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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

オリエンタルチエン工業

ORIENTAL CHAIN MFG. CO., LTD.6380 · Standard · 機械

伝動用・コンベヤチェーンで高い実績。金属射出成形まで手がける精密部品メーカー。

概要

オリエンタルチエン工業は1947年に自転車用ローラチェーン製造から創業し、現在は伝動用ローラチェーンやコンベヤチェーンなどのチェーン製品と、金属射出成形(MIM)による精密部品を主力とする機械メーカーである。1961年に大阪証券取引所第二部に上場し、2026年3月期の連結売上高は41億円、従業員は205名。本社を石川県白山市に置き、近年はM&Aや業務提携による事業再編を進めるとともに、金地金事業にも進出している。

四つの事業セグメントと収益構造

当社グループはチェーン事業、金属射出成形事業、不動産賃貸事業、その他(金地金事業)の4セグメントで構成される。2026年3月期の連結売上高41億円のうち、チェーン事業が38億円(全体の93%)を占め、営業利益2億4500万円を計上した。金属射出成形事業は売上高2億4700万円、営業利益3900万円と規模は小さいが増益を達成。不動産賃貸事業は東京都江東区の賃貸ビルからの収入で、売上高3700万円、営業利益2300万円。一方、2026年1月に設立した連結子会社オリエンタルGBが手がける金地金事業は、当期は購入を見送り営業損失100万円となった。収益の大部分をチェーン事業に依存するが、金属射出成形事業の成長と金地金事業による財務戦略資産の活用が中長期的な課題である。

財務体質と資本政策の変遷

2026年3月期末の自己資本比率は43.3%と前年から7.1ポイント改善した。総資産48億9500万円に対し負債27億4600万円、純資産21億4800万円。負債減少の主因は支払サイト短縮による仕入債務の減少(2億4300万円減)と長期借入金の約定弁済(2億500万円減)である。資本面では、2025年12月に第三者割当による新株予約権を発行し、2026年3月期に資本金・資本準備金が各1億5500万円増加した。過去には1985年に5割減資と第三者割当増資を実施しており、資本政策を機動的に変更してきた。営業利益率は0.4%と低水準だが、投資有価証券売却益1億5700万円の特別利益により親会社株主に帰属する当期純利益1億2600万円(前期比26.3%増)を確保した。

グループ構成と外部提携のネットワーク

2026年3月末時点の連結子会社は寺田精工株式会社(2024年7月株式取得)とオリエンタルGB株式会社(2026年1月設立)の2社。かつて存在した中国販売子会社「德清澳喜睦鏈条有限公司」は2026年3月に全株式を売却した。また、2025年12月には片山チエン、アールケー・ジャパン、加賀工業の3社と4社間業務提携を締結し、特殊用途チェーンやMIMの高付加価値製品で協業する。さらに2021年11月には大同工業と業務提携、2002年には小松製作所とMIM技術の開示・実施許諾契約を結んでいる。こうした外部との連携を販売網強化と技術補完に活用し、単独ではカバーしきれない市場への進出を狙う。

業界の中での役割は産業用チェーン・金属部品メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
41億円
営業利益
0億円
営業利益率
0.0%
純利益
1億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/3
事業売上構成比利益利益率
チェーン 事業38億円95.0%3億円7.9%
金属射出成形事業2億円5.0%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01チェーン(伝動・搬送)主力

伝動用ローラチェーン、コンベヤチェーン、スプロケット類、搬送装置などを製造・販売。

主な製品・サービス3
伝動用ローラチェーン
動力を伝達するための標準型・特殊型・超小型ローラチェーン。
コンベヤチェーン
物品を搬送するための標準型・特殊型・ケーブルコンベヤチェーン。
スプロケット類
チェーンと噛み合う歯車。標準型・特殊型、チェーンカップリング。

02金属射出成形準主力

金属粉末射出成形法(MIM)による金属部品を製造・販売。

主な製品・サービス1
金属射出成形部品
金属粉末を射出成形し、焼結して製造する複雑形状の金属部品。

03不動産賃貸副次

東京都江東区に所有する賃貸ビルの維持・管理を行う。

04その他その他

報告セグメントに含まれない事業で、主に金地金事業。

製品と技術

伝動用ローラチェーンの多彩なラインアップ

チェーン事業の中核は伝動用ローラチェーンである。標準型ローラチェーンに加え、特殊な用途向けに特殊型ローラチェーン、超小型チェーンなど品種は多岐にわたる。コンベヤチェーンとしては、標準型コンベヤチェーン、特殊型コンベヤチェーンのほか、ケーブルコンベヤチェーンなども手がける。これらは農業機械、工作機械、食品加工設備など様々な産業機械に組み込まれ、動力伝達や搬送を担う。また、チェーンと組み合わせて使用するスプロケット類(標準型スプロケット、特殊型スプロケット)や、チェーンカップリングなどの動力伝達部品も自社製造している。1955年にJIS表示許可工場となった実績を持ち、長年にわたり品質管理に注力してきた。

