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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

オーエスジー

OSG Corporation6136 · Prime · 機械

ねじ切り工具・タップで世界有数の精密工具メーカー。

概要

オーエスジー株式会社は、切削工具及び転造工具の大手メーカーである。1938年の創業以来、OSGブランドでタップ(ねじ切り工具)を中心にエンドミル、ドリル、ねじ転造ダイスなどを世界に供給する。2025年11月期の連結売上高は1,606億円、営業利益203億円、営業利益率12.64%と高い収益性を示す。従業員7,563人を擁し、海外売上高比率は68.2%に達する。自動車や航空機産業向けに強みを持ち、ねじ切り工具では世界トップクラスのシェアを占める。

四つの事業領域で構成される製品ポートフォリオ

当社グループの事業は、切削工具、転造工具、測定工具、工作機械・その他の四つに区分される。切削工具は売上の大半を占め、タップ(ねじ切り工具)、エンドミル、ドリル、インデキサブル工具などを含む。タップは金属部品にねじ穴を加工する工具で、自動車や産業機械向けに広く使われる。転造工具はねじ転造ダイスが主力で、ボルト等のねじ部を塑性加工で成形する。測定工具はねじゲージが中心で、加工品の品質検査に用いられる。工作機械部門では転造盤やツーリング工具を製造し、工具と機械の両面からソリューションを提供する。これらの製品群は互いに関連し、精密機械加工のニーズに応える。

日本・米州・欧州・アジアの4地域にまたがる収益基盤

2025年11月期のセグメント別売上高は、日本が766億円、米州が356億円、欧州・アフリカが382億円、アジアが401億円である。営業利益は日本が88億円、米州が42億円、欧州・アフリカが26億円、アジアが47億円。日本は国内製造業の回復とAブランド製品の好調で増収増益となった。米州は米国製造業の回復遅れで微減収減益、欧州・アフリカはドイツの低迷が影響し減益、アジアは中国やインドの堅調で増収増益。海外売上高比率は68.2%に達し、地域分散が進んでいる。各地域の景況に応じて業績に強弱があるものの、全体として底堅い成長を維持している。

100社の子会社から成るグローバルグループ体制

当社グループは、当社及び子会社100社、関連会社4社で構成される。日本には連結子会社17社があり、大宝産業(販売)、日本ハードメタル、オーエスジーコーティングサービス、大高精工などが製造・販売を担う。米州には12社の連結子会社があり、OSG USA(米国)、Amamco Tool、OSG Canada、OSG Royco(メキシコ)、OSG Sulamericana(ブラジル)などが拠点。欧州・アフリカには32社の連結子会社があり、OSG Europe S.A.(ベルギー)を持株会社とし、ドイツ、英国、オランダ、南アフリカに製造・販売会社を置く。アジアには23社の連結子会社があり、中国(欧士机、昆山大宝)、台湾、シンガポール、タイ、韓国などに展開。各地域で現地法人が製造と販売を行い、グローバルな顧客に対応する。

業界の中での役割は精密機械工具の製造・販売メーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,606億円
営業利益
203億円
営業利益率
12.6%
純利益
143億円
2025/11 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/11
事業売上構成比利益利益率
日本517億円32.2%89億円17.2%
欧州・アフリカ376億円23.4%27億円7.2%
アジア363億円22.6%48億円13.2%
米州350億円21.8%42億円12.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01切削工具主力

タップ(ねじ切り工具)、エンドミル、ドリル等を製造・販売。自動車、航空機、金型など幅広い産業の機械加工に使用される。高品質・高精度な工具で世界トップクラスのシェアを持つ。

主な製品・サービス2
タップ(ねじ切り工具)世界シェア首位
金属部品にねじ穴を加工する工具。OSGの主力製品で、自動車・産業機械向けに幅広く供給。
エンドミル
金属の溝加工や輪郭加工に用いる回転切削工具。金型加工などに不可欠。

02転造工具準主力

ねじ転造ダイス(ねじを塑性加工で成形する工具)を製造。高い生産性と精度が求められるボルト・ねじ製造に使用。

主な製品・サービス1
ねじ転造ダイス
丸・平・ロータリー等のタイプがあり、ボルト等のねじ部を転造により成形する工具。

03測定工具副次

ねじゲージ(ねじの精度を検査する工具)を中心に、品質管理用途に供給。

主な製品・サービス1
ねじゲージ
ねじ山の寸法やピッチを測定し、加工品の品質を保証する。

04工作機械・その他副次

転造盤(ねじ転造用工作機械)やツーリングホルダ等を製造。工具使用時の周辺機器も含めたソリューションを提供。

主な製品・サービス1
転造盤
ねじ転造ダイスと組み合わせて使用する専用工作機械。高能率なねじ成形を実現。

製品と技術

主力製品タップ(ねじ切り工具)の技術と市場

タップは金属部品にねじ穴を加工する工具で、OSGの創業以来の主力製品である。同社は高精度なねじ切り工具で世界トップクラスのシェアを持ち、中期計画では世界シェア40%を目標とする。Aブランドシリーズは高付加価値製品として拡販が進められており、自動車、航空機、電子部品、エネルギー関連など幅広い産業で使用される。タップの品質はねじの精度と寿命に直結するため、材料やコーティングの開発に注力している。

エンドミル・ドリルと微細精密加工への対応

エンドミルは金属の溝加工や輪郭加工に用いる回転切削工具で、1970年にハイスエンドミル、1980年に超硬エンドミルの製造を開始した。金型加工など高精度が要求される分野で使用される。ドリルは1984年から製造を開始し、穴あけ工具としてラインアップを拡充。近年は微細精密工具に注力し、部門横断型営業組織GIGSセールスグループを設置して、半導体や医療機器向けの微細加工工具の販売を強化している。超硬やダイヤモンド工具も含め、先端加工に対応する。

転造工具と転造盤によるねじ成形ソリューション

転造工具は、ねじ転造ダイスが主力で、丸・平・ロータリー・ラック形などのタイプがある。ねじを塑性加工で成形するため、切削に比べて高い生産性と強度が得られる。1963年にねじ転造平ダイスの製造を開始し、以来ボルト・ねじ製造業に供給している。転造盤は、ねじ転造ダイスと組み合わせて使用する専用工作機械であり、同社は工具と機械の両方を提供することで、一貫したねじ成形ソリューションを実現している。転造工具事業は売上倍増を目標とし、グローバル展開を加速している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 世界シェア首位タップ(ねじ切り工具)世界シェア約30%(タップ全体)切削工具

