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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

牧野フライス製作所

Makino Milling Machine Co.,Ltd.6135 · Prime · 機械

工作機械で世界有数。マシニングセンタや放電加工機など最先端の金属加工機をグローバルに供給。

概要

株式会社牧野フライス製作所は、1937年に創業した工作機械の専業メーカーである。マシニングセンタ、放電加工機、レーザ加工機、フライス盤を主力とし、金型加工や航空機部品向けの高精度・高能率な加工を提供する。本社は東京都目黒区に置き、連結従業員数は4,777名。2026年3月期の連結売上高は2,612億円で、アジア・米州・欧州に生産・販売拠点を持つ。

4つの報告セグメントで構成するグローバル販売体制

牧野フライス製作所のグループは、2026年3月期の連結財務報告において4つのセグメントに分かれる。セグメントⅠは牧野フライス製作所と国内連結子会社(マキノジェイ、マキノ電装、牧野技術サービスなど)をまとめ、売上高466億円を計上した。セグメントⅡはアジアを担当するMAKINO ASIA PTE LTDで、シンガポールを拠点に中国・インド・アセアン地域をカバーし、売上高1,214億円とグループ最大の売上を誇る。セグメントⅢは北米のMAKINO INC.(旧レブロンド・マキノ)で売上高751億円、セグメントⅣは欧州のMAKINO Europe GmbHで売上高179億円である。このように地域別に販売会社を置き、現地の需要に即した営業・サービス体制を構築している。

連結子会社40社が支える生産・販売・サービス

グループ全体は当社、連結子会社40社、非連結子会社5社、関連会社2社で構成される。国内ではマキノジェイがフレキシブル生産システム機器の製造販売とエンジニアリング、マキノ電装が制御装置の設計製造、牧野技術サービスが据付・アフターサービス、関東物産が工作機械の販売を担う。海外ではシンガポールのMAKINO ASIA PTE LTDが製造と販売、米国のMAKINO INC.とドイツのMAKINO Europe GmbHが販売・修理を行う。また、MAKINO RESOURCE DEVELOPMENT PTE LTDは原材料・部品の調達を専門とする。これら子会社が有機的に連携し、工作機械の開発から製造、販売、アフターサービスまでを一貫して提供する。

収益は顧客の設備投資に連動、過去最高を更新

工作機械産業は自動車、IT、航空宇宙など幅広い製造業の設備投資動向に業績が左右される。2026年3月期の連結受注高は2,699億円、売上高は2,612億円で、いずれも過去最高を記録した。地域別ではアジア(特に中国の新エネルギー車関連や電気電子部品向け金型)が堅調で、米国では航空宇宙向けが高水準、欧州でも航空機関連が底堅く推移した。営業利益は250億円、純利益は209億円と大幅増益。一方、国内セグメントⅠは売上高が前年比8.7%減の466億円と低迷し、国内市場の厳しさを示した。有利子負債は477億円で、自己資本比率は61.7%と財務体質は安定している。

厚木工場から富士勝山工場、世界へ広がる生産拠点

牧野フライス製作所の生産拠点は、1967年に操業を開始した神奈川県の厚木工場に始まる。1987年には山梨県に富士勝山工場を建設し、国内の生産能力を拡大した。海外では1975年に米国にMAKINO U.S.A. INC.を設立、1981年には米国レブロンド社を買収して現地生産体制を確立。1978年には西独のハイデンライヒアンドハーベック社に資本参加し、欧州での生産を開始した。2002年には中国に牧野机床(中国)有限公司を設立し、アジア市場向けの製造拠点とした。現在、グループの生産体制は日本、米国、ドイツ、シンガポール、中国などに広がり、需要の変化に柔軟に対応できる効率的な生産を目指している。

業界の中での役割は工作機械メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,612億円
営業利益
250億円
営業利益率
9.6%
純利益
210億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
1,214億円46.5%87億円7.2%
751億円28.8%33億円4.4%
467億円17.9%121億円25.9%
180億円6.9%1億円0.6%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01工作機械(一般産業・自動車・航空宇宙等)主力

マシニングセンタ、放電加工機、レーザ加工機、フライス盤などの工作機械を製造販売。自動車部品、金型、航空機部品、精密機械など幅広い産業の金属加工工程に供給。グループ会社が製造・販売・サービス・周辺機器・制御装置等を担い、グローバルに展開。

主な製品・サービス4
マシニングセンタ
切削工具を自動交換しながら多工程の加工を1台で行うNC工作機械。
放電加工機
放電現象を利用して金属を加工する工作機械。金型加工などに使用。
レーザ加工機
レーザ光で切断・溶接・穴あけなどを行う工作機械。
フライス盤
回転するフライス工具で工作物を切削加工する工作機械。

製品と技術

マシニングセンタ:切削工具を自動交換し多工程を1台で加工

マシニングセンタは牧野フライス製作所の主力製品であり、国産第一号機を1966年に開発して以来、立形・横形・5軸など多様な機種を展開する。横形マシニングセンタA55(1989年)、J55(1994年)、a51(2001年)は高い剛性と高速性で知られ、自動車部品や金型の量産加工に広く使われる。立形マシニングセンタV33(1999年)は金型の仕上げ加工に適した高速機である。5軸マシニングセンタMAGシリーズ(2000年)は航空機の構造部品や大型金型を一度の段取りで加工でき、リードタイムを短縮する。これらの機種は「クオリティ・ファースト」の理念のもと、高精度・高能率な加工を実現する。

放電加工機:金型加工に欠かせないワイヤと形彫りの2方式

牧野フライス製作所は1975年に放電加工機の開発・生産を開始し、1979年にNCワイヤ放電加工機EC3025、1980年にNC形彫放電加工機EDNC22を相次いで製品化した。ワイヤ放電加工機は細い電極線で金属を切断し、精密な金型部品を加工する。形彫放電加工機は電極を工具として金型のキャビティを彫り込む。同社は放電加工機のNC化を1980年に完了し、その後も加工速度と表面品位の向上を追求している。金型自動加工システムDMS(1982年)は放電加工機とマシニングセンタを組み合わせた一貫加工ラインであり、金型工場の自動化を先導した。