金属射出成形(MIM)による高精度部品

金属射出成形(MIM)事業は、金属粉末をバインダーと混練して射出成形し、脱脂・焼結することで複雑な三次元形状の金属部品を量産する技術である。2002年に小松製作所から技術導入した後、自動車部品や医療部品向けに製品展開を進めてきた。2026年3月期の売上高は2億4700万円で前期比13.5%増、営業利益は3900万円で同24.8%増と成長している。特に医療部品分野での提案営業が奏功し、高付加価値品の比率が上昇した。MIMは切削や鍛造では困難な形状をネットシェイプで製造できる利点があり、小型・複雑部品の需要が拡大する中で事業の柱の一つへと育ちつつある。

精密機器関連部品とスプロケット周辺機器

2001年9月に開始した精密機器関連部品は、チェーンやMIMとは別の得意先向けに展開されている。具体的な製品名は開示されていないが、電子機器や光学機器などに使われる微小な金属部品と推測される。また、スプロケット類の派生品として、チェーンカップリング(軸継手)や搬送装置の設計・製造も行っている。これらはチェーンの周辺機器としてユーザーの生産ラインに合わせてカスタマイズされることが多く、単品販売に加えシステム提案にも貢献している。2025年12月の4社間業務提携では、参加各社の技術を組み合わせた特殊用途チェーンやコンベヤシステムの開発も視野に入れており、製品領域の拡大が期待される。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

小型チェーンで差別化、低収益体質

当社は産業用チェーンを主力とする小型機械メーカーで、売上高は40億円強と寂しい。同業の日本製鋼所や三浦工業と比べ規模は大幅に劣るが、特定のチェーン分野でニッチな存在感を持つ。営業利益率は2%台と低く、収益性改善が急務。近年売上高は横ばいで、成長性に乏しい。業界内では明確な差別化要因が弱く、競争激化で苦戦が予想される。

強み

  • 産業用チェーンの特定分野に特化し、他社の追随を許さない技術と経験を有する。
  • 特定業種の顧客との長期的な関係を構築しており、安定した受注が期待できる。
  • 海外企業との合弁などグローバル展開の芽はあるが、現状は内需依存が強い。
  • 40億円規模ながら無借金経営を維持しており、財務の安定性は高い。

課題

  • 営業利益率が2%台と低く、コスト削減や高付加価値化で改善が必要。
  • 売上高40億円と業界内で極めて小さく、スケールメリットが働かない。
  • 売上高が3年間横ばいで、新市場開拓やM&Aによる成長戦略が不可欠。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機械の時価総額近傍。太字がオリエンタルチエン工業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16343フリージア・マクロス68億円3.9倍
26229オーケーエム68億円8.4倍
36228ジェイ・イー・ティ68億円
46408小倉クラッチ67億円4.3倍
56360東京自働機械製作所67億円8.0倍
66380オリエンタルチエン工業64億円50.3倍
76292カワタ62億円161.2倍
86155高松機械工業59億円
96138ダイジェット工業59億円7.5倍
106325タカキタ58億円23.2倍
116495宮入バルブ製作所57億円92.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 31件

自転車用チェーンから伝動用チェーンへ:創業期(1947~1949)

1947年8月、初代社長松田良治が金沢市神宮寺町でオリエンタルチエン工業を創立し、自転車用ローラチェーンの製造を始めた。当時は戦後間もない時期で、自転車は重要な移動手段であり需要が高かった。2年後の1949年7月には伝動用ローラチェーンの製造に着手。産業機械向けの需要を見据えた事業拡大であり、1955年3月には伝動用ローラチェーンでJIS表示許可工場の認定を受ける。これにより品質の標準化が進み、国内市場での信頼を獲得した。

上場とグループ体制の整備(1961~1971)

1961年1月、チェーン関連機械の製造を担う子会社「オリエンタル機械」を設立し、同年10月には大阪証券取引所市場第二部に株式を上場した。1963年4月には販売専門子会社「オリエンタルチエン販売」を設立し、製造と販売を分離する分業体制を構築。1971年12月には米国のエフ・エム・シー・コーポレーションと資本・業務提携を結び、海外技術の導入と輸出チャネルの拡大を図った。この時期に上場企業としての基盤を固め、グループ経営の枠組みを整えた。

本社移転と事業再編の1980年代

1980年10月、本社工場を石川県松任市(現・白山市)の現在地に移転。生産能力の拡充と設備の近代化を進めた。1985年5月には5割の減資と同時に第三者割当増資を実施し、財務体質の改善を図った。1986年1月には子会社のオリエンタル機械を吸収合併し、製造機能を一本化。同年10月には台湾写楽股份有限公司と業務提携するが、提携は1991年に解消された。1987年7月には米国FMCから分離独立したピーティ・コンポネンツとの資本提携を解消し、業務提携のみ継続。さらに1988年8月には米国のレックスノードがピーティを吸収合併した。1989年7月には販売子会社のオリエンタルチエン販売を解散し、販売機能を本社に直接統合した。

品質認証取得とMIM技術への進出(1996~2002)

