概要
株式会社牧野フライス製作所は、1937年に創業した工作機械の専業メーカーである。マシニングセンタ、放電加工機、レーザ加工機、フライス盤を主力とし、金型加工や航空機部品向けの高精度・高能率な加工を提供する。本社は東京都目黒区に置き、連結従業員数は4,777名。2026年3月期の連結売上高は2,612億円で、アジア・米州・欧州に生産・販売拠点を持つ。
4つの報告セグメントで構成するグローバル販売体制
牧野フライス製作所のグループは、2026年3月期の連結財務報告において4つのセグメントに分かれる。セグメントⅠは牧野フライス製作所と国内連結子会社(マキノジェイ、マキノ電装、牧野技術サービスなど)をまとめ、売上高466億円を計上した。セグメントⅡはアジアを担当するMAKINO ASIA PTE LTDで、シンガポールを拠点に中国・インド・アセアン地域をカバーし、売上高1,214億円とグループ最大の売上を誇る。セグメントⅢは北米のMAKINO INC.(旧レブロンド・マキノ)で売上高751億円、セグメントⅣは欧州のMAKINO Europe GmbHで売上高179億円である。このように地域別に販売会社を置き、現地の需要に即した営業・サービス体制を構築している。
連結子会社40社が支える生産・販売・サービス
グループ全体は当社、連結子会社40社、非連結子会社5社、関連会社2社で構成される。国内ではマキノジェイがフレキシブル生産システム機器の製造販売とエンジニアリング、マキノ電装が制御装置の設計製造、牧野技術サービスが据付・アフターサービス、関東物産が工作機械の販売を担う。海外ではシンガポールのMAKINO ASIA PTE LTDが製造と販売、米国のMAKINO INC.とドイツのMAKINO Europe GmbHが販売・修理を行う。また、MAKINO RESOURCE DEVELOPMENT PTE LTDは原材料・部品の調達を専門とする。これら子会社が有機的に連携し、工作機械の開発から製造、販売、アフターサービスまでを一貫して提供する。
収益は顧客の設備投資に連動、過去最高を更新
工作機械産業は自動車、IT、航空宇宙など幅広い製造業の設備投資動向に業績が左右される。2026年3月期の連結受注高は2,699億円、売上高は2,612億円で、いずれも過去最高を記録した。地域別ではアジア(特に中国の新エネルギー車関連や電気電子部品向け金型)が堅調で、米国では航空宇宙向けが高水準、欧州でも航空機関連が底堅く推移した。営業利益は250億円、純利益は209億円と大幅増益。一方、国内セグメントⅠは売上高が前年比8.7%減の466億円と低迷し、国内市場の厳しさを示した。有利子負債は477億円で、自己資本比率は61.7%と財務体質は安定している。
厚木工場から富士勝山工場、世界へ広がる生産拠点
牧野フライス製作所の生産拠点は、1967年に操業を開始した神奈川県の厚木工場に始まる。1987年には山梨県に富士勝山工場を建設し、国内の生産能力を拡大した。海外では1975年に米国にMAKINO U.S.A. INC.を設立、1981年には米国レブロンド社を買収して現地生産体制を確立。1978年には西独のハイデンライヒアンドハーベック社に資本参加し、欧州での生産を開始した。2002年には中国に牧野机床(中国)有限公司を設立し、アジア市場向けの製造拠点とした。現在、グループの生産体制は日本、米国、ドイツ、シンガポール、中国などに広がり、需要の変化に柔軟に対応できる効率的な生産を目指している。
業界の中での役割は工作機械メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| Ⅱ | 1,214億円 | 46.5% | 87億円 | 7.2% |
| Ⅲ | 751億円 | 28.8% | 33億円 | 4.4% |
| Ⅰ | 467億円 | 17.9% | 121億円 | 25.9% |
| Ⅳ | 180億円 | 6.9% | 1億円 | 0.6% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01工作機械(一般産業・自動車・航空宇宙等)主力
マシニングセンタ、放電加工機、レーザ加工機、フライス盤などの工作機械を製造販売。自動車部品、金型、航空機部品、精密機械など幅広い産業の金属加工工程に供給。グループ会社が製造・販売・サービス・周辺機器・制御装置等を担い、グローバルに展開。
- マシニングセンタ
- 切削工具を自動交換しながら多工程の加工を1台で行うNC工作機械。
- 放電加工機
- 放電現象を利用して金属を加工する工作機械。金型加工などに使用。
- レーザ加工機
- レーザ光で切断・溶接・穴あけなどを行う工作機械。
- フライス盤
- 回転するフライス工具で工作物を切削加工する工作機械。
製品と技術
マシニングセンタ:切削工具を自動交換し多工程を1台で加工
マシニングセンタは牧野フライス製作所の主力製品であり、国産第一号機を1966年に開発して以来、立形・横形・5軸など多様な機種を展開する。横形マシニングセンタA55(1989年)、J55(1994年)、a51(2001年)は高い剛性と高速性で知られ、自動車部品や金型の量産加工に広く使われる。立形マシニングセンタV33(1999年)は金型の仕上げ加工に適した高速機である。5軸マシニングセンタMAGシリーズ(2000年)は航空機の構造部品や大型金型を一度の段取りで加工でき、リードタイムを短縮する。これらの機種は「クオリティ・ファースト」の理念のもと、高精度・高能率な加工を実現する。
放電加工機:金型加工に欠かせないワイヤと形彫りの2方式
