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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

高松機械工業

TAKAMATSU MACHINERY CO., LTD.6155 · Standard · 機械

CNC旋盤など工作機械の専門メーカー。自動車部品加工用の旋盤で世界市場に展開し、IT関連製造装置や自動車部品の加工も手掛ける。

概要

高松機械工業は、石川県白山市に本社を置く工作機械メーカーである。CNC旋盤などの自動旋盤を主力製品とし、IT関連製造装置や自動車部品加工も手がける。1961年の創業以来、国内営業網と海外子会社を通じて事業を拡大してきた。連結従業員数524名、2025年3月期の売上高は139億円だが、営業損失2億円、純損失6億円と赤字が続いており、翌期も減収・赤字予想となっている。

三つの事業セグメントと売上構成

当社グループは、工作機械事業、IT関連製造装置事業、自動車部品加工事業の三つのセグメントで構成される。主力は工作機械事業で、CNC旋盤等の製造・販売とサービス・メンテナンスを担い、売上の大半を占める。IT関連製造装置事業は半導体関連の装置製造、自動車部品加工事業は自社で部品加工を行う。2026年3月期の連結売上高127億円のうち工作機械事業が112億円(88%)、IT関連と自動車部品が残りを占める。ただし工作機械事業は営業損失1.6億円と赤字であり、全社としても営業損失0.6億円、純損失1.6億円と厳しい収益状況にある。

38の国と地域に広がる販売・生産拠点

国内には本社・工場(石川県白山市)および東京、大阪、名古屋、浜松、北陸、刈谷、厚木、信越、東北の9営業所・支店を置く。海外では米国(1996年設立)、タイ(2003年)、ドイツ(2009年)、中国(杭州、2010年)、インドネシア(2013年)、ベトナム(2017年)、メキシコ(2017年)に連結子会社を有し、中国には関連会社の杭州友嘉高松機械有限公司も持つ。1973年から海外駐在員事務所を順次開設し、現在は北米、ASEAN、欧州、中国をカバーする。外需比率は2026年3月期で37.1%と、約4割を海外売上が占める。

2期連続の赤字と中期計画の目標

2025年3月期は売上高139億円(前期比2%減)、営業損失2億円、純損失6億円。2026年3月期予想は売上高127億円(同9%減)、営業損失1億円、純損失2億円と減収・赤字継続を見込む。直近の2025年3月期実績でROEは△1.0%、営業利益率△0.5%。こうした状況に対し、2026年3月期を初年度とする3カ年の中期経営計画「中期計画2027」を策定。最終年度2028年3月期に連結売上高180億円、営業利益率5%以上、ROE4.3%以上を目標とする。営業力強化と生産性向上を掲げるが、足元の需要回復は緩やかで、達成には課題が残る。

子会社8社と関連会社2社から成る連結グループ

2026年3月期末時点で、連結子会社はTAKAMATSU MACHINERY U.S.A., INC.、TAKAMATSU MACHINERY (THAILAND) CO., LTD.、TAKAMAZ MACHINERY EUROPE GmbH、喜志高松機械(杭州)有限公司、PT.TAKAMAZ INDONESIA、TAKAMATSU MACHINERY VIETNAM CO., LTD、TAKAMAZ MACHINERY MEXICO, S.A. DE C.V.、TP MACHINE PARTS CO., LTD.(清算中)の8社。持分法適用関連会社として杭州友嘉高松機械有限公司が、持分法非適用関連会社として株式会社エフ・ティ・ジャパンがある。2024年7月には合弁会社の株式会社タカマツエマグを清算結了した。グループ全体で工作機械の製造販売に加え、部品加工や販売サービスを各地域で分担する。

業界の中での役割は工作機械メーカー(国内・海外に販売網)。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
127億円
営業利益
-1億円
営業利益率
-0.8%
純利益
-2億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
工作機械事業112億円88.2%-2億円-1.8%
IT関連製造 装置事業13億円10.2%1億円7.7%
自動車部品 加工事業2億円1.6%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01工作機械・自動車部品主力

CNC旋盤等の工作機械と周辺装置を製造・販売し、サービス・メンテナンスも提供。自動車部品の加工も行う。

主な製品・サービス1
CNC旋盤
コンピュータ制御による自動旋盤。棒材を回転させて切削加工する工作機械で、自動車部品などの量産に使用される。

02IT関連製造装置準主力

半導体や電子部品の製造に使用されるIT関連製造装置を製造する。

主な製品・サービス1
IT関連製造装置
半導体製造などに用いられる製造装置を手掛ける。

製品と技術

CNC旋盤を中核とする工作機械ラインナップ

主力製品は数値制御(CNC)自動旋盤であり、高松機械工業の代名詞となっている。CNC旋盤は金属部品の切削加工を自動化する機械で、車載部品や精密機械部品の生産に用いられる。同社は工程集約型旋盤や複合精密旋盤など、多機能化・高精度化を進めた機種を開発している。2025年には展示会「MEX金沢2025」「MECT2025」で複合精密旋盤や両端加工オプション、後付け自動化ユニット、簡易プログラミングソフトなどを披露し、顧客の課題解決型提案を強化している。

海外向け戦略機種「AT-1」の投入と自動化技術

2025年、タイの展示会「METALEX2025」において、アジア地域向けに開発した新戦略機種「AT-1」を市場投入した。従来機をアップデートし、多様な顧客ニーズに対応する仕様とした。同社は「自動化技術×複合加工技術」を長期ビジョンに掲げ、自動化ユニットやローダーなど生産性向上ソリューションを提供。海外子会社を通じてプライベートショーを開催し、現地の需要に即した製品提案を行っている。研究開発ではEV市場や非自動車分野も見据えた新機種開発を計画的に進める。

IT関連製造装置と自動車部品加工の周辺事業

工作機械以外に、IT関連製造装置事業として半導体製造装置などIT分野向けの設備を製造している。同事業は今後の成長分野と位置づけ、既存取引先との関係強化に加え、素材・設備関連企業への新規開拓を進める方針である。また、2001年から開始した自動車部品加工事業では、自社工場で金属部品の切削加工を行い、収益源の多様化を図っている。2026年3月期現在、両事業は売上高の12%程度を占めるが、自動車部品加工は工作機械需要と連動する面が強い。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

小型工作機械メーカーでシェア中位

高松機械工業は、主に小型のNC旋盤や自動盤を手掛ける工作機械メーカー。業界内では、同社の売上高は100億円台と、日本製鋼所(機械部門売上高約2000億円)や三浦工業(約1600億円)と比較して小規模。同業他社である日本ドライケミカルやGMSグループと似た規模だが、工作機械という特定セグメントに特化している。主力製品は汎用機とCNC自動旋盤であり、自動車部品や一般産業機械向け。内需依存度が高く、売上の大半を国内が占める。競合にはシチズン時計系の工作機械事業やツガミなどがあるが、データ上は直接の比較対象は限定的。直近の業績は売上高が減少し、営業赤字に転落。海外展開や新規顧客開拓が課題。