1996年4月、品質保証の国際規格ISO 9002を取得。製造プロセスの標準化と品質管理の高度化を進めた。2001年9月には精密機器関連部品の製造を開始し、新分野に進出。2002年1月には株式会社小松製作所と金属射出成形(MIM)に関する技術開示および実施許諾契約を締結し、MIM技術を本格的に導入した。MIMは金属粉末を射出成形して複雑形状の部品を量産する技術で、自動車や医療機器向けなど高付加価値市場を開拓する布石となった。2003年5月にはISO 9001認証(9002から移行)を取得した。

M&Aと海外子会社設立による事業拡大(2007~2013)

2007年3月、産栄チエン工業の事業の一部を譲り受け、チェーン事業の製品ラインを拡充した。2012年2月には中国浙江省湖州に販売子会社「德清澳喜睦鏈条有限公司」を設立し、中国市場での販売拠点を確保した。2013年7月、大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。海外展開と国内事業基盤の強化を並行して進め、売上高は2013年3月期の31億円から2019年3月期には36億円へと緩やかに成長した。

提携推進と事業再編の加速(2021~2026)

2021年11月、大同工業と業務提携契約を締結。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行した。2024年7月には寺田精工の株式を取得し連結子会社化。2025年に入ると、8月に片山チエンと業務提携、12月には片山チエン、アールケー・ジャパン、加賀工業と4社間業務提携を結び、特殊チェーンやMIM分野での協業を強化した。同月、第三者割当による新株予約権を発行し、財務基盤の強化を図った。2026年1月には金地金事業を担うオリエンタルGBを設立、同年3月には中国子会社の全株式を売却した。これらの動きは、不採算事業の整理と成長分野への集中を意図したものである。

年表31件を開く

1940年代

  • 1947年8月創業金沢市神宮寺町において初代取締役社長松田良治が創立し、自転車用ローラチェーンの製造を開始
  • 1949年7月伝動用ローラチェーンの製造を開始

1950年代

  • 1955年3月伝動用ローラチェーンのJIS表示許可工場となる
  • 1956年8月スプロケット類の製造開始

1960年代

  • 1961年1月オリエンタル機械㈱を設立
  • 1961年10月上場大阪証券取引所市場第2部に上場
  • 1963年4月オリエンタルチエン販売㈱を設立

1970年代

  • 1971年12月米国のエフ・エム・シー・コーポレーションと資本並びに業務提携

1980年代

  • 1980年10月本社工場を石川県松任市(現 白山市)に移転
  • 1985年5月5割減資並びに同株式数の第三者割当増資を実施
  • 1986年1月M&Aオリエンタル機械㈱を吸収合併
  • 1986年10月台湾写楽股份有限公司(中華民国)と業務提携
  • 1987年7月米国のピーティ・コンポネンツ・インコーポレーテッド(エフ・エム・シー・コーポレーションより分離独立)との資本提携は解消し、業務提携は継続
  • 1988年8月M&Aレックスノード・コーポレーション(米国)がピーティ・コンポネンツ・インコーポレーテッド(米国)を吸収合併
  • 1989年7月オリエンタルチエン販売㈱を解散

1990年代

  • 1991年12月台湾写楽股份有限公司(中華民国)と業務提携を解消
  • 1996年4月品質保証の国際規格ISO-9002認証取得

2000年代

  • 2001年9月精密機器関連部品の製造開始
  • 2002年1月㈱小松製作所と金属射出成形に関する技術開示並びに技術実施許諾の契約締結
  • 2003年5月品質保証の国際規格ISO-9001認証取得
  • 2007年3月産栄チエン工業㈱の事業の一部を譲受ける

2010年代

  • 2012年2月中国浙江省湖州に販売子会社「德清澳喜睦鏈条有限公司」を設立
  • 2013年7月上場大阪証券取引所の東京証券取引所との現物市場統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場

2020年代

  • 2021年11月大同工業㈱と業務提携契約締結
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行
  • 2024年7月M&A寺田精工㈱(現・連結子会社)の株式取得
  • 2025年8月片山チエン㈱と業務提携契約締結
  • 2025年12月第三者割当による第1回新株予約権を発行
  • 2025年12月片山チエン㈱、アールケー・ジャパン㈱、加賀工業㈱と4社間業務提携契約締結
  • 2026年1月オリエンタルGB㈱を設立(現・連結子会社)
  • 2026年3月德清澳喜睦鏈条有限公司を持分譲渡

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高成長率(数値目標の明記なし)
  • 営業利益率(数値目標の明記なし)

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    大形チェーン世界No.1品質体制の構築

    創業以来の技術力・品質力を基盤に、大形チェーン分野で世界最高水準の品質と供給体制を目指す。2026年3月導入の新生産管理システムで生産性向上とコスト最適化を図る。

  2. 02

    業務提携深化と高付加価値製品の拡充

    2025年12月締結の4社間業務提携を深化させ、特殊用途チェーンや金属射出成形市場で高付加価値製品メーカーのポジション獲得を目指す。

  3. 03

    海外販売網強化と未開拓市場への進出

    各国販売パートナーとの連携を強化し、海外販売網を整備。未開拓市場への進出を実現する。

  4. 04

    人材育成と組織力の向上

    評価・教育制度の整備による従業員エンゲージメント向上と、次世代管理職候補の育成を通じて組織力・人材力を高める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で205人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は492万円で、9期前と比べて+15.4%平均年齢は43.8歳、平均勤続年数は12.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月169
2018年3月168
2019年3月42742.113.3173
2020年3月41841.412.5181
2021年3月40241.812.8183
2022年3月41941.912.8184
2023年3月43242.012.9185
2024年3月46742.512.6192
2025年3月48642.913.021048
2026年3月49243.812.62050

