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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ミクロン精密

MICRON MACHINERY CO., LTD.6159 · Standard · 機械

心なし研削盤と内面研削盤の専門メーカー。円筒部品の外周・内周研磨で自動車・軸受業界に浸透。

概要

ミクロン精密は山形県山形市に本社を置く工作機械メーカーである。心なし研削盤(センタレスグラインダ)と内面研削盤(インターナルグラインダ)の専門メーカーとして、自動車部品やモーターシャフトなどの高精度加工を支える。2025年8月期の連結売上高は57億8200万円、従業員数は229名。東京証券取引所スタンダード市場に上場する。

心なし研削盤と内面研削盤に特化した事業

当社グループは心なし研削盤(センタレスグラインダ)及び内面研削盤(インターナルグラインダ)とその周辺装置の製造・販売を主たる業務とする。心なし研削盤は研削砥石、調整砥石、ブレードの3点支持で丸棒やリングの外周を加工する。内面研削盤は小径砥石で円筒やリングの内周を加工する。自動車部品やモーターシャフトなど量産品の高精度加工に対応する。2025年8月期の販売実績は研削盤45億9200万円、部品11億2800万円、その他6100万円である。

4カ国に広がるグループ体制

当社グループはミクロン精密を中心に、米国子会社Micron-U.S.A., Inc.(2001年100%子会社化)、タイの合弁会社Micron Machinery (Thailand) Co., Ltd.(2011年設立)、中国の100%子会社密科倫精密机械(蘇州)有限公司(2023年設立)、および人材派遣を行うミクロンテクニカルサービス株式会社(2013年設立)の4社で構成される。北米、東南アジア、中国の3地域に販売拠点を持ち、世界28カ国以上に製品を納入している。

グローバルニッチトップに選定された技術力

2020年6月、経済産業省のグローバルニッチトップ企業100選に認定された。日本国内で培った研削技術を基に、米国Caterpillar社から日本企業として異例のグローバルサプライヤに2005年に選定された。また、2020年版の認定では、心なし研削盤による高精度・高能率ねじ加工が評価された。同社は他社が着手しにくい難しい研削に挑戦し続けるとしている。

堅実な財務基盤と自己資本比率87.4%

2025年8月期末の連結純資産は136億3300万円、自己資本比率は87.4%に達する。流動資産は110億5400万円、固定資産は45億1000万円。負債は流動負債14億7300万円、固定負債4億5700万円と少ない。営業キャッシュフローは17億4200万円のプラス。2025年8月期の営業利益は6億1200万円(前期比59.9%増)、経常利益11億1900万円、親会社株主純利益7億8200万円と増益を達成した。

業界の中での役割は工作機械(研削盤)メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
58億円
営業利益
6億円
営業利益率
10.3%
純利益
8億円
2025/8 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/8
事業売上構成比利益利益率
研削盤46億円79.3%
部品11億円19.0%
その他1億円1.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動車・軸受・一般機械部品主力

円筒・リング形状の金属部品の外周・内周を高精度に仕上げる研削盤を供給。心なし研削盤は主に丸棒やリング素材の外周面加工、内面研削盤は小径の円筒・リング加工物の内周面加工に使用される。自動車部品や軸受など量産部品の精度向上に貢献。

主な製品・サービス2
心なし研削盤(センタレスグラインダ)
研削砥石、調整砥石、ブレードの3点支持により、丸棒やリング形状の素材の外周面を研削する工作機械。
内面研削盤(インターナルグラインダ)
比較的小径の研削砥石で、円筒・リング形状の加工物の内周面を研削する工作機械。

製品と技術

心なし研削盤(センタレスグラインダ)の製品群

心なし研削盤は、研削砥石、調整砥石、ブレードの3点支持により丸棒やリング形状の素材の外周面を加工する。当社の製品には、MPG-500CC型(1995年受賞)、MQS-450型(1996年受賞)、MD-450I冷風心なし研削盤(1998年十大新製品賞)、MSL-600型・MFC-600型(2012年日本機械学会優秀製品賞)などがある。2021年にはデジタルツインを目指した研削抵抗モニタリングシステムで精密工学会ものづくり賞優秀賞を受賞している。

内面研削盤(インターナルグラインダ)の展開

内面研削盤は小径の研削砥石を用い、円筒やリングの内周面を加工する。2000年3月に内面研削盤MIG-101型が完成。2014年10月には内面研削盤用自社製スピンドルの販売を開始した。これにより内面研削盤のコア部品の内製化を進め、競争力を高めている。内面研削盤は自動車部品の内径加工などに使用され、高精度な内径寸法と真円度が要求される工程で採用される。

周辺装置とアフターサービス事業

研削盤本体に加え、周辺装置の製造・販売も行う。2015年9月には機械再生事業部を創設し、既存設備の再生・改造にも対応する。子会社ミクロンテクニカルサービス株式会社(2013年設立)は当社への人材派遣を担い、生産体制を支える。また、米国、タイ、中国の現地法人が各国での販売とアフターサービスを提供している。2025年8月期には部品販売で11億2800万円、その他6100万円の売上を計上した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

精密工作機械、小型ニッチ特化

ミクロン精密は小型精密工作機械メーカー。売上高は52億円(2023年8月期)から47億円へ減少したが、2025年8月期には58億円への増収予想。営業利益率も8.51%から10.34%へ向上見込み。同業の三浦工業や日本製鋼所と比べ規模は小さいが、高精度・小型機械に特化し、半導体や医療向けで需要を獲得。受注回復基調にあり、収益性改善が期待される。

強み

  • 小型精密工作機械で高い加工精度を実現し、差別化。
  • 半導体や医療分野向け需要を取り込み、成長機会を活用。
  • 営業利益率が8%から10%へ改善し、効率化が進む。
  • 2025年8月期には売上高58億円と、増収計画。

