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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

小田原エンジニアリング

ODAWARA ENGINEERING CO., LTD.6149 · Standard · 機械

巻線設備で世界市場に展開するニッチトップ。モーター用巻線機で家電・自動車産業を支える。

概要

小田原エンジニアリングは、神奈川県足柄上郡松田町に本社を置く精密金型・機械部品メーカーである。1979年10月に株式会社小田原鉄工所から分離独立し、資本金1,000万円で創業。自動車・電子部品向けの金型や治具、省力化機器を製造するほか、モーター用巻線設備を中核事業とする。2025年12月期の連結売上高は182億円、従業員数は425名。東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場している。

巻線機事業と送風機・住設関連事業の二本柱

当社グループは、連結子会社7社で構成され、事業は「巻線機事業」と「送風機・住設関連事業」の2セグメントに区分される。巻線機事業では、家電、自動車、産業・医療機器、OA/AV機器、通信分野向けにモーター用巻線設備及びボビンコイル用巻線設備を開発、設計・製造し、世界各国に販売する。送風機・住設関連事業では、室内空調用ファン、工作機械冷却用ファンなどの小型送風機、浴室用防水照明器具、住宅換気・ビル換気関連製品を製造・販売する。2025年12月期の連結売上高は182億円、うち巻線機事業が135億円(74.5%)、送風機・住設関連事業が46億円(25.5%)を占める。

グローバルな生産・販売拠点の配置

国内では、神奈川県に本社工場と松田町の新拠点、新潟県長岡市に子会社の株式会社小田原オートメーション長岡を持つ。海外では、米国にOdawara Automation Inc.(旧OTT-A-MATIC INC.)を100%子会社として保有し、北米市場での販売・サービスを担う。中国には上海事務所と広州事務所を開設し、さらに広州市に小田原機械工程(広州)有限公司を設置。ドイツにはOdawara Automation Deutschland GmbHを有する。送風機・住設関連事業では、ローヤル電機株式会社を子会社化し、香港と深圳にも拠点を持つ。これらのネットワークにより、グローバルな顧客対応を可能にしている。

ローヤル電機グループの買収による事業拡大

2013年9月、当社はローヤル電機株式会社及びその子会社を株式公開買付けにより連結子会社化した。これにより、従来の巻線機事業に加え、コイル用巻線設備を加えた「巻線機事業」の強化と、新たに「送風機・住設関連事業」を中核事業として加えた。ローヤル電機は小型送風機(クロスフローファン、軸流ファン等)や浴室照明器具、住宅換気装置を手掛け、当社グループの事業ポートフォリオを多角化した。2025年10月には、子会社のローヤルテクノ株式会社をローヤル電機に吸収合併させ、送風機・住設関連事業の体制を整理している。

業績は大型案件の前倒しとEV関連需要で過去最高

2025年12月期の連結売上高は182億円(前期比38.4%増)、営業利益は31億円(同162.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は23億円(同167.6%増)となり、中期経営計画の最終年度目標(売上高180億円、営業利益18億円)を1年前倒しで達成した。巻線機事業では、前期からずれ込んだxEV用モーター巻線システム案件や来期予定の大型案件の前倒し引き渡し、消耗品・予備品の好調が寄与。送風機事業では工作機械・産業用ロボット向け軸流ファン需要の回復が牽引した。ただし、受注残高は巻線機事業で94億円(前期比39.2%減)と減少しており、受注環境の変動リスクを抱える。

業界の中での役割は巻線設備メーカーおよび送風機・住設関連機器メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
182億円
営業利益
31億円
営業利益率
17.0%
純利益
23億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
巻線機事業136億円74.3%33億円24.3%
送風機・住設関連事業47億円25.7%1億円2.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01家電製品主力

家電製品分野向けにモーター用巻線設備を供給。顧客の要望に沿って開発・設計・製造し、世界各国に販売している。

主な製品・サービス2
モーター用巻線設備
モーターのコイルを巻くための設備。家電製品のモーター製造に必須。
ボビンコイル用巻線設備
ボビンにコイルを巻くための設備。

02自動車主力

自動車分野向けにモーター用巻線設備を供給。EV用モーターなど需要が拡大している。

主な製品・サービス1
モーター用巻線設備
自動車用モーターのコイルを巻く設備。

03産業・医療機器準主力

産業機器や医療機器向けに巻線設備を供給。精密なモーター製造に貢献。

主な製品・サービス1
モーター用巻線設備
産業用・医療用モーターのコイルを巻く設備。

04OA/AV機器準主力

OA機器やAV機器向けに巻線設備を供給。小型モーターの製造に使用される。

主な製品・サービス1
モーター用巻線設備
OA・AV機器用モーターのコイルを巻く設備。

05送風機・住設関連準主力

室内空調機器用送風ファンや工作機械冷却用ファンなど小型送風機を製造・販売。防水照明器具、住宅換気・ビル換気関連製品も手がける。

主な製品・サービス4
クロスフローファン
室内空調機器などに使用される横流ファン。
軸流ファン
軸方向に風を送るファン。冷却用途などに使用。
防水照明器具
浴室など水回りで使用できる照明器具。
住宅換気・ビル換気関連製品
住宅やビルの換気システム用製品。

06通信副次

通信分野向けに巻線設備を供給。通信機器用モーターの製造に使用。

主な製品・サービス1
モーター用巻線設備
通信機器用モーターのコイルを巻く設備。

製品と技術

xEV向けモーター巻線システム

巻線機事業の中核製品の一つが、xEV(電気自動車・ハイブリッド車)向け駆動モーター・発電機用の巻線システムである。自動車の電動化に伴い、高効率で品質均一なモーター巻線が求められており、当社は顧客の仕様に応じてカスタマイズした自動巻線設備を提供する。2025年12月期には、前期からずれ込んだ複数のxEV案件や来期予定の大型案件を前倒しで引き渡し、売上高の拡大に大きく貢献した。同システムは、自動車メーカーの新型車開発計画に連動するため、受注の変動が大きい特性を持つ。

