3期の営業赤字予想だが、その後改善の可能性。

  • 小型エンジンのニッチ需要

    特定船種向けエンジンで一定の需要がある。

  • 売上高83億円、増収転換の可能性2026年3月期影響

    売上高78億→83億、5.6%増の見通し

  • 純利益2億円、黒字維持2026年3月期影響

    営業赤字も純利益は2億円、財務安定

  • PBR0.46倍、資産価値からの下支え不定影響

    解散価値相当、株価下落に制限

  • 建設機械需要の底堅さ2026年下期影響

    公共投資等で受注回復の可能性

マイナスに働く材料7
  • 営業赤字転落予想

    2026/3期は営業利益率-2.41%と赤字。

  • 収益力の低さ

    過去3年平均の営業利益率も低水準。

  • 業界の構造的課題

    国内造船業の縮小傾向が逆風。

  • 営業利益▲2億円、赤字への転落2026年3月期影響

    営業赤字は2億円、収益悪化顕著

  • 売上高80億円規模、収益の脆弱性継続影響

    売上高小規模で営業赤字のリスク常に存在

  • ROE1.87%、資本効率の低さ継続影響

    自己資本利益率が低く、株主価値向上遅れる

  • 配当利回り1.21%、インカム魅力乏しい継続影響

    低配当で投資家の選好から外れるリスク

次の決算で確かめる点
営業損益
収益性改善の兆しを見極める。
受注残高
今後の売上確保状況を確認。
自己資本比率
財務健全性の維持をチェック。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.02%。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
1.02%
いまの株価に対して
配当性向
21.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2013.1
2018年3月3050.028.4
2019年3月300.0
2020年3月300.092.7
2021年3月300.0
2022年3月300.023.9
2023年3月300.015.6
2024年3月300.0106.4
2025年3月300.0105.4
2026年3月300.021.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ919人。区分でいちばん多いのは個人・その他53.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.0%を占め、残る66.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他59.759.152.152.255.853.4
事業法人15.816.123.321.921.521.1
金融機関15.315.215.214.013.112.9
自己株式11.711.811.811.311.411.4
外国法人8.99.38.98.57.18.1
証券会社0.30.30.43.42.44.4
外国人個人0.00.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01アカサカ共栄会7.99
02DNB BANK ASA CLIENT ACCOUNT(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)6.30
03東京アカサカ共栄会4.81
04株式会社静岡銀行4.16
05株式会社みずほ銀行4.16
06赤阪 治恒2.99
07株式会社ジャパンエンジンコーポレーション2.66
08駿南鐵工株式会社2.27
09赤阪 雄一郎1.82
10株式会社日本カストディ銀行(信託E口)1.69

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1395%、1株純資産は14期で+1427%。直近期のROEは1.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月95361.815.421.5
2014年3月185,3460.371.7108.7
2015年3月−1485,171
2016年3月1985,2383.87.110.1
2017年3月1535,4332.910.513.1
2018年3月1065,5701.919.328.4
2019年3月−315,470
2020年3月325,8810.643.392.7
2021年3月−1775,801
2022年3月1265,8992.112.123.9
2023年3月1926,1233.17.615.6
2024年3月286,7370.489.0106.4
2025年3月286,6920.468.5105.4
2026年3月1398,1911.922.821.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額115百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
阪口勝彦代表取締役社長67300
塚本義之代表取締役専務 執行役員 管理本部長65300
渡瀬守常務取締役 執行役員 品質保証本部長64200
斉藤隆夫取締役 執行役員 営業本部長60200
黒田透取締役 執行役員 技術本部長58300
赤阪治恒取締役5446,107
西村やす子取締役58
野末寿一取締役66
美澤啓介監査役(常勤)71700
中野良治監査役72
長沢芳裕監査役69
原野谷昌弘上席執行役員製造本部長
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢
杉本秀基執行役員製造本部副本部長
秋山正治執行役員営業本部副本部長
土屋聡志執行役員品質本部副本部長
清水隆明執行役員技術本部副本部長

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)682889015
社外取締役514143
監査役1111111

