概要
コンバムは1951年に東京都大田区で精密機械部品加工業として創業した。現在は真空発生器「コンバム」を主力に、真空吸着パッドや圧力センサなどの真空機器の製造・販売を手掛ける。日本、韓国、タイに生産拠点を持ち、連結売上高は約20億円、従業員91名。東京証券取引所スタンダード市場上場(証券コード6265)。
真空発生器と吸着パッドを柱とする製品構成
当社グループの主力製品は圧縮空気から真空を生成するエジェクタ式真空発生器(商標名「コンバム」)と、対象物を把持する真空吸着パッドである。これらは各種製造工場の自動化装置に組み込まれる。製品ラインナップには圧力センサ、フィルター、真空ポンプ、ミニシリンダ、ロボットハンドキットも含まれる。2024年12月期の連結売上高は約19.8億円で、日本セグメントが約16.2億円、韓国が約4.2億円、タイが約0.5億円を計上した。生産実績では日本が約7.6億円、韓国が約1.3億円である。全ての製品の開発は当社(東京)が一貫して行う。
日本・韓国・タイの3極生産体制
当社グループは日本(岩手事業所)、韓国(CONVUM KOREA)、タイ(CONVUM THAILAND)の3拠点で生産を行う。岩手事業所は吸着パッド製造を担い、秋田事業所は2012年に閉鎖され岩手に統合済み。韓国子会社はソウルに拠点を置き、真空発生器や吸着パッドの加工組立を手掛ける。タイ子会社は周辺諸国への販売拠点として機能し、現地SIerとの協業を進める。かつて存在した中国子会社(上海妙徳空覇睦機械設備)は2023年に売却、米国子会社(CONVUM USA)は2023年に営業活動を終了した。グループ全体の従業員は連結で91名である。
自己資本比率93.6%、無借金経営に近い財務体質
2024年12月期の連結売上高は19億82百万円、経常利益3億27百万円、当期純利益2億48百万円であった。自己資本比率は93.6%と極めて高く、負債は3億63百万円と少ない。売上高は2012年以降20億円前後で推移し、直近は半導体関連需要の回復で増加傾向にある。キャッシュ・フローでは営業活動による資金収入が4億30百万円、投資活動では定期預金等の増減により6億91百万円の支出があった。現金同等物残高は22億53百万円と潤沢であり、財務の安定性は高い。
業界の中での役割は真空機器メーカー(産業用自動化部品の供給)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01製造業(自動化装置)主力
各種製造工場の自動化装置向けに、真空発生器(コンバム)、真空吸着パッド、圧力センサなどを供給。圧縮空気で真空を発生させるエジェクタ方式が主力。
- コンバム(エジェクタ)
- 圧縮空気を利用して真空を発生させる機器。工場の自動化装置でワークの吸着・搬送に使用。
- 真空吸着パッド
- コンバムに取り付け、対象物を把持するための吸着パッド。
- 圧力センサ
- 真空圧力の変化を検知するセンサ。装置の制御や監視に使用。
- フィルター
- コンバムの付属関連品。真空ラインの異物除去に使用。
- 真空ポンプ
- 真空を発生させるためのポンプ。各種用途に応じて提供。
- ロボットハンドキット
- ロボットに取り付けてワークを把持するためのハンドキット。真空吸着機能を備える。
製品と技術
エジェクタ式真空発生器「コンバム」の動作原理と特長
コンバムは圧縮空気をノズルから高速で噴出し、ベンチュリ効果により真空を発生させるエジェクタ式である。電力を必要とせず、圧縮空気があれば即座に真空を得られるため、工場の自動化設備で広く使われる。1972年に発売された初代機種CV-05、CV-10以来、ノズル形状や材質の改良を重ねてきた。同社の登録商標であり、製品名がそのまま社名となった。消費エア量と吸引力のバランスが特徴で、多様なワークに対応するシリーズを展開する。
多品種の真空吸着パッドと圧力センサ
真空吸着パッドは、コンバムに取り付けて対象物を把持する部品である。ワークの材質や形状に応じて、シリコンゴム、ウレタン、フッ素樹脂など多様な材質と形状(フラット、ベローズ、オーバル等)を用意する。圧力センサ(MVSシリーズ等)は真空圧の変化を検出し、吸着確認や工程制御に用いられる。1990年に秋田妙徳が開発したMVS-030が最初である。その他、フィルター、真空ポンプ、ミニシリンダなどの空気圧ライン製品も扱い、システム全体のソリューションを提供する。
ロボットハンドキットへの展開と新素材開発
近年は産業用ロボットや協働ロボットの普及に対応し、真空吸着技術を応用したロボットハンドキットのバリエーション拡大に注力する。半導体製造装置向けには、新素材・新形状の吸着パッドを開発。2024年12月期の有価証券報告書では、環境対応型新素材の製品開発や、自動成形機・自動検査装置向けの生産工程自動化にも取り組むとしている。これらの製品はすべて当社(東京)で開発され、グループ各拠点で製造される。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
機械のなかでの位置
小型高収益、成長余地に課題
コンバム(機械)は売上20億円弱の超小型機械メーカー。営業利益率15%前後と高収益だが、売上横ばいで成長性に欠ける。同業の三浦工業や日本製鋼所と比べ規模が小さく、市場シェアは限定的。主力の搬送機器でニッチ市場に特化し収益性は高いが、規模拡大が今後の焦点。
強み
- 営業利益率15%超と小型ながら極めて高い収益性
- 特定業種向け搬送機器で競合が少ない
- 少ない負債と安定した利益で財務リスクが低い
- 小規模組織ゆえに意思決定が速く、ニーズに即応
課題
- 売上が19~20億円で推移し、拡大が見込めない
- ニッチ市場ゆえに市場規模が小さく、成長余地が限定的
- 単一事業への集中が高く、不況時のリスクが大きい
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
機械の時価総額近傍。太字がコンバム