課題

  • 売上高が変動しやすく、安定した成長が課題。
  • 大手競合に比べ資源が限られ、研究開発投資が制約。
  • 半導体など特定業種の景気変動に影響されやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機械の時価総額近傍。太字がミクロン精密

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16165パンチ工業150億円17.6倍
26149小田原エンジニアリング144億円6.4倍
36255エヌ・ピー・シー143億円17.6倍
46464ツバキ・ナカシマ143億円
56291日本エアーテック141億円12.9倍
66159ミクロン精密139億円12.8倍
76488ヨシタケ139億円9.0倍
86393油研工業138億円10.8倍
96262PEGASUS131億円39.8倍
106161エスティック124億円9.0倍
116322タクミナ122億円8.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 51件

中川精機の工場として創業した1958年

1958年9月、中川精機株式会社の山形工場として創業。1961年4月には中小企業庁長官賞を受賞し、技術力を早期に認められた。同年10月、中川精機製造株式会社(現ミクロン精密)を山形市東原町に設立。1962年9月、第1回日本国際工作機械見本市に初出展し、通商産業大臣賞を受賞。この頃から研削盤メーカーとしての基盤を固め始めた。

商号変更と本社移転で新たな出発

1968年5月、商号をミクロン精密株式会社に変更。同年9月には山形市蔵王上野に新社屋および工場(現第二工場)を開設し、本社を移転した。1979年12月には現本社工場(組立)を増設。1990年6月には現第一工場(組立・設計)を増設。山形県内で生産拠点を拡充し、研削盤の一貫生産体制を整えた。

国際見本市への出展と海外子会社の設立

1986年9月、IMTSシカゴショー(国際工作機械見本市)に初出展して国際市場への参入を図る。2001年3月、Micron-U.S.A., Inc.の株式を追加取得し100%子会社化。2003年7月にはドイツにMicron Europe GmbHを設立したが、2009年9月に清算。その後2011年3月にタイ王国に合弁会社を設立し、2023年5月には中国に100%子会社を設立。海外販売網を段階的に構築してきた。

数々の技術賞とグローバルサプライヤ選定

1995年から1999年にかけて、MPG-500CC型などで中小企業優秀新技術・新製品賞、砥粒加工学会技術賞を相次いで受賞。2004年には株式会社デンソーから技術開発賞を受ける。2005年、米国Caterpillar社のグローバルサプライヤに選定された。2020年には第8回ものづくり日本大賞東北経済産業局長賞、第54回機械振興賞機械振興協会会長賞などを受賞。これらの受賞は心なし研削盤の高精度加工技術が評価されたものである。

医療機器分野への進出と認証取得

2017年2月、医療機器製造業として山形県に登録。2019年8月、医療機器品質マネジメントシステムの国際規格EN ISO 13485:2016の認証を取得。2020年7月には電動式骨手術器械ZAOSONiCのOEM生産を開始。2021年7月に第二種医療機器製造販売業許可、同年8月には指定管理医療機器製造販売認証を取得。研削盤の精密加工技術を医療機器分野に応用している。

東証スタンダード市場への移行と中国子会社設立

2005年6月にジャスダック証券取引所に上場。2013年7月の市場統合により東証JASDAQに移行。2022年4月の市場区分見直しにより東京証券取引所スタンダード市場に移行した。2023年5月には中国江蘇省蘇州市に100%子会社密科倫精密机械(蘇州)有限公司を設立し、中国市場での販売を強化している。2025年8月期の売上高は前期比23.1%増の57億8200万円と成長を続けている。

年表51件を開く

1950年代

  • 1958年9月創業中川精機株式会社山形工場として創業

1960年代

  • 1961年4月中小企業庁長官賞受賞
  • 1961年10月創業中川精機製造株式会社(現ミクロン精密株式会社)を山形県山形市東原町に設立
  • 1962年9月第1回日本国際工作機械見本市に初出展、通商産業大臣賞を受賞
  • 1964年8月東京都目黒区に東京営業所を開設
  • 1968年3月名古屋市中区に名古屋営業所を開設
  • 1968年5月商号変更商号をミクロン精密株式会社に変更
  • 1968年9月山形県山形市蔵王上野に新社屋及び工場(現第二工場)を開設し、本社を移転

1970年代

  • 1979年12月現第二工場に近接して、現本社工場(組立)を増設

1980年代

  • 1986年9月IMTSシカゴショー(国際工作機械見本市)に初出展

1990年代

  • 1990年6月現本社工場に隣接して、現第一工場(組立・設計)を増設
  • 1995年3月中小企業優秀新技術・新製品賞受賞(MPG-500CC型)
  • 1996年4月中小企業庁長官賞受賞(MQS-450型)
  • 1998年1月冷風心なし研削盤(MD-450Ⅰ)が十大新製品賞特別賞受賞
  • 1998年4月本社に隣接して現東工場(テスト研削)を増設
  • 1998年9月砥粒加工学会技術賞受賞(MCG-500SIO型)
  • 1999年9月砥粒加工学会技術賞受賞(内外径同時研削)

2000年代

  • 2000年3月内面研削盤MIG-101型が完成
  • 2000年12月ISO9001審査登録
  • 2001年3月Micron-U.S.A., Inc.株式を追加取得し、100%子会社とする(現連結子会社)
  • 2003年7月創業ドイツに現地法人Micron Europe GmbHを設立
  • 2004年3月2003年度砥粒加工学会論文賞受賞(調整車を用いないセンタレス研削法の開発)
  • 2004年5月株式会社デンソー優秀仕入先表彰 技術開発賞受賞
  • 2004年10月Micron-U.S.A., Inc.新社屋落成
  • 2005年6月上場株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2005年9月EMOショー(欧州国際工作機械見本市)に初出展
  • 2006年12月中部サテライト社屋新設(名古屋営業所移転)
  • 2007年9月現第一工場に隣接して、南工場(中・小型研削盤専用組立工場)を増設
  • 2009年9月Micron Europe GmbH清算