レーザ加工機とフライス盤:切断・溶接から伝統の切削まで

レーザ加工機は、レーザ光の熱エネルギーで金属の切断、溶接、穴あけを行う工作機械である。同社はマシニングセンタや放電加工機に加えてレーザ加工機も製品ラインに持ち、素材から仕上げまでの多様な加工ニーズに応える。一方、フライス盤は創業時からの基盤技術であり、1958年のユニットシステム採用によるタレット形立フライス盤「Kシリーズ」や、数値制御立フライス盤の開発でNC化の先駆けとなった。現在もベッド形NC立フライス盤FNCシリーズ(1976年)などが生産され、フライス盤の高精度・高剛性の技術はマシニングセンタにも受け継がれている。

GI制御とiGRINDER:加工精度と研削技術を極める

1991年に開発されたGI制御(およびスーパーGI制御)は、マシニングセンタの送り速度を加工負荷に応じて最適化し、工具摩耗やびびりを抑えながら高能率加工を実現する技術である。これにより金型加工のリードタイム短縮と精度向上に貢献した。また、2006年に開発されたiGRINDER G5は、CNC工具研削盤であり、超硬工具や焼入れ材の高精度研削を自動で行う。同社は切削加工だけでなく、研削加工の分野にも進出し、工作機械のトータルソリューションを提供する。これらの制御技術と研削技術は、航空機部品や金型の高品位加工を支えるコア技術である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

工作機械で高精度、グローバルに強み

牧野フライス製作所は工作機械、特にマシニングセンタで世界市場に展開する。同業の日本製鋼所や三浦工業などと比べ、当社は高精度・高付加価値製品に特化し、自動車・航空宇宙分野で需要を獲得している。米中摩擦や景気変動の影響を受けつつも、アジア市場の成長を取り込む。売上高は2024年度2254億円から2026年度2612億円と拡大し、営業利益率も改善しており、収益性向上と製品開発力が競争力の源泉である。

強み

  • 工作機械で世界的に評価され、特にマシニングセンタで高い精度を実現
  • 営業利益率は2025年度7.9%から2026年度9.57%へと向上し、収益性が高い
  • アジアや欧米市場で販売網を構築し、グローバルに事業を拡大
  • 最新技術への投資で製品競争力を維持し、高付加価値市場に強み

課題

  • 設備投資需要は景気に左右されやすく、世界経済減速で受注が減少するリスク
  • 半導体や鋼材などの調達コスト上昇が収益を圧迫する可能性
  • 日本製鋼所など国内勢や海外メーカーとの競争が激しく、価格競争に直面

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

工作機械・FAの時価総額近傍。太字が牧野フライス製作所

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16324ハーモニック・ドライブ・システムズ5,124億円315.0倍
26268ナブテスコ5,106億円25.6倍
36508明電舎4,862億円20.5倍
47012川崎重工業4,078億円18.8倍
56141DMG森精機4,043億円58.1倍
66135牧野フライス製作所3,811億円17.1倍
76507シンフォニアテクノロジー3,512億円23.0倍
86407CKD3,477億円25.2倍
96136オーエスジー3,430億円16.3倍
103107ダイワボウホールディングス3,338億円10.4倍
116103オークマ3,065億円21.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(工作機械・FA)に従っています。

会社の歴史

沿革 41件

立フライス盤専門メーカーとして創業した1937年

1937年5月、牧野常造が東京都目黒区の現本社所在地に「牧野商店製作部」を創業した。創業時は一番立フライス盤の専門メーカーであり、工作機械の基盤技術であるフライス盤に特化したことがその後の事業の原点となる。1942年3月には商号を「牧野竪フライス製作所」と改称し、清水正利が経営に参加した。戦後の1951年5月に株式会社組織へ改組(資本金300万円)、1958年3月にはユニットシステムを導入したタレット形立フライス盤「Kシリーズ」を開発し、量産品としての基礎を固めた。同年にはわが国初の磁気テープによる数値制御立フライス盤も開発し、NC工作機械の先駆けとなった。

マシニングセンタ国産第一号機と株式上場の1960年代

1961年4月、商号を現在の「株式会社牧野フライス製作所」に改称。1964年7月には東京証券取引所第二部に株式を上場し、資本金2億円となった。1966年10月、マシニングセンタの国産第一号機を開発し、同社の主力製品が確立する。1967年6月には神奈川県愛甲郡に厚木工場を建設、操業を開始し、生産能力を拡大した。1971年8月には東京証券取引所第一部と大阪証券取引所第一部に指定替え(大阪は2009年上場廃止)、資本金は10億円に増加した。この時期、同社は工作機械産業の成長とともに規模を拡大し、NC工作機械のリーディングカンパニーとしての地位を築いた。

米国進出と放電加工機参入、海外拠点が拡充した1970年代

1972年3月、関東物産に資本参加し販売網を強化。1975年2月には米国に現地法人MAKINO U.S.A. INC.を設立し、海外直接販売に乗り出した。同年11月には放電加工機の開発・生産・販売を開始し、フライス盤・マシニングセンタに次ぐ第三の柱を育てる。1977年2月には牧野技術サービスを設立し、アフターサービス体制を強化。1978年10月には西独のハイデンライヒアンドハーベック社に資本参加し、欧州での現地生産を開始(後にMAKINO Europe GmbHに改称)。1981年9月には米国レブロンド社を買収し、レブロンド・マキノ(後にMAKINO INC.)として北米の生産・販売拠点を確立した。この10年で同社はグローバル企業への道を大きく進めた。

金型自動加工システムとFMS工場、FA化を推進した1980年代

1979年にNCワイヤ放電加工機EC3025、1980年にNC形彫放電加工機EDNC22を開発し、放電加工機のNC化を完了。1982年11月には金型自動加工システム「DMS」を開発し、金型業界向けに自動化ソリューションを提供した。1983年10月にはFMS工場が稼動し、フレキシブル生産システムを自社工場に導入。1986年5月にはモジュールMMC(マキノ・マシニング・コンプレックス)を開発し、複数のマシニングセンタを連結した生産システムを提案した。1987年11月には山梨県に富士勝山工場を建設し、生産能力を増強。この時代、同社は工場自動化(FA)の波に乗り、システム提案型メーカーへと変貌を遂げた。

