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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

JRC

JRC CO.,LTD.6224 · Growth · 機械

屋外ベルトコンベヤ部品で世界トップクラス。製鉄所や鉱山など過酷な環境の搬送を支え、ごみ処理・発電プラントまでワンストップで手がける。

概要

JRCは1961年に大阪で創業した機械メーカーである。屋外用ベルトコンベヤの部品製造・販売を祖業とし、現在はコンベヤ装置、環境プラント、ロボットシステムインテグレーションの3事業を展開する。2026年2月期の連結売上高は137億円、従業員数は470名。大阪市西区に本社を置く。

コンベヤ・環境・ロボットの三本柱で構成される事業

当社グループは、2026年3月からカンパニー制へ移行し、コンベヤカンパニー・環境エネルギーカンパニー・ロボットSIカンパニーの3セグメントで事業を運営する。連結売上高の約74%をコンベヤ事業が占め、環境プラント事業が約16%、ロボットSI事業が約10%と続く。子会社には㈱JRC E&E、向井化工機㈱、吉艾希商事(瀋陽)貿易有限公司などがあり、持分法適用関連会社としてJRC IFM Co., Ltd.を有する。

屋外用ベルトコンベヤ部品で築いた安定的な収益基盤

コンベヤカンパニーは、製鉄所・鉱山・発電所などで使用される屋外用ベルトコンベヤの部品(アイドラ、ローラ、プーリ、ベルトクリーナー)を設計・製造・販売する。過酷な環境で使用されるため損耗が早く、数カ月で交換が必要な部品もあるが、全体コストに占める割合は僅少なためコストカット対象になりにくく、リカーリング収益が安定して見込める。国内の更新需要を中心に、ソリューション提案とメンテナンスサービスを組み合わせた三位一体の体制で収益機会の多様化を進めている。

設計からメンテナンスまで一貫対応する環境エネルギー事業

環境エネルギーカンパニーは、ごみ処理施設・水処理施設・バイオマス発電施設・火力発電所・原子力発電所関連施設向けに、コンベヤおよび付帯設備の設計・製作・据付・メンテナンスをワンストップで提供する。官公庁案件を中心に高い信頼を獲得しており、今後も当社グループの成長ドライバーとして注力する。2025年10月に子会社化した㈱セイコーテックの業績も寄与している。

少子高齢化に対応するロボットSI事業

ロボットSIカンパニーは、自社工場の自動化で培ったノウハウとコンベヤ事業で得たメーカー目線の提案力を活かし、産業用ロボットや協働ロボットの導入・利活用を支援する。食品・医薬品業界を中心に複合ライン提案を推進し、ティーチングから製造ライン全体の再デザイン、人材教育までを担う。2026年2月期のセグメント利益は78百万円と前年比206.7%増加し、収益性の改善が進んでいる。

業界の中での役割は産業用搬送機器メーカー。屋外ベルトコンベヤ部品を担うとともに、環境・エネルギー分野のプラントエンジニアリングを手がける。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
137億円
営業利益
20億円
営業利益率
14.6%
純利益
14億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/2
事業売上構成比利益利益率
コンベヤ 事業102億円74.5%26億円25.5%
環境プラント 事業21億円15.3%2億円9.5%
ロボットSI 事業14億円10.2%1億円7.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01コンベヤ(産業用搬送)主力

製鉄所、建設・工事現場、セメント工場、鉱山、発電所など、屋外で長距離・重量物を搬送する現場向けに、ベルトコンベヤの部品を供給。過酷な環境で使用され、交換頻度が高い一方、コスト割合が低いため安定需要がある。

屋外用ベルトコンベヤ部品で世界最大級のサプライヤー

主な製品・サービス4
アイドラ
ベルトを支えながら回転し、搬送をスムーズにする部品。
ローラ
ベルトを支える円筒状の部品。
プーリ
ベルトを駆動・方向転換させるための車輪。
ベルトクリーナー
ベルトに付着した残渣を除去する装置。

02環境エネルギー主力

官公庁のごみ処理施設・水処理施設、バイオマス発電、火力発電、原子力発電所など公共性の高い案件向けに、コンベヤおよび付帯設備を設計・製作。据付・メンテナンスまでワンストップで対応する。

主な製品・サービス1
コンベヤおよび付帯設備
ごみ・燃料・灰などを運搬するためのコンベヤシステムと周辺機器。

03ロボットSI副次

製造業の労働力不足に対し、産業用ロボットや協働ロボットの導入・システム構築を支援。自社工場の自動化で培ったノウハウを活かし、ロボット導入の設計から教育までを手がける。

主な製品・サービス1
ロボットシステムインテグレーション
現場課題を分析し、最適なロボットシステムを設計・構築・導入するサービス。

製品と技術

過酷環境で使われる屋外用ベルトコンベヤ部品

コンベヤカンパニーの中核製品は、アイドラ、ローラ、プーリ、ベルトクリーナーなどの屋外用ベルトコンベヤ部品である。これらの部品は、製鉄所の高温環境や鉱山の粉塵、セメント工場の摩耗性原料といった過酷な条件下で使用される。損耗が早いため数カ月単位での交換が必要な部品もあり、定期的なリプレイス需要が見込める。当社は設計から製造、ソリューション提案、メンテナンスまでを一貫して提供し、コンベヤ全体の最適化を図っている。

官公庁向けプラント設備のワンストップ提供

環境エネルギーカンパニーは、ごみ処理施設・水処理施設・バイオマス発電施設・火力発電所・原子力発電所向けに、コンベヤおよび付帯設備を設計・製作・据付・メンテナンスする。官公庁案件が中心で、高い信頼性が求められる。当社の強みは、設計からアフターサービスまでを自社一貫で対応できる体制にある。2025年に子会社化したセイコーテックの技術も取り込み、環境・エネルギー分野での案件対応力を強化している。

食品・医薬品業界を中心としたロボットシステムインテグレーション

ロボットSIカンパニーは、産業用ロボットや協働ロボットを用いた自動化システムを構築する。特に食品製造業の人手不足、低生産性、労災リスクといった課題に対応し、工程自動化を提案する。ロボット導入にはティーチングや周辺設備の選定、ライン全体の再設計が必要であり、当社はメーカー目線のソリューション提案が強み。複合ライン提案による受注単価の上昇とコストコントロールにより、収益性を改善している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • コンベヤ(産業用搬送)屋外用ベルトコンベヤ部品で世界最大級のサプライヤー

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

産業機械で急成長、中堅ベンダー

JRCは機械業界に属し、産業機械・装置を手掛ける中堅企業。売上高は100億円強で、同業の三浦工業(売上高約1,500億円)や日本製鋼所(同約4,000億円)と比べ小規模だが、急成長中。2026年2月期には売上高137億円、営業利益率14.6%を見込む。三浦工業のような大手と異なり、特定の機械分野に特化し、成長市場を捉えている。ただし業界内での知名度は低く、競合との差別化が急務。

強み

  • 売上高が3期で約1.4倍に拡大し、利益率も改善傾向。
  • 営業利益率14%超と機械業界平均を上回る高水準。
  • 特定産業機械分野で深い知見を持ち、顧客密着型の提案力。
  • 利益成長に伴い自己資本が充実し、財務基盤が安定。

課題

  • 三浦工業など大手に対抗するため、規模拡大と認知度向上が必要。
  • 同業他社と技術面で差別化し、価格競争に巻き込まれない工夫。
  • 産業機械は設備投資に左右されやすく、需要変動の影響を受ける。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機械の時価総額近傍。太字がJRC