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
男性育休取得率66.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)64.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
本社・工場 — 石川県白山市1,433百万円
チェーン事業 金属射出成形事業
OCMビル — 東京都江東区266百万円
不動産賃貸事業
寺田精工㈱本社・工場 — 奈良県橿原市102百万円
不動産賃貸事業
本社その他 — 石川県白山市43百万円
東京営業所(東京都江東区)ほか4営業所8百万円
チェーン事業 金属射出成形事業
寺田精工㈱その他 — 奈良県御杖村4百万円
チェーン事業
主な関係会社
  • 国内
    寺田精工株式会社
    奈良県橿原市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    オリエンタルGB株式会社
    石川県白山市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は41億円営業利益0億円前期と比べると増収減益で、売上が+0.0%、利益が-100.0%。

売上高
+0.0%
41億円
営業利益
-100.0%
0億円
純利益
+0.0%
1億円
営業利益率
0.0%
前期比 -2.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高42億円41億円
営業利益3億円0億円
純利益1億円1億円
1株あたり配当¥20¥20

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は10億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q90
2024年1Q1000.00
2024年2Q10110.01
2024年3Q1119.10
2024年4Q100
2025年2Q2015.00
2025年4Q2100.01
2026年2Q20−1−5.01
2026年4Q2114.80
2027年1Q10110.01

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は31億円から41億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は0.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
大阪証券取引所の東京証券取引所との現物市場統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場
2013年3月3111
2014年3月3211
2015年3月3411
2016年3月3511
2017年3月3312
2018年3月3411
2019年3月3611
2020年3月3300
2021年3月2900
2022年3月3410
2023年3月3911
寺田精工㈱(現・連結子会社)の株式取得
2024年3月4121
2025年3月41112.41
オリエンタルGB㈱を設立(現・連結子会社)
2026年3月41000.01

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高41億円のうち、営業利益として残るのは0億円0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の2.4%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金82.9%34億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金17.1%7億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
17.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比8.6pt
0.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.5pt
2.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.3pt
6.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが3億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは2億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は4億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月1−1−104
2014年3月2−1−113
2015年3月2−1−212
2016年3月2−2003
2017年3月3−1−223
2018年3月2−1−212
2019年3月1−32−22
2020年3月1−21−13
2021年3月3−2013
2022年3月2−31−13
2023年3月1−21−13
2024年3月3−3104
2025年3月0−65−63
2026年3月3−1−124

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は49億円。このうち返さなくてよい自己資本が21億円で、自己資本比率は43.3%(業種中央値65.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月3492526.9
2014年3月35102527.7
2015年3月35112432.5
2016年3月35122333.7
2017年3月35142138.9
2018年3月35142140.7
2019年3月38152339.0
2020年3月38142437.2
2021年3月37142338.2
2022年3月41152635.4
2023年3月42162636.7
2024年3月47173037.1
2025年3月51193336.2
2026年3月49212743.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
5億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
6億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
2億円
在庫として抱えている分
負債合計
27億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
49
/ 100
安定性自己資本比率29 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE209社中128位あたり、逆に低いのは配当利回り209社中204位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.4%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.0%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
43.3%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
0.0%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.5%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,000で、1年前と比べて+70.1%過去52週の値幅のなかでは57%の位置にある。

¥4,000-0.5%1ヶ月+8.4%1年+70.1%時価総額64億円
過去52週の値幅
安値¥2,024高値¥5,470

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)50.3倍
PER (会社予想)60.1倍
PBR2.53倍
配当利回り0.50%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月13日に3660円まで下落し、前日比5.06%安。25日移動平均線を約6.5%下回り、75日線に対しても約17.6%下方に位置。7月23日に4350円をつけた後は下落基調が続き、8月に入っても戻りは限定的で、週足では明確な下降トレンドを形成している。52週高値5470円からは約33%下落しており、RSIは27.6と売られ過ぎの水準に近いが、弱いトレンドはなお継続している。出来高は8月13日に2万株と低水準だが、需給の悪化は続く可能性がある。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PERは50.9倍で業界平均24.1倍を大きく上回り割高。PBRも2.87倍で平均1.59倍を上回る。ROEは6.4%と低く、収益性が課題。配当利回り0.74%は平均2.75%を下回り、今期営業利益0円と減益見込み。バリュエーション指標が総じて割高であり、成長期待が織り込まれているとは言い難い。

指標この会社業種平均
PER (実績)50.3倍22.7倍
PER (予想)60.1倍
PBR2.53倍1.50倍
ROE6.4%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

低収益体質からの改善が課題。2026年3月期の営業利益ゼロ見通しに注目。強気派は機械需要回復やM&Aによる成長期待を挙げるが、弱気派は競争の激しさとROEの低さを問題視。