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

切削工具で国内首位級、内需依存で成長余地

当社は工作機械用切削工具の専門メーカーであり、国内市場で高いシェアを有する。三浦工業や日本製鋼所といった機械セクターの企業と競合するが、工具分野に特化している点が強みである。売上高は増加基調にあり、営業利益率も12%台を維持し、収益性は良好である。一方、海外市場への展開は限定的であり、内需依存のリスクがある。

強み

  • 切削工具分野で国内トップクラスのシェアを誇り、ブランド力が強い。
  • 営業利益率12%超の高水準を維持し、安定した収益を上げている。
  • 工具の専門メーカーとして、独自の技術開発で差別化を図っている。
  • 売上高が順調に増加し、事業の拡大が続いている。

課題

  • 海外展開が進んでおらず、成長の機会を逃している可能性がある。
  • 特定分野に依存しており、需要変動の影響を受けやすい体質である。
  • 同業他社との競争が激しく、独自性を打ち出す必要がある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

工作機械・FAの時価総額近傍。太字がオーエスジー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17012川崎重工業4,078億円18.8倍
26141DMG森精機4,043億円58.1倍
36135牧野フライス製作所3,811億円17.1倍
46507シンフォニアテクノロジー3,512億円23.0倍
56407CKD3,477億円25.2倍
66136オーエスジー3,430億円16.3倍
73107ダイワボウホールディングス3,338億円10.4倍
86103オークマ3,065億円21.8倍
96622ダイヘン3,038億円20.6倍
106371椿本チエイン2,834億円9.0倍
116436アマノ2,820億円13.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(工作機械・FA)に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

1938年創業から戦時体制を経て終戦で全工場閉鎖

1938年3月、資本金5万円で東京府に株式会社大沢螺子研削所が創立され、タップ・ダイスの製造販売を開始した。1942年5月には株式会社溝淵製作所を買収合併し、ねじゲージの製造に進出。1943年5月には愛知工場を建設し、生産能力を拡大した。しかし1945年8月の終戦により、全工場を閉鎖せざるを得なくなった。創業からわずか7年で戦争による中断を余儀なくされたが、ねじ切り工具の技術と生産基盤はこの時期に培われた。

戦後再建と本社移転、社名変更と販売分離

1946年5月、本社を東京都杉並区に移転すると同時に愛知工場の操業を再開した。その後1951年8月に本社を千代田区、1955年4月には愛知県宝飯郡一宮村へと移転。1961年4月には豊川工場を新設し、生産能力を強化した。1963年6月、社名をオーエスジー株式会社に変更。同年12月には販売部門を分離し、オーエスジー販売株式会社に販売業務を移管した。この分業体制は、製造と販売を専門分化して効率化を図る戦略であった。

株式上場と海外進出の開始(1964〜1970年代)

1964年12月、名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場。1970年12月には東京証券取引所市場第二部にも上場した。海外展開では、1968年2月に米国に現地販売会社OSG Tap and Die, Inc.(現OSG USA)を設立。1970年5月には台湾に大宝精密工具股份有限公司を設立し、アジアでの生産拠点を確保した。1974年11月にはブラジルにOSG Ferramentas de Precisão Ltda.(現OSG Sulamericana)を設立し、南米市場に参入。同時に1970年10月にはハイスエンドミルの製造を開始するなど、製品ラインの拡充も進めた。

超硬工具の導入と生産拠点の増強(1980年代)

1980年9月、超硬エンドミルの製造を開始し、高硬度材料の加工に対応。1981年6月には東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場第一部に指定替え。1982年2月には新城工場、1985年10月には韓国に合弁会社韓国OSGを設立し、生産体制を強化した。1984年にはドリルの製造を開始し、切削工具の品揃えを拡大。1988年1月にはカナダにOSG Canada Ltd.を設立。1990年11月には八名工場が完成し、タップの集中生産体制を確立した。この時期に製品多様化とグローバル生産ネットワークが形成された。

販売会社の統合と欧州・中国拠点の拡充(1990年代)

1992年12月、分離していたオーエスジー販売株式会社と合併し、製造販売一体体制に戻した。1993年2月、本社を愛知県豊川市に移転。同年8月にはシンガポールにOSG Asia Pte Ltd.を設立し、東南アジアの販売拠点とした。1994年1月にはメキシコのタップメーカーを買収し、北米市場を強化。1995年1月には英国に持株会社OSG Limited(現OSG Europe Limited)を設立し、欧州統括機能を集約。1997年10月には中国に大宝(東莞)模具切削工具有限公司を設立し、中国市場での生産を開始した。

中期経営計画とサステナビリティへの取り組み(2020年代)

2025年11月期の連結売上高は1,606億円、営業利益203億円と過去最高水準となった。同社は2025年11月期を初年度とする3ヶ年の中期経営計画「Beyond the Limit 2027」を策定し、ROE10%超、営業利益率16%超を目標に掲げる。基本方針として、主力のタップで世界シェア40%を目指すほか、転造工具の売上倍増、微細精密工具やコーティング事業の拡大を掲げる。また、2030年度までにCO2排出量を2024年度比20%削減、2050年カーボンニュートラル達成を目標とするESG経営を推進している。

年表33件を開く

1930年代

  • 1938年3月創業資本金5万円をもって東京府に株式会社大沢螺子研削所を創立、タップ・ダイスの製造販売を開始。

1940年代

  • 1942年5月M&A㈱溝淵製作所を買収合併し、ねじゲージの製造開始。
  • 1943年5月愛知工場建設(現・OSGアカデミー)。
  • 1945年8月終戦により全工場を閉鎖。
  • 1946年5月本社を東京都杉並区に移転し、同時に愛知工場の操業を開始。