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16356日本ギア工業185億円10.6倍
26484KVK185億円8.2倍
36317北川鉄工所173億円5.3倍
46294オカダアイヨン164億円10.6倍
56390加藤製作所157億円3.4倍
66224JRC156億円11.4倍
76405鈴茂器工155億円23.5倍
86316丸山製作所152億円10.2倍
96336石井表記150億円16.6倍
106165パンチ工業150億円17.6倍
116149小田原エンジニアリング144億円6.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 30件

1961年に浜口商店として創業、コンベヤ部品の製造販売を開始

1961年4月、初代社長浜口匠が大阪市天王寺区に浜口商店を創業し、コンベヤ製品の製造販売を始めた。1963年3月には兵庫県三原郡(現南あわじ市)に工場を建設し本格的な生産に乗り出す。1965年4月には法人改組し、浜口鉄工株式会社を設立。資本金2,000千円で発足した。創業時の製品は現在のコンベヤカンパニーの源流であり、屋外用ベルトコンベヤ部品という事業の核をこの時期に形成した。

工場増設と買収で生産能力を拡大した1960~80年代

1967年12月に大阪府交野市に交野工場を建設。1981年1月には㈱日精・鹿児島工場を買収し、増産体制を強化した。1982年10月には北海道浜口鉄工㈱を吸収合併。1985年7月に東大阪市へ本社を移転し、1987年11月には兵庫県三原郡緑町(現南あわじ市)に淡路工場を新設した。1989年10月には淡路工場にローラ自動組立ラインを導入し、製品の均一化と増産体制を整えた。

社名をジェイアールシーに変更し事業基盤を再編した1990年代

1991年3月、業績伸展に伴い㈱ジェイアールシー(現㈱JRC)を設立し、浜口鉄工から事業を引き継いだ。資本金40,000千円。1992年9月には鹿児島県姶良郡吉松町(現湧水町)に吉松工場(後の九州工場)を建設。1993年5月には㈱ジェイアールシー九州を吸収合併した。1996年4月に資本金80,000千円に増資。1997年3月に新本社工場を建設し旧工場を統合、同年10月には大阪市西区へ本社を移転した。

中国進出と撤退を経験した2000年代

2001年5月、中国遼寧省瀋陽に合弁会社「瀋陽皆愛喜輸送設備有限責任公司」を設立、出資金645万ドル。2006年5月には江蘇省蘇州に独資会社「蘇州皆愛喜輸送設備有限公司」(出資金300万ドル)を設立し、中国での生産体制を拡大した。しかし2012年8月に蘇州公司を清算、2016年12月には瀋陽公司の清算にも着手し、中国での製造から撤退した。2017年7月には瀋陽に貿易会社「吉艾希商事(瀋陽)貿易有限公司」を設立し、販売拠点は維持している。

国内生産拠点の拡充と品質認証の取得

2006年4月に㈱ジェイアールシー東京を吸収合併。2007年1月に九州工場、同年12月に北海道工場がISO9001認証を取得。2009年3月には埼玉県児玉郡に北関東工場を新設し、2010年9月に同工場もISO9001認証を取得した。国内に北海道・北関東・本社(淡路)・九州の4工場体制を構築し、品質管理体制を強化した。

M&Aによる事業多角化と成長分野への進出

2016年6月に商栄機材㈱を完全子会社化。2018年1月には㈱大成を完全子会社化した。これらのM&Aにより、従来のコンベヤ部品事業に加え、環境プラント事業やロボットSI事業への進出を加速。2025年10月には㈱セイコーテックを子会社化し、環境エネルギーカンパニーの体制を強化した。2026年3月のカンパニー制移行により、3事業の自立した成長戦略を推進している。

年表30件を開く

1960年代

  • 1961年4月創業大阪市天王寺区において初代取締役社長浜口 匠が浜口商店を創業。コンベヤ(※1)製品の製造販売を開始。
  • 1963年3月兵庫県三原郡三原町(現 南あわじ市)に工場を建設、本格的生産を開始。
  • 1965年4月創業法人改組。浜口鉄工株式会社設立。資本金2,000千円。
  • 1967年12月大阪府交野市に交野工場建設。

1980年代

  • 1981年1月M&A株式会社日精・鹿児島工場を買収。当社の鹿児島工場として製品の増産を図る。
  • 1982年10月M&A北海道浜口鉄工株式会社(※2)を吸収合併。
  • 1985年7月東大阪市に本社移転。
  • 1987年11月兵庫県三原郡緑町(現 南あわじ市)に淡路工場を建設。
  • 1989年10月品質並びに生産性の向上を図る為、淡路工場にローラ自動組立ラインを導入。製品の均一化及び増産体制が整う。

1990年代

  • 1991年3月創業業績伸展に伴い、株式会社 ジェイアールシー(現 株式会社JRC)を設立し、浜口鉄工株式会社の事業を引き継ぐ。資本金40,000千円。
  • 1992年9月吉松工場(現在の九州工場)を鹿児島県姶良郡吉松町(現 湧水町)に建設。
  • 1993年5月M&A株式会社ジェイアールシー九州(※3)を吸収合併。
  • 1996年4月資本金80,000千円に増資。
  • 1997年3月創業兵庫県三原郡緑町(現 南あわじ市)に新工場を設立(本社工場)。旧工場を統合。
  • 1997年10月大阪市西区へ本社移転。

2000年代

  • 2001年5月中国遼寧省瀋陽に合弁会社「瀋陽皆愛喜輸送設備有限責任公司」を設立。出資金645万ドル。
  • 2004年12月本社工場が「ISO9001:2000」の認証を取得。
  • 2006年4月M&A株式会社ジェイアールシー東京(※4)を吸収合併。
  • 2006年5月創業中国江蘇省蘇州に独資会社「蘇州皆愛喜輸送設備有限公司」を設立。出資金300万ドル。
  • 2007年1月九州工場が「ISO9001:2000」の認証を取得。
  • 2007年12月北海道工場が「ISO9001:2000」の認証を取得。
  • 2009年3月埼玉県児玉郡に北関東工場を建設。

2010年代

  • 2010年9月北関東工場が「ISO9001:2000」の認証を取得。
  • 2012年8月事業撤退に伴い「蘇州皆愛喜輸送設備有限公司」を清算。
  • 2013年4月中国遼寧省瀋陽に瀋陽工場を建設。
  • 2014年8月大阪本社を現住所に移転。
  • 2016年6月M&A商栄機材株式会社を完全子会社化。
  • 2016年12月中国での製造から撤退。「瀋陽皆愛喜輸送設備有限責任公司」の清算に着手。
  • 2017年7月創業中国遼寧省瀋陽に独資会社「吉艾希商事(瀋陽)貿易有限公司」を設立。出資金100万元。
  • 2018年1月M&A株式会社大成を完全子会社化。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    コンベヤ事業の総合力強化

    部品・ソリューション・メンテナンスの3本柱を軸に、技術者不足や省力化ニーズに応え、遠隔監視やコンベヤ全体設計など新領域にも取り組む。

  2. 02

    東南アジアへの海外展開加速

    年平均約4.7%で成長する世界のコンベヤ市場に対し、タイ・インドネシア・ベトナムを拠点に営業基盤拡充や現地生産体制構築を進める。

  3. 03

    環境エネルギー事業の拡大

    ごみ処理・水処理・バイオマス発電の3領域で、設計・製作から据付・メンテナンスまでの一貫体制を強みに、官公庁案件で信頼を高め市場シェア拡大を目指す。

  4. 04

    ロボットSI事業の市場獲得

    食品・医薬品領域を中心に「使いやすく導入しやすい」ロボットソリューションを提供し、人手不足解消と工程自動化の需要を取り込む。

  5. 05

    M&Aによる非連続的成長

    各カンパニーで既存領域強化と隣接領域拡張を目的に、コンベヤは搬送周辺技術・工事、環境はバリューチェーン全体、ロボットSIはコンソーシアム形成を意図したM&Aを推進。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 3期分

