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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

エヌ・ピー・シー

NPC Incorporated6255 · Growth · 機械

太陽電池製造装置やリサイクル装置を手掛けるFA装置メーカー。太陽光パネルの検査から廃棄までトータルサービスを展開。

概要

エヌ・ピー・シー(NPC)は、太陽電池製造装置や太陽光パネルリサイクル装置を開発・製造する機械メーカーである。1992年に真空包装機メーカーとして創業し、1994年に太陽電池業界向け真空ラミネーターの販売を開始した。現在は装置関連事業に特化し、米国子会社NPC America Automation Inc.と韓国子会社NPC Korea Co., Ltd.を通じてグローバルに展開。2025年8月期の連結売上高は93億円、従業員168名。東京証券取引所グロース市場に上場している。

装置関連事業に一本化された収益構造

当社グループは2024年9月に環境関連事業部を装置関連事業部に統合し、単一セグメント体制となった。事業内容は太陽電池製造装置、太陽光パネルリサイクル装置、FA装置、部品販売、太陽光発電所の検査サービス、太陽光パネルのリユース・リサイクル、植物工場ビジネスからなる。最大の収益源は太陽電池製造装置であり、主に米国の太陽電池メーカー向けに電極形成装置、溶接装置、真空ラミネーター、検査装置などを供給している。2025年8月期の売上高は9,272百万円、営業利益1,920百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,325百万円であった。

米国と韓国に広がるグローバル拠点

海外展開は1996年に米国ニュージャージー州にNPC America Corporation(現NPC America Automation Inc.)を設立したことに始まる。2021年には同社をミシガン州に移転し、設計・製造・販売・保守の機能を集約した。韓国では2018年に水原市にNPC Korea Co., Ltd.を設立し、販売・サービスを担う。これらの子会社を通じて、米国太陽電池メーカーとの取引を中心に、国内外の太陽光パネルメーカーや産業廃棄物処理業者に製品を提供している。連結売上高の多くは北米市場から生み出されている。

小型ながらも多様な製品群をカバーする体制

従業員数は168名と小規模ながら、装置関連事業において幅広い製品ラインアップを持つ。太陽電池製造装置では、従来型結晶シリコン太陽電池向けに加え、ペロブスカイト太陽電池向けのインクジェット塗布装置をGosan Tech Co., Ltd.との業務提携で提供する。リサイクル装置では独自技術「ホットナイフ分離法」と「ブラシかきとり法」を搭載した3機種を販売。FA装置では真空技術や搬送技術を他業界に展開し、自動車部品や電子部品の組立・検査ラインを手がける。また、太陽光発電所の検査ネットワーク「ソーラーウェルネス」を運営し、全国規模のサービス体制を構築している。

業界の中での役割はFA装置メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
93億円
営業利益
19億円
営業利益率
20.4%
純利益
13億円
2025/8 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2024/8
事業売上構成比利益利益率
装置関連事業103億円95.4%31億円30.1%
環境関連事業5億円4.6%1億円20.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01太陽電池製造主力

米国を中心とした太陽電池メーカー向けに、電極形成装置、溶接装置、真空ラミネーターなどのFA装置を提供。次世代型のペロブスカイト太陽電池向け装置も展開。

主な製品・サービス1
太陽電池製造装置
太陽光パネル製造用の各種FA装置。電極形成、溶接、ラミネート、検査など。

02リサイクル・廃棄物処理主力

産業廃棄物業者向けに、太陽光パネルリサイクル装置(フレーム分離、ガラス分離、EVA除去)を販売。また、太陽光パネルのリユース・リサイクルサービスも提供。

主な製品・サービス3
フレーム・J-Box分離装置
太陽光パネルのアルミフレームとジャンクションボックスを分離する装置。
ガラス分離装置
特許技術『ホットナイフ分離法』でカバーガラスからセルシートを分離する装置。
EVAスクレーパー
特許技術『ブラシかきとり法』でガラスから残存EVAを取り除く装置。

03自動車部品・電子部品等(FA装置)準主力

太陽電池業界で培った技術を活かし、電子部品搬送装置、車載部品自動組立装置、真空貼合装置などを提供。産業廃棄物処理業界向けのAI搭載選別機なども手掛ける。

主な製品・サービス1
FA装置
自動化・省力化のための各種装置。搬送、組立、貼合、選別など。

04太陽光発電所(検査・リユース)準主力

太陽光発電所向けに、使用前検査や定期検査を提供。『ソーラーウェルネス』ネットワークで全国対応。また、排出パネルをリユース品として販売。

主な製品・サービス1
太陽光発電所向け検査サービス
接地抵抗試験、絶縁抵抗試験などの法定検査に加え、ドローンによる簡易検査も提供。

05農業(植物工場)副次

人工光植物工場でレタス等を栽培し、スーパーや食品加工場に販売。リユースパネルで発電した電力を利用。

主な製品・サービス1
植物工場野菜
LED栽培によるフリルレタス、グリーンリーフ、レッドフリル。

製品と技術

太陽電池製造装置―真空ラミネーターからペロブスカイト対応まで

太陽電池製造装置は当社の主力製品群である。1994年に販売を開始した真空ラミネーターは、太陽光パネルの封止工程に使われ、現在もスタンダード製品として供給されている。その後、電極形成装置、溶接装置、検査装置、組立・搬送装置などライン全体をカバーする製品を開発。近年はペロブスカイト太陽電池向けの装置に注力し、2025年9月からはGosan Tech社のインクジェット塗布装置を組み合わせた前工程ソリューションを提供している。主要顧客は米国の太陽電池メーカーで、変換効率向上や生産能力増強のための設備投資需要に対応している。

太陽光パネルリサイクル装置―独自の分離技術で差別化

太陽光パネルリサイクル装置は、使用済みパネルを部材ごとに分離・解体するための3機種で構成される。フレーム・J-Box分離装置はアルミフレームとジャンクションボックスを分離、ガラス分離装置は特許技術「ホットナイフ分離法」を用いてカバーガラスからセルシートを剥がす。EVAスクレーパーは「ブラシかきとり法」によりガラス表面に残ったEVA樹脂を除去する。これらの装置は国内外の産業廃棄物処理業者や電気工事会社に販売され、リサイクル義務化の動きを追い風に需要が拡大している。

FA装置と環境関連サービス―多業種への技術展開

FA装置部門では、太陽電池業界で培った真空技術、塗布技術、接合技術、検査技術などを自動車部品業界や電子部品業界、産業廃棄物処理業界に展開している。具体例として電子部品の搬送装置、車載部品の自動組立装置、真空貼合装置、AI搭載選別機などがある。環境関連サービスでは、太陽光発電所の検査ネットワーク「ソーラーウェルネス」を通じて全国のオンサイト検査を提供。さらに、排出された太陽光パネルのリユース販売と四国地域でのリサイクル中間処理、松山工場内の植物工場でのレタス栽培(フリルレタス、グリーンリーフ、レッドフリル)を手がけている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

半導体装置向け、急成長後の調整局面

当社は半導体製造装置向け部品メーカーで、売上高は100億円前後。同業の日本製鋼所や三浦工業と顧客が重なる。2024年8月期は前期比16%増収と好調だったが、2025年8月期は減収予想。半導体市況の低迷が影響しており、設備投資サイクルの影響を受けやすい。営業利益率は20%超と高水準だが、変動リスクがある。

強み

  • 営業利益率20%超と業界平均を大きく上回り、収益力が強い。
  • 半導体市場拡大の流れに乗り、中長期的な成長が見込まれる。
  • 独自の加工技術で高品質な部品を供給し、顧客からの信頼を得ている。
  • 無借金経営で自己資本比率も高く、財務の安定性は高い。