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6325タカキタ | 58億円 | 23.2倍 |
| 2 | 6495宮入バルブ製作所 | 57億円 | 92.1倍 |
| 3 | 6334明治機械 | 57億円 | 212.8倍 |
| 4 | 6217津田駒工業 | 55億円 | — |
| 5 | 6396宇野澤組鐵工所 | 54億円 | 12.2倍 |
| 6 | 6265コンバム | 51億円 | 14.8倍 |
| 7 | 6335東京機械製作所 | 50億円 | 4.4倍 |
| 8 | 6494NFKホールディングス | 47億円 | 52.2倍 |
| 9 | 7021ニッチツ | 47億円 | 22.5倍 |
| 10 | 6342太平製作所 | 45億円 | 8.9倍 |
| 11 | 6022赤阪鐵工所 | 45億円 | 21.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 26件
精密機械加工業から真空機器メーカーへ転換した1951〜1972年
1951年4月、東京都大田区で資本金20万円の株式会社妙徳製作所として創業した。当初は精密機械部品の加工業を営んでいた。1970年に矢口工場と水沢工場を新設。1972年4月、空気エジェクタ式真空発生器を「コンバム」の商標で発売(機種CV-05、CV-10)。この製品が後の主力事業の原点となる。コンバムは圧縮空気で真空を発生させる独自技術で、自動化装置に組み込まれる。創業から21年後の発売であり、以後同社は真空機器に特化した開発・製造を進めることになる。
生産拠点の分散と分社化を進めた1980〜1990年代
1980年5月、宮城県黒川郡に仙台工場を新設。1984年6月、水沢工場を岩手県江刺市へ移転し岩手工場と改称。1988年7月に株式会社秋田妙徳を設立。1989年4月、岩手工場を株式会社岩手妙徳、仙台工場を株式会社仙台妙徳として分社化(仙台妙徳とは2000年に資本関係解消)。1990年10月、秋田妙徳が圧力センサ(MVS-030)を開発。1998年8月、岩手妙徳を株式会社コンバムコーポレーションに商号変更。生産・開発基盤を東北地方に広げ、分社化で事業を効率化した。
株式上場とアジア展開を加速した2004〜2011年
2004年9月、韓国安養市にCONVUM KOREAを設立(現連結子会社)。同年10月、ジャスダック証券取引所に株式上場。2005年10月、コンバムコーポレーションが秋田妙徳を吸収合併。2006年4月、コンバムコーポレーションを当社に吸収合併し、岩手事業所・秋田事業所を設置。同時にタイ・バンコクにCONVUM THAILANDを設立。2010年、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場(現東証JASDAQ)。2011年、上海子会社を妙徳空覇睦機械設備(上海)に商号変更し、同社と韓国子会社で吸着パッド部品の加工組立を開始。中国・韓国・タイの3カ国で現地生産体制を整えた。
国内再編と商号変更、スタンダード市場移行(2012〜2022)
2012年12月、秋田事業所を閉鎖し吸着パッド製造工程を岩手事業所に統合。2016年8月、米国カリフォルニア州にCONVUM USAを設立するが、2023年に営業活動を終了。2022年1月、商号をコンバム株式会社に変更。同年4月、東証の市場区分見直しに伴いJASDAQスタンダードからスタンダード市場へ移行。2023年12月には中国子会社(妙徳空覇睦機械設備(上海))を売却した。国内の生産集約と海外拠点の整理を進め、真空機器専業メーカーとしての体制を固めた。
年表26件を開く
1950年代
- 1951年4月創業精密機械部品加工業として東京都大田区に株式会社妙徳製作所設立(資本金20万円)
1970年代
- 1970年4月矢口工場(東京都大田区)、水沢工場(現岩手県奥州市)を新設
- 1972年4月空気エジェクタ式真空発生器『コンバム』の商標でCV-05、CV-10の2機種を発売
1980年代
- 1980年5月仙台工場(宮城県黒川郡)を新設
- 1982年1月商号変更株式会社妙徳に商号変更
- 1982年6月商号変更製品開発拠点として、矢口工場を技術開発センター(矢口事業所)に変更
- 1984年6月商号変更水沢工場を岩手県江刺市(現岩手県奥州市)に移転し、名称を岩手工場に変更
- 1988年7月創業株式会社秋田妙徳(秋田県北秋田郡)を設立
- 1989年4月岩手工場を株式会社岩手妙徳、仙台工場を株式会社仙台妙徳(2000年12月資本関係を解消)として各々分社化
1990年代
- 1990年10月株式会社秋田妙徳にて圧力センサ(MVS-030)開発
- 1998年8月商号変更株式会社岩手妙徳を株式会社コンバムコーポレーションに商号変更
2000年代
- 2003年4月創業中国上海市に上海妙徳空覇睦貿易有限公司(2023年12月売却)を設立
- 2004年9月韓国安養市にCONVUM KOREA CO.,LTD. (現連結子会社)を設立
- 2004年10月上場株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場
- 2005年10月M&A株式会社コンバムコーポレーションを存続会社とし株式会社秋田妙徳を解散会社とする吸収合併
- 2006年4月M&A株式会社コンバムコーポレーションを消滅会社とし当社に吸収合併し、同社から継承した事業所を岩手事業所、秋田事業所として設置 タイ国バンコク市にCONVUM(THAILAND) CO.,LTD. (現連結子会社)を設立
2010年代
- 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場
- 2010年10月上場大阪証券取引所JASDAQ市場、同取引所ヘラクレス市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)(現東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に株式を上場