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容185字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び関連会社1社により構成されており、内燃機関関連事業を主な事業として取り組んでおります。 当社グループの事業におけるセグメントとの関連は、次のとおりであります。 内燃機関関連事業 舶用内燃機関及び部分品、産業・土木機械の製造販売及び修理工事を行っております。 事業の系統図は、次のとおりとなります。
経営方針・対処すべき課題2,192字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。 (1) 経営方針 当社は経営理念として「顧客第一主義」を掲げ、高度な品質管理とスピーディなサービスをモットーに顧客第一主義を貫き、信頼される製品づくりにより社会貢献を果たします。また、社是「誠意・親切・感謝・和合・努力」、創業者遺訓「決して、船主や乗組員に迷惑をかけるような機械を造ってはならない」、経営ビジョン「人と地球環境に優しいエンジンシステムの提供」「事業の多柱化による成長分野での躍進」「社員の笑顔を育む次の100年」及びキーワード「挑みやり切り未来を創造」を常に念頭に置き、原点に立ち戻り業務遂行に当たります。 (2) 目標とする経営指標 当社は株主重視の考え方により、ROE(株主資本利益率)3.0%以上を経営指標としております。 今後とも経営環境の変化に柔軟に対応できる経営基盤の強化と製品開発、コストダウンの実現等に取り組み、安定的な収益を確保し企業価値を高めてまいります。 (3) 経営環境と今後の見通し 海運造船業界においては、地政学的リスクの長期化や資源・エネルギー価格の高止まりなど不確実性が継続する一方で、円安基調を背景に国際海運分野では大型船を中心に堅調な建造需要が維持されました。また、近海船建造を担う造船所においても新造船の商談は活発に推移しており、当社の主要顧客が多い内航海運分野においては、鋼材価格や資機材価格の上昇、物流コストの増加等により船価が高水準で推移するなか、船舶の老朽化進行や環境規制強化への対応ニーズを背景として、新造船の引き合いは回復基調となりました。さらに、海外案件についても、アジア地域を中心に引き合いは増加傾向となりました。 来期の事業環境につきましては、主機関分野における引合いは一定水準を維持し、回復の動きが見られることから、引き続き積極的な受注活動を展開してまいります。一方で、資機材価格の高止まりや調達コストの上昇といった外部環境の影響は依然として大きく、これらを主機関の販売価格へ十分に転嫁することは容易ではない状況が継続すると認識しております。このような課題に対応するため、主機関事業を補完する収益基盤の強化を重要な施策と位置付け、部分品および修理工事の受注拡大に引き続き取り組むとともに、海外市場への販路拡大を進めてまいります。あわせて、生産体制の最適化および既存設備の有効活用を通じて稼働率の向上を図り、鋳物製品、機械加工品に加えて、潤滑油清浄装置事業やバイオディーゼル燃料製造販売事業といった新規事業の育成にも取り組んでまいります。 以上の取り組みを着実に推進することにより、来期の業績につきましては、売上高9,000百万円、営業利益20百万円、経常利益140百万円、当期純利益90百万円を計画しております。 また、中長期的な競争力の確保および持続的な成長の実現に向けて、次世代燃料エンジンや低燃費型新機関の開発を継続的に進めるとともに、自動運航船の実用化に向けたシステム開発を推進し、社会課題の解決と企業価値の向上を両立させることで、当社ブランド力の一層の強化を図ってまいります。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社を取り巻く事業環境は、環境規制の強化、脱炭素社会への移行、船舶市場における国際競争の激化など、大きな変化の局面を迎えております。このような状況のもと、当社は中長期的な企業価値の向上を実現するため、以下の項目を重要な課題として認識し、その克服に向けて継続的に取り組んでまいります。 ①主機関分野における競争力強化と販売領域の拡大 主機関事業においては、国内市場における顧客ニーズを的確に捉えた製品提案力の強化やサービス体制の充実を図ることにより、国内シェアの回復および安定的な受注の確保に努めるとともに、アジア圏を中心とした海外市場に向けた販売領域の拡大にも注力してまいります。 ②環境負荷低減機関および省力化システムの開発推進 環境規制への対応および船舶の省人化・省エネルギー要請に応えるため、環境負荷低減に資する次世代機関の研究開発を推進するとともに、運航効率向上や省力化を実現する各種システムの開発・商品化に取り組んでまいります。 ③品質システムの高度化と人材力の強化 当社製品に対する信頼確保の基盤である品質の維持・向上を図るため、品質マネジメントシステムの一層の高度化を進めるとともに、技術者・技能者の育成や技術伝承を通じて管理力、技術力および技能の底上げに取り組んでまいります。 ④プラント事業強化による収益基盤の安定 主機関事業に続く次なる事業の柱の確立を目指し、各種プラント事業の強化に取り組んでまいります。具体的には、主機関事業で培ってきた鋳造技術や加工・組立技術を活かした各種鋳物製作、大型部品加工、開発・組立といった従来から手掛けている事業の競争力強化を図るとともに、潤滑油清浄装置、業務用防音室、バイオディーゼル燃料製造販売などの新規事業の育成にも注力してまいります。これらの取り組みにより、主機関事業のみに依存しない事業ポートフォリオの構築を進め、収益基盤の安定化と事業成長の両立を目指してまいります。
