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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

丸山製作所

MARUYAMA MFG.CO.,INC.6316 · Standard · 機械

農林業用機械と工業用機械を手掛ける専業メーカー。防除機で国内農業の病害虫防除を支える老舗。

概要

丸山製作所は、動力噴霧器や防除機、農業用機械を手がける老舗メーカーである。1895年創業の丸山商会を前身とし、1937年に法人化。東京都千代田区に本社を置き、従業員約977名。2024年9月期の連結売上高は400億円、営業利益12億円。高圧ポンプ技術と2サイクルガソリンエンジンを核に、農林業用機械、工業用機械、消防機械などを製造・販売する。国内外に子会社を有し、タイ、中国、インド、米国などに生産・販売拠点を展開する。

農林・工業・消防の三事業を柱とする

丸山製作所グループは、農林業用機械、工業用機械、その他の機械(消防機械)、不動産賃貸他の4部門で構成される。2024年9月期の連結売上高41,266百万円のうち、農林業用機械が32,020百万円(構成比77.6%)、工業用機械が6,581百万円(16.0%)、その他の機械が2,472百万円(6.0%)、不動産賃貸他が400百万円(1.0%)を占める。営業利益は農林業用機械1,309百万円、工業用機械1,269百万円、その他の機械126百万円、不動産賃貸他247百万円。主力は防除機や刈払機などの農林業用機械であり、国内では全国農業協同組合連合会やクボタを通じて販売する。工業用機械は高圧洗浄機など産業・衛生分野向け、その他の機械は消火器等の消防関連製品を扱う。

国内外に広がる生産販売拠点

グループは国内子会社8社、海外子会社7社からなる。国内では日本クライスが刈払機と防除機の製造、西部丸山が農林業用・工業用機械の一部製造、マルヤマエクセルが消防機械の製造販売を担う。丸山物流が物流事業を統括する。海外ではタイのMARUYAMA MFG(THAILAND)が防除機・刈払機を製造し、ASIAN MARUYAMA(THAILAND)が販売を担当。中国の丸山(上海)貿易有限公司が営業業務を行う。米国にはMARUYAMA U.S.、インドにはMARUYAMA MFG INDIA PRIVATE LIMITEDを設立し、現地生産・販売を展開。ベトナム、コロンビアにも法人を設立し、新興市場への浸透を図る。

コア技術は高圧ポンプと2サイクルエンジン

創業以来、消火器に用いられる高圧ポンプ技術と2サイクルガソリンエンジン技術を中核としてきた。これらを応用し、防除機では高圧で薬液を散布、刈払機では軽量高出力のエンジンを搭載する。近年はウルトラファインバブル技術を開発し、高圧洗浄機や農業用散水、さらには家庭向けシャワーヘッドや洗濯機用アダプタ「バブリッシュ」に応用している。温水洗浄機は公共施設やバス会社への納入実績を持つ。これらの技術は製品の差別化要因であり、省資源・環境貢献にも寄与する。

グループ全体を支える子会社の機能

子会社は製造・販売・物流・ITと機能分化している。日本クライスは刈払機や防除機の製造を担い、西部丸山は西日本地区の物流と一部製造を行う。マルヤマエクセルは消防機械の製造販売に加え、かつては産業用機械も手掛けたが、2019年に同事業を吸収分割で丸山製作所本体に移管した。丸山物流は東日本地区の物流拠点として部品保管・配送を担当。双葉商事は海外販売の一部を担う。IT子会社のM-InnovationsはグループのITコンサルティングを、ファインバブルテックは新規事業開発を担当する。これにより、本体は開発・製造・販売に集中できる体制をとる。

業界の中での役割は農業・林業・工業向け機械および消防機械の製造・販売会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
413億円
営業利益
11億円
営業利益率
2.7%
純利益
7億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/9
事業売上構成比利益利益率
農林業用 機械320億円77.5%13億円4.1%
工業用機械66億円16.0%13億円19.7%
その他の 機械25億円6.1%1億円4.0%
不動産 賃貸他2億円0.5%2億円100.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01農林業主力

農業・林業向けに防除機(動力噴霧機、散布機など)や林業機械(刈払機)を製造・販売。国内では全国農業協同組合連合会やクボタ、特約店を通じて販売し、海外は子会社を通じて販売。主力の防除機は病害虫防除や除草作業に使用され、農業生産の効率化に貢献している。

主要顧客全国農業協同組合連合会、株式会社クボタ

主な製品・サービス2
防除機
動力噴霧機や散粉機など、農作物の病害虫防除や除草剤散布に用いる機械。水田や果樹園などで使用され、農業生産の効率化に貢献する。
林業機械(刈払機)
山林や農地の除草・下草刈りを行うための機械。エンジン式や電動式があり、林業や農業の維持管理作業を支援する。

02工業準主力

産業用機械として、主に塗装・洗浄・冷却などに使用される工業用機械(高圧洗浄機や産業用噴霧機など)を製造・販売。国内特約店や海外総代理店を通じて供給し、工場設備や土木現場など幅広い産業分野で利用される。

主な製品・サービス1
工業用機械
高圧洗浄機や産業用噴霧機など、工場の設備洗浄や粉塵抑制、加湿などに用いる機械。耐久性と性能を重視し、多様な産業ニーズに対応する。

03消防副次

連結子会社のマルヤマエクセルが消防ポンプ車など消防機械を製造・販売。特約店を通じて自治体や企業の消防設備として供給し、火災時の消火活動を支援する。

主な製品・サービス1
消防機械
消防ポンプ車など、火災消火に用いる車両や機器。消防機関向けに納入され、消火活動の要となる設備を提供する。

04不動産賃貸・その他その他

不動産賃貸業および売電事業、さらに各事業に共通する部品物流やITコンサルティングなどを展開。グループ全体のインフラを支える。

製品と技術

大型防除機から刈払機まで農林業機械

農林業用機械は売上高の約8割を占める主力分野。中心は動力噴霧器や大型防除機で、農業用として病害虫防除や施肥に用いられる。林業向けには刈払機(草刈機)をラインアップし、日本クライスなどが製造する。2024年9月期の農林業用機械売上高は32,020百万円。国内では全国農業協同組合連合会やクボタを通じて販売されるほか、ホームセンター流通も拡大。海外では韓国や台湾向けが安定しており、タイの現地法人が製造する刈払機は東南アジア市場に供給される。また、ドローンの定期点検整備などアフターサービス事業にも注力している。

高圧洗浄機とウルトラファインバブル技術

工業用機械分野では高圧洗浄機や温水洗浄機を主力とする。欧州向け工業用ポンプは増加傾向にあるが、北米向けは減少している。近年はウルトラファインバブル技術を応用した製品群を開発。農業用の散水装置、業務用のシャワーヘッド「テックシャワー」、家庭向けの洗濯機用アダプタ「バブリッシュ」などがある。バブリッシュは家電量販店やECサイトで販売され、好評を得ている。これらの製品は水資源の保全や洗浄効果の向上に寄与し、新規市場の開拓を狙う。温水洗浄機は公共施設やバス会社への納入実績を持つ。