強み

  • NC自動旋盤や小型CNC旋盤に特化し、工作機械の特定ニッチ分野で専門性を発揮。
  • 創業から長い歴史を持ち、国内の中小企業や部品メーカーに安定した顧客基盤。
  • 国内にサービス拠点を有し、顧客への迅速なメンテナンスや部品供給が強み。
  • 顧客の要望に応じた仕様変更やオプション対応が可能。受注生産に近い柔軟性。

課題

  • 直近2期連続で営業赤字。売上高も減少傾向で、収益改善が急務。
  • 国内依存度が高く、海外売上比率が低い。成長市場への浸透が不足。
  • 同業他社との製品差別化が難しく、価格競争に巻き込まれやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機械の時価総額近傍。太字が高松機械工業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16228ジェイ・イー・ティ68億円
26408小倉クラッチ67億円4.3倍
36360東京自働機械製作所67億円8.0倍
46380オリエンタルチエン工業64億円50.3倍
56292カワタ62億円161.2倍
66155高松機械工業59億円
76138ダイジェット工業59億円7.5倍
86325タカキタ58億円23.2倍
96495宮入バルブ製作所57億円92.1倍
106334明治機械57億円212.8倍
116217津田駒工業55億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 38件

金沢で創業した1961年、精密旋盤メーカーの出発

1961年7月、資本金300万円で高松機械工業株式会社が金沢市長田本町に設立された。創業時から自動旋盤を中心とした工作機械メーカーとして歩み始める。1968年5月には本社工場を金沢市松村町に新設移転し、生産能力を拡大。1970年代から国内販売網の整備に着手し、1973年11月に東京出張所(現関東支店)、1976年6月に大阪出張所(現大阪支店)、1982年4月に名古屋駐在所(現名古屋支店)を順次開設。1985年4月には浜松営業所も追加し、主要産業地への販売拠点を固めた。

白山市への本社移転と工場増築で生産力強化(1985〜1993年)

1985年11月、本社工場を現在地である石川県松任市(現白山市)旭丘1丁目8番地に新設移転。これにより生産拠点を集約し、効率化を図った。翌1986年4月には北陸営業所を新設し、地元需要の取り込みを強化。1990年4月には刈谷営業所、厚木営業所を開設し、自動車産業集積地への接近を進める。1991年9月には隣接地に第2工場を建設、1993年6月には開発センター用地を取得して技術開発の拠点を整えた。この時期に製品ラインナップの拡充と量産体制を整えた。

海外展開の本格化:米国・タイ・独への進出(1996〜2003年)

1996年2月、米国にTAKAMATSU MACHINERY U.S.A., INC.を設立し、北米市場への直接販売・サービス拠点を確保。同年10月にはドイツ、タイ、インドネシアに駐在員事務所を開設し、欧州・アジアの情報収集と販売網構築に乗り出した。1997年11月にISO9001認証、2000年12月にISO14001認証を取得し、品質管理と環境管理の国際標準対応を推進。2003年8月にはタイに生産子会社TAKAMATSU MACHINERY (THAILAND) CO., LTD.を設立し、ASEAN拠点を強化した。

株式上場と中国・欧州への拡大(2001〜2009年)

2001年2月、日本証券業協会店頭登録市場(JASDAQ)に上場。2003年9月には独エマグ社との合弁会社株式会社タカマツエマグを設立(2024年清算)。2004年12月には台湾の友嘉実業との合弁で杭州友嘉高松機械有限公司を中国浙江省に設立し、中国市場での生産を開始。2006年4月には東京証券取引所市場第二部に上場し、同年5月にJASDAQ上場を廃止。2008年8月には友嘉実業との合弁で株式会社エフ・ティ・ジャパンを設立。2009年3月にはTAKAMAZ MACHINERY EUROPE GmbHをドイツに設立し、欧州市場への直接進出を果たした。

新興国拠点の増加と自動車部品加工への参入(2010〜2017年)

2010年11月、中国に喜志高松貿易(杭州)有限公司(現喜志高松機械(杭州)有限公司)を設立し、中国での販売・サービス機能を強化。2013年4月にはインドネシアにPT.TAKAMAZ INDONESIAを設立。2015年2月にはタイにTP MACHINE PARTS CO., LTD.(現清算中)を設立し、部品加工事業を拡大。2017年1月にはベトナムとメキシコに同時に子会社を設立し、東南アジアと北米近隣での生産・販売網を広げた。この間、2001年3月に第3工場を建設し自動車部品加工を開始したのが端緒となり、同事業をグループの一柱に育てた。

工場売却と再編を進めた近年(2018〜2024年)

2018年11月、白山市旭丘1丁目7番地に第4工場を新設したが、2025年12月に売却。2022年4月には白山市旭丘4丁目13番地にあさひ工場を新設し、生産能力を再配置した。同じく2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場へ移行。2024年7月には株式会社タカマツエマグの清算を結了し、合弁事業を整理した。2026年3月期は2期連続の赤字見通しであり、中期計画2027による収益改善が急務となっている。

年表38件を開く

1960年代

  • 1961年7月創業高松機械工業株式会社として資本金300万円で金沢市長田本町に設立
  • 1968年5月本社工場を金沢市松村町に新設移転

1970年代

  • 1973年11月東京出張所(現関東支店)を新設
  • 1976年6月大阪出張所(現大阪支店)を新設

1980年代

  • 1982年4月名古屋駐在所(現名古屋支店)を新設
  • 1985年4月浜松営業所を新設
  • 1985年11月松任市(現白山市)旭丘1丁目8番地(現在地)に本社工場を新設移転
  • 1986年4月北陸営業所を新設

1990年代

  • 1990年4月刈谷営業所、厚木営業所を新設
  • 1991年9月松任市(現白山市)旭丘2丁目18番地に第2工場を新設
  • 1993年6月松任市(現白山市)八束穂3丁目3番地にテクニカルセンター用地(現開発センター)を取得
  • 1996年2月TAKAMATSU MACHINERY U.S.A., INC.(現連結子会社)を設立
  • 1996年10月創業ドイツ、タイ、インドネシアに駐在員事務所を設立
  • 1997年4月信越営業所を新設
  • 1997年11月ISO9001認証取得