- 2011年1月CONVUM KOREA CO.,LTD. を韓国ソウル市に移転
- 2011年2月商号変更上海妙徳空覇睦貿易有限公司を妙徳空覇睦機械設備(上海)有限公司に商号変更
- 2011年4月妙徳空覇睦機械設備(上海)有限公司及びCONVUM KOREA CO.,LTD. で吸着パッド部品の加工及び組立を開始
- 2012年12月秋田事業所における吸着パッド製造工程を岩手事業所に移管し、同事業所を閉鎖
- 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の証券市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ市場(スタンダード)に株式を上場
- 2016年8月創業米国カリフォルニア州にCONVUM USA,INC. (2023年営業活動終了)を設立
2020年代
- 2022年1月商号変更コンバム株式会社に商号変更
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ市場からスタンダード市場へ移行
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
真空発生器・吸着パッドで業界No.1を目指す
主力製品のコンバム(真空発生器)と吸着パッドについて、長年のノウハウを活かした新製品開発と拡販により、業界トップシェアの獲得と売上拡大を図る。
- 02
顧客ニーズに真心で応える
すべてのお客様のニーズを聞き入れ、真心を込めて対応することをグループ全体方針とし、自動化・省力化機器の発展に貢献してお客様の役に立つ企業を目指す。
- 03
業界別ニーズに対応した新製品開発とシェア拡大
各業界の顧客ニーズを見極め、新製品開発を進め、顧客満足度の向上と業界シェア拡大を推進する。
- 04
生産設備・人材への投資と最適生産体制の構築
新規開発と生産効率改善のため、生産設備と人材に積極投資し、将来を見据えた最適な生産体制とコストダウンによる利益拡大を目指す。
- 05
ロボットハンド事業の拡大
労働生産人口減少に伴うロボット導入需要の高まりを受け、真空吸着技術を応用したロボットハンドの事業拡大を目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で91人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は473万円で、9期前と比べて+1.2%。平均年齢は42.5歳、平均勤続年数は12.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 117 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 130 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 142 | — |
| 2019年12月 | 468 | 39.8 | 11.6 | 136 | — |
| 2020年12月 | 462 | 41.2 | 12.7 | 122 | — |
| 2021年12月 | 451 | 41.3 | 13.6 | 117 | — |
| 2022年12月 | 458 | 37.7 | 8.8 | 102 | — |
| 2023年12月 | 436 | 42.8 | 13.2 | 86 | — |
| 2024年12月 | 457 | 42.9 | 13.7 | 88 | 341 |
| 2025年12月 | 473 | 42.5 | 12.9 | 91 | 330 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 0 / 海外 2、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。
- 海外CONVUM KOREA CO.,LTD.韓国ソウル市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外CONVUM (THAILAND) CO.,LTD.タイ国バンコク市 · 連結子会社議決権49.6%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は20億円、営業利益は3億円。前期と比べると増収増益で、売上が+5.3%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 23億円 | 20億円 |
| 営業利益 | 4億円 | 3億円 |
| 純利益 | 3億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥80 | ¥80 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は13億円、営業利益は3億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+30.0%、営業利益は+50.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 5 | 1 | 20.0 | 1 |
| 2023年2Q | 5 | 1 | 20.0 | 0 |
| 2023年3Q | 4 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2023年4Q | 5 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 4 | 1 | 25.0 | 0 |
| 2024年2Q | 5 | 1 | 20.0 | 1 |
| 2024年4Q | 10 | 1 | 10.0 | 1 |