消火器から消防施設工事までの防災事業

その他の機械分野は、創業製品である消火器を源流とする消防機械が主体。連結子会社のマルヤマエクセルが製造・販売を担当し、特約店を通じて供給する。消防施設工事の設計施工も手掛け、1976年に同事業を開始した。2024年9月期の売上高は2,472百万円。営業利益は126百万円と規模は小さいが、防災分野での安定した需要がある。また、不動産賃貸業と売電事業もグループの一翼を担い、売上高400百万円、営業利益247百万円を計上している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

産業機械専業で中位、内需中心に安定経営

同社は機械セクターに属し、売上高は400億円前後で、同業他社と比べ規模は中位に位置する。利益率は営業利益率で3%前後と低水準に留まり、収益性改善が課題。同業の三浦工業や日本製鋼所と比較して、製品特化型で差別化を図るが、市場での存在感は限定的。しかしながら、安定した売上を維持し、堅実な事業運営を行っている。国内需要に依存するビジネスモデルであり、海外展開は限定的で、内需の変動に影響を受けやすい構造にある。

強み

  • 過去3期の売上高は400億円前後で安定し、大きな変動がないのが強み。
  • 機械専業として製品特化でニッチな需要に応える専門性を保有。
  • 国内市場において一定のシェアを確保し、競争優位性を持つ。
  • 売上規模に対して資産バランスが取れており、財務的なリスクが低い。

課題

  • 営業利益率が2〜3%と低く、コスト管理や高付加価値化が必要。
  • 国内需要中心で海外展開が遅れており、成長機会を逃している。
  • 同業大手と比べ規模が小さく、研究開発投資や価格競争で不利。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機械の時価総額近傍。太字が丸山製作所

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16317北川鉄工所173億円5.3倍
26294オカダアイヨン164億円10.6倍
36390加藤製作所157億円3.4倍
46224JRC156億円11.4倍
56405鈴茂器工155億円23.5倍
66316丸山製作所152億円10.2倍
76336石井表記150億円16.6倍
86165パンチ工業150億円17.6倍
96149小田原エンジニアリング144億円6.4倍
106255エヌ・ピー・シー143億円17.6倍
116464ツバキ・ナカシマ143億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

丸山商会を法人化し防除機製造を開始

1895年に創業した丸山商会を法人組織とするため、1937年11月、東京都千代田区神田鍛冶町に株式会社丸山製作所を設立。防除機(動力噴霧器)と消火器の製造販売を開始した。1946年1月には千葉県に稲毛工場を開設し、生産能力を拡充。第二次世界大戦後の復興期にあたり、農業の機械化需要に応える形で事業基盤を固めた。

東証二部上場と刈払機への参入

1961年10月、株式を東京証券取引所市場第二部に上場。翌1962年10月、新たに刈払機の製造販売を開始し、製品ラインアップを広げた。1967年1月には刈払機の製造を子会社の日本クライスに移管し、効率化を図る。同年5月、本店を現在の所在地である千代田区内神田三丁目に移転。1968年3月には東金工場を開設し、消火器の製造部門を移管した。

東証一部指定と事業の多角化

1977年3月、株式を東京証券取引所市場第一部に指定される。この間、1970年には工業用機械、1971年には建設機械の製造販売と管工事、1973年には不動産賃貸業、1976年には消防施設工事と、事業領域を拡大した。1978年3月には稲毛丸山ビルを竣工し、不動産賃貸事業を本格化。1985年には中国四国地方の販売強化のため販売会社の株式を取得し、商号を変更した。

工場集約と子会社再編の時代

1997年4月、稲毛工場を閉鎖し、生産機能を東金工場に移転集約。東金工場は千葉工場に名称変更した。1999年10月には子会社の丸山製作所中四国販売を吸収合併。2008年10月にはマルヤマエクセルが丸山工機を、日本クライスがマルテックスをそれぞれ吸収合併し、グループ内の再編を進めた。2019年10月にはマルヤマエクセルの産業用機械事業を吸収分割により承継し、本体に統合した。

アジアを中心とした海外生産拠点の拡充

1986年2月に米国販売会社MARUYAMA U.S.を設立したのを皮切りに、海外展開を加速。2008年4月にタイ生産会社MARUYAMA MFG(THAILAND)を、同年5月に丸山(上海)貿易有限公司を設立。2015年1月にはASIAN MARUYAMA(THAILAND)を設立し、タイでの販売網を強化。2023年6月にはインドにMARUYAMA MFG INDIA PRIVATE LIMITEDを設立し、大型防除機の現地生産に乗り出す。2022年9月にはベトナム、2025年1月にはコロンビアにも法人を設立し、新興国市場への足がかりを築いている。

スタンダード市場移行と新規事業創出

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより、市場第一部からスタンダード市場に移行。同年9月、ウルトラファインバブル技術を活用した新事業を担うファインバブルテックを設立。2024年1月にはIT子会社M-Innovationsを設立し、デジタル化を推進。2025年10月には技術本部を新設し、スマート農業や新市場向け製品開発を統括する体制を整える。また、千葉工場内にR&Dセンターを建設し、研究開発機能の強化を図っている。

年表36件を開く

1930年代

  • 1937年11月創業丸山商会(1895年創業)を法人組織とし、東京都千代田区神田鍛冶町二丁目1番地7に株式会社丸山製作所を設立し、防除機並びに消火器の製造販売を開始

1940年代

  • 1946年1月稲毛工場を開設

1950年代

  • 1954年6月日本クライス㈱を設立(現・連結子会社)
  • 1956年4月消火器の販売会社として丸山商事㈱を設立(現社名 マルヤマエクセル㈱、現・連結子会社)

1960年代

  • 1961年10月上場株式を東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1962年10月刈払機の製造販売を開始
  • 1967年1月刈払機の製造を日本クライス㈱に移管
  • 1967年5月本店を東京都千代田区内神田三丁目4番15号に移転
  • 1968年3月東金工場を開設し、消火器の製造部門を移管

1970年代

  • 1970年11月工業用機械の製造販売を開始
  • 1971年11月建設機械の製造販売並びに管工事の設計施工請負を開始
  • 1973年11月不動産賃貸業を開始
  • 1976年12月消防施設工事の設計施工請負を開始
  • 1977年3月上場株式を東京証券取引所市場第一部に上場
  • 1978年3月稲毛丸山ビル(不動産賃貸業用)竣工

1980年代

  • 1985年4月商号変更中国四国地方の販売拡大のため丸山フンムキ販売㈱の全株式を取得し、商号を㈱丸山製作所中四国販売に変更
  • 1985年10月消火器の製造会社として丸山工機㈱を設立
  • 1986年2月米国の販売会社としてMARUYAMA U.S.,INC. を設立(現・連結子会社)
  • 1986年11月西日本地区の物流の合理化のため西部丸山㈱を設立(現・連結子会社)
  • 1989年1月東日本地区の物流の合理化のため東北丸山㈱を設立(現社名 丸山物流㈱、現・連結子会社)