2000年代

  • 2000年12月ISO14001認証取得
  • 2001年2月上場日本証券業協会店頭登録市場(JASDAQ市場)に上場
  • 2001年3月松任市(現白山市)旭丘2丁目18番地に第3工場を新設し、自動車部品加工開始
  • 2003年8月TAKAMATSU MACHINERY (THAILAND) CO., LTD.(現連結子会社)を設立
  • 2003年9月独エマグ社と合弁会社、株式会社タカマツエマグを設立
  • 2003年11月松任市(現白山市)八束穂3丁目3番地に開発センターを新設
  • 2004年4月東北営業所を新設
  • 2004年12月友嘉実業股份有限公司と、当社製の工作機械の製造を行う合弁会社、杭州友嘉高松機械有限公司(現持分法適用関連会社)を中国・浙江省に設立
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2006年4月上場東京証券取引所市場第二部へ上場
  • 2006年5月上場ジャスダック証券取引所への株式上場を廃止
  • 2007年7月創業中国に駐在員事務所を設立
  • 2008年8月友嘉実業股份有限公司と合弁会社、株式会社エフ・ティ・ジャパン(現持分法非適用関連会社)を設立
  • 2009年3月TAKAMAZ MACHINERY EUROPE GmbH(現連結子会社)を設立

2010年代

  • 2010年11月喜志高松貿易(杭州)有限公司(現連結子会社)を設立
  • 2013年4月PT.TAKAMAZ INDONESIA(現連結子会社)を設立
  • 2014年6月商号変更喜志高松貿易(杭州)有限公司の社名を喜志高松機械(杭州)有限公司に変更
  • 2015年2月TP MACHINE PARTS CO., LTD.(現連結子会社)を設立
  • 2017年1月TAKAMATSU MACHINERY VIETNAM CO., LTD、TAKAMAZ MACHINERY MEXICO, S.A. DE C.V.(ともに現連結子会社)を設立
  • 2018年11月白山市旭丘1丁目7番地に第4工場を新設(2025年12月売却)

2020年代

  • 2022年4月白山市旭丘4丁目13番地にあさひ工場を新設
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の 見直しにより市場 第二部 から スタンダード市場へ 移行
  • 2024年7月株式会社タカマツエマグを清算結了

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で524人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は508万円で、9期前と比べて+0.2%平均年齢は40.2歳、平均勤続年数は15.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月563
2018年3月586
2019年3月50736.311.6598
2020年3月48636.512.0625
2021年3月43036.912.5635
2022年3月44237.613.0611
2023年3月46137.913.3608
2024年3月46338.914.2562
2025年3月49939.614.8547−37
2026年3月50840.215.3524−19

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率85.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)74.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 1 / 海外 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
あさひ工場 — 石川県白山市3,288百万円
工作機械事業
本社・工場 — 石川県白山市2,169百万円
工作機械事業 及び 全社管理業務
開発センター — 石川県白山市336百万円
IT関連製造 装置事業
第2工場 — 石川県白山市223百万円
工作機械事業
第3工場 — 石川県白山市190百万円
自動車部品 加工事業
工作機械 事業 — TAKAMATSU MACHINERY U.S.A., INC. (アメリカ)14百万円
工作機械 事業 — TAKAMAZ MACHINERY MEXICO, S.A. DE C.V. (メキシコ)7百万円
工作機械 事業 — TAKAMATSU MACHINERY (THAILAND) CO., LTD. (タイ)5百万円
工作機械 事業 — 喜志高松機械(杭州)有限公司(中国)5百万円
名古屋支店(名古屋市中区)他2支店5ヶ所2百万円
工作機械事業
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    TAKAMATSU MACHINERY U.S.A., INC.
    アメリカ
    議決権100.0%
  • 海外
    TAKAMATSU MACHINERY (THAILAND) CO., LTD.
    タイ
    議決権99.3%
  • 海外
    TAKAMAZ MACHINERY EUROPE GmbH
    ドイツ
    議決権100.0%
  • 海外
    喜志高松機械(杭州)有限公司
    中国
    議決権100.0%
  • 海外
    PT.TAKAMAZ INDONESIA
    インド ネシア
    議決権100.0%
  • 海外
    TP MACHINE PARTS CO., LTD.
    タイ
    議決権99.9%
  • 海外
    TAKAMATSU MACHINERY VIETNAM CO., LTD
    ベトナム
    議決権100.0%
  • 海外
    TAKAMAZ MACHINERY MEXICO, S.A. DE C.V.
    メキシコ
    議決権100.0%
  • 海外
    杭州友嘉高松機械 有限公司
    中国 · 持分法適用会社
    議決権43.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は127億円営業利益-1億円前期と比べると減収で、売上が-8.6%。

売上高
-8.6%
127億円
営業利益
-1億円
純利益
-2億円
営業利益率
-0.8%
前期比 +0.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高148億円127億円
営業利益2億円-1億円
純利益1億円-2億円
1株あたり配当¥10¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は34億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q503
2024年1Q3400.00
2024年2Q36−2−5.6−1
2024年3Q29−2−6.9−2
2024年4Q43−3
2025年2Q64−3−4.7−8
2025年4Q7511.32
2026年2Q61−2−3.3−3
2026年4Q6611.51
2027年1Q3400.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は150億円から127億円へ85%に減った。直近期の営業利益率は-0.8%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
PT.TAKAMAZ INDONESIA(現連結子会社)を設立
2013年3月150129
喜志高松貿易(杭州)有限公司の社名を喜志高松機械(杭州)有限公司に変更
2014年3月14594
TP MACHINE PARTS CO., LTD.(現連結子会社)を設立
2015年3月180159
2016年3月1881812
TAKAMATSU MACHINERY VIETNAM CO., LTD、TAKAMAZ MACHINERY MEXICO, S.A. DE C.V.(ともに現連結子会社)を設立
2017年3月17097
白山市旭丘1丁目7番地に第4工場を新設(2025年12月売却)
2018年3月1981611
2019年3月2272517
2020年3月2192114
2021年3月1342−1
白山市旭丘4丁目13番地にあさひ工場を新設
2022年3月167128
2023年3月16765
2024年3月142−6−6
2025年3月139−2−1−1.4−6
2026年3月127−1−1−0.8−2

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高127億円のうち、営業利益として残るのは-1億円-0.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-2億円、売上の-1.6%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金74.0%94億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金26.8%34億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-0.8%-1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
26.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比9.4pt
-0.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比8.6pt
-1.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比8.7pt
-1.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-1.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-0.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが6億円、投資CFが−8億円で、差し引きのフリーCFは−2億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は34億円で、売上の3.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月8−3−2519
2014年3月10−83224
2015年3月6−4−4224
2016年3月7−1−5624
2017年3月5−4−5120
2018年3月140−61427
2019年3月10−120−224
2020年3月22−10−31233
2021年3月170−41745
2022年3月8−14−2−637
2023年3月1−9−2−828
2024年3月−2−4−3−620
2025年3月14071442
2026年3月6−8−6−234