課題

  • 半導体市場の変動に業績が直結し、減収局面では収益が急減する。
  • 2025年8月期は減収見込みで、市況回復のタイミングが不透明。
  • 海外メーカーとの競争激化で、価格引き下げ圧力が強まる可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機械の時価総額近傍。太字がエヌ・ピー・シー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16405鈴茂器工155億円23.5倍
26316丸山製作所152億円10.2倍
36336石井表記150億円16.6倍
46165パンチ工業150億円17.6倍
56149小田原エンジニアリング144億円6.4倍
66255エヌ・ピー・シー143億円17.6倍
76464ツバキ・ナカシマ143億円
86291日本エアーテック141億円12.9倍
96159ミクロン精密139億円12.8倍
106488ヨシタケ139億円9.0倍
116393油研工業138億円10.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 30件

真空包装機メーカーとして創業した1992年

1992年12月、東京都江東区に真空包装機の製造販売を目的として株式会社エヌ・ピー・シーが資本金1,250万円で設立された。翌1993年1月には東京都荒川区に工場を設置し、同年10月には本社を工場所在地に移転した。創業期は真空包装機を主力製品としていたが、その後に太陽電池業界へと事業の軸足を移すことになる。

太陽電池業界へ参入し米国子会社を設立した1994〜1999年

1994年9月、太陽電池業界に向けて真空ラミネーターの国内販売を開始した。1996年7月には輸出販売を開始し、同年8月には米国ニュージャージー州に100%出資の販売・サービス会社NPC America Corporationを設立。1998年5月にはFA装置としてセルテスター、セル自動配線装置、モジュールテスターの販売を開始し、1999年8月には太陽光パネルの一貫製造ラインの販売に至った。この時期に太陽電池製造装置の専門メーカーとしての基礎が固められた。

製造子会社を合併し上場した2000〜2007年

2000年1月、愛媛県北条市に装置の製造会社である株式会社メクトを設立(当初出資比率30%)。2002年9月に同社を松山市に移転し、2005年2月に全株式を取得して完全子会社化した。2005年9月には株式会社メクトを吸収合併し、松山工場とした。2007年6月、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。この間、2005年8月にはISO14001、2009年8月にはISO9001を取得している。

リサイクル事業と検査サービスに進出した2012〜2019年

2012年5月、本社工場の業務を松山工場に移管し、生産体制を集約。同年11月には太陽光パネルの受託加工を開始した。2014年1月には太陽光発電所の検査機器提供及び検査サービスを開始。2016年8月にはPVテクノサイクル株式会社(太陽光パネルのリユース・リサイクル)を設立(2019年6月解散)。2017年10月にはリサイクル用太陽光パネル解体ラインの販売を開始し、2019年7月には太陽光パネルの中間処理を始めた。この期間に事業領域を製造からサービス・リサイクルへ拡大した。

事業部統合とペロブスカイト対応で新たな段階へ(2021年以降)

2021年3月に植物工場ビジネスを開始し、同年4月には米国子会社をNPC America Automation Inc.に商号変更してミシガン州に移転。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しによりグロース市場に移行した。2024年9月には環境関連事業部を装置関連事業部に統合し、事業部を一本化。2025年9月には韓国のGosan Tech Co., Ltd.と業務提携し、ペロブスカイト太陽電池製造装置の前工程への装置提供を開始した。売上高は2024年8月期に108億円まで伸びたが、2025年8月期は93億円に減少している。

年表30件を開く

1990年代

  • 1992年12月創業真空包装機の製造販売を目的として、東京都江東区に株式会社エヌ・ピー・シーを資本金1,250万円で設立
  • 1993年1月東京都荒川区に工場を設置
  • 1993年10月本社を工場所在地である東京都荒川区に移転
  • 1994年9月太陽電池業界に向けて真空ラミネーターの国内販売開始
  • 1996年7月真空ラミネーターの輸出販売開始
  • 1996年8月創業米国ニュージャージー州にNPC America Corporation(現NPC America Automation Inc.)(装置の販売・サービス会社)を100%出資にて設立
  • 1998年5月太陽電池業界へFA装置(セルテスター・セル自動配線装置・モジュールテスター)の販売開始
  • 1999年8月太陽光パネルの一貫製造ラインを販売開始

2000年代

  • 2000年1月創業愛媛県北条市に株式会社メクト(装置の製造会社、当初出資比率30%)を設立
  • 2002年9月株式会社メクトを愛媛県松山市に移転
  • 2005年2月株式会社メクトの全株式を取得し、100%出資会社とする
  • 2005年8月ISO14001取得(環境マネジメントシステム登録・登録番号・E1635)
  • 2005年9月M&A株式会社メクトを吸収合併、合併に伴い株式会社メクトを松山工場とする
  • 2007年6月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
  • 2009年8月ISO9001取得(品質マネジメントシステム登録・登録番号・4088)

2010年代

  • 2012年5月本社工場の業務を松山工場に移管
  • 2012年11月太陽光パネルの受託加工を開始
  • 2014年1月太陽光発電所の検査機器の提供及び検査サービスを開始
  • 2015年3月本社を東京都台東区に移転
  • 2016年8月創業東京都大田区にPVテクノサイクル株式会社(太陽光パネルのリユース・リサイクル)を出資比率50%にて設立(2019年6月に解散)
  • 2016年9月事業部制へ移行し、装置関連事業部と環境関連事業部を設置
  • 2017年9月様々な業界に対してFA装置を販売開始
  • 2017年10月リサイクル用太陽光パネル解体ラインの販売開始
  • 2018年9月創業韓国水原市にNPC Korea Co., Ltd.(装置の販売・サービス会社)を100%出資にて設立
  • 2019年7月太陽光パネルの中間処理を開始

2020年代

  • 2021年3月植物工場ビジネスを開始
  • 2021年4月商号変更NPC America Corporation をNPC America Automation Inc.に商号変更し、米国ミシガン州に移転(装置の設計・製造・販売・保守会社)
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行
  • 2024年9月M&A2つの事業部制から、事業部を一本化(環境関連事業部を装置関連事業部に統合)
  • 2025年9月Gosan Tech Co., Ltd.(韓国)と業務提携し、ペロブスカイト太陽電池製造装置の前工程への装置提供を開始

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/8期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年8月期まで8,014百万円
  • 営業利益2026年8月期まで760百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2026年8月期まで531百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    太陽電池製造装置の拡充と次世代対応

    米国顧客向けの既存装置の新設・改造に加え、ペロブスカイト型太陽電池向けの開発装置やパイロット生産装置の提供を進める。インクジェット塗布装置など事業範囲を拡大し、タンデム型技術にも対応する。

  2. 02

    太陽光パネルリサイクル装置の普及促進

    独自技術「ホットナイフ分離法」「ブラシかきとり法」のデファクトスタンダード化を目指し、ガラスメーカーとの連携を強化する。国内外での需要増を見据え、営業活動と装置開発を強化し、廃棄パネル回収ネットワークを構築する。

  3. 03

    FA装置の多業界展開と標準製品化

    既存業界に加え新たな業界へ営業展開し、真空貼合装置の普及を図る。産業廃棄物業界の自動化需要に応え、AI選別機などのスタンダード製品化を目指す。

  4. 04

    環境関連サービスの強化と相乗効果創出

    太陽光発電所の検査サービスやパネルのリユース・リサイクルを継続し、装置販売や回収ネットワーク構築につなげる。植物工場では安定供給と高付加価値品種開発を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で168人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は532万円で、9期前と比べて+20.0%平均年齢は39.3歳、平均勤続年数は11.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年8月169
2017年8月166
2018年8月156
2019年8月44339.59.4159
2020年8月45640.09.7155
2021年8月44839.610.2155
2022年8月46039.510.5163
2023年8月47239.210.8157
2024年8月58638.410.61711,404
2025年8月53239.311.41681,131