横形マシニングセンタA55とGI制御、高速化を追求した1990年代

1989年7月に横形マシニングセンタA55を開発し、高い剛性と高速性で市場に投入。1991年9月にはGI制御・スーパーGI制御を開発し、加工精度と速度を飛躍的に向上させた。1993年10月にはマキノジェイ、1994年3月にはマキノ電装を設立し、グループ内で周辺機器や制御装置の内製化を進めた。1994年8月には横形マシニングセンタJ55を投入し、さらなる高速化を達成。1999年9月には立形マシニングセンタV33を開発し、金型加工向けの高速・高精度機をそろえた。この間、アジア市場にも進出し、1992年にはMAKINO ASIA PTE LTDをシンガポールに設立、2001年にはインドに現地法人を設立した。

5軸加工機と中国現地法人、新興国展開を強化した2000年代

2000年11月、高速大型5軸マシニングセンタ「MAGシリーズ」を開発し、航空機部品や大型金型の加工に対応。2001年11月には横形マシニングセンタa51を投入し、生産性を向上させた。2002年1月にはシンガポールのPACIFIC PRECISION CASTING社に出資し、MAKINO RESOURCE DEVELOPMENT PTE LTDとして原材料調達を強化。同年7月には中国江蘇省に牧野机床(中国)有限公司を設立し、急成長する中国市場に製造拠点を設置した。2006年9月にはiGRINDER G5(工具研削盤)を開発し、製品群を拡大。2007年10月にはスロバキアのブラチスラバにテクニカルセンタを開設し、欧州での営業体制をさらに強化した。

業績変動を乗り越え過去最高を更新した2010年代から現在

2013年3月期の売上高は1,268億円、純利益52億円。その後、2019年3月期には売上高2,047億円、純利益170億円まで成長したが、2020年3月期は新型コロナウイルスの影響で売上高1,594億円、純利益8億円に急減。2021年3月期は純利益27億円の赤字に転落した。しかし、2022年3月期には売上高1,866億円、純利益120億円とV字回復。2023年3月期以降は2,000億円台で安定し、2026年3月期には売上高2,612億円、純利益209億円と過去最高を更新した。グループ全体で受注高も過去最高の2,699億円に達し、中国の新エネルギー車関連や米国の航空宇宙向け需要が牽引した。

年表41件を開く

1930年代

  • 1937年5月創業牧野常造が、一番立フライス盤の専門メーカーとして、現本社所在地に「牧野商店製作部」を創業する。

1940年代

  • 1942年3月商号を「牧野竪フライス製作所」と改称。清水正利が経営に参加する。

1950年代

  • 1951年5月株式会社組織に改組(資本金300万円)。
  • 1953年4月超精密万能工具研削盤を開発する。
  • 1958年3月ユニットシステムを導入した一番タレット形立フライス盤“Kシリーズ”を開発する。
  • 1958年3月わが国最初の磁気テープによる“数値制御立フライス盤”を開発する。

1960年代

  • 1961年4月商号を現在の「株式会社牧野フライス製作所」に改称する。
  • 1964年7月上場株式を東京証券取引所・第二部市場に上場する(資本金2億円)。
  • 1966年10月マシニングセンタの国産第一号機を開発する。
  • 1967年6月神奈川県愛甲郡に厚木工場を建設、操業を開始する。

1970年代

  • 1971年8月上場株式を東京証券取引所第一部市場、ならびに大阪証券取引所第一部市場(大阪証券取引所は2009年3月上場廃止)に上場する(資本金10億円)。
  • 1972年3月「関東物産㈱」(現連結子会社)に資本参加する。
  • 1972年8月“適応制御マシニングセンタによるトランスファライン”を開発する。
  • 1973年10月自動NCテープ作成機“三次元自動座標測定装置付テープセンタ”を開発する。
  • 1975年2月創業米国に現地法人「MAKINO U.S.A. INC.」を設立する。
  • 1975年11月放電加工機の開発・生産・販売を開始する。
  • 1976年9月ベッド形NC立フライス盤“FNCシリーズ”、立形マシニングセンタ“FNC―Aシリーズ”を開発する。
  • 1977年2月「㈱牧野技術サービス」(現連結子会社)を設立する。
  • 1978年10月西独のハイデンライヒアンドハーベック社(1999年1月「MAKINO Europe GmbH」(現連結子会社)に改称)に資本参加し、現地生産体制を作る。
  • 1978年12月池貝機械工業㈱(1982年2月「牧野フライス技研㈱」(現連結子会社)に改称)に資本参加する。
  • 1979年5月NCワイヤ放電加工機EC3025を開発する。

1980年代

  • 1980年10月NC形彫放電加工機EDNC22を開発する。放電加工機のNC化を完了する。
  • 1981年9月M&A米国レブロンド社を買収し、レブロンド・マキノと改称(1996年7月「MAKINO INC.」(現連結子会社)に改称)、現地生産体制を作る。
  • 1982年11月金型自動加工システム“DMS”を開発する。
  • 1983年10月「FMS工場」が稼動開始する。
  • 1986年5月“モジュールMMC(マキノ・マシニング・コンプレックス)”を開発する。
  • 1987年11月山梨県南都留郡に富士勝山工場を建設、操業を開始する。
  • 1987年12月M&Aレブロンド・マキノ・アジア社(1992年4月「MAKINO ASIA PTE LTD」(現連結子会社)に改称)に出資し、子会社化する。
  • 1989年7月横形マシニングセンタA55を開発する。

1990年代

  • 1991年9月GI制御・スーパーGI制御を開発する。
  • 1993年10月「マキノジェイ㈱」(現連結子会社)を設立する。
  • 1994年3月「マキノ電装㈱」(現連結子会社)を設立する。
  • 1994年8月横形マシニングセンタJ55を開発する。
  • 1999年9月立形マシニングセンタV33を開発する。

