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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

日本エアーテック

AIRTECH JAPAN,LTD.6291 · Standard · 機械

半導体・電子工業向けクリーンエアーシステムの総合メーカー。バイオロジカル分野も手がける。

概要

日本エアーテック株式会社は、1973年設立のクリーンエアーシステム専業メーカーである。半導体・電子工業分野およびバイオロジカル分野を主な需要先とし、クリーンルーム、エアーシャワー、クリーンベンチ、安全キャビネットなどの企画・製造・サービスを手掛ける。東証スタンダード市場に上場(証券コード6291)。2025年12月期の売上高は141億51百万円、営業利益11億63百万円、従業員473名。本社は東京都台東区。

単一セグメントで構成されるクリーンエアーシステム事業

当社グループは、当社及び関連会社1社(中国の蘇州安泰空気技術有限公司)で構成され、クリーンエアーシステムの企画、製造、サービス等の総合技術の販売という単一セグメントに属する事業を営んでいる。事業部門等による区分は困難であり、品目別にクリーンルーム、クリーンルーム機器、クリーンブース、クリーンベンチ、バイオロジカリー機器、据付・保守サービス、その他の製品、クリーンサプライ商品に分類される。収益は製品販売と保守サービスから得られ、2025年12月期の売上高は141億51百万円、営業利益は11億63百万円、経常利益は16億6百万円であった。

半導体とバイオ分野の両軸に支えられた需要構造

主要な需要先は半導体・電子工業分野とバイオロジカル分野の二つである。2025年12月期の事業環境では、世界的なAI向け半導体需要増加に伴う設備投資が継続し、自動車産業における車載用蓄電池関連投資も堅調だった。バイオロジカル分野では、超高齢化社会における製薬・再生医療関連の投資が堅調で、研究用・再生医療用クリーンルームや医薬品製造工場向け設備が需要を牽引した。この両分野へのバランスが収益の安定性に寄与している。

38カ国超の提携ネットワークによるグローバル展開

当社は自社生産拠点を国内に持ちながら、海外展開は技術供与契約と合弁会社を通じて行っている。1984年にシンガポール企業との合弁でAIRTECH EQUIPMENT PTE.,LTD.を設立したのを皮切りに、台湾(富泰空調科技股份有限公司、1990年)、中国(蘇州安泰空気技術有限公司、1994年)、韓国(WOOLEE AIRTECH KOREA、2004年)、インド(PYRAMID AIRTECH、2007年)、ベトナム(THELONG AIRTECH、2016年)などと技術供与契約を締結。グループの関連会社は中国の蘇州安泰空気技術有限公司のみだが、提携先を通じてアジア全域にビジネスを拡大している。

過去10年で倍増した売上高と収益力の推移

2012年12月期の売上高は68億円、当期純利益は2億円であった。その後、半導体投資の拡大とバイオ分野の需要増を追い風に、2017年12月期には売上高102億円、当期純利益5億円と成長。2020年12月期は売上高125億円、当期純利益11億円と過去最高を更新し、2021年12月期には売上高143億円、当期純利益16億円に達した。その後はコロナ禍後の調整や需要変動により2024年12月期は売上高135億円、当期純利益11億円。2025年12月期は売上高142億円、営業利益12億円、当期純利益11億円と再度増収増益となった。ROE目標7%以上、総還元性向65%以上の株主還元方針を掲げている。

標準品比率向上と脱価格競争を掲げる中期経営方針

2024年度から2028年度までの中期経営方針では、5つの方針を定めている。方針1は標準・準標準品の売上比率を60%から80%に引き上げること。2025年度実績は43%と目標には開きがあるものの、省エネルギー性能を特徴とする標準品の拡販に取り組む。方針2は差別化による脱価格競争。方針3は東南アジアの提携会社との連携強化と欧米展開。方針4は新市場への積極的進出。方針5は総還元性向65%以上の株主還元。方針6はサステナビリティ経営で、2024年12月には「ありたい姿」を策定し、温室効果ガス削減や人的資本投資を進めている。

業界の中での役割はクリーンエアーシステムの総合技術販売会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
142億円
営業利益
12億円
営業利益率
8.5%
純利益
11億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01半導体・電子工業主力

半導体や電子部品の製造工程で必要なクリーンルームやクリーン機器を供給。パネル式クリーンルームからエアーシャワー、フィルターユニットまで、空気清浄度を保つための製品を幅広く提供している。

主な製品・サービス4
パネル式クリーンルーム
半導体工場などで使用される、クリーン度を維持するための部屋。パネル組み立て式で、内装材も含む。
エアーシャワー
クリーンルーム入室時に人体や物に付着した塵埃を吹き落とす装置。パッケージ式クリーンユニットなどもあり、食品用も展開。
クリーンベンチ
局所的に清浄な空間を作り出す作業台。標準型から卓上型まであり、電子部品の組立や検査などで使用。
フィルターユニット
HEPAフィルターを内蔵し、クリーンルーム内の空気を清浄に保つユニット。天井などに設置される。

02バイオロジカル(医薬・医療・研究)主力

医薬品製造や医療現場、研究施設向けに、無菌環境を提供する機器を供給。安全キャビネットやアイソレーターなど、バイオハザード対策や無菌操作に必要な製品を揃えている。

主な製品・サービス3
バイオクリーンベンチ
無菌操作を行うための作業台で、試料の汚染を防ぐ。医薬品の調剤や微生物実験などで使用。
安全キャビネット
有害物質を扱う際に、作業者と環境を保護するための密閉型作業台。病原体や細胞培養などに使用。
アイソレーター
完全に隔離された空間で無菌操作を行う装置。医薬品の無菌試験や抗がん剤調製などで使用。

製品と技術

クリーンルームと内装材で構築する清浄空間

クリーンルームは、当社の主力製品群の一つである。パネル式クリーンルームや内装材を提供し、半導体工場や医薬品製造施設など、微粒子や菌の制御が求められる空間を構築する。2025年12月期の生産実績は19億77百万円(前期比52.1%増)と大きく伸び、販売実績も同様に増加した。受注高は13億65百万円、受注残高は3億89百万円。クリーンルームは大型案件が多く、工事の進捗に応じて売上を計上するため、時期による変動が大きいが、半導体投資の継続により需要は堅調である。

エアーシャワーやパスボックスなどクリーンルーム機器

クリーンルーム機器には、エアーシャワー、クリーンエアーオーブン、パスボックス、クリーン保管庫、エアーカーテン、フィルターユニット、SS-エアーシャワー、食品用エアーシャワーなど多岐にわたる製品が含まれる。2025年12月期の生産実績は45億82百万円(前期比98.8%)、販売実績は42億56百万円(同95.8%)と微減。受注高は41億12百万円、受注残高は15億82百万円。これらの機器はクリーンルーム内の空気清浄度を維持するために不可欠であり、標準化された製品の拡販が中期経営方針の重点課題となっている。

アルミ・鋼板製クリーンブースとSS-MACシリーズ

クリーンブースは、アルミ製や鋼板製、SS-MAC、EC-MAC、サーマルクリーンチャンバー、SS-クリーンブースなどの製品群を有する。用途に応じて簡易的な清浄空間を提供し、工場内の局所的なクリーン環境構築に用いられる。2025年12月期の生産実績は21億39百万円(前期比83.9%)、販売実績は23億71百万円(同97.2%)。受注高は24億47百万円と前期比15.0%増加し、需要が拡大している。SS-MACシリーズは1987年に開発されたロングセラー製品で、現在も改良を重ねている。

クリーンベンチとバイオロジカリー機器で研究開発を支援

クリーンベンチには標準クリーンベンチ、簡易クリーンベンチ、卓上クリーンベンチ、SS-クリーンベンチがある。バイオロジカリー機器にはバイオクリーンベンチ、無菌手術ユニット、安全キャビネット、無菌治療室、アイソレーター、動物飼育キャビネット、吸引捕虫器(バグキーパー)などが含まれる。2025年12月期のクリーンベンチ生産実績は1億93百万円(前期比73.4%)、バイオロジカリー機器生産実績は12億6百万円(同111.4%)。バイオ分野の投資堅調を背景に、安全キャビネットや無菌関連機器の需要が増加している。