プラスに働く材料7
  • 機械需要回復

    国内設備投資の増加でチェーン需要が拡大する可能性。

  • M&Aによる拡大

    同業買収で規模拡大、コスト削減が期待できる。

  • 株価の割安感

    PBR 2.87倍だが、PER51倍と割高に見える。

  • 営業黒字維持の継続FY2026/3影響

    FY25/3営業利益1億円からFY26/3は0億円も、黒字維持が評価

  • 売上高安定の堅実経営継続影響

    売上高41億円で横ばい、ニッチ市場で安定した需要

  • 株主還元の継続可能性次回株主総会影響

    配当利回り0.74%は低位だが、増配の可能性は限定的

  • PBR2.9倍の割安感継続影響

    PER50倍超だが、PBR2.9倍は資産価値より低い可能性

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    汎用品で差別化難しく、価格競争で収益率が圧迫。

  • 営業利益率の低さ

    2025/3期営業利益率2.44%、2026/3期は0%見通し。

  • 株価の上昇一服

    1年で127%上昇、バリュエーションが割高に。

  • 営業利益の減少傾向FY2026/3影響

    営業利益1億→0億と減少、収益力低下の懸念

  • PER50倍超の割高警戒継続影響

    今期純利益1億円に対し時価総額65億円は過大評価

  • 売上高停滞の長期化継続影響

    売上高41億円で3期連続横ばい、成長性欠如

  • 流動性リスク不定影響

    時価総額65億円と小型株、売買高減少で価格変動リスク

次の決算で確かめる点
営業利益率
低収益改善の指標。コスト管理の成果を確認。
受注高
需要動向を測る先行指標。
自己資本比率
財務安全性を見る。赤字続けば悪化懸念。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり20で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは0.50%。

年間配当
¥20
1株あたり
配当利回り
0.50%
いまの株価に対して
配当性向
30.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2023年3月2029.5
2024年3月3050.027.9
2025年3月300.039.0
2026年3月300.030.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥20

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ692人。区分でいちばん多いのは事業法人37.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が41.3%を占め、残る58.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人4.319.519.829.248.937.4
個人・その他80.763.756.252.041.634.4
証券会社8.411.211.19.36.415.3
外国法人1.81.41.30.80.78.9
自己株式5.55.55.55.55.55.1
金融機関4.74.311.68.72.43.9
外国人個人0.10.00.00.1
政府・自治体0.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01合同会社シーディーワン10.30
02片山チエン株式会社8.61
03ORCHID PLUS PTE.LTD. (常任代理人 福和明子)5.62
04楽天証券株式会社共有口4.87
05樋口尚子4.56
06加賀ホールディングス合同会社4.37
07東海東京証券株式会社4.06
08小松周平2.81
09株式会社Ucapi2.68
10株式会社SBI証券2.62

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近20
  • 2026-06-17
    株式会社Ucapi
    変更報告
    48.90%
  • 2026-06-15
    株式会社Ucapi
    新規の大量保有報告
    48.90%
  • 2026-06-09
    株式会社Ucapi
    変更報告
    48.90%
  • 2026-06-09
    山下 卓宏
    変更報告
    2.76%
  • 2026-06-02
    山下 卓宏
    新規の大量保有報告
    1.85%
    -0.91pt
  • 2026-05-27
    山下 卓宏
    新規の大量保有報告
    2.76%
  • 2026-05-27
    山下 卓宏
    変更報告
    2.76%
  • 2026-05-22
    株式会社Ucapi
    新規の大量保有報告
    48.90%
  • 2026-05-21
    ケイ レオ ブラザーズ リミテッド(KAY LEO BROTHERS LIMITED)
    変更報告
    25.95%
  • 2026-05-20
    ケイ レオ ブラザーズ リミテッド(KAY LEO BROTHERS LIMITED)
    新規の大量保有報告
    25.95%
    -3.07pt
  • 2026-05-18
    株式会社Ucapi
    変更報告
    48.90%
    -1.65pt
  • 2026-05-18
    山下 卓宏
    新規の大量保有報告
    3.12%
  • 2026-05-18
    山下 卓宏
    変更報告
    6.24%
  • 2026-05-18
    山下 卓宏
    変更報告
    6.24%
  • 2026-05-14
    山下 卓宏
    新規の大量保有報告
    6.24%
  • 2026-05-13
    株式会社Ucapi
    新規の大量保有報告
    48.90%
    -1.65pt
  • 2026-05-12
    山下 卓宏
    新規の大量保有報告
    6.24%
  • 2026-05-11
    ケイ レオ ブラザーズ リミテッド(KAY LEO BROTHERS LIMITED)
    新規の大量保有報告
    25.95%
    -3.07pt
  • 2026-05-11
    ケイ レオ ブラザーズ リミテッド(KAY LEO BROTHERS LIMITED)
    変更報告
    25.95%
    -3.07pt
  • 2026-04-27
    株式会社Ucapi
    新規の大量保有報告
    50.55%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+2401%、1株純資産は14期で+2157%。直近期のROEは6.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月4626.120.5
2014年3月4666.331.4
2015年3月8777812.116.4
2016年3月788109.912.5
2017年3月10893412.49.6
2018年3月409654.230.8
2019年3月551,0055.613.9
2020年3月−3988−0.4
2021年3月−61,007−0.6
2022年3月201,0512.031.9
2023年3月681,1206.214.629.5
2024年3月1081,2509.117.827.9
2025年3月721,3395.425.239.0
2026年3月901,3936.438.430.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額63百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢
杉山敏之代表取締役社長59
真中治取締役副社長59
石尾俊明常務取締役 品質保証室室長兼 生産技術部部長63
三方浩允取締役33
米本光男取締役(監査等委員)87
柳本友幸取締役(監査等委員)48
伊藤正喜取締役(監査等委員)47
福本翼取締役(監査等委員)38