1990年代

  • 1991年7月エンジン製造会社として㈱マルテックスを設立
  • 1997年4月稲毛工場を閉鎖、生産機能を東金工場に移転集約し、東金工場から千葉工場に名称変更
  • 1999年10月M&A子会社㈱丸山製作所中四国販売を吸収合併

2000年代

  • 2008年4月MARUYAMA MFG(THAILAND)CO.,LTD.を設立(現・連結子会社)
  • 2008年5月丸山(上海)貿易有限公司を設立(現・連結子会社)
  • 2008年10月M&Aマルヤマエクセル㈱は丸山工機㈱を、日本クライス㈱は㈱マルテックスを吸収合併
  • 2009年4月㈱M&Sテクノロジーを設立(現・非連結子会社)

2010年代

  • 2015年1月ASIAN MARUYAMA(THAILAND)CO.,LTD.を設立(現・連結子会社)
  • 2015年12月監査等委員会設置会社へ移行
  • 2019年10月マルヤマエクセル㈱の産業用機械の製造及び販売に係る事業を吸収分割により承継

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からスタンダード市場に移行
  • 2022年9月ファインバブルテック㈱を設立(現・非連結子会社)
  • 2022年9月MARUYAMA VIETNAM CO.,LTD.を設立(現・非連結子会社)
  • 2023年6月MARUYAMA MFG INDIA PRIVATE LIMITEDを設立(現・連結子会社)
  • 2024年1月M-Innovations株式会社を設立(現・連結子会社)
  • 2025年1月MARUYAMA COLOMBIA S.A.S.を設立(現・非連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2027年9月期まで48,000百万円
  • 営業利益2027年9月期まで2,800百万円
  • 自己資本利益率(ROE)2027年9月期まで7.5%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    海外市場の拡大

    インド現地法人での現地調達・生産によるコストダウンと品質向上、自社工場の建設、タイでの省人化・自動化推進、ベトナムでの販売拠点開設と新工場立ち上げ、米国での大型防除機販売強化、コロンビア現地法人の事業展開を進める。

  2. 02

    新市場・工業用機械市場の拡大

    国内工業用機械市場とウルトラファインバブル市場で全営業所に専門担当者を配置し新ルートを開拓。製品ラインナップ拡充、競争力ある製品開発、個人消費者向け製品の販売拡大と海外展開に注力する。

  3. 03

    品質向上と開発体制の整備

    新製品・新規部品の検証体制を整備しサプライヤーと共に品質向上に取り組む。技術本部を新設しグローバルな製品開発を統括、R&Dセンターを建設しスマート農業製品など新市場創出を目指す。

  4. 04

    人材活性化とガバナンス強化

    多様な人材の採用・育成、評価制度改革、健康経営推進により働き甲斐のある職場を実現。BCM・BCP、内部統制、コンプライアンス体制を強化し、海外子会社へ展開。ITセキュリティ対策も推進する。

  5. 05

    財務体質強化とデジタル化

    資本コスト経営の本格化、投資の最適化、在庫削減によるキャッシュフロー改善。IT・AI・DXを導入した業務プロセス見直しと基幹システムの次世代化を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で977人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は612万円で、9期前と比べて+7.6%平均年齢は44.5歳、平均勤続年数は16.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年9月935
2017年9月930
2018年9月952
2019年9月56944.317.3943
2020年9月55444.817.7928
2021年9月57544.817.7917
2022年9月56845.617.5952
2023年9月59245.117.0968
2024年9月61245.116.71,006119
2025年9月61244.516.9977113

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率76.9%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)73.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社11(国内 6 / 海外 5、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
千葉工場 — 千葉県東金市3,959百万円
農林業用機械 工業用機械 その他の機械
東金第二工場 — 千葉県東金市1,420百万円
農林業用機械
農林業用機械 — MARUYAMA U.S.,INC. (米国テキサス州)741百万円
農林業用機械 — MARUYAMA(THAILAND) CO.,LTD.(注)4(タイ王国チョンブリ県)512百万円
不動産賃貸事業設備 — 千葉市稲毛区354百万円
不動産賃貸他
その他の機械 — マルヤマエクセル㈱(東京都千代田区)332百万円
鏡野事業所 — 岡山県苫田郡鏡野町241百万円
農林業用機械 工業用機械 その他の機械
福島事業所 — 福島県岩瀬郡天栄村191百万円
農林業用機械 その他の機械
農林業用機械 — 日本クライス㈱(千葉県東金市)176百万円
本社 — 東京都千代田区169百万円
農林業用機械 工業用機械 その他の機械 統括管理業務
主な関係会社
  • 国内
    日本クライス株式会社(注)2
    千葉県東金市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    マルヤマエクセル株式会社
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    MARUYAMA U.S.,INC.
    米国 テキサス州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    西部丸山株式会社
    岡山県 苫田郡鏡野町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    丸山物流株式会社
    福島県 岩瀬郡天栄村 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    M-Innovations株式会社
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    双葉商事株式会社
    山梨県笛吹市 · 連結子会社
    議決権66.4%
  • 海外
    MARUYAMA MFG(THAILAND) CO.,LTD.
    タイ王国 チョンブリ県 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    丸山(上海)貿易有限公司
    中国上海市
    議決権100.0%
  • 海外
    ASIAN MARUYAMA(THAILAND) CO.,LTD.
    タイ王国 チョンブリ県
    議決権49.0%
  • 海外
    MARUYAMA MFG INDIA PRIVATE LIMITED
    インド共和国 ハリヤナ州
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は413億円営業利益11億円前期と比べると増収減益で、売上が+3.3%、利益が-8.3%。

売上高
+3.3%
413億円
営業利益
-8.3%
11億円
純利益
+16.7%
7億円
営業利益率
2.7%
前期比 -0.3%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高430億円413億円
営業利益18億円11億円
純利益11億円7億円
1株あたり配当¥80¥80

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は125億円、営業利益は11億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+12.6%、営業利益は+37.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q10332.93
2023年3Q11187.25
2023年4Q1193
2024年1Q68−3−4.4−2
2024年2Q10865.63
2024年4Q22494.05
2025年2Q18300.00
2025年4Q230114.87
2026年2Q20373.44
2026年3Q125118.87

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年9月期からの14期で、売上は309億円から413億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は2.7%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年9月309126
2013年9月329158
2014年9月358166
ASIAN MARUYAMA(THAILAND)CO.,LTD.を設立(現・連結子会社)
2015年9月35296
2016年9月34352
2017年9月355108
2018年9月355117
2019年9月36243
2020年9月34986
2021年9月375139
ファインバブルテック㈱を設立(現・非連結子会社)
2022年9月3961612
MARUYAMA MFG INDIA PRIVATE LIMITEDを設立(現・連結子会社)
2023年9月4141712
M-Innovations株式会社を設立(現・連結子会社)
2024年9月40012113.06
MARUYAMA COLOMBIA S.A.S.を設立(現・非連結子会社)
2025年9月41311122.77