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年8月期・提出会社(単体)
女性管理職比率16.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率0.0%
縦線は目安の85%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 0 / 海外 1、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
松山工場 — 愛媛県松山市3,000百万円
装置関連事業
本社 — 東京都台東区5百万円
会社統括業務 装置関連事業
本社 — 米国 ミシガン州4百万円
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    NPC America Automation Inc.
    米国 ミシガン州 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年8月期の売上高は93億円営業利益19億円前期と比べると減収減益で、売上が-13.9%、利益が-20.8%。

売上高
-13.9%
93億円
営業利益
-20.8%
19億円
純利益
-23.5%
13億円
営業利益率
20.4%
前期比 -1.8%pt

会社が出している今期の予想2026年8月期

項目会社予想前期実績
売上高80億円93億円
営業利益8億円19億円
純利益5億円13億円
1株あたり配当¥10¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は8億円、営業利益は0億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は−46.7%、営業利益は−100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q12325.02
2023年4Q396
2024年1Q600.00
2024年2Q29724.15
2024年3Q15320.02
2024年4Q581424.110
2025年2Q31722.65
2025年4Q621219.48
2026年2Q1100.00
2026年3Q800.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年8月期からの14期で、売上は94億円から93億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は20.4%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年8月94−12−18
2013年8月45−12−23
2014年8月15741
2015年8月9346
東京都大田区にPVテクノサイクル株式会社(太陽光パネルのリユース・リサイクル)を出資比率50%にて設立(2019年6月に解散)
2016年8月401−1
2017年8月4853
韓国水原市にNPC Korea Co., Ltd.(装置の販売・サービス会社)を100%出資にて設立
2018年8月6454
2019年8月6977
2020年8月7997
NPC America Corporation をNPC America Automation Inc.に商号変更し、米国ミシガン州に移転(装置の設計・製造・販売・保守会社)
2021年8月78128
2022年8月4464
2023年8月931010
2つの事業部制から、事業部を一本化(環境関連事業部を装置関連事業部に統合)
2024年8月108242422.217
2025年8月93191920.413

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年8月期

売上高93億円のうち、営業利益として残るのは19億円20.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は13億円、売上の14.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.7%62億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.9%12億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益20.4%19億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
33.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+11.8pt
20.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+7.0pt
14.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+5.2pt
12.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
10.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
20.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年8月期は営業CFが15億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは14億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は64億円で、売上の8.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年8月−1812−1712
2013年8月7−3−7410
2014年8月19−3−21622
2015年8月100−91023
2016年8月62−17813
2017年8月44−11810
2018年8月50−659
2019年8月0−1−1−17
2020年8月16−1−21521
2021年8月16−2−11433
2022年8月10−4131
2023年8月18001849
2024年8月6−1−1552
2025年8月15−1−21464

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年8月期の総資産は129億円。このうち返さなくてよい自己資本が108億円で、自己資本比率は83.9%(業種中央値65.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年8月135666949.2
2013年8月111417037.2
2014年8月124477737.6
2015年8月101534852.4
2016年8月106515547.9
2017年8月79542567.7
2018年8月81582371.8
2019年8月79641581.0
2020年8月101703169.7
2021年8月100703069.8
2022年8月123715257.8
2023年8月136815559.3
2024年8月154975862.7
2025年8月1291082183.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年8月期の内訳
現金及び預金
64億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
54億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
21億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率209社中16位あたり、逆に低いのは売上成長率209社中190位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
12.9%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
20.4%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
83.9%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-13.9%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.5%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥648で、1年前と比べて-3.0%過去52週の値幅のなかでは26%の位置にある。

¥648-4.8%1ヶ月-6.2%1年-3.0%時価総額143億円
過去52週の値幅
安値¥565高値¥890

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)17.6倍
PER (会社予想)26.4倍
PBR1.33倍
配当利回り1.54%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1か月で10.5%下落し、25日線(668円)を2%下回っています。7月23日に611円まで急落した後も低迷し、7月29日には573円と52週高値(890円)から約36%下落しました。ただし、7月31日には656円と前日比+11.2%と大きく反発し、出來高も70万株と大幅に増加しています。RSIは43.8と中立圏にあり、反発が続くかが焦点です。下落トレンドからの転換が期待されます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)

PER 17.3倍は業界平均23.7倍を下回り割安感がある。PBR 1.31倍も平均1.56倍より低い。ROE 12.9%と収益性は良好で、配当利回り1.50%は平均2.31%を下回るが、配当性向18.8%と低く増配余地がある。ただし直近売上高は減少傾向で、割安だが成長鈍化に注意が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)17.6倍22.7倍
PER (予想)26.4倍
PBR1.33倍1.50倍
ROE12.9%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

半導体市場のサイクルと連動する業績。強気派は25年8月期減収予想も底打ち後の回復、高利益率の維持、ROE12.9%の収益性を評価。弱気派は半導体市況悪化による設備投資減少、売上高93億円への減収予想を懸念。PER17倍は妥当か割高か。

プラスに働く材料7
  • 高い収益性

    営業利益率20%超、ROE12.9%と収益力が高い

  • 半導体需要回復の恩恵

    市況回復時に洗浄装置需要が増加

  • メンテナンス収入の安定性

    稼働後の保守契約で安定的な収益源

  • 2026/8期の業績回復期待不定影響

    2025/8期減益後、増益転換の可能性

  • 高利益率維持の収益性通年影響

    営業利益率20%超、競争力高い

  • 自社株買いによる株主還元次回株主総会影響

    配当利回り1.5%、自己株式取得でEPS向上

  • 新製品投入で需要創出2026年上期影響

    機械業界の技術革新に追随

マイナスに働く材料7
  • 半導体市況への依存

    売上70%超が半導体関連で需要変動の影響大

  • 25年8月期の減収予想

    売上108→93億円の減収計画

  • 競合との技術競争

    寡占市場ながら技術革新のスピードが速い

  • 2025/8期の大幅減益2025年Q4決算影響

    営業利益19億円、前期比21%減

  • 売上高の減少リスク継続影響

    2025/8期売上93億円、前期108億円から減少

  • 原材料価格上昇継続影響

    利益率20%超もコスト増で圧迫

  • PER25.9倍の割高感通年影響

    2025/8期予想PERは25.9倍と高め

次の決算で確かめる点
半導体製造装置出荷額
業績の先行指標
メンテナンス売上比率
安定収益の割合を確認
受注残高
将来の売上高を占う

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.54%。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
1.54%
いまの株価に対して
配当性向
18.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2018年8月211.2
2019年8月475.012.3
2020年8月40.011.2
2021年8月2−42.95.7
2022年8月20.010.8
2023年8月6200.013.8
2024年8月1066.713.6
2025年8月100.018.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2025年8月期末の株主数は延べ20,634人。区分でいちばん多いのは個人・その他83.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が5.8%を占め、残る94.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年8月%2021年8月%2022年8月%2023年8月%2024年8月%2025年8月%
個人・その他83.072.479.972.681.783.5
外国法人2.95.48.315.53.98.6
金融機関9.211.34.74.46.94.6
自己株式0.40.62.52.42.31.9
証券会社4.29.85.76.26.11.9
事業法人0.71.01.21.11.31.2
外国人個人0.10.10.20.20.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01伊藤雅文5.90
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)2.84
03STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505050 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)2.45
04吉田茂1.95
05LIM JAPAN EVENT MASTER FUND MANAGING DIRECTOR GEORGE W LONG (常任代理人 立花証券株式会社)1.53
06株式会社三菱UFJ銀行1.45
07隣良郎1.28
08MLI FOR CLIENT GENERAL NON TREATY-PB1.20
09廣澤一夫1.12
10天野謙二郎0.91