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は208億円。このうち返さなくてよい自己資本が163億円で、自己資本比率は78.1%(業種中央値65.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月165966957.9
2014年3月1781027657.3
2015年3月1961138357.7
2016年3月2031208359.0
2017年3月2001247661.8
2018年3月2191338660.4
2019年3月2371459261.0
2020年3月2431578664.7
2021年3月2161556171.8
2022年3月2541639164.3
2023年3月2401697170.4
2024年3月2231665774.4
2025年3月2191635674.3
2026年3月2081634678.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
56億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
109億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
12億円
在庫として抱えている分
負債合計
46億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
60
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率209社中44位あたり、逆に低いのはROE209社中197位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-1.0%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-0.8%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
78.1%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-8.6%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.9%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥536で、1年前と比べて+9.0%過去52週の値幅のなかでは82%の位置にある。

¥536-0.6%1ヶ月+4.1%1年+9.0%時価総額59億円
過去52週の値幅
安値¥445高値¥556

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)43.3倍
PBR0.35倍
配当利回り1.87%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+4.1%上昇。25日線(498円)を+2.0%上回り、75日線(487円)も+4.3%上回る。52週高値549円からは-7.5%。出来高は7/13に28400株の急増後、減少。週足は上昇傾向だが、高値圏での出来高不足が懸念。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PERが算定不能(直近赤字)で割高評価。PBR0.34倍は同業平均1.59倍を大きく下回り割安に見えるが、ROEがマイナスで収益力が低い。配当利回り1.97%は平均2.75%を下回る。赤字継続で財務リスクが高く、割安指標だけで判断できない。業績回復の目途が立たない限り割高ゾーン。

指標この会社業種平均
PER (予想)43.3倍
PBR0.35倍1.50倍
ROE-1.0%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績悪化が続く工作機械メーカー。弱気派は減収・赤字継続で構造的な需要減退と競争力低下を指摘。強気派はPBR0.34倍と割安であり、設備投資サイクルやM&Aなどで業績回復の可能性があるとみる。市場では再生期待と低迷の継続で見方が分かれる。

プラスに働く材料7
  • PBRの割安感

    0.34倍と解散価値割れ。資産価値に着目した買いも。

  • 設備投資需要の回復

    自動車業界のEV投資などで工作機械需要浮上の可能性。

  • 配当利回り

    1.97%の配当を継続。減配リスクはあるが。

  • 赤字縮小傾向で黒字転換期待2026年Q3影響

    FY26営業赤字▲1億円、固定費削減で通期黒字達成の可能性

  • PBR0.34倍・企業価値向上への圧力次回株主総会影響

    株価純資産比で約7割割安、株主提案やM&Aの可能性

  • 工作機械需要の底打ち回復2027年〜2028年影響

    国内外の設備投資回復で受注増、売上高140億円超復活期待

  • 事業再編効果による損益分岐点低下2026年下期影響

    固定費圧縮で月間損益分岐点売上▲1億円低減

マイナスに働く材料7
  • 赤字の継続

    2026/3期も営業損失0.79%の赤字予想。業績改善見えず。

  • 競争力の低下

    新興国メーカーとの価格競争や技術面での優位性希薄。

  • 需要減少

    主要顧客の国内製造業の設備投資は低調。

  • 債務超過リスクと株式価値棄損2026年Q2影響

    純資産減少続けば債務超過、上場維持基準抵触の懸念

  • 売上高減少基調が続く通年影響

    FY26売上高127億円、3期連続減収で事業縮小

  • アジア勢の低価格攻勢で受注競争激化継続影響

    中国・台湾製機会の価格優位でシェア低下、販売価格下落

  • 流動性リスクと信用収縮継続影響

    時価総額56億円、大口売りで急落リスク

次の決算で確かめる点
受注高
今後の売上を左右する先行指標。受注の回復が確認できるか。
営業損益
黒字化が最優先。コスト削減や採算改善の兆しを見る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.87%。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
1.87%
いまの株価に対して
配当性向
84.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2028.6
2018年3月200.020.6
2019年3月2210.016.1
2020年3月2513.621.4
2021年3月10−60.0
2022年3月1220.022.4
2023年3月1525.034.5
2024年3月10−33.384.6
2025年3月100.0
2026年3月100.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,111人。区分でいちばん多いのは個人・その他54.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が41.1%を占め、残る58.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他50.150.452.356.256.454.6
事業法人24.624.524.824.426.027.3
金融機関15.115.015.015.014.813.8
外国法人9.29.26.93.01.32.5
自己株式1.01.91.72.42.32.1
証券会社0.80.80.91.11.11.3
外国人個人0.10.10.10.30.60.6

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01高松機械工業取引先持株会11.03
02株式会社タカマツ8.68
03北國総合リース株式会社3.93
04株式会社北國銀行3.70
05日本生命保険相互会社3.48
06株式会社朝日電機製作所3.28
07明治安田生命保険相互会社3.27
08高松機械工業社員持株会3.02
09髙松 明毅2.98
10髙松 喜与志1.64

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−119%、1株純資産は14期で+72%。直近期のROEは-1.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月808769.57.123.1
2014年3月409384.412.532.9
2015年3月851,0278.78.819.6
2016年3月1121,09110.56.016.8
2017年3月661,1226.013.628.6
2018年3月1031,2238.711.520.6
2019年3月1581,34812.35.416.1
2020年3月1311,4399.44.321.4
2021年3月−111,420−0.7
2022年3月731,5075.09.322.4
2023年3月451,5592.912.634.5
2024年3月−521,544−3.484.6
2025年3月−601,511−3.9
2026年3月−151,507−1.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

15名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/3期の役員報酬は総額212百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
髙松喜与志代表取締役 会長72196,000
髙松宗一郎代表取締役 社長4888,000
徳野穣専務取締役 工作機械事業担当6943,000
磯部稔常務取締役 新分野事業部・部品事業部・杭州友嘉高松機械担当6829,000
四十万尚常務取締役 管理本部長兼 品質保証部担当6634,000
中西祐一取締役503,000
池元ことみ取締役713,000
髙田英美取締役636,000
村田俊哉常勤監査役6726,000
髙井和男監査役712,000
寺井尚孝監査役552,000
唐木英幹取締役 工作機械営業本部長兼 国内営業部長兼 海外営業部長5913,000
残りの役員3名を開く
氏名役職年齢保有株数
梅田勝取締役 工作機械生産本部長572,000
三田勇樹取締役44
浦愉加取締役60

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5183919339
監査役1121212
社外取締役5771