2000年代

  • 2000年11月高速大型5軸マシニングセンタ“MAGシリーズ”を開発する。
  • 2001年6月インドに現地法人「MAKINO INDIA PRIVATE LIMITED」(現連結子会社)を設立する。
  • 2001年11月横形マシニングセンタa51を開発する。
  • 2002年1月M&APACIFIC PRECISION CASTING社(2002年1月 MAKINO RESOURCE DEVELOPMENT PTE LTD(現連結子会社)に改称)に出資し、子会社化する。
  • 2002年7月中国に現地法人「牧野机床(中国)有限公司」(現連結子会社)を設立する。
  • 2006年9月iGRINDER G5を開発する。
  • 2007年10月スロバキアのブラチスラバにテクニカルセンタを開設し、欧州の営業体制を強化する。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    開発体制の強化

    市場が求める高品位・高精度な工作機械をいち早く投入できるよう、研究開発体制を強化する。

  2. 02

    効率的な生産体制の確立

    安定した高品質な工作機械の製造環境を実現しつつ、需要の変化や増減に柔軟に対応できる効率的な生産体制を構築する。

  3. 03

    グローバル営業・サービス網の拡充

    顧客の生産拠点の世界的な広がりに対応し、海外グループ会社と連携して営業・サービス拠点の拡大と充実を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で4,777人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は743万円で、9期前と比べて+12.4%平均年齢は43.6歳、平均勤続年数は19.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月4,593
2018年3月4,731
2019年3月66141.716.74,805
2020年3月68642.217.04,757
2021年3月55741.617.14,451
2022年3月58942.317.54,524
2023年3月73442.817.74,692
2024年3月71943.318.44,782
2025年3月71243.318.64,814384
2026年3月74343.619.04,777523

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率57.9%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)75.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社13(国内 9 / 海外 4、うち連結子会社 13) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
富士勝山工場(山梨県南都留郡富士河口湖町)鳴沢工場(山梨県南都留郡鳴沢村)富士吉田工場 — 山梨県富士吉田市新屋158億円
厚木工場・厚木第2工場・厚木第3工場等 — 神奈川県愛甲郡愛川町150億円
厚生施設等 — 神奈川県愛甲郡愛川町他2,726百万円
営業所13事業所2,391百万円
三増テクニカルセンタ — 神奈川県愛甲郡愛川町1,350百万円
名古屋支店 — 名古屋市守山区1,161百万円
本社 — 東京都目黒区885百万円
大阪支店 — 大阪府東大阪市541百万円
主な関係会社
  • 海外
    MAKINO ASIA PTE LTD (注)2
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    MAKINO RESOURCE DEVELOPMENT PTE LTD
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    MAKINO INC.(注)2
    米国オハイオ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    MAKINO Europe GmbH(注)1、2
    ドイツ バーデン ヴュルテンベルク州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Makino Korea Co.,Ltd.
    大韓民国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    牧野机床(中国)有限公司(注)1、2
    中華人民共和国 昆山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    マキノジェイ㈱(注)2
    神奈川県愛甲郡 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    マキノ電装㈱(注)2
    神奈川県愛甲郡 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱牧野技術サービス(注)1
    東京都目黒区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    関東物産㈱(注)1
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権97.3%
  • 国内
    牧野フライス技研㈱(注)1
    山梨県 富士吉田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    マキノ・ロジスティックス㈱(注)1
    神奈川県厚木市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社1社を開く
  • その他 28社
国際子会社 (GLEIF登録 1社)
  • INMAKINO INDIA PRIVATE LIMITED

国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,612億円営業利益250億円前期と比べると増収増益で、売上が+11.5%、利益が+35.1%。

売上高
+11.5%
2,612億円
営業利益
+35.1%
250億円
純利益
+45.8%
210億円
営業利益率
9.6%
前期比 +1.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2,760億円2,612億円
営業利益276億円250億円
純利益221億円210億円
1株あたり配当¥270

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は698億円、営業利益は76億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+29.5%、営業利益は+76.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q62555
2024年1Q539438.046
2024年2Q546356.431
2024年3Q545448.136
2024年4Q62447
2025年2Q1,082767.058
2025年4Q1,2601098.786
2026年2Q1,194958.068
2026年4Q1,41815510.9142
2027年1Q6987610.957

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,268億円から2,612億円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は9.6%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,2687652
2014年3月1,2395443
2015年3月1,495133114
2016年3月1,620154122
2017年3月1,53610076
2018年3月1,815158117
2019年3月2,047220170
2020年3月1,594418
2021年3月1,167−14−27
2022年3月1,866143120
2023年3月2,280199161
2024年3月2,254189160
2025年3月2,3421852017.9144
2026年3月2,6122502739.6210

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高2,612億円のうち、営業利益として残るのは250億円9.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は210億円、売上の8.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金68.5%1,789億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金21.9%573億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.6%250億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
31.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.9pt
9.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.1pt
8.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.9pt
8.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが332億円、投資CFが−162億円で、差し引きのフリーCFは170億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は752億円で、売上の3.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月126−198211−72432
2014年3月818−10489426
2015年3月106−68−5838422
2016年3月249−64−68185524
2017年3月140−98−5142511
2018年3月153−95−7058498
2019年3月153−87−7666488
2020年3月88−83755554
2021年3月180−6660114746
2022年3月149−95−8254757
2023年3月29−88−3−59695
2024年3月129−64−6465726
2025年3月136−139−67−3641
2026年3月332−162−92170752

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は4,230億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,614億円で、自己資本比率は61.7%(業種中央値65.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2,0989271,17143.8
2014年3月2,1859921,19345.1
2015年3月2,4551,1781,27747.7
2016年3月2,3431,1711,17249.7
2017年3月2,4761,2721,20451.1
2018年3月2,6841,5251,15956.5
2019年3月2,6951,6091,08659.4
2020年3月2,5891,5171,07258.3
2021年3月2,8001,6201,18057.6
2022年3月3,2561,7881,46854.6
2023年3月3,4851,9781,50756.6
2024年3月3,6232,2161,40761.0
2025年3月3,6702,2671,40461.7
2026年3月4,2302,6141,61661.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
751億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,564億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
373億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,616億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
89
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率19 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率209社中40位あたり、逆に低いのは配当利回り209社中205位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.6%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
9.6%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
61.7%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
11.5%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.8%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥15,310で、1年前と比べて+35.7%過去52週の値幅のなかでは81%の位置にある。