牧野フライス製作所は1975年に放電加工機の開発・生産を開始し、1979年にNCワイヤ放電加工機EC3025、1980年にNC形彫放電加工機EDNC22を相次いで製品化した。ワイヤ放電加工機は細い電極線で金属を切断し、精密な金型部品を加工する。形彫放電加工機は電極を工具として金型のキャビティを彫り込む。同社は放電加工機のNC化を1980年に完了し、その後も加工速度と表面品位の向上を追求している。金型自動加工システムDMS(1982年)は放電加工機とマシニングセンタを組み合わせた一貫加工ラインであり、金型工場の自動化を先導した。
レーザ加工機とフライス盤:切断・溶接から伝統の切削まで
レーザ加工機は、レーザ光の熱エネルギーで金属の切断、溶接、穴あけを行う工作機械である。同社はマシニングセンタや放電加工機に加えてレーザ加工機も製品ラインに持ち、素材から仕上げまでの多様な加工ニーズに応える。一方、フライス盤は創業時からの基盤技術であり、1958年のユニットシステム採用によるタレット形立フライス盤「Kシリーズ」や、数値制御立フライス盤の開発でNC化の先駆けとなった。現在もベッド形NC立フライス盤FNCシリーズ(1976年)などが生産され、フライス盤の高精度・高剛性の技術はマシニングセンタにも受け継がれている。
GI制御とiGRINDER:加工精度と研削技術を極める
1991年に開発されたGI制御(およびスーパーGI制御)は、マシニングセンタの送り速度を加工負荷に応じて最適化し、工具摩耗やびびりを抑えながら高能率加工を実現する技術である。これにより金型加工のリードタイム短縮と精度向上に貢献した。また、2006年に開発されたiGRINDER G5は、CNC工具研削盤であり、超硬工具や焼入れ材の高精度研削を自動で行う。同社は切削加工だけでなく、研削加工の分野にも進出し、工作機械のトータルソリューションを提供する。これらの制御技術と研削技術は、航空機部品や金型の高品位加工を支えるコア技術である。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
機械のなかでの位置
工作機械で高精度、グローバルに強み
牧野フライス製作所は工作機械、特にマシニングセンタで世界市場に展開する。同業の日本製鋼所や三浦工業などと比べ、当社は高精度・高付加価値製品に特化し、自動車・航空宇宙分野で需要を獲得している。米中摩擦や景気変動の影響を受けつつも、アジア市場の成長を取り込む。売上高は2024年度2254億円から2026年度2612億円と拡大し、営業利益率も改善しており、収益性向上と製品開発力が競争力の源泉である。
強み
- 工作機械で世界的に評価され、特にマシニングセンタで高い精度を実現
- 営業利益率は2025年度7.9%から2026年度9.57%へと向上し、収益性が高い
- アジアや欧米市場で販売網を構築し、グローバルに事業を拡大
- 最新技術への投資で製品競争力を維持し、高付加価値市場に強み
課題
- 設備投資需要は景気に左右されやすく、世界経済減速で受注が減少するリスク
- 半導体や鋼材などの調達コスト上昇が収益を圧迫する可能性
- 日本製鋼所など国内勢や海外メーカーとの競争が激しく、価格競争に直面
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
工作機械・FAの時価総額近傍。太字が牧野フライス製作所
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6324ハーモニック・ドライブ・システムズ | 5,124億円 | 315.0倍 |
| 2 | 6268ナブテスコ | 5,106億円 | 25.6倍 |
| 3 | 6508明電舎 | 4,862億円 | 20.5倍 |
| 4 | 7012川崎重工業 | 4,078億円 | 18.8倍 |
| 5 | 6141DMG森精機 | 4,043億円 | 58.1倍 |
| 6 | 6135牧野フライス製作所 | 3,811億円 | 17.1倍 |
| 7 | 6507シンフォニアテクノロジー | 3,512億円 | 23.0倍 |
| 8 | 6407CKD | 3,477億円 | 25.2倍 |
| 9 | 6136オーエスジー | 3,430億円 | 16.3倍 |
| 10 | 3107ダイワボウホールディングス | 3,338億円 | 10.4倍 |
| 11 | 6103オークマ | 3,065億円 | 21.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(工作機械・FA)に従っています。
会社の歴史
沿革 41件
立フライス盤専門メーカーとして創業した1937年
1937年5月、牧野常造が東京都目黒区の現本社所在地に「牧野商店製作部」を創業した。創業時は一番立フライス盤の専門メーカーであり、工作機械の基盤技術であるフライス盤に特化したことがその後の事業の原点となる。1942年3月には商号を「牧野竪フライス製作所」と改称し、清水正利が経営に参加した。戦後の1951年5月に株式会社組織へ改組(資本金300万円)、1958年3月にはユニットシステムを導入したタレット形立フライス盤「Kシリーズ」を開発し、量産品としての基礎を固めた。同年にはわが国初の磁気テープによる数値制御立フライス盤も開発し、NC工作機械の先駆けとなった。
マシニングセンタ国産第一号機と株式上場の1960年代
1961年4月、商号を現在の「株式会社牧野フライス製作所」に改称。1964年7月には東京証券取引所第二部に株式を上場し、資本金2億円となった。1966年10月、マシニングセンタの国産第一号機を開発し、同社の主力製品が確立する。1967年6月には神奈川県愛甲郡に厚木工場を建設、操業を開始し、生産能力を拡大した。1971年8月には東京証券取引所第一部と大阪証券取引所第一部に指定替え(大阪は2009年上場廃止)、資本金は10億円に増加した。この時期、同社は工作機械産業の成長とともに規模を拡大し、NC工作機械のリーディングカンパニーとしての地位を築いた。
米国進出と放電加工機参入、海外拠点が拡充した1970年代