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容635字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社の企業集団は、当社、子会社8社及び関連会社2社で構成されており、主な事業として、工作機械及び同周辺装置等の製造、販売、サービス・メンテナンス、IT関連製造装置の製造及び自動車部品の加工等を営んでおります。 事業内容と当社及び関係会社の当該事業に係る位置付け並びにセグメントとの関連は、次のとおりであります。 セグメントの名称   主要な事業内容   会社名 工作機械事業   CNC旋盤等の製造、販売及びサービス・メンテナンス部品、コレットチャック等の製造、販売    当社TAKAMATSU MACHINERY U.S.A., INC.TAKAMATSU MACHINERY (THAILAND) CO., LTD.TAKAMAZ MACHINERY EUROPE GmbH喜志高松機械(杭州)有限公司PT.TAKAMAZ INDONESIATAKAMATSU MACHINERY VIETNAM CO., LTDTAKAMAZ MACHINERY MEXICO, S.A. DE C.V.杭州友嘉高松機械有限公司株式会社エフ・ティ・ジャパン(会社総数10社) IT関連製造装置事業   IT関連製造装置の製造   当社(会社総数1社) 自動車部品加工事業   自動車部品の加工   当社(会社総数1社) (注) TP MACHINE PARTS CO., LTD.は、現在清算手続き中であります。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,085字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社は、経営理念のもとで、工作機械メーカーとして、高機能・高品質な製品を提供することによる価値の創造と、ステークホルダーへの適切な配分を考慮し、経営活動を行っています。 また、当社グループを取り巻く環境の大きな変化を踏まえ、社員と会社が共通のゴールに向かい、共に成長できる会社を志向し、会社の目指す姿や社員の指針となる「ミッション・ビジョン・バリュー」を策定しております。全社一体となってさらなる成長をはかり、企業価値向上を実現します。 ≪経営理念≫ 高松機械は「社会に貢献」する。お客様には安全でメリットのある商品を、従業員には生活の安定と希望を、株主には適切な配当を提供するとともに、協力企業とも共存共栄の精神をもって、社会の発展に積極的に貢献する。 ≪ミッション:私たちの使命、存在理由≫ ・社会課題を解決する製品、技術、サービスの提供を通じて、日本、そして世界のモノづくりを支える。 ≪ビジョン:私たちが目指す姿、将来像≫ ・お客様や社会の課題を解決に導く、進化を続けるビジネスパートナー ・社員が地域や社会、家族に誇れる会社 ≪バリュー:私たちの行動指針、判断基準≫ ・課題やニーズに徹底的に向き合い、チャレンジし続けます。 ・『稼ぐ機械』を提供し、お客様のモノづくりに貢献します。 ・ともに働く仲間を尊重し、力を結集して、組織として最高のパフォーマンスを発揮します。 (2) 経営環境 日本経済の先行きについては、雇用・所得環境の改善により個人消費が緩やかに増加し、人手不足への対応や成長分野への投資を背景として企業の設備投資も底堅く推移することから、内需を中心に回復基調が続くものと見込まれます。一方で、米国の通商政策をはじめとする海外経済の動向や、中東情勢等の地政学的リスクに伴う資源価格の変動、金融資本市場の影響などについては不透明感が残っています。 当社グループの主力分野である工作機械業界の先行きについては、日本工作機械工業会は2026年暦年業界受注見通しを1兆7,000億円(前年同期比6.0%増)としております。内需においては、老朽化設備の更新や生産性向上を目的とした需要が底流としており、今後、政策動向や企業収益の改善状況次第では、徐々に前向きな動きが広がる可能性があります。外需については、地域によるばらつきはあるものの、総じて一定水準を維持すると見込まれます。一方で、地政学リスクや国際関係の変化が今後の設備投資動向に影響を及ぼす可能性もあり、その動向を注視する必要があります。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社の目指す姿、ありたい姿を長期ビジョン『「自動化技術×複合加工技術」で、お客様のモノづくりを支え続けるグローバル・ソリューション・カンパニーへ!』として定めるとともに、2026年3月期を初年度とする3ヵ年の新中期経営計画「中期計画2027」を策定しました。中期計画2027では定量目標として、連結売上高、連結売上高営業利益率、連結ROEを取り上げ、最終年度である2028年3月期において、連結売上高180億円、連結営業利益率5%以上、連結ROE4.3%以上を目指しております。 (4) 中長期的な会社の経営戦略及び優先的に対処すべき課題 中期計画2027では、「経営基盤強化と成長戦略の実行による収益性の改善」を基本方針として掲げ、部門の枠を超えた協力体制のもと、黒字化に向けた「経営基盤強化」と中長期的な売上拡大・収益性向上をはかる「成長戦略の基盤強化と実行」に取り組みます。 足元では、工作機械需要の回復に兆しが見られ、先行きへの期待感はあるものの、外部環境には依然として高い不確実性が残っており、不透明な状況が続くと認識しています。 このような事業環境のもと、受注及び売上の確保に向けた各種施策を着実に実行することで事業基盤の強化をはかり、業績の改善に取り組んでいきます。 当社の主力事業である工作機械事業においては、2026年4月に工作機械営業本部と工作機械生産本部を新設しました。これまで工作機械事業本部として築いてきた連携の強みを維持・発展させつつ、意思決定権限の明確化と現場判断の迅速化をはかります。これにより、営業力及び生産対応力を強化し、業績目標の達成につなげます。 今後の成長が見込まれるIT関連製造装置事業においては、既存取引先との取引拡大に加え、半導体製造装置にとどまらず、IT関連向けの素材や設備などに関連する企業へのアプローチを積極的に行い、新規取引先の開拓を進めていく方針です。 また、「中期計画2027」の2年目として、初年度に実行してきた施策の深化及び継続に加え、中長期的な視点から解決すべき経営課題に対しても取り組みを推進し、持続的な成長に向けた基盤づくりを進めていきます。
事業等のリスク4,427字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、株価及び財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスク要因については以下のものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経済情勢に関する影響 当社グループの主たる事業である工作機械事業は、民間設備投資動向に大きく影響を受けますので、国内外の景気動向や経済情勢の変動により、工作機械の需要は拡大縮小の波を繰り返します。当社グループの主要製品であるCNC旋盤(コンピュータにより制御されたNC旋盤)は、一般的に金属加工の機械を作る機械(マザーマシン)として広く製造業で使用されておりますが、特に当社製品の販売先は自動車関連業界が半分以上を占めております。そのため、自動車関連業界における設備投資動向等が、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 IT関連製造装置事業は、シリコンサイクルやクリスタルサイクルと呼ばれる周期的な好不況の波の影響で需要の変動が激しいことにより、また自動車部品加工事業は、世界における自動車需要の縮小や部品メーカー間の競争激化等の影響によりまして、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (2) 他社との競合に関する影響 当社グループが属する工作機械業界は、数多くのメーカーが存在し、競合の激しい業界であります。