グループ全体で470人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は559万円で、2期前と比べて2.0%平均年齢は43.6歳、平均勤続年数は10.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2024年2月57042.211.0368
2025年2月57941.19.9459305
2026年2月55943.610.5470426

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率87.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)67.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 4 / 海外 1、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社工場 — 兵庫県 南あわじ市1,457百万円
コンベヤ事業
本社 — 兵庫県小野市807百万円
環境プラント事業
北関東工場 — 埼玉県 児玉郡257百万円
コンベヤ事業
本社 — 川崎市幸区204百万円
コンベヤ事業
本社 — 大阪市西区154百万円
全社共通 コンベヤ事業 ロボットSI事業
東部物流 センター — 埼玉県 本庄市152百万円
コンベヤ事業
本社 — 横浜市金沢区140百万円
環境プラント事業
九州工場 — 鹿児島県 姶良郡119百万円
コンベヤ事業
ゴム事業部 — 福岡県 北九州市 八幡西区111百万円
コンベヤ事業
本社 — 横浜市都築区12百万円
環境プラント事業
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    JRC C&M 株式会社(注)4
    兵庫県小野市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    向井化工機株式会社(注)4
    神奈川県横浜市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社高橋汽罐工業(注)4,5
    神奈川県横浜市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社セイコーテック
    神奈川県横浜市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    JRC IFM Co.,Ltd.
    タイ王国サムット プラカーン県 · 持分法適用会社
    議決権49.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は137億円営業利益20億円前期と比べると増収増益で、売上が+23.4%、利益が+42.9%。

売上高
+23.4%
137億円
営業利益
+42.9%
20億円
純利益
+27.3%
14億円
営業利益率
14.6%
前期比 +2.0%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高151億円137億円
営業利益20億円20億円
純利益13億円14億円
1株あたり配当¥34¥34

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

9期分

直近は2027年1Qで、売上は35億円、営業利益は4億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+45.8%、営業利益は+33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年2Q44511.43
2024年3Q26415.43
2024年4Q252
2025年1Q24312.52
2025年2Q25416.03
2025年4Q62711.36
2026年2Q63914.36
2026年4Q741114.98
2027年1Q35411.43

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 7期分

2020年2月期からの7期で、売上は66億円から137億円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は14.6%。売上は5期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2020年2月6651
2021年2月6332
2022年2月8185
2023年2月90138
2024年2月95138
2025年2月111141412.611
2026年2月137201914.614

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高137億円のうち、営業利益として残るのは20億円14.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は14億円、売上の10.2%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金64.2%88億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金21.2%29億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.6%20億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
35.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+6.0pt
14.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.2pt
10.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+19.5pt
27.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
10.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
13.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 5期分

2026年2月期は営業CFが8億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは7億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は26億円で、売上の2.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2022年2月10−3−5712
2023年2月10−1−5916
2024年2月62−10814
2025年2月17−125524
2026年2月8−1−6726

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 7期分

2026年2月期の総資産は133億円。このうち返さなくてよい自己資本が58億円で、自己資本比率は43.9%(業種中央値65.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2020年2月88206823.0
2021年2月84216325.1
2022年2月89276230.5
2023年2月100356534.6
2024年2月101386337.8
2025年2月131468535.2
2026年2月133587543.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
26億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
57億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
6億円
在庫として抱えている分
負債合計
75億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
88
/ 100
安定性自己資本比率29 / 40
収益力営業利益率29 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE209社中5位あたり、逆に低いのは自己資本比率209社中179位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
27.2%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
14.6%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
43.9%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
23.4%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,190で、1年前と比べて-27.8%過去52週の値幅のなかでは15%の位置にある。

¥1,190-4.1%1ヶ月+7.6%1年-27.8%時価総額156億円
過去52週の値幅
安値¥1,082高値¥1,826

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.4倍
PER (会社予想)12.3倍
PBR2.61倍
配当利回り2.86%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1146円(7/31)。7/16に1214円へ急落後、下落トレンド。1ヶ月で-14.0%下落し、52週安値1096円に接近。25日線(1261円)や75日線(1273円)を大きく下回る。RSI 23.6と売られ過ぎ圏。出来高は増加傾向で、売り圧力が強い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER 10.94倍、PBR 2.51倍、配当利回り2.97%、ROE 27.2%。PERは業界平均(23.63倍)を大幅に下回り、PBRは業界平均(1.55倍)を上回るが、ROEが高いため正当化され得る。配当利回りは業界平均(2.75%)を上回る。売上・利益とも増加傾向で、営業利益率も向上。割安と判断できるが、PBRはやや高めで注意が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.4倍22.7倍
PER (予想)12.3倍
PBR2.61倍1.50倍
ROE27.2%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高が過去4年間で90億円から137億円へと約50%増加し、営業利益率も10%台後半まで改善。ROEは高く、株価は過去1年で約20%下落したが、PERは11倍と割安感がある。強気派は、成長性と収益性の高さを評価し、機械・半導体分野の需要拡大に期待。弱気派は、業績の伸びが市場予想に織り込み済みであることや、景気変動の影響を受けやすい産業機械依存を指摘。

プラスに働く材料7
  • 高い利益成長

    売上高が2桁成長を続け、営業利益率も改善傾向。

  • 株主還元

    配当利回り2.97%と高く、株主還元に積極的。

  • 割安なバリュエーション

    PER 10.9倍は同業他社と比較して割安。

  • 2026/2期は営業利益20億円、大幅増益決算発表後影響

    売上高137億円(+23%)、営業利益20億円(+43%)。好決算で上昇

  • 営業利益率14.6%に改善、高収益通年影響

    営業利益率12.61%→14.6%に上昇。生産性向上が続けば15%超

  • PER10.94倍、成長率に対し割安2027年2月期影響

    PER10.94倍、ROE27.2%。売上高2桁増収で見直し余地

  • ROE27.2%と高く、株主資本効率が良い継続影響

    ROE27.2%は高水準。資本コスト超過分が株主価値に

マイナスに働く材料7
  • 依存先の需要変動

    主要顧客の設備投資動向で業績が左右される。

  • 業績予想の達成リスク

    2026年2月期の売上高予想は過去実績から見て楽観的。

  • 粗利益率の低下懸念

    競争激化で価格競争にさらされる可能性。

  • 予想PER11.8倍、減益予想を暗示2027年2月期影響

    予想PER11.8倍は現行10.94倍より高く、EPS減益が市場予想

  • 営業利益率14.6%がピークの可能性継続影響

    売上高137億円、営業利益20億円。原材料高で利益率低下リスク

  • 株価は1年で20%下落、弱い需給継続影響

    過去1年-20.2%。上値が重く、戻り売りに押される

  • 外国人保有3.02%と低く、需給細い不定影響

    外人保有3%弱。新規資金流入がなければ株価膠着

次の決算で確かめる点
売上高成長率
高い成長が持続するか、市場シェアの変化を見る。
営業利益率
収益性のトレンドを確認する。
受注残高
今後の売上高を予測できる指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり34で、前期から+26.9%いまの株価に対する利回りは2.86%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥34
1株あたり
配当利回り
2.86%
いまの株価に対して
配当性向
41.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2025年2月2642.8
2026年2月3326.941.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥34