1972年3月、関東物産に資本参加し販売網を強化。1975年2月には米国に現地法人MAKINO U.S.A. INC.を設立し、海外直接販売に乗り出した。同年11月には放電加工機の開発・生産・販売を開始し、フライス盤・マシニングセンタに次ぐ第三の柱を育てる。1977年2月には牧野技術サービスを設立し、アフターサービス体制を強化。1978年10月には西独のハイデンライヒアンドハーベック社に資本参加し、欧州での現地生産を開始(後にMAKINO Europe GmbHに改称)。1981年9月には米国レブロンド社を買収し、レブロンド・マキノ(後にMAKINO INC.)として北米の生産・販売拠点を確立した。この10年で同社はグローバル企業への道を大きく進めた。
金型自動加工システムとFMS工場、FA化を推進した1980年代
1979年にNCワイヤ放電加工機EC3025、1980年にNC形彫放電加工機EDNC22を開発し、放電加工機のNC化を完了。1982年11月には金型自動加工システム「DMS」を開発し、金型業界向けに自動化ソリューションを提供した。1983年10月にはFMS工場が稼動し、フレキシブル生産システムを自社工場に導入。1986年5月にはモジュールMMC(マキノ・マシニング・コンプレックス)を開発し、複数のマシニングセンタを連結した生産システムを提案した。1987年11月には山梨県に富士勝山工場を建設し、生産能力を増強。この時代、同社は工場自動化(FA)の波に乗り、システム提案型メーカーへと変貌を遂げた。
横形マシニングセンタA55とGI制御、高速化を追求した1990年代
1989年7月に横形マシニングセンタA55を開発し、高い剛性と高速性で市場に投入。1991年9月にはGI制御・スーパーGI制御を開発し、加工精度と速度を飛躍的に向上させた。1993年10月にはマキノジェイ、1994年3月にはマキノ電装を設立し、グループ内で周辺機器や制御装置の内製化を進めた。1994年8月には横形マシニングセンタJ55を投入し、さらなる高速化を達成。1999年9月には立形マシニングセンタV33を開発し、金型加工向けの高速・高精度機をそろえた。この間、アジア市場にも進出し、1992年にはMAKINO ASIA PTE LTDをシンガポールに設立、2001年にはインドに現地法人を設立した。
5軸加工機と中国現地法人、新興国展開を強化した2000年代
2000年11月、高速大型5軸マシニングセンタ「MAGシリーズ」を開発し、航空機部品や大型金型の加工に対応。2001年11月には横形マシニングセンタa51を投入し、生産性を向上させた。2002年1月にはシンガポールのPACIFIC PRECISION CASTING社に出資し、MAKINO RESOURCE DEVELOPMENT PTE LTDとして原材料調達を強化。同年7月には中国江蘇省に牧野机床(中国)有限公司を設立し、急成長する中国市場に製造拠点を設置した。2006年9月にはiGRINDER G5(工具研削盤)を開発し、製品群を拡大。2007年10月にはスロバキアのブラチスラバにテクニカルセンタを開設し、欧州での営業体制をさらに強化した。
業績変動を乗り越え過去最高を更新した2010年代から現在
2013年3月期の売上高は1,268億円、純利益52億円。その後、2019年3月期には売上高2,047億円、純利益170億円まで成長したが、2020年3月期は新型コロナウイルスの影響で売上高1,594億円、純利益8億円に急減。2021年3月期は純利益27億円の赤字に転落した。しかし、2022年3月期には売上高1,866億円、純利益120億円とV字回復。2023年3月期以降は2,000億円台で安定し、2026年3月期には売上高2,612億円、純利益209億円と過去最高を更新した。グループ全体で受注高も過去最高の2,699億円に達し、中国の新エネルギー車関連や米国の航空宇宙向け需要が牽引した。
年表41件を開く
1930年代
- 1937年5月創業牧野常造が、一番立フライス盤の専門メーカーとして、現本社所在地に「牧野商店製作部」を創業する。
1940年代
- 1942年3月商号を「牧野竪フライス製作所」と改称。清水正利が経営に参加する。
1950年代
- 1951年5月株式会社組織に改組(資本金300万円)。
- 1953年4月超精密万能工具研削盤を開発する。
- 1958年3月ユニットシステムを導入した一番タレット形立フライス盤“Kシリーズ”を開発する。
- 1958年3月わが国最初の磁気テープによる“数値制御立フライス盤”を開発する。
1960年代
- 1961年4月商号を現在の「株式会社牧野フライス製作所」に改称する。
- 1964年7月上場株式を東京証券取引所・第二部市場に上場する(資本金2億円)。
- 1966年10月マシニングセンタの国産第一号機を開発する。
- 1967年6月神奈川県愛甲郡に厚木工場を建設、操業を開始する。
1970年代
- 1971年8月上場株式を東京証券取引所第一部市場、ならびに大阪証券取引所第一部市場(大阪証券取引所は2009年3月上場廃止)に上場する(資本金10億円)。
- 1972年3月「関東物産㈱」(現連結子会社)に資本参加する。
- 1972年8月“適応制御マシニングセンタによるトランスファライン”を開発する。
- 1973年10月自動NCテープ作成機“三次元自動座標測定装置付テープセンタ”を開発する。
- 1975年2月創業米国に現地法人「MAKINO U.S.A. INC.」を設立する。
- 1975年11月放電加工機の開発・生産・販売を開始する。
- 1976年9月ベッド形NC立フライス盤“FNCシリーズ”、立形マシニングセンタ“FNC―Aシリーズ”を開発する。
- 1977年2月「㈱牧野技術サービス」(現連結子会社)を設立する。