HEPAフィルター内製化と据付保守サービス

当社は1995年に高性能フィルター(HEPA)の内製化を開始し、現在もフィルター製造棟(赤城スマートファクトリー)で生産している。据付・保守サービスは、機器搬入据付、保守サービス、空気清浄機器部品、HEPAフィルターの供給を含む。2025年12月期の据付・保守サービス生産実績は32億67百万円(前期比99.4%)、販売実績は33億57百万円。この分野は安定的な収益源であり、製品販売とともにライフサイクル全体をカバーする。なお、クリーンサプライ商品(無塵衣、ワイパー等)の販売も行っていたが、2025年12月にクリーンクリーニング事業を撤退した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

消防・防災機器の中堅、安定収益だが成長鈍化

日本エアーテックは消防・防災用機器メーカー。同業の日本ドライケミカルや三浦工業などと比較し、売上高は136億円→142億円と微増。営業利益率は8.15%→8.45%と安定。業界は需要が安定的だが成長は緩やか。競合他社も多く、差別化には新製品開発や海外展開が必要。国内市場中心のため、建築投資や法規制の影響を受けやすい。

強み

  • 営業利益率8%台を維持、安定したキャッシュフロー
  • 高い技術力と法規制対応で信頼される製品を提供
  • 安全規制により継続的な需要、景気変動の影響少ない
  • 136→142億円と微増ながら安定的に成長

課題

  • 売上成長率が低く、市場の成熟度が高い
  • 同業他社と製品・技術面での差別化が難しい
  • 内需依存で海外比率低く、成長機会を逸している

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機械の時価総額近傍。太字が日本エアーテック

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16336石井表記150億円16.6倍
26165パンチ工業150億円17.6倍
36149小田原エンジニアリング144億円6.4倍
46255エヌ・ピー・シー143億円17.6倍
56464ツバキ・ナカシマ143億円
66291日本エアーテック141億円12.9倍
76159ミクロン精密139億円12.8倍
86488ヨシタケ139億円9.0倍
96393油研工業138億円10.8倍
106262PEGASUS131億円39.8倍
116161エスティック124億円9.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 51件

クリーンベンチ完成と低騒音ファン開発の創業期

当社は1973年3月、空気清浄機器の製造販売を目的として東京都港区六本木に設立された。翌1974年3月には最初の製品である標準型クリーンベンチを完成させ、同時に低騒音ファン(LNF-1)を開発。1975年2月にはエアーシャワー装置をはじめとするクリーンエアーシステム製品の製造を開始した。創業から間もない1976年12月には埼玉県草加市に草加工場を新設し、生産体制を整えた。1978年3月には大阪営業所(現関西営業所)を設置し、販路を関西に拡大した。

クリーンサプライ事業の新設と本社移転の1980年代

1983年6月、無塵衣のクリーンクリーニングと各種ワイパーの販売を目的にクリーンサプライ部を新設。1984年2月には無塵ランドリー設備を設置し、無塵衣のクリーンクリーニング事業を開発した。同年5月、本社を東京都台東区東上野に移転。海外展開の第一歩として、1984年9月にシンガポール企業との合弁でAIRTECH EQUIPMENT PTE.,LTD.を設立し、翌1985年1月に技術供与契約を締結した。1986年1月にはクリーンサプライ部を分離独立させ、クリーンサプライ㈱を設立。1987年には福岡出張所(現九州営業所)と仙台営業所(現東北営業所)を設置し、国内販売網を強化した。

台湾・中国への進出と店頭公開の1990年代

1990年4月、台湾の永傑空調機械公司と合弁で富泰空調科技股份有限公司を設立し、技術供与契約を締結。1991年11月には店頭売買銘柄に登録された。1992年2月、岡部工業との合弁でオカベテック㈱を設立し、同年9月には群馬工場(現伊勢崎工場)を新設して同社に貸与。1994年3月、中国江蘇省蘇州市に蘇州安泰空気技術有限公司を設立し、技術供与契約を締結した。1995年7月には米国オレゴン州に子会社AIRTECH INTERNATIONAL MANUFACTURING,INC.を設立(後に2000年9月清算)。1995年9月には高性能フィルター(HEPA)の内製化を開始した。1997年7月、東京証券取引所市場第2部に上場。1997年8月に本社を現在の台東区入谷に移転し、1998年3月にはオカベテックを吸収合併した。

東証一部指定と中国合弁再編の2000年代

2001年3月、草加工場内に研究所を建設。2002年3月には中国蘇州工業園区に蘇州富泰潔浄系統有限公司を設立したが、2008年3月には出資持分を譲渡し合弁を解消。2004年3月には韓国・WOOLEE AIRTECH KOREAと技術供与契約を締結し、同時に広島営業所(現中国営業所)を設置。2005年6月、東京証券取引所市場第1部に指定された。2006年6月には埼玉県加須市に加須工場を設置。2007年4月、インドのPYRAMID AIRTECHと技術供与契約を締結。2008年10月には草加工場隣接地にサービスセンターを設置した。

新工場建設とスタンダード市場移行の2020年代

2021年1月、埼玉県越谷市に越谷工場を設置。2022年4月、東京証券取引所プライム市場に指定された。同年8月、群馬県桐生市に赤城スマートファクトリー(フィルター製造棟)を設置。2023年1月には熊本出張所、静岡出張所・サービスセンター、草加多目的センター、北海道出張所・サービスセンター、中部サービスセンターを相次いで開設し、営業・サービス網を拡充した。一方、2023年1月にはプライム市場からスタンダード市場へ移行。2025年12月にはクリーンクリーニング事業から撤退し、空気清浄システム専業への集中を明確にした。

赤城第2工場建設と生産能力増強の最新動向

2025年3月、赤城スマートファクトリー敷地内に赤城スマートファクトリー第2工場(仮称)の建設工事契約を締結。床面積8,680㎡の組立工場兼倉庫で、総工費16億円を見込み、2026年9月竣工を予定している。これにより機器生産能力の増強と倉庫賃借料削減を目指す。また、2025年8月には草加工場隣地(土地面積1,628㎡)を自己資金で取得し、物流効率向上を図っている。生産面では、粉体塗装設備の内製化(2014年)や太陽光発電設備の導入(2025年)など、生産効率と環境対応を両立する投資を継続している。

年表51件を開く

1970年代

  • 1973年3月創業空気清浄機器の製造及び販売を目的として東京都港区六本木に日本エアーテック株式会社を設立。
  • 1974年3月標準型クリーンベンチを完成。同時に低騒音ファン(LNF-1)を開発。
  • 1975年2月エアーシャワー装置をはじめ、多くのクリーンエアーシステム製品の製造を開始。
  • 1976年12月埼玉県草加市に草加工場を新設。
  • 1978年3月大阪市大淀区(現 北区)に大阪営業所(現 関西営業所)を設置。

1980年代

  • 1983年6月無塵衣のクリーンクリーニング、各種ワイパーの販売を目的としてクリーンサプライ部を新設。
  • 1984年2月クリーニング用の無塵ランドリー設備を設置、無塵衣のクリーンクリーニングを開発。
  • 1984年5月東京都台東区東上野に本社を移転。
  • 1984年9月シンガポールにUTOPIA-AIRE PTE.,LTD.(シンガポール)と合弁にてAIRTECH EQUIPMENT PTE.,LTD.を設立。
  • 1985年1月AIRTECH EQUIPMENT PTE.,LTD.とクリーンエアーシステム技術の供与契約を締結。
  • 1986年1月クリーンサプライ部を分離独立し、クリーンサプライ㈱を設立。
  • 1987年2月福岡市南区に福岡出張所(現 九州営業所)を設置。
  • 1987年6月仙台市青葉区に仙台営業所(現 東北営業所)を設置。
  • 1987年9月SS-MACシリーズ、ガーメントストッカー、LC型HEPAユニット及びクリーンダストボックス等を開発。
  • 1989年7月M&Aクリーンサプライ㈱を吸収合併。