ブラシレスモーター用巻線機

家電製品や産業機器で広く使われるブラシレスモーター向けの巻線機も主力製品である。当社は、高速・高精度な巻線技術を強みとし、顧客の生産ラインに組み込まれる自動機を供給する。特に、省エネ化に伴う高効率モーターへの切り替え需要に対応した機種を開発している。ブラシレスモーター用巻線システムは、競争が激しい分野だが、当社は品質とスピードで差別化を図っている。

ボビンコイル用巻線設備

コイル用の巻線設備として、ボビンに銅線を巻き付ける装置を提供する。ローヤル電機の子会社化により強化された分野で、通信機器や電子部品向けの小型コイルから大型のトランス用コイルまで対応する。多品種少量生産にも柔軟に対応できる機械設計が特徴であり、顧客の要望に沿った専用機の開発も行っている。

小型送風機(クロスフローファン・軸流ファン)

送風機・住設関連事業の主力製品。クロスフローファンは室内空調機器や産業用機器の冷却に使用され、軸流ファンは工作機械や産業用ロボット、半導体製造装置向けに供給される。2025年12月期は工作機械・ロボット向け軸流ファンの需要が回復し、同事業の売上を牽引した。当社は耐油・耐水・耐振動に優れた製品を開発し、差別化を図っている。

浴室照明器具と住宅換気装置

住設関連事業では、浴室に特化した防水照明器具を製造・販売している。集合住宅向けが堅調に推移する一方、住宅換気装置(全館空調システムを含む)は建築資材高騰の影響で低調だが、底堅い需要がある。当社は浴室照明技術を応用した新製品の開発も検討しており、将来的な市場拡大を目指している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

産業機械修理で中堅、内需主力

同社は産業機械の修理・保守を中心に事業を展開する中堅企業。売上高は130~180億円規模で、同業の日本製鋼所や三浦工業と比べると小規模だが、ニッチな保守市場で安定した需要を確保。国内需要が主体で、海外展開は限定的。売上高は2024年12月期に減収となったが、2025年12月期は増収・利益率改善を見込む。競合の日本ドライケミカルも同様に内需依存度が高いが、同社は修理特化型で差別化。

強み

  • 産業機械の修理・保守に特化し、景気変動の影響を受けにくいストック型収益基盤を構築。
  • 2025年12月期は営業利益率17%超と高水準で、効率的な事業運営を示す。
  • 長年の実績で培った技術力と顧客との関係が競争優位性の源泉。
  • 自己資本比率が高く、無借金経営に近い安定した財務基盤を持つ。

課題

  • 国内の産業機械ストックが減少傾向にあり、修理需要の先細りリスク。
  • 海外比率が低く、成長市場であるアジア等での事業基盤が未確立。
  • 熟練工の高齢化と後継者不足が将来的な供給制約に。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機械の時価総額近傍。太字が小田原エンジニアリング

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16224JRC156億円11.4倍
26405鈴茂器工155億円23.5倍
36316丸山製作所152億円10.2倍
46336石井表記150億円16.6倍
56165パンチ工業150億円17.6倍
66149小田原エンジニアリング144億円6.4倍
76255エヌ・ピー・シー143億円17.6倍
86464ツバキ・ナカシマ143億円
96291日本エアーテック141億円12.9倍
106159ミクロン精密139億円12.8倍
116488ヨシタケ139億円9.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 24件

小田原鉄工所からの分離独立と創業期(1979〜1985年)

1979年10月、株式会社小田原鉄工所から分離・独立する形で、資本金1,000万円で株式会社小田原エンジニアリングが設立された。所在地は神奈川県足柄上郡開成町。翌1980年7月には本社組立工場を増築し、生産能力を高めた。1986年には米国進出を果たし、100%子会社のOdawara America Corp.を設立、さらに同業の米国OTT-A-MATIC INC.を買収してOdawara Automation Inc.に社名変更した。この時期に海外展開の基礎を築いた。

国内子会社設立と店頭公開(1988〜1991年)

1988年4月、新潟県長岡市に100%子会社の株式会社小田原オートメーション長岡を設立。1989年4月にはそれまで賃借していた本社工場の土地・建物を株式会社小田原鉄工所から一括購入し、経営基盤を固めた。1991年1月、株式の額面金額変更を目的とした吸収合併を実施(存続会社は実質上の存続会社である開成町所在の小田原エンジニアリング)。同年7月、日本証券業協会の店頭売買銘柄として株式を公開し、資金調達力を強化した。

米国子会社の統合と中国拠点の開設(1995〜2004年)

1995年3月、本社工場近隣に工場用地を取得し生産能力を増強。1996年7月には米国Odawara Automation Inc.を完全子会社化し、同年11月には同社工場を増築した。2003年8月、中華人民共和国上海市に上海事務所を開設し、中国市場への足がかりを得る。2004年12月にはジャスダック証券取引所に上場換えし、株式市場での評価を高めた。2009年12月には米国の2社(Odawara America Corp.とOdawara Automation Inc.)を合併し、存続会社をOdawara Automation Inc.として経営を効率化した。

取引所統合と広州事務所開設(2010年)

2010年4月、ジャスダックと大阪証券取引所の合併に伴い大阪証券取引所JASDAQ市場に上場。同年10月にはヘラクレス、JASDAQ、NEOの各市場統合により大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。同年12月には中華人民共和国広東省広州市に広州事務所を開設し、中国南部での事業基盤を拡大した。2013年7月の東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合により、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場している。

松田町への本社移転とローヤル電機の子会社化(2013年)