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-07-23
    三井住友DSアセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    8.30%
    +1.09pt
  • 2026-04-07
    三井住友DSアセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    7.21%
    +0.84pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+168%、1株純資産は14期で+67%。直近期のROEは12.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年8月−91300−26.0
2013年8月−104188−42.4
2014年8月62122.854.7
2015年8月2524011.38.8
2016年8月−6230−2.4
2017年8月132445.417.9
2018年8月192627.418.411.2
2019年8月3129111.210.512.3
2020年8月3432111.111.711.2
2021年8月3631911.720.75.7
2022年8月183315.438.010.8
2023年8月4637513.115.313.8
2024年8月7844918.913.513.6
2025年8月6150112.911.218.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/8期の役員報酬は総額137百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
伊藤雅文代表取締役社長631,301,151
廣澤一夫専務取締役 管理本部長64246,005
矢内利幸常務取締役 事業本部長5477,284
寺田健治取締役73
平町聡取締役70
世羅靖久常勤監査役70
柿本輝明監査役63
新保博之監査役67

役員報酬の内訳2025/8

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)31001811839
社外取締役411113
監査役1888

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/8期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,065字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社(株式会社エヌ・ピー・シー)、海外連結子会社である NPC America Automation Inc.及び非連結子会社であるNPC Korea Co., Ltd.により構成されており、装置関連事業に従事しております。装置関連事業では、太陽電池業界、自動車部品業界、電子部品業界等に対する各種FA装置の提供や、スタンダード製品である太陽光パネルリサイクル装置を提供しております。また、太陽光発電所の検査サービスや、発電所等から排出された太陽光パネルのリユース・リサイクルといったサービスを提供することで、太陽光パネルの検査から廃棄までのトータルサービスを提供しております。加えて、人工光植物工場で栽培した野菜を販売しております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、当社は2024年9月1日付で、環境関連事業部を装置関連事業部に統合して事業部を一本化しましたが、当社グループの事業の内容自体に変更はありません。 装置関連事業 ①太陽電池製造装置 主に米国の太陽電池メーカーに対して、高性能かつ高効率な太陽光パネルを製造するための各種FA装置(電極形成装置、溶接装置、真空ラミネーター、検査装置、その他組立・搬送装置等)を提供しております。また、国内外の太陽光パネルメーカーに対し、ペロブスカイトなどの次世代型太陽電池用の装置を提供しております。ペロブスカイト太陽電池向けの装置においては、韓国のインクジェット塗布装置に強みを持つ装置メーカーであるGosan Tech Co,. Ltd.との業務提携により、太陽電池部分の製造に使用するインクジェット塗布装置も提供しております。 ②太陽光パネルリサイクル装置 太陽光パネルをリサイクルするための解体装置を、国内外の産業廃棄物業者等へ提供しております。具体的な製品としては太陽光パネルのアルミフレームとジャンクションボックスを分離するフレーム・J-Box分離装置、特許技術「ホットナイフ分離法」を利用してカバーガラスからセルシートを分離するガラス分離装置、特許技術「ブラシかきとり法」を利用して分離後のガラスから残存EVAを取り除くEVAスクレーパーの3種類の装置を販売しております。 ③FA装置(産業廃棄物業界向けの自動化装置を含む) 様々な業界に向けて、自動化・省力化のための各種FA装置を提供しております。主に太陽電池業界にFA装置を提供することで蓄積した様々な技術(真空技術、塗布技術、接合技術、検査・計測技術、ハンドリング技術、搬送技術等)を太陽電池業界以外の業界に展開しております。具体例として、電子部品の搬送装置、車載部品の自動組立装置、新製品の開発や板状製品の貼り合わせに使用する真空貼合装置、食品や薬剤の梱包装置等、多種多様な製品に対応した装置を提供しております。また、製造にかかわるFA装置に加えて、AI搭載選別機など産業廃棄物処理業界における作業の自動化・省人化を行う装置も提供しております。 ④部品 太陽電池製造装置、太陽光パネルリサイクル装置およびFA装置に関して、販売した装置の消耗部品および故障や劣化などに備えたスペアパーツを販売しております。 ⑤太陽光発電所の検査サービス 全国の太陽光発電所を中心に、オンサイトでの使用前自主検査(竣工前検査)や定期検査等を実施しております。法定の検査メニュー(接地抵抗試験、接地導通試験、絶縁抵抗試験、絶縁耐力試験等)に加え、独自技術を搭載した検査機器を用いた精密検査や、ドローンを活用した簡易的かつ低価格な検査等、幅広い検査メニューを用意しております。また、当社が主幹している「ソーラーウェルネス」という検査ネットワークにより、全国の太陽光発電所を検査できる体制を構築しております。 ⑥太陽光パネルのリユース・リサイクル 太陽光発電所等から排出された太陽光パネルについて、再利用可能なものをリユース品として国内外に販売しております。排出パネルの確保については、太陽光発電所の検査サービスを通じて日本全国に構築してきた太陽光発電所、EPC、電気工事会社等とのネットワークを活用しております。 また、主に四国内で発生した廃棄パネルについて、松山工場において当社の太陽光パネルリサイクル装置を用いた中間処理を行っております。中間処理により分離・解体した有価物はリサイクルしております。四国以外の地域で発生した廃棄パネルについては、全国の協力業者に仲介し、廃棄パネルの適正処理を促進しております。 ⑦植物工場ビジネス 松山工場に密閉性の高い植物工場を設置し、LEDを使用して栽培した野菜(フリルレタス、グリーンリーフ、レッドフリル)を主にスーパーや食品加工場等に販売しております。また、植物工場の屋上にリユースパネルを使用した太陽光発電システムを設置し、生産に必要な電力を一部自家発電で賄っております。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題6,164字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断した内容であります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、「我々は、もの創りを通して、自然と社会と人間に必要とされる企業を目指します。」という企業方針に則って経営しております。たゆまぬ技術革新の努力により創り出す製品を通じ、地球環境、地域社会等に貢献し、あらゆるステークホルダーに必要とされる企業へと成長することが当社グループの存在意義であると考えております。 (2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、2026年8月期の売上高8,014百万円、営業利益760百万円、親会社株主に帰属する当期純利益531百万円を達成することを目標としております。 (3) 主要製品・サービスの内容と対象となる顧客 ①太陽電池製造装置 主に米国の太陽電池メーカーに対して、高性能かつ高効率な太陽光パネルを製造するための各種装置(電極形成装置、溶接装置、真空ラミネーター、検査装置、その他組立・搬送装置等)を提供しております。また、国内外の太陽光パネルメーカーに対し、ペロブスカイトなどの次世代型太陽電池用やその他様々な太陽電池に向けた製造装置を提供しております。ペロブスカイト太陽電池向けの装置においては、Gosan Tech Co,. Ltd.との業務提携により、太陽電池部分の製造に使用するインクジェット塗布装置も提供しております。 ②太陽光パネルリサイクル装置 国内外の産業廃棄物処理業者等に対して、太陽光パネルを部材毎(ガラス、セルシート、アルミフレーム、ジャンクションボックス等)に分離・解体する装置を販売しております。