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ6,123人。区分でいちばん多いのは事業法人42.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が53.9%を占め、残る46.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2024年2月%2025年2月%2026年2月%
事業法人40.044.542.2
個人・その他48.442.840.9
金融機関2.23.611.8
外国法人4.64.82.9
証券会社4.74.22.1
自己株式5.42.81.5
外国人個人0.10.20.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01YSホールディングス株式会社20.29
02株式会社エムワイエフ14.87
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.37
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)4.61
05光通信KK投資事業有限責任組合無限責任組合員光通信株式会社4.36
06浜口佳宏2.21
07インテグラル株式会社1.52
08上田八木短資株式会社1.48
09野村信託銀行株式会社(投信口)1.41
10常川陽介1.40

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-07-24
    光通信株式会社
    新規の大量保有報告
    7.35%
    -0.01pt
  • 2026-06-29
    濱口 稔
    新規の大量保有報告
    0.84%
    -0.01pt
  • 2026-05-27
    光通信株式会社
    新規の大量保有報告
    7.36%
    +0.89pt
  • 2026-05-01
    光通信株式会社
    新規の大量保有報告
    6.47%
    +1.10pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 7期分

1株利益は7期で−13%、1株純資産は7期で−86%。直近期のROEは27.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2020年2月1293,1923.31073.0
2021年2月2773,3208.557.3
2022年2月4321621.827.2
2023年2月6627326.916.1
2024年2月6731323.412.542.4
2025年2月8837025.711.442.8
2026年2月11245227.213.141.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/2期の役員報酬は総額178百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
浜口稔代表取締役社長611,954,060
増崎信也取締役5697,840
佐藤嘉宰取締役54100,960
江副義昭取締役54100,420
常川陽介取締役40183,500
沖野公秀取締役58
林田信弘取締役(常勤監査等委員)68150,000
引地健児取締役(監査等委員)50
本田千尋戸籍上の氏名:上原千尋取締役(監査等委員)46
山口尚之執行役員 経営管理本部経営企画室長
奥村大郎執行役員 国内営業本部長
築山英明取締役5716,500

