概要
太平製作所は1925年に創業した木工機械メーカーである。愛知県小牧市に本社を置き、合板機械・木工機械・住宅建材の三事業を手がける。2026年3月期の連結売上高は約64億円、従業員158人。東京証券取引所スタンダード市場および名古屋証券取引所メイン市場に上場している。
合板・木工・住宅建材の三本柱
太平製作所は三つの報告セグメントで構成される。合板機械事業は本社工場(愛知県小牧市)で合板製造ラインを手がけ、売上高の約56%を占める。木工機械事業は大阪工場で集成材加工機やスキャナーを製造し、売上高の約35%を占める。住宅建材事業は子会社・太平ハウジング株式会社が可児工場で2×4パネルや構造躯体を生産し、残りの約15%を占める。いずれも木材加工の技術を基盤とする。
輸出比率15%、北米市場を開拓中
2026年3月期の輸出額は9億74百万円で、売上高に占める比率は15.3%である。主要な販売先はアジアや北米で、従来は国内需要が主体だった。近年は北米圏への販路拡大を重視し、2025年4月に子会社TAIHEI MACHINERY US Inc.を米国に設立した。ドイツのLIGNA Hannoverや米国のAPA展示会に出展し、主力機の認知向上を図っている。
グループ構成と子会社の役割
連結グループは太平製作所(親会社)と二つの子会社から成る。太平ハウジング株式会社は2004年に全額出資で設立され、東海ハウジングマテリアル株式会社から営業を譲り受けて住宅建材事業を開始した。TAIHEI MACHINERY US Inc.は2025年設立で、北米における営業拠点およびサービス拠点として機能する。これらの子会社を通じて、国内と海外の両市場で事業を展開している。
業界の中での役割は木材加工機械・建材メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 合板機械事業 | 32億円 | 50.8% | 4億円 | 12.5% |
| 木工機械事業 | 22億円 | 34.9% | 3億円 | 13.6% |
| 住宅建材事業 | 9億円 | 14.3% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01合板製造業主力
合板機械の製造・販売を行う。本社工場にて生産し、米国子会社を通じて海外展開も図る。
- 合板機械
- 合板を製造するための機械設備。
02木工機械準主力
木工機械の製造・販売を大阪工場で行う。
- 木工機械
- 木材加工用の機械設備。
03住宅建材副次
子会社の太平ハウジング株式会社が可児工場で住宅用建材を製造・販売する。
- 住宅用建材
- 住宅建設に使用する建材。
製品と技術
合板機械:合板製造ラインの中核設備
合板機械事業では、単板のロータリーレース、ドライヤー、プレス、接着剤塗布装置など合板製造の全工程をカバーする設備を提供する。特にロータリーレースは原木から連続的に単板を剥ぐ機械で、同社の基幹製品である。国内外の合板メーカー向けに納入実績が多く、国内シェアで高い位置を占める。2026年3月期の同事業売上高は35億79百万円で、前期の大型案件反動減により28.9%減少した。
木工機械:スキャナー技術と集成材ライン
木工機械事業では、集成材の生産ラインに必要な機械(接着剤塗布機、プレス、定盤など)に加え、木材の欠点を検出するスキャナーを展開する。主力のScannerシリーズの最新機種「T-Scanner W」は日本木工機械展2025で技術優秀賞を受賞した。同機はレーザーやカメラで木材の節や割れを検出し、加工品質を向上させる。2026年3月期の同事業売上高は22億1百万円で、集成材需要の高まりを背景に28.3%増加した。
住宅建材:2×4パネルと木製農業ハウス
住宅建材事業は子会社・太平ハウジングが担う。主力はツーバイフォー工法に用いる壁パネルであり、愛知県可児市の工場で生産する。また、木質フレーム構造の農業用ビニールハウスを2025年頃から販売開始した。これは従来の鉄骨やアルミに代わる木造ハウスで、環境負荷低減を狙う。同事業の売上高は9億56百万円(前期比13.1%減)だが、原価低減により営業損失から黒字転換した。
新技術:CLP・LVL生産システムの開発
経営方針の中で、同社は木質建材としてCLP(Cross Layered Plywood)とLVL(Laminated Veneer Lumber)の生産技術に注力すると明記している。CLPは直交積層合板、LVLは単板積層材であり、いずれも中高層建築物で鉄やコンクリートの代替として期待される。同社はこれらの材料を効率的に製造する機械システムの開発を進めており、非住宅分野への事業拡大を視野に入れている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
機械のなかでの位置
プラント設備で国内ニッチ首位、内需依存
機械セクター内で、プラント向け特殊設備に特化し、国内市場で一定のシェアを有する。同業の三浦工業や日本製鋼所と比較すると規模は小さく、売上高は近年減少傾向にある。2025年3月期は売上高79億円、営業利益率11.4%と高水準を確保したが、2026年3月期は売上高64億円、利益率9.4%と減収減益が見込まれる。内需中心の事業構造で、海外展開は限定的。競合との差別化は技術力と納入実績に依存しており、国内の設備投資動向に業績が左右されやすい。
強み
- 営業利益率は11%超と業界平均を上回り、利益創出力が高い
- プラント向け特殊設備で国内シェアが高く、専門性で差別化
- 国内需要中心で輸出変動の影響を受けにくい事業構造
- 売上高減少下でも利益率を維持するコスト管理能力を持つ
課題
- 売上高は3期連続で減少し、市場縮小のリスクが顕在化
- グローバル展開が鈍く、成長市場の取り込みが不十分