- 1978年10月西独のハイデンライヒアンドハーベック社(1999年1月「MAKINO Europe GmbH」(現連結子会社)に改称)に資本参加し、現地生産体制を作る。
- 1978年12月池貝機械工業㈱(1982年2月「牧野フライス技研㈱」(現連結子会社)に改称)に資本参加する。
- 1979年5月NCワイヤ放電加工機EC3025を開発する。
1980年代
- 1980年10月NC形彫放電加工機EDNC22を開発する。放電加工機のNC化を完了する。
- 1981年9月M&A米国レブロンド社を買収し、レブロンド・マキノと改称(1996年7月「MAKINO INC.」(現連結子会社)に改称)、現地生産体制を作る。
- 1982年11月金型自動加工システム“DMS”を開発する。
- 1983年10月「FMS工場」が稼動開始する。
- 1986年5月“モジュールMMC(マキノ・マシニング・コンプレックス)”を開発する。
- 1987年11月山梨県南都留郡に富士勝山工場を建設、操業を開始する。
- 1987年12月M&Aレブロンド・マキノ・アジア社(1992年4月「MAKINO ASIA PTE LTD」(現連結子会社)に改称)に出資し、子会社化する。
- 1989年7月横形マシニングセンタA55を開発する。
1990年代
- 1991年9月GI制御・スーパーGI制御を開発する。
- 1993年10月「マキノジェイ㈱」(現連結子会社)を設立する。
- 1994年3月「マキノ電装㈱」(現連結子会社)を設立する。
- 1994年8月横形マシニングセンタJ55を開発する。
- 1999年9月立形マシニングセンタV33を開発する。
2000年代
- 2000年11月高速大型5軸マシニングセンタ“MAGシリーズ”を開発する。
- 2001年6月インドに現地法人「MAKINO INDIA PRIVATE LIMITED」(現連結子会社)を設立する。
- 2001年11月横形マシニングセンタa51を開発する。
- 2002年1月M&APACIFIC PRECISION CASTING社(2002年1月 MAKINO RESOURCE DEVELOPMENT PTE LTD(現連結子会社)に改称)に出資し、子会社化する。
- 2002年7月中国に現地法人「牧野机床(中国)有限公司」(現連結子会社)を設立する。
- 2006年9月iGRINDER G5を開発する。
- 2007年10月スロバキアのブラチスラバにテクニカルセンタを開設し、欧州の営業体制を強化する。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
開発体制の強化
市場が求める高品位・高精度な工作機械をいち早く投入できるよう、研究開発体制を強化する。
- 02
効率的な生産体制の確立
安定した高品質な工作機械の製造環境を実現しつつ、需要の変化や増減に柔軟に対応できる効率的な生産体制を構築する。
- 03
グローバル営業・サービス網の拡充
顧客の生産拠点の世界的な広がりに対応し、海外グループ会社と連携して営業・サービス拠点の拡大と充実を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で4,777人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は743万円で、9期前と比べて+12.4%。平均年齢は43.6歳、平均勤続年数は19.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 4,593 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 4,731 | — |
| 2019年3月 | 661 | 41.7 | 16.7 | 4,805 | — |
| 2020年3月 | 686 | 42.2 | 17.0 | 4,757 | — |
| 2021年3月 | 557 | 41.6 | 17.1 | 4,451 | — |
| 2022年3月 | 589 | 42.3 | 17.5 | 4,524 | — |
| 2023年3月 | 734 | 42.8 | 17.7 | 4,692 | — |
| 2024年3月 | 719 | 43.3 | 18.4 | 4,782 | — |
| 2025年3月 | 712 | 43.3 | 18.6 | 4,814 | 384 |
| 2026年3月 | 743 | 43.6 | 19.0 | 4,777 | 523 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社13社(国内 9 / 海外 4、うち連結子会社 13) を有報から抽出しています。
- 海外MAKINO ASIA PTE LTD (注)2シンガポール · 連結子会社議決権100.0%
- 海外MAKINO RESOURCE DEVELOPMENT PTE LTDシンガポール · 連結子会社議決権100.0%
- 海外MAKINO INC.(注)2米国オハイオ州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外MAKINO Europe GmbH(注)1、2ドイツ バーデン ヴュルテンベルク州 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内Makino Korea Co.,Ltd.大韓民国 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内牧野机床(中国)有限公司(注)1、2中華人民共和国 昆山市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内マキノジェイ㈱(注)2神奈川県愛甲郡 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内マキノ電装㈱(注)2神奈川県愛甲郡 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱牧野技術サービス(注)1東京都目黒区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内関東物産㈱(注)1東京都港区 · 連結子会社議決権97.3%