最近では、電気工事会社など産業廃棄物処理業界以外の企業も新事業として参入する動きがあり、今後の顧客層の拡大が見込めます。屋内のみならず太陽光発電所の現地でも使用できるフレーム・ J-Box分離装置や、当社の独自技術である「ホットナイフ分離法」を搭載したガラス分離装置、当社の独自技術「ブラシかきとり法」を使用しガラスの分離後に表面に残存したEVA(樹脂)を取り除くEVAスクレーパーがあります。 ③FA装置 国内外の自動車部品業界や電子部品業界、産業廃棄物処理業界等の太陽電池以外の業界に向けて、これまで蓄積した技術(真空技術、塗布技術、接合技術、検査・計測技術、ハンドリング技術、搬送技術等)をもとに、組立装置、検査装置、搬送装置、AI搭載選別機等の自動化・省力化のための各種FA装置を提供しております。また、スタンダード製品として多種多様な製品への用途がある真空貼合せ装置(真空ラミネーター)を提供しています。 ④部品 当社装置の顧客に対して、装置の予備部品や消耗品を販売しております。主な販売先は、米国の太陽電池メーカーであります。 ⑤環境関連サービス 環境関連サービスは、太陽光パネルに関連するサービス(太陽光発電所の検査サービス、太陽光パネルのリユース・リサイクル)と植物工場ビジネスであります。太陽光発電所の検査サービスは、太陽光発電事業者やEPC業者等に向けてサービスを展開しています。また、太陽光発電所から排出されたパネルを回収し、再利用可能なパネルを国内外の太陽光発電事業者や関連企業へリユース販売しています。再利用ができないパネルは、自社の太陽光パネルリサイクル装置で中間処理を行い、回収した金属やガラス等の有価物をリサイクル業者に販売するか、産業廃棄物処理業者に適正な廃棄処理を委託します。植物工場ビジネスでは、人工光により水耕したレタス(フリルレタス、グリーンリーフ、レッドフリル)を食品加工場やスーパー等に販売しております。 (4) 経営環境及び事業を行う市場の状況 当連結会計年度における国内経済は、緩やかに回復しているものの、米国の通商政策や物価上昇、中国経済や中東情勢など、先行き不透明な状況は継続しています。 ①太陽電池製造装置 米国の太陽電池市場は、企業の環境意識の高まりや一部の州政府等からの政策的支援や生成AIの発達に伴うデータセンターからの電力需要の高まり等を背景に、長期的な市場の成長が見込まれ、太陽電池メーカーによる生産能力拡大や研究開発のための設備投資が行われています。主要顧客である米国の太陽電池メーカーの1枚あたりの出力(変換効率)を向上させるための新製品の開発やデザイン変更に伴う新製品開発に係る開発用の装置需要に加え、歩留まり向上や生産能力(装置の生産スピード)向上及び生産設備の増強などのための装置追加や改造の機会があります。 また、日本の太陽電池市場においては、従来の太陽光パネルよりも用途が広いペロブスカイト等の次世代型太陽電池の事業化に向けた開発が進展しており、開発用及び生産用の装置需要があります。日本政府としてもエネルギー安全保障の観点から、エネルギーの安定的で安価な供給を実現するため、GX予算を用いて普及促進を行っていく旨を表明しており、今後の需要増加も期待されます。 ②太陽光パネルリサイクル装置 日本国内においては、将来的な使用済み太陽光パネルの大量排出に備えるため、太陽光パネルのリサイクル推進に係る法律整備の検討がなされていることや、リサイクルに関して高度な技術を導入する企業に対する産業廃棄物処理の広域認定や設備投資に対する税額控除等が行われていくことを前提に、日本政府や自治体の各種補助金を利用し新規事業として太陽光パネルの処理に参入する企業が増加しています。また、国内の板ガラスメーカーより当社の装置を利用して分離したカバーガラスについて有価での買い取りを行っていく旨が発表されたことで、課題となっていた分離後ガラスの出し先が確保され、参入障壁が緩和されたことで、市場がより拡大していくことが見込まれます。海外においても、欧州や豪州などを中心に太陽光パネルのリサイクルに向けた取り組みが活発化しており、太陽光パネルリサイクル装置の需要が拡大していく見込みです。 ③FA装置 人手不足や高騰する人件費を背景として、生産性の向上やコスト削減に向けて、国内外の製造業において自動化及び省人化のためのFA装置に対するニーズが存在しています。また、真空貼り合せ装置は積層・貼合・封止・成形など用途が広く、研究開発・製品開発に使用される真空関連装置に対するニーズが広がっています。加えて、産業廃棄物処理業界では安全性、衛生面、人手不足等の労働環境に係る課題を抱えており、そういった状況の改善のため、作業の自動化・省人化の需要が高まっています。 ④部品 当社の主要顧客である太陽電池メーカーにおいて、既存工場を含め装置台数が増加しているため、部品需要は今後も増加していく見込みです。 ⑤環境関連サービス 発電所の検査サービスにおいては、大規模太陽光発電所の竣工前検査のほか、企業や自治体でも自家消費型太陽光発電の普及によって定期検査等の需要が見込まれます。太陽光パネルのリユース・リサイクルでは、現時点で大きな市場規模はありませんが、2032年以降に電力固定価格買取制度における買取期間を迎える太陽光発電所が発生してくることから、以降の排出量は増加していく見込みです。植物工場ビジネスは、気候変動に影響されず安定供給される野菜に対する需要が増えていく見込みです。 (5) 競合他社との競争優位性 ①太陽電池製造装置 当社の主要顧客である米国の太陽電池メーカーにおいては、各製造プロセスに携わる装置サプライヤーが限定されており、実質的な競合はありません。 国内外で事業化に向けた開発が進んでいるペロブスカイト型の次世代型太陽電池の製造装置に関しては、一般的な自動機メーカーが競合となりますが、これまで太陽電池製造装置で培った経験を活用した高度な提案をできることが当社の強みとして差別化しております。 ②太陽光パネルリサイクル装置 当社とは異なる技術による解体装置の提供を行っている企業が存在しますが、当社の特許技術を活かした「ホットナイフ分離法」や「ブラシかきとり法」は、太陽光パネルのガラスと金属を分離でき、ガラスに残存する樹脂も極めて少なくすることができる点でリサイクル性が高く、処理能力も高いため、他社技術と比較しても技術的な優位性は高いものと考えております。このリサイクル性の高さは国内の板ガラスメーカーからも評価されており、当社の装置を使用して分離したカバーガラスは有価での買い取りが可能であるとの結果が出ています。当社の装置を使用することで分離したガラスの出し先を確保することができるため、太陽光パネルのリサイクルに参入しようとする事業者に対しては当社装置を導入する大きなインセンティブとなることから、競合に対する優位性は高いと考えております。 また、アルミフレーム・J-Box除去装置は、太陽光発電所の現場で解体作業をすることを想定して開発したコンパクトでポータブルな装置であり、パネル処理に関するトータル運送コストを低減できるという強みがあります。 ③FA装置 FA装置では数多くの競合が存在しますが、当社には大型ラインを製造できる松山工場の生産能力や、太陽電池製造装置で培った様々な技術、開発から製造までの一貫体制、豊富な海外実績、オーダーメイド装置の実績と経験といった強みがあり、大手企業を中心に大型のラインや各種FA装置を提供しています。また、太陽光パネルリサイクル装置の提供を通して産業廃棄物処理業界の企業と関係性を構築することができてきていることや、前述の技術力や実績を活かし、未だ自動化されておらず他の企業が着目していない領域に対して先行して装置の提案を行っていくことで、差別化を図っております。 ④部品 当社が納入した装置に関連する部品販売のため、競合はありません。 ⑤環境関連サービス 太陽光発電所の検査サービスでは、法定検査(目視検査、抵抗検査等)を含めた検査サービス(ドローンIR、洗浄、除草作業等)を提供する企業は多数存在しています。しかしながら、当社は独自技術を用いたI-V検査やEL検査により太陽光パネルの品質そのものを検査した上で解析レポートを作成しており、同様のサービスを提供できる競合先は限られていることや、ソーラーウェルネスという検査ネットワークを組成しており、日本全国の発電所で同品質の検査を提供できるという強みがあります。 太陽光パネルのリユース・リサイクルにおいては、国内に数社競合先はいますが、当社には太陽光発電所の検査サービスで構築したネットワークがあり、排出されたパネルの回収と販売において大きな優位性となっております。 植物工場ビジネスにおいては、工場がある愛媛県内での植物工場が少なく、地元での「はこひめ」というブランドが浸透してきております。また、屋上太陽光発電システムによる自家発電で植物工場の電力を一部賄い、光熱費の削減とクリーンエネルギーによる生産を実現しております。 (6) 経営戦略及び会社の対処すべき課題 当社グループは、環境及び持続可能な社会の実現を意識し、既存事業の強化・拡大を図ってまいります。また、新しい分野に積極的に取り組むことによってリスク分散を図り、安定した業績を維持し、かつ成長することができる企業を目指しております。この方針の下、以下の対処すべき課題に取り組んでまいります。 ①太陽電池製造装置 太陽電池製造装置については、米国の薄膜系太陽電池メーカーである主要顧客に対して、既存製品に関わる装置の新設や移設、既設装置の改造に加え、ペロブスカイト関連の新製品の開発装置やパイロット生産装置の提供などに引き続き取り組んでまいります。また、納入済み装置の保守サービスや部品販売についても安定的に積み上げてまいります。 さらに、ペロブスカイト太陽電池の商業化に向けた取り組みが国内でも進んでいる状況において、当社の薄膜系太陽電池の経験を活かして、その装置需要を取り込んでまいります。また、新しい事業領域である前工程でのインクジェット塗布装置の提供により事業範囲を拡大することや、タンデム型等の新技術への対応も進めてまいります。 ②太陽光パネルリサイクル装置 太陽光パネルのリサイクル装置については、政府がリサイクルを推進する動きを継続していることや、廃棄パネルが多い欧州においてもパネルリサイクルの事業化が進んでおります。このような状況から今後さらなる需要が見込まれ、営業活動と装置の開発を強化してまいります。また、太陽光パネルガラスの水平リサイクルを可能にした当社独自技術の「ホットナイフ分離法」と「ブラシかきとり法」の業界におけるデファクトスタンダード化を目指して、ガラスメーカーとの連携を強化してまいります。さらに、国内においては様々な企業と協力しながら、廃棄パネル回収のネットワーク構築にも取り組み、事業の拡大を図ってまいります。 ③FA装置 太陽電池以外の業界へのFA装置については、人員を効率的に活用することで営業活動を強化し、既存の業界のみならず新しい業界においても安定的な顧客基盤の構築を図ってまいります。また、当社のスタンダード製品である真空貼合装置を様々な業界へ幅広く展開し、業績への貢献を目指してまいります。 さらに、人手不足の解消、安全性の向上など、産業廃棄物業界が抱える課題や労働環境改善に向けて、自動化の需要を取り込んでまいります。既に実績のあるAI技術を活用した産業廃棄物の選別装置などの製品を、当社のスタンダード製品としてラインナップしていくことを目指してまいります。 ④環境関連サービス 当社は太陽光パネルのリサイクル装置の販売を主な事業とする一方で、廃棄されるパネルの適正なリユース販売や、リサイクルを含めた適正処理を行なうという課題に取り組んでおります。太陽光発電所の検査サービスやパネルのリユース・リサイクルビジネスはそうした課題の解決に資するだけではなく、太陽光パネルリサイクル装置の販売拡大やパネル回収ネットワークの構築にもつながりますので、今後も継続して取り組んでまいります。 植物工場ビジネスについては、引き続き安定供給を維持し、付加価値の高い品種の開発により次のステップを目指し、サステナブルなビジネスとして継続してまいります。 ⑤その他の課題 その他の課題として、売上比率の高い米国の主要顧客との取り組みは継続しつつ、前工程を含めたペロブスカイト太陽電池向け装置、太陽光パネルリサイクル装置、産業廃棄物業界向け自動化装置などに取り組むことでポートフォリオの拡大に努めてまいります。 また、今後の生産体制を強化するにあたり、装置製造に必要となる機械・電気・ソフト設計及び製造に係る技術力のさらなる向上が必要なため、新卒採用を積極的に行なうと同時に、若手の育成を担うことができる中途社員の採用も積極的に行なってまいります。
事業等のリスク5,433字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 以下において、当社グループが事業を展開していく上で、特に重要と考えるリスクを記載しております。当社グループは、これらのリスクの発生可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ですが、当社株式に対する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載事項も併せて、慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。なお、本文中における将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものです。 (1) 太陽電池市場の停滞又は減速 a.リスクの内容 当社グループの売上高は太陽電池業界向けの割合が高く、将来何かしらの理由により、太陽電池の普及が停滞あるいは減速した場合、減損損失の発生を含め、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 b.リスクへの対応策 太陽光パネルの新規設置に影響を受ける製品やサービス(太陽電池製造装置、太陽光発電所の竣工前検査等)以外にも、既に設置されたパネルに対する製品やサービス(太陽光発電所の検査機器や検査サービスの提供等)、排出パネルに対する製品やサービス(リユース販売、太陽光パネルリサイクル装置、中間処理業等)のように、太陽電池の製造から廃棄まで幅広く事業を展開することで、当該リスクによる影響を低減させる取り組みをしています。また、太陽電池業界以外のFA装置や新規事業にも力を入れることで、太陽電池業界以外の売上高を増やしています。 c.リスクが顕在化する可能性の程度や時期 太陽電池の経済性の向上や環境意識の高まりを受け、太陽電池の設置は世界的に広がりを見せています。中長期的にも堅調に普及することが期待されており、当該リスク発生の可能性は低いと考えています。 (2) 為替の変動 a.リスクの内容 当社グループは数多くの海外企業と取引しており、会計年度により異なりますが、海外売上高比率は6~8割であります。そのため、為替が円高傾向となる場合には、為替差損が発生する可能性があることや、海外の競合メーカーと比較して価格競争力が低下し、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、円安傾向となると海外調達コストが上がり、原価への影響が出る可能性がありますが、現段階では海外調達比率が低いためにリスクレベルは低いと考えます。 b.リスクへの対応策 為替変動による損益への影響を抑えるため、基本的に海外顧客との取引通貨は円建てとしています。また、例外的に外貨建て取引をする場合については、ある一定の規模を超える取引については為替予約を行っています。また、競争力の高い製品やサービスを提供するため、常に品質向上に努めるとともにコストダウンを図っています。円高傾向となった場合には海外調達比率を上げることがひとつの対策となります。 c.リスクが顕在化する可能性の程度や時期 為替の変動は様々な要因により発生するものであるため、当社が将来的な動向やリスク発生の可能性を予想することは困難であります。しかしながら当事業年度において、歴史的な円安により日本経済全体が影響を受けており、この状況が続く限り当社業績については、上述のとおり海外調達比率が低く国内調達が中心となっているため、影響は限定的です。 (3) 売上計上時期や個別案件の利益率に伴う業績変動 a.リスクの内容 顧客の都合による設計変更や検収時期の変更等が発生する場合があり、当初予定していた売上計上時期が後ろ倒しになることで短期的な業績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループが提供する製品やサービスは案件毎の利益率が一定ではないため、個別案件の積み上がり状況によっては短期的に利益率が変動する可能性があります。更に、開発要素を含む案件を戦略的に受注した場合や、設計や製造工数の超過等により原価が想定以上となった場合、当初想定していなかった製品の不具合等が発生した場合は、通常見込まれる利益率が確保できない場合があります。 b.リスクへの対応策 基本的に品質マネージメントシステム(ISO9001)に則して、顧客との認識の齟齬によるリスクを発生させないため、ミーティングの際には議事録を作成し、顧客から当該議事録の確認を受けています。客先要求事項を精査したうえで担当部門が試算し、精度の高い見積りをしています。受注後は、複数回のミーティング(デザインレビュー)を実施することで、顧客の要望や当社が対応すべき事項を各部署の担当者が情報共有しています。製造段階においては、製作途中の大型案件について定例幹部会で工程の進捗状況をレビューすることで、費用の超過が発生していないか等を確認し、必要に応じて対策をしています。最終的な売上段階においては、仕様未達による検収遅れのリスクを低減するため、装置の出荷に先立って、松山工場で要求する仕様を満たしているかどうかを顧客立ち合いの下で確認しています。 c.リスクが顕在化する可能性の程度や時期 当該リスクは常に発生する可能性があります。なお、大型案件の場合には売上高が10億円を超えるものもあることから、発生した場合には期初に発表した業績予想から大きく変動する可能性があります。 (4) 大口顧客の事業環境の変動による影響について a.リスクの内容 当社グループの売上高比率は、自ずと規模の大きい企業又は設備投資に積極的な企業に対する割合が高くなります。現在、特に米国の太陽電池メーカーであるFirst Solar, Inc.及びその子会社(以下「First Solar社」という)に対する当社グループの売上比率が高い状況でありますが、同社の事業環境が大幅に縮小した場合や、同社の信用力が低下した場合、当社との取引が減少した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 b.