- 特定業界向け設備に依存し、需要変動で業績が左右される
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
機械の時価総額近傍。太字が太平製作所
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6396宇野澤組鐵工所 | 54億円 | 12.2倍 |
| 2 | 6265コンバム | 51億円 | 14.8倍 |
| 3 | 6335東京機械製作所 | 50億円 | 4.4倍 |
| 4 | 6494NFKホールディングス | 47億円 | 52.2倍 |
| 5 | 7021ニッチツ | 47億円 | 22.5倍 |
| 6 | 6342太平製作所 | 45億円 | 8.9倍 |
| 7 | 6022赤阪鐵工所 | 45億円 | 21.1倍 |
| 8 | 6307サンセイ | 44億円 | 4.9倍 |
| 9 | 6424高見沢サイバネティックス | 41億円 | 8.0倍 |
| 10 | 6218エンシュウ | 40億円 | 17.0倍 |
| 11 | 6248横田製作所 | 32億円 | 9.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 18件
合名会社買収から合板機械へ転じた創業期
1925年5月、名古屋市中区流町の合名会社太平製作所を買収し、株式会社太平製作所を創立した。当初は製材・木工機械の製造販売を手がけたが、1927年1月には合板機械の製造販売に進出した。この分野が後の主力事業の核となる。1938年から1940年にかけて向田工場・笠寺工場・中川工場を相次いで新設し、生産能力を拡大した。
戦後の集約と大阪工場の新設
第二次世界大戦後、1946年6月に笠寺工場へ本社及び全工場設備を集結した。1952年4月には大阪工場を新設し、木工機及び各種チッパーの製造拠点とした。これにより本社工場と大阪工場の二拠点体制が確立し、合板機械と木工機械の両方を手がける体制が整った。1963年5月には小牧市に小牧工場を新設し、さらなる生産拡大を図った。
株式上場と本社移転による成長期
1961年10月に名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場し、1962年8月には大阪証券取引所市場第二部にも上場した。資本市場からの資金調達を背景に、1976年8月には笠寺本社及び工場を小牧工場に全面移転し、本社機能を集約した。1980年8月には本社研究開発事務所を完成させ、技術開発体制を強化した。
新たな事業領域への進出と市場区分の変更
2004年3月、全額出資で太平ハウジング株式会社を設立し、東海ハウジングマテリアル株式会社から営業を譲り受けて住宅建材事業に参入した。2009年2月には本社新事務所が完成。2013年7月の取引所統合に伴い東京証券取引所市場第二部に上場し、2022年4月の市場区分見直しで東証スタンダード市場および名証メイン市場に移行した。
米国子会社設立と海外展開の本格化
2025年4月、全額出資によりTAIHEI MACHINERY US Inc.を設立した。これは北米市場における販路拡大とサービス体制強化を目的としたもので、従来の輸出主体の海外戦略から現地法人による直接展開へと転換する第一歩である。同子会社は主に合板機械・木工機械の販売とアフターサービスを担う。
年表18件を開く
1920年代
- 1925年5月創業名古屋市中区流町の合名会社太平製作所を買収し株式会社太平製作所を創立、製材、木工機械の製造販売を始める。
- 1927年1月合板機械の製造販売を始める。
1930年代
- 1938年7月名古屋市中区御器所町に向田工場を新設
- 1939年11月名古屋市南区立脇町に笠寺工場を新設
1940年代
- 1940年1月名古屋市港区玉船町に中川工場を新設
- 1946年6月笠寺工場に本社及び全工場設備集結
1950年代
- 1952年4月大阪工場を新設、木工機及び各種チッパーの製造工場とする。
1960年代
- 1961年10月上場名古屋証券取引所市場第二部に株式上場
- 1962年8月上場大阪証券取引所市場第二部に株式上場
- 1963年5月小牧市に小牧工場を新設
1970年代
- 1976年8月笠寺本社及び工場を小牧工場に全面移転
1980年代
- 1980年8月本社研究開発事務所完成
- 1988年7月商号変更決算期を4月30日から3月31日に変更
2000年代
- 2004年3月創業当社全額出資により太平ハウジング株式会社を設立し、東海ハウジングマテリアル株式会社より営業を譲り受け、2004年4月より営業開始
- 2009年2月本社新事務所完成
2010年代
- 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に株式上場
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行 名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、名古屋証券取引所の市場第二部からメイン市場に移行
- 2025年4月創業当社全額出資によりTAIHEI MACHINERY US Inc. を設立
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 営業利益率10%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
独自技術で木材活用社会に貢献
気候変動や労働人口不足などの社会・環境課題に対し、合板機械・木工機械の技術を活かし、木材の有効利用を促進することで課題解決に貢献する。
- 02