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場
  • 2011年3月タイ王国に合弁会社Micron Machinery (Thailand) Co., Ltd.を設立(現連結子会社)
  • 2012年4月日本機械学会優秀製品賞受賞(MSL-600型・MFC-600型)
  • 2013年1月本社工場内に子会社ミクロンテクニカルサービス株式会社を設立
  • 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所の市場統合により、東京証券取引所JASDAQ市場に上場
  • 2013年8月蔵王みはらしの丘にR&Dセンターを新設
  • 2013年9月2013年度精密工学会技術賞受賞(超音波・電解ハイブリッド研削)
  • 2014年10月内面研削盤用自社製スピンドルの販売開始
  • 2015年9月機械再生事業部を創設
  • 2016年3月蔵王みはらしの丘にみはらし工場(部品加工)を新設
  • 2016年5月株式会社デンソー総合賞受彰
  • 2017年2月医療機器製造業登録(山形県)
  • 2019年8月EN ISO 13485:2016 Medical devices – Quality management systems – Requirements for regulatory purposes (ISO 13485:2016), DIN EN ISO 13485:2016審査登録

2020年代

  • 2020年2月第54回機械振興賞 機械振興協会会長賞受賞(心なし研削盤による高精度・高能率ねじ加工)
  • 2020年3月第8回ものづくり日本大賞 東北経済産業局長賞受賞(心なし研削盤による革新的高精度・高能率ねじ研削方法の開発)
  • 2020年6月2020年版経済産業省グローバルニッチトップ企業100選認定
  • 2020年7月電動式骨手術器械 ZAOSONiCのOEM開始
  • 2021年7月第二種医療機器製造販売業許可取得
  • 2021年8月指定管理医療機器製造販売認証取得
  • 2021年9月精密工学会ものづくり賞優秀賞受賞(デジタルツインを目指した心なし研削盤用研削抵抗モニタリングシステムの開発)
  • 2022年4月東京証券取引所における市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所スタンダード市場に移行
  • 2023年5月中華人民共和国に100%子会社密科倫精密机械(蘇州)有限公司を設立(現連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/8期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年8月期まで5,467百万円
  • 営業利益2026年8月期まで381百万円
  • 経常利益2026年8月期まで668百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2026年8月期まで452百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    技術・研究開発力の強化

    自動車産業以外の医療機器分野や航空機分野などへも革新的な技術・研究開発に注力し、製品の差別化と高付加価値化を図る。

  2. 02

    海外市場への展開

    アメリカ、タイ、中国の現地法人を活用し、各地域の需要動向を見極めながら安定的なビジネス展開を推進する。

  3. 03

    人的資本の活用と知的財産戦略

    蓄積された知識・技能を活用し、知的財産の保護・創造を戦略的に行うことで、製品・サービスの差別化と経営基盤の強化を図る。

  4. 04

    収益力の強化と原価管理

    機械1台ごとの原価管理を徹底し、継続的な原価低減活動により収益力を強化。製品品質の向上やアフターサービスの充実にも取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で229人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は526万円で、9期前と比べて12.1%平均年齢は45.1歳、平均勤続年数は18.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年8月236
2017年8月235
2018年8月245
2019年8月59841.715.9246
2020年8月53541.916.5246
2021年8月45542.416.9246
2022年8月53944.017.7235
2023年8月53843.917.9236
2024年8月50344.218.4239167
2025年8月52645.118.5229262

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 1 / 海外 2、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
みはらし工場 — 山形県上山市1,134百万円
本社・工場 — 山形県山形市595百万円
中部サテライト(名古屋営業所) — 愛知県長久手市223百万円
R&Dセンター — 山形県上山市148百万円
東京営業所 — 東京都中央区6百万円
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    Micron-U.S.A., Inc. (注)1、2
    米国 ミシガン州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Micron Machinery (Thailand) Co., Ltd.(注)3
    タイ王国 バンコク · 連結子会社
    議決権49.0%
  • 国内
    密科倫精密机械(蘇州)有限公司(注)2
    中華人民共和国 江蘇省 蘇州市 · 連結子会社
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    次世代人工知能・ロボットの中核となるインテグレート技術開発人工知能技術の適用領域を広げる研究開発最適な加工システムを構築するサイバーカットシステムを搭載した次世代研削盤の研究開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2020-07-21
    714万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年8月期の売上高は58億円営業利益6億円前期と比べると増収増益で、売上が+23.4%、利益が+50.0%。

売上高
+23.4%
58億円
営業利益
+50.0%
6億円
純利益
+60.0%
8億円
営業利益率
10.3%
前期比 +1.8%pt

会社が出している今期の予想2026年8月期

項目会社予想前期実績
売上高55億円58億円
営業利益4億円6億円
純利益5億円8億円
1株あたり配当¥12¥12

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は8億円、営業利益は0億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は−11.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q1218.33
2023年4Q196
2024年1Q800.01
2024年2Q1200.02
2024年3Q900.02
2024年4Q18422.20
2025年2Q28414.35
2025年4Q3026.73
2026年2Q1900.04
2026年3Q800.02

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2011年11月期からの15期で、売上は35億円から58億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は10.3%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
タイ王国に合弁会社Micron Machinery (Thailand) Co., Ltd.を設立(現連結子会社)
2011年11月3544
2012年11月56159
大阪証券取引所と東京証券取引所の市場統合により、東京証券取引所JASDAQ市場に上場
2013年8月2896
2014年8月44107
2015年8月692114
蔵王みはらしの丘にみはらし工場(部品加工)を新設
2016年8月67117
2017年8月57108
2018年8月63117
2019年8月68107
2020年8月5484
2021年8月4065
2022年8月521812
中華人民共和国に100%子会社密科倫精密机械(蘇州)有限公司を設立(現連結子会社)
2023年8月52129
2024年8月47488.55
2025年8月5861110.38