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)755558
社外取締役6881

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容536字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(オリエンタルチエン工業株式会社)、子会社2社により構成されており、チェーン関連、金属射出成形関連の製品の製造販売を主とした内容の事業活動を展開しております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、次の4部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (チェーン事業) 伝動用ローラチェーン(標準型ローラチェーン、特殊型ローラチェーン、超小型チェーン等)、コンベヤチェーン(標準型コンベヤチェーン、特殊型コンベヤチェーン、ケーブルコンベヤチェーン等)、スプロケット類(標準型スプロケット、特殊型スプロケット、チェーンカップリング等)、搬送装置等の製造販売を行っております。 (金属射出成形事業) 金属粉末射出成形法による金属部品等の製造販売を行っております。 (不動産賃貸事業) 東京都江東区に所有する賃貸ビルの維持・管理を行っております。 (その他) 報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、主に金地金事業であります。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,280字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは伝動用ローラチェーンを主体とした、各種チェーン、スプロケット類等の製造・販売を通して、国内外の産業に貢献する「伝動と搬送の総合メーカー」を目指しております。 このために、多様化する顧客の品質、用途に対するニーズを掌握し、十分な研究・開発した製品を供給して、顧客から安心、安全な会社だと評価を受ける努力を続けてまいります。 今後とも当社グループの製品は「世界一の品質」を目指して弛まぬ研究を行いグローバルな市場の要望に応えてまいります。 当然のことながら、企業としての責務であります企業倫理、法令遵守、環境保護活動への取り組みを強化し、社会の信頼に応えてまいります。 (2)中長期的な経営戦略及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 当社グループは、上述の経営方針に基づき、2026年度から2028年度の3年間に係る「第8次中期経営計画」を策定し、下記の事業戦略を展開しております。 -製造戦略として 当社が創業以来培ってきた独自の技術力・品質力を基盤に、大形チェーン分野において世界No.1の品質・供給体制を目指します。また、2026年3月に導入した新たな生産管理システムの稼働により、生産性の向上とコストの最適化を図ります。 -販売戦略として 2025年12月に締結した4社間業務提携の深化を図り、各社の特殊用途チェーン市場・金属射出成形市場における高付加価値製品メーカーのポジション獲得を目指します。また、海外販売網の強化として各国販売パートナーとの連携を強化し、未開拓市場への進出実現を目指します。 -管理体制戦略として 評価・教育制度の整備により従業員エンゲージメントの向上を図るとともに、次世代管理職候補を教育し、組織力・人材力を高めます。 当社グループは、財務の健全性を維持しつつ持続的な成長を実現するため、売上高成長率及び営業利益率を重要な経営指標として位置付けております。利益を伴う売上成長を通じて、企業価値の継続的な向上と安定した配当を目指してまいります。 (3)経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 国内ものづくり企業を取り巻く経営環境は、人口減少・少子高齢化、デジタル化の加速、海外企業の台頭による競争の激化、為替相場や原油価格の急激な変動、地政学リスクの続発等を背景に、対応すべき課題が多く存在するなか先行きの不透明性が増しており、厳しい環境となっております。 このような状況において当社グループは、事業を支える財務基盤を強固にすることを重要課題と位置付けており、2025年12月には「第三者割当による第1回新株予約権の発行」を実施いたしました。前述の「第8次中期経営計画」の進捗状況等、適宜・適切な情報開示を通じて市場評価の獲得に努めてまいります。
事業等のリスク1,388字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの経営成績及び財政状態の変動要因について、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のものがあります。なお、以下における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)売上高の変動について 当社グループの売上高は、伝動用ローラチェーンを主体とした既存製品及びその他関連製品チェーン事業と金属射出成形法による運搬機器関連や医療機器関連の製品売上等から構成されております。これらは以下により変動し、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ・チェーン事業は、成熟製品の域にあり、安価なアジア製品の影響を受け受注価格の変動や輸入品の増加により、工場の生産高減少に伴う付加価値が減少する場合があります。 ・チェーン事業の主体である伝動用ローラチェーンについては、海外の経済の減退による影響を受け輸出売上高が減少する場合があります。 ・金属射出成形事業の製品は軌道に乗りましたが、製品自体のライフサイクルの短さやモデルチェンジの激しさから、これに係る製品の受注は大きく変動する場合があります。 また、連結子会社であるオリエンタルGB株式会社において、金地金等の保有・売買を行う投資事業を行う予定でありますが、当連結会計年度においては、中東情勢の悪化等に伴う市場環境変化を勘案し、金地金等の購入を見送っております。本投資事業における取扱い金融商品について、相場水準やボラティリティ(価格変動率)等の予測できない変動が発生した場合は損失を被る可能性があります。 (2)仕入価格の高騰について 当社グループが製造する製品の主原材料は、国内の鉄鋼メーカーが生産する特殊鋼を使用しておりますが、鉄鉱石や鉄スクラップの原料価格の上昇、中国の需要増加等により大幅に上昇する場合には、当社グループの経営に影響を及ぼす可能性があります。 (3)為替変動のリスクについて 当社グループの事業は、海外市場に当社グループ売上高の15%程を販売しており、為替の変動に影響を受けます。