1950年代

  • 1951年8月本社を東京都千代田区に移転。
  • 1955年4月本社を愛知県宝飯郡一宮村に移転。

1960年代

  • 1961年4月豊川工場を新設し、操業を開始する。
  • 1963年5月ねじ転造平ダイスの製造を開始する。
  • 1963年6月商号変更社名をオーエスジー株式会社に変更する。
  • 1963年12月販売部門を分離し、オーエスジー販売㈱に販売業務を移管。
  • 1964年12月上場株式を名古屋証券取引所市場第二部に上場。
  • 1967年3月大池工場を新設し、操業を開始する。
  • 1968年2月オーエスジー販売㈱と共同出資により、米国に現地法人の販売会社OSG Tap and Die, Inc. Illinoisを設立(現・OSG USA, INC.、連結子会社)。

1970年代

  • 1970年5月台湾に大宝精密工具股份有限公司を設立(現・連結子会社)。
  • 1970年10月ハイスエンドミルの製造開始。
  • 1970年12月上場株式を東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 1971年12月豊橋工場を新設し、操業を開始する。
  • 1974年11月ブラジルサンパウロ州に現地法人の工具メーカーOSG Ferramentas de Precisâo Ltda.を設立(現・OSG Sulamericana de Ferramentas Ltda.、連結子会社)。

1980年代

  • 1980年9月超硬エンドミルの製造開始。
  • 1981年6月上場東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場第一部に上場。
  • 1982年2月新城工場を新設し、操業を開始する。
  • 1984年3月ドリルの製造開始。
  • 1985年10月韓国に㈱秀一精密と合弁で韓国OSG㈱を設立(現・連結子会社)。
  • 1987年2月カッターボディーの製造開始。
  • 1988年1月カナダにOSG Canada Ltd.を設立(現・連結子会社)。

1990年代

  • 1990年11月八名工場完成、タップの集中生産を確立する。
  • 1992年12月M&Aオーエスジー販売㈱と合併。
  • 1993年2月本社を愛知県豊川市に移転。
  • 1993年8月シンガポールにOSG Asia Pte Ltd.を設立(現・連結子会社)。
  • 1994年1月M&Aメキシコのタップメーカー Herramientas Metalicas de Corte, S.A. de C.V.を買収(現・OSG Royco, S.A. de C.V.、連結子会社)。
  • 1995年1月英国に現地法人の持株会社OSG Limitedを設立(現・OSG Europe Limited、連結子会社)。
  • 1997年10月中国に現地法人の切削工具製造会社 大宝(東莞)模具切削工具有限公司を設立(現・連結子会社)。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/11期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE2027年11月期まで10%超
  • 営業利益率2027年11月期まで16%超
  • タップ世界シェア40%
  • CO2排出量削減率(2024年度比)2030年まで20%
  • カーボンニュートラル達成2050年まで達成

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業成長戦略:主力事業と注力事業の拡大

    タップの品質向上と新製品投入で世界シェア40%を目指す。転造工具は価格競争力強化とグローバル展開加速で売上倍増。微細精密工具やコーティングなど注力事業も拡大。

  2. 02

    経営基盤強化:デジタル化と省人化推進

    労働力不足に対応するため、DX技術を活用した生産・営業プロセスの簡素化・効率化、自社製機械設備導入による生産体制の複合化・省人化を進め、柔軟で強靭な事業基盤を構築する。

  3. 03

    人的資本への投資と職場環境整備

    適材適所の人員配置、自主性と組織力を高める人財育成、エンゲージメント向上施策を推進。働きがいのある職場環境を整備し、社員と会社の成長、企業価値向上を実現する。

  4. 04

    サステナビリティ:CO2削減と環境負荷の可視化

    2030年にCO2排出量を24年度比20%削減、2050年カーボンニュートラル達成を目標。Scope1・2排出削減、Scope3算定、主力製品のカーボンフットプリント算定を推進する。

  5. 05

    財務資本政策:成長投資と株主還元強化

    M&Aを含む成長投資を継続し、株主還元やIR活動を通じて資本コスト低減と資本効率向上を図り、ROE10%超を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で7,563人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は702万円で、9期前と比べて3.0%平均年齢は44.5歳、平均勤続年数は19.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年11月5,866
2017年11月6,611
2018年11月7,020
2019年11月72343.118.07,236
2020年11月60343.618.47,173
2021年11月65843.218.07,489
2022年11月69643.618.57,543
2023年11月69044.118.97,563
2024年11月68844.219.27,674246
2025年11月70244.519.77,563268

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年11月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率38.2%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)73.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社28(国内 8 / 海外 20、うち連結子会社 27) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
新城工場 — 愛知県新城市102億円
日本
本社工場他 — 韓国 大邸廣域市 他7,993百万円
アジア
大池工場 — 愛知県豊川市6,917百万円
日本
本社工場他 — 台湾 高雄市5,832百万円
アジア
八名工場 — 愛知県新城市5,662百万円
日本
本社工場他 — メキシコ メヒコ州他3,730百万円
米州
本社他 — 米国 イリノイ州他3,452百万円
米州
本社工場 — ドイツ ゲッピンゲン3,346百万円
欧州・アフリカ
本社工場他 — 神奈川県 愛甲郡 愛川町他3,273百万円
日本
本社工場 — 茨城県 常総市2,841百万円
日本
ほか18件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    大宝産業㈱
    愛知県 豊川市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日本ハードメタル㈱(注)1
    神奈川県 愛甲郡 愛川町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    オーエスジー コーティング サービス㈱(注)1
    愛知県 新城市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大高精工㈱(注)1
    愛知県 新城市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ORS㈱
    愛知県 知多郡 東浦町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    三和精機㈱
    名古屋市 名東区 · 連結子会社
    議決権87.7%
  • 海外
    OSG USA, INC. (注)1、5
    米国 イリノイ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Amamco Tool & Supply Co., Inc.
    米国 サウスカロライナ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    OSG Canada Ltd.
    カナダ オンタリオ 州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    OSG Royco,S.A. de C.V.
    メキシコ メヒコ州 · 連結子会社
    議決権99.9%
  • 海外
    OSG Sulamericana de Ferramentas Ltda. (注)1
    ブラジル サンパウロ 州 · 連結子会社
    議決権0.0%
  • 海外
    OSG Europe S.A. (注)1
    ベルギー ワーヴル · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社16社を開く
  • OSG Europe Logistics S.A.ベルギー ワーヴル100%
  • OSG GmbHドイツ ゲッピンゲン100%
  • BASS GmbHドイツ ニーダーシュテッテン100%
  • OSG UK Limited英国 エセックス100%
  • Contour Fine Tooling B.V.オランダ ファルケンスワールト100%
  • Somta Tools (Pty) Ltd南アフリカ クワズール・ナタール88%
  • 大宝精密工具 股份有限公司(注)1台湾 高雄市100%
  • 欧士机(上海)精密工具有限公司中国 上海市100%
  • 奥斯机(上海)精密工具有限公司(注)1中国 上海市100%
  • 大宝(東莞)模具切削工具 有限公司(注)1中国 東莞市100%
  • 寧波市大宝 五金工具貿易 有限公司中国 寧波市100%
  • 昆山大宝精密 工具有限公司中国 昆山市100%
  • OSG Asia Pte Ltd. (注)1シンガポー ル100%
  • OSG THAI CO., LTD.タイ チャチェン サオ100%
  • 韓国OSG㈱(注)1、2韓国 大邸廣域市49%
  • ㈱クラークソン新潟県 三条市32%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    働き方改革推進支援助成金(団体推進コース)
    厚生労働省 · 2020-11-20
    252万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年11月期の売上高は1,606億円営業利益203億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.3%、利益が+7.4%。