1990年代

  • 1990年4月台湾に永傑空調機械公司(台湾)と合弁にて富泰空調科技股份有限公司を設立。
  • 1990年5月富泰空調科技股份有限公司とクリーンエアーシステム技術の供与契約を締結。
  • 1991年11月(社)日本証券業協会店頭売買銘柄に新規登録。
  • 1992年2月岡部工業㈱と合弁にてオカベテック㈱を設立。
  • 1992年9月群馬県赤堀町(現 伊勢崎市)に群馬工場(現 伊勢崎工場)を新設し、オカベテック㈱に貸与。
  • 1994年3月中国江蘇省蘇州市に中国蘇州浄化設備有限公司ほか3社と合弁にて蘇州安泰空気技術有限公司を設立。同社とクリーンエアーシステム技術の供与契約を締結。
  • 1994年11月名古屋市中村区に名古屋営業所(現 中部営業所)を設置。
  • 1995年7月米国オレゴン州ヒルズボロ市にクリーンエアーシステム製品の製作子会社AIRTECH INTERNATIONAL MANUFACTURING,INC.を設立。
  • 1995年9月高性能フィルター(HEPA)の内製化開始。
  • 1996年5月AIRTECH INTERNATIONAL MANUFACTURING,INC.とクリーンエアーシステム技術の供与契約を締結。
  • 1997年7月上場東京証券取引所市場第2部に株式を上場。
  • 1997年8月東京都台東区入谷に本社ビルを建設し移転。
  • 1998年3月創業オカベテック㈱を吸収合併、当社群馬工場(現 伊勢崎工場)として発足。
  • 1998年9月中国江蘇省呉懸市に中国呉浄浄化設備公司並びに蘇州浄化設備有限公司と合弁にて蘇州華泰空気過濾器有限公司を設立し、エアーフィルター技術の供与契約を締結。

2000年代

  • 2000年9月子会社AIRTECH INTERNATIONAL MANUFACTURING,INC.を整理清算。
  • 2001年3月草加工場内に研究所を建設。
  • 2002年3月中国江蘇省蘇州市蘇州工業圏区に蘇州工業圏区安泰空調浄化科技有限公司並びに富泰空調科技股份有限公司と合弁にて蘇州富泰潔浄系統有限公司を設立。
  • 2003年10月群馬工場(現 伊勢崎工場)内に製缶工場建設。
  • 2004年3月WOOLEE AIRTECH KOREA CO.,LTD.とクリーンエアーシステム技術の供与契約を締結。
  • 2004年3月広島市南区に広島営業所(現 中国営業所)を設置。
  • 2004年12月鹿児島県国分市(現 霧島市)に南九州営業所(現 南九州出張所)を設置。
  • 2005年6月㈱東京証券取引所市場第1部に指定。
  • 2006年6月埼玉県加須市に加須工場を設置。
  • 2007年4月PYRAMID AIRTECH PVT.LTD.(インド)とクリーンエアーシステム技術の供与契約を締結。
  • 2008年3月中国合弁会社蘇州富泰潔浄系統有限公司の出資持分を他の法人に譲渡し合弁契約を解消。
  • 2008年10月草加工場に隣接する土地・建物を購入しサービスセンターを設置。

2010年代

  • 2011年6月中国合弁会社蘇州華泰空気過濾器有限公司の出資持分を他の法人に譲渡し合弁契約を解消。
  • 2011年12月富山県富山市に北陸営業所を設置。
  • 2014年3月群馬工場(現 伊勢崎工場)内に粉体塗装設備を新設し、塗装の内製化開始。
  • 2015年11月PEA GMBH(ドイツ)と相互製品の販売提携契約を締結。
  • 2016年1月商号変更THELONG INTERNATIONAL TECHNOLOGY CO.,LTD.(ベトナム)とクリーンエアーシステム技術の供与契約を締結後、THELONG AIRTECH JOINT STOCK COMPANYに社名変更。
  • 2018年8月HEMAIR SYSTEMS INDIA LIMITED(インド)とクリーンエアーシステム技術の供与契約を締結。

2020年代

  • 2021年1月埼玉県越谷市に越谷工場を設置。
  • 2022年4月㈱東京証券取引所プライム市場に指定。
  • 2022年8月群馬県桐生市に赤城スマートファクトリー(フィルター製造棟)を設置。
  • 2023年1月熊本市東区に熊本出張所(営業及び物流倉庫)を設置。静岡県富士市に静岡出張所及び静岡サービスセンターを設置。㈱東京証券取引所スタンダード市場に移行。埼玉県草加市に草加多目的センター(事務・セミナースペース及び物流倉庫)を設置。札幌市厚別区に北海道出張所及び北海道サービスセンターを設置。名古屋市中村区に中部サービスセンターを設置。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年12月期まで180億円
  • 営業利益2028年12月期まで14億円(売上高比7.8%)以上
  • 経常利益2028年12月期まで18億円(売上高比10.0%)以上
  • ROE2028年12月期まで7%以上
  • 総還元性向中期経営計画期間(2024~2028年度)まで65%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    標準・準標準品の売上比率向上

    省エネルギー性能を特徴とする標準的な製品の売上拡大に取り組み、2028年までの目標として標準・準標準品の売上比率を従来の60%から80%に引き上げる。

  2. 02

    競合との差別化による脱価格競争

    ハード面・ソフト面の創造性を追求し、単なる価格競争に陥らない差別化を図ることでブランド価値の向上を目指す。

  3. 03

    グローバル展開の推進

    東南アジアの提携会社との連携強化を進め、その後欧米への展開を目標とする。

  4. 04

    新市場進出への積極的取り組み

    クリーンエアーシステムの需要拡大を受け、BtoBを原則として代理店との関係を深め、電子分野・バイオロジカル分野の新市場への拡販を進める。

  5. 05

    サステナビリティ経営への取り組み

    パーパスのもと、クリーンエアー技術を生かして社会課題解決に貢献。人的資本向上、人材育成、環境整備、温室効果ガス削減に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で473人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は656万円で、9期前と比べて+11.0%平均年齢は42.1歳、平均勤続年数は15.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月329
2017年12月337
2018年12月359
2019年12月59143.316.6368
2020年12月62843.617.0377
2021年12月61543.416.9398
2022年12月59143.316.9408
2023年12月63943.616.4420
2024年12月64942.815.5455242
2025年12月65642.115.1473254

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率87.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)68.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 0 / 海外 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
草加工場 — 埼玉県草加市1,449百万円
草加多目的センター — 埼玉県草加市1,132百万円
伊勢崎工場 — 群馬県伊勢崎市753百万円
赤城スマートファクトリー — 群馬県桐生市673百万円
越谷工場 — 埼玉県越谷市606百万円
本社 — 東京都台東区560百万円
加須工場 — 埼玉県加須市524百万円
主な関係会社
  • 海外
    蘇州安泰空気技術 有限公司(中国)
    中国江蘇省蘇州市
    議決権25.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は142億円営業利益12億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.2%、利益が+9.1%。

売上高
+5.2%
142億円
営業利益
+9.1%
12億円
純利益
+0.0%
11億円
営業利益率
8.5%
前期比 +0.3%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高140億円142億円
営業利益12億円12億円
純利益11億円11億円
1株あたり配当¥55¥55

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は68億円、営業利益は5億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−9.3%、営業利益は−28.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q40410.03
2023年2Q3213.13
2023年3Q3326.11
2023年4Q310
2024年1Q35411.43
2024年2Q3326.14
2024年4Q6757.54
2025年2Q7579.38
2025年4Q6757.53
2026年2Q6857.47

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は68億円から142億円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は8.5%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月6832
2013年12月6921
群馬工場(現 伊勢崎工場)内に粉体塗装設備を新設し、塗装の内製化開始。
2014年12月7021
2015年12月8153
THELONG INTERNATIONAL TECHNOLOGY CO.,LTD.(ベトナム)とクリーンエアーシステム技術の供与契約を締結後、THELONG AIRTECH JOINT STOCK COMPANYに社名変更。
2016年12月8953
2017年12月10275
2018年12月10264
2019年12月10464
2020年12月1251611
2021年12月1432216
2022年12月1321410
2023年12月136107
2024年12月13511158.111
2025年12月14212168.511