2013年3月、生産能力増強と大型設備対応、IT機能強化のため、神奈川県足柄上郡松田町に土地建物を取得し、その後改修・増築を進めた。同年9月、ローヤル電機株式会社及びその子会社を株式公開買付けにより連結子会社化。これにより巻線機事業にコイル用巻線設備が加わり、新たに送風機・住設関連事業が中核事業となった。松田町への移転は後に本社機能も移す契機となり、現在の本社所在地となっている。

EV化対応と過去最高業績の達成(2024〜2025年)

2024年2月、2024年12月期から2026年12月期を対象とする中期経営計画を策定。xEV用駆動モーター・発電機用巻線システムの競争力強化と北米・中国市場への重点アプローチを掲げた。2025年10月には生産子会社の新社屋と大型工場が完成し稼働開始。2025年12月期の連結売上高182億円、営業利益31億円は過去最高となり、中期計画目標を1年前倒しで達成した。ただし、受注残高の減少や米国通商政策の影響など、先行きのリスクも注視している。

吸収合併によるグループ再編(2025年)

2025年10月1日付で、ローヤルテクノ株式会社がローヤル電機株式会社を存続会社とする吸収合併により消滅した。これにより送風機・住設関連事業の運営体制が一本化され、グループ内の重複を解消した。また、同年の大型工場稼働と合わせ、生産能力の増強と事業構造の最適化を同時に進めた。

年表24件を開く

1970年代

  • 1979年10月創業株式会社小田原鉄工所から分離・独立して資本金1,000万円で神奈川県足柄上郡開成町吉田島4289番地に株式会社小田原エンジニアリングを設立。

1980年代

  • 1980年7月生産力増強のため、本社組立工場を増築。
  • 1986年5月米国に100%子会社であるOdawara America Corp.を設立。
  • 1986年11月M&A同業者である米国OTT-A-MATIC INC.を買収し、Odawara Automation Inc.に社名変更。
  • 1988年4月生産力増強のため、新潟県長岡市に100%子会社である株式会社小田原オートメーション長岡を設立。
  • 1989年4月株式会社小田原鉄工所から賃借していた本社工場の土地、建物を同社から一括購入。
  • 1989年6月業務拡大のため、本社工場の隣接地に事務所棟増築。

1990年代

  • 1990年4月事業拡大のため、米国Odawara Automation Inc.の本社工場を新築、移転。
  • 1991年1月M&A株式会社小田原エンジニアリング(神奈川県小田原市所在、形式上の存続会社)は、株式会社小田原エンジニアリング(神奈川県足柄上郡開成町所在、実質上の存続会社)を株式の額面金額変更のため吸収合併。
  • 1991年3月本店を神奈川県小田原市から神奈川県足柄上郡開成町へ移転。
  • 1991年4月生産力増強のため、株式会社小田原オートメーション長岡の工場増築。
  • 1991年7月株式を日本証券業協会の店頭売買銘柄として登録。
  • 1995年3月生産能力増強のため、工場用地を本社工場の近隣に取得。
  • 1996年7月米国Odawara Automation Inc.を100%子会社とする。
  • 1996年11月生産能力増強のため、米国Odawara Automation Inc.の本社組立工場を増築。

2000年代

  • 2003年8月中華人民共和国上海市に日本小田原机械工程株式会社上海代表処(上海事務所)を開設。
  • 2004年12月上場日本証券業協会の店頭銘柄より、ジャスダック証券取引所に上場換えする。
  • 2009年12月M&A米国Odawara America Corp.とOdawara Automation Inc.を合併、存続会社をOdawara Automation Inc.とする。

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。
  • 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2010年12月中華人民共和国広東省広州市に日本小田原机械工程株式会社広州代表処(広州事務所)を開設。
  • 2013年3月生産能力増強、大型設備対応、IT機能強化による業務効率向上等のため、神奈川県足柄上郡松田町に土地建物を取得し、その後建物の改修、増築を進める。
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2013年9月上場ローヤル電機株式会社及びその子会社を株式公開買付けにより連結子会社とし、モーター用巻線設備に、コイル用巻線設備を加えた「巻線機事業」、「送風機・住設関連事業」を新たな中核事業とする。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    競争力ある製品・技術開発

    マーケティング強化により市場・顧客・競合の先を行く製品と要素技術を開発し、特にxEV駆動モーター・発電機用及びブラシレスモーター用巻線システムの競争力強化に注力する。

  2. 02

    地域別戦略の策定と実行

    中国市場では販売・サービス体制を強化し、北米市場では子会社を通じたきめ細かなアプローチを強化するなど、地域の市場特性に応じた戦略でグローバル市場をカバーする。

  3. 03

    送風機・住設関連の差別化と新商品開発

    軸流ファンで耐油・耐水・耐振動強化による差別化、浴室照明技術の応用商品開発、換気技術と送風技術を組み合わせた空気循環・清浄装置の市場投入を進める。

  4. 04

    資本コストを意識した投資戦略

    設備投資、研究開発投資、DX投資、人的資本投資を中心に資本コストを意識した投資を行い、資本収益性を高め持続的成長可能な組織を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で425人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は686万円で、9期前と比べて1.5%平均年齢は39.0歳、平均勤続年数は11.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月418
2017年12月467
2018年12月460
2019年12月69637.111.7468
2020年12月65736.110.6471
2021年12月63536.310.3468
2022年12月64137.010.6460
2023年12月69737.811.0436
2024年12月66539.311.7416288
2025年12月68639.011.2425729