売上高
+3.3%
1,606億円
営業利益
+7.4%
203億円
純利益
+6.7%
143億円
営業利益率
12.6%
前期比 +0.5%pt

会社が出している今期の予想2026年11月期

項目会社予想前期実績
売上高1,850億円1,606億円
営業利益300億円203億円
純利益210億円143億円
1株あたり配当¥115¥115

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は921億円、営業利益は157億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+19.0%、営業利益は+65.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q3424513.231
2023年2Q3645013.735
2023年3Q3714612.434
2023年4Q40043
2024年1Q3674111.234
2024年2Q4105713.938
2024年4Q7789111.762
2025年2Q7749512.365
2025年4Q83210813.078
2026年2Q92115717.0125

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年11月期からの14期で、売上は841億円から1,606億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は12.6%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年11月84113771
2013年11月88413986
2014年11月1,010176100
2015年11月1,119215125
2016年11月1,056178101
2017年11月1,202191140
2018年11月1,314226147
2019年11月1,270197137
2020年11月1,0449056
2021年11月1,262161110
2022年11月1,425236165
2023年11月1,477214143
2024年11月1,55518919812.2134
2025年11月1,60620322412.6143

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年11月期

売上高1,606億円のうち、営業利益として残るのは203億円12.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は143億円、売上の8.9%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金59.0%948億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金28.3%455億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.6%203億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
41.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+4.0pt
12.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.9pt
8.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.6pt
8.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年11月期は営業CFが264億円、投資CFが−140億円で、差し引きのフリーCFは124億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は480億円で、売上の3.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年11月123−19786−74117
2013年11月162−30−94132168
2014年11月197−31−128166215
2015年11月196−170−6226194
2016年11月163−168−8−5166
2017年11月208−76−111132196
2018年11月201−134−4767215
2019年11月193−20335−10237
2020年11月170−17197−1333
2021年11月270−70−143200404
2022年11月202−122−14780367
2023年11月233−85−38148497
2024年11月286−217−8069482
2025年11月264−140−150124480

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年11月期の総資産は2,677億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,939億円で、自己資本比率は67.5%(業種中央値65.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年11月1,21771550253.0
2013年11月1,34587646959.5
2014年11月1,4231,00941464.3
2015年11月1,5511,13641566.1
2016年11月1,5611,03153059.1
2017年11月1,6671,28438369.5
2018年11月1,7801,38439670.4
2019年11月1,9041,40749767.8
2020年11月2,0011,40259964.6
2021年11月2,0981,54855068.6
2022年11月2,2891,76852172.0
2023年11月2,5011,94655572.6
2024年11月2,5731,79477864.8
2025年11月2,6771,93973867.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年11月期の内訳
現金及び預金
524億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,516億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
411億円
在庫として抱えている分
負債合計
738億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
95
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率25 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り209社中27位あたり、逆に低いのは売上成長率209社中109位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.3%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
12.6%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
67.5%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.3%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.2%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,567で、1年前と比べて+84.1%過去52週の値幅のなかでは70%の位置にある。

¥3,567-3.6%1ヶ月-3.3%1年+84.1%時価総額3,430億円
過去52週の値幅
安値¥2,004.5高値¥4,223

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.3倍
PER (会社予想)14.0倍
PBR1.53倍
配当利回り3.22%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月21日に3639円と、25日移動平均線を4.1%下回りました。7月13日に4058円の高値をつけた後、8月にかけて調整局面に入り、8月20日には3632円まで下落しています。ただし、52週安値1998円からは82%高の水準で、28日移動平均線を下回るものの、中期的な上昇トレンドは維持しています。出来高は直近30万株前後と、高値圏での売買が続いています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは16.62倍と同業界平均の23.18倍を下回り、割安感がある。PBRは1.56倍とほぼ業界平均の1.54倍と同水準。ROEは8.3%とやや低めだが、配当利回りは3.16%と業界平均の2.66%を上回り、株主還元は手厚い。配当性向は63.9%と高く、増配余地は限られるが、安定した配当を享受できる。今期の予想PERは14.2倍とさらに割安感が強まる見込みで、総合的に割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.3倍22.7倍
PER (予想)14.0倍
PBR1.53倍1.50倍
ROE8.3%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、自動車・航空機需要の回復と、新興国市場での拡大戦略。強気派は、高精度工具への需要は安定的に成長し、特に航空機部品の増産やEV用部品加工で需要が伸びるとみる。弱気派は、製造業の稼働率低下による工具需要の減少、中国・アジア勢との価格競争の激化を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 高いシェア