事業等のリスク1,676字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況に関する事項のうち、経営者が財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 製品の受注状況に関するリスク 当社は、舶用内燃機関を中心とした事業活動を行っており、造船会社への船舶の受注があって成り立っております。世界的な経済動向により船舶の受注量が大きく変動した場合や採算性の乏しい製品を想定以上に受注をした場合、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (2) 原材料・資材等の調達に関するリスク 当社製品の製造において使用するいくつかの原材料・部分品については、一部の取引先に依存しております。当社がコントロールできないものもあり、様々な要因により供給が困難になる場合や価格急変による変動分を販売価格に反映することが困難な場合、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (3) 気候変動に伴う環境規制に関するリスク 船舶に関する環境規制の在り方や規制内容については、IMO(国際海事機関)で決定されております。当社は環境規制に沿った製品の開発を進めておりますが、規制内容により当社の製品に関する販売活動が制限等された場合、また、炭素税等の政府によるカーボンプライシングが導入された場合において、その影響分を販売価格に反映することが困難な場合、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (4) 気候変動に伴う自然災害及びその他自然災害に関するリスク 当社の生産設備の周辺地域において気候変動の影響により発生する規模が大きい台風や洪水等の自然災害、その他(大地震等)の自然災害が発生し、生産設備に物理的損害が生じた状況や人的被害があった状況で当社の生産活動が阻害される場合、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (5) 品質管理及び品質保証に関するリスク 当社の製品に重大な品質問題が生じ、取引先に対して多額な補償費用の支払いや当社の評価を大きく毀損する事態となる場合、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (6) 保有する資産に関するリスク 当社が保有している有価証券、固定資産及びその他の資産について、時価の下落や会計基準の変更等により減損損失又は評価損の計上が発生する場合、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (7) 人的資源に関するリスク 当社の事業運営には、各種の資格や技能を有する人材の確保が必要ですが、近年の少子高齢化による労働人口の減少や従業員の離職等により、当社が想定する人員体制の確保ができない場合、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (8) 感染症発生に関するリスク 新型コロナウイルス感染症を含む感染症の発生及び拡大により、当社及び取引先において感染症の影響に伴い長期間事業活動が大きく制限された場合、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (9) 情報セキュリティに関するリスク 事業活動を通して入手した取引先等の個人情報、機密情報及び営業上・技術上で当社が保有する機密情報について、コンピューターウイルスの侵入や高度なサイバー攻撃等によりこれらの情報の漏えいや改ざん、システム停止等の事態が発生した場合、多額な費用の支払いや当社の評価を大きく毀損することになり、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (10) 国際情勢に関するリスク 当社製品の輸出先において戦争、テロ及びその他地政学的リスクの高まりにより製品の出荷が出来ない場合、また、当該リスクの高まりによる物流の混乱やエネルギー価格高騰等が仕入価格等に影響を及ぼす場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。 リスクについての対応として、毎年各担当部門でリスクレジスターを作成し、それぞれのリスクについて洗い出し・低減する活動を行っております。
経営成績の分析 (MD&A)3,994字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 当事業年度における業績は、陸上部門の売上が計画を下回ったものの、舶用内燃機関及び部分品・修理工事の売上は増加した結果、売上高8,333百万円(前期比6.2%増)となりました。 一方、収益面につきましては、社内のコストダウンに取り組んだものの、原材料価格や購入品価格の上昇に加え、各種経費の値上がりが大きく、内燃機関の販売価格にこれらのコスト上昇分を十分に転嫁しきれなかったことから原価率は大幅に悪化する結果となりました。 また、低燃費型新機種製造に向けた木型等製作により、減価償却費が88百万円増加したことも当事業年度の収益に影響を及ぼしております。 以上の結果、経常利益9百万円(前期比84.0%減)となりましたが、保有株式の一部売却をし特別利益215百万円を計上したことから、当期純利益186百万円(前期比389.3%増)、ROE(株主資本利益率)2.3%(前期0.5%)となりました。 なお、第125期において中期経営計画を策定しました。中期経営計画内で掲げた重点施策は以下のとおりです。 中期経営計画重点施策 営業戦略   ・エンジン部門販売領域拡大と戦略的拡販・陸上部門売上拡大・新規事業確立 技術開発   ・ゼロエミッション機関の開発・自動運航対応技術の開発・確立 製造工場改革   ・EMS(環境経営管理システム)活動・電気炉によるCO2排出削減・自動機導入による安定した品質と工程・工数の低減 品質強化   ・DX推進・QMS(品質管理システム)活動・環境新技術対応・アフターサービス力強化 ESG経営   ・製品づくりを通じた環境保全の推進・安全・安心への取組み、より豊かな社会の実現・コーポレートガバナンス強化 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。なお、当社の事業は舶用内燃機関及び部分品の設計・製造・修理・販売及びその関連事業を主体とした単一セグメントであります。 ① 生産実績 当事業年度の生産実績は次のとおりであります。 セグメント名称   当事業年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日)   前年同期比増減率(%) 舶用内燃機関(千円)   2,599,615   40.1 部分品及び修理工事(千円)   4,601,773   1.1 その他関連事業(千円)   1,250,106   △17.7 内燃機関関連事業(千円)   8,451,494   6.6 (注) 金額は販売価格によっております。 ② 受注実績 当事業年度の受注実績は次のとおりであります。 