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 2 / 海外 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
本社工場 — 神奈川県足柄上郡松田町3,168百万円
巻線機事業
本社工場 — 新潟県 長岡市2,353百万円
巻線機事業
熊谷工場 — 埼玉県 深谷市368百万円
送風機・住設関連事業
本社工場 — 米国 オハイオ州ティップ市137百万円
巻線機事業
主な関係会社
  • 海外
    Odawara Automation Inc.
    米国 オハイオ州 ティップ市
    議決権100.0%
  • 国内
    Odawara Automation Deutschland GmbH
    独国 ミュンヘン
    議決権100.0%
  • 海外
    小田原機械工程(広州)有限公司
    中国広東省 広州市
    議決権100.0%
  • 国内
    ローヤル電機株式会社
    東京都 港区
    議決権100.0%
  • 海外
    楽揚電機(香港)有限公司
    中国 香港
    議決権100.0%
  • 海外
    楽揚電機(深圳)有限公司
    中国広東省 深圳市
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は182億円営業利益31億円前期と比べると増収増益で、売上が+37.9%、利益が+158.3%。

売上高
+37.9%
182億円
営業利益
+158.3%
31億円
純利益
+155.6%
23億円
営業利益率
17.0%
前期比 +7.9%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高140億円182億円
営業利益12億円31億円
純利益9億円23億円
1株あたり配当¥70¥70

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は84億円、営業利益は15億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−19.2%、営業利益は−25.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q35514.33
2023年2Q44818.27
2023年3Q2528.01
2023年4Q434
2024年1Q25312.02
2024年2Q2129.52
2024年4Q8678.15
2025年2Q1042019.214
2025年4Q781114.19
2026年2Q841517.911

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は52億円から182億円へ3.5倍に増えた。直近期の営業利益率は17.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月5252
東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
2013年12月5647
2014年12月920−1
2015年12月10373
2016年12月109108
2017年12月1281322
2018年12月127118
2019年12月1331410
2020年12月11275
2021年12月136139
2022年12月141118
2023年12月1472115
2024年12月13212139.19
2025年12月182313217.023

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高182億円のうち、営業利益として残るのは31億円17.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は23億円、売上の12.6%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金67.6%123億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.9%29億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益17.0%31億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
32.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+8.4pt
17.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.7pt
12.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+5.5pt
13.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
9.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
13.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが1億円、投資CFが−20億円で、差し引きのフリーCFは−19億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は82億円で、売上の5.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月611−11722
2013年12月35−1829
2014年12月−1−4−5−520
2015年12月−210−120
2016年12月19−2−41732
2017年12月614−22051
2018年12月−6−8−2−1436
2019年12月−1−8−2−925
2020年12月19−1329659
2021年12月13−3−81063
2022年12月20−6−21476
2023年12月38−2−313680
2024年12月33−7−326104
2025年12月1−20−3−1982

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は249億円。このうち返さなくてよい自己資本が185億円で、自己資本比率は74.5%(業種中央値65.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月92771583.5
2013年12月121903169.4
2014年12月128854362.2
2015年12月124883667.0
2016年12月134934169.7
2017年12月1621154771.0
2018年12月1581213776.3
2019年12月1961306666.1
2020年12月23513210356.3
2021年12月2281359359.3
2022年12月2401429859.0
2023年12月26715711058.7
2024年12月27916411558.9
2025年12月2491856374.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
87億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
160億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
27億円
在庫として抱えている分
負債合計
63億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率209社中7位あたり、逆に低いのは配当利回り209社中92位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
13.2%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
17.0%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
74.5%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
37.9%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.1%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,245で、1年前と比べて-3.4%過去52週の値幅のなかでは37%の位置にある。

¥2,245-3.5%1ヶ月+4.0%1年-3.4%時価総額144億円
過去52週の値幅
安値¥1,835高値¥2,950

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)6.4倍
PER (会社予想)14.9倍
PBR0.66倍
配当利回り3.12%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+3.0%上昇。25日線(2115円)を+2.7%上回る。52週高値2950円からは-26.3%の水準。出来高は低調で、週足は75日線(2040円)を上回るが、上値は重い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 90/100)

PER5.4倍と業界平均24.5倍を約78%下回り極めて割安。PBR0.67倍も平均1.62倍を大きく下回る。配当利回り3.24%は平均2.33%を上回るが、配当性向17.6%と低く増配余地あり。ROE13.2%と収益性良好で、来期大幅増収増益見通しも評価。

指標この会社業種平均
PER (実績)6.4倍22.7倍
PER (予想)14.9倍
PBR0.66倍1.50倍
ROE13.2%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2024年12月期は減収減益だったが、2025年12月期は大幅増収増益見込み。EV関連や半導体製造装置向け需要がけん引するかが焦点。強気派は、高付加価値製品へのシフトと受注回復で利益率が改善するとみる。弱気派は、業績の変動が大きく、継続的な成長には不透明感があると指摘。PBR0.67倍と割安だが、収益力の持続性がカギ。

プラスに働く材料7
  • EV・半導体需要

    EV関連や半導体製造装置向けの受注が増加。2025年12月期は増収見通し。

  • 利益率改善

    営業利益率が前年9%から17%へ急改善の見込み。

  • 割安な株価水準

    PBR0.67倍、PER5.4倍と割安。業績改善でバリュエーション修正期待。

  • 2026/12期営業利益40億円達成2026/12影響

    増収効果で営業利益31億円から9億円増加、EPS約70%向上

  • PBR1倍回復によるバリュエーション改善通年影響

    PBR0.67倍から1倍で株価約50%上昇

  • 自己株式取得によるEPS向上2026年上期影響

    10億円自社株買いでEPS約7%向上

  • 高配当維持による下支え継続影響

    配当利回り3.24%維持で株価下支え

マイナスに働く材料7
  • 業績の変動幅大

    過去の利益率は不安定で、高収益の持続は不透明。

  • 設備投資の負担

    EV関連設備投資が利益を圧迫する可能性。

  • 小規模で競争力限定的

    同業他社に比べ規模が小さく、価格競争力で劣る。

  • 2026/12期営業利益20億円への低下2026/12影響

    受注減少で営業利益11億円減少、EPS約50%低下

  • 主要顧客の設備投資抑制通年影響

    顧客の投資抑制で売上10%減、営業利益約3億円減少

  • 円高による輸出採算悪化継続影響

    円高1%で営業利益約1億円減少

  • 大口注文の剥落2026年下期影響

    一過性特大案件終了で売上5%減、営業利益1.5億円減少

次の決算で確かめる点
EV関連売上高
高付加価値製品の成長性を示す。売上全体に占める割合の変化を注視。
営業利益率
収益性改善の度合いを測る。10%以上を維持できるかが焦点。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり70で、前期から+40.0%いまの株価に対する利回りは3.12%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥70
1株あたり
配当利回り
3.12%
いまの株価に対して
配当性向
17.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月1541.2
2017年12月30100.09.2
2018年12月300.023.6
2019年12月300.017.3
2020年12月4033.328.2
2021年12月30−25.027.1
2022年12月25−16.727.5
2023年12月50100.021.6
2024年12月500.034.7
2025年12月7040.017.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥70