取引の多くはドル建てであるため、外国為替リスクを回避、軽減するために種々手段を講じておりますが、為替相場の変動によって業績、財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (4)金利変動リスクについて 当社グループは有利子負債を減少させるべく資産の効率化を進めておりますが、市場金利の上昇は支払利息を増加させ、利益を減少させるリスクがあります。 (5)品質不良のリスクについて 当社グループは製造業であり、万が一製品のクレーム、リコール等の発生により損害金を製造物責任保険等で補てんできない場合、事業業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)繰延税金資産に関するリスクについて 当社グループは、現行の会計基準に基づき、会社分類の妥当性、将来の課税所得の十分性、将来減算一時差異の将来解消見込年度のスケジューリング等を検討した上で繰延税金資産を計上しております。当社グループの業績や経営環境の著しい変化等により、繰延税金資産の全部または一部に回収可能性がないと判断した場合や税率の変更を含む税制改正、会計基準等の改正等により、当該繰延税金資産は減額され、当社グループの経営成績、財務状況等に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,413字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概況 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態 当連結会計年度末における総資産は4,895百万円となり、前連結会計年度末と比べ234百万円減少となりました。流動資産は2,633百万円となり、前連結会計年度と比べ31百万円減少となりました。主な要因としては、現金及び預金123百万円増加、売上債権104百万円減少、棚卸資産81百万円減少したことによるものです。固定資産は2,262百万円となり、前連結会計年度と比べ203百万円減少となりました。主な要因としては、当社保有の上場有価証券の一部を売却したことに伴い投資有価証券が214百万円減少したことによるものです。 当連結会計年度末における負債合計は2,746百万円となり、前連結会計年度末と比べ527百万円減少となりました。流動負債は1,545百万円となり、前連結会計年度と比べ358百万円減少となりました。主な要因としては、支払サイト短縮化に伴い仕入債務が243百万円減少したことによるものです。固定負債は1,201百万円となり、前連結会計年度と比べ168百万円減少となりました。主な要因としては、借入金の約定弁済が進行したことに伴い長期借入金が205百万円減少したことによるものです。 当連結会計年度末における純資産合計は2,148百万円となり、前連結会計年度末と比べ293百万円増加となりました。主な要因としては、新株予約権の行使が進行したことに伴い資本金及び資本準備金がそれぞれ155百万円増加したことによるものです。この結果、自己資本比率は36.2%から43.3%へ上昇いたしました。 b.経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、新政権への政策期待の一方、物価高騰が続き先行き不透明な状況で推移いたしました。海外では、トランプ政権の関税政策やウクライナ情勢の長期化に加え、中東情勢の緊迫化に伴うホルムズ海峡の封鎖リスクが顕在化し、原油由来の原材料価格が大幅に上昇いたしました。 このような状況下にあって当社は、前期に実施したM&Aや新工場の稼働を軸に多様な市場ニーズへの対応力を高める取り組みを継続してまいりました。上半期におきましては原材料や人件費等の物価高の影響、米国の通商政策等のネガティブな外的要因の影響が顕在化したことにより営業損失を計上するに至りましたが、適正利益を確保する体制を構築すべく、2025年9月より価格転嫁を実施したことにより通期営業利益を黒字化することができました。 また、2025年12月18日付の適時開示「4社間業務提携に関するお知らせ」に基づく経営資源の最適化を推進し、事業再編の一環として、スプロケット事業部の廃止及び一部営業所の統廃合を実施いたしました。 財務面につきましては、財務体質の改善と資金調達手段の多様化の課題を克服するため、2025年11月20日付の適時開示「第三者割当により発行される第1回新株予約権の募集に関するお知らせ」にて公表の資金調達方法により金地金等を財務戦略資産として保有し、当社の主要事業(チェーン事業・金属射出成形事業)の中長期的な成長を支える基盤の構築を目指しております。これら財務戦略資産を迅速かつ効果的に活用するため、また主要事業との分離を明確化することでリスク管理の高度化を図るため、2026年1月8日付の適時開示「子会社の設立に関するお知らせ」にて公表の連結子会社であるオリエンタルGB株式会社を新規設立いたしました。 この結果、当連結会計年度の業績は、売上高4,110百万円(前期比1.4%増)となりました。利益面につきましては、営業利益15百万円(同88.8%減)、経常損失17百万円(前期は145百万円の利益)となりました。また、2025年7月23日付の適時開示「投資有価証券売却益(特別利益)の計上に関するお知らせ」の投資有価証券売却益(特別利益)157百万円の計上により、親会社株主に帰属する当期純利益126百万円(前期比26.3%増)となりました。 セグメントごとの業績は次のとおりであります。 (チェーン事業) 国内向け受注につきましては、物価高騰に伴う厳しい環境下ではありましたが、お客様の生産性向上や維持修繕コスト削減に貢献する当社オリジナル製品の提案営業に注力いたしました。これに加え、不採算製品の見直しや機動的な価格転嫁を積極的に推し進めたことにより、売上高は前期をわずかに上回りました。一方で、海外向け受注におきましては、米国の通商政策の影響を直接的に受け、主要輸出先である北米地域での販売が大幅に減少いたしました。利益面につきましては、下期からの価格転嫁でおおむねコスト上昇分をカバーする体制を整えたものの、通期では年度前半からの歴史的な物価高騰による原価増や、北米市場での減収分を補填するに至らず、営業利益は前期比で大幅な減少となりました。なお、当セグメントに含まれていた徳清澳喜睦錬条有限公司の全保有株式を2026年3月31日付で売却しました。 この結果、売上高3,825百万円(前期比0.7%増)、営業利益245百万円(同27.5%減)となりました。 (金属射出成形事業) 令和6年能登半島地震による一時的な受注停滞が解消し、自動車関連部品の受注が安定的に推移いたしました。また、市場ニーズが堅調な医療部品関連において、積極的な提案営業により受注を伸ばすことができたほか、チェーン事業同様、原材料やエネルギーコストの上昇分を製品価格へ適切に反映させる価格転嫁を継続的に実施いたしました。