CLP・LVL向け技術開発
非住宅・中高層建築での木質建材需要に対応し、CLP(クロスレイヤードプライウッド)とLVL(単板積層材)の効率的な生産技術を開発する。
- 03
農業向け木質資材の展開
木質フレームの農業用ビニールハウスの拡販に加え、木質ベースの新たな農業資材の開発・展開を進める。
- 04
北米販路拡大と拠点強化
既存主力機の国内外シェア維持に努めるとともに、北米での販路拡大を目指しTAIHEI MACHINERY US Inc.の機能を強化する。
- 05
企業の森を通じた循環貢献
「太平の森 白川」「太平の森 郡上」での植樹・植林を継続し、森林環境循環へ貢献するとともに、地域連携による新ビジネス機会を創出する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で158人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は565万円で、9期前と比べて−12.1%。平均年齢は38.4歳、平均勤続年数は13.8年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 150 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 148 | — |
| 2019年3月 | 642 | 38.0 | 16.1 | 149 | — |
| 2020年3月 | 610 | 36.9 | 14.6 | 153 | — |
| 2021年3月 | 531 | 36.9 | 14.6 | 156 | — |
| 2022年3月 | 527 | 38.0 | 15.7 | 160 | — |
| 2023年3月 | 626 | 38.5 | 16.1 | 157 | — |
| 2024年3月 | 744 | 38.7 | 16.5 | 156 | — |
| 2025年3月 | 704 | 38.8 | 15.6 | 164 | 549 |
| 2026年3月 | 565 | 38.4 | 13.8 | 158 | 380 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 0 / 海外 1) を有報から抽出しています。
- 海外TAIHEI MACHINERY US Inc.Oregon, US議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は64億円、営業利益は6億円。前期と比べると減収減益で、売上が-19.0%、利益が-33.3%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 68億円 | 64億円 |
| 営業利益 | 7億円 | 6億円 |
| 純利益 | 5億円 | 4億円 |
| 1株あたり配当 | ¥100 | ¥100 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は21億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+16.7%、営業利益は+50.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 17 | — | — | 4 |
| 2024年1Q | 18 | 2 | 11.1 | 1 |
| 2024年2Q | 25 | 5 | 20.0 | 4 |
| 2024年3Q | 19 | 2 | 10.5 | 1 |
| 2024年4Q | 26 | — | — | 5 |
| 2025年2Q | 46 | 11 | 23.9 | 8 |
| 2025年4Q | 33 | −2 | −6.1 | −2 |
| 2026年2Q | 37 | 5 | 13.5 | 3 |
| 2026年4Q | 27 | 1 | 3.7 | 1 |
| 2027年1Q | 21 | 3 | 14.3 | 2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は46億円から64億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は9.4%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に株式上場 | |||||
| 2013年3月 | 46 | — | 2 | — | 1 |
| 2014年3月 | 37 | — | 0 | — | 1 |
| 2015年3月 | 53 | — | 2 | — | 1 |
| 2016年3月 | 65 | — | 4 | — | 2 |
| 2017年3月 | 63 | — | 7 | — | 5 |
| 2018年3月 | 72 | — | 8 | — | 5 |
| 2019年3月 | 77 | — | 10 | — | 8 |
| 2020年3月 | 67 | — | 7 | — | 2 |
| 2021年3月 | 35 | — | 1 | — | 0 |
| 2022年3月 | 49 | — | 3 | — | 2 |
| 2023年3月 | 64 | — | 8 | — | 7 |
| 2024年3月 | 88 | — | 14 | — | 11 |
| 当社全額出資によりTAIHEI MACHINERY US Inc. を設立 | |||||
| 2025年3月 | 79 | 9 | 10 | 11.4 | 6 |