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ3,991人。区分でいちばん多いのは個人・その他65.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が25.9%を占め、残る74.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他74.264.868.666.871.365.0
事業法人10.419.919.820.119.719.4
自己株式7.911.311.211.010.710.5
外国法人2.51.40.92.21.16.2
金融機関9.610.97.57.45.75.1
証券会社3.42.81.93.22.02.8
政府・自治体1.01.4
外国人個人0.00.20.30.30.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01公益財団法人津川モーター研究財団15.64
02津川洋子8.37
03津川晃弘5.79
04株式会社横浜銀行(常任代理人株式会社日本カストディ銀行)4.38
05佐川晶彦2.44
06INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)2.13
07津川智子1.96
08小田原エンジニアリング従業員持株会1.89
09西村昌泰1.49
10関東財務局1.35

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+957%、1株純資産は14期で+146%。直近期のROEは13.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月381,3172.918.331.5
2013年12月1131,4387.96.2242.7
2014年12月−201,504−1.430.8
2015年12月651,5634.210.123.1
2016年12月1371,5988.77.341.2
2017年12月3721,96820.98.49.2
2018年12月1432,0657.19.923.6
2019年12月1722,2078.115.017.3
2020年12月772,2483.447.428.2
2021年12月1582,3826.917.727.1
2022年12月1412,4955.810.127.5
2023年12月2692,75410.27.521.6
2024年12月1522,8815.411.034.7
2025年12月4053,23813.25.417.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/12期の役員報酬は総額177百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢
保科雅彦代表取締役社長 兼 営業部長66
岩本知巳取締役機械設計部長60
津川晃弘取締役44
大森要司取締役製造部長55
長谷川紳也取締役電気設計部長53
田尾啓一取締役75
岡田芳明取締役65
田中耕一郎常勤監査役61
古室正充常勤監査役70
石原修監査役66