¥15,310-3.6%1ヶ月+2.9%1年+35.7%時価総額3,811億円
過去52週の値幅
安値¥10,370高値¥16,500

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)17.1倍
PER (会社予想)81.0倍
PBR1.34倍
配当利回り1.76%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月17日に16430円まで上昇し、52週高値圏で推移しています。その後は調整気味ですが、25日移動平均線(14800円)を上回っており、中期的な上昇トレンドは維持しています。年初来では+34.1%と大きく上昇し、52週安値(10370円)からは約45%上昇しました。出来高は8月3日に100万株を超えるなど増加傾向にあり、需給は良好です。RSIは60.2とやや強気圏にあります。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは16.75倍と業界平均23.18倍を下回り、PBRも1.31倍で平均1.54倍より低い。ROEは8.6%と平均水準だが、配当利回りは1.8%で業界平均2.66%を下回る。今期予想PERは79.5倍と急上昇し、収益成長の持続性には疑問が残る。割安感はあるが、配当の伸び悩みと業績予想の不確実性から、ほぼ妥当と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)17.1倍22.7倍
PER (予想)81.0倍
PBR1.34倍1.50倍
ROE8.6%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

半導体や航空宇宙など高精度加工の需要増が強気の論点。特に自動車の電動化でモーター部品や電池関連の加工需要が増える。また、中国やインドなどの設備投資も期待される。一方、中国経済の減速や設備投資サイクルの悪化、工作機械業界の競争激化による値崩れリスクが弱気の論点。円安の恩恵もあるが、海外売上比率が高いため為替変動の影響も大きい。

プラスに働く材料7
  • 高精度加工の需要拡大

    EVや半導体製造装置などの部品で微細加工ニーズが高まり、高級機の受注が伸びる

  • 海外市場の成長

    インド・東南アジアなど新興国の工業化で、工作機械の需要が拡大する

  • 円安の追い風

    輸出競争力が高まり、海外売上高の円換算額が増加する

  • 売上高2,612億円・営業利益250億円の増益計画2026年3月期影響

    売上高2,342→2,612億円、営業利益185→250億円。海外需要を取り込む

  • 営業利益率7.9%→9.57%へ改善2026年3月期影響

    原価低減と製品構成改善で1.67ポイント向上する計画

  • 外国株主比率41.87%の資本参加継続影響

    外国人保有が4割超で、統治改善と需給の安定が期待

  • PBR1.27倍の割安評価継続影響

    ROE8.6%に対しPBR1.27倍。増益が続けば再評価余地

マイナスに働く材料7
  • 中国向け需要の減少

    中国経済の減速で同国向け受注が落ち込む可能性が高い

  • 設備投資の停滞

    世界景気の不透明感から企業が設備投資を抑制すると、受注が減る

  • 競争激化で価格競争

    中国や台湾メーカーの追い上げで、シェアや利益率が圧迫されるリスク

  • 予想PER77.3倍の大幅減益予想決算発表後影響

    現在PER16.26倍から予想77.3倍。市場は利益減少を見込む

  • 営業利益率9.57%は低水準通年影響

    売上高2,612億円に対し営業利益250億円。利益率は低く変動しやすい

  • 設備需要の先食い懸念2027年〜2028年影響

    2,612億円の売上高が前倒し需要なら在庫調整リスク

  • 配当利回り1.85%で還元が弱い継続影響

    株主への還元が利回り1.85%と低く、見直しがなければ売られやすい

次の決算で確かめる点
受注高
将来の売上高を先取りするため、需要動向の先行指標になる
中国向け売上比率
中国市場への依存度が高く、減速リスクを監視するため
稼働率
受注変動に対応する生産能力の活用状況と収益性を測るため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり270で、前期から+50.0%いまの株価に対する利回りは1.76%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥270
1株あたり
配当利回り
1.76%
いまの株価に対して
配当性向
55.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月8062.2
2018年3月856.340.6
2019年3月69−18.828.0
2020年3月8015.9
2021年3月20−75.0
2022年3月60200.028.9
2023年3月150150.053.4
2024年3月1500.036.8
2025年3月18020.046.7
2026年3月27050.055.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥270

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,407人。区分でいちばん多いのは外国法人41.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が26.5%を占め、残る73.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
外国法人35.936.135.339.045.141.9
個人・その他23.324.223.021.720.420.6
金融機関31.828.627.729.920.918.6
証券会社1.11.15.51.45.711.0
事業法人7.910.18.67.97.97.9
自己株式2.83.94.14.76.06.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)9.50
02BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)7.49
03公益財団法人工作機械技術振興財団3.59
04JP JPMSE LUX RE BARCLAYS CAPITAL SEC LTD EQ CO(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)3.33
05GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)3.24
06MLI FOR SEGREGATED PB CLIENT(常任代理人 BOFA証券株式会社)2.79
07株式会社SBI証券2.55
08JPモルガン証券株式会社2.51
09UBS AG LONDON ASIA EQUITIES(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)2.18
10牧野 二郎1.92

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-05-22
    ゴールドマン・サックス・インターナショナル(Goldman Sachs International)
    新規の大量保有報告
    4.63%
    -3.28pt
  • 2026-05-18
    株式会社三菱UFJ銀行
    新規の大量保有報告
    1.75%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1835%、1株純資産は14期で+1250%。直近期のROEは8.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月468275.912.487.3
2014年3月398874.518.898.8
2015年3月1031,05410.69.925.6
2016年3月1101,05810.46.324.5
2017年3月691,1496.314.062.2
2018年3月5116,0958.49.840.6
2019年3月6896,55010.96.628.0
2020年3月346,1720.584.0
2021年3月−1116,663
2022年3月4997,4337.17.828.9
2023年3月6728,2618.67.253.4
2024年3月6719,3257.69.336.8
2025年3月6139,6756.419.046.7
2026年3月89711,1608.612.855.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額292百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
宮崎正太郎代表取締役 取締役社長13,478
永野敏之代表取締役 専務取締役 管理本部長 兼 貿易安全保障管理室長11,144
白石治幸常務取締役 開発本部長5,388
金谷潤取締役 カスタマアプリケーションセンタ長 兼 LASER事業部担当180
牧野裕之取締役 管理本部副本部長 兼 IR担当 兼 経営企画部長180
Neo Eng Chong取締役 MAKINO ASIA PTE LTD CHIEF EXECUTIVE OFFICER
増田直史取締役600
山崎広道取締役900
髙橋一夫取締役300
高井文子取締役200
香村章夫常勤監査役1,600
山口仁栄監査役1,000
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢保有株数
髙塚直子監査役200
細谷義徳81