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高142億円のうち、営業利益として残るのは12億円8.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は11億円、売上の7.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金74.6%106億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.9%24億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.5%12億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
25.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.2pt
8.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.8pt
7.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.1pt
7.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが16億円、投資CFが−9億円で、差し引きのフリーCFは7億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は32億円で、売上の2.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月20−1251
2013年12月201254
2014年12月4−2−2253
2015年12月20−2253
2016年12月5−1−1456
2017年12月1−3−3−251
2018年12月−1−1−3−246
2019年12月8−4−2447
2020年12月9−810159
2021年12月18−5−11372
2022年12月2−9−9−757
2023年12月5−8−7−347
2024年12月−7−9−10−1622
2025年12月16−93732

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は199億円。このうち返さなくてよい自己資本が148億円で、自己資本比率は74.3%(業種中央値65.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月123873670.8
2013年12月125883770.3
2014年12月126883870.0
2015年12月135904567.1
2016年12月140924865.3
2017年12月151965563.2
2018年12月148994966.1
2019年12月1471014668.4
2020年12月1881226664.4
2021年12月2001356567.2
2022年12月2001396169.6
2023年12月1961415572.0
2024年12月1851434277.3
2025年12月1991485174.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳単体ベース
現金及び預金
37億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
111億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
18億円
在庫として抱えている分
負債合計
51億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
77
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率17 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り209社中31位あたり、逆に低いのは営業利益率209社中108位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.8%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.4%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
74.3%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.2%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.1%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,341で、1年前と比べて+17.0%過去52週の値幅のなかでは71%の位置にある。

¥1,341-3.0%1ヶ月+1.4%1年+17.0%時価総額141億円
過去52週の値幅
安値¥1,151高値¥1,420

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.9倍
PER (会社予想)12.4倍
PBR1.39倍
配当利回り4.10%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は上昇トレンドを強めている。8月14日に1,365円と上昇し、52週高値1,398円に迫った。25日線(1,320.52円)を3.4%上回り、75日線(1,283.24円)や200日線(1,250.16円)も上回る。RSIは59.24と中立。1か月上昇率は5.57%、1年では30.02%と大きく上昇。出来高は8月13日に115,100株と急増したが、8月14日は66,600株。高値圏での動きが続く。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは12.19倍と業界平均の24.01倍を大幅に下回り、PBRも1.42倍で平均の1.62倍を下回る。配当利回りは4.03%と平均の2.61%を上回り、株主還元が厚い。ROEは7.8%とやや低いが、業績は安定しており、予想PERも12.6倍と割安感が続く。一方で、売上高は横ばいで成長性は限定的。総合的に見て割安と判断するが、成長力の乏しさには注意が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.9倍22.7倍
PER (予想)12.4倍
PBR1.39倍1.50倍
ROE7.8%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

機械セクターの中堅企業。情報不足の中で、売上高の安定と利益率の改善が注目される。強気派は、株価が1年で25%上昇し、業績も増収増益予想、配当利回り4%超と良好な点を評価。弱気派は、依存する業界の設備投資動向や、競争激化を懸念。具体的な事業内容の開示が乏しく、透明性が課題。

プラスに働く材料7
  • 業績の堅調さ

    FY2025/12予想で売上高142億円、営業利益率8.45%と過去最高水準

  • 株価の上昇トレンド

    過去1年で+25%と市場平均を上回る

  • 高配当・低PER

    PER 11.75倍、配当利回り4.18%と投資妙味

  • 売上高142億円・営業利益12億円の増収増益決算発表後影響

    売上高は前期比7億円増の142億円、営業利益は12億円

  • 営業利益率8.45%へ改善し収益性向上通年影響

    営業利益率は8.15%→8.45%、営業利益12億円

  • 配当利回り4.18%と高水準で下支え継続影響

    配当利回り4.18%、予想PER12.2倍と一体で評価

  • 株価1年で25%上昇、上昇トレンド継続継続影響

    株価上昇率25.01%、PBR1.37倍と過熱感は限定的

マイナスに働く材料7
  • 情報開示の不足

    事業セグメントや主要製品が明確でなく、分析が困難

  • 設備投資依存

    景気変動で需要が影響を受けやすい

  • 競争環境

    同業他社との競争で価格圧力の可能性

  • 予想PER12.2倍は実績から悪化決算発表後影響

    実績PER11.75倍→予想PER12.2倍、純利益は11億円横ばい

  • 純利益は2期連続11億円と横ばい通年影響

    純利益は2024/12・2025/12とも11億円で成長なし

  • 外国人持ち分0.92%と需給の厚み不足継続影響

    外国人持ち分0.92%と低く、売買代金が細りやすい

  • 2024年12月期は減収、成長持続に疑問決算発表後影響

    売上高は136億円→135億円と減収、翌期の回復は142億円

次の決算で確かめる点
売上高成長率
需要動向を把握する基本指標
営業利益率
収益性の持続性を確認
受注残高
機械産業では将来の売上を占う重要指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり55で、前期から+10.0%いまの株価に対する利回りは4.10%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥55
1株あたり
配当利回り
4.10%
いまの株価に対して
配当性向
49.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月1540.6
2017年12月2033.334.4
2018年12月200.043.5
2019年12月2210.048.5
2020年12月3036.428.9
2021年12月5066.732.7
2022年12月6020.060.6
2023年12月600.084.7
2024年12月50−16.745.6
2025年12月5510.049.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥55

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ9,882人。区分でいちばん多いのは個人・その他65.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が30.3%を占め、残る69.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他55.762.260.660.865.165.9
事業法人19.720.521.722.119.420.8
金融機関12.412.114.813.312.09.5
自己株式0.70.60.60.63.65.2
証券会社6.33.51.92.82.82.9
外国法人5.91.60.81.00.60.8
外国人個人0.00.00.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01エアーテックアシスト株式会社15.11
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.80
03平和株式会社3.32
04倉 剛進2.53
05近藤 芳世2.37
06日本エアーテック従業員持株会2.30
07岩崎 泰次1.40
08平澤 知佳子1.16
09平沢 真也1.04
10株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.02

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近5
  • 2026-08-20
    ケンブリッジフィルターコーポレーション株式会社
    変更報告
    6.08%
    +1.07pt
  • 2026-07-17
    エアーテックアシスト株式会社
    新規の大量保有報告
    15.11%
  • 2026-07-09
    ケンブリッジフィルターコーポレーション株式会社
    新規の大量保有報告
    2.27%
    +1.02pt
  • 2026-06-18
    ケンブリッジフィルターコーポレーション株式会社
    変更報告
    1.25%
  • 2026-05-22
    ケンブリッジフィルターコーポレーション株式会社
    新規の大量保有報告
    1.25%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+479%、1株純資産は14期で+52%。直近期のROEは7.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月199722.018.951.7
2013年12月129721.243.184.0
2014年12月159771.647.165.2
2015年12月349993.419.738.7
2016年12月371,0283.617.640.6
2017年12月581,0735.516.234.4
2018年12月461,0964.212.543.5
2019年12月451,1224.016.548.5
2020年12月1141,17510.313.928.9
2021年12月1531,29412.47.732.7
2022年12月991,3507.410.860.6
2023年12月711,3605.217.384.7
2024年12月1101,4148.010.245.6
2025年12月1121,4797.810.349.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/12期の役員報酬は総額124百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
平沢真也代表取締役社長54110,000
高木顕二取締役 経営企画本部長516,000
東海林泰三取締役 生産統括本部長 兼草加工場長 兼越谷工場長536,000
北野雅之取締役 設計統括本部長 兼設計本部長555,000
前川統一郎取締役(注)169
関根賢二取締役(監査等委員)(注)26614,000
山﨑淳司取締役(監査等委員)(注)1,268
髙橋貢子取締役(監査等委員)(注)1,259

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)573238810421
取締役(社内)11031313
社外取締役3772