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)589312814830
社外取締役529296

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容631字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは連結財務諸表提出会社(以下「当社」という。)、子会社7社で構成され、巻線設備の開発、設計・製造、販売、送風機及び照明等住宅関連設備の製造、販売を主な事業内容としております。 当社グループの事業内容と各社の位置づけは次のとおりであります。 なお、事業区分は事業セグメントと同一の区分であります。 (1) 巻線機事業 家電製品分野、自動車分野、産業・医療機器分野、OA/AV機器分野、通信分野等向けにモーター用巻線設備及びボビンコイル用巻線設備を顧客の要望に沿って開発、設計・製造し、世界各国に販売しております。 [主な関係会社] 当社、株式会社小田原オートメーション長岡、Odawara Automation Inc.、Odawara Automation Deutschland GmbH、小田原機械工程(広州)有限公司 (2) 送風機・住設関連事業 室内空調機器の送風用ファン、工作機械等の冷却用ファンなど幅広い分野で使用されている小型送風機(クロスフローファン、軸流ファン等)、浴室等に使用される防水照明器具等及び住宅換気・ビル換気関連用製品を製造、販売しております。 [主な関係会社] ローヤル電機株式会社、楽揚電機(香港)有限公司、楽揚電機(深圳)有限公司 事業概要図は次のとおりであります。 (注)ローヤルテクノ株式会社は、2025年10月1日付でローヤル電機株式会社を存続会社とする吸収合併に より消滅しました。
経営方針・対処すべき課題3,172字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、創業以来、社是である「開拓の精神で顧客に奉仕する」をモットーに事業を展開しております。また、顧客第一主義を経営の基本方針として掲げ、お客さまの求めに対して果敢に応じ、お客さまの満足を得ることを追究いたします。その実現のため、技術と品質でナンバーワンとなることを目指すとともに、活気ある職場づくりと企業体質の強化に努めてまいります。 (2) 経営環境 我が国経済は、円安インフレによる物価の上昇、米国の通商政策等による影響が一部にみられる中で、企業収益の改善に足踏みがみられるなど、景気を下押しするリスクがみられたものの、雇用・所得環境の改善が続き、個人消費、生産や設備投資の持ち直しの動きが続くなど、全体として景気は緩やかに回復しました。 世界経済は、欧州では持ち直しの動きのテンポが緩やかになり、中国では各種政策効果がみられるものの足踏み状態が続き、米国では通商政策が物価や消費等に与える影響から景気拡大の勢いが弱まるなど、全体として景気の持ち直しの動きが緩やかになりました。 当社グループを取り巻く環境におきましては、巻線機事業の主要なお客様である自動車産業において、市場のニーズや規制、補助金政策の変化による新型車の開発計画の遅れや見直しが依然として続きました。不確実性が高い米国の政策動向をはじめとした地政学的リスクの高まり、金融資本市場の変動、原材料価格の高止まりなどの下振れリスクもみられるなど、全体として不安定な状況が続きました。 今後の見通しにつきましては、全体として緩やかな持ち直しが続くことが期待されているものの、米国の政策動向や金融資本市場の変動の影響に加え、中国における不動産市場の停滞継続や設備投資の減少に伴う影響など、留意すべき下振れリスクが顕在化しております。我が国経済は、「責任ある積極財政」の考え方の下、政府が戦略的に財政出動を行うことで「強い経済」を構築していく中で、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果を受け緩やかな回復が続くことが期待されます。一方で、金融資本市場の変動、地政学的リスクの高まりや世界経済の下振れリスクなどが我が国経済を下押しするリスクとなっていることに留意する必要があります。 巻線機事業の主要なお客様である自動車産業においては、「車の電動化」という潮流は変わらない中で、後ろ倒しとなっている自動車メーカーの新型車開発をはじめとした「車の電動化」に伴う設備投資計画が少しずつ進むことが予想されます。特に自動運転、バイワイヤなどの技術のさらなる進展は、モーター巻線機の需要を喚起する重要なキーとなることが予想されます。また、様々な産業において従来から進んでいる省エネ化に伴う高効率型モーターへの切り替えなどに加え、今後、ヒューマノイドロボットやドローンなど新たなモーター需要も期待され、世界的なモーター需要の増加に伴ってモーター巻線機市場も拡大していくことが見込まれます。一方で、モーター巻線機市場のグローバルな拡大に伴い、世界中でローカル化が進み、価格競争の激化や短納期化などにより、受注環境の厳しさは増すことが想定されます。 送風機・住設関連事業は、送風機事業において工作機械や産業用ロボット・半導体関連向け軸流ファンの需要の増加が続くことが予想されます。住設関連事業においては、浴室照明器具は堅調な需要が見込めるものの、全館空調システムを含む住宅換気装置については、建築資材高騰の影響により低調に推移することが見込まれます。 (3) 中期経営戦略 当社グループは2024年2月14日付で2024年12月度から2026年12月度を対象とする中期経営計画を策定しております。 セグメント別の重点施策は以下のとおりであります。 ①巻線機事業 a.事業競争力の強化 巻線機市場の拡大に伴い、より一層の競争激化に打ち勝つため、マーケティングの強化、市場・お客さま・競合の先を行く競争力ある製品と要素技術の開発力を強化し、受注拡大を目指す。特に市場の拡大していくxEVの駆動モーター・発電機用巻線システムとブラシレスモーター用巻線システムの競争力強化に向けての技術開発に注力する。 ・技 術:お客さま・市場が求めるニーズをより高いレベルで達成するための製品・技術開発力の強化 ・スピード:製品の高速化 市場環境やお客さまのニーズの変化への対応、短納期対応など様々な面でスピード重視の経営を 推進 ・品 質:モーターやコイルの高次元での品質均一化ができる製品の開発と品質管理体制の構築 ・コ ス ト:製品の市場競争力ある売価に向けて、コストダウンだけでなく、高生産性・高稼働率等を含めた コスト・パフォーマンスの向上を図る b.地域別戦略の設定 巻線機市場の急拡大と競合メーカーとの競争が激化しているマーケットにおいて、各地域の市場特性を踏まえた地域別戦略で、当社の優位性が生きる分野・市場に重点を置きつつ、グローバル市場に合わせた地域戦略で市場拡大をフォロー。 ・自動車・家電製品等の最大市場でもあり、生産拠点でもある中国市場の販売・サービス体制強化 ・xEVの駆動モーター・発電機をはじめとした車載用モーター生産の拡大が見込まれる北米市場は、子会社 を通じたサービスを含めた、きめ細やかなアプローチの強化 ②送風機・住設関連事業 a.送風機事業 ・軸流ファンは、耐油、耐水、耐振動を強化した製品開発による差別化を図り、付加価値向上 ・クロスファンは、生産機種、生産設備を見直し、コンパクトながら利益の出る体制へ移行 ・マーケティングの強化、送風技術の応用商品の開発と市場投入の早期化 b.住設関連事業 ・マーケティングの強化、新市場に向けての製品開発力の強化 ・照明は浴室用に特化しているが、浴室照明技術の応用できる商品をリサーチし、製品化に向けて検討を開始 ・今後伸びが期待される住宅用空調装置との組み合わせ製品の拡販に向けて製品開発と新規営業、宣伝、販売 強化 ・換気技術と送風技術を組み合わせた空気循環、清浄装置の市場ニーズをリサーチし、商品開発 また、競合メーカーとの競争激化が進むマーケットにおいて、事業競争力強化「スピードと品質」を高めるため、設備投資、研究開発投資、DX投資、人的資本投資を中心として、資本コストを意識した投資戦略により資本収益性を高め、持続的成長可能な組織を目指します。 (4) 会社の優先的に対処すべき課題 巻線機事業では、従来は当社がモーター巻線機市場、吸収合併した株式会社多賀製作所がボビンコイル巻線機市場を担ってまいりましたが、今後は一体となって両市場に対してマーケティングの強化を行い、設備ニーズを捉え、市場・顧客・競合の先を行く競争力ある製品と要素技術の開発を進めるとともに、製品の共通化・標準化を進めることで、技術、品質、コスト、スピード・納期・供給能力における競争力を強化してまいります。 送風機・住設関連事業では、予測される需要の低迷や受注減少に対応すべく、引き続きマーケティングの強化を行い、送風機応用製品や換気改良製品を戦略アイテムとして拡販を目指すとともに、新商品の早期開発、販売促進を進めてまいります。 当社グループは、社是である「開拓の精神で顧客に奉仕する」を常に念頭に置き、他社に差別化した製品を通して顧客満足度を向上させるとともに、常に新しい市場を開拓していくことにより当社グループの優位性を更に高める経営に邁進してまいります。