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)7113424319928
社外取締役66716912
監査役1242424

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容536字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社40社、非連結子会社5社、関連会社2社で構成され、工作機械の製造、販売、サービス等の事業活動を行っております。 当社グループの事業に係わる位置づけと工作機械事業との関連は次の通りであります。 当社   工作機械の製造・販売・修理 連結子会社 マキノジェイ㈱   フレキシブル生産システム機器の製造及び販売とエンジニアリング業務 マキノ電装㈱   工作機械用制御装置の設計・製造・販売・修理 ㈱牧野技術サービス   工作機械の据付・アフターサービス及び修理部品の販売 関東物産㈱   工作機械等の販売 牧野フライス技研㈱   工作機械周辺機器の製造・開発 マキノ・ロジスティックス㈱   工作機械の梱包と保険代理業務 MAKINO ASIA PTE LTD   工作機械の製造・販売・修理 MAKINO INC.   工作機械の販売・修理 MAKINO Europe GmbH   工作機械の販売・修理 MAKINO RESOURCE DEVELOPMENT PTE LTD   工作機械の原材料と部品の調達・販売 Makino Korea Co.,Ltd.   工作機械の販売・修理 事業の系統図は次の通りであります。
経営方針・対処すべき課題793字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営理念 当社は、創業以来一貫して工作機械の専門メーカーであり、基幹産業としての自負を持って歩んできました。そして、長年にわたって工作機械の真髄を「クオリティ・ファースト」と位置づけ、下記のとおり経営理念に掲げております。 「信頼こそ企業の存立基盤です。マキノは、使う人、売る人、造る人、みんなが信頼し合えることを願い、すべての製品とサービス、自らの組織と社員のあり方において『クオリティ・ファースト』を追求します。」 (2)経営の基本方針 当社は、より良い工業製品を効率的に生産することを意図する顧客に、常に最適な工作機械と加工技術を提供することを目指しております。 さらに、最新の周辺技術をいち早く吸収し、顧客の要求に合致した製品を用意しております。 (3)経営環境、経営戦略及び対処すべき課題 工作機械産業は、年度により収益の変動が極めて大きな産業の一つであります。したがって、本産業における戦略の要諦は、短期間に変化する事業環境に適切に対応することにあります。また一方で、身近な日用品から大型旅客機まで幅広い製造業の顧客を対象としており、戦略によって経営の成果が大きく変わります。 その中にあって、以下の点を基本方針としております。 ・市場が求める高品位・高精度な工作機械をいち早く投入できるよう開発体制を強化する。 ・安定して高品位・高品質な工作機械を製造する環境を実現しつつ、需要の変化と増減に柔軟に対応できる効率的な生産体制を確立する。 ・工作機械のユーザーである製造業の生産拠点の世界的な広がりに対応して、海外のグループ各社と有機的に連携し、営業及びサービス拠点の拡大と充実を図る。 これらについて積極的な投資を継続することにより、厳しい環境下にあっても収益を確保しうる強固な企業体質の確立を目指しております。
事業等のリスク1,099字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループは世界各地で事業活動を行っております。そのため、当社グループの事業活動は多岐に渡る要因の影響を受けます。その要因の主なものは、次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 国際経済の景気変動:当社の売上は、日本、アジア、及びアメリカの製造業における設備投資に大きく依存しております。企業の投資意欲は景気後退のレベル以上に大きく減退する可能性が高いため、生産財の受注・売上は景気後退時に大きく減少する可能性があります。 ② 個別産業の動向:当社の製品の多くは自動車関連企業によって利用されております。その設備投資動向は、製造業の中で最も安定しておりますが、規模が大きく、工作機械の需給環境に与える影響が大きいため、当社の売上に大きな影響を与えます。IT・デジタル家電など成長分野への売上は、需給状況の増減が激しいため、期によって大きく変動します。 ③ 為替相場の変動:当社の製品は半分以上が海外に販売されております。また、海外に多角的に進出しているため、為替相場は、当社の売上及び利益に影響を与えます。 ④ 部品・原材料需給の変動:工作機械は、多種多様な部品・原材料によって構成されております。このため、部品・原材料の需給環境が逼迫した場合、価格が上昇し、利益に影響を与える可能性があります。また、必要な品質、量、納期を確保できない場合、生産及び売上にも影響を与える可能性があります。 ⑤ カントリーリスク:当社は工業の近代化を図る各国へ多角的に進出しております。このため、政治・経済・社会情勢が不測の変化を起こす場合、または法的規制が制定・強化される場合、売上及び利益に影響を与える可能性があります。 当社は、これらのリスクに対応するため、次の取り組みを行っております。 ・安定した収益が確保できるよう、幅広い地域・産業の顧客獲得を行うとともに、当社製品に関連してより生産性を向上させるため継続して利用するサービスやソフトウエア等の充実を図っております。 ・為替変動のリスクを回避するため、為替予約等を行っております。 ・需給環境が変化しても必要な原材料が安定的に確保できるよう、部品・原材料を調達する難易度に応じて在庫量を適正な水準に保ちつつ、サプライヤーとの連携強化や新規サプライヤーの開拓、複社購買を図っております。 ・地域ごとに統括会社を定め、そのマネジメントを現地の事情に精通した現地出身者に行わせることにより、地域の特性・事情に応じて柔軟に対応できる体制を構築しております。
経営成績の分析 (MD&A)7,530字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における、連結売上高は2,611億84百万円(前年同期比11.5%増)、営業利益250億35百万円(前年同期比35.2%増)、経常利益272億99百万円(前年同期比35.9%増)、純利益209億92百万円(前年同期比45.6%増)となりました。 当年度の連結受注高は2,699億82百万円(前年同期比13.5%増)で前年度を上回り、連結売上高と共に過去最高となりました。アメリカによる関税政策や中東情勢など、各所で不安定な状況が続いていましたが、各地域やお客様のニーズに合わせた提案を続けることで、中国を中心としたアジア地域やアメリカにおいて堅調に受注を獲得することができました。 当年度の報告セグメント別の状況は以下のとおりです。(当社報告セグメントはグループの販売体制をもとに構成されております。詳細については、(4) [生産、受注及び販売の状況]を参照ください。) セグメントⅠ (牧野フライス製作所及び国内連結子会社) 牧野フライス製作所の国内受注高は、前年度を下回りました。上期は自動車関連を中心に低調でしたが、下期は半導体製造装置関連を含む産業機械関連の部品加工向けを中心に増加しました。 セグメントⅡ (MAKINO ASIA PTE LTD) アジアの受注高は前年度を上回りました。 中国は新エネルギー車関連、電気電子部品関連を中心とした金型向けが堅調に推移しました。 