    ねじ切り工具で世界トップシェアを持ち、市場支配力が強い。

  • 航空機需要

    航空機部品の精密加工に使用される工具で需要が拡大。

  • 収益改善

    2025年11月期は営業利益率12.64%と好調を維持。

  • 売上高1,606億円・営業利益203億円の増収増益2025年11月期影響

    売上高1,555→1,606億円、営業利益189→203億円。過去最高益を更新

  • 予想PER15.4倍で割安感決算発表後影響

    現在PER17.95倍から予想15.4倍へ低下。利益成長が期待される

  • 営業利益率12.64%の高収益構造通年影響

    売上高利益率12.64%を維持し、高付加価値製品が寄与

  • 利回り2.93%の安定配当継続影響

    株価上昇後も2.93%の利回りがあり、下支え要因

マイナスに働く材料7
  • 製造業の減速

    世界の製造業の設備稼働が低下すれば工具需要が減少。

  • 価格競争

    新興国メーカーの安価な工具登場で価格競争が激化。

  • 原材料高

    超硬合金などの原料価格上昇がコスト増を招く。

  • 純利益134→143億円の伸び鈍化2025年11月期影響

    売上高は前期比3%増だが純利益は6.7%増にとどまる

  • 外国人保有比率18.95%の需給乏しさ継続影響

    外国人が2割未満で、パッシブ買いの効果が限定的

  • 原材料高による原価率悪化リスク通年影響

    営業利益率12.64%を維持できなければ利益率低下

  • PBR1.69倍で割高感が出る局面継続影響

    ROE8.3%とPBR1.69倍の評価は増益率が鈍ると修正

次の決算で確かめる点
売上高成長率
工具需要の動向を測り、市場シェアの維持を確認するため。
営業利益率
価格競争やコスト変動の影響を反映する指標。
海外売上比率
グローバル展開の進度と地域別需要変動を把握するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり115で、前期から+46.7%いまの株価に対する利回りは3.22%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥115
1株あたり
配当利回り
3.22%
いまの株価に対して
配当性向
63.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年11月5072.4
2017年11月46−8.052.0
2018年11月472.257.3
2019年11月470.041.2
2020年11月22−53.246.0
2021年11月3663.668.8
2022年11月6066.755.4
2023年11月600.076.6
2024年11月600.059.3
2025年11月8846.763.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥115

株主

有価証券報告書より

2025年11月期末の株主数は延べ8,716人。区分でいちばん多いのは個人・その他43.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が36.2%を占め、残る63.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年11月%2021年11月%2022年11月%2023年11月%2024年11月%2025年11月%
個人・その他27.627.730.731.742.543.2
金融機関34.433.333.432.127.725.7
外国法人25.026.123.222.416.418.9
自己株式0.00.03.33.214.314.5
事業法人11.011.110.610.410.310.5
証券会社2.01.82.23.33.11.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.38
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.56
03オーエスジーエージェント会3.75
04MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)3.25
05オーエスジー持株会2.73
06公益財団法人大澤科学技術振興財団2.55
07オーエスジー社員持株会2.23
08株式会社三井住友銀行2.18
09野村信託銀行株式会社(投信口)2.18
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.78

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近8
  • 2026-08-06
    三井住友信託銀行株式会社
    新規の大量保有報告
    6.49%
    +1.32pt
  • 2026-07-06
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    3.75%
    -0.20pt
  • 2026-06-19
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    3.95%
    +0.21pt
  • 2026-06-04
    三井住友信託銀行株式会社
    新規の大量保有報告
    1.04%
  • 2026-05-27
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    3.74%
    +0.02pt
  • 2026-05-22
    三井住友DSアセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    2.86%
  • 2026-05-21
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    3.72%
    -0.17pt
  • 2026-05-11
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    3.89%
    +0.02pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+129%、1株純資産は14期で+224%。直近期のROEは8.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年11月7567911.514.957.4
2013年11月9184311.917.951.8
2014年11月10596311.717.957.9
2015年11月1321,07912.918.555.3
2016年11月1111,02410.420.472.4
2017年11月1541,19213.514.952.0
2018年11月1501,27912.215.157.3
2019年11月1401,32810.815.941.2
2020年11月581,3274.432.646.0
2021年11月1131,4728.014.668.8
2022年11月1721,72110.711.355.4
2023年11月1491,8928.312.376.6
2024年11月1491,9627.711.859.3
2025年11月1722,2018.313.463.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/11期の役員報酬は総額349百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約21倍にあたる。

氏名役職年齢
石川則男取締役会長(代表取締役)最高経営責任者(CEO)70
大沢伸朗取締役社長(代表取締役)最高執行責任者(COO)58
富吉剛弘取締役(常勤監査等委員)67
高橋明人取締役(監査等委員)51
原邦彦取締役(監査等委員)79
山下佳代子取締役(監査等委員)61
林良嗣取締役(監査等委員)75

役員報酬の内訳2025/11

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)21041583737299150
社外取締役433338
取締役(社内)1171717