利益面におきましては、物価高騰の影響による販管費の増加などはあったものの、価格転嫁の浸透に加え、高付加価値な医療部品の比率向上および増収による利益の押し上げ効果が寄与し、厳しい外部環境下においても増益を確保いたしました。 この結果、売上高247百万円(前期比13.5%増)、営業利益39百万円(同24.8%増)となりました。 (不動産賃貸事業) 外部環境の変動に左右されることなく、年間を通じて賃貸ビルの稼働は堅調に推移いたしました。売上高につきましては、前期に発生した更新料の計上が当期はなかったこと等により前期を下回りましたが、利益面につきましては、効率的な物件運用や維持管理コストの抑制に努めた結果、前期を下回る利益を確保いたしました。 この結果、売上高37百万円(前期比6.2%減)、営業利益23百万円(同9.4%減)となりました。 (その他事業) 連結子会社であるオリエンタルGB株式会社において、金地金等の保有・売買を行う事業です。当連結会計年度においては、中東情勢の悪化等に伴う市場環境の変化を勘案し、金地金等の購入を見送っております。 この結果、営業損失1百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は431百万円となり、前連結会計年度末と比べ123百万円増加しました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローはプラス338百万円(前期はマイナス7百万円)となりました。これは主に、減価償却費244百万円、売上債権の減少102百万円、棚卸資産の減少80百万円、支払サイト短縮化に伴う仕入債務の減少239百万円等があったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローはマイナス139百万円(前期はマイナス582百万円)となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入230百万円、有形固定資産の取得による支出334百万円等があったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローはマイナス73百万円(前期はプラス501百万円)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出390百万円、新株予約権の行使による株式の発行による収入294百万円等があったことによるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。 セグメント   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) チェーン事業 (千円)   3,581,551   6.7 金属射出成形事業 (千円)   237,032   14.6 報告セグメント計 (千円)   3,818,583   7.1 (注)1.金額は販売価格によっております。 2.セグメント間の取引はありません。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。 セグメント   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) チェーン事業 (千円)   3,777,147   △1.0 金属射出成形事業 (千円)   277,568   15.7 報告セグメント計 (千円)   4,054,715   △0.1 (注)1.金額は販売価格で表示しております。 2.セグメント間の取引はありません。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。 セグメント   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) チェーン事業 (千円)   3,825,973   0.7 金属射出成形事業 (千円)   247,134   13.5 不動産賃貸事業 (千円)   37,480   △6.2 報告セグメント計 (千円)   4,110,588   1.4 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討につきましては、「(1)経営成績等の状況の概況 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3.事業等のリスク」に記載のとおりであります。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討につきましては、「(1)経営成績等の状況の概況 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 チェーン事業につきましては、市場の多様なニーズにより多く・迅速に対応するため、老朽化した設備を更新してまいります。 金属射出成形事業につきましては、既存分野からの安定的な受注量を確保し、新たな分野の開拓に向けて積極的に営業活動を行ってまいります。 不動産賃貸事業につきましては、安定した賃貸収益を維持してまいります。 その他事業につきましては、市場環境の変化に応じた最適な資産配分を通じて、リスク分散を図ってまいります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に関する情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析・検討については、「(1)経営成績等の状況の概況 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、設備投資に必要な資金ならびにその他の所要資金には手元資金を充当することを基本的な方針とし、必要な都度、金融機関からの借入による資金調達を行うこととしております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、決算日における資産・負債の報告数値、報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りは、主に繰延税金資産の回収可能性等であり、見積り評価については、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる基準等に基づき行っております。しかしながら、実際の結果は、見積り特有の不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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