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高413億円のうち、営業利益として残るのは11億円2.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の1.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金74.3%307億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.0%95億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.7%11億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
25.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比6.0pt
2.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.3pt
1.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.0pt
3.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年9月期は営業CFが19億円、投資CFが−20億円で、差し引きのフリーCFは−1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は35億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年9月3−7−4−421
2013年9月26−13−41331
2014年9月13−12−5128
2015年9月7−9−3−222
2016年9月8−155−720
2017年9月39−12−222725
2018年9月19−11−10823
2019年9月3−72−421
2020年9月46−8−183841
2021年9月19−11−10840
2022年9月24−8−111647
2023年9月−3−2016−2340
2024年9月2−1515−1344
2025年9月19−20−8−135

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年9月期の総資産は391億円。このうち返さなくてよい自己資本が208億円で、自己資本比率は52.7%(業種中央値65.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年9月30612318340.1
2013年9月33913720240.4
2014年9月32714218543.5
2015年9月34414420041.8
2016年9月34113820340.6
2017年9月33515318245.8
2018年9月33916017947.3
2019年9月32915517447.1
2020年9月32716016749.0
2021年9月34217017249.7
2022年9月34517716851.1
2023年9月36719517252.7
2024年9月38719818950.8
2025年9月39120818352.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
39億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
97億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
57億円
在庫として抱えている分
負債合計
183億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
60
/ 100
安定性自己資本比率35 / 40
収益力営業利益率5 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率209社中111位あたり、逆に低いのは営業利益率209社中180位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.7%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.7%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
52.7%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.3%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.6%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,030で、1年前と比べて+36.4%過去52週の値幅のなかでは94%の位置にある。

¥3,030-1.6%1ヶ月+9.5%1年+36.4%時価総額152億円
過去52週の値幅
安値¥2,075高値¥3,095

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.2倍
PER (会社予想)10.8倍
PBR0.52倍
配当利回り2.64%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は2871円。25日線(2773.88円)を約+3.5%上回り、75日線(2611.76円)の上で推移。8月13日に2910円まで上昇し、52週高値2924円に接近。52週安値2075円からは+38.4%の上昇。RSIは65.2とやや強気。200日線(2406.57円)からは+19.3%乖離。8月10日以降、出来高が増加し、8月13日には33200株と活発な商い。中期的なトレンドは明確な上昇。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

実績PERは9.65倍と同業界平均の23.16倍を大きく下回り、予想PERも10.2倍と割安水準。PBR0.50倍は業界平均1.54倍を大きく下回り、資産価値に対して株価は極めて割安。配当利回りは2.79%で業界平均の2.66%を上回り、株主還元も良好。ただし、ROEは3.7%と低く、収益性の改善が課題。直近の営業利益率は2.66%と低下傾向で、売上高は横ばい。割安だが収益力が弱く、業績の伸び悩みがあるため、総合的に割安と判断した。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.2倍22.7倍
PER (予想)10.8倍
PBR0.52倍1.50倍
ROE3.7%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、国内農業の構造変化(担い手減少、大規模化)の中で、既存の農業機械事業が成長できるかどうか。強気派は、スマート農業への対応や、政府の農業支援策を追い風に、高付加価値製品の需要が拡大するとみる。一方、弱気派は、国内農業市場の縮小や、競合他社との価格競争で収益力が低下していると指摘。実際、2024/9期の営業利益率は3%まで低下し、低収益が続く。ROEも3.7%と低水準で、投資効率の改善が課題。

プラスに働く材料7
  • スマート農業への対応

    ドローン散布や自動運転技術の開発に注力し、将来の需要を開拓する。

  • ブランド力

    国内で高いシェアを持つ製品があり、顧客からの信頼は厚い。

  • 政策支援

    政府の農業競争力強化策が、機械需要を下支えする可能性がある。

  • PBR0.5倍未満の割安修正余地不定影響

    PBR0.4952倍、時価総額144億円に対し自己資本約291億円

  • 1年で株価30.7%上昇の勢い継続影響

    株価2871円は1年で30.71%上昇、需給改善が続けば再評価も

  • 売上高が400億円から413億円へ増収通年影響

    2024/9期400億円→2025/9期413億円、前年比3.3%増収

  • 純利益が6億円から7億円へ増益通年影響

    2025/9期純利益7億円と前年から1億円増、増益傾向が続く

マイナスに働く材料7
  • 市場の縮小

    国内農業従事者の減少で、農業機械の需要は長期的に減少傾向。

  • 低収益性

    営業利益率は3%前後と低く、コスト増を価格転嫁できていない。

  • ROEの低さ

    ROEは3.7%と資本効率が悪く、株主価値の向上が限定的。

  • 営業利益が12億円から11億円に減少通年影響

    2024/9期12億円→2025/9期11億円、売上高は増えたが営業利益は減

  • 営業利益率2.66%と低収益通年影響

    2025/9期営業利益率2.66%、売上高413億円に対し営業利益11億円にとどまる

  • 予想PER10.2倍と業績悪化示唆決算発表後影響

    実績PER9.65倍→予想10.2倍、市場は今期減益を予想

  • ROE3.7%と資本効率の低さ継続影響

    ROE3.7%は低水準、PBR0.4952倍の割安も資本収益性が重荷

次の決算で確かめる点
農業機械売上高
主力製品の需要動向を把握するため。
営業利益率
収益性の改善が続くか確認するため。
スマート農業関連の売上高
新規事業の成長寄与度を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり80で、前期から+6.7%いまの株価に対する利回りは2.64%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥80
1株あたり
配当利回り
2.64%
いまの株価に対して
配当性向
76.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年9月3080.4
2017年9月3516.732.1
2018年9月350.025.2
2019年9月350.056.1
2020年9月350.040.1
2021年9月350.039.6
2022年9月5557.141.0
2023年9月7536.446.3
2024年9月750.082.0
2025年9月806.776.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥80

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ7,675人。区分でいちばん多いのは個人・その他66.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が29.8%を占め、残る70.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他47.347.253.254.360.266.1
自己株式5.99.511.914.317.921.4
金融機関33.834.029.027.023.619.8
事業法人13.212.111.911.410.410.0
外国法人3.65.04.25.75.13.1
証券会社2.11.71.71.60.61.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01丸山製作所取引先持株会5.89
02株式会社みずほ銀行3.94
03農林中央金庫3.86
04丸山製作所従業員持株会3.48
05株式会社千葉興業銀行3.22
06株式会社クボタ1.89
07みずほ信託銀行株式会社1.79
08三井住友信託銀行株式会社1.45
09株式会社マキタ1.39
10明治安田生命保険相互会社1.39