| 2025年2Q | 10 | 2 | 20.0 | 1 |
| 2025年4Q | 10 | 1 | 10.0 | 1 |
| 2026年2Q | 13 | 3 | 23.1 | 2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年12月期からの14期で、売上は21億円から20億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は15.0%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 21 | — | 4 | — | 2 |
| 東京証券取引所と大阪証券取引所の証券市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ市場(スタンダード)に株式を上場 | |||||
| 2013年12月 | 21 | — | 4 | — | 2 |
| 2014年12月 | 24 | — | 4 | — | 2 |
| 2015年12月 | 24 | — | 4 | — | 2 |
| 米国カリフォルニア州にCONVUM USA,INC. (2023年営業活動終了)を設立 | |||||
| 2016年12月 | 23 | — | 3 | — | 2 |
| 2017年12月 | 26 | — | 5 | — | 3 |
| 2018年12月 | 28 | — | 4 | — | 3 |
| 2019年12月 | 23 | — | 2 | — | 1 |
| 2020年12月 | 22 | — | 4 | — | 2 |
| 2021年12月 | 25 | — | 6 | — | 4 |
| コンバム株式会社に商号変更 | |||||
| 2022年12月 | 24 | — | 6 | — | 5 |
| 2023年12月 | 19 | — | 4 | — | 2 |
| 2024年12月 | 19 | 3 | 3 | 15.8 | 2 |
| 2025年12月 | 20 | 3 | 3 | 15.0 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高20億円のうち、営業利益として残るのは3億円で15.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の10.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金50.0%10億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金35.0%7億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益15.0%3億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが4億円、投資CFが−7億円で、差し引きのフリーCFは−3億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は23億円で、売上の13.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 6 | −1 | −4 | 5 | 5 |
| 2013年12月 | 6 | −3 | −1 | 3 | 7 |
| 2014年12月 | 3 | −3 | −1 | 0 | 6 |
| 2015年12月 | 3 | −1 | −1 | 2 | 7 |
| 2016年12月 | 5 | −1 | −1 | 4 | 10 |
| 2017年12月 | 4 | −3 | 0 | 1 | 11 |
| 2018年12月 | 3 | −2 | 0 | 1 | 12 |
| 2019年12月 | 6 | −2 | −1 | 4 | 16 |
| 2020年12月 | 5 | −2 | 0 | 3 | 19 |
| 2021年12月 | 5 | −5 | −1 | 0 | 18 |
| 2022年12月 | 7 | −2 | −1 | 5 | 22 |
| 2023年12月 | 5 | −2 | −1 | 3 | 24 |
| 2024年12月 | 5 | −2 | −1 | 3 | 27 |
| 2025年12月 | 4 | −7 | −2 | −3 | 23 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は64億円。このうち返さなくてよい自己資本が60億円で、自己資本比率は93.6%(業種中央値65.3%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 35 | 32 | 3 | 89.3 |
| 2013年12月 | 38 | 34 | 4 | 87.7 |
| 2014年12月 | 40 | 36 | 4 | 88.3 |
| 2015年12月 | 41 | 37 | 4 | 89.8 |
| 2016年12月 | 42 | 38 | 4 | 89.6 |
| 2017年12月 | 48 | 42 | 6 | 86.4 |
| 2018年12月 | 49 | 44 | 5 | 90.9 |
| 2019年12月 | 50 | 46 | 4 | 90.4 |
| 2020年12月 | 52 | 48 | 4 | 90.5 |
| 2021年12月 | 57 | 51 | 6 | 89.7 |
| 2022年12月 | 60 | 55 | 5 | 92.1 |
| 2023年12月 | 61 | 58 | 3 | 94.1 |
| 2024年12月 | 64 | 60 | 4 | 93.2 |
| 2025年12月 | 64 | 60 | 4 | 93.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
機械 209社との比較