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

ニュース

AI解説

今日の重要ニュースより

「今日の重要ニュース」でオーエスジーを取り上げた解説を、新しい順に並べている。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/11期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,319字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社100社並びに関連会社4社で構成され、切削工具、転造工具、測定工具、工作機械、機械部品等の精密機械工具の製造・販売を主な事業内容としております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、次の4つの地域は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 製 品 区 分   主 要 製 品 切削工具   ねじ切り工具   タップ、ダイス ミーリングカッター   エンドミル、インデキサブル工具 ドリル他切削工具   ドリル、ダイヤモンド工具 転造工具   ねじ転造ダイス各種(丸・平・ロータリー・ラック形転造ダイス)、トリミングダイス 測定工具   ねじゲージ その他   工作機械   転造盤、各種工作機械 その他   ツーリング工具、原材料、LHスティックス セグメント   関係会社数   主な関係会社 日本   当社連結子会社 17社非連結子会社 3社関連会社 1社(うち持分法適用関連会社1社)   (販売) ◎ 大宝産業㈱ ※ ㈱クラークソン (製造・販売) ◎ 日本ハードメタル㈱ ◎ オーエスジーコーティングサービス㈱ ◎ 大高精工㈱ ◎ ORS㈱ ◎ 三和精機㈱ 米州   連結子会社 12社非連結子会社 1社(うち持分法適用非連結子会社1社)関連会社 3社(うち持分法適用関連会社1社)   (製造・販売) ◎ OSG USA, INC.(米国) ◎ Amamco Tool & Supply Co., Inc.(米国) ◎ OSG Canada Ltd.(カナダ) ◎ OSG Royco, S.A. de C.V.(メキシコ) ◎ OSG Sulamericana de Ferramentas Ltda.(ブラジル) 欧州・アフリカ   連結子会社 32社非連結子会社 7社   (持株会社) ◎ OSG Europe S.A.(ベルギー) (販売) ◎ OSG Europe Logistics S.A.(ベルギー) (製造・販売) ◎ OSG GmbH(ドイツ) ◎ BASS GmbH(ドイツ) ◎ OSG UK Limited(英国) ◎ Contour Fine Tooling B.V.(オランダ) ◎ Somta Tools (Pty) Ltd(南アフリカ) アジア   連結子会社 23社非連結子会社 5社   (販売) ◎ 欧士机(上海)精密工具有限公司 (中国) ◎ 昆山大宝精密工具有限公司 (中国) ◎ OSG Asia Pte Ltd.(シンガポール) (製造・販売) ◎ 大宝精密工具股份有限公司 (台湾) ◎ 大宝(東莞)模具切削工具有限公司 (中国) ◎ 寧波市大宝五金工具貿易有限公司 (中国) ◎ 奥斯机(上海)精密工具有限公司 (中国) ◎ OSG THAI CO., LTD.(タイ) ◎ 韓国OSG㈱ (韓国) (注)  ◎連結子会社 ※持分法適用関連会社 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,492字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、その達成を保証するものではありません。 (1) 会社の経営の基本方針 当社は「地球会社」という企業理念のもと、持続可能な社会の発展に向け、株主をはじめお客様・従業員・取引先・地域社会などのステークホルダーの皆様と健全な関係の維持・発展に努め、社会とのより良い調和を図っていきます。 ① 企業は、社会の公器であることを常に自覚し、顧客に喜ばれる製品を供給する。 ② 社員には、職場の適正配置と生活の向上を図る。 ③ 株主には、適正な安定配当を行うよう努める。 ④ 社会的信頼を高めつつ、堅実な経営を行い、世界的企業に発展するよう努める。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、持続的な成長を目指す中、2025年11月期より3ヶ年の中期経営計画「Beyond the Limit 2027」を策定いたしました。 カーボンニュートラルの時代に向けて、世界のモノづくり産業に貢献するエッセンシャル・プレーヤーとなることを長期ビジョンとして新たに掲げるとともに、持続的な企業価値向上(サステナビリティ)に向けてESG経営を推進します。収益性や事業効率の改善を通して企業体質を再強化するとともに、ROEを新たに経営指標として設定し、資本効率の改善を行います。2027年11月期の経営目標としてROEは10%超、営業利益率は16%超を目標としております。 (3) 経営環境、中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題 資源・エネルギー価格の上昇、インフレによる人件費の上昇など、経済環境は常に変化しております。当社グループの主要市場では、自動車関連産業はドイツを中心に欧州にて停滞しておりましたが、底打ちの兆しが見られるようになりました。また、航空機関連産業は欧米での回復が継続しており、エネルギー関連産業がアジアにおいて好調を継続しました。 このような状況のもと、中期経営計画「Beyond the Limit 2027」においては以下の基本方針を策定しております。 基本方針 グループにおける製販会社の収益性や事業効率の改善に取り組み、景気変動に左右されにくい強固な企業体質を構築します。また、バランスシートの改革を行い、最適な成長投資と株主還元の強化を目指します。そのための経営指標として2027年11月期のROEは10%超、営業利益率は16%超を目標としています。中期経営計画「Beyond the Limit 2027」においては、事業成長戦略と経営基盤強化の2つのカテゴリーに戦略方針を分けて立案しております。 ① 事業成長戦略 引 製品   戦略方針   主な産業 主力事業 成長を牽引   タップ   品質向上や競争力のある新製品の投入を通じて、開発・技術・生産・営業が一体となってシェア拡大を目指します。また、高付加価値のAブランドシリーズの拡販を推進し、タップの世界シェア40%を目指します。   電子部品エネルギーモビリティ一般部品 転造工具   創業製品のタップに次ぐ歴史の長い製品。製造工程やサプライチェーンの見直しにより価格競争力を強化し、グローバル展開を一段と加速させます。売上倍増とともに利益率の改善も目指します。   航空機エネルギーモビリティ一般部品 注力事業 今後の成長に繋がる事業領域の拡大   微細・精密工具 超硬 DIA/CBN   部門横断型営業組織であるGIGSセールスグループの活動強化とともに、新製品の投入により微細・精密加工用工具の売上拡大を図ります。さらに、ダイヤ工具のグループ会社を中心に、レンズ業界など既存産業以外の新規分野の開拓も進めます。   電子部品 航空機エネルギーモビリティ 医療金型 一般部品 コーティング   高付加価値のコーティングビジネスは、中長期的にも拡大が見込まれます。自社製品の競争力向上に資するコーティング開発を進めるとともに、工具以外の多様な製品を対象としたジョブコーティングサービスの拡大を一段と加速します。    電子部品医療 金型 工具一般部品 ② 経営基盤強化 領域   戦略方針   取組み オペレーション   労働力不足への対応を見据え、デジタル技術を活用して生産・営業プロセスの簡素化と効率化を進め、生産性及び収益性の向上を図ります。あわせて、自社製機械設備の導入による生産体制の複合化・省人化を推進し、柔軟で強靭な事業基盤の構築を進めます。   ・事業効率の向上・DX技術革新への対応・情報セキュリティ強化 組織・人的資本   適材適所の人員配置や自主性・組織力を高める人財育成を進め、社員一人ひとりの価値を最大化する人事施策を推進します。社員が働きがいを感じ、安心して挑戦できる職場環境を整備するとともに、絶えず変化する社会環境の中でも変化を厭わず挑戦を続けることで、社員と会社がともに成長し、企業価値の向上を実現します。   ・人財の能力向上・働きがいのある職場環境の整備・エンゲージメント向上 サステナビリティ   2030年にCO2排出量を2024年度比20%削減、2050年にカーボンニュートラル達成を目指し、Scope1・2の排出削減、Scope3の算定、主力製品のカーボンフットプリント算定による環境負荷の視える化を推進。運用改善による電力使用量削減と再生可能エネルギーの活用により、資源循環型社会の実現を目指します。   KPI(FY2030)   ・CO2排出量の削減・カーボンフットプリントの算定 20% 財務・資本政策   既存事業の成長戦略に加え、M&Aを含む積極的な成長投資を継続します。さらに、株主還元やIR活動を通じて株主資本コストの低減を図り、資本効率を高めることで、ROE10%超を目指します。   KPI(FY2027)   ・最適資本構成の構築・成長分野への戦略投資・株主還元の強化 ROE 10%超