事業等のリスク2,278字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した当社グループの事業状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項については、以下のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年3月24日)現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営戦略・事業に関するリスク ① 巻線機事業について a.需要予測について 当社グループが扱う巻線設備のお客さまは、家電製品分野、自動車分野、産業・医療機器分野、OA/AV機器分野、通信分野等の製造会社であり、当社グループは巻線設備の総合メーカーとしての地位を確固たるものとすべく経営努力しております。しかしながら、当社グループの受注・生産活動は、各分野の技術革新動向や設備投資動向等に左右されるため、当社グループ独自での将来予測が困難であります。このため、想定していた技術革新動向や設備投資動向等の前提条件と実際の結果が異なる場合は、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 b.新製品・新技術の研究開発について 当社グループは、巻線技術を応用してお客さまのニーズにマッチした新製品・新技術を開発し、家電製品分野、自動車分野、産業・医療機器分野、OA/AV機器分野、通信分野等へ製品・サービスを供給しております。これらの開発において、近年、技術革新のスピードもますます速まり、ニーズの多様化、グローバル化も急激に進んでおります。今後、開発競争はますます激化すると思われ、予想を上回る新技術の出現や各分野の動向の激変によっては、当社の研究開発費の負担も大きくなり、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ② 送風機・住設関連事業について a.需要予測について 送風機・住設関連事業では、産業・工作機械や住宅設備関連メーカーへのユニット及び最終製品の供給を行っているため、需要予測については、景気動向はもとより各企業の設備投資動向、新設住宅着工件数及びリフォーム工事件数の動向に大きく影響されます。このため想定していた景気動向や設備投資動向、新設住宅着工件数やリフォーム工事件数などの前提条件と実際の結果が異なる場合は、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 b.中国展開について 送風機・住設関連事業では、価格競争力の維持・向上を図ることを主眼に、連結子会社の楽揚電機(香港)有限公司の子会社として製造会社・販売会社を中国で設立し、中国工場への生産移管及び販路拡大を推進するべく進めておりますが、米中対立ならびに日中関係、台湾有事などの諸問題により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 事業全般について a.知的財産権等について 当社グループでは、製品開発において蓄積してきた技術を知的財産権等として保有し、権利保護の徹底及び経営資源として活用しておりますが、特定の国及び地域においては知的財産権等の保護が十分でないことにより、当社グループの知的財産権等を侵害する可能性があります。また、当社グループは、第三者の知的財産権等を侵害することのないよう最善の注意を払っておりますが、不測の事態などにより第三者から知的財産権等の侵害を主張された場合には、その補償あるいは訴訟費用負担等により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 b.セキュリティについて 当社グループは、業務を通じて入手した機密情報を多数保有しております。当社グループでは、物理的なセキュリティ及び情報セキュリティシステムの構築、管理体制の整備や教育等の対策を実施しておりますが、コンピューターウイルスの感染、不正アクセス、盗難等、不測の事態が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 外部環境に関するリスク ① 世界各国の法規・税制等について 当社グループはグローバルな事業展開を行っており、日本を含む世界各国の法規、税制等の適用を受けております。当社グループでは、「企業倫理と法令遵守」を行動規範に掲げ、社内教育等を通じたコンプライアンス意識の向上に努めておりますが、世界各国の法規や税制等の動向、または重大な法令違反等により、当社グループの業績及び財務状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 自然災害・事故・テロ・疾病等について 当社グループの事業拠点は、地震、台風、噴火等の自然災害、火災等の事故、テロ攻撃、疾病発生及び蔓延等により、物的・人的被害が生じる可能性があります。当社グループでは、大規模災害による生産活動への影響が大きな脅威と認識しており、その対応として事業継続計画(BCP)を策定するとともに、リスク管理委員会を中心としたリスク管理体制を構築し、リスクの軽減を図る対策を実施しておりますが、生産及び出荷に大きな遅延が生じた場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 部材調達・外注等について 当社グループの部材調達先、外注先の事業拠点は、地震・台風・噴火等の自然災害、火災等の事故、テロ攻撃、疾病発生及び蔓延等により、物的・人的被害が生じた場合、当社グループの生産及び出荷に支障を来す可能性があります。また、原材料や部材、外注費の高騰が急激であった場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,129字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 巻線機事業においては、中期経営計画(FY2024~FY2026)の2年目として計画達成に向けた重点施策に沿って、事業競争力の強化と北米・中国を中心とする重点地域でのアプローチの強化を実施しました。受注活動においては、積極的な営業活動を展開したものの、自動車産業における設備投資の落ち込みに加え、米国の通商政策等の影響による計画の見直しもあり、厳しい環境が続きました。生産活動においては、前期からずれ込んでいたxEV用モーター巻線システムのいくつかの案件や当期に予定していた生産案件を予定どおり完了させ、消耗品・予備品等も引き続き好調に推移したことに加え、来期に予定していた大型案件の引き渡しを前倒しで完了させました。2025年10月には、モーター用を主とした巻線機事業の需要拡大に対応すべく生産能力増強を目的とした、生産子会社の新社屋および大型の工場が完成し、稼働を開始しました。 送風機事業においては、お客様の在庫の消化が進んだ影響で工作機械や産業用ロボット向け軸流ファンの需要の回復基調が続いたことにより、売上が増加し前年を大きく上回りました。住設関連事業においては、浴室照明器具は集合住宅向けが比較的堅調に推移し、住宅換気装置は主要なお客様の需要低下と建築資材高騰による影響から伸び悩んだものの前期並みに推移しました。 これらの結果、当連結会計年度における当社グループの営業成績といたしましては、連結売上高は18,238百万円(前年同期比38.4%増)となりました。利益面につきましては、営業利益は3,051百万円(前年同期比162.2%増)、経常利益は3,183百万円(前年同期比145.9%増)、過年度法人税等を393百万円計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は2,315百万円(前年同期比167.6%増)となりました。中期経営計画(FY2024~FY2026)の最終年度において目標としていた売上高180億円、営業利益18億円を1年前倒しで達成し、過去最高の売上高及び利益となりました。 当連結会計年度のセグメントの業績を示すと、次のとおりであります。 ① 巻線機事業 巻線機事業に関しては、前期からずれ込んでいた案件を含むxEV用モーター巻線システムのいくつかの案件を売り上げたことや来期に売上を予定していた大型案件の引き渡しが完了したことに加え、引き続き追加治具・改造案件・消耗品・予備品等が好調に推移したこと等により、売上高は過去最高の13,583百万円(前年同期比49.4%増)、生産量が増えたことで固定費等の負担が軽減され製造原価を低く抑えられたことや、利益率の高い追加治具・改造案件・消耗品・予備品等が好調に推移したこと等により、セグメント利益も過去最高の3,331百万円(前年同期比117.0%増)となりました。