同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で209社中1位あたり、逆に低いのはROEで209社中162位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥3,060で、1年前と比べて+40.0%。過去52週の値幅のなかでは43%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 14.8倍 |
| PER (会社予想) | 16.5倍 |
| PBR | 0.76倍 |
| 配当利回り | 2.61% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1日で+5.26%と上昇し、3500円。1ヶ月で+6.87%と上昇基調。25日線(3280円)を約7%上回り、75日線(3275円)も上回る。52週高値4000円に近く、安値2150円からは約63%上昇。出来高は直後5200株と増加。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
PER 19.77倍は業界平均23.13倍を下回り割安。PBR 0.81倍は業界平均1.51倍を大きく下回り、株価は純資産価値より低い。ROE 4.2%と低めだが、配当利回り1.56%は業界平均2.78%を下回る。割安だが収益性と配当利回りは平凡であり、バリュエーションの割安感がやや割り引かれる。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 14.8倍 | 22.7倍 |
| PER (予想) | 16.5倍 | — |
| PBR | 0.76倍 | 1.50倍 |
| ROE | 4.2% | 7.0% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績が安定しており、高い営業利益率が持続可能かどうかが焦点。強気派はバリュエーションの割安感(PBR0.81倍)や安定配当を評価するが、弱気派は業種特性から成長性の乏しさや情報開示の少なさを懸念。過去2期の減収傾向も気がかり。
- 高収益体質の持続
営業利益率15%超と安定して高い利益率。
- 割安なバリュエーション
PBR0.81倍と純資産を下回る水準。
- 安定配当
配当利回り1.56%で安定的な株主還元。
- 省力化投資需要の取り込み2026年〜2027年影響中
コンベヤ・搬送装置需要増で売上高20億円超、営業利益3億円維持
- PBR0.8倍の割安修正継続影響弱
PBR0.81倍は解散価値以下、株主還元強化で改善余地
- 増配の可能性次回決算影響弱
配当性向50%超、増益時には増配期待
- M&Aによる事業拡大不定影響中
自己資本比率高く、周辺分野買収で成長加速
- 成長性の欠如
売上高が横ばいから減少傾向にある。
- 事業内容の不透明さ
開示情報が少なく将来予測が困難。
- 市場規模の小ささ
時価総額53億円と流動性リスク。
- 主要顧客の設備投資抑制2026年上期影響中
製造業投資慎重で受注停滞、売上高横ばいリスク
- 原材料価格上昇通年影響中
鉄鋼など原材料高で利益率低下、営業利益率15%割れ
- 人材不足による生産遅延継続影響弱
小規模企業で人手不足が受注制約に
- 株主還元期待外れ決算発表後影響弱
安定配当だが増配なければ失望売り
- 売上高成長率
- 減収傾向が続くかどうかが重要。
- 営業利益率
- 高水準が維持できるか確認。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり80円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは2.61%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 40 | — | 27.2 |
| 2017年12月 | 50 | 25.0 | 27.4 |
| 2018年12月 | 35 | −30.0 | 33.1 |
| 2019年12月 | 40 | 14.3 | 37.1 |
| 2020年12月 | 40 | 0.0 | 24.0 |
| 2021年12月 | 50 | 25.0 | 20.4 |
| 2022年12月 | 60 | 20.0 | 22.0 |
| 2023年12月 | 50 | −16.7 | 28.1 |
| 2024年12月 | 50 | 0.0 | 31.4 |
| 2025年12月 | 50 | 0.0 | 32.2 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥80
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ887人。区分でいちばん多いのは個人・その他で67.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が24.9%を占め、残る75.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 64.0 | 60.0 | 60.7 | 61.3 | 58.8 | 67.6 |
| 事業法人 | 29.0 | 28.9 | 28.9 | 29.5 | 33.0 | 24.9 |
| 自己株式 | 6.1 | 6.1 | 6.1 | 6.1 | 6.1 | 8.2 |
| 外国法人 | 4.0 | 5.1 | 5.1 | 4.7 | 4.5 | 4.3 |
| 証券会社 | 2.9 | 3.6 | 4.2 | 3.3 | 3.5 | 3.1 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
| 金融機関 | 0.1 | 2.3 | 1.1 | 1.1 | 0.3 | — |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 伊勢興産株式会社 | 14.85 |