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年8月期

売上高58億円のうち、営業利益として残るのは6億円10.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は8億円、売上の13.8%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金63.8%37億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金25.9%15億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.3%6億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
36.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.7pt
10.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+6.8pt
13.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.8pt
5.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2025年8月期は営業CFが17億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは16億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は78億円で、売上の16.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2011年11月6−4−124
2012年11月9−7127
2013年8月1−20−17
2014年8月101−71111
2015年8月8−3−7511
2016年8月5−106−511
2017年8月16−1−141513
2018年8月8−31520
2019年8月13−1−11230
2020年8月51−3633
2021年8月151−51646
2022年8月42−1663
2023年8月9−31674
2024年8月06−15665
2025年8月17−1−41678

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2025年8月期の総資産は156億円。このうち返さなくてよい自己資本が136億円で、自己資本比率は87.4%(業種中央値65.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2011年11月73551875.4
2012年11月90652571.4
2013年8月99732673.4
2014年8月104782675.3
2015年8月113922181.1
2016年8月114942082.9
2017年8月1151021388.7
2018年8月1241091587.0
2019年8月1291111885.6
2020年8月1281141489.0
2021年8月1321191389.8
2022年8月1471331489.8
2023年8月1561401689.5
2024年8月1511321987.0
2025年8月1561361987.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年8月期の内訳
現金及び預金
67億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
147億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
19億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
81
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率21 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率209社中10位あたり、逆に低いのは配当利回り209社中200位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.9%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
10.3%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
87.4%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
23.4%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.7%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

8月31日の終値

直近の終値は¥1,800で、1年前と比べて+10.5%過去52週の値幅のなかでは13%の位置にある。

¥1,800+0.0%1ヶ月+0.1%1年+10.5%時価総額139億円
過去52週の値幅
安値¥1,640高値¥2,916

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.8倍
PER (会社予想)18.5倍
PBR0.58倍
配当利回り0.67%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

7/29終値1818円は25日線(1869.84円)を-2.8%下回る弱含み。週足では52週高値2916円から約38%下落、低値1491円からの戻り半ばで停滞。出来高は7/14に8900株の急増後、直近は1600株とやや低調。1ヶ月で-6.7%の下落、1年では+21.5%のプラスだが、上値の重さが目立つ。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER12.9倍は業界平均22.8倍を大きく下回り割安。PBR0.59倍と純資産割れで解散価値にも安い。配当利回り0.66%は業界平均2.80%より低く、配当には魅力乏しい。ROE5.9%と低めだが、今期増収増益予想で改善余地がある。バリュエーション面では割安だが、低配当と低ROEが割安継続のリスク。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.8倍22.7倍
PER (予想)18.5倍
PBR0.58倍1.50倍
ROE5.9%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績回復の持続性と割安株の反発力が論点。2024年8月期は売上減で営業利益率が低下したが、2025年8月期は増収増益の予想。PBR0.59倍と解散価値割れで、PER12.9倍と割安感がある。強気派は半導体・自動車向けの需要回復と、同社の技術優位性を評価し業績拡大を期待。弱気派は市場規模の小ささや、主要顧客の設備投資の変動による不確実性を指摘。配当利回りは0.66%と低め。

プラスに働く材料7
  • 業績回復基調

    2025/8期は売上58億、営業利益6億と増収増益予想。

  • 割安なバリュエーション

    PBR0.59倍、PER12.9倍と資産価値対比で割安。

  • ニッチ市場での強み

    超精密加工機の技術力で顧客からの信頼厚く、安定受注。

  • 25/8期営業利益6億円、前期比50%増2025年8月期影響

    営業利益4→6億円、受注回復で収益改善

  • 売上高58億円、過去最高更新2025年8月期影響

    売上高47→58億円、前期比23%増、需要堅調

  • PBR0.59倍、割安感継続影響

    PBR0.59倍で解散価値割れ、株主還元余地

  • 機械部門需要増で業績拡大不定影響

    半導体・工作機械需要で受注増、収益上振れ期待

マイナスに働く材料7
  • 市場規模の限界

    ニッチ市場ゆえに成長の上限が低い可能性。

  • 業績変動リスク

    主要顧客の設備投資動向に左右され、収益が不安定。

  • 低い配当利回り

    0.66%と魅力度が低く、株主還元は限定的。

  • PER18.7倍予想、成長鈍化懸念2026年8月期影響

    PER12.9→18.7倍、利益成長鈍化で割高感

  • ROE5.9%、低収益性継続通年影響

    ROE低く、資本効率改善には構造改革必要

  • 配当利回り0.66%、投資魅力低い通年影響

    配当利回り低く、株主還元策強化が必要

  • 需要減少で業績下振れリスク不定影響

    受注変動大きく、売上高50億円割れの可能性

次の決算で確かめる点
受注高
需要の先行指標。半導体・自動車業界の動向を反映。
営業利益率
収益性の維持・向上を確認。8%以上維持が焦点。
売上高成長率
増収予想の達成度。市場拡大の速度を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり12で、前期から+127.3%いまの株価に対する利回りは0.67%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥12
1株あたり
配当利回り
0.67%
いまの株価に対して
配当性向
13.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年8月1714.7
2017年8月15−10.011.7
2018年8月1923.315.9
2019年8月18−2.717.6
2020年8月17−8.319.8
2021年8月8−51.510.7
2022年8月80.04.1
2023年8月8−6.35.8
2024年8月917.311.2
2025年8月20127.313.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥12