リスクへの対応策 First Solar社に対しては今後も安定的な取引が継続できるよう、研究開発やコストダウンに力を入れ、より高品質で低コストな装置を提供することで関係の強化を図っています。また、米国へ工場を設置して同社へのサービスを充実させると同時にハイエンドな製造装置を必要とするFirst Solar社以外の太陽電池メーカーへの販売を強化し、米国での太陽電池業界以外の様々な業界へFA装置の提供をしてまいります。また、市場の拡大が見込まれているペロブスカイト太陽電池向け製造装置や太陽光パネルリサイクル装置を引き続き伸ばしていくことで、業績が特定顧客のみに依存する状況の解消を図っています。 c.リスクが顕在化する可能性の程度や時期 First Solar社はNASDAQ上場企業であり、信用力が高く財務体質が安定しています。また、同社がメインターゲットとしている米国の太陽電池市場は非常に堅調であり、今後も継続した成長が期待されております。また、当社グループは同社と長年の取引実績があり、信頼関係も構築していることから、取引が急激に減少する可能性は低いと考えています。しかしながら、現時点における依存度は非常に高いことから、仮にリスクが顕在化した場合は当社の業績に大きな影響を与える可能性があります。 (5) 部品・原材料の価格上昇 a.リスクの内容 部品全般について価格の上昇は継続しています。急激な価格の上昇が発生する場合、製造原価が増加し利益を圧迫する等の事態により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 b.リスクへの対応策 当社グループはオーダーメイド装置を製造しているため、見積りの時点で部品価格を装置価格に反映させています。また、仕入先との交渉により、仕入価格の抑制に努めています。更に、装置の販売契約において、受注から仕入までの期間に想定を上回る急激な部品価格の変動が発生した場合には、再交渉できるような条項を盛り込むよう営業における交渉努力をしております。 c.リスクが顕在化する可能性の程度や時期 当社の製造原価における材料費の割合は60~70%程度と高く、部品価格の上昇は当社の業績に大きく影響します。第31期からは、部品の価格上昇を見込んだ販売価格による契約ができており、一定の利益率を確保できております。 (6) 国内大型案件に関連する運転資金の手配 a.リスクの内容 ペロブスカイト太陽電池向けの製造装置は国内向けが多い中で、国内企業からの受注においては前受金を受領できず、検収後一括支払いとなるケースがほとんどであります。その場合仕入れなどに係る出費が先行するため、特に大きな規模の案件では、当社グループの資金繰りに影響を及ぼす可能性があります。 b.リスクへの対応策 当社グループは将来的な国内からの大型案件の受注を想定し、自己資本比率を高め、現預金を多く持つことで対応できるように財務体制を整えています。また、必要に応じて銀行借り入れを行うことも視野に入れております。 c.リスクが顕在化する可能性の程度や時期 当該リスクは常に発生する可能性がありますが、特に今後数年間にかけて、国内向けの大型案件の受注が入る可能性が高いと考えております。一方、現預金を多く持つなどの対応を既に行っているため、当社の業績に大きな影響を及ぼす可能性は低いと考えられます。 (7) 自然災害の発生 a.リスクの内容 当社グループは、愛媛県松山市に工場を有しておりますが、同地域で想定を超える大規模な自然災害が発生し、工場の生産能力が減少もしくは無くなった場合には、当社グループの事業に影響を及ぼす可能性があります。 b.リスクへの対応策 松山工場での生産方法は製造設備を使用してライン生産するのではなく、セル方式で製造部員が装置を組み立てる方法であるため、工場が被災した場合でも人員とスペースが確保できれば事業を継続できる体制となっています。現在、生産体制の強化のため製造を協力会社へ一部委託する体制ができており、充分な人員とスペースが確保できない場合においても、協力会社での生産を増やすこと等で臨機応変に生産能力を確保できます。なお、装置図面等の事業上の重要情報や会計データについては、社内ネットワークでバックアップ体制を構築しており、速やかに復旧できる体制を構築しています。 c.リスクが顕在化する可能性の程度や時期 保険会社が評価している自然災害リスクの評点において、当社松山工場の所在地で今後30年以内に震度6強を超える地震が発生する確率は18.4%とされています。また、全国を13地域に区分する場合、松山工場は四国地域に該当しますが、台風接近数は13地域中8番目となっています。しかしながら、津波被害、洪水被害、土砂災害についてはリスクが低いとされており、一般的に他地域よりリスクが顕在化する可能性は低いと考えています。 (8) 繰延税金資産に関するリスク a.リスクの内容 当社グループは、将来減算一時差異等に対して繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の計算は、将来の課税所得に関する予測・仮定に基づいており、その予測・仮定が変更された場合や、税率変更を含む税制改正、会計基準等の改正が行われた場合には、繰延税金資産の計算の見直しが必要になり、当社グループの当期純利益に影響を与える可能性があります。 b.リスクへの対応策 繰延税金資産の回収可能性の評価にあたり基準とした利益計画の実現可能性について慎重に検討を行い、合理的かつ保守的に見積った課税所得について繰延税金資産を計上することとしております。また、回収可能性を定期的に見直しております。 c.リスクが顕在化する可能性の程度や時期 当社グループの売上構成において多くを占める主要顧客の設備投資の有無により、事業年度ごとの利益計画が変動すること、また税制等の改正は予期せず行われることから、当該リスクは常に発生する可能性があります。 (9) 受注増による生産能力不足 a.リスクの内容 受注の急激な増加や、技術者の高齢化による人員不足等により、松山工場の生産能力が不足した場合、装置の納期の超過、要求仕様の未達、受注機会の損失等が発生し、業績に影響を及ぼす可能性があります。 b.リスクへの対応策 装置の組立に関しては、協力会社の業務委託や派遣社員の受け入れにより、設備投資を行うことなく生産能力を拡大することが可能です。他方、設計および電気設計に関しては業務委託が不可能なため人員増強が必要であることや、技術者の高齢化への対応として、若手技術者の採用を強化し教育を行っております。また、製造スケジュールを綿密に調整し、顧客との交渉により十分な納期を確保しています。 c.リスクが顕在化する可能性の程度や時期 顧客からの納期短縮の要求が強まった場合や、受注が急激に増加した場合等、当該リスクは常に発生する可能性がありますが、生産体制の見直しや顧客との交渉により十分に対応可能と考えております。 これらの重要なリスクに加え、訴訟リスク、知的財産を侵害される又は侵害するリスク、法的規制に伴うリスク、カントリーリスク、情報セキュリティリスク等、当社グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性のある様々なリスクが存在しています。
経営成績の分析 (MD&A)4,958字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 イ.経営成績 当連結会計年度における国内経済は、緩やかに回復しているものの、米国の通商政策や物価上昇、中国経済や中東情勢など、先行き不透明な状況は継続しています。 当社が主な対象とする米国の太陽電池関連市場におきましては、各自治体の後押し等により、太陽光パネルの設置は堅調に推移しています。また、日本の太陽電池市場においても、次世代太陽電池であるペロブスカイト太陽電池について企業によるより明確な量産に向けた計画の発表や、日本政府や自治体からも開発・生産・設置に対する支援が表明され、大規模な補助金の投入が決定するなど、動きが活発化しています。また、国内外で使用済み太陽光パネルに対応する取り組みが進んでいます。国内ではリサイクルの義務化に関する法案について内容の見直しが行われる旨の発表がありましたが、再資源化事業の高度化を行う事業者に対する国としての認定を行うことや、その設備投資に対して税制優遇を行うことなどが法制化されるなど、国としてのリサイクル推進は継続すると思われます。海外では、環境意識の高い欧州やオーストラリアを中心にリサイクルに対する意識が高まっています。リサイクル装置の導入などに対する補助金の交付など行政からの支援も行われており、国内外でリサイクル事業へ参入を検討する企業が増えています。 このような状況下、当連結会計年度の売上高は、部品の売上が想定以下であったものの、9,272百万円(前期比1,525百万円の減収)と概ね予定どおりとなりました。利益面においては、利益率が高い製品である部品の売上高が想定よりも少なかった一方で、米国主要顧客向け案件で現地作業における原価低減を実現できたことにより売上総利益が予定から微増しました。それに加えて販売費及び一般管理費は微減であったことで、営業利益は1,920百万円(前期比515百万円の減益)、経常利益は1,922百万円(前期比504百万円の減益)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,325百万円(前期比350百万円の減益)となりました。 