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容899字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び関連会社1社で構成され、半導体・電子工業分野及びバイオロジカル分野を主な需要先とした、クリーンエアーシステムの企画、製造、サービス等の総合技術の販売という単一セグメントに属する事業を営んでおります。 事業内容及び当社と関連会社との関係は次のとおりであります。 会社名   事業内容 蘇州安泰空気技術有限公司 (中国)   当社よりクリーンエアーシステムの技術供与をうけ、クリーンエアー機器の製造販売を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。 当社グループにおける主要製品は次のとおりであります。 なお、事業の内容を系統的に分かりやすく説明するための事業部門等の区分が困難なため、事業部門等による区分は明示しておりません。 品目区分   主要製品 クリーンルーム   パネル式クリーンルーム 内装材 クリーンルーム機器   エアーシャワー クリーンエアーオーブン パスボックス クリーン保管庫 エアーカーテン フィルターユニット SS-エアーシャワー 食品用エアーシャワー パッケージ式クリーンユニット 保冷庫用エアーカーテン クリーンハンドドライヤー クリーン手洗乾燥機 クリーンブース   アルミ製クリーンブース 鋼板製クリーンブース SS-MAC EC-MAC サーマルクリーンチャンバー SS-クリーンブース クリーンベンチ   標準クリーンベンチ 簡易クリーンベンチ 卓上クリーンベンチ SS-クリーンベンチ バイオロジカリー機器   バイオクリーンベンチ 無菌手術ユニット 安全キャビネット 無菌治療室 アイソレーター 動物飼育キャビネット 吸引捕虫器(バグキーパー) クリーンパーティション 据付・保守サービス   機器搬入据付 保守サービス 空気清浄機器部品 HEPAフィルター その他の製品   ドラフトチャンバー クリーンクリーニング(注) アスベスト対策機器 クリーンサプライ商品   無塵衣 ワイパー クリーンペーパー 防護服 マスク (注)クリーンクリーニングは2025年12月19日をもって事業を終了しました。
経営方針・対処すべき課題2,982字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、2022年12月に制定した「きれいな空気で、未来を支える。」とのパーパスのもと、当社のクリーンエアーシステム技術は自らの研究・実験に基づくことを主とし、創業以来蓄積された技術力により顧客ニーズに合致した製品を連続的に創造する専業メーカーとして、収益性を維持しつつ企業規模の拡大を図ります。従業員の創造性を第一とし自主性を重んじております。また、ESG・SDGs関連施策に取組み環境側面・社会側面の双方から持続可能な社会と当社の持続的成長の実現を目指し、情報開示を充実させ企業価値を継続的に向上させてまいります。 (2)経営戦略等 当社は、クリーンエアーシステムの専業メーカーとして、半導体・電子工業分野及びバイオロジカル分野の双方に多数の製品及び設計・施工技術を有しております。現在、微粒子・菌・ウイルス等を必要とされるレベルまで除去又は制御する設備機器は、分野を問わず幅広く導入されており今後益々その需要と必要分野は拡大しております。 そのような状況において当社では2024年度から2028年度における中期経営方針を以下のように定めております。 方針1は、標準・準標準品の売上比率の向上であります。2028年までの目標を60%から80%に引き上げました。従来は45%前後でありましたが、2025年度は43%であり目標とは開きが有ります。省エネルギー性能を特徴として、標準的な製品の売上拡大に取組んでまいります。 方針2は、差別化であります。単なる価格競争に陥らないよう競合他社との差別化をハード面、ソフト面共に創造性を追求することにより脱価格競争に取組み、ブランド価値の向上も図っております。 方針3は、グローバル化であります。東南アジアの各提携会社との連携強化を図り、その後欧米への展開を目標としております。 方針4は、新市場進出への積極的な取組みであります。クリーンエアーシステム(空気清浄化)を必要とする市場が電子分野・バイオロジカル分野共に年々拡大中ですので、B to Bを原則とし各方面の代理店と関係を深め、拡販してまいります。 方針5は、株主還元及び配当に関する基本方針の変更であります。従来は配当性向30%を基本としておりましたが、株主還元を重要課題と捉え、PBRの向上を視野に本計画期間中の総還元性向を65%以上といたしました。2025年度は配当を1株当たり55円とし自己株式取得を188,400株実施した結果、総還元性向は68.9%となりました。 方針6は、サステナビリティ経営への取組みであります。「きれいな空気で、未来を支える。」とのパーパスのもと、各種産業及び技術開発に必要なクリーンエアーシステム技術やノウハウを生かした事業活動によって、環境、従業員、取引先、社会、株主・投資家に関する社会課題の解決に貢献し、持続可能な社会と当社の持続的成長の実現を目指すものです。さらに、2024年12月には「ありたい姿」を策定し、人的資本向上への注力及び人材育成と環境整備を実施すると共に、SDGs の各目標への具体的な貢献及び温室効果ガス削減に取組んでおります。 (3)経営環境 当事業年度における我が国の経済は、堅調な企業業績を背景とした積極的な設備投資及び雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の拡大により景気は緩やかな回復基調を維持しております。一方で、中東及びウクライナ情勢や米国の通商政策、対中関係の悪化等による地政学的リスクの高まり、物価や人件費高騰に伴う影響等が懸念され、先行き不透明な状況が継続しております。 当社における事業環境は、世界的にAIに使用される半導体の需要増加に対応し半導体分野への国内外投資が継続しており、全体として半導体関連の製造装置及び材料・電子部品産業におけるクリーンエアーシステムの設備投資が継続しております。また、自動車産業においても継続して車載用蓄電池関連の設備投資が継続しました。一方、バイオロジカル分野においては、超高齢化が進む国内にて健康寿命を高めるための製薬・再生医療関連の投資は堅調に推移しており、研究用及び再生医療用クリーンルームの他、医薬品製造工場における設備投資が堅調でした。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社は2024年11月13日に開示しました「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた当社の対応について」に記載のとおり、事業成長と収益性の向上を図る各種方策に取組み、ROE、PER双方の改善によりPBR向上を目指しております。中期経営計画(最終年度 2028年12月期)を推進し、その結果としてROE7%以上とすることを目標としております。その施策の一環として、2024年11月13日開催の取締役会決議に基づき、2025年1月1日から同年3月31日までに当社普通株式を33,100株、取得金額35百万円にて自己株式の取得を実施し、2025年11月14日開催の取締役会決議に基づき、同年11月17日から同年12月30日までに、同155,300株、同194百万円にて自己株式を取得しました。また、2025年3月27日の発行決議による取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。)に対する譲渡制限付株式報酬及び従業員持株会向け譲渡制限付株式インセンティブとして、各々同年4月25日に7,000株及び同年6月20日に14,820株の自己株式を処分しました。総還元性向は、2025年度の配当金総額5億49百万円(1株当たり55円)を加え、68.9%となりました。今後とも中期経営計画期間(最終年度 2028年12月期)中は、総還元性向目標値の65%以上を維持する方針です。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社の継続的な成長への戦略は、以下の3点です。① 継続成長が見込まれる半導体を主とした電子工業分野需要の取込み。② CO2削減を目指すEV等への投資及び省エネルギー化推進需要の取込み。③ 顧客ニーズを捉えた潜在的需要の開拓(フィルター交換、定期検査等)。具体的には、市場に必要とされる新製品の開発に注力するとともに、生産性の向上やサービス業務の拡大に取組んでおります。客観的な指標として、「営業利益」及び「経常利益」を重要な経営指標として位置付けており、2028年12月期の「売上高」の目標180億円に対する「営業利益」については14億円(売上高比7.8%)以上を目標とし、「経常利益」については18億円(売上高比10.0%)以上を目標としております。さらに、2024年11月に「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた当社の対応について」初版を公表し、2025年8月14日にアップデート版を公表しました。ROE、PER双方を改善することによりPBRの向上を目指し、中期経営計画(最終年度 2028年12月期)を推進し、その結果としてROE7%以上とすることを目標としております。