株主

有価証券報告書より

2025年8月期末の株主数は延べ758人。区分でいちばん多いのは個人・その他78.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が21.5%を占め、残る78.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年8月%2021年8月%2022年8月%2023年8月%2024年8月%2025年8月%
個人・その他70.369.870.169.777.778.1
自己株式19.419.820.420.633.035.9
金融機関17.617.917.818.212.211.8
事業法人11.711.911.811.89.79.7
証券会社0.30.30.20.20.30.2
外国法人0.10.10.00.10.10.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01ミクロン精密社員持株会12.85
02ミクロン精密取引先持株会4.02
03榊原 憲二3.90
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.23
05株式会社山形銀行2.98
06日本生命保険相互会社2.96
07白田 啓1.67
08榊原 誠1.17
09株式会社日進製作所グループ1.01
10株式会社大山商店0.86

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で−17%、1株純資産は15期で+18%。直近期のROEは5.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2011年11月1952,4608.38.822.8
2012年11月3972,93714.74.913.6
2013年8月2943,3559.48.510.5
2014年8月3213,6359.28.012.2
2015年8月6524,33916.35.810.5
2016年8月1171,5017.99.114.7
2017年8月1271,6468.010.911.7
2018年8月1211,7557.111.415.9
2019年8月1081,8176.011.417.6
2020年8月711,8793.914.519.8
2021年8月761,9724.013.610.7
2022年8月2042,2079.86.64.1
2023年8月1452,3896.410.65.8
2024年8月872,6763.614.911.2
2025年8月1632,8995.910.313.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/8期の役員報酬は総額143百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
榊原憲二代表取締役 社長68300,370
善本淳一常務取締役 設計本部長 兼 営業本部長 兼 メディカル事業部長6255,000
大宮正則常務取締役 技術部長 兼 CDO(Chief Digitalizing Officer)5945,000
遠藤正明取締役 管理部長6248,800
山口仁志取締役 生産本部長 兼 調達部長6033,472
武田雅人取締役 営業部長5528,592
押野正德取締役68
山口洋子常勤監査役6027,075
今田隆美監査役76
鈴木辰雄監査役74

役員報酬の内訳2025/8

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)61032713022
監査役18299
社外取締役3441