事業等のリスク1,992字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 製品需要に関連する市場の経済状況に係るリスク 当社グループの製品は、自動車関連産業、航空機関連産業をはじめIT関連産業等の広汎な製造業にて使用されています。また、当社グループの販売先は、日本国内のほか、米州、欧州、アジア等にわたっております。従って、当社グループの製品需要はこれら関連業界の需要の減少や、日本及び世界各地域における景気の減退の影響を受ける可能性があります。これらのリスクに対し、販売先を特定の業種や国・地域に集中せず多様化することによりリスクの分散化を図っておりますが、急激な景気変動や需要減少が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (2) 為替変動に係るリスク 当社グループは世界各国に現地法人を配置して製品の製造・販売を行っており、連結財務諸表の作成にあたっては各地域における収益、費用、資産、負債を含む現地通貨建の項目を円換算しております。そのため、たとえ現地通貨における価値に変動が無くても、換算時の為替レートによって影響を受けることになります。 また、当社や一部のグループ会社では販売や材料の調達等外貨建で取引しているものもあり、為替動向によって売上高や製造コスト等に影響する可能性があります。当社グループはこれらの為替リスクを回避するために為替予約の活用及び外貨預金口座を通じた決済等によるヘッジを行っておりますが、すべてのリスクを排除することは困難であり、為替相場の変動は当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (3) 原材料価格の変動に係るリスク 当社グループの主要な製品である工具の主な原材料は超硬合金、高速度工具鋼、ダイス鋼であり、これらの原材料にはコバルト、バナジュウム、モリブデン、タングステン等のレアメタルを使用しております。レアメタルは、産地及び供給者が限定され、市況により価格が急激に変動する可能性があり、当社グループの原材料調達価格もこの変動の影響を受ける可能性があります。 原材料価格の高騰に対しては、販売価格に反映する努力を行っておりますが、原材料価格の上昇と販売価格の改定のタイムラグがあること及び必ずしも原材料価格の上昇分のコストを販売価格に転嫁できない場合があり、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (4) 海外の事業展開に係るリスク 当社グループは自動車関連産業をはじめとする主要ユーザーの海外進出への対応と市場に近接した最適地での生産・販売体制の確立のため米州、欧州及びアジアなど世界各地への海外拠点の構築を行っております。従って、海外各国における法律や税制規則の変更、その他の社会的、政治的な諸情勢の変動により、当社グループの事業活動に障害が生じる可能性があります。これらのリスクに対し、グループ会社と連携し定期的な情報収集に努めておりますが、リスクが顕在化した場合には当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (5) 地震等の自然災害に係るリスク 当社グループは、当社の本社、生産及び研究開発拠点が愛知県内の東三河地区に集中しております。そのため同地区に大規模な地震等の自然災害が発生した場合、生産活動をはじめとする事業活動全般に重大な影響を与える可能性があります。当社グループでは、事業継続計画(BCP、初動対応マニュアル及び業務復旧手順書)の整備を行うとともに、建物等の耐震工事、非常時を想定した訓練の実施及び安否確認システムの導入等の対策を講じておりますが、リスクを完全に回避することは困難であり、想定を超える事態が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (6) 情報セキュリティに係るリスク 当社グループは、情報セキュリティ基本方針を定め、年々変化するサイバー犯罪の手法に対して情報システムリスク評価を実施し逐次対策を講じております。万一被害にあった場合の影響範囲の最小化、業務継続性の確保までを視野に必要な投資を行っておりますが、当社の想定を超えた技術による不正アクセスやコンピュータウイルス、その他予測不可能な事象などにより、顧客情報や技術情報など機密情報の漏洩が生じた場合には、損害賠償義務の発生や競争力の低下等を招き、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,373字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度における経済環境は、世界的に緩やかな回復基調となりました。インフレは前年と比較して落ち着きを見せ、米国や欧州では金融環境の改善が進みました。一方、日本では、景気・物価見通しが概ね計画通りに推移し、金融政策の正常化に向けた動きが見られました。また、米国の関税引き上げによる景気の下押しが懸念されたものの、各国の対応により影響は当初の想定よりも緩和されました。加えてAI関連需要の拡大も下支えとなり、全体的に底堅い成長を維持しました。 当社グループにおいては、日本ではAブランドの新製品を世界展開したことにより増収増益となりました。アジアでは中国やタイでの回復に加え、好調を維持するインドの影響もあり、増収増益となりました。一方、米州は米国における製造業の回復が遅れたことから売上高はほぼ横ばいでしたが、営業利益は減少しました。欧州・アフリカでは、為替換算の影響もあり売上高は増加しましたが、前半の減速が響き営業利益は減少しました。 以上の結果、売上高は160,619百万円(前期比3.3%増)、営業利益は20,330百万円(前期比7.7%増)、経常利益は22,354百万円(前期比12.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は14,334百万円(前期比6.7%増)となりました。また、海外売上高比率は前期と比較して増加し、68.2%(前期は68.0%)となっております。 セグメントの業績は次のとおりです。 (日本) 売上高は76,669百万円(前期比3.2%増)、営業利益は8,884百万円(前期比23.3%増)となりました。 国内では、高いインフレ率の継続や米国の関税政策による輸出の落ち込みもあり製造業の景況を下押ししましたが、雇用が改善し名目賃金が堅調に推移したことに加え、サービス業や金融、IT関連が好調であったこともあり、総じて緩やかな回復基調となりました。 上記のように業種によって強弱はあるものの、国内の回復基調を反映したことに加えAブランド製品や微細精密加工向けカタログ製品の販売が好調に推移したこともあり、売上高、営業利益ともに増加しました。 (米州) 売上高は35,685百万円(前期比0.5%減)、営業利益は4,241百万円(前期比3.8%減)となりました。 主要市場の北米経済は、関税政策に伴う先行き不透明感はあったものの、関税引き上げによる景気の下押しは当初の懸念ほど大きくなく、底堅く推移しました。その一方で、製造業は業種によって強弱のある結果となりました。旺盛なAI需要を受けてコンピュータ・電子製品関連は好調を維持しましたが、その他の分野は総じて低調な結果となりました。南米ブラジルではインフレと高金利の影響で成長が鈍化することが懸念されましたが、経済は概ね堅調に推移しました。航空機は引き続き好調を維持しており、自動車も堅調に推移しました。 以上の結果、売上高は微減、営業利益は減少しました。 (欧州・アフリカ) 売上高は38,215百万円(前期比3.2%増)、営業利益は2,680百万円(前期比14.0%減)となりました。 主要市場である欧州の経済は、前年度からドイツの製造業を中心に低迷しました。