事業等のリスク4,399字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)事業内容及び特定の業界への依存度が高いことについて 当社は、半導体、液晶等の電子工業分野及び医薬品工業、医療機関、食品工業等のバイオロジカル分野を対象に、空気中の汚染制御に関する機器の製造、設置、販売並びにシステムのエンジニアリングを単一セグメントに属する事業として行っております。それぞれの分野に占める割合は下表に記載のとおりであります。当社の業績は電子工業分野及びバイオロジカル分野の国内外の設備投資動向に影響を受ける場合があります。 販売分野   2023年12月期   2024年12月期   2025年12月期 売上金額   構成比   売上金額   構成比   売上金額   構成比 (百万円)   (%)   (百万円)   (%)   (百万円)   (%) 電子工業分野   6,516   47.7   6,605   48.9   7,416   52.4 バイオロジカル分野   5,890   43.2   4,912   36.3   5,224   36.9 そ の 他   1,239   9.1   2,000   14.8   1,510   10.7 合 計   13,646   100.0   13,517   100.0   14,151   100.0 (注)「その他」は最終顧客の分野が捕捉不能な物件の売上金額及び構成比を記載しております。 (2)競合について 当社製品については、他社との競合が発生します。当社としては基幹部品の内製化、代理店との関係強化、効率的な資材調達や生産性の向上を図ること等で利益を確保する方針ですが、競合による当社製品の販売価格の下落等が当社の業績に影響を与える可能性があります。 (3)品質管理・製造責任について 当社は、クリーンエアーシステムに関してはクリーンルームからクリーンルーム機器及びクリーンサプライ商品に至るまで、幅広い製品を取扱っております。製造部門ではISO-9001による厳格な品質管理を実行し、顧客に納得して頂ける製品作りを継続しております。 しかし、装置の不具合や使用部品の不良等が原因で、顧客の生産や実験に支障をきたす等、顧客に損害が発生する可能性があります。現時点までに製造物責任及び瑕疵担保責任に関する訴訟は生じておりませんが、そのような事態が発生した場合、製品への信頼性低下や損害賠償請求等により業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)災害等について 地震等の自然災害や新興感染症の流行、事故、テロ等により、当社の生産拠点や設備等が損害を受ける可能性及び営業及び生産活動が中断する可能性があります。さらに原材料等の供給不足が生じた場合、電力・物流・人の移動をはじめとする社会機能が低下した場合等には、当社の操業が中断し売上高が減少する可能性、生産拠点等の修復又は代替のために多額な費用と時間を要する可能性があります。 (5)大口案件について 電子工業や医薬品工業の生産施設等に係る大口案件については、仕様の複雑さ、頻繁な仕様変更及び強い値下げ圧力等が予想されることから、受注に際しての可否判断から受注後の採算管理に至るまで、慎重に対応しております。 受注に際しては、過去の類似案件を調査の上、取締役が会議において、想定される仕様、受注の可否及び提出する見積り等について検討を行います。 また、受注した大口案件については、リストアップの上、取締役会において原価、工事の進捗、売上計上時期等を適宜共有しています。しかしながら、当社の想定を超えて費用が発生し、それに見合う値上げが困難な場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (6)標準品と特殊品について 当社は創業以来、特殊品の製造に注力してまいりました。様々な顧客からの要望に応える中で、新製品を開発し、技術力を高めてきた一方で、生産効率の低さや、不良の発生のしやすさ等が問題点として認識されてきました。 当社では、顧客要望に基づき頻繁に改良を実施することで標準品比率の向上を目指すと同時に、特殊品に関しては、技術向上等の観点から選別受注を行うことにより利益率の確保を目指していますが、当社の計画どおりに標準品の比率が高まらない場合や、特殊品の受注に際して想定どおりに選別できない場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (7)協力会社について 当社製品の製造においては、受注量の変動への柔軟な対応や効率的な人員体制の維持の観点から、適宜協力会社を活用しております。特に板金と塗装の工程については、大部分を協力会社に依頼していますが、当該工程の約1割を社内で製作することにより、原価・工数・技術を把握すると同時に、品質の維持・向上を図っております。また、協力会社に対しては、定期的に品質の確認を行い、情報の共有に努めています。さらには、内製化の増強や新規の協力会社の開拓に絶えず注力することにより、不測の事態による製造への影響の抑制を図っております。 しかしながら、資材コストの急騰や労務費の上昇、また協力工場の人手不足による生産減少等の発生により外注費が増加し、これらを製品販売価格に転嫁することが困難な場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (8)人員体制について 当社では、小規模な組織による効率的かつ柔軟な運営を基本として、要員計画を策定・実施しています。現在のところ、特殊品への対応のため、技術部及びサービスセンター(搬入据付、保守サービス等)では、生産量に見合った人員を確保していますが、特殊品の選択受注、標準品の販売促進、新製品の開発による市場占有率の向上及び生産性の向上等により、人員増加を抑制していく方針です。 今後、当社の要員計画の想定を超えて特殊品の受注量が変動し、人員数に過不足が生じた場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (9)取引先の信用リスクについて 当社の販売は、ルートセールスを基本とし、建築設備会社、装置メーカー等への直接販売する場合があります。当社では、与信管理を徹底することにより、不良債権の発生を極力減らしていますが、これらの販売先で急激な収益状況や財政状況の悪化等が発生し、売掛債権等の回収が困難となった場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (10) 保有資産について 保有する有価証券、不動産等について、時価の下落により減損処理が必要になった場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (11) 退職給付制度について 当社の退職給付費用及び債務は、割引率等数理計算上で設定される前提条件や年金資産の期待収益率に基づいて算出されておりますが、国内外の株式市場や債券市場が低迷した場合、年金資産の価値が減少し、年金に関する費用の増加や追加的な年金資産の積み増し等が必要となります。このような状況となった場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (12) 施工中における人的災害及び工事災害について 工事の安全衛生や品質管理には万全を期しておりますが、施工中の災害又は事故により損害賠償等が発生する可能性があります。不測の事故に備えて保険に加入しておりますが、多額の損害賠償金が発生した場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (13) 情報セキュリティについて 自社にて利用する社内システム等においては、個人情報、顧客情報等を取り扱いますが、コンピュータウイルスの侵入や技術的、人為的な要因により情報の漏洩、破壊等を引き起こす可能性があり、これらの事象が発生した場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (14) コンプライアンス、内部統制について 当社では、法令遵守の徹底を図り内部統制システムの強化に努めております。しかしながら、法令違反が発生したり、構築した内部統制システムが十分でなかった場合には、当社の社会的な信用の著しい低下、法令に基づく処罰ないし、法令遵守のための追加的な費用の発生等により、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (15) 知的財産権について 当社は、研究開発に力を入れており、知的財産権の申請取得に注力しております。しかし、申請は日本国内が主であり海外への申請は多くはありません。従って、海外において当社の知的財産を用いて類似した製品を製造することを効果的に阻止できない可能性があります。一方、当社が認識し得ない知的財産が存在し、当社が当該知的財産を無断で使用した場合には、当社が訴訟において当事者となりうる可能性があります。 これらの状況が生じた場合には、権利を侵害されたことによる損害や逸失利益、訴訟に係る費用等を通じて、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (16) 使用部品の調達について 当社は、製品を構成する鋼板材・送風機・フィルター類・半導体制御基板等の電気部品及び樹脂製部品等すべての部品及び原材料を外部供給者から調達しており、採用する部品の選定や仕入先の決定は、安定供給能力や事業継続計画の有無等の総合的な評価により行っております。また、仕入先との長期的な信頼関係の構築、顧客への安定的な製品供給を実現するための戦略的な在庫の積み増し、部品選定において仕入先を複数にすることにより置換え可能とする等、部品の調達問題に起因する影響を最小限に抑える管理体制を構築しております。しかしながら、部品の市場需給の逼迫、仕入先の事業の統合や売却等による業界再編や生産撤退、又は事故や自然災害等の影響により供給が逼迫した場合、一定期間において当社における生産の停止、販売の遅延等が生じ、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (17) 気候変動について 気候変動は、国・地域を超えてグローバルに影響を与える問題であり、政策・技術・市場及びステークホルダーからの要請・評判等の「移行リスク」及び極端な気温変化や大雨等の異常気象に伴う「物理的リスク」が想定されます。このようなリスクに対して、迅速な事業再開及び被害の最小化を図るため事業継続マネジメント(BCP)の構築に取組んでおりますが、それらのリスクの顕在化により当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)9,150字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当社における事業環境は、世界的にAIに使用される半導体の需要増加に対応し半導体分野への国内外投資が継続しており、全体として半導体関連の製造装置及び材料・電子部品産業におけるクリーンエアーシステムの設備投資が継続しております。また、自動車産業においても継続して車載用蓄電池関連の設備投資が継続しました。一方、バイオロジカル分野においては、超高齢化が進む国内にて健康寿命を高めるための製薬・再生医療関連の投資は堅調に推移しており、研究用及び再生医療用クリーンルームの他、医薬品製造工場における設備投資が堅調でした。 