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6123211515927
その他役員419195

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,984字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループの事業は、当社及び株式会社JRC E&E、株式会社JRC E&E の100%子会社である向井化工機株式会社、100%子会社である吉艾希商事(瀋陽)貿易有限公司、並びに持分法適用関連会社であるJRC IFM Co., Ltd.により運営されております。 当社は、2026年3月よりカンパニー制へ移行しております。従来の「事業」区分から「カンパニー」区分へと変更するとともに、高橋汽罐工業、JRC C&M、セイコーテックの3社を合併し、新たに「JRC E&E」として環境エネルギーカンパニーに再編いたしました。 当社グループでは、主に屋外用ベルトコンベヤ部品の製造・販売、コンベヤ課題解決ソリューションを提供する「コンベヤカンパニー」と、ごみ処理施設・水処理施設・バイオマス発電施設・火力発電施設・原子力発電施設等のコンベヤおよび周辺装置、設備の設計・製作・据付・メンテナンスまでを担い、公共性の高い案件を通じて業界および社会の課題解決に貢献、グループの事業領域を広げる役割を果たす「環境エネルギーカンパニー」、製造業における人手不足という社会課題に対し、ロボットによる自動化技術で解決・支援する「ロボットSI(※1)カンパニー」の3つで、時代が直面する課題を解決し、社会発展の基盤づくりに貢献するソリューションを創造しています。 (※1)SI(システムインテグレーション)とは、複数のソフトウエアやハードウエアを組み合わせて、システムの導入提案や設計、組立などを行うサービスをいう。 当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 (コンベヤカンパニー(旧:コンベヤ事業)) コンベヤカンパニーでは、各種産業の生産・物流工程における連続搬送の合理化・効率化に必要不可欠な「屋外用ベルトコンベヤ」の部品(アイドラ、ローラ、プーリ、ベルトクリーナー等のコンベヤ周辺機器)の設計、製造及び販売を行っています。 屋外用のベルトコンベヤは大規模かつ劣悪な環境で使用されることが特徴であり、主に製鉄所、建設・工事現場、セメント工場、鉱山、発電所等における長距離・重量物搬送といった場面で使用されるものです。そのため、人では代替不可能な機能ゆえ、現場に必要不可欠であります。また過酷な環境で使用されることが多いことから、損耗が早く、数カ月で交換が必要となるものもあります。一方、必要不可欠な部品であるにも拘らず、全体に対するコストの割合は僅少であることから、コストカットの対象にされにくいという特徴を有しております。 コンベヤカンパニーの事業系統図は、次のとおりであります。 (環境エネルギーカンパニー(旧:環境プラント事業)) 環境エネルギーカンパニーは、日本全国の官公庁衛生関連のごみ処理施設・水処理施設をはじめ、バイオマス発電施設、火力発電所、原子力発電所関連施設など、環境・エネルギー分野の各種プラント向けに、コンベヤおよび付帯設備の設計・製作を行っております。また、設計・製作に留まらず、据付工事、点検、メンテナンスまでをワンストップで対応できる体制を構築しております。確かなモノづくりと自社一貫の対応力を強みに、官公庁案件やエネルギー関連施設において高い信頼を獲得しており、今後も当社グループの成長ドライバーとして注力してまいります。 環境エネルギーカンパニーの事業系統図は、次のとおりであります。 (ロボットSIカンパニー(旧:ロボットSI事業)) ロボットSIカンパニーは、当社グループが自社工場の自動化などを通じて培った自動化ノウハウ、コンベヤ事業で培った当社グループのメーカー目線でのソリューション提案能力を活用し、少子高齢化社会における労働力不足という社会課題を産業用ロボットや協働ロボットの導入・利活用によって解決することを目標としております。 産業用ロボットは購入・設置すれば即製造ラインで仕事ができるというものではなく、現場でロボットの能力を発揮させるためには、ロボットに作業をプログラミングするティーチングはもちろん、場合によってはロボットに合わせた製造ライン全体の再デザインや、細やかな現場でのすり合わせ、さらにはロボットを扱う人材の教育まで、様々な導入作業が必要となります。 ロボットSIer(ロボットシステムインテグレータ)は、ロボット導入を検討する顧客の現場課題を分析し、最適なロボットシステムを構築するために、ロボットをはじめとする様々な周辺設備やビジョンセンサ(カメラ)等の関連装置を選別し、前後工程の見直しも含めて、全体をシステムとして統合するエキスパートです。 ロボットSIカンパニーの事業系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,096字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 1.経営の基本方針 当社グループの企業理念は、1961年の創業当時から大切に受け継ぎ、経営の拠りどころとしてきた「社会発展の基盤づくりの精神(企業DNA)」を踏襲しつつ、「ミッション」としての『ソリューションの創造』と、「ビジョン」としての『世の中の不をなくす』という高い志を明示し、「ソリューション企業」として、グループ一丸となって事業を推進していくことを社会に宣言したものです。加えて、企業の社会的責任の観点から、多様なステークホルダーと対話し、信頼関係を構築する決意を明確にしています。 また、当該ミッション、ビジョンに基づき、当社グループでは「発見を、発展へ(Discovery to Development)」を、企業スローガンとして掲げております。 これは、すべては現場を基本としたリアルから見出し、まだお客様にない視点での課題の「発見」から、不をなくすソリューションを通じて「発展」(JRC・お客様・社会)へと繋げていく意思を『発見を、発展へ』という企業スローガンとして表明したものです。 当該理念、スローガンに基づき、当社創業以来の事業であるコンベヤ事業については、既設コンベヤの部品交換等に伴うリカーリング収益を確実に獲得していくと共に、コンベヤのプロフェッショナルとして、顧客の課題を発見・解決するソリューション提案を軸とした営業活動により更なる成長及びコンベヤ部品市場の拡大を目指してまいります。 新たな事業である環境プラント事業においては、ごみ処理、水処理、バイオマス発電の3領域を中心に、堅調に成長を続けており、当社の強みである「設計・製作から据付・メンテナンスまで一貫対応可能な体制」により、官公庁案件などで高い信頼を得ており、今後もこの分野を成長ドライバーとして注力してまいります。 ロボットSI事業においては、製造業者の人手不足を解消するため、「使いやすく、導入しやすい」ロボットソリューションを開発・提供し、ロボットの活用が遅れているとされる事業者等を中心に、今後拡大していくロボット需要を着実に取り込むべく活動してまいります。 2.経営環境及び対処すべき課題 当社グループは、1961年の創業当時から受け継いできた「お客様の課題を解決し、社会に貢献する」という考え方を基に、「発見を、発展へ」を企業スローガンとして掲げ、収益性と成長性の両立による中長期的な企業価値の向上を目指しております。また、2026年3月よりカンパニー制へ移行しており、今後は各カンパニー単位での成長戦略を推進してまいります。グループ全体として「売上高・営業利益・営業利益率・ROE」、コンベヤカンパニーでは「ソリューション売上高、ソリューション売上高比率」、環境エネルギーカンパニー及びロボットSIカンパニーでは「受注高、営業利益」をそれぞれKPIとして定め、持続的な事業の成長のため、次の経営課題に取り組んでまいります。 (1) コンベヤカンパニー(旧:コンベヤ事業)の成長 コンベヤカンパニーが対象とする国内コンベヤ市場は、更新需要に支えられた安定成長が続く一方、市場構造の変化と人手不足といった課題を抱えております。当カンパニーにおいては、部品・ソリューション・メンテナンスの3本柱を軸とした総合力を活かし、技術者不足や省力化ニーズに応えることで、長期的な収益基盤を築いてまいります。今後は、ソリューション提案の拡充とメンテナンス事業の深化に加え、新領域である遠隔監視やコンベヤ全体設計にも取り組んでまいります。 (2) 東南アジアを起点とした海外市場への展開の加速 世界のコンベヤ市場は年平均約4.7%で成長し続けており、2028年には3,100億円規模に、2035年には約4,100億円規模まで成長する見通しであります。当社グループは、この成長著しいグローバル市場に対し、東南アジア市場への展開を足掛かりとして、タイでは貿易拡大と発電・セメント・製糖などの主要産業への展開、インドネシアでは営業基盤の拡充、ベトナムでは現地生産体制の構築などを進め、グローバル展開を推進してまいります。 (3) 環境エネルギーカンパニー(旧:環境プラント事業)における受注機会と案件規模の拡大 環境エネルギーカンパニーが対象とする市場は、構造的な更新需要と社会課題の顕在化を背景に、成長機会が拡大しております。平成初期に整備されたごみ処理・水処理施設の老朽化により更新ニーズが高まっていることに加え、脱炭素化の進展やエネルギー効率の向上、自治体の業務効率化といった社会的要請が、需要を一層押し上げております。 当カンパニーにおいては、環境分野に加え、発電プラントを含むエネルギー領域まで一体で対応する体制を構築しており、設計・製作・据付・メンテナンスまで一貫して提供できる点を強みとしております。このワンストップ体制をさらに強化することで、顧客であるプラントメーカーや官公庁からの信頼を一層高め、収益機会の最大化と市場シェア拡大を目指してまいります。 (4) 高成長のロボットSIカンパニー(旧:ロボットSI事業)によるさらなる市場獲得 ロボットSIカンパニーは、社会的ニーズの高まりにより、大きな成長可能性を秘めております。特に食品製造業では、人手不足、低生産性、労災リスクといった課題を抱えており、ロボットによる工程自動化が強く求められております。当カンパニーはこうした社会課題に応える存在として、食品・医薬品領域を中心にロボットソリューションの提供を拡大し、高付加価値なソリューション提供を通じて、収益性の向上を図りながら業界全体の変革に貢献してまいります。 (5) M&Aによる非連続的な成長の実現 当社グループでは、M&Aを非連続的な成長を実現するための戦略的手段と位置付けております。各カンパニーにおいて、既存領域の強化と隣接領域への拡張を図るとともに、持続的な企業価値の向上を目的としております。コンベヤカンパニーでは搬送周辺の技術や工事領域を、環境エネルギーカンパニーではバリューチェーン全体を、ロボットSIカンパニーではロボット自動化コンソーシアムの形成を意図したM&Aを進めており、今後も積極的に活用してまいります。 (6) サステナビリティへの取り組みの強化 当社グループの今後の持続的成長を支え、中長期的な企業価値を向上させるために、コーポレート・ガバナンスの強化を図るとともに、人的資本経営や環境負荷低減、事業活動を通じた社会貢献など、ESGを含めたサステナビリティへの取り組みを強化してまいります。特に人材においては、持続的成長を支える根源であると考えており、次世代を支える経営人材の育成や、専門性の高いプロフェッショナル人材の獲得などに注力してまいります。 (7) 財務基盤の強化 当社グループは、現時点において喫緊の財務上の課題は認識しておりませんが、継続的かつ安定的な事業の拡大を図る上では、手元資金の流動性確保やさらなる調達の見直し、さらには有望な投資機会を逃さないための機動的な資金確保のための方策検討等の取り組みは重要であると考えております。 このため、金融機関との良好な取引関係維持や資金のロットに応じたエクイティでの調達等を見据えた企業価値向上等の財務基盤の強化に継続的に取り組んでまいります。