当社グループは単なる標準品でなく、ユーザニーズに合わせて、それぞれに最適な加工を実現できる自動化システムを提案することで他社との差別化をはかっておりますが、特に需要の縮小期においては過当競争となり、同業他社との価格競争が激化することで、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (3) 原材料等の調達及び価格に関する影響 当社グループは、2社購買の推進や長納期品の先行発注など、サプライヤーとの連携強化のもと、適正な調達活動の実施と適正な在庫の維持管理に努めております。しかし、一部においては取引先の変更や代替品への切り替えが困難なものもあり、当該原材料等において取引先からの供給が中断した場合や製品需要の急増などによる供給不足が発生した場合には、生産に著しい影響を受け、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 また、原油価格の高騰や新興国の経済成長等を要因として原材料等の価格が予想以上に急騰した場合もしくは長期にわたって高騰が続いた場合には製造コストの増大により、当社グループの利益が減少する可能性があります。 (4) 海外展開に関する影響 当社グループは主にアジア、ヨーロッパ及び北米で海外の事業活動を展開しており、当連結会計年度における海外売上高比率は32.7%であります。当社グループの主力製品である工作機械の需要は、中長期的視野では特に海外の成長が見込まれていることから、海外シェア拡大のための施策を推進しております。そのため、それらの地域における予期できない法律・規制、税制の変更、ストライキ等の労働争議、テロ、戦争、感染症や自然災害の発生による社会的混乱、急激な経済情勢の悪化、その他事業活動に対する不利な政治的又は経済的要因が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 また、当社の輸出取引は主に円建で行われており、為替相場の変動による損益への影響は軽微でありますが、円高が進行した場合には現地販売価格が他国製品と比較して相対的に高くなる結果、価格競争力低下や販売価格の値下げにより、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (5) ディーラに関する影響 当社グループの製品は、ディーラを通じてユーザに販売しておりますので、経営状態や環境の変化によってディーラからの代金回収が滞ったり、回収不能となったりした場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 また、ディーラは、当社グループの競合製品も取り扱っております。当社では主要ディーラを集めて、新製品の発表や市場ニーズの情報収集、その他販売に関する諸問題を討議する全国ディーラ会議を毎年開催し、主要ディーラとの良好な関係の継続に努めておりますが、主要ディーラの経営方針や環境の変化によって競合製品の取り扱いが優先された場合や、当社製品の取り扱いを行わなくなった場合等には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (6) 品質に関する影響 当社はISO9001を認証取得しており、その品質マネジメントシステムを活用して生産及び仕入における品質管理の徹底をはかっております。しかし、生産したすべての製品について欠陥が生じないという保証はなく、また、今後発売する新製品に予期せぬ不具合が発生する等の影響により、製造物責任法に基づく損害賠償責任が生じる可能性があります。当社グループは製造物責任による損害賠償については保険に加入しておりますが、賠償額全額を保険でカバーできる保証はありません。現時点までに製造物責任に関する訴訟は生じておりませんが、当該賠償の発生によって社会的評価及び企業イメージが低下することで、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (7) 知的財産権に関する影響 当社グループは、特許権等の知的財産権の重要性を強く認識しており、積極的な特許等の申請を推進し、多くの特許等を取得しております。しかし、第三者による当社所有権利の侵害により、ブランドイメージの低下や営業活動が阻害される恐れがあります。 また、過失により第三者が所有する権利を侵害した場合には提訴される可能性があります。このため、損害賠償責任や当該特許等の使用に対する対価の支払義務の発生、又は当該特許等の使用ができないことによる事業展開の制約等により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (8) 自然災害等の発生による影響 当社グループの主力事業である工作機械の生産は石川県白山市の本社工場及びあさひ工場にて行っており、自動車部品の加工及びIT関連製造装置の製造についても、それぞれ同市内の第3工場及び開発センターにて行っております。当社では、緊急時対応手順の策定、十分なデータバックアップ体制の構築、従業員安否確認システムの導入など、事業継続計画の整備に努めておりますが、白山市周辺地域において地震・津波等の大規模な自然災害等が発生した場合、本社機能の停止又は建物や設備の損壊もしくは停電となることで生産に著しい影響を及ぼし、正常な事業活動が行えなくなる可能性があります。 また、当社が直接被害を被らない場合でもインフラ復旧の遅れや電力の使用制限、サプライヤーから必要な原材料、部品等の供給が滞るなどの影響を受け、本社機能及び生産に著しい影響を受ける場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (9) 人材のリスク 当社グループが企業成長を実現し、安定的な経営体制を確立するためには、人的資本の充実が不可欠であります。そのため、新卒の定期採用及び中途採用による人員確保に加え、OJTや社外研修等による人材育成を通じて、人的資本の充実をはかっております。しかし、近年は多くの企業において人材不足が顕在化しており、特に新卒採用市場における競争は激化しております。当社グループが求める人材を十分に確保できない場合や退職者が著しく増加した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (10) 当社株式等の大規模買付行為に関する対応策(買収防衛策)について 当社は、第47回定時株主総会(2008年6月26日開催)において「当社株式等の大規模買付行為に関する対応策(買収防衛策)」の承認を得られ、発効しております。有効期間は3年であり、継続に当たっては定時株主総会の承認を得ることと定めておりますが、第62回定時株主総会(2023年6月29日開催)において、所要の変更を行ったうえで、同総会にて当該買収防衛策の継続に関する議案を付議し、株主の皆様のご承認を得られたことで継続しております。 議決権割合を20%以上とすることを目的とした当社株式等の買付行為もしくは結果として20%以上となる当社株式等の買付行為を行う者が現れた場合において、買収防衛策のルールに基づき、第三者委員会の勧告を最大限尊重の上、当社取締役会で対抗措置の発動・不発動を決定いたしますが、対抗措置を発動した場合に発生する費用等によりまして、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (11) 棚卸資産の評価に関するリスク 当社グループでは、棚卸資産は取得原価と正味売却価額のいずれか低い方の金額で評価しており、営業循環過程から外れた滞留在庫については、収益性の低下の事実を反映するために、滞留期間に応じて規則的に帳簿価額を切下げることとしております。規則的な帳簿価額の切下げは過去の販売・使用実績や処分実績に基づき実施しておりますが、棚卸資産の滞留状況と過去の実績に大きな変化が生じた場合には、業績に影響を与える可能性があります。 (12) 情報セキュリティに関するリスク 当社グループは事業活動の過程において、事業上の機密情報並びに顧客情報や個人情報等の各種情報を保有しております。これらの情報の管理に関しては、社内規程の整備、社内教育の実施、情報セキュリティシステムの構築等の対策を適切に講じておりますが、想定を超える不正アクセス、サイバー攻撃、コンピュータウイルスの感染等により、重要な情報の漏えい、滅失又は改ざん、並びに情報システムの停止等が発生する可能性があります。