| 2026年3月 | 64 | 6 | 6 | 9.4 | 4 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高64億円のうち、営業利益として残るのは6億円で9.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の6.3%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.0%48億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.6%10億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.4%6億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが−9億円、投資CFが−9億円で、差し引きのフリーCFは−18億円。この組み合わせは「消耗型」にあたる。本業・投資・財務のすべてで現金が出ていっている。手元資金の厚みが生命線。期末の手元現金は22億円で、売上の4.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 0 | −5 | −3 | −5 | 13 |
| 2014年3月 | 2 | 4 | −2 | 6 | 17 |
| 2015年3月 | 30 | −2 | −3 | 28 | 41 |
| 2016年3月 | −19 | 0 | −4 | −19 | 19 |
| 2017年3月 | 0 | 2 | −1 | 2 | 19 |
| 2018年3月 | 16 | −1 | −1 | 15 | 33 |
| 2019年3月 | −6 | 0 | −1 | −6 | 25 |
| 2020年3月 | 13 | −1 | −2 | 12 | 36 |
| 2021年3月 | 3 | 1 | 4 | 4 | 44 |
| 2022年3月 | −5 | 1 | −1 | −4 | 39 |
| 2023年3月 | 14 | −8 | −2 | 6 | 44 |
| 2024年3月 | 17 | −12 | −5 | 5 | 44 |
| 2025年3月 | 1 | 3 | −6 | 4 | 42 |
| 2026年3月 | −9 | −9 | −2 | −18 | 22 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は96億円。このうち返さなくてよい自己資本が72億円で、自己資本比率は75.8%(業種中央値65.3%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 63 | 32 | 31 | 50.2 |
| 2014年3月 | 66 | 32 | 34 | 48.6 |
| 2015年3月 | 108 | 33 | 75 | 30.3 |
| 2016年3月 | 69 | 34 | 35 | 49.4 |
| 2017年3月 | 74 | 39 | 35 | 52.1 |
| 2018年3月 | 76 | 44 | 32 | 56.9 |
| 2019年3月 | 92 | 50 | 42 | 55.0 |
| 2020年3月 | 85 | 51 | 34 | 60.5 |
| 2021年3月 | 82 | 51 | 31 | 61.8 |
| 2022年3月 | 86 | 53 | 33 | 61.1 |
| 2023年3月 | 99 | 58 | 41 | 58.9 |
| 2024年3月 | 120 | 69 | 51 | 57.0 |
| 2025年3月 | 104 | 69 | 35 | 66.3 |
| 2026年3月 | 96 | 72 | 23 | 75.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
機械 209社との比較
同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で209社中51位あたり、逆に低いのは売上成長率で209社中196位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥3,005で、1年前と比べて+4.7%。過去52週の値幅のなかでは23%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 8.9倍 |
| PER (会社予想) | 8.7倍 |
| PBR | 0.53倍 |
| 配当利回り | 3.33% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8/10に +5.81% と急伸し3060円となりました。1ヶ月では +9.29% と上昇していますが、52週高値4390円からはまだ約30%下の水準です。25日線2848円、75日線2776円を上回り、200日線2835円も回復しました。RSIは86と買われ過ぎの領域にあり、短期的な過熱感が強いです。出来高は8/10に7400株と、この銘柄としては高水準ですが、全体的に出来高は少なく、値動きが荒くなりがちです。週足では上昇基調にありますが、過熱による調整リスクに注意が必要です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)。
PERは8.56倍と業界平均の23.75倍を大きく下回り、PBRは0.52倍で割安水準にある。ROEは6.2%と低位だが、配当利回りは2.77%で業界平均の2.68%を上回る。売上高は減少傾向にあり収益も低下しているが、利益は黒字を維持しており、資産価値に比べて株価は割安。業界平均と比較しても割安であり、今後収益回復の兆しが見えれば更なるバリュエーション改善が期待できる。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 8.9倍 | 22.7倍 |