| 02 | 伊勢すが子 | 7.60 |
| 03 | 光通信KK投資事業有限責任組合 | 6.16 |
| 04 | 伊勢千雪 | 4.95 |
| 05 | いずも産業株式会社 | 3.20 |
| 06 | 新海秀治 | 2.96 |
| 07 | MTAsia株式会社 | 2.17 |
| 08 | 神谷信一 | 2.11 |
| 09 | 中西京子 | 1.87 |
| 10 | 株式会社日伝 | 1.69 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+583%、1株純資産は14期で+859%。直近期のROEは4.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 24 | 411 | 5.9 | 8.2 | 41.9 |
| 2013年12月 | 30 | 449 | 6.9 | 8.7 | 32.0 |
| 2014年12月 | 32 | 478 | 6.8 | 9.4 | 34.6 |
| 2015年12月 | 33 | 507 | 6.7 | 9.3 | 33.7 |
| 2016年12月 | 26 | 520 | 5.0 | 10.1 | 27.2 |
| 2017年12月 | 207 | 2,831 | 7.6 | 13.5 | 27.4 |
| 2018年12月 | 205 | 2,886 | 7.2 | 9.5 | 33.1 |
| 2019年12月 | 96 | 2,950 | 3.3 | 21.2 | 37.1 |
| 2020年12月 | 157 | 3,049 | 5.3 | 10.9 | 24.0 |
| 2021年12月 | 259 | 3,282 | 8.2 | 8.7 | 20.4 |
| 2022年12月 | 295 | 3,525 | 8.7 | 6.8 | 22.0 |
| 2023年12月 | 153 | 3,688 | 4.2 | 12.0 | 28.1 |
| 2024年12月 | 159 | 3,808 | 4.3 | 12.8 | 31.4 |
| 2025年12月 | 162 | 3,944 | 4.2 | 14.6 | 32.2 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
6名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は6名。2025/12期の役員報酬は総額57百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 佐藤穣 | 代表取締役社長(経営管理室兼開発担当) | 61 | 16,000 |
| 國松孝行 | 専務取締役(営業担当) | 52 | 6,000 |
| 杉山達郎 | 取締役 | 66 | — |
| 佐藤伸一 | 監査役(常勤) | 60 | 3,000 |
| 友田勉 | 監査役 | 70 | — |
| 牧村博一 | 監査役 | 73 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 37 | 6 | 43 | 22 |
| 監査役 | 1 | 10 | — | 10 | 10 |
| 社外取締役 | 3 | 4 | — | 4 | 1 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容748字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,129字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,162字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,571字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第76期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第75期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-27
- 半期報告書半期報告書-第75期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第74期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-21
- 半期報告書半期報告書-第74期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第74期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第73期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-22
- 四半期報告書四半期報告書-第73期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第73期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第73期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第72期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-24
- 四半期報告書四半期報告書-第72期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
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