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1558%、1株純資産は14期で+1996%。直近期のROEは3.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年9月112494.513.831.3
2013年9月1692,7796.116.425.1
2014年9月1312,9014.519.623.2
2015年9月1322,9304.514.143.5
2016年9月452,8211.637.280.4
2017年9月1533,1264.912.132.1
2018年9月1393,2924.213.125.2
2019年9月623,2611.919.356.1
2020年9月1363,3904.010.340.1
2021年9月1833,7335.08.739.6
2022年9月2573,9776.65.741.0
2023年9月2774,4936.38.246.3
2024年9月1414,7653.017.082.0
2025年9月1845,2093.712.176.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/9期の役員報酬は総額191百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
尾頭正伸代表取締役 会長7424,889
内山剛治代表取締役 社長5412,041
石村孝裕専務取締役 営業本部長648,641
大平康介常務取締役 生産本部長兼千葉工場長596,789
髙取亮常務取締役 管理本部長594,096
畑野敬幸取締役(常勤監査等委員)65
土岐敦司取締役(監査等委員)71
福地孝一取締役(監査等委員)62
大谷はるみ取締役(監査等委員)64
松嶋宙太取締役 生産企画部長兼千葉工場副工場長564,256
島林正弘取締役(常勤監査等委員)60
倉田幹士取締役(監査等委員)64