事業等のリスク6,126字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであり、全てのリスク要因が網羅されているわけではありません。 コンベヤカンパニー(旧:コンベヤ事業) (1) 売上規模について 当社グループは、特定の得意先や仕入先に依存はしておらず、コンベヤ部品市場において80億円弱の売上規模という基盤を有し、コンベヤ部品のリプレイスメントを収益の源泉とした安定的なリカーリングビジネスを展開しています。現在想定はされていないものの、外国企業等が日本のコンベヤ事業に参入し大規模に事業を展開した結果、当社グループの売上高が減少することとなった場合には、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (2) 市場規模について 当社グループは、現場の点検・提案から対策品の設計・導入・工事までをトータルサポートすることで、顧客に対して新たなコストメリットを創出し、当社グループの収益のみならずコンベヤ部品市場の更なる成長・拡大を目指しております。しかしながら、今後、国内の製造業の縮小や既存のコンベヤ部品を必要としない技術革新等によりコンベヤ部品市場が縮小した場合には、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (3) 原材料価格の変動について 当社グループが製造するコンベヤ部品の主要な原材料は、パイプ、シャフト等の鋼材、ベアリングのほかゴム、塗料等であります。これらの原材料価格の変動は製品の製造原価に影響を与え、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 環境エネルギーカンパニー(旧:環境プラント事業) (1) 製品・サービスの瑕疵等について 当社グループが提供する主要な製品・サービスは、環境・エネルギー・産業プラント分野における設計・製造・据付工事からメンテナンスまでの総合エンジニアリング事業であります。これら製品・サービスの瑕疵や設計・施工上の問題等により、人的・物理的被害を引き起こす重大な事故等が生じた場合には、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性がります。 (2) 事業環境について 当社グループが提供する環境・エネルギー・産業プラント分野は、日本全国の官公庁衛生関連施設や各種発電施設の幅広い工程に対し、設備の納入や工事の実績があります。国の政策変更により、自治体・民間事業者への助成制度の見直しや縮小が行われた場合やエンドユーザーの計画変更、景気後退等により、民間設備投資が縮小した場合には、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性がります。 ロボットSIカンパニー (旧:ロボットSI事業) (1) 技術革新への対応について 当社グループが提供するロボットソリューション分野は、技術革新の速度及びその変化が著しい業界であり、日々新しい技術やサービスが生まれております。そのため、当社グループは常に最新技術の研究・習得に努めております。しかしながら、当社グループの想定を上回る急激な技術革新等により生じた劇的な環境の変化に対し、当社グループが適切に対応することができない場合、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (2) 競合について 当社グループの事業は、同様の事業を営む企業は複数あるものの、当社グループには自社工場を自動化した実績から得たノウハウがあり、そのサービスの特性、製造業を中心とした導入実績、保有特許等、様々な点から他社と比較して優位性を確保できていると考えており、先行して事業を推進していくことで、さらに実績を積み上げて市場内での地位を確立できるものと考えております。しかしながら、今後十分な差別化ができなかった場合や、国内外の事業者の新規参入により競争が激化した場合には、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (3) 人材の確保、育成について 当社グループが今後さらなる事業の拡大及び高付加価値サービスの提供を図るためには、優秀な人材の確保及び育成が不可欠となります。高い技術力を有したエンジニアの確保及び育成はもとより、顧客に当社グループのシステム開発能力やサービス力を提案できる技術営業担当者及び事業拡大の基盤となるプロジェクトを推進する人材の確保が重要になっております。当該人材が確保できない場合、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (4) 部材の調達について 当社グループが提供するロボットシステムにおいて構成機材の一つとなる制御装置等について、半導体需給の乱れ等に起因する調達の遅れが生じた場合、当社グループが納入するロボットシステムの納入遅れ等につながり、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (全事業共通) (1) 自然災害、感染症について 当社グループは、大規模な地震や台風等の自然災害や感染症に備えて、工場、物流拠点及び営業所を全国各地に点在させる等のリスク分散措置を講じていますが、主要拠点である当社本社工場(兵庫県南あわじ市)が被災、罹患した場合には、事業活動の制約あるいは停止を余儀なくされる可能性があり、その内容によっては当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (2) 事故等の発生について 当社グループは従業員の安全と健康を確保し、労働災害の防止と快適な労働環境の維持に努めておりますが、人為的ミスや過重労働による労災事故が発生した場合、直接従業員を失う損失のほか、補償等による費用の発生や風評被害も想定され、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (3) 知的財産権について 当社グループは、第三者の知的財産権に抵触しないよう新製品の企画に際しては類似製品の有無について調査を行っており、知的財産権の侵害を行っていないものと認識しております。しかしながら、あらゆる第三者の知的財産権の状況を完全に調査することは困難であり、知的財産権侵害とみなされた場合には、損害賠償の請求、当該知的財産権の使用に対する対価の支払い又はサービスの停止等、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (4) 内部管理体制について 当社グループは、今後の事業拡大に対応するため、より一層の内部管理体制強化を図る必要があると認識しております。今後は、事業の拡大に応じて人材の確保や育成を積極的に実施し、充実を図っていく方針でありますが、適時適切な人材の確保や育成ができなかった場合等、事業規模に適した内部管理体制の構築に遅れが生じた場合、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (5) 情報管理について 当社グループは、事業遂行にあたり、各種技術情報、顧客情報、個人情報を有しており、当社グループが管理する文書、電子情報の適切な管理に努めております。しかしながら、事故や災害、社内や取引先における不正やミス、サイバー攻撃等によりその機能に重大な影響を受けた場合、情報システムの停止、誤作動等のほか、情報の漏えい等により、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。特に、個人情報については、不測の事故等により情報が流出した場合には、損害賠償請求や社会的信用の失墜等により、大きな影響を受ける可能性があります。 (6) 法的規制について 当社グループは、事業の一部において工事の請負に該当する契約を行う場合があり、下表のとおり建設業法及び労働者派遣事業に係る法令の許可を受けております。当社グループは、この許認可を受けるための諸条件及び関係法令の遵守や社内管理体制の整備に努めており、現状において当該許認可が取消しとなる事由は発生しておりませんが、今後、法令の改正や新たな法的規制が設けられ当社グループの事業に適用された場合、その制約内容によっては、当社グループの事業及び業績に重要な影響を与える可能性があります。 (当社) 許認可等の名称   特定建設業(許可) 許可番号   大阪府知事許可(特-7)第156513号 有効期限   2030年12月25日 建設業の種類   土木工事事業、とび・土工工事業、菅工事業、鋼構造物工事業、機械器具設置工事業 (JRC C&M株式会社) 許認可等の名称   国土交通大臣許可(許可) 許可番号   兵庫県知事許可(般-4)第28725号 有効期限   2027年12月12日 建設業の種類   鋼構造物工事業、機械器具設置工事業 (向井化工機株式会社) 許認可等の名称   特定建設業(許可) 許可番号   神奈川県知事許可(特-6)第69567号 有効期限   2030年1月23日 建設業の種類   機械器具設置工事業 許認可等の名称   一般建設業(許可) 許可番号   神奈川県知事許可(般-6)第69567号 有効期限   2030年1月23日 建設業の種類   管工事業、水道施設工事業 (株式会社高橋汽罐工業) 許認可等の名称   一般建設業(許可) 許可番号   国土交通大臣許可(般-7)第18838号 有効期限   2030年10月17日 建設業の種類   とび・土工工事業、菅工事業機械器具設置工事業、解体工事業 許認可等の名称   労働者派遣事業(許可) 許可番号   厚生労働大臣許可(派14)第302032号 有効期限   2026年5月31日 (注) 株式会社JRC E&Eについては、2026年3月1日合併のため、記載を省略しております。 当社グループでは法令順守に向けた管理体制の整備運用を行っており、許認可の取消し等につながる法令違反等が発生する可能性は低いものと考えております。