なお、装置関連事業と環境関連事業は2024年9月1日付の組織変更により装置関連事業に統合したため、当連結会計年度より装置関連事業の単一セグメントとしております。 ロ.財政状態 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は9,649百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,309百万円の減少となりました。これは主として、現金及び預金の増加1,183百万円、流動資産のその他の増加48百万円があった一方で、売掛金の減少809百万円、仕掛品の減少2,715百万円があったことによるものであります。固定資産は3,261百万円となり、前連結会計年度末に比べ215百万円の減少となりました。これは主として、有形固定資産のその他の増加14百万円、投資その他の資産のその他の増加18百万円があった一方で、建物及び構築物の減少159百万円、無形固定資産のその他の減少22百万円、繰延税金資産の減少61百万円があったことによるものであります。 この結果、総資産は、12,911百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,524百万円の減少となりました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は1,972百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,697百万円の減少となりました。これは主として、買掛金の増加390百万円があった一方で、電子記録債務の減少1,867百万円、未払法人税等の減少409百万円、前受金の減少1,689百万円、流動負債のその他の減少51百万円あったことによるものであります。固定負債は103百万円となり、前連結会計年度末に比べ22百万円の増加となりました。これは主として、退職給付に係る負債の増加17百万円、固定負債のその他の増加5百万円があったことによるものであります。 この結果、負債合計は、2,075百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,675百万円の減少となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は10,835百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,151百万円の増加となりました。これは主として、親会社株主に帰属する当期純利益1,325百万円の計上があった一方で、利益剰余金の配当215百万円があったことによるものであります。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、税金等調整前当期純利益の計上1,922百万円、減価償却費の計上、売上債権の減少、棚卸資産の減少があった一方で、仕入債務の減少、前受金の減少、有形及び無形固定資産の取得による支出、配当金の支払額があったことにより、前連結会計年度末に比べ1,183百万円増加し、6,421百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は1,477百万円(前連結会計年度は557百万円の取得)となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益の計上1,922百万円、減価償却費の計上228百万円、売上債権の減少822百万円、棚卸資産の減少2,710百万円があった一方で、仕入債務の減少1,470百万円、前受金の減少1,686百万円、営業活動によるキャッシュフローのその他の減少9百万円、法人税等の支払額986百万円があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は64百万円(前連結会計年度は89百万円の支出)となりました。これは主とし て、有形及び無形固定資産の取得による支出64百万円があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は218百万円(前連結会計年度は134百万円の支出)となりました。これは主とし て、配当金の支払額214百万円があったことによるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 イ.生産実績 当社グループは、装置関連事業の単一セグメントであり、当連結会計年度の生産実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前期比(%) 装置関連事業   5,291,459   47.8 (注)金額は販売価格によっております。 ロ.受注実績 当社グループは、装置関連事業の単一セグメントであり、当連結会計年度の受注状況は次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前期比(%)   受注残高(千円)   前期比(%) 装置関連事業   7,916,265   92.0   6,723,445   83.2 ハ.販売実績 当社グループは、装置関連事業の単一セグメントであり、当連結会計年度の販売実績は次のとおりであります。 製品カテゴリの名称   販売高(千円)   前期比(%) 太陽電池製造装置   7,159,183   - FA装置   772,045   - 太陽光パネルリサイクル装置   228,283   - 部品   971,331   - 環境関連サービス   141,194   - 合計   9,272,037   85.9 (注)1.当連結会計年度から新たに製品カテゴリを区分しており、必要な財務情報を遡って作成することが実務上困難であるため、前期比は合計のみを記載しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 前連結会計年度 FIRST SOLAR,INC. 7,848,700千円 72.7% 当連結会計年度 FIRST SOLAR,INC. 7,216,062千円 77.8% (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度における当社グループの経営成績については、売上高は9,272百万円(前期比1,525百万円の減収)となりました。主な案件として、太陽電池製造装置に関しては米国の太陽電池メーカーである主要顧客に対して、新工場向け案件やペロブスカイト用開発装置、追加装置、改造案件を中心に売上計上しました。また、既存顧客である国内太陽電池メーカー複数社に対して、ペロブスカイト用開発装置やシリコン結晶系太陽電池用の新規装置も売上計上しました。FA装置は、電子部品業界向けの案件や自動車部品業界の日系企業米国法人向けの案件を中心に売上計上しました。太陽光パネルリサイクル装置は、国内企業向けにフレーム・J-Box分離装置を3台、ガラス分離装置を1台、海外企業向けにフレーム・J-Box分離装置を2台、ガラス分離装置を1台売り上げ計上しました。部品販売は米国関税の影響や顧客の設備投資計画等の影響により米国主要顧客からの発注が減少したことにより、下期における売上高は想定よりは減少したものの、堅調に推移しました。また、環境関連サービスでは太陽光発電所の検査サービスや植物工場ビジネスを中心に売上計上しました。 営業利益は1,920百万円(前期比515百万円の減益)となり、業績予想を若干、上回りました。これは主に、現地作業における原価低減を実現できたこと、販売費及び一般管理費を若干、削減できたことが要因であります。 なお、装置関連事業と環境関連事業は2024年9月1日付の組織変更により装置関連事業に統合したため、当連結会計年度より装置関連事業の単一セグメントとしております。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 イ.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ロ.資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの資金需要の主なものは、原材料の仕入、外注費及び労務費などの製造費用のほか、人件費、研究開発費等を中心とする販売費及び一般管理費の支出によるものであります。これらの資金需要につきましては、自己資金にて対応することを基本としており、必要に応じて銀行借入を行うこととしております。そのために銀行2行と総額10億円の当座貸越契約を締結しており、柔軟に資金調達できる体制を構築しております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。連結財務諸表で採用する重要な会計方針及び見積りについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ④経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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