インドは自動車関連の部品加工向けが堅調に推移しました。 アセアンは半導体製造装置関連や自動車関連の受注が前年同期並みで継続しました。 セグメントⅢ (MAKINO INC.) アメリカの受注高は前年度を上回りました。関税政策の影響が懸念されましたが、航空宇宙向けが高水準で推移したほか、自動車をはじめとした部品加工向けも底堅く推移しました。 セグメントⅣ ( MAKINO Europe GmbH ) ヨーロッパの受注高は前年度を上回りました。航空機関連が底堅く推移したほか、南欧及び東欧地域で産業機械関連の部品加工向けが堅調に推移しました。 なお、報告セグメント別の当連結会計年度の外部顧客に対する売上高は次のとおりです。 セグメントⅠ:466億68百万円(前年同期比8.7%減) セグメントⅡ:1,214億26百万円(前年同期比28.0%増) セグメントⅢ:751億23百万円(前年同期比8.1%増) セグメントⅣ:179億66百万円(前年同期比4.1%減) (2) 財政状態の分析 前連結会計年度 (2025年3月31日) (百万円)   当連結会計年度 (2026年3月31日) (百万円)   増減金額 (百万円)   増減比率 (%) 資産   367,037   423,026   55,988   +15.3 負債   140,387   161,596   21,208   +15.1 (有利子負債)   (52,643)   (47,759)   (△4,883)   (△9.3) 純資産   226,650   261,429   34,779   +15.3 自己資本比率   61.7%   61.7%   +0.1ポイント   ― ① 流動資産 当連結会計年度末における流動資産の残高は2,592億29百万円となり、前連結会計年度末に比べ306億24百万円の増加となりました。これは主に、前年度と比較して売上高、受注及び受注残が上回ったことによる現金及び預金の増加110億82百万円、営業債権の増加49億44百万円及び、棚卸資産の増加107億90百万円等によるものであります。 ② 固定資産 当連結会計年度末における固定資産の残高は1,637億96百万円となり、前連結会計年度末に比べ253億63百万円の増加となりました。これは国内外での生産設備等拡充による有形固定資産の増加165億82百万円、期末時価評価の結果としての投資有価証券の増加53億22百万円及び、退職給付に係る資産の増加32億60百万円等によるものであります。 ③ 流動負債 当連結会計年度末における流動負債の残高は1,306億1百万円となり、前連結会計年度末に比べ329億90百万円の増加となりました。これは主に、契約負債増によるその他流動負債の増加147億88百万円、短期借入金の増加86億16百万円、仕入債務の増加67億56百万円及び、1年内返済予定の社債及び長期借入金の増加による25億円等によるものであります。 ④ 固定負債 当連結会計年度末における固定負債の残高は309億95百万円となり、前連結会計年度末に比べ117億81百万円の減少となりました。これは主に、社債及び長期借入金の流動資産への組替による減少160億円及び、繰延税金負債32億4百万円の増加等によるものであります。 ⑤ 純資産 当連結会計年度末における純資産の残高は2,614億29百万円となり、前連結会計年度末に比べ347億79百万円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等による利益剰余金の増加186億53百万円、為替換算調整勘定の増加106億45百万円及び、期末時価評価の結果としてのその他有価証券評価差額金の増加38億18百万円等によるものであります。 なお、報告セグメント別の当連結会計年度のセグメント資産は次のとおりです。 セグメントⅠ:2,500億24百万円(前年同期比 9.3%増) セグメントⅡ:1,329億71百万円(前年同期比22.7%増) セグメントⅢ:  749億46百万円(前年同期比19.5%増) セグメントⅣ:  234億38百万円(前年同期比17.1%増) (3) キャッシュ・フローの状況 前連結会計年度 (自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   増減金額   増減比率 (百万円)   (百万円)   (百万円)   (%) 営業活動による キャッシュ・フロー   13,571   33,227   19,655   +144.8 投資活動による キャッシュ・フロー   △13,877   △16,152   △2,275   ― 財務活動による キャッシュ・フロー   △6,726   △9,178   △2,452   ― 現金及び現金同等物の換算差額   △1,479   3,187   4,667   ― 現金及び現金同等物の 期首残高   72,578   64,067   △8,511   △11.7 現金及び現金同等物の 期末残高   64,067   75,151   11,084   +17.3 当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ110億84百万円減少し、751億51百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 ① 営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動によるキャッシュ・フローは、332億27百万円の収入となりました(前連結会計年度は135億71百万円の収入)。主な資金の増加項目としては、税金等調整前当期純利益282億25百万円、その他流動負債の増加118億84百万円及び減価償却費82億56百万円であります。 一方、主な資金の減少項目としては、法人税等の支払額62億92百万円及び棚卸資産の増加40億57百万円であります。 ② 投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フローは、161億52百万円の支出となりました(前連結会計年度は138億77百万円の支出)。主な資金の増加項目としては、投資有価証券の売却による収入22億62百万円及び有形固定資産の売却による収入10億55百万円であります。一方、主な資金の減少項目としては、主に国内における生産設備等拡充のための有形固定資産の取得による支出182億99百万円であります。 ③ 財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フローは、91億78百万円の支出となりました(前連結会計年度は67億26百万円の支出)。主な資金の増加項目としては、短期借入金の増加80億19百万円及び長期借入れによる収入30億円であります。一方、主な資金の減少項目としては、長期借入金の返済による支出115億円、社債の償還による支出50億円及び配当金の支払額23億37百万円であります。 ④ 契約債務 2026年3月31日現在の契約債務の概要は以下のとおりであります。 年度別要支払額(百万円) 契約債務   合計   1年内   1年超3年以内   3年超5年以内   5年超 短期借入金   16,759   16,759   ―   ―   ― 社債   15,000   10,000   ―   5,000   ― 長期借入金   16,000   9,000   4,000   3,000   ― リース債務   5,599   1,469   1,911   792   1,426 ⑤ 財務政策 当社グループは、設備資金につきましては、内部資金または長期借入金による借入及び社債発行等により資金調達することとしております。