営業面におきましては、販売代理店向けの製品説明会をウェビナー方式にて6月17日に実施し、全国の電子・バイオ分野の代理店へ配信し多くの方々に視聴していただきました。展示会についても積極的に取組み、「第11回インターフェックスWeek 大阪(2月)」、「FOOMA Japan2025(6月)」及び「インターフェックスジャパン2025(7月)」に出展し、バイオロジカル分野への拡販を行っております。さらに半導体・電子分野では、「[九州]半導体産業展(10月)」及び「SEMICON JAPAN 2025(12月)」に出展し、新製品として同年11月に「クリーンルーム対応ロボット掃除機」を発表しました。なお、2025年12月19日をもってクリーンクリーニング事業から撤退しました。事業の選択と集中により、クリーンエアーシステム関連装置の製造販売を軸として各種施策を進めて参ります。 生産面におきましては、生産効率向上を最優先課題として取組んでおります。2024年12月竣工の草加多目的センターは、主力工場である草加工場の物流効率向上等に寄与しております。2025年8月に草加工場の隣地(駐車場、土地面積1,628㎡) を自己資金にて取得しました。カーボンニュートラルへの追加対応としては、太陽光発電・蓄電池設備(取得金額31百万円)を2025年1月に草加多目的センターへ設置しました。また、2025年3月には赤城スマートファクトリー第2工場(仮称)の建設工事契約を締結しました。赤城スマートファクトリー(群馬県桐生市)敷地内に組立工場兼倉庫(床面積 8,680㎡)を建設するもので、総工費16億円(2026年9月竣工予定)を見込み、機器生産能力増強及び倉庫賃借料削減を目標としております。 製品別の販売状況は、「クリーンルーム」の案件数が増加し工事が想定より順調に進捗しました。また、「エアーシャワー」、「安全キャビネット」等の販売が堅調であったため「据付・保守サービス」も増加しました。一方で、「パスボックス」が減少しましたが、全体では増収となりました。 収益面におきましては、生産効率の向上及び原価低減に加え販売価格の改定により全般的なコスト増加分の回収に努めた結果、「クリーンルーム機器」等の利益率が向上し、営業利益、海外からの配当金等を加えた経常利益はいずれも前期比増加となりました。 以上の結果、当事業年度における業績は、売上高141億51百万円(前期比4.7%増)、営業利益11億63百万円(同6.0%増)、経常利益16億6百万円(同5.1%増)、当期純利益は11億31百万円(同0.5%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ10億57百万円増加し、32億49百万円となりました。 各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度の営業活動において得られた資金は、16億25百万円(前年同期は6億67百万円の支出)となりました。主な内訳は、税引前当期純利益15億95百万円となります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度の投資活動において使用した資金は、9億円(前年同期比16百万円の支出増)となりました。主な内訳は、有形固定資産の取得による支出9億67百万円となります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度の財務活動において得られた資金は、3億24百万円(前年同期は9億64百万円の支出)となりました。主な内訳は、長期借入れによる収入10億円、配当金の支払額5億5百万円及び自己株式の取得による支出2億30百万円となります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 区分   金額(千円)   前年同期比(%) クリーンルーム   1,977,601   152.1 クリーンルーム機器   4,582,197   98.8 クリーンブース   2,139,433   83.9 クリーンベンチ   193,624   73.4 バイオロジカリー機器   1,206,310   111.4 据付・保守サービス   3,267,337   99.4 その他の製品   513,546   103.6 計   13,880,051   101.9 (注)金額は販売価格で表示しております。 b.商品仕入実績 区分   金額(千円)   前年同期比(%) クリーンサプライ商品   264,031   96.2 計   264,031   96.2 c.受注実績 区分   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 製品 クリーンルーム   1,365,598   76.0   389,955   38.9 クリーンルーム機器   4,112,857   90.1   1,582,348   91.7 クリーンブース   2,447,406   115.0   802,156   110.5 クリーンベンチ   196,168   78.0   57,256   78.5 バイオロジカリー機器   1,187,699   89.8   488,189   93.7 据付・保守サービス   3,357,408   101.8   1,066,487   106.8 その他の製品   406,605   91.1   206,557   75.5 小計   13,073,743   94.7   4,592,951   86.3 商品 クリーンサプライ商品   299,554   82.1   31,143   38.1 小計   299,554   82.1   31,143   38.1 合計   13,373,297   94.3   4,624,094   85.6 (注)金額は販売価格で表示しております。 d.販売実績 区分   金額(千円)   前年同期比(%) 製品 クリーンルーム   1,977,651   153.0 クリーンルーム機器   4,256,027   95.8 クリーンブース   2,371,013   97.2 クリーンベンチ   211,830   91.1 バイオロジカリー機器   1,220,720   114.2 据付・保守サービス   3,289,906   102.4 その他の製品   473,810   94.9 小計   13,800,958   104.6 商品 クリーンサプライ商品   350,142   106.6 小計   350,142   106.6 合計   14,151,101   104.7 (注)上記の金額には、輸出販売額121,459千円を含んでおります。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たりましては、決算日における資産・負債の報告数値及び報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積り及び判断を行っております。過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる様々な要因に基づき見積り及び判断を行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性により、これらと異なる場合があります。 なお、財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、第5[経理の状況]1[財務諸表等](1)財務諸表[注記事項](重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 ② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 売上高 (百万円)   営業利益 (百万円)   経常利益 (百万円)   当期純利益 (百万円)   1株当たり 当期純利益 (円)   自己資本 当期純利益率 (%) 2025年12月期   14,151   1,163   1,606   1,131   111.96   7.8 2024年12月期   13,517   1,098   1,529   1,137   109.75   8.0 増減率(%)   4.7   6.0   5.1   △0.5   2.0   △0.2pt a.当事業年度の業績全般の概況 当期の概況は、第2[事業の状況]4[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況に記載のとおりであります。当期は、再生医療分野・電子工業関連分野向け「クリーンルーム」及び半導体、電子工業分野向けの「クリーンルーム機器」の販売が増加し、売上高は前期比4.7%増となりました。収益面では、原価低減、各種経費節減及び販売価格改定による全般的なコスト増加分の回収に努めた結果、「クリーンルーム」、「エアーシャワー」等の売上総利益率が向上し、営業利益は、前期比6.0%増となりました。経常利益は、海外関係会社等からの受取配当金等が4億37百万円と想定を上回った結果、前期比5.1%増となりました。当期純利益は、賃上げ促進税制による税額控除額が前期と比較し減少したことにより法人税等が増加した為、わずかに減益となりました。 b.当事業年度の品目別の概況 区分   売 上 高(百万円)   売 上 総 利 益(百万円) 2024年12月期   2025年12月期   増 減   2024年12月期   2025年12月期    増 減 クリーンルーム   1,292   1,977   685   145   222   76 クリーンルーム機器   4,444   4,256   △188   1,044   1,085   40 クリーンブース   2,438   2,371   △67   674   662   △11 クリーンベンチ   232   211   △20   60   60   0 バイオロジカリー機器   1,068   1,220   151   281   259   △21 据付・保守サービス   3,212   3,289   76   1,153   1,185   32 その他の製品   499   473   △25   88   59   △28 製品小計   13,189   13,800   611   3,449   3,536   87 クリーンサプライ商品   328   350   21   48   64   15 合計   13,517   14,151   633   3,497   3,600   103 クリーンルーム 「クリーンルーム」は、再生医療分野、感染症研究関連及び電子分野の設備投資が活発であり、全体での売上高は 前期比53.0%の増加となりました。 