なお、将来的な法改正等の可能性については、改正がある場合には事前に情報が公開されるものと考えられるため、法改正等の情報を適宜収集することにより対応可能であると考えております。 リスクが顕在化した場合の影響の程度につきましては、万が一建設業の許認可が取り消されたとしても、工事を外注する等の対応により事業の大部分は継続が可能であると考えており、限定的であると考えております。 また、当社グループは、建設業法に基づく一般建設業の許可のほか、労働安全衛生法や取適法、消防法、工場立地法、廃棄物処理法、環境関連規制等、幅広い法令等による規制を受けており、それらにしたがって事業活動を行う必要があります。当社グループでは、これらの法令等が遵守されるよう、コンプライアンスに係る点検項目を設ける等の方策により対応しており、現時点で当社グループの事業継続に支障をきたす事項はありませんが、今後、何らかの理由により法令違反等が発生して処罰・処分等の制裁を受けた場合には、当社グループに対する社会的信用が毀損して受注活動に影響が及ぶ等、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、将来、これらの法令等が改正された場合、当社グループの事業継続に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (7) 訴訟に関するリスクについて 本書提出日現在、当社グループの業績に重要な影響を及ぼす係争や訴訟は提起されておりませんが、取引先とのトラブルの発生等、何らかの問題が生じた場合には係争や訴訟に発展する可能性があり、その内容及び結果によっては、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (8) 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について 当社グループは、新株予約権方式によるストックオプション制度を導入しており、当社グループの取締役、執行役員及び従業員に対して、中長期的な業績及び企業価値の向上のインセンティブを与えること等を目的として新株予約権を発行しております。新株予約権に関する潜在株式数は提出日の前月末時点(2026年4月30日)において805,520株であり、発行済株式総数の約6.1%に相当しております。新株予約権の全てが即時に行使され、即時に当社株式価値が希薄化する予定はありませんが、将来的に新株予約権が行使された場合、1株当たりの株式価値が希薄化する可能性があります。 新株予約権の詳細は、「第4 提出会社の状況1 株式等の状況(2)新株予約権等の状況」をご参照ください。 (9) 減損リスクについて 本書提出日現在、当社グループが保有する資産のうち減損リスクがあると考えられる資産はありません。当社グループでは、事業買収及び設備やシステム投資の際にはその効果と回収可能性を十分に検討した上で、投資の判断をしておりますが、当初の想定と異なる事態が生じた結果、十分な成果を挙げることができず投資額の回収ができないと判断した場合には減損損失を計上することとなり、当社グループの業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (10) ITシステムリスクについて ITシステムの老朽化や複雑化やブラックボックス化により、既存システムの維持管理に資金や人員が割かれたり、システム担当者の高齢化や退職により、システムトラブルやデータ滅失などの復旧が困難な状況が生じる可能性があります。また、デジタルデータの活用による生産性の向上はあらゆる事業者にとって喫緊の課題となっておりますが、当社グループにおいてデジタルデータが十分に活用されず、結果的に競争力を失うような状況が生じた場合には、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (11) M&A等に関するリスクについて 当社グループでは、積極的なM&Aの活用により、コンベヤカンパニー、環境エネルギーカンパニー、ロボットSIカンパニーの各領域の拡大に加え、新領域への進出にも挑戦することで、事業の拡大に取り組むとともに、中長期的な企業価値の向上を目指しております。とりわけ企業買収においては、さまざまな角度から検討を行いますが、買収後に事業計画どおりに進展しなかった場合には、当社グループの財政状況及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (12)コンプライアンスについて 当社グループでは、全てのステークホルダーの期待に応え、信頼され、称賛される企業集団となることを目指しており、その前提の一つとなるのがコンプライアンスを重視した経営姿勢であります。万一、コンプライアンスに反する行為が発生した場合は、損害賠償や社会的信用の失墜等により、当社グループの財政状態及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 2024年9月24日に行われた株式会社高橋汽罐工業との企業結合について前連結会計年度末に暫定的な会計処理を行っておりましたが、当連結会計年度に確定したため、前連結会計年度末との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。 (1) 経営成績等の状況の概要 当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べて2億8百万円増加し、133億10百万円となりました。 流動資産は前連結会計年度末と比較して6億20百万円増加し、80億76百万円となりました。主な増加の内訳は、売掛金の増加3億16百万円等であります。 固定資産は連結子会社の増加に伴い無形固定資産が61百万円増加したものの、投資その他の資産は5億19百万円減少しました。その結果、固定資産は52億34百万円となりました。 (負債) 負債は、前連結会計年度末に比べて10億16百万円減少し、74億71百万円となりました。 流動負債は前連結会計年度末と比較して18億84百万円減少し、37億73百万円となりました。また固定負債は前連結会計年度末と比較して8億68百万円増加し、36億98百万円となりました。これらは主に、短期から長期への借り換えにより短期借入金が15億50百万円減少し、長期借入金が9億93百万円増加したこと等によるものであります。 (純資産) 純資産は、前連結会計年度末に比べて12億24百万円増加し、58億38百万円となりました。これは主に、前連結会計年度末に比べ、利益剰余金が剰余金の配当3億42百万円等により減少しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益の計上14億23百万円により利益剰余金が10億21百万円増加したことによるものであります。 以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末の35.2%から43.9%に上昇しました。 ② 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果などを背景に、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、海外経済におきましては、米国の通商政策の動向や中国経済の停滞などにより、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような環境のもと、当社グループは、これまで培ってきた事業基盤と製造業としてのノウハウを軸に、国内コンベヤ事業において「部品×ソリューション×メンテナンス」の三位一体による強みをさらに磨き上げるとともに、海外市場では東南アジアを起点とした「JRC」ブランドの展開を加速しております。また、環境プラント事業及びロボットSI事業といった成長分野への注力に加え、M&Aの積極的な活用を通じて、社会課題の解決に資する新規事業の創出に取り組み、中長期的な企業価値の向上に努めております。 当連結会計年度の各事業の取り組みについて、コンベヤ事業においては、リプレイス市場でのシェア拡大に加え、ソリューション領域及びサービス事業の拡充により収益機会の多様化を推進するとともに、東南アジア市場でのシェア獲得に向け、ベトナムにおける生産拠点の設立を決定いたしました。環境プラント事業においては、設計・製作・据付・メンテナンスまでを一貫して提供するワンストップサービス体制の強化により、案件対応力の向上を図りました。なお、2025年10月に連結子会社化した株式会社セイコーテックの業績が、第4四半期より寄与しております。ロボットSI事業においては、食品・医薬品業界を中心に複合ライン提案を推進するとともに、設計の標準化やコストコントロールの徹底により、収益性の改善を行いました。 その結果、当連結会計年度における売上高は137億46百万円(前年同期比24.2%増)、営業利益19億64百万円(前年同期比42.8%増)、経常利益19億4百万円(前年同期比35.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は14億23百万円(前年同期比31.9%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (コンベヤ事業) コンベヤ事業におきましては、ソリューション及びリプレイス需要が堅調に推移したことに加え、株式会社高橋汽罐工業を中心としたメンテナンスサービスが業績に寄与いたしました。 以上の結果、売上高は102億16百万円(前年同期比28.1%増)、セグメント利益は25億77百万円(前年同期比51.8%増)となりました。 (環境プラント事業) 環境プラント事業におきましては、ごみ処理施設向け基幹改良工事が端境期となったことに加え、燃料費高騰の影響を受けたバイオマス発電施設におけるメンテナンス需要の減少により、低調に推移いたしました。 以上の結果、売上高は21億84百万円(前年同期比1.5%増)、セグメント利益は1億95百万円(前年同期比56.6%減)となりました。 (ロボットSI事業) ロボットSI事業におきましては、案件の大型化に伴い、一部案件で売上計上時期の翌期繰越し(期ずれ)が発生したものの、リピート案件が堅調に推移したほか、複合ライン提案の推進による受注単価の上昇が業績に寄与いたしました。利益面におきましては、コストコントロールの徹底により収益性の改善が進みました。 以上の結果、売上高は14億19百万円(前年同期比42.0%増)、セグメント利益は78百万円(前年同期比206.7%増)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して1億53百万円増加し、25億83百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは8億24百万円(前年同期は16億76百万円)の収入となりました。 これは、法人税等の支払10億28百万円がありましたが、税金等調整前当期純利益を19億55百万円計上したこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは1億13百万円の支出(前年同期は11億53百万円の支出)となりました。 