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5144715230
社外取締役4393910

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,394字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社及び当社の関係会社(以下、「当社グループ」という。)は、当社、国内子会社8社、海外子会社7社から構成されており、主な事業内容は、農林業用機械(防除機、林業機械、部品、その他)、工業用機械(工業用機械、その他)及び、その他の機械(消防機械、その他)の製造・販売及び不動産賃貸事業他であります。 当社及び主要な子会社の主な事業内容と当該事業における位置付けは、次のとおりであります。 なお、次の4部門は「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 (1) 農林業用機械 (製 造)防除機は、主に当社が製造し、一部を連結子会社である日本クライス㈱、西部丸山㈱及びMARUYAMA MFG(THAILAND)CO.,LTD.が製造しております。林業機械(刈払機)は、主に日本クライス㈱及びMARUYAMA MFG(THAILAND)CO.,LTD.が製造しております。その他は、主に日本クライス㈱が製造しております。連結子会社の製造した製品は、MARUYAMA MFG(THAILAND)CO.,LTD.の一部を除き、当社に納入されております。 (販 売)当社が全国農業協同組合連合会及び㈱クボタ、特約店などを通じて国内外に販売しているとともに、連結子会社であるMARUYAMA U.S.,INC.、ASIAN MARUYAMA(THAILAND)CO.,LTD.及び双葉商事㈱は当社が納入する製品、MARUYAMA MFG INDIA PRIVATE LIMITEDは当社が納入する部品をOEM先を通じて製造する製品、MARUYAMA MFG(THAILAND)CO.,LTD.は自社で製造する製品の一部を、それぞれ特約店を通じて販売しております。 (その他)防除機の開発業務の一部を、当社より委託を受けておりました非連結子会社である㈱M&Sテクノロジーは現在休業中であります。 (2) 工業用機械 (製 造)工業用機械は、主に当社が製造し、一部を西部丸山㈱が製造しております。 (販 売)当社が、工業用機械を国内の特約店及び海外の総代理店を通じて販売しているとともに、当社が納入する工業用機械をASIAN MARUYAMA(THAILAND)CO.,LTD.が特約店を通じて販売しております。 (3) その他の機械 (製 造)消防機械は、連結子会社であるマルヤマエクセル㈱が製造しております。 (販 売)マルヤマエクセル㈱が、消防機械を特約店を通じて販売しております。 (4) 不動産賃貸他 不動産賃貸業及び売電事業は、当社が行っております。 (5) 共通 農林業用機械、工業用機械及びその他の機械に関する販売用部品の仕入業務及び配送・保管等の物流事業は、当社及びマルヤマエクセル㈱より委託を受けた連結子会社である丸山物流㈱が主に行っております。 中国における農林業用機械、工業用機械及びその他の機械に関する営業業務は、当社より委託を受けた連結子会社である丸山(上海)貿易有限公司が行っております。 当社グループにおけるITコンサルティング業務は、当社より委託を受けた連結子会社であるM-Innovations株式会社が行っております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,903字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、創業以来130年にわたり、創業製品である消火器に加え、高圧ポンプ技術、2サイクルガソリンエンジン技術の三つをコア・コンピタンスとして、農林業用機械・緑化管理機器、産業機械・環境衛生機器、防災関連の分野において、生産性、安全性、快適性の向上を目指した製品、サービスを提供することにより、社会に貢献してまいりました。その間、変わることなく持ち続けてきたのが、当社グループの社是である「誠意をもって人と事に當ろう」という精神です。これからもこの精神を変えることなく、三つのコア技術をさらに深めながら新しい用途開発を追求・開発し企業価値の向上に努めてまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、2022年10月から2027年9月までの5年間を対象とする「第8次中期経営計画」において、2027年9月期の連結売上高48,000百万円、営業利益2,800百万円、自己資本利益率(ROE)7.5%以上を経営指標として掲げて、成長戦略の推進と収益力の向上に努めております。 (3) 会社の経営環境及び対処すべき課題 2026年9月期は第8次中期経営計画(2022年10月から2027年9月)の4年目であり、この中期経営計画の基本方針である「成長事業の創出」に向かうべく、以下5点の事項を重点課題として全社員で取り組み、単年度計画、中期経営計画の達成を目指しております。 ・利益率の向上 ・新規事業の確立 ・海外市場の成長 ・既存事業の更なる成長 ・財務体質、人材育成、リスク管理の強化 上記課題を達成するべく、来期につきましては以下6点に重点を置き活動してまいります。 なお、当社グループでは「食・水・環境」分野の社会課題を事業そのものを通じて課題解決できる社会貢献型企業として、持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組んでいくこととしております。 ・安心安全な「食」を世界に届けることに貢献する ・限りある「水資源」の保全に貢献する ・「環境」と「生命」を守るとともに、カーボンニュートラルな社会の実現に貢献する ① 海外市場の拡大 設立3年目となるインド現地法人においては現地調達・現地生産における更なるコストダウン・品質向上を意識した活動に注力するとともに、インド国内への販売を拡大してまいります。また、2年程度での操業開始予定で大型防除機生産拠点としてのインド自社工場の建設に着手いたしました。自社調達・自社生産・自社販売に向け、活動を展開してまいります。 タイ現地生産法人につきましては、引き続き省人化・自動化・現地調達率UPを推し進めトータルコストダウンに取り組むとともに、タイでの販売を強化してまいります。また、周辺国であるベトナムにつきましてもベトナム現地法人に販売部門を新たに設置し、既存流通のみならず新流通を開拓し販売を展開してまいります。なお、ベトナムにおきましては、2年程度での創業開始予定で部品製造・ポンプ組立拠点とした新法人・新工場を立ち上げることといたしました。当社グループのコストダウンの拠点とすべく展開してまいります。 米国カリフォルニア州では、大型防除機の市場調査を実施し、併せて製品開発してまいりました。ようやく製品もリリースできる段階となりましたので、今後は販売活動に注力し米国の大型防除機市場において MARUYAMAブランドを確立してまいります。 中南米への販売拠点としてコロンビアに現地法人を設立し、現地では多くの代理店の方々からMARUYAMAの事業展開に関し多くの期待の声をいただいております。今後、現地のお客様・ユーザーが望む製品・サービスを展開してまいります。 ② 新市場、工業用機械市場の拡大 国内の工業用機械市場ならびにウルトラファインバブル市場を拡大すべく、全国25か所の営業所全てに専門担当者を配置し新ルート開拓に注力してまいります。 また、製品開発、アクセサリー選定におきましてはラインナップを拡充するとともに、温水洗浄機に代表されるような新規市場の開拓を可能とする競争力ある製品開発を実現してまいります。 ウルトラファインバブル技術を使用したシャワーヘッドに代表される個人消費者向け製品につきましては、洗濯機用アダプタ「バブリッシュ」を発売し、大変好評いただいております。更なる販売拡大に努めるとともに、ウルトラファインバブル製品の海外展開にも注力し、MARUYAMAブランドの向上に努めてまいります。 ③ 品質向上と開発体制の整備 品質向上に向けた取り組みとして、新製品ならびに新規取扱い部品に対する検証体制を整備してまいります。当社グループ内の品質はもちろんですが、サプライヤー様と共に品質向上に向け取り組み、安心と安全を提供してまいります。 また、2025年10月より技術本部を新設することといたしました。国内外の当社グループの製品開発を統括し、グルーバル目線での製品開発に取り組んでまいります。特にスマート農業製品や将来の新市場を創るべく活動を展開してまいります。なお、製品開発のスピードUP、各事業の技術部門間の情報共有、研究開発の更なる深耕を目的としたR&Dセンターを千葉工場内に建設することとしております。 ④ 人材活性化 多種多様な人材の採用・育成・教育に取り組み、個々の能力向上・行動改善を図るとともに、人事評価制度改革や健康経営推進、部門横断活動の活性化に取り組むことにより、社員一人ひとりが心理的安全性を感じながら、働き甲斐と成長実感を得られる職場環境づくりへ繋げ、組織風土改革、従業員満足度向上を実現してまいります。 ⑤ ガバナンス強化 BCM・BCP、製品安全・内部統制・コンプライアンスについて体制を強化するとともに、全員を対象とするガバナンス関連の各種教育を実施し組織改善に取り組んでまいります。なお、この活動を海外子会社へ展開することで、グローバルでのグループ経営管理体制の高度化を図ってまいります。また、ITセキュリティリスク対策に取り組み、サイバー攻撃への対応力強化に取り組んでまいります。 ⑥ 財務体質強化・デジタル強化 資本コスト経営を本格化し、事業戦略に即した有効投資戦略推進のため、各種管理指標分析を踏まえ製品開発投資、設備投資、IT投資などの各投資を最適化し、適切に管理推進してまいります。また、製品・部品在庫ともに管理方法を大幅に見直し、在庫削減に取り組み、キャッシュフローの改善を目指し財務体質を強化するとともに、在庫管理におけるデジタル化を図ってまいります。 そして、IT技術、AI技術、DXを積極的に取り入れた経営目線での業務プロセス見直しを図るとともに、基幹システムの次世代化を進めてまいります。