- 国内牧野フライス技研㈱(注)1山梨県 富士吉田市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内マキノ・ロジスティックス㈱(注)1神奈川県厚木市 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社1社を開く
- その他 28社―
- INMAKINO INDIA PRIVATE LIMITED
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は2,612億円、営業利益は250億円。前期と比べると増収増益で、売上が+11.5%、利益が+35.1%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 2,760億円 | 2,612億円 |
| 営業利益 | 276億円 | 250億円 |
| 純利益 | 221億円 | 210億円 |
| 1株あたり配当 | — | ¥270 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は698億円、営業利益は76億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+29.5%、営業利益は+76.7%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 625 | — | — | 55 |
| 2024年1Q | 539 | 43 | 8.0 | 46 |
| 2024年2Q | 546 | 35 | 6.4 | 31 |
| 2024年3Q | 545 | 44 | 8.1 | 36 |
| 2024年4Q | 624 | — | — | 47 |
| 2025年2Q | 1,082 | 76 | 7.0 | 58 |
| 2025年4Q | 1,260 | 109 | 8.7 | 86 |
| 2026年2Q | 1,194 | 95 | 8.0 | 68 |
| 2026年4Q | 1,418 | 155 | 10.9 | 142 |
| 2027年1Q | 698 | 76 | 10.9 | 57 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は1,268億円から2,612億円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は9.6%。売上は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,268 | — | 76 | — | 52 |
| 2014年3月 | 1,239 | — | 54 | — | 43 |
| 2015年3月 | 1,495 | — | 133 | — | 114 |
| 2016年3月 | 1,620 | — | 154 | — | 122 |
| 2017年3月 | 1,536 | — | 100 | — | 76 |
| 2018年3月 | 1,815 | — | 158 | — | 117 |
| 2019年3月 | 2,047 | — | 220 | — | 170 |
| 2020年3月 | 1,594 | — | 41 | — | 8 |
| 2021年3月 | 1,167 | — | −14 | — | −27 |
| 2022年3月 | 1,866 | — | 143 | — | 120 |
| 2023年3月 | 2,280 | — | 199 | — | 161 |
| 2024年3月 | 2,254 | — | 189 | — | 160 |
| 2025年3月 | 2,342 | 185 | 201 | 7.9 | 144 |
| 2026年3月 | 2,612 | 250 | 273 | 9.6 | 210 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高2,612億円のうち、営業利益として残るのは250億円で9.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は210億円、売上の8.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金68.5%1,789億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金21.9%573億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.6%250億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが332億円、投資CFが−162億円で、差し引きのフリーCFは170億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は752億円で、売上の3.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 126 | −198 | 211 | −72 | 432 |
| 2014年3月 | 81 | 8 | −104 | 89 | 426 |