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/8期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容949字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び子会社)は、当社(ミクロン精密株式会社)と子会社4社(Micron-U.S.A., Inc. 、Micron Machinery (Thailand) Co., Ltd.、密科倫精密机械(蘇州)有限公司及びミクロンテクニカルサービス株式会社)により構成されており、心なし研削盤(センタレスグラインダ)及び内面研削盤(インターナルグラインダ)と、その周辺装置の製造・販売を主たる業務としております。 当社グループの事業内容及び当社と子会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 (1)ミクロン精密株式会社:当社の製品は、主に心なし研削盤(センタレスグラインダ)及び内面研削盤(インターナルグラインダ)と、その周辺装置であります。当社が、開発、設計、製造、販売及びアフターサービス業務を全て一貫して実施しております。 (2)Micron-U.S.A., Inc.:北米を拠点に、当社の製品及び部品・その他の販売を実施しております。 (3)Micron Machinery (Thailand) Co., Ltd.:東南アジア諸国を拠点に、当社の製品及び部品・その他の販売を実施しております。 (4)密科倫精密机械(蘇州)有限公司:中国を拠点に、当社の製品及び部品・その他の販売を実施しております。 (5)ミクロンテクニカルサービス株式会社:当社への人材派遣を行っております。 (注1)心なし研削盤:心なし研削盤とは、研削砥石、調整砥石及びブレードの3点支持により、主に丸棒やリング形状の素材の外周面に種々の加工を施す工作機械であります。 内面研削盤:内面研削盤とは、比較的小径の研削砥石により、主に円筒及びリング形状の加工物の内周面に種々の加工を施す工作機械であります。 (注2)密科倫精密机械(蘇州)有限公司の社名は中国語簡体字を含んでいるため、日本語常用漢字で代用しております。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 なお、当社グループは、研削盤の製造及び販売を事業内容とする単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。 (注)無印 連結子会社 ※1 非連結子会社で持分法非適用会社
経営方針・対処すべき課題2,316字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは「技術と人柄」を社是としております。優れた「技術」は「人柄」という礎に努力と知恵の積重ねで確立されてゆき、更にその「技術」を研鑚するなかで「人柄」が醸成される相互作用をなすものであります。さらに、このハーモニーを磨きあげることにより会社発展があり、社会に貢献するものであります。 この社是に基づき、技術革新を通じて企業価値を高め、社員の幸福と取引先の繁栄を実現すること、全社員参加の経営に徹し創造性豊かな人材の育成と実直な人柄を身に付けた企業人を育むことを、経営の基本方針としております。 (2)経営環境 当社グループは、心なし研削盤(センタレスグラインダ)及び内面研削盤(インターナルグラインダ)と、その周辺装置の製造・販売を主たる業務としております。当社グループが所属する工作機械業界全体の市場規模は1兆5千億円程でありますが、当社は競合他社が着手しにくい難しい研削にも挑戦し続けることで、他社に対し技術面で優位に立ち、お客様に選んでいただけるトップメーカを目指してまいりました。日本国内で培った研削技術を礎に、アメリカや中国をはじめ、世界28か国以上のお客様に納入し、2005年には米国Caterpillar社から、日本企業としては異例のグローバルサプライヤに選定されました。また、2020年6月には、経済産業省認定のグローバルニッチトップ企業に選定され、世界市場においても、ものづくり企業のサプライチェーンを支える重要な役割を果たせるよう邁進しております。 一方で、生産体制の面では、本社のある山形県で受注生産を行っており、輸出時には、各国の規制や情勢等に応じた厳格な輸出管理を行っております。特に、当社製品が図らずも国際的な平和及び安全の維持を脅かす活動に巻き込まれることがないように、専門部署に専属の担当者を置き管理体制の強化に努めております。 当社グループの主力製品である心なし研削盤は、円筒形の加工物の中心を支持することなく外周を研削することができ、自動車部品やモータのシャフト等、高い精度が要求される部品を効率良く大量に加工することが可能です。今日では、HV車・EV車の割合が増加する等、変化している自動車業界の需要を的確に把握しつつ、自動車業界以外でも需要の掘り起こしを行い、培ってきた研削技術・技能を生かして高度化する様々な要求に応えられる製品開発を進めてまいります。 (3)目標とする経営指標 当社グループは、売上高及び営業利益、経常利益や当期純利益の成長率を重要な指標として考えております。また、売上高営業利益率、売上高経常利益率、売上高当期純利益率等を意識した経営を行い、効率性を計る指標でありますROEやROAについても、現在の水準から更なる向上を図るべく努力してまいる所存であります。市場の動向やお客様の設備投資の動向により大きな影響を受けることから、毎年事業環境等を総合的に勘案してその年の目標を決定しており、2026年8月期は売上高5,467百万円、営業利益381百万円、経常利益668百万円、親会社株主に帰属する当期純利益452百万円を目標としております。 (4)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、「世界最高峰の研削技術・技能を極める」「妥協のない品質と顧客満足を追求する」「一歩先行くものづくりで地球環境を守る」をビジョンに掲げ、競合他社との差別化を図り、お客様から信頼されるオンリーワン企業となるべく、日々邁進しております。理想の真円を意味する「限りなき円」を追求し、他社には真似のできない精度を実現すること、お客様に信頼される研削盤を開発・製造することを通じて身の回りにある様々な工業製品を高効率化、高性能化することでエネルギーロスの少ない持続可能な社会の発展に貢献してまいります。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、創業以来、工作機械の開発・設計・製造・販売に専心してまいりました。近年は、多様化する社会のニーズにフレキシブルに対応することが強く求められており、中長期的に持続的な成長と安定した収益を確保するため、以下の課題に対処してまいります。 1.技術・研究開発力の強化 医療機器分野や航空機分野等、自動車産業以外の分野におきましても、革新的な技術・研究開発に注力してまいります。 2.海外市場への展開 アメリカ、タイ、中国の三拠点に現地法人を設立しており、海外市場におけるそれぞれの需要動向を見極めながら、安定的なビジネス展開を図ってまいります。 併せて、人財の持つこれまでに蓄積されてきた知識・技能等の人的資本を十分に活用し、知的財産の保護や創造等を戦略的に行い、製品やサービスの差別化と高付加価値化を図り、経営基盤の盤石化と企業価値の向上に努めてまいります。 財務上の課題として、販売先との数量、価格等に関する長期的納入契約を締結していないことにより、景気変動の影響を受けやすいことがあげられます。急激な景気変動や外部環境の変化に対応するため、機械1台ごとの原価管理を徹底し、継続的に原価低減活動を行うなど収益力の強化を行うと共に、製品品質の向上やアフターサービスの充実など、お客様に信頼される人づくりを通じて経営基盤の強化と安定的な収益確保に努めてまいります。