セグメント名称   受注高(千円)   前年同期比増減率(%)   受注残高(千円)   前年同期比増減率(%) 舶用内燃機関   2,006,468   △43.2   6,108,756   48.9 部分品及び修理工事   4,545,772   1.0   ―   ― その他関連事業   1,250,106   △17.7   ―   ― 内燃機関関連事業   7,802,346   △18.3   6,108,756   48.9 ③ 販売実績 当事業年度の販売実績は次のとおりであります。 セグメント名称   当事業年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日)   前年同期比増減率(%) 舶用内燃機関(千円)   2,537,800   38.9 部分品及び修理工事(千円)   4,545,772   1.0 その他関連事業(千円)   1,250,106   △17.7 内燃機関関連事業(千円)   8,333,678   6.2 (注) 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は前事業年度、当事業年度とも10%を超える取引先がありませんので、記載を省略しております。 過去2事業年度における舶用内燃機関の販売台数は次のとおりであります。 前事業年度   当事業年度 客貨船用主機関(台)   18   19 漁船用主機関(台)   1   ― (2) 財政状態 当事業年度末の総資産は18,217百万円となり、前事業年度末に比べ4,182百万円増加いたしました。主な要因は株価上昇による投資有価証券の増加等に伴う固定資産の増加(2,589百万円)によるものです。 当事業年度末の負債は7,255百万円となり、前事業年度末に比べ2,179百万円増加いたしました。主な要因は、契約負債や仕入債務の増加等による流動負債の増加(1,210百万円)や、繰延税金負債の増加等による固定負債の増加(968百万円)によるものです。 当事業年度末の純資産は10,962百万円となり、前事業年度末に比べ2,002百万円増加いたしました。主な要因は、その他有価証券評価差額金の増加(1,859百万円)等によるものです。 この結果、自己資本比率は60.2%となりました。 (3) キャッシュ・フロー 当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べて295百万円増加し、当事業年度末には906百万円となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果取得した資金は311百万円(前期は532百万円の支出)となりました。これは主に、税引前当期純利益224百万円、減価償却費528百万円、製品保証引当金の増加額51百万円、仕入債務の増加額245百万円等の増加に対し、棚卸資産の増加額1,014百万円等の減少によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果支出した資金は142百万円(前期は307百万円の支出)となりました。これは主に、固定資産の取得による支出364百万円等に対し、投資有価証券の売却による収入250百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果取得した資金は126百万円(前期は37百万円の取得)となりました。これは主に、長期借入れによる収入500百万円等に対し、長期借入金の返済による支出302百万円等によるものであります。 (資本の財源及び資金の流動性についての分析) 当社の資金の主な調達源は、取引先に対する営業債権の回収によっております。 資金需要のうち主なものは、製品製造のための材料・部品の購入のほか、製造に係る労務費・経費・販売費及び一般管理費等の営業費用による運転資金や設備資金であります。 また、当社の財務状態といたしましては、当事業年度末における流動比率は193.2%(前期は217.2%)、自己資本比率は60.2%(前期は63.8%)であり経営指標としては問題はありません。当社の資金需要に対する基本的な考え方としては、事業の持続的成長に資する成長投資を優先しつつ、安定的な事業運営に必要な手許資金の確保及び株主還元のバランスを図ることとしております。成長投資については、環境規制に対応した主機関の開発及び関連する製造設備への投資を中心に、助成金の活用も含めて必要な資金を確保しております。手許資金については、「製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律」への対応による支払期日の早期化や、原材料価格及び各種経費の上昇を踏まえ、事業運営に支障が生じない水準の流動性を維持する方針としております。株主還元については、業績動向、将来の投資計画及び財務状況等を総合的に勘案し、安定的かつ継続的な配当を基本方針としております。 なお、運転資金及び設備資金につきましては、自己資金及び外部借入により賄うこととしております。 当社のキャッシュ・フロー指標のトレンドは、次のとおりであります。 前事業年度   当事業年度 自己資本比率(%)   63.8   60.2 時価ベースの自己資本比率(%)   21.4   26.8 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   ―   6.4 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   ―   11.4 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い (注)営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスであるため、前事業年度はキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオを記載しておりません。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 当社の財務諸表で採用する重要な会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定については、「第5 経理の状況 1財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。