| 2015年3月 | 106 | −68 | −58 | 38 | 422 |
| 2016年3月 | 249 | −64 | −68 | 185 | 524 |
| 2017年3月 | 140 | −98 | −51 | 42 | 511 |
| 2018年3月 | 153 | −95 | −70 | 58 | 498 |
| 2019年3月 | 153 | −87 | −76 | 66 | 488 |
| 2020年3月 | 88 | −83 | 75 | 5 | 554 |
| 2021年3月 | 180 | −66 | 60 | 114 | 746 |
| 2022年3月 | 149 | −95 | −82 | 54 | 757 |
| 2023年3月 | 29 | −88 | −3 | −59 | 695 |
| 2024年3月 | 129 | −64 | −64 | 65 | 726 |
| 2025年3月 | 136 | −139 | −67 | −3 | 641 |
| 2026年3月 | 332 | −162 | −92 | 170 | 752 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は4,230億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,614億円で、自己資本比率は61.7%(業種中央値65.3%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2,098 | 927 | 1,171 | 43.8 |
| 2014年3月 | 2,185 | 992 | 1,193 | 45.1 |
| 2015年3月 | 2,455 | 1,178 | 1,277 | 47.7 |
| 2016年3月 | 2,343 | 1,171 | 1,172 | 49.7 |
| 2017年3月 | 2,476 | 1,272 | 1,204 | 51.1 |
| 2018年3月 | 2,684 | 1,525 | 1,159 | 56.5 |
| 2019年3月 | 2,695 | 1,609 | 1,086 | 59.4 |
| 2020年3月 | 2,589 | 1,517 | 1,072 | 58.3 |
| 2021年3月 | 2,800 | 1,620 | 1,180 | 57.6 |
| 2022年3月 | 3,256 | 1,788 | 1,468 | 54.6 |
| 2023年3月 | 3,485 | 1,978 | 1,507 | 56.6 |
| 2024年3月 | 3,623 | 2,216 | 1,407 | 61.0 |
| 2025年3月 | 3,670 | 2,267 | 1,404 | 61.7 |
| 2026年3月 | 4,230 | 2,614 | 1,616 | 61.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
機械 209社との比較
同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で209社中40位あたり、逆に低いのは配当利回りで209社中205位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥15,310で、1年前と比べて+35.7%。過去52週の値幅のなかでは81%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 17.1倍 |
| PER (会社予想) | 81.0倍 |
| PBR | 1.34倍 |
| 配当利回り | 1.76% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月17日に16430円まで上昇し、52週高値圏で推移しています。その後は調整気味ですが、25日移動平均線(14800円)を上回っており、中期的な上昇トレンドは維持しています。年初来では+34.1%と大きく上昇し、52週安値(10370円)からは約45%上昇しました。出来高は8月3日に100万株を超えるなど増加傾向にあり、需給は良好です。RSIは60.2とやや強気圏にあります。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
PERは16.75倍と業界平均23.18倍を下回り、PBRも1.31倍で平均1.54倍より低い。ROEは8.6%と平均水準だが、配当利回りは1.8%で業界平均2.66%を下回る。今期予想PERは79.5倍と急上昇し、収益成長の持続性には疑問が残る。割安感はあるが、配当の伸び悩みと業績予想の不確実性から、ほぼ妥当と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 17.1倍 | 22.7倍 |
| PER (予想) | 81.0倍 | — |
| PBR | 1.34倍 | 1.50倍 |
| ROE | 8.6% | 7.0% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
半導体や航空宇宙など高精度加工の需要増が強気の論点。特に自動車の電動化でモーター部品や電池関連の加工需要が増える。また、中国やインドなどの設備投資も期待される。一方、中国経済の減速や設備投資サイクルの悪化、工作機械業界の競争激化による値崩れリスクが弱気の論点。円安の恩恵もあるが、海外売上比率が高いため為替変動の影響も大きい。
- 高精度加工の需要拡大
EVや半導体製造装置などの部品で微細加工ニーズが高まり、高級機の受注が伸びる
- 海外市場の成長
インド・東南アジアなど新興国の工業化で、工作機械の需要が拡大する
- 円安の追い風