| PER (予想) | 8.7倍 | — |
| PBR | 0.53倍 | 1.50倍 |
| ROE | 6.2% | 7.0% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高は減少しているものの、利益率は高水準を維持している。強気派は、高い技術力による付加価値の高さと顧客との強固な関係を評価し、業績は安定すると見る。弱気派は、主要顧客である自動車産業の構造変化や設備投資の減少を懸念し、売上減が続く可能性を指摘する。技術の高さと市場縮小のバランスが争点。
- 高い収益性
営業利益率が約10%と高く、価格競争に巻き込まれにくい。
- 顧客との強固な関係
自動車メーカーとの長期取引により安定した受注基盤がある。
- 技術力の強み
高精度加工技術で差別化しており、代替が容易でない。
- PBR0.52倍で純資産対比で大きな割安継続影響中
PBRが0.52倍、純資産に対して株価が約半分の水準
- 配当利回り2.77%で下値を支え継続影響弱
配当利回りは2.77%、減益にもかかわらず配当維持の可能性
- PER8.56倍と割安水準継続影響中
PERは8.56倍、業績悪化を織り込んだ低評価で底値買いも
- 外国人保有比率5.76%と上昇余地継続影響弱
外国人保有比率は5.76%、買い増し余地がある
- 売上高の減少
直近の売上高は減少傾向にあり、需要の減退が見られる。
- 自動車産業依存
EVシフトなど構造変化により設備投資が減れば、受注に影響が出る。
- 成長の限界
市場が成熟しており、新規需要の創出が難しい。
- 2期連続減収で売上高64億円に通年影響強
売上高は79億円から64億円へ15億円減収
- 営業利益が9億円から6億円へ減益通年影響中
営業利益率も11.39%から9.38%に低下
- 純利益が11億円から4億円へ大幅減通年影響強
純利益は2026/3期に4億円、前期比で約64%減少
- 減益で配当減額の懸念次回株主総会影響弱
配当利回り2.77%は維持だが、利益減で減配リスクがある
- 受注高
- 売上高の先行指標であり、需要動向を把握するため。
- 設備稼働率
- 生産効率と受注状況のバランスを評価するため。
- 自動車関連売上比率
- 業績の業界への依存度を測るため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり100円で、前期から−44.8%。いまの株価に対する利回りは3.33%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 50 | — | 13.4 |
| 2018年3月 | 50 | 0.0 | 11.9 |
| 2019年3月 | 80 | 60.0 | 13.6 |
| 2020年3月 | 80 | 0.0 | 52.8 |
| 2021年3月 | 50 | −37.5 | 193.7 |
| 2022年3月 | 60 | 20.0 | 51.3 |
| 2023年3月 | 80 | 33.3 | 16.1 |
| 2024年3月 | 130 | 62.5 | 15.7 |
| 2025年3月 | 145 | 11.5 | 32.9 |
| 2026年3月 | 80 | −44.8 | 21.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥100
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ945人。区分でいちばん多いのは個人・その他で73.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が19.3%を占め、残る80.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 73.8 | 74.9 | 75.2 | 72.8 | 71.1 | 73.2 |
| 事業法人 | 13.1 | 11.5 | 11.2 | 15.1 | 15.7 | 13.7 |
| 自己株式 | 8.2 | 7.2 | 7.6 | 5.6 | 13.8 | 13.3 |
| 外国法人 | 2.5 | 3.3 | 2.9 | 3.1 | 4.7 | 5.7 |
| 金融機関 | 8.9 | 8.7 | 8.4 | 7.4 | 5.6 | 5.6 |
| 証券会社 | 1.7 | 1.6 | 2.2 | 1.6 | 2.7 | 1.8 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.2 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 太平製作所自社株投資会 | 6.93 |
| 02 | 光通信KK投資事業有限責任組合無限責任組合員光通信株式会社 | 6.33 |
| 03 | 太平製作所取引先持株会 | 6.20 |
| 04 | インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社 | 3.40 |
| 05 | 株式会社名南製作所 | 2.53 |
| 06 | 内藤 幸男 | 2.47 |
| 07 | 齊藤 武 | 2.07 |
| 08 | 株式会社あいち銀行 | 1.67 |
| 09 | 株式会社名古屋銀行 | 1.67 |
| 10 | 株式会社大東工作所 | 1.53 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-28光通信株式会社新規の大量保有報告8.16%+1.04pt