このような事態が生じた場合には、事業活動への影響や対応に伴う費用の発生等により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (13) その他のリスク 当社グループは工作機械事業において、積極的な海外展開、ユーザニーズを捉えた新製品の開発、原価低減等によるコストの削減等を推進するとともに、長年培ってきたノウハウを活かせる分野に資本を投下し、新たな収益の柱作りを推進することで、安定的な収益を確保できる体質の確立を進めてきております。しかし、当社グループが事業を遂行していく限り、前述した影響以外にも、法律や規制等の新設・改正、金融・株式市場、戦争・テロ、仕入先・外注先の供給体制等によりまして、場合によっては当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,898字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や政府による経済対策の効果により、全体として緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、米国の通商政策や中東情勢など外部環境の不確実性が残るほか、物価上昇の長期化や金融資本市場の変動、為替・金利動向の影響には引き続き注視が必要な状況でした。 当社グループの主力分野である工作機械業界においては、外需を中心に底堅い動きが続きました。北米・アジアを中心に設備投資需要が全体を下支えする一方、国内では自動車関連を中心に持ち直しの兆しが見られるものの、中小企業を中心に投資判断は慎重であり、本格的な回復には時間を要する状況が続いています。2025年度の業界受注総額は前年同期比12.9%増の1兆7,046億円となりました。 当社グループの経営成績を示すと、次のとおりであります。 ① 売上高、売上原価、販売費及び一般管理費及び営業損益 当連結会計年度の売上高は前連結会計年度に比べ11億70百万円減少し、127億22百万円となりました。 売上原価は、前連結会計年度に比べ12億7百万円減少し、94億26百万円となりました。これは売上高の減少に伴うものであり、これにより売上高に対する比率は74.1%となりました。 販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ58百万円減少し、33億61百万円となりました。これは主に退職給付費用の減少等によるものであり、売上高に対する比率は26.4%となりました。 また、研究開発費は前連結会計年度に比べ11百万円増加の1億61百万円となり、売上高に対する比率は1.3%となりました。開発部門は研究開発費の効率化をはかりながら、各部門と緊密な連携を取り、当社グループの戦略製品開発や技術開発を行っております。 以上の結果、営業利益は前連結会計年度に比べ95百万円増加し、64百万円の営業損失となりました。なお、営業利益率は△0.5%となりました。 ② 営業外損益及び経常損益 営業外収益は、前連結会計年度に比べ0百万円増加し、1億28百万円となりました。これは主に為替差益が減少したものの、持分法による投資利益が増加したことによるものです。 営業外費用は、前連結会計年度に比べ63百万円増加し、1億34百万円となりました。これは主に持分法による投資損失が減少したものの、為替差損が増加したことによるものです。 以上の結果、経常利益は前連結会計年度に比べ33百万円増加し、70百万円の経常損失となりました。 ③ 特別損益、親会社株主に帰属する当期純損益及びROE 特別利益は、34百万円と前連結会計年度に比べ27百万円の増加となりました。これは主に固定資産売却益が増加したことによるものです。 特別損失は、1百万円と前連結会計年度に比べ0百万円の増加となりました。これは主に固定資産除却損が増加したことによるものです。 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ4億80百万円増加し、1億64百万円の親会社株主に帰属する当期純損失となりました。また、1株当たり当期純損失は15.29円、ROEは△1.0%となりました。 ④ 経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等 経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 及び (4) 中長期的な会社の経営戦略及び優先的に対処すべき課題」に記載のとおりであります。 セグメントごとの経営成績を示すと、次のとおりであります。 ① 工作機械事業 当連結会計年度の経営成績は、受注高が119億23百万円(前年同期比11.1%増)、受注残高が52億98百万円(同15.4%増)、売上高が112億15百万円(同9.0%減)、営業損失が1億56百万円(前年同期は2億円の営業損失)となりました。 受注高の地域別内訳は、国内向けが大幅に増加した一方、アジア向け及び北米向けが減少した結果、内需が74億5百万円(前年同期比21.9%増)、外需が45億17百万円(同2.9%減)となりました。 売上高の地域別内訳は、アジア向けが増加したものの、国内向け、北米向け及びヨーロッパ向けが減少した結果、内需が70億59百万円(同4.6%減)、外需が41億55百万円(同15.6%減)、外需比率が37.1%(前年同期は40.0%)となりました。 当連結会計年度におきましては、自動車向け需要に持ち直しの動きが見られたものの、改善は緩やかなものにとどまる中、当社グループは全社一体となって受注・売上の拡大に注力してきました。 販売面では、既存顧客の深耕及び新規顧客の開拓を目的として、ターゲットユーザのリストアップを行い、市場動向及びユーザ動向の把握に努めるとともに、ニーズを満たすソリューション提案やスピーディーな対応など、戦略的かつ能動的なアプローチの強化に取り組みました。 国内市場については、設備投資ニーズが潜在化している状況を踏まえ、その喚起に向けて「TAKAMAZ夏の生産性応援キャンペーン」を実施しました。これにより、老朽設備の更新需要の取り込みや埋没ユーザとの取引再開をはかり、受注につなげました。また、MEX金沢2025、MECT2025(名古屋)などの国内展示会やディーラプライベートショーにて、新機種である複合精密旋盤をはじめ、加工の幅を広げる両端加工オプション、後付け可能な自動化ユニット、簡単に加工プログラムを作成できるプログラミングソフト等を展示し、ユーザの課題解決につながる高付加価値な提案を行うことで引合・受注の確保に努めました。 海外市場については、METALEX2025(タイ)にて、アジア地域向けの戦略機種として開発した「AT-1」を市場投入しました。本機は、従来機をアップデートし、多角的な顧客ニーズに応える製品であり、展示会でのPRを通じて引合創出をはかりました。 更に、海外展示会への継続的な出展、海外子会社によるプライベートショーの開催、新規ディーラの開拓・既存ディーラとの連携強化などを通じて、販売機会の最大化及び販売網の拡充に取り組みました。 研究開発面では、競争力の強化を目的として、EV市場や非自動車分野、海外市場の拡大も見据え、ユーザニーズに応える新機種の開発を計画的に推進し、工程集約型旋盤などの開発を進めるとともに多様化するニーズに対応したオプション開発に取り組みました。 生産面では、部門間で情報を適切に共有し、連携を強化することで短納期対応に努めてきました。また、今後の需要回復を見据え、生産効率の向上やジョブローテーションによるスキル向上、更には新入社員及び中堅社員の育成強化をはかり、企業の持続的な成長に向けた体制づくりを進めてきました。 その他、受注段階における利益確保に向けた取り組みをはじめ、品質の向上やコスト削減・原価低減などを継続して推進し、持続的成長に向けた基盤強化を進めてきました。 ② IT関連製造装置事業 当連結会計年度の経営成績は、受注高が13億70百万円(前年同期比15.9%増)、受注残高が3億63百万円(同9.4%増)、売上高が13億38百万円(同3.2%減)、営業利益が77百万円(同143.2%増)となりました。 