輸出競争力が高まり、海外売上高の円換算額が増加する
- 売上高2,612億円・営業利益250億円の増益計画2026年3月期影響強
売上高2,342→2,612億円、営業利益185→250億円。海外需要を取り込む
- 営業利益率7.9%→9.57%へ改善2026年3月期影響中
原価低減と製品構成改善で1.67ポイント向上する計画
- 外国株主比率41.87%の資本参加継続影響弱
外国人保有が4割超で、統治改善と需給の安定が期待
- PBR1.27倍の割安評価継続影響弱
ROE8.6%に対しPBR1.27倍。増益が続けば再評価余地
- 中国向け需要の減少
中国経済の減速で同国向け受注が落ち込む可能性が高い
- 設備投資の停滞
世界景気の不透明感から企業が設備投資を抑制すると、受注が減る
- 競争激化で価格競争
中国や台湾メーカーの追い上げで、シェアや利益率が圧迫されるリスク
- 予想PER77.3倍の大幅減益予想決算発表後影響強
現在PER16.26倍から予想77.3倍。市場は利益減少を見込む
- 営業利益率9.57%は低水準通年影響中
売上高2,612億円に対し営業利益250億円。利益率は低く変動しやすい
- 設備需要の先食い懸念2027年〜2028年影響中
2,612億円の売上高が前倒し需要なら在庫調整リスク
- 配当利回り1.85%で還元が弱い継続影響弱
株主への還元が利回り1.85%と低く、見直しがなければ売られやすい
- 受注高
- 将来の売上高を先取りするため、需要動向の先行指標になる
- 中国向け売上比率
- 中国市場への依存度が高く、減速リスクを監視するため
- 稼働率
- 受注変動に対応する生産能力の活用状況と収益性を測るため
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり270円で、前期から+50.0%。いまの株価に対する利回りは1.76%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 80 | — | 62.2 |
| 2018年3月 | 85 | 6.3 | 40.6 |
| 2019年3月 | 69 | −18.8 | 28.0 |
| 2020年3月 | 80 | 15.9 | — |
| 2021年3月 | 20 | −75.0 | — |
| 2022年3月 | 60 | 200.0 | 28.9 |
| 2023年3月 | 150 | 150.0 | 53.4 |
| 2024年3月 | 150 | 0.0 | 36.8 |
| 2025年3月 | 180 | 20.0 | 46.7 |
| 2026年3月 | 270 | 50.0 | 55.1 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥270
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ2,407人。区分でいちばん多いのは外国法人で41.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が26.5%を占め、残る73.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 35.9 | 36.1 | 35.3 | 39.0 | 45.1 | 41.9 |
| 個人・その他 | 23.3 | 24.2 | 23.0 | 21.7 | 20.4 | 20.6 |
| 金融機関 | 31.8 | 28.6 | 27.7 | 29.9 | 20.9 | 18.6 |
| 証券会社 | 1.1 | 1.1 | 5.5 | 1.4 | 5.7 | 11.0 |
| 事業法人 | 7.9 | 10.1 | 8.6 | 7.9 | 7.9 | 7.9 |
| 自己株式 | 2.8 | 3.9 | 4.1 | 4.7 | 6.0 | 6.0 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 9.50 |
| 02 | BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 7.49 |
| 03 | 公益財団法人工作機械技術振興財団 | 3.59 |
| 04 | JP JPMSE LUX RE BARCLAYS CAPITAL SEC LTD EQ CO(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 3.33 |
| 05 | GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社) | 3.24 |
| 06 | MLI FOR SEGREGATED PB CLIENT(常任代理人 BOFA証券株式会社) | 2.79 |
| 07 | 株式会社SBI証券 | 2.55 |
| 08 | JPモルガン証券株式会社 | 2.51 |
| 09 | UBS AG LONDON ASIA EQUITIES(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 2.18 |
| 10 | 牧野 二郎 | 1.92 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-22ゴールドマン・サックス・インターナショナル(Goldman Sachs International)新規の大量保有報告4.63%-3.28pt
- 2026-05-18株式会社三菱UFJ銀行新規の大量保有報告1.75%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+1835%、1株純資産は14期で+1250%。直近期のROEは8.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 46 | 827 | 5.9 | 12.4 | 87.3 |