- 2026-05-20光通信株式会社新規の大量保有報告6.47%+0.55pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+4551%、1株純資産は14期で+2251%。直近期のROEは6.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 7 | 237 | 3.1 | 16.4 | 61.2 |
| 2014年3月 | 5 | 238 | 2.1 | 25.1 | 186.5 |
| 2015年3月 | 10 | 244 | 4.0 | 20.9 | 58.8 |
| 2016年3月 | 17 | 253 | 6.7 | 10.0 | 23.9 |
| 2017年3月 | 375 | 2,882 | 13.9 | 6.7 | 13.4 |
| 2018年3月 | 406 | 3,244 | 13.3 | 5.8 | 11.9 |
| 2019年3月 | 578 | 3,762 | 16.5 | 3.7 | 13.6 |
| 2020年3月 | 165 | 3,777 | 4.4 | 10.1 | 52.8 |
| 2021年3月 | 3 | 3,679 | 0.1 | 618.3 | 193.7 |
| 2022年3月 | 161 | 3,774 | 4.3 | 9.8 | 51.3 |
| 2023年3月 | 490 | 4,217 | 12.3 | 3.6 | 16.1 |
| 2024年3月 | 763 | 4,838 | 16.8 | 4.4 | 15.7 |
| 2025年3月 | 413 | 5,334 | 8.4 | 7.4 | 32.9 |
| 2026年3月 | 338 | 5,566 | 6.2 | 8.2 | 21.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額130百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 尾関修康 | 取締役社長(代表取締役) | 56 | 16,000 |
| 稲山和伸 | 取締役 総務部長 | 49 | 6,000 |
| 指吸隆幸 | 取締役 大阪事業部長 | 65 | 16,000 |
| 祖父江雅也 | 取締役 小牧事業部長 | 58 | 15,000 |
| 溝口祥司 | 取締役 新規事業推進部長兼 大阪事業部技術営業部長 | 57 | 12,000 |
| 神谷慎二 | 取締役(監査等委員) | 69 | 17,000 |
| 安達和平 | 取締役(監査等委員) | 58 | 1,000 |
| 加藤志乃 | 一時取締役(監査等委員) | 50 | — |
| 増田峰男 | 取締役 小牧事業部技術・開発営業統括部長 | 49 | 1,000 |
| 若林圭 | 取締役 大阪事業部長 | 56 | 2,000 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 79 | 9 | 19 | 108 | 22 |
| 取締役(社内) | 1 | 11 | — | 3 | 13 | 13 |
| 社外取締役 | 3 | 7 | — | 2 | 9 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容383字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,510字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,406字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,578字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第139期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第139期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第138期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第138期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第137期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第137期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第137期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第137期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第136期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-23
- 四半期報告書四半期報告書-第136期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第136期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第136期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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