クリーンルーム機器 半導体・電子分野の設備投資が活発であり「フィルターユニット」が増加し、「エアーシャワー」は堅調に推移し ましたが「パスボックス」が減少したことにより、全体での売上高は前期比4.2%の減少となりました。 クリーンブース 各種「クリーンブース」が増加しましたが「サーマルチャンバー」が減少し、全体での売上高は前期比2.8%の減 少となりました。 クリーンベンチ 標準的な「クリーンベンチ」の売上が増加しましたが簡易的なものは減少し、全体での売上高は前期比8.9%の減少となりました。 バイオロジカリー機器 製薬分野向け「安全キャビネット」、「薬塵除去装置」が増加し、全体での売上高は前期比14.2%の増加となりま した。 据付・保守サービス 搬入・据付作業を伴う「エアーシャワー」、「クリーンブース」の売上が堅調であり、全体での売上高は前期比 2.4%の増加となりました。 その他の製品 「クリーンクリーニング」の事業撤退により、全体の売上高は前期比5.1%の減少となりました。 クリーンサプライ商品 クリーンルーム内で使用される「滅菌済み消耗品」、「棚及び作業台」等の売上が増加し、全体の売上高は前期比6.6%の増加となりました。 ③ 目標とする経営指標の達成状況等 当期業績は、2025年11月14日発表の業績予想値である売上高135億円に対し141億51百万円(予想値増減比4.8%増)となりました。主な要因は、2026年度売上予想の工事案件が2025年度に取込まれ、「クリーンルーム」、「エアーシャワー」等の売上高が増加したことによるものです。その結果営業利益は、予想値10億50百万円に対し11億63百万円(予想値増減比10.9%増)となりました。主な要因は、原価低減、各種経費節減及び販売価格改定による全般的なコスト増加分の回収に努めたことによるものです。その結果、「クリーンルーム」、「エアーシャワー」等の売上総利益率が向上いたしました。経常利益は同業績予想値の14億50百万円に対し、16億6百万円(予想値増減比10.8%増)となりました。主な要因は、当第3四半期累計期間の実績において、海外関係会社等からの受取配当金が4億37百万円と予想を上回ったことによるものです。当期純利益は同業績予想値の10億50百万円に対し、11億31百万円(予想値増減比7.8%増)となりました。当期純利益の増加率が経常利益の増加率を下回った主な要因は、賃上げ促進税制による税額控除額が前期と比較し減少したことによるものです。その結果、当期のROEは目標値の7%以上を上回る7.8%となりました。今後とも本水準を維持してまいります。 ④ 次期の見通し 2026年度における経営環境は、雇用・所得環境の改善と共に成長投資のための企業の設備投資が増加し緩やかな成長が続くと予想しております。一方で、海外情勢の不確実性や為替・金利動向による影響については注視が必要と考えております。また、気候変動及び環境問題の深刻化により、地球環境への配慮と持続的な企業成長を両立させるべくサステナビリティへの積極的な取組みが必要とされています。国内においては、少子高齢化に伴う労働需給バランスの変化と人件費の増加に加え、人的資本経営への対応が重要な課題となっております。 営業面においては、2025年3月に開所した北海道出張所及び北海道サービスセンターを活用し、同地区の顧客サービスと売上増加をより一層図ります。 製造部門においては、本年9月稼働予定の赤城スマートファクトリー第2工場(仮称)を活用し、機器生産性の向上及び売上の増加と賃借倉庫縮小・集約による輸送効率向上と輸送コストの削減を行います。また、脱炭素化への取組みとして同工場及び伊勢崎工場へ太陽光発電・蓄電池設備を設置してまいります。 研究・新製品開発においては、省人化・省エネルギー化の推進及び特徴付けを継続し、オープンイノベーション等の手法を用いて新規事業に挑戦する製品開発に取組みます。 サービスセンターにおいては、技術力継承の強化を図り、各拠点における協力会社増強と2025年に開所した北海道及び中部サービスセンターに加え、本年は熊本出張所にもサ-ビスセンターを設置する計画であり、より一層顧客満足度を高めてまいります。 2026年度に予定していた工事案件が想定より早く進行し2025年度の売上に取込まれたこと等により、通期の売上高は140億円(当期比1.1%減)、営業利益は11億50百万円(当期比1.2%減)、経常利益15億円(当期比6.6%減)、当期純利益は10億80百万円(当期比4.5%減)を見込んでおります。 (注)本業績見通しは、現在入手可能な情報から得られた当社経営者の判断に基づき作成しております。実際の業績は今後様々な要因により本業績見通しと異なる可能性があります。 (3)当事業年度の財政状態 a. 資産、負債及び純資産の状況 (資産) 当事業年度末における総資産は198億75百万円であり、前事業年度末に比べ13億62百万円(前期比7.4%)の増加となりました。 流動資産は124億58百万円であり、前事業年度末に比べ5億92百万円(同5.0%)の増加となりました。主な内訳は、現金及び預金9億58百万円の増加及び売上債権3億87百万円の減少となります。 固定資産は74億17百万円であり、前事業年度末に比べ7億70百万円(同11.6%)の増加となりました。主な内訳は、草加工場隣接地の取得による土地2億96百万円の増加、赤城スマートファクトリー第2工場(仮称)建設等に対する建設仮勘定6億15百万円の増加及び減価償却による減少となります。 (負債) 当事業年度末における負債は51億4百万円であり、前事業年度末に比べ8億93百万円(同21.2%)の増加となりました。 流動負債は39億55百万円であり、前事業年度末に比べ3億57百万円(同10.0%)の増加となりました。主な内訳は、短期借入金2億円の増加及び1年内返済予定の長期借入金1億27百万円の増加となります。 固定負債は11億48百万円であり、前事業年度末に比べ5億35百万円(同87.2%)の増加となりました。主な内訳は、長期借入金6億90百万円の増加及び退職給付引当金1億52百万円の減少となります。 (純資産) 純資産は147億71百万円であり、前事業年度末に比べ4億69百万円(同3.3%)の増加となりました。主な内訳は、配当金5億7百万円の計上による減少、当期純利益11億31百万円の計上による増加及び自己株式2億30百万円の取得による減少となります。 b. キャッシュ・フローの状況 2024年12月期   2025年12月期   増 減 営業活動によるキャッシュ・フロー   △667百万円   1,625百万円   2,293百万円 投資活動によるキャッシュ・フロー   △884百万円   △900百万円   △16百万円 財務活動によるキャッシュ・フロー   △964百万円   324百万円   1,288百万円 現金及び現金同等物に係る換算差額   15百万円   7百万円   △7百万円 現金及び現金同等物の増減額   △2,500百万円   1,057百万円   3,558百万円 現金及び現金同等物期末残高   2,192百万円   3,249百万円   1,057百万円 借入金期末残高   535百万円   1,554百万円   1,018百万円 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況及び要因につきましては、 第2[事業の状況] 4[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析] (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報をご参照ください。 なお、キャッシュ・フロー関連指標の推移は以下のとおりです。 2022年12月期   2023年12月期   2024年12月期   2025年12月期 自己資本比率(%)   69.6   72.0   77.3   74.3 時価ベースの自己資本比率(%)   55.9   64.8   61.1   58.2 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   2.9   1.2   △0.8   1.0 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   111.5   284.2   △366.8   130.3 (注)自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い ※ 各指標は、いずれも財務数値により算出しております。 ※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 ※ 有利子負債は、貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を払っている全ての負債(リース債務を除く)を対象としております。 ※ 利払いについては、キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 (4)資本の財源及び資金の流動性 当社の手元資金活用方法の基本的な考え方は、生産性向上を目的とした設備投資及び顧客ニーズに合致した製品開発投資に備えることであり、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。 なお、当事業年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は15億66百万円となっております。また、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は32億49百万円となっております。

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