事業等のリスク3,634字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業、業績、株価及び財務状況等に影響を及ぼす可能性のある主なリスクは、次のとおりです。かかるリスクの要因によっては、当社グループの事業、業績、株価及び財務状況等に著しい影響を及ぼす可能性があります。なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 ① 経済状況 当社グループの主要な事業である農林業用機械部門では、減反政策の見直し等の政府が策定する農業政策方針の内容により、当社製品に対する需要が低下した場合は、当社グループの製品売上高が減少し業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。また、工業用機械部門、その他の機械部門においても、景気動向の悪化により民間設備投資、公共投資等が減少した場合は、当社グループの製品売上高が減少し業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ② 海外情勢 当社グループは、海外市場の拡大を図っており、現在では当社グループの売上高の約3割を海外市場に依存しているほか、タイに販売拠点及び生産拠点、ベトナムに研究開発拠点、アメリカ、中国に販売拠点をそれぞれ設けております。これらの国及び展開先各国における予期せぬ経済情勢や政治体制の変化により、市場の状況が悪化し、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。また、為替レートの変動リスクを軽減する手段を講じておりますが、海外売上高の約4割がアメリカ市場への輸出であることから、特に対ドルレートが大幅に円高へ振れた場合に、当社グループの業績及び財務状況に著しい影響を及ぼす可能性があります。 ③ 天候、災害 当社グループの製品売上高の7割以上を農林業用機械部門が占めているため、台風、冷夏、地震等の自然災害の発生により、農業施設、農産物等が被害を受け農業収入が減少した場合には、農家の購買意欲の減退により売上高が減少し、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 自然災害の発生により当社グループの拠点の設備等が大きな被害を受け、その一部又は全部の操業が中断し、生産及び出荷に支障をきたし、その影響が長期化する場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループに被害が無い場合でも、仕入先工場の被災による生産能力の低下により、原材料等の入荷遅延や調達困難が発生した場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 資金調達、運用 当社は、運転資金の効率的な調達、運用を行うため、取引銀行7行とコミットメントライン契約、タームローン契約及びe-Noteless利用契約(電子記録債権買取)を締結しております。これらの契約には財務制限条項があり、各年度の決算日の連結及び単体の貸借対照表における純資産の部の金額を基準となる決算日の連結及び単体の貸借対照表における純資産の部の金額の75%以上に維持すること、各年度の決算日の連結及び単体の損益計算書における経常損益が2期連続して損失にならないようにすることの取り決めがなされております。 これらに抵触した場合、該当する借入金の一括返済及び契約解除の恐れがあり、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 特定販売先への依存 当社グループの売上高の約3割を主要販売先上位3社に依存しております。当社グループと主要販売先との取引関係は長年にわたり安定的に継続しており、今後とも良好な関係を維持していく予定ですが、何らかの理由により当該会社との関係に変化が生じた場合、当社グループの経営成績、財政状態及び株価等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 棚卸資産の評価 当社グループは、販売見込みや需要動向に基づき生産販売計画を策定し、原材料の調達及び調達のリードタイム短縮、生産販売計画の精度向上による棚卸資産の削減に努めておりますが、季節性・天候の変動や他社との競合等により需要が縮小し販売計画を下回ると、余剰・滞留在庫が生じる場合があります。その棚卸資産の正味売却価額が帳簿価額よりも下落するような収益性の低下や長期滞留となった場合には棚卸資産の評価損が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 原材料、部品調達 当社グループでは複数購買、グローバル調達等により安定した原材料、部品の供給確保に努めておりますが、原材料、部品価格の高騰や災害などにより原材料、部品供給が不安定になった場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 品質保証 当社グループでは、『お客様から「次も丸山」と言われる会社になる。そのためには品質の向上、無駄の排除、スピードアップによって、お客様に品質のよい製品とサービスを提供します。』という品質方針を定め、全従業員が一丸となり顧客のニーズと期待に対して満足する製品を設計・開発及び製造し、提供するための活動を展開しており、また、万一に備え製造物責任保険に加入しております。しかしながら、生産過程において全ての製品について欠陥が無いという保証はなく、さまざまな要因により欠陥が生じる可能性があり、加入している製造物責任保険で補償されない賠償責任を負担する可能性もあります。これらの事象が発生した場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。なお、不測の事態が発生した場合には、法令及び社内規程に従い、品質保証部門により、リコールを含めた必要な措置を迅速に講じてまいります。 ⑨ 人材の確保 当社グループの継続的な成長には、優秀な人材を確保し、育成することが重要な要素の一つでありますが、著しい人材採用環境の悪化や人材流出の増加が継続した場合は、当社の人材確保が計画通りに進まず、将来の成長に影響が及び、中・長期的に当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ 知的財産権 当社グループは、事業活動を行う上で他社との差別化を図るため、技術やノウハウ等を蓄積しておりますが、第三者が当社の知的財産を不正に使用した類似製品の製造・販売、当社グループのロゴマークの使用等を防止できない場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは第三者の知的財産権を侵害しないよう細心の注意を払っておりますが、結果として知的財産権を侵害したとして第三者から訴訟を提起された場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪ コンプライアンス 当社グループは、企業行動規範として「丸山グループ・コンプライアンスマニュアル」を定め、コンプライアンス体制を整備するとともに、研修会などの実施を通じて法令遵守及びコンプライアンスの強化に努めております。しかし、万一、法令やコンプライアンス等に違反する行為が発生した場合に監督官庁からの処分や事業活動の制限、あるいは訴訟の提起、社会的信用の失墜等により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑫ 感染症の拡大 当社グループは、感染症が拡大した場合は、さらなる拡大防止のため、従業員及び取引先の安全を第一に考え、時差出勤、在宅勤務(テレワーク)の推進、テレビ会議の導入等の対応を実施しております。これら各種対応の継続的な実施により事業活動への影響の低減を図っておりますが、当社の製造拠点や調達先、営業所において感染が拡大し、工場の稼働停止やサプライチェーンの停滞に起因する生産減、営業活動の自粛等により事業活動に支障をきたす事態が発生した場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑬ 情報セキュリティ 当社グループは、事業活動の過程で取得した技術情報や営業に関する機密情報、及び個人情報について厳重な管理を実施しています。 しかしながら、自然災害や予期しないサイバー攻撃、又はコンピュータウイルスの侵入を原因とする不正アクセス等による情報漏えいや改ざん及びシステムの障害の発生、並びに従業員の故意又は過失により情報が流出、これらの情報が悪用された場合における損害賠償の責任等により、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 そこで当社グループは、適切な情報セキュリティ体制を整備し、必要かつ十分なセキュリティ対策を講じるとともに、従業員に対する教育を行っております。 なお、当該リスクが発生した際は、策定している事業継続マネジメント(BCM)に従い、その要因・経緯を速やかに把握し適切な対処を実行する体制を構築するとともに、必要に応じて被害内容を開示することで、二次被害の最小化と信頼の回復に努めてまいります。
経営成績の分析 (MD&A)6,096字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 (財政状態の状況) 当連結会計年度末における資産総額は39,101百万円となり、前連結会計年度末に比べ395百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金の減少(900百万円)、商品及び製品の減少(525百万円)はありましたが、売掛金の増加(341百万円)、時価の上昇による投資有価証券の増加(874百万円)によるものであります。 当連結会計年度末における負債総額は18,307百万円となり、前連結会計年度末に比べ568百万円減少いたしました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金の増加(389百万円)はありましたが、短期借入金の減少(648百万円)、未払金の減少(523百万円)、長期未払金の減少(245百万円)によるものであります。 当連結会計年度末における純資産総額は20,794百万円となり、前連結会計年度末に比べ964百万円増加いたしました。これは主に、自己株式の取得による減少(367百万円)はありましたが、親会社株主に帰属する当期純利益を計上したことなどによる利益剰余金の増加(433百万円)、時価の上昇によるその他有価証券評価差額金の増加(552百万円)によるものであります。 (経営成績の状況) 当連結会計年度における国内経済は、雇用・所得環境の改善による個人消費の持ち直しやインバウンド需要の拡大に加えて、各種政策の効果もあり、緩やかな景気回復が続いております。一方、地政学的緊張の長期化による資源・エネルギー価格の高騰、米国の通商政策の動向、欧州主要国における政治的不安などによる金融市場の不安定化や物価上昇など、依然として先行き不透明な状況が続いております。 当社グループが主力とする農林業用機械業界におきましては、国内向けの出荷・生産実績は持ち直しの傾向が見られました。一方、海外向けの出荷・生産実績は、米国の経済成長の鈍化などの影響により減少しております。 このような状況の中、当社グループは、国内では創業130周年を記念したキャンペーンを実施し、全国で対象製品を中心に積極的な営業活動を展開してまいりました。また、米卸売価格の高騰を受け、農業用機械全般への需要が高まり、主力製品である大型防除機を中心に拡販を実施いたしました。 ウルトラファインバブル製品につきましては、温水洗浄機を全国の公共施設やバス会社へ納入したことをはじめとし、テックシャワーやウルトラポンプについて農業分野への拡販を実施いたしました。個人向けの新製品である洗濯機用アダプタ「バブリッシュ」は家電量販店やECサイトでの販売を展開し、新規事業を軌道に乗せるべく推進してまいりました。 さらに、近年当社が注力しているアフターサービス事業におきましては、取引先やサービス協力店との連携をより一層強化し、大型防除機やドローンの定期点検・整備を実施するとともに、各県にて開催される大規模展示会において、製品安全に関する啓発活動を展開し、お客様により安心して製品をご利用いただけるよう、安全・安心の対策強化に取り組んでまいりました。 