| 2014年3月 | 39 | 887 | 4.5 | 18.8 | 98.8 |
| 2015年3月 | 103 | 1,054 | 10.6 | 9.9 | 25.6 |
| 2016年3月 | 110 | 1,058 | 10.4 | 6.3 | 24.5 |
| 2017年3月 | 69 | 1,149 | 6.3 | 14.0 | 62.2 |
| 2018年3月 | 511 | 6,095 | 8.4 | 9.8 | 40.6 |
| 2019年3月 | 689 | 6,550 | 10.9 | 6.6 | 28.0 |
| 2020年3月 | 34 | 6,172 | 0.5 | 84.0 | — |
| 2021年3月 | −111 | 6,663 | — | — | — |
| 2022年3月 | 499 | 7,433 | 7.1 | 7.8 | 28.9 |
| 2023年3月 | 672 | 8,261 | 8.6 | 7.2 | 53.4 |
| 2024年3月 | 671 | 9,325 | 7.6 | 9.3 | 36.8 |
| 2025年3月 | 613 | 9,675 | 6.4 | 19.0 | 46.7 |
| 2026年3月 | 897 | 11,160 | 8.6 | 12.8 | 55.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
14名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額292百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 宮崎正太郎 | 代表取締役 取締役社長 | — | 13,478 |
| 永野敏之 | 代表取締役 専務取締役 管理本部長 兼 貿易安全保障管理室長 | — | 11,144 |
| 白石治幸 | 常務取締役 開発本部長 | — | 5,388 |
| 金谷潤 | 取締役 カスタマアプリケーションセンタ長 兼 LASER事業部担当 | — | 180 |
| 牧野裕之 | 取締役 管理本部副本部長 兼 IR担当 兼 経営企画部長 | — | 180 |
| Neo Eng Chong | 取締役 MAKINO ASIA PTE LTD CHIEF EXECUTIVE OFFICER | — | — |
| 増田直史 | 取締役 | — | 600 |
| 山崎広道 | 取締役 | — | 900 |
| 髙橋一夫 | 取締役 | — | 300 |
| 高井文子 | 取締役 | — | 200 |
| 香村章夫 | 常勤監査役 | — | 1,600 |
| 山口仁栄 | 監査役 | — | 1,000 |
残りの役員2名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 髙塚直子 | 監査役 | — | 200 |
| 細谷義徳 | — | 81 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 7 | 113 | 42 | 43 | 199 | 28 |
| 社外取締役 | 6 | 67 | 1 | — | 69 | 12 |
| 監査役 | 1 | 24 | — | — | 24 | 24 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容536字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題793字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,099字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,530字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第87期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-19
- 半期報告書半期報告書-第87期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第86期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-20
- 半期報告書半期報告書-第86期(2024/04/01-2024/09/30)2024-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第85期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-21
- 四半期報告書四半期報告書-第85期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第85期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第85期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第84期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-23
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-09
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