2026年3月31日現在、長期借入金の残高は160億円であります。 また、当連結会計年度末において、複数の金融機関との間で合計100億円のコミットメントライン契約を締結しております(借入実行残高50億円、借入未実行残高50億円)。 株主還元につきましては、安定的かつ継続的な配当を図ることを基本に考えております。当社の配当政策については、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」をご確認ください。 ⑥ キャッシュ・フロー関連指標の推移は、以下のとおりであります。 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率   54.6   56.6   61.0   61.7   61.7 時価ベースの自己資本比率   28.5   33.3   41.0   74.4   63.4 キャッシュ・フロー対有利子負債比率   3.2   18.0   4.1   3.9   1.4 インタレスト・カバレッジ・レシオ   55.6   9.2   43.3   23.5   52.0 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い ※ 各指標はいずれも連結ベースの財務諸表により算出しております。 ※ 株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。 ※ キャッシュ・フローは営業活動によるキャッシュ・フローを利用しております。 ※ 有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債(リース債務を除く)を対象としております。また、利払いについては連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 (4) 生産、受注及び販売の状況 当社グループの主な事業は工作機械の製造販売であります。製造は日本、アジアで行っており、販売は海外の重要拠点に子会社を展開して、グローバルな販売活動を行っております。従いまして、当社グループは下記Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳの販売体制を基礎とした各社の所在地別のセグメントから構成されております。 セグメントⅠ.は牧野フライス製作所および国内連結子会社が担当するセグメントであり、主たる地域は日本、韓国、中国、大洋州、ノルウェイ、イギリス及びセグメントⅡ、Ⅲ、Ⅳに含まれないすべての地域です。 セグメントⅡ.はMAKINO ASIA PTE LTD(シンガポール)が担当するセグメントであり、主たる地域は中国、ASEAN諸国、インドです。 セグメントⅢ.は、MAKINO INC.(アメリカ)が担当しているセグメントで、南北アメリカのすべての国です。 セグメントⅣ.は、MAKINO Europe GmbH(ドイツ)が担当するセグメントであり、ヨーロッパ大陸(ノルウェイを除く)のすべての国です。 ① 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) Ⅰ   102,308   +5.2 Ⅱ   60,080   +48.8 Ⅲ   ―   ― Ⅳ   ―   ― 合計   162,388   +18.0 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 金額は、販売価格によっております。 ② 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) Ⅰ   49,652   +4.7   21,934   +15.7 Ⅱ   117,501   +19.3   29,373   △11.8 Ⅲ   78,789   +6.8   44,660   +8.9 Ⅳ   24,039   +31.8   14,268   +74.1 合計   269,982   +13.5   110,238   +8.7 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) Ⅰ   46,668   △8.7 Ⅱ   121,426   +28.0 Ⅲ   75,123   +8.1 Ⅳ   17,966   △4.1 合計   261,184   +11.5 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 前連結会計年度及び当連結会計年度の相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10以上の相手先がないため、記載を省略しております。 (5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 (退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産) 従業員退職給付費用、退職給付に係る資産及び負債は、数理計算上で設定される前提条件に基づき算出されております。これらの前提条件には、割引率、発生した給付額、利息費用、年金資産の長期期待運用収益率などの要素が含まれております。将来の不確実な経済条件の変動等により見積りの前提とした条件や仮定に見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において認識する退職給付費用、退職給付に係る資産及び負債に影響を及ぼす可能性があります。 (繰延税金資産) 当社グループは、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、将来の不確実な経済条件の変動等により見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において認識する繰延税金資産及び法人税等調整額の金額に重要な影響を与える可能性があります。 (固定資産の減損処理) 当社グループは、生産能力および生産性向上のため製造設備などの設備投資を継続的に行っております。その結果、多くの固定資産を保有しており、2026年3月期末の連結貸借対照表における有形固定資産は110,804百万円であり、このうち当社の貸借対照表における有形固定資産は61,907百万円であります。当社においては資産の簿価が回収できない兆候が認められた場合に減損の認識の要否判定(減損テスト)を行っております。この兆候の有無を把握するに際して、当社は工作機械の製造販売業の単一セグメントであり、各事業所の資産全体が相互補完的にキャッシュ・フローを生み出していると考えられるため、有形固定資産全体(遊休資産を除く)を独立したキャッシュ・フローを生み出す最小の単位としております。また、減損の認識の要否判定は主要な資産(工場建物など)の経済的残存耐用年数を見積期間とした中長期の損益予測および将来時点における資産の正味売却可能額(主要な不動産については不動産鑑定士による鑑定評価に基づくものを含む)から見積もられた割引前将来キャッシュ・フローと有形固定資産の帳簿価額との比較によって回収可能性を判断しております。この損益予測等は、将来における景気循環や成長率を加味した売上高予測およびそれに対応する発生費用予測並びに設備の再投資予測などをもとに算出しております。かかる判定の結果、有形固定資産が十分な将来キャッシュ・フローを生み出すと判断し、減損損失を認識しておりません。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。