当連結会計年度におきましては、一部の顧客における生産調整の影響もありましたが、受注・売上の確保に向けて既存取引先からの安定的な受注の維持と新規案件の獲得に積極的に取り組んできました。 また、コスト増加の環境下において、適正な価格交渉や工数低減、VE提案などに取り組み、営業利益の改善に努めてきました。 ③ 自動車部品加工事業 当連結会計年度の経営成績は、売上高が1億68百万円(前年同期比7.5%減)、営業利益が14百万円(同60.7%増)となりました。 当連結会計年度におきましては、既存取引先との定期的なミーティングを通じて生産量等の情報連携を密にし、生産変動に応じた最適生産を実施しました。また、利益確保に向けた価格交渉、経費の削減・抑制に取り組みました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 ① 生産実績 当連結会計年度における工作機械事業の生産実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   台数(台)   金額(百万円)   前年同期比(%) 工作機械事業   513   7,083   △14.8 合計   513   7,083   △14.8 (注) 1 旋盤に限定して表示しております。 2 金額は販売価格によって表示しております。 ② 受注実績 当連結会計年度における工作機械事業及びIT関連製造装置事業の受注実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高   受注残高 台数 (台)   金額 (百万円)   前年同期比 (%)   台数 (台)   金額 (百万円)   前年同期比 (%) 工作機械事業   879   11,923   +11.1   353   5,298   +15.4 IT関連製造装置事業   -   1,370   +15.9   -   363   +9.4 合計   879   13,293   +11.6   353   5,661   +15.0 (注) 金額は販売価格によって表示しております。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   台数(台)   金額(百万円)   前年同期比(%) 工作機械事業   (384)   (4,155)   (△15.6) 874   11,215   △9.0 IT関連製造装置事業   -   1,338   △3.2 自動車部品加工事業   -   168   △7.5 合計   (384)   (4,155)   (△15.6) 874   12,722   △8.4 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 ( )内の数字は海外販売台数及び海外販売高であり、内数であります。 3 最近2連結会計年度における主要な相手先別の販売実績及びそれぞれの総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 山下機械株式会社   -   -   1,550   12.2 ユアサ商事株式会社   -   -   1,317   10.4 4 前連結会計年度の山下機械株式会社及びユアサ商事株式会社については、当該割合が100分の10未満のため、記載を省略しております。 5 ユアサ商事株式会社は2026年4月1日に株式会社YUASAに社名変更しました。 (2) 財政状態 当連結会計年度末の総資産は208億28百万円で前連結会計年度末に比べ10億76百万円の減少となりました。 区分別にみますと、流動資産は124億94百万円となり、前連結会計年度末に比べて9億10百万円減少しました。その主な要因としては、現金及び預金が2億円増加したものの、電子記録債権が7億30百万円、棚卸資産が2億88百万円減少したことによるものです。 固定資産は83億34百万円となり、前連結会計年度末に比べて1億65百万円減少しました。その主な要因としては、退職給付に係る資産が2億44百万円、投資有価証券が1億30百万円増加したものの、建物及び構築物(純額)が2億33百万円、土地が1億57百万円、機械装置及び運搬具(純額)が1億6百万円減少したことによるものです。 次に当連結会計年度末の負債は45億59百万円で前連結会計年度末に比べて10億63百万円の減少となりました。 区分別にみますと、流動負債は28億82百万円となり、前連結会計年度末に比べて9億6百万円減少しました。その主な要因としては、電子記録債務が5億84百万円、短期借入金が2億円、支払手形及び買掛金が1億7百万円減少したことによるものです。 固定負債は16億76百万円となり、前連結会計年度末に比べて1億56百万円減少しました。その主な要因としては、繰延税金負債が1億8百万円増加したものの、長期借入金が2億50百万円減少したことによるものです。 当連結会計年度末の純資産は162億68百万円で前連結会計年度末に比べて13百万円減少しました。その主な要因としては、為替換算調整勘定が1億64百万円、退職給付に係る調整累計額が42百万円、その他有価証券評価差額金が42百万円増加したものの、利益剰余金が2億77百万円減少したことによるものです。なお、自己資本比率は78.1%(前連結会計年度末は74.3%)となりました。 セグメントごとの資産は、次のとおりであります。 ① 工作機械事業 工作機械事業の総資産は136億73百万円で前連結会計年度末に比べて14億64百万円の減少となりました。その主な要因としては、電子記録債権の減少によるものです。 ② IT関連製造装置事業 IT関連製造装置事業の総資産は13億73百万円で前連結会計年度末に比べて5百万円の減少となりました。その主な要因としては、電子記録債権の減少によるものです。 ③ 自動車部品加工事業 自動車部品加工事業の総資産は3億2百万円で前連結会計年度末に比べて29百万円の減少となりました。その主な要因としては、電子記録債権の減少によるものです。 (3) キャッシュ・フローの状況 ① 営業活動によるキャッシュ・フローは、5億54百万円の資金流入(前連結会計年度は14億47百万円の資金流入)となりました。その主な要因としては、仕入債務の減少や退職給付に係る資産の増加等があったものの、売上債権の減少、減価償却費の計上や棚卸資産の減少等があったことによるものです。 ② 投資活動によるキャッシュ・フローは、8億44百万円の資金流出(前連結会計年度は20百万円の資金流出)となりました。その主な要因としては、有形固定資産の売却による収入等があったものの、定期預金の預入による支出や有形固定資産の取得による支出等があったことによるものです。 ③ 財務活動によるキャッシュ・フローは、5億82百万円の資金流出(前連結会計年度は6億51百万円の資金流入)となりました。その主な要因としては、長期借入金の返済による支出、短期借入金の減少や配当金の支払等があったことによるものです。 これらの結果、当連結会計年度における現金及び現金同等物は8億11百万円の減少(前連結会計年度は21億84百万円の増加)となり、当連結会計年度末残高は33億64百万円(前連結会計年度末残高は41億75百万円)となりました。 当社グループの事業活動に必要な資金については、営業活動から得たキャッシュ・フローによることを基本とし、必要に応じて金融機関からの借入等により資金調達を行っております。また、資金調達に際しては、低コストかつ中長期にわたる安定的な資金の確保を重視して取り組んでおります。当連結会計年度末の現金及び預金の総額は55億56百万円、また借入金は短期、長期あわせて12億7百万円であります。当社グループは、取引先金融機関との現在の健全かつ緊密な関係を維持していくことで、当社グループが将来必要とする運転資金及び設備資金を調達することが可能であると考えております。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するに当たって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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