海外では当社グループの強みである大型防除機などの農林業用機械の販売において、韓国や台湾において安定的な市場確保に努めるとともに、米国市場における新たな販路開拓や既存販売店におけるアフターサービスの強化を継続的に図ってまいりました。主力製品である刈払機については、新製品を投入したタイ国市場での販促活動をさらに強化するとともに、部品や付属アクセサリーの販売に注力いたしました。また、南米コロンビア市場への本格参入を目指し、新たに設立した現地法人の稼働に向けた準備を進めてまいりました。 これらの結果、国内におきましては、アグリ流通において大型防除機及び動力噴霧機が増加した結果、国内売上高は32,001百万円(前期比6.8%増)となりました。また、海外におきましては、欧州向けの工業用ポンプは増加しましたが、北米向けの工業用ポンプや刈払機が減少したことなどにより、海外売上高は9,265百万円(前期比7.7%減)となり、売上高合計は41,266百万円(前期比3.2%増)となりました。 利益面では、一部商品の値上げや主力製品の販売増による売上高の増加はありましたが、販売費及び一般管理費の増加などにより、営業利益は1,080百万円(前期比7.5%減)、経常利益は1,173百万円(前期比5.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は743百万円(前期比24.4%増)となりました。 セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。 ・農林業用機械 国内におきましては、アグリ流通において大型防除機及び動力噴霧機、ホームセンター流通において刈払機が増加いたしました。また、海外におきましては、北米向けの刈払機が減少したことにより、国内外の農林業用機械の売上高合計は32,020百万円(前期比5.9%増)、営業利益は1,309百万円(前期比16.3%増)となりました。 ・工業用機械 工業用ポンプにおきましては、欧州向けは増加しましたが、北米向けが減少したことなどにより、国内外の工業用機械の売上高合計は6,581百万円(前期比3.5%減)、営業利益は1,269百万円(前期比11.8%減)となりました。 ・その他の機械 消防機械を主なものとする、その他の機械の売上高は2,472百万円(前期比10.4%減)、営業利益は126百万円(前期比25.4%増)となりました。 ・不動産賃貸他 不動産賃貸他の売上高は400百万円(前期比5.3%減)、営業利益は247百万円(前期比5.4%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度に比べ940百万円減少し、3,490百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、得られた資金は1,871百万円(前期比1,656百万円増)となりました。これは、前連結会計年度に比べ、仕入債務の増加などによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、使用した資金は1,974百万円(前期比519百万円増)となりました。これは、前連結会計年度に比べ、有形固定資産の取得による支出の増加などによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、使用した資金は836百万円(前期比2,340百万円増)となりました。これは、前連結会計年度に比べ、短期借入金の返済による支出の増加などによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 農林業用機械   20,121   93.6 工業用機械   5,945   93.5 その他の機械   1,078   100.4 合計   27,145   93.8 (注) 金額は、各機種ごとの当該期間中の平均販売価格によって計算しております。 b.受注実績 農林業用機械の一部を除き、原則として、受注生産を行っておりません。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 農林業用機械   32,020   105.9 工業用機械   6,581   96.5 その他の機械   2,472   89.6 不動産賃貸他   400   94.7 調整額(セグメント間取引)   △208   89.8 合計   41,266   103.2 (注) 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) ㈱クボタ   4,596   11.5   4,734   11.5 全国農業協同組合連合会   4,367   10.9   4,603   11.2 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において、当社グループが判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (財政状態) ・資産 当連結会計年度末における資産総額は39,101百万円となり、前連結会計年度末に比べ395百万円増加いたしました。 流動資産は22,700百万円となり、前連結会計年度末に比べ726百万円減少いたしました。これは主に、売掛金の増加(341百万円)はありましたが、現金及び預金の減少(900百万円)、商品及び製品の減少(525百万円)によるものであります。 固定資産は16,401百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,121百万円増加いたしました。これは主に、時価の上昇による投資有価証券の増加(874百万円)によるものであります。 ・負債 当連結会計年度末における負債総額は18,307百万円となり、前連結会計年度末に比べ568百万円減少いたしました。 流動負債は15,070百万円となり、前連結会計年度末に比べ963百万円減少いたしました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金の増加(389百万円)はありましたが、短期借入金の減少(648百万円)、未払金の減少(523百万円)によるものであります。 固定負債は3,237百万円となり、前連結会計年度末に比べ394百万円増加いたしました。これは主に長期未払金の減少(245百万円)はありましたが、繰延税金負債の増加(509百万円)によるものであります。 ・純資産 当連結会計年度末における純資産総額は20,794百万円となり、前連結会計年度末に比べ964百万円増加いたしました。これは主に、自己株式の取得による減少(367百万円)はありましたが、親会社株主に帰属する当期純利益を計上したことなどによる利益剰余金の増加(433百万円)、時価の上昇によるその他有価証券評価差額金の増加(552百万円)によるものであります。 (経営成績等) ・売上高 当連結会計年度の売上高は、国内におきましては、アグリ流通において大型防除機及び動力噴霧機が増加した結果、国内売上高は32,001百万円(前期比6.8%増)となりました。また、海外におきましては、欧州向けの工業用ポンプは増加しましたが、北米向けの工業用ポンプや刈払機が減少したことなどにより、海外売上高は9,265百万円(前期比7.7%減)となり、売上高合計は41,266百万円(前期比3.2%増)となりました。 ・売上総利益 当連結会計年度の売上総利益は、一部商品の値上げや主力製品の販売増加などにより、前連結会計年度に比べ310百万円(3.0%)増益の10,621百万円となりました。 ・営業利益 当連結会計年度の営業利益は、売上総利益は増加しましたが、販売費及び一般管理費の増加により、前連結会計年度に比べ87百万円(7.5%)減益の1,080百万円となりました。 ・経常利益 当連結会計年度の経常利益は、営業利益は減少しましたが、為替差益の増加などにより、前連結会計年度に比べ63百万円(5.8%)増益の1,173百万円となりました。 ・税金等調整前当期純利益 当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は、経常利益の増加により、前連結会計年度に比べ65百万円(5.9%)増益の1,171百万円となりました。 ・親会社株主に帰属する当期純利益 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、税金等調整前当期純利益の増加などにより、前連結会計年度に比べ145百万円(24.4%)増益の743百万円となりました。 なお、セグメント別の売上高の分析は、4「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況に記載のとおりであります。 ② 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの主要な資金需要は、製品製造のための原材料費、労務費、経費、販売費及び一般管理費等の営業費用並びに設備の新設、更新に係る投資であります。 これらの必要資金は、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金のほか、金融機関からの借入れ、債権流動化により賄うことを基本方針としております。 また、当社グループは、運転資金の効率的な調達を行うため、取引銀行7行と総額6,150百万円のコミットメントライン契約、総額3,200百万円のタームローン契約及び総額4,000百万円の当座貸越契約を締結しており、この契約に基づく当連結会計年度末の借入実行残高は6,430百万円であり、また、当連結会計年度末において、現金及び現金同等物を3,490百万円保有しており、将来の予測可能な資金需要に対して不足が生じる事態に直面する懸念は少ないものと認識しております。 なお、当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、4「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況に記載のとおりであります。 ③ 重要な会計方針及び見積り 当社の連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。当社は連結財務諸表作成において、過去の実績やその時点で入手可能な情報に基づき、合理的であると考えられる要因を考慮したうえで見積り及び判断を行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 ④ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、2022年10月から2027年9月までの5年間を対象とする「第8次中期経営計画」において、2027年9月期の連結売上高48,000百万円、営業利益2,800百万円、自己資本利益率(ROE)7.5%以上を経営指標として掲げております。 3年目となる当連結会計年度におきましては、連結売上高41,266百万円、営業利益1,080百万円、ROE3.7%となりました。

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開示資料

出典

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