事業等のリスク4,243字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 以下において、当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしも事業上のリスクには該当しない事項についても、投資判断上あるいは当社の事業活動を理解する上で重要と考えられる事項については、投資家に対する情報開示の観点から積極的に開示しております。 なお、将来に関する部分の記載は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①製品検収時期の変動による業績への影響について 当社の生産体制は受注生産によっており、顧客からの高精度・高能率の要求を満たすため、顧客工場及び自社工場での検収前の調整試運転等に時間を要することや、仕様変更を要求されることがあります。これらの要因により、当該製品には受注から顧客の検収までの期間が長期間となるものもあり、予定した検収時期に変動が生じた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、受注前にお客様の要求を仕様書に取りまとめ、要求の難易度を考慮し実現可能な納期を設定するようにしております。また、仕様変更等により進捗に遅れが生じる可能性が発生した場合は、生産計画を見直して計画に遅れが生じないようにしております。 ②キャンセルの発生による業績変動について 当社の生産体制は受注生産によっており、顧客の仕様内容に基づき製造を行いますが、予期せず顧客からのキャンセルが発生した場合、製品や製造工程のキャンセルができず、製造原価の一部費用負担が発生するなど、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、キャンセルが発生した場合、即時に他への転用を試み、併せて、当該売買契約書記載のキャンセル条項に従い、当該発生費用の請求を行い負担の軽減を図ります。 ③特定の取引先等への依存について (a) 仕入先への依存について 当社は、鋳物・スピンドル等原材料や部品の一部を特定の仕入先に依存していることから、仕入先の受注状況や経営戦略の状況により、供給量の減少や供給が滞った場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、新規仕入先の開拓や既存仕入先の協力を得て原材料の取り扱いの種類を増やしてもらうなど、複数の仕入先から原材料の供給を受けられる体制の構築を進めております。また、特定の仕入先に依存している部品については、新規仕入先の開拓のほか、自社の部品加工工場であるみはらし工場で、コスト低減、納期短縮も含めた内製化に取り組んでおります。 (b) 業種別販売割合について 当社の業種別販売割合については、自動車業界向けの割合が多く、また、販売先との数量、価格等に関する長期納入契約は締結しておりません。そのため、同業種の設備投資の動向、又は受注動向や経営戦略の状況によっては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、既存のお客様と良好な関係を維持しつつ、新興国市場、医療機器業界や航空宇宙業界等をターゲットに研削盤のニーズ調査を行い、これまで培ってきた技術を基に新しい研削盤や研削工程を提案することで、新たな業種や販売先の開拓を進めております。 ④心なし研削盤への依存について 当社グループでは、創業以来の主力製品である心なし研削盤に対する販売依存度が高く、心なし研削盤の需要が激減した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、2000年に内面研削盤を製品ラインナップに加え、今日では安定した売上を上げており、引き続き販売強化に努めてまいります。また、内製品である高周波スピンドルの外販や研削盤の前後工程の取込み、医療機器の開発販売など、心なし研削盤への依存からの脱却を目指した研究・開発・拡販に取り組んでおります。なお、詳細は後述の「研究開発活動」に記載のとおりであります。 ⑤原材料価格等の推移について 当社は仕入先に対し、当社製品の仕様にあった部品を発注し、原材料等として仕入れております。素材市況の変動、加工費用相場の変動により、原材料等の仕入価格が変動する可能性がありますが、その場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、需給環境が変化しても必要な原材料等が安定的に確保できるよう、部品・原材料の在庫量を適正な水準に保つことに加え、仕入先との関係を強化しつつ、新規仕入先の開拓によりサプライチェーンを強化し、最適な価格の維持に努めております。 ⑥輸出規制について 当社の製品は、高精度・高能率の研削が可能なことから、当社グループが販売する製品及び部品の一部が、「外国為替及び外国貿易法」の規制の対象となります。そのため、特定の地域を仕向先とする場合、経済産業大臣の許可又は承認を受ける必要がありますが、同法の改正若しくは関連する新法の成立等により規制が改正された場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社は輸出貿易管理室を設置し、同法の改正や安全保障貿易管理の運用等に疑義がある場合は、経済産業省への問い合わせ、安全保障貿易情報センター等から情報を収集するなどして、同法を遵守した安全保障貿易管理を行っております。 また、海外子会社に対しては、所属国の法令遵守を基本とし、当社の基本方針及び日本国の法令に対しても遵守が必要であることを、教育や監査を通して伝えることで、グループ全体として安全保障貿易管理の重要性の浸透を図っております。 ⑦製造物責任について 製品について予期し得ない欠陥が生じ、製造物責任が問われる可能性があります。また、当社グループでは、予め販売先より指示された仕向先に合わせた仕様にて販売をしておりますが、当該仕向先に関する当社グループの理解が不十分なために不適切な販売が行われることや、当初の仕向先を経て別の仕向先に転用される際に必要な仕様変更を行わないことにより、当社グループに対する損害賠償請求が行われる可能性があり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、製造物責任賠償に関する保険に加入しており、業務の結果に起因して賠償責任を負担した場合の損害を、保険でカバーできるようにしております。また、お客様の製品に対する要求事項をISO等国際的な品質管理基準に則った当社品質管理システムに従い仕様書に取りまとめ、生産開始前にお客様の承認を得ることとしております。更に技術部、設計部、輸出貿易管理室など関連する部署が情報を共有することで専門的な見地から要求事項と製品に齟齬がないか確認を行っております。 ⑧外国貿易による影響について (a)国際情勢全般に関するリスクについて 当社グループにおいては、直接及び間接輸出を含めると、2025年8月期の製品及び部品の74.2%は国外に納入されております。そのため、仕向先国において、以下のようなリスクが内在します。 (ⅰ)予期しない法律又は規制の制定・変更(安全保障その他の理由による輸出入の規制等) (ⅱ)不利な政治又は経済要因 (ⅲ)テロ、戦争その他の要因による社会混乱 これらが発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、仕向地の社会情勢や政治動向などについて、外務省の海外安全ホームページや海外子会社などから常に情報を収集し、都度対策を行っております。有事の際には、人的被害の回避を優先しつつ、必要があればリスク管理規程に基づき社長を長とする対策本部を設置し、リスクの回避や最小化に向け解決を図ることとしております。 (b)為替相場の変動について 2025年8月期の当社グループの売上高の46.9%は外貨建取引であります。また、当社グループの費用支払いを外貨建で行うこともあることから、継続して外貨建資産を保有しておりますが、為替相場の変動により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、外貨建資産の管理に関して、為替相場、金利動向等を総合的に勘案する方針であり、保有する外貨建資産あるいは外貨建取引に関して必要に応じて為替予約等によるリスクヘッジを行う方針であります。 ⑨人材の確保・育成・活用について 当社製品は、高精度・高能率の研削性能を確保するため、製造工程に特定の熟練技能者の関与が不可欠な部分があります。複数人の退職者、特に熟練技能者が退職した場合、人材確保、後継者育成が追いつかないことが懸念され、当社製品の納期遅延、さらに当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、65歳以上の熟練技能者の就業の場としてミクロンテクニカルサービス株式会社を設立し、技能伝承の機会を確保し、若手社員に対して高度技能の伝承を目的とした教育訓練を実施しております。併せて、中長期的な視点に立って採用を行うとともに、福利厚生制度の充実や働きやすい労働環境の整備を行い、社員の定着率向上を図っております。 ⑩知的財産について 当社グループが現在販売している製品、あるいは今後販売する製品が第三者の知的財産権に抵触する可能性を的確・適切に判断できない可能性があります。また、当社グループが認識していない特許権等が成立することにより、当該第三者より損害賠償等の訴えを起こされる可能性があります。そのような場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、知的財産の保護と事業戦略及び技術戦略を一体とした知財戦略を実施する目的で知的財産戦略室を設置しており、他社と差別化できる技術とノウハウを蓄積し自社が保有する技術等について特許権を取得する等により保護を図っております。また、他社の知的財産権に対する侵害がないよう、専門部署による確認の強化と、弁理士や顧問弁護士等と連携を図りながらリスク管理に取組んでおります。 ⑪業績の季節変動 当社グループでは、お客様の設備投資需要や製造に係る工期との兼ね合い等から期末月に製品売上高の計上が集中する傾向にあります。 当社は、先行手配等により生産計画の前倒しや新たな業種・販売先の開拓を進めること等の対策により、製品売上高の計上時期の平準化に努めてまいります。