主要輸出先である中国の需要低迷に加え、エネルギー価格の高止まりやコスト上昇による競争力の低下など複合的な要因が生産活動を抑制しました。しかしインフレ圧力の弱まりを背景に利下げが行われたこともあり、製造業の生産活動や受注が下げ止まったことで、期後半には底を打ち期末にかけて緩やかに回復しました。業種では航空機、防衛、エネルギー、医療産業が好調であったことに加えて一般加工業において改善が見られました。 以上の結果、為替換算の影響もあり売上高は増加しましたが、営業利益は減少しました。 (アジア) 売上高は40,166百万円(前期比6.3%増)、営業利益は4,793百万円(前期比15.4%増)となりました。 中国経済は、政府の景気刺激策の影響で消費が上向いたこともあり回復傾向にありましたが、次第に政策効果が薄れていったことにより鈍化しました。一方で、輸出関連やインフラ需要に支えられ、製造業は比較的堅調に推移しました。その他のアジア諸国においては、インドは好調を維持しており、タイも回復傾向にあります。 上記のように国によってまだら模様となっているものの、全体では増収増益となりました。 ② 財政状態 (資産) 総資産は、前期末と比較して10,443百万円増加し、267,699百万円となりました。 流動資産は、前期末と比較して3,790百万円増加し、148,243百万円となりました。これは主に、現金及び預金が3,424百万円減少した一方で、受取手形、売掛金及び契約資産が2,889百万円、商品及び製品が2,464百万円増加したことによるものであります。 固定資産は、前期末と比較して6,671百万円増加し、119,361百万円となりました。これは主に、建物及び構築物(純額)が6,962百万円増加したことによるものであります。 (負債) 負債は、前期末と比較して4,002百万円減少し、73,842百万円となりました。 流動負債は、前期末と比較して2,252百万円減少し、25,208百万円となりました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金が3,211百万円減少したことによるものであります。 固定負債は、前期末と比較して1,749百万円減少し、48,633百万円となりました。これは主に、長期借入金が912百万円、長期未払金(固定負債 その他)が883百万円減少したことによるものであります。 (純資産) 純資産は、前期末と比較して14,445百万円増加し、193,857百万円となりました。これは主に、為替換算調整勘定が8,887百万円、利益剰余金が3,504百万円増加したことによるものであります。 この結果、自己資本比率は67.5%(前期末は64.8%)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における連結ベースでの現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は48,005百万円となり、前連結会計年度末と比較して200百万円の減少となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は26,389百万円(前期比2,167百万円減)となりました。これは税金等調整前当期純利益21,334百万円、減価償却費12,598百万円、法人税等の支払額6,370百万円等であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果支出した資金は13,976百万円(前期比7,765百万円減)となりました。これは有形固定資産の取得による支出14,324百万円等であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果支出した資金は15,035百万円(前期比7,050百万円増)となりました。これは配当金の支払額5,011百万円、自己株式の取得による支出5,001百万円、長期借入金の返済による支出4,338百万円等であります。 ④ 生産、受注及び販売の状況 a. 生産実績及び受注状況 当社グループの生産品目は、広範囲かつ多種多様であり、同種の製品であってもその形状は一様ではなく、正確な生産規模としての把握が困難であり、また受注生産形態をとらない製品も多いため、セグメント別に生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。 b. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 日本   51,706   +2.4 米州   35,013   +1.4 欧州・アフリカ   37,617   +3.0 アジア   36,281   +6.9 合計   160,619   +3.3 (注) 1  セグメント間取引については、相殺消去しております。 2  主な販売先については、総販売実績の100分の10以上の販売先がないため記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、その達成を保証するものではありません。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、売上高が前期比3.3%増加の160,619百万円、営業利益は前期比7.7%増加の20,330百万円となりました。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、海外市場と比較してシェアの高い国内市場の自動車関連産業や航空機関連産業の需要動向、輸出に関連する為替状況等が挙げられます。当連結会計年度は、自動車関連産業はドイツを中心に欧州にて停滞しておりましたが、底打ちの兆しが見られるようになりました。また、航空機関連産業は欧米での回復が継続しており、エネルギー関連産業がアジアにおいて好調を継続しました。その結果、コスト削減や為替変動による円安影響もあり、売上は過去最高であった2024年11月期を上回り、利益も前連結会計年度と比較して増益となりました。 ② 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、超硬材等の原材料の購入費用のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、主に設備投資及びM&Aによるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資資金の調達につきましては自己資金及び金融機関からの長期借入を基本とし、場合によっては社債の発行等を行うなど、資金調達の多様性を図っております。 当連結会計年度末における有利子負債の残高は44,957百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は48,005百万円となっております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。連結財務諸表の作成にあたっては、資産・負債及び収益・費用の金額に影響を与える見積りを必要としますが、これらの見積りには不確実性が伴うため、実際の結果と異なる場合があります。 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 (のれんの減損) 当社グループは、のれんについて、発生日以降20年以内の年数(主として国内連結子会社は5年間、在外連結子会社は10年間)で均等償却しております。のれんは規則的に償却されますが、減損の兆候があると認められる場合には、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定しており、その際には、将来キャッシュ・フローの見積りの基礎となる事業計画における将来の売上予測、またその前提となる関連市場の成長見込み等を主要な仮定としています。将来において当初想定していた収益が見込めなくなった場合等、のれんの減損処理が必要となる可能性があります。 (固定資産の減損) 当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定にあたっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、減損処理が必要となる可能性があります。 (繰延税金資産) 当社グループは、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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