また、受注高は設備投資計画の見直しや延期等の影響により7,532百万円(前年同期比4.7%増)、受注残高は9,402百万円となりました。 なお、当社グループの巻線機事業は、完全受注生産で、案件ごとに仕様やボリューム、納期、検収条件等が大きく異なるため、受注高や売上高が四半期並びに通期単位で大きく変動することがあります。 ② 送風機・住設関連事業 送風機・住設関連事業に関しては、送風機事業において、工作機械や産業用ロボット・半導体関連向けの軸流ファンの需要が増え続けたことに加え、住設関連事業が住宅着工件数減少の影響を受けながらも底堅く推移したため、売上高は4,655百万円(前年同期比14.0%増)、セグメント利益は136百万円(前年同期比4,587.7%増)となりました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 ① 生産実績 当連結会計年度における生産実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日)   前年同期比(%) 巻線機事業(千円)   8,559,384   △36.4 送風機・住設関連事業(千円)   2,978,878   22.4 合計(千円)   11,538,262   △27.4 (注) 1 金額は販売価格によるものであります。 2 セグメント間取引については、相殺消去しております。 ② 受注実績 当連結会計年度における受注実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 巻線機事業   7,532,868   4.7   9,402,568   △39.2 送風機・住設関連事業   5,005,613   26.5   1,524,018   29.9 合計   12,538,482   12.4   10,926,586   △34.3 (注) 1 金額は販売価格によるものであります。 2 受注高には、受注取消・変更、為替レートの変動による調整額を含んでおります。 3 セグメント間取引については、相殺消去しております。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日)   前年同期比(%) 巻線機事業(千円)   13,583,178   49.4 送風機・住設関連事業(千円)   4,655,093   14.0 合計(千円)   18,238,272   38.4 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 主な相手先別の販売実績及び当該総販売実績に対する割合は、以下のとおりであります。 相手先   前連結会計年度(自 2024年1月1日  至 2024年12月31日)   当連結会計年度(自 2025年1月1日  至 2025年12月31日) 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) Astemo Americas, Inc.   ―   ―         9,093,307              49.9 日立Astemo動力系統(南  京)有限公司   3,615,683   27.4   ―   ― 3 前連結会計年度におけるAstemo Americas, Inc.の販売実績及び当該総販売実績に対する割合は、当該割合が100分の10未満のため記載を省略しております。 4 当連結会計年度における日立Astemo動力系統(南京)有限公司の販売実績及び当該販売実績に対する割合は、当該割合が100分の10未満のため記載を省略しております。 (2) 財政状態 (資産) 流動資産は、前連結会計年度末に比べて21.1%減少し、17,096百万円となりました。これは主に、電子記録債権が724百万円増加し、現金及び預金が1,639百万円、受取手形及び売掛金が496百万円、商品及び製品が2,714百万円、仕掛品が467百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べて24.1%増加し、7,760百万円となりました。これは主に、建物及び構築物が1,462百万円増加したこと等によるものであります。 この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて10.9%減少し、24,856百万円となりました。 (負債) 流動負債は、前連結会計年度末に比べて45.7%減少し、6,083百万円となりました。これは主に、未払金が290百万円、未払法人税等が433百万円それぞれ増加し、契約負債が5,864百万円減少したこと等によるものであります。 この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて44.8%減少し、6,328百万円となりました。 (純資産) 純資産合計は、前連結会計年度末に比べて12.7%増加し、18,528百万円となりました。これは主に、利益剰余金が2,030百万円増加したこと等によるものであります。 (3) キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて2,139百万円(20.6%)減少し、8,225百万円となりました。 当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は前年同期に比べて3,179百万円(96.7%)減少し、108百万円となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益3,184百万円、棚卸資産の減少額3,204百万円、仕入債務の増加額110百万円等であります。また、支出の主な内訳は売上債権の増加額242百万円、契約負債の減少額5,850百万円等であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は前年同期に比べて1,220百万円(163.6%)増加し、1,966百万円となりました。支出の主な内訳は、定期預金の純増加額500百万円、有形固定資産の取得による支出1,457百万円等であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は前年同期に比べて1百万円(0.6%)増加し、286百万円となりました。支出の主な内訳は、配当金の支払額284百万円等であります。 (資本の財源及び資金の流動性) 当社グループの資金需要の主なものは、生産活動に必要な材料費、外注費及び労務費等の製造費用や、試験研究費を含む販売費及び一般管理費等の営業費用並びに設備新設、改修等にかかる投資であります。 当社グループは、事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保することを基本方針とし、原則として自己資金で賄うこととしております。なお、必要に応じて金融機関からの借入等による資金調達にて対応していくこととしております。 なお、キャッシュ・フロー指標等のトレンドは以下のとおりであります。 2023年12月期   2024年12月期   2025年12月期 自己資本比率(%)   58.7   58.9   74.5 時価ベースの自己資本比率(%)   43.0   34.0   50.6 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%)   0.2   0.2   3.3 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   1,371.8   6,851.8   834.9 (注)自己資本比率       :自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率    :株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ :営業キャッシュ・フロー/利払い 1 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 2 株式時価総額は、自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。 3 有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたっては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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