経営成績の分析 (MD&A)3,865字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、米国の通商政策等による影響が一部にみられるものの、緩やかな回復が続きました。しかしながら、継続している物価上昇や金融資本市場の変動等の影響も重なり、依然として先行き不透明な状況が続きました。 当工作機械業界におきましては、内需は依然として勢いを欠いており、横這い基調が続いております。外需は米国関税政策の状況を見極める動きがあり、慎重姿勢もありましたが、相互関税新税率が決まったことでその影響が和らぐ中、総じて堅調に推移しております。 このような経営環境の中におきまして、当社グループは市場及びお客様の期待に合致した製品づくりの追求を行いながら、全社的なコスト削減の実施に取り組んでまいりました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 (流動資産) 当連結会計年度末の流動資産は、前連結会計年度末に比べて469百万円増加し、11,054百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が348百万円、仕掛品が338百万円それぞれ減少したものの、現金及び預金が1,181百万円増加したことによるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末の固定資産は、前連結会計年度末に比べて25百万円減少し、4,510百万円となりました。これは主に、投資有価証券が76百万円増加したものの、有形固定資産が92百万円減少したことによるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末の流動負債は、前連結会計年度末に比べて25百万円減少し、1,473百万円となりました。これは主に、未払法人税等が176百万円増加したものの、買掛金が167百万円、契約負債が53百万円それぞれ減少したことによるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末の固定負債は、前連結会計年度末に比べて22百万円増加し、457百万円となりました。これは主に、役員株式給付引当金が27百万円増加したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べて448百万円増加し、13,633百万円となりました。これは主に、自己株式の取得等により360百万円減少したものの、利益剰余金が737百万円増加したことによるものであります。 b.経営成績 当連結会計年度の売上高につきましては5,782百万円(前期比23.1%増)となりました。利益につきましては、営業利益で612百万円(前期比59.9%増)、経常利益で1,119百万円(前期比46.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は782百万円(前期比61.7%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、7,792百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,279百万円増加となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は1,742百万円となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益が1,110百万円、売上債権の減少が417百万円、棚卸資産の減少が370百万円あったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は143百万円となりました。 これは主に、投資有価証券の償還による収入が49百万円あったものの、有形固定資産の取得による支出が193百万円あったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は386百万円となりました。 これは主に、自己株式の取得による支出が364百万円あったことによるものであります。 ③生産、受注及び販売の状況 当社グループは単一セグメントであるため、品目別に記載しております。 a.生産実績 品目   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)      前期比(%) 研削盤(千円)   2,324,913   84.4 (注)金額は製品製造原価で表示しております。 b.受注状況 当連結会計年度の受注状況を品目別に示すと、次のとおりであります。 品目   受注高    前期比(%)   受注残高    前期比(%) 研削盤(千円)   4,510,165   75.4   3,032,071   70.4 (注)金額は販売価格によっております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績を品目別に示すと、次のとおりであります。 品目   当連結会計年度  (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)    前期比(%) 研削盤(千円)   4,592,419   128.5 部品(千円)   1,128,863   104.6 その他(千円)   61,090   136.6 合計(千円)   5,782,372   123.1 (注)1.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) Tecnologia Modificada,  S.A. de C.V.   -   -   669,389   11.6 CATERPILLAR ENGINE  SYSTEMS INC.   901,222   19.2   625,488   10.8 2.前連結会計年度のTecnologia Modificada, S.A. de C.V.に対する販売実績は、総販売実績の10%未満のため、記載を省略しております。 3.当社の販売実績は、研削盤3,755,289千円、部品820,885千円、その他48,762千円であります。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況の分析 当連結会計年度の経営者の視点による経営成績等の状況の分析は、次のとおりであります。なお、将来に関する事項については、本有価証券報告書提出日現在において判断したものであり、不確実性を内在しており、あるいはリスクを含んでいるため、将来生じる実際の結果と大きく異なる可能性もあります。 ①財政状態の分析 当連結会計年度末における財政状態は、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態」のとおりであります。 当社グループの自己資本比率は当連結会計年度末時点で87.4%となっており、現状、財政状態につきましては大きな懸念はないものと認識しております。来期以降も、企業体質の強化と将来の事業展開のために内部留保の充実を図るとともに、研究開発や設備への投資及び安定的な配当等により、企業価値の向上に努めてまいります。 ②経営成績の分析 売上高については、内需は依然として勢いを欠いているものの、外需は総じて堅調に推移していたことから、研削盤の売上高は、前連結会計年度比28.5%増の4,592百万円、部品の売上高は前連結会計年度比4.6%増の1,128百万円の売上高となりました。その他の売上は、主に国内向けのテスト売上ですが、前連結会計年度比36.6%増の61百万円の売上高となりました。この結果、売上高は前連結会計年度比23.1%増の5,782百万円となりました。 売上総利益は2,090百万円となり、売上総利益率36.2%となりました。 ③キャッシュ・フロー(資本の財源及び資金の流動性)の分析 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローは、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」のとおりであります。 なお、当連結会計年度は有形固定資産の他、無形固定資産に対して総額193百万円の設備投資を行っておりますが、その資金の調達源は主に自己資金となっております。また、来期以降も設備投資等を行ってまいりますが、その資金の調達源を自己資金とした場合においても、現状、キャッシュ・フローについて大きな懸念はないものと認識しております。 ④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要となるものについては、過去の実績や状況に応じて合理的に仮定を設定し、算定しておりますが、実際の結果はこれらの見積りとは異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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