これは、有形固定資産の取得による支出5億78百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出2億21百万円がありましたが、保険積立金の解約による収入5億65百万円、有形固定資産の売却による収入1億3百万円があったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは5億58百万円の支出(前年同期は5億5百万円の収入)となりました。 これは、長期借入金の返済による支出5億93百万円、配当金の支払3億41百万円があったこと等によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前期比(%) コンベヤ事業   5,717,216   26.0 環境プラント事業   1,463,742   13.4 ロボットSI事業   994,861   64.9 調整額(注)   △56,274   - 合計   8,119,545   27.7 (注)1.金額は、製造原価によっております。 2.当連結会計年度において、コンベヤ事業並びにロボットSI事業における生産高に著しい変動がありました。これらは、販売実績の増加に起因した増加であります。 3.セグメント間取引については、調整額として記載しております。 b. 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前期比(%)   受注残高(千円)   前期比(%) コンベヤ事業   10,285,279   30.2   1,734,314   4.6 環境プラント事業   2,165,182   △6.3   2,148,663   5.3 ロボットSI事業   1,231,253   2.9   755,545   △20.0 調整額(注)   △27,034   -   △27,973   - 合計   13,654,680   21.0   4,610,549   0.3 (注)1.当連結会計年度において、コンベヤ事業における売上高に著しい変動がありました。当変動要因については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②経営成績の状況」に記載のとおりであります。 2.セグメント間取引については、調整額として記載しております。 c. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) コンベヤ事業   10,216,208   28.1 環境プラント事業   2,184,044   1.5 ロボットSI事業   1,419,820   42.0 調整額(注)   △73,187   - 合計   13,746,885   24.2 (注)1.当連結会計年度において、コンベヤ事業並びにロボットSI事業における売上高に著しい変動がありました。当変動要因については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②経営成績の状況」に記載のとおりであります。 2.セグメント間取引については、調整額として記載しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 財政状態 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態の状況」に記載のとおりであります。 b. 経営成績 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、137億46百万円(前年同期比24.2%増)となりました。これは主にコンベヤ事業において、ソリューション及びリプレイス需要が堅調に推移したことに加え、高橋汽罐工業を中心としたメンテナンス事業が大きく業績に貢献しました。また、ロボットSI事業におきましても、食品産業・医薬業界を中心に、受注単価の高い複合ラインの案件を獲得するとともにリピート案件が増加したことなどにより前年を上回る結果となりました。 (売上原価、売上総利益) 当連結会計年度における売上原価は、88億67百万円(前年同期比25.5%増)となりました。これは主に、売上高の増加に伴う原価の増加によるものです。 この結果、売上総利益は、48億79百万円(前年同期比22.0%増)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、29億14百万円(前年同期比11.1%増)となりました。これは主に、給与水準の向上施策及び賞与支給額の増加に伴う人件費の増加によるものであります。 この結果、営業利益は、19億64百万円(前年同期比42.8%増)となりました。 (営業外損益、経常利益) 当連結会計年度における営業外収益は、46百万円(前年同期比16.5%減)となり、営業外費用は1億5百万円(前年同期比305.3%増)となりました。 当連結会計年度において借入金の増加に伴う支払利息の増加、海外の持分法適用会社の持分法による投資損失の計上及び子会社の匿名組合投資損失の計上により営業外費用が大幅に増加しました。 この結果、経常利益は、19億4百万円(前年同期比35.6%増)となりました。 (特別損益、親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における特別利益は、64百万円(前年同期比45.4%減)となりました。これは主に保険解約返戻金の減少によるものであります。また、特別損失は、13百万円(前年同期比80.4%減)となりました。これは主に、前期に寮の解体に伴う固定資産除却損の計上があったため、減少しております。また当連結会計年度における法人税等合計は5億32百万円(前年同期比41.9%増)となりました。 この結果、親会社株主に帰属する当期純利益については、14億23百万円(前年同期比31.9%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資金需要の主なものは、当社グループの製品に係る原材料費及び製造、販売管理活動に係る人件費等であります。その所要資金については、営業キャッシュ・フローで充当することを基本とし、必要に応じて金融機関からの借入等の資金調達を実施しております。 ③ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の進捗状況について 当社グループは、顧客課題を解決することにより持続的な成長のための基礎を確立し、コンベヤカンパニー(旧コンベヤ事業)においてはマーケットのさらなる需要創造により付加価値とシェアを拡大し、環境エネルギーカンパニー(旧環境プラント事業)においては、領域拡張による収益機会の最大化を図り、ロボットSI事業においては、新たなマーケットを開拓することを基本方針としております。 当該方針に従って、当社グループでは売上高、営業利益、営業利益率を重要な経営指標としており、事業戦略の遂行を通じて、これらの指標の向上を図ってまいります。 なお、過去2年間の実績推移は以下のとおりであります。 重要な経営指標   2025年2月期   2026年2月期 売上高(千円)   11,064,571   13,746,885 営業利益(千円)   1,375,709   1,964,063 営業利益率(%)   12.4   14.3 上表に記載のとおり、当連結会計年度における売上高は137億46百万円と前年より約24.2%の増加となりました。これは、主にコンベヤ事業におけるリプレイス案件の増加、工事・メンテナンス拡大、環境プラント事業におけるソリューションの成長、ロボットSI事業における食品・医薬業界を中心に大規模複合案件の獲得によるものであります。当社グループでは、コンベヤ事業におけるソリューションの推進による高付加価値化や環境プラント事業及びロボットSI事業の成長に向けた取り組みの継続により、引き続き売上高の増加を目指してまいります。 営業利益は19億64百万円と約42.8%の増加となりました。これは、ロボットSI事業において、高利益率であるリピート案件が増えたことやプロダクトミックスの改善が進んだこと、原料高の環境でありながら、コンベヤ事業において価格の改定や製造の合理化に向けた様々な取り組みを積み上げた結果であると認識しております。当社グループでは、売上高の増加に取り組んでおり、今後も営業利益及び営業利益率の改善を目指しております。 また、当社グループでは、コンベヤ事業のセグメントについては「ソリューション比率」、環境プラント事業及びロボットSI事業のセグメントについては「受注高」を経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として用いております。 「ソリューション比率」とは、コンベヤ事業において営業活動の中で出てきた顧客の課題に対して、当社営業担当者が現地調査や点検、解決策の提案を行った上で受注に至ったものをソリューション売上と定義し、当該売上が当社売上高に占める割合を用いた当社独自の指標であります。当該指標の向上は、ソリューション活動の推進状況や販売品の高付加価値化の進捗状況を表すものと考えております。 「ソリューション比率」については、代理店等も活用した顧客へのアプローチの結果、当連結会計年度は24.7%と前年度と比較して、4.7ポイントの上昇となりました。当社グループでは、当該比率を代理店網・DXを活用したソリューションの拡販により引き上げていくことをコンベヤ事業の目標としております。 ロボットSI事業においては、認知度向上状況や事業展開の進捗を測るうえで「受注高」が重要であると考えております。当連結会計年度末における受注残高は、東日本での事業の本格化やマーケティングによる認知度向上により7億55百万円と堅調に推移いたしました。当社グループでは、着実に納入実績を積み上げることや積極的なマーケティング投資により、引き続き受注高の向上を目指してまいります。 ④ 重要な会計方針及び見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しておりますが、特に以下の会計方針が連結財務諸表作成に係る重要な見積りの判断等に影響を及ぼすと考えております。 (繰延税金資産の回収可能性) 当社グループの繰延税金資産については、将来の課税所得を合理的に見積り、回収可能性を判断し計上しております。市場環境の変化等により課税所得の見積額が変動した場合や、税制改正により実効税率が変更された場合及び将来の不確実な経済条件の変動等により見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において認識する繰延税金資産及び法人税等調整額の金額に重要な影響を与える可能性があります。

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